JPH09274341A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH09274341A
JPH09274341A JP8081718A JP8171896A JPH09274341A JP H09274341 A JPH09274341 A JP H09274341A JP 8081718 A JP8081718 A JP 8081718A JP 8171896 A JP8171896 A JP 8171896A JP H09274341 A JPH09274341 A JP H09274341A
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JP8081718A
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English (en)
Inventor
Koichi Higuchi
広一 樋口
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、小型で、しかも、原稿用紙
のサイズをそのサイズに拘わらず検知することができる
原稿読取装置の開発にある。 【解決手段】 本発明は、固定して配置された画像読取
手段15に原稿用紙を搬送することでその画像を読み取
る原稿読取装置において、原稿の検知期間によって原稿
サイズを判別する判別手段10を設けると共に、原稿サ
イズの判別がなされないうちに原稿の読取が開始されて
しまう場合には、原稿サイズの判別をしてから画像読取
手段15に対して原稿用紙を再送して原稿画像の読取を
行わせる原稿読取装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、スキャナ
ー等の原稿用紙の画像を読み取る原稿読取装置に係り、
詳しくは、原稿用紙を送りながら原稿画像を読み取る原
稿読取装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記原稿読取装置は、一般的に
は、原稿用紙が収容される原稿トレイと、読取済みの原
稿用紙が収容される原稿排出トレイと、上記原稿トレイ
から原稿排出トレイまで原稿用紙を順次搬送する原稿搬
送手段と、当該原稿搬送経路に対向して配置されたプラ
テンガラスと、上記プラテンガラスの上記原稿搬送経路
とは反対側に配設された照明手段と、受光光量に応じた
信号を出力する受光手段と、上記原稿用紙による反射光
を上記受光手段に入射させる光学素子とで構成されてい
る。
【0003】そして、上記原稿読取装置では、上記原稿
搬送手段で原稿トレイ内の原稿用紙をプラテンガラスま
で搬送した後、上記照明手段及び光学素子を上記プラテ
ンカラスの下で移動させながら受光手段により光をサン
プリングすることで、当該原稿用紙の画像全体を読み取
り、最後に、当該読取済みの原稿用紙を原稿搬送手段で
原稿排出トレイに排出することで、原稿の画像を読み取
っている。
【0004】また、上記原稿読取装置では、例えば複写
機等においては画像を記録させる記録用紙を選択するた
めに、上記画像の読取に先立って原稿用紙のサイズを検
知している。そして、その様な原稿サイズ検知手段とし
ては、上記原稿トレイからプラテンガラスまでの間の原
稿搬送経路に対向して配置され、原稿用紙の有無を検知
する原稿検知手段と、当該原稿検知手段の原稿検知期間
を基に原稿用紙のサイズを判別する原稿サイズ判別手段
とからなるものが一般的に用いられている。
【0005】しかしながら、上記画像形成装置では、当
該装置において想定している最大サイズの原稿用紙を載
置できるようにプラテンガラスを形成する必要があっ
て、装置が大型化してしまうという問題があった。
【0006】そこで、近年、原稿用紙が収容される原稿
トレイと、読取済みの原稿用紙が収容される原稿排出ト
レイと、上記原稿トレイから原稿排出トレイまで原稿用
紙を順次搬送する原稿搬送手段と、当該原稿搬送経路に
対向して配置された照明手段と、上記原稿搬送経路を通
過する原稿用紙の反射光を受光し、受光光量に応じた信
号を出力する受光手段とからなる原稿読取装置が開発さ
れている。なお、以下において照明手段及び受光手段が
対向している原稿搬送経路の部位を原稿読取位置と呼
ぶ。そして、上記原稿読取装置は、上記原稿搬送手段で
原稿トレイ内の原稿用紙を原稿排出トレイまで搬送しな
がら受光手段で光をサンプリングして、当該原稿用紙の
画像全体を読み取ることで、原稿の画像を読み取る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記原
稿読取装置では、原稿トレイから原稿読取位置までの間
の原稿搬送経路に対向して配置され、原稿用紙の有無を
検知する原稿検知手段と、当該原稿検知手段の原稿検知
期間を基に原稿用紙のサイズを判別する原稿サイズ判別
手段とを設けて、画像の読取に先立って原稿用紙のサイ
ズを検知しようとした場合、原稿用紙の先端が原稿読取
位置に到達するまでに原稿用紙のサイズを検知する必要
があるので、当該原稿検知手段から原稿読取位置までの
原稿搬送経路を少なくとも当該装置で用いる原稿用紙の
長さよりも長く形成しなければならなかった。
【0008】従って、従来、上記画像形成装置では、最
大サイズの原稿用紙の長さに合わせて上記原稿搬送経路
を設計して装置を大型化させてしまうか、あるいは、原
稿検知手段から読取位置までの原稿搬送経路よりも長い
原稿用紙に関してはそのサイズ検知を行わないで、当該
原稿用紙のサイズが最大サイズの原稿用紙であると見な
して読み取りを行ってしまうかしかなかった。なお、従
来は後者の方法を採用して原稿読取装置の装置の大型化
を抑制するのが一般的であった。
【0009】そこで、本発明の課題は、小型で、しか
も、原稿用紙のサイズをそのサイズに拘わらず検知する
ことができる原稿読取装置の開発にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、原
稿用紙が収容される原稿トレイと、読取済みの原稿用紙
が収容される原稿排出トレイと、上記原稿トレイから原
稿排出トレイまで原稿用紙を順次搬送する原稿搬送手段
と、当該原稿搬送経路に対向して配置され、上記原稿搬
送経路を通過する原稿用紙の画像を原稿読取位置にて読
み取る画像読取手段とを有し、原稿用紙を搬送しながら
画像読取手段で画像を読み取ることで原稿の画像全体を
読み取る原稿読取装置において、原稿トレイと原稿読取
位置との間の原稿搬送経路に対向して配置され、原稿用
紙の有無を検知する原稿検知手段と、上記原稿検知手段
の原稿検知期間を基に原稿用紙のサイズを判別する原稿
サイズ判別手段と、原稿読取位置を通過した原稿用紙を
上記原稿読取位置に再送する原稿再送手段と、原稿検知
手段が所定の時間以上原稿用紙を検知している状態が生
じたら、原稿用紙が少なくとも原稿検知手段に対向する
位置を通過するまで原稿搬送手段を動作させた後、原稿
再送手段を作動させ、更に原稿再送手段あるいは原稿搬
送手段を動作させつつ画像読取手段を作動させる一方
で、それ以外の場合には、原稿搬送手段を動作させつつ
画像読取手段を作動させる読取制御手段とを設けた原稿
読取装置である。
【0011】本発明において、上記原稿搬送手段は、原
稿トレイから原稿排出トレイまで原稿用紙を順次搬送で
きるものであればよく、例えば、一定の回転速度で回転
する駆動モータと、当該駆動モータにギア等の駆動伝達
部材を介して接続された多数の搬送ローラとからなり、
原稿用紙を一定の速度で搬送するものがある。
【0012】上記画像読取手段は、原稿トレイから原稿
排出トレイまでの原稿搬送経路に対向して配置され、上
記原稿搬送経路を通過する原稿用紙の画像を原稿読取位
置にて読み取れるものであればよく、例えば、当該原稿
読取位置に対向して固定して配置された照明ランプと、
上記原稿読取位置を通過する原稿用紙の反射光を受光
し、受光光量に応じた信号を出力するCCDセンサとで
構成することができる。
【0013】上記原稿検知手段は、原稿トレイと原稿読
取位置との間の原稿搬送経路に対向して配置され、原稿
用紙の有無を検知できるものであればよく、例えば、フ
ォトセンサで構成することができる。
【0014】上記原稿サイズ判別手段は、原稿検知手段
の原稿検知期間を基に原稿用紙のサイズを判別できるも
のであればよく、例えば、原稿搬送手段が原稿用紙を一
定の搬送速度で搬送する場合には、当該搬送速度と上記
原稿検知期間とを掛け算することで原稿用紙の搬送方向
の長さ(サイズ)を判別することができる。
【0015】上記原稿再送手段は、原稿読取位置を通過
した原稿用紙を上記原稿読取位置に再送できるものであ
ればよく、例えば、原稿読取位置と原稿排出トレイとの
間の原稿搬送経路上に一対のローラを配設し、当該ロー
ラを逆回転させることで、原稿用紙を上記原稿読取位置
に再送するようにしても、あるいは、原稿読取位置と原
稿排出トレイとの間の原稿搬送経路上に一対のローラを
配設すると共に、原稿読取位置と当該ローラとの間から
原稿トレイと原稿読取位置との間までに反転搬送経路を
設け、当該反転搬送経路から原稿用紙を上記原稿読取位
置に再送するようにしてもよい。
【0016】なお、原稿用紙が原稿読取位置を通過する
とは、原稿用紙の一部あるいは全部が画像読取位置を通
過することを意味し、原稿用紙の全体が原稿読取位置を
通過しきってしまった場合のみを意味するのではない。
【0017】上記読取制御手段は、原稿検知手段が所定
の時間以上原稿用紙を検知している状態が生じたら、原
稿用紙が少なくとも原稿検知手段に対向する位置を通過
するまで原稿搬送手段を動作させた後、原稿再送手段を
作動させ、更に原稿再送手段あるいは原稿搬送手段を動
作させつつ画像読取手段を作動させる一方で、それ以外
の場合には、原稿搬送手段を動作させつつ画像読取手段
を作動させるものであればよい。
【0018】そして、上記読取制御手段において、原稿
検知手段が原稿用紙を検知している状態とは、原稿用紙
の少なくとも一部が原稿検知手段に対向する位置に存在
している状態を意味する。また、当該状態が所定の時間
以上生じる場合とは、各原稿用紙の検知が開始されてか
ら検知が終了するまでの検知時間が所定の時間以上に継
続した場合を意味する。なお、上記所定の時間は、例え
ば、原稿用紙の一部、例えば原稿用紙の先端ならその先
端が原稿検知手段と原稿読取位置との間の原稿搬送経路
を通過するのに必要な時間以内に設定するとよい。
【0019】なお、上記読取制御手段において、原稿検
知手段が所定の時間以上原稿用紙を検知している状態を
検知するためには、例えば、原稿検知手段の原稿検知開
始と共にカウントを開始するタイマーを設け、当該タイ
マーが上記所定の時間をカウントした時の上記原稿検知
手段の検知信号を調べるように構成しても、あるいは、
原稿検知手段と原稿読取位置との間に第二の原稿検知手
段を設け、当該第二の原稿検知手段が原稿用紙を検知し
た時の上記原稿検知手段の検知信号を調べるように構成
してもよい。
【0020】また、上記読取制御手段において、原稿用
紙が原稿検知手段に対向する位置を通過するとは、原稿
用紙の如何なる部位も原稿検知手段に対向する位置に存
在しない状態を意味し、少なくとも原稿検知手段に対向
する位置を通過するまでとは、原稿用紙の如何なる部位
も原稿検知手段に対向する位置に存在しなくなった状態
を意味する。そして、上記読取制御手段は、は、例え
ば、原稿読取位置を通過するまで上記原稿搬送手段に原
稿用紙を搬送させれば、上記状態にすることができる。
【0021】更に、上記読取制御手段において、原稿再
送手段あるいは原稿搬送手段を動作させつつ画像読取手
段を作動させるとは、画像読取位置に原稿用紙を通過さ
せながら画像読取手段により読み取りを行っている状態
を意味する。そして、原稿再送手段を作動させ、更に原
稿再送手段を動作させつつ画像読取手段を作動させると
は、原稿再送手段で原稿用紙を原稿読み取り位置に再送
している時に画像の読取を行うことを意味する。また、
原稿再送手段を作動させ、更に原稿搬送手段を動作させ
つつ画像読取手段を作動させるとは、原稿再送手段で原
稿用紙を原稿読み取り位置に再送した後、原稿再送手段
で原稿用紙に原稿読み取り位置を通過させながら画像の
読取を行うことを意味する。
【0022】そして、本発明の原稿読取装置では、原稿
トレイと原稿読取位置との間の原稿搬送経路に対向して
配置され、原稿用紙の有無を検知する原稿検知手段と、
上記原稿検知手段の原稿検知期間を基に原稿用紙のサイ
ズを判別する原稿サイズ判別手段と共に、原稿読取位置
を通過した原稿用紙を上記原稿読取位置に再送する原稿
再送手段を設け、原稿検知手段が所定の時間以上原稿用
紙を検知している状態が生じたら、原稿用紙が少なくと
も原稿検知手段に対向する位置を通過するまで原稿搬送
手段を動作させた後、原稿再送手段を作動させ、更に原
稿再送手段あるいは原稿搬送手段を動作させつつ画像読
取手段を作動させるようにしたので、大きいサイズの原
稿用紙の画像をその原稿サイズを検知してから読み取る
ことができる。
【0023】また、本発明の原稿読取装置では、原稿ト
レイと原稿読取位置との間の原稿搬送経路に対向して配
置され、原稿用紙の有無を検知する原稿検知手段と、上
記原稿検知手段の原稿検知期間を基に原稿用紙のサイズ
を判別する原稿サイズ判別手段と共に、原稿検知手段が
所定の時間以上原稿用紙を検知している状態が生じなか
ったら、原稿搬送手段を動作させつつ画像読取手段を作
動させるようにしたので、小さいサイズの原稿用紙の画
像をその原稿サイズを検知してから読み取ることができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態を説明する。
【0025】実施形態1 図1に本発明の実施形態1に係る原稿読取装置を示す。
この原稿読取装置は、原稿用紙が収容される原稿トレイ
1と、読取済みの原稿用紙が収容される原稿排出トレイ
2と、上記原稿トレイ1から原稿排出トレイ2まで原稿
用紙を順次搬送する原稿搬送手段と、当該原稿搬送経路
に対向して配置され、上記原稿搬送経路を通過する原稿
用紙の画像を原稿読取位置にて読み取る画像読取手段1
5と、当該画像読取手段15から出力される画像情報を
記憶する画像メモリ18と、両面読取時に原稿排出トレ
イ2から上記読取位置まで原稿用紙を搬送する反転搬送
手段と、これらを制御する読取制御手段とを有する。
【0026】上記原稿搬送手段は、原稿トレイ1に隣接
して配置されたピックアップロール3と、原稿排出トレ
イ2に隣接して配置された排紙ロール7と、原稿読取位
置の上記ピックアップロール3側に隣接して配置された
レジロール5と、これらロール間に配設され、原稿用紙
の搬送方向を規制する用紙ガイドとからなり、図1のa
→b→c→d→eの用紙搬送経路を構成している。
【0027】上記画像読取手段15は、上記原稿読取位
置に対向して配置された照明ランプと、当該照明ランプ
に隣接して配置され、多数の光電変換素子が配列された
CCDセンサとからなる。
【0028】上記反転搬送手段は、ピックアップロール
3とレジロール5との間の上記用紙搬送経路に配設され
た第一の反転搬送用ロール4と、当該第一の反転搬送用
ロール4と上記排紙ロール7との間に配設され、原稿用
紙の搬送方向を規制する反転搬送用用紙ガイドと、上記
第一の反転搬送用ロール4と排紙ロール7との間に配設
された第二の反転搬送用ロール8とからなり、図1のe
→f→bの反転搬送用用紙搬送経路を構成している。
【0029】上記読取制御手段は、図1及び図2に示す
ように、上記原稿トレイ1とピックアップロール3との
間に配設されたピックアップセンサ10と、上記レジロ
ール5のピックアップロール3側に隣接して配置された
レジセンサ11と、上記排紙ロール7の原稿読取位置側
に隣接して配置された排紙センサ13と、これらセンサ
の用紙検知情報と読取設定情報とに基づき上記原稿搬送
手段及び画像読取手段15の制御を行うコントロールユ
ニット16とからなる。
【0030】ちなみに、上記読取制御手段は、図3に示
すように、上記ピックアップセンサ10にて原稿用紙の
先端が検知された状態の下で読取開始の指示がなされた
ら、先ず、読取設定情報に基づき両面読取か片面読取か
を判別する(S1)。
【0031】そして、片面読取であったならば、上記原
稿読取装置は、原稿用紙を1枚上記レジロール5まで給
紙し(S2)、上記レジセンサ11が当該原稿用紙を検
知したらレジロール5を回転させながら原稿読取手段1
5を作動させて原稿の画像全体を読み取った後(S
4)、排紙ロー7ルを作動させて読取済み原稿用紙を原
稿排出トレイ2に収容する(S5)。
【0032】一方、両面読取であったらなば、上記原稿
読取装置は、原稿用紙を1枚上記レジロール5まで給紙
し(S8)、上記レジセンサ11が当該原稿用紙を検知
したらレジロール5を回転させながら原稿読取手段15
を作動させて片面の原稿の画像全体を読み取り(S1
0)、上記反転搬送手段を作動させて原稿を再度上記レ
ジロール5まで給紙し(S11)、上記レジセンサ11
が当該原稿用紙を検知したらレジロール5を回転させな
がら原稿読取手段15を作動させて他面の原稿の画像全
体を読み取り(S12)、排紙ロール7を作動させて読
取済み原稿用紙を原稿排出トレイ2に収容する(S1
3)。
【0033】また、上記原稿読取装置では、上記ピック
アップセンサ10とレジセンサ11との間の用紙搬送経
路の距離をA4の短辺の長さとほぼ等しく設定して、装
置の小型化を計っている。
【0034】そして、本実施の形態では、上記ピックア
ップセンサ10の用紙検知信号と上記各ロールを回転さ
せるための駆動力を発生する駆動モータ19への回転パ
ルスとを基に用紙サイズを判別する原稿サイズ判別手段
17と、上記原稿読取位置と排紙ロール7との間の用紙
搬送経路c→d→eを通過する用紙を引き込む第二の反
転搬送手段とを設けると共に、原稿画像の読取に先立っ
て上記原稿サイズ判別手段17が原稿用紙のサイズを判
別できるように上記読取制御手段を一部変更した。
【0035】上記原稿サイズ判別手段17は、ピックア
ップセンサ10が用紙を検知している期間内に発生した
駆動モータ19への回転パルスをカウントして、そのカ
ウント値から用紙サイズを判別するものであり、具体的
には、図4に示すように、ピックアップセンサ10がO
Nしたら(つまり用紙を検知したら)回転パルスのカウ
ントを開始し(S16,S17)、ピックアップセンサ
10がOFFしたら回転パルスのカウントを終了し(S
18,S19)、更に、回転パルス1つ当たりの用紙の
搬送量と当該回転パルスのカウント値とを掛け合わせて
原稿のサイズを判別するものである(S20)。
【0036】上記第二の反転搬送手段は、原稿読取位置
と排紙ロール7との間に配設された第三の反転搬送用ロ
ール6と、当該第三の反転搬送用ロール6の排紙ロール
7側に隣接して配置され、用紙の搬送方向を切り替える
フラッパ14と、当該フラッパ14と排紙ロール7との
間に上記用紙搬送経路用の用紙ガイドとは別に配設さ
れ、図1のg→i→hに示される第二の反転搬送用用紙
搬送経路を構成する第二の反転搬送用用紙ガイドと、当
該第二の反転搬送用用紙搬送経路に配設された第四の反
転搬送用ロール9とからなる。なお、上記フラッパ14
は通常は上記用紙搬送経路d→eに原稿用紙が搬入され
るようにセットされている。また、上記第二の反転搬送
手段に搬入された用紙は上記第四の反転搬送用ロール9
でその搬送方向が逆転されるようになっている。
【0037】上記読取制御手段は、上記第四の反転搬送
用ロール9に隣接して配置された反転センサ12が追加
して設けられると共に、上記読取制御フロチャートの一
部が変更された。上記読取制御フロチャートの変更点
は、具体的には、1枚目の原稿用紙の読取に際して、レ
ジロール5に原稿用紙を給紙してから画像の読取を行う
までの間に新たな制御フローが追加された。
【0038】上記読取制御手段は、片面読取時には、先
ず、レジロール5に原稿用紙が給紙されたら(S2)、
上記ピックアップセンサ10の用紙検知信号を基に用紙
サイズ検知が完了しているか否かを判断し(S3)、完
了している場合(つまり用紙検知信号がOFFの場合)
にはそのまま原稿の読取を開始する(S4)。一方、上
記読取制御手段は、完了していない場合(つまり用紙検
知信号がONの場合)には、先ず、原稿用紙をその全体
が原稿読取位置を通過するまで搬送させることで用紙サ
イズ検知を完了させ(S6)、次に、上記フラッパ14
を作動させて(ONして)原稿用紙を第二の反転搬送手
段に引き込んで用紙の搬送方向を1回反転させ、更に排
紙ロール7で用紙の搬送方向を再度反転させ、上記反転
搬送手段にて原稿用紙をレジロール5に再給紙し(S
7)、最後に、原稿の読取を開始する(S4)。
【0039】また、上記読取制御手段は、両面読取時に
は、1回目の原稿読取時に、先ず、レジロール5に原稿
用紙が給紙されたら(S8)、上記ピックアップセンサ
10の用紙検知信号を基に用紙サイズ検知が完了してい
るか否かを判断し(S9)、完了している場合(つまり
用紙検知信号がOFFの場合)にはそのまま原稿の読取
を開始する(S10)。一方、上記読取制御手段は、完
了していない場合(つまり用紙検知信号がONの場合)
には、先ず、原稿用紙をその全体が原稿読取位置を通過
するまで搬送させることで用紙サイズ検知を完了させ
(S14)、次に、排紙ロール7で用紙の搬送方向を再
度反転させて上記反転搬送手段にて原稿用紙をレジロー
ル5に再給紙し(S15)、最後に、原稿の読取を開始
する(S10)。なお、両面読取時の2回目の原稿読取
時には変更はない。
【0040】そして、上記原稿読取装置を用いて、A4
サイズの用紙、A4サイズよりその短辺が少し長い所謂
レターサイズの用紙(8.5インチ×11インチ)、並
びに、B4サイズに近いサイズの所謂リーガルサイズ
(8.5インチ×14インチ)の用紙の片面読取を行っ
た。なお、各原稿用紙は、その短辺方向にて搬送される
ように原稿トレイに収容した。
【0041】その結果、A4サイズの用紙の片面読取の
場合には、図5の−に示すように、ピックアップセンサ
10がOFFした直後にレジセンサ11がONしたの
で、当該レジセンサ11がONしたタイミングにおいて
は既に原稿サイズ判別手段から原稿サイズ情報が出力さ
れており、上記レジセンサ11のONタイミングに続け
て原稿の読取が開始された。
【0042】また、レターサイズの用紙及びリーガルサ
イズの用紙の片面読取の場合には、図6の−に示すよう
に、ピックアップセンサ10がOFFする前にレジセン
サ11がONしたので、原稿用紙を原稿読取位置から一
旦排出することで原稿サイズ判別手段から原稿サイズ情
報が出力された。また、当該用紙は反転センサ12及び
排紙センサ13により検知された後再度レジセンサ11
により検知され、当該レジセンサ11のONタイミング
に続けて原稿の読取が開始された。
【0043】以上の通り、本実施の形態の原稿読取装置
は、小型でありながら、ピックアップセンサ10とレジ
センサ11との間の用紙搬送経路の距離よりも短い用
紙、例えばA4サイズの用紙をその原稿サイズを検知し
てから画像を読み取ることができると共に、ピックアッ
プセンサ10とレジセンサ11との間の用紙搬送経路の
距離よりも長い用紙、例えばレターサイズの用紙やリー
ガルサイズの用紙をその原稿サイズを検知してから画像
を読み取ることができる。
【0044】また、上記原稿読取装置は、1枚目の原稿
用紙の読取時にのみ原稿サイズの判別を行うように構成
され、ピックアップセンサ10とレジセンサ11との間
の用紙搬送経路の距離よりも短い原稿用紙に関しては、
当該原稿用紙を原稿トレイ1から原稿排出トレイ2まで
搬送するだけて原稿サイズ判別及び原稿読取を行うよう
に構成され、更に、ピックアップセンサ10とレジセン
サ11との間の用紙搬送経路の距離よりも長い用紙を両
面読取する場合には、その1回目の読取においてまず原
稿裏面を読み取り、その2回目の読取において原稿表面
を読み取るように構成されているので、原稿サイズ検知
に伴う生産性の低下を極力抑えることができる。
【0045】
【発明の効果】以上の通り、本発明の原稿読取装置で
は、原稿トレイと原稿読取位置との間の原稿搬送経路に
対向して配置され、原稿用紙の有無を検知する原稿検知
手段と、上記原稿検知手段の原稿検知期間を基に原稿用
紙のサイズを判別する原稿サイズ判別手段と、原稿読取
位置を通過した原稿用紙を上記原稿読取位置に再送する
原稿再送手段と、原稿検知手段が所定の時間以上原稿用
紙を検知している状態が生じたら、原稿用紙が少なくと
も原稿検知手段を通過するまで原稿搬送手段を動作させ
た後、原稿再送手段を作動させ、更に原稿再送手段ある
いは原稿搬送手段を動作させつつ画像読取手段を作動さ
せる一方で、それ以外の場合には、原稿搬送手段を動作
させつつ画像読取手段を作動させる読取制御手段とを設
け、大きいサイズの原稿用紙の画像をその原稿サイズを
検知してから読み取ることができると共に、小さいサイ
ズの原稿用紙の画像をその原稿サイズを検知してから読
み取ることができるので、原稿用紙のサイズをそのサイ
ズに拘わらず検知することができる。
【0046】また、上記原稿読取装置では、原稿用紙が
収容される原稿トレイと、読取済みの原稿用紙が収容さ
れる原稿排出トレイと、上記原稿トレイから原稿排出ト
レイまで原稿用紙を順次搬送する原稿搬送手段と、当該
原稿搬送経路に対向して配置され、上記原稿搬送経路を
通過する原稿用紙の画像を原稿読取位置にて読み取る画
像読取手段とでその読取機能を実現すると共に、大きい
サイズの原稿用紙を原稿検知位置を通過させながら検知
することで原稿検知手段と読取位置との間の距離を短縮
させることができるので、装置を可及的に小型化するこ
とができる。更に、上記原稿読取装置では、小さいサイ
ズの原稿用紙に関しては、原稿搬送手段を動作させつつ
画像読取手段を作動させて画像を読み取るので、装置の
起動から読取が完了するまでの期間が長くなることはな
く、その生産性が低下することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1に係る原稿読取装置の概
略構成図。
【図2】 図1の原稿読取装置における制御系のブロッ
ク図。
【図3】 コントローユニットの制御フロチャート。
【図4】 原稿サイズ判別手段の動作フロチャート。
【図5】 図1の原稿読取装置の動作シーケンス(A4
サイズの原稿用紙の片面読取時)。
【図6】 図1の原稿読取装置の動作シーケンス(レタ
ーサイズ並びにリーガルサイズの原稿用紙の片面読取
時)。
【符号の説明】
1:原稿トレイ、2:原稿排出トレイ、3,5,7:原
稿搬送手段、15:画像読取手段、10:ピックアップ
センサ(原稿検知手段)、17:原稿サイズ判別手段、
6,14,9,7,8,4:原稿再送手段、16:コン
トロールユニット(読取制御手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 108 H04N 1/00 108M 1/04 106 1/04 106A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿用紙が収容される原稿トレイと、読
    取済みの原稿用紙が収容される原稿排出トレイと、上記
    原稿トレイから原稿排出トレイまで原稿用紙を順次搬送
    する原稿搬送手段と、当該原稿搬送経路に対向して配置
    され、上記原稿搬送経路を通過する原稿用紙の画像を原
    稿読取位置にて読み取る画像読取手段とを有し、原稿用
    紙を搬送しながら画像読取手段で画像を読み取ることで
    原稿の画像全体を読み取る原稿読取装置において、原稿
    トレイと原稿読取位置との間の原稿搬送経路に対向して
    配置され、原稿用紙の有無を検知する原稿検知手段と、
    上記原稿検知手段の原稿検知期間を基に原稿用紙のサイ
    ズを判別する原稿サイズ判別手段と、原稿読取位置を通
    過した原稿用紙を上記原稿読取位置に再送する原稿再送
    手段と、原稿検知手段が所定の時間以上原稿用紙を検知
    している状態が生じたら、原稿用紙が少なくとも原稿検
    知手段に対向する位置を通過するまで原稿搬送手段を動
    作させた後、原稿再送手段を作動させ、更に原稿再送手
    段あるいは原稿搬送手段を動作させつつ画像読取手段を
    作動させる一方で、それ以外の場合には、原稿搬送手段
    を動作させつつ画像読取手段を作動させる読取制御手段
    とを設けたことを特徴とする原稿読取装置。
JP8081718A 1996-04-03 1996-04-03 原稿読取装置 Pending JPH09274341A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001354339A (ja) * 2000-06-13 2001-12-25 Canon Aptex Inc 自動原稿送り装置
JP2004107018A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 原稿読取装置
US7457579B2 (en) 2004-10-18 2008-11-25 Sharp Kabushiki Kaisha Document reader and image forming apparatus

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