JP2003230435A - 取付部材、取付構造 - Google Patents

取付部材、取付構造

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JP2003230435A JP2002032408A JP2002032408A JP2003230435A JP 2003230435 A JP2003230435 A JP 2003230435A JP 2002032408 A JP2002032408 A JP 2002032408A JP 2002032408 A JP2002032408 A JP 2002032408A JP 2003230435 A JP2003230435 A JP 2003230435A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、家具本体を所定の取付面に対し
てスムーズに取り付けるための取付部材及び取付構造を
提供する。 【解決手段】キャビネットC側に、側板24の内部の後
側の空間SP2を背面側に開口させて後スリットSLを
形成するとともに、この後スリットSLに挿入して係り
合った状態でキャビネットCを支持し得るキャビネット
側取付部11と、このパネルPの前面P1に係り合って
取り付けられるパネル側取付部13と、このパネル側取
付部13をパネルPの前面P1に取り付けた状態でキャ
ビネット側取付部11の位置調整を行い得る操作部14
とを備えたブラケット1によって、キャビネットCをパ
ネルPの前面P1に取り付けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具本体を所定の
取付面に取り付ける取付構造及び取付部材に関するもの
である。
【0002】従来、例えばキャビネットのような家具本
体を、その背面をパネルの前面に対面させて当該パネル
の前面に取り付ける場合には、これらキャビネットとパ
ネルの前面との間に取付部材であるブラケットを介在さ
せて取り付けるようにしているものが見られる。
【0003】具体的には、このようなブラケットとして
は、キャビネットの背面に開口するように設けられた上
下方向に沿うスリットに係り合って当該キャビネットを
支持し得る板状のキャビネット側取付部と、パネルの前
面に取り付け得るパネル側取付部とを具備してなるよう
なものが使用される。そして、このブラケットを介して
前記キャビネットをパネルの前面に取り付ける場合に
は、まずパネル側取付部をパネルの前面に取り付けた状
態のブラケットに対して、キャビネットを正面から持ち
上げて前記キャビネット側取付部を斜め上方からスリッ
トに挿入していき、これらキャビネット側取付部とスリ
ットが係り合った状態でねじなど適宜の手段で固定して
キャビネットを取り付けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ものにおいて、例えば、前記キャビネット側取付部をパ
ネルの前面に対して取り付けるための固定手段が、パネ
ル側取付部に設けられたフックと、パネルに設けられた
フック孔であるような場合には、キャビネットをブラケ
ットに対して取り付ける段階において、パネルの前面に
取り付けた状態のブラケットが、フック孔とフックとの
接点を支点として回動するように若干動く可能性があ
り、このような状態のブラケットのキャビネット側取付
部を、キャビネットの背面側に開口するスリットに挿入
するという作業は難しくなってしまうという不具合があ
った。また、このようにフック孔とフックとによってパ
ネルの前面に対して取り付けられているもの以外であっ
ても、このようなブラケットは、キャビネットの背面側
に位置することになり、加えてその高さ方向の寸法が家
具本体の高さ寸法以下に設定されているものが多いた
め、ブラケットの位置が確認し辛く、前記取付面に取り
付けた状態のブラケットのキャビネット側取付部に対し
てスリットを差し込むようにしてキャビネットを正面上
方から取り付る作業は難いものとなる。
【0005】一方、キャビネット側に設けられた前記ス
リット開口縁部の幅寸法は、キャビネット側取付部を挿
入した状態でがたついたりしないように、キャビネット
側取付部の幅寸法と略一致もしくは若干大きい程度に設
定されている場合が多く、このためキャビネットの背面
側に開口するスリットにキャビネットを挿入する動作を
極めて難しくしている。
【0006】さらに、キャビネットをブラケットに対し
て固定する段階においては、ブラケットの上端とスリッ
トの開口縁部の上端部分が当接する位置で上下方向の位
置決めがなされる場合が多くみられるが、このようなも
のであると、スリットを高い精度で設けることは難しい
ため適正な位置決めが行い難く、この結果、家具本体の
ブラケットに対する取付作業を難しいものとしていた。
【0007】そしてこれらの不具合は、キャビネネット
のみならず、家具本体をその背面を所定の取付面に対面
させて取り付ける場合には同様に起こりうるものであ
る。
【0008】以上のような不具合を解決すべく、簡単な
構成で、家具本体を所定の取付面に対してスムーズに取
り付けるための取付部材及び取付構造を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1記載の取付部材は、家具本体の背面と所定の取付面
とを対面させて当該取付面に対して前記家具本体を取り
付けるためのものであって、家具本体に係り合って取り
付けられ当該家具本体を支持し得る第1の取付部と、前
記取付面側に係り合って取り付けられる第2の取付部と
を備えてなり、この第2の取付部を前記取付面に対して
取り付けて、家具本体と第1の取付部との係り合わせを
開始しようとする係り合い準備位置に配置した家具本体
に対して、前記第1の取付部の位置調整をし得る操作部
を設けたものである。
【0010】ここで、家具本体の背面と所定の取付面と
を対面させて当該取付面に対して前記家具本体を取り付
けるとは、背面と取付面とが接触した状態で取り付けら
れるようなもののみならず、所定距離離間した状態で取
り付けられるようなものも含むものである。
【0011】また、このような第1、第2の取付部をそ
れぞれ前記取付面、前記家具本体に対して係り合わせて
取り付けられる手段としては、ねじを利用したものや、
フック孔及びフックを利用したものなど適宜の手段が挙
げられる。なお、ここで、係り合うとは、凹凸係合のよ
うなものの他、面同士が接触するようなものも含むもの
とする。
【0012】また係り合い準備位置とは、家具本体を取
付部材に係り合わせるための作業を行う直前の位置のこ
とで、例えば、係り合わせが凹凸形状であれば、凸部を
凹部に挿入する直前の家具本体の位置や、係り合わせが
ねじとねじ孔とによって成されるものであれば、ねじ孔
にねじとを位置決めしてねじ込み動作に入る直前の家具
本体の位置等である。
【0013】このようなものであれば、この取付部材を
所定の取付面に対して取り付けた状態で操作部によって
前記第2の取付部の位置調整を行いながらこの第2の取
付部と家具本体とを係り合わるようにしてスムーズに家
具本体を取り付けることができるようになる。すなわ
ち、従来は困難なものであった家具本体の背面側を所定
の取付面に取り付けるための取付作業を簡単化すること
ができるようになる。なお、この位置調整は、家具本体
は、家具本体を持ち上げる者が行う態様であっても、家
具本体を持ち上げた者以外の者によって行う態様であっ
てもよい。
【0014】また、このような取付部材を構成する第2
の取付部の具体的な態様としては、家具本体に設けられ
たスリットに差し込んで家具本体を支持し得る板状をな
すものが挙げられる。
【0015】なお、ここでいうスリットは、上下方向に
沿ったものの他、家具本体の幅方向に沿って設けられた
ものなども含むものである。
【0016】そして、このようにスリットに板状をなす
第2の取付部を挿入するような態様のものにおいて、そ
の挿入動作をスムーズなものとするためには、この第2
の取付部材の一端に、前記スリットの開口縁部を当てな
がら所定の取り付け方向へ誘導するガイド部を設けるこ
とが望ましい。このようなガイド部としては、例えば、
挿入方向に傾いた傾斜面や湾曲面などが挙げられる。
【0017】特にスリットが、上下方向に沿った長尺な
ものである場合には、ガイド部を第2の取付部の上端部
に設けてこのガイド部をスリットの開口縁部の上端を当
てながら挿入方向へ誘導するように構成するのが望まし
い。このようなものであれば、例えば、ガイド部を斜め
下方に向かって誘導するようなものに構成することで、
家具本体を持ち上げて上下方向に沿った長尺なスリット
を、第2の取付部に対して挿入する場合に、ガイド部に
よる誘導に加えて重力を利用して挿入することができる
ようになるので、挿入動作を簡単化するのに極めて有効
である。
【0018】一方、操作部として簡素で好ましい具体的
な態様としては、第1の取付部の一端を延長させて一体
的に設けられたものが挙げられる。
【0019】また、操作部として具体的な態様として
は、第1の取付部の下方に設けられたものが挙げられ、
このようなものであると、下方からその位置調整を行う
ことができるため、低い位置に取り付けられるものと比
較してその取付作業が難しいと考えられる、デスクの上
方や壁にかけるタイプのキャビネットなど高い位置に取
り付ける場合に非常に有効な効果を奏する。
【0020】また、本願発明の別の態様である請求項7
記載の取付構造は、家具本体又は取付部材のどちらか一
方に凹部を設けるとともに、他方にこれら凹部に係り合
う凸部を設けて、前記凹部の開口縁部の少なくとも一部
からこの凹部の内部へと誘導するようなテーパ面を設け
て構成したものである。
【0021】このようなものであれば、家具本体又は取
付部材のどちらか一方に設けられた凸部を他方に設けら
れた凹部に挿入する際に、この凸部をテーパ面に沿わせ
るようにしてスムーズに係り合わせることができるよう
になり、すなわち、家具本体のスムーズな取り付けがで
きるようになる。
【0022】そして、このような凹部及び凸部の具体的
な態様としては、凹部が、家具本体の背面側に開口する
スリットであり、凸部が、取付部材に設けられ前記スリ
ットに差し込み得る挿入片であるものが挙げられる。
【0023】さらに、請求項9記載の取付構造は、家具
本体にスリットを設けるとともに取付部材にこのスリッ
トに係り合う板状の挿入片を設け、前記家具本体をこの
取付部材に固定する際に、前記挿入片の上端をスリット
の内部に設けられた下向き面に当てて上下方向の位置決
めを行うように構成するものである。
【0024】このようなものであれば、スリットに前記
挿入片を挿入させて重力に従って下ろすだけで、家具本
体の取付部材に対する上下方向の位置決めができるよう
になる。すなわち、位置決めのための作業を必要とせ
ず、家具本体を取付面に対して取り付ける取付作業をス
ムーズに行うことができるようになる。さらに、このよ
うなものであれば、家具本体を取付部材に対して取り付
ける際に、家具本体の上下方向の位置決めを、差込部を
差し込んで状態でスリットの上端部で行うようにする
と、スリットを極めて高い精度で設けねばならずその製
造を難しくしてしまうが、スリット自体の加工にはそれ
ほど高い精度を必要とせずともよく製造を簡単化するこ
とができるようになる。また、挿入片に上下方向の位置
決めの役割を兼ね備えさせるため、別部材によって位置
決めする場合と比較すれば、部品点数を低減することに
もなる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0026】本実施形態における取付部材たるブラケッ
ト1と、このブラケット1を利用した取付構造は、図1
及び図2に示した家具本体たるキャビネットCを所定の
取付面たるパネルPの前面P1に取り付けるために適用
されたものである。
【0027】このキャビネットCは、前面に開口する収
納空間を有した箱体状の収納部2と、この開口を閉止す
る閉止位置(m)と前記開口を開成位置(n)との間を
移動する扉3と、この扉3を開閉可能に支持する支持機
構4とを備えてなるものである。なお、図2は、後述す
る外側板242を取り外して側板24内部の内部の様子
を視認可能に示したものである。
【0028】この収納部2は、板金素材からなる平面視
矩形状の天板21と、この天板21と平面視同形状をな
す底板22と、これら天板21と底板22との間に位置
する正面視縦長の矩形状の背板23と、この背板23の
端部から扉3の形状に合わせて前方に膨出する側面視部
分円弧状をなす左右一対の側板24とを具備してなる。
この側板24は、内側板241と外側板242とからな
り、これら外側板242と内側板241との間に空間を
有する二重構造をなしている。そして、この空間内に
は、内側板241を補強するための仕切り板5を配して
いる。この仕切り板5は、前記空間内側の幅寸法と略一
致する大きさに設定した正面視矩形状をなすもので、本
実施形態では金属製のものとしている。そして、例えば
内側板241に当てる取付片を具備して適宜の手段によ
って内側板24に固定して取り付けられるものである。
さらに、この前側の空間SP1に、前記支持機構4が配
設するとともに、この前側の空間SP1を前方に開口し
て形成した図示しない前スリットを設けて、この支持機
構4を構成する支持アーム41をこの前スリットから前
方に向けて延ばし設けて扉3を開閉可能に支持するよう
にしている。そして、この支持アーム41は、空間内に
設けられた軸42によって回動可能に支持されており、
この前スリットの上下方向に沿って回動することによっ
て、扉3を閉止位置から開成位置まで移動させることに
なる。さらに本実施の形態においては、前記仕切り板5
は、前スリットと、後述する取付構造を構成する後スリ
ットSLとの間を光学的に遮断する遮光部材としても機
能するものである。また、内側板241には、その上下
に奥行き方向に沿った補強部材61、62を取り付けて
いる。この上下の補強部材61、62は、板金素材を折
り曲げ加工を施したもので、その上下を内側板241に
適宜の手段によって固定し、正面視コ字状に外側板24
2側に突出するように設けられたものである。そして、
これら上下の補強部材61、62は、奥行き方向の長さ
寸法は異なるが、外側板242側への突出幅は一致した
ものである。上側の補強部材61は、内側板241の奥
行き方向に渡って設けられたものであり、下側の補強部
材62は、前記仕切り板5に仕切られた後側の空間SP
2に突出するように設けられたものである。また、上下
補強部材61、62の後端部は側板24の後端近傍まで
設けられている。なお、外側板242にも図示しない補
強部材が設けられている。
【0029】しかして、本実施の形態においては、この
キャビネットCを、ブラケット1を利用した取付構造に
よって、その背面をパネルPの前面P1に対面させて当
該パネルPの前面P1に対して取り付けるようにしてい
る。
【0030】詳述すると、まず、キャビネットC側に
は、この取付構造を構成するために、側板24の内部の
後側の空間SP2を背面側に開口させて、後述するキャ
ビネット側取付部11を挿入し得るスリットたる後スリ
ットSLを形成している。具体的には、この後スリット
SLは、図6に示すように、外側板242の後端を内側
に折り曲げた後屈曲部2421と、背板23の側端とが
当接する部分に設けられたもので、これら後屈曲部24
21と背板23の側端とを跨るように略細長矩形状に切
り欠いて設けたものである。そして、この後スリットS
Lの内部は、前記仕切り板5より後側の空間SP2に形
成されることになる。この内部の幅寸法は、キャビネッ
ト側取付部11をこの後スリットSLに挿入した状態で
大きくぐらつかない程度に設定してある。そして本実施
形態では、キャビネット側取付部11の後スリットSL
への挿入動作がスムーズに行われるように、図7及び図
9に示すように、上下の補強部材61、62の後スリッ
トSLの開口縁部側に位置する上下2つのコーナ部分を
切り欠いて、この後スリットSLの開口縁部から内部へ
狭まっていくテーパ面Tを形成している。すなわち、図
9に示すように、後スリットSLの開口縁部近傍におい
て、このテーパ面Tのために内部からその開口縁部に向
かって幅方向に広がっていくことになる。なお、本実施
形態では、上下の補強部材に61、62にテーパ面Tを
形成しているが、どちらか一方の補強部材のみにテーパ
面Tを形成してもよい。また、この後スリットSLは、
請求項7記載の凹部に該当する。
【0031】一方、ブラケット1は、前記キャビネット
Cよりも板厚寸法が大きな板状の板金素材を折り曲げ加
工を施して成形したもので、キャビネットCの奥行き方
向に沿った第1の取付部たるキャビネット側取付部11
と、このキャビネット側取付部11の後端からキャビネ
ットCの幅方向に沿って当該キャビネットCから離間す
る方向に伸びた折曲部12と、この折曲部12の側端か
ら後方へ伸びる第2の取付部たるパネル側取付部13
と、このパネル側取付部13と前記折曲部12の下端か
ら一体的に延長して設けた操作部14とを具備してなる
ものである。また、このブラケット1は、前記キャビネ
ット側取付部11、折曲部12及びパネル側取付部13
に跨るように水平方向に沿って矩形状に切り欠いた切欠
部15を設けている。なお、このブラケット1の素材と
しては、例えばスチールなど剛性を有するものを使用す
るのが好ましい。また、本実施形態においては、図示例
のようにキャビネットCの背面側の左右両側端近傍に配
されるものである。
【0032】キャビネット側取付部11は、図3に示す
ように側面視縦長の略矩形をなすものであり、キャビネ
ットをブラケットに対して固定するねじVをねじ込み可
能なねじ孔e1、e2と、当該キャビネット側取付部1
1を後スリットSLに挿入して係り合わせる際にガイド
部として機能する傾斜部11aを備えたものである。ね
じ孔e1、e2は、このキャビネット側取付部11の上
下2箇所に設けたものである。なお、ネジVは、図示例
においてはタッピングネジとしている。そして、上方側
のねじ孔e1は、内側板241及び前記補強部材61に
連通するように設けられたねじ挿通孔f1に対応した位
置に設けられている。また、下方側のねじ孔e2は、内
側板241及び補強部材62に連通するように設けられ
たねじ挿通孔f2に対応する位置に設けられている。な
お、これらねじ挿通孔f1、f2は、本実施の形態にお
いては、例えば金属を素材とした筒状のものを内側板2
41と、補強部材61、62とに貫通するように取り付
けることで構成している。傾斜部11aは、キャビネッ
ト側取付部11の上端後側のコーナ部分を略三角形状に
切り欠いた形状に成形することで形成されるもので、前
方に向かって上昇する方向に沿った傾斜を有するもので
ある。一方、このキャビネット側取付部11の上端11
bは、図9に示すように、後スリットSLの内部に設け
られた下向き面たる天板21の下向き面21aに当接す
るような高さ寸法に設定されており、この上端11bを
下向き面21aに当接することでキャビネットCとブラ
ケット1とをネジVによって固定する際に、上下方向の
位置決めができるようにしている。このキャビネット側
取付部11は、請求項7記載の凸部、そして請求項9記
載の挿入片に該当する。
【0033】折曲部12は、このキャビネット側取付部
11を後スリットSLに差し込んだ状態で、その前向き
面12aを背板23の背面に当接させて当該ブラケット
1によるキャビネットCの支持を安定化させるものであ
る。
【0034】パネル側取付部13は、パネルPに設けら
れたFHに引っ掛かり可能な複数のフックFを備えたも
のである。このフックFは、当該パネル側取付部13の
後端から後方へ突出するように設けられたもので、例え
ば型抜き加工などによって成形させたものである。ま
た、このパネル側取付部13の外側端面13aを、前記
キャビネット側取付部11を後スリットSLに挿入した
状態において、前記外側板242の外側端面24aと面
一になるように設定して、前方から見た場合にブラケッ
ト1を隠蔽させキャビネットCの外観を良好なものとし
ている。
【0035】操作部14は、このパネル側取付部13と
前記折曲部12とを、その下端部分を下方に延長するよ
うに一体的に設けたものであり、すなわちパネル側取付
部13の下方に位置するものである。また、この下端1
4aを、キャビネットCの下端位置と略一致させるかあ
るいは若干上方に位置するように設定して、前方から見
た場合にブラケット1を隠蔽してキャビネットCの外観
を良好なものとしている。そして、図10に示したよう
に、前記パネル側取付部13をパネルPに取り付けてお
いて、キャビネットCを持ち上げて後スリットSLと前
記キャビネット側取付部11とを近づけ、これら後スリ
ットSLとキャビネット側取付部11とを係り合わせを
開始しようとする位置、すなわち後スリットSL内への
キャビネット側取付部11の挿入動作を行う寸前の係り
合い準備位置(J)に配置した場合に、手で把持してこ
のキャビネット側取付部11の位置調整を行うことがで
きるものである。
【0036】また、上下の補強部材61、62は、キャ
ビネット側取付部11を後スリットSLの内部に挿入し
た状態でこのキャビネット側取付部11と当接するよう
にその外側板242側への突出幅を設定して、後スリッ
トSL内部でこのキャビネット側取付部11がぐらつく
ことなく安定してキャビネットCを支持できるようにし
ている。
【0037】次に、このようなブラケット1及び取付構
造を利用してキャビネットCをパネルPの前面P1に取
り付ける場合について説明する。
【0038】まず、ブラケット1を、そのパネル側取付
部13をパネルに設けられたフック孔FHにフックFを
引っかけて係り合わせることで、パネルPの前面P1に
対して取り付ける。次に、キャビネットCをブラケット
1よりも上方になるように持ち上げて、後方へ傾けて、
後スリットSLと前記キャビネット側取付部11とを近
づけていく。そして、係り合い準備位置に配置したキャ
ビネットC(J)の後スリットSLに、キャビネット側
取付部11が適正に挿入できるように、操作部14を手
で把持して操作してキャビネット側取付部11を適正な
位置に調整して、傾斜部11aを後スリットSLの開口
縁部上端に当てて挿入方向に誘導されながらキャビネッ
トCの下端部側を後方へ回動させるようにして後スリッ
トSL内へ挿入する。また、このキャビネット側取付部
11を挿入する際に、幅方向に多少ずれた場合には、後
スリットSLの開口縁部近傍のテーパ面Tに沿わせるよ
うに挿入していくようにする。そして、この状態から、
キャビネットCを下ろし、キャビネット側取付部11の
上端11bが、後スリットSLの内部において天板21
の下向き面21aに当接する取付位置(T)において、
内側板241の内側からネジVをねじ孔e1、e2に止
めるようにする。さらに、その前後方向の位置決めを、
前記仕切り板5にキャビネット側取付部11の前端を当
接することで行うようにしてもよい。なお、予めブラケ
ット1の前記切欠部15に嵌まり込みキャビネットCの
背板23に当接するかんぬきのようなものを取り付けて
おき、ブラケット1のパネルPからの抜け防止を行うよ
うにしてもよい。しかして、キャビネットCはブラケッ
ト1に固定され、すなわち、パネルPの前面P1に取り
付けられることとなる。
【0039】以上詳述した取付構造を構成するブラケッ
ト1は、パネル側取付部13をパネルPの前面P1に取
り付けた状態で、キャビネット側取付部11をキャビネ
ットCの後スリットSL内に挿入して係り合わせる前の
係り合い準備状態(J)において、操作部14によって
このキャビネット側取付部11の位置調整をすることが
できるため、後スリットSLに対してスムーズに挿入す
ることができる。
【0040】一方、取付構造を構成する後スリットSL
の開口縁部近傍の補強部材61、62の後端部に、キャ
ビネット側取付部11を後スリットSLの内部へ誘導す
るテーパ面Tを設けたので、多少の位置調整のずれが生
じたとしても、キャビネット側取付部11を後スリット
SLに対してスムーズに挿入することができる。特に本
実施形態では、ブラケット1のパネル側取付部13をフ
ックFとフック孔FHとによってパネルPに取り付けて
いるため、フックFとフック孔FHとの接点を支点とし
て回動する方向すなわち幅方向にずれが生じる可能性が
あるため、本実施の形態のテーパ面Tのように開口縁部
に向かって幅方向に広がるようなものであると、特に有
効である。
【0041】さらに、キャビネットCをブラケット1に
固定する際に、後スリットSL内部に設けられた前記下
向き面21aにキャビネット側取付部11の上端11b
を当接するようにしているため、その上下方向の位置決
めのための作業を特に行うことなく取り付けすることが
できる。
【0042】すなわち、これらの効果が相俟って、本実
施の形態においては、後スリットSLが背面側に設けら
れるとともに長尺なものでありながら、この後スリット
SLに対してキャビネット側取付部11を極めてスムー
ズに挿入することができ、ブラケット1とキャビネット
Cとを固定して係り合わせることができる。すなわち、
キャビネットCのパネルPの前面P1に対する取付作業
を簡単でスムーズなものとするために非常に高い効果を
もたらしているs。
【0043】また、上述のように後スリットSL内の下
向き面21aにキャビネット側取付部11の上端11b
を当接するようにしたことで、後スリットSLの開口縁
部にキャビネットCの重さが作用するのを避けることも
できる。
【0044】操作部14を、パネル側取付部13の下方
側に設けたので、パネルPの比較的高い位置に取り付け
られる本実施の形態のキャビネットCを取り付ける際
に、下側から操作することができ好適である。
【0045】また、操作部14を、パネル側取付部13
及び折曲部12の下端を延長して一体的に設けたもので
あるので、操作部14を備えたブラケット1を簡単に製
造できる上、ブラケット1自体の構成を複雑化させない
ようにできる。
【0046】なお、本発明は、上記実施形態に限られな
い。
【0047】例えば、取付部材としては、例えば正面視
L字状をなすようなものなど種々挙げられ、また、フッ
ク孔を備えず取付面に対してネジによって取り付けられ
るようなものであってもよい。
【0048】また、家具本体としては、本実施の形態の
キャビネットCのみならず引出家具や棚付家具などであ
ってもよい。
【0049】その他、各部の具体的構成についても上記
実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0051】すなわち、本願発明の請求項1記載の取付
部材によれば、この取付部材を所定の取付面に対して取
り付けた状態で、操作部によって第2の取付部の位置調
整を行いながらこの第2の取付部と家具本体とを係り合
わせていくことができ、スムーズに家具本体を取り付け
ることができる。すなわち、従来は、スムーズに行うこ
とが難しいものであった家具本体の背面を所定の取付面
に対面させて取り付けるという取付作業を簡単でスムー
ズなものとすることができる。
【0052】また、本願発明の請求項7記載の取付構造
によれば、家具本体又は取付部材のどちらか一方に設け
られた凸部を他方に設けられた凹部に挿入して係り合わ
せる際に、凸部をテーパ面に沿わせるようにスムーズに
挿入していくことができ、すなわち、家具本体の背面を
所定の取付面に対面させて取り付けるための取付作業を
簡単でスムーズなものとすることができる。
【0053】また、本願発明の請求項9記載の取付構造
によれば、スリットに挿入片を挿入させて重力に従って
下ろすだけで、家具本体の取付部材に対する上下方向の
位置決めができ、家具本体の背面を所定の取付面に対面
させて取り付ける取付作業を簡単でスムーズなものとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を適用したキャビネットを
示す全体図。
【図2】図1におけるキャビネットの動作を示す説明
図。
【図3】同実施形態のブラケットを示す側面図。
【図4】同実施形態のブラケットを示す平面図。
【図5】同実施形態のブラケットを示す正面図。
【図6】同実施形態の取付構造を示す説明図。
【図7】同実施形態の取付構造を示す説明図。
【図8】図1におけるX−X断面図。
【図9】図1におけるY−Y断面図。
【図10】同実施形態におけるキャビネットの取り付け
の様子を示す説明図。
【符号の説明】
1・・・取付部材(ブラケット) 11・・・第1の取付部、挿入片(キャビネット側取付
部) 11a・・・ガイド部(傾斜部) 11b・・・挿入片の上端(キャビネット側取付部の上
端) 13・・・第2の取付部(パネル側取付部) 14・・・操作部 21a・・・下向き面 C・・・家具本体(キャビネット) P1・・・取付面(パネルの前面) SL・・・スリット、凹部(後スリット) T・・・テーパ面
フロントページの続き (72)発明者 善田 陽一 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 (72)発明者 佐川 武男 東京都大田区大森北1丁目18番2号 共栄 工業株式会社内 Fターム(参考) 3J001 FA11 JD24 KA15 KB03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家具本体の背面と所定の取付面とを対面さ
    せて当該取付面に対して前記家具本体を取り付けるため
    の取付部材であって、 前記家具本体に係り合って取り付けられ当該家具本体を
    支持し得る第1の取付部と、前記取付面側に係り合って
    取り付けられる第2の取付部とを備えてなり、この第2
    の取付部を前記取付面に対して取り付け前記家具本体を
    前記第1の取付部と係り合わせようとする係り合わせ準
    備位置に配置した状態において、この第1の取付部の位
    置調整をし得る操作部を設けた取付部材。
  2. 【請求項2】第2の取付部が、家具本体に設けられたス
    リットに挿入可能な板状をなすものである請求項1記載
    の取付部材。
  3. 【請求項3】第2の取付部の端部に、スリットの開口縁
    部を当接しつつ所定の挿入方向へ誘導するガイド部を設
    けている請求項2記載の取付部材。
  4. 【請求項4】スリットが、上下方向に沿った長尺なもの
    であり、 ガイド部が、第2の取付部の上端部に設けられ前記スリ
    ットの開口縁部の上端を当接しつつ挿入方向へ誘導する
    ものである請求項3記載の取付部材。
  5. 【請求項5】操作部が、第1の取付部の一端を延長させ
    て一体的に設けられたものである請求項1乃至4記載の
    取付部材。
  6. 【請求項6】操作部が、第1の取付部の下方に設けられ
    たものである請求項1乃至5記載の取付部材。
  7. 【請求項7】家具本体を、その背面を所定の取付面に対
    面させ当該取付面に対して取付部材を介して取り付ける
    ようにした取付構造であって、 前記家具本体又は前記取付部材のどちらか一方に凹部を
    設けるとともに、他方にこの凹部に係り合う凸部を設け
    てなり、前記凹部の開口縁部近傍に、前記凸部を当該凹
    部の内部へ誘導するテーパ面を設けた取付構造。
  8. 【請求項8】凹部が、家具本体の背面側に開口する長尺
    なスリットであり、凸部が、取付部材に設けられ前記ス
    リットに挿入可能な板状のものである請求項7記載の取
    付構造。
  9. 【請求項9】家具本体を、その背面を所定の取付面に対
    面させ当該取付面に対して取付部材を介して取り付ける
    ようにした取付構造であって、 前記家具本体にスリットを設けるとともに、前記取付部
    材にこのスリットに係り合う板状の挿入片を設けてな
    り、前記家具本体をこの取付部材に固定する際に、前記
    挿入片の上端をスリットの内部に設けられた下向き面に
    当てて上下方向の位置決めを行うようにしている取付構
    造。
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