JP2001509805A - 細胞増殖阻害剤としてのピリド〔2,3−d〕ピリミジンおよび4−アミノピリミジン - Google Patents

細胞増殖阻害剤としてのピリド〔2,3−d〕ピリミジンおよび4−アミノピリミジン

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Abstract

(57)【要約】 本発明によれば、例えばがんおよび再発狭窄症のような細胞増殖障害を治療するのに有用なピリドピリミジンおよび4−アミノピリミジンが提供される。本発明者等は、サイクリン依存性キナーゼ(cdks)および増殖因子仲介キナーゼの強力な阻害剤である一群の7,8−ジヒドロ−2−(アミノおよびチオ)ピリド〔2,3-d〕ピリミジンおよび2,4−ジアミノピリミジンを見い出した。これらの化合物は容易に合成され、経口を包含する様々なルートにより投与することができ、そして十分なバイオアベイラビリティーを有している。本発明によれば、式(I)および式(II) (式中、WはNH、S、SOまたはSO2であり、R1はフェニルおよび置換フェニルを包含し、R2はアルキルおよびシクロアルキルを包含し、R3はアルキルおよび水素を包含し、R8およびR9は水素およびアルキルを包含し、そしてZはカルボキシである)を有する化合物が提供される。本発明によれば、製薬上許容し得る担体、希釈剤または賦形剤と一緒に式(IまたはII)の化合物を含む医薬処方物も提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 細胞増殖阻害剤としてのピリド〔2,3-D〕ピリミジンおよび 4−アミノピリミジン 技術分野 本発明は、サイクリン依存性キナーゼおよび増殖因子仲介キナーゼ酵素を阻害 し、それ自体で細胞増殖障害例えばアテローム性動脈硬化、再発狭窄症およびが んの治療に有用なピリドピリミジンおよび4−アミノピリミジンに関する。 背景技術 細胞周期キナーゼは細胞周期の調節に関係する天然の酵素である(Meijer L. 「サイクリン依存性キナーゼの化学阻害剤」(Chemical Inhibitors of Cyclin-D ependent Kinases)、Progress in Cell Cycle Research,1995;1:351-363)。 代表的な酵素にはサイクリン依存性キナーゼ(cdk)cdk1、cdk2、cdk4、cdk5 、cdk6およびwee−1キナーゼが含まれている。これらのキナーゼの活性増大ま たは一時的な異常活性化が、ヒト腫瘍およびその他の増殖障害例えば再発狭窄症 の発生をもたらすことがわかっている。サイクリンとそのキナーゼパートナーと の相互作用をブロックするか、またはキナーゼに結合し、不活性化することによ り、cdkを阻害する化合物は細胞増殖の阻害をもたらし、それ故腫瘍またはその 他の異常増殖細胞を処置するのに有用である。 cdkを阻害する数種の化合物は前臨床および臨床の両方で抗腫瘍活性を示した 。例えば、フラボピリドールはいくつかのタイプの乳がんおよび肺がん細胞の強 力な阻害剤であることがわかっているフラボノイドである(Kaur等、J.Natl.C ancer Inst.,1992;84:1736-1740;Int.J.Oncol.,1996;9:1143-1168)。この 化合物はcdk2およびcdk4を阻害することがわかった。オロモウシン(Olomoucin e)〔2−(ヒドロキシエチルアミン)−6−ベンジルアミン−9−メチルプリン 〕はcdk2およびcdk5 の強力な阻害剤であり(Vesely等、Eur.J.Biochem.,1994;224:771-786)、新規 ながん療法をスクリーニングするためにNational Cancer Institute(NCI)で使 用されている約60種の異なったヒト腫瘍細胞系の増殖を阻害することがわかった (Abraham等、Biology of the Cell.1995;83:105-120)。 これまで進展があったけれども、経口で生物学的に利用可能であって、様々な ヒト腫瘍およびその他の増殖障害例えば再発狭窄症およびアテローム性動脈硬化 を治療するのに有用である低分子量の化合物に対する探索がなお続けられている 。 発明の要約 本発明によれば、細胞増殖障害例えばがん、アテローム性動脈硬化、再発狭窄 症、乾癬、および子宮内膜症の治療に有用であるピリドピリミジンおよび4−ア ミノピリミジンが提供される。本発明者等は、サイクリン依存性キナーゼ(cdks) の強力な阻害剤である一群の7,8−ジヒドロ−2−(アミノおよびチオ)−7−( オキソ、チオまたはイミノ)−ピリド〔2,3-d〕ピリミジンおよび4−アミノピ リミジンを見つけだした。これらの化合物は容易に合成され、経口および非経口 を含む様々な経路で投与することができ、また毒性をほとんどまたは全く有して いない。 本発明の化合物は次の式(I)および式(II)の化合物群およびそれらの製薬 上許容し得る塩のメンバーである: 〔式中、 WはNH、S、SOまたはSO2であり; R1およびR2はアルキル、シクロアルキル、置換アルキルおよび置換シクロアル キルを包含し; R3は水素、アルキルおよびハロゲンを包含し; XはO、SまたはNHであり; R8およびR9は独立して水素、アルキル、アルコキシ、ハロ、アミノ等である〕 。 本発明によれば、製薬上許容し得る担体、希釈剤または賦形剤と共に、式(I )または(II)の化合物を含有する医薬処方物が提供される。 本発明の範囲に入る化合物はサイクリン依存性キナーゼ例えばcdk2、cdk2お よびcdk4の阻害剤である。本発明の化合物のうちのいくつかは血小板由来増殖 因子(PDGF)、繊維芽細胞増殖因子(FGF)、および上皮増殖因子(EGF)を含む増 殖因子仲介チロシンキナーゼも阻害する。サイクリン依存性、および増殖因子仲 介チロシンキナーゼの阻害剤として、本発明の化合物は哺乳動物の増殖障害例え ばがん、乾癬、アテローム性動脈硬化に伴う血管平滑筋細胞増殖および外科手術 後の血管狭窄および再発狭窄症のコントロールに有用である。 本発明のその他の態様は細胞増殖に起因する疾患に罹っている患者を治療する 方法である。この方法は治療を要する患者に式(I)および/または式(II)を 有する化合物の治療上有効な量を投与することによる上皮由来の腫瘍形成性細胞 の増殖および血管平滑筋増殖および/または細胞移動の阻害を伴うものである。 本発明のその他の態様は、DNA腫瘍ウイルス例えばヘルペスウイルスに起因 する疾患に罹っている患者を治療する方法である。 発明の詳述 本発明者等は、サイクリン依存性キナーゼ(cdks)の強力な阻害剤であ って、異常な細胞増殖に起因する疾患に罹っている患者の治療に有用な薬剤であ る新規な一群の化合物を見つけだした。本発明の範囲に入る化合物は例えばcdc 2、cdk2およびcdk4のようなサイクリン依存性キナーゼの阻害剤である。サイ クリン依存性キナーゼの阻害剤として、本発明の化合物は哺乳動物の増殖障害例 えばがん、乾癬、アテローム性動脈硬化、外科手術後の血管狭窄症および再発狭 窄症を伴う血管平滑筋増殖のコントロールに有用である。 本発明の化合物は次の式(I)の化合物およびそれらの製薬上許容し得る塩を 含んでいる: 上記式中、 点線は場合によっては二重結合を表わし; WはNH、S、SOまたはSO2であり; XはO、SまたはNHのいずれかであり; R1およびR2は独立してH、(CH2)nAr、(CH2)nヘテロアリール、(CH2)nヘテロシ クリル、C1-C10アルキル、C3-C10シクロアルキル、C2-C10アルケニルおよびC2-C10 アルキニルからなる群から選択され、ここでnは0、1、2または3であり、 そして(CH2)nAr、(CH2)nヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルケニ ルおよびアルキニル基は場合によっては5個までの基で置換され、そしてこの基 はNR4R5、N(O)R4R5、NR4R5R6Y、アルキル、フェニル、置換フェニル、(CH2)nヘ テロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、チオール、チオアルキル 、ハロ、COR4、CO2R4、CONR4R5、SO2NR4R5、SO3R4、PO3R4、アルデヒド、ニトリ ル、ニトロ、ヘ NHC(O)T(CH2)mQR4、T(CH2)mC(O)NR4NR5またはT(CH2)mCO2R4から選択され、ここ でmはそれぞれ独立して1〜6であり、TはO、S、NR4、N(O)R4、NR4R6Yまた はCR4R5であり、そしてQはO、S、NR5、N(O)R5またはNR5R6Yであり; R3はH、アルキル、ハロゲン、NO2、NR4R5、COOR5、OR4、CNまたはCONR4R5で あり; R4およびR5はそれぞれ独立して水素、C1-C6アルキル、置換アルキル、C2-C6ア ルケニル、C2-C6アルキニル、(CH2)nAr、C3-C10シクロアルキル、ヘテロシクリ ルおよびヘテロアリールからなる群から選択されるか、または R4およびR5はそれらが結合している窒素と一緒になって場合によっては3〜7 個の炭素原子を有する環を形成し、そしてこの環は場合によっては窒素、置換窒 素、酸素および硫黄からなる群から選択されるヘテロ原子1、2または3個を含 有し; R4およびR5がそれらが結合している窒素と一緒になって環を形成している場合 、この環は場合によってはOH、OR4、NR4R5、(CH2)mOR4、(CH2)mNR4R5、T-(CH2)m QR4、C0-T-(CH2)mQR4、NH(CO)T(CH2)mQR4、T-(CH2)mCO2R4またはT(CH2)mCONR4R5 から選択される基1〜3個で置換され; R6はアルキルであり; R8およびR9は独立してH、C1-C3アルキル、NR4R5、N(O)R4R5、NR4R5R6Y、ヒド ロキシ、アルコキシ、チオール、チオアルキル、ハロ、COR4、CO2R4、CONR4R5、 SO2NR4R5、SO3R4、PO3R4、CHO、CNまたはNO2であり;そして Yはハロ対イオンである。 式(I)の化合物の特に好ましい群は、XがOである上記式を有している。 別の好ましい化合物群はWがNHである化合物である。 式(I)の化合物の好ましい群はXがOであり、そしてR3がCH3またはHであ る上記式を有している。特に好ましい化合物群では、XがOであり、そしてR3が Hである。 R8およびR9が共に水素である式(I)の化合物も好ましい。 式(I)の化合物の別の好ましい群はXがOであり、そしてR2がEt、Pr、i-Pr 、i-Bu、i−ペンチルまたはシクロアルキルである上記式を有している。特に好 ましい化合物群では、XがOであり、そしてR2がi-Prまたはi−ペンチルである 。 式(I)の化合物のさらに別の好ましい群では、XがOであり、そしてR1がフ ェニルである。式(I)の化合物の別の好ましい群は以下の構造上の特徴の一つ または二つ以上を有している: XがOであり、そしてC5とC6との間に二重結合が存在し、R1が場合によっては 4−ピペリジニル(置換分を有しているか、または有していない)、4−(2− ジエチルアミノエトキシ)または4−(4−メチルピペラジン−1−イル)で置 換されているフェニルであり;そしてR2が分枝鎖アルキルまたはシクロアルキル であり、限定するものではないが、イソプロピル、シクロペンチル、シクロヘキ シルまたはノルボルニルを含んでいる。特に好ましい化合物群では、XがOであ り、そしてR1がヒドロキシ、アルコキシ、NR4R5またはT(CH2)mQR4で置換された フェニルであり、ここでR4およびR5、T、mおよびQのいずれも前文に定義した とおりである。さらに好ましい化合物群では、XがOであり、そしてR1がNR4R5 またはT(CH2)mQR4で置換されたフェニルであり、ここでR4およびR5、T、mおよ びQのいずれも前文に定義したとおりである。 式(I)の化合物の別の好ましい群はXがNHである化合物である。 本発明の最も好ましい化合物は式 (式中R2は先の定義のとおりであり、そしてArはフェニル、置換フェニルまた はヘテロアリールである)を有している。理想的には、R2はアルキル例えばエチ ル、イソプロピル、プロピル、ブチルまたはイソペンチル、またはシクロアルキ ル、例えばノルボルニル、シクロヘキシルまたはアダマンチルである。最も好ま しいAr基はフェニル、好ましくは、フェニル、クロロ、ブロモ、メチル、メトキ シ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、2−ジメチルアミノエトキシ、メトキシカ ルボニルメチル、カルボキシ、カルボキシメチル、エトキシカルボニル、2−カ ルボキシエチル、2−エトキシカルボニルエチル、NR4R5およびO(CH2)0-6NR4R5( ここでR4およびR5は先の定義のとおりである)から選択される基1、2または3 個で置換されたフェニルである。別の好ましいAr基はチアゾリル、例えば場合に よってはフェニル、ヒドロキシフェニルまたはアルコキシフェニルで置換された 2−チアゾリルである。 本発明のさらに好ましい態様は以下の実施例38、41、43、51、52、53、55、74 、79、84および85の化合物を包含する。さらにより好ましい化合物は以下の実施 例59、60、77、217および259に示された化合物である。 WがS、SOまたはSO2である式(I)の化合物は、WがNHである化合物に誘導す る中間体として特に有用であるが、これらの化合物はサイクリン依存性キナーゼ に対して阻害作用も示す。 本発明の化合物は以下の式(II)の化合物およびそれらの製薬上許容し得る塩 をさらに包含している: 上記式中、 点線は場合によってはトランスまたはシス−立体化学の二重結合を表わし; WはNH、S、 SOまたはSO2であり; ZはCOOR7、CN、CHO、CH2OR7、CH2NHR7、CONHR7またはCOR7であり; R1およびR2は独立してH、(CH2)nPh、(CH2)nヘテロアリール、(CH2)nヘテロシ クリル、C1-C10アルキル、C3-C10シクロアルキル、C2-C10アルケニルおよびC2-C10 アルキニルからなる群から選択され、ここでnは0、1、2または3であり、 そして(CH2)nPh、(CH2)nヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルケニ ルおよびアルキニル基は場合によってはNR4R5、N(O)R4R5、NR4R5R6Y、フェニル 、置換フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、チオール、チオアルキ ル、ハロ、COR4、CO2R4、CONR4R5、SO2NR4R5、SO3R4、PO3R4、アルデヒド、ニト リル、ニトロ、ヘテロアリールオキシ、T(CH2)mQR4、C(O)T(CH2)mQR4、NHC(O)T( CH2)mQR4またはT(CH2)mCO2R4の基で置換され、ここでmは1〜6であり、TはO 、S、NR4、N(O)R4、NR4R6YまたはCR4R5であり、そしてQはO、S、NR5、N(O)R5 またはNR5R6Yであり; R3はHまたはアルキルであり; R4およびR5は独立して水素、C1-C6アルキル、置換アルキル、C2-C6アルケニル 、C2-C6アルキニル、(CH2)nPh、C3-C10シクロアルキルおよびヘテロアリールか らなる群から選択されるか、または R4およびR5はそれらが結合している窒素と一緒になって場合によっては3〜7 個の炭素原子を有する環を形成し、そしてこの環は場合によっては 窒素、置換窒素、酸素および硫黄からなる群から選択されるヘテロ原子1、2ま たは3個を含有し; R6はアルキルであり; Yはハロ対イオンであり; R7はH、低級アルキルまたはフェニルの一つであり; R8およびR9は独立してH、C1-C3アルキル、NR4R5、N(O)R4R5、NR4R5R6Y、ヒド ロキシ、アルコキシ、チオール、チオアルキル、ハロ、COR4、CO2R4、CONR4R5、 SO2NR4R5、SO3R4、PO3R4、CHO、CNまたはNO2である。 好ましくは、式(II)の化合物はC5とC6との間にトランス二重結合を有し、さ らに好ましくはR1はフェニルであり、そしてさらに好ましくはR1がフェニルであ り、そしてR2がアルキルまたはシクロアルキルである。 R8およびR9が共に水素である式(II)の化合物も好ましい。 NR4R5基の例には、アミノ、メチルアミノ、ジイソプロピルアミノ、アセチル アミノ、プロピオニルアミノ、3−アミノプロピルアミノ、3−エチルアミノブ チルアミノ、3−ジ−n−プロピルアミノ−プロピルアミノ、4−ジエチルアミ ノブチルアミノおよび3−カルボキシプロピオニルアミノが含まれる。R4および R5はそれらが結合している窒素と一緒になって炭素原子3〜7個および窒素、置 換窒素、酸素および硫黄からなる群から選択されるヘテロ原子1、2または3個 を有する環を形成することができる。このような環状NR4R5基の例にはピロリジ ニル、ピペラジニル、4−メチルピペラジニル、4−ベンジルピペラジニル、ピ リジニル、ピペリジニル、ピラジニル、モルホリニル等がある。 特段の明記がない限り、本文全体にわたって以下の定義に従うものとする。 「アルキル」は1〜10個の炭素原子(特段の記載のない限り)を有する直鎖ま たは分枝鎖炭化水素基を意味し、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプ ロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブ チル、n−ペンチル、イソペンチル、n−ヘキシル等を包含する。 「ハロ」はフルオロ、クロロ、ブロモおよびヨードを包含する。 「アルケニル」は2〜6個の炭素原子および1個の二重結合を有する直鎖また は分枝鎖炭化水素基を意味し、エテニル、3−ブテン−1−イル、2−エテニル ブチル、3−ヘキセン−1−イル等を包含する。 「アルキニル」は2〜6個の炭素原子および1個の三重結合を有する直鎖また は分枝鎖炭化水素基を意味し、エチニル、3−ブチン−1−イル、プロピニル、 2−ブチン−1−イル、3−ペンチン−1−イル等を包含する。 「シクロアルキル」は単環式または多環式炭化水素基例えばシクロプロピル、 シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロデシル、シクロブチル、アダマンチル 、ノルピナニル、デカリニル、ノルボルニル、シクロヘキシルおよびシクロペン チルを意味する。このような基は例えばヒドロキシ、ケト等のような基で置換さ れていてよい。ヘテロ原子1〜3個が炭素を置換している環も包含される。この ような基は「ヘテロシクリル」と称され、このヘテロシクリルはO、SまたはNH2 から選択されるヘテロ原子を少なくとも1個をも担持するシクロアルキル基を 意味し、例えばオキシラニル、ピロリジニル、ピペリジル、テトラヒドロピラン およびモルホリンがある。 「アルコキシ」は酸素を介して結合されている上述したアルキル基を称し、こ の例にはメトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、tert−ブトキシ等が包含される 。さらに、アルコキシは例えば-O-(CH2)2-O-CH3等のようなポリエーテルをも称 する。 「アルカノイル」基はカルボニルを介して結合されているアルキル、すなわち C1-C5-C(O)-である。このような基はホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチ リルおよびイソブチリルを包含する。 「アシル」はカルボニル基を介して結合されているアルキルまたはアリ ール(Ar)基すなわちR-C(O)-を意味する。例えば、アシルは、アルキル部分がNR4 R5またはカルボキシルまたは複素環基で置換されていてよい置換アルカノイルを 包含するC1-C6アルカノイルを包含する。典型的なアシル基はアセチル、ベンゾ イル等を包含する。 上述したアルキル、アルケニル、アルコキシおよびアルキニル基は場合によっ ては置換されていて、好ましくはNR4R5、フェニル、置換フェニル、チオC1-C6ア ルキル、C1-C6アルコキシ、ヒドロキシ、カルボキシ、C1-C6アルコキシカルボニ ル、ハロ、ニトリル、シクロアルキルおよび5〜6員炭素環または窒素、置換窒 素、酸素および硫黄から選択されるヘテロ原子1または2個を有する複素環から 選択される基1〜3個で置換されている。「置換窒素」はC1-C6アルキルまたは( CH2)nPh(nは1、2または3である)を担持する窒素を意味する。ペルハロお よびポリハロ置換も包含されている。 置換アルキル基の例には、2−アミノエチル、ペンタクロロエチル、トリフル オロメチル、2−ジエチルアミノエチル、2−ジメチルアミノプロピル、エトキ シカルボニルメチル、3−フェニルブチル、メタニルスルファニルメチル、メト キシメチル、3−ヒドロキシペンチル、2−カルボキシブチル、4−クロロブチ ル、3−シクロプロピルプロピル、ペンタフルオロエチル、3−モルホリノプロ ピル、ピペラジニルメチルおよび2−(4−メチルピペラジニル)エチルが包含 される。 置換アルキニル基の例には、2−メトキシエチニル、2−エチルスルファニル エチニル、4−(1−ピペラジニル)−3−(ブチニル)、3−フェニル−5− ヘキシニル、3−ジエチルアミノ−3−ブチニル、4−クロロ−3−ブチニル、 4−シクロブチル−4−ヘキセニル等が包含される。 代表的な置換アルコキシ基には、アミノメトキシ、トリフルオロメトキシ、2 −ジエチルアミノエトキシ、2−エトキシカルボニルエトキシ、3−ヒドロキシ プロポキシ、6−カルボキシヘキシルオキシ等が包含され る。 さらに、置換アルキル、アルケニルおよびアルキニル基の例には、ジメチルア ミノメチル、カルボキシメチル、4−ジメチルアミノ−3−ブテン−1−イル、 5−エチルメチルアミノ−3−ペンチン−1−イル、4−モルホリノブチル、4 −テトラヒドロピリジニルブチル、3−イミダゾリジン−1−イルプロピル、4 −テトラヒドロチアゾール−3−イル−ブチル、フェニルメチル、3−クロロフ ェニルメチル等が包含される。 「Ar」および「アリール」なる用語は、非置換および置換芳香族基を称する。 ヘテロアリール基は4〜9個の環原子を有し、それの1〜4個は独立してO、S およびNからなる群から選択される。好ましいヘテロアリール基は5−または6 −員芳香環中にヘテロ原子1〜2個を有している。単環および二環芳香環系はア リールおよびヘテロアリールの定義に含まれる。代表的なアリールおよびヘテロ アリール基には、フェニル、3−クロロフェニル、2,6−ジブロモフェニル、ピ リジル、3−メチルピリジル、ベンゾチエニル、2,4,6−トリブロモフェニル、 4−エチルベンゾチエニル、フラニル、3,4−ジエチルフラニル、ナフチル、4,7 −ジクロロナフチル、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、チアゾール等が包 含される。 好ましいAr基はフェニルおよびアルキル、アルコキシ、チオ、チオアルキル、 ヒドロキシ、-COOR7、式-NR4R5のアミノおよびT(CH2)mQR4またはT(CH2)mQCO2R4 からなる群から独立して選択される基1、2または3個で置換されているフェニ ルであり、ここでmは1〜6であり、TはO、S、NR4、N(O)R4、NR4R6YまたはC R4R5であり、QはO、S、NR5、N(O)R5またはNR5R6Yであり、R4およびR5は先に 記載のとおりであり、そしてR7はアルキルまたは置換アルキル例えばメチル、ト リクロロエチル、ジフェニルメチル等である。アルキルおよびアルコキシ基は先 の定義のとおり置換されていてよい。例えば、代表的な基はカルボキシアルキル 、アルコキシカルボニルアルキル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシアルコキシ およびアル コキシアルキルである。 本発明の化合物は非溶媒和形態および溶媒和形態(水和形態を包含する)で存在 し得る。一般には、水和形態を包含する溶媒和形態は非溶媒和形態と均等であり 、本発明の範囲内に包含されることが企図されている。 式(I)および(II)の化合物はさらに式(I)および/または(II)の化合 物の塩〔酸付加塩および/または塩基塩を包含するが、これらに限定されるもの ではない〕、溶媒和物およびN−オキシドからなる両者の製薬上許容し得る処方 物を形成し得る。本発明は製薬上許容し得る担体、希釈剤または賦形剤と共に式 (I)および/または(II)の化合物を包含する医薬処方物も提供する。これら の形態はすべて本発明の範囲内にある。 式(I)および(II)の化合物の製薬上許容し得る酸付加塩は、無機酸例えば 塩酸、硝酸、リン酸、硫酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、亜リン酸等から誘導さ れる塩、および有機酸、例えば脂肪族モノおよびジカルボン酸、フェニル置換ア ルカン酸、ヒドロキシアルカン酸、アルカン二酸、芳香族酸、脂肪族および芳香 族スルホン酸等から誘導される塩を包含する。それでこのような塩は、硫酸塩、 ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、第二リン酸 塩、第一リン酸塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、クロリド、ブロミド、ヨージ ド、酢酸塩、プロピオン酸塩、カプリン酸塩、イソ酪酸塩、シュウ酸塩、マロン 酸塩、コハク酸塩、スベリン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、 マンデル酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニトロ安 息香酸塩、フタル酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、フェニ ル酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩 等を包含する。アミノ酸の塩例えばアルギン酸塩、グルコン酸塩、ガラクツロン 酸塩等も企図されている;例えばBerge等、“Pharmaceutical Salts”,J.of P harmaceutical Science,1977;66:1-19を参照。 塩基性化合物の酸付加塩は遊離塩基形態を塩を生成するのに十分な量の所望の 酸と常法で接触させることによって製造する。遊離塩基形態は常法で塩形態を塩 基と接触させ、遊離塩基を単離することにより再生成することができる。遊離塩 基形態は例えば極性溶媒での溶解度のようなある種の物理的性質においてそれら の塩形態とは若干異なっているが、その他では塩は本発明の目的のためにはそれ らの遊離塩基と均等である。 製薬上許容し得る塩基付加塩は金属またはアミン例えばアルカリおよびアルカ リ土類金属水酸化物または有機アミンで形成される。陽イオンとして使用される 金属の例はナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム等である。適当な アミンの例はN,N'−ジベンジルエチレンジアミン、クロロプロカイン、コリン、 ジエタノールアミン、エチレンジアミン、N−メチルグルカミンおよびプロカイ ンであり;例えば上述したBerge等を参照。 酸性化合物の塩基付加塩は遊離酸形態を塩を生成するのに十分な量の所望の塩 基と常法で接触させることにより製造する。遊離酸形態は常法で塩形態を酸と接 触させ、遊離酸を単離することにより再生成することができる。遊離酸形態は例 えば極性溶媒での溶解度のようなある種の物理的性質においてそれらの塩形態と は若干異なっているが、その他では塩は本発明の目的のためにはそれらの遊離酸 と均等である。 本発明の化合物は、がん(例えば、白血病および肺、乳、前立腺のがんおよび 皮膚がん例えばメラノーマ)およびその他の増殖性疾患(限定されるものではな いが、乾癬、HSV、HIV、再発狭窄症およびアテローム性動脈硬化を包含する)の 治療に有用である。本発明の化合物をがんの治療に使用するには、がんに罹って いる患者に本発明の化合物を含む製薬上許容し得る組成物の治療上有効な量を投 与する。 本発明のさらに他の態様は、血管平滑筋細胞増殖に起因する疾患に罹っている 患者を治療する方法にある。本発明の範囲内に入る化合物は血管平 滑筋細胞増殖および移動を有効に阻止する。本発明の方法は、治療を必要として いる患者に式(I)および/または(II)の化合物の有効量を投与することによ り血管平滑筋増殖および/または移動を阻止することを伴っている。 本発明の化合物は、桂皮および経腸投与を含む種々の経口および非経口剤形で 処方し、投与することができる。以下の剤形は有効成分として式(I)および/ または(II)の化合物か、または式(I)および/または(II)の化合物の相当 する製薬上許容し得る塩または溶媒和物を含有し得ることが当業者に明らかであ る。 本発明のその他の態様は、製薬上許容し得る担体、希釈剤または賦形剤と一緒 に式(I)および/または(II)の化合物を含有する医薬処方物である。本発明 の化合物で医薬組成物を調製するためには、製薬上許容し得る担体は固体または 液体であってよい。固形製剤は散剤、錠剤、丸剤、カプセル剤、カシエ剤、坐剤 および調剤可能な顆粒剤を包含する。固体担体は、希釈剤、着香剤、結合剤、保 存剤、錠剤崩壊剤またはカプセル充填剤としても作用し得る物質の一種または二 種以上であってよい。 散剤では、担体は微細な固体例えばタルクまたはデンプンであり、これは微細 な活性成分との混合物である。錠剤では、活性成分を必要な結合性を有する担体 と適当な割合で混合し、そして所望の形状およびサイズに圧縮する。 本発明の処方物は好ましくは活性化合物を約5%乃至約70%またはそれ以上含 有する。適当な担体には、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タル ク、糖、乳糖、ペクチン、デキストリン、デンプン、ゼラチン、トラガカント、 メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、低融点ワックス、 カカオ脂等が含まれる。好ましい経口用の形態はカプセル剤であり、これは担体 としてカプセル剤を提供するカプセル充填剤と活性化合物との処方物を含み、カ プセル剤においてはその他の担体 を伴うかまたは伴わずに活性成分は担体で囲まれていて、このようにして担体と 合同している。同じく、カシエ剤およびロゼンジが含まれる。錠剤、散剤、カプ セル剤、丸剤、カシエ剤およびロゼンジは経口投与に適した固形剤形として使用 し得る。 坐剤を調製するためには、低融点ワックス、例えば脂肪酸グリセリドの混合物 またはカカオ脂をまず溶融し、そして活性成分を撹拌によるなどして均質に分散 させる。次に、溶融した均質混合物を通常のサイズの型に注入し、冷却し、それ により固化させる。 液状形態の製剤は液剤、懸濁剤および乳剤例えば水または水/プロピレングリ コール溶液を包含する。非経口注射のためには、液状製剤はポリエチレングリコ ール溶液、等張性生理食塩水、5%グルコース水溶液等での液剤で処方すること ができる。経口用途に適した水溶液は活性成分を水に溶解し、そして所望により 適当な着色剤、着香剤、安定剤および粘稠化剤を加えることによって調製するこ とができる。経口使用に適した水性懸濁剤は微細な活性成分を水に分散させ、そ して粘稠性材料、例えば天然または合成のゴム、樹脂、メチルセルロース、カル ボキシメチルセルロースナトリウムまたはその他の周知の懸濁剤と混合すること によって製造することができる。 使用直前に、経口投与のための液状製剤に変換することを企図している固形製 剤も包含される。このような液状形態には、液剤、懸濁剤および乳剤が含まれる 。これらの製剤は、活性成分に加えて、着色剤、着香剤、安定剤、緩衝剤、人工 および天然甘味料、分散剤、粘稠化剤、安定剤等を含有していてよい。ワックス 、ポリマー、微粒材料等を徐放性剤形を調製するのに使用することができる。ま た、活性化合物を長期にわたって均一に送達するために浸透圧ポンプを使用する こともできる。 本発明の医薬組成物は好ましくは単位投与量形態である。この形態では、製剤 を適切な量の活性成分を含む単位投与量に小分けする。単位投与量形 態は包装製剤(包装は別々の量で製剤を含有している)、例えば小包装した錠剤 、カプセル剤、およびバイアルまたはアンプル中の散剤であってよい。また、単 位投与量形態はカプセル、錠剤、カシエまたはロゼンジそれ自体であってもよい し、また包装形態でのこれらのいずれかの適切な数であってもよい。 式(I)および/または式(II)の化合物の治療上有効な用量は一般には約1 mg〜約100mg/kg体重/日である。典型的な成人用用量は約50mg〜約800mg/日で ある。単位用量製剤中の活性成分の量は特別な適用例および活性成分の効力に従 って約0.1mg〜約500mg、好ましくは約0.5mg〜約100mgに変化または調整すること ができる。所望により、組成物はその他の相容性の治療剤を含有していてよい。 式(I)および/または(II)の化合物による治療を必要とする患者に約1mg〜 約500mg/日の投与量を単回または24時間にわたる多重用量で投与する。 本発明の化合物は、その他のタンパク質をリン酸化する能力を有するタンパク 質例えばcdks、PDGFr、FGFr、c-srcおよびEGFr-FLに結合可能であって、これら のタンパク質の活性を阻害することができる。cdksはサイクリンと複合体を形成 し、そしてこれらの複合体は重要なタンパク質をリン酸化して細胞を細胞サイク ル中を進むようにするものである(Meijer L.,Progrers in Cell Cycle Research ,1995;1:351-363)。本発明の化合物はこのリン酸化を阻害し、それ故、がんお よび/または再発狭窄症およびその他の増殖性疾患を治療するための抗増殖剤と して使用することができる。 cdksおよびその他のキナーゼに対する阻害活性により、本発明の化合物はイン ビトロおよびインビボ両方でのこれらのキナーゼの作用機序を研究するための有 用な研究ツールである。 本発明の形態はここでは現在のところ好ましい実施態様を構成しているが、そ の他に多くのものが可能である。本文では本発明の可能な均等の形 態または細分した形態について全てを記述することを企図していない。本文で使 用する用語は限定よりもむしろ単なる記述であって、当業者は本発明の精神また は範囲を逸脱することなく様々な変化をなし得ることを理解することは明白であ る。 以下の化合物は、本発明によって提供される特定の実施態様を例示するもので あり、以下に列挙する化合物は好ましい実施態様に入るものである。 8−(3−フェノキシ−ベンジル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2, 3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−シクロプロピル−エチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[ 2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−ナフタレン−2−イル−エチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3,5−ジメトキシ−ベンジル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3 -d]ピリミジン−7−オン; 8−ヘキサ−2−イニル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン; 8−(4−メチルスルファニル−ベンジル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3,3−ジメチル−ブチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2, 3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−フェネチル−ベンジル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2, 3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−エチル−ヘキシル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキサ−3−エニルメチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[ 2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルメチル−2−フェニルアミノ−8H− ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−クロロ−2−ニトロ−ベンジル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−エチルーオキセタン−3−イルメチル)−2−フェニルアミノ−8 H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エチル]−2−フェニルアミノ−8 H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロ−プロピル)−2−フェニルアミノ−8H− ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−8H −ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メチル−ブタ−2−エニル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[2−(4−t−ブチル−フェノキシ)−エチル]−2−フェニルアミノ −8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−エチル−ベンジル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−(2−フェノキシ−エチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3- d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−メチル−アリル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−(3−メチル−ベンジル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−(4−メチル−ベンジル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−(2−ブトキシ−エチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(2,2,2−トリフルオロ−エチル)−8H−ピリド[2 ,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(2−チオフェン−2−イル−エチル)−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル−2−フェニルアミノ−8H −ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシルメチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−(2−エトキシ−エチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−チオフェン−2−イルメチル−8H−ピリド[2,3- d]ピリミジン−7−オン; 8−フラン−2−イルメチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−(3−フェニル−アリル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−フラン−3−イルメチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−(3−メトキシ−プロピル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3- d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メチルービシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルメチル)−2− フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(3−フェニル−プロパ−2−イニル)−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−メチル−3−オキソ−ブチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[ビス−(4−フルオロ−フェニル)−メチル]−2−フェニルアミノ− 8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[シクロプロピル−(4−フルオロ−フェニル)−メチル]−2−フェニ ルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−イソプロピル−シクロヘキシル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7−ドデカフルオロ−1,1−ジメチル−ヘプチル) −2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(1,7,7−トリメチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ− 2−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−フェニル−エチ ル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(2,2,2−トリクロロ−1−フェニル−エチル)− 8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2,3−ジメチル−シクロヘキシル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキサ−2−エニル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(1,3,3−トリメチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ− 2−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル−2−フェニルアミノ−8 H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−ナフタレン−2−イル−エチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−2−フェニル−エチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2,5−ジメチル−シクロヘキシル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−s−ブチル−シクロヘキシル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキサ−3−エニル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−インダン−1−イル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン; 8−(2−イソプロピル−5−メチル−シクロヘキシル)−2−フェニルアミ ノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−ナフタレン−2−イル−エチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2,6−ジメチル−シクロヘキシル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(5−イソプロピル−2−メチル−シクロヘキシル)−2−フェニルアミ ノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−ペンタ−2−イニル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−2,2−ジフェニル−エチル)−2−フェニルアミノ−8H− ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[1−(4−メトキシ−フェニル)−エチル]−2−フェニルアミノ−8 H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(1,2,3,4−テトラヒドローナフタレン−2− イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(1−p−トリル−エチル)−8H−ピリド[2,3- d]ピリミジン−7−オン; 8−アダマンタン−2−イル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−ブタ−3−イニル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−シクロヘキシル−エチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[ 2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ジシクロヘキシルメチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(フェニル−o−トリル−メチル)−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[1−(3,4−ジクロロ−フェニル)−エチル]−2−フェニルアミノ−8 H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−ヘキシル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−インダン−2−イル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン; 8−[1−(2−ブロモ−フェニル)−エチル]−2−フェニルアミノ−8H −ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−メトキシ−1−メチル−エチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−2−フェニル−エチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−エチループロピル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−(4−イソプロピル−シクロヘキシル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−アセナフテン−1−イル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−(2−オキソ−シクロヘキシル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[ 2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル) −8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−ヘプチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−[フェニル−(2−トリフルオロメチル−フェニル )−メチル]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(1,7,7−トリメチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ− 2−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−1−δ6−チオフェン−3−イル)−2− フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−ビフェニル−4−イル−エチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メチル−シクロヘキシル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[ 2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ベンズヒドリル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン −7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(9H−キサンテン−9−イル)−8H−ピリド[ 2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−ペンチル−プロパ−2−イニル)−2−フェニルアミノ−8H −ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(オクタヒドロ−インデン−5−イル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(2−フェニル−シクロヘキシル)−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3,5−ジメチル−シクロヘキシル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−t−ブチル−シクロヘキシル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[ 2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[3−フェノキシ−1−(2−フェノキシ−エチル)−プロピル]−2− フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−シクロヘキシル−プロピル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−エチル−プロパ−2−イニル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(1−フェニル−ヘプチル)−8H−ピリド[2,3- d]ピリミジン−7−オン; 8−[(4−メトキシ−フェニル)−ピリジン−2−イル−メチル]−2−フ ェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロヘキシル−4−イル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3- d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−メチル−シクロヘキシル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[ 2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン −7−オン; 8−(シクロヘキシル−フェニル−メチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(1−フェニル−プロピル)−8H−ピリド[2,3- d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(1−フェニル−プロパ−2−イニル)−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(2−フェニル−[1.3]ジオキサン−5−イル)− 8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(2,2,2−トリフルオロ−1−トリフルオロメチル一 エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(7−オキソ−2−フェニルアミノ−7H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 8−イル)−プロピオニトリル; 8−シクロオクチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン −7−オン; 8−(デカヒドロ−ナフタレン−2−イル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(9H−フルオレン−9−イル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[ 2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[4−(1,1−ジメチル−プロピル)−シクロヘキシル]−2−フェニルア ミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−イル) −2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(2,2,2−トリクロロ−1−(4−フルオロ−フェ ニル)−エチル]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−(3,3,5−トリメチル−シクロヘキシル)−8H− ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−フェノキシ−ベンジル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェ ニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−シクロプロピル−エチル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−ナフタレン−2−イル−エチル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3,5−ジメトキシ−ベンジル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェ ニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ヘキサ−2−イニル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ )−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−メチルスルファニル−ベンジル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3,3−ジメチル−ブチル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−フェネチル−ベンジル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェ ニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−エチル−ヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキサ−3−エニルメチル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルメチル−2−(4−ピペリジン−1− イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−クロロ−2−ニトロ−ベンジル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 8−(3−エチル−オキセタン−3−イルメチル)−2−(4−ピペリジン− 1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エチル]−2−(4−ピペリジン− 1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロ−プロピル)−2−(4−ピペリジン−1− イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(テトラヒドロ− フラン−2−イルメチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メチル−ブタ−2−エニル)−2−(4−ピペリジン−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[2−(4−t−ブチル−フェノキシ)−エチル]−2−(4−ピペリジ ン−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 8−(4−エチル−ベンジル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−フェノキシ−エチル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニ ルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−メチル−アリル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルア ミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メチル−ベンジル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−メチル−ベンジル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−ブトキシ−エチル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(2,2,2−トリフル オロ−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(2−チオフェン −2−イル−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル−2−(4−ピペリジン−1 −イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシルメチル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミ ノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−エトキシ−エチル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−チオフェン−2− イルメチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−フラン−2−イルメチル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルア ミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−フェニル−アリル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−フラン−3−イルメチル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルア ミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メトキシ−プロピル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニ ルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルメチル)−2−(4− ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−(3−フェニル−プロパ−2−イニル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−メチル−3−オキソ−ブチル)−2−(4−ピペリジン−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[ビス−(4−フルオロ−フェニル)−メチル]−2−(4−ピペリジン −1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[シクロプロピル−(4−フルオロ−フェニル)−メチル]−2−(4− ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン −7−オン; 8−(2−イソプロピル−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7−ドデカフルオロ−1,1−ジメチル−ヘプチル )−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3- d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(1,7,7−トリメチ ル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(2,2,2−トリフル オロ−1−フェニル−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2,3−ジメチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(テトラヒ ドロ−ピラン−4−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキサ−2−エニル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(1,3,3−トリメチ ル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル−2−(4−ピペリジン− 1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−ナフタレン−2−イル−エチル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−2−フェニル−エチル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2,5−ジメチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−s−ブチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキサ−3−エニル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−インダン−1−イル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ )−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−イソプロピル−5−メチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリ ジン−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 8−(1−ナフタレン−2−イル−エチル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2,6−ジメチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(5−イソプロピル−2−メチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリ ジン−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 8−(1−メチル−ペンタ−2−イニル)−2−(4−ピペリジン−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−(4−ピペリジン−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−2,2−ジフェニル−エチル)−2−(4−ピペリジン−1− イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[1−(4−メトキシ−フェニル)−エチル]−2−(4−ピペリジン− 1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(1,2,3,4−テトラ ヒドロ−ナフタレン−2−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(1−p−トリル −エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−アダマンタン−2−イル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルア ミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−ブタ−3−イニル)−2−(4−ピペリジン−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−(4−ピペリジン−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−シクロヘキシル−エチル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ジシクロヘキシルメチル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルア ミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(フェニル−o−トリル−メチル)−2−(4−ピペリジン−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[1−(3,4−ジクロロ−フェニル)−エチル]−2−(4−ピペリジン− 1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−ヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−インダン−2−イル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ )−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[1−(2−ブロモ−フェニル)−エチル]−2−(4−ピペリジン−1 −イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−メトキシ−1−メチル−エチル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−2−フェニル−エチル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−エチル−プロピル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−イソプロピル−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−アセナフテン−1−イル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルア ミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−オキソ−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(1,2,3,4−テトラ ヒドロ−ナフタレン−1−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−ヘプチル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[フェニル−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−メチル]−2−( 4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(1,7,7−トリメチ ル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−δ6−チオフェン−3−イル)−2−( 4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 8−(1−ビフェニル−4−イル−エチル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ベンズヒドリル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)− 8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(9H−キサンテ ン−9−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−ペンチル−プロパ−2−イニル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(オクタヒドロ−インデン−5−イル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−フェニル−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3,5−ジメチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−t−ブチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[3−フェノキシ−1−(2−フェノキシ−エチル)−プロピル]−2− (4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン; 8−(1−シクロヘキシル−プロピル)−2−(4−ピペリジン−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−エチル−プロパ−2−イニル)−2−(4−ピペリジン−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−フェニル−ヘプチル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニ ルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[(4−メトキシ−フェニル)−ピリジン−2−イル−メチル]−2−( 4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 8−ビシクロヘキシル−4−イル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニ ルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−メチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)− 8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(シクロヘキシル−フェニル−メチル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−フェニル−プロピル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニ ルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−フェニル−プロパ−2−イニル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−フェニル−[1,3]ジオキサン−5−イル)−2−(4−ピペリジン −1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(2,2,2−トリフル オロ−1−トリフルオロメチル−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 2−[7−オキソ−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−7H −ピリド[2,3-d]ピリミジン−8−イル]−プロピオニトリル; 8−シクロオクチル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)− 8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(デカヒドロ−ナフタレン−2−イル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(9H−フルオレン−9−イル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[4−(1,1−ジメチル−プロピル)−シクロヘキシル]−2−(4−ピペ リジン−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 8−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−イル) −2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−[2,2,2−トリクロ ロ−1−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(3,3,5−トリメチ ル−シクロヘキシル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (3−フェノキシ−ベンジル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−シクロプロピル−エチル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン −1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (2−ナフタレン−2−イル−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−(3,5−ジメトキシ−ベンジル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン− 1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ヘキサ−2−イニル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル) −フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (4−メチルスルファニル−ベンジル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−(3,3−ジメチル−ブチル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1− イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (2−フェネチル−ベンジル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−エチル−ヘキシル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1− イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキサ−3−エニルメチル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン −1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルメチル−2−[4−(4−メチル−ピ ペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−(4−クロロ−2−ニトロ−ベンジル)−2−[4−(4−メチル−ピペ ラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−(3−エチル−オキセタン−3−イルメチル)−2−[4−(4−メチル −ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 8−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エチル]−2−[4−(4−メチル −ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (2,2,3,3,3−ペンタフルオロ−プロピル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (テトラヒドロ−フラン−2−イルメチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−(3−メチル−ブタ−2−エニル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジ ン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 8−[2−(4−t−ブチル−フェノキシ)−エチル]−2−[4−(4−メ チル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−(4−エチル−ベンジル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1− イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (2−フェノキシ−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−メチル−アリル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イ ル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン; 8−(3−メチル−ベンジル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1− イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−メチル−ベンジル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1− イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−ブトキシ−エチル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1− イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (2,2,2−トリフルオロ−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (2−チオフェン−2−イル−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル−2−[4−(4−メチル −ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 8−シクロヘキシルメチル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル) −フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−エトキシ−エチル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1− イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− チオフェン−2−イルメチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−フラン−2−イルメチル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イ ル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (3−フェニル−アリル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−フラン−3−イルメチル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イ ル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メトキシ−プロピル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1 −イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルメチル)−2−[4− (4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2, 3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (3−フェニル−プロパ−2−イニル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−(2−メチル−3−オキソ−ブチル)−2−[4−(4−メチル−ピペラ ジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン; 8−[ビス−(4−フルオロ−フェニル)−メチル]−2−[4−(4−メチ ル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン; 8−[シクロプロピル−(4−フルオロ−フェニル)−メチル]−2−[4− (4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2, 3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−イソプロピル−シクロヘキシル)−2−[4−(4−メチル−ピペ ラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7−ドデカフルオロ−1,1−ジメチル−ヘプチル )−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8 H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (1,7,7−トリメチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)−8H−ピリド[ 2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (2,2,2−トリフルオロ−1−フェニル−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン; 8−(2,3−ジメチル−シクロヘキシル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジ ン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ−8−( テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 8−シクロヘキサ−2−エニル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1− イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (1,3,3−トリメチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)−8H−ピリド[2, 3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル−2−[4−(4−メチ ル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (1−ナフタレン−2−イル−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−(1−メチル−2−フェニル−エチル)−2−[4−(4−メチル−ピペ ラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−(2,5−ジメチル−シクロヘキシル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジ ン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 8−(4−s−ブチル−シクロヘキシル)−2−[4−(4−メチル−ピペラ ジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン; 8−シクロヘキサ−3−エニル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1− イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−インダン−1−イル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル) −フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−イソプロピル−5−メチル−シクロヘキシル)−2−[4−(4− メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (1−ナフタレン−2−イル−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−(2,6−ジメチル−シクロヘキシル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジ ン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 8−(5−イソプロピル−2−メチル−シクロヘキシル)−2−[4−(4− メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−ペンタ−2−イニル)−2−[4−(4−メチル−ピペラ ジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−[4−(4−メチル−ピペラジ ン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 8−(1−メチル−2,2−ジフェニル−エチル)−2−[4−(4−メチル−ピ ペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−[1−(4−メトキシ−フェニル)−エチル]−2−[4−(4−メチル −ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−2−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (1−p−トリル−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−アダマンタン−2−イル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イ ル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−ブタ−3−イニル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジ ン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−[4−(4−メチル−ピペラジ ン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 8−(1−シクロヘキシル−エチル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン −1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 8−ジシクロヘキシルメチル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イ ル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (フェニル−o−トリル−メチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 8−[1−(3,4−ジクロロ−フェニル)−エチル]−2−[4−(4−メチル −ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジ ン−7−オン; 8−(1−メチル−ヘキシル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1− イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−インダン−2−イル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル) −フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[1−(2−ブロモ−フェニル)−エチル]−2−[4−(4−メチル− ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−(2−メトキシ−1−メチル−エチル)−2−[4−(4−メチル−ピペ ラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−(1−メチル−2−フェニル−エチル)−2−[4−(4−メチル−ピペ ラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−(1−エチル−プロピル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1− イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−イソプロピル−シクロヘキシル)−2−[4−(4−メチル−ピペ ラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−アセナフテン−1−イル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イ ル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (2−オキソ−シクロヘキシル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン; 8−(1−メチル−ヘプチル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1− イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− [フェニル−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−メチル]−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (1,7,7−トリメチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)−8H−ピリド[2, 3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−δ6−チオフェン−3−イル)−2−[ 4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−ビフェニル−4−イル−エチル)−2−[4−(4−メチル−ピペ ラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−(3−メチル−シクロヘキシル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン −1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 8−ベンズヒドリル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェ ニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (9H−キサンテン−9−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (1−ペンチル−プロパ−2−イニル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (オクタヒドロ−インデン−5−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (2−フェニル−シクロヘキシル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 8−(3,5−ジメチル−シクロヘキシル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジ ン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 8−(4−t−ブチル−シクロヘキシル)−2−[4−(4−メチル− ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン −7−オン; 8−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン −1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− [3−フェノキシ−1−(2−フェノキシ−エチル)−プロピル]−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−シクロヘキシル−プロピル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジ ン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 8−(1−エチル−プロパ−2−イニル)−2−[4−(4−メチル−ピペラ ジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (1−フェニル−ヘプチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[(4−メトキシ−フェニル)−ピリジン−2−イル−メチル]−2−[ 4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロヘキシル−4−イル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1 −イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−メチル−シクロヘキシル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン −1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 8−シクロヘキシル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル) −フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(シクロヘキシル−フェニル−メチル)−2−[4−(4−メチル−ピペ ラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (1−フェニル−プロピル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (1−フェニル−プロパ−2−イニル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (2−フェニル−[1,3]ジオキサン−5−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (2,2,2−トリフルオロ−1−トリフルオロメチル−エチル)−8H−ピリド[2,3 -d]ピリミジン−7−オン; 2−{2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ] −7−オキソ−7H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−8−イル}−プロピオニトリ ル; 8−シクロオクチル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェ ニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(デカヒドロ−ナフタレン−2−イル)−2−[4−(4−メチル−ピペ ラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−(9H−フルオレン−9−イル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジン −1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 8−[4−(1,1−ジメチル−プロピル)−シクロヘキシル]−2−[4−(4 −メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−イル) 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H− ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− [2,2,2−トリクロロ−1−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−8H−ピ リド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8− (3,3,5−トリメチル−シクロヘキシル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−(3−フェノキシ−ベンジル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェ ニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−シクロプロピル−エチル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−ナフタレン−2−イル−エチル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3,5−ジメトキシ−ベンジル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェ ニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ヘキサ−2−イニル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ )−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−メチルスルファニル−ベンジル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3,3−ジメチル−ブチル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−フェネチル−ベンジル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェ ニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−エチル−ヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキサ−3−エニルメチル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルメチル−2−(4−ピラゾール−1− イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−クロロ−2−ニトロ−ベンジル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−エチル−オキセタン−3−イルメチル)−2−(4−ピラゾール− 1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エチル]−2−(4−ピラゾール− 1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロ−プロピル)−2−(4−ピラゾール−1− イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(テトラヒドロ− フラン−2−イルメチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メチル−ブタ−2−エニル)−2−(4−ピラゾール−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[2−(4−t−ブチル−フェノキシ)−エチル]−2−(4−ピラゾー ル−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 8−(4−エチル−ベンジル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−フェノキシ−エチル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニ ルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−メチル−アリル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルア ミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メチル−ベンジル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−メチル−ベンジル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−ブトキシ一エチル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(2,2,2−トリフル オロ−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(2−チオフェン −2−イル−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル−2−(4−ピラゾール−1 −イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシルメチル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミ ノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−エトキシ−エチル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−チオフェン−2− イルメチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−フラン−2−イルメチル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルア ミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−フェニル−アリル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−フラン−3−イルメチル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルア ミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メトキシ−プロピル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニ ルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルメチル)−2−(4− ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン −7−オン; 8−(3−フェニル−プロパ−2−イニル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−メチル−3−オキソ−ブチル)−2−(4−ピラゾール−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[ビス−(4−フルオロ−フェニル)−メチル]−2−(4−ピラゾール −1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[シクロプロピル−(4−フルオロ−フェニル)−メチル]−2−(4− ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン −7−オン; 8−(2−イソプロピル−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 8−(2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7−ドデカフルオロ−1,1−ジメチル−ヘプチル )−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3- d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(1,7,7−トリメチ ル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(2,2,2−トリフル オロ−1−フェニル−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(2,2,2−トリクロ ロ−1−フェニル−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2,3−ジメチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(テトラヒドロ− ピラン−4−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキサ−2−エニル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(1,3,3−トリメチ ル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−5−エン−2−イル−2−(4−ピラゾール− 1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−ナフタレン−2−イル−エチル)−2−(4−ピラゾール− 1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−2−フェニル−エチル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2,5−ジメチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−s−ブチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキサ−3−エニル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−インダン−1−イル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ )−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−イソプロピル−5−メチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾ ール−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 8−(1−ナフタレン−2−イル−エチル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2,6−ジメチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(5−イソプロピル−2−メチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾ ール−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 8−(1−メチル−ペンタ−2−イニル)−2−(4−ピラゾール−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−(4−ピラゾール−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−2,2−ジフェニル−エチル)−2−(4−ピラゾール−1 −イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[1−(4−メトキシ−フェニル)−エチル]−2−(4−ピラゾール− 1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(1,2,3,4−テトラ ヒドロ−ナフタレン−2−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(1−p−トリル −エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−アダマンタン−2−イル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルア ミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−ブタ−3−イニル)−2−(4−ピラゾール−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−(4−ピラゾール−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−シクロヘキシル−エチル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ジシクロヘキシルメチル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルア ミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(フェニル−o−トリル−メチル)−2−(4−ピラゾール−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[1−(3,4−ジクロロ−フェニル)−エチル]−2−(4−ピラゾール− 1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−(1−メチル−ヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−インダン−2−イル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ )−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[1−(2−ブロモ−フェニル)−エチル]−2−(4−ピラゾール−1 −イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−メトキシ−1−メチル−エチル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−2−フェニル−エチル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−エチル−プロピル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニル アミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−イソプロピル−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−アセナフテン−1−イル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルア ミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−オキソ−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(1,2,3,4−テトラ ヒドロ−ナフタレン−1−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−メチル−ヘプチル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[フェニル−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−メチル]−2−( 4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(1,7,7−トリメチ ル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−(1,1−ジオキソ−テトラヒドロ−δ6−チオフェン−3−イル)−2−( 4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 8−(1−ビフェニル−4−イル−エチル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−メチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ベンズヒドリル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)− 8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(9H−キサンテ ン−9−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−ペンチル−プロパ−2−イニル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(オクタヒドロ−インデン−5−イル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−フェニル−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3,5−ジメチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−t−ブチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−メチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[3−フェノキシ−1−(2−フェノキシ−エチル)−プロピル]−2− (4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン; 8−(1−シクロヘキシル−プロピル)−2−(4−ピラゾール−1−イル− フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−エチル−プロパ−2−イニル)−2−(4−ピラゾール−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−フェニル−ヘプチル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニ ルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[(4−メトキシ−フェニル)−ピリジン−2−イル−メチル]−2−( 4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 8−ビシクロヘキシル−4−イル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニ ルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−メチル−シクロヘキシル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)− 8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(シクロヘキシル−フェニル−メチル)−2−(4−ピラゾール− 1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−フェニル−プロピル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニ ルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−フェニル−プロパ−2−イニル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−フェニル−[1,3]ジオキサン−5−イル)−2−(4−ピラゾール −1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(2,2,2−トリフル オロ−1−トリフルオロメチル−エチル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 2−[7−オキソ−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−7H −ピリド[2,3-d]ピリミジン−8−イル]−プロピオニトリル; 8−シクロオクチル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)− 8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(デカヒドロ−ナフタレン−2−イル)−2−(4−ピラゾール−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(9H−フルオレン−9−イル)−2−(4−ピラゾール−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−[4−(1,1−ジメチル−プロピル)−シクロヘキシル]−2−(4−ピラ ゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 8−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−イル) −2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピ リド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−[2,2,2−トリクロ ロ−1−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8−(3,3,5−トリメチ ル−シクロヘキシル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロペンチル−2−[4−(3−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシ−プ ロポキシ)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロペンチル−2−[4−(2−ヒドロキシ−3−モルホリン−4−イ ル−プロポキシ)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン; 8−シクロヘキシル−2−[4−(3−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシ−プ ロポキシ)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−[4−(2−ヒドロキシ−3−モルホリン−4−イ ル−プロポキシ)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−[4−(3−ジエチルアミノ− 2−ヒドロキシ−プロポキシ)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン;および 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−[4−(2−ヒドロキシ−3− モルホリン−4−イル−プロポキシ)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン。 式(I)および(II)の化合物は下記のスキーム1〜9に説明する合成に従っ て製造することができる。これらのスキームではしばしば正確な構 造を示しているが、これらの方法は、有機化学の分野で標準となっている方法に より反応性官能基の保護および脱保護に対して適切な考慮を払うと、式(I)お よび/または(II)の類似の化合物に対して広く適用されることを当業者は理解 できる。例えば、所望しない副反応を防止するために、ヒドロキシ基は一般に分 子の他の部位において化学反応の過程でエーテルまたはエステルに変換する必要 がある。ヒドロキシ保護基は容易に除去されて遊離のヒドロキシ基となる。アミ ノ基およびカルボン酸基は同様に誘導体化して所望しない副反応から保護する。 典型的な保護基およびこれらの基を結合、脱離する方法はGreeneおよびwutsによ る「有機合成での保護基(Protective Groups in Organic Synthesis)」,John Wi ley and Sons,New York(第二版、1991年)、およびMcOmie,「有機化学での保 護基」(Protective Groups in Organic Chemistry)」,Plenum Press,New York, 1973年に詳述されている。 スキーム1には本発明のピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7(8H)−オンの典型的な 製法が開示されている。合成は市販(Aldrich)の4−クロロ−2−メチルチオ− ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステルで開始される。 例えばトリエチルアミンのような第三アミンの存在下または不存在下に例えばテ トラヒドロフランのような溶媒中で4−クロロ基をアミンで置換すると相当する 4−アミノ−2−メチルチオ−ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステルが得 られる。使用するアミンは無水であってもよいし、またメチルまたはエチルアミ ンによるように水溶液であってもよい。水酸化アンモニウム水溶液の使用により 、4−位での相当する第一アミンが得られる。例えばクロロホルムのような溶媒 中室温で例えばオキサジリジンのような酸化剤によってメチルチオ基を酸化する と、メチルスルホキシド誘導体が得られる。スルホキシドをアミンで置換すると 、結果として相当する2,4−ジアミノ−ピリミジン−5−カルボン酸エチルエス テルが形成される。置換に必要な温度は使用するアミンによって左右される。芳 香族、 第二および第三アミンは通常、脂肪族第一アミンまたはベンジルアミンよりも高 い温度を必要とする。例えばアニリンのような芳香族アミンを使用する場合、反 応は通常高い温度で溶媒として該アミンを用いて実施する。引き続いてエステル 基を、好ましくはテトラヒドロフラン中水素化アルミニウムリチウムによって、 アルコールに還元し、次に酸化してアルデヒドとする。酸化剤として重クロム酸 ナトリウムを使用し得るが、クロロホルム中酸化マンガンIIですぐれた結果が得 られる。 2,4−ジアミノ−ピリミジン−5−カルボキサアルデヒドを安定化されたホス ホラン、塩基の存在下でのホスホネートエステルとまたはいずれの代替となるWi ttigまたはHorner-Emmons試薬と反応させて相当する不飽和エステルとすること ができる。得られた二重結合はトランス、シスまたは両者の混合物であり得る。 例えば、2,4−ジアミノ−ピリミジン−5−カルボキサアルデヒドを過剰量の安 定化ホスホラン、(カルブエトキシメチレン)トリフェニルホスホランとテトラ ヒドロフラン中還流温度で反応させると、主として、または場合によっては専ら 、トランス不飽和エチルエステルが得られる。塩基で処理すると、閉環が生じて 所望のピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7(8H)−オンが得られる。この反応は溶媒と して第三アミン例えばトリエチルアミンまたは、好ましくは、N,N−ジイソプロ ピルエチルアミンを用いて実施することができ、1〜10当量の1,8−ジアザビシ クロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エンが存在している。反応は上昇した温度で実施 し、そして通常2〜24時間で完了する。あるいはまた、2,4−ジアミノ−ピリミ ジン−5−カルボキサアルデヒドをホスホネートエステル例えばビス(2,2,2−ト リフルオロエチル)(メトキシカルボニル−メチル)ホスホネートを強解離塩基 を用いて反応させると(Tetrahedron Lett.,1983:4405)、専らでなくとも、 主としてシス不飽和エステルが得られる。 先に述べた条件下に塩基で処理すると、閉環が生じる。 スキーム1 スキーム2ではR2がHである本発明のピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7(8H)−オ ンの製造を説明する。反応の順序はスキーム1と同じである。ここでは当初の工 程で水酸化アンモニウムを使用すると4−第一アミノピリミジンが得られる。得 られたピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7(8H)−オン(R2がHに等しい)を、40℃乃 至還流温度の範囲の温度で例えばジメチルホルムアミドまたはテトラヒドロフラ ンのような溶媒中例えば水素化ナトリウム のような塩基で処理することによって、8−位でアルキル化し、これによってR2 がH以外である相当するピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7(8H)−オンが得られる。 スキーム2に示したルートの利点は共通した中間体から数種のR2類似体の製造が 可能となるところにある。所要のアルデヒドは、還元剤、好ましくはジイソブチ ルアルミニウムヒドリドによる相当するニトリルの還元(J.Org.Chem.,1960; 82:5711)によっても得られる。 スキーム2 共通した中間体から様々なR1基を有する数種の類似体の製造を可能とするルー トをスキーム3に示す。当初の工程はスキーム1と同一であるが、但しメチルチ オ基を酸化する代わりに、エステルを引き続いてスキーム1に記載した条件を用 いて還元し、次に酸化して相当する2−メチルチオ−4−アミノ−ピリミジン− 5−カルボキサアルデヒドとする。このアルデヒドをスキーム1に記載の条件を 用いて相当する不飽和エステルに変換する。メチルチオ基を直接第一アルキルア ミンで置換するとR1がHまたは第一アルキル基である本発明のピリド〔2,3-d〕 ピリミジン−7(8H)−オンが得られる。メチルチオ基は例えばクロロホルムのよ うな溶媒中室温で酸化剤好ましくはオキサアジリジンで処理することによって相 当するスルホキシドに変換することもできる。あるいはまた、例えばm−クロロ 過安息香酸のような酸化剤を過剰に使用してメチルチオ誘導体を相当するメチル スルホンに変換することもできる。これらの酸化誘導体をアミン、通常芳香族ま たは第三アミンの場合上昇した温度で数当量のアミンで処理すると、様々なR1基 を有する本発明のピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7(8H)−オンが得られる。場合に よっては、例えばテトラヒドロフランまたはジメチルスルホキシドのような溶媒 を使用することができる。 スキーム3 XがOである本発明の化合物への最も集約的なルートはスキーム4に示すよう な2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オンの合 成を経由するものである。この重要中間体は前述したスキームで論述した方法に よって製造され、そしてスキーム5に示した二つのルートにより本発明の化合物 に変換される。最初に、メチルチオ基をアミノ基に変換し、場合によっては酸化 中間体を経由する。次に、これらの中間体をN8でアルキル化して所望の化合物 を得る。あるいはまた、2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オンをまずN8でアルキル化し、次にメチルチオ基または酸化誘導 体をアミンで置換する。 スキーム4 スキーム5 スキーム6には本発明のピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7(8H)−イミン(X=NH )の典型的な製法を記載する。合成はスキーム1で先に記載した2,4−ジアミノ −ピリミジン−5−カルボキサアルデヒドで開始する。例えばテトラヒドロフラ ンのような溶媒中例えば水素化ナトリウムのような塩基の存在下にシアノメチル ホスホン酸ジエチルと反応させると相当する不飽和二トリルが得られる。次に、 このニトリルをスキーム1のピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7(8H)−オンの製造に 使用したのと同じ条件下で環 化させてピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7(8H)−イミンが得られる。あるいはまた 、ピリミジン−5−カルボキサアルデヒドはC2にメチルチオ基を含有することが できる。不飽和二トリルの形成、その次の閉環の後に、C2のメチルチオ基を先に 述べた方法によってアミノ基に変換することができる。 ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7(8H)−イミンは上昇した温度での濃酸、例えば塩 酸による直接加水分解によってピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7(8H)−オンに変換 することもできる。イミンを最初に無水酢酸でアシル化する場合はより温和な方 法を使用することもできる。このアシル中間体を7−オンに加水分解するのは一 層短い反応時間および一層低い反応温度のもとで生じる。 スキーム6 スキーム7に示すように、C5とC6との間に二重結合が存在しない化合物はXが Oである場合の二重結合の直接還元によって製造することができる。あるいはま た、さらに好ましいルートは前駆物質不飽和エステルの二重結 合の還元である。これは加圧下の水素の存在下例えばパラジウムのような金属触 媒によって達成される。次に、この飽和エステルを先に述べた条件を用いて環化 する。炭素−炭素二重結合を還元するのに使用される条件下で還元されるイミン またはニトリル基の性質により、XがNHである場合のC5〜C6二重結合を有してい ない本発明の化合物を製造するには別のルートが必要である。飽和エステルを酸 に加水分解し、次に、カルボキシレートを酸塩化物またはN,N−カルボニルジイ ミダゾールで活性化し、次いでアンモニアガスまたは水酸化アンモニウム水溶液 で処理することによって、第一アミドに変換する。第一アミドを例えば五酸化リ ンのような試薬で脱水して相当するニトリルとする。次に、この飽和二トリルを 先に述べた条件を用いて環化する。 スキーム7 スキーム7(続き) これまでのスキームに示したルートはR3がHである本発明のピリド〔2,3-d〕 ピリミジン−7(8H)−オンの製造を開示するものであったが、これらのルートは スキーム8に示す如くR3が低級アルキルである化合物を製造するよう容易に変更 し得ることが明白である。塩基による処理によってXがOであり、そしてR3が低 級アルキルである本発明の化合物が得られる。あるいはまた、これらの同じ反応 を2−メチルチオ−4−アミノ−ピリミジン−5−カルボキサアルデヒドについ て実施し、そして環化後2−メチルチオ基を相当するアミンに変換することがで きる。スキーム6の適当な変更により、R3が低級アルキルである本発明のピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7(8H)−イミンの製造が行われる。 スキーム8 本発明の追加の2,4−ジアミノピリミジンはスキーム9に示すように製造する ことができる。例えば、ZがCH2OHである類似体は例えばテトラヒドロフランま たはクロロホルムのような溶媒中、例えばジイソブチルアルミニウムヒドリドの 過剰量のような還元剤でエステルを還元することによって製造することができる 。その次に、例えば酸化マンガンのような酸化剤またはSwernの条件で酸化する と、ZがCHOである化合物が得られる。ZがCOOR7またはCONHR7である化合物はZ がCOOHである化合物から得られる。 カルボキシレートを酸塩化物または1,1−カルボニルジイミダゾールで活 性化し、次に式R7OHのアルコールまたは式R7NH2のアミンを加えると、Zがそれ ぞれCOOR7およびCONHR7である化合物が得られる。 スキーム9実施例 以下の実施例は説明の目的のためのみであり、これらの実施例は本発明をどの ようにも限定することを企図していないし、また限定するものと解すべきではな い。当業者は本発明の精神または範囲を侵害することなく変化、変形をなし得る ことを理解している。 実施例 1 4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−カルボン酸エチ ルエステル テトラヒドロフラン150ml中の4−クロロ−2−メタンスルファニル−ピリミ ジン−5−カルボン酸エチルエステル(10.00g、43.10ミリモル)の室温溶液に トリエチルアミン(18.5ml、133ミリモル)次にエチルアミンの70%水溶液9ml を加えた。溶液を30分間撹拌し、次に真空濃縮し、そしてクロロホルムと重炭酸 ナトリウム飽和水溶液との間で分配した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、 濾過しそして濃縮すると4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジ ン−5−カルボン酸エチルエステルが油状物として9.32g(90%)得られた。 分析値(C10H15N3O2Sに対する): 計算値:C,49.77;H,6.27;N,17.41 実測値:C,49.77;H,6.24;N,17.30 実施例 2 (4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル)−メタ ノール テトラヒドロフラン100ml中の4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル− ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステル(8.93g、37.1ミリモル)の溶液を テトラヒドロフラン100ml中の水素化アルミニウムリチウム(2.30g、60.5ミリ モル)の室温懸濁液に滴加した。10分後、反応を水4.5ml、15%NaOH 4.5mlおよび 水追加の16mlで注意深くクエンチングし、そし て混合物を1.5時間撹拌した。白色沈殿を濾去し、酢酸エチルで洗った。 濾液を真空で濃縮し、そして1:1 ヘキサン:酢酸エチルを加えた。固体を採 集すると(4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル )−メタノール6.77g(92%)が得られた。融点152〜156℃。 分析値(C8H13N3OSに対する): 計算値:C,48.22;H,6.58;N,21.09 実測値:C,48.14;H,6.61;N,20.85 実施例 3 4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−カルボキサアル デヒド クロロホルム600ml中の(4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリ ミジン−5−イル)−メタノール(6.44g、32.4ミリモル)に酸化マンガン(2 1.0g、241ミリモル)を加えた。懸濁液を室温で2時間撹拌し、そして酸化マン ガンの追加の5.5gを加えた。4.5時間撹拌を続けた。 混合物をセライトを通して濾過し、クロロホルムで洗った。濾液を真空濃縮する と4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−カルボキサア ルデヒド6.25g(97%)が得られた。融点58〜61℃。 分析値(C8H11N3OSに対する): 計算値:C,48.71;H,5.62;N,21.30 実測値:C,48.62;H,5.60;N,21.28 実施例 4 4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−カルボン酸エチ ルエステル クロロホルム70ml中の4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル−5−ピリ ミジンカルボン酸エチルエステル(2.011g、8.34ミリモル)の室温溶液に(±) −トランス−2−(フェニルスルホニル)−3−フェニルオキサアジリジン(2. 70g、10.34ミリモル)を加えた。溶液を7時間室温 で撹拌し、次に真空濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチ ル対酢酸エチル中3%メタノールの勾配で溶離)で精製すると4−エチルアミノ −2−メタンスルフィニル−ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステル2.07g (97%)が得られた。融点54〜56℃。 分析値(C10H15N3O3Sに対する): 計算値:C,46.68;H,5.88;N,16.33 実測値:C,46.56;H,5.68;N,16.23 実施例 5 4−エチルアミノ−4−フェニルアミノ−ピリミジン−5−カルボン酸エチルエ ステル アニリン4ml中の4−エチルアミノ−2−メタンスルフィニル−ピリミジン− 5−カルボン酸エチルエステル(5.38g、20.9ミリモル)の溶液を1時間130℃ に加熱した。溶液を室温に冷却し、そして1:1 ヘキサン:酢酸エチルの20ml を加えた。得られた白色固体を濾集すると標記生成物1.96g(33%)が得られた 。濾液を真空濃縮し、そして3:1 ヘキサン:酢酸エチルで溶離するフラッシ ュクロマトグラフィーで精製すると純粋な4−エチルアミノ−2−フェニルアミ ノ−ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステルの追加の257mg(4%)が得ら れた。融点145〜147℃。 分析値(C15H18N4O2に対する): 計算値:C,62.92;H,6.34;N,19.57 実測値:C,62.83;H,6.24;N,19.50 実施例 6 (4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)−メタノー ル テトラヒドロフラン6ml中の4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミ ジン−5−カルボン酸エチルエステル(109mg、0.38ミリモル)の溶液をテトラ ヒドロフラン5ml中の水素化アルミニウムリチウム(35mg、 0.92ミリモル)の室温懸濁液に滴加した。25分後、水素化アルミニウムリチウム の追加の30mgを加え、そして30分間撹拌を続けた。反応を水120μl、15%NaOH 2 00μlおよび水の追加の300μlで注意深くクエンチングした。1時間撹拌後、白 色沈殿を濾去し、酢酸エチルで洗った。濾液を真空濃縮し、そして粗製物質を酢 酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると(4−エチ ルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)−メタノール36mg(39 %)が得られた。融点174〜176℃。 分析値(C13H16N4Oに対する): 計算値:C,63.92;H,6.60;N,22.93 実測値:C,63.97;H,6.58;N,22.79 実施例 7 4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−カルボキサアルデヒ ド クロロホルム15ml中の(4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン −5−イル)−メタノール(173mg、0.71ミリモル)の溶液に酸化マンガン(600 mg、6.89ミリモル)を加えた。室温で一夜撹拌した後、混合物をセライトパッド を通して濾過し、クロロホルムで洗った。濾液を真空濃縮すると4−エチルアミ ノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−カルボキサアルデヒド170mg(99% )が得られた。融点155〜157℃。 分析値(C13H14N4Oに対する): 計算値:C,64.45;H,5.82;N,23.12 実測値:C,64.31;H,6.01;N,22.98 実施例 8 4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−カルボン酸エチ ルエステル テトラヒドロフラン260ml中の4−クロロ−2−メタンスルファニル−ピリミ ジン−5−カルボン酸エチルエステル(18.66g、80.4ミリモル) の室温溶液にトリエチルアミン(34ml、244ミリモル)次いで40%メチルアミン 水溶液30mlを加えた。溶液を30分間撹拌し、次に真空濃縮し、そしてクロロホル ムと重炭酸ナトリウム飽和水溶液との間で分配した。有機層を塩水で洗い、硫酸 マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして濃縮すると白色固体が得られた。固体を ヘキサンに懸濁し、そして濾過すると4−メチルアミノ−2−メタンスルファニ ル−ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステル14.70g(81%)が得られた。 融点91〜93℃。文献値融点93〜94℃:J.Org.Chem.,1960:2137。 分析値(C9H13N3O2Sに対する): 計算値:C,47.56;H,5.76;N,18.49 実測値:C,47.93;H,5.67;N,18.58 実施例 9 (4−メチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル)−メタ ノール テトラヒドロフラン60ml中の4−メチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピ リミジン−5−カルボン酸エチルエステル(4.36g、19.3ミリモル)の溶液をテト ラヒドロフラン40ml中の水素化アルミニウムリチウム(1.10g、29.0ミリモル) の室温懸濁液に滴加した。10分後、反応を水2ml、15% NaOH 2mlおよび水7ml で注意深くクエンチングし、そして混合物を1時間撹拌した。白色沈殿を濾去し 、酢酸エチルで洗った。濾液を真空濃縮し、そして3:1 ヘキサン:酢酸エチ ルの25mlを加えた。固体を採集すると(4−メチルアミノ−2−メタンスルファ ニル−ピリミジン−5−イル)メタノール2.99g(84%)が得られた。融点155 〜157℃。文献値融点157〜159℃:J.Chem.Soc.,1968:733。 分析値(C7H11N3OSに対する): 計算値:C,45.39;H,5.99;N,22.68 実測値:C,45.42;H,5.93;N,22.42 実施例 10 4−メチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−カルボキサアル デヒド クロロホルム600ml中の(4−メチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリ ミジン−5−イル)−メタノール(5.78g、31.2ミリモル)に酸化マンガン(25 .0g、286ミリモル)を加えた。懸濁液を6時間室温で撹拌し、次にセライトを 通して濾過し、クロロホルム300mlで洗った。濾液を真空濃縮し、そしてヘキサ ンを残渣に加えた。固体を採集すると4−メチルアミノ−2−メタンスルファニ ル−ピリミジン−5−カルボキサアルデヒド5.35g(93%)が得られた。融点97 〜100℃。 実施例 11 4−アミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−カルボン酸エチルエス テル テトラヒドロフラン200ml中の4−クロロ−2−メタンスルファニル−ピリミ ジン−5−カルボン酸エチルエステル(15.0g、65ミリモル)の室温溶液にトリ エチルアミン25ml次いで水酸化アンモニウム水溶液35mlを加えた。室温で1.5時 間撹拌した後、水酸化アンモニウム水溶液の追加の30mlを加え、そして1時間撹 拌を続けた。反応混合物を真空濃縮し、そして酢酸エチルと重炭酸ナトリウム飽 和水溶液との間で分配した。有機層を塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、 濾過し、そして真空濃縮した。酢酸エチルおよびヘキサンを加え、そして得られ た固体を濾集すると4−アミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−カ ルボン酸エチルエステル10.84g(79%)が得られた。 実施例 12 (4−アミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル)−メタノール テトラヒドロフラン250ml中の4−アミノ−2−メタンスルファニル− ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステル(13.36g、63ミリモル)の溶液を テトラヒドロフラン250ml中の水素化アルミニウムリチウム(3.82g、100ミリモ ル)の室温懸濁液に滴加した。30分後、反応を0℃に冷却し、そして泡立ちが弱 まるまでイソプロピルアルコールを加えた。反応を水15ml、15%NaOH 15mlおよ び水50mlでクエンチングし、そして混合物を1時間撹拌した。白色沈殿を濾去し 、酢酸エチルで洗った。濾液を真空濃縮し、そして3:1 ヘキサン:酢酸エチ ルを加えた。固体を集め、3:1 ヘキサン:酢酸エチルで洗い、次いでヘキサ ンで洗った。固体を酢酸エチルに溶解し、そして溶液を硫酸マグネシウムで乾燥 した。濾過し、次に真空濃縮すると(4−アミノ−2−メタンスルファニルピリ ミジン−5−イル)−メタノール8.14g(76%)が得られた。 分析値(C6H9N3OSに対する): 計算値:C,42.09;H,5.30;N,24.54 実測値:C,42.31;H,5.24;N,24.27 実施例 13 4−アミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−カルボキサアルデヒド クロロホルム1L中の(4−アミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン− 5−イル)−メタノール(8.14g、4.8ミリモル)に酸化マンガン(33.13g、38 1ミリモル)を加えた。懸濁液を一夜室温で撹拌し、次にセライトを通して濾過 し、クロロホルム300mlで洗った。濾液を真空濃縮すると4−アミノ−2−メタ ンスルファニル−ピリミジン−5−カルボキサアルデヒド8.14g(定量的収率) が得られた。融点185〜187℃。文献値融点=183〜184℃、JOC,1958;23:1738 。 分析値(C6H7N3OSに対する): 計算値:C,42.59;H,4.17;N,24.83 実測値:C,42.84;H,4.21;N,24.73 実施例 14 4−(4−メトキシベンジルアミノ)−2−メタンスルファニル−ピリミジン− 5−カルボン酸エチルエステル テトラヒドロフラン60ml中の4−クロロ−2−メタンスルファニル−ピリミジ ン−5−カルボン酸エチルエステル(6.05g、26.07ミリモル)の室温溶液にト リエチルアミン(11ml、79.5ミリモル)次いで4−メトキシベンジルアミン3.6m l(27.6ミリモル)を加えた。溶液を1時間撹拌し、次に濾過した。白色固体を 酢酸エチルで洗い、そして濾液を真空濃縮した。残渣をクロロホルムと飽和重炭 酸ナトリウム水溶液との間で分配した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾 過し、そして濃縮すると4−(4−メトキシベンジルアミノ)−2−メタンスル ファニル−ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステル7.60g(88%)が得られ た。融点72〜74℃。 分析値(C16H19N3O3Sに対する): 計算値:C,57.64;H,5.74;N,12.60 実測値:C,57.65;H,5.80;N,12.57 実施例 15 〔4−(4−メトキシベンジルアミノ)−2−メタンスルファニル−ピリミジン −5−イル〕−メタノール テトラヒドロフラン60ml中の4−(4−メトキシベンジルアミノ)−2−メタン スルファニル−ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステル(6.89g、20.70ミ リモル)の溶液を40mlのテトラヒドロフラン中の水素化アルミニウムリチウム( 1.17g、30.8ミリモル)の室温懸濁液に滴加した。30分後、反応を水2ml、15% NaOH 2mlおよび水7mlで注意深くクエンチングし、そして混合物を撹拌すると 白色沈殿が得られた。固体を濾去し、酢酸エチルで洗った。濾液を真空で部分濃 縮し、そして白色固体を濾集すると生成物1.47g(24%)が得られた。濾液を濃縮 し、3:1 ヘキサン:酢酸エチルを加えると追加の固体が形成した。沈殿を採 集すると〔4−(4 −メトキシベンジルアミノ)−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル 〕−メタノール3.16g(52%)が得られた。融点163〜165℃。 分析値(C14H17N3O2Sに対する): 計算値:C,57.71;H,5.88;N,14.42 実測値:C,57.78;H,5.88;N,14.36 実施例 16 4−(4−メトキシベンジルアミノ)−2−メタンスルファニル−ピリミジン− 5−カルボキサアルデヒド クロロホルム400ml中の〔4−(4−メトキシベンジルアミノ)−2−メタンス ルファニル−ピリミジン−5−イル〕−メタノール(4.08g、14.02ミリモル)に 酸化マンガン(10.90g、125ミリモル)を加えた。懸濁液を8時間室温で撹拌し 、次にセライトを通して濾過し、クロロホルムで洗った。濾液を真空濃縮し、次 にヘキサンを加えると4−(4−メトキシベンジルアミノ)−2−メタンスルフ ァニル−ピリミジン−5−カルボキサアルデヒド3.87g(96%)が得られた。融 点87〜89℃。 分析値(C14H15N3O2Sに対する): 計算値:C,58.11;H,5.23;N,14.52 実測値:C,57.88;H,5.12;N,14.35 実施例 17 3−(4−エチルアミノ)−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)アクリ ル酸エチル テトラヒドロフラン12ml中の4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミ ジン−5−カルボキサアルデヒド(320mg、1.32ミリモル)の室温溶液に(カルブ エトキシメチレン)トリフェニルホスホラン(720mg、2.07ミリモル)を加えた。 反応混合物を7時間加熱還流し、次に室温で一夜撹拌した。追加の量の(カルブ エトキシメチレン)トリフェニルホスホラン(300mg、0.86ミリモル)を加え、 そして反応混合物をさらに8時間加熱還 流し、次に室温で3日間撹拌した。反応混合物を真空濃縮し、そして残渣を1: 2 酢酸エチル:ヘキサンで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製 すると3−(4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル) アクリル酸エチル357mg(86%)が得られた。融点125〜126℃。 分析値(C17H20N4O2に対する): 計算値:C,65.37;H,6.45;N,17.94 実測値:C,65.40;H,6.57;N,17.64 実施例 18 8−エチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン トリエチルアミン10ml中の3−(4−エチルアミノ−2−フェニルアミノピリ ミジン−5−イル)アクリル酸エチル(179mg、0.57ミリモル)の室温溶液に1,8 −ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン90μlを加えた。反応混合物を8. 5時間加熱還流し、次に室温で一夜撹拌した。1,8−ジアザビシクロ−〔5.4.0〕 ウンデカ−7−エンの追加量(90μl)を加え、そして反応混合物を9時間加熱 還流させ、次に室温で一夜撹拌した。反応混合物を真空濃縮し、フラッシュクロ マトグラフィーにより精製し、次に酢酸エチル:ヘキサンから再結晶すると8− エチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オンが得 られた。融点203〜204℃。 分析値(C15H14N4O-0.05EtOAcに対する): 計算値:C,67.45;H,5.36;N,20.70 実測値:C,67.29;H,5.40;N,20.62 実施例 19 3−(4−アミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル)アクリル 酸エチル テトラヒドロフラン100ml中の4−アミノ−2−メタンスルファニル−ピリミ ジン−5−カルバアルデヒド(4.08g、24.14ミリモル)の室温溶液に(カルブ エトキシメチレン)トリフェニルホスホラン(10.80g、31ミリモル)を加えた 。反応混合物を3時間加熱還流し、次に室温で一夜撹拌した。反応混合物を真空 濃縮し、そして残渣を1:1 酢酸エチル:ヘキサンで溶離するフラッシュクロマ トグラフィーにより精製すると3−(4−アミノ−2−メタンスルファニル−ピ リミジン−5−イル)アクリル酸エチル4.30g(75%)が得られた。融点:108 ℃で軟化。 分析値(C10H13N3O2Sに対する): 計算値:C,50.19;H,5.48;N,17.56 実測値:C,50.22;H,5.45;N,17.24 実施例 20 2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン N,N−ジイソプロピルエチルアミン3ml中の3−(4−アミノ−2−メタンス ルファニル−ピリミジン−5−イル)アクリル酸エチル(368mg、1.53ミリモル )の室温溶液に1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン380μlを加え た。反応混合物を3時間加熱還流し、次に室温に冷却し、そして濃縮した。残渣 を酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生成物 を含むフラクションを部分的に真空濃縮し、そして固体を濾去すると2−メタン スルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン134mg(45%)が得ら れた。融点269〜271℃。 分析値(C8H7N3OSに対する): 計算値:C,49.73;H,3.65;N,21.75 実測値:C,49.67;H,3.46;N,21.49 実施例 21 8−エチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オン ジメチルホルムアミド10ml中のNaH(鉱油中NaHの60%懸濁液80mg)の懸濁液に 2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(262mg、 1.35ミリモル)を加えた。反応混合物を50℃に加熱すると褐色の溶液となった。 溶液を若干冷却し、そしてヨードエタン(150μl、1.88ミリモル)を加えた。反応 を10分間50℃に加熱し、次に室温に冷却し、そして冷水と酢酸エチルとの間で分 配した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残 渣を1:1 酢酸エチル:ヘキサン乃至全部酢酸エチルで溶離するフラッシュク ロマトグラフィーにより精製すると8−エチル−2−メタンスルファニル−8H− ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン192mg(64%)が得られた。融点104〜106 ℃。 分析値(C10H11N3OSに対する): 計算値:C,54.28;H,5.01;N,18.99 実測値:C,54.28;H,5.03;N,19.06 実施例21の代替製造 8−エチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7− オン N,N−ジイソプロピルエチルアミン30ml中の3−(4−エチルアミノ−2−メ タンスルファニル−ピリミジン−5−イル)アクリル酸エチル(6.62g、24.78 ミリモル)の室温溶液に1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン4.25 mlを加えた。反応混合物を一夜加熱還流し、次に室温に冷却した。得られた固体 を濾集し、1:1 ヘキサン:酢酸エチルで洗うと8−エチル−2−メタンスル ファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン1.83g(33%)が得られ た。濾液を真空濃縮し、そしてヘキサンを加えると固体が形成し、これを集め、 ヘキサンで洗い、酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精 製すると標記生成物の追加の2.22g(40%)が得られた。 実施例 22 8−エチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7− オン クロロホルム100ml中の8−エチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2 ,3-d〕ピリミジン−7−オン(2.22g、10.04ミリモル)の室温溶液に(±)−ト ランス−2−(フェニルスルホニル)−3−フェニルオキサアジリジン(3.17g 、12.15ミリモル)を加えた。溶液を室温で一夜撹拌し、次に真空濃縮した。残 渣を酢酸エチルで処理すると固体が得られ、これを濾集し、そして酢酸エチルで 洗うと8−エチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オン2.21g(93%)が得られた。融点202〜203℃。 分析値(C10H11N3O2Sに対する): 計算値:C,50.62;H,4.67;N,17.71 実測値:C,50.30;H,4.54;N,17.45 実施例 23 8−エチル−2−メタンスルホニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オ ン クロロホルム15ml中の8−エチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2, 3-d〕ピリミジン−7−オン(328mg、1.48ミリモル)の室温溶液にm−クロロ過 安息香酸(m-CPBA)(50%〜60% m-CPBA、残り水の810mg)を加えた。反応を1.5時 間室温で撹拌し、次にクロロホルムと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配した。 有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣を酢酸 エチル乃至酢酸エチル中の10%メタノールの勾配で溶離するフラッシュクロマト グラフィーにより精製すると微量の不純分を含有する生成物147mg(39%)およ び分析上純粋な8−エチル−2−メタンスルホニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン42mg(11%)が得られた。融点184〜186℃。 分析値(C10H11N3O3S-0.25 H2Oに対する): 計算値:C,46.59;H,4.50;N,16.30 実測値:C,46.77;H,4.44;N,16.24 実施例 24 3−(4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル)ア クリル酸エチル テトラヒドロフラン100ml中の4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル− ピリミジン−5−カルボキサアルデヒド(6.34g、32.14ミリモル)の室温溶液 に(カルブエトキシメチレン)トリフェニルホスホラン(14.32g、41.14ミリモ ル)を加えた。反応混合物を70分間加熱還流し、次に真空濃縮し、そして残渣を 酢酸エチルと1N HClとの間で分配した。有機層を追加の1N HClで抽出し、酸 性層を合し、そして塩基性となるまで飽和重炭酸ナトリウムで処理した。生成物 を酢酸エチルに抽出し、そして有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そ して濃縮した。ヘキサンを加えると、固体が形成した。固体を濾集すると3−( 4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル)アクリル 酸エチル6.79g(79%)が得られた。分析用試料は酢酸エチルで溶離するフラッ シュクロマトグラフィーによって得られた。融点79〜80℃。 分析値(C12H17N3O2Sに対する): 計算値:C,53.91;H,6.41;N,15.72 実測値:C,53.97;H,6.52;N,15.78 実施例 25 3−(4−メチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル)ア クリル酸エチル テトラヒドロフラン90ml中の4−メチルアミノ−2−メタンスルファニルピリ ミジン−5−カルボキサアルデヒド(5.00g、27.30ミリモル)の室温溶液に( カルブエトキシメチレン)トリフェニルホスホラン(12.35 g、35.49ミリモル)を加えた。反応混合物を2.5時間加熱還流させ、次に室温に 冷却し、そして真空濃縮した。残渣を酢酸エチルと1N HClとの間で分配した。 有機層を塩基性となるまで飽和重炭酸ナトリウムで処理した。生成物を酢酸エチ ルに抽出し、そして有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして濃縮し た。4:1 ヘキサン:酢酸エチルを添加すると、固体が形成し、これを濾集す ると3−(4−メチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル )アクリル酸エチル5.76g(83%)が得られた。融点142〜144℃。 分析値(C11H15N3O2Sに対する): 計算値:C,52.16;H,5.97;N,16.59 実測値:C,51.89;H,5.87;N,16.38 実施例 26 8−メチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7− オン N,N−ジイソプロピルエチルアミン6ml中の3−(4−メチルアミノ−2−メタ ンスルファニル−ピリミジン−5−イル)アクリル酸エチル(1.14g、4.48ミリ モル)の室温溶液に1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン700μlを 加えた。反応混合物を一夜加熱還流させ、次に室温に冷却した。追加量(700μl )の1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エンを加え、そして混合物を 5時間加熱還流させた。混合物を室温に冷却し、そして固体を濾去し、そして酢 酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。フラクショ ンを濃縮し、そして3:1 ヘキサン:酢酸エチルを加えると固体が形成し、こ れを集めると純粋な8−メチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d 〕ピリミジン−7−オン172mg(18%)が得られた。濾液を濃縮すると追加の184 mg(20%)の生成物が得られた。融点190〜192℃。 分析値(C9H9N3OSに対する): 計算値:C,52.16;H,4.38;N,20.27 実測値:C,52.03;H,4.24;N,20.15 実施例 27 8−メチル−2−メタンスルホニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オ ン クロロホルム10ml中の8−メチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2, 3-d〕ピリミジン−7−オン(187mg、0.90ミリモル)の室温溶液にm-CPBA(50% 〜60% m-CPBA、残り水の550mg)を加えた。反応を室温で2時間撹拌し、次にク ロロホルムと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配した。有機層を硫酸マグネシウ ムで乾燥し、濾過し、そして真空乾燥した。クロロホルム次いでヘキサンを加え ると、固体が形成し、これを集めると8−メチル−2−メタンスルホニル−8H− ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン144mg(67%)が得られた。融点194〜196 ℃。 分析値(C9H9N3O3Sに対する): 計算値:C,45.18;H,3.79;N,17.56 実測値:C,44.98;H,3.76;N,17.38 実施例 28 3−(4−アミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)アクリル酸エ チル テトラヒドロフラン170ml中の4−アミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン −5−カルボニトリル(7.00g、33.18ミリモル)(製造文献:J.Org.Chem.1960 :5711)の0℃の溶液に塩化メチレン中の水素化ジイソブチルアルミニウムの1 M溶液45mlを加えた。氷浴を除き、塩化メチレン中の水素化ジイソブチルアルミ ニウムの1M溶液の追加の40mlを加えた。反応混合物を0℃に冷却し、そしてメ タノール60mlを滴加した。次に、この混合物を酢酸エチル300mlと1N HCl 250m lとの急速撹拌混合物に加えた。層を分離し、そして有機層を追加の1N HClで 抽出した。酸層を合し、 1N NaOH 330mlで処理し、そして酢酸エチルで抽出した。有機層を硫酸マグネ シウムで乾燥し、濾過し、そして濃縮した。酢酸エチルで溶離するフラッシュク ロマトグラフィーにより精製すると4−アミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジ ン−5−カルボキサアルデヒド4.99g(68%)が得られた。 テトラヒドロフラン120ml中の4−アミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン −5−カルボキサアルデヒド(2.89g、13.50ミリモル)の室温溶液に(カルブエ トキシメチレン)トリフェニルホスホラン(11.00g、31.60ミリモル)を加えた 。反応混合物を9時間加熱還流し、次に一夜室温で撹拌した。溶液を真空濃縮し 、酢酸エチルおよびヘキサンで処理すると黄色の固体が得られた。固体を濾集し 、そしてフラッシュクロマトグラフィーによって精製すると3−(4−アミノ− 2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)アクリル酸エチル1.55g(40%) が得られた。融点190〜192℃。 分析値(C15H16N4O2に対する): 計算値:C,63.37;H,5.67;N,19.71 実測値:C,63.08:H,5.72:N,19.72 実施例 29 8−(4−メトキシベンジルアミノ)−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔 2,3-d〕ピリミジン−7−オン テトラヒドロフラン25ml中の4−(4−メトキシベンジルアミノ)−2−メタ ンスルファニル−ピリミジン−5−カルボキサアルデヒド(1.35g、4.65ミリモ ル)の室温溶液に(カルブエトキシメチレン)トリフェニルホスホラン(2.10g 、6.00ミリモル)を加えた。反応混合物を6時間加熱還流させ、次に室温で3日 間撹拌した。反応混合物を真空濃縮し、そして残渣を酢酸エチルと1N HClとの 間で分配した。酸性層を塩基性となるまで飽和重炭酸ナトリウムで処理した。生 成物を酢酸エチルに抽出し、そして 有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過し、濃縮し、そして1:2 酢酸エ チル:ヘキサンで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、濃 厚な油状物として3−(4−(4−メトキシベンジルアミノ)−2−メタンスル ファニル−ピリミジン−5−イル)アクリル酸エチル1.22g(73%)が得られた 。 N,N−ジイソプロピルエチルアミン10ml中の3−(4−(4−メトキシベンジ ルアミノ)−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル)アクリル酸エチ ル(950mg、2.65ミリモル)の室温溶液に1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデ カ−7−エン3.4mlを加えた。反応混合物を4.5時間加熱還流させ、次に室温で一 夜撹拌した。液体をゴム様固体からデカントし、そして酢酸エチルを残渣に加え た。固体を濾集し、メタノールで洗うと生成物141mg(17%)が得られた。濾液 を濃縮し、メタノールを加えた。固体を濾去すると分析上純粋な8−(4−メト キシベンジルアミノ)−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン240mg(28%)が得られた。濾液を濃縮し、そして酢酸エチルで 溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると追加の162mg(19%) の生成物が得られた。融点160〜162℃。 分析値(C16H15N3O2Sに対する): 計算値:C,61.32;H,4.82;N,13.41 実測値:C,61.06;H,4.78;N,13.47 実施例 30 2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン クロロホルム20ml中の2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン(120mg、0.62ミリモル)の室温溶液に(±)−トランス−2−(フ ェニルスルホニル)−3−フェニルオキサアジリジン(200mg、0.77ミリモル)を 加えた。溶液を室温で一夜撹拌した。固体を濾集し、これが2−メチルチオ−8H −ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オンであ ることがわかった。濾液を室温で2日間撹拌し、次に濃縮した。酢酸エチルを加 えると、固体が形成し、これを濾集すると2−メタンスルフィニル−8H−ピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン64mg(回収した出発物質を基にして76%)が得 られた。融点237〜242℃。 分析値(C8H7N3O2S-0.2 H2Oに対する): 計算値:C,45.15;H,3.50;N,19.74 実測値:C,45.41;H,3.23;N,19.80 実施例 31 2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オンと2−メ タンスルホニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オンとの混合物 クロロホルム150ml中の2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン(860mg、4.45ミリモル)の室温懸濁液にm-CPBA(50%〜60%m-CPB A、残り水の2.85g)を加えた。反応混合物を2時間室温で撹拌した。固体を濾 過し、そしてクロロホルムで洗うと2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3- d〕ピリミジン−7−オンと2−メタンスルホニル−8H-ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オンとの混合物924mgが得られた。 実施例 32 2−フェニルアミノ−8H-ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン アニリン1ml中の2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オンと2−メタンスルホニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オ ンとの混合物204mgの懸濁液を10分間加熱還流すると、濃褐色溶液が得られた。 室温に冷却すると固体が形成した。酢酸エチルを加え、そして固体を濾集し、酢 酸エチルで洗い、次にメタノールに懸濁し、濾過し、そして追加のメタノールで 洗うと2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン175mgが 得られた。融点>350℃。 分析値(C13H10N4S-0.15 H2Oに対する): 計算値:C,64.80;H,4.31;N,23.25 実測値:C,64.56;H,4.15;N,23.59 実施例 33 8−イソプロピル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オン ジメチルホルムアミド6ml中のNaH(鉱油中のNa・の60%懸濁液48mg)の懸濁 液に2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(158 mg、0.82ミリモル)を加えた。反応混合物を50℃に加熱すると黄色溶液が生じた 。溶液を若干冷却し、そして2−ヨードプロパン(120μl、1.20ミリモル)を加 えた。反応を30分間50℃に加熱し、次に室温に冷却し、そして水と酢酸エチルと の間で分配した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮 した。残渣を1:3 酢酸エチル:ヘキサン乃至酢酸エチル全部の勾配で溶離す るフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると8−イソプロピル−2−メタ ンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン140mg(69%)が得 られた。 融点101〜102℃。 分析値(C11H13N3OSに対する): 計算値:C,56.15;H,5.57;N,17.86 実測値:C,56.07;H,5.59;N,17.78 実施例 34 8−イソプロピル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オン クロロホルム50ml中の8−イソプロピル−2−メタンスルファニル−8H−ピリ ド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(1.19g、5.08ミリモル)の室温溶液に(±) −トランス−2−(フェニルスルホニル)−3−フェニルオキサアジリジン(1. 76g、6.75ミリモル)を加えた。溶液を室温で一夜撹 拌し、次に真空濃縮した。残渣を酢酸エチルおよびヘキサンで処理すると固体が 得られ、これを濾集し、そして酢酸エチル乃至酢酸エチル中10%メタノールの勾 配で溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると8−イソプロピル −2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン1.00g (78%)が得られた。融点132〜133℃。 分析値(C11H13N3O2Sに対する): 計算値:C,52.57;H,5.21;N,16.72 実測値:C,52.68;H,5.24;N,16.48 実施例 35〜43 2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オンから8−置換 −2−フェニルアミノ−8H-ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オンの製造のため の一般的操作:実施例35〜43を製造するのに使用 ジメチルホルムアミド5ml中のNaH(鉱油中のNaH 60%懸濁液の1.0〜1.5当量 )の懸濁液に2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン (1当量)を加えた。反応混合物を50℃〜60℃に加熱すると黄色溶液となった。 溶液を若干冷却し、そして所望のハロゲン化アルキル(1.1〜2.0当量)を加えた 。反応混合物を5分間乃至1時間50℃に加熱し、次に室温に冷却し、そして水と 酢酸エチルとの間で分配した。若干の例では、有機層を追加の水または塩水で洗 った。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣 を特記した操作により精製した。 実施例 35 8−ベンジル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オ ン 1:1 酢酸エチル:ヘキサン乃至酢酸エチル全部の勾配で溶離するフラッシ ュクロマトグラフィーにより精製した(35%)。融点215〜216℃。 分析値(C20H16N4Oに対する): 計算値:C,72.16;H,5.00;N,16.83 実測値:C,72.45;H,4.83;N,16.88 実施例 36 7−オキソ−2−フェニルアミノ−7H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−8−イル )−酢酸メチルエステル 残渣にメタノールおよび酢酸エチルを加え、そして得られた固体を集めること により精製した(44%)。融点232〜233℃。 分析値(C16H14N4O3に対する): 計算値:C,61.93;H,4.55;N,18.05 実測値:C,61.68;H,4.53;N,18.02 実施例 37 8−メトキシメチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン− 7−オン 1:1 酢酸エチル:ヘキサン乃至酢酸エチル全部の勾配で溶離するフラッシ ュクロマトグラフィーにより精製した(61%)。融点173〜174℃。 分析値(C15H14N4O2に対する): 計算値:C,63.82;H,5.00;N,19.85 実測値:C,63.60;H,4.86;N,19.59 実施例 38 8−(3−ベンジルオキシプロピル)−2−フエニルアミノ−8H−ピリド〔2,3- d〕ピリミジン−7−オン 1:1 酢酸エチル:ヘキサン乃至酢酸エチル全部の勾配で溶離するフラッシ ュクロマトグラフィーにより精製した(46%)。融点133〜135℃。 分析値(C23H22N4O2に対する): 計算値:C,71.48;H,5.74;N,14.50 実測値:C,71.20;H,5.67;N,14.35 実施例 39 8−オキシラニルメチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−7−オン 1:1 酢酸エチル:ヘキサン乃至酢酸エチル全部乃至酢酸エチル中10%メタ ノールの勾配で溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した(38%)。 融点163〜165℃。 分析値(C16H14N4O2-0.05 CH3COOCH2CH3に対する): 計算値:C,65.13;H,4.86;N,18.76 実測値:C,64.73;H,4.76;N,18.66 実施例 40 8−ブチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 1:1 酢酸エチル:ヘキサン乃至酢酸エチル全部の勾配で溶離するフラッシ ュクロマトグラフィーにより精製した(42%)。融点183〜184℃。 分析値(C17H18N4O-0.25 H2Oに対する): 計算値:C,68.32;H,6.24;N,18.75 実測値:C,68.35;H,5.97;N,18.69 実施例 41 2−フェニルアミノ−8−プロピル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オ ン 1:1 酢酸エチル:ヘキサン乃至酢酸エチル全部の勾配で溶離するフラッシ ュクロマトグラフィーにより精製した(65%)。融点163〜164℃。 分析値(C16H16N4Oに対する): 計算値:C,68.55;H,5.75;N,19.99 実測値:C,68.56;H,5.97;N,19.73 実施例 42 8−イソブチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オン 1:1 酢酸エチル:ヘキサンで溶離するフラッシュクロマトグラフィーによ り精製した(72%)。融点170〜171℃。 分析値(C17H18N4O-0.05 CH3COOCH2CH3に対する): 計算値:C,68.89;H,6.31;N,18.47 実測値:C,68.60;H,6.20;N,18.15 実施例 43 8−イソプロピル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン 1:1 酢酸エチル:ヘキサン乃至酢酸エチル全部の勾配で溶離するフラッシ ュクロマトグラフィーにより精製した(23%)。融点170〜171℃。 分析値(C16H16N4Oに対する): 計算値:C,68.55;H,5.75;N,19.99 実測値:C,68.31;H,5.73;N,19.88 実施例 44〜45 8−エチル−2−メタンスルホニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オ ンから2−アミノ−8−エチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オンの 製造のための一般的操作:実施例44〜45を製造するのに使用 8−エチル−2−メタンスルホニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7− オン(1当量)にアミン1〜10当量を加えた。使用するアミンがアニリンまたは 置換アニリンである実施例では、反応混合物を10分間乃至1時間175℃に加熱し た。第一アミンの場合、反応は室温で10〜60分間行った。反応混合物を飽和重炭 酸ナトリウムと酢酸エチルとの間で分配した。いくつかの例では、有機層を追加 の水または塩水で洗った。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして 真空濃縮した。残渣を特記した操作で精製した。 実施例18の代替製造 8−エチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 1:1 ヘキサン:酢酸エチル乃至酢酸エチル全部の勾配で溶離するフラッシ ュクロマトグラフィーにより精製した(40%)。融点194〜195℃。 分析値(C15H14N4Oに対する): 計算値:C,67.65;H,5.30;N,21.04 実測値:C,67.34;H,5.19;N,20.88 実施例 44 2−ベンジルアミノ−8−エチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 3:1 ヘキサン:酢酸エチルを残渣に加え、そして得られた固体を集めるこ とにより精製した(41%)。融点96〜97℃。 分析値(C16H16N4Oに対する): 計算値:C,68.55;H,5.75;N,19.99 実測値:C,68.00;H,5.87;N,19.20 実施例 45 8−エチル−2−エチルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 分析用材料が直接得られた(87%)。融点60〜161℃。 分析値(C11H14N4Oに対する): 計算値:C,60.53;H,6.47;N,25.67 実測値:C,60.27;H,6.35;N,25.61 実施例 46〜54 8−エチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7− オンから2−アミノ−8−エチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン の製造のための一般的操作:実施例46〜54を製造するのに使 用 8−エチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン(1当量)にアミン1〜10当量を加えた。アミンがアニリン、置換アニリ ンまたは第三アミンである場合、反応混合物を10分間乃至1時間175℃に加熱し た。第一または第二アルキルアミンの場合、反応は室温で10〜60分間行った。反 応混合物を特記した操作により処理し、精製した。 実施例 46 2−t−ブチルアミノ−8−エチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オ ン 室温に冷却後、反応混合物をクロロホルムと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分 配した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残 渣を酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した(32%) 。融点103〜104℃。 分析値(C13H18N4O-0.25 H2Oに対する): 計算値:C,62.27;H,7.39;N,22.36 実測値:C,62.64;H,7.45;N,22.35 実施例 47 8−エチル−2−イソプロピルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7− オン 反応混合物を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配した。有機層を 硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した(71%)。 融点119〜120℃。 分析値(C12H16N4Oに対する): 計算値:C,62.05;H,6.94;N,24.12 実測値:C,61.84;H,7.04;N,23.92 実施例 48 2−シクロヘキシルアミノ−8−エチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン 反応混合物を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配した。有機層を 塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。固体を ヘキサンで洗い、濾過した(67%)。融点135〜136℃。 分析値(C15H20N4Oに対する): 計算値:C,66.15;H,7.40;N,20.57 実測値:C,66.20;H,7.54;N,20.57 実施例 49 2−(ビフェニル−4−イルアミノ)−8−エチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン 室温に冷却後、酢酸エチルおよびヘキサンを加え、そして得られた固体を集め 、酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーで精製した。2:1 ヘ キサン:酢酸エチル乃至酢酸エチル全部の勾配で溶離する第二のクロマトグラフ ィーにより、純粋な生成物(32%)が得られた。融点207〜208℃。 分析値(C21H18N4O-0.5 H2Oに対する): 計算値:C,71.79;H,5.41;N,15.95 実測値:C,72.08;H,5.35;N,15.78 実施例 50 8−エチル−2−(ピリジン−4−イルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン 室温に冷却後、反応混合物をクロロホルムと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分 配した。水相を追加のクロロホルムで抽出し、そして有機層を合し、塩水で洗い 、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣を酢酸エチル 中5%クロロホルムで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した(3 3%)。融点259〜260℃。 分析値(C14H13N5O-0.25 H2Oに対する): 計算値:C,61.87;H,4.97;N,25.78 実測値:C,61.94;H,4.73;N,25.47 実施例 51 8−エチル−2−(4−メトキシフェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン 室温に冷却後、酢酸エチルおよびヘキサンを加え、そして得られた固体を集め 、酢酸エチルから再結晶して精製した(59%)。融点196〜197℃。 分析値(C16H16N4O2-0.5 H2Oに対する): 計算値:C,59.44;H,5.88;N,17.34 実測値:C,59.37;H,5.23;N,17.12 実施例 52 2−〔4−(2−ジエチルアミノエトキシ)−フェニルアミノ〕−8−エチル− 8H-ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 室温に冷却後、反応混合物を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配 した。有機層を塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃 縮した。ヘキサンおよび酢酸エチルを加え、そして得られた固体を濾去した。固 体を酢酸エチル乃至酢酸エチル中5%メタノール乃至酢酸エチル中30%メタノー ルの勾配で溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した(30%)。融点 128〜129℃。 分析値(C21H27N5O2-0.5 H2Oに対する): 計算値:C,64.62;H,7.18;N,17.95 実測値:C,65.00;H,7.11;N,17.95 実施例 53 8−エチル−2−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ 〕−8H−ピリド−〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 室温に冷却後、反応混合物をクロロホルムに溶解し、そして酢酸エチル 中の30%メタノールで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。 生成物を含有するフラクションを濃縮し、ヘキサンおよび酢酸エチルを加えると 、固体が得られ、濾集した(26%)。融点185〜186℃。 分析値(C20H24N6O-1.0 H2Oに対する): 計算値:C,62.83;H,6.81;N,21.99 実測値:C,63.12;H,6.61;N,21.78 実施例 54 8−エチル−2−〔3−(1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)−フェニルアミ ノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 室温に冷却後、反応混合物を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配 した。有機層を塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃 縮した。得られた固体を酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーに よって精製した(20%)。融点175〜176℃。 分析値(C17H14N4F4O2に対する): 計算値:C,53.41;H,3.69;N,14.65 実測値:C,53.19;H,3.81;N,14.39 実施例 55 8−エチル−2−(4−ヒドロキシフェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピ リミジン−7−オン プロピオン酸10ml中の8−エチル−2−(4−メトキシフェニルアミノ)−8・ −ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(133mg、0.45ミリモル)と48%水性HB r 1mlとの混合物を3時間加熱還流した。室温に冷却後、反応混合物を酢酸エチ ルと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配した。水層を酢酸エチルでさらに抽出し そして有機層を合し、塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして 真空濃縮した。得られた固体を酢酸エチルに溶解し、そして溶液をシリカゲル中 を通過させることにより精製すると8−エチル−2−(4−ヒドロキシフェニル アミノ)−8H−ピリド〔2,3- d〕ピリミジン−7−オン58mg(46%)が得られた。融点222〜224℃。 分析値(C15H14N4O2-0.25 H2Oに対する): 計算値:C,62.83;H,5.06;N,19.55 実測値:C,63.12;H,4.93;N,19.18 実施例 56 2−ベンジルオキシフェニルアミノ−8−エチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン ジメチルホルムアミド5ml中の8−エチル−2−(4−ヒドロキシフェニルア ミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(94mg、0.33ミリモル)、臭 化ベンジル(70mg、0.41ミリモル)および炭酸カリウム(370mg、2.67ミリモル) の混合物を5分間加熱還流させた。室温に冷却後、水を加え、そして得られた固 体を集め、1:1 ヘキサン:酢酸エチル乃至酢酸エチル全部の勾配で溶離する フラッシュクロマトグラフィーにより精製すると2−ベンジルオキシフェニルア ミノ−8−エチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン70mg(56%)が 得られた。融点195〜197℃。 分析値(C22H20N4O2に対する): 計算値:C,70.95;H,5.41;N,15.04 実測値:C,70.56;H,5.44;N,14.86 実施例 57 8−エチル−2−〔4−(2−メトキシエトキシ)フェニルアミノ〕−8H−ピリ ド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン ジメチルホルムアミド5ml中の8−エチル−2−(4−ヒドロキシフェニルア ミノ)−8H-ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(92mg、0.33ミリモル)、2− メトキシエチルブロミド(55mg、0.40ミリモル)および炭酸カリウム(360mg、2 .61ミリモル)の混合物を5分間加熱還流させた。室温に冷却後、水を加え、そ して得られた固体を濾集した。固体を酢酸エチルに溶解し、そして溶液を硫酸マ グネシウムで乾燥し、濾過し、濃縮し、 そして酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると8 −エチル−2−〔4−(2−メトキシエトキシ)フェニルアミノ〕−8H−ピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン92mg(56%)が得られた。 融点169〜171℃。 分析値(C18H20N4O3-0.25 H2Oに対する): 計算値:C,62.70;H,5.95;N,16.26 実測値:C,62.86;H,5.87;N,16.36 実施例 58 8−(4−メトキシベンジル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピ リミジン−7−オン クロロホルム20ml中の8−(4−メトキシベンジルアミノ)−2−メタンスル ファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(380mg、1.21ミリモル) の室温溶液にm-CPBA(50%〜60%m-CPBA 900mg、残り水)を加えた。反応を2時 間室温で撹拌し、次にクロロホルムと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配した。 有機層を追加の飽和重炭酸ナトリウム次いで塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾 燥し、濾過し、そして真空濃縮した。クロロホルムおよびヘキサンを加えると、 固体が形成され、これを集めると8−(4−メトキシベンジルアミノ)−2−メ タンスルホニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン335mg(62%)が得 られた。 アニリン1.5ml中の8−(4−メトキシベンジルアミノ)−2−メタンスルホ ニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(217mg、0.63ミリモル)の溶 液を10分間加熱還流した。室温に冷却すると、固体が形成した。水(10ml)を加 え、そして濾液をゴム状固体からデカントし、これを酢酸エチルに溶解し2:1 ヘキサン:酢酸エチル乃至酢酸エチル全部の勾配で溶離するフラッシュクロマ トグラフィーで精製した。生成物を含有するフラクションを真空濃縮し、ヘキサ ンおよび酢酸エチルで処理した。固体を濾集すると8−(4−メトキシベンジル )−2−フェニルアミノ− 8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン101mg(45%)が得られた。融点215 〜216℃。 分析値(C21H18N4O2に対する): 計算値:C,70.38;H,5.06;N,15.63 実測値:C,70.06;H,4.91;N,15.47 実施例 59 2−〔4−(2−ジエチルアミノエトキシ)−フェニルアミノ〕−8−イソプロ ピル−8H-ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 8−イソプロピル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−7−オン(126mg、0.50ミリモル)に4−(2−ジエチルアミノエトキシ) アニリン(313mg、1.51ミリモル)を加えた。反応混合物を10分間175℃に加熱し 、次に室温に冷却し、そして飽和重炭酸ナトリウムと酢酸エチルとの間で分配し た。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣を 酢酸エチル中の10%メタノールで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより 精製した。生成物を含むフラクションを濃縮し、そしてヘキサンを加えた。得ら れた固体を濾集すると2−〔4−(2−ジエチルアミノエトキシ)−フェニルア ミノ〕−8−イソプロピル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン94mg(47 %)が得られた。融点84〜85℃。 分析値(C22H29N5O2に対する): 計算値:C,66.81;H,7.39;N,17.71 実測値:C,66.63;H,7.47;N,17.72 実施例 60 8−イソプロピル−2−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−フェニル アミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 8−イソプロピル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−7−オン(212mg、0.85ミリモル)に4−(4−メチルピペラ ジン−1−イル)−アニリン(323mg、1.69ミリモル)を加えた。反応混合物を1 0分間175℃に加熱し、次に室温に冷却し、そして飽和重炭酸ナトリウムとクロロ ホルムとの間で分配した。有機層を塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾 過し、そして真空濃縮した。残渣を酢酸エチル中の10%メタノールで溶離するフ ラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクションを濃縮 し、そしてヘキサンおよび酢酸エチルを加えると固体が得られ、これをクロロホ ルムに溶解し、そして酸化アルミニウムカラムを通した。生成物を含むフラクシ ョンを濃縮し、そしてヘキサンおよび酢酸エチルを添加すると、固体が形成し、 8−イソプロピル−2−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−フェニル アミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン160mg(50%)が得られた 。融点221〜222℃。 分析値(C21H26N6O-0.25 H2Oに対する): 計算値:C,65.88;H,6.93;N,21.96 実測値:C,66.18;H,6.95;N,21.57 実施例 61 8−メチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン アニリン1ml中の8−メチル−2−メタンスルホニル−8H−ピリド〔2,3-d〕 ピリミジン−7−オン(287mg、1.20ミリモル)の混合物を10分間加熱還流した 。反応混合物を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配した。有機層を 塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして真空濃縮した。酢酸エチルおよ びヘキサンを添加すると、沈殿が形成し、これを集めると生成物107mg(35%) が得られた。8−メチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−7−オンの分析用試料はヘキサンおよび酢酸エチルからの再結晶次いで酢酸 エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーによって得られた。融点244〜2 47℃。 分析値(C14H12N4O-0.20 H2Oに対する): 計算値:C,65.71;H,4.88;N,21.89 実測値:C,65.73;H,4.45;N,21.55 実施例 62 2−アミノ−8−メチル−8H-ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 8−メチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン(160mg、0.77ミリモル)をメタノール性アンモニア15mlに溶解し、そし て35時間120℃に密封ガラス管中で加熱した。得られた結晶を濾集し、1:1 ヘ キサン:酢酸エチルで洗うと2−アミノ−8−メチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピ リミジン−7−オン77mg(57%)が得られた。 融点237〜253℃。 分析値(C8H8N4O-0.15 H2Oに対する): 計算値:C,53.71;H,4.68;N,31.32 実測値:C,53.86;H,4.69;N,31.00 実施例 63 2−ベンジルアミノ−8−メチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン ベンジルアミン1.5ml中の8−メチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(171mg、0.83ミリモル)の溶液を3時間加熱還 流した。冷却して形成した固体を濾集し、1:1 ヘキサン:酢酸エチルで洗い 、次に酢酸エチルで溶離してクロマトグラフィー処理すると2−ベンジルアミノ −8−メチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン95mg(43%)が得ら れた。融点160〜162℃。 分析値(C15H14N4Oに対する): 計算値:C,67.65;H,5.30;N,21.04 実測値:C,67.81;H,5.07;N,20.99 実施例 64 2−ブチルアミノ−8−メチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン n−ブチルアミン2ml中の8−メチル−2−メタンスルホニル−8H−ピリド〔 2,3-d〕−ピリミジン−7−オン(200mg、0.83ミリモル)の溶液を10分間室温で 撹拌した。反応混合物を酢酸エチルと水との間で分配し、そして有機層を飽和重 炭酸ナトリウムおよび塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして真空濃縮 した。残渣にヘキサン:酢酸エチルの4:1混合物を加え、そして得られた固体 を濾集すると2−ブチルアミノ−8−メチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オン154mg(79%)が得られた。融点146〜147℃。 分析値(C12H16N4Oに対する): 計算値:C,62.05;H,6.94;N,24.12 実測値:C,61.91;H,6.86;N,24.13 実施例 65 2−エチルアミノ−8−メチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 70%水性エチルアミン2.5ml中の8−メチル−2−メタンスルホニル−8H−ピ リド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(152mg、0.63ミリモル)の混合物を室温で 10分間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルと水との間で分配し、そして有機層を 飽和重炭酸ナトリウムおよび塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして真 空濃縮すると2−エチルアミノ−8−メチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オン105mg(82%)が得られた。融点194〜195℃。 分析値(C10H12N4Oに対する): 計算値:C,58.81;H,5.92;N,27.43 実測値:C,58.44;H,5.80;N,27.15 実施例 66 8−メチル−2−(2−ピリジン−2−イル一エチルアミノ)−8H−ピリド〔2, 3-d〕ピリミジン−7−オン テトラヒドロフラン2ml中の8−メチル−2−メタンスルホニル−8H−ピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(165mg、0.69ミリモル)および2−(2−アミ ノエチル)−ピリジン(165μl、1.38ミリモル)の混合物を室温で30分間撹拌し た。固体を集めると生成物40mg(21%)が得られた。濾液を濃縮し、フラッシュ クロマトグラフィーで精製すると8−メチル−2−(2−ピリジン−2−イル一 エチルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン125mg(64%)が得 られた。融点155〜156℃。 分析値(C15H15N5O-0.20 H2Oに対する): 計算値:C,63.03;H,5.46;N,24.51 実測値:C,63.31;H,5.18;N,24.75 実施例 67 2−イソプロピルアミノ−8−メチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7− オン イソプロピルアミン2ml中の8−メチル−2−メタンスルホニル−8H−ピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(194mg、0.81ミリモル)の混合物を室温で15分 間撹拌した。過剰のアミンを真空で除去し、そして残渣を酢酸エチルと水との間 で分配した。有機相を飽和重炭酸ナトリウム次いで塩水で洗い、硫酸マグネシウ ムで乾燥し、濃縮すると2−イソプロピルアミノ−8−メチル−8H-ピリド〔2,3 -d〕ピリミジン−7−オン168mg(95%)が得られた。融点148〜149℃。 分析値(C11H14N4Oに対する): 計算値:C,60.53;H,6.47;N,25.67 実測値:C,60.27;H,6.50;N,25.60 実施例 68 3−(4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル) プロピオン酸エチルエステル エタノールとテトラヒドロフランとの溶媒混合物中の3−(4−エチルアミノ −2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)アクリル酸エチル(152mg、0.4 8ミリモル)および5%パラジウム付き炭素の混合物を加圧下に水素添加した。 触媒を濾去し、そして濾液を濃縮した。残渣を2:1酢酸エチル:ヘキサンで溶 離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると3−(4−エチルアミノ −2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)プロピオン酸エチルエステル72 mg(47%)が得られた。融点106〜107℃。 分析値(C17H22N4O2に対する): 計算値:C,64.95;H,7.05;N,17.82 実測値:C,64.90;H,7.06;N,17.77 実施例 69 8−エチル−2−フェニルアミノ−5,8−ジヒドロ−6H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン N,N−ジイソプロピルエチルアミン5ml中の3−(4−エチルアミノ−2−フ ェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)プロピオン酸エチルエステル(254mg、0 .81ミリモル)および1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン141mg( 0.93ミリモル)の混合物を一夜加熱還流させた。追加の1,8−ジアザビシクロ〔5 .4.0〕ウンデカ−7−エン(121μl、1.0ミリモル)を加え、そして反応混合物 を24時間加熱還流させた。室温に冷却すると、固体が形成し、これを濾集し、酢 酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると3−(4− エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)プロピオン酸エチ ルエステル110mg(51%)が得られた。融点146〜147℃。 分析値(C15H16N4Oに対する): 計算値:C,67.15;H,6.01;N,20.88 実測値:C,67.06;H,6.06;N,20.59 実施例 70 3−(4−メチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル)− アクリロニトリル ジメチルホルムアミド10ml中の水素化ナトリウム(油中のNaHの60%懸濁液の2 40mg)の室温懸濁液にシアノメチルホスホン酸ジエチル(1.0ml、6.17ミリモル )を加えた。反応混合物を15分間室温で撹拌し、次にジメチルホルムアミド10ml 中の4−メチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−カルブアル デヒド(1.02g、5.57ミリモル)を加え、混合物を室温で10分間撹拌した。反応 混合物を塩水とヘキサンおよび酢酸エチルの1:1混合物との間で分配した。有 機層を水洗いし、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮すると3−(4−メチルアミ ノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル)−アクリロニトリル367m g(32%)が得られた。融点207〜210℃。残渣を1:1酢酸エチル:ヘキサンで 溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると生成物の追加の19mg(1 3%)が得られた。 分析値(C9H10N4S-0.5 H2Oに対する): 計算値:C,50.20;H,5.15;N,26.02 実測値:C,50.48;H,4.80;N,26.28 実施例 71 8−メチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7− イリデンアミン N,N−ジイソプロピルエチルアミン15ml中の3−(4−メチルアミノ−2−メ タンスルファニル−ピリミジン−5−イル)アクリロニトリル(805mg、3.91ミリ モル)および1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン3ml(20.13ミ リモル)の混合物を一夜加熱還流した。液体を黒色油からデカントし、そして1 :3 メタノール:酢酸エチルの混合物で溶離 するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクション を濃縮し、そして残渣に酢酸エチル:ヘキサン 1:4の混合物を加えた。得ら れた固体を濾集すると8−メチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3- d〕ピリミジン−7−イリデンアミン133mg(16%)が得られた。融点146〜149℃ 。濾液を濃縮すると生成物の追加の405mg(56%)が得られた。 分析値(C9H10N4S-0.65 H2Oに対する): 計算値:C,49.59;H,5.23;N,25.70 実測値:C,49.26;H,4.83;N,25.48 実施例 72 3−(4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)アクリ ロニトリル ジメチルホルムアミド5ml中の水素化ナトリウム(油中NaHの60%懸濁液38mg )の室温懸濁液にシアノメチルホスホン酸ジエチル(150μl、0.93ミリモル)を 加えた。反応混合物を15分間室温で撹拌し、次にジメチルホルムアミド2ml中の 4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−カルブアルデヒド( 200mg、0.83ミリモル)を加え、そして混合物を室温で10分間撹拌した。反応混 合物を塩水と酢酸エチルとの間で分配した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウム で乾燥し、そして真空で濃縮した。残渣を1:1 酢酸エチル:ヘキサンで溶離 するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクション を濃縮し、そしてヘキサンを残渣に加えた。得られた固体を濾集すると3−(4 −エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)アクリロニトリ ル91mg(43%)が得られた。融点244〜246℃。濾液を濃縮すると生成物追加の68 mg(32%)が得られた。 分析値(C15H15N5に対する): 計算値:C,67.91;H,5.70;N,26.40 実測値:C,67.80;H,5.57;N,26.39 実施例 73 3−(4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)−ブタ −2−エン酸エチルエステル テトラヒドロフラン10ml中の4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミ ジン−5−カルボキサアルデヒド(200mg、0.83ミリモル)の室温溶液に(カル ブエトキシエチリデン)トリフェニルホスホラン(360mg、1.0ミリモル)を加え た。反応混合物を一夜加熱還流し、冷却しそして真空濃縮した。残渣を1:1 酢酸エチル:ヘキサンで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した 。生成物を含有するフラクションを濃縮し、そして1:2 酢酸エチル:ヘキサ ンを残渣に加えた。得られた固体を濾集すると3−(4−エチルアミノ−2−フ ェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)−ブタ−2−エン酸エチルエステル176m g(65%)が得られた。融点148〜150℃。 分析値(C18H22N4O2に対する): 計算値:C,66.24;H,6.79;N,17.16 実測値:C,65.95;H,6.68;N,17.02 実施例 74 8−(1−エチルプロピル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン ジメチルホルムアミド7ml中のNaH(鉱油中NaHの60%懸濁液33mg)の懸濁液に 2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(154mg、0.65 ミリモル)を加えた。反応混合物を60℃に加熱すると透明な溶液となった。溶液 を若干冷却し、そして3−ブロモペンタン(125μl)1.01ミリモル)を加えた。 反応を30分間60℃に加熱し、次に室温に冷却し、そして水と酢酸エチルとの間で 分配した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。 残渣を1:1 酢酸エチル:ヘキサ ンで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると8−(1−エチル プロピル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン4 5mg(23%)が得られた。融点116〜118℃。 分析値(C18H20N6O-0.2 H2Oに対する): 計算値:C,69.29;H,6.59;N,17.95 実測値:C,69.59;H,6.41;N,18.03 実施例 75 8−イソペンチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オン ジメチルホルムアミド10ml中のNaH(鉱油中のNaHの60%懸濁液150mg)の懸濁 液に2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(508 mg、2.63ミリモル)を加えた。反応混合物を50℃に加熱すると橙色溶液となった 。溶液を若干冷却し、そして3−ブロモペンタン(500μl、3.97ミリモル)を加 えた。反応を50℃に1時間加熱し、次に室温に冷却し、そして水と酢酸エチルと の間で分配した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮 した。残渣を1:3 酢酸エチル:ヘキサン乃至酢酸エチル全部の勾配で溶離す るフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると8−イソペンチル−2−メタ ンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン348mg(50%)が油 状物として得られた。 実施例 76 8−(1−エチルプロピル)−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピ リミジン−7−オン クロロホルム10ml中の8−(1−エチルプロピル)−2−メタンスルファニル −8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(260mg、0.99ミリモル)の室温溶 液に(±)−トランス−2−(フェニルスルホニル)−3−フェニルオキサアジリ ジン(260mg、1.11ミリモル)を加えた。溶液を一夜 室温で撹拌し、次に真空濃縮した。残渣を酢酸エチル乃至酢酸エチル中の10%メ タノールの勾配で溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると8− (1−エチルプロピル)−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン227mg(82%)が得られた。融点111〜114℃。 分析値(C13H17N3O2Sに対する): 計算値:C,55.89;H,6.13;N,15.04 実測値:C,55.70;H,6.02;N,14.95 実施例 77 8−(1−エチルプロピル)−2−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イル) −フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 8−(1−エチルプロピル)−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d 〕ピリミジン−7−オン(190mg、0.68ミリモル)に4−(4−メチルピペラジ ン−1−イル)−アニリン(260mg、1.36ミリモル)を加えた。反応混合物を10 分間175℃に加熱し、次に室温に冷却し、そして飽和重炭酸ナトリウムとクロロ ホルムとの間で分配した。有機層を飽和重炭酸ナトリウムおよび塩水で洗い、硫 酸マグネシウムで乾燥し、濾過しそして真空濃縮した。残渣を酢酸エチル中10% メタノールで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生成物を 含むフラクションを濃縮し、固体をクロロホルムに溶解し、そして大量のヘキサ ンを加えた。溶液を冷蔵庫で一夜冷却し、そして得られた沈殿を濾集すると生成 物101mg(37%)が得られた。クロロホルムおよびヘキサンから再結晶することに より8−(1−エチルプロピル)−2−〔4−(4−メチルピペラジン−1−イ ル)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン41mgが得 られて、分析用試料を得た。融点155〜157℃。 分析値(C23H30N6O-0.10 H2Oに対する): 計算値:C,67.68;H,7.41;N,20.60 実測値:C,67.31;H,7.25;N,20.40 実施例 78 2−(4−ジエチルアミノ−フェニルアミノ)−8−エチル−8H−ピリド〔2,3- d〕ピリミジン−7−オン 8−エチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン(129mg、0.54ミリモル)と4−ジエチルアミノアニリン1mlとの混合物 を10分間175℃に加熱し、次に室温に冷却し、そして飽和重炭酸ナトリウムと酢 酸エチルとの間で分配した。有機層を飽和重炭酸ナトリウムおよび塩水で洗い、 硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣を酢酸エチルで 溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクシ ョンを濃縮し、残渣にヘキサンを加えた。得られた沈殿を濾集すると2−(4− ジエチルアミノ−フェニルアミノ)−8−エチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン124mg(68%)が得られた。融点108〜109℃。 分析値(C19H23N5Oに対する): 計算値:C,67.63;H,6.87;N,20.76 実測値:C,67.49;H,6.79;N,20.78 実施例 79 8−エチル−2−(4−モルホリン−4−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 8−エチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン(136mg、0.57ミリモル)と4−モルホリノアニリン(205mg、1.15ミリモ ル)との混合物を10分間175℃に加熱し、次に室温に冷却し、そして酢酸エチル を加えた。沈殿を濾集し、酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィー により精製した。生成物を含むフラクションを濃縮し、そして残渣に酢酸エチル およびヘキサンを加えた。得られた沈殿を濾集すると114mg(57%)の収率で8 −エチル−2−(4−モルホリン− 4−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オンが得 られた。融点227〜228℃。 分析値(C19H21N5O2-0.25 H2Oに対する): 計算値:C,64.14;H,6.05;N,19.69 実測値:C,64.37;H,5.80;N,19.78 実施例 80 6−メチル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7− オン テトラヒドロフラン15ml中の2−〔ビス(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ホス フィニル〕プロピオン酸メチル(Tetrahedron Lett.,1983:4405)(526mg、1.59 ミリモル)および18−クラウン−6(1.611g、6.10ミリモル)の溶液を−78℃ に冷却し、そしてカリウムビス(トリメチルシリル)アミド(トルエン中0.5M溶 液、3.17ml)次いで4−アミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−カ ルボキサアルデヒド(206mg、1.22モル)を加えた。反応混合物を30分間−78℃で 撹拌し、次に室温に加温した。室温で2.5時間撹拌した後、反応を飽和塩化アン モニウムでクエンチングした。水層をエーテルで数回抽出し、そして合した抽出 液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして濃縮した。残渣にヘキサンおよ び酢酸エチルを加え、そして得られた固体を集めると6−メチル−2−メチルス ルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン122mg(48%)が得られ た。融点243〜245℃。 分析値(C9H9N3OS-0.10 H2Oに対する): 計算値:C,51.72;H,4.41;N,20.11 実測値:C,51.42;H,4.36;N,19.96 実施例 81 8−エチル−6−メチル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン ジメチルホルムアミド40ml中のNaH(鉱油中のNaHの60%懸濁液261mg)の懸濁 液に6−メチルスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(926 mg、4.48ミリモル)を加えた。反応混合物を50℃に加熱すると透明な溶液となっ た。溶液を若干冷却し、そしてヨードエタン(491μl、6.14ミリモル)を加えた。 反応を10分間50℃に加熱し、次に室温に冷却し、そして氷水と酢酸エチルとの間 で分配した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した 。残渣をヘキサンと水との間で分配した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、 濾過し、そして真空濃縮した。ヘキサンを加え、そして得られた固体を濾集する と8−エチル−6−メチル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピ リミジン−7−オン824mg(78%)が得られた。融点84〜86℃。 分析値(C11H13N3OS-0.05 H2O-0.05酢酸エチルに対する): 計算値:C,55.93;H,5.62;N,17.48 実測値:C,56.11;H,5.62;N,17.21 実施例 82 8−エチル−2−メタンスルフィニル−6−メチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン クロロホルム50ml中の8−エチル−6−メチル−2−メチルスルファニル−8H -ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(789mg、3.36ミリモル)の室温溶液に(± )−トランス−2−(フェニルスルホニル)−3−フェニルオキサアジリジン(1 .06g、4.06ミリモル)を加えた。溶液を室温で一夜撹拌し、次に真空濃縮した 。残渣を酢酸エチル〜酢酸エチル中10%メタノールの勾配で溶離するフラッシュ クロマトグラフィーにより精製すると8−エチル−6−メチル−2−メチルスル フィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕 ピリミジン−7−オン743mg(88%)が得られた。融点148〜150℃。 分析値(C11H13N3O2S-0.20 H2Oに対する): 計算値:C,51.85;H,5.26;N,16.49 実測値:C,52.22;H,5.14;N,16.09 実施例 83 8−エチル−6−メチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−7−オン 8−エチル−6−メチル−2−メチルスルフィニル−8H−ピリド〔2,3−d〕 ピリミジン−7−オン(123mg、0.49ミリモル)とアニリン1mlとの混合物を20 分間175℃に加熱した。反応を室温に冷却し、そして酢酸エチルと飽和重炭酸ナ トリウムとの間で分配した。有機層を塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、 濾過し、そして濃縮した。残渣にヘキサンを加え、得られた固体を濾集し、そし て酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると8−エ チル−6−メチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン21mg(15%)が得られた。融点178〜180℃。 分析値(C16H16N4O-0.10 H2O-0.05酢酸エチルに対する): 計算値:C,67.92;H,5.80;N,19.57 実測値:C,67.64;H,5.50;N,19.18 実施例 84 8−エチル−6−メチル−2−〔4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)− フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 8−エチル−6−メチル−2−メチルスルフィニル−8H−ピリド〔2,3−d〕 ピリミジン−7−オン(154mg、0.61ミリモル)および4−(4−メチル−ピペ ラジン−1−イル)−アニリン234mg(1.23ミリモル)の混合物を30分間175℃に 加熱した。反応を100℃に冷却し、そして水を加えた。水をデカントにより除き 、そしてゴムをクロロホルムに溶解し、そして飽 和重炭酸ナトリウム次いで塩水で洗った。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、 濾過し、そして濃縮した。残渣をクロロホルム中10%メタノールで溶離するフラ ッシュクロマトグラフィーにより精製した。生成物を含むフラクションを集め濃 縮した。残渣をヘキサンおよび酢酸エチルから再結晶し、次にクロロホルムおよ びヘキサンから再び再結晶すると8−エチル−6−メチル−2−〔4−(4−メ チル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン76mg(33%)が得られた。融点198〜200℃。 分析値(C21H26N6O-0.3 H2Oに対する): 計算値:C,65.73;H,6.94;N,21.91 実測値:C,65.35;H,6.66;N,21.84 実施例 85 8−sec-ブチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7− オン ジメチルホルムアミド6ml中のNaH(鉱油中のNaHの60%懸濁液47mg)の懸濁液 に2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(202mg、0. 85ミリモル)を加えた。反応混合物を50℃〜60℃に加熱すると黄色の溶液が得ら れた。溶液を若干冷却し、そして2−ヨードブタン(140μl、1.22ミリモル)を 加えた。反応を20分間50℃に加熱し、次に室温に冷却し、そして水と酢酸エチル との間で分配した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃 縮した。2:1 酢酸エチル:ヘキサンで溶離するフラッシュクロマトグラフィ ーによって精製すると、8−sec−ブチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2 ,3-d〕ピリミジン−7−オン29mg(12%)が得られた。融点155〜156℃。 分析値(C17H18N4Oに対する): 計算値:C,69.37;H,6.16;N,19.03 実測値:C,69.18;H,5.92;N,18.91 実施例 86 8−(2−メトキシエチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン ジメチルホルムアミド6ml中のNaH(鉱油中のNaHの60%懸濁液49mg)の懸濁液 に2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(200mg、0. 84ミリモル)を加えた。反応混合物を50℃に加熱すると黄色の溶液が得られた。 溶液を若干冷却し、そして2−ブロモエチルメチルエーテル(140μl、1.49ミリ モル)を加えた。反応混合物を10分間50℃に加熱し、次に室温に冷却し、そして 水と酢酸エチルとの間で分配した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し 、そして真空濃縮した。2:1 ヘキサン:酢酸エチル乃至酢酸エチル全部の勾 配で溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると8−(2−メトキ シエチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン1 40mg(56%)が得られた。融点179〜180℃。 分析値(C16H16N4O2-0.2 H2Oに対する): 計算値:C,64.07;H,5.51;N,18.68 実測値:C,64.02;H,5.36;N,18.51 実施例 87 8−(3−フェノキシプロピル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピ リミジン−7−オン ジメチルホルムアミド6ml中のNaH(鉱油中のNaHの60%懸濁液51mg)の懸濁液 に2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(200mg、0.8 4ミリモル)を加えた。反応混合物を50℃に加熱すると黄色の溶液が得られた。 溶液を若干冷却し、そして3−フェノキシプロピルブロミド(230μl、1.47ミリ モル)を加えた。反応混合物を10分間50℃に加熱し、次に室温に冷却し、そして 水と酢酸エチルとの間で分配した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し 、そして真空濃縮した。残渣に メタノールおよび酢酸エチルを加え、そして8−(3−フェノキシプロピル)− 2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン60mg(19%) を濾集した。融点175〜176℃。 分析値(C22H20N4O2に対する): 計算値:C,70.95;H,5.41;N,15.04 実測値:C,70.67;H,5.42;N,14.98 実施例 88 8−エチル−2−(4−フルオロフェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン 8−エチル−2−メチルスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン(145mg、0.61ミリモル)と4−フルオロアニリン500μlとの混合物を10 分間175℃に加熱した。反応混合物を室温に冷却し、そして得られた固体を1: 1 ヘキサン:酢酸エチルで洗った。固体を酢酸エチルで溶離するフラッシュク ロマトグラフィーにより精製すると8−エチル−2−(4−フルオロフェニルア ミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン85mg(49%)が得られた。 融点215〜217℃。 分析値(C15H13N4OFに対する): 計算値:C,63.37;H,4.61;N,19.71 実測値:C,62.98;H,4.37;N,19.60 実施例 89 8−エチル−2−(3−フルオロフェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン 8−エチル−2−メチルスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン(112mg、0.47ミリモル)と3−フルオロアニリン500μlとの混合物を10 分間175℃に加熱した。反応混合物を室温に冷却し、そして酢酸エチルと飽和重 炭酸ナトリウムとの間で分配した。有機層を塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾 燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣を酢 酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。クロロホル ムおよびヘキサンから再結晶すると8−エチル−2−(3−フルオロフェニルア ミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン33mg(25%)が得られた。 融点210〜212℃。 分析値(C15H13N4OF-0.1 H2O-0.1酢酸エチルに対する): 計算値:C,62.73;H,4.75;N,19.01 実測値:C,62.70;H,4.64;N,18.80 実施例 90 8−エチル−2−(3−フルオロ−4−メトキシフェニルアミノ)−8H−ピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 8−エチル−2−メチルスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン(124mg、0.52ミリモル)と3−フルオロ−4−メトキシアニリン148mg( 1.05ミリモル)との混合物を10分間175℃に加熱した。反応混合物を室温に冷却 し、そして酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配した。有機層を塩水 で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣を酢酸 エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。酢酸エチルお よびヘキサンから再結晶すると8−エチル−2−(3−フルオロ−4−メトキシ フェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン67mg(41%)が 得られた。融点196〜198℃。 分析値(C16H15N4O2F-0.3 H2Oに対する): 計算値:C,60.11;H,4.88;N,17.53 実測値:C,60.13;H,4.78;N,17.15 実施例 91 8−エチル−2−(3−フルオロ−2−メトキシフェニルアミノ)−8H−ピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 8−エチル−2−メチルスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−7−オン(133mg、0.56ミリモル)と3−フルオロ−2−メトキシアニリン5 00μlとの混合物を20分間175℃に加熱した。反応混合物を室温に冷却し、そして 酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配した。有機層を塩水で洗い、硫 酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣を酢酸エチルで溶 離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。酢酸エチルおよびヘキサ ンから再結晶すると8−エチル−2−(3−フルオロ−2−メトキシフェニルア ミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン28mg(16%)が得られた。 融点92〜93℃。 分析値(C16H15N4O2F-0.15 H2Oに対する): 計算値:C,60.63;H,4.83;N,17.68 実測値:C,60.31;H,4.52;N,17.42 実施例 92 8−エチル−2−(2−メトキシフェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン 8−エチル−2−メチルスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン(140mg、0.59ミリモル)と2−メトキシアニリン500μlとの混合物を20 分間175℃に加熱した。反応混合物を室温に冷却し、そしてクロロホルムと飽和 重炭酸ナトリウムとの間で分配した。有機層を塩水で洗い、硫酸マグネシウムで 乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣を酢酸エチルで溶離するフラッシュ クロマトグラフィーにより精製した。酢酸エチルおよびヘキサンから再結晶する と8−エチル−2−(2−メトキシフェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピ リミジン−7−オン60mg(34%)が得られた。融点126〜128℃。 分析値(C16H16N4O2-0.2 H2Oに対する): 計算値:C,64.09;H,5.47;N,18.69 実測値:C,64.10;H,5.36;N,18.44 実施例 93 2−(4−ジメチルアミノ−フェニルアミノ)−8−エチル−8H−ピリド〔2,3- d〕ピリミジン−7−オン 8−エトキシ−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン− 7−オン(155mg、0.65ミリモル)と4−ジメチルアミノアニリン500μlとの混 合物を10分間175℃に加熱し、次に室温に冷却し、そして飽和重炭酸ナトリウム と酢酸エチルとの間で分配した。有機層を塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥 し、濾過し、そして真空濃縮した。得られた固体をヘキサンおよび酢酸エチルで 洗い、次に酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製した 。生成物を含有するフラクションを濃縮し、そして残渣にヘキサンおよび酢酸エ チル 2:1の混合物を加えた。得られた沈殿を濾集すると2−(4−ジメチル アミノ−フェニルアミノ)−8−エチル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン110mg(50%)が得られた。融点189〜191℃。 分析値(C17H19N5O-0.2 H2O-0.25酢酸エチルに対する): 計算値:C,64.55;H,6.40;N,20.92 実測値:C,64.55;H,6.32;N,21.10 実施例 94 2−メタンスルファニル−4−フェニルアミノ−ピリミジン−5−カルボン酸エ チルエステル テトラヒドロフラン100ml中の4−クロロ−2−メタンスルファニル−ピリミ ジン−5−カルボン酸エチルエステル(9.25g、40.0ミリモル)の室温溶液にト リエチルアミン16ml次いでアニリン(4.0ml、43.8ミリモル)を加えた。溶液を 室温で一夜撹拌した。白色固体を濾去し、酢酸エチルで洗った。濾液を真空濃縮 し、そしてクロロホルムと重炭酸ナトリウム飽和水溶液との間で分配した。有機 層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして濃縮した。残渣に2:1 ヘキ サン:酢酸エチルの溶液を加え、そして得られた白色固体を集めると生成物7.07 g(60%)が得られた。濾液 から追加の2.18g(18%)が得られた。ヘキサンおよび酢酸エチルから再結晶する と2−メタンスルファニル−4−フェニルアミノ−ピリミジン−5−カルボン酸 エチルエステルの分析用試料が得られた。融点86〜87.5℃。 分析値(C14H15N3O2Sに対する): 計算値:C,58.11;H,5.23;N,14.52 実測値:C,57.93;H,5.27;N,14.46 実施例 95 (2−メタンスルファニル−4−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)−メ タノール テトラヒドロフラン100ml中の2−メタンスルファニル−4−フェニルアミノ −ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステル(7.25g、25.1ミリモル)の溶液 をテトラヒドロフラン100ml中の水素化リチウムアルミニウム(1.55g、40.9ミ リモル)の室温懸濁液に滴加した。10分後、水素化リチウムアルミニウムの追加 の1.00gを反応混合物に加え、そして1.5時間撹拌を続けた。反応をイソプロパ ノール次いで水6ml、15%Na0H 10ml、および水20mlで注意深くクエンチングし 、そして混合物を1.5時間撹拌した。白色沈殿を濾去し、酢酸エチルで洗った。 濾液を水洗いし、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。酢 酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、(4−エ チルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル)−メタノール2. 22g(36%)が得られた。融点127〜128℃。 分析値(C12H13N3OSに対する): 計算値:C,58.28;H,5.30;N,16.99 実測値:C,58.15;H,5.09;N,16.90 実施例 96 2−メタンスルファニル−4−フェニルアミノ−ピリミジン−5−カルボキサア ルデヒド クロロホルム400ml中の(4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリ ミジン−5−イル)−メタノール(2.80g、11.4ミリモル)に酸化マンガン(3. 95g、45.4ミリモル)を加えた。懸濁液を一夜室温で撹拌した。混合物をセラ イトを通して濾過し、クロロホルムで洗った。濾液を真空濃縮すると2−メタン スルファニル−4−フェニルアミノ−ピリミジン−5−カルボキサアルデヒド2. 73g(98%)が得られた。融点89〜90℃。 分析値(C12H11N3OSに対する): 計算値:C,58.76;H,4.52;N,17.13 実測値:C,58.56;H,4.69;N,17.10 実施例 97 3−(2−メタンスルファニル−4−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル) アクリル酸エチル テトラヒドロフラン20ml中の2−メタンスルファニル−4−フェニルアミノ− ピリミジン−5−カルボキサアルデヒド(1.00g、4.08ミリモル)の室温溶液に (カルブエトキシメチレン)トリフェニルホスホラン(1.82g、5.22ミリモル) を加えた。反応混合物を70分間加熱還流させ、次に真空濃縮し、そして酢酸エチ ルと1N塩酸との間で分配した。有機層を1N塩酸の二つの追加の部分量で抽出 し、そして酸層を合し、飽和重炭酸ナトリウムで中和した。生成物を酢酸エチル に抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣を酢 酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーによって精製すると黄色油状 物として3−(2−メタンスルファニル−4−フェニルアミノ−ピリミジン−5 −イル)アクリル酸エチル988mg(77%)が得られた。 実施例 98 2−メタンスルファニル−8−フェニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン N,N−ジイソプロピルエチルアミン5ml中の3−(2−メタンスルファ ニル−4−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)アクリル酸エチル(358mg 、1.14ミリモル)の室温溶液に1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エ ン191μlを加えた。反応混合物を一夜加熱還流し、次に室温に冷却した。得られ た固体を濾集し、フラスコに残っているゴムと合した。この合したものを酢酸エ チルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製すると2−メタンスル ファニル−8−フェニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン176mg(57 %)が得られた。融点176〜178℃。 分析値(C14H11N3OS-.05 H2Oに対する): 計算値:C,60.43;H,4.32;N,15.11 実測値:C,60.43;H,3.97;N,14.82 実施例 99 2−メタンスルフィニル−8−フェニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン クロロホルム30ml中の2−メタンスルファニル−8−フェニル−8H−ピリド〔 2,3-d〕ピリミジン−7−オン(457mg、1.70ミリモル)の室温溶液に(±)−トラ ンス−2−(フェニルスルホニル)−3−フェニルオキサアジリジン(536mg)2.0 6ミリモル)を加えた。溶液を室温で一夜撹拌し、次に真空濃縮した。残渣を酢 酸エチル乃至酢酸エチル中10%メタノールの勾配で溶離するフラッシュクロマト グラフィーにより精製すると2−メタンスルフィニル−8−フェニル−8H−ピリ ド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン397mg(82%)が得られた。融点248〜250℃。 分析値(C14H11N3O2S-0.02 H2Oに対する): 計算値:C,58.21;H,3.95;N,14.55 実測値:C,58.04;H,3.91;N,14.36 実施例 100 2−エチルアミノ−8−フェニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン 水性エチルアミン1.5ml中の2−メタンスルフィニル−8−フェニル−8H−ピ リド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(81mg、0.28ミリモル)の混合物を室温で1 0分間撹拌し、次に水と酢酸エチルとの間で分配した。有機層を飽和重炭酸ナト リウムおよび塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮 すると2−エチルアミノ−8−フェニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン54mg(72%)が得られた。融点193〜195℃。 分析値(C15H14N4Oに対する): 計算値:C,67.65; H,5.30; N,21.04 実測値:C,67.48;・,5.01; N,20.68 実施例 101 2−フェニルアミノ−8−フェニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オ ン 2−メタンスルフィニル−8−フェニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン− 7−オン(197mg、0.69ミリモル)とアニリン1mlとの混合物を10分間175℃に加 熱し、次に室温に冷却した。ヘキサンおよび酢酸エチルを加え、そして固体を濾 集し、そして酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーにより精製し た。生成物を含むフラクションを濃縮し、そして残渣をまずヘキサンおよび酢酸 エチルから再結晶し、次にクロロホルムおよび酢酸エチルから再結晶すると2− フェニルアミノ−8−フェニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン85m g(39%)が得られた。 融点300〜302℃。 分析値(C19H14N4O-0.25 H2Oに対する): 計算値:C,71.59;H,4.55;N,17.58 実測値:C,71.91;H,4.39;N,17.59 実施例 102 4−シクロペンチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−カルボ ン酸エチルエステル テトラヒドロフラン150ml中の4−クロロ−2−メタンスルファニル−ピリミ ジン−5−カルボン酸エチルエステル(12.48g、53.8ミリモル)の室温溶液に トリエチルアミン22ml次いでシクロペンチルアミン(6.70g、77.0ミリモル)を 加えた。溶液を1時間室温で撹拌した。白色固体を濾去し、酢酸エチルで洗った 。濾液を真空濃縮し、そして酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウム水溶液との間で 分配した。有機層を塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして濃 縮した。2:1 ヘキサン:酢酸エチルの溶液を残渣に加え、そして得られた白 色固体を集めると4−シクロペンチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミ ジン−5−カルボン酸エチルエステルが油状物として13.3g(88%)が得られた 。 分析値(C13H19N3O2Sに対する): 計算値:C,55.49;H,6.81;N,14.93 実測値:C,55.59;H,6.72;N,14.85 実施例 103 (4−シクロペンチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル )−メタノール テトラヒドロフラン50ml中の4−シクロペンチルアミノ−2−メタンスルファ ニル−ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステル(13.0g、46.3ミリモル)の 溶液をテトラヒドロフラン150ml中の水素化リチウムアルミニウム(3.2g、84.2 ミリモル)の室温懸濁液に滴加した。反応混合物を室温で20分間撹拌し、次に水 6ml次いで15%NaOH 6mlおよび水19mlで注意深くクエンチングした。1時間撹 拌後、白色沈殿を濾去し、酢酸エチルで洗った。濾液を真空濃縮し、そしてヘキ サンおよび酢酸エチルを残渣に加えた。白色固体を濾過すると(4−シクロペン チルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル)−メタノール8. 39g(76%)が得 られた。融点127〜128℃。 分析値(C11H17N3OS-0.1 H2Oに対する): 計算値:C,54.79;H,7.19;N,17.43 実測値:C,54.68;H,7.12;N,17.23 実施例 104 4−シクロペンチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−カルボ キサアルデヒド クロロホルム400ml中の(4−シクロペンチルアミノ−2−メタンスルファニ ル−ピリミジン−5−イル)−メタノール(8.00g、33.5ミリモル)に酸化マン ガン(18.5g、213ミリモル)を加えた。懸濁液を室温で一夜撹拌した。酸化マ ンガンの追加の量(2.5g、29ミリモル)を加え、そして2.5時間撹拌を続けた。 混合物をセライトを通して濾過し、クロロホルムで洗った。濾液を真空濃縮する と油状物として4−シクロペンチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジ ン−5−カルボキサアルデヒド7.93g(99%)が得られた。 分析値(C11H15N3OSに対する): 計算値:C,55.67;H,6.37;N,17.71 実測値:C,55.60;H,6.24;N,17.70 実施例 105 3−(4−シクロペンチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5− イル)アクリル酸エチル テトラヒドロフラン110ml中の4−シクロペンチルアミノ−2−メタンスルフ ァニル−ピリミジン−5−カルボキサアルデヒド(7.74g、32.7ミリモル)の室 温溶液に(カルブエトキシメチレン)トリフェニルホスホラン(15.0g、43.1ミ リモル)を加えた。反応混合物を1.5時間加熱還流させ、次に室温に冷却し、そ して酢酸エチルと1N塩酸との間で分配した。酸層に濃水酸化ナトリウム水溶液 を加え、次に生成物を酢酸エチルに抽出 した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣 を4:1 ヘキサン:酢酸エチルで溶離するフラッシュクロマトグラフィーによ り精製すると3−(4−シクロペンチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリ ミジン−5−イル)アクリル酸エチル6.58g(66%)が得られた。融点98〜101 ℃。 分析値(C15H21N3O2Sに対する): 計算値:C,58.61;H,6.89;N,13.67 実測値:C,58.57;H,6.83;N,13.52 実施例 106 8−シクロペンチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−7−オン 3−(4−シクロペンチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5 −イル)アクリル酸エチル(1.42g、4.62ミリモル)と1,8−ジアザビシクロ〔5 .4.0〕ウンデカ−7−エン5mlとの混合物を30分間加熱還流した。反応混合物を 1:1 ヘキサン:酢酸エチル乃至酢酸エチル全部の勾配で溶離するフラッシュ クロマトグラフィーにより直接精製すると8−シクロペンチル−2−メタンスル ファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン677mg(56%)が得られた 。融点100〜102℃。 分析値(C13H15N3OSに対する): 計算値:C,59.75;H,5.79;N,16.08 実測値:C,59.59;H,5.71;N,15.95 実施例 107 8−シクロペンチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−7−オン クロロホルム10ml中の8−シクロペンチル−2−メタンスルファニル−8H−ピ リド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(215mg、0.82ミリモル)の室温溶液に(±) −トランス−2−(フェニルスルホニル)−3−フェニルオ キサアジリジン(240mg、0.92ミリモル)を加えた。溶液を室温で一夜撹拌し、 次に真空濃縮した。残渣に酢酸エチルを加え、そして得られた固体を濾集すると 8−シクロペンチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−7−オン134mg(59%)が得られた。融点170〜173℃。 分析値(C13H15N3O2Sに対する): 計算値:C,56.30;H,5.45;N,15.15 実測値:C,56.11;H,5.36;N,14.91 実施例 108 8−シクロペンチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン− 7−オン 8−シクロペンチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン(257mg、0.93ミリモル)とアニリン2mlとの混合物を20分間加 熱還流させ、次に室温に冷却した。アニリンの大部分を高真空で除去した。残渣 を3:2 ヘキサン:酢酸エチル乃至酢酸エチル全部の勾配で溶離するフラッシ ュクロマトグラフィーにより精製すると生成物124mgが得られた。ヘキサンおよ び酢酸エチルから再結晶すると8−シクロペンチル−2−フェニルアミノ−8H− ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン72mg(26%)が得られた。融点188〜192 ℃。 分析値(C18H18N4O-0.3 H2Oに対する): 計算値:C,69.34;H,6.01;N,17.97 実測値:C,69.06;H,5.78;N,17.95 実施例 109〜271 前述した実施例の一般操作に従って、以下の本発明の化合物を同様にして製造 した。 実施例 109 8−エチル−2−〔3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピ ルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点85〜85℃。 実施例 110 8−エチル−2−(4−ピロール−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点220〜222℃。 実施例 111 8−イソプロピル−2−(4−メトキシ−フェニルアミノ)−8H−ピリド〔2, 3-d〕ピリミジン−7−オン、融点153〜155℃。 実施例 112 2−(4−ヒドロキシ−フェニルアミノ)−8−イソプロピル−8H−ピリド〔 2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点226〜228℃。 実施例 113 2−〔4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ〕−8− フェニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点259〜262℃。 実施例 114 8−シクロペンチル−2−〔4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フ ェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点175〜177℃ 。 実施例 115 8−(3−ベンジルオキシ−プロピル)−2−〔4−(4−メチル−ピペラジ ン−1−イル)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オ ン、融点148〜150℃。 実施例 116 8−(3−ベンジルオキシ−プロピル)−2−〔4−(2−ジエチルアミノ− エトキシ)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、 融点70〜72℃。 実施例 117 8−シクロペンチル−2−〔4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−フェニ ルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点105〜107℃。 実施例 118 2−〔4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−フェニルアミノ〕−8−フェ ニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点165〜167℃。 実施例 119 4−シクロヘキシルアミノ−2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−カル ボン酸エチルエステル、油状物。 実施例 120 4−シクロプロピルアミノ−2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−カル ボン酸エチルエステル、油状物。 実施例 121 (4−シクロヘキシルアミノ−2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イ ル)−メタノール、融点127〜129℃。 実施例 122 4−シクロヘキシルアミノ−2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−カル ボキサアルデヒド、油状物。 実施例 123 3−(4−シクロヘキシルアミノ−2−メチルスルファニル−ピリミジン−5 −イル)−アクリル酸エチルエステル 実施例 124 (4−シクロプロピルアミノ−2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イ ル)−メタノール、融点134〜135℃。 実施例 125 4−シクロプロピルアミノ−2−メチルスルファニル−ピリミジン−5 −カルボキサアルデヒド、融点63〜64℃。 実施例 126 8−シクロヘキシル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン、融点131〜132℃。 実施例 127 8−シクロヘキシル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン、融点187〜190℃。 実施例 128 3−(4−シクロプロピルアミノ−2−メチルスルファニル−ピリミジン−5 −イル)−アクリル酸エチルエステル、油状物。 実施例 129 8−シクロプロピル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン、融点137〜139℃。 実施例 130 8−シクロプロピル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン、融点210〜212℃。 実施例 131 8−シクロヘキシル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オン、融点202〜204℃。 実施例 132 8−シクロヘキシル−2−〔4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−フェニ ルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点135〜137℃。 実施例 133 8−シクロヘキシル−2−〔4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フ ェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点205〜207℃ 。 実施例 134 8−シクロプロピル−2−〔4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−フェニ ルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点119〜121℃。 実施例 135 8−シクロプロピル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オン、融点191〜193℃。 実施例 136 8−シクロプロピル−2−〔4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フ ェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点210〜211℃ 。 実施例 137 8−(2−ベンジルオキシ−エチル)−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点118〜120℃。 実施例 138 8−(3−ベンジルオキシ−プロピル)−2−(4−ジメチルアミノ−フェニ ルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点144〜146℃。 実施例 139 8−(2−ベンジルオキシ−エチル)−2−〔4−(2−ジエチルアミノ−エ トキシ)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融 点95〜97℃。 実施例 140 8−(2−ベンジルオキシ−エチル)−2−〔4−(4−メチル−ピぺラジン −1−イル)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 、融点183〜185℃。 実施例 141 8−イソプロピル−2−〔4−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−フ ェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点118〜119℃ 。 実施例 142 8−シクロヘキシル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)− 8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点198〜200℃。 実施例 143 8−シクロヘキシル−2−{4−〔4−(2−ヒドロキシ−エチル)−3,5−ジ メチル−ピペラジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔2,3-d〕ピ リミジン−7−オン、融点175〜177℃。 実施例 144 8−シクロヘキシル−2−{4−〔4−(3−ジメチルアミノ−プロピル)−ピ ペラジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン− 7−オン、融点169〜170℃。 実施例 145 8−シクロヘキシル−2−〔4−(3,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル) −フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点237〜239 ℃。 実施例 146 4−シクロヘプチルアミノ−2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−カル ボン酸エチルエステル 実施例 147 8−シクロヘキシル−2−(4−ジメチルアミノ−フェニルアミノ)−8H−ピ リド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点204〜205℃。 実施例 148 8−シクロヘキシル−2−(4−フルオロ−フェニルアミノ)−8H−ピリド〔 2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点209〜211℃。 実施例 149 (4−シクロヘプチルアミノ−2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イ ル)−メタノール、融点141〜143℃。 実施例 150 8−シクロヘキシル−2−〔4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−3−メ チル−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点119 〜121℃。 実施例 151 8−シクロヘプチル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン、融点135〜136℃。 実施例 152 8−シクロヘプチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミ ジン−7−オン、融点183〜184℃。 実施例 153 8−シクロヘキシル−2−シクロヘキシルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン、融点169〜170℃。 実施例 154 2−〔4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−フェニルアミノ〕−8−〔3 −(テトラヒドロ−ピラン−2−イルオキシ)−プロピル〕−8H−ピリド〔2,3- d〕ピリミジン−7−オン、融点102〜104℃。 実施例 155 8−シクロヘプチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オン、融点156〜158℃。 実施例 156 8−シクロヘプチル−2−〔4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−フェニ ルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点121〜122℃。 実施例 157 8−シクロペンチル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8 H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点198〜199℃。 実施例 158 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−〔3−(テトラヒ ドロ−ピラン−2−イルオキシ)−プロピル〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−7−オン、融点85〜86℃。 実施例 159 8−シクロヘキシル−2−〔4−(4−メチル−ピペリジン−1−イル)−フ ェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点208〜209℃ 。 実施例 160 8−シクロヘキシル−2−(4−ピロリジン−1−イル−フェニルアミノ)− 8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点199〜200℃。 実施例 161 8−シクロヘキシル−2−(4−ピロール−1−イル−フェニルアミノ)−8H −ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点183〜184℃。 実施例 162 8−シクロヘキシル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)−8H −ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点241〜242℃。 実施例 163 8−シクロヘプチル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8H −ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点201〜202℃。 実施例 164 1−〔4−(8−シクロヘキシル−7−オキソ−7,8−ジヒドロ−ピリド〔2,3 -d〕ピリミジン−2−イルアミノ)−フェニル〕−ピペリジン−4−カルボン酸 エチルエステル、融点174〜175℃。 実施例 165 8−シクロヘキシル−2−(2−ピペリジン−1−イル−エチルアミノ)−8H -ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点156〜157℃。 実施例 166 8−シクロヘキシル−2−(3−ピペリジン−1−イル−プロピルアミノ)−8H −ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点111〜112℃。 実施例 167 8−シクロヘキシル−2−〔4−(3,5−ジメチル−ピペリジン−1−イル) −フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点238〜24 0℃。 実施例 168 1−(4−ニトロ−フェニル)−ピロリジン−2−カルボン酸t−ブチルエス テル(S)、融点103〜104℃。 実施例 169 1−(4−アミノ−フェニル)−ピロリジン−2−カルボン酸t−ブチルエス テル(S)、融点75〜76℃。 実施例 170 1−〔4−(8−シクロヘキシル−7−オキソ−7,8−ジヒドロ−ピリド〔2,3 -d〕ピリミジン−2−イルアミノ)−フェニル〕−ピロリジン−2−カルボン酸 t−ブチルエステル、融点144〜145℃。 実施例 171 8−シクロヘキシル−2−〔4−(3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2− イル)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点1 85℃。 実施例 172 〔1−(4−ニトロ−フェニル)−ピペリジン−3−イル〕−メタノール(ラ セミ体)、融点99〜100℃。 実施例 173 〔1−(4−アミノ−フェニル)−ピペリジン−3−イル〕−メタノール(ラ セミ体)、融点108〜110℃。 実施例 174 〔4−(ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イルアミノ)−2−メチルスルファ ニル−ピリミジン−5−イル〕−メタノール(エキソ)、融点117〜118℃。 実施例 175 8−シクロヘキシル−2−〔4−(3−メチル−ピペリジン−1−イル)−フ ェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点189〜190℃ 。 実施例 176 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−メチルスルファニル−8H−ピ リド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(エキソ)、融点102〜103℃。 実施例 177 8−シクロヘキシル−2−(4−チオモルホリン−4−イル−フェニルアミノ )−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点213〜214℃。 実施例 178 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−メタンスルフィニル−8H−ピ リド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点167〜168℃。 実施例 179 8−シクロヘキシルメチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕 ピリミジン−7−オン、融点164〜165℃。 実施例 180 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(エキソ)、融点225〜226℃。 実施例 181 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−(4−ピペリジン−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(エキソ)、 融点243〜244℃。 実施例 182 8−シクロヘキシルメチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン、融点230〜231℃。 実施例 183 8−シクロヘキシルメチル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミ ノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点212〜213℃。 実施例 184 8−シクロヘプチル−2−(4−フルオロ−フェニルアミノ)−8H−ピリド〔 2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点198〜199℃。 実施例 185 8−シクロヘキシル−2−〔4−(3−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1− イル)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点1 94〜195℃。 実施例 186 2−〔1−(4−ニトロ−フェニル)−ピペリジン−4−イル〕−エタノール 、融点60〜61℃。 実施例 187 3−〔1−(4−ニトロ−フェニル)−ピペリジン−4−イル〕−プロパン− 1−オール、融点166〜167℃。 実施例 188 2−〔1−(4−アミノ−フェニル)−ピペリジン−4−イル〕−エタノール 、融点121〜122℃。 実施例 189 3−〔1−(4−アミノ−フェニル)−ピペリジン−4−イル〕−プロパン− 1−オール、融点98〜99℃。 実施例 190 8−シクロペンチル−2−(4−ピロール−1−イル−フェニルアミノ)−8H −ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点189〜190℃。 実施例 191 8−シクロペンチル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ)− 8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点197〜198℃。 実施例 192 〔1−(4−ニトロ−フェニル)−ピペリジン−2−イル〕−メタノール、融 点68〜69℃。 実施例 193 1−(4−ニトロ−フェニル)−ピペリジン−4−オール、融点99〜100℃。 実施例 194 1−(4−アミノ−フェニル)−ピペリジン−4−オール、融点168〜169℃。 実施例 195 8−シクロペンチル−2−〔4−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル) −フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点169〜17 1℃。 実施例 196 8−シクロペンチル−2−{4−〔4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペリ ジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7− オン、融点199〜200℃。 実施例 197 8−シクロペンチル−2−{4−〔4−(3−ヒドロキシ−プロピル) −ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−7−オン、融点208〜209℃。 実施例 198 8−シクロペンチル−2−〔4−(4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル) −フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点216〜21 7℃。 実施例 199 〔1−(4−アミノ−フェニル)−ピペリジン−2−イル〕−メタノール、融 点91〜92℃。 実施例 200 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(テトラヒドロー フラン−3−イル)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(ラセミ体) 、融点181〜182℃。 実施例 201 8−シクロヘプチル−2−(3−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)− 8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点123〜124℃。 実施例 202 8−シクロペンチル−2−(3−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)− 8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点90〜91℃。 実施例 203 8−シクロヘキシル−2−(3−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)− 8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点164〜165℃。 実施例 204 1−(4−ニトロ−フェニル)−ピペリジン−3−オール、融点112〜113℃。 実施例 205 1−(4−アミノ−フェニル)−ピペリジン−3−オール、融点101〜 102℃。 実施例 206 8−シクロペンチル−2−〔4−(3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル) −フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点178〜17 9℃。 実施例 207 8−シクロペンチル−2−〔4−(2−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1− イル)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点1 35〜136℃。 実施例 208 ジメチル−〔1−(4−ニトロ−フェニル)−ピペリジン−4−イル〕−アミ ン、融点102〜103℃。 実施例 209 1'−(4−ニトロ−フェニル)−〔1,4'〕ビピペリジニル、融点90〜91℃。 実施例 210 〔1−(4−アミノ−フェニル)−ピペリジン−4−イル〕−ジメチル−アミ ン、融点126〜127℃。 実施例 211 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(テトラヒドロ− ピラン−4−イル)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点254〜25 5℃。 実施例 212 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−(4−フルオロ−フェニルア ミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(エキソ)、融点219〜220 ℃。 実施例 213 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔3−(1,1,2,2−テトラフル オロ−エトキシ)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7− オン(エキソ)、融点192℃。 実施例 214 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−{4−〔4−(3−ヒドロキ シ−プロピル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔2, 3-d〕ピリミジン−7−オン(エキソ)、融点223℃。 実施例 215 8−シクロヘキシル−2−〔4−(4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル) −フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点224〜22 5℃。 実施例 216 8−シクロヘキシル−2−{4−〔4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペリ ジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7− オン、融点236〜237℃。 実施例 217 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔4−〔4−(3−モルホリ ン−4−イル−プロピル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ〕−8H− ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(エキソ)、融点185〜186℃。 実施例 218 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−(4−ピラゾール−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(エキソ)、 融点234〜235℃。 実施例 219 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔4−(1,1,2,2−テトラフル オロ−エトキシ)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン(エキソ)、融点214〜215℃。 実施例 220 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−(3,4−ジフルオロ−フェニル アミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(エキソ)、融点227〜22 8℃。 実施例 221 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−(4−トリフルオロメチルス ルファニル−フェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン( エキソ)、融点205〜206℃。 実施例 222 2−ベンジルアミノ−8−シクロヘキシル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オン、融点183〜184℃。 実施例 223 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−(ビフェニル−4−イルアミ ノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(エキソ)、融点255〜257℃ 。 実施例 224 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔4−(2−ジエチルアミノ −エトキシ)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 、融点133〜134℃。 実施例 225 8−シクロヘキシル−2−(4−メトキシ−ベンジルアミノ)−8H−ピリド〔 2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点165℃。 実施例 226 2−アミノ−8−シクロヘキシル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オ ン、融点155℃。 実施例 227 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔4−(4−ヒドロキシ−ピ ペリジン−1−イル)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン− 7−オン(エキソ)、融点206℃。 実施例 228 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−{4−〔4−(2−ヒドロキ シ−エチル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔2,3- d〕ピリミジン−7−オン(エキソ)、融点202℃。 実施例 229 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−(4−ピペリジン−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(エンド)、 融点209℃。 実施例 230 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−{4−〔4−(3−ジメチル アミノ−プロピル)−ピペラジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(エキソ)、融点212〜213℃。 実施例 231 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔4−(3−ヒドロキシメチル −ピペリジン−1−イル)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オン(エキソ)、融点152℃。 実施例 232 2−メチルスルホニル−8−〔3−(テトラヒドロ−ピラン−2−イルオキシ )プロピル〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点65〜67℃。 実施例 233 2−メチルスルフィニル−8−〔3−(テトラヒドロ−ピラン−2H−イルオキ シ)−プロピル〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、 融点121〜122℃。 実施例 234 8−(3−ベンジルオキシ−プロピル)−2−(4−ピペリジン−1−イル) −フェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点148〜15 0℃。 実施例 235 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−{4−〔4−(3−モルホリ ン−4−イル−プロピル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H− ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点197〜198℃。 実施例 236 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−{4−〔3−(3−ヒドロキ シ−プロピル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔2, 3-d〕ピリミジン−7−オン、融点150〜151℃。 実施例 237 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔4−(3−ジメチルアミノ −2−ヒドロキシ−プロポキシ)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピ リミジン−7−オン、油状物。 実施例 238 3−{4−〔2−(t−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−シクロペンチ ルアミノ〕−2−メチルスルファニル−ピリミジン−5−イル}−アクリル酸エ チルエステル、MS(CI)m/z 438(M+)。 実施例 239 8−〔2−(t−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−シクロペンチル−2 −メチルスルファニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、MS(CI)m/z 392(M+1)。 実施例 240 8−〔2−(t−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−シクロペンチ ル−2−メチルスルフィニル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融 点119〜122℃。 実施例 241 8−〔2−(t−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−シクロペンチル−2 −(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリ ミジン−7−オン、MS(CI)m/z 520(M+1)。 実施例 242 8−(2−ヒドロキシ−シクロペンチル)−2−(4−ピペリジン−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点230〜23 2℃。 実施例 243 4−〔5−(2−エトキシカルボニル−ビニル)−2−メチルスルファニル− ピリミジン−4−イル−アミノ〕−ピペリジン−1−カルボン酸エチルエステル 、油状物。MS(CI)m/z 395(M+1)。 実施例 244 4−(2−メタンスルファニル−7−オキソ−7H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−8−イル)−ピペリジン−1−カルボン酸エチルエステル、融点165〜167℃ 。 実施例 245 4−(2−メタンスルフィニル−7−オキソ−7H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−8−イル)−ピペリジン−1−カルボン酸エチルエステル、融点151〜154℃ 。MS(CI)m/z 365(M+1)。 実施例 246 4−〔7−オキソ−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−7H −ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−8−イル〕−ピペリジン−1−カルボン酸エチ ルエステル、融点231〜233℃。 実施例 247 8−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェ ニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン塩酸塩、融点90℃で 脱色、>250℃。 実施例 248 2−(3−ブロモ−2,2−ジメチル−プロポキシ)−テトラヒドロ−ピラン、 油状物。 実施例 249 2−メチルスルファニル−8−〔2,2−ジメチル−3−(テトラヒドロ−ピラ ン−2−イルオキシ)プロピル〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 、油状物。MS(CI)m/z 364(M+1)。 実施例 250 2−メチルスルフィニル−8−〔2,2−ジメチル−3−(テトラヒドロ−ピラ ン−2−イルオキシ)プロピル〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 、油状物。 実施例 251 8−(2,2−ジメチル−2−(テトラヒドロ−ピラン−2−イルオキシ)プロ ピル〕−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピリド〔2, 3-d〕ピリミジン−7−オン、油状物。 実施例 252 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔4−(4−メチル−ピペラ ジン−1−イル)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7− オン(エキソ)、融点233〜234℃。 実施例 253 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔4−(2−ヒドロキシメチル −ピペリジン−1−イル)−フェニルアミノ〕−8H-ピリド〔2,3-d〕ピリミジン −7−オン(エキソ)、融点160〜161℃。 実施例 254 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔4−(3−ヒドロキシ−ピ ペリジン−1−イル)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン− 7−オン、融点218℃。 実施例 255 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔4−(3,5−ジメチル−ピペ ラジン−1−イル)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7 −オン、融点245〜246℃。 実施例 256 2−(3,4−ジメトキシ−ベンジルアミノ)−8−イソプロピル−8H−ピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点128℃。 実施例 257 2−アミノ−8−イソプロピル−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 、融点153℃。 実施例 258 8−シクロヘキシル−2−{4−〔4−(2−モルホリン−4−イル−エチル) −ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−7−オン、融点245〜246℃。 実施例 259 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔4−〔4−(2−モルホリ ン−4−イル−エチル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ〕−8H−ピ リド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(エキソ)、融点223〜224℃。 実施例 260 8−イソプロピル−2−{4−〔4−(3−モルホリン−4−イル−プロピル) −ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジ ン−7−オン、融点195〜196℃。 実施例 261 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔4−(2−ヒドロキシ−3 −モルホリン−4−イル−プロポキシ)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3- d〕ピリミジン−7−オン、油状物。 実施例 262 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−{4−〔3−(3−モルホリ ン−4−イル−プロピル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H− ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、融点156〜157℃。 実施例 263 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔4−(3−モルホリン−4 −イルメチル−ピペリジン−1−イル)−フェニルアミノ〕−8H−ピリド〔2,3- d〕ピリミジン−7−オン、融点155〜157℃。 実施例 264 8−エチル−6−メチル−2−{4−〔4−(3−モルホリン−4−イル−プ ロピル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔2,3-d〕 ピリミジン−7−オン、融点199〜200℃。 実施例 265 8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−(4−ピペリジン−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン、油状物。 実施例 266 8−シクロヘキシル−6−メチル−2−{4−〔4−(3−モルホリン−4− イル−プロピル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔 2,3-d〕ピリミジン−7−オン。 実施例 267 6−アミノ−8−シクロヘキシル−2−{4−〔4−(3−モルホリン−4− イル−プロピル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔 2,3-d〕ピリミジン−7−オン。 実施例 268 4−アミノ−8−シクロヘキシル−2−{4−〔4−(3−モルホリン−4− イル−プロピル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔 2,3-d〕ピリミジン−7−オン。 実施例 269 5−アミノ−8−シクロヘキシル−2−{4−〔4−(3−モルホリン−4− イル−プロピル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド〔 2,3-d〕ピリミジン−7−オン。 実施例 270 8−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ−2−{4−〔4−(3−モルホリン− 4−イル−プロピル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリ ド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン。 実施例 271 8−シクロヘキシル−6−フルオロ−2−{4−〔4−(3−モルホリン−4 −イル−プロピル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ}−8H−ピリド 〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン。 上述の如く、本発明の化合物はサイクリン依存性キナーゼの強力な阻害剤であ り、それでアテローム性動脈硬化およびがんのようなその他の細胞増殖障害の治 療、予防に有用である。本発明の化合物は、様々なサイクリン依存性キナーゼに 対する阻害活性を測定するのに慣用のアッセイシステムのいずれにおいても、す ぐれた阻害活性を示した。代表的なアッセイでは例えばサイクリンD依存性キナ ーゼ4酵素(cdk4/D)に対する阻害活性を測定している。式(I)および(II)を 有する本発明の化合物は一般には0.0045μM乃至10μMの範囲のIC50値を示した。 cdk4アッセイは以下のとおりに実施した: サイクリン依存性キナーゼ4(cdk4)アッセイ IC50測定(表1および2)および動態評価のための酵素アッセイは96ウ エルフィルタープレート(Millipore MADVN 6550)で行った。総容量は、pH7.4 で最終濃度20mM TRIS(トリス〔ヒドロキシメチル〕アミノメタン)、50mM NaCl、 1mM ジチオトレイトール、10mM MgCl2、0.25μCiの〔32P〕ATPを含む25μM ATP 、cdk4の20ng、網膜芽細胞腫の1μgおよび適度希釈の本発明の化合物を含む0. 1mlであった。ATPを除いた全成分をウエルに加え、プレートを2分間プレートミ キサーにのせた。〔32P〕ATPを加えて反応を開始させ、プレートを15分間25℃で インキュベートした。20%トリクロロ酢酸(TCA)0.1mlを加えて反応を停止させ た。プレートを少なくとも1時間4℃に保持して基質を沈殿させた。次に、ウエ ルを10%TCAの0.2mlで5回洗い、そして32Pの取り込みをベータ・プレート・カ ウンター(Wallac Inc.,Gaithersburg,MD)で測定した。 サイクリン依存性キナーゼアッセイ(cdk2/サイクリンE、cdk2/サイクリン A、cdc2/サイクリンB) IC50測定および動態評価のための酵素アッセイを96ウエルフィルタープレート (Millipore MADVN 6550)で行い、総容量はpH7.4で20mM TRIS(トリス〔ヒドロ キシメチル〕アミノメタン)、50mM NaCl、1mMジチオトレイトール、10mM MgCl2 、0.25μCiの〔32P〕ATPを含む12mM ATP、酵素(cdk2/サイクリンE、cdk2/ サイクリンAまたはcdc2/サイクリンBのいずれか)の20ng、網膜芽細胞腫の 1μgおよび適度希釈の特別な本発明の化合物の0.1mlであった。ATPを除いた全 成分をウエルに加え、プレートを2分間プレートミキサーにのせた。〔32P〕ATP を加えて反応を開始させ、プレートを15分間25℃でインキュベートした。20%TC A 0.1mlを加えて反応を停止させた。プレートを少なくとも1時間4℃に保持し て基質を沈殿させた。次に、ウエルを10%TCAの0.2mlで5回洗い、そして32Pの 取り込みをベータ・プレート・カウンター(Wa1lac Inc.,Gaithersburg,MD) で測定した。 cdk2/Eに対して測定すると、本発明の化合物は一般に約0.02乃至約25μMの 範囲にあるIC50値を示した。cdk2/Aに対して、本発明の化合物は約0.01乃至 約14μMの範囲にあるIC50値を示し、またcdk2/Bに対して一般に約0.06乃至約4 0μMのIC50値を示した。アッセイは上述のように実施し、そして特定のデータを 表1に示す。 本発明の化合物のうちのいくつかはcdk6/D2およびcdk6/D3酵素に対して良 好な阻害活性も示した。これらのアッセイは単に適切なcdk6キナーゼ酵素を用い ることによりcdk4について上述したのと同様な方法で実施される。本発明の化 合物は約0.009μM乃至約0.2μMの範囲のIC50値を示した。例えば実施例214の化 合物はcdk6/D2に対して0.0071μMのIC50およびcdk6/D3に対して0.013μMのI C50を有していた。 式(I)および(II)の化合物は、繊維芽細胞増殖因子(FGF)および血小板由来増 殖因子(PDGF)を包含するある種の増殖因子受容体チロシンキナーゼ酵素に対して 良好な阻害活性も示した。これらの化合物は表皮細胞増殖因子(EGF)受容体チロ シンキナーゼに対して最低の活性しか示さない。本発明の化合物はFGFチロシン キナーゼに対するIC50阻害で一般には約0.004乃至約40μMの範囲にある。PDGFチ ロシンキナーゼに対し、本発明の化合物は約0.05乃至約40μMのIC50を示した。 これらの活性を測定するのに使用 したアッセイは以下のとおりに実施した: 表皮細胞増殖因子受容体チロシンキナーゼの精製 ヒトEGF受容体チロシンキナーゼは以下の方法によってA431類表皮がん細胞か ら単離した。細胞を50%Dulbecco's Modified Eagle培地および10%仔牛血清を 含む50%HAM F-12栄養培地(Gibco)中ローラーボトル中で増殖させた。約109の 細胞を二容量の緩衝液で溶解し、この緩衝液は20mM 2−(4N−〔2−ヒドロ キシメチル〕−ピペラジン−1−イル)エタンスルホン酸、pH7.4、5mMエチレ ングリコールビス(2−アミノエチルエーテル)N,N,N',N'−四酢酸、1%Trito n X-100、10%グリセロール、0.1mM オルトバナジウム酸ナトリウム、5mM フッ 化ナトリウム、4mM ピロリン酸塩、4mM ベンズアミド、1mM ジチオトレイト ール、80μg/mlアプロチニン、40μg/ml ロイペプチンおよび1mM フェニルメ チルスルホニルフルオリド(PMSF)を含有していた。25,000×gで10分間遠心分離 した後、上澄みを2時間4μCで予め50mM Hepes、10%グリセロール、0.1%Trit on X-100および150mM NaCl,pH7.5(平衡緩衝液)で平衡化した小麦胚アグルチ ニンセファロース10mlと平衡化させた。混在するタンパク質を平衡緩衝液中1M NaClで樹脂から洗い、そして酵素を平衡緩衝液中の0.5M N−アセチル−1− D−グルコサミンで溶離した。 PDGFおよびEGF受容体チロシンキナーゼアッセイ マウスPDGF−βおよびヒトFGF-1(flg)受容体チロシンキナーゼに対するフルレ ングスcDNAはJ.Escobedoから入手し、そしてJ.Biol.Chem.,1991;262:1482 -1487に記載のように製造した。PCRプライマーは細胞内チロシンキナーゼドメイ ンをコードしているDNAのフラグメントを増巾するようデザインされていた。フ ラグメントをバキュロウイルスベクター中に挿入し、AcMNPV DNAと共にコトラン スフェクションし、そして組換えウイルスを単離した。SF9昆虫細胞をウイルス で感染させてタンパク質を過剰発現させ、そして細胞ライゼイトをアッセイに使 用した。アッセイを96 ウエルプレート(100μl/インキュベーション/ウエル)で実施し、そして条件 を最適化してγ32P-ATPからグルタメート−チロシンコポリマー基質への32Pの取 り込みを測定した。要約すると、各ウエルにインキュベーション緩衝液〔25mM H epes(pH7.0)、150mM NaCl、0.1% Triton X-100、0.2mM PMSF、0.2mM Na3VO4、1 0mM MnCl2および750μg/ml Poly(4:1)グルタメート−チロシンを含有〕82 .5μl、次いで阻害剤2.5μlおよび酵素溶解産物(7.5μg/μl FGF-TKまたは6.0 μg/μl PDGF-TK)5μlを加えて反応を開始させた。25℃で10分インキュベー トした後、γ32P-ATP(0.4μCi プラス50μM ATP)10mlを各ウエルに加え、そして 試料を25℃でさらに10分間インキュベートした。反応を20mMピロリン酸ナトリウ ムを含む30%トリクロロ酢酸(TCA)100μlを加えて停止させ、ガラス繊維マット( Wallac)に物質を沈殿させた。フィルターを100mM ピロリン酸ナトリウムを含む1 5%TCAで3回洗い、フィルター上に残存する放射能をWal1ac 1250 Betaplate リ ーダーで計数した。非特異的活性は試料を緩衝液のみ(酵素を含まず)と共にイ ンキュベーションした後フィルター上に残存する放射能と定義した。特異的酵素 活性(酵素プラス緩衝液)は総活性マイナス非特異的活性と定義した。50%特異 的活性を阻害した化合物濃度(IC50)を阻害曲線を基にして測定し、そして代表 的な結果を表3および表4に示す。 いずれもがSH2ドメインを含むプロテインキナーゼのSrcファミリーが多数の細 胞シグナル経路に包含されている。例えば、Srcは増殖因子受容体シグナル化; インテグリン媒介シグナル化;T−およびB−細胞活性化および破骨細胞活性化 に関与している。Src SH2ドメインは多種のキー受容体および非受容体チロシン キナーゼ例えばPDGF、EGF、ER2/Neu(EGFのオンコジーン形態)、FGF、細胞膜 接着キナーゼ、p130タンパク質およびp68タンパク質に対する受容体を含むチロ シンキナーゼに結合することが知られている。さらに、pp60c-SrcはDNA合成、有 糸***およびその他の細胞活性の調節に関与することがわかっている。 それで、同族リン酸化タンパク質に対するSH2ドメインを含むタンパク質の結 合を阻害することは、増殖性疾患例えばがん、骨粗しょう症、炎症、アレルギー 、再発狭窄症および心臓血管疾患(これらは全て細胞シグナル化プロセスの過程 でりん酸化タンパク質に結合するSH2ドメインを含むタンパク質に関連するシグ ナル形質導入依存している)を治療するのに使用し得るので、同族りん酸化タン パク質に対するSH2ドメインを含むタンパク質の結合を阻害する化合物を得るこ とが有用である。 本発明の化合物のいくつかを細胞Srcプロテインキナーゼ(c-Src)を阻害する能 力を測定する標準アッセイで評価した。本発明の化合物は一般に約0.1乃至約50 μMの範囲にあるIC50値を示した。アッセイは以下のように実施した: c-Srcキナーゼはc-SrcのN−末端アミノ基(2−17番目のアミノ酸)に対抗す る抗ペプチドモノクローナル抗体を用いてバキュロウイルス感染昆虫細胞溶解産 物から精製した。0.65μmラテックスビーズに共有結合した抗体を、150mM NaCl 、50mM Tris pH7.5、1mM DTT、1%NP-40、2mMEGTA、1mM バナジウム酸ナト リウム、1mM PMSF、ロイペプチン、ペプスタチンおよびアプロチニン各1μg/ mlからなる昆虫細胞溶解緩衝液の懸濁液に加えた。c-Srcタンパク質を含む昆虫 細胞溶解産物を回転しながら 4℃で3〜4時間これらのビーズと共にインキュベートした。溶解産物インキュ ベーション終了後、ビーズを溶解緩衝液で3回洗いすすぎし、10%グリセロール を含む溶解緩衝液に再懸濁し、そして凍結した。これらのラテックスビーズを解 凍し、アッセイ緩衝液(40mM Tris)pH7.5、5mM μgCl2)で3回洗いすすぎし 、そして同一緩衝液に懸濁した。0.65μmポリビニリデン膜底部を有するMillipo re 96−ウエルプレートに次の反応成分を加えた:10μl c-Srcビーズ、2.5mg/m l ポリG1u Tyr基質の10μl、0.2μCi標識32P-ATPを含む5μM ATP、阻害剤を含 むまたは溶媒コントロールとしての5μl DMSOおよび最終容量125μlとするため の緩衝液。反応はATPの添加により室温で開始し、そして10分後に30%TCA 125μ lを加え、氷上で5分間0.1M ピロリン酸ナトリウムを加えてクエンチングした 。次にプレートを濾過し、そしてウエルを15%TCA、0.1Mピロリン酸塩の250ml の二つのアリコートで洗った。次に、フィルターをパンチし、液体シンチレーシ ョンカウンターで計数し、そしてデータを既知の阻害剤例えばエルバスタチンと 比較して阻害活性について検討した。方法はJ.Med.Chem.,1994;37:598-609 にも記載されている。表5には代表的な本発明の化合物についてのc-Src阻害濃 度(IC50)を列記する。 本発明の化合物はさらに動物でバイオアベイラビリティーを有することがわか っており、ヌードマウスではpH4.0を有する乳酸塩緩衝溶液中の懸濁液で約4〜 5mg/kgのレベルでの経口投与後30分以内で約10nM乃至約200nMの範囲のピーク 血漿レベルに達した。例えば、実施例60の化合物を5mg/kgでマウスに経口投与 し、投与後30分に約200nMの血漿レベルを測定した。化合物はまた12mg/kgで腹 腔内投与し、そして投与後30分で10,000nMのピーク血漿濃度を生じた。皮下MCF- 7ヒト乳腺がん異種移植片を担持する雌ヌードマウスで評価すると、実施例60の 化合物は、12時間毎×2;1〜14日間のスケジュールで投与すると、5〜20mg/ kgの用量で統計上有意ではない腫瘍増殖阻害を示した。 本発明の化合物は常法で処方して様々な経路で哺乳動物に送達するため の好都合な剤形とすることができ、このような経路には経口、非経口(すなわち 、皮下、静脈内および筋肉内)、経皮例えば徐放皮膚パッチまたはクリームが包 含され、また徐放送達デバイス例えば滲透圧ポンプ、坐剤および口腔シールによ る剤形とすることもできる。以下の実施例によって、本発明の化合物をいかに容 易に処方し得るかをさらに例証する。 実施例 272 50mg錠剤処方 1錠当り 10,000 錠当り 0.050g 2−ベンジルアミノ−8−シクロプロピル− 500g 8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン 0.080g 乳糖 800g 0.010g トウモロコシデンプン(ミックス用) 100g 0.008 トウモロコシデンプン(ペースト用) 80g 0.148g 1480g 0.002 ステアリン酸マグネシウム(1%) 20g 0.150g 1500g ピリドピリミジン、乳糖およびトウモロコシデンプン(ミックス用)を均一に混 和した。トウモロコシデンプン(ペースト用)を水600mlに懸濁し、そして撹拌し ながら加熱してペーストを形成させる。このペーストを用いて混和粉末を顆粒と する。湿潤顆粒をNo.8ハンドスクリーンを通し、80℃で乾燥した。次に、乾燥 顆粒をNo.16スクリーンを通す。混合物を1%ステアリン酸マグネシウムで滑沢 化し、通常の打錠機で圧縮して錠剤とする。錠剤は例えば、乳、前立腺、肺、卵 巣、結腸、膵臓、メラノーマ、食道、脳、カポージ肉腫およびリンパ腫のような がんの治療に有用である。 実施例 273 経口懸濁剤の調製 成 分 8−エチル−2−(4−ピロール−1−イル−フェニル 500mg アミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン ソルビトール液(70%国民医薬品集) 40ml 安息香酸ナトリウム 150mg サッカリン 10mg チェリーフレーバー 50mg 蒸留水適量 100ml ソルビトール液を蒸留水40mlに加え、そしてピリドピリミジンをその中に懸濁 させる。サッカリン、安息香酸ナトリウムおよび着香剤を加えて、溶解させる。 容量を蒸留水で100mlに調節する。シロップ1mlは本発明の化合物5mgを含有し ている。 実施例 274 非経口液剤の調製 プロピレングリコール700mlおよび注射用水200mlの溶液に撹拌しながら8−ビ シクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド〔2,3-d〕 ピリミジン−7−オン20.0gを懸濁させる。懸濁完了後、pHを塩酸で5.5に調節 し、そして容量を注射用水で1000mlとする。処方物を滅菌し、各アンプルが2.0m l(本発明の化合物40mgを示す)となるよう5.0mlアンプルに充填し、そして窒素 下に密封する。 実施例 275 坐剤 8−(2−ヒドロキシ−シクロペンチル)−2−(4−ピペリジン−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン400mgおよびテ オブロマ油600mgの混合物を60℃で撹拌して均一なものとす る。混合物をテーパー型の中で冷却し、硬化させると1gの坐剤が得られる。 実施例 276 徐放性処方物 8−(3−ヒドロキシプロピル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニ ルアミノ)−8H−ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン500mgを塩酸塩に変換し 、そしてアテローム性動脈硬化の治療のための制御された放出のためにOros滲透 圧ポンプに入れる。 実施例 277 皮膚パッチ処方物 (8−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプタ−2−イル−2−〔4−(4−(2−モルホ リン−4−イル−エチル)−ピペリジン−1−イル〕−フェニルアミノ〕−8H− ピリド〔2,3-d〕ピリミジン−7−オン(エキソ)50mgをプロピレングリコール モノラウレート50mgとポリジメチルシロキサン接着剤中で混合する。混合物をポ リブテン、ポリイソブチレンおよびプロピレングリコールモノラウレートの接着 剤処方物で製造した弾性フイルムに積層する。これらの層をポリウレタンフイル ムの二つの層の間に入れる。接着剤表面にはく離ライナーをとりつけ、そして皮 膚表面に適用する前に除去する。プロピレングリコールモノラウレートは透過増 進剤として作用する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 17/06 A61P 17/06 35/00 35/00 43/00 43/00 111 111 C07D 239/48 C07D 239/48 401/12 401/12 403/12 403/12 405/12 405/12 // C07M 9:00 C07M 9:00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU ,BA,BB,BG,BR,CA,CN,CZ,EE, GE,HU,ID,IL,IS,JP,KR,LC,L K,LR,LT,LV,MG,MK,MN,MX,NO ,NZ,PL,RO,SG,SI,SK,SL,TR, TT,UA,US,UZ,VN,YU (72)発明者 ドウアティ,アネット・メアリアン フランス国エフ―75016 パリ.リュープ サン33.ユイティエムエタージュ (72)発明者 ファターシー,アリ アメリカ合衆国カリフォルニア州 94123. サンフランシスコ.グリーンストリート 1770.アパートメント202 (72)発明者 フライ,デイヴィッド・ダブルユー アメリカ合衆国ミシガン州 48197.イプ シランティ.アシュコート4659 (72)発明者 バーヴィアン,マーク・アール アメリカ合衆国ミシガン州 48103.アン アーバー.モーニングサイドドライブ1037 (72)発明者 カルマイアー,ズザーネ・トルムプ アメリカ合衆国ミシガン州 48105.アン アーバー.ウィンドウッドドライブ2735. アパートメント92 (72)発明者 ウー,ジペイ アメリカ合衆国ミシガン州 48176.セイ ライン.ハイディーンクリークサウス1436

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(I) を有する化合物またはその製薬上許容し得る塩。 上記式中、 点線は場合によっては二重結合を表わし; WはNH、S、SOまたはSO2であり; XはOまたはNHであり; R1およびR2は独立してH、(CH2)nAr、(CH2)nヘテロアリール、(CH2)nヘテロ シクリル、C1-C10アルキル、C3-C10シクロアルキル、C2-C10アルケニルおよびC2 -C10アルキニルからなる群から選択され、ここでnは0、1、2または3であり 、そして(CH2)nAr、(CH2)nヘテロアリール、アルキル、シクロアルキル、アルケ ニルおよびアルキニル基は場合によっては5個までの基で置換され、そしてこの 基はNR4R5、N(O)R4R5、NR4R5R6Y、アルキル、フェニル、置換フェニル、(CH2)n ヘテロアリール、ヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、チオール、チオアルキ ル、ハロ、COR4、CO2R4、CONR4R5、SO2NR4R5、SO3R4、PO3R4、アルデヒド、ニト リ C(O)T(CH2)mQR4、NHC(O)T(CH2)mQR4、T(CH2)mC(O)NR4NR5またはT(CH2)mCO2R4か ら選択され、ここでmは1〜6であり、TはO、S、NR4、N(O)R4、NR4R6Yまた はCR4R5であり、そしてQはO、S、NR5、N(O)R5またはNR5R6Yであり; R3はHまたはアルキルであり; R4およびR5はそれぞれ独立して水素、C1-C6アルキル、置換アルキル、C2-C6 アルケニル、C2-C6アルキニル、(CH2)nAr、C3-C10シクロアルキル、ヘテロシク リルおよびヘテロアリールからなる群から選択されるか、または R4およびR5はそれらが結合している窒素と一緒になって場合によっては3〜 7個の炭素原子を有する環を形成し、そしてこの環は場合によっては窒素、置換 窒素、酸素および硫黄からなる群から選択されるヘテロ原子1、2または3個を 含有し; R6はアルキルであり; R8およびR9は独立してH、C1-C3アルキル、NR4R5、N(O)R4R5、NR4R5R6Y、ヒ ドロキシ、アルコキシ、チオール、チオアルキル、ハロ、COR4、CO2R4、CONR4R5 、SO2NR4R5、SO3R4、PO3R4、CHO、CNまたはNO2であり;そして Yはハロ対イオンである。 2.WがNHであり、そしてR8およびR9が共に水素である請求項1記載の化合物。 3.二重結合がC5とC6との間に存在し、そしてXがOである請求項2記載の化合 物。 4.R1がフェニルまたは置換フェニルである請求項3記載の化合物。 5.R2がアルキル、置換アルキルまたは非置換または置換シクロアルキルである 請求項4記載の化合物。 6.8−エチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン; 8−ベンジル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 7−オキソ−2−フェニルアミノ−7H−ピリド[2,3-d]ピリミジン −8−イル)酢酸メチルエステル; 8−メトキシメチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジ ン−7−オン: 8−(3−ベンジルオキシプロピル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−オキシラニルメチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−ブチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン; 2−フェニルアミノ−8−プロピル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−イソブチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−イソプロピル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン −7−オン; 2−(ビフェニル−4−イルアミノ)−8−エチル−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−(ピリジン−4−イルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−(4−メトキシフェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(2−ジエチルアミノエトキシ)−フェニルアミノ]−8−エチ ル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−フェニルア ミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−[3−(1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)−フェニルア ミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−(4−ヒドロキシフェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3- d]ピリミジン−7−オン; 2−ベンジルオキシフェニルアミノ−8−エチル−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−[4−(2−メトキシエトキシ)フェニルアミノ]−8H −ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(4−メトキシベンジル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3- d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(2−ジエチルアミノエトキシ)−フェニルアミノ]−8−イソ プロピル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−イソプロピル−2−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−フェ ニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−メチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン; 2−アミノ−8−メチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 2−ベンジルアミノ−8−メチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン; 2−ブチルアミノ−8−メチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 2−エチルアミノ−8−メチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 8−メチル−2−(2−ピリジン−2−イル−エチルアミノ)−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−イソプロピルアミノ−8−メチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−(1−エチルプロピル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−イソペンチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン; 8−(1−エチルプロピル)−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド[2, 3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(1−エチルプロピル)−2−[4−(4−メチルピペラジン−1−イ ル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ジエチルアミノ−フェニルアミノ)−8−エチル−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−(4−モルホリン−4−イル−フェニルアミノ)−8H− ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 6−メチル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−エチル−6−メチル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−メタンスルフィニル−6−メチル−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−6−メチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−エチル−6−メチル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル )−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−s−ブチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−(2−メトキシエチル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−(3−フェノキシプロピル)−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2, 3-d]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−(4−フルオロフェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−(3−フルオロフェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−(3−フルオロ−4−メトキシフェニルアミノ)−8H− ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−(3−フルオロ−2−メトキシフェニルアミノ)−8H− ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−(2−メトキシフェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ジメチルアミノーフェニルアミノ)−8−エチル−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−フェニルアミノ−8−フェニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン: 2−(4−ヒドロキシ−フェニルアミノ)−8−イソプロピル−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−イソプロピル−2−(4−メトキシ−フェニルアミノ)−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−(4−ピロール−1−イル−フェニルアミノ)−8H−ピ リド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8 −フェニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−ベンジルオキシ−プロピル)−2−[4−(4−メチル−ピペラ ジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン; 8−(3−ベンジルオキシ−プロピル)−2−[4−(2−ジエチルアミノ −エトキシ)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン ; 8−(3−ベンジルオキシ−プロピル)−2−(4−ジメチルアミノ−フェ ニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−ベンジルオキシ−エチル)−2−[4−(2−ジエチルアミノ− エトキシ)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−イソプロピル−2−[4−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)− フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(2−ベンジルオキシ−エチル)−2−[4−(4−メチル−ピペラジ ン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 2−[4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−フェニルアミノ]−8−[ 3−(テトラヒドロ−ピラン−2−イルオキシ)−プロピル]−8H−ピリド[ 2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−[3−(テトラヒ ドロ−ピラン−2−イルオキシ)−プロピル]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジ ン−7−オン; 8−シクロヘキシルメチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシルメチル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルア ミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−ベンジルオキシ−プロピル)−2−(4−ピペリジン−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン二塩酸塩; 8−(2,2−ジメチル−2−(テトラヒドロ−ピラン−2−イルオキシ)プロ ピル]−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ−8H−ピリド[2, 3-d]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−[4−(ピリジン−3−イルオキシ)−フェニルアミノ] −8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−フェニルアミノ]− 8−エチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(ベンジルオキシ)−フェニルアミノ]−8−エチル−8H−ピ リド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; N−{2−[4−(8−エチル−7−オキソ−7,8−ジヒドロ−ピリド[2 ,3-d]ピリミジン−2−イルアミノ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−1−ヒド ロキシメチル−エチル}−アセトアミド; 8−エチル−2−[4−(4−メチル−ピペリジン−1−カルボニル)−フェ ニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 3−(8−エチル−7−オキソ−7,8−ジヒドロ−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−2−イルアミノ)−ベンズアミド; 2−(3,4−ジメトキシ−フェニルアミノ)−8−エチル−8H−ピリド[2,3 -d]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ−フェニルアミノ)−8H −ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(2,3−ジヒドロキシ−プロポキシ)−フェニルアミノ]−8− エチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−[4−(2−ジエチルアミノ−エチルアミノ)−フェニルアミノ]−8− エチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; N−[4−[2−[4−[(8−エチル−7,8−ジヒドロ−7−オキソピリド[2 ,3-d]ピリミジン−2−イル)アミノ]フェノキシ]エトキシ]フェニル]プロパン ジイミダミド; 2−[3−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イル)−フェニルアミノ]− 8−エチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 3−(8−エチル−7−オキソ−7,8−ジヒドロ−ピリド[2,3-d]ピリミジ ン−2−イルアミノ)−N,N−ジメチル−ベンズアミド;および 8−エチル−6−メチル−2−{4−[4−(3−モルホリン−4−イル− プロピル)−ピペリジン−1−イル]−フェニルアミノ}−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン から選択される請求項5記載の化合物。 7.R1が未置換もしくは置換アルキルまたは分枝鎖アルキル、またはシクロアル キルである請求項3記載の化合物。 8.2−ベンジルアミノ−8−エチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン; 8−エチル−2−エチルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 2−t−ブチルアミノ−8−エチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−エチル−2−イソプロピルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 2−シクロヘキシルアミノ−8−エチル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン −7−オン; 2−エチルアミノ−8−フェニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン; 8−エチル−2−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピル アミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−シクロヘキシルアミノ−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−(2−ピペリジン−1−イル−エチルアミノ)− 8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−(3−ピペリジン−1−イル−プロピルアミノ) −8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−ベンジルアミノ−8−シクロヘキシル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジ ン−7−オン;および 8−シクロヘキシル−2−(4−メトキシ−ベンジルアミノ)−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン から選択される請求項7記載の化合物。 9.R1が(CH2)nヘテロアリールまたは(CH2)nヘテロシクリルである請求項3記載 の化合物。 10.8−エチル−2−(ピリジン−4−イルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−(1H−インダゾール−6−イルアミノ)−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−(9H−フルオレン− 3−イルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−(1H−インドール−6−イルアミノ)−8H−ピリド[ 2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(2,3−ジヒドロ−1H−インドール−6−イルアミノ)−8−エチル− 8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン;および 2−(2,3−ジフェニル−キノキサリン−6−イルアミノ)−8−エチル−8 H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン から選択される請求項9記載の化合物。 11.R2がシクロアルキルまたはヘテロシクリルである請求項4記載の化合 物。 12.8−シクロペンチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジ ン−7−オン; 8−シクロペンチル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フ ェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロペンチル−2−[4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−フェ ニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジ ン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−[4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−フェ ニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フ ェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロプロピル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジ ン−7−オン; 8−シクロプロピル−2−[4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−フェ ニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロプロピル−2−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−フ ェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ] −8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−{4−[4−(2−ヒドロキシ−エチル)−3,5− ジメチル−ピペラジン−1−イル]−フェニルアミノ}−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−{4−[4−(3−ジメチルアミノ−プロピル) −ピペラジン−1−イル]−フェニルアミノ}−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−[4−(3,5−ジメチルーピペラジン−1−イル) −フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−(4−ジメチルアミノ−フェニルアミノ)−8H −ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−(4−フルオロ−フェニルアミノ)−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−[4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−3− メチル−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘプチル−2−フェニルアミノ−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジ ン−7−オン; 8−シクロヘプチル−2−[4−(2−ジエチルアミノ−エトキシ)−フェ ニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロペンチル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ) −8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−[4−(4−メチル−ピペリジン−1−イル)−フ ェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−(4−ピロリジン−1−イル−フェニルアミノ) −8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−(4−ピロール−1−イル−フェニルアミノ)− 8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ) −8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘプチル−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ) −8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 1−[4−(8−シクロヘキシル−7−オキソ−7,8−ジヒドロ−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−2−イルアミノ)−フェニル]−ピペリジン−4−カルボ ン酸エチルエステル; 8−シクロヘキシル−2−[4−(3,5−ジメチル−ピペリジン−1−イル) −フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 1−[4−(8−シクロヘキシル−7−オキソ−7,8−ジヒドロ−ピリド[2,3 -d]ピリミジン−2−イルアミノ)−フェニル]−ピロリジン−2−カルボン酸t −ブチルエステル; 8−シクロヘキシル−2−[4−(3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2 −イル)フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−[4−(3−メチル−ピペリジン−1−イル)−フ ェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−(4−チオモルホリン−4−イル−フェニルアミ ノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−フェニルアミノ−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−(4−ピペリジン−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘプチル−2−(4−フルオロ−フェニルアミノ)−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−[4−(3−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1 −イル)−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロペンチル−2−(4−ピロール−1−イル−フェニルアミノ)− 8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロペンチル−2−(4−ピラゾール−1−イル−フェニルアミノ) −8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロペンチル−2−[4−(3,5−ジメチル−ピラゾール−1−イル) −フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロペンチル−2−{4−[4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペ リジン−1−イル]−フェニルアミノ}−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−シクロペンチル−2−{4−[4−(3−ヒドロキシ−プロピル)−ピペ リジン−1−イル]−フェニルアミノ}−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−シクロペンチル−2−[4−(4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル )−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(テトラヒドロ −フラン−3−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘプチル−2−(3−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ) −8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロペンチル−2−(3−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ) −8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−(3−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ) −8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロペンチル−2−[4−(3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル )−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロペンチル−2−[4−(2−ヒドロキシメチル−ピペリジ ン−1−イル)−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オ ン; 2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミノ)−8−(テトラヒドロ −ピラン−4−イル)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−(4−フルオロ−フェニルア ミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−[3−(1,1,2,2−テトラフ ルオロ−エトキシ)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−{4−[4−(3−ヒドロキ シ−プロピル)−ピペリジン−1−イル]−フェニルアミノ}−8H−ピリド[2 ,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−[4−(4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル )−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−{4−[4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペ リジン−1−イル]−フェニルアミノ}−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−(4−ピラゾール−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−[4−(1,1,2,2−テトラフ ルオロ−エトキシ)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−(4−トリフルオロメチルス ルファニル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジ ン−7−オン; 2−ベンジルアミノ−8−シクロヘキシル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジ ン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−(ビフェニル−4−イルアミ ノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−[4−(2−ジエチルアミノ −エトキシ)フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−[4−(4−ヒドロキシ−ピ ペリジン−1−イル)フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−{4−[4−(2−ヒドロキ シ−エチル)−ピペリジン−1−イル]フェニルアミノ}−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−(4−ピペリジン−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−{4−[4−(3−ジメチル アミノ−プロピル)−ピペラジン−1−イル]−フェニルアミノ}−8H−ピリド [2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−[4−(3−ヒドロキシメチ ル−ピペリジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミ ジン−7−オン; 8−(2−ヒドロキシ−シクロペンチル)−2−(4−ピペリジン−1−イ ル−フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 4−[7−オキソ−2−(4−ピペリジン−1−イル−フェニルアミ ノ)−7H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−8−イル]−ピペリジン−1−カルボ ン酸エチルエステル; 8−ビシクロ[2.2.1]へプタ−2−イル−2−{4−[4−(3−モルホリ ン−4−イル−プロピル)−ピペリジン−1−イル]−フェニルアミノ}−8H −ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−{4−[3−(3−ヒドロキ シ−プロピル)−ピペリジン−1−イル]−フェニルアミノ}−8H−ピリド[2 ,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−[4−(3−ジエチルアミノ −2−ヒドロキシ−プロポキシ)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−[4−(2−ヒドロキシ−3 −モルホリン−4−イル−プロポキシ)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3 -d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−{4−[3−(3−モルホリ ン−4−イル−プロピル)−ピペリジン−1−イル]−フェニルアミノ}−8H −ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−[4−(3−モルホリン−4 −イルメチル−ピペリジン−1−イル)−フェニルアミノ]−8H−ピリド[2,3 -d]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−6−メチル−2−{4−[4−(3−モルホリン−4−イル− プロピル)−ピペリジン−1−イル]−フェニルアミノ}−8H−ピリド[2,3- d]ピリミジン−7−オン;および 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−(4−ピペリジン−1−イル −フェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン から選択される請求項11記載の化合物。 13.XがOおよびR1がヒドロキシ、アルコキシ、NR4R5、またはT(CH2)mPR4で置 換されたフェニルである請求項1記載の化合物。 14.XがNHである請求項1記載の化合物。 15.WがS、SO、またはSO2である請求項1記載化合物。 16.R1が置換または未置換の直鎖または分枝鎖のアルキルである請求項15記載の 化合物。 17.2−メタンスルファニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−エチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−エチル−2−メタンスルホニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−メチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−メチル−2−メタンスルホニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7 −オン; 8−(4−メトキシベンジルアミノ)−2−メタンスルファニル−8H−ピ リド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−メタンスルフィニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−イソプロピル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン; 8−イソプロピル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド[2,3-d] ピリミジン−7−オン; 8−メチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−イリデンアミン; 8−イソペンチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−7−オン; 8−(1−エチルプロピル)−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド[2, 3-d]ピリミジン−7−オン; 6−メチル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン− 7−オン; 8−エチル−6−メチル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 8−エチル−2−メタンスルフィニル−6−メチル−8H−ピリド[2,3-d ]ピリミジン−7−オン; 2−メタンスルフィニル−8−フェニル−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン −7−オン; 8−シクロペンチル−2−メタンスルファニル−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−シクロペンチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−シクロヘキシル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−シクロプロピル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−シクロプロピル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−(2−ベンジルオキシ−エチル)−2−メタンスルフィニル−8H−ピリ ド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘプチル−2−メチルスルファニル−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−シクロヘプチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド[2,3-d]ピ リミジン−7−オン; 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−メチルスルファニル−8H− ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン(エキソ); 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−メタンスルフィニル−8H− ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 8−シクロヘキシルメチル−2−メタンスルフィニル−8H−ピリド[2,3- d]ピリミジン−7−オン; 2−メチルスルホニル−8−[3−(テトラヒドロ−ピラン−2−イルオキ シ)プロピル]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−メタンスルフィニル−8−[3−(テトラヒドロ−ピラン−2H−イル オキシ)プロピル]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 4−(2−メタンスルファニル−7−オキソ−7H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−8−イル)−ピペリジン−1−カルボン酸エチルエステル; 4−(2−メタンスルフィニル−7−オキソ−7H−ピリド[2,3-d]ピリ ミジン−8−イル)−ピペリジン−1−カルボン酸エチルエステル; 2−メチルスルファニル−8−[2,2−ジメチル−3−(テトラヒドロ−ピラ ン−2−イルオキシ)プロピル]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン; 2−メチルスルフィニル−8−[2,2−ジメチル−3−(テトラヒドロ −ピラン−2−イルオキシ)プロピル]−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7− オン;および 8−(3−ヒドロキシ−プロピル)−2−(4−ピペリジン−1−イル−フ ェニルアミノ)−8H−ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン である請求項16記載の化合物。 18.R2がシクロアルキルである請求項16記載の化合物。 19.8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−[4−[4−(3−モルホリ ン−4−イル−プロピル)−ピペリジン−1−イル]−フェニルアミノ]−8H −ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン(エキソ);および 8−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル−2−[4−[4−(2−モルホリ ン−4−イル−エチル)−ピペリジン−1−イル]−フェニルアミノ]−8H− ピリド[2,3-d]ピリミジン−7−オン(エキソ) から選択される化合物。 20.一般式II を有する化合物およびその製薬上許容し得る塩。 上記式中、 点線は場合によってはトランスまたはシス−立体化学の二重結合を表わし; WはNH、S、SOまたはSO2であり; ZはCOOR7、CN、CHO、CH2OR7、CH2NHR7、CONHR7またはCOR7であり; R1およびR2は独立してH、(CH2)nAr、(CH2)nヘテロアリール、(CH2)nヘテロ シクリル、C1-C10アルキル、C3-C10シクロアルキル、C2-C10アル ケニルおよびC2-C10アルキニルからなる群から選択され、ここでnは0、1、2 または3であり、そして(CH2)nAr、(CH2)nヘテロアリール、アルキル、シクロア ルキル、アルケニルおよびアルキニル基は場合によってはNR4R5、N(O)R4R5、NR4 R5R6Y、フェニル、置換フェニル、ヒドロキシ、アルコキシ、フェノキシ、チオ ール、チオアルキル、ハロ、COR4、CO2R4、CONR4R5、SO2NR4R5、SO3R4、PO3R4、 アルデヒド、ニトリル、ニトロ、ヘテロアリールオキシ、T(CH2)mQR4、C(O)T(CH2 )mQR4、NHC(O)T(CH2)mQR4またはT(CH2)MCO2R4の基で置換され、ここでmは1〜 6であり、TはO、S、NR4、N(O)R4、NR4R6YまたはCR4R5であり、そしてQはO 、S、NR5、N(O)R5またはNR5R6Yであり; R3はHまたはアルキルであり; R4およびR5は独立して水素、C1-C6アルキル、置換アルキル、C2-C6アルケニ ル、C2-C6アルキニル、(CH2)nAr、C3-C10シクロアルキルおよびヘテロアリール からなる群から選択されるか、または R4およびR5はそれらが結合している窒素と一緒になって場合によっては3〜 7個の炭素原子を有する環を形成し、そしてこの環は場合によっては窒素、置換 窒素、酸素および硫黄からなる群から選択されるヘテロ原子1、2または3個を 含有し; R6はアルキルであり; Yはハロ対イオンであり; R7はH、低級アルキルまたはフェニルの一つであり; R8およびR9は独立してH、C1-C3アルキル、NR4R5、N(O)R4R5、NR4R5R6Y、ヒ ドロキシ、アルコキシ、チオール、チオアルキル、ハロ、COR4、CO2R4、CONR4R5 、SO2NR4R5、SO3R4、PO3R4、CHO、CNまたはNO2である。 21.WがNHであり、そしてR8およびR9が共に水素である請求項20記載の化合物。 22.R1がフェニルまたは置換フェニルである請求項21記載の化合物。 23.3−(4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)ア クリル酸エチルエステル; 3−(4−アミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)アクリル 酸エチルエステル; 3−(4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)プ ロピオン酸エチルエステル; 3−(4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)ア クリロニトリル;および 3−(4−エチルアミノ−2−フェニルアミノ−ピリミジン−5−イル)− 2−ブテン酸エチルエステル である請求項22記載の化合物。 24.WがS、SO、またはSO2である請求項20記載の化合物。 25.3−(4−アミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル)アクリ ル酸エチルエステル; 3−(4−エチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル )アクリル酸エチルエステル; 3−(4−メチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル )アクリル酸エチルエステル; 3−(4−メチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン−5−イル )アクリロニトリル; 3−(4−シクロペンチルアミノ−2−メタンスルファニル−ピリミジン− 5−イル)アクリル酸エチルエステル; 3−(4−シクロヘキシルアミノ−2−メチルスルファニル−ピリミジン− 5−イル)アクリル酸エチルエステル; 3−(4−シクロプロピルアミノ−2−メチルスルファニル−ピリミジン− 5−イル)アクリル酸エチルエステル;および 4−[5−(2−エトキシカルボニル−ビニル)−2−メチルスルファニル −ピリミジン−4−イル−アミノ]−ピペリジン−1−カルボン酸エチルエステ ル である請求項24記載の化合物。 26.製薬上許容し得る担体、希釈剤または賦形剤と組み合わされた請求項1〜25 から選択される化合物からなる医薬処方物。 27.哺乳動物に請求項1〜25のいずれか一項に記載の治療上有効な医薬処方物を 投与することを特徴とするがん、乾癬、アテローム性動脈硬化、外科手術後の血 管狭窄症および再発狭窄症からなる群から選択される障害を伴う血管平滑筋増殖 からなる群から選択される増殖障害を制御する方法。 28.サイクリン依存性キナーゼを請求項1〜25のいずれか一項から選択される化 合物と接触させることを特徴とするサイクリン依存性キナーゼの阻害方法。 29.サイクリン依存性キナーゼがcdc2である請求項28記載の方法。 30.サイクリン依存性キナーゼがcdk2である請求項28記載の方法。 31.サイクリン依存性キナーゼがcdk4またはcdk6である請求項28記載の方法。 32.増殖因子仲介キナーゼを請求項1〜25のいずれか一項から選択される化合物 と接触させることを特徴とする増殖因子仲介チロシンキナーゼの阻害方法。 33.増殖因子仲介チロシンキナーゼが血小板由来増殖因子(PDGF)である請求項 32記載の方法。 34.増殖因子仲介チロシンキナーゼが繊維芽細胞増殖因子(FGF)である請求項32 記載の方法。 35.血管平滑筋細胞増殖に起因する疾患に罹っている患者に請求項1〜25から選 択される化合物の治療上有効な量を投与することを特徴とする上 記患者の治療方法。 36.がんに罹っている患者に請求項1〜25から選択される化合物の治療上有効な 量を投与することを特徴とする上記患者の治療方法。
JP53297198A 1997-02-05 1998-01-26 細胞増殖阻害剤としてのピリド〔2,3−d〕ピリミジンおよび4−アミノピリミジン Ceased JP2001509805A (ja)

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