JP2001225770A - 装軌車両の走行装置 - Google Patents

装軌車両の走行装置

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JP2001225770A
JP2001225770A JP2000077249A JP2000077249A JP2001225770A JP 2001225770 A JP2001225770 A JP 2001225770A JP 2000077249 A JP2000077249 A JP 2000077249A JP 2000077249 A JP2000077249 A JP 2000077249A JP 2001225770 A JP2001225770 A JP 2001225770A
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/14Arrangement, location, or adaptation of rollers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 揺動式下転輪の履帯への追従性を向上すると
共に、実接地長を安定化できる装軌車両の走行装置を提
供する。 【解決手段】 トラックフレームとアイドラとスプロケ
ットとを略直線上に配設し、トラックフレームの下部の
下転輪、アイドラ及びスプロケットに履帯を巻装した装
軌車両の走行装置において、アイドラ(2)は上下方向
位置を固定され、下転輪(11,12)は、基端部がト
ラックフレーム(1)に揺動自在に取着された第1アー
ム(31)と、第1アーム(31)の先端部に揺動自在
に取着された第2アーム(32)とを有するボギー装置
の第2アーム(32)先端部に支持される。スプロケッ
ト(3)に最も近いボギー装置は、第1アーム(31)
の揺動支持点が第2アーム(32)の揺動支持点よりも
アイドラ(2)寄りに位置する方が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装軌車両の走行装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】装軌車両の走行装置としては、走行時に
地面の起伏による履帯の上下方向変化に下転輪を追従さ
せて、履帯踏面への下転輪の乗り上げを防止するため
に、従来から様々なものが開発されている。図9は例え
ば特開平11−227643号公報に記載された装軌車
両の走行装置の側面図を示しており、同図により従来技
術を説明する。トラックフレーム1の一端部(通常は車
両の前部)にアイドラ2が軸支され、トラックフレーム
1の他端部はピボットシャフト9を介して車体(図示せ
ず)に揺動自在に取着されている。また、トラックフレ
ーム1の他端よりも後方で、ピボットシャフト9の近傍
の車体にはスプロケット3が軸支されている。アイドラ
2とスプロケット3との間のトラックフレーム1の下方
には、上下方向に揺動自在に支持された揺動式下転輪2
1,22,23が装着されている。そして、アイドラ
2、スプロケット3及び揺動式下転輪21,22,23
に履帯6が巻装されている。
【0003】揺動式下転輪21,22は、トラックフレ
ーム1に取着されたピン7により交差して連結された2
つのアーム部材4,5の下端部に回転自在に取着されて
おり、2つのアーム部材4,5によりピン7の回りに揺
動自在となっている。また単独揺動式下転輪23は、ト
ラックフレーム1に取着された、揺動支点G1を有する
ピンにより揺動自在に支持された1つのアーム部材24
の下端部に回転自在に取着されている。
【0004】上記の構成によると、履帯6が地面の起伏
部に乗り上げて下方に弛んだときには、揺動式下転輪2
1,22,23が下降して履帯6の踏面に接触すること
により、履帯6の回転をガイドし、揺動式下転輪21,
22,23の履帯踏面への乗り上げを防止するようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−227643号公報に記載された装軌車両の
走行装置においては、次のような問題がある。即ち、揺
動式下転輪21,22はアーム部材4,5によりピン7
の回りに揺動自在となっているものの、ピン7はトラッ
クフレーム1に取着されているので、揺動ストロークつ
まり揺動式下転輪21,22のボギーストロークがアー
ム部材4,5の長さにより制限されている。このアーム
部材4,5の長さは隣接する2つの揺動式下転輪21,
22同士の干渉防止のためにあまり長くはできず、した
がってボギーストロークを充分に大きくすることができ
ない。このため、図10に示すように、揺動式下転輪2
1,22が履帯6に追従せずに離れてしまうことが発生
し、大きな起伏部を走行するときに下転輪21,22の
つばが履帯6の踏面に乗り上げる場合がある。また、ボ
ギーストロークが充分でないので、履帯6が起伏面の凸
部に乗り上げたときの履帯6による凸部の包み込み量が
小さく、したがって揺動式下転輪21,22により車体
の荷重を充分に支持することができない。このため、凸
部を乗り越えて落下した時の履帯6、揺動式下転輪2
1,22及び車体にかかる衝撃力が大きく、車両全体の
耐久性を劣化させると共に、乗り心地も悪化させてい
る。
【0006】このような問題を解決するものとして、例
えば特開昭57−107964号公報に記載された装軌
車両用履帯案内装置の技術が考えられる。図11は同公
報に記載された履帯案内装置を備えた走行装置の側面図
である。同図において、トラックフレーム51の前後両
端部にはそれぞれ第1アーム61,71がピン(ピボッ
ト点)63,73により揺動自在に取着されており、こ
の第1アーム61,71の外方端部にはアイドラ52
a,52bが回転自在に取着されている。また、第1ア
ーム61,71の内方下端部にはそれぞれ第2アーム6
2,72の中心部が揺動自在に取着され、第2アーム6
2,72の両端部にはそれぞれ下転輪64,64及び下
転輪74,74が回転自在に取着されている。そして、
第1アーム61,71の外方側上端部にはそれぞれスト
ップ部材65,75が設けられ、トラックフレーム51
の前端部及び後端部にはそれぞれストップ部材65,7
5に当接して第1アーム61,71の上方への揺動運動
を制限するストップ部材66,76が設けられている。
【0007】また、下転輪64,64と下転輪74,7
4との間で、かつトラックフレーム51の下部には、第
1アーム54の上端部がピン58により揺動自在に取着
されており、第1アーム54の下端部には第2アーム5
5の略中央部が揺動自在に取着され、第2アーム55の
両端部にはそれぞれ下転輪57,57が回転自在に取着
されている。さらにトラックフレーム51の後端部の上
方の車体にはスプロケット53が回転自在に取着されて
いる。そして、これらのアイドラ52a,52b、スプ
ロケット53及び下転輪57,64,74の周囲に履帯
56が巻装されている。
【0008】これによると、第1アーム54がピン58
の回りに揺動し、さらに第2アーム55が第1アーム5
4の先端部で揺動するので、トータルで下転輪57,5
7のボギーストロークは大きくなる。したがって、大き
な起伏があってもこれに追従して、下転輪57,57は
履帯56の踏面と接触できるようになる。
【0009】しかしながら、アイドラ52a,52bが
第1アーム61,71により揺動すると、履帯56の実
接地長が安定しないので、踏ん張りが無くなる。これに
より、履帯56のシュースリップが多くなり、高けん引
力が得られないという問題が発生する。しかも、図12
に示すように例えば後進時に大きな起伏に乗り上げた場
合、後端側にあるアイドラ52bはその上方に位置する
履帯56の重量により下方に押しつけられ、このため第
1アーム71で連結された下転輪74,74が最下端ま
で下降しないことがある。即ち、最も外側に配設された
下転輪64,64及び下転輪74,74は車両の走行状
況や、アイドラ52a,52bとの力のバランス等によ
り最下端まで揺動しない場合があり、この結果履帯56
に追従しないことが発生する。
【0010】このように、車両の走行状況、及びアイド
ラ52a,52bとの力のバランス等に影響を受けるこ
となく揺動式下転輪のボギーストロークを大きくして履
帯への追従性を向上すると共に、実接地長を安定化させ
て常に高けん引力で作業できるようにすることが強く望
まれている。
【0011】本発明は、上記の課題に着目してなされた
ものであり、揺動式下転輪の履帯への追従性を向上する
と共に、実接地長を安定化できる装軌車両の走行装置を
提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、本発明は、トラックフレームとア
イドラとスプロケットとを略直線上に配設し、トラック
フレームの下部に下転輪を回転自在に設け、アイドラ、
下転輪及びスプロケットの周囲に履帯を巻装した装軌車
両の走行装置において、アイドラ2はトラックフレーム
1に対する上下方向の位置を固定して支持され、下転輪
11,12は、基端部がトラックフレーム1に揺動自在
に取着された第1アーム31と、第1アーム31の先端
部に揺動自在に取着された第2アーム32とを有するボ
ギー装置の前記第2アーム32の先端部に支持された構
成としている。上記構成によると、第1アーム及びその
先端に設けた第2アームのそれぞれの揺動によるダブル
ボギー型の揺動式下転輪を備えているので、大きなボギ
ーストロークが得られ、下転輪の履帯への追従性を大幅
に向上できる。また、アイドラの上下方向の位置がトラ
ックフレームに対して固定されているので、実接地長が
安定して高けん引力を得ることができる。したがって、
下転輪の履帯踏面への乗り上げを防止して履帯外れを未
然に防止できる。さらに、追従性のある下転輪により起
伏部の包み込み量が大きくなるので、起伏部に乗り上げ
た後の衝撃力を緩和して、車両全体の耐久性及び乗り心
地を向上できる。
【0013】また本発明は、スプロケットに最も近接す
る前記ボギー装置は、第1アームの揺動支持点が第2ア
ームの揺動支持点よりもアイドラ寄りに位置するように
した方が好ましい。この構成によると、スプロケットに
最も近いボギー装置では第2アームに支持された下転輪
が第1アームの揺動支持点よりもスプロケットに近くな
るので、特に後進時にスプロケットの下部近傍で発生す
る履帯の大きな撓みに早く追従し、後続の下転輪の追従
が容易となる。この結果、上述の効果に加えて、履帯へ
の追従性をさらに向上でき、履帯外れの防止、及び乗り
心地と耐久性の向上が確実にできる。
【0014】また本発明は、スプロケットに最も近接す
る前記ボギー装置及びアイドラに最も近接する前記ボギ
ー装置はそれぞれ、第1アームの揺動支持点が第アーム
の揺動支持点よりもトラックフレームの中央寄りに位置
するようにした方が好ましい。この構成によると、スプ
ロケットに最も近いボギー装置及びアイドラに最も近い
ボギー装置では、第2アームに支持された下転輪が第1
アームの揺動支持点よりもスプロケット及びアイドラに
それぞれ近くなる。通常、大きな起伏部に乗り上げた時
には、前進では走行装置の前端部(例えばアイドラ側)
の近傍、後進では後端部(例えばスプロケット側)の近
傍で履帯が撓み易いが、スプロケット及びアイドラの近
くに配置された下転輪はこの撓みに早く追従するので、
後続の下転輪の追従が容易となる。この結果、上述の効
果に加えて、履帯への追従性をさらに向上でき、履帯外
れの防止、及び乗り心地と耐久性の向上が確実にでき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施形態を
詳細に説明する。実施形態では、本発明に係る走行装置
が適用される装軌車両としてブルドーザを例に挙げて説
明する。図1は、実施形態を表すブルドーザの側面図で
ある。同図において、装軌車両は、車体の左右下部に履
帯6を有する走行装置を備えている。走行装置には、車
両前後方向に沿って配設されたトラックフレーム1と、
前後両端部に配設されたアイドラ2及びスプロケット3
と、トラックフレーム1の下部に回転自在に、かつ揺動
自在に支持された下転輪11,12を有するダブルボギ
ー式下転輪ユニット10とが設けられている。
【0016】図2は、実施形態を示す走行装置の側面図
である。トラックフレーム1の一端部には図示しないス
プリングを介して外方に向けて所定のテンションが掛け
られているヨーク1aが長手方向(車両前後方向)に移
動自在に装着されており、ヨーク1aの先端部にはアイ
ドラ2が回転自在に取着されている。またトラックフレ
ーム1の他端部近傍の車体(図示せず)には、スプロケ
ット3が回転自在に取着されている。さらに、アイドラ
2とスプロケット3との間のトラックフレーム1の下部
には、複数の下転輪11,12,43等がそれぞれ揺動
自在に取着されている。そして、これらのアイドラ2、
スプロケット3及び複数の下転輪11,12,43の周
囲には、履帯6が巻装されている。
【0017】スプロケット3に最も近接したトラックフ
レーム1の下部には、ダブルボギー式下転輪ユニット1
0が配設されている。図3にこのダブルボギー式下転輪
ユニット10の詳細図(取付向きが左右逆の場合)を示
している。即ち、トラックフレーム1の下部に第1アー
ム31の基端部が第1ピン33により揺動自在に取着さ
れており、第1アーム31の先端部には第2アーム32
の略中央部が第2ピン35により揺動自在に取着されて
いる。またこの第2アーム32の両端部には、それぞれ
下転輪11,12が回転自在に取着されている。ここ
で、第1ピン33は、第2ピン35よりもアイドラ2寄
りの位置、即ちトラックフレーム1の中央部寄りに設け
られている。また第1アーム31の先端上部とトラック
フレーム1の下部との当接部には、それぞれ弾性部材3
4a,34bが取着されている。この弾性部材34a,
34bが互いに当接することにより、第1アーム31の
上方への回動を制限すると共に、起伏部を乗り上げたり
乗り越えた時の下転輪11,12が受ける衝撃を吸収す
るようになっている。
【0018】アイドラ2に最も近接したトラックフレー
ム1の下部には、アーム41の基端部がピン42により
揺動自在に取着されており、アーム41の先端下部には
下転輪43が回転自在に取着されている。またアーム4
1の先端上部とトラックフレーム1の下部との当接部に
はそれぞれ弾性部材44a,44bが取着されており、
この弾性部材44a,44bが互いに当接することによ
りアーム41の上方への回動を制限している。
【0019】また本実施形態では、アイドラ2側の下転
輪43とスプロケット3側の下転輪11,12との間に
は、前記下転輪11,12と同様のダブルボギー式下転
輪ユニット10が2セット装着されている。このとき、
中間部のダブルボギー式下転輪ユニット10の第1ピン
33と第2ピン35との位置関係は特に限定する必要は
なく、スプロケット3側のダブルボギー式下転輪ユニッ
ト10の場合と同様でもよいし、又は反対でもよい。
【0020】ここで、ダブルボギー式下転輪ユニット1
0の詳細構成を図4,5により説明する。図4は図2の
A−A断面図であり、図5は図2のB−B断面図であ
る。トラックフレーム1の下部で、かつ車両左右方向の
両端部には、下方に延設された1対のプレート1a,1
aが設けられており、この1対のプレート1a,1a間
に第1アーム31の基端部が左右1対の第1ピン33,
33により揺動自在に取着されている。第1アーム31
の先端部は、左右方向の断面形状が下方に開口したコの
字状を成しており、このコの字状の左右端部には下方に
延びた左右1対の支持部31a,31aを有している。
また第2アーム32は、同様に左右1対のアーム部材3
2a,32aを有している。そして、前記左右1対の支
持部31a,31a間に左右1対のアーム部材32a,
32aが挿入され、左右1対のアーム部材32a,32
aの略中央部が第2ピン35,35により揺動自在に取
着されている。また、第2アーム32の両先端部で、か
つ左右1対のアーム部材32a,32a間に、それぞれ
下転輪11,12が回転自在に取着されている。
【0021】さらに、前記左右1対の支持部31a,3
1aの下端部の内側には、それぞれ断面略L形状のブラ
ケット36,36が、前記L形状の一方の部材を上方向
きに、かつ他方の部材を外方向きにして取着されてい
る。この左右1対のブラケット36,36の上方向きの
部材は、互いに対向する面にテーパ面を有しており、こ
のテーパ面を履帯6の内周側に左右に設けられたリンク
部材6aに当接させるようにしている。尚、左右1対の
ブラケット36,36のテーパ面をリンク部材6aに当
接させることにより、履帯6が左右方向にずれるのを規
制している。
【0022】次に、以上の構成による作動及び効果を説
明する。下転輪には、アイドラ2に最も近い下転輪43
を除いては、高追従型のダブルボギー式下転輪ユニット
10を採用している。即ち、第1アーム31は第1ピン
33を中心に揺動し(大ボギー)、さらに第2アーム3
2は第1アーム31の先端部に設けた第2ピン35を中
心に左右に揺動する(小ボギー)。したがって、下転輪
11,12は上記2つのアームの揺動により大きなボギ
ーストローク(図3に示す「L1+L2」)が得られる
と共に、従来技術で述べたようなアイドラ2との力のバ
ランスの影響が無くなるので、履帯6の上下方向の変化
への追従性が向上する。これにより、例えば図6に示す
ように後進時に起伏部に乗り上げた際にスプロケット3
の下部近傍の履帯6が大きく撓んでも、下転輪11,1
2は直ちに履帯6に追従して離れることがない。また、
アイドラ2及びスプロケット3のトラックフレーム1に
対する高さは固定されている(いわゆる硬式アイドラ及
び硬式スプロケット)ので、履帯6の実接地長は変化す
ることはない。これにより、大きな起伏のある凸凹地を
走行しても、下転輪11,12は履帯6の踏面に追従し
て当接するので乗り上げることがなく、履帯外れの発生
を防止できると共に乗り心地を向上できる。また、履帯
6による起伏の包み込み量が大きくなり、下転輪11,
12が常に車体を支持するので、起伏を乗り越えた後の
衝撃力を緩和し、車両の耐久性及び乗り心地を向上でき
る。さらに、実接地長が安定するので、シュースリップ
を防止して高けん引力が得られる。
【0023】さらにまた、スプロケット3に最も近接し
た位置にある下転輪11,12は、第1ピン33よりも
スプロケット3に近いので、スプロケット3近傍の履帯
6の大きな撓みを確実に吸収して追従できる。即ち、図
6に示すように、スプロケット3の下方近傍の履帯6に
は後進時にスプロケット3の回転駆動力により大きな撓
みが発生し易いが、下転輪11,12はスプロケット3
の極近傍にあってこの大きな撓みに直ちに追従するので
履帯6のずれを早く修正でき、後続の下転輪は履帯6に
容易に追従できる。
【0024】アイドラ2に最も近い下転輪43は、ピン
42を中心としたアーム41の揺動(大ボギー)により
履帯6に追従する。ここで、下転輪43は1つのアーム
41のみで揺動するので、そのボギーストロークは前述
のダブルボギー式下転輪ユニット10のボギーストロー
クよりも比較的小さくなっているが、言うまでもなくア
イドラ2はスプロケット3と異なり回転駆動力を出力す
るものではなく、ただ単に履帯6を誘導するものであ
り、また前述したスプリングによる所定のテンションで
アイドラ2は常に履帯6に接触している。したがって、
アイドラ2からの距離が短い範囲では履帯6の撓み量も
比較的小さくなるので、アーム41の揺動(大ボギー)
による下転輪43により、所定の追従性は確保される。
【0025】尚、他の実施態様例として図7に示すよう
に、この下転輪43の代わりに、前述の高追従型のダブ
ルボギー式下転輪ユニット10を用いてもよい。この場
合、第1アーム31の揺動支持点の第1ピン33は、第
2アーム32の揺動支持点の第2ピン35よりもスプロ
ケット3寄りの位置、即ちトラックフレーム1の中央部
寄りに設けた方が好ましい。これにより、特にアイドラ
2側へ向けて走行(一般的には前進)時に大きな起伏部
に乗り上げた際に発生し易いアイドラ2近傍での撓みに
早く追従するので、後続の下転輪はさらに追従し易くな
り、追従性を格段に向上できる。
【0026】尚、高追従型のダブルボギー式下転輪ユニ
ット10の取付向きに関する他の実施態様として、図8
に示すように、スプロケット3に最も近接するダブルボ
ギー式下転輪ユニット10の第1アーム31の第1ピン
33は、第2アーム32の第2ピン35よりもスプロケ
ット3寄りの位置に設けてもよい。この場合でも、ダブ
ルボギー式下転輪ユニット10のボギーストロークが大
きいので、履帯6への追従性を向上でき、前述のような
スプロケット3の下部近傍の大きな撓みにも追従する。
従って、上記実施形態と同様に、高けん引力が得られる
と共に、履帯外れを防止でき、さらに耐久性及び乗り心
地を向上できる。
【0027】以上説明したように、本発明によると、ア
イドラ及びスプロケットがトラックフレームに対して略
直線的に配置された履帯(いわゆるロードライブ式履
帯)において、アイドラ及びスプロケットの位置をトラ
ックフレームに対して固定し、高追従型のダブルボギー
式下転輪ユニットを備えたので、実接地長を安定化する
と共に、下転輪の履帯への追従性を格段に向上できる。
したがって、高けん引力が得られると共に、履帯外れの
防止、及び大きな起伏を乗り上げた時の衝撃力の緩和に
よる耐久性及び乗り心地の向上ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を表すブルドーザの側面図である。
【図2】実施形態を示す走行装置の側面図である。
【図3】ダブルボギー式下転輪ユニットの詳細図であ
る。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【図6】本発明の作用の説明図である。
【図7】他の実施態様例を示す走行装置の側面図であ
る。
【図8】他の実施態様例を示す走行装置の側面図であ
る。
【図9】従来技術に係る装軌車両の走行装置の側面図で
ある。
【図10】従来技術の下転輪の追従不良時の説明図であ
る。
【図11】他の従来技術に係る装軌車両の走行装置の側
面図である。
【図12】従来技術の走行装置の起伏乗り上げ状態の説
明図である。
【符号の説明】
1…トラックフレーム、2…アイドラ、3…スプロケッ
ト、4,5…アーム部材、6…履帯、7…ピン、10…
ダブルボギー式下転輪ユニット、11,12…下転輪、
21,22,23…揺動式下転輪、24…アーム部材、
31…第1アーム、32…第2アーム、33…第1ピ
ン、34a,34b…弾性部材、35…第2ピン、41
…アーム、42…ピン、43…下転輪、44a,44b
…弾性部材、51…トラックフレーム、52a,52b
…アイドラ、53…スプロケット、54…第1アーム、
55…第2アーム、56…履帯、57…下転輪、58…
ピン、61,71…第1アーム、62,72…第2アー
ム、63,73…ピン(ピボット点)、64,74…下
転輪、65,66,75,76…ストップ部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックフレームとアイドラとスプロケ
    ットとを略直線上に配設し、トラックフレームの下部に
    下転輪を回転自在に設け、アイドラ、下転輪及びスプロ
    ケットの周囲に履帯を巻装した装軌車両の走行装置にお
    いて、 アイドラ(2)はトラックフレーム(1)に対する上下
    方向の位置を固定して支持され、 下転輪(11,12)は、基端部がトラックフレーム
    (1)に揺動自在に取着された第1アーム(31)と、
    第1アーム(31)の先端部に揺動自在に取着された第
    2アーム(32)とを有するボギー装置の前記第2アー
    ム(32)の先端部に支持されたことを特徴とする装軌
    車両の走行装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装軌車両の走行装置にお
    いて、 スプロケット(3)に最も近接する前記ボギー装置は、
    第1アーム(31)の揺動支持点が第2アーム(32)
    の揺動支持点よりもアイドラ(2)寄りに位置すること
    を特徴とする装軌車両の走行装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装軌車両の走行装置にお
    いて、 スプロケット(3)に最も近接する前記ボギー装置及び
    アイドラ(2)に最も近接する前記ボギー装置はそれぞ
    れ、第1アーム(31)の揺動支持点が第2アーム(3
    2)の揺動支持点よりもトラックフレーム(1)の中央
    寄りに位置することを特徴とする装軌車両の走行装置。
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