JPH1066051A - Catv回線を用いたコンピュータオンラインシステム - Google Patents

Catv回線を用いたコンピュータオンラインシステム

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JPH1066051A
JPH1066051A JP8222831A JP22283196A JPH1066051A JP H1066051 A JPH1066051 A JP H1066051A JP 8222831 A JP8222831 A JP 8222831A JP 22283196 A JP22283196 A JP 22283196A JP H1066051 A JPH1066051 A JP H1066051A
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JP
Japan
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line
data
catv
data signal
memory
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Application number
JP8222831A
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English (en)
Inventor
Shoji Uehara
章二 上原
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CATV回線を用いた有料のテ゛ータ通信サーヒ゛スを円
滑に行え得る、CATV回線を用いたコンヒ゜ュータオンラインシステムを提
供すること。 【解決手段】 ハ゜ーソナルコンヒ゜ュータ13よりの伝送ハ゜ケットは、テ゛ー
タ変換器11により、CATV回線用の伝送ハ゜ケットに変換され、QP
SK変調器10を通過し、CATV回線7を介し、ケーフ゛ルモテ゛ムコントローラ
3へ伝送され、QPSK復調器6を通過し、フォーマット変換器4を通
過し、LAN回線2を介し、インターネットサーハ゛14に到達する。インターネ
ットサーハ゛14よりの応答データは、LAN回線2を介し、ケーフ゛ルモテ゛
ムコントローラ20に出力され、エラー率/トラフィック量測定器21,課金メモリ
装置22からの回線情報を付加されてフォーマット変換器4を通
過し、CATV回線用の伝送ハ゜ケットに変換され、QPSK変調器5を
通過し、CATV回線7を介してケーフ゛ルモテ゛ム23に伝送され、QPSK
復調器9を通過し、テ゛ータ変換器11を通過して前記回線情報
がハ゜ケットより取り出され、メモリ装置25に記録され、表示装置
24に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCATV(ケーブル
テレビジョン)回線を用いて双方向通信を行うことによ
り各種のデータ伝送サービスを提供する情報伝送システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】CATV(有線テレビジョン放送施設)
は、当初は農山村部等のテレビジョン放送の難視聴地域
においても、いわゆる都市部と同等に、高品質なテレビ
ジョン放送を楽しめるようにすることを目的に開発およ
び建設が行われてきたものであるが、民間放送局の増加
等に伴って、区域外再送信を目的とする施設の建設も加
わるようになった。
【0003】その後、都市の高層建築物や高速道路の建
設による受信障害対策としてのCATVが増大し、大都
市においては、数千〜数万におよぶ大規模施設も出現し
ている。さらに、CATVを構成する同軸ケーブル等に
よる大容量伝送能力を活用して、テレビジョン放送の再
送信の他、自主制作番組を提供するモアチャンネル型C
ATVも増加している。
【0004】そして、近年においては、こうした大容量
性、並びに有線であることによる双方向性から、ニュー
メディアとして各方面から注目を集め、大規模,多チャ
ンネル,多目的なCATVの計画を打ち出す事業体が増
加してきている。例えば、オン・デマンド等の新サービ
スがその一例として挙げられる。
【0005】次に、現在最も一般的なCATVである樹
枝状網型双方向CATVにおける最も一般的なデータの
通信方式について簡単に説明を行う。
【0006】樹枝状網型双方向CATVでは、各加入端
末が伝送路を共有しているというトポロジカル的特徴を
有している。したがって、センタ(ヘッドエンド等)と
任意の端末間でデータの授受を行うためには、先ず、両
者の間で伝送回線を確立することが必要になる。一般
に、ローカルエリアネットワーク(LAN)などの伝送
路共有型システムにおいては、(1)ポーリングセレク
ティング方式、(2)コンテンション(衝突検知)方
式、および(3)トークンパッシング方式などが用いら
れている。これは、一般にLANでは、距離が数km以
内,伝送速度が10Mbps程度,ノード数が数10か
ら100程度のケースが多いためである。
【0007】これに対し、前記樹枝状網型双方向CAT
V方式に代表されるようなCATVなどでは、距離が数
十km,端末装置数が数十から数万に及ぶものもある。
このように、規模の大きいCATVの場合には、CSM
A/CD(コンテンション)方式やトークンパッシング
方式などでは、アクセス制御機能がいったん異常状態に
陥った場合、正常状態に復旧させるために複雑な手順と
一定の回付既時間を必要とし、場合によっては回復不能
状態に陥ることも起こり得る。一方、こうした回線パニ
ックに十分対応しようとして、圧倒的に数が多い端末装
置に対策を施すことにより端末装置のコストを上げるこ
とは望ましい対策とは言えない。このように網の拡張
性,安定性,管理の容易さ,並びにシステムの総合的経
済性等の要素を総合的に勘案して、双方向CATV方式
における回線接続手順として、前記ポーリングセレクテ
ィング方式が最もしばしば採用されている。
【0008】さらに、双方向CATV方式における双方
向サービスの伝送信号としては、データ信号,音声信
号,映像信号などがあるが、これらの伝送速度は9.6
kb/s,64kb/s等が用いられており、データ信
号や音声信号はFDM方式またはTDM(時分割多重)
方式で多重化されて伝送される。FDMされる場合の信
号変調方式はAM,FM,FSK,PSK,QPSKな
どであり、TDMされる場合にはPCMが用いられる。
【0009】ところで、このような前記CATV回線
は、電話回線と比較して大容量のデータ伝送能力を有す
ることから、近年、例えばインターネット等に加入者が
高速にアクセス可能なコンピュータオンラインサービス
が着目されている。このサービスでは加入者宅にケーブ
ルモデムと呼ばれるCATV回線をネットワーク回線と
して利用(使用)するためのインターフェースが設置さ
れ、前記ケーブルモデムに例えばパーソナルコンピュー
タ(コンピュータ装置)が接続された構成となってい
る。また、ケーブルモデムとパーソナルコンピュータ間
は、端末主導型で送信要求のある端末が回線を確保する
ことができ、通信制御が簡単な前記CSMA/CD(I
EEE802.3)方式と互換性を有する通信制御方式
を用いることで10Mbpsの伝送容量を容易に実現で
きるようになっている。尚、このサービスでは課金の対
象となるデータ伝送に対する時々刻々の伝送効率,品質
等の情報提供サービスの面で改善が要求されている。
【0010】以下、従来のCATV回線を用いたコンピ
ュータオンラインシステムについて図面を参照しながら
説明を行う。図4は従来におけるCATV回線を用いた
コンピュータオンラインシステムの一例を示したブロッ
ク図である。また、図5はコンピュータオンラインシス
テムにおけるデータパケットの一例を示した図である。
【0011】図4において、例えば図示しないヘッドエ
ンドの一部として構成されたケーブルモデムコントロー
ラ3は、例えば図示しない双方向CATV加入者端末の
一部として構成されたケーブルモデム8とCATV回線
7を介して接続されている。さらに、ケーブルモデムコ
ントローラ3はLAN(Local Area Network)2と接続
されていて、LAN2には各CATV加入者毎の回線使
用量に応じて回線使用料を課金する課金センター1やイ
ンターネットサーバ14を介してインターネット15
等、外部の他の回線と接続されている。
【0012】また、ケーブルモデムコントローラ3はフ
ォーマット変換器4,データ信号をCATV回線上にな
がすためのRF周波数への変換を行うQPSK変調器
5,並びに復調を行うQPSK復調器6により構成され
る。前記フォーマット変換器4では、受信したCATV
回線上を流れる伝送データの誤りを検出・訂正する機能
および送信する伝送データに冗長データ(CRCデータ
等)を付加する機能を有すると共に、必要に応じてデー
タのスクランブルを行う。
【0013】一方、ケーブルモデム8はデータ変換器1
1,データ変換器11からの出力信号をCATV回線上
にながすためのRF周波数への変換を行うQPSK変調
器10,復調を行うQPSK復調器9,並びにモデム識
別用のモデムID12より構成される。また、前記デー
タ変換器11はパーソナルコンピュータ13(コンピュ
ータ装置)と接続されている。
【0014】いま、パーソナルコンピュータ13より、
例えばインターネット15へのアクセス要求が有ったと
すると、前記データ変換器11は、例えば前記CSMA
/CD(IEEE802.3)方式による伝送パケット
(既述したように、ケーブルモデム8とパーソナルコン
ピュータ13間は一般にIEEE802.3方式と互換
性を有する通信制御方式が用いられている)を、互換性
を残しつつCATV回線用の伝送パケットに変換する。
即ち、図5に示す如くのパーソナルコンピュータ13か
らの伝送パケット16(IEEE802.3コンパチブ
ルパケット)の前部に同期用のSYNCバイトと前記モ
デム識別用のモデムID12を付加し、後部に冗長デー
タ(CRCコード等)を付加してCATV回線用の伝送
パケット17を得る。
【0015】そして、このCATV回線用の伝送パケッ
ト17(インターネット14へのアクセス要求)はQP
SK変調器10によりQPSK変調され、CATV回線
7を介してケーブルモデムコントローラ3へ伝送され、
QPSK復調器6により復調され、フォーマット変換器
4により誤検出および訂正(伝送パケットの再送)処理
が行われた後、LAN回線2を介してインターネットサ
ーバ14に到達する。一方、インターネットサーバ14
は、前記パーソナルコンピュータ13より受けた要求に
基づき、それに対応したデータを前記LAN回線2を介
してケーブルモデムコントローラ3に出力する。ケーブ
ルモデムコントローラ3では、前記インターネットサー
バ14よりのデータについて、フォーマット変換器4に
より誤検出および訂正が行われ、CATV回線用の伝送
パケット18に変換された後、QPSK変調器5により
QPSK変調され、CATV回線7を介してケーブルモ
デム8へ伝送され、QPSK復調器9により復調され、
データ変換器11により誤検出および訂正処理が行われ
た後、IEEE802.3コンパチブルパケット16に
変換され、パーソナルコンピュータ13に伝送される。
【0016】以上説明したように、図5(a)に示す如
くのIEEE802.3コンパチブルパケット16は、
CATV回線7中では、同図(b)に示す如くのQPS
K変調されたCATV回線用の伝送パケット17(ケー
ブルモデム8 → ケーブルモデムコントローラ3)また
は、同図(c)に示す如くのQPSK変調されたCAT
V回線用の伝送パケット18(ケーブルモデムコントロ
ーラ3 → ケーブルモデム8)として伝送される。尚、
一般的にケーブルモデムコントローラ3とケーブルモデ
ム8の間では流合雑音等を考慮し、データ伝送速度を下
げ、なお且つ冗長データを長く設定するのが普通であ
る。
【0017】また、上記IEEE802.3コンパチブ
ルパケット16の伝送プロトコル、即ち、ケーブルモデ
ム8とケーブルモデムコントローラ3との間(CATV
回線)以外の伝送路である、パーソナルコンピュータ1
3とケーブルモデム8との間,並びにケーブルモデムコ
ントローラ3とLAN回線2との間におけるパケットの
伝送プロトコルとして、CATV回線上で一般に行われ
ている、既述のポーリングセレクティング方式以外の伝
送方式、例えばTCP/IP等の標準的なプロトコルを
用いることにより、前記CATV回線に容易にパーソナ
ルコンピュータ13を接続することが可能となり、さら
に、ケーブルモデムコントローラ3の接続されたLAN
回線2にも容易に種々の回線等を接続でき、これによ
り、前記パーソナルコンピュータ13と前記LAN回線
2に接続された種々の外部回線とを容易に接続すること
が可能となる。また、このように構成されたCATV回
線を用いたコンピュータオンラインシステムでは、電話
回線と比較して非常に高速な回線(約10Mbps)を
得ることができる。
【0018】ところで、既述したようなシステムにおい
ては、CATV回線を流用している関係上、データ通信
(コンピュータオンラインシステム)における伝送路
(CATV回線)の状況を検出することができないとい
う問題がある。即ち、CATV回線のどこか一部にケー
ブルの接続不良(接触不良等)が有って、時々伝送エラ
ーが発生するような場合等、前記TCP/IP等のプロ
トコルではデータ(パケット)の再送等の処理(リカバ
リー処理)が行われるため、見かけ上、何事も無いかの
如くに稼働する。しかしながら、実際には、前記回線上
において頻繁に再送処理等が行われているためトラフィ
ック量が増大し、システム機能の低下が発生し、さらに
は、再送処理による回線の占有により加入者に対し異常
な課金が為されるという問題が発生する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のC
ATV回線を用いたコンピュータオンラインシステムで
は、データの伝送時間や伝送量等により課金が為されて
いるにも関わらず、実際に行われている伝送の質(例え
ば再送の頻度)や回線の混み具合等の状況を加入者が認
知することは一切不可能であった。このため、加入者は
回線に何らかの不具合(ハード的なものソフト的なもの
に因らず)発生していてもこれらのトラブルに対して何
ら対処することができず、さらにはこれらのトラブルに
因り不当に課金が為される場合が発生し得るといった問
題があった。
【0020】また、加入者が回線の利用料金を得ようと
した場合、回線を使用して課金センターをアクセスする
必要が有り、この課金センターをアクセスすること自体
が課金の対象となってしまい、サービスの面できわめて
問題があった。
【0021】そこで、本発明はこのような問題に鑑み、
CATV回線を用いた有料のデータ通信サービスを円滑
に行え得るコンピュータオンラインシステムを提供する
ことを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よる、CATV回線を用いたコンピュータオンラインシ
ステムは、ヘッドエンド或いはその外部に設けられ、L
AN回線と接続された第1の通信モデムと、少なくとも
1以上の受信機器各々に設置され、コンピュータ装置と
接続された所定のアドレスを有する第2の通信モデム
と、前記第1の通信モデムと前記第2の通信モデム間の
通信路を接続するCATV回線と、前記コンピュータ装
置より入力されたデータ信号に対して、データフォーマ
ットの変換を行う第1の変換手段と、前記第1の変換手
段からのデータ信号を前記CATV回線に多重可能な形
態に変調する第1の変調手段と、前記第1の変調手段よ
り前記CATV回線を介して入力されたデータ信号を復
調する第1の復調手段と、前記第1の復調手段からのデ
ータ信号のデータフォーマットの変換を行い前記ヘッド
エンドまたはLAN回線上に出力する手段と、前記受信
機器毎に回線の使用状況に応じてリアルタイムに課金を
行い記憶する課金センターと、前記ヘッドエンドまたは
LAN回線より入力されたデータ信号のデータフォーマ
ットの変換を行う第2の変換手段と、前記第2の変換手
段からのデータ信号の回線エラー率,トラフィック量を
測定する測定手段と、前記フォーマット変換された、前
記課金センターからの各受信機器毎の課金情報を含んだ
データ信号より、各受信機器毎の課金情報を取り出して
記憶する課金メモリと、前記ヘッドエンドまたはLAN
回線より入力されたデータ信号のデータフォーマットの
変換を行う手段からのデータ信号を前記CATV回線に
多重可能な形態に変調する第2の変調手段と、前記測定
手段および前記課金メモリからの最新情報を定期的に読
み出して、前記第2の変調手段に供給されるデータ信号
中に付加する手段と、前記第2の変調手段より前記CA
TV回線を介して入力されたデータ信号を復調する第2
の復調手段と、前記測定手段および前記課金メモリから
の情報を記憶するための第2のメモリと、前記第2の復
調手段からのデータ信号のデータフォーマットの変換を
行い前記コンピュータ装置に出力すると共に、前記デー
タ信号中に前記測定手段および前記課金メモリからの情
報が含まれていた場合にはそれを取り出して前記第2の
メモリに出力する手段と、前記第2のメモリ内容を読み
出して表示する表示手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0023】請求項2に記載の発明による、CATV回
線を用いたコンピュータオンラインシステムは、請求項
1に記載のCATV回線を用いたコンピュータオンライ
ンシステムにおいて、前記課金メモリに記憶される課金
情報は、前記測定手段により測定された前記通信モデム
毎の、データ信号の回線エラー率,トラフィック量等か
ら演算により求められた値により構成されることを特徴
とする。
【0024】請求項3に記載の発明による、CATV回
線を用いたコンピュータオンラインシステムは、請求項
1または2に記載のCATV回線を用いたコンピュータ
オンラインシステムにおいて、前記第1および第2の変
調手段はQPSK変調器により構成され、前記第1およ
び第2の復調手段はQPSK復調器により構成されてい
ることを特徴とする。
【0025】請求項4に記載の発明による、CATV回
線を用いたコンピュータオンラインシステムは、請求項
1,2または3に記載のCATV回線を用いたコンピュ
ータオンラインシステムにおいて、前記第2の通信モデ
ムは、前記第2のメモリに記憶された前記測定手段およ
び前記課金メモリからの情報を読み出して、前記コンピ
ュータ装置に識別可能な前記測定手段および前記課金メ
モリからの情報を付加したパケットを生成するパケット
生成手段を有すると共に、前記第1の通信モデムを介し
て前記ヘッドエンドまたはLAN回線と接続された各種
通信機器または各種サーバとの間で識別される装置アド
レスと同一の規定で構成された所定のアドレスを有し、
前記コンピュータ装置より、前記第2の通信モデムの有
する前記所定のアドレスと同一のアドレスの指定された
パケットを受信すると、前記パケット生成手段による前
記測定手段および前記課金メモリからの情報を付加され
たパケットを、前記コンピュータ装置に伝送することを
特徴とする。
【0026】請求項5に記載の発明による、CATV回
線を用いたコンピュータオンラインシステムは、請求項
1,2または3に記載のCATV回線を用いたコンピュ
ータオンラインシステムにおいて、前記第2の通信モデ
ムは、前記第1の通信モデムを介して前記ヘッドエンド
またはLAN回線と接続された各種通信機器または各種
サーバとの間で識別される装置アドレスと同一の規定で
構成された所定のアドレスを有し、前記コンピュータ装
置からのデータ信号に、前記第2の通信モデムの有する
前記特定のアドレスとは異なる前記各種通信機器または
各種サーバに相当する装置アドレスを指定することによ
って、前記CATV回線を用いたコンピュータ装置,各
種通信機器または各種サーバ間のデータ通信が行われる
ことを特徴とする。
【0027】ここで、上記請求項1から5に記載の発明
によれば、第1の通信モデム(ケーブルモデムコントロ
ーラ)に回線のエラー率,トラフィック量の測定を行う
エラー率/トラフィック量測定器と加入者の課金情報を
蓄積する課金メモリを設け、回線の空いた時間に前記第
2の通信モデム(ケーブルモデム)にダウンロードし
て、前記第2の通信モデム(ケーブルモデム)に設けら
れた前記第2のメモリに回線の状況および課金情報を記
憶し、表示装置にその内容を表示するようにしたので、
加入者が回線のエラー率,トラフィック量を確認し、回
線の診断が容易に行える。これにより、加入者は不安な
くコンピュータオンラインシステムを利用(運用)する
ことができる。また、回線の利用料金等の情報(課金情
報等)を何度でも無料で確認することができ、サービス
面での向上が図れると共に操作性並びにシステムのパフ
ォーマンスの向上が図れる。
【0028】特に、請求項4に記載の発明によれば、前
記第2の通信モデム(ケーブルモデム)にダウンロード
され、前記第2の通信モデム(ケーブルモデム)の前記
第2のメモリに記憶された回線の状況および課金情報
を、例えば、パーソナルコンユータより読み出し表示す
るようにしたので、前記読み出された情報を様々に加工
することにより、例えば時系列的な回線の状況を知るこ
とができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明のCATV回
線を用いたコンピュータオンラインシステムの実施の形
態を示すブロック図である。また、図2は本発明のコン
ピュータオンラインシステムにおけるデータパケットの
一例を示した図である。
【0030】図1において、例えば図示しないヘッドエ
ンドの一部として構成された本発明のケーブルモデムコ
ントローラ20は、例えば図示しない双方向CATV加
入者端末の一部として構成された同じく本発明のケーブ
ルモデム23とCATV回線7を介して接続されてい
る。さらに、ケーブルモデムコントローラ20はLAN
(Local Area Network)2と接続されていて、LAN2
には各CATV加入者毎の回線使用量に応じて回線使用
料を課金する課金センター1やインターネットサーバ1
4を介してインターネット15等、外部の他の回線と接
続されている。
【0031】また、ケーブルモデムコントローラ20は
フォーマット変換器4,データ信号をCATV回線上に
ながすためのRF周波数への変換を行うQPSK変調器
5,復調を行うQPSK復調器6,回線上を流れるデー
タの伝送量や伝送エラー発生率等を計測するエラー率/
トラフィック量測定器21,並びに課金センター1によ
る加入者毎の課金情報を記憶する課金メモリ装置22に
より構成される。前記フォーマット変換器4では、受信
したCATV回線上を流れる伝送データの誤りを検出・
訂正する機能および送信する伝送データに冗長データ
(CRCデータ等)を付加する機能を有すると共に、必
要に応じてデータのスクランブル処理が行われる。
【0032】さらに、前記ケーブルモデムコントローラ
20では、エラー率/トラフィック量測定器21によ
り、回線上を流れるデータの伝送エラー発生率やデータ
の伝送量の計測がリアルタイムで行われていて、課金メ
モリ装置22によりケーブルモデム毎(加入者毎)の課
金情報(回線使用状況)の記録が行われるようになって
いる。前記課金情報は、ケーブルモデムコントローラ2
0から、所定周期,或いは所定のタイミングにて課金セ
ンター1に対してアクセスを行うことにより得るか、或
いはケーブルモデムコントローラ20内にて、前記エラ
ー率/トラフィック量測定器21により計測された加入
者毎の回線使用状況から、演算によって求めることがで
きる。尚、自明のことながら、後者の加入者毎の回線使
用状況から演算によりケーブルモデム毎(加入者毎)の
課金情報を求める場合には、前記課金センター1をアク
セスする必要はない。
【0033】さらに、前記エラー率/トラフィック量測
定器21により計測された回線上を流れるデータの伝送
エラー発生率やデータの伝送量,並びにケーブルモデム
毎(加入者毎)の課金情報は、ケーブルモデムコントロ
ーラ20およびケーブルモデム23の間の回線(CAT
V回線)の空いている期間を利用して、各ケーブルモデ
ムに対して定期的に供給(ダウンロード)されるように
なっている。
【0034】一方、ケーブルモデム23はデータ変換器
26,データ変換器26からの出力信号をCATV回線
上にながすためのRF周波数への変換を行うQPSK変
調器10,復調を行うQPSK復調器9,モデム識別用
のモデムID12,前記ケーブルモデムコントローラ2
0よりダウンロードされた各種情報を記憶するメモリ装
置25,並びにメモリ装置25に記憶された内容を表示
する表示装置24により構成される。また、前記データ
変換器26はパーソナルコンピュータ13(コンピュー
タ装置)と接続されている。
【0035】以上のような構成において、今、パーソナ
ルコンピュータ13より、インターネット15へのアク
セス要求が有ったとすると、前記データ変換器11は、
例えば前記CSMA/CD(IEEE802.3)方式
による伝送パケット(既述したように、ケーブルモデム
23とパーソナルコンピュータ13との間は、一般にI
EEE802.3方式と互換性を有する通信制御方式が
用いられている)を、互換性を残しつつCATV回線用
の伝送パケットに変換する。即ち、図2(a)に示す如
くのパーソナルコンピュータ13からの伝送パケット1
6(IEEE802.3コンパチブルパケット)の前部
に同期用のSYNCバイト,モデム識別用のモデムID
12,並びにパケット識別情報(データID)32を付
加し、後部に冗長データ(CRCコード等)を付加して
CATV回線用の伝送パケット30(図2(b))を得
る。
【0036】そして、このCATV回線用の伝送パケッ
ト30(インターネット15へのアクセス要求)はQP
SK変調器10によりQPSK変調され、CATV回線
7を介してケーブルモデムコントローラ3へ伝送され、
QPSK復調器6により復調され、フォーマット変換器
4により誤検出および訂正(伝送パケットの再送等の)
処理が行われた後、LAN回線2を介してインターネッ
トサーバ14に到達する。一方、インターネットサーバ
14は、前記パーソナルコンピュータ13より受けた要
求に基づき、それに対応したデータを前記LAN回線2
を介してケーブルモデムコントローラ20に出力する。
ケーブルモデムコントローラ20では、前記インターネ
ットサーバ14よりのデータについて、フォーマット変
換器4により誤検出および訂正が行われ、CATV回線
用の伝送パケット31(図2(c)参照,後述)に変換さ
れた後、QPSK変調器5によりQPSK変調され、C
ATV回線7を介してケーブルモデム23へ伝送され、
QPSK復調器9により復調され、データ変換器11に
より誤検出および訂正処理が行われた後、前記回線利用
課金データ,エラー率,並びにトラフィック量がパケッ
トより取り出され、メモリ装置25に記録され表示装置
24に表示されると共にIEEE802.3コンパチブ
ルパケット16に変換され、パーソナルコンピュータ1
3に伝送される。
【0037】以上説明したように、図5(a)に示す如
くのIEEE802.3コンパチブルパケット16は、
CATV回線7中では、同図(b)に示す如くの、QP
SK変調されたCATV回線用の伝送パケット30(上
り回線:ケーブルモデム23→ ケーブルモデムコント
ローラ20)として、または、同図(c)に示す如くの
QPSK変調されたCATV回線用の伝送パケット31
(下り回線:ケーブルモデムコントローラ20 → ケー
ブルモデム23)として伝送される。尚、ケーブルモデ
ム23からケーブルモデムコントローラ20へ伝送(上
り回線)されるCATV回線用の伝送パケット30とケ
ーブルモデムコントローラ20からケーブルモデム23
へ伝送(下り回線)されるCATV回線用の伝送パケッ
ト31とを区別するため、図5(b)に示すように、伝
送パケット30にはパケット識別情報(データID)3
2が付加されていて、図5(c)に示すように、伝送パ
ケット31にはパケット識別情報(データID)33が
付加されている。尚、パーソナルコンピュータ13とケ
ーブルモデム23との間,並びにケーブルモデムコント
ローラ20とLAN回線2との間は、前記図5(a)に
示す如くのIEEE802.3コンパチブルパケット1
6によりデータ伝送が行われる。
【0038】また、前記伝送パケット31にはケーブル
モデムコントローラ20からのダウンロード情報、即
ち、回線利用課金データ,エラー率,並びにトラフィッ
ク量が含まれていて、ケーブルモデム23のQPSK復
調器9により復調され、データ変換器11により誤検出
および訂正処理が行われ、IEEE802.3コンパチ
ブルパケット16に変換された後、この回線利用課金デ
ータ,エラー率,並びにトラフィック量がパケットより
取り出され、メモリ装置25に記録されると共に表示装
置24に表示される。尚、これらのデータ(回線利用課
金データ,エラー率,並びにトラフィック量)はパーソ
ナルコンピュータ13にも伝送される為、パーソナルコ
ンピュータ13にてデータ表示を行うことも勿論可能で
ある。
【0039】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。図3は本発明のCATV回線を用いたコンピュ
ータオンラインシステムの他の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【0040】図3において、例えば図示しないヘッドエ
ンドの一部として構成されたケーブルモデムコントロー
ラ20は、例えば図示しない双方向CATV加入者端末
の一部として構成された本発明の実施の形態におけるケ
ーブルモデム40とCATV回線7を介して接続されて
いる。さらに、ケーブルモデムコントローラ20はLA
N(Local Area Network)2と接続されていて、LAN
2には各CATV加入者毎の回線使用量に応じて回線使
用料を課金する課金センター1やインターネットサーバ
14を介してインターネット15など、外部の他の回線
と接続されている。
【0041】また、ケーブルモデムコントローラ20は
フォーマット変換器4,データ信号をCATV回線上に
ながすためのRF周波数への変換を行うQPSK変調器
5,復調を行うQPSK復調器6,回線上を流れるデー
タの伝送量や伝送エラー発生率等を計測するエラー率/
トラフィック量測定器21,並びに課金センター1によ
る加入者毎の課金情報を記憶する課金メモリ装置22に
より構成される。前記フォーマット変換器4では、受信
したCATV回線上を流れる伝送データの誤りを検出・
訂正する機能および送信する伝送データに冗長データ
(CRCデータ等)を付加する機能を有すると共に、必
要に応じてデータのスクランブル処理が行われる。
【0042】一方、ケーブルモデム40はデータ変換器
41,データ変換器41からの出力信号をCATV回線
上にながすためのRF周波数への変換を行うQPSK変
調器10,復調を行うQPSK復調器9,モデム識別用
のモデムID12,ケーブルモデム40のIPアドレス
42,パケット生成器43,並びに前記ケーブルモデム
コントローラ20よりダウンロードされた各種情報を記
憶するメモリ装置25により構成される。また、前記デ
ータ変換器26はパーソナルコンピュータ13と接続さ
れている。
【0043】以上のような構成において、パーソナルコ
ンピュータ13より、ケーブルモデム40に対して、例
えばIEEE802.3コンパチブルパケットが伝送さ
れたとする。すると、前記データ変換器11は、前記パ
ーソナルコンピュータ13からのIEEE802.3コ
ンパチブルパケット16中の宛先アドレス(デスティネ
ーションアドレス)に指定されたIPアドレスと、ケー
ブルモデム40が持つ前記IPアドレス42との比較を
行う。そして、その結果が異なるものであった場合に
は、例えば前記パーソナルコンピュータ13からの伝送
パケットはインターネットへのアクセス要求であると判
断して、ケーブルモデムコントローラ20へそのデータ
(IEEE802.3コンパチブルパケット)を伝送す
るべく、互換性を残しつつCATV回線用の伝送パケッ
トに変換する。即ち、図2(a)に示す如くのパーソナ
ルコンピュータ13からの伝送パケット16(IEEE
802.3コンパチブルパケット)の前部に同期用のS
YNCバイト,モデム識別用のモデムID12,並びに
上り回線用パケットであることを示すパケット識別情報
(データID)32を付加し、後部に冗長データ(CR
Cコード等)を付加してCATV回線用の伝送パケット
30(図2(b))を得る。
【0044】そして、このCATV回線用の伝送パケッ
ト30(インターネット15へのアクセス要求)はQP
SK変調器10によりQPSK変調され、CATV回線
7を介してケーブルモデムコントローラ20へ伝送さ
れ、QPSK復調器6により復調され、フォーマット変
換器4により誤検出および訂正(伝送パケットの再送等
の)処理が行われた後、LAN回線2を介してインター
ネットサーバ14に到達する。一方、インターネットサ
ーバ14は、前記パーソナルコンピュータ13より受け
た要求に基づいて、それに対応したデータを前記LAN
回線2を介してケーブルモデムコントローラ20に出力
する。ケーブルモデムコントローラ20では、前記イン
ターネットサーバ14よりのデータについて、フォーマ
ット変換器4により誤検出および訂正が行われると共に
エラー率/トラフィック量測定器21,並びに課金メモ
リ装置22からの情報(回線利用課金データ,エラー
率,並びにトラフィック量)が付加され、CATV回線
用の伝送パケット31(図2(c)参照)に変換された
後、QPSK変調器5によりQPSK変調され、CAT
V回線7を介してケーブルモデム40へ伝送され、ケー
ブルモデム40のQPSK復調器9により復調され、デ
ータ変換器11により誤検出および訂正処理が行われた
後、前記情報(回線利用課金データ,エラー率,並びに
トラフィック量)が伝送パケット31より抜き出されて
メモリ装置25に記録されると共に、前記伝送パケット
31はIEEE802.3コンパチブルパケット16に
変換され、パーソナルコンピュータ13に伝送される。
【0045】一方、前記データ変換器11は、パーソナ
ルコンピュータ13よりケーブルモデム40に対して伝
送されたIEEE802.3コンパチブルパケット16
中の宛先アドレス(デスティネーションアドレス)に指
定されたIPアドレスと、ケーブルモデム40が持つ前
記IPアドレス42との比較を行い、その結果が一致し
た場合には、前記メモリ装置25から、記憶されている
情報(回線利用課金データ,エラー率,並びにトラフィ
ック量)を読み出し、前記パケット生成器43により生
成されたIEEE802.3コンパチブルパケット16
に付加され(書き込まれ)、パーソナルコンピュータ1
3に伝送され、パーソナルコンピュータ13にてデータ
の表示が行われる。
【0046】このように、本発明の実施の形態によれ
ば、ケーブルモデム40内のメモリ装置25に記憶され
ている前記エラー率/トラフィック量測定器21,並び
に課金メモリ装置22からの情報(回線利用課金デー
タ,エラー率,並びにトラフィック量)をパーソナルコ
ンピュータ13により収集・編集することにより、デー
タ伝送の質や回線の混み具合等を例えば時系列的に詳細
に加入者に知らしめることができる。これにより、加入
者は接続不良などのトラブルに対して迅速に対処ができ
ると共に回線の利用料金等の情報を課金されることなく
何度でも確認することができる。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、加入
者が回線のエラー率やトラフィック量を容易に知ること
ができ、回線のパフォーマンスを常に確認することがで
きる。このため、加入者は不安なくCATV回線を用い
たコンピュータオンラインシステムを利用する(扱う)
ことができる。また、回線の利用料金等の情報(課金情
報等)を何度でも無料で確認することができ、サービス
面での向上が図れると共に操作性並びにシステムのパフ
ォーマンスの向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCATV回線を用いたコンピュータオ
ンラインシステムの実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明のコンピュータオンラインシステムにお
けるデータパケットの一例を示した図である。
【図3】本発明のCATV回線を用いたコンピュータオ
ンラインシステムの他の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図4】従来におけるCATV回線を用いたコンピュー
タオンラインシステムの一例を示したブロック図であ
る。
【図5】コンピュータオンラインシステムにおけるデー
タパケットの一例を示した図である。
【符号の説明】
1 …課金センター 2 …LAN(Local Area Network)回線 4 …フォーマット変換器 5 …QPSK変調器 6 …QPSK復調器 7 …CATV回線 9 …QPSK復調器 10…QPSK変調器 12…モデムID 13…パーソナルコンピュータ 14…インターネットサーバ 15…インターネット回線 20…ケーブルモデムコントローラ 21…エラー率/トラフィック量測定器 22…課金メモリ装置 23…ケーブルモデム 24…表示装置 25…メモリ装置 26…データ変換器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドエンド或いはその外部に設けられ、
    LAN回線と接続された第1の通信モデムと、 少なくとも1以上の受信機器各々に設置され、コンピュ
    ータ装置と接続された所定のアドレスを有する第2の通
    信モデムと、 前記第1の通信モデムと前記第2の通信モデム間の通信
    路を接続するCATV回線と、 前記コンピュータ装置より入力されたデータ信号に対し
    て、データフォーマットの変換を行う第1の変換手段
    と、 前記第1の変換手段からのデータ信号を前記CATV回
    線に多重可能な形態に変調する第1の変調手段と、 前記第1の変調手段より前記CATV回線を介して入力
    されたデータ信号を復調する第1の復調手段と、 前記第1の復調手段からのデータ信号のデータフォーマ
    ットの変換を行い前記ヘッドエンドまたはLAN回線上
    に出力する手段と、 前記受信機器毎に回線の使用状況に応じてリアルタイム
    に課金を行い記憶する課金センターと、 前記ヘッドエンドまたはLAN回線より入力されたデー
    タ信号のデータフォーマットの変換を行う第2の変換手
    段と、 前記第2の変換手段からのデータ信号の回線エラー率,
    トラフィック量を測定する測定手段と、 前記フォーマット変換された、前記課金センターからの
    各受信機器毎の課金情報を含んだデータ信号より、各受
    信機器毎の課金情報を取り出して記憶する課金メモリ
    と、 前記ヘッドエンドまたはLAN回線より入力されたデー
    タ信号のデータフォーマットの変換を行う手段からのデ
    ータ信号を前記CATV回線に多重可能な形態に変調す
    る第2の変調手段と、 前記測定手段および前記課金メモリからの最新情報を定
    期的に読み出して、前記第2の変調手段に供給されるデ
    ータ信号中に付加する手段と、 前記第2の変調手段より前記CATV回線を介して入力
    されたデータ信号を復調する第2の復調手段と、 前記測定手段および前記課金メモリからの情報を記憶す
    るための第2のメモリと、 前記第2の復調手段からのデータ信号のデータフォーマ
    ットの変換を行い前記コンピュータ装置に出力すると共
    に、前記データ信号中に前記測定手段および前記課金メ
    モリからの情報が含まれていた場合にはそれを取り出し
    て前記第2のメモリに出力する手段と、 前記第2のメモリ内容を読み出して表示する表示手段と
    を具備したことを特徴とするCATV回線を用いたコン
    ピュータオンラインシステム。
  2. 【請求項2】前記課金メモリに記憶される課金情報は、
    前記測定手段により測定された前記通信モデム毎の、デ
    ータ信号の回線エラー率,トラフィック量等から演算に
    より求められた値により構成されることを特徴とする請
    求項1に記載のCATV回線を用いたコンピュータオン
    ラインシステム。
  3. 【請求項3】前記第1および第2の変調手段はQPSK
    変調器により構成され、前記第1および第2の復調手段
    はQPSK復調器により構成されていることを特徴とす
    る、請求項1または2に記載のCATV回線を用いたコ
    ンピュータオンラインシステム。
  4. 【請求項4】前記第2の通信モデムは、 前記第2のメモリに記憶された前記測定手段および前記
    課金メモリからの情報を読み出して、前記コンピュータ
    装置に識別可能な前記測定手段および前記課金メモリか
    らの情報を付加したパケットを生成するパケット生成手
    段を有すると共に、前記第1の通信モデムを介して前記
    ヘッドエンドまたはLAN回線と接続された各種通信機
    器または各種サーバとの間で識別される装置アドレスと
    同一の規定で構成された所定のアドレスを有し、 前記コンピュータ装置より、前記第2の通信モデムの有
    する前記所定のアドレスと同一のアドレスの指定された
    パケットを受信すると、前記パケット生成手段による前
    記測定手段および前記課金メモリからの情報を付加され
    たパケットを、前記コンピュータ装置に伝送することを
    特徴とする請求項1,2または3に記載のCATV回線
    を用いたコンピュータオンラインシステム。
  5. 【請求項5】前記第2の通信モデムは、前記第1の通信
    モデムを介して前記ヘッドエンドまたはLAN回線と接
    続された各種通信機器または各種サーバとの間で識別さ
    れる装置アドレスと同一の規定で構成された所定のアド
    レスを有し、前記コンピュータ装置からのデータ信号
    に、前記第2の通信モデムの有する前記特定のアドレス
    とは異なる前記各種通信機器または各種サーバに相当す
    る装置アドレスを指定することによって、前記CATV
    回線を用いたコンピュータ装置,各種通信機器または各
    種サーバ間のデータ通信が行われることを特徴とする請
    求項1,2または3に記載のCATV回線を用いたコン
    ピュータオンラインシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000076135A1 (fr) * 1999-06-03 2000-12-14 Aichidenshi Kabushiki Kaisha Procede et dispositif pour la transmission de donnees
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