JP2001077357A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001077357A
JP2001077357A JP24657499A JP24657499A JP2001077357A JP 2001077357 A JP2001077357 A JP 2001077357A JP 24657499 A JP24657499 A JP 24657499A JP 24657499 A JP24657499 A JP 24657499A JP 2001077357 A JP2001077357 A JP 2001077357A
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type
layer
region
semiconductor
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JP24657499A
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Inventor
Hiroki Muraoka
宏記 村岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 損失、破壊耐量、EMCレベルの点で優れる
高性能、且つ高信頼性の半導体装置を提供することを目
的としている。 【解決手段】 従来のPTタイプIGBTの構造におい
て、p型半導体基板10とn型半導体層11の間に
低不純物濃度のn型半導体層19を設け、更にこのn
型半導体層19中に低ライフタイム層20を設けたこ
とを特徴としている。この構造によれば、n型半導体
層19を設けたことによりp型半導体基板10との間
の空乏層が広くなるため、EMCレベルをNPTタイプ
並に改善することが出来る。また寄生pnpトランジス
タのベース幅も拡大するために、破壊耐量を従来のPT
タイプに比べ向上出来る。ベース層の実質的な膜厚はN
PTタイプに比べ十分薄くPTタイプ並であり、低ライ
フタイム層20を設けたことから低オン電圧、低テール
電流特性も併せて有する半導体装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、特に、低損失、高信頼性、低ノイズを要求される電
力用半導体装置の構造に係る。
【0002】
【従来の技術】パワーデバイスにおいては、ポリシリコ
ンをゲート電極材料として用いた縦型パワーMOSFE
Tの登場により、その特性改善が著しく進展した。しか
し、高耐圧化をしようとすると、高耐圧設計に必要な空
乏層遅延領域の膜厚を大きくしなければならず、オン抵
抗が増加してしまうという大きな欠点があった。IGB
Tはこのオン電圧特性の低下を少なくする構造を持つと
共に、パワーMOSFETと同等の電圧駆動で、かつ高
速スイッチング特性を併せ持つ理想的な高耐圧トランジ
スタとして有望であり、活発に研究が進められている。
【0003】従来、一般的に用いられてきたIGBTに
ついて、まずPT(Punch−Through)タイ
プを例に挙げて説明する。図7は、PTタイプIGBT
の断面図である。p型半導体基板10上に、n型半
導体層11がバッファ層として設けられ、このn型半
導体層11上にn型半導体層12がベース層として設
けられている。n型半導体層12内の表面領域にはp
型不純物拡散層13が設けられ、さらにこのp型不
純物拡散層13内にはn型不純物拡散層14がエミッ
タ層として設けられている。そして、ゲート絶縁膜1
5、ゲート電極16を設けることで、n型不純物拡散
層14をソース領域、n型半導体層12をドレイン領
域、p型不純物拡散層13の表面近傍をチャネル領域
とするMOSFETが形成されている。そして、このゲ
ート電極16を取り囲むように絶縁膜22が設けられ、
素子の主表面上にエミッタ電極17を、半導体基板10
の裏面にはコレクタ電極18をそれぞれ設けることでI
GBTが形成されている。
【0004】例えば、1200V耐圧のPTタイプIG
BTを設計する場合の、各層の膜厚と不純物濃度の一例
を挙げると、p型半導体基板10の厚さが約100μ
m、不純物濃度が1×1019cm−3、n型半導体
層11の膜厚が約10μm、不純物濃度が5×1017
cm−3、n型半導体層12の膜厚が約110μm、
不純物濃度が5×1013cm−3程度になる。
【0005】ところで、このPTタイプIGBTに逆バ
イアスが印加された場合、即ちオフ状態でのn型半導
体層12とp型不純物拡散層13のpn接合に生じる
空乏層は、両者の不純物濃度差によりそのほとんどがn
型半導体層12中に形成される。この空乏層はn
半導体層12全域に拡がっても、その拡がりは高濃度に
不純物が添加されたn型半導体層11で抑制されるた
め、p型不純物拡散層13とp型半導体基板10と
のパンチスルーを回避できる。そのため、ベース層であ
るn型半導体層12は耐圧を得るための必要最小限の
膜厚にすることが出来る。これによって、順バイアスを
印加した場合、即ちオン状態でのn型半導体層12に
おける電圧降下を最小限にすることが出来、低オン電圧
特性が得られる。また、ターンオフ時においては、n
型半導体層12に残っている残留キャリアが空乏層によ
り排出されるためテール電流を小さくすることもでき、
PTタイプIGBTは低損失化に優れた構造と言える。
【0006】しかし、このPTタイプIGBTでは、ベ
ース層12の全域が空乏化した時点で、p型半導体基
板10、n型半導体層11とn型半導体層12、及
びp 型不純物拡散層13のpnp接合で構成される寄
生pnpトランジスタのベース領域は、実質的にn
半導体層11のみとなり、この寄生pnpトランジスタ
の電流増幅率αpnpが大きくなるため、ラッチアップ
耐量や短絡耐量などの破壊耐量に劣るという性質を持っ
ている。また、高い不純物濃度を有するp型半導体基
板10と、同じく高い不純物濃度を有するn型半導体
層11が接合されるため、これらの境界に生じる空乏層
は狭く、容量が大きくなり、コレクタ−エミッタ間電圧
の比較的低い領域での帰還容量Cres(=Cgc)が
大きくなり、EMC(Electromagnetic Compatibilit
y;電磁両立性)レベルを悪化させることになる。
【0007】次に、NPT(Non−Punch−Th
rough)タイプIGBTについて説明する。図8は
NPTタイプIGBTの断面図である。図示するよう
に、NPTタイプは先に述べたPTタイプ構造におい
て、n型半導体層11を取り除いた構造となってい
る。
【0008】前述のPTタイプ同様、1200V耐圧の
NPTタイプIGBTを設計する場合の各層の膜厚と不
純物濃度の一例を挙げると、p型半導体基板10の厚
さは用いる基板とライフタイムコントロールの関係上、
約0.1〜100μm、不純物濃度は1014〜10
19cm−3程度で設計され、n型半導体層12の膜
厚はPTタイプのそれに比べ十分厚い約170μm、不
純物濃度が7×1013cm−3程度になる。
【0009】NPTタイプIGBTは、n型半導体層
12が充分に厚いため、オフ状態での寄生pnpトラン
ジスタの電流増幅率αpnpはPTタイプのそれに比べ
小さく、ラッチアップ耐量や短絡耐量などの破壊耐量に
優れている。また、p型半導体基板10とn型半導
体層12のpn接合部に生じる空乏領域は比較的広いた
め容量も小さく、EMCレベルは比較的良好である。
【0010】しかしながらNPTタイプでは、空乏層の
拡がりを抑制する層がないため、ベース層であるn
半導体層12は耐圧を得るために必要な膜厚よりも余計
に厚くする必要があり、一般にPTタイプに比べオン電
圧が大きくなってしまう。さらに、ターンオフ時におい
て空乏層により排出されない電子がベース層12の底部
に残るため、p型半導体基板10からホールの再注入
が生じ、これらがテール電流となって損失が大きくなる
という問題がある。
【0011】以上述べたように、従来は、オン電圧、タ
ーンオフロスに優れるPTタイプと、破壊耐量、そして
EMCレベルに優れるNPTタイプのIGBTが、それ
ぞれ必要とされる特性に応じて使い分けられてきた。両
者の利点を両立すべく、それぞれの構造においてセルの
微細化、トレンチ化、局所ライフタイムコントロール等
の検討が行われてきたが、未だ実現に至ってはいない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】IGBTを例に挙げて
説明したように、従来の半導体装置、特に高耐圧型半導
体装置は、オン電圧、ターンオフロスに優れる構造で
は、破壊耐量、EMCレベルが悪化し、逆に破壊耐量、
EMCレベルに優れる構造では、オン電圧、ターンオフ
ロスに劣るという問題があった。
【0013】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、損失、破壊耐量、EMCレベルの点
で優れる高性能、且つ高信頼性の半導体装置を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載した半導体装置は、第1導電型で高不純物濃度の第1
の半導体領域と、前記第1の半導体領域上に設けられ、
第2導電型で低不純物濃度の第2の半導体領域と、前記
第2の半導体領域上に設けられ、第2導電型で高不純物
濃度の第3の半導体領域と、前記第3の半導体領域上に
設けられ、第2導電型で低不純物濃度の第4の半導体領
域と、前記第4の半導体領域内の表面領域の一部に設け
られ、第1導電型で高不純物濃度の第5の半導体領域と
を具備し、前記第1の半導体領域はコレクタ領域として
機能し、前記第3の半導体領域は、前記第4の半導体領
域と前記第5の半導体領域との接合により、前記第4の
半導体領域内に形成される空乏層の拡大を抑制するバッ
ファ層として機能し、前記第4、第5の半導体領域はベ
ース領域として機能することを特徴としている。
【0015】請求項2に記載したように、請求項1記載
の半導体装置において、前記第1の半導体領域と前記第
2の半導体領域との間に介在され、第1導電型で低不純
物濃度の第6の半導体領域を更に備えることを特徴とし
ている。
【0016】請求項3に記載したように、請求項1また
は2記載の半導体装置において、前記第2の半導体領域
は、低キャリアライフタイム層を備えることを特徴とし
ている。
【0017】請求項4に記載したように、請求項1乃至
3いずれか1項記載の半導体装置において、前記第3の
半導体領域は、低キャリアライフタイム層を備えること
を特徴としている。
【0018】また、この発明の請求項5に記載した半導
体装置は、第1導電型で低不純物濃度の第1の半導体領
域と、前記第1の半導体領域上に設けられ、第2導電型
で低不純物濃度の第2の半導体領域と、前記第2の半導
体領域上に設けられ、第2導電型で高不純物濃度の第3
の半導体領域と、前記第3の半導体領域上に設けられ、
第2導電型で低不純物濃度の第4の半導体領域と、前記
第4の半導体領域内の表面領域の一部に設けられ、第1
導電型で高不純物濃度の第5の半導体領域とを具備し、
前記第1の半導体領域はコレクタ領域として機能し、前
記第3の半導体領域は、前記第4の半導体領域と前記第
5の半導体領域との接合により、前記第4の半導体領域
内に形成される空乏層の拡大を抑制するバッファ層とし
て機能し、前記第4、第5の半導体領域はベース領域と
して機能することを特徴としている。
【0019】請求項6に記載したように、請求項5記載
の半導体装置において、前記第1の半導体領域は、1μ
m以下の膜厚を有することを特徴としている。
【0020】更に、請求項7に記載したように、請求項
1乃至6いずれか1項記載の半導体装置において、前記
第5の半導体領域内の表面領域の一部に、前記第4の半
導体領域と隔離して設けられた第2導電型の不純物拡散
層と、少なくとも前記第4の半導体領域と前記不純物拡
散層の間の前記第5の半導体領域の表面上に設けられた
ゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に設けられたゲー
ト電極とを更に備え、前記不純物拡散層をソース領域、
前記第4の半導体領域と前記不純物拡散層の間の前記第
5の半導体領域の表面領域をチャネル領域、前記第4の
半導体領域をドレイン領域とするMOSトランジスタを
形成してなることを特徴としている。
【0021】請求項1のような構成によれば、第4の半
導体領域と第5の半導体領域の間に逆バイアスを印加し
た際に、第4の半導体領域内に形成される空乏層の拡が
りを、第3の半導体領域(バッファ層)により止めるこ
とが出来るため、第4の半導体領域と第5の半導体領域
とのパンチスルーを回避することが出来、ベース層の膜
厚を耐圧を得るのに必要最小限にすることが出来る。こ
れにより順バイアス印加時のベース層での電圧降下を最
小限に出来、低オン電圧動作が可能となる。また、第2
の半導体領域を設けたことにより、実質的にベース層の
膜厚が増加し、破壊耐量を向上できる。更には第2の半
導体領域は低不純物濃度であるため、第1の半導体領域
(コレクタ領域)との間に形成される空乏層幅が拡がる
ことで容量が小さくなり、EMCレベルを改善すること
が出来る。
【0022】請求項2に示すように、コレクタ領域上に
低不純物濃度の第6の半導体領域を設けることにより、
低不純物濃度である第2の半導体領域との間の空乏層幅
を更に広げることが出来、EMCレベルを向上すること
が出来る。
【0023】請求項3、4に示すように、第2の半導体
領域、第3の半導体領域、またはこれら2層に低ライフ
タイム層を設けることで、半導体装置のターンオフ時に
おけるテール電流を小さくすることが出来る。
【0024】また、請求項5のような構成によれば、第
4の半導体領域と第5の半導体領域の間に逆バイアスを
印加した際に、第4の半導体領域内に形成される空乏層
の拡がりをバッファ層である第3の半導体領域(バッフ
ァ層)により止めることが出来るため、第4の半導体領
域と第5の半導体領域とのパンチスルーを回避すること
が出来、ベース層の膜厚を耐圧を得るのに必要最小限に
することが出来る。これにより順バイアス印加時のベー
ス層での電圧降下を最小限に出来、低オン電圧動作が可
能となる。また、第2の半導体領域を設けたことによ
り、実質的にベース層の膜厚が増加し、破壊耐量を向上
できる。更には第2の半導体領域は低不純物濃度である
ため、第1の半導体領域(コレクタ領域)との間に形成
される空乏層幅が拡がることで容量が小さくなり、EM
Cレベルを改善することが出来る。そして、コレクタ領
域の不純物濃度を低くしたことにより、コレクタ領域か
らのキャリアの注入を抑制し、半導体装置のターンオフ
時におけるテール電流を小さくすることが出来る。
【0025】請求項6のように、コレクタ領域の膜厚を
1μm以下に薄膜化する事によっても、コレクタ領域か
らのキャリアの注入を抑制し、半導体装置のターンオフ
時におけるテール電流を小さくすることが出来る。
【0026】請求項7に記載したように、第5の半導体
領域中にMOSトランジスタを形成することにより、本
発明をIGBTに適用することが出来る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、
共通する部分には共通する参照符号を付す。
【0028】図1は本発明の第1の実施形態に係る半導
体装置について説明するためのもので、(a)図はIG
BTの断面図、(b)図は(a)図におけるA−A’線
に対応する平面図(ストライプパターン)である。この
構造は従来のPTタイプIGBTにおいて、p型半導
体基板10とn型半導体層11との間に、低濃度に不
純物が添加されたn型半導体層19を介在させた構造
である。
【0029】すなわち、p型半導体基板10上に、n
型半導体層19が設けられ、このn型半導体層19
上にn型半導体層11がバッファ層として設けられ、
このバッファ層11上にn型半導体層12がベース層
として設けられている。このベース層12内の表面領域
にはp型不純物拡散層13が設けられ、さらにこのp
型不純物拡散層13内には、エミッタ層としてn
不純物拡散層14が設けられている。そして、ゲート絶
縁膜15、ゲート電極16を設けることで、n 型不純
物拡散層14をソース領域、n型半導体層12をドレ
イン領域、p型不純物拡散層13の表面近傍をチャネ
ル領域とするMOSFETが形成されている。そして、
このゲート電極16を取り囲むように絶縁膜22が設け
られ、素子の主表面上にエミッタ電極17を、半導体基
板10の裏面にはコレクタ電極18をそれぞれ設けるこ
とでIGBTが形成されている。
【0030】本実施例により耐圧1200VのIGBT
を設計する場合の各層の膜厚、不純物濃度の一例を挙げ
ると、p型半導体基板10、n型半導体層11、n
型半導体層12の設計値は従来のPTタイプIGBT
と同様、すなわち、各層の膜厚はそれぞれ約100μ
m、10μm、110μmで、不純物濃度もそれぞれ1
19cm−3、5×1017cm−3、5×1013
cm−3である。そして、p型半導体基板10とn
型半導体層11の間に設けたn型半導体層19の膜厚
はほぼ10μm程度で、これ以下でも良い。不純物濃度
は7×1013cm−3程度の値で設計される。
【0031】この構造によれば、p型半導体基板10
とn型半導体層11との間にn型半導体層19を設
けたことにより、このn型半導体層19とp型半導
体基板10との間に発生する空乏層は広く、そして容量
も小さいため、EMCレベルをNPTタイプ並に改善す
ることが出来る。
【0032】また寄生pnpトランジスタのベース幅
も、このn型半導体層19の分だけ拡大するために、
寄生トランジスタの電流増幅率が減少し、従来のPTタ
イプに比べて、ラッチアップ耐量や短絡耐量などの破壊
耐量を向上させることが出来る。
【0033】更に、寄生pnpトランジスタのベース層
の膜厚はNPTタイプに比べ十分薄くPT並であるた
め、PTタイプの利点である低オン電圧特性も維持でき
る。
【0034】破壊耐量を更に上げるためには、このn
型半導体層19の膜厚を大きくする事で対応できるが、
あまりにこの膜厚を大きくすれば寄生pnpトランジス
タのベース層が大きくなることにより、PTタイプの利
点である低オン電圧特性の悪化に繋がることにもなるた
め、所望の破壊耐量とオン電圧に応じて、このn型半
導体層の膜厚の設計することが重要となる。
【0035】勿論、NPTタイプの構造におけるn
半導体層12内に、高濃度に不純物が添加されたn
半導体層を形成しても良い。
【0036】この構造での耐圧1200VのIGBTに
おける、各層の膜厚、不純物濃度の一例を挙げれば、p
型半導体基板10、n型半導体層19、n型半導
体層11、n型半導体層12の各膜厚は、それぞれ
0.1〜100μm、100μm程度またはそれ以下、
10μm程度またはそれ以下、100〜200μm程度
の範囲で、不純物濃度もそれぞれ1014〜1019
−3、7×1013cm−3、5×1017
−3、7×1013cm−3程度で設計される。
【0037】この場合は寄生pnpトランジスタのベー
ス幅(n型半導体層12、n型半導体層11、n
型半導体層19の各膜厚の和)自体は変化しないため、
型半導体層19だけでなく他の各層についても膜
厚、不純物濃度の設計が更に重要となるが、n型半導
体層12の膜厚は、従来のNPTタイプにおけるそれよ
りも小さく設計できるため、従来のNPTタイプに比べ
て低オン電圧特性に優れたIGBTが実現できる。
【0038】しかしどちらかと言えば、NPTタイプI
GBTにこの構造を適用するよりはPTタイプに適用す
る方が効果は大きく、望ましい構造であると言える。
【0039】図2には変形例として、図1の構造を有す
るIGBTに、更に低ライフタイム層を設けたIGBT
の断面図を示している。この構造は図1の構造における
型半導体層19中に低ライフタイム層20を設けた
ものである。
【0040】この低ライフタイム層20はn型半導体
層19中へのプロトン照射により、n型半導体層19
中の一部領域にのみ結晶欠陥が形成されるように行われ
る。この工程は、電子線によって行っても良いが、この
場合半導体層全域に欠陥を形成してしまうことがあるた
め、プロトン照射により行うことが望ましい。
【0041】低ライフタイム層20は図2に示したよう
なn型半導体層19に形成するに限らず、n型半導
体層11に形成しても良いし、n型半導体層19、n
型半導体層11の両方に形成しても良い。
【0042】このように、更に低ライフタイム層20を
設ければ、p型半導体基板10より注入されたホール
の寿命を短くすることが出来るため、PTタイプの利点
である低テール電流特性を備えることが出来る。
【0043】図3はトレンチ型IGBTの表面のMOS
トランジスタ領域を示しており、(a)図は断面図、
(b)図は(a)図におけるA−A’線に対応した平面
図(ストライプパターン)である。トレンチ型IGBT
の表面のMOSトランジスタ領域は、n型半導体層1
2とn型半導体層12上のp型不純物拡散層13に
形成されたトレンチ内壁に沿って、p型不純物拡散層
14上の一部に渡ってゲート絶縁膜15が形成されてお
り、このゲート絶縁膜15上に、トレンチを埋め込むよ
うにゲート電極16が形成されている。そして、このゲ
ート電極16上及びp型不純物拡散層14上のゲート
絶縁膜15上に絶縁膜22が形成され、素子全域にエミ
ッタ電極17としての表面電極が形成されている。
【0044】本実施形態の構造は、ここまで述べてきた
プレーナ型IGBTだけでなく、別の変形例としてこの
トレンチ型IGBTにも適用でき、同様の効果を得るこ
とが出来る。
【0045】上記のような構成によれば、従来のPTタ
イプIGBTの構造において、p型半導体基板とn
型半導体層の間にn型半導体層を設けることにより、
EMCレベルをNPTタイプIGBT並に向上すること
が出来る。また、寄生pnpトランジスタのベース層の
膜厚の増加により、電流増幅率を減少させ破壊耐量を増
加させると共に、NPTタイプよりベース層の膜厚は小
さくて済むためPTタイプIGBT並の低オン電圧特性
も同時に維持することが出来る。更に、このn 型半導
体層中に低ライフタイム層を設ければ、低テール電流特
性も併せ持つことが出来、損失、破壊耐量、そしてEM
Cレベルと、PTタイプながら、NPTタイプの利点も
有する優れたIGBTを実現することが出来る。また、
NPTタイプIGBTにおいても、n型半導体層内に
型半導体層を設けることにより、同様の効果を得る
ことが出来る。
【0046】図4は、本発明の第2の実施形態に係る半
導体装置について説明するためのもので、IGBTの断
面図である。この構造は、第1の実施形態の構造におけ
るp 型半導体基板10とn型半導体層19との間
に、低濃度に不純物を添加したp型半導体層21を更
に設けたものである。
【0047】この構造における耐圧1200VのIGB
Tの設計は、PTタイプ、NPTタイプどちらに適用す
る場合も、それぞれ第1の実施形態と同様の条件でかま
わないが、p型半導体層21については、例えば、膜
厚は10μm、不純物濃度は7×1013cm−3程度
で設計される。
【0048】本実施形態よれば、第1の実施形態と同様
に高破壊耐量と低オン電圧を同時に実現することが出来
ると共に、高濃度に不純物を添加された層によるpn接
合が存在しないため、EMCレベルをNPTタイプ以上
に向上させることが出来る。
【0049】図5は変形例として、図4の構造を有する
IGBTに更に低ライフタイム層を設けたIGBTの断
面図である。この構造は図4の構造におけるn型半導
体層中19に、プロトン照射等により低ライフタイム層
20を設けたものである。
【0050】第1の実施形態同様、この低ライフタイム
層は図5に示したようにn型半導体層19ではなく、
型半導体層11に形成しても良いし、n型半導体
層19、n型半導体層11の両方に形成しても良い。
【0051】このように更に低ライフタイム層を設けれ
ば、p型半導体基板より注入されたホールの寿命を短
くすることが出来るため、PTタイプの利点であった低
テール電流特性を備えることが出来る。
【0052】本実施形態によっても、第1の実施形態と
同様の効果を得られる上、第1の実施形態による構造よ
りもEMCレベルを向上できる。
【0053】勿論、本実施形態の構造は第1の実施形態
同様、別の変形例としてトレンチ型IGBTにも適用で
きる。
【0054】図6は本発明の第3の実施形態に係る半導
体装置について説明するためのもので、IGBTの断面
図である。この構造は、第1の実施形態の構造における
最下層のp型領域の厚さを薄くし、不純物濃度を低く
した構造となっている。
【0055】すなわち、n型半導体基板23の表面領
域にp型不純物拡散層13が設けられ、このp型不
純物拡散層13内に、エミッタ層としてn型不純物拡
散層14が設けられている。そして、ゲート絶縁膜1
5、ゲート電極16を設けることで、n型不純物拡散
層14をソース領域、n型半導体層12をドレイン領
域、p型不純物拡散層13の表面近傍をチャネル領域
とするMOSFETが形成されている。そして、このゲ
ート電極16を取り囲むように絶縁膜22が形成され、
素子の主面上にエミッタ電極17が設けられている。更
にn型半導体基板23の裏表面にはバッファ層として
のn型半導体層11が不純物拡散により設けられ、こ
のn型半導体層11の裏面にはn型半導体層19が
設けられている。n型半導体層19の裏面には更に、
コレクタ層としてのp型半導体層24が設けられ、こ
のp型半導体層24の裏面にコレクタ電極18を設け
ることでIGBTが形成されている。
【0056】この構造における耐圧1200VのIGB
Tの設計も、PTタイプ、NPTタイプ共に、第1の実
施形態と同様の条件でかまわないが、p型半導体層2
4の膜厚は1μm若しくはそれ以下、不純物濃度は1×
1017cm−3程度に設計される。
【0057】本実施形態によれば、第1の実施形態で述
べた図1の構造に利点に加えて、第1の実施形態のコレ
クタ層に相当するp型半導体層の膜厚が薄く、さらに
不純物濃度を低くしているため、n型半導体層へのホ
ールの注入を低く抑えることが出来る。それにより、低
ライフタイム層によりキャリアのライフタイムコントロ
ールを必要とすることなく低テール電流特性を得ること
が出来る。
【0058】勿論、本実施形態の構造も第1の実施形態
同様、変形例としてトレンチ型IGBTにも適用でき
る。
【0059】上記のように第1乃至第3の実施の形態に
よれば、NPTタイプ、PTタイプIGBTにおいて、
損失、破壊耐量、そしてEMCレベルと、両者の利点を
併せ持つ、優れたIGBTを実現することが出来る。ま
た、本発明の構造はIGBTに限るものではなく、他の
半導体装置、特に高耐圧型の半導体素子にも適用可能で
あり、高性能、且つ高信頼性の半導体装置を提供するこ
とが出来る。勿論、本実施形態で挙げた膜厚や不純物濃
度の値は、所望の耐圧、オン電圧等の設計により様々に
変わるものであって、本発明の主旨を逸脱しない範囲で
適宜変形して実施することが出来る。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、損失、破壊耐量、EMCレベルの点で優れる高性
能、且つ高信頼性の半導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る半導体装置に
ついて説明するためのもので、(a)図はIGBTの断
面図、(b)図は(a)図におけるA−A’線に対応す
る平面図。
【図2】この発明の第1の実施形態に係る半導体装置の
変形例について説明するためのもので、低ライフタイム
層を設けたIGBTの断面図。
【図3】この発明の第1の実施形態に係る半導体装置別
の変形例について説明するためのもので、(a)図はト
レンチ型IGBTの表面MOSトランジスタ領域の断面
図、(b)図は(a)図におけるA−A’線に対応する
平面図。
【図4】この発明の第2の実施形態に係る半導体装置に
ついて説明するためのもので、IGBTの断面図。
【図5】この発明の第2の実施形態に係る半導体装置の
変形例について説明するためのもので、低ライフタイム
層を設けたIGBTの断面図。
【図6】この発明の第3の実施形態に係る半導体装置に
ついて説明するためのもので、IGBTの断面図。
【図7】従来の半導体装置について説明するためのもの
で、PTタイプIGBTの断面図。
【図8】従来の半導体装置について説明するためのもの
で、NPTタイプIGBTの断面図。
【符号の説明】
10…p型半導体基板(第1の半導体領域) 11…n型半導体層(第3の半導体領域) 12…n型半導体層(第4の半導体領域) 13…p型不純物拡散層(第5の半導体領域) 14…n型不純物拡散層 15…ゲート絶縁膜 16…ゲート電極 17…エミッタ電極 18…コレクタ電極 19…n型半導体層(第2の半導体領域) 20…低キャリアライフタイム層 21…p型半導体層(第6の半導体領域) 22…絶縁膜 23…n型半導体基板(第4の半導体領域) 24…p型半導体層(第1の半導体領域)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型で高不純物濃度の第1の半導
    体領域と、 前記第1の半導体領域上に設けられ、第2導電型で低不
    純物濃度の第2の半導体領域と、 前記第2の半導体領域上に設けられ、第2導電型で高不
    純物濃度の第3の半導体領域と、 前記第3の半導体領域上に設けられ、第2導電型で低不
    純物濃度の第4の半導体領域と、 前記第4の半導体領域内の表面領域の一部に設けられ、
    第1導電型で高不純物濃度の第5の半導体領域とを具備
    し、 前記第1の半導体領域はコレクタ領域として機能し、 前記第3の半導体領域は、前記第4の半導体領域と前記
    第5の半導体領域との接合により、前記第4の半導体領
    域内に形成される空乏層の拡大を抑制するバッファ層と
    して機能し、 前記第4、第5の半導体領域はベース領域として機能す
    ることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の半導体領域と前記第2の半導
    体領域との間に介在され、第1導電型で低不純物濃度の
    第6の半導体領域を更に備えることを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の半導体領域は、低キャリアラ
    イフタイム層を備えることを特徴とする請求項1または
    2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第3の半導体領域は、低キャリアラ
    イフタイム層を備えることを特徴とする請求項1乃至3
    いずれか1項記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 第1導電型で低不純物濃度の第1の半導
    体領域と、 前記第1の半導体領域上に設けられ、第2導電型で低不
    純物濃度の第2の半導体領域と、 前記第2の半導体領域上に設けられ、第2導電型で高不
    純物濃度の第3の半導体領域と、 前記第3の半導体領域上に設けられ、第2導電型で低不
    純物濃度の第4の半導体領域と、 前記第4の半導体領域内の表面領域の一部に設けられ、
    第1導電型で高不純物濃度の第5の半導体領域とを具備
    し、 前記第1の半導体領域はコレクタ領域として機能し、 前記第3の半導体領域は、前記第4の半導体領域と前記
    第5の半導体領域との接合により、前記第4の半導体領
    域内に形成される空乏層の拡大を抑制するバッファ層と
    して機能し、 前記第4、第5の半導体領域はベース領域として機能す
    ることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の半導体領域は、1μm以下の
    膜厚を有することを特徴とする請求項5記載の半導体装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第5の半導体領域内の表面領域の一
    部に、前記第4の半導体領域と隔離して設けられた第2
    導電型の不純物拡散層と、 少なくとも前記第4の半導体領域と前記不純物拡散層の
    間の前記第5の半導体領域の表面上に設けられたゲート
    絶縁膜と、 前記ゲート絶縁膜上に設けられたゲート電極とを更に備
    え、 前記不純物拡散層をソース領域、前記第4の半導体領域
    と前記不純物拡散層の間の前記第5の半導体領域の表面
    領域をチャネル領域、前記第4の半導体領域をドレイン
    領域とするMOSトランジスタを形成してなることを特
    徴とする請求項1乃至6いずれか1項記載の半導体装
    置。
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