JP2001201461A - 異物検査装置 - Google Patents

異物検査装置

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JP2001201461A
JP2001201461A JP2000012581A JP2000012581A JP2001201461A JP 2001201461 A JP2001201461 A JP 2001201461A JP 2000012581 A JP2000012581 A JP 2000012581A JP 2000012581 A JP2000012581 A JP 2000012581A JP 2001201461 A JP2001201461 A JP 2001201461A
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light
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Yutaka Saijo
豊 西條
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Horiba Ltd
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Horiba Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査対象基板が大きくても、検査光の走査
(スキャン)が1回で済み、短時間で所定の異物検査を
行うことができる異物検査装置を提供すること。 【解決手段】 検査ステージ2に保持された検査対象基
板1の表面1aに対して光源5からの光4を照射し、そ
のときの検査対象基板1の表面1aからの散乱光8をリ
ニアアレイセンサ9で検出するようにした異物検査装置
において、前記リニアアレイセンサ9を、複数個、その
長さ方向において直列かつその両端部が所定長さだけオ
ーバーラップするようにして配置するとともに、前記検
査ステージ2または前記光源5を含む照射光学系3を、
リニアアレイセンサ9の配置方向と直交する方向におい
て直線的に移動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば液晶表示
装置に組み込まれるガラス基板や、LSI製造プロセス
において半導体ウェハに回路パターンを焼き付けるため
に用いられるレティクルやマスク、あるいは、回路パタ
ーンが形成された製品ウェハなどの検査対象基板の表面
に、異物が付着しているか否かおよびその大きさや付着
場所を特定することができる異物検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時の異物検査装置においては、検査対
象基板の表面からの散乱光を検出する光検出器として、
例えばCCDアレイセンサなどのリニアアレイセンサを
用いたものが開発されつつある。これは、リニアアレイ
センサによれば位置情報を直接得ることができ、信号処
理などにおいて好都合であるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記リニア
アレイセンサは、市販されているもので最大長さが約3
0cmであり、このため、これより大きな幅または長さ
を有する基板における異物検査に際しては、図4に示す
ように、検査対象である基板を載置する検査ステージを
何度も動かす必要があった。すなわち、図4において、
41はガラスなどの検査対象基板で、X方向およびこれ
と直交するY方向にそれぞれ直線的に移動する検査ステ
ージ42上に水平に載置されている。43は検査光とし
ての例えばレーザ光44を検査対象基板41の表面(上
面)1aに照射するための照射光学系で、レーザ光44
を発するレーザ光源45と光走査装置46とからなる。
そして、レーザ光源45は、検査ステージ42のX方向
の一端側の上方に設けられている。また、光走査装置4
6は、レーザ光源45からのレーザ光44を、Y方向に
おいて適宜幅走査するもので、例えばガルバノミラーよ
りなる。
【0004】そして、47はレーザ光44が検査対象基
板41に照射されたときに検査対象基板41の表面41
aにおいて生ずる散乱光を検出するためのリニアアレイ
センサで、例えばCCDアレイセンサよりなり、前記Y
方向に沿うようにして設けられている。
【0005】前記構成の異物検査装置においては、リニ
アアレイセンサ47の全長(Y方向の長さ)に比べて、
検査対象基板41のY方向の長さがかなり大きいので、
次のようにしてレーザ光44を照射する。すなわち、 1.レーザ光44を走査しながら検査ステージ42を、
符号で示すように、X方向に直線的に移動させて、検
査対象基板41の一端側41bから他端側41cまで照
射する。 2.そして、検査ステージ42を、符号で示すよう
に、X方向に直線的に移動させて、検査対象基板41を
図4に示す位置に復帰させる。 3.検査ステージ42を、符号で示すように、Y方向
に移動させて、走査すべき範囲を設定し、前記ーザ光4
4を走査しながら検査ステージ42を矢印X方向に直線
的に移動させて、次の照射を行って検査を行う。 4.以下、上記1.〜3.までの動作を繰り返して、検
査対象基板41の全面を検査するのである。
【0006】上述のように、従来においては、検査対象
基板41が大きくなると、検査ステージ42を何度も移
動させる必要があり、その操作が煩わしいとともに、異
物検査に要する時間がそれだけ多くなるといった不都合
があった。
【0007】これに対して、光検出器としてカメラレン
ズを用い、検査対象基板41の像を縮小して検査するこ
とも考えられるが、光学系の構成が複雑になる割りに
は、検査に要する時間をそれほど短縮することができな
いといった不都合がある。
【0008】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、検査対象基板が大きくても、検
査光の走査(スキャン)が1回で済み、短時間で所定の
異物検査を行うことができる異物検査装置を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、検査ステージに保持された検査対象
基板の表面に対して光源からの光を照射し、そのときの
検査対象基板の表面からの散乱光をリニアアレイセンサ
で検出するようにした異物検査装置において、前記リニ
アアレイセンサを、複数個、その長さ方向において直列
かつその両端部が所定長さだけオーバーラップするよう
にして配置するとともに、前記検査ステージまたは前記
光源を含む照射光学系を、リニアアレイセンサの配置方
向と直交する方向において直線的に移動するようにして
いる。
【0010】上述のように、リニアアレイセンサを、複
数個、その長さ方向に並べているので、たとえ、リニア
アレイセンサ単体が検査対象基板の幅または長さほど長
くなくても、大きな基板を、唯1回のスキャンによって
検査することができる。前記構成において、隣接するリ
ニアアレイセンサを、その両端部において互いにオーバ
ーラップさせているのは、リニアアレイセンサは、その
構造上、両端部にセンサ部分が形成されてなく、所謂不
感帯部分が存在し、前記オーバーラップさせることによ
り、不感帯部分をなくすためである。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
参照しながら説明する。図1および図2は、この発明の
一つの実施の形態を示す。これらの図において、1はガ
ラスなどの検査対象基板で、X方向において直線的かつ
往復自在に移動する検査ステージ2上に水平に載置され
ている。3は検査光としての例えばレーザ光4を,検査
対象基板1の表面1aに照射するための照射光学系で、
レーザ光源5と光走査装置6とからなる。そして、レー
ザ光源5は、検査ステージ2のX方向の一端側の上方に
設けられている。また、光走査装置6は、例えばガルバ
ノミラーからなり、レーザ光源5から発せられるレーザ
光4を、前記X方向と直交するY方向において適宜幅走
査し、検査ステージ2上の検査対象基板1の幅方向(前
記X方向と直交するY方向)全体を走査できるように構
成されている。
【0012】そして、7は走査されたレーザ光4が検査
対象基板1に照射されたときに検査対象基板1の表面1
aにおいて生ずる散乱光8を検出するための検出光学系
で、複数のリニアアレイセンサ9と、これに対応して設
けられる複数の集光レンズアレイ10とからなる。そし
て、リニアアレイセンサ9は、例えばCCDアレイセン
サよりなり、前記Y方向に沿うようにして、直線的に設
けられている。より詳しくは、リニアアレイセンサ9
は、その長さ方向に直列、かつ、検査ステージ2が移動
するX方向と直交するように、しかも、少なくとも検査
対象基板1の幅方向長さ(Y方向長さ)と同じ、より好
ましくは、検査ステージ2の幅方向長さ(Y方向長さ)
と同じになるように、複数個、配置されている。各CC
Dアレイセンサ9は、その長さ方向の両端部にセンサ部
分が形成されてなく、所謂不感帯部分が存在するので、
これをカバーするため、互いの両端部をオーバーラップ
させて不感帯部分が生じないようにしている。そのた
め、図1に示すように、平面視において、各CCDアレ
イセンサ9は、互いに千鳥状になるように配置されてい
る。また、集光レンズアレイ10は、各リニアアレイセ
ンサ9に対応するようにしてその下方に設けられ、例え
ばセルフォックレンズ(商品名)などの屈折率分布レン
ズをアレイ化したものよりなる。
【0013】なお、上記異物検査装置は、装置全体を制
御するパソコンなどの演算制御装置によって制御される
とともに、前記CCDアレイセンサ9の出力が前記演算
制御装置において処理され、異物の存在位置やその大き
さが特定できるように構成されている。
【0014】上記構成の異物検査装置においては、検査
対象基板1の幅方向(Y方向)の長さに見合うように、
光走査装置6によってレーザ光4をY方向において走査
することができるとともに、検査対象基板1の幅方向
(Y方向)の長さに見合うように、複数のCCDアレイ
センサ9が直列に配置されているので、検査ステージ2
を、その一端側から他端側に1回だけ、前記Y方向に直
交するX方向に直線的に移動するだけで、検査対象基板
1の表面1aの全面を、レーザ光4によって順次走査す
ることができ、そのとき前記表面1aにおいて生ずる散
乱光8を複数のCCDアレイセンサ9で順次検出するこ
とができる。そして、各CCDアレイセンサ9の出力を
前記演算制御装置において処理することにより、異物の
有無、存在位置やその大きさなど異物に関する情報が得
られ、検査対象基板1における異物検査を行うことがで
きる。
【0015】図3は、この発明の他の実施の形態を示す
もので、この実施の形態においては、検査ステージ2の
一端側情報に設けられる照射光学系3を、レーザパター
ンプロジェクタ11と集光レンズアレイ12とによって
構成している。すなわち、レーザパターンプロジェクタ
11は、レーザ光源として用いられ、その発光点11a
を中心にしてY方向(検査ステージ2の幅方向)に直線
的に広がったレーザ光4Aを発するものであり、市販品
として例えばLASIRIS社製のコリメートラインプ
ロジェクタがある。また、集光レンズアレイ12は、例
えばシリンドリカルレンズなどの屈折率分布レンズをア
レイ化したものよりなり、検査対象基板1の幅(Y方向
の長さ)方向を全体を照射できる程度の長さを有し、レ
ーザパターンプロジェクタ11と検査ステージ2との間
の光路中に介装されている。
【0016】上述のように構成された異物検査装置の動
作は、前記第1の実施の形態のそれと同じであるので、
その説明は省略する。そして、この実施の形態において
は、レーザ光源としてレーザパターンプロジェクタ11
を用いているので、ガルバノメータや走査ミラーなどの
光走査機構を設けなくても、検査対象基板1全体をレー
ザ光4Aによって照射することができ、照射光学系の構
成が簡単になり、その制御が容易になるとともに、装置
全体を安価に構成できる。
【0017】上述の実施の形態のいずれにおいても、検
査ステージ2をX方向に移動するようにして、検査対象
基板1の表面1aにレーザ光4または4Aを照射するよ
うにしていたが、これに代えて、レーザ光源5または1
1を含む照射光学系3をX方向に直線的に移動させるよ
うにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、検
査ステージに保持された検査対象基板の表面に対して光
源からの光を照射し、そのときの検査対象基板の表面か
らの散乱光をリニアアレイセンサで検出するようにした
異物検査装置において、前記リニアアレイセンサを、複
数個、その長さ方向において直列かつその両端部が所定
長さだけオーバーラップするようにして配置するととも
に、前記検査ステージまたは光源を、リニアアレイセン
サの配置方向と直交する方向において直線的に移動する
ように構成しているので、検査対象基板が大きくても、
検査光の走査(スキャン)が1回で済み、短時間で所定
の異物検査を行うことができる。
【0019】したがって、検査対象基板が大型化しても
これを短時間で異物検査を行うことができ、液晶表示装
置やウェーハの大型化に好適に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の異物検査装置の光学系の構成の一例
を概略的に示す平面図である。
【図2】前記光学系の側面構成を概略的に示す図であ
る。
【図3】この発明の異物検査装置の光学系の構成の他の
例を概略的に示す斜視図である。
【図4】従来技術を説明するための図である。
【符号の説明】
1…検査対象基板、1a…表面、2…検査ステージ、3
…照射光学系、4…光、5…光源、8…散乱光、9…リ
ニアアレイセンサ、11…光源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査ステージに保持された検査対象基板
    の表面に対して光源からの光を照射し、そのときの検査
    対象基板の表面からの散乱光をリニアアレイセンサで検
    出するようにした異物検査装置において、前記リニアア
    レイセンサを、複数個、その長さ方向において直列かつ
    その両端部が所定長さだけオーバーラップするようにし
    て配置するとともに、前記検査ステージまたは前記光源
    を含む照射光学系を、リニアアレイセンサの配置方向と
    直交する方向において直線的に移動するようにしたこと
    を特徴とする異物検査装置。
JP2000012581A 2000-01-21 2000-01-21 異物検査装置 Pending JP2001201461A (ja)

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