JP2001184825A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2001184825A
JP2001184825A JP37133599A JP37133599A JP2001184825A JP 2001184825 A JP2001184825 A JP 2001184825A JP 37133599 A JP37133599 A JP 37133599A JP 37133599 A JP37133599 A JP 37133599A JP 2001184825 A JP2001184825 A JP 2001184825A
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disk
cartridge
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shaped medium
disk cartridge
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JP37133599A
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Osamu Nagatsuka
修 長塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランピングプレートをディスク基板に固着
するのに接着法や樹脂変形法を用いているので、ディス
ク基板の複屈折が劣化して品質が低下するほか、組み立
て工数がかかる。 【解決手段】 ディスクカートリッジ上蓋1aと下蓋1
bから成るディスクカートリッジ本体内にセンター穴2
aを有するディスク状媒体2を収納すると共に、ディス
ク状媒体2をディスク装置側のターンテーブル6上にク
ランプするための、少なくとも一部に磁性体を有するデ
ィスククランプ部材3をディスクカートリッジ本体内に
ディスク状媒体2の半径方向に移動可能に配置し、且
つ、ディスクカートリッジ上蓋1aにはディスククラン
プ部材3の半径方向の移動を規制するための位置規制部
1eを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、光磁
気ディスク、磁気ディスク等のディスク状媒体を回転可
能に収納するディスクカートリッジに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスク、光磁気ディスク或
いは磁気ディスク等はケース内に収納され、これらのデ
ィスクはケースを含むディスクカートリッジとして用い
られている。図9は従来例のディスクカートリッジを示
す断面図である。図9において、ディスクカートリッジ
101は上蓋101aと下蓋101bから構成され、そ
の内部に円盤状のディスク媒体であるディスク基板10
2が収納されている。ディスク基板102には、中央部
に円周状にクランピングプレート支承部102aがディ
スク基板102に対し下方向に突設され、支承部102
内にはセンター穴102cが形成されている。また、支
承部102a内の上部には、軟磁性材等の磁性材からな
るクランピングプレート103が接着法や樹脂変形法に
より固着或いは遊着されている。
【0003】図10は図9のディスクカートリッジ10
1がディスク装置に装着された状態を示す断面図であ
る。図10において、まず、ディスクカートリッジ10
1のディスク基板102はディスク装置のホルダー(図
示せず)を介し、ターンテーブル104に磁気的に保持
されている。ターンテーブル104はディスク基板10
2を回転させるスピンドルモータ105のロータ上に形
成され、ターンテーブル104の中心側には磁石106
が配置されている。107はスピンドルモータ105の
ステータである。ディスク基板102をターンテーブル
104上に磁気的に保持する場合、ディスク基板102
のセンター穴102cにターンテーブル104の円錐状
傾斜面が当接し、磁石106の吸引力によりクランピン
グプレート103が下方に吸引され、ディスク基板10
2がディスク支持面上に確実に支持されるように構成さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ディスクカートリッジでは、クランピングプレート10
3をディスク基板102に固着或いは遊着するために接
着法や樹脂変形法が用いられている。しかしながら、こ
のような接着法や樹脂変形法を用いた場合、熱を加える
ために、ディスク基板の複屈折が劣化して品質が低下す
るほか組立て工数がかかるため、ディスクカートリッジ
のコストが上昇するという問題があった。また、クラン
ピングプレート支承部102aがあるために成形性が悪
くなってしまう等の問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決し、デ
ィスク状媒体の複屈折の劣化をなくし、安定したクラン
プ動作を可能とするディスクカートリッジを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、デ
ィスクカートリッジ上蓋とディスクカートリッジ下蓋か
ら成るディスクカートリッジ本体内にセンター穴を有す
るディスク状媒体を収納すると共に、前記ディスク状媒
体をディスク装置側のターンテーブル上にクランプする
ための、少なくとも一部に磁性体を有するディスククラ
ンプ部材を前記ディスクカートリッジ本体内に前記ディ
スク状媒体の半径方向に移動可能に配置し、且つ、前記
ディスクカートリッジ上蓋には前記ディスククランプ部
材の半径方向の移動を規制するための位置規制部を形成
したことを特徴とするディスクカートリッジによって達
成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明のディスクカ
ートリッジの第1の実施形態の構成を示す断面図であ
る。図1において、ディスクカートリッジ1はディスク
カートリッジ上蓋1aとカートリッジ下蓋1bを重ね合
わせた構造から成り、この上下一対のカートリッジ上蓋
1aと下蓋1bによってディスクカートリッジ本体が構
成されている。ディスクカートリッジ本体内の空間に
は、記録媒体であるディスク状媒体2が回転可能に収納
されている。ディスク状媒体2としては、例えば、光デ
ィスク、光磁気ディスク、磁気ディスク等がある。ディ
スク状媒体2は、両面が平板状形状から成り、中央部に
はセンター穴2aが形成されている。また、カートリッ
ジ上蓋1aとディスク状媒体2間の空間のセンター穴2
aの上方位置には、ディスククランプ部材3が配置され
ている。
【0008】ディスククランプ部材3は、カートリッジ
上蓋1aとディスク状媒体2の間の空間に置かれただけ
であるため、ディスククランプ部材3はディスク状媒体
2の半径方向及び上下方向に移動可能である。また、デ
ィスククランプ部材3はセンター穴2aの外周部に沿っ
て形成されたディスク状媒体2或いはカートリッジ上蓋
1aと当接するリング状の樹脂部と、この樹脂部に固着
された軟磁性材等の磁性材からなる円形状のクランピン
グプレート4から構成されている。クランピングプレー
ト4はディスク状媒体2をディスク装置のターンテーブ
ルにクランプ(磁気的に保持)するのに用いられる。
【0009】ここで、カートリッジ上蓋1aの中央部に
は下方に向けて円形状に凹部が形成され、ディスククラ
ンプ部材3はこの凹部の内周面で半径方向の移動が規制
されている。これについては詳しく後述する。また、デ
ィスクカートリッジ上蓋1aには記録用磁気ヘッド(図
示せず)を挿入するためのの開口部1cが形成され、カ
ートリッジ下蓋1bには光学ピックアップ(図示せず)
を挿入するための開口部1dが形成されている。これら
の開口部1c、1dはシャッター5の開閉動作により開
いた状態、あるいは閉じた状態となる。即ち、ディスク
カートリッジ1のディスク装置(図示せず)への挿入動
作に応じてシャッター5が開いた状態、ディスク装置か
らのディスクカートリッジ1の取り出し動作に応じてシ
ャッター5が閉じた状態となる。
【0010】図2は図1のディスクカートリッジ1をデ
ィスク装置に装着した状態を示す断面図である。図2に
おいて、ディスク状媒体2はホルダー(図示せず)を介
し、ターンテーブル6上にディスククランプ部材3の磁
気的保持作用により支持されている。なお、図2ではシ
ャッター5は開いているため図示していない。ターンテ
ーブル6はディスク状媒体2を回転させるスピンドルモ
ータのロータ7上に形成され、ターンテーブル6の中心
側には磁石8が配置されている。9はスピンドルモータ
のステータである。
【0011】ディスク状媒体2の支持構造について説明
すると、まず、ディスク状媒体2のセンター穴2aがタ
ーンテーブル6の円錐状傾斜面に当接し、センター穴2
aがセンタリングされる。また、ディスククランプ部材
3の円錐状の穴部にターンテーブル6の円錐状傾斜面が
当接し、磁石8の吸引力によりクランピングプレート4
が下方に吸引されるため、ディスク状媒体2はディスク
支持面上に確実に支持される。この時、ディスク状媒体
2はセンター穴2aとそれに内接するターンテーブル6
で位置決めされる。
【0012】ディスククランプ部材3はそれほど位置決
め精度を必要とせず、ディスククランプ部材3の傾斜部
とターンテーブル6の傾斜部により偏重心がディスク状
媒体2の回転に問題にならないようにおよそ位置決めさ
れる。ディスク状媒体2は平板状であるので、ターンテ
ーブル6のディスク支持面はディスク状媒体2の下面と
同じ高さであり、スピンドルモータは従来に比べてディ
スクカートリッジ1内に深く挿入されることになる。
【0013】図3は図2のディスク支持部を拡大して示
す部分拡大図である。図3においてまず、ディスク状媒
体2の記録面がディスクカートリッジ1に直接干渉しな
いようにカートリッジ上蓋1aと下蓋1bにはディスク
状媒体2に向かって突起部1f、1fが形成されてい
る。この突起部1f、1fはディスク状媒体2の記録面
よりも内周側に形成され、カートリッジ上蓋1aと下蓋
1bがディスク状媒体2の記録面以外の所に当接するた
め、ディスク状媒体2の記録面を保護することが可能で
ある。カートリッジ上蓋1aには、前述のように下方に
向けて凹部が形成され、この凹部の内周面がディスクク
ランプ部材3の半径方向の移動を規制するための位置規
制部1eとして形成されている。ディスク状媒体2がタ
ーンテーブル6に支持されている時は、ディスククラン
プ部材3の外周部と位置規制部1eとの間に隙間Aが保
たれている。
【0014】ここで、図3に示すようにディスク状媒体
2とカートリッジ下蓋1bの突起部1fとの隙間をB、
ディスククランプ部材3とカートリッジ上蓋1aの位置
規制部1eとのオーバーラップ長さをCとすると、C>
Bになるように設定されている。従って、ディスク状媒
体2がカートリッジ下蓋1bに接触した状態でもディス
ククランプ部材3が外れてしまうことはない。また、ク
ランピングプレート4の中心部には、ディスク状媒体2
の回転中心と対向する位置に上方に向けて突出するよう
に球状の突起部4aが形成されている。このように球状
突起部4aを形成することにより、ディスククランプ部
材3がカートリッジ上蓋1aに接触して回転した場合で
も、ディスククランプ部材3の球状突起部4aがカート
リッジ上蓋1aの内壁面に接触するため、大きな負荷に
なることはなく、ディスク状媒体2は安定して回転する
ことが可能である。
【0015】本実施形態では、このようにディスクカー
トリッジ1のカートリッジ上蓋1aとディスク状媒体2
との間の空間に磁性体を有するディスククランプ部材3
を移動可能に配置し、ディスクカートリッジ1がディス
ク装置に装着された時にはディスク状媒体2はディスク
クランプ部材3と磁石8によりターンテーブル6に磁気
的に支持される。この支持状態では、ディスククランプ
部材3はカートリッジ上蓋1aと所定の間隔を保ち、ス
ピンドルモータの駆動によりディスク状媒体2と一体的
に回転する。
【0016】ディスククランプ部材3は第2の実施形態
で説明するように磁性体で一体に形成しても良い。ま
た、前述のようにディスククランプ部材3に球状の突起
部4aを形成するのが望ましい。この球状の突起部4a
はディスククランプ部材3に限らず、カートリッジ上蓋
1aのディスク状媒体2の回転中心に対向する位置に下
方に向けて突出するように形成しても良い。また、ディ
スククランプ部材3と所定の間隔を有する位置規制部1
eをカートリッジ上蓋1aに形成し、ディスククランプ
部材3の半径方向の移動を規制している。位置規制部1
eとしては、第3の実施形態で説明するようにカートリ
ッジ上蓋1aに貫通穴状に形成し、ディスククランプ部
材3の半径方向の移動を規制するようにしても良い。更
に、この場合、貫通穴をシャッターにより開閉すること
が望ましい。
【0017】本実施形態では、このようにディスクカー
トリッジ1のカートリッジ上蓋1aとディスク状媒体2
の間の空間にディスククランプ部材3を移動可能に配置
しているので、組立て性が良く、部品を安価に製造する
ことができる。また、ディスク状媒体2に樹脂を変形さ
せてクランピングプレートを取り付けることが無いの
で、ディスク状媒体2の複屈折を劣化させることがな
く、品質の低下を防止することができる。更に、クラン
ピングプレート支承部がなく、ディスク状媒体が平板状
であるので、成形性が向上するだけでなく、スピンドル
モータを従来に比べてディスクカートリッジ内に深く挿
入することができる。特に、このことはディスク装置を
薄型化できるという効果をもたらす。
【0018】また、ディスクカートリッジ1をディスク
装置に装着して実際にディスク状媒体2が回転する動作
時には、ディスククランプ部材3がカートリッジ上蓋1
aの位置規制部1eと所定の間隔を持ってディスク状媒
体2と一体になって回転するので、ディスククランプ部
材3がディスク状媒体2の回転動作に何ら支障を与える
ことがなく、ディスク状媒体2は安定した回転動作を行
うことができる。更に、ディスククランプ部材3は移動
可能であるにも拘わらずディスククランプ部材3は位置
規制部1eにより移動が規制されているので、ディスク
カートリッジ1をディスク装置に装着する際には、従来
と同様に容易にディスク装置に装着することが可能であ
る。
【0019】図4は本発明のディスクカートリッジの第
2の実施形態を示す断面図である。図4では図1、図2
と同一部分は同一符号を付している。本実施形態では、
図4に示すように図1、図2の第1の実施形態とは、デ
ィスククランプ部材の構造のみが異なっている。即ち、
ディスククランプ部材10は軟磁性材等の磁性材から成
り、ディスク状媒体2に当接する部分と磁石8に吸引さ
れる部分とがプレス加工により一体で形成されている。
また、ディスククランプ部材10の中心のカートリッジ
上蓋1aと当接する部分には、第1の実施形態と同様に
球状の突起部10aが形成されている。本実施形態で
は、このようにディスククランプ部材3を軟磁性材等の
磁性体で一体に形成しているので、安価にディスクカー
トリッジを作製することができる。
【0020】図5は本発明の第3の実施形態の構成を示
す断面図である。図5では第1の実施形態の図1、図2
と同一部分は同一符号を付している。図5において、カ
ートリッジ上蓋1aにはディスククランプ部材3の位置
規制部1eとして穴11が形成されている。第1、第2
の実施形態では、カートリッジ上蓋1aに下方に向けて
凹部を形成し、凹部の内周面を位置規制部1eとしてい
るが、本実施形態では図5に示すようにカートリッジ上
蓋1aに貫通穴状に穴11を形成し、その内周面を位置
規制部1eとして用いている。また、穴11は後述する
ようにシャッター5により開閉自在に構成されている。
その他の構造は図1の第1の実施形態と同様である。
【0021】図6は図5のディスクカートリッジ1をデ
ィスク装置に装着した状態を示す断面図である。この場
合も、図1〜図3の第1の実施形態と同様にターンテー
ブル6上にディスク状媒体2がディスククランプ部材3
の磁気的保持作用により支持されている。
【0022】図7は図5のディスクカートリッジ1の外
観を示す斜視図である。図7(a)は表側、図7(b)
は裏側からの斜視図である。なお、図7はシャッター5
を閉じた状態を示している。シャッター5は図1で説明
したように開口部1c、1dを開閉するものであるが、
本実施形態ではこの開口部に加えて穴11を開閉するた
めに、その分だけ図1、図2のものよりも開閉スペース
が広くなっている。図7において、カートリッジ上蓋1
a上にはラベル貼付部12が設けられ、カートリッジ下
蓋1bには位置決め用基準穴13a,13b及び検出穴
14が設けられている。検出穴14は情報の書き込み可
否判別や種類判別等に用いられる。また、ディスクカー
トリッジ1の側面にはシャッター5のスライド用溝15
が設けられている。
【0023】図8は同様に図5のディスクカートリッジ
1の外観を示す斜視図である。この場合は、シャッター
5が開いた状態を示している。図8(a)は表側、図8
(b)は裏側からの斜視図である。シャッター5はスラ
イド用溝15に沿って開閉自在に構成されている。即
ち、ディスク装置側には開閉機構(図示せず)が設けら
れ、ディスクカートリッジ1のディスク装置への挿入動
作に応じてシャッター5がスライドして開き、ディスク
カートリッジ1のディスク装置からの取り出し動作に応
じてシャッター5がスライドして閉じるように構成され
ている。シャッター5が開くと、ディスクカートリッジ
1の表側には開口部1cと穴11が見られ、開口部1c
にはディスク状媒体2、穴11にはディスククランプ部
材3が露出している。ディスクカートリッジ1の裏側に
も同様にディスク状媒体2が開口部1dから露出してい
る。
【0024】本実施形態では、このようにカートリッジ
上蓋1aに貫通穴状に穴11を形成し、穴11の内周面
を位置規制部1eとして用いているので、第1の実施形
態の効果に加えて、カートリッジ上蓋1aの樹脂の肉厚
を心配をすることが無く、カートリッジ上蓋1aの成形
性を安定化できる。また、穴11をシャッター5を用い
て開閉することにより、防塵性を確保でき、ディスクカ
ートリッジ1の内部に塵等が侵入することを防止するこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、次の効果
がある。 (1)カートリッジ上蓋とディスク状媒体との間の空間
に磁性体を有するディスククランプ部材を移動可能に配
置しているので、組み立てが容易で安価に作製できるば
かりでなく、接着法や樹脂変形法等を用いてクランピン
グプレートをディスク状媒体に固着或いは遊着すること
がないため、ディスク状媒体の複屈折の劣化がなく、高
品質のディスク状媒体を提供できる。 (2)クランピングプレート支承部がなく、ディスク状
媒体の両面が平板形状であるため、成形性を向上でき、
しかも、スピンドルモータを従来に比べてディスクカー
トリッジ内に深く挿入することが可能であるので、ディ
スク装置の薄型化に大きく寄与することができる。 (3)ディスクカートリッジがディスク装置に装着され
て実際にディスク状媒体が回転する時に、ディスククラ
ンプ部材がカートリッジ上蓋と所定の間隔を保ったまま
ディスク状媒体と一体的に回転するので、ディスク状媒
体は安定して回転することができる。 (4)ディスククランプ部材又はカートリッジ上蓋のい
ずれか一方のディスク状媒体の回転中心に対向する位置
に球状突起部を形成することにより、ディスククランプ
部材がカートリッジ上蓋に接触して回転した場合でも、
大きな負荷にならずに安定してディスク状媒体は回転で
きる。 (5)ディスククランプ部材を磁性体で一体に形成する
ことにより、更にディスクカートリッジを安価に作製で
きる。 (6)カートリッジ上蓋に貫通穴状にディスククランプ
部材の半径方向の移動を規制するための位置規制部を形
成することにより、カートリッジ上蓋の肉厚を考慮せず
に成形性を安定化でき、更に貫通穴をシャッターにより
開閉することにより防塵性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジの第1の実施形
態の構成を示す断面図である。
【図2】図1の実施形態のディスクカートリッジがディ
スク装置に装着された状態を示す断面図である。
【図3】図2のディスク支持部を拡大して示す部分拡大
図である。
【図4】本発明のディスクカートリッジの第2の実施形
態を示す断面図である。
【図5】本発明のディスクカートリッジの第3の実施形
態を示す断面図である。
【図6】図5の第3の実施形態のディスクカートリッジ
がディスク装置に装着された状態を示す断面図である。
【図7】図5のディスクカートリッジのシャッターが閉
じている状態の外観を示す斜視図である。
【図8】図5のディスクカートリッジのシャッターが開
いている状態の外観を示す斜視図である。
【図9】従来例のディスクカートリッジを示す断面図で
ある。
【図10】図9のディスクカートリッジがディスク装置
に装着された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 1a ディスクカートリッジ上蓋 1b ディスクカートリッジ下蓋 1c、1d 開口部 1e 位置規制部 1f 突起部 2 ディスク状媒体 2a センター穴 3 ディスククランプ部材 4 グランピングプレート 4a 球状突起部 5 シャッター 6 ターンテーブル 7 ロータ 8 磁石 9 ステータ 11 穴

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジ上蓋とディスクカ
    ートリッジ下蓋から成るディスクカートリッジ本体内に
    センター穴を有するディスク状媒体を収納すると共に、
    前記ディスク状媒体をディスク装置側のターンテーブル
    上にクランプするための、少なくとも一部に磁性体を有
    するディスククランプ部材を前記ディスクカートリッジ
    本体内に前記ディスク状媒体の半径方向に移動可能に配
    置し、且つ、前記ディスクカートリッジ上蓋には前記デ
    ィスククランプ部材の半径方向の移動を規制するための
    位置規制部を形成したことを特徴とするディスクカート
    リッジ。
  2. 【請求項2】 前記ディスク状媒体は、両面が平面状で
    あることを特徴とする請求項1に記載のディスクカート
    リッジ。
  3. 【請求項3】 前記ディスククランプ部材は、前記ディ
    スク状媒体とディスクカートリッジ上蓋との間に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のディスクカ
    ートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記ディスククランプ部材は、前記カー
    トリッジ上蓋と所定の間隔を保ち、前記ディスク状媒体
    と一体的に回転することを特徴とする請求項1に記載の
    ディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記ディスククランプ部材は、磁性体で
    一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のディスクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記ディスククランプ部材又はカートリ
    ッジ上蓋のいずれか一方の、ディスク状媒体の回転中心
    に対向する位置に球状突起部が形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記カートリッジ上蓋に下方に向けて凹
    部が形成され、前記凹部の内周面が前記ディスククラン
    プ部材の半径方向の移動を規制するための位置規制部と
    して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    ディスクカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記カートリッジ上蓋に貫通穴状に穴部
    が形成され、前記穴部の内周面が前記ディスククランプ
    部材の半径方向の移動を規制するための位置規制部とし
    て形成されていることを特徴とする請求項1に記載のデ
    ィスクカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記カートリッジ上蓋に形成された貫通
    穴状の穴部は、シャッターによって開閉されることを特
    徴とする請求項8に記載のディスクカートリッジ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004029967A1 (ja) * 2002-09-11 2004-04-08 Sony Corporation ディスクカートリッジ

Cited By (3)

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WO2004029967A1 (ja) * 2002-09-11 2004-04-08 Sony Corporation ディスクカートリッジ
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