JP2001286413A - 洗浄用布帛 - Google Patents

洗浄用布帛

Info

Publication number
JP2001286413A
JP2001286413A JP2000106504A JP2000106504A JP2001286413A JP 2001286413 A JP2001286413 A JP 2001286413A JP 2000106504 A JP2000106504 A JP 2000106504A JP 2000106504 A JP2000106504 A JP 2000106504A JP 2001286413 A JP2001286413 A JP 2001286413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
inlay
weight
yarns
monofilament
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000106504A
Other languages
English (en)
Inventor
Sohei Harada
壮平 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HARADA ORIMONO KK
Original Assignee
HARADA ORIMONO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HARADA ORIMONO KK filed Critical HARADA ORIMONO KK
Priority to JP2000106504A priority Critical patent/JP2001286413A/ja
Publication of JP2001286413A publication Critical patent/JP2001286413A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Washing Hand Wipes And Brushes (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】泡立ちがよいとともに、皮膚等に優しく縒れた
りしにくい洗浄用布帛を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】天然繊維糸と、合成樹脂製モノフィラメン
トとによって編製されているとともに、合成樹脂製モノ
フィラメントが全重量の5重量%以上30重量%以下の
割合で含まれている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、浴用タ
オルとして使用される洗浄用布帛に関する。
【0002】
【従来の技術】各家庭において浴室で身体を洗う際に用
いるタオルとしては、汗をぬぐったりするようなパイル
地のタオルより、ナイロンなどの合成繊維素材からなる
浴用タオルや、綿,絹,毛等の天然繊維素材からなる浴
用タオルが用いられることが多くなっている。ところ
で、ナイロンなどの合成繊維素材からなるタオルの場
合、泡立ちがよく、洗浄性に優れているとともに、泡切
れもよく、使用後のタオル自体の洗浄も短時間で済むと
言う利点がある。しかし、肌触りを良くするようにバル
キー調の糸が用いられていても、天然繊維のものに比べ
皮膚を傷めやすく、また、皮膚が黒ずんだり、アトピー
性皮膚炎の人や、皮膚の弱い人などの場合、却って湿疹
等が悪化する恐れがあるという問題がある。
【0003】一方、天然繊維素材からなるパイル地のタ
オルの場合、合成繊維素材の浴用タオルに比べ、皮膚に
優しく皮膚の弱い人でも使用できるのであるが、泡立ち
が悪く、合成繊維製のものに比べ洗浄性に劣るととも
に、洗浄後の泡切れも悪いという問題がある。他方、綿
糸を編製した浴用タオルの場合、天然素材であるため、
皮膚に優しくパイル地のものに比べ泡立ちがよいもの
の、やはりナイロン製のものに比べ泡立ちが劣る。
【0004】さらに、従来のいずれのタオルも、両端を
手で持ち、襷掛けにして背中を洗おうとすると、縒れて
紐状になってしまいやすく、一度に洗える面積が少なく
なってしまい、背中などを洗う場合、洗い残し部分が発
生したりする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、泡立ちがよいとともに、皮膚等に優しく
縒れたりしにくい洗浄用布帛を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる洗浄用布
帛は、このような目的を達成するために、天然繊維糸
と、合成樹脂製モノフィラメントとによって編製されて
いるとともに、合成樹脂製モノフィラメントが全重量の
5重量%以上30重量%以下の割合で含まれている構成
とした。
【0007】本発明において、合成樹脂製モノフィラメ
ントとしては、所定の撥水性および保形性を備えていれ
ば特に限定されないが、たとえば、ポリエステル,ナイ
ロン(ポリアミド),ポリプロピレン,ポリウレタン等
が挙げられるが、請求項2のように100デニール以上
400デニール以下のナイロンモノフィラメントが好ま
しい。また、本発明において、天然繊維糸としては、特
に限定されないが、たとえば、綿,麻,絹などが挙げら
れ、単縒りでも複数本縒りの糸でも構わない。
【0008】この洗浄用布帛の用途としては、特に限定
されないが、たとえば、ボディタオル、垢すり用タオ
ル、美容タオル,ブラッシングタオル、ウォッシュタオ
ル、食器洗い用クロス、スポンジ等が挙げられる。
【0009】布帛の編み方は、特に限定されず、丸編
み,縦編み,その他のニットが挙げられる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
詳しく説明する。図1および図2は本発明にかかる洗浄
用布帛の1つの実施の形態をあらわしている。
【0011】図1および図2に示すように、この洗浄用
布帛1は、複数の縦糸(経糸)2と、複数の第1インレ
イ糸(緯糸または抜き糸とも言う)3と、複数の第2イ
ンレイ糸4とを用いてラッシェル編機によって編製され
ている。縦糸2としては、吸水性糸である5綿番手以上
30綿番手以下の綿糸が用いられている。
【0012】第1インレイ糸3としては、吸水性糸であ
る5綿番手以上30綿番手以下の綿糸が用いられてい
る。第2インレイ糸4としては、100デニール以上4
00デニール以下のナイロンモノフィラメントが用いら
れている。
【0013】そして、縦糸2は、図2に示すように、そ
れぞれ隣接する縦糸2と布帛1の幅方向に平行なチェー
ン状の縦糸部11を形成するように編まれている。第1
インレイ糸3は、図2に示すように、隣接する縦糸2に
交互に編まれながら、所定ピッチで布帛1の長手方向に
連続するパルス波状に編まれている。第2インレイ糸4
は、図2に示すように、縦糸3を1つずつ飛ばしながら
第1インレイ糸3と同ピッチで布帛1の長手方向に連続
するパルス波状に編まれている。
【0014】また、第2インレイ糸4は、隣合う第2イ
ンレイ糸4と縦糸2の1ピッチ分だけずれて編製されて
いる。すなわち、横糸部12が、一本の第1インレイ糸
3と二本の第2インレイ糸4とによって形成されてい
る。さらに、この洗浄用布帛1は、第2インレイ糸4が
全重量の5重量%以上30重量%以下の割合で含まれて
いる。
【0015】この洗浄用布帛1は、以上のように、天然
繊維糸である綿糸と、合成樹脂製モノフィラメントであ
るナイロンモノフィラメントとを編製することによって
形成されているとともに、ナイロンモノフィラメントが
全重量の5重量%以上30重量%以下の割合で含まれて
いるので、ナイロンモノフィラメントによる撥水によ
り、綿糸のみからなるものに比べ泡立ちがよい。しか
も、モノフィラメントが30重量%以下しか含まれてお
らず、残部が天然繊維で形成されているので、肌を傷め
たりすることがない。また、ナイロンモノフィラメント
の抗張力によって布帛1全体が縒れにくくなり、背中を
洗う際に一度に広い面積を擦ることができる。さらに、
合成樹脂製モノフィラメントとしてナイロンフィラメン
トを使用しているので、より泡立ちがよい。
【0016】本発明にかかる洗浄用布帛は、上記実施の
形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態で
は、ナイロンモノフィラメントが横糸部に二本ずつ入る
ように編製されていたが、一本ずつ入るように編製され
ても構わないし、三本以上入るように編製されても構わ
ない。また、上記の実施の形態では、天然繊維糸として
綿糸のみが用いられていたが、綿糸と絹糸や麻糸等の他
の天然繊維糸と併用するようにしても構わない。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳しく説明する。
【0018】(実施例1)ラッシェル編み機を用いて縦
糸として16/1の綿糸、第1インレイ糸として16/
2の綿糸、第2インレイ糸として120デニール(直径
0.165mm)のナイロンモノフィラメント(東レモ
ノフィラメント120N−0.165W)からなり、縦
糸が49重量%、第1インレイ糸が33重量%、第2イ
ンレイ糸が18重量%の図2に示すような洗浄用布帛を
製造した。 (実施例2)縦糸が43重量%、第1インレイ糸が48
重量%、第2インレイ糸が9重量%となるようにした以
外は、実施例1と同様にして洗浄用布帛を得た。実施例
1,2で得られた洗浄用布帛と、市販の綿100%製洗
浄用布帛との泡立ちを目視で比べたところ、実施例1,
2で得られた洗浄用布帛は、いずれも綿100%のもの
に比べ良好であった。また、実施例2の洗浄用布帛は、
実施例1のものに比べ肌触りやより柔らかであった。
【0019】
【発明の効果】本発明にかかる洗浄用布帛は、以上のよ
うに構成されているので、泡立ちがよいとともに、皮膚
等に優しい。また、縒れたりしにくく、一度に広い面積
を擦ることができ、体を洗ったりする時間を短縮でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる洗浄用布帛の1つの実施の形態
をあらわす平面図である。
【図2】図1の洗浄用布帛の拡大図である。
【符号の説明】
1 洗浄用布帛 2 縦糸(綿糸) 3 第1インレイ糸(綿糸) 4 第2インレイ糸(ナイロンモノフィラメント)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然繊維糸と、合成樹脂製モノフィラメン
    トとによって編製されているとともに、合成樹脂製モノ
    フィラメントが全重量の5重量%以上30重量%以下の
    割合で含まれている洗浄用布帛。
  2. 【請求項2】合成樹脂製モノフィラメントが100デニ
    ール以上400デニール以下のナイロンモノフィラメン
    トである請求項1に記載の洗浄用布帛。
JP2000106504A 2000-04-07 2000-04-07 洗浄用布帛 Pending JP2001286413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000106504A JP2001286413A (ja) 2000-04-07 2000-04-07 洗浄用布帛

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000106504A JP2001286413A (ja) 2000-04-07 2000-04-07 洗浄用布帛

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001286413A true JP2001286413A (ja) 2001-10-16

Family

ID=18619661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000106504A Pending JP2001286413A (ja) 2000-04-07 2000-04-07 洗浄用布帛

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001286413A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013230179A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Kikulon Co Ltd ボディタオル
CN112195556A (zh) * 2020-10-11 2021-01-08 高阳县宏基纺织品制造有限公司 一种新配的毛巾布的纺织比例配方及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013230179A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Kikulon Co Ltd ボディタオル
CN112195556A (zh) * 2020-10-11 2021-01-08 高阳县宏基纺织品制造有限公司 一种新配的毛巾布的纺织比例配方及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100929510B1 (ko) 청소용 파일 포백
US6292948B1 (en) Bath glove
JP5956236B2 (ja) ボディタオル
JP2001286413A (ja) 洗浄用布帛
JP4632007B2 (ja) 身体洗浄用具
JP3162844U (ja) 泡立てネット
JP4542181B2 (ja) 両面パイル調のワイピングクロス
KR100554264B1 (ko) 세정성 및 형태안정성이 우수한 세정용 원단 및 그 제조방법
JP7350266B2 (ja) ボディタオル
JP2004346432A (ja) 両面パイル調のワイピングクロス
JP3244365U (ja) タオル
JP4266065B2 (ja) 泡立てクロス
JP2007075235A (ja) 浴用ボディタオル
JP3238669U (ja) ボディタオル
CN210970175U (zh) 一种蓬松型毛巾布
CN213830724U (zh) 一种超细纤维布
JP4420621B2 (ja) 洗浄用布帛
JPH04352920A (ja) 洗浄用編地
JPH0549552A (ja) 編物地
JP3071619U (ja) あかすりタオル
JPH029754Y2 (ja)
JP2002191527A (ja) ボディタオル
JP2001303374A (ja) 意匠撚糸及びその製造方法と製品
JPH07252746A (ja) シルククレープタオル及びその製造方法
JPH08196464A (ja) 肌用清浄具