JP2001146804A - 自立型間仕切装置における安定支持装置 - Google Patents

自立型間仕切装置における安定支持装置

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JP2001146804A
JP2001146804A JP33015499A JP33015499A JP2001146804A JP 2001146804 A JP2001146804 A JP 2001146804A JP 33015499 A JP33015499 A JP 33015499A JP 33015499 A JP33015499 A JP 33015499A JP 2001146804 A JP2001146804 A JP 2001146804A
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雅規 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間仕切装置の枠体の支柱部3を床面に対して
安定して支持する脚体14を外力にて変位し難くする。 【解決手段】 支柱部3に上下方向に適宜間隔で穿設さ
れた係止孔に着脱自在に係合するための上向き係合爪3
9、39付きのフランジ片37に連結体33を突設した
上連結金具17aと、下向き係合爪40、40付きのフ
ランジ片37に連結体33を突設した上連結金具17b
とを、両連結体33、33が脚体14の厚さ内に挿入さ
れ、各連結体33の前端の雌ねじ部に脚体14の前面か
ら取付けボルト35にて締着する。机天板6の下面側縁
部を支持するように連結した略板状の支持ブラケット1
0の基端の係合爪を支柱部3の係止孔に係合する一方、
該支持ブラケット10の側面の一部を脚体14の外面に
当接させるように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス等に用い
る机天板付きの等の自立型間仕切装置における安定支持
装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からオフィス等に用いる机天板付き
の間仕切装置にあっては、例えば、実公平3−3952
5号公報に開示されているように、間仕切パネルの前面
(表面)の前方にブラケットを介して机天板を支持させ
ると共に、支持部材(支柱)とパネルとの間のスリット
内に棚受けブラケットの係止用の係止孔が上下に適宜間
隔にて設けられ、該係止孔に係合する上下一対の係合爪
を備えた断面L字状のブラケットの前片にボルト軸を水
平前向きに突設する。他方、平板を側面視L字状に屈曲
させた脚部材の垂直板には、前記ボルト軸が挿通可能な
上下長孔を穿設する一方、垂直板の裏面には前記スリッ
トに圧入し得る突起を上下に離間して一対備え、前記垂
直板の下端から水平に屈曲させて床面に当接し得る脚板
を備えた構成が開示されている。
【0003】また、実公平6−41462号公報では、
間仕切のパネルが取付けられる支柱(スタッド)にその
上下方向に一定の間隔で係止孔を設け、机天板を支持す
ると共に間仕切パネルを安定支持させるための脚体の奥
面(後面)に断面略Z字状の上下一対の係止金具を上下
移動可能に装着し、該各係止金具の後端には、前記係止
孔に係合する下向きの係合爪を備えたものが開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
前者先行技術の構成によれば、脚部材は1つのブラケッ
トを介して支柱の係止孔に取付けると共にブラケットか
ら後向きに突出する突起をスリットに圧入しただけであ
るから、脚部材の下端から前方に延びる脚板の先端側を
使用者が横方向に蹴る等外力を加えると、前記脚部材の
根元側のブラケットの部分が変形し、脚部材が平面視で
間仕切から直角に突出する方向から不用意に変動し易い
という問題があった。
【0005】また、前記後者の先行技術では、脚体の後
端の上下部位に設けた上下一対のブラケットを介して支
柱の係止孔に落とし込み係合しただけであるので、やは
り、脚体の前端側に平面視でパネルの平面と同じ方向に
外力を作用させると、根元側であるブラケットの部分が
変形し、脚体が平面視で間仕切から直角に突出する方向
から不用意に変動(変位)し易いという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点を解決
すべくなされたものであって、安定支持装置が不用意に
変位しないようにすることが簡単にできるようにした自
立型間仕切装置における安定支持装置を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の自立型間仕切装置における
安定支持装置は、パネルが装着される支柱もしくは支持
枠体に着脱自在に連結した脚体により、床面に対して倒
れ不能に支持する自立型間仕切における安定支持装置に
おいて、前記支柱もしくは支持枠体に上下方向に適宜間
隔で穿設された係止孔に着脱自在に係合する係合爪付き
のフランジ片と、該フランジ片から水平に突出する連結
体とからなる上下一対の連結金具を、前記脚体の厚さ内
に着脱自在に装着する一方、机天板の側部を支持するた
めの略板状の支持ブラケットを前記連結金具の取付け位
置より上方の係止孔に着脱可能に装着し、該支持ブラケ
ットの一側面の少なくとも一部を前記脚体の側面に当接
させたものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の自立型間仕切装置における安定支持装置におい
て、前記上側の連結金具における係合爪は上向きに突設
され、下側の連結金具における係合爪は下向きに突設さ
れ、前記脚体の奥面には、前記上下両連結金具における
各フランジ片が嵌まる位置決め嵌合部を備えたものであ
る。
【0009】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の自立型間仕切装置における安
定支持装置において、前記上下両連結金具における各フ
ランジ片は、前記パネルの前面に当接する前片部を備
え、前記連結体を前記脚体の厚さ内に挿入し、各連結体
の先端部を、脚体の前面側から挿入する取付けボルトに
螺着させたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について図面を参照しながら説明する。図1は間仕切
装置の平面図、図2は間仕切装置の一部切欠き斜視図、
図3は端カバー体を外した状態の間仕切装置の一側端の
側面図、図4は要部拡大側面図、図5は間仕切装置の構
成部品の斜視図、図7は脚体及び連結金具の側面図、図
8は連結金具の一部切欠き斜視図、図9は脚体とブラケ
ット体との当接関係を示す図である。
【0011】図示実施例では、オフィスに適用する間仕
切装置は複数の間仕切パネル1とその前面及び後面のい
ずれか一方もしくは双方の面に水平に突設した机天板6
(及びコーナ机天板7)とにより構成されている。間仕
切パネル1は自立可能な枠体2と、その前後面に着脱自
在に取付けられるパネル5とにより構成され、正面視矩
形の中空状の枠体2における左右両側の支柱部3は連結
用のボルト及び連結ブロックを介して横並び状に連結さ
れており、各支柱部3の前後面には、上下に所定間隔に
て、取付け孔4が穿設されている。該取付け孔4に対し
て、パネル5の裏面に取付けられた係合爪(図示せず)
を嵌合させて、枠体2の前後面に上下方向に複数枚のパ
ネル5が着脱可能に張り付けられている。なお、枠体2
を図1に示すように、平面視L字状に連結することによ
り自立可能であり、図1の右端部には、机天板6の側縁
に沿うように幅の狭いパネル5が前後面に着脱可能に張
り付けられた枠体(図示せず)を連結することにより、
間仕切装置の自立安定性を向上させている。間仕切の端
部で枠体2が側方の外に露出している面は端カバー体2
9が着脱可能に取付けられている(図1及び図2参
照)。
【0012】さらに、図2及び図3に示すように、机天
板6の一方の側縁が間仕切パネル1から離れて開放され
ている箇所には、後述するように、安定支持用の脚体1
4を、枠体2の支柱部3からほぼ直角に突出するように
上下一対の連結金具17a,17bを介して着脱自在に
装着するものである。
【0013】間仕切パネル1の前後面に装着される机天
板は、図1、図2に示すように横並びに連設される。通
常の平面視矩形状の机天板6の他、間仕切パネル1のコ
ーナ部に配置されるコーナ机天板7等がある。前記机天
板6やコーナ天板7の下面左右両側部位を支持するため
の側面視略三角形状の支持ブラケット10は、その後端
から突出させた上下複数の係止爪9を、前記枠体2にお
ける支柱部3の前後面角部に上下方向に一定間隔で穿設
された係止孔8に係合させることにより、間仕切パネル
1の前方または後方に突出させる。
【0014】支持ブラケット10の上端の水平板部10
aには、机天板6(コーナ天板7)の下面に取り付けた
ボルト12aの頭部が嵌まり、且つ机天板6(コーナ天
板7)を奥方向(パネル5方向に押し込むとき前記ボル
ト軸のみが嵌まって前記頭部が抜け不能となる平面視ダ
ルマ状の係合孔11が穿設されている(図5及び図6参
照)。また、左右に隣接する支持ブラケット10,10
の先端側の上面間を、連結板13を介して隣接する机天
板6,6及びコーナ机天板7の下面にネジ12b止めす
ると(図6参照)、並設された机天板6及びコーナ机天
板7のガタツキがなくなり、且つ各机天板6をパネル5
から離れるように支持ブラケット10から取り外すこと
も不能とする。
【0015】上述のように、間仕切パネル1の前面に机
天板6及びコーナ机天板7を装着する場合、当該間仕切
パネル1の前面と机天板6及びコーナ机天板7の後縁と
の間には、所定寸法(H1)の隙間を形成しておく(図
1、図2、図3及び図6参照)。そして、この隙間を塞
ぐように、合成樹脂製の長いカバー体20を机天板6及
びコーナ机天板7に対して支持体21を介して着脱可能
に装着する。以下は机天板6の箇所を代表例として説明
する。カバー体20は、図4、及び図5に示すように、
硬質性の天板部22と軟質性のカバー片とを一体的に押
出成形により形成したものであり、例えば、天板部22
はABS樹脂の素材を使用し、カバー片23はスチレン
系エストマー等の熱可塑性樹脂を使用する。
【0016】カバー体20における天板部22には、係
合部としての前後一対の係合足24、24が一体的に下
向きに突設され、かつ係合足24の長さはカバー体の長
さと同じとする突条のものである。各係合足24、24
の下端部には外向きの爪部24aが形成されている。カ
バー片23は略板状に形成され、その基端は前記天板部
22の上面とほぼ同一平面となるように水平状に突出し
ている。
【0017】前記カバー体20を支持するための支持体
21は金属板製で、基板21aを机天板6の下面にネジ
25止めする。また、基板21aの左右両側部から上向
きに屈曲形成した前後対の取付け部26、26は前記一
対の係合足24、24を外側から囲んで机天板6の前後
方向への移動(位置ずれ)を阻止するように構成されて
いる。したがって、カバー体20の前後対の係合足2
4,24を支持体21の前後対の取付け部26、26の
間に上から押し込むと、カバー体20の合成樹脂材自体
の撓みにて前後対の係合足24、24の下端間の寸法が
一旦窄まり、両爪部が取付け部26、26の係合爪部の
下方にて上向きに抜け難い状態に装着できる。
【0018】なお、前記カバー体20の幅寸法の半分の
位置を前後方向へのセンター位置とし、該センター位置
から各係合足24、24の外側縁までの寸法を等しくな
るように設定する。これにより、カバー体20をその前
後の向きを逆にして支持体21に装着したときも、前記
隙間を塞ぐことが可能なようにしている。
【0019】机天板6の左側または右側の縁が側方から
見える箇所では、図4に示すような端キャップ27にお
ける枠状の係止突起を、前記カバー体20における前後
対の係合足24、24の内側に嵌合して、端キャップ2
7にてカバー体20の端部を塞ぎ、外観を向上させるこ
とができる。机天板6の下面奥寄り部位には、上向き開
放の樋状のケーブルダクト28をビス等で固定すること
により、机天板6上のOA機器との配線用コードがカバ
ー片23の自由端縁を介して上下に挿通するとき、配線
用コードの途中の余り部を垂れ下がることなく受けて収
納することが簡単にできる。
【0020】なお、間仕切パネル1における枠体2の中
空部に配線用コードを挿通することができると共に、枠
体2の中途高さ位置に前記配線用のコードを受ける配線
ダクトを横長に設け、この配線ダクトから間仕切パネル
1の前面又は後面にコードを引き出せるように、上下に
複数枚配置されるパネル5の上下間に隙間を形成し、該
隙間を塞ぐように配線引き出しカバーを装着するように
しても良い。
【0021】図6〜図8に示すように、脚体14は、鋼
板を屈曲させた中空状の垂直部14aと、該垂直部14
aの下端に前方向に連設した水平足部14bとからな
り、水平足部14bの下面前後部には、アジャスタボル
ト30、30が昇降可能に装着されている。垂直部14
aの内部には、その奥側に補強枠31がスポット溶接等
にて固着されている。補強枠31には、上下一対の連結
金具17a、17bにおける水平前向きの連結体33が
挿通できる挿通孔34、34が上下に所定間隔隔てられ
て穿設されており、同じ高さ位置で垂直部14aの前面
には、前記連結体33の前端に形成された雌ねじ部33
aに螺合する取付けボルト35のための取付け孔と、取
付けボルト35の頭部を収納できに凹所36、36とが
設けられている。
【0022】上連結金具17aは、断面L字状のフラン
ジ片37と、該フランジ片37の前片部37aから前向
きに溶接等により水平に突設した丸棒状等の連結体33
と、前記フランジ片37における奥行片部37bの後端
から突設させた上下一対の上向き係合爪39、39とか
らなる。下連結金具17bは、断面L字状のフランジ片
37と、該フランジ片37の前片部37aから前向きに
溶接等により水平に突設した丸棒状等の連結体33と、
前記フランジ片37における奥行片部37bの後端から
突設させた上下一対の下向き係合爪40、40とからな
る。
【0023】他方、前記脚体14における垂直部14a
の後面には、前記フランジ片37の前片部37aがちょ
うど嵌まる位置決め嵌合部41が形成されている(図7
参照)。
【0024】上記の構成により、脚体14を枠体2(間
仕切1)に取り付けるには、まず下連結金具17bの上
下対の下向き係合爪40、40を支柱部3の前後面角部
に上下方向に一定間隔で穿設された係止孔のうち所定高
さの係止孔8、8に係合させる。これにより、下連結金
具17bは支柱部3から脱落せず、且つ連結体33は水
平状に前向き突設されることになる。次に、上連結金具
17aにおける上下対の上向き係合爪39、39を同じ
く所定高さの係止孔8、8に係合させ、この上上連結金
具17aを若干持ち上げて、係合爪39、39が係止孔
から抜け出さない高さ位置に保持し、この状態で、脚体
14の垂直部14aの奥面を前記上下両連結金具17
a、17bにおける連結体33、33に接近させ、該連
結体33、33を上下の挿通孔34、34に挿通させ、
各フランジ片37を位置きめ嵌合部41に嵌め入れる。
これにより、前記上下両連結体33、33は水平姿勢を
保持できる。次いで、前記上下両連結体33、33の先
端が垂直部14a前面側の取付け孔に臨ませた状態で、
凹所36、36から取付けボルト35を挿入して、連結
体33の前端の雌ねじ部33aに螺着締結すると、脚体
14は前記上下両連結金具17a、17bを介して支柱
部3に対して密着固定され、且つ、上連結金具17aに
おける上下対の上向き係合爪39、39と、下連結金具
17bの上下対の下向き係合爪40、40とが支柱部3
の所定高さの係止孔8‥‥に対して上下に突っ張るよう
に配置されているので、脚体14が上下にずれ移動しな
いのである。そして、脚体14の下面のアジャスタボル
ト30、30の高さを調節して床面に当接させると、間
仕切装置1は安定した自立状態を保持することができ
る。
【0025】そして、本実施形態では、前記脚体14の外
側面の上部寄り部位に、支持ブラケット10の内側面の
一部、例えば、支持ブラケット10の下端折曲縁条10
aの少なくとも一部を当接させるように、脚体14及び
支持ブラケット10の形状寸法を設定しておく(図3及
び図9参照)。
【0026】このようにすれば、机天板6の下面左右両
側が左右一対の支持ブラケット10に連結されているか
ら、当該支持ブラケット10が平面視において支柱部3
から直角方向に配置された角度が変化しないように拘束
されている結果、前記脚体14の外面に前記机天板6の
下面の一側を支持するための支持ブラケット10の側面
の少なくとも一部を当接させておけば、この支持ブラケ
ット10を側面から押すような外力が前記脚体14の側
面に作用しても、脚体14が図9において時計方向に回
動する変位が起こらないように、前記支持ブラケット1
0にて効果的に拘束できる。
【0027】他方、脚体14を支柱部3に連結するため
の連結金具17a、17bにおける各フランジ片37の
前片部37aが垂直部14aの奥面に当接し、且つパネ
ル5の前面にも当接した状態で取付けられていれば、脚
体14を図9において、反時計方向に回動するような外
力が作用しても、フランジ片37の前片部37aが邪魔
になって、前記反時計方向(脚体14が支持ブラケット
10の側面から離れる方向)に変位しないのである。
【0028】なお、脚体14の垂直部14aの前面にお
ける凹所に突出した取付けボルト35の頭部は軟質合成
樹脂製のキャップ42(図8参照)にて覆い、外観を向
上させることができる。
【0029】前記上下両連結金具17a,17bにおけ
る連結体33、33は丸棒乃至角棒状であっても良い
し、パイプ状、板状に形成しても良い。
【0030】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1に記載
の発明の自立型間仕切装置における安定支持装置は、パ
ネルが装着される支柱もしくは支持枠体に着脱自在に連
結した脚体により、床面に対して倒れ不能に支持する自
立型間仕切における安定支持装置において、前記支柱も
しくは支持枠体に上下方向に適宜間隔で穿設された係止
孔に着脱自在に係合する係合爪付きのフランジ片と、該
フランジ片から水平に突出する連結体とからなる上下一
対の連結金具を、前記脚体の厚さ内に着脱自在に装着す
る一方、机天板の側部を支持するための略板状の支持ブ
ラケットを前記連結金具の取付け位置より上方の係止孔
に着脱可能に装着し、該支持ブラケットの一側面の少な
くとも一部を前記脚体の側面に当接させたものである。
【0031】このように構成すれば、机天板に連結した
支持ブラケットという部材を利用して脚体の横向きの変
位を効果的に阻止できる。また、そのために余分な部品
を必要とせず製造コストも低減できる。しかも、支持ブ
ラケットの側面の少なくとも一部が脚体の側面の一部
(上部側)と側面視で重なることになり、机天板の下面
側の目隠しの役目も奏する。
【0032】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の自立型間仕切装置における安定支持装置におい
て、前記上側の連結金具における係合爪は上向きに突設
され、下側の連結金具における係合爪は下向きに突設さ
れ、前記脚体の奥面には、前記上下両連結金具における
各フランジ片が嵌まる位置決め嵌合部を備えたものであ
る。
【0033】このように構成すれば、請求項1に記載の
発明の効果に加えて、上下両連結金具を脚体に取付けし
た状態では、前記支柱もしくは支持枠体に対して上下の
いずれの方向にも移動不能となり、しっかりと固定で
き、脚体がぐらつかず、安定して間仕切を支持すること
ができる。しかも、脚体の床面に対する高さ調節作業も
容易になるという効果を奏する。
【0034】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の自立型間仕切装置における安
定支持装置において、前記上下両連結金具における各フ
ランジ片は、前記パネルの前面に当接する前片部を備
え、前記連結体を前記脚体の厚さ内に挿入し、各連結体
の先端部を、脚体の前面側から挿入する取付けボルトに
螺着させたものである。
【0035】このように構成すれば、請求項1または請
求項2に記載の発明の効果に加えて、支持ブラケットの
側面から離れる方向に脚体に横向きの外力が作用したと
き、連結金具の前記フランジ片がパネルの表面側を押す
ことになって拘束し、前記方向に脚体が変位し難くなる
という効果を奏する。しかも、上下両連結金具を前記支
柱もしくは支持枠体に対して仮止めした状態で脚体を上
下両連結金具に同時に装着でき、且つ連結体が脚体の厚
さ内に位置するので、外から見えなくなり外観が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】間仕切装置の平面図である。
【図2】間仕切装置の一部切欠き斜視図である。
【図3】端カバー体を外した状態の図2の III−III 線
矢視側面図である。
【図4】図3の要部拡大側面図である。
【図5】間仕切装置等の部品を示す一部切欠き斜視図で
ある。
【図6】机天板の取付け状態を示す平面図である。
【図7】脚体の取付け状態を示す側面図である。
【図8】連結金具及び脚体の一部切欠き要部拡大斜視図
である。
【図9】図3のIX−IX線矢視拡大断面図である。
【符号の説明】
1 間仕切パネル 2 枠体 3 支柱部 5 パネル 6 机天板 8 係止孔 9 係合爪 10 支持ブラケット 14 脚板体 17a 上連結金具 17b 下連結金具 30 アジャスタボルト 31 補強枠 33 連結体 34 挿通孔 35 取付けボルト 36 凹所 37 フランジ片 37a 前片部 39 上向き係合爪 40 下向き係合爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルが装着される支柱もしくは支持枠
    体に着脱自在に連結した脚体により、床面に対して倒れ
    不能に支持する自立型間仕切における安定支持装置にお
    いて、 前記支柱もしくは支持枠体に上下方向に適宜間隔で穿設
    された係止孔に着脱自在に係合する係合爪付きのフラン
    ジ片と、該フランジ片から水平に突出する連結体とから
    なる上下一対の連結金具を、前記脚体の厚さ内に着脱自
    在に装着する一方、机天板の側部を支持するための略板
    状の支持ブラケットを前記連結金具の取付け位置より上
    方の係止孔に着脱可能に装着し、該支持ブラケットの一
    側面の少なくとも一部を前記脚体の側面に当接させたこ
    とを特徴とする自立型間仕切装置における安定支持装
    置。
  2. 【請求項2】 前記上側の連結金具における係合爪は上
    向きに突設され、下側の連結金具における係合爪は下向
    きに突設され、前記脚体の奥面には、前記上下両連結金
    具における各フランジ片が嵌まる位置決め嵌合部を備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の自立型間仕切装置
    における安定支持装置。
  3. 【請求項3】 前記上下両連結金具における各フランジ
    片は、前記パネルの前面に当接する前片部を備え、前記
    連結体を前記脚体の厚さ内に挿入し、各連結体の先端部
    を、脚体の前面側から挿入する取付けボルトに螺着させ
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自
    立型間仕切装置における安定支持装置。
JP33015499A 1999-11-19 1999-11-19 自立型間仕切装置における安定支持装置 Expired - Fee Related JP3623901B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003230435A (ja) * 2002-02-08 2003-08-19 Kokuyo Co Ltd 取付部材、取付構造
JP2007167347A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Daifuku Co Ltd ラック
AU2006222672B1 (en) * 2006-09-25 2007-09-20 Greer Industries Pty Ltd Improvements in structures for supporting shelving

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