JP2001254765A - ドラムブレーキ装置 - Google Patents

ドラムブレーキ装置

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JP2001254765A
JP2001254765A JP2000067258A JP2000067258A JP2001254765A JP 2001254765 A JP2001254765 A JP 2001254765A JP 2000067258 A JP2000067258 A JP 2000067258A JP 2000067258 A JP2000067258 A JP 2000067258A JP 2001254765 A JP2001254765 A JP 2001254765A
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torsion spring
brake device
turns
pinion
drum brake
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Hideto Kawaguchi
英仁 川口
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Toyo Seat Co Ltd
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Toyo Seat Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1と第2の2つのトーションスプリングを
使用したドラムブレーキ装置において、従来では両トー
ションスプリングにそれぞれ大ブレーキ力を発生させ得
る通常巻数(大巻数)のものを使用していたので、材料
コストが高くなるとともに、ハウジングが大きくなって
大きな設置スペースが必要であった。 【解決手段】 ハウジング1内に第1トーションスプリ
ング5と第2トーションスプリング6とをそれぞれ設置
し、ピニオン4が正逆何れかの側に回転されることによ
り第1トーションスプリング5又は第2トーションスプ
リング6の何れかが拡径してブレーキ力が働くようにし
たドラムブレーキ装置において、第1トーションスプリ
ング5と第2トーションスプリング6との何れか一方の
トーションスプリングを他方のトーションスプリングよ
り少巻数のものを使用することにより、材料コストを安
価にし、且つハウジング1を小型化し得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ハンドル軸側か
らの操作に対してブレーキ力が働かず、ピニオン側から
の左右両回転方向の各作用力に対してそれぞれブレーキ
力が発生するようにしたドラムブレーキ装置に関し、特
に例えばシートリフターのように操作方向によってピニ
オンに加わる作用力が異なるものに適したドラムブレー
キ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のドラムブレーキ装置として、例
えば図6〜図9に示すようなものが知られている(特開
昭58−152944号公報)。この公知のドラムブレ
ーキ装置は、図6に分解図示するように、ハウジング1
と、ハウジング1内に収納される2つのトーションスプ
リング5,6と、ハウジング1の中心部に貫通されるハ
ンドル軸2と、ハンドル軸2に固定したコア3と、適宜
の作用側装置(例えば図8の歯車9)によって操作され
るピニオン4とを有している。
【0003】ハウジング1は容器状で、円筒状の周壁1
1を有している。このハウジング1の中心部にはハンド
ル軸2が回転自由状態で貫通される。
【0004】第1トーションスプリング5と第2トーシ
ョンスプリング6とは、図示例ではそれぞれ3巻き+1
/3巻き(約3.33巻き)程度の長さを有する同じも
のを使用している。ところで、この各トーションスプリ
ング5,6は、巻数が多いほどハウジング周壁11の内
面に圧接したときの摩擦力(ブレーキ力)が大きくなる
が、例えば車両用シートリフターのドラムブレーキ装置
に使用されるトーションスプリング5,6の線径は、通
常1.6〜1.8mm程度であり、従って図9に示すように
トーションスプリング5,6の各幅W0はそれぞれ7mm
程度になる。
【0005】コア3は、第1トーションスプリング5及
び第2トーションスプリング6の中で回転自由に設置さ
れている。コア3には、その対向位置にそれぞれ切欠3
1,31Aが形成されている。
【0006】ピニオン4は、ハンドル軸2の上端部(コ
ア3の上部)に回転自由状態で装着されている。このピ
ニオン4の下部には、下向きの爪片41が一体に設けら
れている。この爪片41には、各トーションスプリング
5,6のそれぞれ一端部52,62を係止する2つの係
止溝42,43が形成されている。
【0007】図6に示すドラムブレーキ装置の各部品
は、図7及び図8に示すように組付けられている。尚、
図8の組付け例では、ドラムブレーキ装置を車両用シー
トリフターに使用している。図7及び図8の組付け例に
おいては、ハンドル軸2をハウジング1の中心部に貫通
させ、そのハンドル軸2の先端部にピニオン4を回転自
在に取付けている。ピニオン4の爪片41はコア3の一
方の切欠31内に左右回転方向に適宜の遊び範囲をもた
せた状態で差し込まれている。第1トーションスプリン
グ5と第2トーションスプリング6とは、図9に示すよ
うにハウジング1の周壁11内にハンドル軸の軸線方向
に並置させた状態で収納している。第1トーションスプ
リング5は、その一端部51をコア3の切欠31A側の
一方の端面32に対応させるとともに、他端部52を爪
片41の第1係止溝42に係止させている。第2トーシ
ョンスプリング6は、その一端部61をコア3の切欠3
1A側の他方の端面33に対応させるとともに、他端部
62を爪片41の第2係止溝43に係止させている。
【0008】ピニオン4には、図8に示すようにシート
リフター側の歯車9を噛み合わせている。歯車9には、
押し材7及びリンク8を介してシート側からの作用力が
加わり、その作用力がピニオン4に伝達される。そし
て、シート上に荷重Fがかかると、シート側の押し材
7、リンク8を介して歯車9を矢印A方向(図8では左
回転方向)に回転させ、そのときピニオン4に右回転方
向の作用力が働き、図7に示すようにピニオン4の爪片
41が遊び範囲で右回転することにより第1トーション
スプリング5が拡径して、該第1トーションスプリング
5でブレーキ力が働くようになっている。又、シート
(押し材7)に下方への荷重がかかっていないときに
は、図示しない上方付勢装置による付勢力で押し材7が
上方付勢され、歯車9に右回転方向の作用力が働いてピ
ニオン4を左回転させようとするが、そのとき図7に示
すようにピニオン4の爪片41が遊び範囲で左回転する
ことにより第2トーションスプリング6が拡径して、該
第2トーションスプリング6でブレーキ力が働くように
なっている。
【0009】他方、ハンドル軸2を右回転あるいは左回
転させると、コア3が遊び範囲を過ぎた後に爪片41を
押してピニオン4を回転させるが、この場合は第1トー
ションスプリング5及び第2トーションスプリング6は
何れも拡径することがなく、従って各トーションスプリ
ング5,6によるブレーキ力は発生しない。
【0010】ところで、車両用シートリフターでは、シ
ートに人が座ったとき(大荷重がかかる)にピニオン4
に対して大きな右回転作用力が働き、そのために第1ト
ーションスプリング5に大きなブレーキ力を発生させる
必要がある。そのためには、第1トーションスプリング
5として巻数の多いもの(図6〜図9の従来例では約
3.33巻き)を使用する必要がある。他方、シートに
荷重がかかっていないときには、ピニオン4に対する左
回転作用力は小さく、従って第2トーションスプリング
6によるブレーキ力は小さいものでよい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6〜図9
の従来例で使用している第1及び第2の各トーションス
プリング5,6は、それぞれ大きなブレーキ力を発生し
得る多巻数(約3.33巻き)のものを使用しているた
め、図9に示すように各トーションスプリング5,6の
各幅W0がそれぞれ7mm程度と大きくなっている。従っ
て、両トーションスプリング5,6を並置したときの全
幅W1が約13mmとなり、その分、ハウジング1として
深さの深い(ハウジング高さH1=約18mm)ものを使
用する必要がある。
【0012】このように、従来のドラムブレーキ装置で
は、第2トーションスプリング6によるブレーキ力が小
さくてもよいにもかかわらず、第2トーションスプリン
グ6に第1トーションスプリング5と同じ巻数のものを
使用しているので、スプリング量が多く(長く)なって
材料コストが高くつくとともに、ハウジング1の高さH
1が高くなって大きな設置スペースが必要となるという
問題があった。
【0013】本願発明は、このような従来のドラムブレ
ーキ装置の問題点に鑑み、材料コストを安価にできると
ともにハウジング外形を小型化し得るようにしたドラム
ブレーキ装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として次の構成を有している。尚、
本願のドラムブレーキ装置は、例えば車両用シートリフ
ターのように、作用側(シート側)からの作用力が異な
るものに使用される。
【0015】本願発明のドラムブレーキ装置は、図1〜
図5に例示するように、ハウジング1内に第1トーショ
ンスプリング5と第2トーションスプリング6とを設置
し、ハンドル軸2に固定したコア3側とハンドル軸2に
回転自在に取付けたピニオン4側とにそれぞれ第1トー
ションスプリング5と第2トーションスプリング6の各
端部51,52、61,62を係止させている。そし
て、このドラムブレーキ装置では、ハンドル軸2を正逆
何れの側に回転させても各トーションスプリング5,6
によるブレーキ力が働かず、ピニオン4が正逆何れかの
側に回転されることにより第1トーションスプリング5
又は第2トーションスプリング6の何れかが拡径してブ
レーキ力が働くようになっている。
【0016】又、本願のドラムブレーキ装置では、第1
トーションスプリング5と第2トーションスプリング6
との何れか一方のトーションスプリングを他方のトーシ
ョンスプリングより少巻数のものを使用している。尚、
図示例では、第1トーションスプリング5に通常巻数
(例えば3〜4巻き)のものを使用し、第2トーション
スプリング6に少巻数(例えば1.5〜3巻き)のもの
を使用している。
【0017】そして、本願のドラムブレーキ装置は、通
常巻数の第1トーションスプリング5を大作用力がかか
る側に使用する一方、少巻数の第2トーションスプリン
グ6を小作用力しかかからない側に使用する。尚、小作
用力しかかからない側では、少巻数の第2トーションス
プリング6を使用してもブレーキ力に何ら不足は生じな
い。
【0018】このように、一方のトーションスプリング
に少巻数のものを使用すると、その分、スプリング長さ
を短くできるとともに、各トーションスプリング5,6
を収納するハウジング1の深さを浅くできる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜図5を参照して本願実施形
態のドラムブレーキ装置を説明すると、この実施形態の
ドラムブレーキ装置は、第1トーションスプリング5と
第2トーションスプリング6との何れか一方のトーショ
ンスプリングを他方のトーションスプリングより少巻数
のものを使用しているほかは、基本的に図6〜図8に示
す従来例のものとほぼ同様に構成されている。尚、本願
実施形態のドラムブレーキ装置については、図6〜図8
に示す従来例のものと重複する部分が多々あるが、本願
実施形態の構成をその重複する部分も含めて以下に説明
する。
【0020】この実施形態のドラムブレーキ装置は、図
1に示すように、容器状のハウジング1と、ハウジング
1の中心部に貫通されるハンドル軸2と、ハンドル軸2
に固定されているコア3と、ハンドル軸2に回転自在に
取付けたピニオン4と、ハウジング1の周壁11内面に
圧接してそれぞれブレーキ力を発生させる第1トーショ
ンスプリング5と第2トーションスプリング6とを有し
ている。
【0021】コア3は、第1トーションスプリング5及
び第2トーションスプリング6の中で回転自由に設置さ
れている。コア3には、角度120°〜130°程度の
範囲の切欠31が形成されている。
【0022】ピニオン4は、ハンドル軸2の上端部(コ
ア3の上部)に回転自由状態で装着されている。このピ
ニオン4の下部には、下向きの爪片41が一体に設けら
れている。この爪片41には、各トーションスプリング
5,6のそれぞれ一端部51,61を係止する2つの係
止溝42,43が形成されている。
【0023】図1に示すドラムブレーキ装置の各部品
は、図2及び図3に示すように組付けられているが、こ
の組付け例では、ハンドル軸2をハウジング1の中心部
に貫通させ、そのハンドル軸2の先端部にピニオン4を
回転自在に取付けている。ピニオン4の爪片41は、コ
ア3の切欠31内に左右回転方向に適宜の遊び範囲をも
たせた状態で差し込まれている。第1トーションスプリ
ング5と第2トーションスプリング6とは、図3及び図
5に示すようにハウジング1の周壁11内においてハン
ドル軸2の軸線方向に並置させた状態で収納している。
第1トーションスプリング5は、その一端部51を爪片
41の第1係止溝42に係止させるとともに、他端部5
2をコア3の切欠31の一方の端面32に対応させてい
る。第2トーションスプリング6は、その一端部61を
爪片41の第2係止溝43に係止させるとともに、他端
部62をコア3の切欠31の他方の端面33に対応させ
ている。
【0024】ピニオン4には、図4に示すようにシート
リフター側の歯車9を噛み合わせている。歯車9には、
押し材7及びリンク8を介してシート側からの作用力が
加わり、その作用力がピニオン4に伝達される。そし
て、シート上に荷重Fがかかると、シート側の押し材
7、リンク8を介して歯車9を矢印A方向(図4では左
回転方向)に回転させ、そのときピニオン4に右回転方
向の作用力が働き、図2及び図4に示すようにピニオン
4の爪片41が遊び範囲で右回転することにより第1ト
ーションスプリング5が拡径して、該第1トーションス
プリング5でブレーキ力が働くようになっている。又、
シート(押し材7)に下方への荷重がかかっていないと
きには、図示しない上方付勢装置による付勢力で押し材
7が上方付勢され、歯車9に右回転方向の作用力が働い
てピニオン4を左回転させようとするが、そのときピニ
オン4の爪片41が遊び範囲で左回転することにより第
2トーションスプリング6が拡径して、該第2トーショ
ンスプリング6でブレーキ力が働くようになっている。
【0025】他方、ハンドル軸2を右回転あるいは左回
転させると、コア3が遊び範囲を過ぎた後に爪片41を
押してピニオン4を回転させるが、この場合は第1トー
ションスプリング5及び第2トーションスプリング6は
何れも拡径することがなく、従って各トーションスプリ
ング5,6によるブレーキ力は発生しない。
【0026】ところで、車両用シートリフターでは、シ
ートに人が座ったとき(大荷重がかかる)にピニオン4
に対して大きな右回転作用力が働き、そのために第1ト
ーションスプリング5に大きなブレーキ力を発生させる
必要がある。そのためには、第1トーションスプリング
5として巻数の多いもの(通常巻数のもの)を使用する
必要がある。他方、シートに荷重がかかっていないとき
には、ピニオン4に対する左回転作用力は小さく、第2
トーションスプリング6によるブレーキ力は小さいもの
でよいので、該第2トーションスプリング6として通常
巻数より少巻数のものを採用することが可能である。
【0027】このような観点から、本願実施形態では、
第1トーションスプリング5として通常巻数のものを使
用する一方で、第2トーションスプリング6としてそれ
より少巻数のものを使用している。即ち、この実施形態
では、第1トーションスプリング5として3巻き+3/
4巻き(約3.75巻き)程度の通常巻数のものを使用
する一方、第2トーションスプリング6として1巻き+
3/4巻き(約1.75巻き)程度の少巻数のものを使
用している。尚、車両用シートリフターのドラムブレー
キ装置に使用されるトーションスプリングでは、通常巻
数は3〜4巻き程度であり、又該トーションスプリング
の線径は、通常1.6〜1.8mm程度である。従って、本
願実施形態では、図5に示すように第1トーションスプ
リング5の幅W2が7mm程度になり、第2トーションス
プリング6の幅W3が3.5mm程度になる。又、この実施
形態では、両トーションスプリング5,6を並置したと
きの全幅W4が約9.5mmとなり、その分、ハウジング1
として深さの浅い(ハウジング高さH2=約14.5mm)
ものを使用することができる。
【0028】そして、この実施形態のドラムブレーキ装
置は、通常巻数の第1トーションスプリング5を大作用
力がかかる側に使用する一方、少巻数の第2トーション
スプリング6を小作用力しかかからない側に使用する。
尚、通常巻数の第1トーションスプリング5と少巻数の
第2トーションスプリング6とは、シートリフター側か
らピニオン4側に伝達される大作用力の回転方向に応じ
てセット位置を逆にすることができる。
【0029】この実施形態のドラムブレーキ装置を図4
に示すように車両用シートリフターに使用した場合、シ
ートに人が座る(大荷重がかかる)とピニオン4に対し
て大きな右回転作用力が働くが、そのときには通常巻数
の第1トーションスプリング5が大ブレーキ力を発生さ
せるので十分なロック機能を発揮し、他方、シートに荷
重がかかっていないときにはピニオン4に対する左回転
作用力は小さいので、少巻数の第2トーションスプリン
グ6による小ブレーキ力であっても十分にロック機能を
果たすことができる。
【0030】
【発明の効果】本願のドラムブレーキ装置には次のよう
な効果がある。即ち、本願のドラムブレーキ装置は、例
えば車両用シートリフターのように、方向によって作用
力の異なるもののブレーキとして使用されるものであっ
て、第1及び第2の各トーションスプリング5,6のう
ちの一方のトーションスプリングに少巻数のものを使用
している。
【0031】従って、本願のドラムブレーキ装置では、
一方のトーションスプリングに少巻数のものを使用して
いる分、両トーションスプリング5,6の合計長さを短
くでき、それによって材料コストを安価にできる。又、
一方のトーションスプリングが少巻数(図5の幅W3
であるので、両トーションスプリング5,6を並設した
ときの合計幅(図5のW4)が小さくなって該両トーシ
ョンスプリング5,6を収納するハウジング1の深さを
浅くでき、このドラムブレーキ装置をコンパクトにでき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願実施形態のドラムブレーキ装置の分解斜視
図である。
【図2】図1のドラムブレーキ装置の組立状態の平面図
である。
【図3】図2のIII−III断面相当図である。
【図4】図1のドラムブレーキ装置を車両用シートリフ
ターのブレーキとして使用したときの説明図である。
【図5】図1のドラムブレーキ装置における両トーショ
ンスプリングをハウジング内に収納した状態の説明図で
ある。
【図6】従来のドラムブレーキ装置の分解斜視図であ
る。
【図7】図6のドラムブレーキ装置の組立状態の断面図
である。
【図8】図6のドラムブレーキ装置を車両用シートリフ
ターのブレーキとして使用したときの説明図である。
【図9】図6のドラムブレーキ装置における両トーショ
ンスプリングをハウジング内に収納した状態の説明図で
ある。
【符号の説明】
1はハウジング、2はハンドル軸、3はコア、4はピニ
オン、5は第1トーションスプリング、6は第2トーシ
ョンスプリング、11は周壁、31は切欠、41は爪
片、51,52は第1トーションスプリングの各端部、
61,62は第2トーションスプリングの各端部であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(1)内に第1トーションス
    プリング(5)と第2トーションスプリング(6)とを
    設置し、ハンドル軸(2)に固定したコア(3)側とハ
    ンドル軸(2)に回転自在に取付けたピニオン(4)側
    とにそれぞれ第1トーションスプリング(5)と第2ト
    ーションスプリング(6)の各端部(51,52、6
    1,62)を係止させて、ハンドル軸(2)側からの操
    作に対してブレーキ力が働かず、且つピニオン(4)が
    正逆何れかの側に回転されることにより第1トーション
    スプリング(5)又は第2トーションスプリング(6)
    の何れかが拡径してブレーキ力が働くようにしたドラム
    ブレーキ装置であって、 前記第1トーションスプリング(5)と前記第2トーシ
    ョンスプリング(6)との何れか一方のトーションスプ
    リングを他方のトーションスプリングより少巻数のもの
    を使用した、 ことを特徴とするドラムブレーキ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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