JP2004210099A - カーテンエアバッグとその組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】カーテンエアバッグの初期展開時において、ルーフサイドレールへの取付部とエアバッグ本体との境界部が破断しないようにするとともに、ルーフサイドレールへの取付けボルトの緩みを防止する。
【解決手段】エアバッグ本体3の上縁から逆U字状の折曲片部12を起立するとともに、隣接する一対の折曲片部12にブラケット25を挿通させ、かつ折曲片部12から突出するブラケット25の両端部を抜け止め部25bに形成するとともに、抜け止め部25bをボルトでルーフサイドレール1に固着する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両が側方から衝撃力を受けた際に、衝撃から乗員を保護するカーテンエアバッグおよびその組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両が衝撃力を受けた際に乗員を衝撃から保護するエアバッグには、車両の前方からの衝撃に対して乗員を保護するタイプのエアバッグと、車両の側方からの衝撃に対して乗員を保護するエアバッグなどがある。
【0003】
これらエアバッグのうち後者は、車両の側面衝突(側突)や車両が横転した際の衝撃から乗員を保護するためのもので、車室のルーフサイド部に折り畳まれた状態で収納されていて、車両が側突や横転した際にインフレータから噴出される高圧ガスにより膨張してサイドウインドウを覆うように展開することからカーテンエアバッグとよばれている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−104127号公報
【0005】
この種のカーテンエアバッグとして、例えば、自動車のルーフサイドレールに、2枚のシートを重合して縫合することにより袋状に形成された保護バッグが取り付けられており、保護バッグの上部から上方突設された耳部にボルト挿通孔と爪挿通孔とが設けられ、かつ耳部は上面視V字状の金属プレートによって挟持され、金属プレートの一片にはボルト挿通孔と爪が、他片にはボルト挿通用の長孔と爪挿通孔が、それぞれ形成されており、ボルトを金属プレートと耳部を挿通させてルーフサイドレールの雌ネジに螺合させるとともに、爪をルーフサイドレールの開口に挿入することで保護バッグをルーフサイドレールに固定しており、一方、保護バッグの後端部にはインフレータが装着され、インフレータが保護バッグ後端部とともにピラーに固定されたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献2】
特開2000−142302号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1記載の発明では、エアバッグ袋体のルーフサイドレールへの取付けは、エアバッグ袋体に一体に形成された取付け部を、あらかじめルーフサイドレールに形成された係止孔に固定金具を介して固定することにより行うため、ルーフサイドレールの係止孔の位置が車体の種類によって異なる場合には、同一のエアバッグ袋体を使用することができず、このため車体の種類に対応したエアバッグを製作する必要がありコストアップの一要因となっていた。また、取付け部はエアバッグ袋体と一体であるため、ルーフサイドレールの係止孔に対する位置合わせに時間を要していた。
【0008】
また、特許文献2に記載の発明では、保護バッグの耳部が金属プレートおよびボルトを介してルーフサイドレールに固着されているため、側突時等にインフレータが作動して保護バッグ内に高圧ガスが噴出すると、噴出初期には保護バッグの袋状部はまず前後方向、すなわちルーフサイドレール方向へ展開することから、耳部と袋状部との境界部にせん断応力が集中的に作用する。
【0009】
そこで、特許文献2のものを実施するに際しては、耳部と袋状部との境界部を厳重に補強する構造を取ることになるが、これによってコストアップを招くことになる。
【0010】
さらに、特許文献2では、保護バッグをルーフサイドレールに取り付けるに際して、金属プレートを曲げ変形させて耳部を挟持させ、次いでボルトをねじ込む必要があり、このため取付け工数が多く、しかも金属プレートと耳部とのそれぞれのボルト挿通孔の位置合せおよび耳部とルーフサイドレールとのそれぞれのボルト挿通孔の位置合せが必要であり、従って、保護バッグの取り付けが面倒であった。
【0011】
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、エアバッグ本体をルーフサイドレールに移動自在に取付けることにより初期展開時における作用力に対してエアバッグ本体の強度を十分に確保してエアバッグ本体のルーフサイドレールに対する取付けの容易化が図れるとともに、コスト低減が可能なカーテンエアバッグとその組立体を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、車両のルーフサイドレールに折畳み状態で展開可能に取り付けられ、車両が衝撃力を受けるとエアバッグ本体内にガスを噴出させて展開することによりサイドウインドウを覆うように膨張可能なカーテンエアバッグにおいて、エアバッグ本体の一側をルーフサイドレールに展開方向へ移動自在に取り付けている。
【0013】
ここに展開方向とはエアバッグ本体の膨張初期における展開方向のことで、ルーフサイドレール方向を意味する。
【0014】
従って、本発明は、エアバッグ本体がルーフサイドレールに移動自在に取り付けられているため、エアバッグ本体がルーフサイドレール方向に膨張展開しても、エアバッグ本体の一側はルーフサイドレールに固定されていないため、従来例のようにエアバッグ本体のルーフサイドレールへの固定端と膨張展開する部分との境界にせん断応力が作用することがなく、よってエアバッグ本体の破断が防止可能である。このためエアバッグ本体の一側を強固に補強する必要がなくコスト高を招くことがない。
【0015】
また、本発明は、前記エアバッグ本体の一側に複数の挿通部を形成して、該挿通部にブラケットを移動自在に挿通させるとともに、該ブラケットを前記ルーフサイドレールに直接固着することにより、前記ブラケットを介して前記エアバッグ本体を前記ルーフサイドレールに移動自在に取り付けることが考えられる。
【0016】
従って、本発明は、エアバッグ本体を支持するブラケットがルーフサイドレールに直接固着されており、従来のようにルーフサイドレールに螺合されるボルトがエアバッグ本体の耳部を挿通していないため、軸力の補償といった問題が生ずることがなく、このためルーフサイドレールに対するエアバッグ本体の取付力が緩むといったおそれがない。このため従来のようにボルトの軸力を補償するためにスプリングワッシャ等の軸力補償部品を使用する必要がなく、よって部品点数および組立工数の低減化が図れてコスト低減が可能となる。
【0017】
さらに、本発明は、前記エアバッグ本体の一側縁から折曲片部を起立して前記挿通部に形成するとともに、両起立片の先端部を接合させて前記挿通部を形成するとともに、隣接する一対の挿通部にブラケットを挿通させ、かつ前記展開方向における少なくとも前方側の挿通部から突出するブラケットの一端部を前記折曲片部の高さよりも高く形成して抜け止め部に形成するとともに、前記一対の挿通部から突出するブラケットの両端部を前記ルーフサイドレールに固着することや、前記エアバッグ本体の一側縁から折曲片部を起立して前記挿通部に形成するとともに、隣接する一対の挿通部にブラケットを挿通させ、かつ両挿通部間のブラケット部分に前記ルーフサイドレールに固着する固着部を形成するとともに、前記展開方向における前方側の挿通部を挿通するブラケット部分から前記折曲片部の高さよりも高い抜け止め部を一対突設して、両抜け止め部を前記前寄り側の挿通部の両側に位置させることが考えられる。
【0018】
従って、本発明は、折曲片部から構成される挿通部にブラケットを挿通させ、かつブラケットをルーフサイドレールに固着するため、ブラケットとルーフサイドレールとの取付け位置がずれていても、折曲片部はある程度伸びることができることから、ブラケットをルーフサイドレール方向にずらすことが可能であり、このため取付け位置のずれを吸収することができ、よってエアバッグ本体のルーフサイドレールに対する取付け作業の容易化が図れる。
【0019】
さらにまた、本発明は、前記挿通部を前記エアバッグ本体の一側に形成した一対の透孔によって構成し、これら一対の透孔にブラケットの両端を挿通させて、前記展開方向における少なくとも前方側の透孔から突出するブラケットの一端部を抜け止め部に形成するとともに、前記ブラケットの中央部または両端部を前記ルーフサイドレールに固着することが考えられる。
【0020】
従って、本発明は、挿通部は透孔によって形成されるため、作製が容易である。
【0021】
さらにまた、本発明は、前記ブラケットは前記ルーフサイドレールの形状に応じて変形可能に構成することが考えられる。
【0022】
従って、本発明は、車体の種類が異なっても同一ブラケットを共通に使用可能であり、よって部品の標準化が図れてコスト低減が可能になるとともに、ブラケットが移動自在であることからルーフサイドレールにおけるブラケット取付け位置が車体の種類により異なってもブラケットの取付けが可能である。
【0023】
さらにまた、本発明は、前記ブラケットは、前記挿通部に移動自在に挿通可能な棒状部材と、該棒状部材に取付けられた取付け金具とから構成することが考えられる。
【0024】
従って、本発明は、ブラケットは棒状部材から構成されているため、ルーフサイドレールの形状に適合させることが容易である。
【0025】
さらにまた、本発明は、車両のルーフサイドレールに折畳み状態で展開可能に取付けられ、車両が衝撃力を受けるとエアバッグ本体内にガスを噴出させて展開することによりサイドウインドウを覆うように膨張可能なカーテンエアバッグにおいて、前記エアバッグ本体の一側に複数の挿通部を形成して、該挿通部にブラケットを移動自在に挿通させ、かつ前記ブラケットを、前記挿通部に挿通されて前記ルーフサイドレールの形状に応じて変形可能な棒状部材と、該棒状部材に取付けられた取付け金具とから構成する。
【0026】
従って、本発明は、ブラケットはルーフサイドレールの形状に応じて変形可能な棒状部材と、棒状部材に取付けられた取付け金具とから構成されているため、車体の種類が異なっても同一ブラケットを共通に使用可能であり、よって部品の標準化が図れてコスト低減が可能になる。また、ルーフサイドレールの形状に応じて変形可能な棒状部材と棒状部材に取付けられた取付け金具とから構成されるブラケットがエアバッグ本体に取付けられて1つの組立体を構成するため、ルーフサイドレールに対するエアバッグ本体の組付けが容易である。さらに挿通部にブラケットを挿通するだけで組立体を構成することが可能であり、よってモジュール化が推進され部品管理が容易になるとともに製造工程の短縮化が可能になる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るカーテンエアバッグの実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0028】
カーテンエアバッグは、図1に示すように車室に設けられたルーフサイドレール1に取り付けられており、車両が側方から衝撃力を受けると、図2に示すように膨張展開してサイドウインドウ2を覆うようになっている。
【0029】
カーテンエアバッグの本体を形成するエアバッグ本体3は、ルーフサイドレール1の長手方向へ細長い長方形状の重合された基布3aの片面側の一部を後述の非膨張室用6に切除するとともに、重合部分の外周部を縫合して袋状体に形成することにより、前後2室の膨張室4、5と、前後両膨張室4、5室間に位置する非膨張室6とを形成している。
【0030】
それぞれの膨張室4、5はエアバッグ本体3が膨張展開された際、車室内に設置された図示しない前席と後席に着席する乗員の頭部付近に位置する部分に設けられている。なお、エアバッグ本体3についてはさらに後述する。
【0031】
エアバッグ本体3の前端部ないし後端部の一方(図面では後端部)には筒状のガス導入口7が形成されている。このガス導入口7は車体後部の図示しないリアピラー内に設置された図示しないインフレータに接続されており、車両の側突時等にインフレータより噴出される高圧ガスがガス導入口7を介してエアバッグ本体3内に形成された後述のガス導入路8に導入されるようになっている。
【0032】
ガス導入路8はエアバッグ本体3の上縁に沿い、非膨張室6の上方を通って前方に位置する膨張室4の近傍に達するように形成されており、ガス導入口7を介してガス導入路8内へ導入された高圧ガスは前方に位置する膨張室4へ先行して導入されるようになっている。
【0033】
前方に位置する膨張室4には、膨張室4を形成する2枚の基布3aを斜め上下方向へ直線状に縫合することにより、ガス導入路8から膨張室4内へ流入する高圧ガスの流れを均一化すると同時に、膨張室4が所定の扁平な形状に膨張するよう規制する複数の縫合部10が形成されている。
【0034】
一方、後方に位置する膨張室5には中央部から前端にかけて縫合部11が形成されており、ガス導入路8から膨張室5内へ流入した高圧ガスを旋回させると同時に、膨張室5が所定の扁平形状に膨張するよう規制している。
【0035】
エアバッグ本体3の上縁からは、図3にも示すように逆U字状に折曲された折曲片部12が起立している。折曲片部12はエアバッグ本体3をルーフサイドレール1に取り付けるための後述のブラケット25を挿通させる挿通部13を構成するもので、ブラケット25の両端が挿通されるように隣接する2つの折曲片部12、12が一組となって複数組設けられている。
【0036】
図4はブラケット挿通部13としての折曲片部12の第1の実施形態を示すもので、重合状態にある筒状の基布3aにおける上辺14の両端部を除いた複数箇所を上向きコ字状に切除することにより、これら切除部の両側を折曲片部12に形成している。
【0037】
図5はブラケット挿通部としての折曲片部12の第2の実施形態を示すもので、本実施形態では、2つに折り畳まれた四角形状の基布3aの上辺14の両端部を除いた複数箇所を上向きコ字状に切除して、これら切除部の両側に形成された対向状態にある起立片15の先端部を縫合することにより折曲片部12を形成している。
【0038】
図6はブラケット挿通部としての折曲片部12の第3の実施形態を示すもので、本実施形態では、2つに折り畳まれた四角形状の基布3aの上辺14における複数箇所に逆U字状に折り畳んだU字状片17の下端を基布3aに縫合することにより折曲片部12を形成している。
【0039】
図7は折曲片部によらない挿通部の第4の実施形態を示すもので、本実施形態では、2つに折り畳まれた四角形状の基布3aの上辺部16における複数箇所に一対の透孔19を形成し、ブラケット25の両端を両透孔19に挿通可能とすることにより挿通部13を構成している。
【0040】
ブラケット25は、図4に明示するように上向きコ字状の板体の両端部間における上縁から車室内方に離隔板部25aを突設するとともに、板体の両端部を折曲片部12の高さよりも高い抜け止め部25bに形成し、抜け止め部25bにルーフサイドレール1へ螺合させるボルト26用の挿通孔25cを形成している。
【0041】
ブラケット25を折曲片部12に取り付けるには、図4に示すように両抜け止め部25bを両折曲片部12に挿通させればよく、すると離隔板部25aの両端部が折曲片部12内に位置して、折曲片部12を車室内方へ押し広げる。これにより折曲片部12内面と両抜け止め部25b間のブラケット部分との間の摩擦抵抗が低減されることになり、カーテンエアバッグの初期展開時における折曲片部12の移動がスムーズになる。
【0042】
なお、図8に示すようにボルト用の挿通孔25cは一対の抜け止め部25b間のブラケット部分に形成してもよい。図9はブラケット25の他の変形例を示す。ここでは抜け止め部25bを、車両進行方向において前方に位置する折曲片部12の両側に設けるとともに、ブラケット25の中央部から突片27を突設して、この突片27にボルト用の挿通孔25cを形成する。
【0043】
図10はブラケット25のさらなる他の変形例を示すもので、抜け止め部25bをブラケット25の両端に設けるとともに、ブラケット25の中央部から突片27を突設して、この突片27にボルト用の挿通孔25cを形成する。
【0044】
図11はブラケット25のさらなる他の変形例を示すもので、抜け止め部25bをブラケット25の中央部に一対設けるとともに、これら一対の抜け止め部25bにボルト用の挿通孔25cを形成する。
【0045】
図7に示す折曲片部12によらない挿通部13を適用する場合には、ブラケット25として、図4に示すものや、あるいは図12に示すものを使用する。
【0046】
次に本実施形態によるカーテンエアバッグの作用について説明する。
【0047】
エアバッグ本体3を車室のルーフサイド部30内に収納するには、エアバッグ本体3を下部側からロール状に巻き込んで、図示しない筒状のサックに収納したエアバッグ装置をルーフサイド部30内に収納した後、ボルト用挿通孔25cを介してボルト26をルーフサイドレール1に螺合させた後、図示しないリアピラー内に設けられたインフレータをガス導入口7に接続するとともに、エアバッグ本体3の前端部を図示しないフロントピラーに固定する。
【0048】
その際図13に示すようにルーフトリム31でルーフサイド部30を覆うことによりエアバッグ本体3が車室側に露出しないようにする。
【0049】
車両が側突したり、あるいは横転したりして、車両が側方から衝撃を受けると、これを図示しない検知手段が検知してインフレータを作動させる。すると高圧ガスがガス導入口7からガス導入路8へと導入されるため、まずエアバッグ本体3の上縁に沿って形成されたガス導入路8が膨張し、これによってルーフトリム31が車室内側へ押し開かれる。
【0050】
すると高圧ガスは膨張により展開されたガス導入路8を通って瞬時に前方に位置する膨張室4に達する。このように車両に側方から衝撃力が作用すると、まず前方に位置する膨張室4が膨張により展開する。この初期展開時に、エアバッグ本体3は高圧ガスの噴出力により前方向の推進力を受けるため前方へ移動する。
【0051】
仮に、ルーフサイドレール1に固着されたブラケット25に対して折曲片部12から構成される挿通部13ないし透孔19から構成される挿通部13が固着されていると、折曲片部12と前後両膨張室4、5との境界部ないし両透孔19の下端間の基布3a部分と前後両膨張室4、5との境界部にせん断力が作用してその境界部分が破断するおそれがあるが、本発明では折曲片部12ないし透孔19によって構成される挿通部13がブラケット25に対して移動自在に構成されているため、折曲片部12と前後両膨張室4、5との境界部ないし両透孔19下端間の基布3a部分と前後両膨張室4、5との境界部にせん断力が作用することがない。
【0052】
図14および図15は本発明の第2の実施形態を示す。
【0053】
本実施形態では、エアバッグ本体3の上端縁から折曲片部としてのループ部40を複数起立して、これらループ部40に、エアバッグ本体3の前後方向の長さに相当する長さの棒状体41を移動自在に挿通している。棒状体41はブラケット25を構成するもので、棒状体41としてはパイプが好ましく、また材質としては軽量かつ高強度で曲げ変形性に優れたアルミニュム合金等の金属が望ましい。
【0054】
また、棒状体41にはルーフサイドレールに形成された図示しないブラケット取付け部の数に対応する数の取付け金具42が固着されている。取付け金具42は棒状体41に巻締めされた巻締め部42aの両端から取付け片42bを起立し、取付け片42bにボルト用挿通孔42cを形成している。その他の構成は第1の実施形態と同一であるから説明を省略する。
【0055】
次に本実施形態の作用について説明する。
【0056】
エアバッグ本体3をルーフサイドレールに取付けるには、ルーフサイドレールの形状に合わせて棒状体41を変形させた後、棒状体41をルーフサイドレールに沿わせて図示しないボルトをボルト用挿通孔42cに通してルーフサイドレールに螺合させればよい。
【0057】
取付け金具42の位置がルーフサイドレールのボルト螺合部の位置からずれている場合には、棒状体41を前後方向に移動させればよい。
【0058】
図16は棒状体の変形例を示す。ここでは棒状体41は複数に分割されて、各分割体の両端に取付け金具42が固着されている。各分割体は隣接する一対のループ部40に挿通されている。このように分割することにより棒状体を変形させる手間が省けることになる。
【0059】
図17は棒状体41を挿通させる挿通部の変形例を示す。この例では、ループ部40の代わりにエアバッグ本体3の上端部に複数の透孔43を形成し、これら透孔43に棒状体41を挿通させている。
【0060】
【発明の効果】
本発明は、エアバッグ本体がルーフサイドレールに移動自在に取り付けられているため、エアバッグ本体がルーフサイドレール方向に膨張展開しても、エアバッグ本体の一側はルーフサイドレールに固定されていないため、従来例のようにエアバッグ本体のルーフサイドレールへの固定端と膨張展開する部分との境界に作用するせん断応力が集中することがなく、よってエアバッグ本体の一側を厳重に補強する必要がなくコスト高を招くことがない。
【0061】
また、本発明は、ブラケットはルーフサイドレールの形状に応じて変形可能な棒状部材と、棒状部材に取付けられた取付け金具とから構成されているため、車体の種類が異なっても同一ブラケットを共通に使用可能であり、よって部品の標準化が図れてコスト低減が可能になる。また、ルーフサイドレールの形状に応じて変形可能な棒状部材と棒状部材に取付けられた取付け金具とから構成されるブラケットがエアバッグ本体に取付けられて1つの組立体を構成するため、ルーフサイドレールに対するエアバッグ本体の組付けが容易である。さらに挿通部にブラケットを挿通するだけで組立体を構成することが可能であり、よってモジュール化が推進され部品管理が容易になるとともに製造工程の短縮化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカーテンエアバッグが収納される車室内の状態を示す概略側面図である。
【図2】同じく、カーテンエアバッグの展開状態を示す側面図である。
【図3】同じく、ブラケットの取り付け状態を示すカーテンエアバッグの一部側面図である。
【図4】同じく、ブラケットのエアバッグ本体への取り付け状態を示す斜視図である。
【図5】同じく、折曲片部の変形例を示す斜視図である。
【図6】同じく、折曲片部の他の変形例を示す斜視図である。
【図7】同じく、挿通部の変形例を示す斜視図である。
【図8】同じく、ブラケットの変形例を示す斜視図である。
【図9】同じく、ブラケットの他の変形例を示す斜視図である。
【図10】同じく、ブラケットの更なる他の変形例を示す斜視図である。
【図11】同じく、ブラケットの更なる他の変形例を示す斜視図である。
【図12】同じく、ブラケットの更なる他の変形例を示す斜視図である。
【図13】同じく、カーテンエアバッグがルーフサイド部に収納された状態を示す概略断面図である。
【図14】本発明の第2実施形態を示すものでカーテンエアバッグの展開状態を示す側面図である。
【図15】同じく、図13の部分拡大斜視図である。
【図16】同じく、棒状部材の変形例を示す図13相当図である。
【図17】同じく、エアバッグ本体に形成されたブラケット挿通部の変形例を示す斜視図である。
【符号の簡単な説明】
1 ルーフサイドレール
3 エアバッグ本体
3a 基布
4、5 膨張室
12 折曲片部
13 挿通部
19 透孔
25 ブラケット
25b 抜け止め部

Claims (8)

  1. 車両のルーフサイドレールに折畳み状態で展開可能に取り付けられ、車両が衝撃力を受けるとエアバッグ本体内にガスを噴出させて展開することによりサイドウインドウを覆うように膨張可能なカーテンエアバッグにおいて、
    前記エアバッグ本体の一側を前記ルーフサイドレールに展開方向へ移動自在に取り付けたことを特徴とするカーテンエアバッグ。
  2. 前記エアバッグ本体の一側に複数の挿通部を形成して、該挿通部にブラケットを移動自在に挿通させるとともに、該ブラケットを前記ルーフサイドレールに直接固着することにより、前記ブラケットを介して前記エアバッグ本体を前記ルーフサイドレールに移動自在に取り付けたことを特徴とする請求項1記載のカーテンエアバッグ。
  3. 前記エアバッグ本体の一側縁から折曲片部を起立して前記挿通部に形成するとともに、隣接する一対の挿通部にブラケットを挿通させ、かつ前記展開方向における少なくとも前方側の挿通部から突出するブラケットの一端部を前記折曲片部の高さよりも高く形成して抜け止め部に形成するとともに、前記一対の挿通部から突出するブラケットの両端部を前記ルーフサイドレールに固着したことを特徴とする請求項2記載のカーテンエアバッグ。
  4. 前記エアバッグ本体の一側縁から折曲片部を起立して前記挿通部に形成するとともに、隣接する一対の挿通部にブラケットを挿通させ、かつ両挿通部間のブラケット部分に前記ルーフサイドレールに固着する固着部を形成するとともに、前記展開方向における前方側の挿通部を挿通するブラケット部分から前記折曲片部の高さよりも高い抜け止め部を一対突設して、両抜け止め部を前記前方側の挿通部の両側に位置させたことを特徴とする請求項2記載のカーテンエアバッグ。
  5. 前記挿通部を前記エアバッグ本体の一側に形成した一対の透孔によって構成し、これら一対の透孔にブラケットの両端を挿通させて、前記展開方向における少なくとも前方側の透孔から突出するブラケットの一端部を抜け止め部に形成するとともに、前記ブラケットの中央部または両端部を前記ルーフサイドレールに固着したことを特徴とする請求項2記載のカーテンエアバッグ。
  6. 前記ブラケットは前記ルーフサイドレールの形状に応じて変形可能に構成されていることを特徴とする請求項2記載のカーテンエアバッグ。
  7. 前記ブラケットは、前記挿通部に移動自在に挿通可能な棒状部材と、該棒状部材に取付けられた取付け金具とから構成されていることを特徴とする請求項6記載のカーテンエアバッグ。
  8. 車両のルーフサイドレールに折畳み状態で展開可能に取付けられ、車両が衝撃力を受けるとエアバッグ本体内にガスを噴出させて展開することによりサイドウインドウを覆うように膨張可能なカーテンエアバッグにおいて、
    前記エアバッグ本体の一側に複数の挿通部を形成して、該挿通部にブラケットを移動自在に挿通させ、
    かつ前記ブラケットを、前記挿通部に挿通されて前記ルーフサイドレールの形状に応じて変形可能な棒状部材と、該棒状部材に取付けられた取付け金具とから構成したことを特徴とするカーテンエアバッグの組立体。
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