JP2001505845A - 頭部及び胸部側方衝撃保護用の膨張可能な車両乗員保護手段 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 自動車用のエアバッグ装置は、膨張可能なガスクッションからなるエアバッグ（５）と、上記エアバッグ（５）を充填するためのガス発生装置（２）と、上記エアバッグ（５）の分割部を貫通して延びるガス導管（４）と、上記ガス導管（４）内の排気ポートと、形状化されている排出チャンネル（６）を有し且つ折りたたまれて収容状態に配設されている上記エアバッグ（５）がガス導管（４）と共に収容されているプロファイル脚部（１３）と、プロファイル脚部(１３)、エアバッグ（５）及びガス導管（４）からなるモジュラーユニットを保持するための締結具と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 頭部及び胸部側方衝撃保護用の膨張可能な車両乗員保護手段 本発明は、頭部及び胸部側方衝撃保護用の膨張可能な車両乗員保護手段に関す る。この種の保護手段は、ドイツ実用新案２９６０５８９６．３によりすでに公 知である。このドイツ実用新案２９６０５８９６．３の保護手段は、活性状態で 車両のＡピラー及びＣピラーの間に延在し、車両のサイドペインの大部分をカバ ーするガスバッグを備える。 本発明は、車両内でのかような保護手段能率的な一連の製造、好都合な収容及 び機能の最適化を含む。本発明によれば、保護手段は、チャンネル形状の断面を 有する細長い受け入れハウジングと、上記受け入れハウジング内に収容可能に折 りたたまれた少なくとも１個の膨張可能なガスバッグと、を備える。ガスバッグ 内でガスバッグの長さの少なくとも大部分にわたって延在するのは、圧縮ガス源 に連結されているガス入り口管である。このガス入り口管は、その長さにわたっ て分配されている複数のガス出口管を具備している。チャンネル形状の断面は、 第１の平坦な脚部と、２つの平坦で角度が付されているストリップからなる第２ の脚部と、２本の脚部を互いに結合するウェブと、からなる。さらに、第２の脚 部の第１のストリップは、第１の脚部よりも狭い幅を有し、第２のストリップは 、第１の脚部の自由長手方向縁部に対して斜めに方向づけられている。細長い受 け入れハウジングは、クラッドの下方で、ルーフ縁部に沿って、車両内に収容さ れ得る。折りたたまれたガスバッグは、受け入れハウジングの内部に折りたたま れた状態で一緒に保持される。受け入れハウジングのより長い平坦な脚部は、車 両本体に隣接する。第１の脚部の自由長手方向縁部に対して斜めに方向づけられ ている第２の脚部の第２のストリップは、閉鎖フラップを形成する。閉鎖フラッ プは、展開可能で、第１の脚部に連結される必要はない。また、閉鎖フラップは 、自身の剛性によって、単独で、受け入れハウジングの内部に折りたたまれてい るガスバッグを保持する。折りたたまれたガスバッグを受け入れハウジングの内 部に導入するために、受け入れハウジングの脚部は展開され得る。受け入れハウ ジングの脚部は、折りたたまれたガスバッグが受け入れハウジング内に導入され て しまった後、ガスバッグを包囲するために定置に弾性的に戻される。ガスバッグ が膨張すると、受け入れハウジングの脚部は、ガスバッグの膨張圧によって展開 されて、ガスバッグを包囲可能とする、この動作において、弾性的な閉鎖フラッ プとして作用する第２の脚部の第２のストリップは、ガスバッグを強制的に下方 に移動させ、ガスバッグが車両の内部で車両の乗員に向かって膨張することを防 止する。したがって、受け入れハウジングの形状ゆえに、方向付け効果が達成さ れる。この方向付け効果は、ガスバッグの膨張作用にとって最も重要である。 受け入れハウジングは、好ましくは熱可塑性材料の射出成形部品として製造さ れ、能率的な一連の製造を可能とし、一方で、特に受け入れハウジングの２本の 脚部の展開特性に関して良好な機械特性、及びこうして達成された方向付け効果 を保証する。 本発明のさらなる実施形態の特定の利点において、平坦なプロファイルの部分 は、受け入れハウジングの延長部に設けられ、ガスバッグの折りたたまれた突出 部及び／又は引っ張りストラップ用のスロット形状の受け入れ導管がこの平坦な プロファイルに形成される。このプロファイル部は、平坦な形状であってもよい 。なぜなら、ガスバッグ上の帆形タイプ（非膨張性）突出部は、２，３の層内に 一緒に折りたたまれ得るからである。これは、特に、平坦なプロファイル部が概 してＵ字形断面を有する受け入れ導管と一体的に形成される場合に、有利である 。この受け入れ導管には、ワイヤ、ケーブルのひも、排水管などが組み込まれて もよい。 さらなる特徴及び利点は、添付の従属請求項並びに図面を参照するいくつかの 実施形態の記述から読み取れる。 図１は、嵌め込み準備状態にある保護手段の第１の実施形態を示す。 図２は、活性状態にある図１に示した保護手段を示す。 図３は、図１の線III-IIIに沿って切り取った断面図である。 図４は、図１の線IV-IVに沿って切り取った断面図である。 図５は、搬送可能な状態にある保護手段の概略側面図である。 図６は、車両に結合されている活性状態にある保護手段を示す拡大図における 概略断面図である。 図７ａから図７ｃは、保護手段のガスバッグの３種類の設計変更を示す。 図８は、保護手段の第２の実施形態を示す。 図９ａ及び図９ｂは、図８に示す実施形態におけるガスバッグの２種類の設計 変更である。 嵌め込み用に準備されたモジュールとして図１に示されている車両乗員保護手 段は、車両のルーフ緑部のプロファイルに対応する細長い湾曲形状を有する。保 護手段は、車両内でＡピラー及びＣピラーの間に延在する。必ずしも必要なこと ではないが、Ａピラー及びＣピラーの間のサイドペインの総表面積は、膨張可能 なガスバッグによって覆われている。 保護手段の重要な一構成要素は、チャンネル形状の断面を有する細長い受け入 れハウジング１０である。受け入れハウジング１０の詳細な断面形状は、図３に 示されている。この受け入れハウジング１０は、第１の平坦な脚部１２と、第１ の平坦なストリップ１４ａ及び第１のストリップ１４ａに所定角度で隣接してい る第２のストリップ１４ｂを備える第２の対向する脚部と、２本の脚部に連結す るウェブ１６と、からなる。ウェブ１６は、湾曲されていて、ガス入り口管１８ の外輪郭に当接している。ガス入り口管１８は、ウェブ１６の内面に支持されて いて、受け入れハウジング１０のほぼ全長にわたって延在する。ストリップ１４ ａは、脚部１２に平行に方向づけられており、ストリップ１４ｂは、脚部１２の 自由縁部に対して斜めに延びる。受け入れハウジング１０は、好ましくは、熱可 塑性材料から射出成形によって製造されており、容易化された能率的な一連の製 造における最適な機械特性、特に剛性及び広範な温度範囲にわたって再製造可能 である弾性変形に関する特性を保証する。 受け入れハウジング１０の内部に、ガスバッグ２０は、折りたたまれた状態で 収容される。この状態において、ガスバッグ２０は、第２のハウジング脚部のス トリップ１４ｂによって保持される。このストリップは、偏向可能な閉鎖フラッ プを形成する。この閉鎖フラップの剛性は、対向する脚部１２に直接的に連結さ れていない場合でも、折りたたまれたガスバッグ２０が包囲されたままの状態に あることを保証する。 車両内に受け入れハウジングを組み込むために、必要でとされる２本の手すり 用のいかなるケースにも設けることができる締結具を用いることが有利である。 これらの手すりは、通常、スタッドによって、車両のルーフ縁部に固着されてい る。スタッドを受け入れハウジング１０に横断方向に貫通可能とするために、２ 個のリードスルースリーブ２２が各手すり用に設けられる。これらのリードスロ ースリーブ２２は、脚部１２及び第２のハウジング脚部のストリップ１４ａと直 交する方向に受け入れハウジング１０を貫通する。脚部１２の側部上にて、リー ドスルースリーブ２２は、脚部１２内に窪んでいるフランジ２２ａを具備する。 リードスルースリーブ２２の反対側の側部上には、第２のハウジング脚部のスト リップ１４ａと同じ高さに埋め込まれた幅広部分２２ｂが設けられている。リー ドスルースリーブ２２は、このスリーブを貫通するスタッドによって与えられる 軸方向の力を受け入れ、ルーフ縁部の下側に受け入れハウジングを固着させ並び に手すり（図示せず）を固着するように作用するスペーサーを形成する。リード スルースリーブ２２の更なる機能は、ガス入り口管１８を湾曲されたウェブ１６ の内面との接触状態に維持することである。 組み込みを促進するために、脚部１２の側部上にフック形状のハングイン要素 ２４が成形され、脚部１２がルーフ縁部と接触するようにする。これらの要素は 、ルーフ構造体の対応する縁部の後方に達し、細長い受け入れハウジングを適当 に位置づけて、必要とされるほぼ総てのものをリードスルースリーブ２２を貫通 して手すりを固着するためのスタッド内にねじ込む。 図２から明らかなように、活性化されて膨張された状態のガスバッグ２０は、 保護手段の全長に亘って延びてはいない。代わりに、車両内でＡピラー及びＣピ ラーの間の部分を覆う。ここで、側方衝撃が生じた場合に、車両の前席及び後席 にいる乗員に怪我を負わせる危険がある。受け入れハウジング１０の長さは、ガ スバッグ２０の長手方向の長さに適する。ガス入り口管１８は、受け入れハウジ ング１０の後端部から、圧縮ガス源２６が配設されているＣピラーの部分まで延 在する。 車両内のＣピラーに隣接するガスバッグ２０の後端部は、引っ張りストラップ ２８によって、Ｃピラーに連結される。Ａピラーに隣接する前端部にて、ガスバ ッグ２０は、車両のサイドペインの前端部における三角形状に対応する概して三 角形状の帆形タイプ突出部３０を備える。この突出部３０の前端部は、Ａピラー に係止されている。 ガスバッグ２０上に帆形タイプの突出部３０を受け入れるために、平坦なプロ ファイル部３２は、受け入れハウジング１０の延長部分に設けられる。このプロ ファイル部３２の断面形状は、図４から明らかである。２本の平坦で平行な翼３ ２ａ、３２ｂの間に、スロット形状の受け入れ導管３４が形成されていて、ガス バッグ２０の帆形タイプの突出部３０は、２，３の層内に受け入れられ、折りた たまれている。プロファイル部３２の上に成形されているのは、ほぼＵ字形断面 の受け入れ導管３６である。この受け入れ導管３６は、２本の凸部であるが弾性 的に偏向可能な２本の脚部３６ａ，３６ｂによって規定される。ワイヤ、排水通 路などが受け入れ導管３６内に組み込まれてもよい。受け入れ導管３６は、プロ ファイル部３２の長さの一部を覆ってのみ延びる。プロファイル部３２を車両に 嵌合するために、車両のルーフ縁部に沿って設けられている対応する穴に挿入さ れるべき幾つかのラッチピン３８が適当に成形される。 プロファイル部３２は、好ましくは、受け入れハウジング１０の隣接する端部 に有機的に連結されていて、図５から明らかなように、受け入れハウジング１０ に対して折りたたまれることができるようにする。この形状は、非常に簡単に収 容され且つ搬送される。 ガスバッグが活性化されると、圧縮ガスは、圧縮ガス源２６からガス入り口管 １８を介してチャンバ内に吹き込まれる。ガス入り口管１８は、ガス入り口管１ ８の長さにわたって分配されている複数のガス出口ポートを備えている。この結 果、受け入れハウジング１０の内部において展開する膨張圧は、ハウジングの脚 部を展開させ、車両のルーフカバーＤは、同時に、係止されて押し開かれている 状態から解放される。受け入れハウジングの平坦な脚部１２はルーフ縁部の接触 面によって支持されているから、対向するハウジング脚部は、膨張するガスバッ グによって、ストリップ１４ａ及び１４ｂで偏向される。この偏向は、受け入れ ハウジング１０の固有の剛性及び車両内で変形するルーフカバーＤによって形成 される抵抗に対して生じる。この抵抗ゆえに、圧力は、下方に膨張するガスバッ グ２０に与えられ、よって、ガスバッグ２０は、膨張の初期状態に第一次的に下 方に膨張する。車両のルーフカバーＤと共働して、方向づけ効果は、受け入れハ ウジング１０の形状に従うように達成される。この効果は、ガスバッグ２０が車 両乗員の方向に膨張することを防止する。 車両の要求に依存して、ガスバッグの種々の形状は、受け入れハウジング１０ すなわちプロファイル部３２の領域を変えることなく可能である。 したがって、図７ａは、すでに記載したように帆形タイプ突出部３０と、帆形 タイプ突出部３０に隣接していて２個のくびれ４０によって３個の区画に分割さ れているチャンバ２０ａと、膨張せず例えば織物の混交パイルからなるリセス部 分４２と、さらなるチャンバ２０ｂと、同様にリセス形状の部分４４と、１個の くびれ４６によって２個の区画に分割されている後部チャンバ２０ｃと、を有す る。Ｃピラーに連結されている引っ張りストラップ２８及びＡピラーに底部にて 係止されている突出部３０の前端部を介して、このガスバッグは、車両の上記Ｃ ピラー及びＡピラーの間に、膨張した状態に引っ張られる。チャンバ２０ａ、２ ０ｂ及び２０ｃの側方への膨張ゆえに、ガスバッグが膨張していない状態と比較 して、ガスバッグの有効長さが短縮される。長さにおけるこの収縮は、Ａピラー 及びＣピラーの間の引っ張りを生じる。 さらに図７ａから明らかなように、スロット形状の部分４６，４８は、ガスバ ッグ２０の上縁部に沿って窪み、これらのスロット形状部分４７，４８を貫通し てリードスルースリーブ２２が案内され、受け入れハウジング１０をガスバッグ ２０を貫通するように固着することができるようになる。スロット形状は、すで に記載した膨張しているガスバッグ２０の長手方向の収縮を可能とする。 図７ｂに示されている変形例は、引っ張りストラップ２８がガスバッグの後端 部ではなくリセス部分４４に固着されている点でのみ、図７ａに示されているも のとは異なる。 図７ｃに示されている変形例の場合には、前方突出部３０は、引っ張りストラ ップ５０で置換されている。このストラップ５０は、突出部３０のように、平坦 なプロファイル部３２内に受け入れ可能である。 図８は、ガスバッグ２０が膨張したときに、車両のＡピラー及びＢピラーの間 の部分にわたって延びる実施形態を示す。これにもかかわらず、ガス入り口管１ ８は、圧縮ガス源２６が配設されているＣピラーまで延長される。 図９ａに示されているガスバッグの実施形態において、帆形タイプ突出部３０ が設けられている。図９ｂに示す実施形態において、この突出部は、引っ張りス トラップ５０で置換されている。受け入れハウジング１０は、上述の実施形態に おけると同様の断面、同様な平坦なプロファイル部３２を有するが、受け入れハ ウジング１０は、長さが短く、湾曲部がないかあってもごくわずかである。引っ 張りストラップ２８の代わりに、帆形タイプ突出部５２がこれらの変形例に設け られている。この突出部５２は、突出部３０に近似しており、保護機能並びに引 っ張り機能の両者の特徴を有する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 頭部及び胸部側方衝撃用の膨張可能な車両乗員保護手段であって、 チャンネル形状の断面を有する細長い受け入れハウジングと、 上記受け入れハウジング内に収容可能に折り畳まれているな少なくとも１個の 膨張可能なガスバッグと、 上記ガスバッグの長さの少なくとも大部分を覆ってガスバッグ内に延び、圧縮 ガス源に連結されており、その長さにわたって配置されている複数のガス出口ポ ートを具備するガス入り口管と、 を備え、 上記チャンネル形状断面は、第１の平坦な脚部と、２本の平坦で角度が付され たストリップからなる第２の脚部と、上記第１及び第２の脚部を互いに結合する ウェブと、からなり、さらに、上記第２の脚部の第１のストリップは、上記第１ の脚部よりも幅が狭く、上記第２のストリップは、上記第１の脚部の自由長手方 向縁部に対して斜めに方向づけられている、ことを特徴とする車両乗員保護手段 。 ２． 請求項１に記載の車両乗員保護手段であって、前記第１及び第２の脚部を 結合するウェブは、前記ガス入り口管の外輪郭に適合する、ことを特徴とする車 両乗員保護手段。 ３． 請求項１又は請求項２に記載の車両乗員保護手段であって、前記受け入れ ハウジングは、車両への取り付け用に、締結具用の少なくとも１個のリードスル ースリーブによって横断されることを特徴とする車両乗員保護手段。 ４． 請求項３に記載の車両乗員保護手段であって、前記リードスルースリーブ は、前記ガスバッグの内部からシールされているガスバッグの規定された部分を 貫通する、ことを特徴とする車両乗員保護手段。 ５． 請求項４に記載の車両乗員保護手段であって、前記ガスバッグの規定され た部分は、ガスバッグの長手方向に延びるスロットにより形成される、ことを特 徴とする車両乗員保護手段。 ６． 請求項３〜請求項５のいずれか１に記載の車両乗員保護手段であって、２ 対のスリーブが設けられており、各スリーブは２個の手すり締結スタッドの通過 を可能とすることを特徴とする車両乗員保護手段。 ７． 請求項３〜請求項６のいずれか１に記載の車両乗員保護手段であって、前 記ガス入り口管は、前記第１及び第２の脚部を連結するウェブ及び前記リードス ルースリーブの間に保持されている、ことを特徴とする車両乗員保護手段。 ８． 請求項３〜請求項７のいずれか１に記載の車両乗員保護手段であって、前 記リードスルースリーブは、前記第２の脚部の第１のストリップ内に同一高さに 埋め込まれた幅広部分を具備することを特徴とする車両乗員保護手段。 ９． 請求項３〜請求項８のいずれか１に記載の車両乗員保護手段であって、前 記リードスルースリーブは、前記第１の脚部内に窪んでいるフランジを具備する ことを特徴とする車両乗員保護手段。 １０． 請求項１〜請求項９のいずれか１に記載の車両乗員保護手段であって、 前記ガスバッグは、ガスバッグの膨張時に緊張する帆形タイプ突出部を具備する ことを特徴とする車両乗員保護手段。 １１． 請求項１０に記載の車両乗員保護手段であって、平坦なプロファイル部 は、前記受け入れハウジングの細長い部分に設けられており、前記ガスバッグの 折りたたまれた突出部及び／又は引っ張りストラップ用のスロット形状の受け入 れ導管が前記平坦なプロファイル部に形成されている、ことを特徴とする車両乗 員保護手段。 １２． 請求項１１に記載の車両乗員保護手段であって、概してＵ字形断面の受 け入れ導管は、前記平坦なプロファイル部に成形されていることを特徴とする車 両乗員保護手段。 １３． 請求項１２に記載の車両乗員保護手段であって、前記受け入れ導管は， ２本の弾性的に偏向可能な脚部により規定されていることを特徴とする車両乗員 保護手段。 １４． 請求項１１〜請求項１３のいずれか１に記載の車両乗員保護手段であっ て、少なくとも１本のラッチピンが前記プロファイル部に成形されていることを 特徴とする車両乗員保護手段。 １５． 請求項１１〜請求項１４のいずれか１に記載の車両乗員保護手段であっ て、前記プロファイル部は、前記受け入れハウジングの隣接する端部に移動可能 に連結されていることを特徴とする車両乗員保護手段。 １６．請求項１〜請求項１５のいずれか１に記載の車両乗員保護手段であって、 膨張状態にある前記ガスバッグは、車両のＡピラーとＣピラーとの間のサイドペ イン部分を覆うことを特徴とする車両乗員保護手段。 １７． 請求項１６に記載の車両乗員保護手段であって、前記ガスバッグは、前 記Ａピラーに係止されている帆形タイプ突出部と、上記突出部に隣接していてＢ ピラーの領域まで延びる第１のチャンバ部分と、前記Ｃピラーから離隔している 第２のチャンバ部分と、上記第２のチャンバ部分から上記Ｃピラーに向かって離 隔していて上記Ｃピラーに引っ張りストラップによって連結されている第３のチ ャンバ部分と、を備えることを特徴とする車両乗員保護手段。 １８．請求項１〜請求項１７のいずれか１に記載の車両乗員保護手段であって、 前記ガス入り口管は、前記受け入れハウジングから突出し、前記Ｃピラーに配設 されているガス源まで延びることを特徴とする車両乗員保護手段。 １９．請求項１〜請求項１７のいずれか１に記載の車両乗員保護手段であって、 膨張した状態にある前記ガスバッグは、前記車両のＡピラーとＢピラーとの間の 部分を覆い、前記ガス入り口管は、前記受け入れハウジングから突出して、前記 Ｃピラーに配設されている前記ガス源まで延びることを特徴とする車両乗員保護 手段。 ２０．請求項１〜請求項１９のいずれか１に記載の車両乗員保護手段であって、 前記受け入れハウジングは、合成材料から射出成形によって製造されることを特 徴とする車両乗員保護手段。 ２１． 請求項２０に記載の車両乗員保護手段であって、前記受け入れハウジン グの脚部は、弾性的に展開され得ることを特徴とする車両乗員保護手段。 ２２．請求項１〜請求項２１のいずれか１に記載の車両乗員保護手段であって、 フック形状のハングイン要素が前記受け入れハウジングの１本の脚部上に成形さ れていることを特徴とする車両乗員保護手段。