JP2001228946A - 情報を設定するときの情報表示方式及び方法 - Google Patents

情報を設定するときの情報表示方式及び方法

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JP2001228946A
JP2001228946A JP2000039322A JP2000039322A JP2001228946A JP 2001228946 A JP2001228946 A JP 2001228946A JP 2000039322 A JP2000039322 A JP 2000039322A JP 2000039322 A JP2000039322 A JP 2000039322A JP 2001228946 A JP2001228946 A JP 2001228946A
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JP2000039322A
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English (en)
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Toshihiro Shima
敏博 島
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータプログラムのGUIに表示され
る各種の項目がどのような処理又は目的に影響するかを
ユーザに知らしめることができるGUIを提供する。 【解決手段】 プリンタの各種の機能に指向した上位項
目と、ユーザの各種の目的又はニーズに指向した上位項
目とを用意し、印刷条件の設定において同一の設定事項
に関わる項目を、その項目が関連する上位項目の全てに
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータのデ
ィスプレイ画面上で種々の情報を設定するときの表示方
式に係り、特に、例えばホストコンピュータにインスト
ールされているプリンタドライバの画面上で種々の印刷
条件を設定するために好適なグラフィックユーザインタ
ーフェース(GUI)の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムのユーザは、例え
ばプリンタを用いて印刷するときの印刷条件を設定する
際には、一般に、ホストコンピュータにインストールさ
れているプリンタドライバを起動し、ディスプレイ画面
に表示されたプリンタドライバの画面上で、用紙方向、
用紙サイズ、解像度等の種々の項目について印刷条件を
設定する。各種項目は、階層的に分類されており、この
場合のディスプレイ上のGUIの例としては、図1に示
すものがある。すなわち、プリンタドライバは、まず階
層的にトップである大項目「プリンタのプロパティ」の
ダイアログボックス1を開く。そのダイアログボックス
1上には、この「プリンタのプロパティ」に属する複数
の中項目「情報」、「設定」、「オプション」、「印刷
書式」等がタブで表示される。そして、それら各中項目
の中からユーザが例えば「印刷書式」のタブを選択した
ら、「印刷書式」のページが前面に表示されて、この中
にこの「印刷書式」に属する各小項目、例えば「用紙サ
イズ」、「部数」、「用紙方向」、「解像度」、「トナ
ーセーブ」、及び「節電モード」を設定できる画面を表
示する。ユーザは、各小項目に対して印刷条件を設定す
る。これら各小項目は、中項目「印刷書式」のタブが選
択されたときにのみ表示され、他の中項目のタブが選択
されたときには表示されることはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ユーザは、印刷条件を
設定するときは、所望の印刷目的、例えば、より早く印
刷する、よりきれいに印刷する、より安価に印刷する等
を満たすための設定を行ないたいときがある。
【0004】しかし、上述したGUIには、設定可能な
小項目が表示されるだけであり、ユーザは、上述したG
UIからは、どの小項目がどのような印刷処理又は目的
に影響するのかが全くわからない。例えば、小項目によ
っては、複数の目的に対して影響を持ちそれらにプラス
又はマイナス方向へ作用する(例えば「解像度」は、そ
れを高くするときれいに印刷できるが印刷が遅くなる)
や、或る目的には全く影響しないもの(例えば「トナー
セーブ」は、それをON/OFFのどちらにしても印刷
時間及びネットワーク転送時間が変化しないので「より
早く印刷する」という目的には影響しない)があるが、
ユーザは上述したGUIからはそれを知ることができな
い。また、所望の目的を満たすために必要な全ての設定
方法を知りたくても、ユーザはそれを上述したGUIか
らは知ることができない。
【0005】このように、上述した従来のGUIは、所
望の目的を満たすための条件設定を行ないたいときに
は、非常に不親切で使いづらい。プリンタに関する知識
の少ないユーザ、特に初心者にとってはなお更である。
このことは、プリンタドライバに限らず、他の様々なコ
ンピュータプログラムのGUIについてもいえることで
ある。
【0006】従って、本発明の目的は、コンピュータプ
ログラムのGUIに表示される各種の項目がどのような
処理又は目的に影響するかをユーザに知らしめることが
できるGUIを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に従う情報表示方
式は、コンピュータのグラフィックユーザインタフェー
スを表示するものにおいて、第1の項目の表示エリアで
あって第1の項目に関連する少なくとも1つの下位の項
目の表示エリアを有している第1項目表示部と、第2の
項目の表示エリアであって第2の項目に関連する少なく
とも1つの下位の項目の表示エリアを有している第2項
目表示部とを備える。第1項目表示エリアと第2項目表
示エリアの双方には、第1項目と第2項目の双方に関連
性を持つ同一の設定事項に関わる下位項目の表示エリア
が存在する。
【0008】本発明によれば、第1項目と第2項目の双
方に関連性を持つ同一の設定事項に関わる下位項目につ
いては、第1項目表示エリアと第2項目表示エリアのど
ちらの表示エリアでも表示される。これにより、ユーザ
は、複数の項目の表示エリアで、同一の設定事項に関わ
る下位項目について情報設定することができる。
【0009】好適な実施形態では、第1項目表示エリア
と第2項目表示エリアの双方に存在する同一設定事項に
関わる下位項目のうち、一方の下位項目に対してユーザ
が所望の情報を設定したときに、他方の下位項目に対し
てユーザが設定した情報を反映する手段が更に備えられ
る。
【0010】また、好適な実施形態では、第1の項目又
は第1の項目の下位項目は、コンピュータシステムにお
ける各種の機能又は処理に指向した項目であり、第2の
項目又は第2の項目の下位項目は、ユーザの各種の目的
又はニーズに指向した項目である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に従う情報表示方式は、コ
ンピュータのディスプレイ画面上で種々の情報を設定す
るときのGUIであればあらゆるGUIに適用すること
ができる。以下、本発明をプリンタドライバのGUIに
適用した情報表示方式の一実施形態を説明する。
【0012】図2は、プリンタドライバの印刷条件の設
定を行なうためのGUIに適用した本発明の一実施形態
にかかる設定情報表示方式の全体構成を示す。
【0013】コンピュータ1に、ディスプレイ7と、マ
ウスのような入力装置9が接続される。コンピュータ1
には、プリンタドライバ2のソフトウェアがインストー
ルされており、このプリンタドライバ2は、GUI操作
部3と、設定データ管理部5と、各種項目における設定
データを保存できる設定データ保存部6を有している。
【0014】GUI操作部3は、大項目を表示する表示
部4a、4b、…、中項目を表示する表示部8a、8
b、…、及び小項目を表示する表示部10a、10b、
…を有している。例えば、後述する図4を参照して説明
すれば、GUI操作部3は、大項目表示部4a、4b、
…として、「機能別設定」表示部、「目的別設定」表示
部を有し、中項目表示部8a、8b、…として、「印刷
言語設定」表示部、「印刷書式設定」表示部、「ホスト
インターフェース設定」表示部、「デバイス環境設定」
表示部、「よりきれいに印刷したい」表示部、「より早
く印刷したい」表示部等を有し、小項目表示部10a、
10b、…として、「節電設定」表示部、「印刷濃度設
定」表示部、「解像度補正設定」表示部、「オフセット
設定」表示部等を有している。
【0015】GUI操作部3は、或る項目がユーザに指
定された時には、その指定された項目と階層関係にある
項目の表示部をコントロールして、ユーザが指定した項
目の表示エリア内に次の下階層の項目が表示されるよう
にする。これを後述する図4を参照して説明すると、G
UI操作部3は、ユーザに中項目「デバイス環境設定」
が指定された時には、その中項目「デバイス環境設定」
の表示部と、次の下階層の小項目「節電設定」、「印刷
濃度設定」、「解像度補正設定」等の表示部をコントロ
ールして、中項目「デバイス環境設定」の表示エリア1
7内に、小項目「節電設定」、「印刷濃度設定」、「解
像度補正設定」等の表示エリア21a〜21fが表示さ
れるようにする。このようにして、各項目の表示エリア
が表示されるため、同一内容の設定項目が複数の上位項
目に関係する場合は、その同一内容の設定項目の表示エ
リアが、複数の上位項目の表示エリア内で表示される。
それにより、ユーザは、同一内容の項目についての設定
を、複数の上位項目表示エリア上で行なうことができ
る。例えば、後述する図4で言えば、節電に関する小項
目が、中項目「デバイス環境設定」、「より環境にやさ
しく印刷したい」の両方の表示エリア17、19に表示
される。これにより、ユーザは、節電モードの設定を、
中項目「デバイス環境設定」、「より環境にやさしく印
刷したい」の両方の表示エリア上で行なうことができ
る。
【0016】GUI操作部3が有する各表示部4a、4
b、…、8a、8b、…、10a、10b、…のうち、
階層が最も下位である小項目の表示部10a、10b、
…は、その小項目についての設定画面を持っている。小
項目表示部10a、10b、…は、その小項目に対応し
た設定データを渡すよう設定データ管理部5に要求しそ
れに応じて渡された設定データを設定画面に表示した
り、その設定画面上でユーザに変更された設定データを
設定データ管理部5に渡したりする。例えば、後述する
図4を参照して説明すれば、小項目「節電設定」表示部
は、後述する図5に示す設定画面22を持っていて、設
定データ管理部5から渡された設定データをその設定画
面22に表示したり、その設定画面22上でユーザに変
更された設定データを設定データ管理部5に渡したりす
る。
【0017】設定データ管理部5は、小項目表示部10
a、10b、…から上記要求を受け、その要求に応じた
小項目の設定データを設定データ保存部6から読み出
し、その設定データを、上記要求を出した小項目表示部
10a、10b、…に渡す。また、設定データ管理部5
は、小項目表示部10a、10b、…から、設定画面上
で変更された設定データを受けて、その設定データを、
設定データ保存部6に更新(上書き保存)する。設定デ
ータを更新したときは、設定データ管理部5は、その設
定データを、それに関連する小項目表示部に渡す。例え
ば、後述する図4を参照して説明すれば、小項目「節電
設定」表示部の設定画面で節電に関する設定データが変
更された時は、設定データ管理部5は、その節電に関す
る設定データを、節電に関する他の小項目「節電モード
を利用する」の表示部に渡す。これにより、小項目「節
電モードを利用する」表示部は、自身の設定画面に、小
項目「節電設定」表示部の設定画面で変更された設定デ
ータを表示することができる。
【0018】上述した構成の下、GUI操作部3は、プ
リンタドライバ2の起動時には、次のダイアログボック
スをディスプレイ7に表示する。
【0019】図3は、プリンタドライバ2の起動時にG
UI操作部3が表示するダイアログボックスの一例を示
す。
【0020】プリンタドライバ2の起動時に表示される
ダイアログボックス11には、例えば、「機能別設
定」、「目的別設定」という2つの大項目の表示部4
a、4bが、それぞれの大項目の表示エリア13、15
を開いている。また、それら各大項目の表示エリア1
3、15内には、大項目の次の下階層に属する所定の中
項目の表示部8a、8b、…が、それぞれの中項目の表
示エリア17a、17b、17c、17d、19a、1
9b、19c、19dを開いている。例えば、一方の大
項目「機能別設定」の表示エリア13内には、「印刷言
語設定」、「印刷書式設定」、「ホストインターフェー
ス設定」、「デバイス環境設定」というプリンタの各種
の機能に指向した中項目の表示エリア17a、17b、
17c、17dが開かれる。他方の大項目「目的別設
定」の表示エリア15内には、「よりきれいに印刷した
い」、「より安価に印刷したい」、「より早く印刷した
い」、「より環境にやさしく印刷したい」というユーザ
の各種の目的又はニーズに指向した中項目の表示エリア
19a、19b、19c、19dが開かれる。このダイ
アログボックス11により、ユーザは、プリンタの機能
の観点から、或いは印刷の目的又はニーズの観点から印
刷条件を設定することができる。なお、この実施形態で
は、本発明の特徴を説明する都合上、両方の大項目の表
示エリア13、15を同時に表示しているが、勿論、一
方の大項目の表示エリア13又は15のみを表示するこ
ともできる。
【0021】このダイアログボックス11に対して、ユ
ーザは、大項目「機能別設定」及び「目的別設定」の表
示エリア13、15の中からそれぞれ所望の1つの中項
目、例えば、「デバイス環境設定」と「より環境にやさ
しく印刷したい」を選択したとする(勿論、一方の大項
目のみから1つの中項目のみを選択することもできる
が、ここでは本発明の特徴を説明する都合上、両方の大
項目からそれぞれ1つの中項目を選択した場合を想定す
る)。ここで、選択は、それぞれの中項目の表示エリア
上にマウスカーソルを重ねる、或いは重ねた上でマウス
をクリック又はダブルクリック等をすることで行なうこ
とができる。その動作により、選択された中項目「デバ
イス環境設定」及び「より環境にやさしくしたい」の各
表示部8a、8bが、その中項目の表示エリア17d、
19dを拡大させ、そして、それらの中項目の次の下階
層の各小項目の表示部10a、10b、…が、それぞれ
の小項目の表示エリアを表示する。
【0022】すなわち、図4に示すように、大項目「機
能別設定」の表示エリア13内で、選択された中項目
「デバイス環境設定」の表示エリア17が例えばアニメ
ーション(動画)式に拡大されて、その表示エリア17
内に、「デバイス環境設定」の次の下階層に属する小項
目、例えば、「節電設定」、「解像度補正設定」、「用
紙サイズフリー設定」、「印刷濃度設定」、「オフセッ
ト設定」、「紙種設定」の表示エリア21a、21b、
21c、21d、21e、21fが表示される。同様
に、大項目「目的別設定」の表示エリア15内で、選択
された「より環境にやさしく印刷したい」の表示エリア
19も例えばアニメーション(動画)式に拡大されて、
その表示エリア19内に、「より環境にやさしく印刷し
たい」の次の下階層に属する小項目、例えば、「節電モ
ードを利用する」、「前もって印刷結果を確認する」、
「印刷速度を下げる」、「できるだけ一度に印刷してし
まう」、「1枚の紙にたくさんのページを印刷」、「必
要になるまで印刷しないでおく」の表示エリア27a、
27b、27c、27d、27e、27fが表示され
る。
【0023】この表示によれば、選択した中項目「デバ
イス環境設定」及び「より環境にやさしく印刷したい」
の両方の表示エリア17d、19d内に、節電モード設
定に関する小項目が表示されている。つまり、一方の中
項目「デバイス環境設定」の表示エリア17d内には小
項目「節電設定」の表示エリア21aが、他方の中項目
「より環境にやさしく印刷したい」の表示エリア19d
内には小項目「節電モードを利用する」の表示エリア2
7aが表示されている。これにより、節電モードの設定
を、中項目「デバイス環境設定」、「より環境にやさし
く印刷したい」の両方の表示エリア17d、19d上で
行なうことができる。また、この図に示すように、中項
目が、プリンタの機能に指向した項目やユーザの目的又
はニーズに指向した項目になっているので、ユーザは、
プリンタの機能の一つとして節電モードを設定できるこ
とや、節電モードを利用することが「より環境にやさし
く印刷する」という目的に貢献するということを知るこ
とができる。なお、図示しないが、中項目「より早く印
刷したい」を選択すれば、その表示エリア19cも拡大
して、その表示エリア19c内に、節電モード設定に関
する小項目、例えば「節電モードを利用しない」の表示
エリアが表示される。これにより、ユーザは、節電モー
ドを利用しないことが「より早く印刷する」という目的
に貢献するということを知ることができる。
【0024】次に、節電モード設定が関連する上述の小
項目「節電設定」、「節電モードを利用する」、「節電
モードを利用しない」のどれを選択しても、ユーザは節
電モードを設定することができる。以下、それぞれの小
項目を選択したときについて説明する。
【0025】図5は、中項目「デバイス環境設定」に属
する小項目「節電設定」を選択したときの画面を示す。
【0026】例えば図4に示した中項目「デバイス環境
設定」の表示エリア17d内で小項目「節電設定」を選
択すると、図5に示すように、選択された小項目「節電
設定」の表示エリア21aが大きく拡大して、その中
に、節電モード設定の詳細な設定画面22が表示され
る。また、他の小項目「解像度補正設定」、「用紙サイ
ズフリー設定」等の表示エリア21b〜21fは、拡大
した「節電設定」の表示エリア21aと重ならないよう
適当な空き場所に移動するか或いは縮小する。
【0027】「節電設定」の設定画面22には、節電設
定が「より環境にやさしく印刷したい」及び「より早く
印刷したい」という目的に影響する旨のメッセージを表
示するメッセージエリア22aと、節電モードを利用す
るか否かを設定したり節電モードを利用するときはスタ
ンバイ待ち時間(節電モードに入るまでのプリンタ不使
用時間)を設定したりするための設定エリア22bとが
ある。この設定エリア22bには、図2で説明した小項
目「節電設定」表示部によって、設定データ管理部5を
介して設定データ保存部6から読込まれた節電の設定デ
ータ(図示の例では、「節電モードを利用する」が選択
され、スタンバイ待ち時間が10分)が表示される。
【0028】この設定画面22により、ユーザは、節電
モード設定が「より環境にやさしく印刷したい」及び
「より早く印刷したい」という目的に影響することや、
現在の節電モードの設定状況を知ることができる。
【0029】この設定画面22上で、ユーザは、設定デ
ータを自由に変更できる。設定データを変更したとき
は、その変更された設定データが、図2で説明した小項
目「節電設定」表示部から設定データ管理部5を介し
て、節電モード設定が関連する他の小項目「節電モード
を利用する」及び「節電モードを利用しない」の表示部
に渡される。そのため、それら他の小項目をユーザが選
択したときは、変更後の設定データがその小項目「節電
モードを利用する」及び「節電モードを利用しない」の
設定画面に表示されるようになる。このように、1つの
小項目で節電設定データを変更すれば、その変更は、節
電モード設定に関連する他の小項目にも反映される。
【0030】例えば、ユーザが、この設定画面22上
で、スタンバイ待ち時間を、10分から15分に変更し
たとする。この後、ユーザが、例えば図4に示した中項
目「より環境にやさしく印刷したい」の表示エリア19
内で小項目「節電モードを利用する」を選択すると、選
択した小項目「節電モードを利用する」の表示エリア2
7aが大きく拡大して、その中に、次の図6に示す設定
画面が表示される。
【0031】図6は、小項目「節電モードを利用する」
を選択したときの画面を示す。
【0032】小項目「節電モードを利用する」を選択す
ると、上述したように、選択された小項目「節電モード
を利用する」の表示エリア27aが拡大し、その中に、
小項目「節電モードを利用する」の設定画面28が表示
される。また、他の小項目「前もって印刷結果を確認す
る」、「印刷速度を下げる」等の表示エリア27b〜2
7fは、拡大した「節電モードを利用する」の表示エリ
ア27aと重ならないよう適当な空き場所に移動するか
或いは縮小する。
【0033】「節電モードを利用する」の設定画面28
は、図5に示した「節電設定」の設定画面22と同様の
構成になっている。つまり、この設定画面28には、よ
り環境にやさしく印刷するための好適な節電設定方法を
教示するメッセージ、例えば、「節電モードを利用し
「スタンバイ待ち時間」を短く設定するほど、より多く
の消費電力を節約できます。しかし、印刷開始までの待
ち時間は長くなります。」を表示するメッセージエリア
28aと、上述した「節電設定」の設定エリア22bと
同様の設定エリア28bがある。この設定エリア28b
には、図2で説明した小項目「節電モードを利用する」
表示部によって、設定データ管理部5を介して設定デー
タ保存部6から読込まれた、直前に変更された節電設定
データ、つまり、上述した「節電設定」の設定エリア2
2b上でユーザが変更した設定データ「(節電モードを
利用するであって)スタンバイ待ち時間15分」が表示
される。
【0034】この設定画面28上でも、ユーザは設定デ
ータを自由に変更できる。設定データを変更したとき
は、その変更された設定データが、図2で説明した小項
目「節電モードを利用する」表示部から設定データ管理
部5を介して、節電モード設定が関連する他の小項目
「節電設定」及び「節電モードを利用しない」の表示部
に渡され、変更後の設定データがそれら小項目の設定画
面に表示されるようになる。
【0035】例えば、ユーザが、この設定画面28上
で、スタンバイ待ち時間を、15分から10分に戻した
とする。この後、ユーザが、例えば図4に示した中項目
「より早く印刷したい」を選択してその表示エリア19
cを拡大した上で、その表示エリア19c内に表示され
る小項目「節電モードを利用しない」(図4では図示せ
ず)を選択すると、選択した小項目「節電モードを利用
しない」の表示エリアが拡大して、その中に、次の図7
に示す設定画面が表示される。
【0036】図7は、小項目「節電モードを利用しな
い」の設定画面を示す。
【0037】上述したように小項目「節電モードを利用
しない」を選択すると、この図に示すように、選択され
た「節電モードを利用しない」の表示エリア50が拡大
して、その中に、節電モードの詳細な設定画面34が表
示される。
【0038】この設定画面34も、上述した「節電モー
ドを利用する」の設定画面28と同じように、既に説明
した「節電設定」の設定画面22の構成と同様である。
すなわち、この設定画面34は、より早く印刷するため
の好適な節電設定方法を教示したメッセージ、例えば、
「「節電モードを利用しない」を選ぶと印刷開始は最も
早くなります。「節電モードを利用する」を選択した場
合、スタンバイ待ち時間を長くする程、印刷開始は早く
なります。しかし、節電効果は落ちます。」を表示する
メッセージエリア34aと、「節電設定」の設定エリア
22bと同様の設定エリア34bがある。この設定エリ
ア34bには、図2で説明した小項目「節電モードを利
用しない」表示部によって、設定データ管理部5を介し
て設定データ保存部6から読込まれた、直前に変更され
た節電設定データ、つまり、上述した「節電モードを利
用する」の設定エリア28b上でユーザが変更した設定
データ「(節電モードを利用するであって)スタンバイ
待ち時間10分」が表示される。
【0039】以上、節電モードの設定に関する各小項目
を選択した場合を例に説明したが、それ以外の小項目を
選択した場合にも、同様にそれぞれの小項目に応じた設
定画面が表示される。そして各小項目において設定デー
タが変更されたときは、その小項目の表示部が、変更さ
れた設定データを設定データ管理部5に渡して、設定デ
ータ保存部6が更新される。
【0040】図8は、上述したようなグラフィックユー
ザインタフェース画面上で、設定データ変更された場合
における、設定データ管理部5の処理動作を示す。
【0041】設定データ管理部5は、グラフィックユー
ザインタフェースに表示されている全ての小項目のうち
いずれかの小項目で設定データが変更されたら(ステッ
プS1でY)、その小項目の表示部から変更された設定
データを受けて一時保存し(S2)、その設定データ
を、その設定データが関連する残り全ての小項目の表示
部に渡す(S3)。変更された設定データが渡された小
項目表示部は、その小項目がユーザによって選択された
時、その小項目の表示エリアを拡大して、その中に詳細
な設定画面を表示し、その設定画面上に、渡された変更
後の設定データを表示する。
【0042】この後、設定データ管理部5は、例えば図
4に示したダイアログボックス11の「OK」ボタンが
押されたら(S4で「OK」)、変更された設定データ
を、今からの印刷処理における設定データとして設定デ
ータ保存部6に更新(上書き保存)する(S5)。
【0043】以上、上述した実施形態によれば、印刷条
件の各設定項目(小項目)は、プリンタの各種の機能に
指向した上位項目と、ユーザの各種の目的又はニーズに
指向した上位項目との複数に関連しており、それら複数
の上位項目の表示エリア内で表示される。これにより、
ユーザは、選択した設定項目が、どの上位項目に関連す
るか、具体的に言えば、どのようなプリンタ機能、印刷
結果、又は印刷目的に影響するかを知ることができる。
また、それにより、ユーザは、印刷条件を設定する項目
を、プリンタの機能の観点から、或いは印刷の目的又は
ニーズの観点からの、どちらの観点からでも選択するこ
とができる。
【0044】また、この実施形態によれば、印刷の目的
又はニーズの観点から印刷条件を設定する場合、ユーザ
は、所望の印刷目的又はニーズに指向した上位項目を選
択すれば、その目的又はニーズを満たすために設定しな
ければならない項目の全てが表示される。これにより、
ユーザは、所望の印刷目的又はニーズを満たすための設
定項目の全てを知ることができるので、所望の目的又は
ニーズを満たすための印刷条件の設定を、スムーズに行
なうことができる。
【0045】以上、本発明の好適な実施形態を説明した
が、これは本発明の説明のための例示であって、本発明
の範囲をこの実施例にのみ限定する趣旨ではない。本発
明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。
【0046】例えば、図6に示した小項目「節電モード
を利用する」の設定画面28で設定した節電モード条件
(例えば「スタンバイ待ち時間30分」)は、節電が関
連する他の小項目「節電設定」及び「節電モードを利用
しない」に反映させないで、この小項目「節電モードを
利用する」に係る印刷目的「より環境にやさしく印刷し
たい」用の節電モード条件として保存する。同様に、図
7に示した小項目「節電モードを利用しない」の設定画
面34で設定した節電モード条件(例えば「スタンバイ
待ち時間5分」)は、この小項目「節電モードを利用し
ない」に係る印刷目的「より早く印刷する」用の節電モ
ード条件として保存する。他の印刷条件(解像度補正、
印刷濃度、用紙種類など)についても同様に、印刷目的
又ニーズ別に保存する。そして、この後印刷をするとき
には、印刷目的又はニーズをコンピュータ1に指定する
だけで、指定された印刷目的又はニーズ用の印刷条件で
印刷が行える。例えば、上に例示した節電モード条件で
言えば、「より環境にやさしく印刷したい」を指定した
ときは、節電モード条件は「スタンバイ待ち時間30
分」になり、その後に「より早く印刷したい」を指定し
たときは、自動的に節電モード条件が「スタンバイ待ち
時間5分」に切り替わる。
【0047】このように、印刷目的又はニーズ別に種々
の印刷条件を保存するようにすれば、印刷目的又はニー
ズを変更するときに、いちいちそれに合わせて印刷条件
を変更する必要が無くなる。これにより、ユーザにとっ
て、より便利なプリンタドライバが提供されることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷条件を設定するときの、従来のGUIの例
を示す図。
【図2】プリンタドライバの印刷条件の設定を行なうた
めのGUIに適用した本発明の一実施形態にかかる情報
表示方式の全体構成を示すブロック図。
【図3】プリンタドライバ2の起動時にGUI操作部3
が表示するダイアログボックスの一例を示す図。
【図4】図3において、中項目「デバイス環境設定」及
び「より環境にやさしく印刷したい」が選択されたとき
のダイアログボックス上の画面を示す図。
【図5】中項目「デバイス環境設定」に属する小項目
「節電設定」を選択したときの画面を示す図。
【図6】中項目「より環境にやさしく印刷したい」に属
する小項目「節電モードを利用する」が選択されたとき
の画面を示す図。
【図7】中項目「より早く印刷したい」に属する小項目
「節電モードを利用しない」が選択されたときの画面を
示す図。
【図8】グラフィックユーザインタフェース画面上で、
設定データ変更された場合における、設定データ管理部
5の処理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 プリンタドライバ 3 GUI操作部 4a、4b、…、 大項目表示部 5 設定データ管理部 6 設定データ保存部 7 ディスプレイ 8a、8b、… 中項目表示部 9 入力装置 10a、10b、…、 小項目表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータのグラフィックユーザイン
    タフェースを表示するものにおいて、 第1の項目の表示エリアであって、第1の項目に関連す
    る少なくとも1つの下位の項目の表示エリアを有してい
    る第1項目表示部と、 第2の項目の表示エリアであって、第2の項目に関連す
    る少なくとも1つの下位の項目の表示エリアを有してい
    る第2項目表示部とを備え、第1項目と第2項目の双方
    に関連性を持つ同一の設定事項に関わる下位項目の表示
    エリアが第1項目表示エリアと第2項目表示エリアの双
    方に存在する情報表示方式。
  2. 【請求項2】 前記第1項目表示エリアと前記第2項目
    表示エリアの双方に存在する前記同一設定事項に関わる
    下位項目のうち、一方の下位項目に対してユーザが所望
    の情報を設定したときに、他方の下位項目に対して前記
    ユーザが設定した情報を反映する手段を更に備える請求
    項1記載の情報表示方式。
  3. 【請求項3】 前記第1の項目又は前記第1の項目の下
    位項目は、コンピュータシステムにおける各種の機能又
    は処理に指向した項目であり、前記第2の項目又は前記
    第2の項目の下位項目は、ユーザの各種の目的又はニー
    ズに指向した項目である、請求項1記載の情報表示方
    式。
  4. 【請求項4】 コンピュータのグラフィックユーザイン
    タフェースを表示する方法であって、 第1の項目の表示エリアを表示するステップと、 第2の項目の表示エリアを表示するステップと前記第1
    の項目と前記第2の項目の双方に関連性を持つ同一の設
    定事項に関わる下位項目の表示エリアを、前記第1の項
    目の表示エリア内と前記第2の項目の表示エリア内の双
    方に表示するステップとを有する情報表示方法。
  5. 【請求項5】 前記第1項目表示エリアと前記第2項目
    表示エリアの双方に存在する前記同一設定事項に関わる
    下位項目のうち、一方の下位項目に対してユーザが所望
    の情報を設定したときに、他方の下位項目に対して前記
    ユーザが設定した情報を反映するステップをさらに有す
    る請求項4記載の情報表示方法。
  6. 【請求項6】 コンピュータのグラフィックユーザイン
    タフェースを表示するためのプログラムを記録した記録
    媒体であって、 第1の項目の表示エリアを表示するステップと、 第2の項目の表示エリアを表示するステップと前記第1
    の項目と前記第2の項目の双方に関連性を持つ同一の設
    定事項に関わる下位項目の表示エリアを、前記第1の項
    目の表示エリア内と前記第2の項目の表示エリア内の双
    方に表示するステップとをコンピュータに実行させるた
    めの前記プログラムを記録したコンピュータ読取可能な
    記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記第1項目表示エリアと前記第2項目
    表示エリアの双方に存在する前記同一設定事項に関わる
    下位項目のうち、一方の下位項目に対してユーザが所望
    の情報を設定したときに、他方の下位項目に対して前記
    ユーザが設定した情報を反映するステップをさらに有す
    る請求項6記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004118360A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Canon Inc 印刷制御装置及びその方法、印刷制御プログラム、記憶媒体
JP2012008728A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2016002762A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 株式会社沖データ 画像形成装置及び画像形成システム

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