JP5341418B2 - 扉のラッチ錠 - Google Patents
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Description
(b)請求項2に記載の発明は、金属製カバーがハンドルカムの駆動腕と係脱するロック部分を有するので、スライダーロック片8を強靭にすることができる。
(c)請求項3記載の発明は、加工の容易性、操作性の向上等を図ることができる。また、操作板を含む室内操作部材を扉の壁面から食み出さないようにすることもできる。
(d)請求項4に記載の発明は、部材同士の連係の容易化を図ることができる。
図1は発明の実施の環境を示す概略説明図である。本実施例は、戸枠1の開口(出入り口)を開閉する開き扉(以下、「扉」という。)3の自由端部に取付けられたラッチ錠の締め出し防止機構Xである。
図1は、扉3を閉め、サムターンに相当する室内の操作板64を操作していない状態である。この時、ラッチバネ19に付勢されたラッチ5と該ラッチに一体的に設けられたラッチ作動杆6は初期位置に復帰していると共に、リリース部材に相当するスライダーロック片8は、ラッチ5の後退動に起因して既にロック解除の方向に押し戻されている。
したがって、扉3の外にいる人は、室外側の操作ハンドルを操作すると、ハンドル軸20によってハンドルカム(ラッチカム)7が回転するので、室内(例えばトイレ)に入ることができる。
錠箱4は、図4のケース身4aと、図5のケース蓋4bとから成る。図4及び図5では、細部的事項である結合手段(例えばオネジ、メネジ)は省略してある。図4及び図5で示すように、ケース身4a及びケース蓋4bには、その中央部にラッチ作動杆6用の第1水平案内部(水平長孔)11が形成されている。
ラッチ5はラッチバネ19のバネ力により、その先端部(係合頭部)5aが常にフロント6から突出している。本実施例では、ラッチ5は、ラッチ作動杆6とそのラッチ連結軸5bを介して一体的に結合しているラッチボルト型であるから、ラッチ5が後退すると、ラッチ作動杆6も一緒に錠箱4内へと後退する。
(5)ハンドルカム7と付勢手段
次に、図1及び図6を参照にしてハンドルカム7の構成を説明する。ハンドルカム7は、ケース身4a及びケース蓋4bの嵌合孔15に嵌合して、例えば扉3の内外の壁面に回動可能に設けられたレバーハンドルに操作力によりハンドル軸20と協働して所定量回転する。
次に、図7乃至図9を参照にしてハンドルカム7の構成を説明する。スライダーロック片8は、少なくとも、室内操作部材に設けられた押腕65と係合する係合受け部41aと、係合受け部に連設すると共にラッチ作動杆6の係合押圧部22に係脱する鉤状受け部41bとを有し、錠箱4に上下方向に案内される。
次に、図10を参照にして、室内操作部材61を説明する。扉3の室内側の壁面3aに内側の操作ハンドル(例えばレバーハンドル)60と、室内操作部材61がそれぞれ独立して設けられた一例である。室内操作部材61を構成する操作板64は、室内から操作するので、いわゆるサムターンの摘みに相当するが、本実施例では、操作性、意匠の美観性等考慮して、室内操作部材61は、扉の内壁に沿って設けられ外観上矩形の取付け台座62と、この取付け台座の開口内に支軸63を介して軸支された外観上矩形の操作板64と、この操作板64の内面中央部に一体的に設けられた押腕65とから成るプッシュ・プル方式である。
図11は、図1のロック解除の状態に於いて、室内操作部材61を操作(例えばプッシュ)した結果、スライダーロック片8が所定位置まで可動してハンドルカム7を係止した説明図である。また、図12は、扉3を開いたとき、不注意により室内操作部材61を操作(例えばプッシュ)した結果、前記スライダーロック片が前記ハンドルカムをロックし、その後、閉扉すると、ラッチ5の先端部5aが戸枠1あるいはストライク2の縁と摺接することに起因して該ラッチ5が後退動すると、ラッチ作動杆6の係合押圧部22を介してスライダーロック片8がロック解除の方向に押し戻されことを簡略的に示した説明図である。
Claims (4)
- 錠箱4から常に突出するようラッチバネ19に付勢されたラッチ5と、このラッチと共に進退動するラッチ作動杆6と、前記錠箱に付勢手段38と共に組み込まれ、かつ、扉3の操作ハンドル60の操作力に基づいて前記ラッチを引き戻すハンドルカム7と、係合受け部41aと該係合受け部の一側面に突出形成された鉤状受け部41bとを有し、かつ室内操作部材61に設けられた押腕65の操作力によって上下方向に摺動すると、前記ハンドルカムに前記係合受け部41aが係合して該ハンドルカムをロックするスライダーロック片8とを備え、
開扉時に、仮に前記スライダーロック片が前記ハンドルカムをロックした状態になったとしても、閉扉の際には前記ラッチの先端部が戸枠あるいはストライクの縁と摺接することに起因して該ラッチが後退動すると、前記ラッチ作動杆6に形成された係合押圧部を介して前記鉤状受け部41bの被係合部46がロック解除の方向に押し戻され、前記スライダーロック片8は、ロック解除位置へと戻ることを特徴とする扉のラッチ錠。
- 請求項1に於いて、スライダーロック片は、合成樹脂製スライダー本体と、このスライダー本体に一体的に嵌合すると共に、ハンドルカムの駆動腕と係脱するロック部分を有する金属製カバーとから成ることを特徴とする扉のラッチ錠。
- 請求項1に於いて、サムターンに相当する室内操作部材は、扉の内壁に沿って設けられた取付け台座と、この取付け台座に軸支された操作板と、この操作板の内面に設けられた押腕とから成り、前記操作板をプッシュ又はプルすると、スライダーロック片は所定方向に位置変位することを特徴とする扉のラッチ錠。
- 請求項1に於いて、ラッチとラッチ作動杆は一体的に設けられたラッチボルト型であることを特徴とする扉のラッチ錠。
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