JP2001317258A - 両開き扉自動ロック装置 - Google Patents

両開き扉自動ロック装置

Info

Publication number
JP2001317258A
JP2001317258A JP2000134621A JP2000134621A JP2001317258A JP 2001317258 A JP2001317258 A JP 2001317258A JP 2000134621 A JP2000134621 A JP 2000134621A JP 2000134621 A JP2000134621 A JP 2000134621A JP 2001317258 A JP2001317258 A JP 2001317258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
ratchet
door
dead bolt
ratchet pawl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000134621A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3545675B2 (ja
Inventor
Haruo Mochida
晴雄 持田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2000134621A priority Critical patent/JP3545675B2/ja
Publication of JP2001317258A publication Critical patent/JP2001317258A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3545675B2 publication Critical patent/JP3545675B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対の扉の一方を相手方の扉に当接して閉じ
ると相手方の扉が固定枠にロックされ、一方の扉を開け
ても相手のロックは更に特別な操作をしない限り、ロッ
クが外れないようにした両開き扉自動ロック装置を提供
する。 【解決手段】 一対の第1扉A1と第2扉A2が設けて
ある。第1扉A1には第2扉A2が当たると、デットボ
ルト9が作動してロックされる。第2扉A2のみを開け
ても、デットボルト9はラッチ掛合されていて、第1扉
A1はロックされている。第2扉A2が開いていると
き、解除押ボタン24を押すとラッチ掛合が解除され
て、デットボルト9は後退し、ロックは外れ第1扉A1
は開く状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は左右に両開きの一
対の扉に、主として後付けする自動ロック装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】 このような扉において一対の扉、通
常、引き戸を相互に接近させて突き合わせたとき、前記
引き戸が固定機枠に対して、ロックされる装置として、
本件出願人は先に開発し、特許第2834115号公報
として知られている。この装置の概要は第1扉A1の内
外面のうちの何れかの面に後付けできる自動ロック装置
L1よりなり、この第1自動ロック装置の第1ケース1
内には、このケース外に先端が突出した検知体2が前記
ケース1の側面3に対し、出没乃至進退可能に装備して
あり、常時ケース1外に先端が突出するように、バネ4
によって付勢してあり、この検知体2との一部は、レバ
ー5、ベルランク6及び摺動棒7などよりなる適宜のリ
ンク機構8を介して、前記ケース1の内外に出没するデ
ッドボルト9と連結してあり、前記検知体2が相手方の
第2扉A2又はこれに固定された当接部材10と当接し
て検知体2がケース1方向に後退したとき、前記ロック
ボルト9はケース1から突出して、第1扉A1、第2扉
A2を支持している固定枠Bの受け座12に掛合し、検
出体2が相手方の副扉A2と離反すると、検知体2は第
1ケースからバネ4の復元力で突出し、同時に前記ロッ
クボルト9がケース1内に没入して、前記受け座12か
ら離反し、一対の第1扉A1、第2扉A2は共に移動可
能状態となる構成としてある(図1の腕20及びラチエ
ット爪21を除いた部分概念機構図参照)。
【0003】前記の公知の装置は片側の第1扉A1、又
は第2扉A2を相手方の扉に単に突き合わせる或いは閉
じ合わせるだけで、相手方の扉も自動ロックができ、相
互に離反すれば一対の扉はそれぞれ開可能状態となり、
すこぶる便利であり、それなりの成果を納めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、需要
者においては、単に一人一人の出入や小さな荷物を手持
ちしているときは、一対の引き戸や、観音開きの扉にお
いて、片方だけの扉が開き、他方はロックが継続してい
る方が都合のよい場合もあり、また大きな荷物の出入、
或いは工場などにおいては車輛の出入時に左右に大きく
開ける必要もあり、本発明は双方の目的に合致させて、
扉の片方だけのロック及び両側開放の操作が簡単にでき
る装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前記の課題を達成する
ために、本発明の両開き扉自動ロック装置は、一対の第
1扉A1、第2扉A2のうちの任意の一方の内外面の何
れかの面に後付可能な自動ロック装置L1よりなり、こ
の第1ケース1内には、検知体2が設けてあり、その先
端が前記第1ケース1の側面3に対して、相手方扉に向
けて、出没乃至進退可能に装備してあり、常時検知体2
の先端が第1ケース1外に突出するよう、バネ4により
付勢してあり、この検知体2と一体の部材2aは適宜の
リンク機構8を介して、デッドボルト9と連結してあ
り、前記検知体2が相手方第2扉A2又はこれと一体の
突当部材10と当接し、検知体2が第1ケース1内に没
入したとき、前記デットボルト9は第1ケース1外に突
出し、扉AI、A2を支持する固定枠Bの受け座12と
掛合し、検知体2が相手方扉A2又はこれと一体の当接
部材10と離反したときにデットボルト9が受け座12
から抜去すべく設けてある装置において、前記デットボ
ルト9、これと一体乃至概ね一体に移動する連動部材1
1には、ラチエット爪支持体20が固着してあり、この
外側には、ラチエット爪21が前記第1ケース1より突
出して、上下動可能に固着してあり、他方このラチエッ
ト爪21と掛合するラチエットラック22が前記第1ケ
ース1又はこれと固定できる別箇の第2ケース23内に
設けてあり、前記ラチエット爪21とラチエットラック
22はラチエット爪21とラチエットラック22は弾発
的に圧接してあり、かつ、前記デットボルト9が第1ケ
ース1から突出する方向に移動するときには、ラチエッ
トラック22の隣接する歯を乗り越え移動し、デットボ
ルト9及びラチエット爪21が後退するときはラチエッ
ト爪21がラチエットラック22に掛合して、その場に
係止されるものであり、前記第1ケース1乃至第2ケー
ス23には前記ラチエット爪21とラチエットラック2
2の掛合を解除する解除押ボタン24を備えていること
を特徴とする。
【0006】また前記の課題を達成するために、この両
開き扉自動ロック装置の前記ラチエットラック22及び
押ボタン29は、第1ケースとは独立した第2ケース2
3内に設けてあり、第2ケース23は第1ケース1に着
脱可能としてあり、第2ケース23を第1ケース1に固
定することによって、前記ラチエット爪21はラチエッ
トラック22と噛合可能に設けてあり、前記ラチエット
爪21は、デットボルト9、移動部材11と共に移動す
るラチエット爪支持体20に対して着脱自在とすること
もできる。
【0007】また前記の課題を達成するために、この両
開き扉自動ロック装置の前記ラチエット爪21は、頂点
が下向きの三角形状であり、その掛合肩25の上面が、
ラチエットラック22と掛合する形状としてあり、前記
ラチエットラツク22は常時押えバネ26によってラチ
エット爪21方向に付勢してあり、このラチエットラッ
ク22と一体の解除押ボタン24が、ラチエット爪21
を挟んでラチエットラック22と反対側の第2ケース2
3側壁から外方に突出させることもできる。
【0008】また前記の課題を達成するために、この両
開き扉自動ロック装置の前記解除押ボタン24は、ラチ
エット爪21とラチエットラック22を離反させてた状
態で、この一部の係止段部27を第1ケース乃至第2ケ
ース23の一部に係止、離反可能とすることもできる。
【0009】
【発明の作用】 請求項1記載の発明の装置において
は、先ず第1扉A1、第2扉A2が共に閉じ、第1扉A
1に取り付けてある自動ロック措置L1の検知体2は第
2扉A2に設けられている突当部材10によって、第1
ケース1内に押し込まれ、第1ケース1内のリンク機構
8を介して、デッドボルト9は第1扉A1及び第2扉A
2を取り付けている固定枠Bに設けた受け座12に嵌り
込み扉1はロックされている。通常この状態で第2扉A
2のハンドル(図示してない)を手から離すことによっ
て、第2扉A2もロックされた状態となる。
【0010】次に第2扉A2を開くと、検知体2から、
第2扉A2が離れるため、検知体2は第1ケース1外に
突出しようとし、同時にリンク機構8を介して、デット
ボルト9が受け座12から脱出しようとするが、このデ
ットボルト9と一体の連動部材11はこれに装備してあ
るラチエット爪21はラチエットラック22と噛合して
いるから、図1において上方に移動できず、第1扉A1
はデットボルト9によってロック状態が維持された状態
を続ける。つまり第2扉A2のみが開閉可能な状態とな
る。
【0011】次に第1扉A1のロックを解除するには、
押ボタン24を第1ケース1又は第2ケース内に押し込
むと、ラチエット爪21とラチエットラック22の掛合
が外れ、デットボルト9及びラチエット爪支持体20
は、第1ケース1内に設けてあるバネ4の復元力によ
り、上方に復帰し、デットボルト9は受け座12から外
れ、第1扉A1も自由に開閉できる状態となる。
【0012】請求項2記載の発明においては、第1ケー
スの自動ロック装置L1の連動部材11及びラチエット
支持体20にラチエット爪21を取り付け、しかる後第
1ケース1に第2ケース2を取り付けるとき、解除押し
ボタン24を押しながらラチエット爪21を第2ケース
23内に挿入してこれをラチエットラック22と噛合さ
せ、第2ケース23を第1ケース1に強固に固定する
と、前記請求項1記載の発明の作用をなし、既に第1ケ
ース1が取り付けてある既設扉1に第2ケース23及び
ラチエット爪支持部材20、ラチエット爪21を付加す
ることができ、片側の扉A2のみの開閉が多い一対の扉
A1、第2扉A2に最適である。
【0013】請求項3記載の発明においては、ラチエッ
ト爪21とラチエットラック22が前述の形状としてあ
るから、デットボルト9がロックする方向に移動すると
きはラチエット爪21は容易にラチエットラック22上
を少なくとも一歯容易に乗り越えて移動でき、デットボ
ルト9は受け座12に確実に掛合し、逆方向の移動はラ
チエット爪21とラチエットラック22の噛合により阻
止され、解除ボタン24を押して、ラチエットラック2
2全体をラチエット爪21から外せばデットボルト9は
自由となって、バネ力により、確実に復帰し、第1扉A
1は開閉自在な状態となる。
【0014】請求項4記載の発明においては、前述の他
の請求項記載の発明が、それぞれ持つ作用の外、解除押
しボタン24を第1ケース1又は第2ケース23内に押
し込んだまま、若干横に倒して、解除押しボタン24の
一時係止段部27を第1ケース1又は第2ケース23の
縁26に掛合させれば、前記ラチエット21及びラチエ
ットラック22は完全に離反した状態となり、この部分
のデットボルト9の復帰阻止機能はなくなる。従って、
その時の第1扉A1も、第2扉A2と同時にロック解除
するか、第2扉A2のみの開閉にするか、解除押ボタン
24の操作で自由に選択して使用できる作用をなす。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1 すべての請求項記載の発明を含み、図1、図2、図4、
図5に示すものであり、一対の扉A1、第2扉A2は、
その端面が相互につき合わされて、閉鎖される両開き引
戸に用いられるものである。先ず、第1ケース1につい
て説明する。既に前提条件及び課題を解決するための手
段の項において、概要を説明したが、今少し詳しく図1
と図4に基づいて説明する。
【0016】第1扉A1の通常内面にボルトなどのネジ
で強固に後付可能な第1ケース1内の一部には、水平方
向に往復移動可能な検知体2が装備され、その先端は第
1ケース1の側面3から出没自在ないし進路自在に、前
記第1ケース1の水平ガイド溝1a内に設けてある。こ
の検知体2の一部はバネ4によって、前記検知体2の先
端部分が第1ケース1の側面3外に突出されるようにし
てある。前記検知体2の一部又はこれに固定された部材
2aは、第1ケース1に一端を枢着されたレバー5の中
間にジョイントしてあり、前記レバー5の先端は、第1
ケース1に基点を枢着されたベルクランク6の一方の腕
6aの先端にジョイントしてある。ベルクランク6の他
方の腕6bの先端は、デットボルト9の上端部分に直接
乃至間接にジョイントしてあり、デットボルト9は、検
知体2の出没乃至進退と逆相関によって、固定枠Bの受
け座12に対して、上下に移動するようにしてある。デ
ットボルト9は単一部材でもよいが、デットボルト9と
連動部材12との2部材以上で構成し、中間に緩衝バネ
13を介在させる場合もある。図1において、リンク機
構8の第1ケース1と枢着されている各枢軸は黒丸で示
し、移動するジョイント部は白丸で表示した。また各ジ
ョイント部分は作動に無理が生じないように、それぞれ
長孔で他方のリンクに固定した枢軸を受けている。第1
ケース1は通常丈夫なダイキャスト製品であるが、強度
さえ充分であればエンジニアリングプラスチック成形品
であってもよい。以上までの実施の形態は公知の部分と
同様である。
【0017】本発明の実施の形態においては、アタッチ
メントとして、次の構成を有する。前述のデットボルト
9と、緩衝バネ13に介して、概ねデットボルト9と同
様に上下動する連動部材11と一体のラチエット爪支持
体(図示のものは横棒一本で示してあるが現実には一塊
のブロックとなる20が装備してあり、この先端部分は
第1ケース1の他方の側面3aに設けた縦方向のスリッ
ト1bに臨ませてあり、この先端にラチエット爪21が
着脱自在に固着してある。従って、ラチエット爪21は
第1ケース1の外側に位置することになる。このラチエ
ット爪21は前記デットボルト9、移動部材11及びラ
チエット爪支持体20と共に上下動する。
【0018】第1ケース23は第1ケース1のラチエッ
ト爪21がある側面にボルトなどのネジ26で後付出来
るようにしてあり、この第2ケース23の中にはラチエ
ット爪21と噛合する上下方向に真直なラチエットラッ
ク22が設けてあり、常時ラチエット爪21と噛合する
よう、第2バネ27によって、ラチエット爪21の側面
に押し付けている。従って、ラチエットラック22は第
2ケース23内において、水平方向(ラチエットラック
22の噛の高さ方向)に移動できるよう第2ケース23
内のガイド28に摺動自在に設けてある。このラチエッ
トラック22には水平ピン29に枢着された解除押ボタ
ン24が設けてあり、僅かに傾動でき、解除押ボタン2
4を第2バネ26に抗して押し込み、解除押ボタン24
の掛合肩25を第2ケース23の縁30に掛合すれば、
ラチエットラック22は完全にラチエット爪21から離
反された状態となる。この実施の形態1においては請求
項1、2及び4記載の作用を併せ持っている。
【0019】実施形態2 実施の形態1の第1ケース1及び第2ケース23が単一
のケース(図示してない)内に納められ、また前記ラチ
エットラック22及び第2バネ26並びに解除ボタン2
3も同ケース内に納められ、解除押しボタン23の先端
はこの第1ケース1から外方に突出させてある。実施形
態1及び2においては、ラチエットラック22がラチエ
ット爪21と噛合するようにすれば、他の第2扉A2を
開けても第1扉A1のデットボルト9は外れず解除ボタ
ンを押して、初めて第1扉A1は開けられる。また最初
から解除押ボタン24を押し込んだ状態とし、これを若
干傾斜させて、その状態を維持させておけば、第2扉A
2を開ければ、第1扉A1も同時にロックが外れること
になる。
【0020】実施の形態3 第1扉A1及び第2扉A2は引き戸ではなく、図3に示
すように観音扉型の扉の場合には、第2扉A2に固定す
る突当部材10の先端部を傾斜カム10aとし、この傾
斜カム10aによって、検知体2を後退させるようにし
てある。その他の構成ないし構造は、実施の形態1又は
2と同じである。この実施の形態3においては傾斜カム
10aと検知体2との運動方向が直交するから、これら
の何れかの部材に摩擦軽減用のコロ2bが取り付けてあ
る。
【0021】
【発明の効果】 請求項1記載の発明においては、前述
のように構成し作用をなすから、第2扉A2を第1扉A
1と接触させて閉じれば、第1扉A1は検知体2の後退
により、リンク機構を介して、デットボルト9が固定枠
Bに設けた受座11に掛合して、第1扉A1は固定枠B
にロックされる。他方、第2扉A2を第1扉A1とから
離反させても、ラチエット爪21かラチエットラック2
2と噛合して、デットボルト9はその受け座12から外
れず、第1扉A1のロックは継続してあり、第2扉のみ
を開閉して、出入りができる。第1扉A1も開けたとき
は、解除ボタン20を第2バネ26に抗して押し込め
ば、ラチエット爪21とラチエットラック22の噛合は
外れ、ラチエット爪21と共にデットボルト9も上昇
し、第1扉A1も開閉できる状態となる効果を奏する。
この状態において、第1扉A1に、第2扉A2を圧接す
れば検知体20が第1ケース1内に押し込まれ、これに
基因して、デットボルト9は下降する。このときラチエ
ット爪21はラチエットラック22を押えバネ26に抗
してこれを押し退けて少なくとも一歯乗り越えて自由に
下降し、第1扉A1はロックされる効果を奏する。
【0022】請求項2記載の発明においては、第2ケー
ス23及びラチエット爪21が着脱式であるから、既に
第1ケース1よりなるロック装置が第1扉に装備されて
いるとき、これに付加して取付ければ請求項1記載の発
明と同一の効果を奏する。請求項3記載の発明において
は、ラチエット爪21の形状、ラチエットラック22の
形状を押さえバネ26によって常時圧接型としたから、
デットボルト9が上昇しようとするときは、ラチエット
爪21は確実にラチエットラック22に噛み合いデット
ボルト9に上昇せず、つまりロックを維持する。他方、
第2扉A2を第1扉A1に当接させて閉じれば、デット
ボルト9はバネ4の力によって下降し、このときは、ラ
チエット爪21は下向きの三角状の形状であるから、押
えバネ26に抗し、ラチエットラック22を側方に押し
退けて自由に下降し、第1扉A1をロックする効果を奏
する。
【0023】請求項4記載の発明においては、第2扉A
2が開いているときに解除ボタン24を単純に押えは、
第1扉A2のロックは外れるし、またこの解除ボタン2
4を押し込んで、掛合肩25を第2ケース23の縁30
に掛合させておけば、第2扉A2の開閉と共に第1扉A
1のロックのデットボルト9はロック・アンロックがさ
れ、使用目的に合ったロック方法が選択できる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る両開き扉自動ロック
装置の機構図的な側面図である。
【図2】 図1の両開き扉自動ロック装置における第2
ケースの内部機構のロック状態を示す正面図である。
【図3】 図1の両開き扉自動ロック装置における第2
ケースの内部機構のロック解除状態を示す正面図であ
る。
【図4】 図1の両開き扉自動ロック装置を一対の扉が
引戸型であるものに適用した場合の一部平面図である。
【図5】 図1の両開き扉自動ロック装置一対の扉が観
音扉開き型であるものに適用した場合の一部平面図であ
る。
【符号の説明】
A1 第1扉 A2 第2扉 1 第1ケース 2 検知体 2a 検知体と一体の部材 2b コロ 3 側面 4 バネ 5 レバー 6 ベルクランク 7 摺動棒 8 リンク機構 9 デットボルト 10 突当部材 10a 傾斜カム 11 連動部材 12 受け座 13 緩衝バネ 20 ラチエット爪支持体 21 ラチエット 22 ラチエットラック 23 第2ケース 24 解除押ボタン 25 掛合肩 26 押さえバネ 27 掛合肩 28 ガイド 29 水平ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の第1扉A1、第2扉A2のうちの
    任意の一方の内外面の何れかの面に後付可能な自動ロッ
    ク装置L1よりなり、この第1自動ロックケース(以下
    単に第1ケースと云う)1内には、検知体2が設けてあ
    り、その先端が前記第1ケース1の側面3に対して、相
    手方扉に向けて、出没乃至進退可能に装備してあり、常
    時検知体2の先端が第1ケース1外に突出するよう、バ
    ネ4により付勢してあり、この検知体2と一体の部材2
    aは適宜のリンク機構8を介して、デッドボルト9と連
    結してあり、前記検知体2が相手方第2扉A2又はこれ
    と一体の突当部材10と当接し、検知体2が第1ケース
    1内に没入したとき、前記デットボルト9は第1ケース1
    外に突出し、扉AI、A2を支持する固定枠Bの受け座
    12と掛合し、検知体2が相手方扉A2又はこれと一体
    の当接部材10と離反したときにデットボルト9が受け
    座12から抜去すべく設けてある装置において、 前記デットボルト9、これと一体乃至概ね一体に移動す
    る連動部材11には、ラチエット爪支持体20が固着し
    てあり、この外側には、ラチエット爪21が前記第1ケ
    ース1より突出して、上下動可能に固着してあり、 他方このラチエット爪21と掛合するラチエットラック
    22が前記第1ケース1又はこれと固定できる別箇の第
    2ケース23内に設けてあり、前記ラチエット爪21と
    ラチエット22はラチエット爪21とラチエットラック
    22は弾発的に圧接してあり、かつ、前記デットボルト
    9が第1ケース1から突出する方向に移動するときに
    は、ラチエットラック22の隣接する歯を乗り越え移動
    し、 デットボルト9及びラチエット爪21が後退するときは
    ラチエット爪21がラチエットラック22に掛合して、
    その場に係止されるものであり、 前記第1ケース1乃至第2ケース23には前記ラチエッ
    ト爪21とラチエットラック22の掛合を解除する解除
    押ボタン24を備えていることを特徴とする両開き扉自
    動ロック装置。
  2. 【請求項2】 前記ラチエットラック22及び押ボタン
    29は第1ケースとは独立した第2ケース23内に設け
    てあり、第2ケース23は第1ケース1に着脱可能とし
    てあり、第2ケース23を第1ケース1に固定すること
    によって、前記ラチエット爪21はラチエットラック2
    2と噛合可能に設けてあり、 前記ラチエット爪21は、デットボルト9、移動部材1
    1と共に移動するラチエット爪支持体20に対して着脱
    自在としてあることを特徴とする請求項1記載の両開き
    扉自動ロック装置。
  3. 【請求項3】 前記ラチエット爪21は頂点が下向きの
    三角形状であり、その掛合肩25の上面が、ラチエット
    ラック22と掛合する形状としてあり、前記ラチエット
    ラツク22は常時押えバネ26によってラチエット爪2
    1方向に付勢してあり、このラチエットラック22と一
    体の解除押ボタン24が、ラチエット爪21を挟んでラ
    チエットラック22と反対側の第2ケース23側壁から
    外方に突出させてあることを特徴とする請求項1又は2
    記載の両開き扉自動ロック装置。
  4. 【請求項4】 前記解除押ボタン24はラチエット爪2
    1とラチエットラック22を離反させた状態で、この一
    部の係止段部27を第1ケース乃至第2ケース23の一
    部に係止、離反可能としてあることを特徴とする両開き
    扉自動ロック装置。
JP2000134621A 2000-05-08 2000-05-08 両開き扉自動ロック装置 Expired - Fee Related JP3545675B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000134621A JP3545675B2 (ja) 2000-05-08 2000-05-08 両開き扉自動ロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000134621A JP3545675B2 (ja) 2000-05-08 2000-05-08 両開き扉自動ロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001317258A true JP2001317258A (ja) 2001-11-16
JP3545675B2 JP3545675B2 (ja) 2004-07-21

Family

ID=18642869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000134621A Expired - Fee Related JP3545675B2 (ja) 2000-05-08 2000-05-08 両開き扉自動ロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3545675B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3545675B2 (ja) 2004-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4362556B2 (ja) 車両用シートロック装置
US20060185253A1 (en) Gate latch assembly
JP4514403B2 (ja) ラッチング機構
JP5341418B2 (ja) 扉のラッチ錠
JP2001317258A (ja) 両開き扉自動ロック装置
JP4555015B2 (ja) ゲーム機の施錠装置
JP2001341558A (ja) 車両用シートロック装置
JP2003027816A (ja) 耐震ロック機能を有する抽斗装置とその耐震ロック方法
JP2580077Y2 (ja) 錠におけるデッドボルトの空動き防止装置
JP2017014716A (ja) 車両用ドアロック装置
KR100809810B1 (ko) 도어 록
KR200248462Y1 (ko) 미닫이 창문용 잠금장치.
JPH08303079A (ja) 錠止装置
JP3040325U (ja) 解錠位置拘束型ラッチ装置
JPH10184135A (ja) スライド扉用ロック装置
JPH089927B2 (ja) 引違い戸の施錠装置
JP4520866B2 (ja) 両開き扉付収納装置における施錠装置
JP3924411B2 (ja) トランクリッド用ロック装置
JP2000204830A (ja) ヒンジ装置の雌側部材
JP3719248B2 (ja) 車両用スライドドアの中間位置保持装置
JPH10280770A (ja) 引戸用ラッチ錠
JP2522056Y2 (ja) 荷台の鎖錠装置
JP2001035049A (ja) テープデッキにおけるカセット蓋のロック機構
JP2537741Y2 (ja) ロック装置
KR100211313B1 (ko) 버스의 사이드 윈도우 록킹장치

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees