JP2001027944A - メニューインターフェイスを持つ装置とプログラム記録媒体 - Google Patents

メニューインターフェイスを持つ装置とプログラム記録媒体

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JP2001027944A
JP2001027944A JP19977599A JP19977599A JP2001027944A JP 2001027944 A JP2001027944 A JP 2001027944A JP 19977599 A JP19977599 A JP 19977599A JP 19977599 A JP19977599 A JP 19977599A JP 2001027944 A JP2001027944 A JP 2001027944A
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rule
menu
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JP19977599A
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English (en)
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Yoshiharu Maeda
芳晴 前田
Minoru Sekiguchi
実 関口
訓治 ▲高▼山
Kuniharu Takayama
Hirohisa Naito
宏久 内藤
Riichi Nakahira
利一 中平
Masayuki Katsuno
雅之 勝野
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Denso Ten Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、変化する状況や多様なユーザ属性に
対応して適切な機能を容易に呼び出すことができるよう
にするメニューインターフェイスを持つ装置の提供を目
的とする。 【解決手段】変化する状況とユーザ属性のいずれか一方
又は双方を取得対象として、取得対象となるものを取得
する取得手段12と、取得手段12の取得対象となるも
のに関する条件と、その条件が成立したときに登録され
るメニュー項目とを関連付けたルールを格納するルール
ベース10と、取得手段12の取得するものが、ルール
ベース10に格納されるルール条件を充足するのかどう
かを判定する判定手段13と、判定手段13により充足
と判定されるルール条件を持つルールの指定するメニュ
ー項目を、メニュー構造の所定の場所に登録する登録手
段14とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メニューインター
フェイスを持つ装置と、その装置の実現に用いられるプ
ログラムが格納されるプログラム記録媒体とに関し、特
に、変化する状況や多様なユーザ属性に対応して適切な
機能を容易に呼び出すことができるようにするメニュー
インターフェイスを持つ装置と、その装置の実現に用い
られるプログラムが格納されるプログラム記録媒体とに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のメニューインターフェイスを持つ
情報処理装置においては、ユーザ自身が状況を判断し
て、適切なメニュー項目をメニュー構造の中から選択す
ることにより所望の機能を呼び出していた。
【0003】一般に、メニュー構造の中には、よく使う
メニュー項目と、稀にしか使わないメニュー項目とが混
在している。したがって、メニュー構造が固定的である
と、メニュー操作に習熟しても操作量は一定であり、メ
ニュー操作が煩わしくなる問題点がある。特に階層的メ
ニュー構造では、よく使うメニュー項目が階層の奥深い
ところにあると、所望のメニュー項目まで辿り着くのに
手間がかかるという欠点がある。
【0004】そこで、メニュー構造を自動的にカスタマ
イズする方法として以下のようなものが提案されてい
る。 メニュー項目の選択回数(使用頻度)に基づいてメニ
ュー項目を並び替える。特開平9-128189号、特開平4-52
730 号、特開平4-181457号などに記載されている。 時間や場所に応じてメニューを変更する。
【0005】特開平5-119949号では、情報処理装置のメ
ニュー表示の際、利用する時刻が含まれる時間帯で最も
多く選択されるメニュー項目にメニューカーソルを位置
付けることで、ユーザのカーソル操作を少なくしたり押
し間違いを防ぐ技術を開示している。
【0006】また、特開平6-251035号では、レストラン
等で利用されるオーダ入力用端末機において、時間帯に
よりメニュー内容が切り換り、各メニューキーにその時
間帯で注文可能なメニュー情報のみを割り付ける技術を
開示している。
【0007】また、特開平4-308920号では、階層メニュ
ーを持つメニュー処理装置において、時間情報に対応さ
せて開始すべきメニューの階層位置情報を記憶してお
き、処理開始の時間情報と記憶された時間情報とを比較
して、一致する時間帯に対応して記憶された階層位置情
報に対応するメニューを選択して実行できるようにする
技術を開示している。
【0008】また、特開平9-212324号では、情報表示端
末の設置場所等の外部条件に合わせて、よく利用される
情報を容易に検索できるようにする技術を開示してい
る。具体的には、画面の表示頻度の計測手段と、表示頻
度の比較手段を設け、表示頻度を比較して、表示頻度が
大きいものを上位階層の表示画面とし、小さいものを下
位下層の表示画面としてメニューボタンを再設定するも
のである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用履
歴を利用する従来技術では、よく利用するメニュー項目
を選択しやすくするだけである。稀にしか使わないメニ
ュー項目も含めて、状況に適したメニュー項目を容易に
選択できるようにすることはできない。
【0010】また、時間情報を利用する従来技術では、
ユーザの状況を時間情報だけから推定することになるの
で、状況推定が不十分である。また、情報処理装置のユ
ーザが多人数である場合や、使用場所が変化する場合な
どには対応できない。
【0011】また、従来技術では、利用するルール集合
が固定されており、一般的に提供されたルールから、ユ
ーザ属性や状況に合ったルールを選択して利用する方法
がない。
【0012】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、変化する状況や多様なユーザ属性に対応した
適切な機能を容易に呼び出すことができるようにする新
たなメニューインターフェイスを持つ装置の提供と、そ
の装置の実現に用いられるプログラムが格納される新た
なプログラム記録媒体の提供とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1は本発明を具備する情報処理装置
であって、変化する状況や多様なユーザ属性に対応して
適切な機能を容易に呼び出すことができるようにするメ
ニュー機能を持つものである。
【0014】本発明の情報処理装置1は、ルールベース
10と、上位ルールベース11と、取得手段12と、判
定手段13と、登録手段14と、実行手段15と、選抜
手段16と、管理手段17と、削除手段18と、設定手
段19と、抽出手段20と、生成手段21と、記憶手段
22とを備える。
【0015】このルールベース10は、変化する状況や
ユーザ属性に関する条件と、その条件が成立したときに
登録されるメニュー項目とを関連付けたルールを格納す
る。上位ルールベース11は、ルールベース10に格納
されることになる広範なルールを格納する。
【0016】取得手段12は、作業状況や時間状況や場
所状況や周囲状況などで定義された状況を検出したり、
性別や年齢や好みなどのユーザの属性を取得する。判定
手段13は、取得手段12の取得する状況やユーザ属性
がルールベース10に格納されるルール条件を充足する
のかどうかを判定する。
【0017】登録手段14は、判定手段13により充足
と判定されるルール条件を持つルールの指定するメニュ
ー項目を、メニュー構造の所定の場所に登録する。実行
手段15は、ユーザにより選択されたメニュー項目に割
り付けられる機能を実行する。
【0018】選抜手段16は、上位ルールベース11か
ら、登録手段14により登録される可能性を持つルール
を選抜してルールベース10に格納する。管理手段17
は、ルールベース10に格納されるルールの使用情報を
管理する。削除手段18は、登録手段14により登録さ
れる可能性のなくなったルールをルールベース10から
削除したり、管理手段17の管理する使用情報に従っ
て、使用されないルールや使用される回数の少ないルー
ルをルールベース10から削除する。
【0019】設定手段19は、ルールベース10や上位
ルールベース11に格納されるルールに対して、登録手
段14の登録対象から外すのかどうかを設定する。抽出
手段20は、操作回数の多いユーザ操作から、ユーザ属
性を抽出する。
【0020】生成手段21は、複数のメニュー項目の選
択に応答して新たなメニュー項目を作成するとともに、
そのときに取得手段12の取得する状況やユーザ属性
と、その新たなメニュー項目とから新たなルールを生成
して、ルールベース10や上位ルールベース11に登録
する。記憶手段22は、作業名とその作業で指定される
ユーザの意図に応じた情報とを関連付けて記憶する。
【0021】このように構成される本発明の情報処理装
置1では、選抜手段16は、例えば定期的に、広範なル
ールを格納する上位ルールベース11から、登録手段1
4により登録される可能性を持つルールを選抜してルー
ルベース10に格納する。
【0022】このルールベース10を受けて、判定手段
13は、取得手段12が現在の状況や使用中のユーザの
属性を取得すると、その取得された状況やユーザ属性が
ルールベース10に格納されるルール条件を充足するの
かどうかを判定する。
【0023】この判定結果を受けて、登録手段14は、
判定手段13により充足と判定されるルール条件を持つ
ルールの指定するメニュー項目を、メニュー構造の所定
の場所に登録する。
【0024】このようにして、本発明の情報処理装置1
では、状況やユーザ属性に関する条件と、その条件が成
立したときに登録されるメニュー項目とを関連付けたル
ールを格納するルールベース10を用意して、現在の状
況や実際に使用するユーザ属性に適合するルールの指定
するメニュー項目を表示することで、現在の状況や実際
に使用するユーザ属性に合ったメニュー項目を表示して
いく構成を採ることから、変化する状況や多様なユーザ
属性に対応した適切な機能を容易に呼び出すことができ
るようになる。
【0025】この構成を採るときに、削除手段18は、
登録手段14により登録される可能性のなくなったルー
ルをルールベース10から削除したり、管理手段17の
管理する使用情報に従って、使用されないルールや使用
される回数の少ないルールをルールベース10から削除
していくことで、判定手段13の判定処理の負荷を低減
するように処理する。
【0026】そして、設定手段19は、ユーザなどの指
示に従って、ルールベース10や上位ルールベース11
に格納されるルールに対して、登録手段14の登録対象
から外すのかどうかを設定していくことで、一律に登録
手段14の登録対象とされることによる不都合の発生を
防止するように処理する。
【0027】そして、抽出手段20は、操作回数の多い
ユーザ操作から、ユーザ属性を抽出していくことで、取
得手段12が正確なユーザ属性を自動的に取得できるよ
うに処理する。
【0028】そして、生成手段21は、複数のメニュー
項目の選択に応答して新たなメニュー項目を作成すると
きに、そのときに取得手段12の取得する状況やユーザ
属性と、その新たなメニュー項目とから、新たなルール
を生成していくことで、その新たなメニュー項目を状況
やユーザ属性に合ったときに表示していくように処理す
る。
【0029】そして、記憶手段22は、作業名とその作
業で指定されるユーザの意図に応じた情報とを関連付け
て記憶するので、取得手段12は、指定される作業名を
検索キーにしてこの記憶手段22を検索することで、取
得対象となるユーザの必要としている情報を取得するこ
とができるようになることで、ユーザの意図に応じた情
報を取得できるようになる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、カーナビゲーション装置に
適用した実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
【0031】本発明の適用されるカーナビゲーション装
置は、ハードウェア構成的には、図2に示すように、C
PU、メモリ、記憶装置、位置計測部(GPS、自律航
法装置、PHSなどを利用して位置を計測する)、時
計、入力部、出力部、データ送受信部(ラジオ放送や携
帯電話などの無線や電話回線などを介してデータを受信
する)を備え、バスを介してこれらが接続された構成と
なっている。
【0032】そして、図3に示すようなユーザインター
フェイス外観を有しており、メニュー項目表示欄にメニ
ュー項目を表示し、その下のボタンが押されるときに上
のメニュー項目内容の機能を呼び出すという構成となっ
ている。
【0033】図4に、本発明を具備するカーナビゲーシ
ョン装置1aの装置構成の一実施例を図示する。
【0034】この実施例に示すように、本発明のカーナ
ビゲーション装置1aは、ルール選抜プログラム30
と、ユーザ属性・状況検出プログラム31と、ルール条
件判定プログラム32と、メニュー項目登録プログラム
33と、メニュー項目実行プログラム34と、ルール管
理プログラム35と、ユーザ属性設定プログラム36
と、ルール登録プログラム37と、上位階層ルールベー
ス38と、下位階層ルールベース39と、ルール管理テ
ーブル40と、ユーザ属性テーブル41と、操作履歴テ
ーブル42と、運転モードテーブル43とを備える。こ
こで、本発明のカーナビゲーション装置1aに展開され
るプログラムは、フロッピィディスクや回線などを介し
てインストールされることになる。
【0035】図1で説明したように、本発明では、状況
やユーザ属性に関する条件と、その条件が成立したとき
に登録されるメニュー項目とを関連付けたルールを用意
して、それらのルールに従って、現在の使用状況や実際
に使用するユーザの属性に合ったメニュー項目を表示し
ていくことで、変化する状況や多様なユーザ属性に対応
した適切な機能を容易に呼び出すことができるようにす
ることを実現している。
【0036】上位階層ルールベース38と下位階層ルー
ルベース39とは、これらのルールを格納するために用
意されるものであり、上位階層ルールベース38には、
図5に示すように、広範なユーザ向けのルールや多様な
状況に対応するルールが格納され、下位階層ルールベー
ス39には、図6に示すように、上位階層ルールベース
38に格納されるルールの中から選抜される、現在の使
用状況や実際に使用するユーザの属性に合ったルールが
格納される。
【0037】この上位階層ルールベース38は、例え
ば、カーナビゲーション装置1aの備えるDVDーRO
Mのような大容量の記憶媒体に格納されたり、カーナビ
ゲーション装置1aとは別の場所に設けられる多くの人
がアクセス可能な情報センタに格納される。情報センタ
のような別の場所に格納される場合には、ネットワーク
接続や無線手段などによりルールの転送が行われること
になる。一方、下位階層ルールベース39は、短時間に
アクセス可能なカーナビゲーション装置1aの備える記
憶装置(メモリやハードディスクなど)に格納される。
【0038】上位階層ルールベース38や下位階層ルー
ルベース39に格納されるルールは、図5や図6に示す
ように、ユーザ属性に関する条件や状況に関する条件
と、その条件が成立したときに登録されるメニュー項目
とを関連付ける。
【0039】ここで、ユーザ属性に関する条件とは、性
別、年代、同乗者、運転歴、血液型、趣味、好み、車の
用途などに関する条件である。また、状況に関する条件
とは、作業状況の条件(目的地設定時、運転中など)
や、時間状況の条件(日にちが休日/平日であるか、時
間帯が指定値であるか、季節が指定季節であるか、な
ど)や、場所状況の条件(現在位置がどのような場所で
あるか、など)や、周囲状況の条件(受信した情報が指
定情報を含むかどうか、など)などである。状況に関す
る条件の具体例は後述する。
【0040】ルール選抜プログラム30は、設定された
ルール選抜条件に基づいて、手動あるいは自動に、上位
階層ルールベース38からルールを選抜して、下位階層
ルールベース39に格納する処理を行う。
【0041】この手動ルール選抜は、ルールを検索する
検索キーワードの入力と、検索キーワードよるルールの
検索、閲覧、および、所望のルールの取得によって構成
される。一方、自動ルール選抜は、定期的、あるいは、
指定された状況が指定条件を満たした場合に行われる。
これらの指定はルール選抜条件として記述される。図7
に、自動選抜でルールを選抜するときにルール選抜プロ
グラム30が実行する処理フローを図示する。
【0042】自動選抜のルール選抜条件には、(1)例
えば、月に一度というように、定期的に選抜を行うとい
うものと、(2)指定状況が指定条件を満たしたら選抜
を行うというものがある。
【0043】この後者のルール選抜条件は、例えば、 ユーザ属性を指定:例えば、年齢の増加、趣味の変化
など。IF(ユーザ属性変化)THEN(新しいユーザ属性に
関するルールを選抜) 季節や地域などの大きな状況が変化した場合。 IF (現在季節!=前回季節)THEN(現在季節に関するル
ールを選抜) IF(現在地域!=前回地域)THEN(現在地域に関するル
ールを選抜) 但し、" !=" は等しくないと言うことを意味する。 というようなものである。
【0044】このルール選抜プログラム30の処理によ
り、定期的に指定された時間間隔(スケジュール)で所
定の検索条件によってルールを検索し、取得することに
より最新ルールや流行ルールを取得することができる。
そして、指定した状況が変化した場合に、その状況に合
ったルール群を取得することによって、例えば、季節が
変わったら季節限定ルールを取得したり、所在地域が変
わったら地域限定ルールを取得することができる。
【0045】この下位階層ルールベース39に格納され
るルールを受けて、本発明のカーナビゲーション装置1
aに展開されるユーザ属性・状況検出プログラム31/
ルール条件判定プログラム32/メニュー項目登録プロ
グラム33/メニュー項目実行プログラム34は、次に
説明する処理を行うことで、現在の使用状況や実際に使
用するユーザの属性に合ったメニュー項目を表示してい
くことで、変化する状況や多様なユーザ属性に対応した
適切な機能を容易に呼び出すことができるようにするこ
とを実現する。
【0046】すなわち、ユーザ属性・状況検出プログラ
ム31は、実際に使用するユーザの属性を取得するとと
もに、現在の使用状況を検出する。
【0047】このとき実行するユーザ属性の取得処理
は、例えば、実際に使用するユーザのユーザ名を入手し
て、それを検索キーにしてユーザ属性テーブル41(詳
細は後述する)を検索することで行う。なお、ユーザ名
の入手は、ユーザ名を入力させたり、ユーザリストから
ユーザ名を選択させたり、カメラ・マイク・体重計・に
おいセンサなどのセンサを用いてデータを収集し、それ
を解析してユーザを同定(予め登録されているユーザの
特徴データから同定する)することで行う。
【0048】一方、このとき実行する状況の検出処理
は、位置検出部、時計、入力部を介して行われたカーナ
ビ操作や、データ送受信部で得られた情報などから、時
間状況、場所状況、作業状況、周囲状況などを検出する
ことで行う。
【0049】具体的には、時間状況としては、年月日
(例えば、1999年12月31日など)、季節(例え
ば、春、スキーシーズンなど、春の定義は例えば3〜5
月)、時間帯(例えば、早朝、正午、夕方、深夜、食事
時など)、時刻(例えば、12:00など)、所定期間
だけ経過したこと(例えば、ある時点から1カ月後な
ど)、などを検出する。
【0050】また、場所状況としては、現在位置が指定
地域内/ 外にいること(例えば、千葉県内にいる)、指
定された場所から指定距離内/ 外にいること(例えば、
幕張から10km以内にいる)、指定属性の場所が指定
距離内にあること(例えば、レストランが5km以内に
ある)、指定距離だけ走行したこと、などを検出する。
【0051】また、作業状況としては、カーナビ操作状
況として、カーナビ起動直後、目的地を設定する操作状
況、経路を設定( 検索) する作業状況、運転中、目的地
に到着した状況など、あるいは、運転状況として、渋滞
中、旅行中、仕事中、帰宅中、などを検出する。
【0052】また、周囲状況としては、受信したデータ
から得られる状況(例えば、受信したEPG(電子番組
ガイド)から得られる番組の放送状況、受信した駐車場
の満空情報から得られる状況、ニュース速報を受信した
状況、経路前方の渋滞情報を受信した状況)などを検出
する。
【0053】このユーザ属性・状況検出プログラム31
の処理結果を受けて、ルール条件判定プログラム32
は、ユーザ属性・状況検出プログラム31により取得さ
れたユーザ属性/状況が、下位階層ルールベース39に
格納されたルール条件を満たすかどうか判定する処理を
行う。
【0054】このとき、ルール条件判定プログラム32
は、条件に指定された季節や時間帯などの定義情報を持
ち、変換して条件を判定する機能を持つ。例えば、季節
の冬とは12月から2月の間と定義されているとし、条
件が「季節=冬」であったとするときには、この冬の定
義を利用して、この条件を「12月<検出月日<2月」
と変換してから条件を判定する。
【0055】この条件判定を行うにあたって、ルール条
件判定プログラム32は、図8の処理フローに示すよう
に、ルール条件の判定を異なる時間間隔で異なる精度で
行うことがある。
【0056】すなわち、まず長い時間間隔でラフな条件
判定を行って判定対象となるルールを限定し、次に短い
時間間隔で限定したルールを対象としてより高精度の判
定を行うことがある。これによって、条件判定を効率的
に行うことができるようになる。
【0057】また、この条件判定を行うにあたって、ル
ール条件判定プログラム32は、図9の処理フローに示
すように、判定対象である各ルールのルール条件の判定
を、条件の種類によって設定された順番に従って行う。
【0058】すなわち、例えば、ルール条件として、ユ
ーザ属性に関する条件、作業状況に関する条件、季節の
条件、時間帯の条件があった場合に、ユーザ属性(例え
ば男性、女性)に関する条件判定が2回で行え、作業状
況に関する条件判定が3回で行え、季節の条件が4回で
行え、時間帯の条件が24回で行えるならば、少ない条
件判定回数のものからの順番に従い、上記の順番に従っ
て条件を判定し、条件が成立しなかった段階で条件判定
を中断していく。これにより、処理が効率化できる。
【0059】このルール条件判定プログラム32の処理
結果を受けて、メニュー項目登録プログラム33は、ル
ール条件が成立した場合に、成立ルールによって関連付
けられたメニュー項目をメニュー構造の所定の場所に動
的に登録する。
【0060】図3に示したメニューインターフェイスで
説明するならば、ボタン2からボタン5に対応したメニ
ュー項目表示欄に、条件が成立したものが登録され、
「ゴルフ場に行く」、「天気予報を表示」、「Beatles
番組を聞く」のメニュー項目が登録された状態を示して
いる。これらのメニュー項目は、図6に示した下位階層
データベース39のルールのうち、番号1、4、5のル
ールの条件が成立した仮定のときに登録されたものであ
る。
【0061】ここで、ボタン1は通常のメニュー構造を
呼び出すために確保されており、ボタン1を押すことに
よって、固定的な階層メニューインターフェイスを表示
する構成を採っている。これにより、ユーザは、自分の
希望するメニューインターフェイスを選択できることに
なる。
【0062】メニュー項目登録プログラム33は、この
メニュー項目の登録にあたって、登録スペースに入らな
いメニュー項目については削除するように処理する。例
えば、図3に示したメニューインターフェイスでは4箇
所しかメニュー項目を登録する場所がないので、5個以
上のメニュー項目は削除し、図10に示すような複数の
登録スペースを持つ場合には、合計で7個のメニュー項
目を登録する場所があるので、8個以上のメニュー項目
は削除することになる。なお、新規に登録場所を生成し
て、全てのメニュー項目を登録していくという方法を採
ることも可能である。
【0063】また、メニュー項目登録プログラム33
は、新しいメニュー項目を所定の場所に登録したとき
に、音(例えば、音声、メロディ、Beep音など)や、光
(例えば、メニュー項目の点滅、ディスプレー上への画
像の表示など)や、振動(シートやハンドルが振動する
など)、におい、などによって、ユーザに対してその旨
を告知するように処理している。
【0064】また、メニュー項目登録プログラム33
は、ルールに対応付けて定義される情報に従って、ルー
ル条件が成立したらメニュー項目を登録したり、ルール
条件が成立しても登録しないように処理する。すなわ
ち、メニュー項目登録プログラム33の登録対象としな
いルールであるという定義が設定されている場合には、
その定義に従って、ルール条件が成立してもメニュー項
目を登録しないように処理するのである。
【0065】更に、メニュー項目登録プログラム33
は、ルールに対応付けて定義される情報に従って、ルー
ル条件が成立したら、成立した瞬間からメニュー項目を
所定時間内だけ登録するとか、ルール条件が成立してい
る間、所定周期でメニュー項目の登録を繰り返したり、
メニュー項目が選択されたら、そのメニュー項目を削除
したり削除しなかったりなどの処理を行う。
【0066】このような定義情報は、図示しない定義情
報設定プログラムが用意されていて、ユーザがこの定義
情報設定プログラムと対話することで、上位階層ルール
ベース38や下位階層ルールベース39に格納されるル
ールに対して設定することになる。
【0067】更に、メニュー項目登録プログラム33
は、ルールに対応付けて設定される優先度に従って、メ
ニュー項目を順序付けて登録する処理を行う。例えば、
図3に示したメニューインターフェイスでは4箇所しか
メニュー項目を登録する場所がないので、ルール条件の
成立したメニュー項目の内のどれを表示するのかについ
ては、優先度により決定するのである。
【0068】優先度には、ルール種類間の優先度の他
に、同一種類ルール内での個別ルールの優先度があり、
これらの優先度は、上述した定義情報設定プログラムに
よりユーザと対話することで設定することもあるが、ル
ール条件の適合度から自動設定したり、後述するよう
に、ルール管理テーブル40の管理するルール使用頻度
から自動設定することも可能である。
【0069】このようにして、メニュー項目登録プログ
ラム33は、成立ルールによって関連付けられたメニュ
ー項目をメニュー構造の所定の場所に動的に登録する処
理を行うが、このメニュー項目登録プログラム33の処
理を受けて、メニュー項目実行プログラム34は、それ
らの登録されたメニュー項目の内、ユーザによって選択
されたメニュー項目に関連付けられる処理を実行する。
【0070】図3に示したメニューインターフェイスで
具体例を説明するならば、メニュー項目実行プログラム
34は、「ゴルフ場に行く」が選択された場合は、ゴル
フ場を目的値として設定して経路探索する処理を実行
し、「天気予報を表示」が選択された場合は、ディスプ
レイに天気予報を表示する処理を実行し、「Beatles番
組を聞く」が選択された場合は、Beatles番組を選曲す
る処理を実行する。
【0071】このように、本発明のカーナビゲーション
装置1aでは、図11の処理フローに示すように、実際
に使用するユーザの属性を取得するとともに、現在の状
況を検出して、それらを満たすルール条件がある場合に
は、そのルール条件を持つルールの指定するメニュー項
目を登録してユーザインターフェイスに表示していく構
成を採ることから、変化する状況や多様なユーザ属性に
対応した適切な機能を容易に呼び出すことができるよう
になるのである。
【0072】次に、本発明のカーナビゲーション装置1
aの持つ各種機能について説明する。
【0073】図12に、ルール管理テーブル40の管理
するデータの一例、図13に、ユーザ属性テーブル41
の管理するデータの一例、図14に、操作履歴テーブル
42の管理するデータの一例、図15に、運転モードテ
ーブル43の管理するデータの一例を図示する。
【0074】ルール管理テーブル40は、下位階層ルー
ルベース39に格納されているルールの管理用に用意さ
れるものであって、例えば、図12に示すように、各ル
ールの使用回数(ルールによりメニュー項目が登録され
た回数)、選択回数(登録されたメニュー項目が選択さ
れた回数)、使用期間(ルールを使用している期間)、
優先度、有効条件(ルールが有効である条件)、ルール
選抜プログラム30により格納されたものか常駐してい
るものかの識別情報、ルール選抜条件を管理する。
【0075】このルール管理テーブル40の管理データ
を受けて、ルール管理プログラム35は、下位階層ルー
ルベース39に格納されているルールの削除や優先度の
制御を行う。
【0076】例えば、利用頻度の高いルールの優先度を
上げ、逆に低いルールの優先度を下げたり、選択回数
(使用回数)の多いルールの優先度を上げ、逆に少ない
ルールの優先度を下げたり、使用期間の長いルールの優
先度を上げ、逆に短いルールの優先度を下げるなどのよ
うな優先度の制御を行う。
【0077】また、利用履歴から判断して全く利用され
ていないルールや、ほとんど利用されていないルールを
削除したり、季節などが変わるなどにより有効条件(ル
ール条件)が満たされなくなったルールを削除したり、
現在のユーザ属性や状況が当該ルール選抜条件と指定値
以上に違ったらルールを削除するなどのようなルール削
除の制御を行う。
【0078】すなわち、ルール選抜プログラム30の選
抜条件を満たさなくなったルール(メニュー項目登録プ
ログラム33により登録される可能性のなくなったルー
ル)を、下位階層ルールベース39から削除したり、全
く利用されていないルールやほとんど利用されていない
ルールを、下位階層ルールベース39から削除すること
で、ルール条件判定プログラム32の判定処理の負荷を
低減するように処理するのである。
【0079】更に、ルール管理プログラム35は、その
他の処理として、上位階層ルールベース38や下位階層
ルールベース39に格納されたルール群に対して、条件
や機能によって自動的に分類しグループ化して管理する
処理を行う。例えば、夏用ルールや冬用ルールのような
特定季節向けルール、男性用ルールや若者向けルールの
ような特定ユーザ向け限定ルール、東京都ルールや富士
山周辺ルールのような特定地域向けルール、というよう
に自動的に分類し、名称を付ける処理を行っている。こ
れにより、ルール条件判定プログラム32は、ルール条
件の判定を効率的に行えるようになる。
【0080】一方、ユーザ属性テーブル41は、本発明
のカーナビゲーション装置1aを使用する可能性のある
ユーザの属性情報の管理用に用意されるものであって、
例えば、図13に示すように、各ユーザの名前、性別、
年齢、住所、趣味、好み情報、好み場所を管理する。
【0081】このユーザ属性テーブル41は、ユーザ属
性設定プログラム36が、図16や図17に示す処理フ
ローに従い、図18に示すようなユーザ属性質問画面を
使ってユーザ属性を取得することで作成されることにな
る。ここで、図16の処理フローは、ユーザ属性を新規
に登録するときに実行する処理フロー、図17の処理フ
ローは、ユーザ属性を更新するときに実行する処理フロ
ーである。また、ユーザ属性質問画面の代わりに、アン
ケート形式の質問シートを画面に表示して入力してもら
う方法や、音声によって質問する方法などを使用しても
よい。
【0082】一方、操作履歴テーブル42は、ユーザの
操作履歴の管理用に用意されるものであって、例えば、
図14に示すように、ユーザ操作の利用回数を管理す
る。そして、このユーザ操作の利用回数の管理を受け
て、ユーザ属性設定プログラム36が、この利用回数が
例えば5回といった規定回数を超えるときに、そのユー
ザ操作から抽出できるユーザの好みを抽出して、それを
ユーザ属性テーブル41などに登録する構成を採るの
で、その抽出されたユーザ属性についても管理する構成
を採っている。この操作履歴テーブル42が用意される
ことで、ユーザ属性の自動検出が可能になる。
【0083】一方、運転モードテーブル43は、運転モ
ードとその運転モードが示すユーザの意図する情報との
対応関係を管理する。例えば、図15に示すように、旅
行モードのときには、ユーザの好む場所は、名所旧跡、
ドライブイン、ホテル、旅館などであり、ユーザの好む
情報は、天気予報、観光情報などであるといったよう
に、各運転モードが示すユーザの意図する好み場所や好
み情報を管理する。
【0084】この運転モードテーブル43の管理データ
を受けて、図19に示すような運転モード選択画面に従
って運転モードが選択されると、ユーザ属性・状況検出
プログラム31は、この運転モードテーブル43の管理
データに従ってユーザの意図する好み場所や好み情報を
取得して、それをユーザ属性テーブル41から取得する
ユーザ属性にマージし、これを受けて、ルール条件判定
プログラム32は、運転モードの指定する好みなどの情
報を加味した形で、ルール条件の判定を行うように処理
する。この運転モードテーブル43が用意されること
で、ユーザの意図する好み場所や好み情報などを考慮し
たメニュー項目を登録できるようになる。最後に、ルー
ル登録プログラム37の実行する処理について説明す
る。
【0085】本発明者らは、特願平10-200237 号で、目
的語を上位メニュー階層とし、それらの目的語に対応付
けられる述語を下位メニュー階層としたり、述語を上位
メニュー階層とし、それらの述語に対応付けられる目的
語を上位階層メニューとするというメニュー構成を採っ
て、上位メニュー階層から選択されるメニュー項目(例
えば「見たい」)と、下位メニュー階層から選択される
メニュー項目(例えば「ゴルフ場」)とが選択されると
きに、この選択されたメニュー項目の組み合わせで定義
されるメニュー項目(例えば「ゴルフ場が見たい」)を
新たなメニュー項目として登録するという発明を開示し
た。
【0086】この発明に従うと、従来であれば、階層化
されるメニューを順番に開きながら、各メニュー階層の
メニュー項目を順番に選択していくことで選ぶ必要のあ
ったメニュー項目を、一発で選択できるようになる。
【0087】ルール登録プログラム37は、このような
方法によって新たなメニュー項目を作成していくとき
に、そのときにユーザ属性・状況検出プログラム31の
取得するユーザ属性/状況から、新たなルールを生成し
て、それを上位階層ルールベース38や下位階層ルール
ベース39に格納する処理を行う。
【0088】これにより、ユーザの選択に応答して新た
に生成するメニュー項目についても、その後、その選択
時の状況やユーザ属性が成立するときに、メニューイン
ターフェイスに表示できるようになる。
【0089】図示実施例に従って本発明を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施
例では、カーナビゲーション装置への適用を具体例にし
て本発明を説明したが、本発明はその適用がカーナビゲ
ーション装置に限られるものではない。
【0090】例えば、ディジタル放送の受信機を適用対
象とした場合は、好みなどのユーザ属性と状況(受信し
た電子番組ガイド(EPG)、現在時間、現在地、放送
地域など)に関する条件で番組を選択してメニューに登
録するルールベースを利用することによって、ディジタ
ル放送の数多くの番組の中から、ユーザ属性や状況にあ
った番組を容易に選択して見ることができるようにな
る。
【0091】また、実施例では、上位階層ルールベース
38と下位階層ルールベース39という階層構成のルー
ルベースを用いる構成を採ったが、1つのルールベース
で構成することも可能である。この構成を採る場合に
は、その1つのルールベースからルールを削除するとい
う処理は行わないことになる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報処理
装置では、状況やユーザ属性に関する条件と、その条件
が成立したときに登録されるメニュー項目とを関連付け
たルールを格納するルールベースを用意して、現在の状
況や実際に使用するユーザ属性に適合するルールの指定
するメニュー項目を表示することで、現在の状況や実際
に使用するユーザ属性に合ったメニュー項目を表示して
いく構成を採ることから、変化する状況や多様なユーザ
属性に対応した適切な機能を容易に呼び出すことができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】カーナビゲーション装置の説明図である。
【図3】カーナビゲーション装置の説明図である。
【図4】本発明の装置構成の一実施例である。
【図5】上位階層ルールベースの説明図である。
【図6】下位階層ルールベースの説明図である。
【図7】ルール選抜プログラムの処理フローである。
【図8】ルール判定プログラムの処理フローである。
【図9】ルール判定プログラムの処理フローである。
【図10】メニュー項目の登録処理の説明図である。
【図11】本発明の処理フローである。
【図12】ルール管理テーブルの説明図である。
【図13】ユーザ属性テーブルの説明図である。
【図14】操作履歴テーブルの説明図である。
【図15】運転モードテーブルの説明図である。
【図16】ユーザ属性設定プログラムの処理フローであ
る。
【図17】ユーザ属性設定プログラムの処理フローであ
る。
【図18】ユーザ属性質問画面の説明図である。
【図19】運転モード選択画面の説明図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置 10 ルールベース 11 上位ルールベース 12 取得手段 13 判定手段 14 登録手段 15 実行手段 16 選抜手段 17 管理手段 18 削除手段 19 設定手段 20 抽出手段 21 生成手段 22 記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 実 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 ▲高▼山 訓治 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 内藤 宏久 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 中平 利一 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 勝野 雅之 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 5B069 AA01 AA12 BA04 CA14 DB09 JA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メニューインターフェイスを持つ装置に
    おいて、 変化する状況とユーザ属性のいずれか一方又は双方を取
    得対象として、取得対象となるものを取得する取得手段
    と、 上記取得手段の取得対象となるものに関する条件と、該
    条件が成立したときに登録されるメニュー項目とを関連
    付けたルールを格納するルールベースと、 上記取得手段の取得するものが、上記ルールベースに格
    納されるルール条件を充足するのかどうかを判定する判
    定手段と、 上記判定手段により充足と判定されるルール条件を持つ
    ルールの指定するメニュー項目を、メニュー構造の所定
    の場所に登録する登録手段とを備えることを、 特徴とするメニューインターフェイスを持つ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメニューインターフェイ
    スを持つ装置において、 広範なルールを格納する上位ルールベースから、登録手
    段により登録される可能性を持つルールを選抜してルー
    ルベースに格納する選抜手段を備えることを、 特徴とするメニューインターフェイスを持つ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のメニューインターフェイ
    スを持つ装置において、 ルールの使用情報を管理する管理手段と、 上記管理手段の管理する使用情報に従って、ルールベー
    スに格納されるルールを削除する削除手段とを備えるこ
    とを、 特徴とするメニューインターフェイスを持つ装置。
  4. 【請求項4】 メニューインターフェイスを持つ装置の
    実現に用いられるプログラムが格納されるプログラム記
    録媒体であって、 変化する状況とユーザ属性のいずれか一方又は双方を取
    得対象として、取得対象となるものを取得する取得処理
    と、 上記取得処理の取得対象となるものに関する条件と、該
    条件が成立したときに登録されるメニュー項目とを関連
    付けたルールを格納するルールベースにアクセスするこ
    とで、上記取得処理の取得するものが、該ルールベース
    に格納されるルール条件を充足するのかどうかを判定す
    る判定処理と、 上記判定処理により充足と判定されるルール条件を持つ
    ルールの指定するメニュー項目を、メニュー構造の所定
    の場所に登録する登録処理とをコンピュータに実行させ
    るプログラムが格納されることを、 特徴とするプログラム記録媒体。
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