JPH09146731A - 印刷指示装置 - Google Patents

印刷指示装置

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JPH09146731A
JPH09146731A JP8096070A JP9607096A JPH09146731A JP H09146731 A JPH09146731 A JP H09146731A JP 8096070 A JP8096070 A JP 8096070A JP 9607096 A JP9607096 A JP 9607096A JP H09146731 A JPH09146731 A JP H09146731A
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JP8096070A
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Inventor
Tooru Takaada
徹 高阿田
Tetsuya Suzukawa
哲也 鈴川
Koji Sato
広治 佐藤
Toru Uchiyama
透 内山
Eigo Inaba
永吾 稲葉
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信ネットワークに接続された複数の印刷出
力装置を簡単な操作で切り換え利用できる。 【構成】 装置情報管理部(101)は、通信ネットワ
ーク上の複数の印刷出力装置のそれぞれの装置情報を管
理する。出力先選択部(102)での印刷出力装置の選
択に基づいて、装置情報管理部(101)から、選択さ
れた印刷出力装置の装置情報を取得し、当該印刷出力装
置に応じた印刷指示操作パネルの表示情報を表示情報生
成部(104、105、106)で生成する。出力先選
択部での選択に基づいて、プリンタドライバ(121)
が切り換えられて、印刷データは、選択された印刷出力
装置用の印刷データに変換される。ユーザーの印刷要求
に基づいて、ジョブ発行部(123)は、印刷指示操作
パネルを通じて設定された印刷指示情報と前記印刷デー
タとを含む印刷ジョブを、選択された印刷出力装置に対
して発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、複数の
印刷出力装置(この明細書では印刷には複写を含み、印
刷出力装置にはプリンタのほか複写機などを含む)が通
信ネットワークに接続された分散型のネットワーク印刷
システムにおいて、前記複数の印刷出力装置を切り換え
て利用する場合に使用する印刷指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】分散型のネットワーク印刷システムにお
いて、例えば1台のコンピュータなどの印刷指示装置か
ら、複写機やプリンタなどの印刷出力装置の選択操作
や、その印刷出力装置に対する印刷要求のために設定可
能な印刷指示設定項目(例えば用紙サイズ設定、拡大率
/縮小率の設定、片面/両面指定、印刷部数の設定、オ
プション機能の使用/不使用の設定など)の設定を行な
って、ネットワークに接続された複数の印刷出力装置の
中から印刷出力装置を選択して切り換えて利用する場
合、従来、いくつかの方法が行なわれている。
【0003】第1の従来例は、ネットワークに接続され
た複数個のプリンタの一つを選択して、それに印刷指示
を与える場合に、各プリンタ毎に設けられるプリンタド
ライバを切り換えるようにするものである。
【0004】すなわち、例えば図40に示すように、n
個(nは2以上の自然数)のプリンタP1、プリンタP
2、…、プリンタPnのそれぞれに対応して、プリンタ
ドライバD1、プリンタドライバD2、…、プリンタド
ライバDnを設け、各プリンタドライバから印刷指示設
定情報と、印刷すべき文書情報などのプリンタ情報とを
通信手段C1〜Cnをそれぞれ通じてプリンタP1〜P
nに送るように構成する。この場合、プリンタドライバ
D1〜Dnのそれぞれは、その印刷指示設定項目を印刷
指示設定のための表示ウインドウとして表示し、ユーザ
ーからの印刷指示設定項目の設定を受け付けるようにす
る表示処理部W1〜Wnと、各プリンタに送るべきプリ
ンタ情報の処理を行う印刷データ処理部F1〜Fnとを
備える。
【0005】そして、ユーザーは、プリンタP1〜プリ
ンタPnのうちの一つを選択して利用しようとする場合
には、その利用したいプリンタに対応するプリンタドラ
イバを識別して選択する。すると、その選択されたプリ
ンタドライバは、その表示処理部Wを用いて印刷指示設
定項目の設定操作パネル画面を表示するので、ユーザー
は、その設定操作パネル画面で前記の印刷指示設定項目
の設定を行なった後、印刷ジョブの実行を指示する。印
刷ジョブは、前記印刷指示設定項目の設定情報を含む印
刷指示情報と印刷データとからなる。なお、以下の説明
において、単に「ジョブ」というときも、印刷ジョブを
意味している。
【0006】この印刷ジョブの実行指示を受けると、プ
リンタドライバは、これに与えられた印刷すべきプリン
タ情報をその印刷データ処理部Fにより、このプリンタ
ドライバに対応するプリンタのフォーマットに適合する
印刷データに変換し、前記の印刷指示設定項目の情報と
共に、それぞれ通信手段C1、通信手段C2、…、通信
手段Cnの内の対応するものを介して、プリンタP1、
プリンタP2、…、プリンタPnの内の対応するものに
送られる(Microsoft Windows Ver.3.1 Operating Syst
em 機能ガイド 第5章参照)。
【0007】また、第2の従来例は、ネットワークに接
続された複数のプリンタのそれぞれに対応してボタンア
イコンを設定しておき、一つのプリンタを選択するとき
には、対応するボタンアイコンを指示することで、その
プリンタに対するプリンタオプションのウインドウを開
き、各種印刷指示設定項目の設定、印刷出力指示を行な
うようにしたものである。
【0008】また、第3の従来例として、ネットワーク
に接続されて遠隔にある複写機に出力指示する際に、ユ
ーザーと対話的にガイダンスを交え、各々の複写機能の
設定を行ない、最後に出力指示するというものもある
(特公平6−34498号公報参照)。
【0009】なお、従来から、複写機においては、例え
ば特開平1−246572号公報、特開平2−3310
59号公報、特開平3−151292号公報、特開平5
−323703号公報、特開平6−89055号公報等
に示されているように、複写の後処理としてホチキス止
めなどの、いわゆるフィニッシング処理を行なうことが
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1の従来例
の場合、プリンタドライバは、対応するプリンタの装備
機能を固定的に保持しているものであり、印刷出力先を
変えようとする場合には、ユーザーが利用したい装備機
能を、選択しようとしているプリンタが実際に装備して
いるか否かを確認し、そのプリンタに対応したプリンタ
ドライバをユーザーが識別して切り換えなければならな
い。
【0011】そして、ネットワークに接続されたプリン
タを利用するためには、予め利用するすべてのプリンタ
のプリンタドライバソフトウエアをコンピュータにイン
ストールしておき、利用するためにウインドウ画面から
利用するプリンタを指定してプリンタドライバを切り換
える必要があり、1台のパーソナルコンピュータから複
数のプリンタを切り換えながら利用することは極めて不
便である。
【0012】また、同時に異なるプリンタに出力するこ
とはできなかった。これは、プリンタドライバを切り換
えることは、これを利用するアプリケーションへの切り
換えの通知やネットワークドライバやネットワークキュ
ー(スプール)と常に関係しているために簡単ではなか
ったことによる。また、このために複数のプリンタドラ
イバを同時に実行することはできなかった。
【0013】さらに、印刷出力先を変えようとすると、
出力先の変更のウインドウを閉じる必要がある。そのた
めに、それまで設定していた情報がすべてリセットされ
てしまい、出力先変更後に再度同じ情報を再入力しなけ
ればならないという使い難さがあった。
【0014】また、第2の従来例の場合には、プリンタ
の装備機能などの情報はプリンタオプションのウインド
ウを開く時に一度取得するだけで、プリンタオプション
をウインドウで開いた状態からはプリンタの装備機能の
情報を取得することができない。また、印刷出力先を指
定した後は出力先を変更することはできず、一旦、印刷
指示手順の取り消しを行ない、初めから、変更後のプリ
ンタに対する印刷指示手順を行なう再入力および再設定
が必要となる。
【0015】また、第3の従来例の場合には、ユーザー
と対話的にガイダンスを交えて複写機能設定を行なうも
のであり、遠隔にある出力先の複写機の機能を一覧する
ことができないため、どのように印刷出力することがで
きるかが、設定の最後まで進まないと把握できず、必要
とする機能を有する複写機を選択する上で非常に不便で
あった。
【0016】また、従来、利用者が印刷物にフィニッシ
ング処理を行なう場合には、前記公報に記載されたもの
では、一旦、印刷した原稿を複写機まで持っていき、複
写機に原稿をセットし、フィニッシング処理の指定をし
て複写処理をしなければならなかった。
【0017】この発明は、以上の点にかんがみ、通信ネ
ットワークに接続された複数の印刷出力装置を簡単な切
り換え操作で利用することができ、また、各印刷出力装
置が備える、例えばフィニッシング処理などの装備機能
をも、遠隔から有効に利用できるようにした印刷指示装
置を提供することを目的とする。
【0018】また、この発明は、ネットワークに接続さ
れた複数の印刷出力装置に対して、できるだけ簡単な設
定操作で印刷指示を行なうことができるようにする印刷
指示装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による印
刷指示装置は、後述の図1の実施例の機能ブロックの参
照符号を対応させると、通信ネットワーク(10)に接
続され、前記通信ネットワーク上の複数個の印刷出力装
置(301〜303)の中から選択した印刷出力装置に
対して印刷指示を表示画面を通じて行なう印刷指示装置
であって、前記通信ネットワーク上の複数の印刷出力装
置のそれぞれの装置情報を管理する装置情報管理手段
(101)と、前記通信ネットワーク上の印刷出力装置
のうちの一つを印刷出力先として選択する出力先選択手
段(102)と、前記出力先選択手段での選択に基づい
て、前記装置情報管理手段から前記出力先として選択さ
れた印刷出力装置の装置情報を取得し、当該印刷出力装
置に対する印刷指示情報を設定するための印刷指示操作
パネルの表示情報を生成する表示情報生成手段(10
4、105、106)と、前記表示画面を備える表示手
段(109)と、前記出力先選択手段での選択に基づい
て、前記表示情報生成手段で生成された前記印刷指示操
作パネルを前記表示手段の表示画面に表示し、前記印刷
指示情報の設定を受け付ける表示制御手段(108)
と、印刷データを前記通信ネットワーク上の複数の印刷
出力装置のそれぞれに対応するように処理する印刷デー
タ処理部を備え、前記出力先選択手段での選択に基づい
て、前記選択された印刷出力装置に対応した印刷データ
処理部で印刷データを処理する印刷データ処理手段(図
1のプリンタドライバ121)と、前記印刷データ処理
手段からの印刷データと、前記設定された前記選択され
た印刷出力装置に対する印刷指示情報とを含む印刷ジョ
ブを前記選択された印刷出力装置に対して発行するジョ
ブ発行手段(123)とを備えることを特徴とする。
【0020】請求項2に記載の発明による印刷指示装置
においては、請求項1の前記印刷データ処理手段が、異
なる種類の複数の印刷出力装置に対応した印刷データ処
理部を備え、前記出力先選択手段での選択に基づいて前
記選択された印刷出力装置に対応した印刷データ処理部
に切り換え、印刷データを処理することを特徴とする。
【0021】請求項3に記載の発明による印刷指示装置
においては、請求項1または請求項2の前記表示情報生
成手段は、前記出力先選択手段(102)での選択に基
づいて、前記装置情報管理手段(101)から取得され
た前記出力先として選択された印刷出力装置の前記装置
情報の機能を解析する解析手段(105)を含み、前記
解析手段の解析結果に基づいて、前記選択された印刷出
力装置では使用不可の機能の項目については、使用不可
とする表示を含む前記印刷指示操作パネルの表示情報を
生成することを特徴とする。
【0022】また、請求項4に記載の発明による印刷指
示装置においては、請求項1または請求項2の前記装置
情報管理手段(101)は、前記通信ネットワークを介
して、前記通信ネットワーク上の複数個の印刷出力装置
の識別子を取得して管理しており、前記出力先選択手段
(102)は、前記識別子により前記印刷出力先として
の印刷出力装置を選択することを特徴とする。
【0023】また、請求項5に記載の発明による印刷指
示装置においては、請求項1または請求項2の装置情報
管理手段(101)が、前記通信ネットワークを介し
て、当該通信ネットワーク上の複数個の印刷出力装置の
装置情報を取得することを特徴とする。
【0024】また、請求項6に記載の発明による印刷指
示装置は、請求項1または請求項2の構成要件に加え
て、前記表示制御手段を通じて設定された印刷指示情報
を保存する設定情報保存手段(110)を備え、前記出
力先選択手段(102)により選択された印刷出力装置
に対する前記印刷指示情報の設定を、前記設定情報保存
手段(110)に保存されている印刷指示情報に基づい
て行なうことを特徴とする。
【0025】さらに、請求項7に記載の発明による印刷
指示装置は、請求項1または請求項2の構成要件に加え
て、前記表示制御手段を通じて設定された印刷指示情報
を保存する設定情報保存手段(110)と、前記各印刷
指示情報を構成する設定項目の標準情報を保存する標準
情報保存手段(図1のデフォルト値保存手段111)を
備え、前記設定情報保存手段(110)に印刷指示情報
が無い設定項目に対して前記標準情報保存手段の標準情
報に基づいて設定を行うようにしたことを特徴とする。
【0026】また、請求項8に記載の発明による印刷指
示装置は、請求項1または請求項2において、前記装置
情報は、前記印刷出力装置の、印刷処理の前処理および
/または後処理の機能に関する情報を含み、前記表示情
報生成手段は、前記出力先選択手段で選択された印刷出
力装置が、前記前処理および/または後処理の機能を備
えるときには前記機能を使用可能とする表示を、前記前
処理および/または後処理の機能を有しないときには前
記機能を使用不可とする表示を、それぞれ含む印刷指示
操作パネルの表示情報を生成することを特徴とする。
【0027】また、請求項9に記載の発明による印刷指
示装置は、自装置の情報を出力可能な複数の印刷出力装
置の中から選択された印刷出力装置に対して表示装置の
操作画面を通じて印刷指示を行う印刷指示装置であっ
て、前記印刷出力装置が接続され、この接続された印刷
出力装置の装置情報を取得する装置情報取得手段と、こ
の装置情報取得手段から、前記選択された印刷出力装置
の装置情報を取得し、その取得した装置情報に基づい
て、予め用意された基準操作画面における前記印刷指示
のための複数の表示項目のうちの、前記選択された印刷
出力装置が備えていない機能に関する表示項目の表示態
様を、備えている機能に関する表示項目の表示態様とは
変更した操作画面を生成する手段とを備え、各印刷出力
装置に対して共通の操作画面を用いた操作を可能とす
る。
【0028】さらに、請求項10に記載の発明による印
刷指示装置は、請求項9に記載の発明の要件に加えて、
前記装置情報取得手段で取得した前記接続された印刷出
力装置の装置情報に基づいて、前記接続された印刷出力
装置の印刷指示に必要な表示項目を有する前記基準操作
画面を生成する手段を備えることを特徴とする。
【0029】
【作用】請求項1の印刷指示装置においては、出力先選
択手段で複数個の印刷出力装置の内から印刷出力先を選
択すると、その選択に基づいて、表示情報生成手段は、
装置情報管理手段から選択された印刷出力装置の装置情
報を取得し、装備機能を解析し、印刷指示操作パネルの
表示情報を生成し、表示制御手段を通じて表示手段の表
示画面に、その印刷指示操作パネルを表示し、印刷指示
設定項目の設定入力待ち状態になる。ユーザーは、この
印刷指示操作パネルにおいて、印刷指示設定項目の設定
入力を行なう。
【0030】そして、出力先選択手段でのユーザーの選
択に基づいて、印刷データが、印刷データ処理手段にお
いて、選択された印刷出力装置に対応するものとなるよ
うに処理される。そして、ユーザーにより、印刷要求指
示が行なわれると、前記印刷指示操作パネルを通じて設
定された印刷指示情報と、前記印刷データ処理手段から
の印刷データとを含む印刷ジョブが、ジョブ発行手段か
ら選択された印刷出力装置に向けて発行される。
【0031】すなわち、ユーザーは、出力先選択手段
で、ネットワーク上の複数個の印刷出力装置の内から希
望の印刷出力装置を選択し、印刷指示操作パネルを通じ
て所定の設定入力および印刷指示要求操作を行なうだけ
で、ネットワーク上の複数の印刷出力装置を簡単に切り
換えて利用することができる。
【0032】請求項2の印刷指示装置は、ネットワーク
上に種類の異なる複数の印刷出力装置が接続されている
場合を考慮している。すなわち、印刷データ処理手段
は、異なる種類の複数の印刷出力装置に対応した複数の
印刷データ処理部のうちから、ユーザーにより選択され
た印刷出力装置に対応した印刷データ処理部に切り換え
て、印刷データの処理を行なう。したがって、ネットワ
ーク上に種類の異なる印刷出力装置が複数個、存在して
いる場合にも、それらの複数の印刷出力装置を簡単に切
り換えて利用することができる。
【0033】請求項3の印刷指示装置においては、表示
情報生成手段では、選択された印刷出力装置の装備機能
が解析手段で解析され、その解析結果に応じて、選択さ
れた印刷出力装置が装備する機能に基づく印刷指示設定
項目の表示情報を生成する。このとき、表示情報生成手
段では、選択された印刷出力装置が装備しない機能に関
連する印刷指示設定項目については、使用不可とする表
示情報を生成する。この使用不可とする表示情報として
は、例えば、その印刷指示設定項目は表示しない、ある
いはその印刷指示設定項目はシェ−ド(薄く表示)とし
て表示し、シェードの項目は選択できないようにするな
どが行なわれ、装備しない機能が設定されることがない
ようにされる。
【0034】請求項4に記載の印刷指示装置において
は、出力先選択手段で、ネットワーク上の複数個の印刷
出力装置の中から、利用したい印刷出力装置の識別子を
指示すると、その印刷出力装置用の印刷指示操作パネル
が生成されて表示され、上述と同様にして印刷指示が行
なえる。すなわち、印刷出力先として、印刷出力装置の
識別子を指示することにより、ネットワーク上の複数の
印刷出力装置の内から希望する印刷出力装置を選択して
利用することが可能になる。
【0035】請求項5に記載の印刷指示装置において
は、装置情報管理手段には、通信ネットワークを介し
て、印刷指示に必要な装置情報が収集される。したがっ
て、ユーザーがネットワーク上の印刷出力装置の装備機
能を探知して、装置情報管理手段に登録するなどの手間
が不要である。
【0036】請求項6に記載の発明による印刷指示装置
においては、設定情報保存手段に保存されていた設定情
報により、選択された印刷出力装置に対する印刷指示情
報の各設定項目の初期的な設定が行なわれる。つまり、
例えば前回の設定情報が有効に利用されて、印刷指示設
定項目が設定されるので、ユーザーの設定操作が簡易化
される。
【0037】請求項7に記載の発明による印刷指示装置
においては、さらに、設定情報保存手段に設定情報とし
て保存されていない設定項目の情報については、標準情
報保存手段に保存されている標準情報が初期的に設定さ
れ、ユーザーの設定操作が簡易化される。
【0038】請求項8に記載の発明においては、利用者
が利用している印刷指示装置の表示画面上において、選
択したネットワーク上の印刷出力装置が、例えば印刷の
後処理としてのフィニッシング処理可能かどうか確認で
き、フィニッシング処理機能を有している場合には、当
該フィニッシング処理機能が遠隔位置から使用可能とな
る。
【0039】請求項9に記載の発明においては、予め用
意された基準操作画面の表示項目の中から、選択された
印刷出力装置が備えていない機能に関する表示項目につ
いては、その表示態様を、備えている機能に関する表示
項目とは変えるようにしたので、ユーザーは各印刷出力
装置に対して基本的に共通の操作画面を用いて操作指示
を行うことができる。
【0040】請求項10に記載の発明においては、当該
印刷指示装置に接続された各印刷出力装置の装置情報を
取得し、取得した装置情報に基づいて、請求項9の発明
における基準操作画面を生成するので、予め、印刷指示
装置に接続される印刷出力装置の装備機能に基づいて基
準操作画面を設定しておく必要がなくなる。
【0041】
【発明の実施の形態】まず、この発明による印刷指示装
置が適用された情報処理システムの全体の概要を、この
発明による印刷指示装置の実施の形態の概略と共に説明
する。
【0042】図2は、この例の情報処理システムの全体
の構成例を示すもので、通信ネットワークとしてのLA
N10上に、複数個の印刷出力装置が分散接続されて配
置されている。印刷出力装置は、前述したように、プリ
ンタだけでなく、複写機や複写機能付きのファクシミリ
装置によっても構成することができる。
【0043】図2の例においては、LAN10上には、
複数個のエンドシステムA〜Dが分散配置されている。
エンドシステムAは、コンピュータ11Aと、それぞれ
印刷出力装置としての2台のプリンタ12a、12bと
で構成されている。このエンドシステムAはディスプレ
イ16と、その表示画面を通じて入力指示を行なうポイ
ンティングデバイスの例としてのマウス17とを備え
る。このエンドシステムAは印刷処理実行部としての機
能と、印刷指示装置としての機能をも有している。
【0044】また、エンドシステムBはコンピュータ1
1Bと、それぞれ印刷出力装置を構成している複写機1
3あるいは複写機14とにより構成されている。このエ
ンドシステムBも、また、ディスプレイ16とマウス1
7とを備え、コンピュータ11Bは、印刷指示装置とし
ての機能をも有する。また、このエンドシステムBは、
印刷処理実行部としての機能と、印刷処理データとして
の紙原稿の入力部および電子原稿の入力部としての機能
も有する。
【0045】エンドシステムCはコンピュータ11Cで
構成され、ディスプレイ16とマウス17とを有し、印
刷指示装置としての機能を備えると共に、電子原稿の入
力部としての機能を備える。
【0046】エンドシステムDはコンピュータ11Dと
スキャナー15とで構成され、ディスプレイ16とマウ
ス17とを有する。このエンドシステムDは印刷指示装
置としての機能を備えると共に、スキャナー15により
紙原稿の入力部としての機能を果たす。
【0047】なお、図2では、いずれのエンドシステム
においても、コンピュータは、プリンタ12a、12
b、複写機13、14、スキャナー15と分離した形式
で構成したが、これら各機器12〜15にコンピュータ
が内蔵された形式として構成することもできる。
【0048】そして、この例の場合、特にエンドシステ
ムAのコンピュータ11Aは、LAN10上に分散配置
されているすべての印刷出力装置(コンピュータ11A
を介してネットワークLAN10に接続されているプリ
ンタ12a,12bを含む)の識別子や装置情報、その
他の情報を総合的に管理する印刷管理装置としての機能
(以下、印刷管理装置機能部という)を有していて、す
べての印刷出力装置から識別子情報、装置情報などを取
得し、これら取得した情報を、ネットワークのLAN1
0上のすべての印刷指示装置に対して提供することがで
きるように構成されている。
【0049】この例の場合、装置情報は、各印刷出力装
置におけるジョブ数やジョブ処理状態を含むジョブ情
報、当該印刷出力装置の装備機能(印刷出力装置の能
力)の情報、印刷出力装置の故障やトナー切れなどの装
置状態の情報などを含む。印刷管理装置機能部は、この
装置情報を、各印刷出力装置とそれぞれ対応が取れる状
態で管理している。場合によっては、装置情報に、印刷
出力装置の識別子も含むときもある。
【0050】そして、印刷出力装置を備えるエンドシス
テムからは、その印刷出力装置の識別子、装備機能情
報、状態情報、ジョブ情報を印刷管理装置機能部に対し
て知らせる機能を備えている。
【0051】また、この場合、2台のプリンタ12a,
12bはコンピュータ11Aに対して接続されているの
で、これらプリンタ12a,12bからは、前記の種々
の情報を容易に取得することができる。しかし、コンピ
ュータ11Aに対して直接的には、接続されていない他
の印刷出力装置である複写機13や14の場合には、こ
れら装置に対応した通信プロトコルで決められた情報の
みしか取り扱えないので、必要に応じてこれらの装置と
の通信を行なうための通信インタ−フェースがエンドシ
ステムAに設けられている。
【0052】印刷指示装置の機能部からの印刷データを
伴う印刷要求についても、すべてこの印刷管理装置機能
部で一旦受け取ることにより、印刷指示装置と印刷出力
装置間の通信プロトコルの違いを吸収するようにしてい
る。つまり、印刷指示装置から印刷管理装置機能部まで
は、すべて同一の通信プロトコルで通信を行ない、通信
プロトコルが異なる他の印刷出力装置に対する印刷要求
は、それを印刷管理装置機能部が判断し、適合する通信
プロトコルに変換して目的とする印刷出力装置に渡すよ
うにするものである。したがって、ユーザーは、通信プ
ロトコルの違いを意識することなく、印刷指示設定およ
び印刷要求を行なうことができる。
【0053】印刷出力装置の識別子情報は、各印刷出力
装置を他と識別するための識別子である。印刷管理装置
機能部は、この識別子に対応して各印刷出力装置のLA
N10上のネットワークアドレスおよびロケーション
(配置位置)を認識している。この印刷出力装置の識別
子としては、当該印刷出力装置のモデル名やユーザーに
より付与された特定の名前でもよい。また、LAN10
上に分散配置されている複数個の印刷出力装置を識別す
ることができるものであれば、印刷出力装置に付与され
た番号などであっても良い。この例では、印刷出力装置
の識別子は、プリンタ名などの印刷出力装置名が用いら
れる。
【0054】この印刷出力装置の識別子の情報は、それ
がLAN10に対して接続されたときに、エンドシステ
ムAのコンピュータ11Aに通知され、その印刷管理装
置機能部に登録される。あるいは、エンドシステムAの
コンピュータ11Aの印刷管理装置機能部が各印刷出力
装置の識別子を、それぞれの印刷出力装置を含むエンド
システムに対して問い合わせて取得するようにしてもよ
い。
【0055】ジョブ情報は、この例の場合、ジョブ識別
子と、印刷データの識別子と、そのジョブの出力先であ
る印刷出力装置の識別子と、処理状態とからなる。ジョ
ブ識別子は、例えばジョブに付与された番号などであ
り、また、印刷データの識別子は、ファイル名などであ
る。
【0056】ジョブの処理状態は、この例の場合には、
「正常終了」、「異常終了」、「印刷中」、「印刷待
ち」、「印刷中止(キャンセル)」などである。
【0057】ジョブ情報の内の、ジョブ識別子、印刷デ
ータの識別子、印刷出力装置の識別子は、印刷指示装置
からジョブが発行されるときに、そのジョブに付与され
る情報である。各印刷出力装置は、これらの識別子を伴
う自分向けのジョブを受取り、各ジョブの処理状態を管
理すると共に、それぞれのジョブの実行を、例えば受取
り順に行なう。ジョブの初期処理状態は、例えば「印刷
待ち」となる。
【0058】そして、印刷出力装置は、ジョブについて
処理状態が一つでも変化したときには、例えば、そのす
べてのジョブについてのジョブ情報を印刷管理装置機能
部に通知する。印刷管理装置機能部は、この通知を受け
取ると、対応する印刷出力装置のジョブ情報を新たなも
のに更新すると共に、更新した情報をすべての印刷指示
装置に転送する。印刷指示装置は、ジョブ情報から現在
未処理であるジョブ数を、その印刷出力装置の負荷とし
て認識する。
【0059】なお、ジョブの処理状態が変化したときに
印刷出力装置から印刷管理装置機能部に送る情報は、当
該変化したジョブについての情報のみとして、印刷管理
装置機能部自身で、対応する印刷出力装置の対応するジ
ョブについてのジョブ情報を更新するようにしてもよ
い。印刷管理装置機能部から印刷指示装置に転送するジ
ョブに関する情報も同様に変化したジョブについてのみ
として、印刷指示装置で、取得した新たな情報を識別し
て、その情報部分のみを更新するようにするようにして
もよい。
【0060】印刷出力装置の装備機能の情報は、片面印
刷/両面印刷の面指定機能、拡大/縮小機能、用紙サイ
ズの選択機能や、オプションで装備できるソーター、ス
タック、フィニッシング処理の種類などに関する情報で
ある。
【0061】印刷出力装置の状態情報は、紙づまり、紙
切れ、紙切れ警告、ドアオープン、トナー切れ、トナー
切れ警告、ハードウエアの故障などの装備機能に関する
状態のほか、当該印刷出力装置の使用状態、つまり、稼
働可能状態、印刷中、待機中、印刷完了なども含む。
【0062】上記の印刷出力装置の装置情報は、初期的
には、各印刷出力装置の識別子情報と同様にして、各印
刷出力装置をLAN10に接続したときに、各印刷出力
装置からコンピュータ11Aの印刷管理装置機能部に通
知する。また、上述したように、印刷出力装置には、後
から追加できるオプション機能があり、そのオプション
機能が追加された場合には、そのオプション機能を追加
したときに、その追加機能をコンピュータ11Aの印刷
管理装置機能部に通知するようにする。
【0063】同様に、印刷出力装置の状態情報は、各印
刷出力装置から、上記の紙づまりなどの状態が発生した
り、使用状態が変化したときに、その都度、最新の状態
の情報を印刷管理装置機能部に通知するようにする。
【0064】もちろん、印刷管理装置機能部が、例えば
一定周期でLAN10を通じて適宜、各印刷出力装置に
問い合わせて、これらの追加機能を含む装置情報を取得
するようにすることもできるが、追加された機能を即座
に有効に使用したり、装置状態の変化やジョブ処理状態
を遅滞なく把握して印刷出力装置の有効な利用を図るよ
うにするためには、この例のように各印刷出力装置から
通知した方がタイミングずれなく、装置情報を印刷管理
装置機能部に確実に知らせることができる。
【0065】そして、コンピュータ11Aの印刷管理装
置機能部は、また、取得した各印刷出力装置の識別子情
報、装置情報、状態情報を、エンドシステムの印刷指示
装置の機能部(以下、印刷指示装置機能部という)に対
して提供する。
【0066】すなわち、それぞれのエンドシステムの印
刷指示装置機能部は、一定周期で、あるいは、適宜のタ
イミングで、印刷管理装置機能部に対して上記識別子情
報、装置情報の取得要求を出す。印刷管理装置機能部
は、この要求に対してすべての印刷出力装置の識別子情
報および装置情報を、要求のあった印刷指示装置機能部
に対してLAN10を通じて送る。
【0067】印刷管理装置機能部は、また、各印刷出力
装置から、上記の紙づまりなどの状態の発生、使用状態
の変化のときに、その最新の状態の情報が通知されてき
たときには、これを取得すると共に、その時点で、その
状態の情報をすべての印刷指示装置機能部に対して転送
して通知する。すなわち、印刷管理装置機能部から、迅
速に、警告発生や装置状態の変化の通知が印刷指示装置
に対して知らされる。
【0068】したがって、各エンドシステムの印刷指示
装置機能部は、それ自身としても印刷管理装置機能部と
同じ管理情報、つまり、通信ネットワークLAN10上
に分散配置されているすべての印刷出力装置の識別子情
報、装置情報を保持して、管理する。
【0069】そして、各印刷指示装置機能部において
は、ユーザーは、LAN10上に分散配置されている複
数の印刷出力装置の中から利用したい印刷出力装置の選
択を行ない、その選択された印刷出力装置についての種
々の印刷指示設定項目の設定を行なって、印刷指示を行
なうようにする。
【0070】この印刷指示の際に、印刷出力装置の切り
換えおよび印刷指示設定項目の設定を容易に行なえるよ
うにするために、当該印刷指示装置機能部では、選択さ
れた印刷出力装置についての印刷指示設定項目の設定を
行なうための操作指示パネルを、その印刷指示装置機能
部自身の印刷管理情報から作成して表示し、ユーザーの
設定指示を受け付けると共に、選択された印刷出力装置
に対応したプリンタドライバを自動的に選択して切り換
えを行なうようにする。
【0071】そして、印刷出力装置を切り換えたとき、
以前の設定情報を用いて初期設定を自動的に行なうよう
にする。すなわち、選択された印刷出力装置についての
印刷指示設定項目のうち、すでに以前に選択していた印
刷出力装置の印刷指示設定項目についての設定情報が存
在する装備についての設定情報は、その前の設定をその
まま使用し、また、前の設定情報に存在しない装備につ
いての設定情報であって入力設定が不可能なものは未設
定あるいは適切な設定状態に変更し、さらに、前回にな
い装備機能であって、設定入力可能なものは、予め用意
されているデフォルトの標準値を自動的に設定するよう
にする。
【0072】また、印刷指示装置は、LAN10上の複
数の印刷出力装置の状態情報をも表示するようにし、こ
の状態情報の表示から、ユーザーが、印刷出力装置の選
択および適切な指示、処理を行なうことができるように
している。
【0073】この例の印刷指示装置機能部に搭載される
プリンタドライバ(ソフトウエア)は、図40で示した
ものと異なり、印刷指示設定項目設定のための表示処理
は不要であって、印刷データを、選択した印刷出力装置
用のものに変換する印刷データ処理機能を有するだけで
よい。つまり、各印刷指示装置機能部は、ネットワーク
LAN10上に存在するすべての印刷出力装置用に適合
する印刷データに変換するため、複数個の印刷データ処
理機能を有しており、この印刷データ処理機能がユーザ
ーの印刷出力装置選択に応じて自動的に切り換えられる
ものである。
【0074】もっとも、ネットワーク上の複数個の印刷
出力装置の印刷データが、同一データ形式のものでよい
のであれば、その印刷データ処理機能(ソフトウエア)
は共通に使用できるので、印刷データ処理機能として用
意しなければいけないソフトウエアは、ネットワーク上
に存在する印刷出力装置の数以下でよく、種類の異なる
印刷出力装置の数に応じたものとなる。
【0075】この場合の印刷指示装置機能部による印刷
出力先の切り換え処理の概略を、図40の従来例との比
較において説明すると、図3に示すようなものとなる。
すなわち、図3に示すように、印刷指示装置機能部20
は、複数の印刷出力装置の例としてのプリンタP1〜P
nのそれぞれの印刷指示操作パネルをすべて切り換えて
表示できる共通ユーザーインターフェイス部21を備え
ると共に、各プリンタP1〜Pn用の印刷データ処理部
22aと、共通ユーザーインターフェイス部21で表示
する事項以外で必要な一部表示処理部22bとを具備す
るプリンタドライバ部22とを備える。
【0076】共通ユーザーインターフェイス部21は、
プリンタP1〜Pnから、その識別子、装置情報や状態
情報を通信手段23を介して取得し、識別子リストやユ
ーザーの指示によりその内の一つのプリンタ用の操作パ
ネルを表示する。
【0077】そして、印刷指示装置機能部20で、識別
子リストを表示させ、ユーザーが利用したいプリンタ
を、例えばその識別子により選択すると、共通ユーザー
インターフェイス21は、その選択したプリンタ用の操
作指示パネルをディスプレイに表示する。また、この場
合、印刷データ処理手段としてのプリンタドライバ部2
2は、ユーザーのプリンタの選択操作に応じて、その選
択されたプリンタに適合するように印刷データ処理部2
2aを切り換える。
【0078】その後、ユーザーが印刷出力要求を出す
と、印刷ジョブとして、共通ユーザーインターフェイス
部21を通じて設定された印刷指示情報と、プリンタド
ライバ部22からの選択されたプリンタ用の印刷データ
とが、通信手段23を通じてプリンタP1〜Pnのうち
の選択されたプリンタに対して送信される。選択された
プリンタは、自己のフォーマットに適合した印刷データ
の受付け部により、この印刷データと印刷指示情報とを
含む印刷ジョブを受け取り、当該ジョブを実行する。
【0079】すなわち、ユーザーは、利用したい印刷出
力装置を選択し、印刷要求のための指示設定項目の設定
を行ない、印刷ジョブの発行により印刷要求をすればよ
く、従来のように、選択したい印刷出力装置に見合った
プリンタドライバをユーザーが識別して、印刷指示操作
パネルと印刷データ処理部とを切り換える必要はない。
【0080】以上説明した情報処理システムにおける印
刷処理装置機能部として、この発明による印刷指示装置
の一実施形態が適用される。次に、この発明による印刷
指示装置を、上述したような情報処理システムの印刷指
示装置機能部に適用した場合の一実施形態について、よ
り詳細に説明する。
【0081】図1は、この場合の印刷指示装置を中心と
した、上述した情報処理システム構成部分の機能ブロッ
ク図を示すものである。以下、この図1の機能ブロック
図を参照しながら、この印刷指示装置の実施の形態につ
いて説明することとする。
【0082】図1において、100は印刷指示装置、2
00は印刷管理装置で、これらは前述したように通信ネ
ットワークのLAN10に接続されている。この例で
は、印刷管理装置200に対して印刷出力装置301お
よび302が接続されると共に、印刷出力装置303が
LAN10に直接的に接続されている。ここで、直接的
に接続されているとは、印刷出力装置がコンピュータを
介して接続されている場合も含む。
【0083】印刷指示装置100は、図2のそれぞれの
エンドシステムの印刷指示装置機能部に対応し、印刷管
理装置200は、図2のエンドシステムAのコンピュー
タ11Aの印刷管理装置機能部に対応する。また、印刷
出力装置301および302は、図2の2台のプリンタ
12a、12bに対応し、印刷出力装置303は、複写
機13あるいは14を備えるエンドシステムに対応す
る。
【0084】印刷管理装置200は、ネットワーク情報
提供部201と、装置情報提供部202と、印刷処理部
203とを備える。前述したように、この印刷管理装置
200は、これに直接に接続されている印刷出力装置3
01、302およびLAN10に接続されている印刷出
力装置303から、その各々の識別子情報、装置情報お
よび最新の状態情報を収集し、印刷指示装置100から
の依頼に応じてそれらの情報をその印刷指示装置100
に提供する。
【0085】また、トナー切れ、用紙切れ、故障発生な
どの障害情報のように、緊急性のある情報については、
この印刷管理装置200から印刷指示装置に直接通知で
きる構成を有している。また、印刷管理装置200は、
印刷指示装置100からの印刷ジョブを受け取り、印刷
出力装置に配送する役割も有する。
【0086】ネットワーク情報提供部201および装置
情報提供部202は、上記の印刷出力装置301〜30
3からの情報の収集および印刷指示装置100への情報
の提供を行なう。すなわち、ネットワーク情報提供部2
01は、LAN10に接続された機器の名前やモデル名
などの識別子の情報を収集して保持する。
【0087】図1の例の場合には、印刷管理装置200
と、印刷出力装置301、302、303に関する前記
情報がこのネットワーク情報提供部201に登録されて
おり、印刷指示装置100からの要求により、このネッ
トワーク情報提供部201は、これらの装置の識別子情
報および各印刷出力装置のネットワーク上のアドレスな
どを、その要求した印刷指示装置100に提供する。こ
の例の場合には、識別子としては、装置名(モデル名)
が用いられる。
【0088】装置情報提供部202は、前述もしたよう
に、印刷出力装置301、302、303からオプショ
ン情報(ソーター、HCS(ハイキャパシティスタック
=大容量スタック)、オフセットスタック(排出される
印刷された用紙を、指定された単位に、定められた前後
方向あるいは左右方向に固定量ずらして排紙する機
能)、フィニッシング処理の種類(例えば製本やホチキ
ス止め)など)を含む装備機能や用紙サイズの情報(例
えばA3、A4、B4、B5、レター、リーガル、MS
I(マルチシートインサータ)等)などからなる装備機
能情報と、前述した紙づまり、紙切れ、紙切れ警告、ト
ナー切れ、故障などの装置状態情報と、ジョブ情報と、
その他の印刷出力装置や印刷ジョブに関する情報とを含
む装置情報を取得し、印刷指示装置100からの要求に
よりこれらの情報を含む装置情報を印刷指示装置100
に提供する。
【0089】印刷処理部203は、印刷指示装置100
からの印刷データと、印刷形式、使用機能などの設定情
報からなる印刷指示情報を含む印刷要求(印刷ジョブ)
を受け取り、出力先の印刷出力装置の印字方式に対応し
た形式に変換して出力する機能を有する。また、受け取
った印刷ジョブを通信プロトコルが異なる印刷出力装置
に対して、転送する役割もこの印刷処理部203が行な
う。
【0090】次に、印刷指示装置100の構成について
説明する。
【0091】印刷指示装置100は、装置情報管理部1
01、出力先選択部102、出力切り換え部103、装
置情報取得部104、装備機能・状態解析部105、表
示情報構成部106、表示情報保存部107、表示制御
部108、ディスプレイ(表示部)109、設定情報保
存部110、デフォルト値保存部111、指示設定操作
部112、プリンタドライバ121、印刷データ保存部
122、ジョブ発行部123を備える。
【0092】装置情報管理部101は、前述したよう
に、印刷管理装置200のネットワーク情報提供部20
1と装置情報提供部202とから、通信部130を通じ
て前記識別子情報および装置情報を取得して管理する。
したがって、この装置情報管理部101は、前述の情報
に関しては、印刷管理装置200のネットワーク情報提
供部201および装置情報提供部202とほぼ同じ情報
を保持する。
【0093】前記情報を取得するために、印刷指示装置
100から印刷管理装置200に対して要求を出す契機
は、印刷指示装置100の実行開始時、ユーザーが指示
したとき、あるいは一定時間間隔ごとである。なお、こ
の要求送出の契機は、システムの利用状況に応じて設定
することができる。
【0094】図4は、この装置情報管理部101が前記
装置情報等を取得する処理動作の一例のフローチャート
である。
【0095】すなわち、まず、タイマがセットされる
(ステップS101)。次に、印刷指示装置100の実
行開始時の取得要求やユーザーの指示による取得要求が
あるか否か判別する(ステップS102)。
【0096】これら取得要求がなければ、タイマ時間が
予め定められた一定時間Tになったか否か判別し(ステ
ップS103)、タイマ時間が一定時間T以内であれ
ば、ステップS102に戻る。タイマ時間が一定時間T
になったときには、装置情報等の取得の処理を実行する
(ステップS104)。
【0097】ステップS102で、前記取得要求がある
と判断されたときには、即座にステップS104に飛ん
で、装置情報等の取得の処理を実行する。ステップS1
04の後は、ステップS101に戻って、タイマをセッ
トし直し、上述の処理を繰り返し行う。
【0098】出力先選択部102はユーザーが印刷出力
先を指定あるいは変更を行なうときに働く。すなわち、
ユーザーによる印刷出力先の指定/変更要求があると、
この出力先選択部102は、装置情報管理部101に対
して識別子情報および装置情報の取得の指示を出すと共
に、出力先切り換え部103に対して、装置情報取得部
104による装置名と装置情報の取り出し、および装備
機能・状態解析部105、表示情報構成部106による
LAN10上のすべての印刷出力装置の識別子の一覧リ
スト、あるいはLAN10上の複数の印刷出力装置の内
から予め選択された印刷出力装置の識別子の一覧リス
ト、この例の場合には装置名一覧リストの生成と、その
一覧リストの表示データを作成を指示し、後述する表示
制御部108に基づいて装置名リストを、表示制御部1
08によりディスプレイ109の画面に表示させるよう
にする。
【0099】装置名リストのウインドウで印刷出力装置
を削除、追加することで、ユーザーはLAN10上の複
数の印刷出力装置の内の利用したいものを予め選定する
ことができる。
【0100】そして、このウインドウの一覧リストで、
ユーザーが一つの印刷出力装置を選択指示すると、表示
制御部108から、ユーザーの選択操作により選択され
た印刷出力装置の装置名の情報が出力先選択部102に
送られてくるので、出力先選択部102は、当該選択さ
れた装置名の情報と切り換え指示とを出力先切り換え部
103に通知する。
【0101】図5は、この出力先選択部102を中心と
した上述の処理動作を表すフローチャートである。すな
わち、まず、出力先選択部102は、ユーザーの印刷出
力先の指定あるいは変更入力に応じて装置情報管理部1
01に対して識別子情報および装置情報の取得の指示を
出す(ステップS111)。
【0102】次に、出力先切り換え部103が、出力先
選択部102からの指示により、装置情報取得部10
4、装備機能・状態解析部105、表示情報構成部10
6に前述したような指示を出すので、識別子リストが表
示情報構成部106に渡されて(ステップS112)、
この表示情報構成部106で識別子リスト、すなわち、
装置名の一覧リストが生成され、この装置名一覧リスト
のウインドウがディスプレイ109に表示される(ステ
ップS113)。
【0103】次に、表示制御部108は、マウスボタン
が操作されて、一覧リスト中の特定の装置名が選択され
たか否か判断し(ステップS114)、特定の装置名が
選択されたと判断したときには、指定された装置名を例
えばハイライト表示してユーザーに知らせる(ステップ
S115)。そして、キャンセルボタンの操作があった
か否か判断し(ステップS118)、キャンセルボタン
の操作がなければ、ステップS114に戻る。
【0104】ステップS114で、表示制御部108
は、マウスボタンの操作がなされないと判断すると、選
択ボタンの操作がなされたか否か判断する(ステップS
116)。選択ボタンが操作されたと判断したときに
は、表示制御部108は、装置の切り換え選択が確定し
たとして、選択された装置名情報を出力先選択部102
に送るので、出力先選択部102は、当該選択された装
置名情報と切り換え指示とを出力先切り換え部103に
出力する(ステップS117)。そして、選択動作を終
了させる。また、ステップS116で選択ボタンが操作
されないと判断されたときにはステップS118に進
む。ステップS118で、キャンセルボタンが押された
と判断されたときには、この選択動作が終了となる。
【0105】出力先切り換え部103は、出力先選択部
102からの切り換え指示に従い、選択された印刷出力
装置名を識別子として受け取り、装置情報取得部104
にその印刷出力装置名に対応する装置情報の取得を指示
する。また、出力先切り換え部103は、表示制御部1
08に印刷要求のための印刷指示操作パネルの表示画面
の切り換えを指示する。さらに、出力先切り換え部10
3は、プリンタドライバ121(図3のプリンタドライ
バ22に対応)に対して、印刷出力装置の切り換えを指
示する。
【0106】図6は、この出力先切り換え部103の動
作を表すフローチャートである。すなわち、出力先選択
部102からの指示を受けると(ステップS121)、
その指示が一覧リスト作成の指示であるか否か判断し
(ステップS122)、そうであれば前述したような装
置名一覧リストを作成する際に、この出力先切り換え部
103で行われる処理が実行される(ステップS12
3)。
【0107】出力先切り換え部103は、ステップS1
22で出力先選択部102からの指示が一覧リスト作成
の指示でないと判断したときには、印刷出力装置の切り
換え指示であるか否か判断し(ステップS124)、切
り換え指示であれば、出力先切り換えのための処理を実
行し、装置情報取得部104、装備機能・状態解析部1
05、表示制御部108、プリンタドライバ121に対
して前述したような指示を与える(ステップS12
5)。
【0108】装置情報取得部104は、出力先切り換え
部103からの切り換え指示を受けて、装置情報管理部
101からその印刷出力装置名の装置情報を取得し、装
備機能・状態解析部105に渡す。このとき、装置情報
取得部104が取得する装置情報には、例えば以下に示
すような情報が含まれるものである。
【0109】すなわち、 ・出力解像度(例えば400dpi ) ・印刷出力装置のモデル名 ・現在セットされている用紙サイズの種類(例えば、ト
レイ1=B4,トレイ2=A3,トレイ3=A4,手差し=は
がき) ・拡大縮小率の範囲(例えば25%〜400%) ・両面印刷可否、可であれば短辺綴じ/長辺綴じの可否 ・Nup機能の設定可能数(例えば、無し/2up/4up/
9up) ・排紙トレイの種類(例えば、上面/ソータ/HCS) ・フィニッシング処理の可否、可であれば製本/ホチキ
ス止めの種類、種類が製本であれば綴じ位置(例えば、
左綴じ/右綴じ)、種類がホチキス止めであれば、その
止め位置(例えば、左上一か所、左二か所、左下一か
所、右一か所、右二か所、右下一か所等) などである。なお、Nupの機能は、Nin1機能とも呼ば
れる場合があるが、1枚の用紙に複数(N)頁を表示
し、印刷する機能である。
【0110】装備機能・状態解析部105は、渡された
情報から、選択された印刷出力装置の装備機能および性
能に関する情報を解析し、機能(例えば両面印刷/複写
可能、使用可能な用紙サイズ、縮小/拡大可能、ソータ
ー使用可能、フィニッシング処理可能など)およびそれ
に関する性能(例えば、数値入力や用紙指定の縮小/拡
大可能など)を決定する。また、選択された印刷出力装
置の状態情報を解析し、装置状態を決定する。そして、
その決定結果を表示情報構成部106に送る。
【0111】表示情報構成部106は、出力先切り換え
部103からの切り換え指示に基づいて、装備機能・状
態解析部105から前記の解析結果の情報を受け取る。
そして、表示情報構成部106は、状態情報の解析結果
が、選択された印刷出力装置が故障などで使用可能でな
いことを示しているときは、エラーメッセージの表示情
報を構成し、それを表示制御部108で表示を行なうた
めに利用する表示バッファとしての表示情報保存部10
7に送り、ディスプレイに表示する。
【0112】そして、表示情報構成部106は、選択さ
れた印刷出力装置が使用可能であるときには、装備機能
および装置の状態の解析結果に従って表示情報を生成し
て、新たに選択された印刷出力装置についての印刷指示
操作パネルを再構成し、表示制御部108を通じてディ
スプレイに表示する。この印刷指示操作パネルは、予
め、ネットワークに接続されている複数の印刷出力装置
に共通に用意されている基準操作画面から生成される。
【0113】この基準操作画面は、ネットワークに接続
された複数の印刷出力装置の装備機能や状態情報など、
印刷指示操作に関連する情報を装置情報管理部101が
取得するので、その取得した情報に基づいて、すべての
印刷指示操作項目をカバーするように、表示情報構成部
106において、予め構成されて保存されている。
【0114】なお、この基準操作画面の情報は、この実
施の形態のように、ネットワークに接続された印刷出力
装置から取得した装備機能や状態情報に基づいて自動的
に予め作成しておくのではなく、ネットワークに接続さ
れる複数の印刷出力装置の装備機能や状態情報を予めす
べて考慮して、それらすべてをカバーするように作成し
たものを用意するようにしてもよい。
【0115】この場合、印刷指示操作パネルは、複数の
印刷出力装置に共通にするために、印刷出力装置の機能
数に関係なく、一定の大きさを保つように、この印刷指
示操作パネルを複数枚に分割して表示する構成とする。
この例では、複数枚に分割した印刷指示操作パネルのそ
れぞれを、「基本」「その他」「一覧」「フィニッシン
グ」のようにカテゴリーにより分類する。
【0116】すなわち、この例では、印刷指示操作パネ
ルは、基本機能群の操作パネルと、その他の機能群の操
作パネルと、基本機能群とその他機能群のすべての機能
を一面に表示する一覧操作パネルとに分割する。さら
に、この例の場合、基本機能群およびその他の機能群に
含まれない、印刷処理の前処理や後処理、例えば後処理
としてのフィニッシング処理などのその他のオプション
については、そのオプションの機能についての操作パネ
ルを別に用意する。その他のオプションとしては、印刷
処理の前処理としてのスキャナーやイメージリーダーに
よる原稿読み取り機能もあるが、この実施の形態では、
フィニッシング処理の機能についてのみ説明することと
する。
【0117】基本機能群の操作パネルの例を図7に、そ
の他の機能群の操作パネルの例を図8に、一覧操作パネ
ルの例を図9に、それぞれ示す。また、その他のオプシ
ョンの例としてのフィニッシング処理の操作パネルの例
を図10に示す。
【0118】これら図7〜図10において、31はカテ
ゴリー表示欄である。この例においては、前述したよう
に、「基本」「その他」「一覧」「フィニッシング」の
カテゴリーを選択するためのカテゴリーボタンが、この
カテゴリー表示欄31に表示される。表示情報構成部1
06は、「基本」「その他」「一覧」のカテゴリーボタ
ンの表示情報を備えると共に、その他の機能群に含まれ
ないフィニッシング処理等のオプション機能等について
は、そのそれぞれ用のカテゴリーボタンの表示情報を予
め備えている。
【0119】ただし、この例の場合、表示スペースの関
係で、カテゴリー表示欄31に表示可能なカテゴリーボ
タンは3個であり、スクロール操作部31aを操作し
て、上下にスクロールさせることにより、選択可能な操
作パネルを呼び出すカテゴリーボタンを、このカテゴリ
ー表示欄31に表示させることができる。
【0120】そして、このカテゴリー表示欄31中の一
つのボタンをマウス等で指定すると、図7〜図10で斜
線を付して示すように、そのカテゴリーボタンが選択さ
れたことが例えば反転表示などにより示され、表示制御
部107は、そのカテゴリーの印刷指示操作パネルをウ
インドウ表示する。
【0121】なお、「基本」「その他」「一覧」のカテ
ゴリーボタンは、常にカテゴリー表示欄31に表示され
るが、後述もするように、フィニッシング処理を選択す
るカテゴリーボタンは、フィニッシング処理機能を装備
している印刷出力装置が利用者により選択されたときに
のみ、このカテゴリー表示欄31に表示するようにして
いる。したがって、ユーザが例えばフィニッシング処理
機能を有しない印刷出力装置を選択したときには、カテ
ゴリー表示欄31には、「フィニッシング」のカテゴリ
ーボタンは現れず、このため、図10のフィニッシング
処理の操作パネルも表示されることはなく、ユーザによ
るフィニッシング処理に関する設定が不可となる。
【0122】各操作パネルの表示欄32には、各カテゴ
リーにおける各機能の設定項目内容が表示される。ま
た、表示欄33は印刷指示対象のファイル名を表示する
欄であり、表示欄34は印刷指示装置から発行した印刷
ジョブの現在の状態を表示するための欄である。さら
に、表示欄35は各種のボタンアイコンの表示欄であ
り、また、表示欄36には、その操作パネルが対応する
印刷出力装置の現在の状態がメッセージ表示される。
【0123】図7に示すように、基本機能群の操作パネ
ルにおいて、表示される機能は、この例では、 ・部数指定 ・両面/片面指定 ・綴じ方向指定 ・綴
じ代位置指定 ・綴じ代量指定 ・用紙サイズ指定 ・
拡大縮小率指定 ・丁合する/しない ・排紙トレイ指
定 ・オフセットスタック指定ならびに指定単位とされ
ている。
【0124】また、その他の機能群の操作パネルにおい
て、表示される機能は、この例では図8に示すように、 ・Nup(Nin1)指定 ・仕分紙指定 ・セキュリティ
プリント指定ならびにそのパスワードである。
【0125】ここで、セキュリティプリントの機能と
は、印刷データにパスワードを付帯してジョブを発行す
る機能である。セキュリティプリントの機能が設定され
ると、プリンタにおいて、そのジョブが印刷される順番
になっても通常は出力されないで、待機状態のままとな
る。このジョブを印刷するためには、印刷される順番に
なった後で、プリンタでそのジョブを指定し、印刷指示
操作パネルで設定したパスワードと一致するパスワード
を入力しなければならない。
【0126】一覧操作パネルは、図9のように、上記の
基本機能と、その他機能とを合わせた機能を、設定のし
易さよりも一覧できることを重視したレイアウトデザイ
ンで表示する。
【0127】図10の例のフィニッシング処理について
の操作パネルの表示欄32には、前述したフィニッシン
グ処理の種類として「製本」および「ホチキス止め」
と、そのそれぞれについての設定項目が表示される。
【0128】表示情報構成部106は、選択された印刷
出力装置に対して、図9に示される基準操作画面の全機
能をユーザーが設定可能の状態で印刷指示操作パネルを
再構成するのではなく、装備機能・状態解析部105か
らの解析結果から、選択された印刷出力装置が装備する
機能を判別し、装備していない機能は、使用不可とし
て、ユーザーが設定を入力することができないような状
態で印刷指示操作パネルの表示情報を再構成する。
【0129】例えば、装備機能ではないので設定不可と
するように表示する方法としては、当該使用できない装
備機能に関する印刷指示設定項目を印刷指示操作パネル
上に表示しない方法、使用不能であるマークを付与して
表示して、設定入力を不能または無効とする方法、シェ
ード表示(他の印刷指示設定項目の表示に比べて濃度を
薄くして表示)し、このシェード表示の印刷指示設定項
目への設定を不能または無効とする方法などがある。
【0130】図7〜図10の表示例では、基準操作画面
の前記複数の設定項目のうち、装備していない機能の印
刷指示設定項目をシェード表示して、ユーザーによる設
定不能にして、印刷指示操作パネルを再構成している。
また、例えば図10のフィニッシング処理の操作パネル
のフィニッシング処理の種類である「製本」や「ホチキ
ス止め」のような機能項目に、それぞれ下位の項目があ
る場合には、その機能項目を選択していないときには、
その下位の項目はすべてシェード表示されており、前記
上位の機能項目が選択されると、その下位の内の選択設
定可能な項目のみがシェード表示から実表示に変わるよ
うにされている。
【0131】なお、図7〜図10において、○印は、各
印刷指示設定項目の設定ボタンを示し、当該設定ボタン
がマウスにより指示されて、その印刷指示設定項目が設
定されると、この設定ボタンの表示が◎の表示に変わ
り、設定されたことがユーザーに知らされる。
【0132】さらに、表示情報構成部106は、印刷指
示操作パネルをディスプレイ109の表示画面に表示す
るに当たって、後述するようにして、前回の印刷出力装
置についての設定情報と、予め設定されている標準値
(デフォルト値)とを用いて設定項目の初期設定の表示
情報を生成する。
【0133】次に、表示制御部108は、出力先切り換
え部103からの切り換え指示に従い、表示情報構成部
106からの表示情報を表示情報保存部107に受け取
り、エラーメッセージを印刷指示操作パネルとは別のウ
インドウで表示し、あるいは印刷指示操作パネルのウイ
ンドウを、再構成された印刷指示操作パネルの表示画面
に切り換える。
【0134】表示制御部108は、また、出力先選択部
102からの指示により印刷出力装置名リストを別のウ
インドウとして表示し、指示設定操作部112によるユ
ーザーによる選択操作を受けて、選択された印刷出力装
置名を出力先選択部102に送る。
【0135】そして、表示制御部108は、表示情報保
存部107に保存された表示情報をディスプレイ109
に表示する。さらに、表示制御部108は、印刷指示操
作パネルの表示画面において、例えばマウスからなる指
示設定操作部112からの設定操作を受付け、表示情報
保存部107の表示情報を設定に応じたものに変更し
て、ディスプレイ109の画面にその設定状態を反映さ
せると共に、設定された印刷指示情報を設定情報保存部
110に保存する。
【0136】設定情報保存部110は、出力先切り換え
部103からの切り換え指示を受けたときに、保存され
ていた前回の設定情報を表示情報構成部106に渡した
後クリアする。
【0137】デフォルト値保存部111は、ネットワー
ク上に配置されているすべての印刷出力装置の設定項目
についての標準値(デフォルト値)が保存されている。
この場合、このデフォルト値保存部111のデフォルト
値は、すべての印刷出力装置に共通的に用いるもの、印
刷出力装置の種類ごとに用いるもの、個々の印刷出力装
置毎に用いるものなどと区分けして、ユーザーにより設
定と変更が可能とされている。
【0138】表示情報構成部106は、設定情報保存部
110からの前回の設定情報を取得して、前回の設定値
が切り換え後も有効な場合には、その前回の設定値を今
回の設定値として再構成された印刷指示操作パネル中の
設定情報とする。前回の設定値が有効でない場合には、
設定値を変更する。例えば、前回の印刷出力装置には、
ソータが付いていて、ソータが選択された設定状態にな
っていたが、今回の印刷出力装置にはソータが付いてい
ない場合には、ソータの設定値は、「使用しない」を設
定する。
【0139】また、表示情報構成部106は、再構成し
た印刷指示操作パネルに、前回の印刷指示操作パネルに
はない設定項目など、未設定の設定項目があるときに
は、デフォルト値保存部111からのデフォルト値をそ
の設定項目の設定情報として、表示情報に含める。
【0140】そして、決定した初期設定情報を設定情報
保存部110に送り、その初期設定情報を保存する。
【0141】ここで、前述したように、印刷指示操作パ
ネルに表示される表示情報は、選択された印刷出力装置
の装備機能や状態に対応する情報であるので、設定情報
保存部110に保存される設定情報のすべてが印刷指示
操作パネルに表示される表示情報として表されるわけで
はない。例えば、前述したソータなどのオプションが、
選択された印刷出力装置に存在しない場合には、これら
の選択ボタン表示は操作パネルには存在しないあるいは
シェード表示され、設定不可とされるのは前述した通り
である。このように、装備しない機能などを、操作パネ
ルに表示しないことにより、ユーザーによる誤設定入力
を不可とすることができる。
【0142】こうして、新たに選択された印刷出力装置
に対する印刷指示操作パネルを再構成するときに、前回
と同じ印刷指示設定項目については、前回の設定情報を
そのまま使用できるので、非常に便利である。また、前
になかった印刷指示設定項目については、予め用意され
ているデフォルト値(標準値)が設定情報として自動的
に設定されるので、この点でも使い勝手がよい。
【0143】印刷指示操作パネルで設定情報を変更する
場合には、指示設定操作部112による設定操作によ
り、その設定情報の変更が可能である。変更された設定
情報については、設定情報保存部110の対応する情報
が、その変更された設定情報に書き替えられる。
【0144】以上のようにして表示制御部108を通じ
て設定された印刷指示設定情報は、設定情報保存部11
0に保存される。そして、指示設定操作部112による
印刷ジョブの発行要求の操作入力があると、設定情報保
存部110は、表示制御部108からのその発行要求指
示を受けて、保存している設定情報から印刷指示情報を
生成し、ジョブ発行部123に渡す。
【0145】プリンタドライバ121は、出力先切り換
え部103からの選択された印刷出力装置名を伴う切り
換え指示により、動作中のアプリケーションプログラム
120に印刷出力装置の切り換え通知メッセージを発行
する。また、プリンタドライバ121は、アプリケーシ
ョンプログラム120からの指示に基づき、アプリケー
ションプログラム120から印刷処理データを受け取
り、選択された印刷出力装置に対応して印刷データ(例
えばポストスクリプトなどのページ記述言語)を生成
し、印刷データ保存部122に渡す。また、プリンタド
ライバ121は、印刷データの生成に必要な、例えば出
力解像度などの情報は、装備機能・状態解析部105か
ら取得する。
【0146】アプリケーションプログラム120は、印
刷指示装置100に対して印刷指示を行なう1ないし複
数のアプリケーションプログラムからなる。
【0147】印刷データ保存部122は、プリンタドラ
イバ121からの印刷データを受け取って保管すると共
に、印刷データをジョブ発行部123に渡す。印刷デー
タは、ジョブ発行部123からの印刷要求の送信が完了
するまで、印刷データ保存部122が保存する。
【0148】ジョブ発行部123は、表示制御部108
からの印刷ジョブ発行要求指示に基づき、設定情報保存
部110から印刷指示情報を取得し、また、印刷データ
保存部122から印刷データを取得し、これらの印刷指
示情報および印刷データを印刷要求に含めて、出力先と
して指定された印刷出力装置に、通信部130を通じて
送信する。
【0149】なお、図1では、印刷管理装置200は、
ネットワーク情報提供部201と、装置情報提供部20
2と、印刷処理部203のすべてを備えているが、ネッ
トワーク情報提供部201および印刷処理部203は、
LAN10に接続されている別の機器に組み入れられて
いてもよく、また、印刷指示装置100の中に組み入れ
てもよい。また、図2のエンドシステムAの場合であれ
ば、コンピュータ11Aは、印刷管理装置200と印刷
指示装置100の両機能を含むものである。
【0150】次に、以上のような構成を有する印刷指示
装置200の動作を、具体例を挙げて説明すると次のよ
うになる。なお、以下の説明では、指示設定操作手段1
12においてはマウスを用いた操作がなされる。
【0151】[操作パネルの表示]図11Aおよび図1
1Bは、印刷指示装置100のディスプレイ109の画
面を、図12はマウスで指示された座標点に対する入力
処理およびその実行制御フラッグ情報とからなる画面入
力処理テーブル71を表す図である。印刷指示装置10
0での操作は、この画面を通じて行われる。
【0152】図13は、表示制御部108の動作を表す
フローチャートである。すなわち、表示制御部108
は、制御変数の初期化を行った(ステップS131)
後、表示用ビットマップメモリに書き込まれた内容を、
図11Aに示す画面61に表示する(ステップS13
2)。
【0153】ここで、ユーザーがプリンタグループアイ
コン62をマウスでダブルクリックするか、あるいはメ
ニューバー63のファイル欄64のプルダウンメニュー
から印刷コマンド65を選択すると(ステップS13
4)、このときのカーソルの座標点に基づいて画面入力
処理テーブル71から指示入力を判別し(ステップS1
34)、対応するオープン処理が行われる(ステップS
135)。この結果、図11Bに示すように、画面61
の上に印刷指示のための操作パネルのウインドウ66が
開かれる。
【0154】なお、表示制御部108は、画面操作以外
の処理を行う(ステップS133,,S136,S13
7)と共に、ステップS136において入力処理テーブ
ルのフラッグ情報が0の場合には、そのときの指示入力
を無視し、また、画面61の操作パネルのウインドウ6
6の外側の領域が操作された場合には、他のアプリケー
ションプログラムの処理を行うため、ユーザーはGUI
(グラフィカル ユーザー インターフェース)による
印刷指示操作を行うことができる。
【0155】次に、図14は、操作パネルのウインドウ
66を開く際の印刷指示装置100の動作を表すフロー
チャートである。
【0156】まず、最初に、ウインドウ制御変数等のリ
セットが行われた後(ステップS141)、操作パネル
のウインドウ66が開かれる(ステップS142)。次
に、前回終了時に設定されていた印刷出力装置名を記録
しているファイルにアクセスし、そのファイルから前回
終了時の印刷出力装置名の獲得(ステップS143)お
よびその設定内容の取り出し(ステップS144)を行
って、その印刷出力装置を最初に選択したものとして立
ち上がる。
【0157】この起動中に、装置情報取得部104は、
装置情報管理部101から選択された印刷出力装置の状
態情報を取得して(ステップS145)、装備機能・状
態解析部105で解析し(ステップS146)、その印
刷出力装置が起動されていてこれが利用できる状態であ
るか否かを判断する(ステップS147)。
【0158】利用できる状態であれば、装備機能・状態
解析部105は、この状態情報を後で表示用として使用
するために表示情報構成部106に渡して一時記憶して
おき、装置情報取得部104は、当該印刷出力装置の装
置情報を装置情報管理部101から取得する。そして、
取得した装置情報を、装備機能・状態解析部105で解
析し、表示情報構成部106に引き渡す。そして、その
装置情報と、蓄えられていた状態情報を元にして、前述
したようにして、表示情報構成部106、表示制御部1
08、表示情報保存部107、設定情報保存部110に
より、前回終了時と同じ印刷指示操作パネルが再構築さ
れ、ディスプレイ109に表示される(ステップS14
8)。
【0159】前記の印刷指示操作パネルの起動時の状態
解析により、最初に選択された印刷出力装置が起動され
ておらずに利用できないような状態のときには、利用で
きないことを表すフラッグ情報をリセットした後(ステ
ップS149)、前述した印刷出力装置名の一覧リスト
が表示され(ステップS150)、上述の切り換え手順
と同様にして、ユーザーが印刷出力装置を選択すること
ができる(ステップS151,S152,S153)。
そして、その後、前記のステップS145以降の処理が
行われることにより、その選択された印刷出力装置用の
印刷指示操作パネルが上述のようにしてディスプレイ1
09に表示される。
【0160】なお、この場合、印刷出力装置名の一覧リ
ストから出力先を選択/切り換えする操作パネルとして
は、装備機能・状態解析部105で一覧リストのすべて
の印刷出力装置の状態情報や特定の装置情報(例えば用
紙サイズの情報)について解析を行い、その解析結果を
反映した、図15に示すような、出力先選択/切り換え
パネルを用いるとよい。
【0161】図15の切換操作パネルでは、状態の欄の
右横に用紙サイズが表示されていると共に、各印刷出力
装置に対して発行された印刷ジョブ数が表示されてい
る。この図15の切換操作パネルを用いる場合には、印
刷出力装置が使用可能であるか否かやその装備機能およ
び負荷を確認しながら、出力先の選択操作ができる。
【0162】各印刷出力装置の装置識別名および装置情
報は、装置情報管理部101において記憶されるが、こ
れら情報は、各々同一フォーマットの装置情報テーブル
72に記憶される。図16は、このフォーマットの例を
表すものであり、図16の左側の装置情報インデックス
テーブル73に示す内容、すなわち、印刷出力装置の型
式、倍率、用紙サイズ、稼働状態、ジョブ数、用紙枚数
等が、図16の右側に示すように、装置情報テーブル7
2に記憶される。
【0163】装置情報管理部101は、また、図17に
示すような、印刷出力装置登録テーブル74を記憶して
いる。この印刷出力装置登録テーブル74は、各印刷出
力装置の装置識別名毎に装置情報テーブル72の記憶ア
ドレス、その使用の有無を表す登録コード、使用回数、
および前回使用日時の情報を記憶するためのものであ
る。
【0164】図18Aは、取得された印刷出力装置の識
別子のリストの例を示すものであり、また、図18B
は、取得された装置情報の例を示すものである。
【0165】図19は、装置情報管理部101において
行われる装置識別名および装置情報の取得動作の例を示
すフローチャートである。すなわち、装置情報管理部1
01は、最初に印刷管理装置200に要求を出し、ネッ
トワーク情報提供部201からネットワークに接続され
た印刷出力装置の識別子のリストおよび装置情報を取得
する(ステップS161)。
【0166】そして、この取得したリストから印刷出力
装置の識別子を順次取り出し(ステップS162)、印
刷出力装置登録テーブル74を検索してその識別子が既
に登録されているか否か確認する(ステップS16
3)。既に登録されている場合には、その登録コードを
調べ(ステップS164)、登録コードが0の場合に
は、その装置情報の取得動作をしないでステップS16
2に戻り、次の識別子を取り出す。
【0167】登録コードが1の場合には、その識別子の
印刷出力装置の装置情報テーブル72の内容をクリアし
た後(ステップS165)、取得した装置情報の各デー
タを装置情報テーブル72の対応する欄にフラッグ情報
または取得したデータを書き込む(ステップS16
6)。そして、識別子リストのすべての識別子について
の処理が完了していなければステップS162に戻り、
すべての識別子についての処理が完了していれば、この
取得処理動作を終了する。
【0168】ステップS163において、新たな装置と
認識した場合は、新たに装置情報テーブル72に登録し
(ステップS168)、その登録コードを1に設定して
新たに登録した装置を一覧リストに表示するように設定
する(ステップS169)。そして、その後、ステップ
S165以降に進む。
【0169】図20は、図19のステップS166にお
ける装置情報の各データを装置情報テーブル72に書き
込む処理の例を示すフローチャートである。
【0170】すなわち、各データを取り出して(ステッ
プS171)、新規のデータ項目か否かチェックし(ス
テップS172)、既に装置情報テーブル72に項目が
ある場合は、対応する欄にデータを書き込む(ステップ
S174)。新規のデータ項目であれば、その項目を一
時的に特種欄の項目に設定する(ステップS173)。
そして、全データについての処理が終了したか否か判別
し、終了していなければステップS171に戻って、以
上の処理を繰り返し、終了していれば、この装置情報テ
ーブル72へのデータの書き込み処理を終了する。
【0171】なお、新規のデータ項目であれば、ステッ
プS173において、警告を出し、書き込む欄を指定す
るようにしてもよい。
【0172】設定情報保存部110は、現在設定してい
る機能を登録した設定機能テーブル75(図21A参
照)と、以前に設定された設定機能を表すと共に発行し
たジョブの設定機能を記憶した設定機能保存テーブル7
6(図21B参照)とを備える。この設定機能保存テー
ブル76には、操作パネルを開いたとき(図14のステ
ップS144)に、前回のジョブの設定機能が設定さ
れ、また、新たにジョブが発行されたときには、そのジ
ョブについて設定機能テーブル75に設定されていた機
能が設定される。
【0173】デフォルト値保存部111は、設定機能の
デフォルト値を保存するデフォルト値保存テーブル77
(図22参照)を備える。
【0174】表示情報構成部106は、表示図形のイメ
ージデータを記憶するイメージ情報テーブル78(図2
3A参照)と、表示図形に対応するイメージ情報テーブ
ルの記憶アドレスを記憶するイメージ情報インデックス
テーブル79(図23B参照)と、各操作パネルについ
て表示するその表示図形と、その表示アイテムを制御す
るフラッグ情報とを記憶した表示アイテム制御テーブル
80(図24参照)とを備え、これらテーブル78〜8
0を用いて各操作パネルの表示情報を図示しないビット
マップメモリ上に生成する。各アイテムの表示図形は、
固定表示図形とラジオボタン等の記号および文字情報か
らなる可変表示図形とからなる。
【0175】表示情報構成部106は、装備機能・状態
解析部105、設定機能テーブル75およびデフォルト
値保存テーブル77の情報に基づいて、操作状態に応じ
て表示アイテム制御テーブル80の可変表示図形と表示
態様を制御するフラッグ情報を適宜書き換えする処理を
行う。
【0176】図25は、表示情報構成部106の動作の
例を示すフローチャートである。すなわち、表示情報構
成部106においては、まず、一覧表示や各操作パネル
等、表示する画面の種類に応じて対応する表示アイテム
を順次取り出す(ステップS181,S182)。そし
て、アイテムのフラッグ情報を判別し(ステップS18
3)、その判別結果に従い、各アイテム毎に登録された
表示態様の表示図形を取り出し(ステップS184,S
185,S186)、ビットマップメモリ上に書き込む
(ステップS187)。
【0177】表示態様1および表示態様2の図形として
は、複数個の表示図形を登録しておくことができる。表
示態様2の図形として例えば表示態様1の図形にシェー
ドを掛けたものを用意すれば操作者に対して操作不能で
ある状態を容易に知らせることができる。また、表示態
様の種類を4種類以上にすることも容易にできる。
【0178】図26は、一覧表示する印刷出力装置を順
に格納した一覧表示順テーブル81の例である。また、
図27は、データのグループ毎に予め登録された処理プ
ログラムを表す機能解析プログラムインデックステーブ
ル82である。さらに、図28は、各機能毎に設定され
た可変表示図形のアイテムのテーブルを示すものであ
り、そのうち、図28Aは関連表示アイテムインデック
ステーブル83を、図28Bは関連表示アイテムテーブ
ル84を、それぞれ示している。
【0179】図29は、装備機能・状態解析部105の
動作の例を示すフローチャートである。最初に、表示が
一覧表示か否かを判断し(ステップS201)、操作パ
ネルを表示する場合は、装置情報管理部101から指定
された印刷出力装置の装置情報テーブル72の内容を取
り出す(ステップS202)。次に、機能解析プログラ
ムインデックステーブル82にデータのグループ毎に予
め登録された処理プログラムを用いて、各グループのデ
ータを順次取り出して処理を行い、表示アイテム制御テ
ーブル80の固定表示図形の表示態様を決定して各アイ
テムのフラッグ情報を設定する(ステップS203)。
【0180】次に、設定機能テーブル75と、設定機能
保存テーブル76と、デフォルト値保存テーブル77と
に基づいて、各可変表示図形の表示態様を決定し、図2
8に登録された各アイテムのフラッグ情報を設定する
(ステップS204)。
【0181】この際、設定しようとするアイテムが設定
機能テーブルの内容と矛盾する場合は、エラーフラッグ
が設定される。このエラーフラッグを検出すると(ステ
ップS205)、その装置が使用不能であると判断し、
次のように、一覧表示動作を行う。また、ステップS2
01で一覧表示であると判断したときにも、この一覧表
示動作を行う。
【0182】すなわち、まず、図26の一覧表示順テー
ブル81を取り出して(ステップS207)、この一覧
表示順テーブル81から順次装置名を取り出し(ステッ
プS208)、装置情報管理部101から対応する装置
情報を取り出して表示項目として指定された項目に対応
するアイテムを決定し、一覧表示欄に書き込む(ステッ
プS209)。次に、一覧表示順テーブル81の全装置
についての前記ステップS207〜S209の処理が終
了するしたか否か判断し(ステップS210)、全装置
について終了したと判断すると、この処理ルーチンを終
了する。
【0183】なお、一覧表示順テーブル81には、印刷
出力装置登録テーブル74に対して印刷出力装置が登録
された時点で、フィルタやソート順の指定に応じて表示
する順に印刷出力装置が登録される。
【0184】また、ステップS205でエラーフラッグ
が検出されなければ、全グループのデータについての処
理が終了するまで上述の処理を繰り返す(ステップS2
06)。
【0185】図30は、前記のステップS203の固定
表示図形の表示態様の決定処理の例として、用紙サイズ
に関する固定表示図形の表示態様を決定する処理プログ
ラムの動作を表すフローチャートである。
【0186】すなわち、各用紙サイズのデータを順次取
り出し(ステップS211)、次に、装置情報テーブル
72の機能情報に記憶されたフラッグ情報と状態情報に
記憶されたフラッグ情報とを読み出す(ステップS21
2,S213)。そして、両フラッグ情報の演算を行い
(ステップS214)、演算結果を対応する用紙サイズ
表示のフラッグ情報に設定する(ステップ215)。以
上の処理を用紙サイズの全項目について行い、全項目に
ついて終了すれば(ステップS216)、この処理動作
を終了する。
【0187】図31は、前記のステップS204の可変
表示図形の表示態様の決定処理の動作例を表すフローチ
ャートである。
【0188】まず、最初に設定機能テーブル75にスペ
ースを書き込んでクリアし(ステップS221)、設定
機能保存テーブル76の各項目についてその内容を順次
読み出す(ステップS222)。
【0189】項目に既に値が設定されていれば(ステッ
プS223)、図28の関連表示アイテムインデックス
テーブル83を参照して値を設定しようとする項目につ
いて関連するアイテムのフラッグ情報を読み出してその
項目の値の設定が可能か否か判断し(ステップS22
4)、可能である場合には、設定機能テーブル85の対
応する項目に値を書き込む(ステップS225)。そし
て、装置情報の取得要求が来ているか否か判断し(ステ
ップS226)、来ていなければステップS222に戻
って、このステップ以降の処理を繰り返す。
【0190】また、ステップS224で、その項目の値
の設定が可能でないと判断された場合は、エラーフラッ
グをセットした後(ステップS230)、ステップS2
26に進む。
【0191】一方、ステップS223において、項目に
値が設定されていないと判断された場合で、デフォルト
値保存テーブル77の項目に値が設定されている場合は
ステップS224と同様に、その項目の値の設定が可能
か否か判断し(ステップS228)、可能である場合
は、設定機能テーブル75の対応する項目に値を書き込
む(ステップS229)。その項目の値の設定が可能で
ない場合には、ステップS230に進んで、エラーフラ
ッグを設定する。
【0192】[出力先選択パネルの表示]ある印刷出力
装置に対する印刷指示操作パネルが起動されている状態
から、ユーザーが他の印刷出力装置に、印刷出力先を変
更する場合には、まず、ディスプレイ109の画面にお
いて、印刷出力先の変更指示をマウス112で行う。す
ると、出力先選択部102は、装置情報管理部101か
らネットワーク上のすべての、あるいは予め選択された
複数の印刷出力装置名のリストを取得し、表示制御部1
08を介してディスプレイ109の画面に、例えば図3
2に示すような当該印刷出力装置名リストからなる出力
先選択/切り換えパネルのウインドウ表示を行う。
【0193】ユーザーは、この出力先選択/切り換えパ
ネルにおいて、マウス112を操作して、選択したい印
刷出力装置名を指示する。すると、例えば選択された印
刷出力装置名がハイライト表示されて、それが確認され
る。この確認後、ユーザーが「選択ボタン」をマウス1
12でクリックあるいは印刷出力装置名をダブルクリッ
クして、選択したい印刷出力装置名の確定指示をする
と、その印刷出力装置名からなる選択情報が表示制御部
108から出力先選択部102に送られる。出力先選択
部102は、その選択指示に基づいて選択された印刷出
力装置名を切り換え指示と共に、出力先切り換え部10
3に渡す。これにより、出力先の切り換えが開始される
ことになり、図33に示すような処理手順が実行され
る。
【0194】すなわち、出力先切り換え部103からの
切り換え指示と印刷出力装置名とに基づいて、装置情報
取得部104は、まず、装置情報管理部101から選択
した印刷出力装置の状態情報を取得して、装備機能・状
態解析部105に渡す(ステップS1)。装備機能・状
態解析部105は、選択された印刷出力装置の状態の解
析をし、使用可能かどうかを判断する(ステップS
2)。
【0195】選択された印刷出力装置が、例えば故障中
であったり、起動されておらずに、使用可能でない状態
のときには、表示情報構成部106にそれを通知する。
すると、表示情報構成部106は、例えば「使用可能で
ない出力先は選択できません」というメッセージの表示
情報を生成し、表示制御部108を通じてディスプレイ
109の画面に、そのメッセージを表示し(ステップS
11)、この出力先の切り換え時の処理ルーチンを終了
する。
【0196】選択された印刷出力装置が使用可能であれ
ば、装備機能・状態解析部105はその旨を装置情報取
得部104に知らせると共に、この状態情報を後で表示
用として使用するために表示情報構成部106に渡して
一時記憶しておく。そして、装置情報取得部104は、
選択された印刷出力装置の装置情報を装置情報管理部1
01から取得する(ステップS3)。
【0197】装備機能・状態解析部105は、装置情報
取得部104で取得した装置情報を受け取って解析し、
使用できない機能項目については、使用不可の印(例え
ばフラグ)を付加して、表示情報構成部106に引き渡
す(ステップS4)。 表示情報構成部106は、前述
したようにして、選択された印刷出力装置の印刷指示操
作パネルの表示項目を再構成する(ステップS5)。
【0198】この印刷指示操作パネルの再構成の際に、
基本機能群およびその他の機能群中において、使用でき
ない機能の印刷指示設定項目については、前述したよう
に、この例ではシェード表示を行ない、利用者が選択設
定できないようにする。
【0199】また、選択された印刷出力装置が、基本機
能群およびその他機能群に含まれないフィニッシング処
理の機能を具備している場合には、カテゴリー表示欄3
1に「フィニッシング」のカテゴリーボタンを表示する
ようにすると共に、図10に示したフィニッシング処理
の操作パネルを形成する。選択された印刷出力装置が、
フィニッシング処理の機能を具備していない場合には、
カテゴリー表示欄31には「フィニッシング」のカテゴ
リーボタンを表示しないようにし、また、フィニッシン
グ処理の操作パネルは形成しない。
【0200】次に、前述したように、設定情報保存部1
10の前回の設定情報を用いて使用可能な機能の印刷指
示設定項目の設定情報を決定する(ステップS6)。次
に、使用可能な機能の印刷指示設定項目について未設定
の項目があるか否かを判断し(ステップS7)、未設定
の項目があれば、デフォルト値保存部111のデフォル
ト値の情報を用いて設定情報を決定する(ステップS
8)。
【0201】表示制御部108は、、印刷指示操作パネ
ルの表示情報をディスプレイ109に表示するが、シェ
ードされている機能の印刷指示設定項目については、設
定不可と認識し、その後のユーザーの設定入力に対して
設定不可の対応をする(ステップS9)。
【0202】次に、出力先切り換え部103からの切り
換え指示によりプリンタドライバ121を、選択された
印刷出力装置に適合したものに変更し(ステップS1
0)、この出力先の切り換え時の処理ルーチンを終了す
る。
【0203】次に、図34および図35は、基本機能群
の印刷指示操作パネルの他の表示例であるが、図34
は、出力先切り換え前の印刷指示操作パネル表示の一例
であり、図35は、図34から切り換え後の印刷指示操
作パネル表示の一例である。なお、この図34および図
35の表示例では、使用不可の機能の印刷指示設定項目
は、シェード表示ではなく、表示項目から削除されて、
使用不可の機能の印刷指示設定項目が表示に表さなくな
るようにされている。
【0204】この例の場合、印刷指示操作パネルの最上
部表示位置41には、印刷出力装置名およびその稼働状
態が記述されており、図34の印刷指示操作パネルは
「Polo−PS」、図35の印刷指示操作パネルは
「Paris−PS」というプリンタ名で、両プリンタ
はそれぞれ「稼働中」であることを示している。
【0205】図36の表は、両プリンタの状態および装
備機能の概略を示すもので、それぞれの印刷指示操作パ
ネルは、この表に応じた表示内容となっている。そし
て、図35は、図34の印刷指示操作パネルにおける設
定情報を用いた設定が行なわれた初期的状態の表示であ
り、Nupの機能、排紙トレイ、面指定、拡大/縮小、用
紙は、前回の設定情報がそのまま採用されている。
【0206】そして、印刷指示操作パネルの上方表示位
置42には、対応する印刷出力装置の状態が表示されて
いる。図35に示すように、切り換え後の選択された印
刷出力装置では、その状態情報の解析結果から、用紙サ
イズA4の用紙が残りわずかであることが知らされてい
る。したがって、この状態の情報から、ユーザーは、用
紙の補給などの保守作業の実施、適切な印刷指示あるい
は印刷出力装置の再選択などを、適宜、適当なタイミン
グで実施することができる。
【0207】ユーザーがアプリケーションデータファイ
ルを印刷する際には、その該当ファイルの指定を行な
う。すなわち、ユーザーは、表示位置43にある「電子
原稿選択ボタン」44(ファイル(F)と表示されてい
る)をマウスによりクリックして、電子原稿選択ウイン
ドウを開く。このウインドウは、電子原稿ファイルの一
覧、検索、選択に使用される。このウインドウから印刷
したいファイルを取得する。これは、例えば「印刷した
い電子原稿ファイル名の位置にカーソルをおいて、マウ
ス112のボタンを押下し、そのまま印刷指示操作パネ
ルの「電子原稿選択ボタン」44の上にカーソルを移動
してマウス112のボタンをリリースする」という動作
により行なわれる。
【0208】印刷したいファイルの取り込み方は、上述
の方法に限らない。例えば、すべてのファイルを管理し
ているファイル管理マネージャから直接ファイルを印刷
指示操作パネルにドラッグアンドドロップして取り込む
方法である。ここで、ドラッグアンドドロップとは、フ
ァイル管理マネージャのファイル一覧表示の中の印刷し
たいファイル名の上にカーソルを置いてマウスの左ボタ
ンを押してファイルを選択し、マウスの左ボタンを押し
たまま、印刷指示操作パネルまでカーソルを持ってい
き、そこで、マウスの左ボタンを離す操作である。
【0209】印刷したいファイルの取り込み方法として
は、さらに、アプリケーションの印刷メニューでプリン
タドライバ121を選択し、アプリケーションの印刷指
示を実行するという方法もある。
【0210】このファイル取得操作は、取得したファイ
ルの印刷データを、選択されている印刷出力装置に対応
するプリンタフォーマットに変換するためにプリンタド
ライバを起動し、変換を依頼することを意味している。
そこで、このファイルの印刷データは、前述したように
して、プリンタドライバ121でその印刷出力装置に適
合する印刷データに変換され、印刷データ保存部122
に保存される。
【0211】プリンタドライバ121は、図1では図示
は省略したが、印刷データの変換後に、そのファイル名
を表示制御部108に通知する。表示制御部108は、
そのファイル名を印刷指示操作パネルのファイルエリア
50に表示することにより、印刷データのフォーマット
変換が終了したことをユーザーに通知する。
【0212】なお、図34の例では印刷出力先の切り換
え後も、前回の印刷出力先の際に取得したファイルを残
し、切り換えに応じてそれらファイルの印刷データが切
り換え後の印刷出力装置に対応したフォーマットに自動
的に変換するようにしている。しかし、このように、前
回のファイルを残すのではなく、印刷出力先の切り換え
時に、前回のファイルはクリアするようにしてももちろ
んよい。
【0213】この印刷指示操作パネルにおいて、表示制
御部108は、指定設定操作部112であるマウスによ
るユーザーからの印刷指示内容の設定変更を受け付け
る。その設定変更を表示情報保存部107に保存して、
表示されている印刷指示操作パネルに反映すると共に、
その設定情報を設定情報保存部110に保存する。
【0214】図37は、用紙選択ボタンが押された場合
の処理を示すフローである。すなわち、まず、入力され
た用紙サイズに対応する表示モード(フラッグ情報)
を、表示アイテム制御テーブル80から読み出し(ステ
ップS301)、判別する(ステップS302)。
【0215】そして、その判別の結果、表示モードが1
以外であれば、設定不可のエラー表示を行い(ステップ
S306)、そのまま終了する。また、表示モードが0
であれば、関連表示アイテムテーブル84を参照して関
連した表示アイテムについて(この場合には、入力設定
された用紙サイズ以外の用紙サイズについて)、その表
示モードを変更する(ステップS303)。次に、入力
された用紙サイズに対応する表示モードを書き換え、ア
クティブ状態の表示し(ステップS304)、設定機能
テーブル75の用紙サイズの設定情報を書き換える(ス
テップS305)。以上で、この用紙ボタン入力処理が
終了する。
【0216】また、ユーザーからのジョブ発行指示を受
けると、表示制御部108はジョブ発行部123に印刷
要求指示を送る。ユーザーのジョブ発行指示の方法とし
ては、例えば、印刷指示操作パネルの右下の「開始ボタ
ン」46をマウス112によりクリックする方法、ある
いは、印刷指示操作パネルの「ジョブボタン」45を選
択して、ジョブメニューを表示し、そのジョブメニュー
で指示する方法などがある。
【0217】図38は、開始ボタン46が押された場合
のジョブ発行処理を示すフローチャートである。
【0218】機能設定テーブル75の内容が実行可能か
どうかをチェックし(ステップS311、S312)、
設定内容に矛盾がある場合は、エラー表示を行い(ステ
ップS316)、そのまま終了する。設定内容に矛盾が
ない場合は、プリンタドライバ121により印刷データ
の処理を行い、ジョブを発行させた後(ステップS31
3)、設定機能テーブル75の内容を設定機能保存テー
ブル76に書き込む(ステップS314)と共に、印刷
出力装置登録テーブル74の内容を更新し(ステップS
315)、終了する。
【0219】ジョブ発行部123は、印刷データ保存部
122から前記印刷データを取得すると共に、設定情報
保存部110から印刷指示情報を取得して、印刷要求を
形成し、通信部130を通じて目的の印刷出力装置に対
して送信する。
【0220】なお、このジョブ発行時に、再び、選択さ
れている印刷出力装置の状態情報を取得して利用可能か
否かを問い合わせるようにしてもよい。そのようにすれ
ば、印刷出力装置を選択した後の印刷出力装置の状態変
化を確認して、使用不可能になっていないかどうかを確
認することができる。
【0221】以上は、印刷指示操作パネルが起動されて
いる状態からの出力先切り換えについての説明である
が、実際的には、ユーザーは、まず、印刷指示操作パネ
ルを起動しなければならない。ユーザーは、印刷指示装
置200のディスプレイ109の画面における操作指示
により、印刷指示操作パネルを起動するが、その際に
は、前回終了時に設定されていた印刷出力装置名を記録
しているファイルにアクセスし、そのファイルから前回
終了時の印刷出力装置名を獲得した上で、その印刷出力
装置を最初に選択したものとして立ち上がる。
【0222】また、上述の例では、設定情報保存部11
0の前回の保存情報を用いて、印刷指示操作パネルの設
定項目の初期的な設定を行なうようにしたが、ユーザー
が保存を希望する設定情報は、それぞれ識別ファイル名
を付与して設定情報保存部110に保存しておき、ユー
ザーがその保存された過去の設定情報ファイルの中か
ら、希望するものを選択し、その選択された設定情報に
より印刷指示操作パネルの各設定項目の初期的な設定を
行なうようにすると、さらに、よい。この場合に、過去
の設定情報の内容をウインドウ表示するなどして、ユー
ザーが知ることができるようにすると、便利である。
【0223】以上説明した印刷指示装置によれば、ユー
ザーは印刷出力装置名を選択するだけで利用する印刷出
力装置を切り換えて、印刷出力先として指定して、印刷
指示することができる。そして、利用しようとするプリ
ンタの、その時点の装備機能を確実に把握した上で、印
刷指示を行うことができる。
【0224】また、利用しようとした印刷出力装置に所
望の機能がない場合、容易に他の印刷出力装置に切り換
えられる。さらに、利用中に故障が発生した場合などに
も、その時点で他の印刷出力装置へ切り換えることがで
きる。また、印刷指示を行う前に予めプリンタの常置を
確認したい場合も、容易に確認できる。
【0225】また、印刷出力装置が印刷処理の後処理の
フィニッシング処理の機能を有しているか否かを確実に
検知することができると共に、印刷出力装置がフィニッ
シング処理の機能を有しているときには、そのフィニッ
シング処理機能を遠隔位置から指定して利用することが
できる。また、印刷出力装置がフィニッシング処理機能
を備えていない場合には、ユーザーによるフィニッシン
グ処理の設定ができないようにしているので、誤設定を
確実に防止できる。
【0226】なお、前述もしたように、この発明は、フ
ィニッシング処理等の後処理ではなく、印刷や複写処理
すべき原稿の入力機能、例えばスキャナーやイメージリ
ーダ等の印刷処理の前処理機能に関する指示設定につい
ても適用可能であることは言うまでもない。また、基本
機能群およびその他の機能群に含まれない他の機能につ
いて、前述の例のフィニッシング処理機能と同様の取扱
いをするようにすることも可能である。
【0227】前述したように、印刷指示装置100は、
その実行開始時、ユーザーが指示したとき、あるいは一
定時間間隔ごとに、印刷管理装置200から装置情報を
取得するようにしているが、印刷指示操作パネルが起動
されている間も、印刷管理装置200に前記装置情報を
問い合わせて、これらの情報をタイムリーに取得して最
新の状態をユーザーが知ることができるようにできる。
【0228】問い合わせの方法は、一定時間間隔で定期
的に装置情報管理部101が情報取得要求を出す方法の
ほか、印刷指示操作パネルに「更新ボタン」を設け、ユ
ーザーがこの「更新ボタン」を例えばマウスでクリック
することにより、装置情報の更新要求を出すようにする
方法がある。
【0229】「更新ボタン」を設けて、ユーザーによる
利用中の印刷出力装置の状態情報の更新を行なう場合の
例の処理の流れを図39のフローチャートを参照しなが
ら説明する。なお、この場合、装置情報管理部101
は、比較的頻繁に印刷管理装置200に対して少なくと
も状態情報の問い合わせを行ない、常に最新の状態情報
を取得しているとする。
【0230】ユーザーが印刷指示操作パネルの「更新ボ
タン」をクリックすると(ステップS21)、表示制御
部108は装置情報取得部104に状態情報の取得を依
頼する(ステップS22)。装置情報取得部104は、
装置情報管理部101から、その時の印刷指示操作パネ
ルに対応する印刷出力装置の最新の状態情報を取得し、
装備機能・状態解析部105に渡す(ステップS2
3)。
【0231】装備機能・状態解析部105は、取得した
状態情報から当該印刷出力装置が、そのときにも、まだ
使用可能な状態であるか否かを判断する(ステップS2
4)。もしも、故障発生などにより使用不能となってい
れば、その解析結果を表示情報構成部106に送る。表
示情報構成部106は、選択中の印刷出力装置の状態に
ついて「使用可能ではありません」とする表示メッセー
ジを生成し、表示制御部108を通じてディスプレイ1
09の画面の印刷指示操作パネルの前述した状態表示欄
42に表示する(ステップS25)。そして、この情報
更新のルーチンを終了する。
【0232】印刷出力装置の状態が使用可能であれば、
装備機能・状態解析部105は、この状態情報を表示用
として表示情報構成部106に渡す。表示情報構成部1
06は、その新たに取得した状態情報に基づく状態表示
情報を生成し、表示制御部108を通じてディスプレイ
109の画面の印刷指示操作パネルの前述した状態表示
欄42に表示する(ステップS26)。そして、この情
報更新のルーチンを終了する。
【0233】この場合、更新の結果、例えばA4の用紙
が残り少なくなっているのであれば、前述した図35の
状態表示欄42に示したような表示メッセージが現れる
ことになる。この場合、「更新ボタン」により最新の印
刷出力装置の状態を反映した方がよい状態としては、上
記の用紙の残量の警告情報のほか、 ・用紙づまり ・用紙トレイがセットされていない ・印刷出力装置の電源オフ ・ドアオープン ・トナーカートリッジの交換時期 ・トナーカートリッジの交換時期が近いこと ・ドラムカートリッジの交換時期 ・ドラムカートリッジの交換時期が近いこと ・排出トレイビンがフルになり、別ビンに排出先が変更
になった などがある。
【0234】以上のように、印刷指示操作パネルを起動
して印刷出力装置に対する印刷指示を行ないつつ、状態
情報の更新を行なうことにより、印刷出力装置の状態の
変化を自動的に、あるいはユーザーが必要とするタイミ
ングで取得することができる。なお、装置情報の装備機
能情報をも更新するようにすることにより、装備機能の
追加、削除などの変更の情報をも取得することが可能に
なる。
【0235】なお、以上の例では、印刷指示装置100
の装置情報管理部101は、印刷管理装置200から、
ネットワークLAN10を通じて各印刷出力装置の識別
子情報および装置情報を取得するようにしたが、オペレ
ータが、印刷指示装置機能部の装置情報管理部に対し
て、これらのネットワーク上の複数個の印刷出力装置に
関する上記情報を入力して登録するようにしてもよい。
【0236】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ネットワーク上に配置されている複数のプリンタ、
複写機などの印刷出力装置を簡単な操作で切り換えて利
用することが可能になる。
【0237】また、印刷出力装置の識別子を選択するだ
けで、印刷出力先の印刷出力装置の切り換え指示ができ
ると共に、当該印刷出力装置の印刷指示の操作パネルを
呼び出すことができるので、従来のようにプリンタドラ
イバをユーザーが印刷出力装置に合わせて識別して切り
換える場合に比べて、切り換え操作が非常に簡易にな
る。
【0238】また、操作パネルの印刷設定項目の設定情
報は、前回の設定情報が利用されて構成されるので、設
定を前回の印刷出力装置に対するものと変更する必要の
ないものは、前回の設定情報をそのまま使用でき、再設
定が不要であるという利点がある。また、前回にない設
定情報は、標準値が自動的に設定されるので、標準的な
使用を行なう場合には、非常に便利である。
【0239】また、ネットワーク上の複数の印刷出力装
置を切り換えて利用する際に、これらの複数の印刷出力
装置の状態を適宜把握することが可能であるので、必要
であれば印刷出力装置の再選択を行なったり、用紙の補
給を適切なタイミングで行なったりすることが可能にな
る。
【0240】また、ネットワーク上の複数の印刷出力装
置が有する機能を確実に把握することができると共に、
印刷出力装置が有しない機能については、ユーザーが選
択設定指示することができないようにしたので、誤設定
を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による印刷指示装置の一実施の形態を
含む情報処理システムの全体の機能ブロック図である。
【図2】この発明が適用される情報処理システムの全体
構成の概要を示す図である。
【図3】この発明の概要を説明するための図である。
【図4】この発明の一実施の形態における装置情報管理
部の動作の例を示すフローチャートである。
【図5】この発明の一実施の形態における出力先選択部
の動作の例を示すフローチャートである。
【図6】この発明の一実施の形態における出力先切り換
え部の動作の例を示すフローチャートである。
【図7】この発明の一実施の形態における印刷指示操作
パネルの例を示す図である。
【図8】この発明の一実施の形態における印刷指示操作
パネルの例を示す図である。
【図9】この発明の一実施の形態における印刷指示操作
パネルの例を示す図である。
【図10】この発明の一実施の形態における印刷指示操
作パネルの例を示す図である。
【図11】この発明の一実施の形態におけるディスプレ
イの画面の例を示す図である。
【図12】この発明の一実施の形態における指示設定操
作部の入力処理テーブルを示す図である。
【図13】この発明の一実施の形態における表示制御部
の動作の例を示すフローチャートである。
【図14】この発明の一実施の形態において操作パネル
を開いた時の印刷指示装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図15】この発明の一実施の形態における印刷出力装
置を選択するための出力先選択/切り換えパネルの例を
示す図である。
【図16】この発明の一実施の形態における装置情報の
記憶フォーマットの例を示す図である。
【図17】この発明の一実施の形態における印刷出力装
置の登録テーブルの例を示す図である。
【図18】この発明の一実施の形態における印刷出力装
置の識別名のリストの例を示す図である。
【図19】この発明の一実施の形態における装置情報の
取得処理の例を示すフローチャートである。
【図20】この発明の一実施の形態における装置情報テ
ーブルへの書き込み処理の例を示すフローチャートであ
る。
【図21】この発明の一実施の形態において、設定機能
に関するテーブルの例を示す図である。
【図22】この発明の一実施の形態において、デフォル
ト値を保存するテーブルの例を示す図である。
【図23】この発明の一実施の形態における表示図形の
データに関するテーブルの例を示す図である。
【図24】この発明の一実施の形態における表示アイテ
ムの制御テーブルの例を示す図である。
【図25】この発明の一実施の形態において、固定表示
情報の設定のための処理の例を示すフローチャートであ
る。
【図26】この発明の一実施の形態における印刷出力装
置の表示順序を登録するテーブルの例を示す図である。
【図27】この発明の一実施の形態において、データの
グループ毎に登録された装置機能解析処理プログラムを
示すテーブルである。
【図28】この発明の一実施の形態において、機能設定
に関連する表示アイテムが登録されたテーブルの例を示
す図である。
【図29】この発明の一実施の形態における装置機能・
状態解析部の処理の例を示すフローチャートである。
【図30】この発明の一実施の形態において、用紙サイ
ズの表示態様処理プログラムの処理の例を示すフローチ
ャートである。
【図31】この発明の一実施の形態において、可変表示
情報の設定における処理の例を示すフローチャートであ
る。
【図32】この発明の一実施の形態における、印刷出力
装置を選択するための出力先選択/切り換えパネルの例
を示す図である。
【図33】この発明の一実施の形態の印刷出力先の切り
換え処理のフローチャートである。
【図34】この発明の一実施の形態の印刷指示操作パネ
ルの例を示す図である。
【図35】この発明の一実施の形態の印刷指示操作パネ
ルの例を示す図である。
【図36】図34と図35とを比較対象するための表を
示す図である。
【図37】この発明の一実施の形態において、用紙選択
ボタン入力処理の例を示すフローチャートである。
【図38】この発明の一実施の形態において、ジョブ発
行処理の例を示すフローチャートである。
【図39】この発明の一実施の形態において、ユーザー
の要請により状態情報の更新を行なう際の処理のフロー
チャートである。
【図40】従来の印刷指示装置の概要を説明するための
図である。
【符号の説明】
100 印刷指示装置 101 装置情報管理部 102 出力先選択部 103 出力先切り換え部 104 装置情報取得部 105 装備機能・状態解析部 106 表示情報構成部 107 表示情報保存部 108 表示制御部 109 ディスプレイ(表示部) 110 設定情報保存部 111 デフォルト値保存部 112 指示設定操作部 121 プリンタドライバ 122 印刷データ保存部 123 ジョブ発行部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による印
刷指示装置は、後述の図1の実施例の機能ブロックの参
照符号を対応させると、通信ネットワーク(10)に接
続され、前記通信ネットワーク上の複数個の印刷出力装
置(301〜303)の中から選択した印刷出力装置に
対して印刷指示を表示画面を通じて行なう印刷指示装置
であって、前記通信ネットワーク上の複数の印刷出力装
置のそれぞれの装置情報を管理する装置情報管理手段
(101)と、前記通信ネットワーク上の印刷出力装置
のうちの一つを印刷出力先として選択する出力先選択手
段(102)と、前記出力先選択手段での選択に基づい
て、前記装置情報管理手段から前記出力先として選択さ
れた印刷出力装置の装置情報を取得し、当該印刷出力装
置に対する印刷指示情報を設定するための印刷指示操作
パネルの表示情報を生成する表示情報生成手段(10
4、105、106)と、前記表示画面を備える表示手
段(109)と、前記出力先選択手段での選択に基づい
て、前記表示情報生成手段で生成された前記印刷指示操
作パネルを前記表示手段の表示画面に表示し、前記印刷
指示情報の設定を受け付ける表示制御手段(108)
と、印刷データを前記通信ネットワーク上の複数の印刷
出力装置のそれぞれに対応するように処理する印刷デー
タ処理部を備え、前記出力先選択手段での選択に基づい
て、前記選択された印刷出力装置に対応した印刷データ
処理部で印刷データを処理する印刷データ処理手段(図
1のプリンタドライバ121)と、前記印刷データ処理
手段からの印刷データと、前記設定された前記選択され
た印刷出力装置に対する印刷指示情報とを含む印刷ジョ
ブを前記選択された印刷出力装置に対して発行するジョ
ブ発行手段(123)とを備えると共に、前記装置情報
は、前記印刷出力装置の、印刷処理の前処理および/ま
たは後処理の機能に関する情報を含み、前記表示情報生
成手段は、前記出力先選択手段で選択された印刷出力装
置が、前記前処理および/または後処理の機能を備える
ときには前記機能を使用可能とする表示を、前記前処理
および/または後処理の機能を有しないときには前記機
能を使用不可とする表示を、それぞれ含む印刷指示操作
パネルの表示情報を生成することを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】 請求項3に記載の発明による印刷指示装置においては、
自装置の情報を出力可能な複数の印刷出力装置の中から
選択された印刷出力装置に対して表示装置の操作画面を
通じて印刷指示を行う印刷指示装置であって、前記印刷
出力装置が接続され、この接続された印刷出力装置の装
置情報を取得する装置情報取得手段(104)と、この
装置情報取得手段(104)から、前記選択された印刷
出力装置の装置情報を取得し、その取得した装置情報に
基づいて、予め用意された基準操作画面における前記印
刷指示のための複数の表示項目のうちの、前記選択され
た印刷出力装置が備えていない機能に関する表示項目の
表示態様を、備えている機能に関する表示項目の表示態
様とは変更した操作画面を生成する手段(106)とを
備え、各印刷出力装置に対して共通の操作画面を用いた
操作を可能とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】また、請求項4に記載の発明による印刷指
示装置においては、請求項3に記載の発明の要件に加え
て、前記装置情報取得手段(104)で取得した前記接
続された印刷出力装置の装置情報に基づいて、前記接続
された印刷出力装置の印刷指示に必要な表示項目を有す
る前記基準操作画面を生成する手段(106)を備える
ことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】すなわち、ユーザーは、出力先選択手段
で、ネットワーク上の複数個の印刷出力装置の内から希
望の印刷出力装置を選択し、印刷指示操作パネルを通じ
て所定の設定入力および印刷指示要求操作を行なうだけ
で、ネットワーク上の複数の印刷出力装置を簡単に切り
換えて利用することができる。そして、利用者が利用し
ている印刷指示装置の表示画面上において、選択したネ
ットワーク上の印刷出力装置が、例えば印刷の後処理と
してのフィニッシング処理可能かどうか確認でき、フィ
ニッシング処理機能を有している場合には、当該フィニ
ッシング処理機能が遠隔位置から使用可能となる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】請求項3の印刷指示装置においては、予め
用意された基準操作画面の表示項目の中から、選択され
た印刷出力装置が備えていない機能に関する表示項目に
ついては、その表示態様を、備えている機能に関する表
示項目とは変えるようにしたので、ユーザーは各印刷出
力装置に対して基本的に共通の操作画面を用いて操作指
示を行うことができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】請求項4の印刷指示装置においては、当該
印刷指示装置に接続された各印刷出力装置の装置情報を
取得し、取得した装置情報に基づいて、請求項3の発明
における基準操作画面を生成するので、予め、印刷指示
装置に接続される印刷出力装置の装備機能に基づいて基
準操作画面を設定しておく必要がなくなる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】削除
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】削除
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】削除
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】削除
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 広治 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&D ビジネスパークビル 富士ゼロックス株式会 社内 (72)発明者 内山 透 東京都北区田端6丁目1番1号 田端As ukaタワ ー15階 富士ゼロックス株式 会社内 (72)発明者 稲葉 永吾 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&D ビジネスパークビル 富士ゼロックス株式会 社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ネットワークに接続され、前記通信ネ
    ットワーク上の複数個の印刷出力手段の中から選択した
    印刷出力装置に対して印刷指示を表示画面を通じて行な
    う印刷指示装置であって、 前記通信ネットワーク上の複数の印刷出力装置のそれぞ
    れの装置情報を管理する装置情報管理手段と、 前記通信ネットワーク上の印刷出力装置のうちから印刷
    出力先とする印刷出力装置を選択する出力先選択手段
    と、 前記出力先選択手段での選択に基づいて、前記装置情報
    管理手段から前記出力先として選択された印刷出力装置
    の装置情報を取得し、当該印刷出力装置に対する印刷指
    示情報を設定するための印刷指示操作パネルの表示情報
    を生成する表示情報生成手段と、 前記表示画面を備える表示手段と、 前記出力先選択手段での選択に基づいて、前記表示情報
    生成手段で生成された前記印刷指示操作パネルを前記表
    示手段の表示画面に表示し、前記印刷指示情報の設定を
    受け付ける表示制御手段と、 印刷データを前記通信ネットワーク上の複数の印刷出力
    装置のそれぞれに対応するように処理する印刷データ処
    理部を備え、前記出力先選択手段での選択に基づいて、
    前記選択された印刷出力装置に対応した印刷データ処理
    部で印刷データを処理する印刷データ処理手段と、 前記印刷データ処理手段からの印刷データと、前記設定
    された前記選択された印刷出力装置に対する印刷指示情
    報とを含む印刷ジョブを前記選択された印刷出力装置に
    対して発行するジョブ発行手段とを備える印刷指示装
    置。
  2. 【請求項2】前記印刷データ処理手段は、異なる種類の
    複数の印刷出力装置に対応した印刷データ処理部を備
    え、前記出力先選択手段での選択に基づいて前記選択さ
    れた印刷出力装置に対応した印刷データ処理部に切り換
    え、印刷データを処理することを特徴とする請求項1に
    記載の印刷指示装置。
  3. 【請求項3】前記表示情報生成手段は、 前記出力先選択手段での選択に基づいて、前記装置情報
    管理手段から取得された前記出力先として選択された印
    刷出力装置の前記装置情報の機能を解析する解析手段を
    含み、 前記解析手段の解析結果に基づいて、前記選択された印
    刷出力装置では使用不可の機能の項目については、使用
    不可とする表示を含む前記印刷指示操作パネルの表示情
    報を生成することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の印刷指示装置。
  4. 【請求項4】前記装置情報管理手段は、前記通信ネット
    ワークを介して、前記通信ネットワーク上の複数個の印
    刷出力装置の識別子を取得して管理しており、 前記出力先選択手段は、前記識別子により前記印刷出力
    先としての印刷出力装置を選択することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の印刷指示装置。
  5. 【請求項5】前記装置情報管理手段は、前記通信ネット
    ワークを介して、当該通信ネットワーク上の複数個の印
    刷出力装置の装置情報を取得することを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の印刷指示装置。
  6. 【請求項6】前記表示制御手段を通じて設定された印刷
    指示情報を保存する設定情報保存手段を設け、 前記出力先選択手段により選択された印刷出力装置に対
    する前記印刷指示情報の設定を、前記設定情報保存手段
    に保存されている印刷指示情報に基づいて行なうことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷指示装
    置。
  7. 【請求項7】前記表示制御手段を通じて設定された印刷
    指示情報を保存する設定情報保存手段と、 前記各印刷指示情報を構成する設定項目の標準情報を保
    存する標準情報保存手段とを設け、 前記設定情報保存手段に印刷指示情報が無い設定項目に
    対しては、前記標準情報保存手段の標準情報に基づいて
    設定を行うようにしたことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の印刷指示装置。
  8. 【請求項8】前記装置情報は、前記印刷出力装置の、印
    刷処理の前処理および/または後処理の機能に関する情
    報を含み、 前記表示情報生成手段は、前記出力先選択手段で選択さ
    れた印刷出力装置が、前記前処理および/または後処理
    の機能を備えるときには前記機能を使用可能とする表示
    を、前記前処理および/または後処理の機能を有しない
    ときには前記機能を使用不可とする表示を、それぞれ含
    む印刷指示操作パネルの表示情報を生成することを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の印刷指示装置。
  9. 【請求項9】自装置の情報を出力可能な複数の印刷出力
    装置の中から選択された印刷出力装置に対して表示装置
    の操作画面を通じて印刷指示を行う印刷指示装置であっ
    て、 前記複数の印刷出力装置の装置情報を取得する装置情報
    取得手段と、 この装置情報取得手段から、前記選択された印刷出力装
    置の装置情報を取得し、その取得した装置情報に基づい
    て、予め用意された基準操作画面における前記印刷指示
    のための複数の表示項目のうちの、前記選択された印刷
    出力装置が備えていない機能に関する表示項目の表示態
    様を、備えている機能に関する表示項目の表示態様とは
    変更した操作画面を生成する手段とを備えた印刷指示装
    置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の印刷指示装置におい
    て、 前記装置情報取得手段で取得した前記複数の印刷出力装
    置の装置情報に基づいて、前記印刷出力装置の印刷指示
    に必要な表示項目を有する前記基準操作画面を生成する
    手段を備えた印刷指示装置。
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