JP2001063618A - サスペンションアーム支持装置 - Google Patents

サスペンションアーム支持装置

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JP2001063618A
JP2001063618A JP24249199A JP24249199A JP2001063618A JP 2001063618 A JP2001063618 A JP 2001063618A JP 24249199 A JP24249199 A JP 24249199A JP 24249199 A JP24249199 A JP 24249199A JP 2001063618 A JP2001063618 A JP 2001063618A
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bracket
fixed
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Takahiro Oike
隆宏 大池
Shozo Kurita
省三 栗田
Hiroshi Nagaya
洋 永冶
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の前部において、簡単な機構によりサス
ペンションアームを強固に支持できるようにする。 【解決手段】 車両前部におけるフロントクロスメンバ
11の左右端部に、断面略コ字状で車幅方向外側へ開口
しロアアーム14の一端を支持するロアアームブラケッ
ト15がそれぞれ固着されていると共に、断面略コ字状
で車両後方へ開口しフロントデフ16の取付けブラケッ
ト18の端部を支持するデフマウントブラケット19が
それぞれ固着され、ロアアームブラケット15の車幅中
心側壁面がデフマウントブラケット19の側壁に固着さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両におけるサス
ペンションアームを強固に支持するための構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両前部における従来のサスペンション
アーム支持装置は、車幅方向に延びるフロントクロスメ
ンバの左右端部にそれぞれ断面略コ字状で車幅方向外側
へ開口するサスペンションアームブラケットが固着され
て、このサスペンションアームブラケットにサスペンシ
ョンアームの一端が取り付けられ、この場合、各サスペ
ンションアームブラケットは他のブラケット等とは離れ
て独立した状態でフロントクロスメンバの左右端部に固
着されているが、サスペンションアームブラケットが断
面略コ字状で車幅方向外側へ開口しているため、車両旋
回時等にサスペンションアームブラケットに作用する大
きなサスペンション入力、特に車幅方向に作用するサス
ペンション入力に対して、サスペンションアームブラケ
ットは構造的に剛性が比較的低いので、上記サスペンシ
ョン入力を確実に支持するためには、サスペンションア
ームブラケットの剛性をとくに高く設定する必要があ
り、従ってまた、車両の操縦安定性が悪化するおそれが
あった。
【0003】また、特開平6−336108号公報に記
載されたサスペンションリンクの取付構造においては、
車体フレームに第1のブラケット部材が固着されて、第
1のブラケット部材にデフギヤケースの支持部材が取り
付けられ、また、サスペンションリンクの端部を取り付
けるための第2のブラケットが第1のブラケット部材の
下面に固着されているが、サスペンションリンクを介し
て第2のブラケットへ車幅方向に作用する大きなサスペ
ンション入力は、まず第2のブラケットのみで確実に支
持する必要があるので、前記従来装置の場合と全く同様
な問題を抱えていることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両におい
て、簡単な機構によりサスペンションアームを強固に支
持できるようにしようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
るサスペンションアーム支持装置は、車両に設置されて
車幅方向に延びるクロスメンバと、断面略コ字状で車幅
方向外側へ開口し上記クロスメンバの左右端部にそれぞ
れ固着されてサスペンションアームの一端が取り付けら
れるサスペンションアームブラケットと、上記クロスメ
ンバに固着されると共に上記サスペンションアームブラ
ケットの車幅中心側壁面に固着されデフ装置が取り付け
られるデフマウントブラケットとを有している。
【0006】すなわち、クロスメンバに固着されてサス
ペンションアームの一端が取り付けられるサスペンショ
ンアームブラケットは、その車幅中心側壁面が、クロス
メンバに固着されてデフ装置が取り付けられるデフマウ
ントブラケットに固着されていて、車両旋回時等にサス
ペンションアームブラケットへ車幅方向に作用するサス
ペンション入力に対し、デフマウントブラケットにより
補強されていることとなるので、サスペンションアーム
ブラケットの剛性を簡単な機構により容易に高めること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例につい
て説明する。図1〜図3において、車両の左右でそれぞ
れサイドメンバ10が車両前後方向に延び、両サイドメ
ンバ10の前端が車幅方向に延びる丸パイプ状のフロン
トクロスメンバ11により連結されていると共に、各サ
イドメンバ10の後部から下方へ延びるロアアームブラ
ケット12に車幅方向へ延びるクロスメンバ13の左右
端部がそれぞれ連結されて、フロントクロスメンバ11
から車両後方へ間隔をおいてクロスメンバ13により両
サイドメンバ10が連結されている。
【0008】フロントクロスメンバ11の左右端部に
は、ロアアームブラケット12と協同してダブルウイッ
シュボーン型サスペンションにおける二股ロアアーム1
4の一端を支持する断面略コ字状のロアアームブラケッ
ト15が固着されていると共に、フロントデフ16の左
側取付けブラケット17及び右側取付けブラケット18
の車両前方側端部をそれぞれ支持するための断面略コ字
状デフマウントブラケット19がそれぞれ固着されてい
る。
【0009】また、各ロアアームブラケット15は車幅
方向外側へ開口しているが、その車幅中心側壁面15´
と車両後方側へ開口した各デフマウントブラケット19
の側壁19´とがそれぞれ固着されており、側壁19´
に固着されたウエルドナット20が壁面15´に形成さ
れた孔部21内に配置されていて、ウエルドナット20
にねじ込まれてデフマウントブラケット19に取り付け
られた図示しないボルトにより左右取付けブラケット1
7、18の車両前方側端部がそれぞれデフマウントブラ
ケット19に支持されている。
【0010】さらに、クロスメンバ13には、右側取付
けブラケット18の車両後方側端部を支持するためのデ
フマウントブラケット22が固着されていて、フロント
クロスメンバ11に固着された両デフマウントブラケッ
ト19とデフマウントブラケット22との3個所でそれ
ぞれ左右取付けブラケット17、18を介しフロントデ
フ16が支持されていると共に、クロスメンバ13に固
着された図示しないブラケットによりフロントデフ16
が支持されている。
【0011】また、フロントクロスメンバ11の左右端
部における車両前方側には、車両後方に開口する断面略
コ字状のスタビライザブラケット23と、スタビライザ
ブラケット23の上方を覆ってスタビライザブラケット
23の上端部に溶着された補機ブラケット24とがそれ
ぞれ配置され、箱形に一体化されたスタビライザブラケ
ット23及び補機ブラケット24のうち、各スタビライ
ザブラケット23の後端縁がそれぞれフロントクロスメ
ンバ11、ロアアームブラケット15及びデフマウント
ブラケット19に溶着されていると共に、各補機ブラケ
ット24の後端縁がそれぞれフロントクロスメンバ11
に溶着されており、各スタビライザブラケット23の前
面25には、車幅方向に延びるスタビライザ26が取付
け具27により取り付けられている一方、補機ブラケッ
ト24には図示しないラジエータ、オイルクーラ、ター
ボ付きエンジンの吸気用インタクーラ、あるいは、冷房
用冷媒コンデンサ等の補機が取り付けられている。
【0012】さらに、各サイドメンバ10には、上記ダ
ブルウイッシュボーン型サスペンションの図示しない二
股アッパーアームを取り付けるためのアッパーアームブ
ラケット28が車両前後方向に間隔をおいてそれぞれ固
着されていると共に、車幅方向外側へ延びるバンプスト
ッパブラケット29の基端部が固着され、バンプストッ
パブラケット29の先端に設けられた受け板30と、二
股ロアアーム14の上面に設置されたバンプゴム31と
が略上下に配置されて、バンプストップ機構が形成され
ており、二股ロアアーム14の上方揺動に伴う受け板3
0及びバンプゴム31の衝突により二股ロアアーム14
の上方変位が制約されることとなる。
【0013】上記装置においては、フロントクロスメン
バ11に固着されて二股ロアアーム14の一端が取り付
けられた左右のロアアームブラケット15は、断面略コ
字状で車幅方向外側へ開口しているが、断面略コ字状で
フロントクロスメンバ11に固着されて車両後方側へ開
口するデフマウントブラケット19の側壁19´に、車
幅中心側壁面15´が固着されていて、車両旋回時等に
ロアアームブラケット15に作用する大きなサスペンシ
ョン入力、特に車幅方向に作用するサスペンション入力
に対し、デフマウントブラケット19により大幅に補強
されているので、ロアアームブラケット15の剛性を確
実に高めて、二股ロアアーム14を強固に支持させるこ
とができる。
【0014】従って、車両の操縦安定性を容易に向上さ
せることができると同時に、二股ロアアーム14の一端
とロアアームブラケット15との間に配置されるゴムブ
ッシュを比較的柔らかく設定することができて、車両の
乗り心地を簡単に向上させることが可能となる。
【0015】また、各ロアアームブラケット15はデフ
マウントブラケット19により補強されていて、その剛
性を高めるために格別の機構を付加する必要が全くない
ので、簡単な機構により各ロアアームブラケット15の
剛性が確保され、ロアアームブラケット15の重量及び
コストを容易に低減させることができる長所がある。
【0016】なお、上記実施形態例は車両の前部におけ
るものであるが、車両の後部にも同様に実施すれば、上
記実施形態例の場合と同等の作用効果を奏することがで
きるのはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】本発明にかかるサスペンションアーム支
持装置にあっては、クロスメンバに固着されてサスペン
ションアームの一端が取り付けられるサスペンションア
ームブラケットは、その車幅中心側壁面が、クロスメン
バに固着されてデフ装置が取り付けられるデフマウント
ブラケットに固着され、デフマウントブラケットにより
補強されているので、サスペンションアームブラケット
の剛性を簡単な機構により容易に高めることができて、
サスペンションアームブラケットがサスペンションアー
ムを強固に支持することにより車両の操縦安定性を確実
に向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における斜視図。
【図2】図1のII矢視概略拡大図。
【図3】図2の III−III 横断面図。
【符号の説明】
11 フロントクロスメンバ 14 ロアアーム 15 ロアアームブラケット 16 フロントデフ 19 デフマウントブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永冶 洋 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 3D001 AA17 BA01 DA08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設置されて車幅方向に延びるクロ
    スメンバと、断面略コ字状で車幅方向外側へ開口し上記
    クロスメンバの左右端部にそれぞれ固着されてサスペン
    ションアームの一端が取り付けられるサスペンションア
    ームブラケットと、上記クロスメンバに固着されると共
    に上記サスペンションアームブラケットの車幅中心側壁
    面に固着されデフ装置が取り付けられるデフマウントブ
    ラケットとを有するサスペンションアーム支持装置。
JP24249199A 1999-08-30 1999-08-30 サスペンションアーム支持装置 Expired - Lifetime JP3736222B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030006660A (ko) * 2001-07-13 2003-01-23 기아자동차주식회사 차량의 현가장치용 크로스 멤버 조립체
KR100384856B1 (ko) * 2001-03-22 2003-05-23 기아자동차주식회사 전륜구동자동차의 제1디프마운팅 브라켓트 강성보강구조
US8641066B2 (en) 2011-03-18 2014-02-04 Honda Motor Co., Ltd. Integrated suspension and differential mounting structure

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KR100384856B1 (ko) * 2001-03-22 2003-05-23 기아자동차주식회사 전륜구동자동차의 제1디프마운팅 브라켓트 강성보강구조
KR20030006660A (ko) * 2001-07-13 2003-01-23 기아자동차주식회사 차량의 현가장치용 크로스 멤버 조립체
US8641066B2 (en) 2011-03-18 2014-02-04 Honda Motor Co., Ltd. Integrated suspension and differential mounting structure

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