JP2000089523A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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JP2000089523A
JP2000089523A JP10261568A JP26156898A JP2000089523A JP 2000089523 A JP2000089523 A JP 2000089523A JP 10261568 A JP10261568 A JP 10261568A JP 26156898 A JP26156898 A JP 26156898A JP 2000089523 A JP2000089523 A JP 2000089523A
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Toshio Shida
寿夫 志田
Takeshi Misuhata
剛 水端
Satoru Endo
悟 遠藤
Masanobu Kono
政信 河野
Kazuaki Itou
計章 伊藤
Osamu Kato
修 加藤
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の表裏両面の読み取りのために、原稿を
表裏反転して搬送する自動原稿搬送装置において、両面
読み取り及び排出時にページ揃えのために行われる原稿
の表裏反転が原因で、読み取り速度が低下するという問
題を解決する。 【解決手段】 最初に原稿を表裏反転し、反転後に原稿
を読み取り位置に搬送して、原稿の1面を読み取り、再
度表裏反転した後、再度原稿を読み取り位置に搬送して
他面の読み取りを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原稿を読み取り位置
に搬送して、原稿画像の読み取りを行うために用いられ
る自動原稿搬送装置、特に、原稿の表裏両面の画像を読
み取るために、原稿を表裏反転して搬送することができ
る自動原稿搬送装置に関する。本発明に係る自動原稿搬
送装置は複写機、ファクシミリ等に使用される。
【0002】
【従来の技術】前記のような自動原稿搬送装置に要求さ
れる性能としては、装置が小型であること、効率よく原
稿を表裏反転して搬送すること等がある。かかる要求を
満たす自動原稿搬送装置としては、例えば、特開平7−
175279号公報に記載されたものがある。
【0003】特開平7−175279号公報に記載され
た自動原稿搬送装置は、原稿の表裏を反転する反転搬送
路を有しており、原稿はその第1面が読み取られるよう
に搬送された後、反転路に搬送され、次に反転路で反転
されて、再び読み取り位置に搬送される。第2面が読み
取られた原稿は、搬出時のページ順を揃えるために、更
に原稿の反転が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、前記の公
開公報に記載された自動原稿搬送装置では、両面読み取
り時に、原稿を合計3回搬送路を通さなければならな
い。このために、前記の公開公報に記載された従来の自
動原搬送装置では、両面読み取り時の読み取りの作業効
率が良くなく、高速の読み取りができないと言う問題が
ある。
【0005】従って、本発明の目的は、両面読み取りを
可能にするために、反転搬送機能を有する自動原稿搬送
装置において、従来技術が抱える前記のような問題を解
決することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は、
多数枚の原稿を載置することができ、原稿を1枚ずつ供
給する給紙源、前記給紙源から供給された原稿を表裏反
転する反転路、前記反転路から供給され、搬送される原
稿の読み取り位置を形成する読み取り位置形成手段、及
び前記読み取り位置形成手段を通過し、排出された原稿
が載置される排紙台を備え、前記給紙源から供給された
原稿を前記反転路に搬送し、前記反転路で表裏反転した
後、前記読み取り位置形成手段に供給して、原稿の1面
を読み取り、該1面が読み取られた原稿を再度前記反転
路に搬送し、再度表裏反転した後、前記反転路から、原
稿を再度前記読み取り位置に供給して原稿の他面を読み
取り、他面の読み取りが行われた原稿を前記読み取り位
置形成手段から前記排紙台に排出することを特徴とする
自動原稿搬送装置、によって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】実施の形態1 (1)自動原稿搬送装置の構成 図1は、実施の形態1を画像形成装置等の機枠に自動原
稿搬送装置を設け構成を示す断面図である。
【0008】自動原稿搬送装置2は、図示のように、画
像形成装置の機枠1に設けられている。自動原稿搬送装
置2の一部には、若干給紙方向に傾斜した状態で原稿シ
ートPを載置して送り出す給紙トレイ3が設けられてい
る。
【0009】給紙トレイ3には、原稿シートPの側縁を
規制する側板3A及び原稿シートPの長さ(原稿搬送方
向の長さ)を検知するセンサMS1,MS2が設けられ
ている。側板3Aは図では一方のもののみが示されてい
るが、給紙トレイ3の両側に設けられ、原稿幅方向に移
動可能であり、この移動位置によって、原稿シートPの
幅が検知される。
【0010】更に、給紙トレイ3上の最上部の原稿シー
トPより給紙するピックアップローラ4が設けられてい
る。このピックアップローラ4に原稿シートPを押し当
てる押圧板5が設けられており、原稿シートPの先端が
ピックアップローラ4に確実に接触するように構成され
ている。
【0011】次に、ピックアップローラ4で給紙された
原稿シートPを、一枚ずつ確実に搬送するように、分離
ローラ6とリタードローラ7とが対向して設けられてい
る。
【0012】その分離ローラ6で搬送された一枚の原稿
シートPを一時停止し、給紙のタイミングを持たせるた
めの一対のレジストローラ8,9が設けられており、そ
のレジストローラ8,9の下流側に各々形成された両面
原稿読取時の案内通路10と、片面原稿読取時の案内通
路11とに切り換えるための切換案内部材12が設けら
れている。案内通路10の下流側に形成された第1反転
案内通路111に原稿シートPを搬送する一対の搬送ロ
ーラ13,14を設け、第1反転案内通路111で反転
した原稿シートPを受取り、反転部18に搬送すると共
に原稿シートPを再給紙する正逆回転可能の反転ローラ
15,16が設けられている。
【0013】又、反転ローラ15の軸には原稿シートP
の反転案内と、第2反転案内通路20に原稿シートPを
再給紙可能とした切換案内部材19が設けられている。
更に、反転ローラ15は、原稿シートPの搬送時には反
転ローラ16と接触しているが、2枚の原稿シートPが
互いに擦れ違いできる間隔で離間出来るように構成され
ている。更に、反転ローラ16の軸に設けた原稿シート
案内部材16Aは常時、案内通路11を塞ぐ位置に配置
されている。更に、反転ローラ16には、案内通路11
より搬送される原稿シートPを搬送するための搬送ロー
ラ17が接触して設けられている。
【0014】前記反転ローラ15,16で反転給紙され
た原稿シートPの反転搬送方向に形成された第2反転案
内通路20に、画像読取露光部R(図2〜5参照)に原
稿シートPを搬送する一対の搬送ローラ21,22を設
け、更に画像読取露光部Rに搬送された原稿シートPが
プラテンローラ23と透明材よりなるシート案内板24
間で挟持されながら搬送されるように構成される。原稿
読み取り位置を通過する原稿シートPに対して照射光が
照射ランプ25で照射され、原稿からの反射光がミラー
26で反射されレンズLを介して画像読取部R1へ導か
れ、原稿読み取りが行われるように構成されている。
【0015】読み取りを完了した原稿シートPをそのま
ま案内通路27と排紙用案内通路30に案内するか、再
び前記第1反転案内通路111に搬送するための案内通
路112に案内するかを切り換えるための切換案内部材
28が設けられている。
【0016】前記排紙用案内通路30に案内された原稿
シートPは、一対で設けられた搬送ローラ14,29
と、レジストローラ9と対向して設けられた排紙ローラ
31で、排紙部32に排紙するように設けられている。
【0017】本実施の形態に係る自動原稿搬送装置には
原稿の通過を検知するセンサS1,S2,S3が設けら
れる(図2〜5参照)。
【0018】センサS1は第1レジストローラ8,9の
直ぐ上流に設けられており、原稿の先端を検知して分離
ローラ6の回転を停止する。分離ローラ6の停止時間は
第1レジストローラ8,9の上流側に原稿のループが形
成されるように設定される。センサS1は、また原稿の
後端の通過を検知する。レジストローラ8,9の再スタ
ートから後端の通過検知までの時間から原稿の長さが検
知される。更に、原稿の後端の検知から後に説明するよ
うに、反転ローラ15,16を停止する時間が決定され
る。
【0019】センサS2は原稿の先端、後端を検知し
て、原稿の読み取り開始時間及び読取終了時間を決定す
るセンサS3は原稿シートPの排出を検知するセンサで
あり、ジャムを検知する機能を兼ねる。
【0020】(2)両面読取 次に、前記自動原稿搬送装置2で両面原稿シートPの両
面の画像を読み取る動作を説明する。
【0021】図2〜4は、自動原稿搬送装置の断面図で
あり、原稿シートPの表裏両面を読み取る両面読取工程
における各段階を示している。
【0022】図2に示すように、給紙トレイ3上には、
表面が奇数頁、裏面が偶数頁となるように上向きに、即
ち、上から順に1,2,3・・・n頁となるように原稿
シートPが載置されており、この状態でピックアップロ
ーラ4で給紙を開始する。
【0023】1枚目の原稿がピックアップローラ4、及
び、分離ローラ6の回転で送られるが、2枚目以下の複
数の原稿シートPはリタードローラ7と規制部材5Aで
規制され、1枚目の原稿シートPのみが分離ローラ6で
搬送され、レジストローラ8,9間に搬送された後、原
稿シートPが一旦停止し、レジストローラ8,9の回転
で原稿シートPの搬送を開始する。
【0024】第1レジストローラ8,9の直ぐ上流にお
いては、原稿シートPの先端のループが形成される。ル
ープの形成に必要な時間、即ち、原稿シートPの先端が
第1レジストローラ8,9に突き当たってから分離ロー
ラ6が停止するまでの時間はセンサS1の先端検知時間
から決定される。
【0025】図示のように切換案内部材12は両面原稿
読取時の搬送開始時には、実線で示す位置にあって、案
内通路10側に原稿シートPを案内する。原稿シートP
は案内通路10を通過して搬送ローラ13,14にて第
1反転案内通路111に搬送される。次に、実線で示す
位置にある切換案内部材19で案内されながら実線で示
す方向に回転する反転ローラ15,16で反転部18に
搬送される。
【0026】このようにして、1枚目の原稿シートPの
表面、即ち、第1頁P1は下側に、裏面、即ち、第2頁
P2は上側になった状態で、その後端が反転ローラ1
5,16で保持されて、一旦停止する。
【0027】反転ローラ15,16の停止のタイミング
はセンサS1の原稿後端の検知信号から得られる。
【0028】次に、図3に示すように、前記反転部18
にある原稿シートPの搬送が、原稿シートPの後端を先
頭にして開始される。その際、切換案内部材19は、一
点鎖線で示す位置に切り換わって第2反転案内通路20
を開放しており、原稿シートPは第2反転案内通路20
を搬送され、原稿先端がセンサS2により検知された直
後に搬送ローラ21,22が一旦停止する。
【0029】次に、搬送ローラ21,22の回転開始で
原稿シートPが画像読取露光部Rに搬送される。その画
像読取露光部Rに於いてプラテンローラ23で搬送され
ながら、照射ランプ25の照射により原稿シートPの第
2頁P2が照射され、ミラー26とレンズLを介して画
像読取部R1で第2頁P2の画像が順次読み取られる。
【0030】搬送ローラ21,22の回転開始から一定
時間後に、画像形成装置に原稿読み取り開始信号が送信
される。
【0031】次に、一点鎖線で示す位置にある切換案内
部材28により案内通路112が開放され、第2頁P2
の読み取りを完了した原稿シートPは案内通路112よ
り再び第1反転案内通路111を介して反転ローラ1
5,16で反転部18に搬送される。ここで原稿シート
Pの第2頁P2が裏側となり、第1頁P1が表側に配置
され、更に、原稿シートPの先端部が反転ローラ15,
16に挟持された状態で停止する。
【0032】図4に示すように、前記反転部18より再
び原稿シートPの一端より反転ローラ15,16で反転
した原稿シートPの搬送を開始する。一方、1枚目の原
稿シートPの反転部18からの再給紙を開始した時点で
給紙トレイ3に載置された原稿シートPの2枚目がピッ
クアップローラ4で給紙を開始され、レジストローラ
8,9で一旦停止している。前記1枚目の原稿シートP
は第2反転案内通路20を搬送され、原稿先端がセンサ
S2にて検知された時点で停止する。
【0033】次いで、搬送ローラ21,22が回転して
原稿シートPの搬送を開始するが、搬送ローラ21、2
2が搬送を開始した時点では、反転ローラ15,16は
その回転を停止すると共に、両ローラは互いに離間す
る。搬送ローラ21,22の回転開始で原稿シートPの
搬送が開始されるが、この搬送と並行してレジストロー
ラ8,9が回転し、2枚目の原稿シートPが切換案内部
材12に案内されて案内通路10を介して搬送ローラ1
3,14にて第1反転案内通路111に搬送される。
【0034】ここで1枚目の原稿シートPの後端が反転
ローラ15,16の位置に残っているが反転ローラ15
が矢印方向に移動し、反転ローラ15と反転ローラ16
とが互いに離間しているため、2枚目の原稿シートPの
先端が1枚目の原稿シートPの後端と接触するが円滑に
反転部18に搬送される。
【0035】次に、搬送ローラ21,22で搬送される
1枚目の原稿シートPが画像読取露光部Rに搬送され、
その画像読取露光部Rに於いてプラテンローラ23で搬
送されながら、シート案内板24面に原稿シートPの第
1頁P1が案内されて、照射ランプ25により第1頁P
1が照射され、ミラー26とレンズLを介して画像読取
部R1で第1頁P1の画像が順次読み取られる。
【0036】画像読取露光部Rを通過した原稿シートP
は、実線で示す位置に切り換わった切換案内部材28で
案内されて案内通路27を通過し、一対の搬送ローラ1
4,29により排紙用案内通路30に搬送され、排紙ロ
ーラとして機能するレジストローラ9と排紙ローラ31
で排紙される。原稿シートPは排紙部32に第1頁P1
が下面に第2頁P2が上面になった状態で載置される。
【0037】センサS3は排出される原稿シートPの後
端を検知して、排紙信号を出力する。原稿シートPのサ
イズに応じた所定時間内に排紙信号が出力されないとき
には、ジャムと判断される。
【0038】次の2枚目の原稿シートPも同様であり、
第3頁P3が下面に第4頁P4が上面の状態で載置さ
れ、更に、多数枚の両面原稿シートPの画像を読み取っ
た後も順次頁順が揃って排紙される。
【0039】給紙トレイ3上に一種類のサイズの原稿シ
ートPを載置し、原稿シートPを読取位置に搬送して読
取を行う定形モード及び給紙トレイ3上に種々のサイズ
の原稿シートPを載置して原稿を読取位置に搬送して読
取を行う混載モードにおいて、前記に説明した原稿シー
トPの搬送、読取工程が行われる。
【0040】ただし、定形モードにおける原稿サイズの
検知は側板3Aと、センサMS1,MS2によって行わ
れる。側板3Aの位置情報とセンサMS1,MS2のオ
ン/オフ情報の組み合わせから、A3、A4、B4、B
5の各サイズについて、縦置(原稿搬送方向が原稿の長
辺になる状態)及び横置(原稿搬送方向が原稿の短辺に
なる状態)が検知される。
【0041】混載モードにおいては、原稿シートPがレ
ジストローラ8,9から反転部18に搬送される過程で
センサS1により原稿の長さが検知され、検知された長
さから原稿サイズが演算される。
【0042】(3)片面読取 図5は、原稿の片面の画像を読み取る読取工程における
自動原稿搬送装置の断面図である。
【0043】片面読取においても、原稿シートPの表面
を上にして原稿シートPを給紙トレイ3に載置する。次
に、ピックアップローラ4で給紙し、分離ローラ6によ
り、1枚ずつ原稿シートPを順次搬送し、一点鎖線で示
す位置に切り換えられている切換案内部材12で案内し
てレジストローラ8,9により案内通路11に搬送す
る。
【0044】次に、反転ローラ16と接する搬送ローラ
17で第2反転案内通路20に直接搬送する。その際、
切換案内部材19は一点鎖線で示す位置に切り換えられ
ており、原稿シートPは、第2反転案内通路20より搬
送ローラ21,22に案内され画像読取露光部Rに搬送
される。画像読取露光部Rでは、照射ランプ25により
表片側の画像が照射され、ミラー26とレンズLを介し
て画像読取部R1で画像が順次読み取られる。
【0045】画像読取露光部Rを通過した原稿シートP
は実線の位置にある切換案内部材28で開放された案内
通路27を通過し、一対の搬送ローラ14,29により
排紙用案内通路30に搬送され、レジストローラ9と排
紙ローラ31で1枚目の原稿シートPの画像が下側とな
って排紙部32に排紙される。
【0046】同様に、2枚目の原稿シートPも案内通路
11より第2反転案内通路20に搬送され、画像読取露
光部Rで画像が読み取られた後、原稿シートPの画像が
下側となり、頁が揃った状態で排紙部32に排紙され
る。
【0047】以上説明した原稿搬送工程は給紙トレイ上
に一種類の原稿が載置される定形モードにおける搬送工
程であり、このモードにおける原稿サイズの検知は側板
3AとセンサMS1,MS2により給紙トレイ3上で行
われる。
【0048】給紙トレイ3上に種々のサイズの原稿を載
置して原稿搬送、読取を行う混載モードにおいては、以
下に説明する工程で原稿が搬送される。
【0049】レジストローラ8,9の回転開始で搬送さ
れる原稿シートPは、第2反転案内通路20を経て搬送
ローラ21,22で搬送され、プラテンローラ23を経
て、排紙ローラ31に達する。この搬送過程では原稿読
取は行われず、センサS1による原稿サイズ検知が行わ
れる。原稿サイズはレジストローラ8,9の回転開始か
らセンサS1の原稿後端検知までの時間から検知され
る。センサS1の原稿後端検知から一定時間後に原稿の
搬送は停止する。停止時に原稿の後端はEで示す位置に
ある。
【0050】次に搬送ローラ21,22が点線で示す方
向に回転を開始して、原稿シートPを反転部18に搬送
する。原稿シートPの先端(搬送ローラ21,22から
反転部18に搬送する工程においては後端)がセンサS
2により検知された時点で搬送が停止する。即ち、原稿
の先端はFで示す位置にあって、原稿搬送が停止する。
【0051】次に、搬送ローラ21,22が実線で示す
方向に回転を開始して、原稿シートPをプラテンローラ
23を経て排紙ローラ31に向けて搬送する。この搬送
過程で読取が行われる。
【0052】実施の形態2 次に、前記実施の形態1と基本的には同一であるが、原
稿シートPの搬送経路を変形させた実施の形態の自動原
稿搬送装置を説明する。
【0053】(1)両面読取 図6〜8は、両面読取工程における自動原稿搬送装置の
断面図である。
【0054】図6に示すように、前記同様、両面の原稿
シートPが載置されており、この状態でピックアップロ
ーラ4で給紙を開始する。
【0055】次に、前記同様1枚目の原稿シートPのみ
が分離ローラ6で搬送され、レジストローラ8,9間に
搬送された後、原稿シートPが一旦停止し、レジストロ
ーラ8,9の回転で原稿シートPの搬送を開始する。
【0056】図示のように切換案内部材12は矢印方向
に移動して一点鎖線で示す位置に設定され、両面原稿読
取時の案内通路10側に切り換えられており、原稿シー
トPは案内通路10を通過して第1反転案内通路111
に搬送され、反転ローラ15,16で反転部18に搬送
される。
【0057】このようにして、反転部18では1枚目の
原稿シートPの第1面P1は下側に、第2頁P2は上側
に配置され、反転ローラ15,16で原稿シートPの後
端を挟持した状態で反転ローラ15,16が停止する。
【0058】次に、図7に示すように、前記反転部18
より原稿シートPの後端より反転ローラ15,16で反
転した1枚目の原稿シートPの搬送を開始する。その
際、切換案内部材12が一点鎖線で示す位置にあって、
第2反転案内通路20を開放し、原稿シートPは第2反
転案内通路20に搬送され、一対の搬送ローラ40、搬
送ローラ21,22で搬送され、原稿シートPの先端が
センサS2により検知された直後に搬送が一旦停止す
る。
【0059】搬送ローラ21,22の回転開始で原稿シ
ートPが画像読取露光部Rに搬送される。その画像読取
露光部Rに於いてプラテンローラ23で搬送されなが
ら、シート案内板24面で原稿シートPの第2面P2が
案内され、照射ランプ25の照射により第2面P2が照
射され、ミラー26とレンズLを介して画像読取部R1
で第2面P2の画像が順次読み取られる。
【0060】次に、実線で示す位置にある切換案内部材
28により開放されている案内通路112より再び第1
反転案内通路111を介して実線で示す方向に回転する
反転ローラ15,16で反転部18に原稿シートPが搬
送される。ここで原稿シートPの第2頁P2が下側とな
り、第1頁P1が上側に配置され、更に、原稿シートP
の後端部が反転ローラ15,16に挟持された状態で停
止する。
【0061】次に、図8に示すように、反転ローラ1
5,16が点線で示す方向に回転を開始して、原稿シー
トPを、その後端を先頭にして搬送を開始する。この1
枚目の原稿シートPの搬送過程において、給紙トレイ3
に載置された2枚目の原稿シートPがピックアップロー
ラ4で給紙され、レジストローラ8,9で一旦停止して
いる。前記1枚目の原稿シートPは反転ローラ15,1
6で第1反転案内通路111を反転搬送され、切換案内
部材12により開放されている第2反転案内通路20を
搬送ローラ40で搬送され、原稿先端がセンサS2で検
知された直後に一旦停止する。搬送ローラ21,22の
回転開始で原稿シートPの搬送が開始されるとともに、
停止している2枚目の原稿シートPはレジストローラ
8,9の回転により、切換案内部材12に案内されて案
内通路10より第1反転案内通路111に搬送される。
搬送ローラ21,22が回転して、搬送を開始した時点
で反転ローラ15,16とは離間し、原稿シートPの保
持を解除する。
【0062】ここで1枚目の原稿シートPの後端が反転
ローラ15,16の位置に残っているが1枚目の原稿シ
ートPの後端と、2枚目の原稿シートPの先端が第1反
転案内通路111内で互いに接触しながら搬送される。
【0063】更に、2枚目の原稿シートPの先端が反転
ローラ15,16の位置に搬送され、一枚目の原稿シー
トPの後端が反転ローラ15,16内に残っていても反
転ローラ15が図8の矢印方向に移動し、反転ローラ1
5,16が互いに離間しているため、2枚目の原稿シー
トPの先端が1枚目の原稿シートPの後端と接触しなが
らも円滑に反転部18に搬送される。
【0064】次に、搬送ローラ21,22で搬送される
1枚目の原稿シートPが画像読取露光部Rに搬送され、
その画像読取露光部Rに於いてプラテンローラ23で搬
送されながら、シート案内板24面に原稿シートPが案
内され、照射ランプ25により原稿シートPの第1頁P
1が照射され、ミラー26とレンズLを介して画像読取
部R1で前記第1頁P1の画像を順次読み取られる。
【0065】第1頁の画像が読み取られた原稿シートP
は搬送ローラ14,29により排紙用案内通路30に搬
送され、一対となした排紙ローラ31,31Aで1枚目
の原稿シートPの第1頁P1が下側となって排紙部32
に排紙される。
【0066】このようにして、両面に画像が形成された
原稿シートPは第1頁P1が下側で排紙され、次の2枚
目の原稿シートPも同様にその第3頁P3が下側で排紙
され、多数枚の原稿シートPは、順次搬送され、表裏面
の画像が読み取られた後、頁順が揃って排紙される。
【0067】定形モードにおける原稿搬送、読取及び混
載モードにける原稿搬送、読取は実施の形態1の場合と
同様であり、両モード間で原稿シートPの搬送過程に違
いはない。
【0068】(2)片面読取 図9は、片側原稿の読取を行う場合の実施の形態2の断
面図である。
【0069】この場合も、載置された原稿シートPの画
像を表面にして給紙トレイ3に載置する。載置された原
稿シートPの1枚目からピックアップローラ4で給紙
し、前記のように1枚づつ原稿シートPを順次搬送し、
実線で示す位置に設定された切換案内部材12で案内通
路11を開いてレジストローラ8,9により案内通路1
1に搬送する。
【0070】次に、原稿シートPは、第2反転案内通路
20より搬送ローラ21,22に案内され画像読取露光
部Rに搬送される。画像読取露光部Rでは、照射ランプ
25により原稿シートPの表面がが照射され、ミラー2
6とレンズLを介して画像読取部R1で画像を読み取
る。読取位置を通過した原稿シートPは、一点鎖線で示
す位置に設定されている切換案内部材28が排紙用案内
通路30を開放しているため、一対の搬送ローラ14,
29により排紙用案内通路30に搬送され、排紙ローラ
31,31Aで1枚目の原稿シートPの画像が下側とな
って排紙部32に排紙される。
【0071】同様に、2枚目以後の原稿シートPも案内
通路11より第2反転案内通路20に搬送され、画像読
取露光部Rで画像が読み取られた後、原稿シートPの画
像が下側となり、画像と頁が揃った状態で排紙部32に
排紙される。
【0072】定形モードにおける片面読取では、実施の
形態1におけると同様に、側板3Aとマイクロスイッチ
MS1,MS2により原稿サイズが検知される。
【0073】次に、混載モードでの片面読取について説
明する。
【0074】レジストローラ8,9により搬送された原
稿シートPは、搬送ローラ40、搬送ローラ21,22
により搬送され、点線の位置にある切換案内部材28で
案内されて排紙用案内通路30に搬送される。原稿サイ
ズはこの搬送過程でセンサS1により検知される。即
ち、レジストローラ8,9の回転開始から、センサS1
の原稿後端検知までの時間から原稿サイズが検知され
る。この搬送過程では、読取は行われない。
【0075】レジストローラ8,9による後端検知から
一定時間後に原稿搬送は停止し、原稿シートPはその後
端がEで示す位置にある状態で停止する。
【0076】次に、搬送ローラ21,22が点線で示す
ように反転回転して、原稿シートPを反転搬送する。原
稿シートPは点線の位置にある切換案内部材12で第1
反転案内通路111に案内され、反転部18に搬送され
て、センサS2による後端検知で、先端(搬送ローラ2
1,22から反転部18に搬送される過程では後端)が
点Fで示す位置にあって停止する。
【0077】次に、搬送ローラ21,22が実線で示す
方向に反転して原稿シートPを搬送し、原稿シートPは
プラテンローラ23を経て搬送され、読取が行われる。
原稿シートPは、更に排紙用案内通路30を経て排紙ロ
ーラ31により排紙部32に排出される。
【0078】実施の形態3 (1)両面読取 次に、前記実施の形態1、2と基本的には同一である
が、原稿シートPの搬送経路を変形させた実施の形態3
の自動原稿搬送装置を説明する。
【0079】図10に示すように、前記同様、両面の原
稿シートPが載置されており、この状態でピックアップ
ローラ4で給紙を開始する。
【0080】次に、前記同様1枚目の原稿シートPのみ
が分離ローラ6で搬送され、レジストローラ8,9間に
搬送された後、原稿シートPが一旦停止し、レジストロ
ーラ8,9の回転で原稿シートPの搬送を開始する。
【0081】図10に示すように、切換案内部材12は
矢印方向に移動して一点鎖線で示す位置に設定され、両
面原稿読取時の案内通路10側に切り換えられており、
原稿シートPは案内通路10を通過して第1反転案内通
路111に一対の搬送ローラ40で搬送され、反転ロー
ラ15,16で反転部18(排紙部32の上部位置)に
搬送される。
【0082】このようにして、反転部18では1枚目の
原稿シートPの第1頁P1を下側に、第2頁P2を上側
にして搬送される。次に、反転ローラ15,16で原稿
シートPの後端を挟持した状態で反転ローラ15,16
が停止する。
【0083】次に、図11示すように、前記反転部18
より原稿シートPの後端より反転ローラ15,16で反
転した1枚目の原稿シートPの搬送を開始する。その
際、切換案内部材12が一点鎖線で示す位置にあって第
2反転案内通路20を開放し、原稿シートPは第2反転
案内通路20に搬送され、原稿先端がセンサS2で検知
された直後に一旦停止する。搬送ローラ21,22の回
転開始で原稿シートPが画像読取露光部Rに搬送され
る。その画像読取露光部Rに於いてプラテンローラ23
で搬送されながら、シート案内板24で原稿シートPが
案内され、照射ランプ25の照射により第2頁P2が照
射され、ミラー26とレンズLを介して画像読取部R1
で第2頁P2の画像が順次読み取られる。
【0084】次に、搬送ローラ14,29で案内通路1
12を搬送され、再び反転ローラ15,16で反転部1
8に原稿シートPが搬送される。ここで原稿シートPの
第2頁P2が下側となり、第1頁P1が上側に配置さ
れ、更に、原稿シートPの後端部が反転ローラ15,1
6に挟持された状態で停止する。
【0085】次に、図12に示すように、反転ローラ1
5,16が点線で示す方向に回転を開始して、搬送を開
始する。一方、給紙トレイ3に載置された両面原稿シー
トの2枚目がピックアップローラ4で給紙され、レジス
トローラ8,9で一旦停止している。前記1枚目の原稿
シートPは反転ローラ15,16で第1反転案内通路1
11を搬送され、切換案内部材12により開放されてい
る第2反転案内通路20を搬送され、原稿先端がセンサ
S2で検知された直後に一旦停止する。搬送ローラ2
1,22の回転開始で原稿シートPの搬送が開始され
る。一方、停止している2枚目の原稿シートPはレジス
トローラ8,9の回転により、切換案内部材12に案内
されて案内通路10より第1反転案内通路111に搬送
される。
【0086】ここで1枚目の原稿シートPの後端が反転
ローラ15,16の位置に残っているが1枚目の原稿シ
ートPの後端と、2枚目の原稿シートPの先端が第1反
転案内通路111内で互いに接触しながら搬送され、搬
送ローラ21,22が回転して搬送を開始した時点で反
転ローラ15と反転ローラ16とは離間し、原稿シート
Pの保持を解除する。
【0087】更に、2枚目の原稿シートPの先端が反転
ローラ15,16の位置に搬送され、一枚目の原稿シー
トPの後端が反転ローラ15,16内に残っていても反
転ローラ15が矢印方向に移動し、反転ローラ15,1
6が互いに離間しているため、2枚目の原稿シートPの
先端が1枚目の原稿シートPの後端と接触しながらも円
滑に反転部18に搬送される。
【0088】本実施の形態では、1枚目の原稿シートP
の第1頁読取時に原稿搬送開始である反転ローラ15,
16の点線で示す方向の回転開始から所定時間、例え
ば、原稿を50〜60mm搬送する時間後に2枚目の原
稿シートPの先端が反転ローラ15,16に達するよう
に制御される。
【0089】次に、搬送ローラ21,22で搬送される
1枚目の原稿シートPが画像読取露光部Rに搬送され、
その画像読取露光部Rに於いてプラテンローラ23で搬
送されながら、シート案内板24面に原稿シートPのが
案内され、照射ランプ25により原稿シートPの第1頁
P1が照射され、ミラー26とレンズLを介して画像読
取部R1で前記第1頁P1の画像を順次読み取られる。
【0090】表面の画像が読み取られた原稿シートPは
搬送ローラ14,29により案内通路112を通過し、
反転ローラ15,16の回転に逆らうか、又は回転に従
って排紙用案内通路30に搬送され、1枚目の原稿シー
トPの表面P1が下側となって排紙部32に排紙され
る。
【0091】このようにして、両面に画像が形成された
原稿シートPは第1頁P1が裏側で排紙され、次の2枚
目の原稿シートPも同様に第3頁P3が裏側で排紙さ
れ、両面画像の原稿シートPの画像を複数枚読み取った
後でも頁順が揃って排紙される。
【0092】定形モード、混載モードいずれの場合に
も、以上説明した原稿搬送工程が行われ、且つ、定形モ
ードにおいては、側板3AとマイクロスイッチMS1,
MS2により原稿サイズが検知され、混載モードにおい
ては、原稿搬送過程でセンサS1により原稿サイズが検
知される。これらの原稿サイズ検知は実施の形態1と基
本的に同じである。
【0093】(2)片面読取 図13は、片面読取状態にある実施の形態3の断面図で
ある。
【0094】この場合も、前記のように原稿シートPの
画像を表面にして給紙トレイ3に載置する。載置された
原稿シートPの1枚目からピックアップローラ4で給紙
し、前記のように1枚づつ原稿シートPを順次搬送し、
実線で示す位置に設定された切換案内部材12で案内通
路11を開いてレジストローラ8,9と、搬送ローラ4
0により案内通路11に搬送する。
【0095】次に、原稿シートPは、案内通路11より
搬送ローラ21,22に案内され画像読取露光部Rに搬
送される。画像読取露光部Rでは、照射ランプ25によ
り原稿シートPの表面がが照射され、ミラー26とレン
ズLを介して画像読取部R1で画像を読み取る。読取位
置を通過した原稿シートPは、排紙用案内通路30に搬
送され、搬送ローラ14,29により案内通路112に
搬送され、反転ローラ15,16を排紙方向に回転して
1枚目の原稿シートPの画像が下側となって排紙部32
に排紙される。
【0096】定形モードにおいては、原稿サイズは側板
3AとマイクロスイッチMS1,MS2により検知され
る。
【0097】混載原稿モードにおいては、原稿シートP
はレジストローラ8,9により搬送され、更に搬送ロー
ラ21,22により搬送されて、プラテンローラ23を
経て、反転部18に搬送される。この搬送過程で原稿シ
ートPのサイズがセンサS1により検知される。即ち、
レジストローラ8,9の回転開始からセンサS1の後端
検知までの時間から原稿サイズが検知される。センサS
1による原稿後端検知から一定時間後に原稿搬送が停止
する。原稿はその後端がEで示す位置にある状態で停止
する。この原稿搬送過程では読取は行われない。
【0098】次に、搬送ローラ21,22が点線で示す
方向に反転回転して原稿シートPを反転搬送する。反転
搬送された原稿シートPは搬送ローラ40、案内通路1
13を経て反転部18に搬送され、センサS2が原稿先
端(搬送ローラ21,22から反転部18に搬送する過
程では後端)がセンサS2で検知され、検知信号で原稿
シートPは停止する。案内通路113の入り口には弾性
板からなるワンウェイフラッパ33が設けられており、
案内通路11から搬送された原稿シートPをレジストロ
ーラ8,9の方向へ送らずに、案内通路113確実に案
内する。
【0099】次に、搬送ローラ21,22が再び実線で
示す方向に回転を開始して、原稿シートPをプラテンロ
ーラ23を経て反転ローラ15,16を経て、排紙部3
2に排出する。この搬送過程で読取が行われる。
【0100】3個の実施の形態を説明したが、これらの
実施の形態では、共通して原稿シートを最初に反転部に
搬送して、原稿を表裏反転し、その後に両面読取を行っ
ている。このような構成によって、原稿搬送路に設けた
センサにより原稿サイズを検知して読取を行う場合、原
稿サイズ検知工程を入れたことによる読取速度の低下を
防止することができる。従来の原稿読取装置において
は、搬送路に設けたセンサにより原稿サイズ検知を行う
必要がある場合、特に混載原稿の読取を行う場合におけ
る読取効率が定形原稿の読取効率よりも低下すると言う
問題があったが、前記の実施の形態では、このような問
題はなく、混載原稿の読取速度が向上している。
【0101】
【発明の効果】本発明では、原稿の表裏両面を読み取る
両面読み取りにおいて、最初に原稿の表裏反転を行い、
その後に、原稿を読み取り位置に搬送するようにしたの
で、多数枚の原稿の両面読み取り時の読取効率が向上
し、多数枚の原稿の高速両面読取が可能になる。
【0102】特に、原稿搬送上何らの支障もなく、先行
する原稿と後行する原稿を同時に読み取り前に原稿を表
裏反転する反転路中に存在させることが可能となって、
高速読み取りが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る自動原稿搬送装置
の概略断面図である。
【図2】図1に示す自動原稿搬送装置の読取前反転時の
断面図である。
【図3】図1に示す自動原稿搬送装置の裏面読時の断面
図である。
【図4】図1に示す自動原稿搬送装置の表面読時の断面
図である。
【図5】図1に示す自動原稿搬送装置の片面読時の断面
図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る自動原稿搬送装置
の読取前反転時の断面図である。
【図7】図6に示す自動原稿搬送装置の裏面読時の断面
図である。
【図8】図6に示す自動原稿搬送装置の表面読時の断面
図である。
【図9】図6に示す自動原稿搬送装置の片面読時の断面
図である。
【図10】本発明の実施の形態3に係る自動原稿搬送装
置の読取前反転時の断面図である。
【図11】図10に示す自動原稿搬送装置の裏面読時の
断面図である。
【図12】図10に示す自動原稿搬送装置の表面読時の
断面図である。
【図13】図10に示す自動原稿搬送装置の片面読時の
断面図である。
【符号の説明】
1 機枠 2 自動原稿搬送装置 3 給紙トレイ 4 ピックアップローラ 5 押圧板 6 分離ローラ 8,9 レジストローラ 10,11,27,112 案内通路 12,19,28 切換案内部材 13,14,17,29,40 搬送ローラ 15,16 反転ローラ 18 反転部 20 第2反転案内通路 21,22 搬送ローラ 23 プラテンローラ 30 排紙用案内通路 31 排紙ローラ 32 排紙部 111 第1反転案内通路 P 原稿シート R 画像読取露光部 R1 画像読取部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 政信 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 伊藤 計章 埼玉県川越市石原町1丁目24番地3 (72)発明者 加藤 修 東京都東村山市栄町3丁目1番地28 Fターム(参考) 2H076 AA04 AA58 BA24 BA33 BA42 BA45 BA58 BA63 BB04 3F100 AA04 BA14 CA12 CA13 DA04 DA08 EA02 EA06 EA12 EA13 3F102 AA05 AA10 AB01 BA06 BA11 CB01 CB02 EB01 FA08 FA09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚の原稿を載置することができ、原
    稿を1枚ずつ供給する給紙源、 前記給紙源から供給された原稿を表裏反転する反転路、 前記反転路から供給され、搬送される原稿の読み取り位
    置を形成する読み取り位置形成手段、及び前記読み取り
    位置形成手段を通過し、排出された原稿が載置される排
    紙台を備え、 前記給紙源から供給された原稿を前記反転路に搬送し、
    前記反転路で表裏反転した後、前記読み取り位置形成手
    段に供給して、原稿の1面を読み取り、該1面が読み取
    られた原稿を再度前記反転路に搬送し、再度表裏反転し
    た後、前記反転路から、原稿を再度前記読み取り位置に
    供給して原稿の他面を読み取り、他面の読み取りが行わ
    れた原稿を前記読み取り位置形成手段から前記排紙台に
    排出することを特徴とする自動原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記給紙源が多数枚の原稿から1枚ずつ
    分離する分離手段及び原稿の先端部を一時停止した後原
    稿を搬送するレジストローラを有し、前記反転路が前記
    分離手段及び前記レジストローラの上方に配置されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記給紙源が多数枚の原稿から1枚ずつ
    分離する分離手段及び原稿の先端部を一時停止した後原
    稿を搬送するレジストローラを有し、前記反転路が前記
    分離手段及び前記レジストローラの下方に配置されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記反転路から排出される先行する原稿
    と前記反転路に搬送される後行する原稿が同時に前記反
    転路に存在するように原稿の搬送が行われることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動原稿搬
    送装置。
  5. 【請求項5】 搬送される原稿の搬送方向の長さを検知
    する原稿検知手段を有し、長さの異なる混載原稿の読み
    取りが可能なことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載の自動原稿搬送装置。
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Cited By (3)

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