JP2001057310A - トランス - Google Patents
トランスInfo
- Publication number
- JP2001057310A JP2001057310A JP11232287A JP23228799A JP2001057310A JP 2001057310 A JP2001057310 A JP 2001057310A JP 11232287 A JP11232287 A JP 11232287A JP 23228799 A JP23228799 A JP 23228799A JP 2001057310 A JP2001057310 A JP 2001057310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transformer
- terminal
- bobbin
- board
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板への実装の接地性がよく、半田導通不良
がないトランスを提供する。 【解決手段】 磁性材料からなる磁芯６と、コイルが巻
線された筒状の巻芯と、この巻芯の両端に設けられた鍔
と、この鍔の一端に植設された端子５とを備えたボビン
３とで構成し、前記端子５の一部がばね状であるトラン
スとする。
がないトランスを提供する。 【解決手段】 磁性材料からなる磁芯６と、コイルが巻
線された筒状の巻芯と、この巻芯の両端に設けられた鍔
と、この鍔の一端に植設された端子５とを備えたボビン
３とで構成し、前記端子５の一部がばね状であるトラン
スとする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ通信に用
いられるトランスに関する。
いられるトランスに関する。
【０００２】
【従来の技術】データ通信の分野では、現在、アナログ
通信のＦＡＸやパーソナルコンピュータ用モデムが全世
界の広範囲にわたって重要な役割を果たしている。この
モデム等のＮＣＵ部に、ライントランスが用いられてい
る。
通信のＦＡＸやパーソナルコンピュータ用モデムが全世
界の広範囲にわたって重要な役割を果たしている。この
モデム等のＮＣＵ部に、ライントランスが用いられてい
る。
【０００３】最近のモデムは、ノート型パソコンへの対
応からカード型となってきているため、薄型化され、ラ
イントランス自体が図７に示す基板載せタイプまたは図
８に示す基板落とし込みタイプに変わってきている。
応からカード型となってきているため、薄型化され、ラ
イントランス自体が図７に示す基板載せタイプまたは図
８に示す基板落とし込みタイプに変わってきている。
【０００４】図７及び図８に示すように、従来のトラン
スは、コイル２が巻線されたボビン３３またはボビン４
３と、熱処理を施した高透磁率磁性材料からなるＥ形状
の薄板を厚さ方向に積層してなる磁芯６との組み合わせ
で構成されている。
スは、コイル２が巻線されたボビン３３またはボビン４
３と、熱処理を施した高透磁率磁性材料からなるＥ形状
の薄板を厚さ方向に積層してなる磁芯６との組み合わせ
で構成されている。
【０００５】現在、トランス等の部品の基板への半田付
けは、リフロー半田となっており、各部品の端子平坦度
が０．１ｍｍ以下と非常に精度を要求されてきている。
また、各部品の自重は、軽薄短小化の要求により非常に
軽くなってきている反面、部品の耐衝撃性により強度が
要求され、端子の板厚は厚くなってきており、従来であ
れば多少の端子平坦度のばらつきは、自重で補正できた
ものができなくなっている。
けは、リフロー半田となっており、各部品の端子平坦度
が０．１ｍｍ以下と非常に精度を要求されてきている。
また、各部品の自重は、軽薄短小化の要求により非常に
軽くなってきている反面、部品の耐衝撃性により強度が
要求され、端子の板厚は厚くなってきており、従来であ
れば多少の端子平坦度のばらつきは、自重で補正できた
ものができなくなっている。
【０００６】そのため、図９及び図１０に示すように、
基板７または基板１７にトランスを実装する際、端子３
５または端子４５が曲がっていると、基板上でのトラン
スの接地性が悪くなり、実装半田した場合、半田導通不
良となるという問題があった。
基板７または基板１７にトランスを実装する際、端子３
５または端子４５が曲がっていると、基板上でのトラン
スの接地性が悪くなり、実装半田した場合、半田導通不
良となるという問題があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の課題
を解決し、基板への実装の接地性がよく、半田導通不良
がないトランスを提供することにある。
を解決し、基板への実装の接地性がよく、半田導通不良
がないトランスを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上でのト
ランスの接地性をよくするため、ボビンの端子の一部を
ばね状にしたことを特徴とする。また、端子の一部を薄
くし、ばね性をもつようにしたことを特徴とする。
ランスの接地性をよくするため、ボビンの端子の一部を
ばね状にしたことを特徴とする。また、端子の一部を薄
くし、ばね性をもつようにしたことを特徴とする。
【０００９】即ち、本発明は、磁性材料からなる磁芯
と、コイルが巻線された筒状の巻芯と、該巻芯の両端に
設けられた鍔と、該鍔の一端に植設された端子とを備え
たボビンとから構成され、前記端子は、一部がばね状で
あることを特徴とするトランスである。
と、コイルが巻線された筒状の巻芯と、該巻芯の両端に
設けられた鍔と、該鍔の一端に植設された端子とを備え
たボビンとから構成され、前記端子は、一部がばね状で
あることを特徴とするトランスである。
【００１０】また、本発明は、磁性材料からなる磁芯
と、コイルが巻線された筒状の巻芯と、該巻芯の両端に
設けられた鍔と、該鍔の一端に植設された端子とを備え
たボビンとから構成され、前記端子は、一部の厚さが他
の部分より薄いことを特徴とするトランスである。
と、コイルが巻線された筒状の巻芯と、該巻芯の両端に
設けられた鍔と、該鍔の一端に植設された端子とを備え
たボビンとから構成され、前記端子は、一部の厚さが他
の部分より薄いことを特徴とするトランスである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説
明する。
明する。
【００１２】本発明の一実施の形態のトランスは、図７
の従来のトランスと比較すると、端子の形状のみ異な
り、他は同様の構造である。
の従来のトランスと比較すると、端子の形状のみ異な
り、他は同様の構造である。
【００１３】図１に、本発明の基板載せタイプのトラン
スの正面図を示す。図１に示すように、本発明の一実施
の形態のトランスは、コイルが巻線されたボビン３と、
パーマロイ（登録商標）等からなるＥ形状の薄板を厚さ
方向に積層してなる磁芯６とから構成される。
スの正面図を示す。図１に示すように、本発明の一実施
の形態のトランスは、コイルが巻線されたボビン３と、
パーマロイ（登録商標）等からなるＥ形状の薄板を厚さ
方向に積層してなる磁芯６とから構成される。
【００１４】ボビン３は、コイルが巻線された筒状の巻
芯と、この巻芯の両端に設けられた鍔と、この鍔の一端
に植設された端子５とで構成される。
芯と、この巻芯の両端に設けられた鍔と、この鍔の一端
に植設された端子５とで構成される。
【００１５】端子５は、図５に示すように、一部がばね
状となっている。そのため、伸縮が容易であり、トラン
ス自体の自重により、変形可能である。
状となっている。そのため、伸縮が容易であり、トラン
ス自体の自重により、変形可能である。
【００１６】本発明のトランスは、このような端子にお
いて、一部がばね状のため、図３に示すように、基板７
に対する接地性がよくなる。
いて、一部がばね状のため、図３に示すように、基板７
に対する接地性がよくなる。
【００１７】図２に、本発明の基板落とし込みタイプの
トランスの正面図を示す。図４に、このトランスを基板
に落とし込んだ状態を示す。基板落とし込みタイプであ
る以外は、図１と同様である。したがって、この場合に
おいても、上記と同様な効果が得られる。
トランスの正面図を示す。図４に、このトランスを基板
に落とし込んだ状態を示す。基板落とし込みタイプであ
る以外は、図１と同様である。したがって、この場合に
おいても、上記と同様な効果が得られる。
【００１８】また、上記の図１及び図２に示すトランス
において、図６に示すように、端子２５の一部の厚さを
薄くして（例えば、ｔ１＞ｔ２）、ばね性を持たせて上
記と同様な効果を得ることもできる。
において、図６に示すように、端子２５の一部の厚さを
薄くして（例えば、ｔ１＞ｔ２）、ばね性を持たせて上
記と同様な効果を得ることもできる。
【００１９】なお、図５及び図６に示す端子の加工を、
ボビン３，１３を成形した後の端子曲げ成形時に同時に
行うことにより、安価なトランスとなる。
ボビン３，１３を成形した後の端子曲げ成形時に同時に
行うことにより、安価なトランスとなる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板への実装の接地性がよく、半田導通不良がないトラ
ンスを提供することができた。
基板への実装の接地性がよく、半田導通不良がないトラ
ンスを提供することができた。
【図１】本発明の基板載せタイプのトランスの正面図。
【図２】本発明の基板落とし込みタイプのトランスの正
面図。
面図。
【図３】本発明の基板載せタイプのトランスを基板に載
せた状態を示す側面図。
せた状態を示す側面図。
【図４】本発明の基板落とし込みタイプのトランスを基
板に落とし込んだ状態を示す側面図。
板に落とし込んだ状態を示す側面図。
【図５】本発明のトランスに用いられるボビンにおける
端子の形状の一例を示す図。
端子の形状の一例を示す図。
【図６】本発明のトランスに用いられるボビンにおける
端子の形状の他の例を示す図。
端子の形状の他の例を示す図。
【図７】従来の基板載せタイプのトランスの説明図。図
７（ａ）は、平面図。図７（ｂ）は、正面図。図７
（ｃ）は、左側面図。図７（ｄ）は、右側面図。
７（ａ）は、平面図。図７（ｂ）は、正面図。図７
（ｃ）は、左側面図。図７（ｄ）は、右側面図。
【図８】従来の基板落とし込みタイプのトランスの説明
図。図８（ａ）は、平面図。図８（ｂ）は、正面図。図
８（ｃ）は、左側面図。図８（ｄ）は、右側面図。
図。図８（ａ）は、平面図。図８（ｂ）は、正面図。図
８（ｃ）は、左側面図。図８（ｄ）は、右側面図。
【図９】従来の基板載せタイプのトランスを基板に載せ
た状態を示す側面図。
た状態を示す側面図。
【図１０】従来の基板落とし込みタイプのトランスを基
板に落とし込んだ状態を示す側面図。
板に落とし込んだ状態を示す側面図。
２ コイル ３，１３，３３，４３ ボビン ５，１５，２５，３５，４５ 端子 ６ 磁芯 ７，１７ 基板 ８ 半田
Claims (2)
- 【請求項１】 磁性材料からなる磁芯と、コイルが巻線
された筒状の巻芯と、該巻芯の両端に設けられた鍔と、
該鍔の一端に植設された端子とを備えたボビンとから構
成され、前記端子は、一部がばね状であることを特徴と
するトランス。 - 【請求項２】 磁性材料からなる磁芯と、コイルが巻線
された筒状の巻芯と、該巻芯の両端に設けられた鍔と、
該鍔の一端に植設された端子とを備えたボビンとから構
成され、前記端子は、一部の厚さが他の部分より薄いこ
とを特徴とするトランス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11232287A JP2001057310A (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | トランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11232287A JP2001057310A (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | トランス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001057310A true JP2001057310A (ja) | 2001-02-27 |
Family
ID=16936864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11232287A Pending JP2001057310A (ja) | 1999-08-19 | 1999-08-19 | トランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001057310A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7952457B2 (en) | 2008-12-24 | 2011-05-31 | Tdk Corporation | Coil component |
| JPWO2017187478A1 (ja) * | 2016-04-25 | 2018-08-09 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
-
1999
- 1999-08-19 JP JP11232287A patent/JP2001057310A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7952457B2 (en) | 2008-12-24 | 2011-05-31 | Tdk Corporation | Coil component |
| JPWO2017187478A1 (ja) * | 2016-04-25 | 2018-08-09 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
| CN109074951A (zh) * | 2016-04-25 | 2018-12-21 | 三菱电机株式会社 | 功率转换装置 |
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