JP4613059B2 - 車載用電子機器、車載用電子機器の制御方法及び制御プログラム - Google Patents

車載用電子機器、車載用電子機器の制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、車載用電子機器、車載用電子機器の制御方法及び制御プログラムに係り、特にユーザに複数の選択対象からいずれかを選択させるための処理を行う車載用電子機器、車載用電子機器の制御方法及び制御プログラムに関する。
従来より、タッチパネルディスプレイを備えた車載用電子機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような車載用電子機器として、カーナビゲーション装置やオーディオ装置などが挙げられるが、これらの装置においては、タッチパネルディスプレイの表示時の背景色や背景画面などをユーザが好みで選択できるようにするものがある。
特開2003−312372号公報
このような車載用電子機器において、ユーザが好みの背景画面を選択する際には、予め設定された背景画面の中から、設定画面において選択操作を行う必要がある。
ところで、車載用機器においては、その設置上の制限から表示画面を大きくすることが困難であり、従って、設定画面においても多くの情報を表示することはできず、操作の際の操作ステップ数が増加することは否めない。
特にカーナビゲーション装置における背景色などのように、昼間と夜間とでは全く設定を異ならせたい場合も発生し、このような場合にはさらに操作ステップ数が増加することが考えられる。
そこで、本発明の目的は、情報処理装置である車載用電子機器において、複数の選択対象が存在する場合に、ユーザに容易、かつ、少ないステップ数で選択操作を行わせることができる車載用電子機器、車載用電子機器の制御方法及び制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、表示画面を備えた車載用電子機器において、前記表示画面の背景色を選択するためのカラーセレクトモード画面を、前記表示画面に表示させるための操作ボタンと、ユーザがタッチパネル上を指で摺摩することで、スクロール操作によって前記カラーセレクトモード画面に表示された背景色の色名称を順次変更させるためのスクロール操作アイコンと、前記スクロール操作アイコンの操作に応じて前記カラーセレクトモード画面に表示された背景色の色名称をスクロール表示させるマスターマイコンと、を備え、前記マスターマイコンが、前記背景色の色名称を昼間向けの色名称群と、夜間向けの色名称群とに区別して記憶し、前記操作ボタンが操作された場合に、昼間か夜間かを判別し、昼間であれば昼間向けの色名称群の優先順位を高くし、カラーセレクトモード画面に夜間向けの色名称群よりも先に表示させ、夜間であれば夜間向けの色名称群の優先順位を高くし、カラーセレクトモード画面に昼間向けの色名称群よりも先に表示させる、ことを特徴としている。
上記構成によれば、マスターマイコンは、操作ボタンの操作により表示画面にカラーセレクトモード画面を表示する。
これにより、ユーザが、タッチパネル上を指で摺摩することで、スクロール操作アイコンを用いたスクロール操作をおこなうと、マスターマイコンは、カラーセレクトモード画面に表示された背景色の色名称を順次変更させてスクロール表示させる。
この場合に、マスターマイコンは、昼間か夜間かを判別し、昼間であれば昼間向けの色名称群の優先順位を高くし、カラーセレクトモード画面に夜間向けの色名称群よりも先に表示させ、夜間であれば夜間向けの色名称群の優先順位を高くし、カラーセレクトモード画面に昼間向けの色名称群よりも先に表示させる。
この場合において、前記表示画面の両縁のそれぞれには、上下に延びるガイド片が設けられ、前記スクロール操作アイコンを、前記ガイド片の近傍に配置して、
前記ユーザは、前記ガイド片に沿って前記タッチパネル上を指で摺摩することにより前記スクロール操作を行うようにしてもよい。
また、前記マスターマイコンは、前記カラーセレクトモード画面に優先的に表示させる色名称群に属する色名称を、前記スクロール操作にしたがって、一つずつ選択可能な色名称として前記表示画面に表示させるようにしてもよい。
さらに、前記マスターマイコンは、車両のヘッドライトとの点灯信号またはスモールライトの点灯信号に基づいて昼間か夜間かを判別するようにしてもよい。
また、表示画面を備えた車載用電子機器の制御方法において、前記車載用電子機器は、前記表示画面の背景色を選択するためのカラーセレクトモード画面を、前記表示画面に表示させるための操作ボタンと、ユーザがタッチパネル上を指で摺摩することで、スクロール操作によって前記カラーセレクトモード画面に表示された背景色の色名称を順次変更させるためのスクロール操作アイコンと、前記スクロール操作アイコンの操作に応じて前記カラーセレクトモード画面に表示された背景色の色名称をスクロール表示させるマスターマイコンと、を備え、前記背景色の色名称を昼間向けの色名称群と、夜間向けの色名称群とに区別して記憶する過程と、前記操作ボタンが操作された場合に、昼間か夜間かを判別する過程と、前記判別に基づいて、昼間であれば昼間向けの色名称群の優先順位を高くし、カラーセレクトモード画面に夜間向けの色名称群よりも先に表示させ、夜間であれば夜間向けの色名称群の優先順位を高くし、カラーセレクトモード画面に昼間向けの色名称群よりも先に表示させる過程と、を備えたことを特徴としている。
また、表示画面を備えた車載用電子機器をコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、前記車載用電子機器は、前記表示画面の背景色を選択するためのカラーセレクトモード画面を、前記表示画面に表示させるための操作ボタンと、ユーザがタッチパネル上を指で摺摩することで、スクロール操作によって前記カラーセレクトモード画面に表示された背景色の色名称を順次変更させるためのスクロール操作アイコンと、前記スクロール操作アイコンの操作に応じて前記カラーセレクトモード画面に表示された背景色の色名称をスクロール表示させるマスターマイコンと、を備え、前記コンピュータを、前記背景色の色名称を昼間向けの色名称群と、夜間向けの色名称群とに区別して記憶させる手段、前記操作ボタンが操作された場合に、昼間か夜間かを判別させる手段、前記判別に基づいて、昼間であれば昼間向けの色名称群の優先順位を高くし、カラーセレクトモード画面に夜間向けの色名称群よりも先に表示させ、夜間であれば夜間向けの色名称群の優先順位を高くし、カラーセレクトモード画面に昼間向けの色名称群よりも先に表示させる手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、例えば、車載用電子機器において、複数の選択対象が存在する場合に、ユーザに容易、かつ、少ないステップ数で選択操作を行わせることができる。
次に図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る車載機器の一態様たるカーオーディオ装置の正面図である。図2は、カーオーディオ装置の装置本体の正面図である。
図1に示すように、カーオーディオ装置1の正面(フロント部分)には、着脱可能コントロールパネル3が装置本体2に対して着脱自在に取り付けられている。
着脱可能コントロールパネル(以下、DCP:Detachable Control Panel)3は、カーオーディオ装置1の表示部および操作部として機能するものであり、DCPケース4と、液晶パネル5と、当該液晶パネル5上に設けられたタッチパネル6と、液晶パネル5の左右両側に配設された複数の操作キー7とを有している。液晶パネル5の上下縁部には上フレーム8Aおよび下フレーム8Bが設けられ、これら上フレーム8Aおよび下フレーム8Bにより液晶パネル5が挟持される。
また下フレーム8Bには液晶パネル5との隣接部分に沿ってほぼ等間隔に凹部9-1〜9-4が形成されている。これら凹部9-1〜9-4は、タッチパネル6上の操作箇所を案内するものである。すなわち、図1に示すように、液晶パネル5には、これらの凹部9-1〜9-4に対応して4つの操作ボタンアイコン10-1〜10-4が表示され、ユーザが下フレーム8B上で指を摺動させれば、液晶パネル5に表示された操作ボタン10-1〜10-4の位置を凹部9-1〜9-4の位置から察することができるようになっている。したがって、ユーザは液晶パネル5を見なくとも、タッチパネル6の操作を容易に行うことができる。
さらに、図1に示すように、液晶パネル5の左右両縁のそれぞれには、上下に延びるガイド片11が設けられている。これらのガイド片11は、上記下フレーム8Bの凹部9と同様に、タッチパネル6上の操作箇所を案内するものである。具体的には、図1に示すように、液晶パネル5の左右両縁付近には、液晶画面5に表示されている表示項目を順次変更するためのスクロール操作アイコン12が表示されており、ユーザはガイド片11を頼りにスクロール操作アイコン12を操作することができる。すなわち、ユーザがガイド片11に沿ってタッチパネル6上を指で摺摩することで、スクロール操作アイコン12が操作され、表示項目が順次変更される。
DCP3が複数の操作キー7を備えることは上述の通りであるが、これらの操作キー7として、電源・ボリュームキー7A、ソースボタン7B、オープン・イジェクトボタン7C、アジャストボタン7D、モードボタン7E、サウンドボタン7F、および、ISRボタン7Gが設けられている。電源・ボリュームキー7Aはロータリーキースイッチとして構成され押下操作によって電源がオン・オフし、また、回転操作によってボリューム(音量)が調整される。ソースボタン7Bは音源ソースを切り換えるための押下式ボタンであり、押下の度に、再生する音源ソースが切り換えられる。音源ソースとしては、装置本体1に内蔵されたラジオ音源やCD(Compact Disc)音源、装置本体2に通信可能に接続されたCDチェンジャーやDVD(Digital Versatile Disk)チェンジャー、および、外部音声入力端子から入力される外部音声などが用いられている。
オープン・イジェクトボタン7Cは、DCP3の背面に位置する各種操作部を操作可能な状態とするために、DCP3を開状態とするための押下式ボタンである。DCP3が閉状態においてオープン・イジェクトボタン7Cが押下されると、DCP3が図示せぬリンク機構により装置本体1から押し出されるように傾倒して開状態となり、装置本体2の正面(フロント部分)が露出する。図2に示すように、装置本体2の正面にはCDの挿入口20が設けられており、DCP3を開状態とすることで装置本体2へのCDの挿脱が可能となる。また、DCP3が開いた状態で上記オープン・イジェクトボタン7Cを操作した場合には、挿入口20からのCDの排出動作
が行われる。このDCP3が開状態となった場合、所定時間経過後に、図示せぬリンク機構が作動して、自動で閉状態となる。
アジャストボタン7Dは装置本体2の各種の設定や調整をするときに使用される操作ボタンである。モードボタン7Eは例えばCD再生時の再生モードを設定するための押下式ボタンであり、押下の度に、リピート再生やランダム再生といった再生モードが切り替わり設定される。また、当該モードボタン7Eが長押操作された場合には、液晶パネル5の表示が標準表示とデザインを省略して視認性を向上させたシンプル表示との間で表示が切り換えられる。サウンドボタン7Fは音響に関する各種の設定や調整をするときに使用される操作ボタンである。ISRボタン7Gは現在の音源ソースの選択状態にかかわらず、特定のラジオチャンネルを受信してラジオ音声を出力させるための操作ボタンである。
また、DCP3の正面には、車室内の明るさを感知するフォトセンサの受光窓13と、リモートコントローラからの信号を受光するための受光窓14とが設けられている。本カーオーディオ装置1にあっては、上記フォトセンサで感知した車室内の明るさに応じて液晶パネル5のバックライトの輝度が調整されるようになっている(いわゆる、オートディマー機能)。
図3は、着脱可能コントロールパネルの背面図である。
このDCP3は、上記のように、装置本体2から取り外し可能になっており、その構造について説明すると、図3に示すように、DCP3の背面には、2つの係合突起30A、30Bと1つの係合受け31とが形成されると共にコネクタ接点32が形成され、また、図2に示すように、装置本体2の正面には、上記DCP3を取り付けるための支持プレート21が設けられ、この支持プレート21上に2つの係合受け22A、22Bと、1つの係合突起23と、コネクタ接点24とが形成されている。この構成の下、DCP3の背面の係合受け31を装置本体2の支持プレート21上の係合突起23に押し込んで、DCP3の一端側を装置本体2に係合させた後、DCP3の背面の係合突起30A、30B及びコネクタ接点32をそれぞれ装置本体2の係合受け22A、22B及びコネクタ接点24に押し込んで係合させることで、DCP3が装置本体2の正面に取り外し自在に取り付けられる。
DCP3が装置本体2に取り付けられた状態にあっては、上記コネクタ接点32および24を介してDCP3と装置本体2との間で信号の送受が可能となり、これらDCP3と装置本体2との間で操作キー7の操作に応じた操作信号や、液晶パネル5へ各種情報を表示するための信号等が送受される。
次いで、本カーオーディオ装置1の機能的構成について図4を参照して詳述する。
図4はカーオーディオ装置1の装置本体2およびDCP3の機能的構成を示すブロック図である。
図4に示すように、カーオーディオ装置1の装置本体2は、マスターマイコン100と、ラジオ受信部110と、CD再生部120と、音声出力部130とを備えている。
マスターマイコン100は、装置本体2の各部およびDCP3の制御を実行するものであり、EEPROMやRAM等の記憶手段が内蔵され、当該EEPROMには、制御用プログラムやメニュー画面などの各種表示用データが格納されている。なお、図示を省略しているが、マスターマイコン100には、車両のバッテリに直結されたバックアップ電源と、キースイッチを介してバッテリに接続されたACC電源とが供給されている。したがって、ACC電源がオフの間は、バックアップ電源がマスターマイコン100に供給され、RAMなどに格納したデータが保持される。
ラジオ受信部110は、AM/FM波のラジオ放送を受信するものであり、アンテナ111と、チューナ回路112とを備え、チューナ回路112がマスターマイコン100の指示に基づいて所定チャンネルのラジオ放送を受信し、音声信号を音声出力部130に出力する。CD再生部120は、マスターマイコン100の制御の下、CDに記録されている音楽データを読み取り、音声信号を音声出力部130に出力するCD読取部121を備えている。
音声出力部130は、マスターマイコン100の制御の下、ラジオ受信部110及びCD再生部120の各々からの音声信号に基づいて音声を出力するものであり、DSP(Digital Signal Processor)131と、音量を調整する電子ボリューム回路132とを備えている。DSP131は、マスターマイコン100の制御の下、音声信号に対して、例えばフィルタ処理やイコライザ処理、音声信号が符号化されている場合にはデコード処理といったデジタル音声信号処理を施して電子ボリューム回路132に出力するものであり、電子ボリューム回路121は、マスターマイコン100の制御の下、再生音量を調整すべく、音声信号をD/A変換した後に信号の振幅レベルを調整して出力するものである。また、DSP131には、上記ラジオ受信部110及びCD再生部120のほかにも、例えば図示せぬカーナビゲーション装置といった外部機器からの外部音声信号が入力可能に構成されている。
ここで、本カーオーディオ装置1には、例えば2線の同軸ケーブルからなるRCAコネクタを介して外部アンプユニット160が接続されており、上記電子ボリューム回路132から出力された音声信号がRCAコネクタを介して外部アンプユニット160に入力される。外部アンプユニット160は複数のスピーカSPが接続可能に構成されており、接続可能なスピーカSPの最大数(本実施の形態では6)だけのアンプ回路(図示せず)を備え、電子ボリューム回路132から入力された音声信号を増幅して、現在接続されている各スピーカSPに出力する。なお、アンプ回路やスピーカを装置本体2にも内蔵し、外部アンプユニット160を介さずに音声を出力可能に構成しても良い。
DCP3は、上記のように、タッチパネルディスプレイを構成する液晶パネル5およびタッチパネル6と、操作キー7とを備えている。さらに、DCP3は、DCP3の各部を制御する表示マイコン151と、当該表示マイコン151の指示に基づいて液晶パネル5に各種情報表示を行うLCDドライバ152とを有している。DCP3が装置本体2に装着された場合には、DCP3の表示マイコン151と装置本体2のマスターマイコン100とが上記コネクタ接点24、32により電気的に接続され、各種信号の授受を行う。例えば操作キー7の一つである電源・ボリュームキー7A(図1参照)が回転操作され、ユーザによりボリューム調整が行われた場合には、かかる回転操作量が図示せぬエンコーダにより検出され、表示マイコン151からマスターマイコン100に送信される。この結果、マスターマイコン100は、再生音量が電源・ボリュームキー7Aの回転操作量に応じたボリュームとなるように電子ボリューム回路132を制御することとなる。
タッチパネル6には抵抗膜方式のタッチパネルが用いられ、その表面に手などが触れた場合、その接触点の位置座標に応じた電圧の信号が表示マイコン151に出力され、かかる信号に基づいて表示マイコン151によって接触点座標が特定される。これにより、液晶パネル5に表示されているどの操作ボタンが操作されたかが特定され、その操作に応じた動作が実行される。
次に実施形態の主要動作について説明する。
図5は実施形態の処理フローチャートである。
まず、マスターマイコン100は、図1に示したメイン表示画面が表示されているときに、表示マイコン151を介してタッチパネル6の操作面の操作ボタン10-4、すなわち、表示状態設定モードとして機能するディスプレイエディットモードへ移行するための「DISP」ボタンが押されたか否かを判別する。
図6は、ディスプレイエディットモードの表示画面の一例の説明図である。
そしてマスターマイコン100は、「DISP」ボタンが押されたと判別した場合には、液晶パネル5における表示設定を行うディスプレイエディットモードに動作モードを移行し、図6に示す、液晶パネル5にディスプレイエディットモードの画面を表示することとなる。
この状態において、液晶パネル5の凹部9-1の位置に対応する操作ボタン10-1は、スペクトラムアナライザ表示へ移行する操作ボタンである。
また、凹部9-2の位置に対応する操作ボタン10-2は、後に詳述するカラーセレクト画面を表示させるための操作ボタンである。この操作ボタン10-2の上部には、現在選択されている背景色の名称(図6では、D−BLUE:DARK BLUE)が表示されている。
また、凹部9-3の位置に対応する操作ボタン10-3は、画面スクロール時のスクロールモードを選択するための操作ボタンである。この操作ボタン10-3の上部には、現在のスクロールモード(図6では、AUTO)が表示されている。
また、凹部9-4の位置に対応する操作ボタン10-4は、図1に示したメイン表示画面に移行するための操作ボタンである。
ここで、カラーセレクトモードを一例として、ユーザが選択可能な背景色について説明する。
ユーザが選択可能な背景色は、例えば、周囲が明るい状態で見るのに好適な昼間向けの5色と、周囲が暗い状態で見るのに好適な夜間向けの5色と、があり、以下のようになっている。
色名称 (優先順位:初期設定)
昼間向け:DAY→DARK BLUE (高)
DAY→IVORY ↑
DAY→WINE RED
DAY→LIGHT BLUE ↓
DAY→GREEN (低)

夜間向け:NIGHT→DARK BLUE (高)
NIGHT→IVORY ↑
NIGHT→WINE RED
NIGHT→LIGHT BLUE ↓
NIGHT→GREEN (低)
ところで、実際にユーザが背景色などを設定しようとする状況としては、現在の設定が気にいらない場合などが多く、現在の状況に合わせた設定変更である可能性が高い。
そこで、本実施形態においては、現在の状況に合わせた選択対象を優先的に表示すべく、マスターマイコン100は、車両のヘッドライト点灯信号、スモールライトの点灯信号図示しない光センサあるいは自己が有する計時機能(現在時刻、曜日、月、日などの時間情報を保持)により、現在が昼であるのか、あるいは、夜であるのかを判別する(ステップS1)。
図7は、カラーセレクトモード時の表示画面の一例を説明する図である。
ステップS1の判別において、現在が昼であると判別した場合には、昼間向け背景色の優先順位を高くし、先にユーザに提示する(ステップS2)。具体的には、図7に示すような態様で、以下の順番でユーザに選択すべき背景色を提示することとなる。
DAY→DARK BLUE

……

DAY→GREEN

NIGHT→DARK BLUE

……

NIGHT→GREEN
そして、ユーザは、画面左側のスクロール操作アイコン12を操作して選択を希望する背景色の名称を液晶パネル5に表示させて、設定操作を開始することとなる。
一方、ステップS1の判別において、現在が夜であると判別した場合には、夜間向け背景色の優先順位を高くし、先にユーザに提示する(ステップS3)。具体的には、以下の順番でユーザに選択すべき背景色を提示することとなる。
NIGHT→DARK BLUE

……

NIGHT→GREEN

DAY→DARK BLUE

……

DAY→GREEN
そして、ユーザは、設定操作を開始することとなる。
従って、本実施形態によれば、選択操作の実操作ステップ数を削減することができ、ユーザの使い勝手を向上することが可能となる。
以上の説明においては、ユーザの選択対象を、液晶パネル5の表示画面における表示態様のうちの背景色とする場合について説明したが、選択対象を背景画像(静止画、動画を含む)としたり、背景色と背景画像の組み合わせとすることも可能である。
また、ユーザの選択対象としては、画像に限らず、各種音響出力を行う音響出力装置を制御するに際し、音響出力の対象である背景音楽あるいは操作音もしくはそれらの組み合わせとするように構成することも可能である。
また、以上の説明においては、時間情報として時間帯(昼間および夜間)を用いた場合について説明したが、時刻、曜日、月、日など様々な時間情報に基づいて選択対象の優先順位を変更することが可能である。
以上の説明においては、EEPROMやRAM等の記憶手段を内蔵し、EEPROMには、制御用プログラムやメニュー画面などの各種表示用データが格納されているものとして説明したが、ネットワークやメモリカードなどの各種記録媒体を介して更新可能に構成することも可能である。
本実施の形態に係る車載機器の一態様たるカーオーディオ装置の正面図である。 カーオーディオ装置の装置本体の正面図である。 着脱可能コントロールパネル(DCP)の背面図である。 カーオーディオ装置の装置本体およびDCPの機能的構成を示すブロック図である。 実施形態の処理フローチャートである。 ディスプレイエディットモードの表示画面の一例の説明図である。 カラーセレクトモード時の表示画面の一例を説明する図である。
符号の説明
1…カーオーディオ装置、2…装置本体、3…着脱可能コントロールパネル(DCP)、5…液晶パネル(優先提示部)、6…タッチパネル(選択部)、7…操作キー、9-1〜9-4…凹部、10-1〜10-4…操作ボタン、100…マスターマイコン(優先提示部)、110…ラジオ受信部、120…CD再生部、130…音声出力部、151…表示マイコン(優先提示部)、152…LCDドライバ。

Claims (6)

  1. 表示画面を備えた車載用電子機器において、
    前記表示画面の背景色を選択するためのカラーセレクトモード画面を、前記表示画面に表示させるための操作ボタンと、
    ユーザがタッチパネル上を指で摺摩することで、スクロール操作によって前記カラーセレクトモード画面に表示された背景色の色名称を順次変更させるためのスクロール操作アイコンと、
    前記スクロール操作アイコンの操作に応じて前記カラーセレクトモード画面に表示された背景色の色名称をスクロール表示させるマスターマイコンと、
    を備え、
    前記マスターマイコンが、前記背景色の色名称を昼間向けの色名称群と、夜間向けの色名称群とに区別して記憶し、前記操作ボタンが操作された場合に、昼間か夜間かを判別し、昼間であれば昼間向けの色名称群の優先順位を高くし、カラーセレクトモード画面に夜間向けの色名称群よりも先に表示させ、夜間であれば夜間向けの色名称群の優先順位を高くし、カラーセレクトモード画面に昼間向けの色名称群よりも先に表示させる、
    ことを特徴とする車載用電子機器。
  2. 請求項1記載の車載用電子機器において、
    前記表示画面の両縁のそれぞれには、上下に延びるガイド片が設けられ、
    前記スクロール操作アイコンを、前記ガイド片の近傍に配置して、
    前記ユーザは、前記ガイド片に沿って前記タッチパネル上を指で摺摩することにより前記スクロール操作を行う、ことを特徴とする車載用電子機器
  3. 請求項1または請求項2記載の車載用電子機器において、
    前記マスターマイコンは、前記カラーセレクトモード画面に優先的に表示させる色名称群に属する色名称を、前記スクロール操作にしたがって、一つずつ選択可能な色名称として前記表示画面に表示させることを特徴とする車載用電子機器
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車載用電子機器において、
    前記マスターマイコンは、車両のヘッドライトとの点灯信号またはスモールライトの点灯信号に基づいて昼間か夜間かを判別することを特徴とする車載用電子機器。
  5. 表示画面を備えた車載用電子機器の制御方法において、
    前記車載用電子機器は、前記表示画面の背景色を選択するためのカラーセレクトモード画面を、前記表示画面に表示させるための操作ボタンと、ユーザがタッチパネル上を指で摺摩することで、スクロール操作によって前記カラーセレクトモード画面に表示された背景色の色名称を順次変更させるためのスクロール操作アイコンと、前記スクロール操作アイコンの操作に応じて前記カラーセレクトモード画面に表示された背景色の色名称をスクロール表示させるマスターマイコンと、を備え、
    前記背景色の色名称を昼間向けの色名称群と、夜間向けの色名称群とに区別して記憶する過程と、
    前記操作ボタンが操作された場合に、昼間か夜間かを判別する過程と、
    前記判別に基づいて、昼間であれば昼間向けの色名称群の優先順位を高くし、カラーセレクトモード画面に夜間向けの色名称群よりも先に表示させ、夜間であれば夜間向けの色名称群の優先順位を高くし、カラーセレクトモード画面に昼間向けの色名称群よりも先に表示させる過程と、
    を備えたことを特徴とする車載用電子機器の制御方法。
  6. 表示画面を備えた車載用電子機器をコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、
    前記車載用電子機器は、前記表示画面の背景色を選択するためのカラーセレクトモード画面を、前記表示画面に表示させるための操作ボタンと、ユーザがタッチパネル上を指で摺摩することで、スクロール操作によって前記カラーセレクトモード画面に表示された背景色の色名称を順次変更させるためのスクロール操作アイコンと、前記スクロール操作アイコンの操作に応じて前記カラーセレクトモード画面に表示された背景色の色名称をスクロール表示させるマスターマイコンと、を備え、
    前記コンピュータを、
    前記背景色の色名称を昼間向けの色名称群と、夜間向けの色名称群とに区別して記憶させる手段、
    前記操作ボタンが操作された場合に、昼間か夜間かを判別させる手段、
    前記判別に基づいて、昼間であれば昼間向けの色名称群の優先順位を高くし、カラーセレクトモード画面に夜間向けの色名称群よりも先に表示させ、夜間であれば夜間向けの色名称群の優先順位を高くし、カラーセレクトモード画面に昼間向けの色名称群よりも先に表示させる手段、
    として機能させることを特徴とする制御プログラム。
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