JP2001186713A - 送風機 - Google Patents
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- shaft
- stator winding
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D25/00—Pumping installations or systems
- F04D25/02—Units comprising pumps and their driving means
- F04D25/06—Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
- F04D25/0606—Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven the electric motor being specially adapted for integration in the pump
- F04D25/0613—Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven the electric motor being specially adapted for integration in the pump the electric motor being of the inside-out type, i.e. the rotor is arranged radially outside a central stator
- F04D25/062—Details of the bearings
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D25/00—Pumping installations or systems
- F04D25/02—Units comprising pumps and their driving means
- F04D25/06—Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
- F04D25/0606—Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven the electric motor being specially adapted for integration in the pump
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- F04D25/0646—Details of the stator
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/08—Sealings
- F04D29/083—Sealings especially adapted for elastic fluid pumps
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K11/00—Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
- H02K11/30—Structural association with control circuits or drive circuits
- H02K11/33—Drive circuits, e.g. power electronics
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- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/16—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
- H02K5/167—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings
- H02K5/1677—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly
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- H02K5/22—Auxiliary parts of casings not covered by groups H02K5/06-H02K5/20, e.g. shaped to form connection boxes or terminal boxes
- H02K5/225—Terminal boxes or connection arrangements
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 送風機の防塵性と防滴・防水性を向上す
る。 【解決手段】 ケーシング１の中央部に形成した軸受箱
部４でベアリング５，６で支持したシャフト７に、イン
ペラ９とモータヨーク１２等を取付けると共に、モータ
ヨーク１２の内側にステータ鉄心１７を配設した送風機
において、軸受箱部４の一部を延長してここに室２１を
形成し、この室２１内にＰＣボード１８を収納した。ま
た、ステータ巻線１６から突出させた接続端子１９を、
ＰＣボード１８に搭載した電子回路に接続し、室２１の
開口部を蓋板２２で覆った。ＰＣボード１８が室２１で
囲まれるので、塵埃や水に対して保護されることにな
る。
る。 【解決手段】 ケーシング１の中央部に形成した軸受箱
部４でベアリング５，６で支持したシャフト７に、イン
ペラ９とモータヨーク１２等を取付けると共に、モータ
ヨーク１２の内側にステータ鉄心１７を配設した送風機
において、軸受箱部４の一部を延長してここに室２１を
形成し、この室２１内にＰＣボード１８を収納した。ま
た、ステータ巻線１６から突出させた接続端子１９を、
ＰＣボード１８に搭載した電子回路に接続し、室２１の
開口部を蓋板２２で覆った。ＰＣボード１８が室２１で
囲まれるので、塵埃や水に対して保護されることにな
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種ＯＡ機器等に
用いられる送風機の改良に関するものである。
用いられる送風機の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】各種のＯＡ機器は、多数の電子回路を機
器の筐体内に収容しているため、電子回路を構成する電
子部品が発生する熱を逃しにくく、そのために一部の電
子部品が破壊、あるいは劣化される虞がある。特に、近
年のＯＡ機器の小型化傾向においては、発生する熱量は
それほど減少しないにもかかわらず、機器が小型化され
るので、熱に対する対策が重要な技術課題となる。この
ため、機器の側壁に通気孔を設けてこれに送風機を取付
け、内部の熱を機器外に放出し、内部で発生する熱によ
る障害を防いでいる。
器の筐体内に収容しているため、電子回路を構成する電
子部品が発生する熱を逃しにくく、そのために一部の電
子部品が破壊、あるいは劣化される虞がある。特に、近
年のＯＡ機器の小型化傾向においては、発生する熱量は
それほど減少しないにもかかわらず、機器が小型化され
るので、熱に対する対策が重要な技術課題となる。この
ため、機器の側壁に通気孔を設けてこれに送風機を取付
け、内部の熱を機器外に放出し、内部で発生する熱によ
る障害を防いでいる。
【０００３】従来多く用いられている送風機の一例を図
３について説明する。１はケーシングであって、内側を
斜面にしてベンチュリ部２に形成した筒状のものであ
る。このケーシング１の中央部にはハウジング３が一体
に成形されており、その中央部に軸受箱部４が形成され
ている。この軸受箱部４の内側にはベアリング５，６の
外輪が支持されており、ベアリング５，６の内輪にはシ
ャフト７が嵌挿されている。シャフト７の下端にはリン
グ８が装着されており、シャフト７の抜止めと軸方向の
位置決めをするようになっている。
３について説明する。１はケーシングであって、内側を
斜面にしてベンチュリ部２に形成した筒状のものであ
る。このケーシング１の中央部にはハウジング３が一体
に成形されており、その中央部に軸受箱部４が形成され
ている。この軸受箱部４の内側にはベアリング５，６の
外輪が支持されており、ベアリング５，６の内輪にはシ
ャフト７が嵌挿されている。シャフト７の下端にはリン
グ８が装着されており、シャフト７の抜止めと軸方向の
位置決めをするようになっている。
【０００４】符号９で示すものはインペラであり、合成
樹脂により製作されている。このインペラ９は、断面コ
字状の本体部１０の外周に羽根１１を一体に成形したも
ので、成形時に、本体部１０の内周部にリング状のモー
タヨーク１２をインサート成形し、中央部にシャフト７
をインサート成形する。シャフト７の上端近くにはロー
レット１３が刻設されており、インサート成形時に本体
部１０に密接に結合して、回転中に本体部１０と分離し
ないようにしてある。モータヨーク１２の内周にはリン
グ状のマグネット１４が接着により固定されており、こ
れらで回転部が構成される。なお、本体部１０のシャフ
ト７に近い部分とベアリング５の内輪との間にはリング
状のスプリング１５が介装されており、インペラ９に、
図における上向きの予圧を与えている。
樹脂により製作されている。このインペラ９は、断面コ
字状の本体部１０の外周に羽根１１を一体に成形したも
ので、成形時に、本体部１０の内周部にリング状のモー
タヨーク１２をインサート成形し、中央部にシャフト７
をインサート成形する。シャフト７の上端近くにはロー
レット１３が刻設されており、インサート成形時に本体
部１０に密接に結合して、回転中に本体部１０と分離し
ないようにしてある。モータヨーク１２の内周にはリン
グ状のマグネット１４が接着により固定されており、こ
れらで回転部が構成される。なお、本体部１０のシャフ
ト７に近い部分とベアリング５の内輪との間にはリング
状のスプリング１５が介装されており、インペラ９に、
図における上向きの予圧を与えている。
【０００５】軸受箱部３の外側には、ステータ巻線１６
を施したステータ鉄心１７が配設されて軸受箱部３に固
定され、固定部を構成する。そしてステータ鉄心１７の
下部には、電子部品によりブラシレスモータとしての電
子回路を構成したＰＣボード１８が取付けられている。
このＰＣボード１８に組み込まれた電子回路は、固定部
に対して回転部を回転させるための電流を制御する。ス
テータ鉄心１７からは下方に向けてピン状の接続端子１
９が突出させてあり、ＰＣボード１８の一部を貫通し、
ステータ巻線１６をＰＣボード１８上の回路に電気的に
接続している。また、ＰＣボード１８にはリード線２０
が接続されており、ＰＣボード１８に電力の供給を行う
ようになっている。
を施したステータ鉄心１７が配設されて軸受箱部３に固
定され、固定部を構成する。そしてステータ鉄心１７の
下部には、電子部品によりブラシレスモータとしての電
子回路を構成したＰＣボード１８が取付けられている。
このＰＣボード１８に組み込まれた電子回路は、固定部
に対して回転部を回転させるための電流を制御する。ス
テータ鉄心１７からは下方に向けてピン状の接続端子１
９が突出させてあり、ＰＣボード１８の一部を貫通し、
ステータ巻線１６をＰＣボード１８上の回路に電気的に
接続している。また、ＰＣボード１８にはリード線２０
が接続されており、ＰＣボード１８に電力の供給を行う
ようになっている。
【０００６】このような構成からなるこの送風機は、Ｏ
Ａ機器の筐体の通気孔に取付けられて使用される。取付
けは、図における上方がＯＡ機器の筐体の外側に向けら
れ、シャフト７が水平方向を向くような向きである。そ
の状態でリード線２０に所定電圧の電源を供給すると、
ＰＣボード１８上の制御回路により制御された電流がス
テータ巻線１６に流れ、それによってステータ鉄心１７
に生ずる磁束流とマグネット１４が発生する磁束流との
磁気干渉作用によって回転部が回転する。インペラ９が
回転することにより、図における下方の筐体内部の空気
が吸引され、ベンチュリ部２から図における上方の外部
に向けて放出される。この送風により、筐体内部の冷却
が行われる。
Ａ機器の筐体の通気孔に取付けられて使用される。取付
けは、図における上方がＯＡ機器の筐体の外側に向けら
れ、シャフト７が水平方向を向くような向きである。そ
の状態でリード線２０に所定電圧の電源を供給すると、
ＰＣボード１８上の制御回路により制御された電流がス
テータ巻線１６に流れ、それによってステータ鉄心１７
に生ずる磁束流とマグネット１４が発生する磁束流との
磁気干渉作用によって回転部が回転する。インペラ９が
回転することにより、図における下方の筐体内部の空気
が吸引され、ベンチュリ部２から図における上方の外部
に向けて放出される。この送風により、筐体内部の冷却
が行われる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記構造の送風機は、
一般の事務所等において使用される機器に用いられる場
合には何の問題もない。しかしながら、ＰＣボードが完
全に覆われていないことから、工事現場など、厳しい環
境下で使用する、特に防塵仕様、防滴・防水仕様として
使用するときには、これに適さないという問題があっ
た。
一般の事務所等において使用される機器に用いられる場
合には何の問題もない。しかしながら、ＰＣボードが完
全に覆われていないことから、工事現場など、厳しい環
境下で使用する、特に防塵仕様、防滴・防水仕様として
使用するときには、これに適さないという問題があっ
た。
【０００８】本発明はこの点に鑑みてなされたものであ
り、厳しい環境下で使用するのに適した送風機を提供し
ようとするものである。
り、厳しい環境下で使用するのに適した送風機を提供し
ようとするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項１に記載された発明
は、筒状のケーシングの中央部に軸受箱部を形成し、該
軸受箱部で支持したベアリングによりシャフトを支持
し、該シャフトにインペラ、モータヨーク等を取付ける
と共に、該モータヨークの内側に、ステータ巻線を巻回
したステータ鉄心を配設した送風機において、前記軸受
箱部の一端を延長拡開してコ字状に形成し、該コ字状部
の内部に形成される室に、制御回路を搭載したＰＣボー
ドを収容し、前記ステータ巻線から突出させた接続端子
を、該ＰＣボードに搭載した電子回路に接続し、前記室
の開口部を蓋板で覆ったことを特徴とする。なお、ここ
でいう送風機とは、軸流ファンモータおよび遠心ファン
モータであり、遠心ファンモータは、さらにブロワー、
クロスフローおよびモータインペライズドを含むもので
ある。
決するための手段として、請求項１に記載された発明
は、筒状のケーシングの中央部に軸受箱部を形成し、該
軸受箱部で支持したベアリングによりシャフトを支持
し、該シャフトにインペラ、モータヨーク等を取付ける
と共に、該モータヨークの内側に、ステータ巻線を巻回
したステータ鉄心を配設した送風機において、前記軸受
箱部の一端を延長拡開してコ字状に形成し、該コ字状部
の内部に形成される室に、制御回路を搭載したＰＣボー
ドを収容し、前記ステータ巻線から突出させた接続端子
を、該ＰＣボードに搭載した電子回路に接続し、前記室
の開口部を蓋板で覆ったことを特徴とする。なお、ここ
でいう送風機とは、軸流ファンモータおよび遠心ファン
モータであり、遠心ファンモータは、さらにブロワー、
クロスフローおよびモータインペライズドを含むもので
ある。
【００１０】また、請求項２に記載した発明は、請求項
１に記載したものにおいて、前記ステータ巻線とステー
タ鉄心の外周部の全体を合成樹脂で被覆し、前記ＰＣボ
ード上の電子回路に接続する接続端子のみを該被覆から
露出させてＰＣボードに嵌め込み固定したことを特徴と
する。
１に記載したものにおいて、前記ステータ巻線とステー
タ鉄心の外周部の全体を合成樹脂で被覆し、前記ＰＣボ
ード上の電子回路に接続する接続端子のみを該被覆から
露出させてＰＣボードに嵌め込み固定したことを特徴と
する。
【００１１】さらに、請求項３に記載した発明は、請求
項１に記載したものにおいて、前記ステータ巻線とステ
ータ鉄心の外周部の全体を合成樹脂で被覆し、前記ＰＣ
ボード上の電子回路に接続する接続端子のみを該被覆か
ら露出させてＰＣボードに嵌め込み固定すると共に、該
ＰＣボードを収納した室の内部に充填材を注入したこと
を特徴とする。
項１に記載したものにおいて、前記ステータ巻線とステ
ータ鉄心の外周部の全体を合成樹脂で被覆し、前記ＰＣ
ボード上の電子回路に接続する接続端子のみを該被覆か
ら露出させてＰＣボードに嵌め込み固定すると共に、該
ＰＣボードを収納した室の内部に充填材を注入したこと
を特徴とする。
【００１２】上記各請求項に記載した構成とすれば、Ｐ
Ｃボードが室の内部に収容されて蓋板で覆われ、また
は、さらに充填材によって密封されることにより、ＰＣ
ボードを塵埃や水分、油分等から保護することができる
ことになる。
Ｃボードが室の内部に収容されて蓋板で覆われ、また
は、さらに充填材によって密封されることにより、ＰＣ
ボードを塵埃や水分、油分等から保護することができる
ことになる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
について説明する。１はケーシングであって、内側を斜
面にしてベンチュリ部２に形成した筒状のものである。
このケーシング１の中央部にはハウジング３が一体に成
形されており、その中央部に軸受箱部４が形成されてい
る。この軸受箱部３の内側にはベアリング５，６の外輪
が支持されており、ベアリング５，６の内輪にはシャフ
ト７が嵌挿されている。シャフト７の下端にはリング８
が装着されており、シャフト７の抜止めと軸方向の位置
決めをするようになっている。
について説明する。１はケーシングであって、内側を斜
面にしてベンチュリ部２に形成した筒状のものである。
このケーシング１の中央部にはハウジング３が一体に成
形されており、その中央部に軸受箱部４が形成されてい
る。この軸受箱部３の内側にはベアリング５，６の外輪
が支持されており、ベアリング５，６の内輪にはシャフ
ト７が嵌挿されている。シャフト７の下端にはリング８
が装着されており、シャフト７の抜止めと軸方向の位置
決めをするようになっている。
【００１４】符号９で示すものはインペラであり、合成
樹脂により製作されている。このインペラ９は、断面コ
字状の本体部１０の外周に羽根１１を一体に成形したも
ので、成形時に、本体部１０の内周部にリング状のモー
タヨーク１２を、中央部にシャフト７をインサート成形
する。シャフト７の上端近くにはローレット１３が刻設
されており、インサート成形時に本体部１０に密接に結
合して、回転中に本体部１０と分離しないようにしてあ
る。モータヨーク１２の内周にはリング状のマグネット
１４が接着により固定されており、これらで回転部が構
成される。なお、本体部１０のシャフト７に近い部分と
ベアリング５の内輪との間にはリング状のスプリング１
５が介装されており、インペラ９に、図における上向き
の予圧を与えている。
樹脂により製作されている。このインペラ９は、断面コ
字状の本体部１０の外周に羽根１１を一体に成形したも
ので、成形時に、本体部１０の内周部にリング状のモー
タヨーク１２を、中央部にシャフト７をインサート成形
する。シャフト７の上端近くにはローレット１３が刻設
されており、インサート成形時に本体部１０に密接に結
合して、回転中に本体部１０と分離しないようにしてあ
る。モータヨーク１２の内周にはリング状のマグネット
１４が接着により固定されており、これらで回転部が構
成される。なお、本体部１０のシャフト７に近い部分と
ベアリング５の内輪との間にはリング状のスプリング１
５が介装されており、インペラ９に、図における上向き
の予圧を与えている。
【００１５】軸受箱部３の外側には、ステータ巻線１６
を施したステータ鉄心１７が配設されて軸受箱部３に固
定され、固定部を構成する。そしてステータ鉄心１７の
下部には、電子部品によりブラシレスモータとしての電
子回路を構成したＰＣボード１８が取付けられている。
このＰＣボード１８に組み込まれた電子回路は、固定部
に対して回転部を回転させるための電流を制御する。ス
テータ鉄心１７からは下方に向けてピン状の接続端子１
９が突出させてあり、ＰＣボード１８の一部を貫通し、
ステータ巻線１６をＰＣボード１８上の回路に接続して
いる。また、ＰＣボード１８にはリード線２０が接続さ
れており、ＰＣボード１８に電力の供給を行うようにな
っている。
を施したステータ鉄心１７が配設されて軸受箱部３に固
定され、固定部を構成する。そしてステータ鉄心１７の
下部には、電子部品によりブラシレスモータとしての電
子回路を構成したＰＣボード１８が取付けられている。
このＰＣボード１８に組み込まれた電子回路は、固定部
に対して回転部を回転させるための電流を制御する。ス
テータ鉄心１７からは下方に向けてピン状の接続端子１
９が突出させてあり、ＰＣボード１８の一部を貫通し、
ステータ巻線１６をＰＣボード１８上の回路に接続して
いる。また、ＰＣボード１８にはリード線２０が接続さ
れており、ＰＣボード１８に電力の供給を行うようにな
っている。
【００１６】以上説明したところは従来構造と共通の部
分である。本発明のうちの請求項１に記載した発明によ
り、軸受箱部３の一端を延長拡開してコ字状に形成し、
このコ字状部の内部に形成される室２１にＰＣボード１
８を収容し、ステータ巻線１６から突出させた接続端子
１９を、ＰＣボード１８に搭載した電子回路に電気的に
接続し、室２１の開口部を蓋板２２で覆ってある。
分である。本発明のうちの請求項１に記載した発明によ
り、軸受箱部３の一端を延長拡開してコ字状に形成し、
このコ字状部の内部に形成される室２１にＰＣボード１
８を収容し、ステータ巻線１６から突出させた接続端子
１９を、ＰＣボード１８に搭載した電子回路に電気的に
接続し、室２１の開口部を蓋板２２で覆ってある。
【００１７】図１の要部を拡大して示した図２につい
て、請求項２と請求項３に記載した発明を説明する。ま
ず、請求項２に記載した発明では、ステータ巻線１６と
ステータ鉄心１７の外周部の全体を合成樹脂２３で被覆
し、ＰＣボード１８上の電子回路に接続する接続端子１
９のみを、この被覆部分から露出させてＰＣボード１８
に嵌め込んで固定してある。さらに請求項３に記載した
発明は、それに加えて、ＰＣボード１８を収納した室２
１の内部に充填材２４を注入してある。このような構成
にすれば、合成樹脂２３による被覆によってステータ巻
線１６とステータ鉄心１７の防塵性と防滴・防水性が向
上し、充填材２４の注入によってＰＣボード１８および
接続端子１９の耐塵性と防滴・防水性が向上する。
て、請求項２と請求項３に記載した発明を説明する。ま
ず、請求項２に記載した発明では、ステータ巻線１６と
ステータ鉄心１７の外周部の全体を合成樹脂２３で被覆
し、ＰＣボード１８上の電子回路に接続する接続端子１
９のみを、この被覆部分から露出させてＰＣボード１８
に嵌め込んで固定してある。さらに請求項３に記載した
発明は、それに加えて、ＰＣボード１８を収納した室２
１の内部に充填材２４を注入してある。このような構成
にすれば、合成樹脂２３による被覆によってステータ巻
線１６とステータ鉄心１７の防塵性と防滴・防水性が向
上し、充填材２４の注入によってＰＣボード１８および
接続端子１９の耐塵性と防滴・防水性が向上する。
【００１８】本発明は、以上説明したものとは異なる構
造のインペラを使用した送風機にも適用することができ
る。図４および図５についてその例を説明する。図４は
インペラ９Ａの全体を示し、図５はその一部をＯ−Ａ線
に沿う部分で示した半断面図である。このインペラ９Ａ
は本体１０Ａに弧状をした多数の羽根１１Ａを放射状に
取付けて形成されている。
造のインペラを使用した送風機にも適用することができ
る。図４および図５についてその例を説明する。図４は
インペラ９Ａの全体を示し、図５はその一部をＯ−Ａ線
に沿う部分で示した半断面図である。このインペラ９Ａ
は本体１０Ａに弧状をした多数の羽根１１Ａを放射状に
取付けて形成されている。
【００１９】図６は、このインペラ９Ａを使用した送風
機であり、図１と同様の部分には同一の符号を付してあ
る。この構造のインペラの場合であっても、軸受箱部４
の一端が延長拡開してコ字状に形成されており、このコ
字状部の内部に形成される室２１に、制御回路を搭載し
たＰＣボード１８が収容されている。そして、ステータ
巻線１６から突出させた接続端子１９を、ＰＣボード１
８に搭載した電子回路に接続し、室２１の開口部を蓋板
２２で覆った構成としてある。本発明により、この構造
の送風機でもＰＣボードを塵埃または水から防護するこ
とができる。
機であり、図１と同様の部分には同一の符号を付してあ
る。この構造のインペラの場合であっても、軸受箱部４
の一端が延長拡開してコ字状に形成されており、このコ
字状部の内部に形成される室２１に、制御回路を搭載し
たＰＣボード１８が収容されている。そして、ステータ
巻線１６から突出させた接続端子１９を、ＰＣボード１
８に搭載した電子回路に接続し、室２１の開口部を蓋板
２２で覆った構成としてある。本発明により、この構造
の送風機でもＰＣボードを塵埃または水から防護するこ
とができる。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
送風機であるから、請求項１に記載された発明によれば
軸受箱部の一端を延長して形成した室により、ＰＣボー
ドを塵埃または水から防護することができる。また、請
求項２に記載された発明によれば、ステータ巻線とステ
ータ鉄心を合成樹脂の被覆で保護することができ、さら
に、請求項３に記載された発明によれば、それに加え
て、充填材により、ＰＣボードの保護をより高めること
ができる。
送風機であるから、請求項１に記載された発明によれば
軸受箱部の一端を延長して形成した室により、ＰＣボー
ドを塵埃または水から防護することができる。また、請
求項２に記載された発明によれば、ステータ巻線とステ
ータ鉄心を合成樹脂の被覆で保護することができ、さら
に、請求項３に記載された発明によれば、それに加え
て、充填材により、ＰＣボードの保護をより高めること
ができる。
【図１】本発明に係る送風機の実施の形態の縦断面図で
ある。
ある。
【図２】図１のうちの要部を拡大して示した縦断面図で
ある。
ある。
【図３】従来の送風機の縦断面図である。
【図４】異なった構造のインペラを単体で示した正面図
である。
である。
【図５】図４のＯ−Ａ線に沿う部分の半断面および側面
を示す図である。
を示す図である。
【図６】図４のインペラを使用した実施の形態の縦断面
図である。
図である。
１ ケーシング ３ ハウジング ４ 軸受箱部 ５ ベアリング ６ ベアリング ７ シャフト ９ インペラ ９Ａ インペラ １２ モータヨーク １４ マグネット １６ ステータ巻線 １７ ステータ鉄心 １８ ＰＣボード １９ 接続端子 ２１ 室 ２２ 蓋板 ２３ 合成樹脂 ２４ 充填材
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） // Ｆ０４Ｄ 25/08 ３０３ Ｆ０４Ｄ 29/00 Ｂ ５Ｈ６０９ 29/00 29/52 Ｅ ５Ｈ６１１ 29/52 Ｈ０２Ｋ 11/00 Ｘ Ｆターム(参考） 3H022 AA03 BA01 BA04 CA50 DA00 3H032 CA06 CA07 CA09 3H034 AA02 BB02 BB08 BB20 CC01 CC04 DD28 EE13 5H605 AA02 AA15 BB05 BB19 CC09 DD09 EA15 EC20 GG04 5H607 AA05 AA06 BB01 BB17 CC01 DD09 JJ04 JJ06 JJ10 5H609 BB06 BB15 PP01 PP05 PP06 PP07 PP08 PP09 PP10 PP11 QQ02 QQ12 RR06 RR17 RR32 5H611 AA09 BB01 BB08 TT01 UB02
Claims (3)
- 【請求項１】 筒状のケーシングの中央部に軸受箱部を
形成し、該軸受箱部で支持したベアリングによりシャフ
トを支持し、該シャフトにインペラ、モータヨーク等を
取付けると共に、該モータヨークの内側に、ステータ巻
線を巻回したステータ鉄心を配設した送風機において、
前記軸受箱部の一端を延長拡開してコ字状に形成し、該
コ字状部の内部に形成される室に、制御回路を搭載した
ＰＣボードを収容し、前記ステータ巻線から突出させた
接続端子を、該ＰＣボードに搭載した電子回路に接続
し、前記室の開口部を蓋板で覆ったことを特徴とする送
風機。 - 【請求項２】 前記ステータ巻線とステータ鉄心の外周
部の全体を合成樹脂で被覆し、前記ＰＣボード上の電子
回路に接続する接続端子のみを該被覆から露出させてＰ
Ｃボードに嵌め込み固定したことを特徴とする請求項１
に記載の送風機。 - 【請求項３】 前記ステータ巻線とステータ鉄心の外周
部の全体を合成樹脂で被覆し、前記ＰＣボード上の電子
回路に接続する接続端子のみを該被覆から露出させてＰ
Ｃボードに嵌め込み固定すると共に、該ＰＣボードを収
納した室の内部に充填材を注入したことを特徴とする請
求項１に記載の送風機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36752799A JP2001186713A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 送風機 |
| US09/562,768 US6278207B1 (en) | 1999-12-24 | 2000-05-02 | Blower |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36752799A JP2001186713A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 送風機 |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2001186713A true JP2001186713A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18489538
Family Applications (1)
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