JP2934177B2 - 双方向テレビ共聴施設 - Google Patents
双方向テレビ共聴施設Info
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- JP2934177B2 JP2934177B2 JP7236309A JP23630995A JP2934177B2 JP 2934177 B2 JP2934177 B2 JP 2934177B2 JP 7236309 A JP7236309 A JP 7236309A JP 23630995 A JP23630995 A JP 23630995A JP 2934177 B2 JP2934177 B2 JP 2934177B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅の片方向
伝送のテレビ共聴施設を双方向化することで、ＣＡＴＶ
施設等、双方向通信を行う施設や装置と接続し集合住宅
の居住者にＣＡＴＶ施設への加入可能とし、また、テレ
ビ共聴施設内での双方向サービスを提供する施設に関す
る。
伝送のテレビ共聴施設を双方向化することで、ＣＡＴＶ
施設等、双方向通信を行う施設や装置と接続し集合住宅
の居住者にＣＡＴＶ施設への加入可能とし、また、テレ
ビ共聴施設内での双方向サービスを提供する施設に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】マンション等の集合住宅のテレビ共聴施
設は、地上波によるテレビジョン放送や衛星放送を共通
のアンテナで受信した後、伝送線を用いて棟内の各住戸
に信号を分配している。
設は、地上波によるテレビジョン放送や衛星放送を共通
のアンテナで受信した後、伝送線を用いて棟内の各住戸
に信号を分配している。
【０００３】集合住宅でテレビジョン放送信号を各住戸
で共聴する施設は、図３に示すように共同のアンテナ２
０１でテレビジョン放送信号を受信し、チャンネル増幅
器２０２で増幅し、片方向分配器１０３、１０４で分配
し、方向性結合器１３と各住戸の壁面端子１１を介して
各住戸に出力する。各住戸の住人は、テレビジョン受像
機１７とこの壁面端子１１を接続し、テレビジョン放送
の再送サービスを受ける。
で共聴する施設は、図３に示すように共同のアンテナ２
０１でテレビジョン放送信号を受信し、チャンネル増幅
器２０２で増幅し、片方向分配器１０３、１０４で分配
し、方向性結合器１３と各住戸の壁面端子１１を介して
各住戸に出力する。各住戸の住人は、テレビジョン受像
機１７とこの壁面端子１１を接続し、テレビジョン放送
の再送サービスを受ける。
【０００４】また、ＣＡＴＶ施設と接続される、新築の
集合住宅の双方向型テレビ共聴施設では、ＣＡＴＶ施設
に加入する各住戸から送信される上り信号は、ＣＡＴＶ
施設の上り信号と同じ周波数帯を用いる。
集合住宅の双方向型テレビ共聴施設では、ＣＡＴＶ施設
に加入する各住戸から送信される上り信号は、ＣＡＴＶ
施設の上り信号と同じ周波数帯を用いる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
ＣＡＴＶ施設では地上波によるテレビジョン放送や衛星
放送の再送信サービスに加え、双方向機能を有し、ＣＡ
ＴＶ施設からのみ受信できる放送番組を供給したり、双
方向機能を用いた通信サービスを実施可能なＣＡＴＶ施
設が増加する傾向にある。これらのＣＡＴＶ特有のサー
ビスを実施するために、ＣＡＴＶ施設は加入者設備との
間で双方向機能を用いている。
ＣＡＴＶ施設では地上波によるテレビジョン放送や衛星
放送の再送信サービスに加え、双方向機能を有し、ＣＡ
ＴＶ施設からのみ受信できる放送番組を供給したり、双
方向機能を用いた通信サービスを実施可能なＣＡＴＶ施
設が増加する傾向にある。これらのＣＡＴＶ特有のサー
ビスを実施するために、ＣＡＴＶ施設は加入者設備との
間で双方向機能を用いている。
【０００６】集合住宅の場合、ＣＡＴＶ施設を集合住宅
の共通のアンテナの代わりにテレビ共聴施設に接続すれ
ば、従来のテレビジョン放送の再送信を聴視できる。し
かしながら、片方向伝送のテレビ共聴施設は、双方向機
能を必要とするＣＡＴＶ施設特有の番組供給や双方向サ
ービスを受けられなかった。
の共通のアンテナの代わりにテレビ共聴施設に接続すれ
ば、従来のテレビジョン放送の再送信を聴視できる。し
かしながら、片方向伝送のテレビ共聴施設は、双方向機
能を必要とするＣＡＴＶ施設特有の番組供給や双方向サ
ービスを受けられなかった。
【０００７】ＣＡＴＶ施設の上り信号の周波数帯域は、
１０〜５０ＭＨｚを利用しており、この帯域には短波放
送、アマチュア無線、市民バンド無線等の周波数を含ん
でいるため、これらの信号はＣＡＴＶ施設の伝送路に混
入すると上り信号に対し妨害波の働きをする。一方、集
合住宅のテレビ共聴施設に短波放送、アマチュア無線、
市民バンド無線等の周波数は混入しやすい。そのため、
テレビ共聴施設の上り信号の周波数帯域をＣＡＴＶ施設
の上り周波数帯域と一致させると、集合住宅の各住戸に
混入した妨害波の影響がテレビ共聴施設を通してＣＡＴ
Ｖ施設との接続点で全て合流し、ＣＡＴＶ施設の上り信
号の伝送品質を著しく劣化させてしまう。この影響は、
集合住宅が高層になるにつれ大きくなる。
１０〜５０ＭＨｚを利用しており、この帯域には短波放
送、アマチュア無線、市民バンド無線等の周波数を含ん
でいるため、これらの信号はＣＡＴＶ施設の伝送路に混
入すると上り信号に対し妨害波の働きをする。一方、集
合住宅のテレビ共聴施設に短波放送、アマチュア無線、
市民バンド無線等の周波数は混入しやすい。そのため、
テレビ共聴施設の上り信号の周波数帯域をＣＡＴＶ施設
の上り周波数帯域と一致させると、集合住宅の各住戸に
混入した妨害波の影響がテレビ共聴施設を通してＣＡＴ
Ｖ施設との接続点で全て合流し、ＣＡＴＶ施設の上り信
号の伝送品質を著しく劣化させてしまう。この影響は、
集合住宅が高層になるにつれ大きくなる。
【０００８】従来の双方向テレビ共聴施設は、上記の流
合雑音や妨害波の影響を低減化するため、図４に示すよ
うに、双方向分配器３０１、３０２、双方向棟内増幅器
３０３、非ＣＡＴＶ加入住戸６０のハイパスフィルタ付
き双方向型直列ユニット３０６による受信専用加入者設
備、ＣＡＴＶ加入住戸７０の双方向直列ユニット３０８
と双方向ホームターミナルユニット３０７とからなる双
方向加入者設備、および終端端子９０から構成されてい
る。
合雑音や妨害波の影響を低減化するため、図４に示すよ
うに、双方向分配器３０１、３０２、双方向棟内増幅器
３０３、非ＣＡＴＶ加入住戸６０のハイパスフィルタ付
き双方向型直列ユニット３０６による受信専用加入者設
備、ＣＡＴＶ加入住戸７０の双方向直列ユニット３０８
と双方向ホームターミナルユニット３０７とからなる双
方向加入者設備、および終端端子９０から構成されてい
る。
【０００９】ハイパスフィルタ付き双方向型直列ユニッ
ト３０６は、高遮蔽性を有する双方向方向性結合器３０
４、ハイパスフィルタ３０５、壁面端子１１から構成さ
れている。ＣＡＴＶ加入住戸用の双方向直列ユニット３
０８は、双方向方向性結合器３０４、壁面端子１１で構
成されている。
ト３０６は、高遮蔽性を有する双方向方向性結合器３０
４、ハイパスフィルタ３０５、壁面端子１１から構成さ
れている。ＣＡＴＶ加入住戸用の双方向直列ユニット３
０８は、双方向方向性結合器３０４、壁面端子１１で構
成されている。
【００１０】以上のことから、従来の双方向テレビ共聴
施設は、各戸からの上り信号がＣＡＴＶ施設との共通の
送受信点１０１に向け合流することで雑音も合流するこ
とによる上り信号の伝送品質の劣化を避けるための装置
を必要とし、従来の片方向テレビ共聴施設より高額な建
設費用が必要となる。
施設は、各戸からの上り信号がＣＡＴＶ施設との共通の
送受信点１０１に向け合流することで雑音も合流するこ
とによる上り信号の伝送品質の劣化を避けるための装置
を必要とし、従来の片方向テレビ共聴施設より高額な建
設費用が必要となる。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の点に鑑み
てなされたものであって、その解決手段は、集合住宅の
片方向伝送用のテレビ共聴施設において以下の構成にて
解決される。 １ 各住戸の双方向加入者設備は、受信専用加入者設備
にＣＡＴＶ施設から送信された信号を受信する下り出力
端子とデータ等の信号を送出する上り入力端子、ならび
に前記端子を通し送信された信号を伝送線の中をＣＡＴ
Ｖ施設の下り信号が伝送される方向に混合する方向性結
合器をもうける。 ２ 上記上り入力端子から送信される信号の周波数はＣ
ＡＴＶ施設の上り周波数帯域と一致させず、下り周波数
帯域での空き周波数を用いる。 ３ 伝送線の末端で、バンドパスフィルタと周波数変換
器とからなる上り信号変換器によりＣＡＴＶ施設の上り
周波数に送信する信号を抽出し、前記ＣＡＴＶ施設の上
り信号の周波数に周波数変換し、ＣＡＴＶ施設の伝送路
の上り方向に混合する。 ４ ＣＡＴＶ施設に接続せずにテレビ共聴施設の双方向
化を図る場合、各住戸から上記２項および３項の構成を
用いて伝送し、４項の上り信号変換器で周波数変換する
周波数はテレビ共聴施設でテレビジョン信号等の送信に
用いている周波数帯域内で空いている周波数に変換さ
れ、テレビ共聴施設の受信点を介し、各住戸に送信され
る。
てなされたものであって、その解決手段は、集合住宅の
片方向伝送用のテレビ共聴施設において以下の構成にて
解決される。 １ 各住戸の双方向加入者設備は、受信専用加入者設備
にＣＡＴＶ施設から送信された信号を受信する下り出力
端子とデータ等の信号を送出する上り入力端子、ならび
に前記端子を通し送信された信号を伝送線の中をＣＡＴ
Ｖ施設の下り信号が伝送される方向に混合する方向性結
合器をもうける。 ２ 上記上り入力端子から送信される信号の周波数はＣ
ＡＴＶ施設の上り周波数帯域と一致させず、下り周波数
帯域での空き周波数を用いる。 ３ 伝送線の末端で、バンドパスフィルタと周波数変換
器とからなる上り信号変換器によりＣＡＴＶ施設の上り
周波数に送信する信号を抽出し、前記ＣＡＴＶ施設の上
り信号の周波数に周波数変換し、ＣＡＴＶ施設の伝送路
の上り方向に混合する。 ４ ＣＡＴＶ施設に接続せずにテレビ共聴施設の双方向
化を図る場合、各住戸から上記２項および３項の構成を
用いて伝送し、４項の上り信号変換器で周波数変換する
周波数はテレビ共聴施設でテレビジョン信号等の送信に
用いている周波数帯域内で空いている周波数に変換さ
れ、テレビ共聴施設の受信点を介し、各住戸に送信され
る。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の第１の実施例を図１によ
り、説明する。図１において、テレビ共聴施設は、共通
の送受信点１０１、分波器１０２、外部から送信された
信号であるＣＡＴＶ施設の下り信号２０を各住戸に分配
する伝送線１、共通の送受信点１０１を通し受信するだ
けの非ＣＡＴＶ加入戸３０の受信専用加入者設備１２、
共通の送受信点を通し送受信するＣＡＴＶ加入住戸４０
の双方向加入者設備１５および前記双方向加入者設備１
５から送信された上り信号１０を外部の上り信号に変換
する上り信号変換器１２０とから構成される。
り、説明する。図１において、テレビ共聴施設は、共通
の送受信点１０１、分波器１０２、外部から送信された
信号であるＣＡＴＶ施設の下り信号２０を各住戸に分配
する伝送線１、共通の送受信点１０１を通し受信するだ
けの非ＣＡＴＶ加入戸３０の受信専用加入者設備１２、
共通の送受信点を通し送受信するＣＡＴＶ加入住戸４０
の双方向加入者設備１５および前記双方向加入者設備１
５から送信された上り信号１０を外部の上り信号に変換
する上り信号変換器１２０とから構成される。
【００１３】共通の送受信点１０１は、共通の送信点と
共通の受信点を兼ね、外部で送信されたテレビジョン信
号を含む複数信号を共同に受信し供給され、かつ双方向
加入者設備１５から送信された上り信号１０が共同に送
信される点である。分波器１０２は、外部の送受信機で
あるＣＡＴＶ施設の上り下りの信号を前記ＣＡＴＶの伝
送路から混合分離する。
共通の受信点を兼ね、外部で送信されたテレビジョン信
号を含む複数信号を共同に受信し供給され、かつ双方向
加入者設備１５から送信された上り信号１０が共同に送
信される点である。分波器１０２は、外部の送受信機で
あるＣＡＴＶ施設の上り下りの信号を前記ＣＡＴＶの伝
送路から混合分離する。
【００１４】非ＣＡＴＶ加入住戸３０の上記受信専用加
入者設備１２は、下り信号２０をテレビ共聴施設の伝送
線１からへ分岐する方向性結合器１３と、下り信号２０
をテレビ受像機１７を含む受信機に出力する壁面端子１
１とからなる。
入者設備１２は、下り信号２０をテレビ共聴施設の伝送
線１からへ分岐する方向性結合器１３と、下り信号２０
をテレビ受像機１７を含む受信機に出力する壁面端子１
１とからなる。
【００１５】ＣＡＴＶ加入住戸の双方向加入者設備１５
は、下り信号２０を伝送線１から分岐する方向性結合器
１３、２端子型双方向直列ユニット１４、ＣＡＴＶのサ
ービスを制御する上り下り独立端子型双方向ホームター
ミナル１６、および前記入力端子１１ｂを通し送信され
た信号を外部から送信された下り信号が伝送線１の中を
伝送される方向と同じ方向に混合する方向性結合器１３
からなる。２端子型双方向直列ユニット１４は、加入者
設備の受信機であるテレビ受像機１７に出力する下り出
力端子１１ａ、加入者設備の送信機から送信される信号
をテレビ共聴施設に入力する上り入力端子１１ｂからな
る。
は、下り信号２０を伝送線１から分岐する方向性結合器
１３、２端子型双方向直列ユニット１４、ＣＡＴＶのサ
ービスを制御する上り下り独立端子型双方向ホームター
ミナル１６、および前記入力端子１１ｂを通し送信され
た信号を外部から送信された下り信号が伝送線１の中を
伝送される方向と同じ方向に混合する方向性結合器１３
からなる。２端子型双方向直列ユニット１４は、加入者
設備の受信機であるテレビ受像機１７に出力する下り出
力端子１１ａ、加入者設備の送信機から送信される信号
をテレビ共聴施設に入力する上り入力端子１１ｂからな
る。
【００１６】受信専用加入者設備と双方向加入者設備が
混在する住戸５０では、下り信号２０の分岐出力を片方
向４分配器１０３により信号を４分配し、うち１分配を
下り出力端子１１ａに接続し、他の分配された信号は、
壁面端子１１に接続される。
混在する住戸５０では、下り信号２０の分岐出力を片方
向４分配器１０３により信号を４分配し、うち１分配を
下り出力端子１１ａに接続し、他の分配された信号は、
壁面端子１１に接続される。
【００１７】下り信号を受信する場合を説明する。ま
ず、共通の送受信点１０１から供給されるＣＡＴＶ施設
の下り信号２０は、分波器１０２を介し伝送線１に伝わ
り、棟内増幅器１０５により必要な送信レベル増幅さ
る。そして、非ＣＡＴＶ加入住戸３０で受信される場合
は、受信専用加入者設備１２の方向性結合器１３により
伝送線１から分岐され、壁面端子１１を通して、テレビ
受像機１７に出力される。
ず、共通の送受信点１０１から供給されるＣＡＴＶ施設
の下り信号２０は、分波器１０２を介し伝送線１に伝わ
り、棟内増幅器１０５により必要な送信レベル増幅さ
る。そして、非ＣＡＴＶ加入住戸３０で受信される場合
は、受信専用加入者設備１２の方向性結合器１３により
伝送線１から分岐され、壁面端子１１を通して、テレビ
受像機１７に出力される。
【００１８】また、ＣＡＴＶ加入住戸４０の双方向加入
者設備１５で受信される場合は、双方向加入者設備１５
の方向性結合器１３により伝送線１から分岐され、下り
出力端子１１を通して、テレビ受像機１７に出力され
る。
者設備１５で受信される場合は、双方向加入者設備１５
の方向性結合器１３により伝送線１から分岐され、下り
出力端子１１を通して、テレビ受像機１７に出力され
る。
【００１９】次に、ＣＡＴＶ加入住戸４０の双方向加入
者設備１５から送信する場合を説明する。双方向加入者
設備１５は、上り下り独立端子型双方向ホームターミナ
ル１６を介しＣＡＴＶ施設に送信される。前記ホームタ
ーミナルから送信される上り信号１０は、周波数を外部
の送信先であるＣＡＴＶ施設で用いる上りの周波数帯域
と一致させず、テレビ共聴施設の下り周波数帯域での空
き周波数を用いて送信され、入力端子１１ｂを通し、方
向性結合器１３により伝送線１内を下り信号２０が伝送
される方向に混合される。
者設備１５から送信する場合を説明する。双方向加入者
設備１５は、上り下り独立端子型双方向ホームターミナ
ル１６を介しＣＡＴＶ施設に送信される。前記ホームタ
ーミナルから送信される上り信号１０は、周波数を外部
の送信先であるＣＡＴＶ施設で用いる上りの周波数帯域
と一致させず、テレビ共聴施設の下り周波数帯域での空
き周波数を用いて送信され、入力端子１１ｂを通し、方
向性結合器１３により伝送線１内を下り信号２０が伝送
される方向に混合される。
【００２０】送信された上り信号１０は、伝送線の末端
で、バンドパスフィルタ１２１と周波数変換器１２２と
からなる上り信号変換器１２０により抽出され、対応づ
けられたＣＡＴＶ施設に送出される上り信号２５０の周
波数に変換され、共通の送受信点１０１を通し外部のＣ
ＡＴＶ施設に送信される。
で、バンドパスフィルタ１２１と周波数変換器１２２と
からなる上り信号変換器１２０により抽出され、対応づ
けられたＣＡＴＶ施設に送出される上り信号２５０の周
波数に変換され、共通の送受信点１０１を通し外部のＣ
ＡＴＶ施設に送信される。
【００２１】第２の実施例を図２により説明する。図２
では、上り信号１０は、上り信号変換器１２０により、
テレビ共聴施設の下り信号の周波数帯域の空き周波数に
周波数変換され、テレビ共聴施設のセンタ局２を介し各
加入者設備に送信される。
では、上り信号１０は、上り信号変換器１２０により、
テレビ共聴施設の下り信号の周波数帯域の空き周波数に
周波数変換され、テレビ共聴施設のセンタ局２を介し各
加入者設備に送信される。
【００２２】また、図示しないが、第３の実施例は、第
２の実施例において、共通の送受信点を用いず共通の受
信点で衛星放送からの信号を受信し、各住戸へ分配し、
また、双方向加入者設備１５から送出された上り信号１
０の一つである放送サービスの選択信号は、上り信号変
換器１２０で公衆回線や衛星回線に接続する信号に変換
され、共通の送信点を通し衛星放送の制御局へ送信され
る。
２の実施例において、共通の送受信点を用いず共通の受
信点で衛星放送からの信号を受信し、各住戸へ分配し、
また、双方向加入者設備１５から送出された上り信号１
０の一つである放送サービスの選択信号は、上り信号変
換器１２０で公衆回線や衛星回線に接続する信号に変換
され、共通の送信点を通し衛星放送の制御局へ送信され
る。
【００２３】
【発明の効果】本発明の双方向テレビ共聴施設は、加入
者設備から送信する信号をテレビ共聴施設の下り信号の
空きチャネルに送信し、テレビ共聴施設の末端で加入者
設備から送信された信号を抽出し、対応づけられたＣＡ
ＴＶ施設の上り信号に変換し、ＣＡＴＶ施設に接続する
事で、従来の片方向伝送のテレビ共聴施設を安価に双方
向化できる。
者設備から送信する信号をテレビ共聴施設の下り信号の
空きチャネルに送信し、テレビ共聴施設の末端で加入者
設備から送信された信号を抽出し、対応づけられたＣＡ
ＴＶ施設の上り信号に変換し、ＣＡＴＶ施設に接続する
事で、従来の片方向伝送のテレビ共聴施設を安価に双方
向化できる。
【００２４】また、テレビ共聴施設に混入したＣＡＴＶ
施設で使用している上り周波数帯で生じる雑音をＣＡＴ
Ｖ施設に混入させず、ＣＡＴＶ施設の上り回線の伝送品
質を悪化させることなく双方向ＣＡＴＶ施設とテレビ共
聴施設とを接続できる。
施設で使用している上り周波数帯で生じる雑音をＣＡＴ
Ｖ施設に混入させず、ＣＡＴＶ施設の上り回線の伝送品
質を悪化させることなく双方向ＣＡＴＶ施設とテレビ共
聴施設とを接続できる。
【００２５】さらに、ＣＡＴＶ施設に接続しない片方向
テレビ共聴施設においては、テレビ共聴施設の伝送線に
送信さた信号を伝送線の末端でさらに他の空き周波数に
周波数変換した後、テレビ共聴施設の共通の送受信点で
下り方向に混合することで片方向テレビ共聴施設を安価
に双方向化が図れる。
テレビ共聴施設においては、テレビ共聴施設の伝送線に
送信さた信号を伝送線の末端でさらに他の空き周波数に
周波数変換した後、テレビ共聴施設の共通の送受信点で
下り方向に混合することで片方向テレビ共聴施設を安価
に双方向化が図れる。
【００２６】
【図１】本発明の第１実施例の集合住宅の双方向テレビ
共聴施設を示す構成図
共聴施設を示す構成図
【図２】本発明の第２実施例の集合住宅の双方向テレビ
共聴施設を示す構成図
共聴施設を示す構成図
【図３】従来の集合住宅の共聴施設を示す構成図
【図４】従来の集合住宅の双方向テレビ共聴施設を示す
構成図
構成図
１ 伝送線 ２ テレビ共聴施設のセンタ局 ３ 系統分岐線 ４ 分配線 １０ 上り信号 １１ 壁面端子 １１ａ 下り信号出力端子 １１ｂ 上り信号入力端子 １２ 受信専用加入者設備 １３ 方向性結合器 １４ ２端子型双方向直列ユニット １５ 双方向加入者設備 １６ 上り下り独立端子型双方向ホームターミナル １７ テレビ受像機 ２０ 下り信号 ３０、６０ 非ＣＡＴＶ加入住戸 ４０、７０ ＣＡＴＶ加入住戸 ５０、８０ 受信専用加入者設備と双方向加入者設備が
混在する住戸 ９０ 終端抵抗 １０１ 共通の送受信点 １０２ 分波器 １０３ 片方向４分配器 １０４ 片方向２分配器 １０５ 片方向棟内増幅器 １２０ 上り信号変換器 １２１ バンドパスフィルタ １２２ 周波数変換器 ２０１ 共同受信アンテナ ２０２ チャンネル増幅器 ２５０ ＣＡＴＶ施設に送出される上り信号 ３０１ 双方向４分配器 ３０２ 双方向２分配器 ３０３ 双方向棟内増幅器 ３０４ 双方向方向性結合器 ３０５ ハイパスフィルタ ３０６ ハイパスフィルタ付き双方向型直列ユニット ３０７ 双方向ホームターミナル ３０８ 双方向直列ユニット
混在する住戸 ９０ 終端抵抗 １０１ 共通の送受信点 １０２ 分波器 １０３ 片方向４分配器 １０４ 片方向２分配器 １０５ 片方向棟内増幅器 １２０ 上り信号変換器 １２１ バンドパスフィルタ １２２ 周波数変換器 ２０１ 共同受信アンテナ ２０２ チャンネル増幅器 ２５０ ＣＡＴＶ施設に送出される上り信号 ３０１ 双方向４分配器 ３０２ 双方向２分配器 ３０３ 双方向棟内増幅器 ３０４ 双方向方向性結合器 ３０５ ハイパスフィルタ ３０６ ハイパスフィルタ付き双方向型直列ユニット ３０７ 双方向ホームターミナル ３０８ 双方向直列ユニット
Claims (4)
- 【請求項１】 テレビ共聴施設の外部の送信機で送信さ
れたテレビジョン信号を含む複数の下り信号を、共通の
受信点を通し供給され、かつ各住戸の加入者設備に分配
し、また、各住戸の加入者設備から共通の送信点を通し
外部の受信機へ上り信号を送信するようにしたテレビ共
聴施設において、受信した信号を各住戸に分配する伝送
線と、下り信号を専用に受信する受信専用加入者設備
と、前記下り信号の受信と外部の受信機に送信する双方
向加入者設備と、上り信号変換器とからなり、前記双方
向加入者設備は、前記伝送線を伝わる下り信号の周波数
帯域の空き周波数を用いて送信し、前記上り信号変換器
は、前記下り信号の周波数帯域の中から外部の受信機へ
送信する信号を抽出し、かつ上り信号に変換し、共通の
送信点を通し送信することを特徴とする双方向テレビ共
聴施設。 - 【請求項２】 共同のアンテナから集合住宅の各住戸の
加入者設備へテレビジョン信号を分配するようにしたテ
レビ共聴施設において、各住戸の双方向加入者設備は、
ＣＡＴＶ施設に送出する信号をテレビジョン信号の送信
周波数帯域の空き周波数に配置し、かつテレビジョン信
号が伝送される方向と同一の方向に送出し、テレビ共聴
施設の末端に配置された上り信号変換装置はテレビ共聴
施設内を流れる全信号の中から前記上り方向に送出しよ
うとする信号を抽出し、送信しようとするＣＡＴＶ施設
の上り周波数に変換した後、ＣＡＴＶ施設に送出するこ
とを特徴とする双方向テレビ共聴施設。 - 【請求項３】 ＣＡＴＶ施設の伝送路と接続してＣＡＴ
Ｖ施設から送信される下り信号を共同で受信し、各住戸
の加入者設備に信号を分配するようにした集合住宅のテ
レビ共聴施設において、 テレビ共聴施設は、前記下り信号を各住戸に分配する伝
送線とＣＡＴＶに加入しない住戸の非ＣＡＴＶ加入者設
備、ＣＡＴＶに加入する住戸のＣＡＴＶ加入者設備およ
びＣＡＴＶ加入者設備から送信された信号をＣＡＴＶ施
設の上り信号に変換する上り信号変換器とから構成さ
れ、 上記非ＣＡＴＶ加入者設備は、ＣＡＴＶ施設から送信さ
れた下り信号をテレビ共聴施設の伝送線から分岐する方
向性結合器と前記下り信号をテレビ受像機に出力する下
り出力端子とからなり、 上記ＣＡＴＶ加入者設備は、ＣＡＴＶ施設から送信され
た下り信号を伝送線から分岐する方向性結合器、加入者
設備の受信機に出力する下り出力端子と加入者設備の送
信機から送信される信号を入力する上り入力端子、およ
び前記入力端子を通し送信された信号をＣＡＴＶ施設の
下り信号が伝送線の中を伝送される方向と同じ方向に混
合する方向性結合器からなり、 上記上り入力端子を通し送信される信号は、その周波数
をＣＡＴＶ施設の上り周波数帯域と一致させず、下り周
波数帯域での空き周波数を用いて送信され、 かつ、伝送線の末端で、バンドパスフィルタと周波数変
換器とからなる上り信号変換器により抽出され、対応づ
けられたＣＡＴＶ施設の上り信号の周波数に変換され、
ＣＡＴＶ施設の伝送路に混合され、上り方向に送信され
ることを特徴とする双方向テレビ共聴施設。 - 【請求項４】 上り信号変換装置は抽出した信号をテレ
ビ共聴施設の下り信号の空き周波数に変換し、かつテレ
ビ共聴施設のセンタ局を介し各住戸に送信することを特
徴とした、請求項２記載の双方向テレビ共聴施設。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7236309A JP2934177B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 双方向テレビ共聴施設 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7236309A JP2934177B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 双方向テレビ共聴施設 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0983830A JPH0983830A (ja) | 1997-03-28 |
| JP2934177B2 true JP2934177B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=16998896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7236309A Expired - Lifetime JP2934177B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 双方向テレビ共聴施設 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2934177B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7047555B1 (en) | 1999-07-23 | 2006-05-16 | Masprodenkoh Kabushikikaisha | In-building CATV system, down-converter, up-converter and amplifier |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP7236309A patent/JP2934177B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0983830A (ja) | 1997-03-28 |
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