JP2940214B2 - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JP2940214B2
JP2940214B2 JP9859191A JP9859191A JP2940214B2 JP 2940214 B2 JP2940214 B2 JP 2940214B2 JP 9859191 A JP9859191 A JP 9859191A JP 9859191 A JP9859191 A JP 9859191A JP 2940214 B2 JP2940214 B2 JP 2940214B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンパクトディスク
を再生するポータブルで小型のディスクプレーヤに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、一般サイズ(直径12cm)の
コンパクトディスク(CD)に記録された情報を、該C
Dのラジアル方向に光学ピックアップを移動させて読み
取って再生するようにしたポータブルなディスクプレー
ヤが知られている。これを、図3によって具体的に説明
すると、100はディスクプレーヤのプレーヤ本体であ
り、上面110a側にディスク101の外径より少し大
径の凹部110bを形成し、この凹部110bの底面の
中央及び該中央より周縁にかけて上記ディスク101を
載置して回転させるターンテーブル111及び上記ディ
スク101を再生させる光学ピックアップ112を露出
させる開口部110cを形成し、この開口部110cを
カバー113で上記光学ピックアップ112が移動する
部分を除いて覆うようにした平面略正方形で筐型の下キ
ャビネット110と、この下キャビネット110の一側
端縁に図示しないヒンジを介して開閉自在に支持されて
該下キャビネット110の上面110aの凹部110b
を閉じる際に上記ターンテーブル111との間で回転自
在に保持する平面略正方形で筐型の上キャビネット12
0とで構成されている。尚、図3中符号114は上キャ
ビネット120を開くためのオープン釦である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記ディスクプレーヤでは、ディスク101を装着した
状態でディスクプレーヤを落としたりすると、ディスク
101が下キャビネット110の凹部110bの底面や
光学ピックアップ112の駆動機構やターンテーブル1
11を駆動させるスピンドルモータ(いずれも図示しな
い)を被うカバー113と強く接触し、ディスク101
に傷がついてしまったり、再生中にオープン釦114を
押すと、ディスク101のイナーシャ(慣性力)により
ディスク101は回転しつづけ、上記カバー113等に
ディスク101が当たって傷を付けてしまうことがあっ
た。この対策として、上記カバー113等に接着テープ
状のクッション材を貼り付けていたが、体裁が悪く、ま
た、上記クッション材の接着部に埃等がついて上記ディ
スク101を傷ける虞れがあった。さらに、ディスクプ
レーヤの薄型化を図るために、ディスク101の下面か
ら下キャビネット110の凹部110bの底面及びカバ
ー113の上面までの間隔を狭くすると、上記ディスク
101の傷を防止するためのクッション材等を貼り付け
ることは、スペース的に困難であった。そこで、この発
明は、落下時等にディスクに傷が付くことを防止するこ
とができ、かつ、薄型小型化をより一段と図ることがで
きるディスクプレーヤを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】プレーヤ本体の上面側に
ディスクの外径より少し大径の凹部を形成し、この凹部
の底面の中央及び該中央より周縁にかけて上記ディスク
を載置して回転させるターンテーブル及び上記ディスク
を再生させる光学ピックアップを露出させる開口部を形
成し、この開口部をカバーで上記光学ピックアップが移
動する部分を除いて覆うようにしたディスクプレーヤに
おいて、上記凹部の底面及び上記カバーをターンテーブ
ルに載置されるディスクに対して可及的に近付けて形成
すると共に、上記凹部及びカバーを高弾性塗料でコーテ
ィングしてある。
【0005】
【作用】プレーヤ本体の凹部の底面及びカバーをターン
テーブルに載置されるディスクに対して可及的に近付け
て形成すると共に、上記凹部の底面及びカバーを高弾性
塗料でコーティングすることにより、ディスクプレーヤ
を超薄型することができると共に、ディスクを装着した
ディスクプレーヤを誤って落としたりしてもディスクが
高弾性塗装膜で保護されて傷付くことがない。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述
する。図1,2において、1はポータブルで小型のディ
スクプレーヤであり、普通サイズ(直径12cm)のコ
ンパクトディスク(CD)3及び小径(直径8cm)の
CDに記録された情報を再生するものである。このディ
スクプレーヤ1のプレーヤ本体2は、上面10a中央に
上記ディスク3の外径より少し大径の円形の凹部10b
を形成し、この凹部10bの底面の中央及び該中央より
周縁にかけて上記ディスク3を載置して回転させるター
ンテーブル11及び上記ディスク3を再生させる光学ピ
ックアップ12を露出させる所定形状の開口部10cを
形成し、この開口部10cをカバー13で上記光学ピッ
クアップ12が移動する部分を除いて覆うようにした平
面正方形で筐型の下キャビネット10と、この下キャビ
ネット10の一側端縁に図示しないヒンジを介して開閉
自在に支持されて該下キャビネット10の上面10aを
閉じる平面正方形で略筐型の上キャビネット20とで構
成されている。
【0007】上記下キャビネット10の凹部10bの底
面と、上記光学ピックアップ12を往復移動させる駆動
機構や上記ターンテーブル11を駆動させるスピンドル
モータ(いずれも図示しない)等を被うカバー13の上
面とは、ターンテーブル11に載置されるディスク3の
下面に対して可及的に近付けられて略面一になるように
形成してある。また、上記下キャビネット10の凹部1
0bの底面、及び、上記カバー13の上面は、ウレタン
系の高弾性塗料、例えばオリジン電気(株)製の商品名
“ファンタスコートSF”をそれぞれ塗装して被覆して
ある(この凹部10bの部分のウレタン系の高弾性塗料
の塗装膜の部分を図1中斜線Aで示すと共に、カバー1
3の部分のウレタン系の高弾性塗料の塗装膜の部分を図
1中斜線Bで示す)。
【0008】尚、上記カバー13の一部に、上記凹部1
0bの底面の舌片状の一部があり、この凹部10bの底
面の舌片状の一部にも上記高弾性塗料を塗布してある。
さらに、上記光学ピックアップ12の回りのカバー部分
にも上記高弾性塗料を塗布してある。また、図1中符号
10dは下キャビネット10の上面10cの両側に形成
された直径12cmのCD3の取り出し用の凹部であ
り、符号10eは直径8cmのCDの取り出し用の凹部
である。さらにまた、符号14は上キャビネット20を
開くためのオープン釦である。
【0009】以上実施例のディスクプレーヤ1によれ
ば、プレーヤ本体2の一部を構成する下キャビネット1
0の凹部10bの底面及びカバー13を、ターンテーブ
ル11に載置されるディスク3に対して可及的に近付け
て略面一になるように形成すると共に、上記下キャビネ
ット10の凹部10bの底面とカバー13をウレタン系
の高弾性塗料を塗布して被ったので、図2に示すよう
に、ディスクプレーヤ1全体の超薄型化を一層図ること
ができる。また、ディスク3を装着したディスクプレー
ヤ1を誤って落としたりしてディスクプレーヤ1に外部
圧力かかっても、ディスク3が高弾性塗料の塗装膜A,
Bで保護されて下キャビネット10の凹部10bの底面
やカバー13に直接当たって接することがなく、ディス
ク3の傷付きを確実に防止することができる。さらに、
ディスクプレーヤ1の再生中に、上キャビネット20の
オープン釦14を押して上キャビネット20を開けて、
ディスク3のイナーシャによりディスク3が回転し続け
て、該ディスク3がカバー13等側に当たろうとして
も、上記高弾性塗料の塗装膜A,Bによりディスク3が
保護されて傷付くことはない。さらにまた、下キャビネ
ット10の凹部10bの底面及びカバー13を、ターン
テーブル11に載置されるディスク3に対して可及的に
近付けた状態で、ディスクプレーヤ1の再生中にぎりぎ
りの面振れ(例えば0.5mm)状態でディスク3を回
転させても、ディスク3が高弾性塗料の塗装膜A,Bに
当たるだけで、下キャビネット10の凹部10bの底面
やカバー13の上面に直接スレることがないので、ディ
スク3が傷付くことがない。
【0010】尚、前記実施例によれば、高弾性塗料とし
てウレタン系のものを用いたが、高弾性のものであれば
他の系統の弾性塗料でもよい。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明のディスクプレ
ーヤによれば、プレーヤ本体の凹部の底面及びターンテ
ーブルの駆動させるスピンドルモータ等を被うカバー
を、該ターンテーブルに載置されるディスクに対して可
及的に近付けて形成すると共に、上記凹部の底面及び上
記カバーを高弾性塗料でコーティングしたので、ディス
クプレーヤ全体を超薄型化することができると共に、デ
ィスクを装着したディスクプレーヤを誤って落としたり
した時等でも、ディスクに傷が付かないようにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のディスクプレーヤの上キ
ャビネットを開けた状態を示す斜視図。
【図2】上記ディスクプレーヤの上キャビネットを閉じ
た状態を示す斜視図。
【図3】従来のディスクプレーヤの斜視図。
【符号の説明】
1…ディスクプレーヤ、2…プレーヤ本体、3…ディス
ク、10a…上面、10b…凹部、10c…開口部、1
1…ターンテーブル、12…光学ピックアップ、13…
カバー、A,B…高弾性塗料の塗装膜。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレーヤ本体の上面側にディスクの外径
    より少し大径の凹部を形成し、この凹部の底面の中央及
    び該中央より周縁にかけて上記ディスクを載置して回転
    させるターンテーブル及び上記ディスクを再生させる光
    学ピックアップを露出させる開口部を形成し、この開口
    部をカバーで上記光学ピックアップが移動する部分を除
    いて覆うようにしたディスクプレーヤにおいて、上記凹
    部の底面及び上記カバーをターンテーブルに載置される
    ディスクに対して可及的に近付けて形成すると共に、上
    記凹部及びカバーを高弾性塗料でコーティングすること
    を特徴とするディスクプレーヤ。
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