JP2001354339A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

自動原稿送り装置

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JP2001354339A JP2000176879A JP2000176879A JP2001354339A JP 2001354339 A JP2001354339 A JP 2001354339A JP 2000176879 A JP2000176879 A JP 2000176879A JP 2000176879 A JP2000176879 A JP 2000176879A JP 2001354339 A JP2001354339 A JP 2001354339A
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修 神ざ
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元昭 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿を自動的に画像読取位置に給送した後、
表裏を反転して再び画像読取位置に給送して原稿の両面
を読み取ることが可能な自動原稿送り装置における原稿
搬送部の構造を簡潔にして小型化する。 【解決手段】 原稿シートの読取位置の搬送路上流に設
けられ、供給を受けた前記原稿シートの先端を前記搬送
路に対して整合させる整合手段を備え、該整合手段は、
一方の面を読取るために原稿シート供給路から前記原稿
シートの供給を受けて整合させると共に前記読取装置を
経由し表裏反転された前記原稿シートの他方の面を読取
るために、反転原稿シート供給路から該表裏反転シート
の供給を受けて整合させるようにする。ここで、前記整
合手段は、前記原稿シートを搬送するための回転と、そ
の整合を行うための回転停止とが制御された、一対のレ
ジストローラで構成する。また、前記原稿シートの整合
が、前記原稿シートを前記一対のレジストローラのニッ
プ点に突き当てて行われるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置にお
ける自動原稿送り装置に関し、特に原稿を自動的に画像
読取位置に給送した後、表裏を反転して再び画像読取位
置に給送して原稿の両面を読み取るための自動原稿送り
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、イメージスキャ
ナなどの画像形成装置に用いられる自動原稿送り装置で
は、給紙トレイに載置された1以上の原稿を画像読取部
に自動的に供給し、画像読取り処理完了後、原稿を排紙
トレイに自動的に排出するようになっているが、通常、
給紙トレイから画像読取部に至る搬送路中に原稿のスキ
ューを適正化するためのレジスト手段が設けられてい
る。つまり、給紙トレイから画像読取部に至る搬送路中
に一対のローラを設け、その一対のローラを停止した状
態で原稿の先端を所定量突き当てて、原稿の搬送方向に
対して傾きを矯正するレジスト手段が設けられている。
【0003】ところで、従来の自動原稿送り装置にあっ
て、例えば、図26に示すような原稿の両面の画像を読
み取ることのできる装置が提案されている。これは、給
紙トレイ100から送り出された原稿を大形の搬送ロ−
ラ101により画像読取装置本体110の読取手段11
1に対向した原稿読取部102に搬送し、原稿読取部1
02で読取手段111によって原稿の表面を読み取った
後、その下流側に設けられたスイッチバックパス103
を用いて原稿を反転し、再び搬送ローラ101の周面上
を搬送させることにより原稿の裏面を読み取り、さら
に、原稿排紙時のページ順を揃えるために表裏面を読み
取られた原稿をスイッチバックパス103から原稿読取
部102を介して反転させて排紙トレイ104上に排出
するものがある。
【0004】この自動原稿送り装置では、給紙トレイ1
00から繰り出された原稿を一対のローラ106に上流
側に配置された給紙ローラ105により突き当てて矯正
し、表面を読み取られた原稿をスイッチバックパス10
3から原稿読取部102に搬送する間にスイッチバック
ローラ108にて搬送ローラ101に圧接されたコロ1
07に原稿の先端を突き当てて原稿を矯正するようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動原稿送り装置にあっては、給紙トレイ100か
ら給紙された原稿と、原稿読取部102にて表面を読み
取った後にスイッチバックパス103を介して原稿読取
部102に再給紙される原稿を矯正する位置を個別に設
けているため、給紙路を長くなって装置が大型化し、さ
らに構造が複雑となっている。
【0006】そこで、本発明は、構成の簡略化させた小
型な自動原稿送り装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、本発明
は、搬送される原稿シートの両面の画像を、該原稿シー
トの搬送路の一方の側に配置された読取装置を用いて片
面ずつ順次読取るための自動原稿送り装置において、該
原稿シートの読取位置の搬送路上流に設けられ、供給を
受けた前記原稿シートの先端を前記搬送路に対して整合
させる整合手段を備え、該整合手段は、一方の面を読取
るために原稿シート供給路から前記原稿シートの供給を
受けて整合させると共に、前記読取装置を経由し表裏反
転された前記原稿シートの他方の面を読取るために、反
転原稿シート供給路から該表裏反転シートの供給を受け
て整合させる機能を有する自動原稿送り装置を提供する
ものである。
【0008】ここで、前記整合手段は、前記原稿シート
を搬送するための回転と、その整合を行うための回転停
止とが制御された、一対のレジストローラで構成するこ
とができる。
【0009】同時に、前記原稿シートの整合を、前記原
稿シートを前記一対のレジストローラのニップ点に突き
当てて行うことができる。
【0010】更に、前記原稿シート供給路と前記反転原
稿シート供給路とは、前記一対のレジストローラのニッ
プ点に向かうその上流で合流するよう構成することがで
きる。
【0011】また、前記一対のレジストローラのニップ
点に原稿シートの先端を誘い込む誘込部材を前記原稿シ
ート供給路と前記反転原稿シート供給路との間に設ける
ことができる。
【0012】一方、前記原稿シートの搬送を、第1の駆
動モータと第2の駆動モータを駆動原として行い、該第
1の駆動モータは、その正方向の回転によって前記原稿
シート供給路の原稿シートを搬送する給紙ローラを駆動
し、逆方向の回転によって前記レジストローラを駆動
し、該第2の駆動モータは、前記原稿シートを前記読取
装置を経由させる搬送ローラと、前記反転原稿シート供
給路の反転原稿シートを搬送する反転ローラとを正逆転
駆動する様に構成できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1は本発明に係る画像読取装置に搭載された
自動原稿送り装置を示す図であり、図2はその自動原稿
送り装置の主要部を示す図である。
【0014】図1において、符号10は画像読取装置本
体1に搭載された自動原稿送り装置であり、自動原稿送
り装置10は装置本体1のコンタクトガラス2上面を通
過するように原稿を搬送するようになっている。装置本
体1は、コンタクトガラス2を介してランプ等の光源3
からの光を搬送される原稿に照射し、その反射光をミラ
ー4で反射させてCCDなどの読取手段により光電変換
した原稿シートの画像を読取る。すなわち、コンタクト
ガラス2上面が装置本体1の読取部を構成している。な
お、装置本体1は原稿を載置可能な面積のコンタクトガ
ラス5も備えており、自動原稿送り装置10を開閉して
コンタクトガラス5上面に載置された原稿を光源3やミ
ラー4などからなる光源ユニットを副走査方向に移動さ
せることによってコンタクトガラス5を介して原稿シー
トの画像を読み取ることもできるようになっている。
【0015】自動原稿送り装置10は、複数枚の原稿シ
ートを載置可能な給紙トレイ15と、給紙トレイ15上
の原稿を1枚づつ分離してコンタクトガラス2に向けて
給送する給送部(給送手段)11と、原稿シートをコン
タクトガラス2上面に沿って通過させる搬送部12と、
コンタクトガラス2上面を通過した原稿シートを受け取
って排出する排出部13と、この排出部13から排出さ
れる画像を読み取られた原稿を収納する排紙トレイ16
と、を備えている。
【0016】さらに、この原稿送り装置10は、コンタ
クトガラス2上面から排出される原稿シートの排出部1
3でスイッチバックさせ、再び給送部11に送り込みコ
ンタクトガラス2上面に給送させるスイッチバック部1
4と、を具備している。ここで、原稿トレイ15は、あ
る程度の角度で傾斜して、排紙トレイ16の上方に空間
を確保して配置されている。
【0017】給紙トレイ15に載置された原稿シート
は、その側部を規制するサイドガイド17で規制され、
ストッパ60に先端を規制されるようになっている。ま
た、給紙トレイ15は、載置された原稿シートの先端側
の15aを支点として、回動自在に取り付けられてい
る。
【0018】給送部11は、下降して給紙トレイ15上
の原稿の最上面に接し、原稿を繰り出す昇降自在な繰り
出しローラ18、繰り出しローラ18で繰り出された原
稿を給紙する給紙ローラ19と最上位原稿を1枚のみを
通過して2枚目以降の原稿の給紙を阻止する分離パット
20で構成された分離手段、この分離手段で1枚に分離
された原稿の先端を突き当てて整合した後に下流側に送
るレジストローラ対21で構成され、給紙路25に沿っ
て原稿シートを給紙する。
【0019】搬送部12は、コンタクトガラス2の上流
側にコンタクトガラス2に原稿シートを供給する一対の
搬送ローラ22、下流側にコンタクトガラス2から原稿
シートを排出する一対の搬送ローラ23を備えており、
原稿シートは本体1側のコンタクトガラス2及びすくい
上げガイド6と自動原稿送り装置10側のバックアップ
ガイド26aで形成された搬送路26に沿って搬送され
る。
【0020】排出部13とスイッチバック部14は排紙
トレイ16側の一部を共有しており、原稿を排紙トレイ
16に排紙する排紙ローラ対24が設けられている。こ
の排紙ローラ対24は、後述するように、両面モードの
際に原稿の後端側をニップした状態で逆回転して原稿を
スイッチバックして排出部13に送るように制御され、
さらに排紙ローラ対24はスイッチバック部14から排
出部13及び搬送部11を介して循環される原稿の先後
端がすれ違う際に支障なく搬送できるように排紙駆動ロ
ーラ24aから排紙従動ローラ24bが離間するように
構成されている。また、排出部13とスイッチバック部
14の共有部には、原稿シートを排出部13に案内する
フラッパ29が設けられている。このフラッパ29は、
常時付勢バネ(図示せず)で下方に付勢されており、原
稿が排紙路27に沿って排紙ローラ対24に送られる際
には、排紙される原稿の先端により上方に押し上がり原
稿の通過を許容し、排紙ローラ対24にて原稿をスイッ
チバックする際には下方に位置して排紙路27を塞ぎ、
スイッチバック路28に原稿を案内するように構成され
ている。
【0021】排紙路27は、コンタクトガラス2に対向
して設けられたバックアップガイド26aを延設した排
紙上ガイド27aと、排紙トレイ16と一体に樹脂形成
された排紙下ガイド27bで形成され、スイッチバック
路28は、フラッパ29の原稿案内面に連続して設けら
れたスイッチバック下ガイド28bとスイッチバック上
ガイド28aとで原稿をレジストローラ対21のニップ
点に案内するように形成されている。
【0022】つまり、スイッチバック路28と給紙路2
5とはレジストローラ対21のニップ点で合流するよう
に構成されており、給紙路25を給紙される原稿シート
とスイッチバック路28を送られ再給紙される原稿シー
トは、レジストローラ対21でそれぞれ整合される。こ
のように、原稿シートの整合位置(レジストローラ対2
1)を共通化することで、装置全体の原稿送り経路が簡
略化されてコンパクトになり、原稿搬送制御についても
簡素化できる。
【0023】また、スイッチバック路28と給紙路25
とはレジストローラ対21のニップ点で合流するように
構成することで、給紙ローラ20からレジストローラ対
21に至る給紙路25とフラッパ29からレジストロー
ラ対21に至るスイッチバック路28が略直線に形成で
きるので、原稿にストレスが加わることなく、スムーズ
にレジストローラ対21に案内され原稿の整合がなされ
るため、適切なスキューの除去が可能となる。
【0024】さらに、合流位置にはレジストローラ対2
1のニップ点に原稿を誘込むマイラ28cが延設されて
いるので、給紙路25を給紙される原稿シートとスイッ
チバック路28を送られ再給紙される原稿シートのいず
れの原稿も確実にレジストローラ対21のニップ点に導
かれることになり、確実に整合される。
【0025】ここで、給紙路25は、図3に示すように
上ガイド板25aおよび下ガイド25bが対向して形成
されており、上ガイド板25aは回動支点10cに回動
可能に支持された外装カバー10aに固設されて一体に
反時計廻りに回動されることにより開閉することができ
るようになっている。なお、外装カバー10aには繰り
出しローラ18や給紙ローラ19、レジストローラ対2
1の従動ローラ21bが配設されて一体に回動するよう
になっている。
【0026】また、スイッチバック上ガイド28aは、
図4に示すように給紙下ガイド25bと一体に形成され
ており、この一体ガイドは排紙駆動ローラ24aの回転
軸を支点として時計方向に回動可能に支持さている。な
お、スイッチバック上ガイド28aと給紙下ガイド25
bとを一体としたガイドには分離パット20及び分離パ
ット20の付勢バネ20aが取り付けられ一体に回動す
るようになっている。
【0027】次に、各ローラの駆動構成について図5、
図6に基づき説明する。なお、自動原稿送り装置10
は、正逆転自在な給紙モータM1と搬送モータM2で各
ローラを駆動するように構成されており、図5は給紙モ
ータM1の駆動伝達系を示すものであり、図6は搬送モ
ータM2の駆動伝達系を示すものである。
【0028】まず、給紙モータM1の駆動伝達系は、図
5で示すように給紙モータM1の正転駆動はプーリP1
6からプーリP36にタイミングベルトT16を介して
伝達され、プーリP36の駆動はギヤZ17、ギヤZ1
9、給紙ローラ19の駆動軸に取り付けられたギヤZ1
8の順に伝達されて、給紙ローラ19が原稿を給紙する
方向に回転する。給紙ローラ19の駆動軸には、プ−リ
P18が設けられており、繰り出しローラ18の軸に設
けられたプーリP11との間に張架したタイミングベル
トT2を介して繰り出しローラ18にも駆動が伝達され
る。
【0029】また、給紙ローラ19の駆動軸には、繰り
出しローラ18を支持する昇降アーム18aの一端側が
取り付けられており、この駆動軸の給紙方向の回転(給
紙モータM1の正転駆動)により昇降アームが回動して
繰り出しローラ18が下降し、繰り出しローラが原稿に
接触すると、バネクラッチA、バネクラッチBの作用に
より昇降アーム18aに対して給紙ローラ19の駆動軸
は空転するように構成している。このとき、レジスト駆
動ローラ21aは、その駆動軸に設けられたプーリP2
8と、プ−リP36と同軸に設けられたプーリP22に
張架したタイミングベルトT3により連結されている
が、プーリP28内に設けられたワンウエイクラッチO
W1の作用で回転しない。
【0030】給紙モータM1の逆転駆動は、プーリP1
6からプーリP36にタイミングベルトT16を介して
伝達され、プーリP36と同軸に設けられたプーリ22
からタイミングベルトT3を介してレジスト駆動ローラ
21aの軸に取り付けられたプーリP28に伝達され、
レジスト駆動ローラ21aを給紙方向に回転させる。こ
のとき、給紙ローラ19の駆動軸にも給紙モータM1の
逆転駆動が伝達され、昇降アーム18aを反時計回りに
回動させることにより繰り出しローラを上昇させるが、
給紙ローラ19はその内部に設けられたワンウエイクラ
ッチOW2の作用で回転しない。上昇された昇降アーム
は規制部材(図示せず)に当接し、バネクラッチCの作
用により昇降アーム18aに対して給紙ローラ19の駆
動軸は空転するように構成している。
【0031】このような構成において、給紙ローラ19
の駆動軸に取り付けられたギアZ18は、繰り出しロー
ラ18、給紙ローラ19とともに、外装カバー10aに
配設されて一体に回動するようになっており、外装カバ
ー10aが回動して給紙路25を開放することによりギ
ヤZ19から離間し、閉鎖することによりギヤZ19と
歯合するようになっている。
【0032】次に、図6で示すように搬送モータM2の
駆動伝達系は、その駆動軸に設けられたプーリP26か
らタイミングベルトT4を介してプーリP46に駆動を
伝達し、プーリP46の同軸に設けられたプ−リP33
からタイミングベルトT6を介して搬送駆動ローラ23
aの軸に取り付けられたプーリP32に駆動が伝達され
て搬送駆動ローラ23aが正回転または逆回転される。
さらに、プーリP32に伝達された駆動は、タイミング
ベルトT7を介して搬送駆動ローラ22aの軸に取り付
けられたプーリP31に駆動が伝達されて搬送駆動ロー
ラ22aが正回転または逆回転されるように構成されて
いる。また、タイミングベルトT4を介してプーリP4
6に伝達された搬送モータM2の駆動は、プーリP46
の同軸に設けられたプ−リP42からタイミングベルト
T5を介して排紙駆動ローラ24aの軸に取り付けられ
たプーリP48に駆動が伝達されて排紙駆動ローラ24
aが正回転または逆回転される。
【0033】さらに、排紙ローラ対24を離間させる駆
動源としての圧接ソレノイドSOLが設けられている。
この圧接ソレノイドSOLは、圧接ソレノイドSOLを
励磁(ON)することにより排紙従動ローラ24bを排
紙駆動ローラ24aに圧接する位置に移動させ、励磁を
解除(OFF)することにより排紙従動ローラ24bを
排紙駆動ローラ24aから離れる方向に付勢する付勢バ
ネの作用で排紙従動ローラ24bを排紙駆動ローラ24
aから離間する位置に移動させるように構成されてい
る。
【0034】図1に示す様に、原稿トレイ15には、原
稿給紙方向に複数のセンサS1,S2,S3が設けられ
ており、この複数のセンサS1,S2,S3のON−O
FF状態により原稿トレイ上に載置された原稿の長さが
検出される。また、原稿トレイ15上に載置された原稿
シートの幅方向をサイドガイド17の移動量によって出
力が変化するボリューム(図示せず)から検出し、この
原稿幅の検出結果と複数のセンサS1,S2,S3によ
って検出される原稿シートの長さに基づき原稿サイズを
判断する。
【0035】また、原稿トレイ15の原稿給紙方向下流
側には、原稿トレイ15上に原稿が載置されたことを検
出するエンプティセンサS4が設けられ、原稿シートを
案内する経路中には、給紙路25を給紙される原稿シー
トの端部を検出するレジストセンサS5、コンタクトガ
ラス2の手前に設けられ原稿シートの端部を検出するリ
ードセンサS6、コンタクトガラス2から排出される原
稿シートの端部を検出する排出センサS7がそれぞれ設
けられている。なお、経路中を送られる原稿シートを検
出するレジストセンサS5、リードセンサS6、排出セ
ンサS7の全てのセンサは、給紙路25から搬送路2
6、排紙路27、スイッチバック路28を介して再び搬
送路26に戻るルーブ状に形成された経路の内側の空間
に配置している。これにより、センサを取り付けるため
のスペースを確保する必要がなく、装置が小型化にする
ことができる。
【0036】ここで、レジストセンサS5は、図7に示
すようにレバー型センサを採用しており、このセンサの
センサレバーS5aを給紙路25とスイッチバック路2
8の両経路に突出して配置させている。このような構成
にすることにより、給紙路25を送られる原稿とスイッ
チバック路28を送られる原稿の両方を1つのセンサで
検出しているので、装置として使用するセンサの数を削
減している。本実施例では、給紙路25とスイッチバッ
ク路28を送られる原稿を検出するセンサにレバー型セ
ンサを採用したが、透過型のセンサを用いて両経路の原
稿の検出は可能である。
【0037】これらの各センサS1〜S7は、装置全体
の駆動を制御するCPUに接続されており、各センサか
らの検知信号に基づいて、上述した各モータM1、M2
が駆動されると共に圧接ソレイドSOLの励磁がなされ
る。
【0038】次に、上記構成からなる自動原稿送り装置
の原稿搬送制御動作を図8〜図21に示すフローチャー
トに従って具体的に説明する。なお、必要に応じて原稿
シートの搬送状態を模式的に示した図22〜図25を参
照する。
【0039】まず、原稿の片面を読み取る片面モードに
ついて図8〜図12に従って説明する。
【0040】エンプティセンサS4がON状態、すなわ
ち給紙トレイ15上に原稿シートが載置されたことが検
知されると給紙モータM1が正転駆動され、1枚目の原
稿D1が給紙される(S1〜S2)。このとき、繰り出
しローラ18と給紙ローラ19は、原稿送り方向に回転
されるが、レジストローラ対21はワンウエイクラッチ
OW1の作用によって回転しない。そして、レジストセ
ンサS5が給送された原稿シートの先端を検知すると、
その検知から所定時間t1後に給紙モータM1は一旦停
止される(S3〜S5)。給紙モータM1が停止したと
き、原稿シートの先端はレジストローラ対21のニップ
部に当て付けられてたわみが形成され、原稿シートの先
端が整合されスキューが除去される(図22(a)参
照)。そして、この一旦停止後、給紙モータM1は逆転
駆動されると共に、搬送モータM2が駆動され、さらに
圧接ソレノイドSOLが励磁される(S6、S7)。こ
のとき、繰り出しローラ18は原稿から離間する位置に
上昇し、給紙ローラ19は、ワンウエイクラッチOW2
の作用によって駆動が断たれ、レジストローラ対21の
レジスト駆動ローラ21aは原稿送り方向に回転され
る。
【0041】上記モータM1,M2の回転駆動により、
原稿D1は給紙路25から搬送路26に搬送され、リー
ドセンサS6が原稿D1の先端の通過を検知した後、t
3時間経過して給紙モータM1は停止され、搬送モータ
M2は一時的に停止される(S8〜S10)(図22
(b)参照)。そして、画像読取装置本体1からの読取
搬送信号を受けると搬送モータM2が再駆動される。原
稿D1の表面(片面)は読取手段によって副走査され、
読取られる(S11〜S12)。このとき、原稿D1
は、その先端で排紙路27を塞ぐように配置されたフラ
ッパ29の先端を押し上げて排紙トレイ16上に搬送さ
れる。
【0042】原稿D1が送り出された後、レジストセン
サS5が原稿D1の後端の通過を検知すると、給紙トレ
イ15に次の原稿があるか否か確認し、給紙トレイ15
に原稿がある場合、1枚目の原稿D1と同様に2枚目の
原稿D2の給紙動作が始まる(S13〜S15)。2枚
目の原稿D2の給紙に際しては先の原稿の場合と同様に
給紙モータM1の正転駆動により繰り出しローラ18、
給紙モータ19が回転し原稿D2をレジストローラ対2
1のニップ点に突き当ててスキューの除去がなされる
(S16〜S19)(図22(c)参照)。そして、給
紙モータM1が逆転駆動されて、リードセンサS6が次
の原稿の先端を検出してから所定時間t3後に給紙モー
タM1の駆動は停止され、搬送モータM2も停止する。
(S20〜S23)。ここで、原稿D2は、その先端位
置がコンタクトガラスの手前で停止した状態となってお
り、また、1枚目の原稿D1はその後端側を排紙ローラ
対24にニップされて停止する(図23(d)参照)。
【0043】そして、画像読取装置本体1からの読取搬
送信号を受けると搬送モータM2が再駆動される。原稿
D2の表面は前述した読取手段によって副走査され、読
み取られる(S24〜25)。この2枚目の原稿D2読
み取り中に1枚目の原稿D1は、排紙トレイ16上に排
紙されることとなる(図23(e)参照)。
【0044】原稿D2の後端の通過をレジストセンサS
5が検出すると、エンプティセンサS4が次の原稿の存
在を検知しているか否か確認し、存在する場合には、2
枚目の原稿D2と同様に3枚目の原稿D3の給紙動作を
始める。以降、エンプティセンサS4が原稿の存在を検
知している限り(S14〜S25)、原稿D4,D5…
についても同様な処理が行われる。
【0045】なお、最後の原稿は、S14において、エ
ンプティセンサS4はOFF状態となり、これにより、
排出センサS7が最後の原稿シートの後端を検知してか
ら排紙トレイ16に排紙されるのに要する時間t5後に
搬送モータM2を駆動が停止、圧接ソレノイドSOLの
励磁を解除して、全ての原稿の処理が終了する(S26
〜S28)。
【0046】次に、まず、原稿の片面を読み取る両面モ
ードについて図13〜図21に従って説明する。
【0047】給紙トレイ15上に原稿シートが載置され
たことがエンプティセンサS4で検知されると1枚目の
原稿D1は片面モードのS1〜S10と同様に給紙モー
タM1の正転駆動により繰り出しローラ18、給紙ロー
ラ19を回転させ、レジストローラ対21のニップ点に
原稿シートを突きあててスキューを除去し、給紙モータ
M1の逆転駆動と搬送モータM2の正転駆動により搬送
される原稿D1は、その先端をリードセンサS6に検知
された後に給紙モータM1、搬送モータM2は一時的に
停止され、原稿D1はその先端位置がコンタクトガラス
2の手前で停止した状態となる。このとき、圧接ソレノ
イドSOLが励磁されて排紙ローラ対24が圧接される
(S51〜S60)(図24(a)参照)。
【0048】そして、画像読取装置本体1からの読取搬
送信号を受けると搬送モータM2が正転駆動されことに
より、原稿シートの表面はコンタクトガラス2上に送ら
れて読取手段によって副走査され、読み取られて、コン
タクトガラス2で読取処理された原稿D1は排紙路27
に案内される(S61〜S62)。
【0049】排紙路27に案内された原稿D1は、その
先端で排紙路27を塞ぐように配置されたフラッパ29
の先端を押し上げて排紙トレイ16上に搬送される。こ
の搬送状態で、排紙センサS7が原稿D1の後端を検知
してから原稿D1の後端がフラッパ29の位置を通過す
るのに要する時間t11が経過すると搬送モータM2の
駆動が停止され、原稿D1はその後端側が排紙ローラ対
24にニップされて停止する(S63〜S65)(図2
4(b)参照)。
【0050】その後、搬送モータM2は逆転駆動される
(S66〜S67)。これにより、排紙駆動ローラ24
aは逆回転し、原稿D1はスイッチバックされ、原稿シ
ートの通過に伴って排紙路27を塞ぐ位置に移動したフ
ラッパ29の原稿案内面に沿ってスイッチバック路28
を案内される。逆転駆動される搬送モータM2は、スイ
ッチバック路28に案内される原稿D1の先端がレジス
トセンサS5で検知された後に、レジストローラ対21
のニップ部でたわみが形成されて、スキューを除去し
て、所定時間t1経過後に停止される(S68〜S7
0)(図24(c)参照)。
【0051】そして、原稿D1を再給紙するために給紙
モータM1を逆転駆動する(S71)。給紙モータM1
の逆転駆動によりレジスト駆動ローラ21aが給紙方向
に回転し、レジストローラ対21に原稿D1の先端が確
実にニップする時間t12経過後に、圧接ソレノイドS
OLの励磁を解除し、排紙従動ローラ24bを下方に移
動させて排紙駆動ローラ24aから離間させるととも
に、搬送モータM2を正転駆動する(S72〜S7
3)。
【0052】原稿D1は給紙路25に沿って反転されて
給紙され、その先端がリードセンサS6によって検知さ
れると、搬送モータM2は所定時間t3後に停止すると
ともに給紙モータM1を停止する(S74〜S76)。
その後、画像読取装置本体1からの読取搬送信号により
搬送モータM2が再駆動され、原稿D1の裏面が読取手
段によって副走査されて読み取られる(S77、S7
8)。このとき、排紙トレイ16に送られる原稿D1の
先端側と再給紙される原稿D1の後端側が排紙ローラ対
24を含む排紙路27とスイッチバック路28の共通部
ですれ違うこととなるが、排紙ローラ対24が離間した
状態となっているため支障なく搬送ができる(図25
(d)参照)。
【0053】その後、レジストセンサS5が原稿D1の
後端を検知したとき、圧接ソレノイドSOLが励磁され
て排紙ローラ対24が圧接され、排紙センサS7が原稿
D1の後端を検知してから時間t11が経過すると搬送
モータM2の駆動が停止し、原稿D1はその後端側が排
紙ローラ対24にニップされて停止する(S79〜S8
3)(図25(e)参照)。
【0054】そして、原稿D1は排紙トレイ16に頁順
を揃えて排紙するために、搬送モータM2を逆転駆動
し、スイッチバック路28にてレジストローラ対21の
ニップ部に原稿D1の先端を突き当ててスキューを除去
し、給紙モータM1の逆転駆動により給紙路25に沿っ
て反転されて送り、リードセンサS6の原稿D1の先端
検出により給紙モータM1の駆動を停止する(S84〜
S90)。
【0055】そして、搬送モータM2を正転駆動ととも
に圧接ソレノイドSOLを解除して、原稿D1はコンタ
クトガラス2上に搬送されることになるが、ここでは原
稿D1の読取走査しないため、コンタクトガラス2の手
前で停止することなく、排紙路27に搬送される(S9
1〜S94)。
【0056】この原稿D1が排紙路27に搬送される過
程で、レジストセンサS5が原稿D1の後端を検出する
(S95)と、圧接ソレノイドSOLの励磁して排紙ロ
ーラ対24を圧接するとともに、原稿トレイ15の原稿
の有無を確認し(S96)、次の原稿D2がある場合、
1枚目の原稿D1と同様に2枚目の原稿D2の給紙動作
を始める。
【0057】2枚目の原稿D2の給紙制御の工程は先の
原稿D1の場合と同様に給紙モータM1の正転駆動によ
り繰り出しローラ18、給紙モータ19が回転し原稿D
2をレジストローラ対21のニップ点に突き当ててスキ
ューの除去がなされる(S94〜S101)(図25
(f)参照)。
【0058】そして、給紙モータM1が逆転駆動されて
原稿D2は給紙路25に沿って送られ、2枚目の原稿D
2の読み取り中に1枚目の原稿D1が排紙トレイ16に
排紙される(S102)。
【0059】以降、2枚目の原稿D2は、1枚目の原稿
D1と同様にS58〜S96の制御工程で処理されるこ
ととなり、エンプティセンサS4が原稿の存在を検知し
ている限り、原稿D3,D4…についても同様な処理が
行われる。
【0060】なお、最後の原稿は、S100において、
エンプティセンサS4はOFF状態となっているので、
排出センサS7が最後の原稿の後端を検知してから排紙
トレイ16に排紙されるのに要する時間t5後に搬送モ
ータM2の駆動を停止し、圧接ソレノイドSOLの励磁
を解除して、全ての原稿の処理を終了する(S103〜
S105)。
【0061】上述したように本実施形態では、給紙トレ
イから給紙された原稿とスイッチバックして再給紙され
る原稿を同一位置で、その先端を整合するように原稿送
り経路を構成したので、原稿送り経路が短く、また簡略
化され、効率の良い搬送が可能となる。
【0062】また、給紙トレイから給紙される原稿シー
トを案内する給紙路とスイッチバックされて送られる原
稿シートを案内するスイッチバック路との分岐位置を原
稿シート先端の整合位置としたので、整合位置上流の給
紙路及びスイッチバック路を略直線に構成でき、原稿シ
ートが確実に整合することができる。さらに、分岐位置
に原稿の先端を整合位置に誘い込む可撓性のフィルム部
材を設けたので、確実に原稿先端を整合位置に導くこと
ができ、これによって原稿は確実に整合されることとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像読取装置に搭載された自動
原稿送り装置の縦断面図である。
【図2】 図1に示す自動原稿送り装置の拡大縦断面図
である。
【図3】 図1に示す自動原稿送り装置の原稿搬送路を
開放したときの状態を示す図である。
【図4】 図1に示す自動原稿送り装置の原稿搬送路を
開放したときの状態を示す図である。
【図5】 図1に示す自動原稿送り装置の駆動図であ
る。
【図6】 図1に示す自動原稿送り装置の駆動図であ
る。
【図7】 図1に示す自動原稿送り装置の要部説明する
断面図である。
【図8】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モードに
おける搬送制御動作フローチャート図(その1)を示
す。
【図9】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モードに
おける搬送制御動作フローチャート図(その2)を示
す。
【図10】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モード
における搬送制御動作フローチャート図(その3)を示
す。
【図11】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モード
における搬送制御動作フローチャート図(その4)を示
す。
【図12】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モード
における搬送制御動作フローチャート図(その5)を示
す。
【図13】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モード
における搬送制御動作フローチャート図(その6)を示
す。
【図14】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モード
における搬送制御動作フローチャート図(その7)を示
す。
【図15】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モード
における搬送制御動作フローチャート図(その8)を示
す。
【図16】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モード
における搬送制御動作フローチャート図(その9)を示
す。
【図17】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モード
における搬送制御動作フローチャート図(その10)を
示す。
【図18】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モード
における搬送制御動作フローチャート図(その11)を
示す。
【図19】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モード
における搬送制御動作フローチャート図(その12)を
示す。
【図20】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モード
における搬送制御動作フローチャート図(その13)を
示す。
【図21】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モード
における搬送制御動作フローチャート図(その14)を
示す。
【図22】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モード
における原稿の搬送状態(その1)を模式的に示す。
【図23】 図1に示す自動原稿送り装置の片面モード
における原稿の搬送状態(その2)を模式的に示す。
【図24】 図1に示す自動原稿送り装置の両面モード
における原稿の搬送状態(その1)を模式的に示す。
【図25】 図1に示す自動原稿送り装置の両面モード
における原稿の搬送状態(その2)を模式的に示す。
【図26】 本発明の従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】
10 自動原稿送り装置 10a 外装カバー 11 給送部 12 搬送部 13 排出部 14 スイッチバック部 15 原稿トレイ 16 排紙トレイ 18 繰り出しローラ 19 給紙ローラ 20 分離パット 21 レジストローラ対 24 排紙ローラ対 25 給紙路 26 搬送路 27 排紙路 28 スイッチバック路 S5 レジストセンサS5
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神ざ 修 山梨県南巨摩郡増穂町小林430番地1 ニ スカ株式会社内 (72)発明者 中山 元昭 山梨県南巨摩郡増穂町小林430番地1 ニ スカ株式会社内 (72)発明者 濱田 政孝 山梨県南巨摩郡増穂町小林430番地1 ニ スカ株式会社内 Fターム(参考) 2H076 AA58 BA24 BA35 BA36 BA42 BA58 BB02 BB05 3F100 AA03 BA13 CA12 CA15 EA17 3F102 AA05 AB01 BA02 BA11 BB02 CA01 CB01 DA08 EA03 5C072 AA01 BA01 EA05 NA01 NA06 NA08 RA04 RA05 WA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される原稿シートの両面の画像を、
    該原稿シートの搬送路の一方の側に配置された読取装置
    を用いて片面ずつ順次読取るための自動原稿送り装置に
    おいて、 該原稿シートの読取位置の搬送路上流に設けられ、供給
    を受けた前記原稿シートの先端を前記搬送路に対して整
    合させる整合手段を備え、該整合手段は、一方の面を読
    取るために原稿シート供給路から前記原稿シートの供給
    を受けて整合させると共に、前記読取装置を経由し表裏
    反転された前記原稿シートの他方の面を読取るために、
    反転原稿シート供給路から該表裏反転シートの供給を受
    けて整合させる機能を有することを特徴とする自動原稿
    送り装置。
  2. 【請求項2】 前記整合手段は、前記原稿シートを搬送
    するための回転と、その整合を行うための回転停止とが
    制御された、一対のレジストローラである、請求項1に
    記載の自動原稿送り装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿シートの整合が、前記原稿シー
    トを前記一対のレジストローラのニップ点に突き当てて
    行われる、請求項2に記載の自動原稿送り装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿シート供給路と前記反転原稿シ
    ート供給路とは、前記一対のレジストローラのニップ点
    に向かうその上流で合流するよう構成された、請求項2
    又は3に記載の自動原稿送り装置。
  5. 【請求項5】 前記一対のレジストローラのニップ点に
    原稿シートの先端を誘い込む誘込部材を前記原稿シート
    供給路と前記反転原稿シート供給路との間に設けた、請
    求項3又は4に記載の自動原稿送り装置。
  6. 【請求項6】 前記原稿シートの搬送は、第1の駆動モ
    ータと第2の駆動モータを駆動原として行われ、該第1
    の駆動モータは、その正方向の回転によって前記原稿シ
    ート供給路の原稿シートを搬送する給紙ローラを駆動
    し、逆方向の回転によって前記レジストローラを駆動
    し、該第2の駆動モータは、前記原稿シートを前記読取
    装置を経由させる搬送ローラと、前記反転原稿シート供
    給路の反転原稿シートを搬送する反転ローラとを正逆転
    駆動する、請求項2乃至5いずれかに記載の自動原稿送
    り装置。
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