JP2000296709A - 車両のエンジンルーム構造 - Google Patents

車両のエンジンルーム構造

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JP2000296709A
JP2000296709A JP11107166A JP10716699A JP2000296709A JP 2000296709 A JP2000296709 A JP 2000296709A JP 11107166 A JP11107166 A JP 11107166A JP 10716699 A JP10716699 A JP 10716699A JP 2000296709 A JP2000296709 A JP 2000296709A
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vehicle
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suspension
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Masatsugu Yokote
正継 横手
Toru Yasuda
徹 安田
Takahiko Masuda
隆彦 増田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンをフロントミッドシップに搭載し
て、車高の低減化および低重心化を図ると共に、エンジ
ンルームのコンパクト化を促進することのできる車両の
エンジンルーム構造の提供を図る。 【解決手段】 ダンパ10と該ダンパ10の外側に嵌装
されたコイルバネ11とからなるダンパユニット12を
前輪Wの配されるエンジン1の側方から車両前方に向
け、車両上面視にて車両前方が狭くなるような略「ハ」
の字型に配設し、前輪Wの軸中心が前記エンジン1の前
端より後方になるようにしてあるので、エンジン1をフ
ロントミッドシップに搭載してあっても、エンジンルー
ムの前部に配置されるラジエータ5やその配管等の各種
エンジン補器類の配置空間を確保することができ、フロ
ントオーバーハングLを短く抑えて、エンジンルームを
コンパクトにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のエンジンルー
ムの構造に関し、とりわけサスペンションの構成部品の
一つであるダンパユニットのレイアウト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の操縦安定性の向上などを
図るために、車高の低減化およびエンジンの低重心化な
どが求められている。
【0003】例えば、特開平7−285347号公報に
示すように、フロントミッドシップに搭載されたエンジ
ンをサスペンションクロスメンバの後方に配置して、前
記エンジンを低い位置に配置して、車高の低減化を図る
と共に、重心を低い位置に抑えるようにしたものが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の構
造では、エンジン搭載位置を低くしたため、該エンジン
とフロントサスペンションの構成部品とが干渉しないよ
うに、該エンジンをサスペンションクロスメンバの後方
に配置して、前輪軸中心がエンジン前端よりも前方に位
置するようなレイアウト構成となっていた。
【0005】一方、エンジンの前方のエンジンルーム前
部には、ラジエータやコンプレッサーなどの各種エンジ
ン補器類が配置されるのに加え、前部両側にはヘッドラ
ンプが配置され、しかも、ヘッドランプ周りにはバルブ
交換のための作業クリアランスを確保しなくてはならな
い等の要求がある。
【0006】このため、前記従来の構造では、前輪軸中
心をエンジン前端よりも前方に位置させているので、フ
ロントオーバーハングが大きくなり、エンジンルームが
大型化せざるを得ず、車両の重量が増大してしまうとい
う問題があった。
【0007】前記フロントオーバーハングとは、前輪の
軸中心から車両前端部までの寸法を言い、これは前輪の
サイズや位置、エンジンルーム前部に納められる各種補
器類のレイアウト、バンパーの造形ラインや突出量、フ
ードリッジの造形ライン等の諸条件が加味されて決定さ
れる。
【0008】しかし、エンジンルーム前部に納められる
各種補器類のレイアウトやバンパーの造形ライン等は、
前輪の位置から決められるものが多い。
【0009】例えば、ヘッドランプの前後方向位置など
は、バルブ交換のためのクリアランスを考慮しなくては
ならないため、フードリッジの造形ラインや各種補器類
のレイアウトに大きな影響を与える前輪の位置が大きく
関係しているのである。
【0010】従って、前記従来の構造のように、前輪の
位置が前方に移動すれば、結果的にフロントオーバーハ
ングが大きくなってしまうということになる。
【0011】また、前輪軸中心がエンジンよりも前方に
あるので、ホイールベースも増大し、それに伴って最小
回転半径が大きくなって、車両の取り回し性が悪化する
という問題点もあった。
【0012】そこで、本発明はエンジンをフロントミッ
ドシップに搭載して、車高の低減化および低重心化を図
ると共に、エンジンルームのコンパクト化を促進するこ
とのできる車両のエンジンルーム構造を提供するもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、フロントミッドシップに搭載されたエンジンを備え
た車両において、フロントサスペンションの構成部品で
あるダンパと該ダンパの外側に嵌装されたコイルバネと
からなるダンパユニットを一対備え、これら一対のダン
パユニットを前輪の配されるエンジンの側方から車両前
方に向け、車両上面視にて車両前方が狭くなるような略
「ハ」の字型に配設し、前輪軸中心が前記エンジンの前
端より後方になるようにしたことを特徴としている。
【0014】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載のダンパユニットが車両前面視において、略「ハ」の
字型になるように配設したことを特徴としている。
【0015】請求項3の発明にあっては、請求項1に記
載のダンパユニットが車両前面視において、略逆「ハ」
の字型になるように配設したことを特徴としている。
【0016】請求項4の発明にあっては、請求項1〜3
に記載のエンジンの前方寄りに、上下2段のサスペンシ
ョンクロスメンバを有するサスペンションフレームを設
け、該サスペンションフレームに前記ダンパユニットお
よびフロントサスペンションの構成部品であるリンク部
材などを取り付けたことを特徴としている。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、フロン
トサスペンションの構成部品であるダンパと該ダンパの
外側に嵌装されたコイルバネとからなるダンパユニット
を一対備え、これら一対のダンパユニットを前輪の配さ
れるエンジンの側方から車両前方に向け、車両上面視に
て車両前方が狭くなるような略「ハ」の字型に配設し、
前輪軸中心が前記エンジンの前端より後方になるように
してあるため、エンジンを、該エンジンの重心が前輪の
軸中心より後方になるフロントミッドシップに搭載して
あっても、エンジンルームの前部に配置される各種エン
ジン補器類の配置空間を確保しつつ、フロントオーバー
ハングを短く抑え、エンジンルームをコンパクトにする
ことができる。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加えて、前記ダンパユニットが車両前面視にお
いて、略「ハ」の字型になるように配設してあるため、
エンジン前部に、各種エンジン補器類の搭載スペースを
確保することができ、各種エンジン補器類の搭載性を向
上することができる。
【0019】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加えて、前記ダンパユニットが車両前面視にお
いて、略逆「ハ」の字型になるように配設してあるた
め、エンジン前部に、各種エンジン補器類の搭載スペー
スを確保することができ、各種エンジン補器類の搭載性
を向上することができるのに加え、前記ダンパユニット
を、前記エンジンから延びる排気管から離し、隔離する
ことができるので、ダンパユニットの耐熱性能を向上す
ることができる。
【0020】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3の効果に加えて、前記エンジンの前方寄りに、上下
2段のサスペンションクロスメンバを有するサスペンシ
ョンフレームを設け、該サスペンションフレームに前記
ダンパユニットおよびフロントサスペンションの構成部
品であるリンク部材などを取り付けてあるため、該ダン
パユニットのレイアウト自由度を高め、サスペンション
のチューニング自由度を高めることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に詳述する。
【0022】図1〜4は、本発明を適用した車両のエン
ジンルーム構造の第1の実施形態を示しており、図1は
本発明を適用した車両のエンジンルームの上面図、図2
は側面図を示している。
【0023】1は、車両前側に設けられたエンジンルー
ム内で、その重心が前輪Wの軸中心より後方になるよう
にフロントミッドシップに搭載されたエンジンで、該エ
ンジン1の後部にはトランスミッション2が配置してあ
る。
【0024】3は、前記エンジン1の上部に設けられ図
外のエアクリーナに接続した吸気管で、4は排気管を示
している。
【0025】前記エンジン1の前方には、電動ファンを
備えたラジエータ5が前傾して、すなわち後ろ下がりに
傾斜して配置してある。
【0026】6は、前記ラジエータ5のリザーバータン
クを示す。
【0027】7は車両前後方向骨格部材である左右一対
のサイドメンバで、該サイドメンバ7の下面には、これ
らサイドメンバ7,7間にわたってサスペンションフレ
ーム8が設けてある。
【0028】該サスペンションフレーム8には、フロン
トサスペンションの構成部品である左右一対のサスペン
ションリンク9を揺動可能に取り付けてあると共に、ダ
ンパ10と該ダンパ10の外側に嵌装されたコイルバネ
11とからなるダンパユニット12を同様に左右で一対
取り付けてある。
【0029】しかも、これら一対のダンパユニット12
は前輪Wの配されるエンジン1の側方から車両前方に向
け、車両上面視にて車両前方が狭くなるような略「ハ」
の字型に配設して、前輪Wの軸中心が、前記エンジン1
の前端よりも後方になるようにしてある。
【0030】なお、図中13は前輪Wの前方にバルブ交
換のクリアランスを保って配置されるヘッドランプを示
す。
【0031】また、14は電気系のリレーボックス、1
5はABSアクチュエータ、16はバッテリーで、何れ
も前輪Wの後部に配置されている。
【0032】17はダッシュパネル18に取り付けられ
たマスターバック、19はステアリングロッドを示して
いる。
【0033】図3,図4は本実施形態の要部を示す斜視
図,および車両前方から見た配設概念図で、サスペンシ
ョンフレーム8にダンパユニット12およびサスペンシ
ョンリンク9の取り付けられている様子を示している。
【0034】なお、図3においては、右側に配置される
ダンパユニット12およびサスペンションリンク9の開
示は省略している。
【0035】前記サスペンションフレーム8は、アッパ
側のサスペンションクロスメンバ8Aと、上方が開放し
た略コ字状のロア側のサスペンションクロスメンバ8C
とで上下2段に車両前面視で略ロ字状となる車幅方向部
材と、この車幅方向部材の車幅方向外側の下端部から後
方に延び、後端部が上下に折曲されて車両側方視で略L
字形状した車両前後方向部材である左右一対のサスペン
ションメンバ8B,8Bとからなっており、特に本実施
形態ではダンパユニット12を、サスペンションフレー
ム8のアッパ側のサスペンションクロスメンバ8Aの下
面の中央部分に車両前面視して水平に設けるようにして
ある。
【0036】これらサスペンションクロスメンバ8A,
8Cの両端から側方に上下に離間した状態で支持ブラケ
ット20,21が突設され、またサスペンションメンバ
8Bの後部の上下方向部分の両端には上下に離間した状
態で支持ブラケット22,23が突設されている。
【0037】そして、アッパ側の支持ブラケット20,
22のそれぞれの端部に略V字状に形成されたアッパリ
ンク9Aの前後両端部が、また、ロア側の支持ブラケッ
ト21,23のそれぞれの端部に略V字状に形成された
ロアリンク9Bの前後端部が、それぞれ回動自在に連結
されている。
【0038】また、アッパリンク9Aとロアリンク9B
との車幅方向外側端部にはナックル・スピンドルNSが
連結されている。
【0039】さらに、前記アッパリンク9Aにはプルロ
ッド9Cが接続され、該プルロッド9Cはサスペンショ
ンメンバ8Bの水平部分に回動自在に支持されたベルク
ランク9Dを介してダンパユニット12に連結されてい
る。
【0040】このベルクランク9Dに連結されることに
よって、ダンパユニット12は車両前面視で水平に配さ
れるようになっている。
【0041】そして、このサスペンションフレーム8
は、図2に示すように、車幅方向部材の部分がエンジン
1の前方に位置して、また車両前後方向部材がエンジン
1の上下中間よりも下方に位置している。
【0042】以上の実施形態の構造によれば、フロント
サスペンションの構成部品であるダンパ10と該ダンパ
10の外側に嵌装されたコイルバネ11とからなるダン
パユニット12を一対備え、これら一対のダンパユニッ
ト12を前輪Wの配されるエンジン1の側方から車両前
方に向け、車両上面視にて車両前方が狭くなるような略
「ハ」の字型に配設し、前輪Wの軸中心が前記エンジン
1の前端より後方になるようにしてあるため、エンジン
1を、該エンジン1の重心が前輪の軸中心より後方にな
るフロントミッドシップに搭載してあっても、エンジン
ルームの前部に配置されるラジエータ5やその配管等の
各種エンジン補器類の配置空間を確保することができる
ので、フロントオーバーハングLを短く抑え、エンジン
ルームをコンパクトにすることができる。
【0043】従って、エンジンルームをコンパクトにで
きることにより、車両の軽量化を促進できるのは勿論、
前輪Wの軸中心がエンジン1の前端よりも後方になるよ
うにしてあるので、ホイールベースの増大を抑え、最小
回転半径を小さくして、車両の取り回し性を向上するこ
とができる。
【0044】前記フロントオーバーハングLとは、図2
に示すように前輪Wの軸中心から車両前端部までの寸法
を言い、これは前輪Wのサイズや位置、エンジンルーム
前部に納められる各種補器類のレイアウト、バンパーB
Pの造形ラインや突出量l1、フードリッジFRの造形
ライン等の諸条件が加味されて決定される。
【0045】しかし、エンジンルーム前部に納められる
各種補器類のレイアウトやバンパーBPの造形ライン等
は、前輪の位置から決められるものが多い。
【0046】例えば、ヘッドランプ13の前後方向位置
などは、バルブ交換のためのクリアランスを考慮しなく
てはならないため、フードリッジFRの造形ラインや各
種補器類のレイアウトに大きな影響を与える前輪Wの位
置が大きく関係しているのである。
【0047】従って、本実施形態の構造のように、前輪
Wの位置を後方に設定すれば、結果的にフロントオーバ
ーハングLを小さくすることができる。
【0048】また、このようにエンジン1の前部下方
に、上下2段のサスペンションクロスメンバ8A,8C
を有するサスペンションフレーム8を設け、該サスペン
ションフレーム8に前記ダンパユニット12およびフロ
ントサスペンションの構成部品であるリンク部材9など
を取り付けてあるため、該ダンパユニット12のレイア
ウト自由度を高め、サスペンションのチューニング自由
度を高めることができる。
【0049】以下、ダンパユニット12のレイアウト別
の実施形態を効果と共に、それぞれ説明する。
【0050】図5に示すものは、上述した第1の実施形
態の変形例であり、図4に相当する車両前方から見た配
設概念図である。
【0051】この変形例では、前記ダンパユニット12
を、サスペンションフレーム8のアッパ側のサスペンシ
ョンクロスメンバ8Aの上面に車両前面視して水平に設
けてある。
【0052】さらに、前記ロアリンク9Bに、プッシュ
ロッド9C’が接続され、該プッシュロッド9C’はベ
ルクランク9Dを介してダンパユニット12に連結され
ている。
【0053】なお、この変形例においては特に図示して
いないが、ベルクランク9Dは、サイドメンバ7に回動
自在に取り付けられるか、またはサイドメンバ7とは別
のアッパ側のサスペンションクロスメンバ8Aの上端部
分から後方にサスペンションメンバ8B後方上端部に向
けて延設されるメンバに回動自在に取り付けられるよう
にしてある。
【0054】その他の構成は、上述した第1の実施形態
と概略同じなので説明は省略する。
【0055】従って、この変形例の構造によれば、ダン
パユニット12がサスペンションフレーム8の上方に配
置されるため、該サスペンションフレーム8内のスペー
スを有効に利用することができ、エンジン1前方下部に
配設される前記ラジエータ5、およびその配管等の配
置,搭載スペースが確保でき、これらエンジン補器類の
搭載性を向上することができる。
【0056】図6は、本発明の第2実施形態で、第1の
実施形態の図4に相当する車両前方から見た配設概念図
である。
【0057】この第2実施形態では、前記ダンパユニッ
ト12を、サスペンションフレーム8のアッパ側のサス
ペンションクロスメンバ8Aに車両前面視において、略
「ハ」の字型になるように配設してある。
【0058】その他の構成は、上述した第1の実施形態
と概略同じなので説明は省略する。
【0059】従って、この第2実施形態の構造によれ
ば、前記第1の実施形態の効果に加えて、エンジン1の
前部に、ラジエータ5やその配管等、各種エンジン補器
類の搭載スペースを確保することができ、これら各種エ
ンジン補器類の搭載性を向上することができる。
【0060】図7は、本発明の第3実施形態で、第1の
実施形態の図4に相当する車両前方から見た配設概念図
である。
【0061】この第3実施形態では、前記ダンパユニッ
ト12を、サスペンションフレーム8のロア側のサスペ
ンションクロスメンバ8Cの上面に車両前面視におい
て、略逆「ハ」の字型になるように配設してある。
【0062】その他の構成は、上述した第1の実施形態
と概略同じなので説明は省略する。
【0063】従って、この第3実施形態の構造によれ
ば、前記第1の実施形態の効果に加えて、エンジン1の
前部に、ラジエータ5やその配管等、各種エンジン補器
類の搭載スペースを確保することができ、各種エンジン
補器類の搭載性を向上することができるのはもちろん、
前記ダンパユニット12を、前記エンジン1から延びる
排気管4から離し、隔離することができるので、ダンパ
ユニット12の耐熱性能を格段に向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す上面図。
【図2】同実施形態の側面図。
【図3】同実施形態の要部を示す斜視図。
【図4】同実施形態の要部を前方から見た概念図。
【図5】本発明の第1実施形態の変形例を示す図4相当
の概念図。
【図6】第2実施形態の図4相当の概念図。
【図7】第3実施形態の図4相当の概念図。
【符号の説明】
1 エンジン 8 サスペンションフレーム 8A サスペンションクロスメンバ 9 リンク部材 10 ダンパ 11 コイルスプリング 12 ダンパユニット
フロントページの続き (72)発明者 増田 隆彦 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3D001 AA00 BA03 CA01 DA01 DA03 DA09 3D003 AA07 AA18 AA19 BB01 CA03 CA05 CA09 DA03 DA29

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントミッドシップに搭載されたエン
    ジンを備えた車両において、フロントサスペンションの
    構成部品であるダンパと該ダンパの外側に嵌装されたコ
    イルバネとからなるダンパユニットを一対備え、これら
    一対のダンパユニットを前輪の配されるエンジンの側方
    から車両前方に向け、車両上面視にて車両前方が狭くな
    るような略「ハ」の字型に配設し、前輪軸中心が前記エ
    ンジンの前端より後方になるようにしたことを特徴とす
    る車両のエンジンルーム構造。
  2. 【請求項2】 前記ダンパユニットが車両前面視におい
    て、略「ハ」の字型になるように配設したことを特徴と
    する請求項1に記載の車両のエンジンルーム構造。
  3. 【請求項3】 前記ダンパユニットが車両前面視におい
    て、略逆「ハ」の字型になるように配設したことを特徴
    とする請求項1に記載の車両のエンジンルーム構造。
  4. 【請求項4】 前記エンジンの前方寄りに、上下2段の
    サスペンションクロスメンバを有するサスペンションフ
    レームを設け、該サスペンションフレームに前記ダンパ
    ユニットおよびフロントサスペンションの構成部品であ
    るリンク部材などを取り付けたことを特徴とする請求項
    1〜3の何れかに記載の車両のエンジンルーム構造。
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Cited By (4)

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