JP2005171835A - 送風装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電動機を大型化することなく、送風ファンの送風能力を大きくすることができ、組立性のよい送風装置を安価に提供する。
【解決手段】 電動機3のロータ32とステータ31とがロータの回転軸線方向に沿って所定の間隔(ギャップ)をもって対向配置されたアキシャルギャップ型電動機であって、ロータ32の反ステータ対向面を取付面として、その取付面に送風ファン2を同軸的に支持する。
【選択図】 図1
【解決手段】 電動機3のロータ32とステータ31とがロータの回転軸線方向に沿って所定の間隔(ギャップ)をもって対向配置されたアキシャルギャップ型電動機であって、ロータ32の反ステータ対向面を取付面として、その取付面に送風ファン2を同軸的に支持する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電動機(モータ)と送風ファンとが一体化された送風装置に関し、さらに詳しくいえば、電動機と送風ファンの連結手段に関するものである。
少ない部品点数と組立作業性を効率的にするなどの目的から、電動機と送風ファンとをあらかじめ一体的に組み立てた送風装置がある。この送風装置は、例えばエアコン(空気調和機)などの送風手段として装置本体内にビルトインすることにより、装置全体を小型軽量化や低コスト化することができる。
この種の送風装置の一例としては、例えば特許文献1に示すように、貫流ファン(クロスフローファン)の端部に設けられた回転軸を内転型(インナーロータ型)電動機のステータ内まで延長し、その延長部分に電動機のローターを一体的に取り付けたものがある。
また、特許文献2に示すように、電動機をロータとステータとを出力軸の軸線方向に沿って対向配置した、いわゆるアキシャルギャップ型電動機としたものもある。この例において、アキシャルギャップ型電動機は、空芯コイルタイプである。
また別の態様としては、特許文献3に示すように、外転型(アウターロータ型)電動機のロータをハブとして、そこにターボファンや軸流ファンを一体的に取り付ける方法もある。
これによれば、モータとファンとを1つの回転軸系で共有して連結することにより、各々に回転軸を持つ必要が無いため、専用の連結手段を必要とせず、さらに軸方向の長さを短くすることができ、小型軽量化が可能となる。
しかしながら、上述した先行技術においても次のような課題が残されている。すなわち、特許文献1に示すような貫流ファンを用いた場合では、内転型電動機を利用しているため、大きな出力を得ようとした場合に、ステータおよびロータを軸方向に延長する必要があるが、ステータおよびロータの軸方向長さを延長すると、相対的にファンの長さが短くなるため、送風能力が小さくなってしまう。
また、電動機がDCモータである場合には、ロータマグネットの磁束密度を高くすることにより、高出力化することが可能であるが、磁束密度を高めると、ロータマグネットにゴミが吸着しやすくなり、接触不良の原因となる。また、ステータの組立挿入時に磁気吸引力によってステータが送風機のケーシングやロータにぶつかり、回転精度が低下したり、初期不良の原因ともなるおそれがある。
さらに、特許文献2に記載の場合は、空芯コイル方式のアキシャルギャップ型電動機であるため、高い磁束密度が得られず、高出力化や高効率化をすることができないという問題もある。また、回路基板上に巻線を配置し、その基板を機器のケーシングに取り付けているため、振動や強度面でよくない。
特許文献3に記載のアウターロータ型電動機の場合も同様に、高出力化を図ろうとした場合には、軸方向の寸法が大きくなるため、ファンボス部が大きくなり、これに伴い、通風抵抗が増大し、結果的に送風性能を低下させてしまう。
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、電動機を大型化することなく、送風ファンの送風能力を高めることができ、かつ、組立性のよい送風装置を安価に提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明は以下に示すいくつかの特徴を備えている。請求項1の発明は、電動機と送風ファンとが所定の連結手段を介して互いに一体的に組み付けられた送風装置において、上記電動機は、ロータとステータとがロータの回転軸線方向に沿って所定の間隔(ギャップ)をもって対向配置されたアキシャルギャップ型電動機であり、上記ロータは、上記ステータに対して左右一対に設けられており、上記ロータの少なくとも一方には、上記送風ファンが上記連結手段を介して同軸的に取り付けられていることを特徴としている。
請求項2の発明は、上記連結手段は、上記ロータの取付面と上記送風ファンのいずれか一方に形成された嵌合凸部と、いずれか他方において上記嵌合凸部の相手方として形成された嵌合凹部とからなることを特徴としている。
請求項3の発明は、上記連結手段は、マグネットカップリングであることを特徴としている。
請求項4の発明は、上記ステータには、その中心部に軸受部を備え、上記軸受部にラジアルベアリングを介して上記ロータが支持されていることを特徴としている。
請求項5の発明は、上記電動機の制御は、120°以上180°未満の広角通電であることを特徴としている。
請求項6の発明は、上記送風ファンをカバーするファンケーシングをさらに備え、上記ファンケーシングは、上記ステータの固定用ブラケットとして兼用されていることを特徴としている。
請求項7の発明は、上記送風ファンと上記ファンケーシングとの間には、弾性部材が介装されていることを特徴としている。
請求項8の発明は、上記ロータが、上記送風ファンの軸方向の一方の端板として兼用されていることを特徴としている。
請求項9の発明は、上記ファンケーシングには、防滴処理および/または防塵処理が施されていることを特徴としている。
請求項10の発明は、上記ステータは、内部に固定子鉄心を有する複数個のコアメンバーを有し、上記各コアメンバー同士を上記ロータの回転方向に沿って環状に繋ぎ合わせたものからなることを特徴としている。
請求項11の発明は、上記各コアメンバーには、コイル巻回用のフランジを含むボビン形状のインシュレータが形成されており、上記インシュレータには、隣接する上記各コアメンバー同士を連結するためのコア連結手段が設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、軸方向の寸法を短くするため、電動機はアキシャルギャップ型電動機とし、そのロータに連結手段を設けて、そこに送風ファンを直付けすることにより、電動機の寸法を小さくでき、その分相対的に送風ファンを大きくすることができる。また、両方のロータにそれぞれファンを取り付けることが可能で、さらに送風能力を上げることができる。
請求項2に記載の発明によれば、連結手段として、ロータの取付面と送風ファンのいずれか一方に嵌合凹部を設け、いずれか他方に嵌合凸部に合致する嵌合凹部を設けてこれらを嵌合させることで、送風ファンをロータに直付けすることができる。なお、これら嵌合凹部および嵌合凸部は、互いに相対位置に設けられていれば、その設置位置は特に限定されない。
請求項3に記載の発明によれば、送風ファンとロータとの連結手段として、マグネットカップリングを用いることにより、より簡単な方法で送風ファンをロータに取り付けることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ロータがラジアルベアリングを介してステータに直に軸支されているため、従来のような出力軸を必要としない分、コストをさらに抑えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、上述した範囲を満足することにより、最適なトルクカーブが得られ、最大トルクを得ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、電動機の内部機構を覆うブラケットを送風ファンのファンケーシングと兼用することにより、ブラケットを必要としない分、よりコストを抑えることができる。
請求項7に記載の発明によれば、弾性部材を介して固定したことにより、より防振性を高めることができる。
請求項8に記載の発明によれば、電動機のロータが送風ファンの端板と兼用されていることにより、さらにコストを抑えることができるばかりでなく、組立工数も削減することができる。
請求項9に記載の発明によれば、ファンケーシングに防滴処理および防塵処理が施されていることにより、内部に水滴やゴミなどの異物が混入して電動機が破損することを防止することができる。
請求項10に記載の発明によれば、ステータを複数個のコアメンバーを互いに組み合わせて1つのステータを構築するようにしたことにより、一体成形した場合に比べて、組立性、生産性、モータ特性のいずれも格段に向上する。
請求項11に記載の発明によれば、インシュレータを設けたことで、コイルの巻回性が向上するばかりでなく、個々のコアメンバー同士の組立性も良くなる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る送風装置の内部構造を概略的に示した断面図である。この送風装置1aは、クロスフローファン(貫流ファン)からなる送風ファン2と、同送風ファン2の駆動源としての電動機3とを備え、それらがファンケーシング4内に回転軸線Lに沿って同軸的に収納されている。
送風ファン2は、回転軸線Lを中心軸として回転可能なクロスフローファンであり、軸方向に沿って多数のファンブレード21が環状に配列されている。送風ファン2の両端には、ファンブレード21の両端を固定するための端板22,23が設けられている。
一方の端板(図1では左側)22には、回転軸24が軸線Lに沿って同軸的に設けられている。この回転軸24は、ファンケーシング4に設けられた軸受部41によって軸支され、回転軸24を中心軸として送風ファン2が回転することにより、送風ファン2の半径方向に向けて空気流が発生する。
送風ファン2の他方の端板(図1では右側)23には、送風ファン2を電動機3に取り付けるための一方の連結手段としての嵌合凹部25が設けられている。嵌合凹部25は、端板23に中心軸線Lを中心として同心円上に所定間隔で形成された嵌合孔からなり、この嵌合凹部25に電動機2に設けられた嵌合凸部36が嵌合されることにより、電動機3と送風ファン2とが連結される。
次に、図2および図3を参照して、電動機3について説明する。電動機3は、円盤状に形成されたステータ31と、同ステータ31の両側面に所定の空隙(ギャップ)をもって対向配置される一対のロータ32,33とを備えた、いわゆるアキシャルギャップ型電動機である。
各ロータ32,33同士は、連結軸34によって同軸的に連結されており、この連結軸34がステータ2の軸受部312に軸支されている。この実施形態において、電動機3は、ロータ32,33にそれぞれ永久磁石(ロータマグネット)35を備える永久磁石電動機である。
ステータ31は、ロータマグネット35に対向する位置に環状に形成されたステータコア311と、同ステータコア311の中央に連結軸34を軸支する軸受部312とを備え、それらが合成樹脂313によって形成されている。
ステータコア311は、電磁鋼板の積層体などからなる鉄心を有し、同鉄心を中心としたボビンにコイルが多重に巻回されている。なお、本発明において、ステータコア311および軸受部312の具体的な構成は後述する。
本発明の必要構成要件としては、ステータ31に対して2つのロータ32,33を用いることにある。すなわち、通常、アキシャルギャップ型電動機は、例えば片方のマグネットから出た磁束がエアギャップを介してステータ31の鉄心に入り、再びエアギャップを介して反対側のマグネットの極に引き込まれた後、マグネット内の磁路またはヨークを経て反対側の極に戻るループを描く磁気回路が形成される。
しかしながら、ロータを1ロータとした場合は、反対側のマグネットに対向する部分が単なる空間となる。よって、その部分は単なる磁気抵抗でしかなくなり、その分発生する磁界が小さくなり、高トルクを得にくい。そこで、本発明では2ロータ型を前提としている。
ステータ31の外周面には、ファンケーシング4の内周面に沿ってステータ31を固定するための固定部314が形成されている。この実施形態において、固定部314は、角筒状のファンケーシング4の各内壁に沿って当接するように90°間隔で4箇所設けられている。
ステータ31の外周部にはさらに、ステータコア311に巻回されたコイルに通電するため、図示しないドライバ装置に接続されるコネクタ部315が設けられている。
ロータ32,33は、連結軸34に固定された円盤状のロータ本体321,331と、ロータ本体321,331に支持されたロータマグネット35とを備えている。ロータマグネット35は、磁極毎に図示しない扇形状に形成された複数個のマグネットチップを含み、ロータ本体321,331に一体的に組み込まれている。
送風ファン2が取り付けられる側のロータ32(図2では左側)の送風ファン2の取付面には、他方の連結手段としての嵌合凸部36が一体的に形成されている。図3に示すように、嵌合凸部36は、ローター32の取付面から突設された円筒リブからなり、中心軸を中心とする同心円上に所定間隔で複数個(この実施形態では、45°ピッチで8箇所)設けられている。
これによれば、送風ファン2とロータ32との噛み合わせが良く、ロータ32で生成された回転トルクを確実に送風ファン2に伝達できる。また、ネジ止めなどする必要もないため、安価に製造できる。さらには、位置決めする必要もない。
この実施形態において、連結手段としての嵌合凸部36および嵌合凹部25は、丸孔および円筒ボスからなるが、例えば環状に形成されたリブなどであってもよく、電動機3の駆動力を確実に送風ファン2に伝達することができれば、その形状はあくまで任意である。また、これら連結手段は、互いに合致可能な位置に設けられていれば同心円上に配置されている必要もない。
送風ファン2とロータ32との間には、電動機3の振動が送風ファン2へ伝播するのを防止するための防振部材5が介装されている。防振部材5は、例えばゴムなどの振動減衰性を有する材料からなり、この実施形態では円盤シート状に形成され、送風ファン2の端板23側に一体的に取り付けられている。
防振部材5は、送風ファン2の端板23とロータ3の平面とに生じている若干の平行度の歪みを吸収するとともに、ロータ32から突設された嵌合凸部36を端板23の嵌合凹部25内に確実に保持する脱落防止手段としての機能も兼ね備えている。
再び図1を参照して、ファンケーシング4は、例えば合成樹脂などの成型品からなり、軸方向に延びる内部が中空な筒体に形成されている。ファンケーシング4の底部(図1では紙面奥側)には、送風ファン2により生成された空気流をファンケーシング4外へと送り出すための吹出孔(図示しない)が設けられている。
なお、防振部材5を用いずに送風ファン2とロータ32とを連結することも可能であるが、防振部材5を介在させない分、静音性が低下する。そこで、このような場合には、電動機3が回転する際のトルクリップルが小さくなるような運転、例えば120〜180°広角通電する正弦波駆動による運転制御を行うことにより、振動の発生を抑制でき、結果静音性を上げることができる。さらには、正弦波駆動することにより、振動抑制効果をより高めることができる。なお、防振部材5を介装させることで更なる防振効果が生まれることは言うまでもない。
ファンケーシング4の内周面は、送風ファン2の外周面に沿って円弧状に形成されており、その内周面に沿って電動機3が固定部314を介して支持されている。この実施形態において、ファンケーシング4は、電動機3のステータ31およびロータ32,33を覆い隠すためのブラケットとしても兼用されており、これによれば、電動機3のブラケットを必要としない分、コストを安く抑えることができる。
固定部314がゴムなどの弾性材料から構成されていることが好ましい。これによれば、電動機3で発生した振動を効果的に吸収できるばかりでなく、ファンケーシング4に対する電動機3の自転防止用としても機能する。なお、弾性材料は、複数や単一の材質であっても良いし、プラスチックなどであってもよい。
ファンケーシング4を電動機3のブラケットとして兼用するためには、内部に埃や水分などの混入をできるだけ抑えることが好ましい。そこで、ファンケーシング4には、防水処理や防塵処理などの保護処理が施されていることが好ましい。
これによれば、送風ファン2と電動機3とがファンケーシング4を介して一体的に組み込まれ、電動機3にアキシャルギャップ型電動機を用いることで、電動機3の軸方向の長さを短くすることができる分、送風ファン2の軸方向長さを長くすることができ、送風量を大きくすることができる。
ファンケーシング4が電動機3のブラケットとして機能することにより、ブラケットを特に設ける必要が無く、その分、組立工数および生産コストを抑えることができる。
上述した第1実施形態においては、電動機3の一方のロータ32のみに送風ファン2が取り付けられているが、各ロータ32,33に送風ファン2を1つずつ取り付けてもよい。すなわち、図4および図5に示すように、この送風装置1bは、電動機3をファンケーシング4の中央に配置し、その各ロータ32,33の端面に送風ファン2,2が取り付けられている。
これによれば、1台の電動機3に2基の送風ファン2,2を設置することができ、送風能を増やすことができるばかりでなく、中央に電動機3が配置されていることで、送風ファン2,2の回転バランスがよい。このような態様も本発明に含まれる。
また、上述した各実施形態において、送風ファン2と電動機3とは凹凸部からなる嵌合手段を介して連結されているが、ロータ32,33が磁性材料からなるバックヨークである場合には、例えば図6〜8に示す方法によって連結してもよい。
すなわち、この送風装置1cは、送風ファン2と電動機3とがマグネットカップリングからなる連結手段を介して連結されている。図8に示すように、送風ファン2の端板23には、1片が扇形状のマグネットチップ6が、この実施形態では90°間隔で4箇所設けられている。
なお、マグネットチップ6は、例えばフェライト系やネオジ系磁石などが一般的であるが、電動機3の回転駆動力を確実に送風ファン2に伝達可能な磁着力を得られるものであれば、その構成は任意である。また、送風ファン2側にヨークなどを装着して磁着力を増大させてもよい。また、マグネットチップ6は端板23に貼り付けられていてもよいし、埋設されていてもよい。
送風ファン2と電動機3のロータ32との間には、振動を抑制する防振部材5が介装されている。この実施形態において、防振部材5は、扁平な円盤状のリング体からなり、送風ファン2の端板23に沿って中央部分が凹まされている。
マグネットカップリングを採用した場合の利点は、組立性の向上にある。すなわち、送風ファン2の端板23を電動機3のロータ32に沿って取り付けるのみで簡単に送風ファン2を電動機3に固定することができる。逆をいえば、修理などする時にも分解性がよい。なお、マグネットカップリングを採用するにあたり、取り付ける際の位置決めを確実に行うための位置決め手段などを別途設けてもよい。
図9には、本発明の第2実施形態に係る送風装置が示されている。この送風装置1dの特徴は、電動機3の軸受構造にある。なお、上述した実施形態と同一もしくは同一と見なされる箇所には同じ参照符号を付し、その説明は省略する。
この送風装置1dの電動機3は、ステータ31の両側の中央にボス311aが突設されており、そこにラジアルベアリングからなる第1および第2軸受部311を介して各ロータ32,33が支持された、連結軸34(回転軸)を持たない、いわゆるシャフトレス構造を有するアキシャルギャップ型電動機である。
この実施形態において、各軸受部311,311は、ステータ31のボス311aにラジアルベアリングの内輪が固定され、外輪がロータ32,33側に固定されているが、内輪と外輪の支持位置を逆にしてもよい。
これによれば、ロータ32,33がラジアルベアリングを介してステータ31に直に保持されるため、連結軸34で連結した場合よりも広い径でロータ32,33を支持できる分、ロータ32,33の安定性(軸受精度)がよくなり、回転による振れをより効果的に抑えることができる。このような態様も本発明に含まれる。
この第2実施形態においては、軸受手段としてラジアルベアリングを用い、その内輪がステータ31に固定され、外輪がロータ32,33に固定されているが、逆に内輪がロータに固定され、外輪でステータを支持するようにしてもよい。
図10は、上記第2実施形態の変形例が示されている。この送風装置1eは、電動機3のロータ32,33が送風ファン2の端板23,23として兼用されている。すなわち、この送風ファン2の端板には、駆動用のロータマグネット35と、ステータ31に対する軸受部311が一体的に形成されている。
各軸受部311には、ラジアルベアリングの外輪が固定されており、ラジアルベアリングの内輪がステータ31から突設されたボスに嵌合されている。これにより、送風ファン2の端板をロータ32,33として使用することができるため、軸方向の長さをさらに短くできるとともに、コストも抑えることができる。
上述した各実施形態において、電動機3の各ロータ32,33には、それぞれ送風ファン2が左右対称に設置されているが、例えば一方に送風ファン2を設置し、他方に別の駆動機構を取り付けてもよい。
次に、図11〜図15を参照して、上記各実施形態の送風機に用いられる電動機3のステータ構造について説明する。なお、この実施形態において、ステータ5は、中央にロータ32,33同士を連結する出力軸34を有する構造を備えている(図2参照)。
このアキシャルギャップ型電動機3は、ほぼ円盤状をなすステータ5と、ステータ5の両側に所定の空隙をもって対向的に配置される一対のロータ32,33とを含み、ロータ32,33は同一のロータ出力軸34を共有しており、ステータ2は、その内周側にロータ出力軸34を支持する軸受部51を備えている。なお、このアキシャルギャップ型電動機1は、ファンケーシング4に収納されている。
ステータ2は、環状(ドーナツ状)に形成されたステータコア52と、ステータコア52の内周側に同軸的に挿入された軸受ハウジング53とを備え、それらが合成樹脂54によって一体的にモールドされている。
図12に示すように、ステータコア52は、複数個(この例では9スロット分)のコアメンバー5m〜5uを環状に繋ぎ合わせることにより構成されている。各コアメンバー5m〜5uは全て同一形状であり、図14にその1つのコアメンバー5mを抜粋して示す。なお、図14において、コアメンバー5mの正面図を(a)、平面図を(b)、底面図を(c)、左側面図を(d)とし、図15は要部断面図である。
コアメンバー5mは、図14(a)に示すように、複数枚の電磁鋼板を半径方向に積層してなるティース(鉄心)51aを備え、ティース51aの周りには、その両側(鉄心のロータに対向する面)を除いて合成樹脂からなるインシュレータ50aが一体に形成されている。なお、鉄心を備えることで、磁束密度が高まり、ロータ32,33付近に強い地場を形成でき、モータの高トルク化が可能である。
インシュレータ50aは、ティース51aを図示しない成型金型内のキャビティに入れ、そのキャビティ内に溶融樹脂を注入するインサート成型により形成することができる。この実施形態においても、溶融樹脂は比較的流動性のよいSPS(シンジオタクチック−ポリスチレン)が用いられている。
この実施形態において、インシュレータ50aは、ティース51aにインサート成型によって形成されているが、例えば、インシュレータ50aを予め2つのピースから構成しておき、ティース51aを挟んでそれらを両側から挟んで取り付けるようにしてもよい。
ティース51aには、ロータ32,33の回転方向、この実施形態では時計回り方向に沿って所定角度傾斜されたスキュー511aが形成されている。この9スロット8極の実施形態において、スキュー角は、5°に設定されており、これによれば、コギングトルクの発生を抑えることができ、エネルギー変換効率がよくなる。
スキュー511aは、隣接するコアメンバー間のギャップ面に対して直線形状に形成されているが、これ以外に円弧形状であってもよく、コギングトルクを効果的に抑える効果が得られればその形状は特に限定されない。
インシュレータ50aは、ティース51aの両側面に沿って左右一対として配置されるほぼ扇形のフランジ52a,53aを含む全体が断面H字型のボビン状に形成されている。このインシュレータ50aの存在により、ティース50aに対してコイル7を整然と巻くことができる。
フランジ52a,53aには、隣接するコアメンバー同士を連結するための連結手段が設けられている。この例において、連結手段は、フランジ52a、52bの内周側に設けられている。
連結手段は、フランジ52a、53aの一方の端縁501の内周側に形成されたボス541cと、他方の端縁502の内周側に形成された係合溝542cとからなり、それらが互いに係合し合うことにより、図12に示すような、環状のステータコア5が形成される。
この実施形態において、ボス541cおよび係合溝542cは、角柱体およびそれに合致する矩形溝からなり、それらを互いに係合させることにより、スキュー511aの位置決め手段としても併用されている。
フランジ52a、53aの側面には、コイル7の渡り線71を処理するための渡り線収納溝55a〜55cが3箇所設けられている。この実施形態において、各渡り線収納溝55a〜55cは、それぞれフランジ52a、53aの側面に外周側に沿って円弧状に形成されており、一方のフランジ52a側には2本の渡り線収納溝55a、55bが形成されており、残りの渡り線55cは他方のフランジ53a側に形成されている。
図15に示すように、各渡り線収納溝55a〜55cはU字状の溝からなるが、より好ましくは、開口部の溝幅が内部の溝幅と同一もしくはそれ以下に設計されていることが好ましい。これによれば、渡り線71の抜け止め効果が得られる。
各渡り線収納溝55a〜55cは、また、その先端部分(開放端側)が他の部分に比べて薄肉化されていることが好ましい。これによれば、各コアメンバー5m〜5uを連結した後、合成樹脂21によって一体化する際に溶融樹脂の熱が先端部分に伝播することにより、先端部分が軟化して内部に収納された渡り線71を包み込むことで、渡り線71の抜け止め効果がより一層向上する。
また、渡り線収納溝55a〜55cが2箇所以上併設されている場合、すなわち、図15に示す、渡り線収納溝55a、55bのように設置された場合において、渡り線収納溝55a、55b同士は、段差部を介して高さ位置が異なるように設置されている。なお、この実施形態においての高さ位置とは、軸方向の高さをいう。
この実施形態においては、外周側の渡り線収納溝55aが内周側の渡り線収納溝55bよりも一段低く形成されている。これによれば、溶融樹脂が金型キャビティ内をスムーズに流れるため、ステータコア52と合成樹脂54との間に隙間(ボイド)などを形成することなく、まんべんなく流し込むことができる。
各渡り線収納溝55a〜55cの内、内径側の渡り線収納溝(この実施形態では、渡り線収納溝55b、55c)の内周側の各外壁面57aが半径方向に向かって傾斜されたテーパー面からなることが好ましい。これによれば、中心から外周側に向かって流れ込んでくる溶融樹脂をより一層スムーズに外周側に流れ込ませることができる。
さらに、溶融樹脂を流れやすくする手段として、フランジ52a、53aの一部には、コアメンバー5m〜5u同士を繋ぎ合わせて一体化する際に、樹脂の流れをよくするための樹脂導入路521a、531aが設けられている。樹脂導入路521a、531aは、半径方向に沿ってフランジ52a、53aの内径側に形成されたコ字状の溝からなり、ここから溶融樹脂がフランジ52a、53aの側面を通って外周部に流れ込む。
この実施形態において、樹脂導入路58aは、フランジ52a、53aの内周側に半径方向に沿って1箇所のみ設けられているが、例えば複数箇所に設けてもよく、その数および形状は特に限定されない。
各渡り線収納溝55a〜55cには、半径方向に沿って切り欠かれた係止溝56a〜56dが設けられている。係止溝56a〜56dは、各渡り線収納溝55a〜55cに2箇所設けられており、それらに渡り線71の一部を引っ掛けておくことにより、運搬時などに渡り線71が解れるのを防止する。
各ステータコア5m〜5uの組立・結線手順は、回転磁界を発生させるために、9スロット型の場合は、U・V・W相をそれぞれ(+)→(−)→(+)の順に配置する必要があり、真ん中のステータコアの巻回方向を逆にするか、結線を逆に接続する必要がある。例えば、5m,5n,5oをU相、5p,5q,5rをV相、5s,5t,5uをW相とした場合、5mを(+)、5nを(−)、5oを(+)にそれぞれ巻回する。
ステータコア5m〜5uの組立後は、合成樹脂21によってインサート成型することでステータ2として形成される。通常、樹脂は溶融状態でステータ2の中心からキャビティ内に流し込まれ、外周側に向かって送り込まれるが、この実施形態では、渡り線収納溝55a〜55cがフランジ32a,33aの側面に形成されていたり、テーパー面を設けるなど、溶融樹脂の流れをスムーズにするための工夫がなされているため、より均質なステータ2が得られる。
このように、最終的に各コアメンバーを合成樹脂54によって永久的に固める場合、各コアメンバーの内周側に設けられている第2連結手段は必ずしも必要とされない。また、上記の例では、一対のロータ32,33を備えているが、片面ロータであってもよい。このように、本発明には、その要旨を逸脱しない範囲内および技術的均等とされる範囲内で、種々の変形例が含まれる。
この送風装置1a〜1eの産業上の利用の可能性としては、空気調和機用、電気冷蔵庫用、空気清浄機などの各種送風装置として利用可能であり、このほかにコンピュータなどの各種発熱機器などの冷却用としてなど、送風手段を必要とする各種機器類に適用することができる。
1a〜1e 送風装置
2 送風ファン
3 電動機
31 ステータ
32,33 ロータ
2 送風ファン
3 電動機
31 ステータ
32,33 ロータ
Claims (11)
- 電動機と送風ファンとが所定の連結手段を介して互いに一体的に組み付けられた送風装置において、
上記電動機は、ロータとステータとがロータの回転軸線方向に沿って所定の間隔(ギャップ)をもって対向配置されたアキシャルギャップ型電動機であり、上記ロータは、上記ステータに対して左右一対に設けられており、上記ロータの少なくとも一方には、上記送風ファンが上記連結手段を介して同軸的に取り付けられていることを特徴とする送風装置。 - 上記連結手段は、上記ロータの取付面と上記送風ファンのいずれか一方に形成された嵌合凸部と、いずれか他方において上記嵌合凸部の相手方として形成された嵌合凹部とからなる請求項1に記載の送風装置。
- 上記連結手段は、マグネットカップリングである請求項1または2に記載の送風装置。
- 上記ステータには、その中心部に軸受部を備え、上記軸受部にラジアルベアリングを介して上記ロータが支持されている請求項1,2または3に記載の送風装置。
- 上記電動機の制御は、120°以上180°未満の広角通電である請求項1〜4のいずれか1項に記載の送風装置。
- 上記送風ファンをカバーするファンケーシングをさらに備え、上記ファンケーシングは、上記ステータの固定用ブラケットとして兼用されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の送風装置。
- 上記送風ファンと上記ファンケーシングとの間には、弾性部材が介装されている請求項6に記載の送風装置。
- 上記ロータが、上記送風ファンの軸方向の一方の端板として兼用されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の送風装置。
- 上記ファンケーシングには、防滴処理および/または防塵処理が施されている請求項7または8に記載の送風装置。
- 上記ステータは、内部に固定子鉄心を有する複数個のコアメンバーを有し、上記各コアメンバー同士を上記ロータの回転方向に沿って環状に繋ぎ合わせたものからなる請求項1〜9のいずれか1項に記載の送風装置。
- 上記各コアメンバーには、コイル巻回用のフランジを含むボビン形状のインシュレータが形成されており、上記インシュレータには、隣接する上記各コアメンバー同士を連結するためのコア連結手段が設けられている請求項10に記載の送風装置。
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