JP2001088068A - ロボットの教示装置 - Google Patents

ロボットの教示装置

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JP2001088068A
JP2001088068A JP26701999A JP26701999A JP2001088068A JP 2001088068 A JP2001088068 A JP 2001088068A JP 26701999 A JP26701999 A JP 26701999A JP 26701999 A JP26701999 A JP 26701999A JP 2001088068 A JP2001088068 A JP 2001088068A
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Yoshihide Sahashi
義英 佐橋
Giichi Sudo
義一 須藤
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HARMO CO Ltd
Denso Corp
HARMO KK
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HARMO CO Ltd
Denso Corp
HARMO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 項目選択画面を表示するにあたって、各教示
項目の内容を視覚的により判りやすく表示する。 【解決手段】 教示装置7により、ロボット本体の動作
方式の選択、移動ポイントの教示、パレタイズ方式の教
示、速度設定などの各種の教示データの入力(設定)作
業を行なうためには、オペレータは、モード切替スイッ
チ20により「操作設定」のモードを選択し、引続きタ
ッチパネル15上の「設定」のメニューを選択する。す
ると、表示部14には、複数の教示項目をアイコンI1
〜I8により表した項目選択画面が表示されるようにな
り、このとき、各アイコンI1〜I8にはその教示項目
の内容を表現する動画が表示される。アイコンI1〜I
8を選択することにより、その項目についての教示デー
タの入力設定作業を行なうことができる。また、表示部
14の所定位置(左上の角部)には、現在のモードを表
現するイラストM3が動画により表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、必要な情報を表示
する表示部と、キー入力を行なうためのキー操作部とを
備え、ロボットに対する教示データの入力等を行なうロ
ボットの教示装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、成形機に取付
けられる成形品取出ロボット等のロボットは、例えば直
角座標ロボットからなるロボット本体、このロボット本
体を制御するコントローラ、このコントローラに接続さ
れたティーチングペンダントと称される教示装置等を備
えて構成される。前記教示装置は、必要な情報を表示す
る表示部や、ロボット本体をマニュアル操作により動作
させたり各種の入力操作を行なうためのキー操作部を備
え、オペレータが手で持って操作できる程度の小形(ハ
ンディ)な装置として構成される。
【0003】上記ロボットの自動運転を行なわせるにあ
たっては、オペレータが教示装置を操作して、動作方式
の選択、移動ポイントの教示、パレタイズ方式の教示、
速度設定などの各種の教示データの入力(設定)作業を
行なう必要がある。この教示データの入力を行なうにあ
たっては、オペレータは、まず、操作部を操作して設定
モードを選択する。すると、表示部には、複数の教示項
目をアイコン表示した項目選択画面が表示されるように
なり、オペレータは、その項目選択画面上で教示すべき
項目を選択することにより、入力設定作業ができるよう
になっている。このとき、前記項目選択画面のアイコン
には、夫々の教示項目の内容を連想するようなイラスト
(絵)が表示されるようになっている。
【0004】しかしながら、前記項目選択画面にあって
は、単なるアイコン(静止画)表示を行なうだけであっ
て、オペレータにとって各項目の内容を認識することが
必ずしも容易であるとは言えなかった。この場合、表示
部の画面を大形化すれば、画面(選択項目)の内容の説
明等もふんだんに盛込め、操作性の向上につながるが、
この種の教示装置においては、小形でありながらも高い
操作性や認識性が要求されるものであり、その要求に反
するものになってしまう。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、項目選択画面を表示するにあたって、
各教示項目の内容を視覚的により判りやすく表示するこ
とができるロボットの教示装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のロボットの教示装置は、表示部に項目選択
画面を表示させるに際し、教示項目を選択するための各
アイコンに、その項目における教示内容を動画により表
現させるようにしたところに特徴を有する(請求項1の
発明)。
【0007】これによれば、アイコンを動画表示とした
ことにより、静止画表示の場合と比べて、そのアイコン
が示す項目の教示内容を判りやすく伝えることが可能と
なる。しかも、長い説明文等を表示する場合と比べてア
イコンの表示領域を小さく済ませることができることは
勿論である。この結果、表示部の画面の大形化を招くこ
となく、各教示項目の内容を視覚的により判りやすく表
示することができ、認識性の向上を図ることができる。
また、アイコンが動画とされることにより、アミューズ
メント性を付加する効果も得られる。
【0008】ところで、エラー発生時には、表示部にウ
インドウからなるエラー画面をオーバーラップ表示させ
ることが行なわれるが、前記項目選択画面の一部に重な
ってエラー画面が表示された場合、アイコンの動画表示
が目障りとなってエラー画面の認識性の低下を招く虞が
ある。そこで、項目選択画面上にエラー画面が表示され
た際には、各アイコンを静止画表示に切替えるように構
成すれば(請求項2の発明)、エラー画面の高い認識性
を確保することができる。
【0009】また、教示装置においては、教示データの
入力を行なうモード以外にも複数のモードがあるが、表
示部の所定位置に、装置の現在のモードを表現するイラ
ストを動画により表示させるように構成することもでき
る(請求項3の発明)。これによれば、イラストにより
現在のモードを判りやすく表示することができ、しか
も、そのイラストが動画表示されるので、アミューズメ
ント性を付加することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を成形機に取付けら
れる成形品取出ロボットに適用した一実施例(請求項1
〜3に対応)について、図面を参照しながら説明する。
図3は、ロボットとしての成形品取出ロボット1の外観
構成を概略的に示しており、この成形品取出ロボット1
は、樹脂成形機2に取付けられるロボット本体3、この
ロボット本体3にケーブル4を介して接続されるロボッ
トコントローラ5、このロボットコントローラ5にケー
ブル6を介して接続される本実施例に係る教示装置(テ
ィーチングペンダント)7を備えて構成される。尚、詳
しい図示及び説明は省略するが、前記樹脂成形機2は、
成形型8内に樹脂を注入する機構や、成形型8を開閉す
る機構等を備えて構成されている。
【0011】前記ロボット本体3は、この場合直角座標
ロボットからなり、前記樹脂成形機2の後部上面部に取
付けられ左右方向(X軸方向)に延びるベース9、この
ベース9に沿って移動され前方に延びるガイド部10a
を有するトラバース10、このトラバース10のガイド
部10aに沿って前後方向(Y軸方向)に移動されると
共に上下方向(Z軸方向)に移動されるメインアーム1
1、このメインアーム11の後ろ側において該メインア
ーム11とは独立してガイド部10aに沿って前後方向
(Y軸方向)に移動されると共に上下方向(Z軸方向)
に移動されるサブアーム12を備えている。
【0012】詳しく図示はしないが、前記メインアーム
11の先端部(下端部)には、垂直軸(R軸)に沿って
回転される手首部13が設けられ、その手首部13に成
形品取出し用のチャックが取付けられるようになってい
る。また、前記サブアーム12の先端部(下端部)に
は、ランナ取出し用のチャックが取付けられるようにな
っている。さらに、このロボット本体3には、上記各軸
を自在に移動させるための、X軸モータ、メインアーム
用Y軸モータ、サブアーム用Y軸モータ、メインアーム
用Z軸モータ、サブアーム用Z軸モータ、R軸モータが
組込まれている。尚、このロボット本体3(樹脂成形機
2)の右側部位には、取出された成形品が収納される図
示しないパレットが配置されるようになっている。
【0013】そして、前記ロボットコントローラ5は、
マイコンを主体とした制御回路や、サーボ制御部を備え
て構成され、予め記憶された動作プログラム及び前記教
示装置7により設定される教示データに基づいて、前記
ロボット本体3の各軸モータを制御し、もって成形品取
出作業を自動で実行させるようになっている。また、後
述するように、オペレータによる前記教示装置7のマニ
ュアル操作に基づき、ロボット本体3を実際に動作させ
て各アーム11,12を所望の位置に移動させるように
なっている。尚、このロボットコントローラ5には、パ
ソコン等の周辺機器の接続も可能とされている。
【0014】前記ロボット本体3による成形品取出作業
は、例えば次のような概略手順にて行なわれる。即ち、
メインアーム11及びサブアーム12が成形型8の上方
の待機位置に位置した状態で、樹脂成形機2における成
形が完了して成形型8が開くと、メインアーム11が製
品取出位置に移動して成形品を取出し、所定の経路(経
由点)を通って製品収納位置に移動してその成形品をパ
レットの所定位置に置き、再び待機位置に戻る。また、
これと併せて、サブアーム12がランナ取出位置に移動
してランナを取出し所定の経路(経由点)を通ってラン
ナ回収位置に移動してそのランナを廃棄し、再び待機位
置に戻る。このような動作が、例えば設定されたカウン
タ回数だけ繰返して実行されるのである。
【0015】この場合、前記動作プログラムは、例え
ば、ポイントAに移動せよ、待ち時間(タイマ時間)a
停止せよ、移動速度をCにせよ、ポイントBに移動せ
よ、といったステップ(基本命令)を組合わせて構成さ
れるようになっており、その際のポイントA,Bの位置
や、待ち時間a、移動速度C等が、後述する教示装置7
を用いて教示データとして与えられることにより、ロボ
ット本体3による成形品取出作業の実行が可能となるの
である。
【0016】ここで、本実施例に係る教示装置7につい
て述べる。この教示装置7は、図1にも示すように、オ
ペレータが手で持って操作できる程度のコンパクトな大
きさの、薄形のほぼ矩形箱状に構成されている。この教
示装置7の表面のパネル部には、中央部に位置して例え
ばカラー液晶ディスプレイからなる表示部14が設けら
れていると共に、この表示部14の表面にタッチパネル
15が設けられている。周知のように、このタッチパネ
ル15は、表示部14の画面にアイコン等が表示された
状態で、オペレータによりタッチ操作されることによ
り、選択キーとして機能するようになっている。
【0017】そして、図1に示すように、その表示部1
4の周囲部には、電源のオン,オフを行なうための電源
キー16、前記ロボット本体3の運転(自動運転起動,
原点復帰,サイクル停止等)を指示するための複数の運
転キー17、前記ロボット本体3の各軸をマニュアル操
作するための複数のマニュアル操作キー18、複数のフ
ァンクションキー19等からなる多数個のメンブレン式
のキースイッチが設けられている。
【0018】また、これと共に、パネル部の左上に位置
して、教示装置7のモードを切替えるためのロータリ式
のスイッチからなるモード切替スイッチ20が設けら
れ、パネル部の右上に位置して、緊急時にロボット本体
3を停止させるための押釦スイッチからなる非常停止ス
イッチ21が設けられ、さらに、パネル部の右上の縁部
に位置して、回すことによりメニュー選択や数値の増減
を行なうためのジョグダイヤル22が設けられている。
これにより、上記タッチパネル15と併せて、各種のキ
ー入力を行なうためのキー操作部23(図2参照)が構
成されているのである。
【0019】この教示装置7の内部には、図2に示すよ
うに、制御回路24及びインタフェース25が設けられ
ている。前記制御回路24は、CPU,ROM,RAM
等からなるマイコンを主体として構成され、前記キー操
作部23からのキー入力に基づいて、前記表示部14の
表示を制御すると共に、前記インタフェース25を介し
て前記ロボットコントローラ5との間でのデータの授受
を実行するようになっている。これにより、オペレータ
は、この教示装置7を用いて、前記ロボット本体3に対
する教示データの入力(及び修正)や、上述した該ロボ
ット本体3のマニュアル操作等を行なうことができるよ
うになっている。
【0020】この場合、教示装置7は、図1に示すよう
に、前記モード切替スイッチ20の位置によって、不使
用(NO USED)、自動(AUTO)、操作設定
(MANUAL)の3種類のモードをとり得るようにな
っている。このうち「不使用」のモードは、ロボット本
体3を動作させずに樹脂成形機2を単独で動作せるモー
ドである。また、「自動」のモードは、前記ロボット本
体3を自動運転させるモードである。そして、「操作設
定」のモードは、教示データの入力や、ロボット本体3
のマニュアル操作を可能とするモードである。
【0021】この「操作設定」のモードでは、制御回路
24は、図1等に示すように、表示部14に、「操
作」,「ステップ」,「設定」のメニューのいずれかを
選択させるためのタグT1,T2,T3を表示させるよ
うになっている。そこで、オペレータが、「操作」のメ
ニュー(タグT1)を選択操作(タッチパネル15のタ
ッチ操作)することにより、教示と関係なく、前記マニ
ュアル操作キー18を操作することによるロボット本体
3のマニュアル操作を行なうことができるようになって
いる。
【0022】また、「ステップ」のメニュー(タグT
2)が選択操作されると、動作プログラムに従ってロボ
ット本体3が1ステップずつ動作するようになり、オペ
レータは動作を確認することができるようになってい
る。そして、オペレータは、「設定」のメニュー(タグ
T3)を選択操作することにより、教示データの入力
(及び修正)を行なうことができるようになっている。
【0023】さて、前記制御回路24は、そのソフトウ
エア的構成により、前記「設定」のメニューが選択操作
されたときに、まず、図1及び図4〜図7に示すよう
に、表示部14に複数の教示項目を選択するための項目
選択画面を表示させるようになっている。
【0024】この場合、教示項目としては、金型の種類
言換えれば動作プログラムの種類を入力(選択)する
「金型名称」、動作の種類(アーム11,12の双方を
使用するかあるいはどちらか一方を使用するか)を選択
する「動作選択」、アーム11,12の動作ポイント
(停止位置)を教示する「ポイント教示」、パレタイズ
方式を設定する「パレタイズ」、各ポイントでの待ち時
間を設定する「タイマー」、アーム11,12の移動速
度を設定する「速度」、二軸を同時駆動するパス動作を
設定する「パス動作」、サイクル回数を設定する「カウ
ンタ」の8項目があり、それら各項目がアイコンI1〜
I8により表示されるようになっている。
【0025】このとき、各アイコンI1〜I8には、下
部に項目を表す文字が固定的に表示されると共に、その
上部に、その教示項目の内容を表現する動画が表示され
るようになっている。本実施例では、前記動画は、各ア
イコンI1〜I8において、それぞれ4コマの異なった
イラスト(絵)を、例えば0.5秒周期で順に表示させ
ていくことにより実現され、図4〜図7には、夫々1コ
マ目〜4コマ目が表示されている様子を示している。4
コマ目の表示の後は1コマ目に戻り表示が繰返される。
【0026】具体的には、「金型名称」のアイコンI1
では、金型が開いたり閉じたりすると共に「NAME」
の文字が浮び上がったり消えたりするような動画が得ら
れ、「動作選択」のアイコンI2では、使用するアーム
を3種類示したコマが1個ずつ順に点灯するような動画
が得られ、「ポイント教示」のアイコンI3では、先生
が後ろのボードに印されたポイントを順に指していくよ
うな動画が得られ、「パレタイズ」のアイコンI4で
は、空のパレット内に詰められていく成形品が次第に増
えていくような動画が得られる。
【0027】「タイマー」のアイコンI5では、目覚し
時計が上下左右に飛び跳ねているような動画が得られ、
「速度」のアイコンI6では、「SPEED」の文字と
共に、人が右から左へ走っていくような動画が得られ、
「パス動作」のアイコンI7では、ポイントに対して矢
印が直角をなしたりカーブを描いたりするような動画が
得られ、「カウンタ」のアイコンI8では、3桁のカウ
ンタの数値が次第に変動していくような動画が得られる
ようになっている。
【0028】尚、この「操作設定」のモードで「設定」
のメニューが選択された場合には、更に「ティーチン
グ」と「修正」とのいずれかの項目が選択されるように
なっており、図1及び図4〜図7に示すように、「ティ
ーチング」が選択された場合には、画面の左上寄り部
(前記タグT1〜T3の下部)に「ティーチング」が選
択されている旨を示すための先生が後ろのボードを指し
ているようなイラストSが表示される。ここでは、イラ
ストSについても、先生が指し示している位置が順に変
動するような4コマの動画表示がなされるようになって
いる。
【0029】また、本実施例では、ロボット本体3や教
示装置7自身等にエラーが発生したときには、前記制御
回路24は、図8に示すように、前記表示部14にウイ
ンドウからなるエラー画面Eをオーバーラップ表示させ
るように構成されている。ここでは、ロボット本体3の
非常停止ボタンが押された場合のエラー画面を例示して
いる。このとき、前記項目選択画面上にエラー画面Eを
表示させる際には、前記各アイコンI1〜I8を静止画
表示(1コマ目のイラスト表示)に切替えるように構成
されている。
【0030】さらに、本実施例では、前記制御回路24
は、表示部14の画面の所定位置である左上の角部に、
現在のモードを表現するイラストM1〜M3をこれも4
コマの動画により表示させるようになっている。モード
を示す文字も併せて表示される。このとき、上記した
「操作設定」のモードのイラストM3は、図4〜図7に
示すように、人差し指を出した掌の指が動くような動画
にて表示される。また、詳しく図示はしないが、図9に
示すように、「不使用」のモードのイラストM1は、ロ
ボット本体3がいびきをかいて寝ている(「Z」の文字
が次第に増えていく)ような動作表示がなされ、図10
に示すように、「自動」のモードのイラストM2は、自
動運転を表す渦状のマークが動いているような動画表示
がなされるようになっている。
【0031】次に、上記構成の作用について述べる。成
形品取出ロボット1の自動運転を行なわせるにあたって
は、オペレータが教示装置7を操作して、動作方式の選
択、移動ポイントの教示、パレタイズ方式の教示、速度
設定などの各種の教示データの入力(設定)作業を行な
う必要がある。この教示データの入力を行なうために
は、オペレータは、まず、モード切替スイッチ20を操
作して「操作設定」のモードとし、引続き、タッチパネ
ル15上の「設定」のメニューを選択する。
【0032】すると、表示部14には、図1及び図4〜
図7に示すように、複数の教示項目をアイコンI1〜I
8により表した項目選択画面が表示されるようになる。
詳しい説明は省略するが、オペレータは、その項目選択
画面上で教示すべき項目(アイコンI1〜I8)を選択
(タッチパネル15のタッチ操作)することにより、そ
の項目についての教示データの入力設定作業を行なうこ
とができる。尚、動作ポイントの教示においては、オペ
レータがマニュアル操作キー18を操作してロボット本
体3を実際に動作させることに基づいて行なうことがで
きる。また、教示データの入力における複数の項目の中
からの選択や、数値の増減等は、ジョグダイヤル22の
操作によって容易に設定することができる。
【0033】このとき、上述のように、各アイコンI1
〜I8には、それら各項目の教示内容が動画により表現
されるので、静止画表示の場合と比べて、オペレータに
とっては、それらアイコンI1〜I8が示す項目の教示
内容が判りやすくなり、容易に各項目の内容を認識する
ことができる。しかも、長い説明文等を表示する場合と
比べて各アイコンI1〜I8の表示領域を小さく済ませ
ることができ、表示部14ひいては教示装置7を小形の
もので済ませることができる。
【0034】そして、この「操作設定」のモードにおい
ては、表示部14の左上角部の所定位置に、該「操作設
定」のモードを表現するイラストM3が動画により表示
されるようになる。また、「不使用」のモードにおいて
は、イラストM1が動画により表示され(図9参照)、
「自動」のモードにおいては、イラストM2がやはり動
画により表示される(図10参照)。従って、表示部1
4には、現在のモードがオペレータにとって判りやすく
表示されるようになるのである。
【0035】この場合、上記アイコンI1〜I8及びモ
ードを表すイラストM1〜M3等が動画表示され、画面
が常に変化するので、見て楽しいものともなり、アミュ
ーズメント性を付加することができる。さらには、通常
時には、アイコンI1〜I8やモードを表すイラストM
1〜M3等が動画表示されるようになっているので、も
し、アイコンI1〜I8やイラストM1〜M3が停止画
像となったときには、オペレータは、何らかの異常動作
があったと判断することができ、速やかに適当な処置を
施すことができるものである。
【0036】ところで、エラー発生時には、表示部14
にウインドウからなるエラー画面Eをオーバーラップ表
示させることが行なわれるが、図8に示すように、項目
選択画面の一部に重なってエラー画面Eが表示された場
合、アイコンI1〜I8の動画表示が目障りとなってエ
ラー画面Eの認識性の低下を招く虞がある。ところが、
本実施例では、項目選択画面上にエラー画面Eが表示さ
れた際には、各アイコンI1〜I8が静止画表示に切替
えられるようになるので、そのような不具合を未然に防
止でき、エラー画面Eの高い認識性を確保することがで
きる。
【0037】このように本実施例によれば、項目選択画
面を表示するにあたって、アイコンI1〜I8に各教示
項目の内容を動画により表現させるようにしたので、表
示部14の画面の大形化を招くことなく、各教示項目の
内容を視覚的により判りやすく表示することができると
いう効果を得ることができる。この結果、小形でありな
がらも高い操作性や認識性を得るといった要求に十分に
応えることができるものである。
【0038】また、特に本実施例では、項目選択画面の
一部に重なってエラー画面Eが表示された場合に、アイ
コンI1〜I8を動画表示から静止画表示に切替えるよ
うにしたので、エラー画面Eの認識性を高めることがで
き、さらには、表示部14の画面の所定位置に、装置の
現在のモードを表現するイラストM1〜M3を動画によ
り表示させるように構成したので、現在のモードの認識
性を高めることができるといった利点も得ることができ
るものである。
【0039】尚、上記実施例では、教示装置7内の制御
回路24が表示を制御する構成としたが、ロボットコン
トローラ5が表示画面データを生成するような構成とし
ても良い。そして、上記実施例ではアイコンI1〜I8
では、4コマのイラストから動画表示を行なうようにし
たが、動画の手法としては、2コマや3コマあるいは5
コマ以上のイラストの表示を順次切替えるようにするこ
とができる。また、現在のモードを表現するイラストM
1〜M3については、必ずしも動画にしなくとも所期の
目的を達成することができる。
【0040】その他、本発明は、上記実施例に限定され
るものではなく、例えば成形品取出ロボット以外の各種
のロボットの教示装置に本発明を適用することができ、
また、教示装置の画面構成や、キー操作部の構成につい
ても種々の変形が可能である等、要旨を逸脱しない範囲
内で適宜変更して実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、教示装置の正
面図
【図2】教示装置の電気的構成を概略的に示すブロック
【図3】成形品取出ロボットのシステム全体の構成を概
略的に示す図
【図4】項目選択画面を示す図(1コマ目)
【図5】項目選択画面を示す図(2コマ目)
【図6】項目選択画面を示す図(3コマ目)
【図7】項目選択画面を示す図(4コマ目)
【図8】項目選択画面上にエラー画面が表示された様子
を示す図
【図9】「不使用」モードにおける画面の一例を示す図
【図10】「自動」モードにおける画面の一例を示す図
【符号の説明】
図面中、1は成形品取出ロボット、2は樹脂成形機、3
はロボット本体、5はロボットコントローラ、7は教示
装置、14は表示部、15はタッチパネル、17は運転
キー、18はマニュアル操作キー、20はモード切替ス
イッチ、22はジョグダイヤル、23はキー操作部、2
4は制御回路(表示制御手段)、I1〜I8はアイコン
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 義一 長野県上伊那郡南箕輪村4124−1 株式会 社ハーモ内 Fターム(参考) 3F059 AA02 BA01 BA08 BC07 FA03 5H269 AB23 AB33 BB09 CC02 GG08 NN08 PP02 PP03 QC01 QC02 QC10 QD02 QD10 QE01 QE12 QE22 QE24 QE26 QE37 SA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必要な情報を表示する表示部と、キー入
    力を行なうためのキー操作部とを備え、ロボット本体に
    対する教示データの入力等を行なうためのロボットの教
    示装置であって、 前記教示データの入力を行なうモードにおいて、複数の
    教示項目をアイコン表示した項目選択画面を前記表示部
    に表示させる表示制御手段を備え、 前記表示制御手段は、前記各アイコンに、その項目にお
    ける教示内容を動画により表現させることを特徴とする
    ロボットの教示装置。
  2. 【請求項2】 エラー発生時には、前記表示部にウイン
    ドウからなるエラー画面がオーバーラップ表示されると
    共に、前記表示制御手段は、前記項目選択画面上に前記
    エラー画面が表示された際には、前記各アイコンを静止
    画表示に切替えることを特徴とする請求項1記載のロボ
    ットの教示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示部の所定位置には、装置の現在
    のモードを表現するイラストが動画により表示されるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のロボットの教示装
    置。
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