JP2001277143A - 出力軸のロック装置 - Google Patents

出力軸のロック装置

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JP2001277143A
JP2001277143A JP2000090507A JP2000090507A JP2001277143A JP 2001277143 A JP2001277143 A JP 2001277143A JP 2000090507 A JP2000090507 A JP 2000090507A JP 2000090507 A JP2000090507 A JP 2000090507A JP 2001277143 A JP2001277143 A JP 2001277143A
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Daijiro Nakamura
大治郎 中村
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】出力軸のオートロックおよびオートリリースの
機能に、さらに、正または逆方向のラチェットドライブ
の機能を付加するとき、構造が簡単であって、小型コン
パクトな出力軸のロック装置の提供する。 【解決手段】出力軸10の回転伝動系に、環状の第1の
環状部材21と、伝動要素と連動して上記第1の環状部
材21の遊び回転角分の回転後に回転出力が伝動される
環状の第2の環状部材とを近接配置し、該第2の環状部
材の回転をロックするための係止歯を形成し、上記第2
の環状部材の係止歯に、正逆一対のロック爪24を付勢
して係合し、上記両ロック爪24を係止歯より離脱させ
てロック解除操作するカムを形成した出力軸のロック装
置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、例えば、電動ド
ライバのような電動工具において、モータを停止制御し
てその回転力を出力する出力軸を停止させた時、出力軸
の回転をロックすることができると同時に、ラチェット
ドライブ(正または逆方向への間欠駆動)が可能な出力
軸のロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動ドライバにおいて、電源をo
ffにしてモータの回転を停止させると出力軸に自動的
にロックがかかり、また、電源をonしてモータを回転
させると出力軸のロックが自動的に解除するオートロッ
クおよびオートリリースの機能を持った装置が存在する
(例えば、特公平6−53350号公報)。
【0003】しかし、近年上述のオートロックおよびオ
ートリリースの機能に、さらに、ラチェットドライブ
(正または逆方向への間欠駆動)の機能の追加が望まれ
ているが、かかる機能を組み込むと構造が複雑となり、
また、大型化する問題点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、出力軸の
オートロックおよびオートリリースの機能に、さらに、
ラチェットドライブの機能を付加するとき、構造が簡単
であって、小型コンパクトな出力軸のロック装置の提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、出力軸の回
転伝動系に、伝動要素と連動して回転のロックを解除す
る操作が可能な範囲の伝動しない遊び回転角を設定した
環状の第1の環状部材と、伝動要素と連動して上記第1
の環状部材の遊び回転角分の回転後に回転出力が伝動さ
れる環状の第2の環状部材とを近接配置し、上記第2の
環状部材の円周上に、該第2の環状部材の回転をロック
するための係止歯を形成し、上記第2の環状部材の係止
歯に、該第2の環状部材の正方向の回転に対してロック
を行う正方向側ロック爪と、逆方向の回転に対してロッ
クを行う逆方向側ロック爪との正逆一対のロック爪を付
勢して係合し、上記両ロック爪に対して、係止歯との係
合を択一に選択操作する操作部材を対設し、前記第1の
環状部材に、その遊び回転角の回転で上記両ロック爪を
係止歯より離脱させてロック解除操作するカムを形成し
た出力軸のロック装置であることを特徴とする。
【0006】上述の第2の環状部材の係止歯は、該環状
部材の内周面に形成することができる。また、外周面に
形成することができる。さらにまた、端面に形成するこ
とができる。
【0007】また、上述の係止歯に係合するロック爪
は、係止歯の形成位置に対応させて構成することができ
る。
【0008】この発明の一実施の態様は、出力軸の回転
伝動系に、インターナルギヤ、サンギヤ、これら両ギヤ
に噛合するプラネタリギヤ、該ギヤを軸支するキャリア
からなる遊星歯車減速機構を介装し、前記第1の環状部
材をインターナルギヤに、第2の環状部材をキャリアに
それぞれ形成することができる。
【0009】
【発明の作用・効果】この発明は、正逆の両ロック爪が
同時に第2の環状部材の係止歯に係合することで、出力
軸がロック状態(オートロック)となり、また、出力系
が駆動されて第2の環状部材が遊び回転角を回動する
と、該環状部材のカムが両ロック爪によるロック状態を
解除してリリース状態(オートリリース)にすることが
でき、さらに、両ロック爪の係合を択一に選択すること
で、正または逆方向のラチェットドライブができ、その
結果、例えば、電動工具のドライバでは、狭い作業個所
での手締めが有効にできる効果を有する。
【0010】また、上述のオートロック、オートリリー
ス、さらに、正逆両方向のラチェットドライブが第1、
第2の環状部材と、正逆の両ロック爪と、操作部材との
少ない部材と簡単な構造ででき、小型コンパクトに構成
することができる。
【0011】さらに、出力系に遊星歯車減速機構を介装
して、その伝動要素であるインターナルギヤやキャリア
を利用して構成することにより、より小型コンパクトに
構成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面と共に説明する。実施例は、ハンド式の電動工具であ
って、モータで駆動される出力軸に本発明の出力軸のロ
ック装置を実施した例を示す。
【0013】図1において、出力軸10はモータMのモ
ータ軸11の回転により駆動されるが、このモータ軸
(またはモータ出力軸、あるいは駆動軸)11と出力軸
10との間に遊星歯車減速機構12およびロック装置2
0を介装している。
【0014】上述のモータ軸11は遊星歯車減速機構1
2のサンギヤ13に回転を伝動するようにスプライン嵌
合などの嵌め合い構造を利用して接続している。また、
上述の遊星歯車減速機構12は上述のサンギヤ13の他
に、該サンギヤ13と噛合する遊星ギヤ14と、該遊星
ギヤ14を軸支したキャリア15と、遊星ギヤ14と噛
合するインターナルギヤ16と、該インターナルギヤ1
6を回動可能に保持する固定リング17とにより構成
し、これらは回転伝動系の伝動要素であって、周知のよ
うに減速機能を有し、その減速出力はキャリア15から
出力される。
【0015】ロック装置20は、ロックを解除する環状
の解除用リング21と、ロックのための係止歯を形成し
た前述の環状のキャリア15と、ロック爪を備えた環状
の爪保持部材22と、爪保持部材22のロック爪の係脱
を切替える操作部材23とにより構成している。
【0016】図2、図3および図4に示すように、前述
の解除用リング21は、前述のインターナルギヤ16の
外端側の内周部に一体的に固定して、伝動要素として等
価に回動する。なお、インターナルギヤ16に削り出し
で解除用リング21を形成することもできる。
【0017】上述の解除用リング21の外端側の内周部
には、前述の爪保持部材22のロック爪24をロックを
解除するリリース位置25aと、ロック状態を許容する
ロック許容位置25bとに操作する凹凸状のカム25を
形成している。なお、図3は爪保持部材22のロック爪
24がロック許容位置にあり、また、図4はリリース位
置にある状態を示す。
【0018】前述のインターナルギヤ16はその外端側
の端面に、外方に突出する凸状のトルクリミッタ用カム
27を等分の位置(図示例は6等分位置)に形成し、各
カム27…の間は平滑であって、規制用ボール28が所
定の圧力で押圧付勢されて当接している。そのため規制
用ボール28で規制される範囲はインターナルギヤ16
の回転が許容され、この回動許容の範囲は、中立位置か
ら正逆方向にそれぞれ爪保持部材22のロック爪24が
ロックを解除するリリース範囲であって、この範囲がイ
ンターナルギヤ16の遊び回転角と称し、この間はイン
ターナルギヤ16が回転するのでキャリア15からの出
力がない。
【0019】図1のおいて、上述した規制用ボール28
の前端側には環状のプレート29を介してスプリング3
0で押圧付勢し、このスプリング30の前端側には固定
リング17と一体に形成された固定軸部31の摺動のみ
自在(回転はキーまたはスプライン嵌合により阻止され
ている)により雄ネジ筒32により受け止められ、その
ため、スプリング30の付勢力により規制用ボール28
は前述のインターナルギヤ16を所定の押圧力で付勢さ
れている。
【0020】前述の遊星歯車減速機構12が回転力を伝
動しているとき、出力軸10の反力がインターナルギヤ
16に作用するので、出力軸10に過負荷がかかると、
その反力がインターナルギヤ16にかかり、これを回転
させ、インターナルギヤ16のトルクリミッタ用カム2
7が規制用ボール28を押し下げて回転することにな
り、その結果、遊星歯車減速機構12の回転が出力軸1
0に出力されず、トルクリミッタとして作用する。
【0021】また、前述の雄ネジ筒32にはナット33
が螺合し、このナット33はハウジング34の先端で出
力軸10を覆っているカバー35に一体的に固定され、
また、該カバー35はハウジング34に対して回転が自
在(抜け止めがなされている)に取り付けられているの
で、このカバー35を回転すると、雄ネジ筒32が進退
し、この進退でスプリング30の付勢力が調整でき、こ
の調整でトルクリミッタ機能のトルクリミットを調整す
ることができる。
【0022】図1、図5および図6に示すように、前述
のキャリア15の外側面がわは軸部36を形成すると共
に、外周部には鍔部37を形成し、この鍔部37の内周
面の全周には、単一としては台形の形状をなした係止歯
(内歯)38を形成している。
【0023】上述の係止歯38は前述の爪保持部材22
のロック爪24の係合が選択されることにより、キャリ
ア15のロック状態、リリース状態、正逆のラチェット
ドライブ状態を得ることができる。
【0024】図1、図7、図8および図9に示すよう
に、前述の爪保持部材22は例えば、金属板で環状に形
成し、その一側面(内側面)がわに円周方向に沿って湾
曲したロック爪24…を形成している。ロック爪24は
その部材をT字状に形成して両端部に一対を形成し、こ
の部材の軸部(中心点)40を爪保持部材22に連結固
定して、それぞれは材料弾性を持ち、この部材は左右一
対を備え、ロック爪24はこの実施例では4本を形成し
ている。
【0025】上述のロック爪24は、その爪先がキャリ
ア15の係止歯38に対して、正方向の回転に対してロ
ックを行う正方向側ロック爪24aと、また、逆方向の
回転に対してロックを行う逆方向側ロック爪24bとの
一対を形成し、これらの正逆のロック爪24a,24b
は、通常キャリア15の係止歯38に付勢状態で係合す
る位置に設定している。
【0026】さらに、各正逆のロック爪24a,24b
の爪先部分にはこのロック爪24a,24bを係脱操作
するための凸状カム41を形成している。これらの凸状
カム41は前述した解除用リング21のカム25(25
a,25b)に操作されると共に、後述する操作部材2
3の操作カム43(43a,43b)により操作され
る。
【0027】また、爪保持部材22の外周部には、等分
の位置に係合凹部42…を形成し、固定リング17側に
植設されるピン(後述のピン45)と係合して、固定リ
ング17に対して回り止めする。
【0028】図1、図10および図11に示すように、
前述の操作部材23は上述したロック爪24を正逆のラ
チェットドライブ機能に切り替え操作するための部材で
あり、環状部分にレバー46を連設し、このレバー46
はハウジング34の外部間で延出して、この延出部分で
切替えの操作を行う。
【0029】上述の操作部材23の環状部分の内周部に
は、正逆のロック爪24a,24bの両方に対してロッ
クの解除を操作する凸状カム43aと、これを挟んで左
右の位置にロックを許容するそれぞれ2個所の凹状カム
43bとを形成して、これらカム43a,43bで操作
カム43を形成している。
【0030】また、環状部分の外周部には、操作部材2
3の操作位置を、中立位置、正逆の各位置の3個所の位
置に規制する規制用凹状カム44を形成し、このカム4
4は固定リング17の対応する位置に植設したピン45
…に係合し、環状部分の弾性変位で各位置に移動するこ
とができる。なお、上述のピン45…には前述した爪保
持部材22の係合凹部42…と係合して、この爪保持部
材22を回り止めする(図7、図8参照)。
【0031】上述のように構成した出力軸10のロック
装置20の動作を説明する。モータ軸11がモータMの
駆動により、正または逆方向に回動されると、その回転
は遊星歯車減速機構12を介して出力軸10に伝動され
て、該出力軸10を駆動力により正または逆方向に回転
させるが、この回転初期において、遊星歯車減速機構1
2のインターナルギヤ16が遊び回転角分フリーである
ため、そのトルクリミッタ用カム27が規制用ボール2
8で規制されるまで先行して回転する。
【0032】例えば、図3に示す両ロック爪24(24
a,24b)の凸状カム41…が、解除用リング21の
カム25でロック許容位置25bに位置させている時
は、図6に示すように、両ロック爪24はキャリア15
の係止歯38と係合状態にあるので、該キャリア15は
回転がロック状態にあり、そのためモータ軸11の回転
初期ではインターナルギヤ16が先行回転する。
【0033】その回転が規制用ボール28で規制される
と、例えば、図4に示すように、この規制位置でカム2
5が両ロック爪24の凸状カム41を押し下げてリリー
ス位置25bに移動させるため、図6に示す係合状態か
ら、両ロック爪24はキャリア15の係止歯38との係
合が解除され、キャリア15のロックが解除されて、出
力軸10はモータMからの駆動力で回転することにな
る。
【0034】次ぎに出力軸10のロック状態を得るに
は、モータMの停止後、出力軸10を正逆いずれかの方
向に手動で回転させると、この出力軸10の回転は遊星
歯車減速機構12に伝動されるが、モータ負荷によりモ
ータ軸11に回転負荷があるため、回転負荷の軽いイン
ターナルギヤ16が回転可能な方向に回転される。この
回転で両ロック爪24の凸状カム41を、解除用リング
21のカム25のリリース位置25aに移動させるの
で、両ロック爪24はその弾性で復帰してキャリア15
の係止歯38と係合し、該キャリア15は回転がロック
され、出力軸10はロック状態となる。
【0035】このロック状態では、例えば、出力軸10
にチャックが取付けられている場合、ツールの取付け取
外しの作業が、出力軸10にロックが掛かっているた
め、容易となる。また、ツールがドライバである場合
は、手締めなどのように手動操作でツールを回動させる
ことができる。
【0036】次ぎに、ラチェットドライブ機能を使用す
る時は、操作部材23のレバー46を正または逆のドラ
イブしたい方向に回動させる。すなわち、図12は、レ
バー46が中立の位置にあって、両ロック爪24の凸状
カム41は操作カム43の凹状カム43bに位置して、
ロック爪24は係止歯38と係合する位置にあり、出力
軸10はロック状態にある。図13に示すように、操作
部材23のレバー46を正方向ロック位置に操作する
と、その操作カム43の凸状カム43aが逆方向側ロッ
ク爪24b側の凸状カム41を押し下げて、該ロック爪
24bと係止歯38との係合を解除し、他方の正方向側
ロック爪24aの凸状カム41は操作カム43の凹状カ
ム43bに位置させて、係止歯38との係合を維持す
る。その結果、正方向のラチェットドライブが可能とな
る。
【0037】また、図14に示すように、操作部材23
のレバー46を逆方向ロック位置に操作すると、その操
作カム43の凸状カム43aが正方向側ロック爪24a
側の凸状カム41を押し下げて、該ロック爪24aと係
止歯38との係合を解除し、他方の逆方向側ロック爪2
4bの凸状カム41は操作カム43の凹状カム43bに
位置させて、係止歯38との係合を維持する。その結
果、逆方向のラチェットドライブが可能となる。
【0038】上述したように、この実施例によれば、正
逆の両ロック爪24a,24bが同時に解除用リング2
1の係止歯38に係合することで、出力軸10がロック
状態(オートロック)となり、また、出力系が駆動され
てインターナルギヤ16が遊び回転角を回動すると、該
インターナルギヤ16と連動する解除用リング21のカ
ム25が両ロック爪24a,24bによるロック状態を
解除してリリース状態(オートリリース)にすることが
でき、さらに、両ロック爪24a,24bの係合を択一
に選択することで、正または逆方向のラチェットドライ
ブができる。
【0039】また、上述のオートロック、オートリリー
ス、さらに、正逆両方向のラチェットドライブが解除用
リング21と、キャリア15と、正逆の両ロック爪24
を保持した爪保持部材22と、操作部材23との少ない
部材と簡単な構造ででき、小型コンパクトに構成するこ
とができる。
【0040】さらに、出力系に遊星歯車減速機構12を
介装して、その伝動要素であるインターナルギヤ16や
キャリア15を利用して構成しているので、より小型コ
ンパクトに構成することができる。
【0041】なお、上述の実施例において、解除用リン
グ21はインターナルギヤ16の端部を延長して、この
延長部に直接形成することもでき、また、係止歯38は
キャリア15に直接形成したが、別部材に形成してこの
別部材をキャリア15に固定するもよい。
【0042】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の第1の環状部材は、実施例の解除
用リング21に対応し、同様に、第2の環状部材は、キ
ャリア15の鍔部37に対応するも、この発明は、上述
の実施例に限らず、多数の実施の形態を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハンド式の電動工具の要部断面図。
【図2】 インターナルギヤおよび解除用リングの断面
図。
【図3】 インターナルギヤおよび解除用リングの正面
図。
【図4】 インターナルギヤおよび解除用リングのリリ
ース状態を示す正面図。
【図5】 キャリアの断面図
【図6】 キャリアの噛合歯とロック爪との係合状態を
示す正面図。
【図7】 爪保持部材の斜視図。
【図8】 爪保持部材の背面図。
【図9】 爪保持部材の断面図。
【図10】 操作部材の正面図。
【図11】 操作部材の取付け状態を示す背面図。
【図12】 操作部材の中立状態を示す背面図。
【図13】 操作部材の正方向ロック状態を示す背面
図。
【図14】 操作部材の逆方向状態を示す背面図。
【符号の説明】
10…出力軸 12…遊星歯車減速機構 13…サンギヤ 14…遊星ギヤ 15…キャリア 16…インターナルギヤ 17…固定リング 20…ロック装置 21…解除用リング 22…爪保持部材 23…操作部材 24…ロック爪 25…カム 37…鍔部 38…係止歯 43…操作カム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力軸の回転伝動系に、伝動要素と連動し
    て回転のロックを解除する操作が可能な範囲の伝動しな
    い遊び回転角を設定した環状の第1の環状部材と、伝動
    要素と連動して上記第1の環状部材の遊び回転角分の回
    転後に回転出力が伝動される環状の第2の環状部材とを
    近接配置し、上記第2の環状部材の円周上に、該第2の
    環状部材の回転をロックするための係止歯を形成し、上
    記第2の環状部材の係止歯に、該第2の環状部材の正方
    向の回転に対してロックを行う正方向側ロック爪と、逆
    方向の回転に対してロックを行う逆方向側ロック爪との
    正逆一対のロック爪を付勢して係合し、上記両ロック爪
    に対して、係止歯との係合を択一に選択操作する操作部
    材を対設し、前記第1の環状部材に、その遊び回転角の
    回転で上記両ロック爪を係止歯より離脱させてロック解
    除操作するカムを形成した出力軸のロック装置。
  2. 【請求項2】出力軸の回転伝動系に、インターナルギ
    ヤ、サンギヤ、これら両ギヤに噛合するプラネタリギ
    ヤ、該ギヤを軸支するキャリアからなる遊星歯車減速機
    構を介装し、前記第1の環状部材をインターナルギヤ
    に、第2の環状部材をキャリアにそれぞれ形成した請求
    項1記載の出力軸のロック装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017082002A1 (ja) * 2015-11-11 2017-05-18 株式会社マキタ 結束機

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WO2017082002A1 (ja) * 2015-11-11 2017-05-18 株式会社マキタ 結束機

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