JP2001053764A - データ伝送方式及びデータ伝送装置 - Google Patents

データ伝送方式及びデータ伝送装置

Info

Publication number
JP2001053764A
JP2001053764A JP2000151618A JP2000151618A JP2001053764A JP 2001053764 A JP2001053764 A JP 2001053764A JP 2000151618 A JP2000151618 A JP 2000151618A JP 2000151618 A JP2000151618 A JP 2000151618A JP 2001053764 A JP2001053764 A JP 2001053764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
downstream
transmission line
local net
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000151618A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3683161B2 (ja
Inventor
Kengo Miyoshi
健吾 三善
Nozomi Wakita
望 脇田
Shinichiro Yamashita
伸一郎 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Aichi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2000151618A priority Critical patent/JP3683161B2/ja
Application filed by Aichi Electric Co Ltd filed Critical Aichi Electric Co Ltd
Priority to AU49531/00A priority patent/AU4953100A/en
Priority to TW089110664A priority patent/TW546918B/zh
Priority to PCT/JP2000/003579 priority patent/WO2000076135A1/ja
Priority to KR10-2001-7015146A priority patent/KR100499654B1/ko
Priority to BR0011579-7A priority patent/BR0011579A/pt
Priority to EP00931665A priority patent/EP1189392A1/en
Priority to CN00808953A priority patent/CN1355976A/zh
Publication of JP2001053764A publication Critical patent/JP2001053764A/ja
Priority to HK02108524.6A priority patent/HK1048027A1/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP3683161B2 publication Critical patent/JP3683161B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/10Adaptations for transmission by electrical cable
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/16Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
    • H04N7/173Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
    • H04N7/17309Transmission or handling of upstream communications
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/2801Broadband local area networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/10Adaptations for transmission by electrical cable
    • H04N7/102Circuits therefor, e.g. noise reducers, equalisers, amplifiers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広域LANにおいて上り高周波変調信号の流
合雑音を低減させる。 【解決手段】CATVシステムを用いたLANの流合雑
音を除去するデータ伝送方式である。集合住宅内ネット
ワーク50の入り口に上位ケーブルモデム61と下位ケ
ーブルモデム62が直列接続されたデータ伝送装置60
を設ける。下位ケーブルモデム62によって、上り高周
波変調信号を一旦イーサネット(登録商標)ベースバン
ド信号に変換し、そのイーサネットベースバンド信号を
再度上位ケーブルモデム61によって変調して送出す
る。流合雑音はアナログ信号であるので、この変換によ
り除去される。これにより、データ伝送品質が向上し、
流合雑音の多い集合住宅内ネットワーク50であっても
LANが形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークにおけ
る流合雑音を低減し、データ伝送の品質を向上させたデ
ータ伝送方式及びそのシステムに使用されるデータ伝送
装置に関する。本発明は、例えば、CATVセンタと各
家庭又は各集合住宅を結ぶCATVシステムにおいて、
インタネット等の高速データ通信を可能とするローカル
エリアネットワークの構築に適用できる。
【0002】
【従来の技術】従来より、CATVシステムを利用した
インタネットサービスがある。このシステムではセンタ
をインタネットに接続することで、各端末装置はTV信
号の受信の他に、インタネットによるデータの送受信が
可能となっている。従来のCATVシステムを図6に示
す。CATVシステムは、CATV局20に設けられた
中央装置22、中央装置22に接続された幹線ケーブル
25、幹線ケーブル25の所定個所に設けられた中継器
30、中継器30から分岐された分岐ケーブル24、分
岐ケーブル24に接続された集合住宅内ネットワーク5
0及び家庭内ネットワーク40から構成される。尚、C
ATV局はインタネット・インターフェース21を有し
ており、中央装置22はそれを介してインタネット10
に接続されている。
【0003】集合住宅内ネットワーク50は、伝搬した
高周波信号を増幅して送出する増幅器51、増幅器51
で増幅された信号を分岐する分岐器55、分岐器55に
接続された端末装置52及びTV受信装置53から構成
される。尚、通常集合住宅内ネットワーク50内では、
複数の端末装置52及びTV受信装置53が接続されて
いる。家庭内ネットワーク40は、分岐ケーブル24を
伝搬した高周波信号を分岐/分配する分岐/分配器4
1、分岐/分配器41に接続された端末装置42、TV
受信装置43から構成される。尚、両システムにおいて
端末装置52、42には、高周波信号をイーサネットベ
ースバンド信号に、あるいはイーサネットベースバンド
信号を高周波信号に変復調するケーブルモデム54、4
4を備えている。又、ここで、端末装置52、42は例
えばコンピュ−タ装置である。
【0004】このCATVシステムで用いられる伝送方
式は、高周波信号(RF信号)が周波数多重化されたブ
ロードバンド伝送方式であり、上り高周波信号には10
MHz〜65MHz帯が、下り高周波信号には90MHz〜7
70MHz帯が割り当てられ、双方向通信となっている。
具体的には、データ伝送のために、例えば、上り高周波
信号に33MHz、下り高周波信号には245MHzが選ば
れる。
【0005】端末装置52から入力されたデータ信号は
所定の通信形式(10BASE−T)でツイストペア線
56に送出される。ツイストペア線56に送出されたデ
ータ信号はケーブルモデム54により変調され、周波数
33MHzの搬送波が変調されてCATV局20の中央装
置22に送出される。一方、33MHzの上り高周波信号
を受信した中央装置22は、図示しないケーブルモデム
により復調し、データ信号を例えばインターネット・イ
ンターフェース21を介してインターネット10に送出
する。又、インターネット10からデータ信号に基づき
下り搬送波245MHzを変調して端末装置52に向けて
送出する。端末装置52のケーブルモデム54はその2
45MHzの高周波信号を受信し、復調することにより所
望のデータを得る。このようにして、インタネットを介
して任意の端末装置間でのデータの送受信が可能になっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、従来のC
ATVシステムでは、加入者の端末装置52、42から
CATV局20ヘの上り高周波信号に、テレビジョン経
路、コネクタ、ケーブル等から破線で示すように雑音が
重畳され、これらの雑音がそれぞれの端末装置から流合
して、集合住宅内ネットワーク50の出口では、大きな
流合雑音となる。この場合、通信回線としての品質が劣
化し、データが正確に中央装置22に伝送されない可能
性がある。特に、集合住宅内ネットワーク50において
は端末装置数が多いため流合雑音レベルが上昇し、場合
によってはCATVインタネットサービスができない場
合が発生する。
【0007】この流合雑音が集合住宅内ネットワーク5
0の外部に出力されないようにするために、集合住宅内
ネットワーク50内では、雑音が少ない下り周波数帯域
の一部を使用して、上りデータ信号を出力させることも
試みられている。しかし、この方式では、下り帯域を用
いている関係上、増幅器をこの帯域の信号だけバイパス
させる等の特別な構成とする必要がある。
【0008】又、雑音が流入しないように、ベースバン
ド方式とすることも考えられるが、増幅器に対してバイ
パス回路を設ける必要があることや、任意にデータの送
受信が可能となることから、CATVサービス業者によ
る課金管理や、秘密保持ができないという問題もある。
又、データの伝送速度の点においても問題となる。さら
に、テレビ共聴ネットを構成する機器のほとんどを専用
機器に置き換える必要があり、コスト増となる。従っ
て、CATVシステムが導入された全ての事業所あるい
は全ての集合住宅に、安価で利便性の高い、高品質のイ
ンタネットサービスを提供することができなかった。
【0009】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、集合住宅システム等の局所ネット
の出口における上り帯域の流合雑音を抑制することによ
り、高品質のデータ伝送を可能とすることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するための発明の構成は、複数の端末装置が接続
され高周波変調信号によりデータ通信を行う局所ネット
と、その局所ネットが接続される伝送路とから成るシス
テムにおけるデータ伝送方式において、局所ネットと伝
送路との接続点において、伝送路側に向かう上り高周波
変調信号をデータ信号に復調する復調装置を設けたこと
を特徴とするデータ伝送方式である。
【0011】上記のように、局所ネットと伝送路との接
続点において、伝送路に向かう上り高周波変調信号を一
旦、データ信号に復調するようにしていることから、こ
の処理により上り流合雑音を排除することができる。よ
って、伝送路には、局所ネット内の多数の端末装置にお
いて重畳された雑音の流合雑音が送出されないため、デ
ータの伝送品質が向上する。尚、高周波変調信号を復調
して得られるデータ信号の形式は、例えば、2値のディ
ジタル信号等のベースバンドデータ信号の他、イーサー
ネット仕様のデータ信号である。尚、伝送路から受信す
る下り信号に関しては、そのまま、局所ネットに送信し
ても、下記のように復調、変調して送信するようにして
も良い。又、局所ネットの意味は、端末装置が多数接続
されている建造物単位、又は、地域的単位でのネットワ
ークであり、システムにおいてどの部分を局所ネットと
定義するかは、自由である。又、局所ネットでは、高周
波変調信号を用いてデータ通信が行われる。一般的には
周波数多重化された広帯域伝送システムであるが、単一
帯域であっても良い。更に、下記のように、局所ネット
の下り帯域にはTV信号が出力されていても良いが、T
V信号がなく、高周波変調信号によるデータ通信だけが
行われているネットでも良い。
【0012】他の発明の構成は、局所ネットの接続点に
おいて、復調装置により復調されたデータ信号を上り高
周波変調信号に変調して伝送路に送信する変調装置を設
けたことを特徴とする。この構成により、局所ネットに
おける上り高周波変調信号は、復調、変調の後に、伝送
路に上り高周波変調信号として送信される。この結果、
局所ネットにおける流合雑音が完全に排除され、伝送路
におけるデータ伝送品質が向上する。尚、局所ネットに
おける上り高周波変調信号の周波数帯域と、伝送路にお
ける上り高周波変調信号の周波数帯域は等しくとも等し
くなくとも良い。等しくした場合には、局所ネットと伝
送路とから成る既存システムにおける既存設備をそのま
ま用いて、流合雑音だけが除去されたシステムとなる。
【0013】他の発明の構成は、上記の復調と変調とを
続けて行なう変復調装置を設けたことである。これによ
り、上り方向のデータ信号の耐流合雑音性を向上させる
ことができる。ベースバンドに復調した信号の形態は任
意である。要はベースバンドのデータ信号に復調して、
再度、高周波信号に変調すれば良い。
【0014】他の発明の構成は、復調装置と、伝送路の
下り信号から得られるデータ信号を下り高周波変調信号
に変調して局所ネットに送信する変調装置とを含む第1
変復調装置が接続点において設けられていることを特徴
とする。局所ネットからの上り流合雑音を排除するため
には、請求項1の復調装置を設け、伝送路の上り信号を
高周波変調信号とする場合には、請求項2のように、さ
らに、変調装置を局所ネットと伝送路との接続点に設け
れば十分である。本特徴は、伝送路の下り信号に関して
も復調、変調して、再変調した下り高周波変調信号を局
所ネットに送信することを特徴としている。下り信号に
関する雑音除去の効果がある。又、第1変復調装置は、
例えば、CATVシステムにおいては、いわゆるケーブ
ルモデムといわれるものであり、既存の設備をそのまま
用いることができるという利点がある。
【0015】他の発明の構成は、第1変復調装置により
復調されたデータ信号を上り高周波変調信号に変調して
伝送路に送信し、伝送路から受信した下り高周波変調信
号をデータ信号に復調して第1変復調装置に出力する第
2変復調装置を設けたことを特徴とする。本構成におい
ては、第1変復調装置に接続して第2変復調装置を設け
たものである。これによって、伝送路が特にCATVシ
ステムのように広帯域高周波伝送路である場合には、局
所ネットの上り高周波変調信号が復調、再変調されて、
上り高周波変調信号として伝送路に送出され、伝送路の
下り高周波変調信号が復調、再変調されて局所ネットに
下り高周波変調信号として送信される。このように、デ
ータ信号に関して、上り、下りともに、雑音が除去され
たものとなる。又、第1変復調装置、第2変復調装置共
に、CATVシステムにおいては、いわゆるケーブルモ
デムといわれるものであり、既存の機器がそのまま使用
できるという利点がある。
【0016】尚、高周波変調信号を復調して得られるデ
ータ信号の形式は、上述したように、例えば、2値のベ
ースバンドデータ信号の他、イーサーネット仕様のデー
タ信号である。又、局所ネットの上り高周波変調信号の
周波数帯域と伝送路の上り高周波変調信号の周波数帯域
は等しくとも等しくなくとも良い。同様に、伝送路の下
り高周波変調信号の周波数帯域と局所ネットの下り高周
波変調信号の周波数帯域は等しくとも等しくなくとも良
い。等しくした場合に、既存システムにおいて、局所ネ
ットと伝送路との接続点において、第1変復調装置、第
2変復調装置とを設けるだけで、端末装置に他の特別な
機器を設ける必要はない。尚、第1変復調装置、第2変
復調装置は、CPUの搭載されセンタから制御可能な、
いわゆるインテリジェントモデム等も含む。
【0017】他の発明の構成は、局所ネットと伝送路と
の接続点において、伝送路側に向かう上り高周波変調信
号をデータ信号に復調し、そのデータ信号を上り高周波
変調信号に変調し、局所ネット側に向かう下り高周波変
調信号をデータ信号に復調し、そのデータ信号を下り高
周波変調信号に変調する双方向変復調装置を設けたこと
を特徴とする。即ち、双方向に復調、変調を行なう装置
を設けたことである。これにより、下りデータ信号も上
りデータ信号も、雑音に強い信号とすることができる。
【0018】他の発明の構成は、復調装置と変調装置と
の接続回路、又は、変復調装置、又は、第1変復調装置
と第2変復調装置との接続回路、又は、双方向変復調装
置に対して、上流側と下流側の分岐/分配器により並列
に接続され、下り信号を増幅して局所ネット側に出力す
る増幅器を有することを特徴とする。これにより、下り
高群帯域の信号は増幅器により増幅されて、局所ネット
に出力させることができ、データ信号に関しては、この
増幅器をバイパスさせる構造とすることができる。
【0019】他の発明の構成は、増幅器の出力端と下流
側の前記分岐/分配器との間に設けられた分波器と、こ
の分波器の低群帯域通過フィルタの出力端に設けられた
終端抵抗とを有することを特徴とする。この構成によ
り、下り高群帯域の信号が通過する経路に、上流側に向
けて伝送される上り低群帯域のデータ信号である高周波
変調信号の下流側への反射が防止されて、且つ、上り方
向への伝送が遮断される。これにより、下流側の局所ネ
ットにおける上りデータ信号である高周波変調信号を乱
すことがない。
【0020】他の発明の構成は、伝送路はデータ伝送路
であり、局所ネットの接続点において、第1変復調装置
により復調されたデータ信号を入力して伝送路に変調出
力し、伝送路の下り信号を受信してデータ信号にして第
1変復調装置に出力するルータ又はターミナルアダプタ
が、さらに、設けられていることを特徴とする。この構
成によれば、伝送路を、例えば、ISDN伝送路やその
他のデータ伝送路と、局所ネットとを接続することがで
きる。この場合にも、局所ネットにおける上り流合雑音
が排除されて、上りのデータ信号がデータ伝送路に送出
されることから、データの伝送品質が改善される。
【0021】他の発明の構成は、伝送路はCATV伝送
路であり、局所ネットは、端末装置が散在する集合住
宅、ビル、工場等の所定の領域に配設されたテレビ共聴
ネットであることを特徴とする。CATV伝送路では、
下り帯域がTV信号に、上り帯域が高周波データ信号に
用いられている。特に、低群上り帯域における流合雑音
の影響が大きいが、本システムによれば、高周波データ
信号は、局所ネットの出口において、局所ネットで発生
した流合雑音が完全に排除されて、伝送路に送出される
ことになるため、データ通信の品質を大きく改善するこ
とができる。この特徴の局所ネットは、TV信号が下り
帯域に存在し、上り帯域はデータ通信のための帯域とな
っている。
【0022】他の発明の構成は、CATV伝送路のセン
タは、インタネットに接続されており、伝送路から受信
した上り高周波変調信号を復調した信号をインタネット
に送信し、インタネットから受信した信号を下り高周波
変調信号に変調して伝送路に送出することを特徴とす
る。この構成により、局所ネットに接続されている多数
の端末装置は、インタネットにCATV伝送路を介して
接続することが可能となり、高品質なデータ通信が可能
となる。しかも、局所ネットと伝送路との接続点におい
て本装置を設けるだけで、CATVに対するケーブルモ
デムを有する端末装置は、追加の設備なしに、高品質デ
ータ通信を実現することができる。
【0023】他の発明の構成は、伝送路はインタネット
に接続されることを特徴とする。上記の特徴と同様に、
局所ネットと伝送路との接続点において本装置を設ける
だけで、端末装置は、高品質なインタネット通信を実現
することができる。
【0024】他の発明の構成は、局所ネットは、CAT
V伝送路における分岐された伝送路を含むネットで構成
されることを特徴とする。この構成は、局所ネットの領
域を拡張したもので、樹枝路に構成されているCATV
伝送路における任意の分岐点から下流側を見たネットを
局所ネットと見なすことができる。この場合には、この
分岐点に本装置を設けることで、この分岐点における上
り流合雑音を効果的に排除することができ、高品質デー
タ通信が可能となる。
【0025】さらに、他の発明の構成は、複数の端末装
置が接続され高周波変調信号によりデータ通信を行う局
所ネットと、その局所ネットが接続される伝送路とから
成るシステムにおけるデータ伝送方式において、局所ネ
ットと伝送路との接続点において配設される装置であっ
て、上り高周波変調信号をデータ信号に復調し、伝送路
の下り信号から得れるデータ信号を下り高周波変調信号
に変調する第1変復調装置と、第1変復調装置により復
調されたデータ信号を上り高周波変調信号に変調して伝
送路に送信し、伝送路から受信した下り高周波変調信号
をデータ信号に復調して第1変復調装置に出力する第2
変復調装置とから成ることを特徴とするデータ伝送装置
である。
【0026】このデータ伝送装置を、局所ネットと伝送
路との接続点に設けることで、上り信号の流合雑音を排
除できると共に、下り信号の雑音を除去することも可能
となる。伝送路と局所ネットにおけるデータ信号に関す
る上りと下りのそれぞの周波数帯域は等しくとも等しく
なくとも良い。等しくない場合には、本装置で帯域変換
が行われる。
【0027】他の発明の構成は、伝送路側に向かう上り
高周波変調信号をデータ信号に復調し、そのデータ信号
を上り高周波変調信号に変調する変復調装置を有するこ
とを特徴とするデータ伝送装置である。この構成によ
り、上り高周波変調信号を再変調して、上流側の伝送路
に送出することができるので、データ信号の雑音による
影響を排除することができる。
【0028】他の発明の構成は、データ伝送装置は、伝
送路側に向かう上り高周波変調信号をデータ信号に復調
し、そのデータ信号を上り高周波変調信号に変調し、局
所ネット側に向かう下り高周波変調信号をデータ信号に
復調し、そのデータ信号を下り高周波変調信号に変調す
る双方向変復調装置を有することを特徴とする。これに
より、下り、上りの両方のデータ信号の雑音に対する影
響を排除することができ、データ通信の精度を向上させ
ることができる。
【0029】他の発明の構成は、データ伝送装置は、上
流側と下流側に設けられた分岐/分配器と、この2つの
分岐/分配器を接続するスルー回路と、このスルー回路
において上り低群帯域信号を反射させずに吸収させて、
下り信号を下流側に通過させる低群遮断フィルタを有す
ることを特徴とする。この構成により、上りデータ信号
である高周波変調信号の局所ネット側への反射が防止さ
れる結果、局所ネットにおけるデータ通信の精度が向上
する。
【0030】他の発明の構成は、データ伝送装置は、下
り信号を増幅して局所ネット側に出力する増幅器と、増
幅器の入力端側と出力端側に設けられた分岐/分配器
と、増幅器の出力端と出力端側の分岐/分配器との間に
設けられた分波器と、分波器の低群帯域通過フィルタの
出力側に設けられた終端抵抗とを有することを特徴とす
る。この構成により、上りデータ信号である高周波変調
信号の局所ネット側への反射を具体的に防止することが
でき、局所ネットにおけるデータ通信の精度を向上させ
ることができる。
【0031】他の発明の構成は、データ伝送装置は、増
幅器の入力端と入力端側の分岐/分配器との間に設けら
れ、所定の高群データ帯域の下り信号を遮断する高群デ
ータ帯域遮断フィルタをさらに有することを特徴とす
る。この構成により、高群帯域の下りデータ信号である
高周波変調信号の上流側の伝送路への反射が防止され
る。この結果、伝送路におけるデータ通信の精度が向上
する。
【0032】他の発明の構成は、データ伝送装置は、上
流側と下流側に設けられた分波器と、この2つの分波器
を接続する高群帯域信号を通過させるスルー線路、又
は、この高群帯域信号を通過させる線路に挿入された下
り方向に信号を増幅する増幅器とを有することを特徴と
する。即ち、下り高群帯域の信号(データ信号及びTV
信号)は、変復調装置等を迂回させて、局所ネット側に
通過させることができる。この結果、従来のCATV伝
送路の変更を必要とはしない。
【0033】他の発明の構成は、増幅器の入力端と入力
側の分岐/分配器の出力端との間には、所定の高群デー
タ帯域の信号を反射させずに通過を阻止する高群データ
帯域遮断フィルタを有することを特徴とする。この構成
により、高群帯域の下りデータ信号である高周波変調信
号の上流側の伝送路への反射が防止される。この結果、
伝送路におけるデータ通信の精度が向上する。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、本発明は下記実施例
に限定されるものではない。(第1実施例)本実施例
は、局所ネットを、各家庭あるいは集合住宅内に配備さ
れた既存のTV共聴ネットとしたものである。これによ
り、LANを実現させるものである。CATV伝送に使
用される周波数帯域は2つの帯域に分離されている。1
つは10〜65MHzの局方向への上り帯域であり、1つ
は90〜770MHzの端末装置側への下り帯域である。
上り帯域は主に局側への通信に、下り帯域は端末装置側
へのTV信号の伝送及びデータ通信に使用されている。
尚、65MHz〜90MHzは上り帯域と下り帯域を分離す
るためのガードバンドである。本実施例では、データ通
信のための上り高周波変調信号としては33MHz帯域、
データ通信のための下り高周波変調信号としては245
MHz帯域を選んでいる。
【0035】図1に本発明の伝送方式を適用したCAT
Vシステムを示す。図は、概略構成図である。本実施例
のCATVシステムは、CATV局20に設けられた中
央装置22、中央装置22に接続された光ファイバーケ
ーブル23、光信号を電気信号に変換する光電変換器2
3a、光電変換器23aから延長された幹線ケーブル2
5、幹線ケーブル25の所定個所に設けられた中継器3
0、中継器30から配線された分岐ケーブル24、分岐
ケーブル24に接続され流合雑音を低減させるデータ伝
送装置60及びデータ伝送装置60に接続された構内ネ
ットワークである集合住宅内ネットワーク50(局所ネ
ット)並びに家庭内ネットワーク40(局所ネット)か
ら構成される。伝送路は、光ファイバーケーブル23、
幹線ケーブル25、分岐ケーブル24及び中継器等から
成る信号を伝送する線路を意味する。尚、CATV局2
0はインターネット・インタフェース21を介してイン
ターネット10に接続されており、他のエリアの端末装
置と双方向に通信可能となっている。
【0036】家庭内ネットワーク40及び集合住宅内ネ
ットワーク50の構成は、図12に示す従来例と同一で
あるので、同一符合を付し説明を省略する。本実施例の
特徴は、中継器30即ち幹線ケーブル25と集合住宅内
ネットワーク50の間、即ち、伝送路と局所ネットとの
接続点に流合雑音を排除させるデータ伝送装置60を備
えた事である。従来の技術で述べたように、集合住宅内
ネットワーク50ではその端末装置数が増加すると流合
雑音が増加し、場合によってはデータ通信に障害を発生
させる。これを防止して、流合雑音を排除するために、
1対のケーブルモデムで構成されたデータ伝送装置60
を伝送路と局所ネットとの接続点に配設している。
【0037】以下、図2、図3を用いてその構成と作用
を説明する。図2に示すように、データ伝送装置60が
集合住宅内ネットワーク50の出口(入口)に配設され
ている。データ伝送装置60は、端末装置52から送出
された上り高周波変調信号を分岐/分配する分岐/分配
器64、その上り高周波変調信号を一旦イーサネットベ
ースバンド信号に変換する第1変復調装置である下位ケ
ーブルモデム62、変換されたイーサネットベースバン
ド信号に基づいて高周波変調信号を変調し再び上り高周
波変調信号とする第2変復調装置である上位ケーブルモ
デム61、その再度変換された上り高周波変調信号を分
岐ケーブル24に送出する分岐/分配器66、分岐/分
配器64と分岐/分配器66との間に配設された低群
(上り帯域)遮断フィルタ65と高群帯域のうち上記し
たデータの下り高周波変調信号が伝送する245MHz帯
域を遮断する高群データ帯域遮断フィルタ67とから構
成されている。
【0038】コンピュータ装置である端末装置52から
入力されたデータ信号は所定の通信形式(10BASE
−T)でツイストペア線56に送出される。ツイストペ
ア線56に送出されたイーサネット仕様のデータ信号は
ケーブルモデム54に入力され、ケーブルモデム内の変
調器によって例えば周波数33MHzの搬送波を変調し、
その変調された高周波変調信号が送出される。
【0039】送出された上り高周波変調信号は、分岐器
55、増幅器51、分岐/分配器64を経て下位ケーブ
ルモデム62に至る。下位ケーブルモデム62に入力さ
れた上り高周波変調信号は、一旦、イーサネットベース
バンド信号に復調される。この復調により、上り高周波
変調信号に伴った流合雑音が除去される。その後、上位
ケーブルモデム61が、復調されたデータに基づいて、
再度、同一周波数の搬送波を変調して分岐/分配器6
6、分岐ケーブル24に上り高周波変調信号として送出
する。これにより、集合住宅内ネットワーク50で発生
し、図2の破線で示すように流合する流合雑音は完全に
除去されることになる。
【0040】尚、分岐/分配器64から出力される上り
高周波変調信号は低群遮断フィルタ65により遮断さ
れ、分岐ケーブル24側には送出されないため、上り流
合雑音が伝送路である分岐ケーブル24に出力されるこ
とはない。この低群遮断フィルタ65は分岐/分配器6
4から入力された低群帯域信号を反射することなく通過
を阻止するものである。即ち、低群帯域信号の電力をイ
ンピーダンス整合により吸収するもので構成されてい
る。よって、集合住宅内ネットワーク50において、上
り低群帯域信号や下り高群データ信号に反射による影響
を与えることがない。
【0041】図3に下位ケーブルモデム62及び上位ケ
ーブルモデム61の詳細を示す。下位ケーブルモデム6
2は、33MHzの上り高周波変調信号を分波する分波器
62a、分波した高周波変調信号を復調する復調器62
b、復調された2値信号であるベースバンドデータ信号
を入力するコンピュタ装置62d、さらにコンピュータ
装置62dから送出された2値信号であるベースバンド
データ信号に基づいてイーサネットベースバンド信号を
送出するイーサネットインタフェース62eと、下りデ
ータ信号に関する変調器62cから構成される。変調器
62cは、イーサネットインタフェース62e、コンピ
ュータ装置62dを経て得られたベースバンドデータ信
号に基づいて245MHzの搬送波を変調して、下り高周
波変調信号として下り方向に送出する変調器である。
【0042】上位ケーブルモデム61は、イーサネット
ベースバンド信号を入力して2値信号のベースバンド信
号に変換するイーサネットインタフェース61e、2値
信号のベースバンド信号を入力するコンピュータ装置6
1d、コンピュータ装置61dの出力する2値信号のベ
ースバンド信号に基づいて33MHzの搬送波を変調して
高周波変調信号を送出する変調器61c、高周波変調信
号を分岐ケーブル24に重畳する分波器61a及び下り
高周波変調信号を復調する復調器61bから構成され
る。復調器61bは、分波器61aから入力された24
5MHz帯域の下り高周波変調信号を2値信号のベースバ
ンド信号に復調し、コンピュータ装置61dに出力する
装置である。
【0043】次に、下位ケーブルモデム62と上位ケー
ブルモデム61の上り高周波変調信号についての動作を
説明する。流合雑音を含んだ上り高周波変調信号が上記
構成の下位ケーブルモデム62に入力されると、分波器
62aにより低群の上り高周波変調信号が分離され、復
調器62bに入力される。復調器62bは、変調方式を
QPSK位相変調とすれば、位相復調して、コンピュー
タ装置62dに送出する。コンピュータ装置62dはさ
らに所定のコードデータ等に変換し、そのデータをイー
サネットインターフェース62eに送出する。イーサネ
ットインターフェース62eは、そのデータをイーサネ
ットベースバンド信号にしてツイストペア線63を介し
て上位ケーブルモデム61に送出する。上述したよう
に、この変換により流合雑音が除去される。
【0044】次に、上位ケーブルモデム61では、イー
サネットインターフェース62eから入力されたイーサ
ネットベースバンド信号に基づいて、コンピュータ装置
61d及び変調器61cによって、同一周波数帯域(3
3MHz帯)の上り高周波変調信号に変調し、分波器61
aを介して分岐ケーブル24に送出する。このようにし
て、下位ケーブルモデム62と上位ケーブルモデム61
の作用により、復調、変調が行われ、上り高周波変調信
号から流合雑音が除去される。
【0045】一方、伝送路上の下り高周波変調信号につ
いては、分岐ケーブル24から上位ケーブルモデム61
に入力され、分波器61aにより下り帯域の内、周波数
帯域245MHzの下り高周波変調信号が分波される。こ
の時の復調、変調は、上り高周波信号と全く逆のルート
で実行される。即ち、上位ケーブルモデム61の復調器
61bで伝送路の下り高周波変調信号が2値信号のベー
スバンド信号に復調され、下位ケーブルモデム62の変
調器62cで周波数帯域245MHzの下り高周波変調信
号に変調されて各端末装置52に送出される。この時、
中央装置22から送出された下り高周波変調信号に雑音
が含まれていても、復調、変調によりその雑音が除去さ
れる。尚、分岐/分配器66を上記の周波数帯域245
MHzの下り高周波変調信号は下流側に通過するが、高群
データ帯域遮断フィルタ67により遮断され、それ以
上、下流側には伝搬しない。よって、この周波数帯域2
45MHzの下り高周波変調信号は、下位ケーブルモデム
62で再変調された信号だけとなる。この高群データ帯
域遮断フィルタ67は、反射させることなく、インピー
ダンス整合により高群データ帯域の信号の電力のみを吸
収することで、下流側への通過を阻止するものである。
これにより、上流側の伝送路において、下りデータ信号
や上りデータ信号への影響が排除される。
【0046】尚、分岐ケーブル24から入力されたTV
信号は、図2の分岐/分配器66を低群遮断フィルタ6
5の側に出力される。このTV信号は、低群遮断フィル
タ65、高群データ帯域遮断フィルタ67を通過するこ
とになり、増幅器51で増幅されて各TV受信装置53
に伝搬される。よって、分岐器55にTV受信装置53
を接続すればTV信号が受信される。又、分岐器55に
端末装置52を接続すれば上述のようにデータ通信が可
能となる。低群遮断フィルタ65に代えて下流側に増幅
する片方向増幅器を設けても、上り帯域の信号を遮断す
ることができる。
【0047】このように、本発明のデータ伝送方式は、
既存のCATV配線網、特に集合住宅内ネットワーク5
0の出口にデータ伝送装置60を備えるだけでよい。よ
って、極めて安価にLANを構築することができる。
【0048】本実施例では、伝送路から受信した下り高
周波信号を復調しているので、CATV局20からの制
御信号も受信することができ、本データ伝送装置60に
対する各種の制御をCATV局20から行うことも可能
である。
【0049】(第2実施例)以下、第2実施例について
説明する。伝送路と局所ネットとの接続点に配設される
本装置を図4のように構成しても良い。図4では、分岐
ケーブル24側が伝送路A、集合住宅内ネットワーク5
0が局所ネットBで表示されている。伝送路Aと局所ネ
ットBとは分波器83、84で接続されている。そし
て、上り低群帯域側の回路に復調装置81と変調装置8
2とが配設されており、下り高群帯域側の回路はスルー
になっている。
【0050】このような構成で、局所ネットBからの上
り高周波変調信号は、復調装置81で一旦、2値信号の
ベースバンド信号に復調されて、変調装置82により、
再度、同一周波数帯域の上り帯域の高周波変調信号に変
調されて出力される。
【0051】一方、伝送路A側から入力する下り高群の
TV信号及びデータ信号である高周波変調信号は、分波
器84、83により、伝送路Aから局所ネットB側に伝
送されることになり、既存のCATVの局所ネットの設
備で、TV信号の受信とデータ通信とが可能となる。本
実施例でも、局所ネットBからの上り高周波変調信号
が、一旦、ベースバンド信号に復調されて、再度、上り
高周波変調信号に変調されて伝送路Aに送信されている
ので、第1実施例と同様に、上り流合雑音を排除するこ
とががきる。このように上りデータ信号のみ復調、変調
して上り側の伝送路に送出するようにしても良い。図4
では、復調装置81と変調装置82とが別々のブロック
で記載されているが、復調と変調とを連続して行なう単
一の機器である再変調器で構成しても良い。
【0052】本実施例において、CATV局20が本装
置を制御するようにするのであれば、伝送路Aの下り信
号を復調してデータ信号を取出し、復調装置81、変調
装置82を制御する制御装置を設ければ良い。
【0053】(第3実施例)以下、第3実施例について
説明する。本実施例は、伝送路AはISDN等のデータ
伝送路である。CATV伝送路101と局所ネットBと
は分配器100で接続されており、その分配端子にCA
TV伝送路101と第1変復調装置90とが接続されて
いる。第1変復調装置90は分波器94、復調装置9
2、変調装置93、CPU91とで構成されており、C
PU91がISDN伝送路に接続されているルータ95
に接続されている。
【0054】局所ネットBから出力される上り高周波変
調信号は、分配器100、分波器94の低群端子を通過
し、復調装置92に入力して、2値信号のベースバント
信号に復調される。そして、その信号はCPU91に入
力し、ルータ95を介して、ISDN伝送路に出力され
る。このように、ISDN伝送路を介してインタネット
に出力される。一方、インタネットからのデータ信号
は、ルータ95で受信され、CPU91に出力されて、
変調装置93により高群下りの高周波変調信号に変調さ
れて、分波器94、分配器100を通り、局所ネットB
に出力される。このようにして、局所ネットBから伝送
路Aに出力されるデータ信号から流合雑音を除去するこ
とができる。又、局所ネットBは、CATV伝送路10
1に対しても、双方向通信が可能である。
【0055】(変形例)以上、本発明を表わす1実施例
を示したが、他にさまざまな変形例が考えられる。第1
実施例において、低群遮断フィルタ65は高群データ帯
域遮断フィルタ67に対して上流側(CATV局20
側)に設けられているが、高群データ帯域遮断フィルタ
67を低群遮断フィルタ65に対して上流側に設けても
良い。
【0056】さらに、図6に示すように、高群データ帯
域遮断フィルタ67と低群遮断フィルタ65との間に、
下流側に下り高群帯域信号のみを増幅する片方向増幅器
68を設けても良い。この場合も、分岐/分配器64か
ら上流側に出力された上り低群帯域信号は低群遮断フィ
ルタ65により反射されることなく吸収されて、増幅器
68の出力側には伝搬されない。
【0057】さらに、図7に示すように、図6におい
て、高群データ帯域遮断フィルタ67を削除して、増幅
器68の出力側に低群遮断フィルタ65を設けても良
い。この場合も、分岐/分配器64から上流側に出力さ
れた上り低群帯域信号は低群遮断フィルタ65により反
射されることなく吸収されて、増幅器68の出力側には
伝搬されない。図7の方式では、下りデータ信号である
下り高周波変調信号は、増幅器68で増幅されて、集合
住宅内ネットワーク50側へ伝送される。それと共に、
下りデータ信号である下り高周波変調信号は、上位ケー
ブルモデム61で復調され、下位ケーブルモデム62で
変調されて、集合住宅内ネットワーク50側へ出力され
る。しかし、この時、下位ケーブル62の出力する信号
の帯域は、上位ケーブルモデム61に入力するデータ信
号である下り高周波変調信号の帯域とは異なる帯域が用
いられている。よって、集合住宅内ネットワーク50内
において、下りデータ信号に関して、混信することはな
い。
【0058】さらに、図8に示す構成を採用することも
可能である。即ち、図7において、分岐/分配器64、
66の代わりに、分岐器69、70が用いられる。そし
て、分岐器69の上流側端子に分波器71が接続されて
おり、その分波器71の低群フィルタ出力端子に終端抵
抗72が接続されている。即ち、図7の低群遮断フィル
タ65を低群帯域と高群帯域とを分離する分波器71と
終端抵抗72とで構成したものに相当する。この構成に
より、集合住宅内ネットワーク50から上流に向けて出
力された上りデータ信号である上り高周波変調信号は、
分岐器69を通過して、分波器71に出力して、終端端
子72で吸収される。これにより、集合住宅内ネットワ
ーク50側へのこの上り高周波変調信号の反射が防止さ
れる。この結果、集合住宅内ネットワーク50における
上り高周波変調信号の波形が乱されることがない。
【0059】さらに、図9に示すように、図8の構成に
加えて、増幅器68の入力側に高群データ帯域遮断フィ
ルタ67を設けても良い。図8の構成の場合には、下位
ケーブルモデム62が下流側に出力する下りデータ信号
である下り高周波変調信号の帯域を、上位ケーブルモデ
ム61が上流側から入力する下りデータ信号である下り
高周波変調信号の帯域と異なる帯域とする方式である。
これに対して、図9の方式は、高群データ帯域遮断フィ
ルタ67により、下りデータ信号は遮断されるので、そ
の下りデータ信号の帯域を使用することができる。即
ち、下位ケーブルモデム62が下流側に出力する下りデ
ータ信号である下り高周波変調信号の帯域を、上位ケー
ブルモデム61が上流側から入力する下りデータ信号で
ある下り高周波変調信号の帯域と同一帯域とする方式で
ある。上記したように、図8の分波器71と終端抵抗7
2と同様な構成により、高群データ帯域遮断フィルタ6
7も下りデータ帯域の信号を終端抵抗で吸収して、その
データ帯域の信号を上流に反射させないようなものであ
る。
【0060】さらに、図10に示す構成とすることも可
能である。この構成は、図8の構成において、上位ケー
ブルモデム61、下位ケーブルモデム62、ツイストペ
ア線63の代わりに、単一機器で構成した双方向変復調
器73が用いられている。第1実施例では、復調して、
変調する時、一端、イーサネット仕様のベースバンド信
号に変換しているが、図10の変復調器73は、必ずし
もイーサネット仕様のベースバンド信号に変換するもの
ではない。単に、高周波信号をベースバンドのデータ信
号に復調して、再度、高周波変調信号に変調するもので
ある。この図10の構成では、増幅器68を高群データ
帯域の高周波変調信号が下流側に通過するので、双方向
変復調器73は下流側に再変調する場合には、上流側
(入力側)の高群データ帯域と下流側(出力側)の高群
データ帯域とは異なる帯域にしている。勿論、図10の
構成において、図9に示すように、高群データ帯域遮断
フィルタ67を増幅器68の入力側に設ければ、双方向
変復調器73において、上流側の高群データ帯域と下流
側の高群データ帯域とを同一帯域とすることができる。
【0061】又、上りデータ信号だけ差変調して出力す
る第2実施例において、図11のように構成しても良
い。即ち、第2実施例を示す図4において、下り高群帯
域側の回路に片方向増幅器68を設けたものである。こ
のように構成することで、高群帯域の信号は、従来と同
様に局所ネットBへ伝送させることができ、低群帯域の
データ信号だけ復調、変調して伝送路Aに送出すること
ができる。
【0062】その他、様々な変形例が考えられる。例え
ば、第1実施例〜第3実施例では、雑音を除去する本装
置は、集合住宅内ネットワーク50の出口に配設されて
いるが、これに限らず流合雑音が大きくなる個所であれ
ば何処でもよい。幹線ケーブル上であってもよいし、さ
らに集合住宅内ネットワーク50の内部に設けても良
い。
【0063】上記実施例では、局所ネットBは集合住
宅、工場、病院、学校等のTV共聴ネットを想定してい
るが、TV信号が特にない高周波伝送による伝送路(L
AN)であっても良い。上記実施例ではデータの送受信
において、上りデータ、下りデータに異なる周波数の搬
送波を用いたが、これを同一の周波数の搬送波を用いて
も良い。これは、同一チャネルで空き時間を利用して通
信を行う方式である。増幅器を必要としない小規模LA
Nに適用できる。
【0064】又、上記実施例で使用する周波数帯域は未
使用帯域であってもよい。CATVシステムに支障がな
い帯域であれば、データ通信のための上り高周波変調信
号及び下り高周波変調信号に任意の周波数帯を当てるこ
ともできる。さらに、下り高周波変調信号にはTV信号
の空きチャネルなどを割り当てることも可能である。
【0065】又、上記実施例では伝送路をCATVの伝
送路、ISDN伝送路としたが、OCN(登録商標)等
のLANと接続可能な全ての伝送路でもよい。さらに、
地上放送及び衛星放送を含む放送波、マイクロ波、光空
間伝送など他の媒体からなる他の伝送路でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わるデータ伝送方式が
適用されるCATVシステムの構成図。
【図2】第1実施例に係わるデータ伝送装置と集合住宅
内ネットワークの構成図。
【図3】第1実施例に係わるデータ伝送装置の構成ブロ
ック図。
【図4】第2実施例に係わる変調装置、復調装置を用い
たシステムを示した構成図。
【図5】第3実施例に係わるISDN伝送路との接続を
可能にしたシステムを示した構成図。
【図6】本発明の変形例に係わるデータ伝送方式が適用
されるCATVシステムの構成図。
【図7】本発明の他の変形例に係わるデータ伝送方式が
適用されるCATVシステムの構成図。
【図8】本発明の他の変形例に係わるデータ伝送方式が
適用されるCATVシステムの構成図。
【図9】本発明の他の変形例に係わるデータ伝送方式が
適用されるCATVシステムの構成図。
【図10】本発明の他の変形例に係わるデータ伝送方式
が適用されるCATVシステムの構成図。
【図11】本発明の他の変形例に係わるデータ伝送方式
が適用されるCATVシステムの構成図。
【図12】従来のケーブルモデムを用いた伝送方式が適
用されるCATVシステム構成図。
【符号の説明】
10 インターネット 20 CATV局 22 中央装置 24 分岐ケーブル 25 幹線ケーブル 30 中継器 40 家庭内ネットワーク(局所ネット) 41、55 分岐/分配器 42,52 端末装置 43,53 TV受信器 44,54 ケーブルモデム 50 集合住宅内ネットワーク(局所ネッ
ト) 51 増幅器 60,60a データ伝送装置 61 上位ケーブルモデム 61b,62b 復調器 61c,62c 変調器 61d、62d コンピュータ装置 61e、62e イーサネット・インターフェース 62 下位ケーブルモデム(第1変復調装
置) 64、66 分岐/分配器 65 低群遮断フィルタ 68 片方向増幅器 69,70 分岐器 71 分波器 72 終端抵抗 73 双方向変復調器

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末装置が接続され高周波変調信号
    によりデータ通信を行う局所ネットと、その局所ネット
    が接続される伝送路とから成るシステムにおけるデータ
    伝送方式において、 前記局所ネットと前記伝送路との接続点において、前記
    伝送路側に向かう上り高周波変調信号をデータ信号に復
    調する復調装置を設けたことを特徴とするデータ伝送方
    式。
  2. 【請求項2】前記局所ネットの前記接続点において、前
    記復調装置により復調されたデータ信号を上り高周波変
    調信号に変調して前記伝送路に送信する変調装置を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送方式。
  3. 【請求項3】複数の端末装置が接続され高周波変調信号
    によりデータ通信を行う局所ネットと、その局所ネット
    が接続される伝送路とから成るシステムにおけるデータ
    伝送方式において、 前記局所ネットと前記伝送路との接続点において、前記
    伝送路側に向かう上り高周波変調信号をデータ信号に復
    調し、そのデータ信号を上り高周波変調信号に変調する
    変復調装置を設けたことを特徴とするデータ伝送方式。
  4. 【請求項4】前記復調装置と、前記伝送路の下り信号か
    ら得られるデータ信号を下り高周波変調信号に変調して
    前記局所ネットに送信する変調装置とを含む第1変復調
    装置が前記接続点において設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載のデータ伝送方式。
  5. 【請求項5】前記第1変復調装置により復調されたデー
    タ信号を上り高周波変調信号に変調して前記伝送路に送
    信し、前記伝送路から受信した下り高周波変調信号をデ
    ータ信号に復調して前記第1変復調装置に出力する第2
    変復調装置を設けたことを特徴とする請求項4に記載の
    データ伝送方式。
  6. 【請求項6】複数の端末装置が接続され高周波変調信号
    によりデータ通信を行う局所ネットと、その局所ネット
    が接続される伝送路とから成るシステムにおけるデータ
    伝送方式において、 前記局所ネットと前記伝送路との接続点において、前記
    伝送路側に向かう上り高周波変調信号をデータ信号に復
    調し、そのデータ信号を上り高周波変調信号に変調し、
    前記局所ネット側に向かう下り高周波変調信号をデータ
    信号に復調し、そのデータ信号を下り高周波変調信号に
    変調する双方向変復調装置を設けたことを特徴とするデ
    ータ伝送方式。
  7. 【請求項7】前記復調装置と前記変調装置との接続回路
    に対して上流側と下流側の分岐/分配器により並列に接
    続され、下り信号を増幅して前記局所ネット側に出力す
    る増幅器を有することを特徴とする請求項2に記載のデ
    ータ伝送方式。
  8. 【請求項8】前記変復調装置に対して上流側と下流側の
    分岐/分配器により並列に接続され、下り信号を増幅し
    て前記局所ネット側に出力する増幅器を有することを特
    徴とする請求項3に記載のデータ伝送方式。
  9. 【請求項9】前記第1変復調装置と前記第2変復調装置
    との接続回路に対して上流側と下流側の分岐/分配器に
    より並列に接続され、下り信号を増幅して前記局所ネッ
    ト側に出力する増幅器を有することを特徴とする請求項
    5に記載のデータ伝送方式。
  10. 【請求項10】前記双方向変復調装置に対して上流側と
    下流側の分岐/分配器により並列に接続され、下り信号
    を増幅して前記局所ネット側に出力する増幅器を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載のデータ伝送方式。
  11. 【請求項11】前記増幅器の出力端と下流側の前記分岐
    /分配器との間に設けられた分波器と、この分波器の低
    群帯域通過フィルタの出力端に設けられた終端抵抗とを
    有することを特徴とする請求項7乃至請求項10の何れ
    か1項に記載のデータ伝送方式。
  12. 【請求項12】前記伝送路はデータ伝送路であり、前記
    局所ネットの前記接続点において、前記第1変復調装置
    により復調されたデータ信号を入力して前記伝送路に変
    調出力し、前記伝送路の下り信号を受信してデータ信号
    にして前記第1変復調装置に出力するルータ又はターミ
    ナルアダプタが、さらに、設けられていることを特徴と
    する請求項4に記載のデータ伝送方式。
  13. 【請求項13】前記伝送路はCATV伝送路であり、前
    記局所ネットは、前記端末装置が散在する集合住宅、ビ
    ル、工場等の所定の領域に配設されたテレビ共聴ネット
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れ
    か1項に記載のデータ伝送方式。
  14. 【請求項14】前記CATV伝送路のセンタは、インタ
    ネットに接続されており、前記伝送路から受信した上り
    高周波変調信号を復調した信号をインタネットに送信
    し、インタネットから受信した信号を下り高周波信号に
    変調して前記伝送路に送出することを特徴とする請求項
    13に記載のデータ伝送方式。
  15. 【請求項15】前記伝送路はインタネットに接続される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項14の何れか1項
    に記載のデータ伝送方式。
  16. 【請求項16】前記局所ネットは、前記CATV伝送路
    における分岐された伝送路を含むネットで構成されるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項14の何れか1項に
    記載のデータ伝送方式。
  17. 【請求項17】複数の端末装置が接続され高周波変調信
    号によりデータ通信を行う局所ネットと、その局所ネッ
    トが接続される伝送路とから成るシステムにおけるデー
    タ伝送方式において、前記局所ネットと前記伝送路との
    接続点において配設されるデータ伝送装置であって、 上り高周波変調信号をデータ信号に復調し、前記伝送路
    の下り信号から得れるデータ信号を下り高周波変調信号
    に変調する第1変復調装置と、前記第1変復調装置によ
    り復調されたデータ信号を上り高周波変調信号に変調し
    て前記伝送路に送信し、前記伝送路から受信した下り高
    周波変調信号をデータ信号に復調して前記第1変復調装
    置に出力する第2変復調装置とから成ることを特徴とす
    るデータ伝送装置。
  18. 【請求項18】複数の端末装置が接続され高周波変調信
    号によりデータ通信を行う局所ネットと、その局所ネッ
    トが接続される伝送路とから成るシステムにおけるデー
    タ伝送方式において、前記局所ネットと前記伝送路との
    接続点において配設されるデータ伝送装置であって、 前記伝送路側に向かう上り高周波変調信号をデータ信号
    に復調し、そのデータ信号を上り高周波変調信号に変調
    する変復調装置を有することを特徴とするデータ伝送装
    置。
  19. 【請求項19】複数の端末装置が接続され高周波変調信
    号によりデータ通信を行う局所ネットと、その局所ネッ
    トが接続される伝送路とから成るシステムにおけるデー
    タ伝送方式において、前記局所ネットと前記伝送路との
    接続点において配設されるデータ伝送装置であって、 前記伝送路側に向かう上り高周波変調信号をデータ信号
    に復調し、そのデータ信号を上り高周波変調信号に変調
    し、前記局所ネット側に向かう下り高周波変調信号をデ
    ータ信号に復調し、そのデータ信号を下り高周波変調信
    号に変調する双方向変復調装置を有することを特徴とす
    るデータ伝送装置。
  20. 【請求項20】前記データ伝送装置は、上流側と下流側
    に設けられた分岐/分配器と、この2つの分岐/分配器
    を接続するスルー回路と、このスルー回路において上り
    低群帯域信号を反射させずに吸収させて、下り信号を下
    流側に通過させる低群遮断フィルタを有することを特徴
    とする請求項17乃至請求項19の何れか1項に記載の
    データ伝送装置。
  21. 【請求項21】前記データ伝送装置は、下り信号を増幅
    して前記局所ネット側に出力する増幅器と、増幅器の入
    力端側と出力端側に設けられた分岐/分配器と、増幅器
    の出力端と前記出力端側の分岐/分配器との間に設けら
    れた分波器と、前記分波器の低群帯域通過フィルタの出
    力側に設けられた終端抵抗とを有することを特徴とする
    請求項17又は請求項19に記載のデータ伝送装置。
  22. 【請求項22】前記データ伝送装置は、前記増幅器の入
    力端と前記入力端側の分岐/分配器との間に設けられ、
    所定の高群データ帯域の下り信号を遮断する高群データ
    帯域遮断フィルタをさらに有することを特徴とする請求
    項21に記載のデータ伝送装置。
  23. 【請求項23】前記データ伝送装置は、上流側と下流側
    に設けられた分波器と、この2つの分波器を接続する高
    群帯域信号を通過させるスルー線路、又は、この高群帯
    域信号を通過させる線路に挿入された下り方向に信号を
    増幅する増幅器とを有することを特徴とする請求項18
    に記載のデータ伝送装置。
  24. 【請求項24】前記増幅器の入力端と前記入力側の分岐
    /分配器の出力端との間には、所定の高群データ帯域の
    信号を反射させずに通過を阻止する高群データ帯域遮断
    フィルタを有することを特徴とする請求項21に記載の
    データ伝送装置。
JP2000151618A 1999-06-03 2000-05-23 データ伝送方式及びデータ伝送装置 Expired - Lifetime JP3683161B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000151618A JP3683161B2 (ja) 1999-06-03 2000-05-23 データ伝送方式及びデータ伝送装置
TW089110664A TW546918B (en) 1999-06-03 2000-06-01 Data transmission method and data transmission device
PCT/JP2000/003579 WO2000076135A1 (fr) 1999-06-03 2000-06-01 Procede et dispositif pour la transmission de donnees
KR10-2001-7015146A KR100499654B1 (ko) 1999-06-03 2000-06-01 데이터 전송 방식 및 데이터 전송 장치
AU49531/00A AU4953100A (en) 1999-06-03 2000-06-01 Data transmission method and data transmission device
BR0011579-7A BR0011579A (pt) 1999-06-03 2000-06-01 Sistema e dispositivo para a transmissão de dados
EP00931665A EP1189392A1 (en) 1999-06-03 2000-06-01 Data transmission method and data transmission device
CN00808953A CN1355976A (zh) 1999-06-03 2000-06-01 数据传输方式和数据传输装置
HK02108524.6A HK1048027A1 (zh) 1999-06-03 2002-11-26 數據傳輸方式和數據傳輸裝置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-157157 1999-06-03
JP15715799 1999-06-03
JP2000151618A JP3683161B2 (ja) 1999-06-03 2000-05-23 データ伝送方式及びデータ伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001053764A true JP2001053764A (ja) 2001-02-23
JP3683161B2 JP3683161B2 (ja) 2005-08-17

Family

ID=26484711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000151618A Expired - Lifetime JP3683161B2 (ja) 1999-06-03 2000-05-23 データ伝送方式及びデータ伝送装置

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP1189392A1 (ja)
JP (1) JP3683161B2 (ja)
KR (1) KR100499654B1 (ja)
CN (1) CN1355976A (ja)
AU (1) AU4953100A (ja)
BR (1) BR0011579A (ja)
HK (1) HK1048027A1 (ja)
TW (1) TW546918B (ja)
WO (1) WO2000076135A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006511108A (ja) * 2002-12-06 2006-03-30 トムソン ライセンシング リモート・チューニング/クロック同期化の方法およびシステム
JP2009539307A (ja) * 2006-05-31 2009-11-12 トムソン ライセンシング ケーブル通信のためのローカル・デジタル・ビデオ分配システム
JP2016032136A (ja) * 2014-07-26 2016-03-07 シンクレイヤ株式会社 通信システムおよび通信端末装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010069547A (ko) * 2001-04-16 2001-07-25 이근웅 상향 잡음 감쇠기

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01307385A (ja) * 1988-06-06 1989-12-12 Nec Corp Catv伝送方式
JPH1066051A (ja) * 1996-08-23 1998-03-06 Toshiba Corp Catv回線を用いたコンピュータオンラインシステム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006511108A (ja) * 2002-12-06 2006-03-30 トムソン ライセンシング リモート・チューニング/クロック同期化の方法およびシステム
JP4807642B2 (ja) * 2002-12-06 2011-11-02 トムソン ライセンシング リモート・チューニング/クロック同期化の方法およびシステム
US8929403B2 (en) 2002-12-06 2015-01-06 Thomson Licensing Method and system for remote tuning and clock synchronization
JP2009539307A (ja) * 2006-05-31 2009-11-12 トムソン ライセンシング ケーブル通信のためのローカル・デジタル・ビデオ分配システム
JP2016032136A (ja) * 2014-07-26 2016-03-07 シンクレイヤ株式会社 通信システムおよび通信端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
BR0011579A (pt) 2002-05-14
AU4953100A (en) 2000-12-28
HK1048027A1 (zh) 2003-03-14
EP1189392A1 (en) 2002-03-20
CN1355976A (zh) 2002-06-26
KR20020012586A (ko) 2002-02-16
WO2000076135A1 (fr) 2000-12-14
JP3683161B2 (ja) 2005-08-17
KR100499654B1 (ko) 2005-07-07
TW546918B (en) 2003-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6560213B1 (en) Wideband wireless access local loop based on millimeter wave technology
US20030031191A1 (en) Broadband network bridging various wiring channels
WO2001056212A2 (en) Digital signal processing optical transmitter
CA2257764C (en) Network architecture for providing two-way broadband communications
EP1383329A2 (en) Method and apparatus for data communication
JP4776835B2 (ja) 光ファイバネットワークシステムの伝送方式
JP2001053764A (ja) データ伝送方式及びデータ伝送装置
JPH1141581A (ja) 無線catv映像信号伝送システム
JP3756039B2 (ja) 光ファイバケーブルを用いたネットワークシステム
JP4672212B2 (ja) データ信号とテレビジョン信号の多重伝送方式及びその光ノード装置
KR100366234B1 (ko) 공시청망(matv)을 이용한 인터넷 서비스용 필터링 장치
JP2783248B2 (ja) 無線基地局ネットワーク
JP3795768B2 (ja) ネットワークシステム
JP2002353864A (ja) 電力線利用の高速データ伝送方式及びその方式を用いたネットワークシステム
JP3460804B2 (ja) データ伝送方式
JP3717366B2 (ja) Catvネットワークシステム
JP4598936B2 (ja) 光送信機、光送受信機、及びcatvシステム
JP2003198486A (ja) 双方向光伝送システム及び光送信装置並びに光受信装置
US11804892B2 (en) Distributed antenna system with hybrid signal sources
KR100682546B1 (ko) 컴퓨터 네트워크
JP3223952B2 (ja) 信号伝送装置
JP2004120694A (ja) 光伝送装置、中継装置及びそれを用いた光伝送システム
JP2934177B2 (ja) 双方向テレビ共聴施設
JPH07288794A (ja) 双方向catv伝送方式
JPS62136945A (ja) 情報伝送方式

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050524

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3683161

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090603

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100603

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110603

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120603

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130603

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term