JPH0336290Y2 - - Google Patents

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JPH0336290Y2
JPH0336290Y2 JP16063884U JP16063884U JPH0336290Y2 JP H0336290 Y2 JPH0336290 Y2 JP H0336290Y2 JP 16063884 U JP16063884 U JP 16063884U JP 16063884 U JP16063884 U JP 16063884U JP H0336290 Y2 JPH0336290 Y2 JP H0336290Y2
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gear plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、遊星歯車機構を用いたリクライニン
グ装置に関し、更に詳しくは、アウタギヤを有す
る中間ギヤプレートと、該中間ギヤプレートのア
ウタギヤと噛合するインナギヤを有するアツパア
ームと、前記中間ギヤプレートとアツパアームが
同心部と偏心部に回動自在に取り付けられた回動
シヤフトと、該回動シヤフトをサブプレートと共
働して支持するロアアームと、該ロアアームへの
前記中間ギヤプレートのロツクを解除し早送りを
行うためのレリーズレバーと、前記回動シヤフト
をチエーン伝動装置を介して回動させるための微
調整用操作ハンドルとを備えたリクライニング装
置に関する。
(従来の技術) この種のリクライニング装置は、その構造上振
動等により回動シヤフトが自転し易く、リクライ
ニング角度が経時的に変化するという問題があつ
た。そこで、本件出願人は、この問題を解決する
ために、操作ハンドルの回動をブレーキ機構を介
して回動シヤフトに伝達する構造のリクライニン
グ装置を既に提案している(実願昭59−123592
号)。このリクライニング装置の詳細は、第5図
乃至第9図で示される。これらの図に示した装置
は両側リクライニング装置の場合で、図中、1は
シートクツシヨン側(シートクツシヨンフレー
ム)にビス等で固着されるロアアーム、2は同様
にシートバツク側(シートバツクフレーム)に固
着されるアツパアームである。該アツパアーム2
の一方の側面には、インナギヤ2aが精密プレス
加工等によりエンボス成形されている。又、アツ
パアーム2の上部のシートバツクフレームへの取
付位置部分には、円形穴2e,2fが前記シート
バツクフレームへの取付穴として穿設されてい
る。3はアツパアーム2に隣接して配設された中
間ギヤプレート(ラツチ)で、アツパアーム2の
インナギヤ2aに相対する側面にはアウタギヤ3
aが精密プレス加工等によりエンボス成形され、
又、その外縁には係合歯3bが刻設されている。
該係合歯3bはシートバツクを中間位置に保持す
るための1段目の歯とシートバツクを後倒れ位置
に保持するための2段目の歯とからなる。尚、前
記インナギヤ2aの歯数はアウタギヤ3aの歯数
より少なくとも1個以上多く選ばれている。4は
段付ピン5でもつて回動可能にロアアーム1に枢
着されたポールで、中間ギヤプレート3の係合溝
3bと係脱する係止部4aが形成されている。
又、この係止部4a付近にはロアアーム1と反対
側に突出したピン7が植設されており、該ピン7
がレリーズレバー8の中間部分8aに穿設された
カム穴8cに挿入されている。9はレリーズレバ
ー8よりロアアーム1側に配置されるサブプレー
トで、前記段付ピン5と段付ピン10,11に対
応する位置に取付穴を有し、該取付穴を介してロ
アアーム1に固着され、アツパアーム2、中間ギ
ヤプレート3、ポール4等の抜け止めを行うもの
である。12は同心部の一部に偏心部12aを有
する回動シヤフトである。組立時には、この回動
シヤフト12の同心部は、ロアアーム1(ブツシ
ユ14)、中間ギヤプレート3、レリーズレバー
8が回動可能に装着されたサブプレート9、サブ
プレート9に固着されたスペーサ16のそれぞれ
に形成されている中心穴に挿通され、偏心部12
aはアツパアーム2の回転中心穴に挿通され、
又、同心部の一端にはスプロケツト13が該回動
シヤフト12と一体となつて回動するように取り
付けられる。これによつて、アツパアーム2と中
間ギヤプレート3がそれぞれ回動シヤフト12の
偏心部12aと同心部に回動自在に取り付けられ
ると共に、インナギヤ2aとアウタギヤ3aとの
噛合がなされる。
17は回動シヤフト12の同心部に回動可能に
取り付けられたレリーズアームプレートで、第5
図の右下方に延びた延出部17bはウオークイ
ン・ペダルとなつている。又、中間部に穿設され
た穴17aには、粗調整用コネクテイングパイプ
(同様の機構を持つたインナ側のロツク機構にレ
リーズレバー8の運動を伝達するもの)18に固
着されたフツクプレート19の爪19aが嵌入さ
れている。この爪19aの幅は、レリーズアーム
プレート17の前記穴17aの幅より小さく選ば
れており、アウタ側とインナ側のロツク機構にお
けるロツク位置のバラツキを吸収し、ハーフロツ
ク状態が生じないようになつている。尚、微調整
用コネクテイングバー(上記インナ側のロツク機
構に回動シヤフト12の運動を伝達するもの)2
0は、回動シヤフト12に連結されている。又、
前記レリーズアームプレート17の回動先端部
は、段付ピン21を介してレリーズレバー8の中
間部分8aの中間部に係止されている。該段付ピ
ン21には、ポール4の背部に当接し、ポール4
の係止部4aと中間ギヤプレート3の係合歯3b
との係合を確実ならしめるローラ22が嵌合され
ている。
23はロアアーム1に取り付けられたブレーキ
機構で(特に第8図及び第9図参照)、該ブレー
キ機構23のハンドル軸の一端には操作ハンドル
24が取り付けられている。
このブレーキ機構23において、41はロアア
ーム1の穴1aに嵌合された状態で該ロアアーム
1に鋲着されたピニオンケース、42は該ピニオ
ンケース41の凹部に対向する如くロアアーム1
に鋲着されたカバーブラケツトで、前記ピニオン
ケース41及びカバーブラケツト42の各中央穴
には、ハンドル軸43が挿入され回動可能に支持
されている。該ハンドル軸43のピニオンケース
41側の端部付近には、一部が切欠かれたコア4
3aが設けられ、カバーブラケツト42側の端部
付近には、前記操作ハンドル24を取り付けるた
めのセレーシヨン部43bが設けられている。4
4は前記ハンドル軸43に回動可能に挿通される
スプロケツト軸で、一端に前記コア43aの切欠
部に進入する舌部44aを有し、外周部にスプロ
ケツト44bを有している。45はピニオンケー
ス41内に該ピニオンケースの内壁に圧接する如
く配設されたストツパスプリング(コイルスプリ
ング)で、その両端は内側に折り曲げられフツク
45aを形成している。ここで、前記コア43a
は該フツク45aの折曲部内側の空間に位置し、
前記舌部44aは該フツク45aの折曲部外側の
空間に位置している。
26はスプロケツト44bとスプロケツト13
との間に巻掛けられたチエーンで、該チエーン2
6の中間部分はチエーンガイド27で案内されて
いる。尚、28はレリーズレバー8とロアアーム
1との間に張設されたスプリングで、ポール4に
中間ギヤプレート3と噛合するような方向の付勢
力を与えるためのものである。又、29はロアア
ーム1に段付ピン10及び11を用いて固着され
たピンブラケツトで、該ピンブラケツト29に溝
付きピン30が固設されている。そして、該ピン
30の縦溝には、バランス用スパイラルスプリン
グ31の内端が掛止されている。又、ピン30に
はフツクプレート32が回動可能に装着されてお
り、スパイラルスプリング31の外端はこのフツ
ク32aに掛止されている。更に、その折曲部3
2bの側面は中間ギヤプレート3のフツク3cに
当接している。
33はケーブル係止用ブラケツトで、ピン34
でもつてアツパアーム2に固定されている。この
ブラケツト33は、アツパアーム2が前倒状態に
なつたとき、ウオークイン用コントロールケーブ
ル35のインナケーブル35aを、そのケーブル
エンド35bを引くことによりアウタケーブル3
5cから引き出すためのものである。上記ピン3
4は微調整角度(範囲)を規制するストツパピン
としても機能するもので、中間ギヤプレート3の
切欠部3e内に位置し、切欠部3eの前端3f,
後端3gが該ピン34の基部に当接する範囲内で
アツパアーム2の傾動を許容している。
インナ側の構成は上記アウタ側の構成と略同一
であるが、レリーズ操作等はアウタ側でなされる
ため、レリーズレバー8の操作部分8b、レリー
ズアームプレート17の延出部17b及び操作ハ
ンドル24等は設けられていない。
このように構成されたリクライニング装置の作
動を次に説明する。第5図に示す状態では、ポー
ル4の係止部4aが中間ギヤプレート3の係合歯
3bに噛合し、中間ギヤプレート3はロツクされ
ている。従つて、アウタギヤ3aはロアアーム1
に固定されていることになる。ここで操作ハンド
ル24を回動させれば、ハンドル軸43及びこれ
と一体に形成されているコア43aも回動され
る。この回動開始直後該コア43aの切欠端部に
ストツパスプリング45のフツク45aが当接す
るが、ストツパスプリング45は縮径されピニオ
ンケース41との接触抵抗を小さくするので、ハ
ンドル軸43の回動はスムースに行われることに
なり、スプロケツト軸44も舌部44aによつて
ハンドル軸43と共に回動する。従つて、チエー
ン26を介して回動シヤフト12が回動し、遊星
歯車機構によりアツパアーム2も一定の減速比を
もつて回動する。このため、ピン34に、中間ギ
ヤプレート3の切欠部3eの前後端3f,3gが
当接する範囲でリクライニング角の微調整を行う
ことができる。
次に粗調整を行う場合には、レリーズレバー8
の操作部分8bを第5図の時計回り方向に回動さ
せればよい。これにより、ローラ22も同方向に
回動し(ロアアーム1にはこのローラ22の回動
を確保するため、ピン7,21が通る長穴が穿設
されている)、ポール4との当接が解除されると
共に、カム穴8cと係合しているピン7が操作ハ
ンドル24側に移動する。このためポール4の係
止部4aとの中間ギヤプレート3の係合歯3bと
の噛合が解かれ、中間ギヤプレート3のロツクは
解除される。従つて、リクライニング角の粗調整
(早送り)を行うことができる。勿論、インナ側
も同様な作動を行う。
上記構成のリクライニング装置においては、振
動等により回動シヤフト12を自転させようとす
る回動力が生じても、該回動力は、スプロケツト
軸44の舌部44aを介してストツパスプリング
45の外径を広げ、ストツパスプリング45とピ
ニオンケース41との圧接力を高めるように作用
するため、回動シヤフト12は自転できない。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、回動シヤフト12の回動を阻止するこ
とは、上記構成の装置の場合、新たな問題を引き
起している。即ち、粗調整を行うためにレリーズ
レバー8の操作部分8bを引き上げて中間ギヤプ
レート3をフリーにしても、ブレーキ機構23に
より回動シヤフト12の回動が阻止されているた
め、アツパアーム2と中間ギヤプレート3とが同
方向に回動し、その回動速度(角速度)はアツパ
アーム2の方が中間ギヤプレート3より若干遅
い。従つて、第10図に示すように、ピン34の
基部に中間ギヤプレート3(切欠部3e)の前端
3fが当接した後は、アツパアーム2を後退でき
ないし、第11図に示すように、ピン34の基部
に後端3gが当接した後は、アツパアーム1を前
倒できない。このため、粗調整開始前におけるア
ツパアーム2と中間ギヤプレート3との相対位置
によつては、粗調整を行えないという問題があつ
た。
本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、アツパアームと中間ギヤプレートとが
どのような位置関係にあつても、粗調整を行える
リクライニング装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決する本考案は、アウタギヤを
有する中間ギヤプレートと、該中間ギヤプレート
のアウタギヤと噛合するインナギヤを有するアツ
パアームと、前記中間ギヤプレートとアツパアー
ムが同心部と偏心部に回動自在に取り付けられた
回動シヤフトと、該回動シヤフトをサブプレート
と共働して支持するロアアームと、該ロアアーム
への前記中間ギヤプレートのロツクを解除し早送
りを行うためのレリーズレバーと、前記回動シヤ
フトをチエーン伝動装置を介して回動させるため
の微調整用操作ハンドルとを備えたリクライニン
グ装置において、前記操作ハンドルと前記チエー
ン伝達装置との間に位置し、前記操作ハンドル側
から前記チエーン伝動装置側への回動力は伝達
し、前記チエーン伝動装置側から前記操作ハンド
ル側への回動力の伝達は阻止するブレーキ機構
と、前記チエーン伝動装置のスプロケツトであつ
て、円筒状の側部を有したスプロケツトと、前記
チエーン伝動装置のチエーンであつて、その一部
が内側に突出し、該突出部が前記スプロケツトに
進入すると、前記スプロケツトの側部に当接し、
該突出部近傍のチエーン部分が前記スプロケツト
の外方に湾曲するチエーンと、前記ロアアーム側
に設けられ、その一部は前記湾曲したチエーン部
分の進路上に位置し、前記湾曲したチエーン部分
に当接して前記湾曲したチエーン部分の進行を阻
止するストツパと、を設けることにより、リクラ
イニング角の微調整範囲を規制するように構成し
たことを特徴とするものである。
(作用) 本考案においては、チエーンの突出部がスプロ
ケツトに進入すると、前記突出部がスプロケツト
の側部に当接し、該突出部近傍のチエーン部分が
前記スプロケツトの外方に湾曲する。このため、
湾曲したチエーン部分は、その後、その進路上に
位置するストツパに当接し、チエーンのそれ以上
の進行が阻止されることになる。本考案は、これ
により、チエーンの移動を制限し、微調整時の角
度規制を行つている。
(実施例) 以下、第1図乃至第4図を用いて本考案の一実
施例(ローラチエーンを用いたもの)を詳細に説
明する。尚、これらの図において、第5図乃至第
9図と同一部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。図中、37はチエーン26のピンリン
クプレート38の側部をチエーン26の内側に延
長して形成した突出部で、該突出部はチエーン2
6の2箇所37a,37bに設けられている。
又、本実施例でのカバーブラケツト42には、チ
エーン26がスプロケツト44bに進入する地点
であつてチエーン26の外側近傍の位置に、第1
図の紙面の裏側に向けて折り曲げられたストツパ
42e,42fが設けられている。該ストツパ4
2e,42fの折り曲げ長さは、その先端が、チ
エーン26の第1図の紙面の表側のピンリンクプ
レート38よりも紙面の裏側に位置するように選
ばれている。又、本実施例でのチエーン26の案
内は、従来例で示したチエーンガイド27ではな
く、チエーン26の第1図における上側を押圧す
る2つのスプロケツト27a,27b(第1図及
び第3図参照)をロアアーム1に回動自在に枢着
することにより行つている。これらのスプロケツ
ト27a,27bはチエーン26の突出部37と
接触しない。勿論、従来のようなチエーンガイド
27であつても、突出部37の移動に支障のない
ようにガイド部の高さを低くすれば、使用可能で
ある。更に、本実施例におけるスプロケツト13
は、チエーン26の移動の際突出部37がスプロ
ケツト13の側部に接触しないように、スプロケ
ツト27a,27bと同様な形状となつている
(前記従来例の形状はこの条件を満たしている)。
これらスプロケツト13,27a,27bに対し
て、スプロケツト44b(スプロケツト軸44)
の円筒状の側部44cは厚く、これに突出部37
が当接するようになつている。
次に上記実施例の作動を説明する。まず、第1
図に示す状態から操作ハンドル24を反時計方向
に回動させると、チエーン26も反時計方向に移
動し、まず突出部37がスプロケツト軸44の側
部44cに当接し、突出部37aが反時計方向に
回転する(第4図参照)。これにより、チエーン
26は湾曲し、突出部37aを有したピンリンク
プレート38の外側部分等が第1のストツパ42
eに当接する。この当接後は、操作ハンドル24
の反時計方向の回動は規制される。逆に第1図に
示す状態から操作ハンドル24を時計方向に回動
させると、チエーン26も時計方向に移動し、ス
プロケツト13部分を通過後前記と同様な動作を
行い、第2のストツパ42fに第2の突出部37
bを有したピンリンクプレート38等が当接す
る。そして、この当接後は、操作ハンドル24を
時計方向に回動できない。従つて、この実施例で
は、第1,第2の突出部37a,37bを有した
ピンリンクプレート38等がそれぞれ第1,第2
のストツパ42e,42fに当接する範囲におい
てリクライニング角の微調整を行えることにな
る。しかも、この構成によれば、微調整範囲を定
めるストツパ機構がアツパアーム2と中間ギヤプ
レート3の相対位置関係を規制しないため、該相
対位置関係がどのような状態にあつても、粗調整
が可能である。
尚、本考案は上記実施例に限るものではなく、
種々の変形が可能である。例えば、上記実施例の
ピンリンクプレート38とは反対側のピンリンク
プレート38に突出部37を設け、該突出部37
を有するピンリンクプレート38等が当接するス
トツパをロアアーム1に突出成形してもよい。
又、突出部37をチエーン26のピンリンクプ
レート38を用いて形成したが、ローラチエーン
を用いる場合で述べれば、ピンリンクプレート3
8の内側のローラリンクプレートに形成すること
も可能である。更に、突出部の個数は1つであつ
てもよいし、スプロケツト44b以外のスプロケ
ツトを利用して、チエーンの停止を図るようにし
てもよい。尚、本考案は両側リクライニング装置
に限定されるものでもない。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案では、チエーン伝
動装置のチエーンの内側に突出部を設け、該突出
部による湾曲動作を利用してチエーンの動きをス
トツパで規制することにより微調整範囲を定める
ようにしたため、アツパアームと中間ギヤプレー
トがどのような位置関係にあつても粗調整を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における要部構成
図、第2図は第1図実施例のチエーン及びスプロ
ケツト部分の斜視図、第3図は本考案の実施例に
用いられるチエーンガイド用のスプロケツトの形
状を示す斜視図、第4図はチエーンの他の作動状
態を示す説明図、第5図は既に提案されているリ
クライニング装置の要部構成図、第6図は第5図
のAA拡大断面図、第7図は第5図のBB拡大断
面図、第8図は第5図のCC拡大断面図、第9図
はブレーキ機構部分の分解斜視図、第10図及び
第11図はそれぞれ第5図装置における他の作動
位置を示す説明図である。 1……ロアアーム、2……アツパアーム、3…
…中間ギヤプレート(ラツチ)、3b……係合歯、
4……ポール、8……レリーズレバー、9……サ
ブプレート、9a……凹状嵌合部、12……回動
シヤフト、13,44b……スプロケツト、16
……スペーサ、18……コネクテイングパイプ、
19……フツクプレート、20……コネクテイン
グバー、22……ローラ、23……ブレーキ機
構、24……操作ハンドル、26……チエーン、
29……ピンブラケツト、29a……ストツパ、
31……スパイラルスプリング、32……フツク
プレート、37,37a,37b……突出部、3
8……ピンリンクプレート、42……カバーブラ
ケツト、42e,42f……ストツパ、44……
スプロケツト軸、44c……側部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アウタギヤを有する中間ギヤプレートと、該
    中間ギヤプレートのアウタギヤと噛合するイン
    ナギヤを有するアツパアームと、前記中間ギヤ
    プレートとアツパアームが同心部と偏心部に回
    動自在に取り付けられた回動シヤフトと、該回
    動シヤフトをサブプレートと共働して支持する
    ロアアームと、該ロアアームへの前記中間ギヤ
    プレートのロツクを解除し早送りを行うための
    レリーズレバーと、前記回動シヤフトをチエー
    ン伝動装置を介して回動させるための微調整用
    操作ハンドルとを備えたリクライニング装置に
    おいて、 前記操作ハンドルと前記チエーン伝達装置と
    の間に位置し、前記操作ハンドル側から前記チ
    エーン伝動装置側への回動力は伝達し、前記チ
    エーン伝動装置側から前記操作ハンドル側への
    回動力の伝達は阻止するブレーキ機構と、 前記チエーン伝動装置のスプロケツトであつ
    て、円筒状の側部を有したスプロケツトと、 前記チエーン伝動装置のチエーンであつて、
    その一部が内側に突出し、該突出部が前記スプ
    ロケツトに進入すると、前記スプロケツトの側
    部に当接し、該突出部近傍のチエーン部分が前
    記スプロケツトの外方に湾曲するチエーンと、 前記ロアアーム側に設けられ、その一部は前
    記湾曲したチエーン部分の進路上に位置し、前
    記湾曲したチエーン部分に当接して前記湾曲し
    たチエーン部分の進行を阻止するストツパと、 を設けることにより、リクライニング角の微調
    整範囲を規制するように構成したことを特徴と
    するリクライニング装置。 (2) 前記ブレーキ機構のカバーブラケツトを前記
    ストツパとして用いたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のリクライニング
    装置。
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