JP2001025002A - 遠隔撮影システム、撮影装置及び遠隔撮影方法 - Google Patents

遠隔撮影システム、撮影装置及び遠隔撮影方法

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JP2001025002A
JP2001025002A JP11193440A JP19344099A JP2001025002A JP 2001025002 A JP2001025002 A JP 2001025002A JP 11193440 A JP11193440 A JP 11193440A JP 19344099 A JP19344099 A JP 19344099A JP 2001025002 A JP2001025002 A JP 2001025002A
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shooting
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重彦 渡部
Tetsuji Naoi
哲二 直井
Ushio Inoue
潮 井上
Koji Miyajima
耕治 宮島
Hatsuo Kimura
初夫 木村
Toshiji Katsumata
敏次 勝又
Satoshi Nishiyama
智 西山
Yukio Tanaka
行男 田中
Akinori Kosako
明徳 小迫
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Hiroyoshi Ueno
広義 植野
Akio Komiya
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    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
    • H04N7/183Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast for receiving images from a single remote source
    • H04N7/185Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast for receiving images from a single remote source from a mobile camera, e.g. for remote control

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 災害状況を迅速かつ正確に把握しオペレータ
の負荷を小さくする。 【解決手段】 撮影指示装置1は、予め設定してある撮
影パターン101の中から災害に応じた撮影パターン1
01を選択し、選択した撮影パターン101に対応して
撮影条件112を入力して撮影指示103を送信する。
ヘリコプター3に搭載された撮影装置2は、受信した撮
影指示103に基づきフライトプラン106を作成し、
撮影対象位置を撮影して、映像信号111に静止画マー
クを付加して、付帯データ114と共に送信する。情報
表示装置4は、静止画マーク付映像信号113から静止
画115を抽出して、付帯データ114と共に表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地震や火災等の
災害が発生したときに、地上からの指示に基づいて、ヘ
リコプター等により上空から災害地点を撮影する遠隔撮
影システム、撮影装置及び遠隔撮影方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】地震、火災、台風、津波等の大規模な災
害が発生した場合に、その災害を最小限に抑えるには、
災害の状況を迅速かつ正確に把握して、適切な対策を施
すことが必要である。図29は特開平10−25747
4号公報に開示されている従来の遠隔撮影システムの概
要構成を示す図であり、図において、7は災害情報の送
信を要求する地上基地局で、8は飛行体の一例であるヘ
リコプター9に搭載され災害地点を撮影する撮影装置で
ある。
【0003】また、図29において、L1は、地上基地
局7とヘリコプター9間の音声信号を伝送したり、撮影
装置8に対する撮影指示情報やその応答情報を伝送する
第1無線チャネルであり、L2は、撮影装置8が撮影し
た映像を、その撮影条件と共に地上基地局7に伝送する
第2無線チャネルである。
【0004】次に動作について説明する。大規模な災害
が発生すると、災害情報の要求元である地上基地局7
は、第1無線チャネルL1を使用して、ビデオカメラ等
の撮影装置8を搭載したヘリコプター9に、撮影対象位
置等を音声で指示すると共に、撮影装置8の撮影条件を
指示する撮影指示情報を送信することにより撮像装置8
を遠隔制御する。
【0005】地上基地局7から撮影対象位置と撮影条件
を指示された撮影装置8は、指示された撮影対象位置の
上空撮影を行い、第2無線チャネルL2を使用して、撮
影した映像を災害情報の要求元である地上基地局7に送
信する。地上基地局7では、撮影装置8から受信した映
像を、動画と静止画に分離しモニターして災害状況を把
握する。また、送信された映像では、災害状況を把握で
きないときは、第1無線チャネルL1を使用して、音声
で指示すると共に、撮影装置8を遠隔制御し新たな映像
を入手している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の遠隔撮影システ
ムは以上のように構成されているので、撮影された映像
をモニターしながら撮影装置8を遠隔制御し、新たに撮
影された映像をモニターする方法では、発生した災害の
内容や規模及びその時間的変化により、災害状況を正確
に把握するまでには時間がかかってしまい、迅速な対応
がとれないという課題があった。
【0007】また、地上基地局7のオペレータの負荷が
大きいと共に、オペレータの個人差により入手する映像
が異なり、災害状況の正確な把握に支障をきたしてしま
うという課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、災害情報の要求元が、発生した災
害の内容や規模やその時間的変化に対応して、予め設定
している撮影パターンの中から適切な撮影パターンを選
択して、ヘリコプターに搭載された撮影装置に撮影指示
を送信し、撮影装置が指示された撮影指示に基づき上空
で撮影した映像を災害情報の要求元に送信することによ
り、災害状況を迅速かつ正確に把握すると共に、災害情
報の要求元のオペレータの負荷が小さく、オペレータの
個人差に影響されない遠隔撮影システム、撮影装置及び
遠隔撮影方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る遠隔撮影
システムは、飛行体に搭載された撮影装置と、この撮影
装置に無線チャネルを使用して撮影指示を送信する撮影
指示装置と、上記撮影装置が撮影した撮影結果を無線チ
ャネルを使用して受信して表示する情報表示装置とを備
えたものにおいて、上記撮影指示装置は、オペレータの
指示により、予め記憶されている複数の撮影パターンの
中から所望の撮影パターンを選択し、選択した撮影パタ
ーンに対応して撮影条件を入力し、選択した撮影パター
ンによる撮影指示、又は上記選択した撮影パターンと上
記入力した撮影条件による撮影指示を上記撮影装置に送
信し、上記撮影装置は、上記撮影指示装置からの撮影指
示を受信し、地図データと上記飛行体の位置/姿勢情報
を参照して、受信した上記撮影指示に基づき静止画とし
て抽出するための静止画マーク付加位置を算出して、上
記撮影指示を満足するフライトプランを作成し、作成し
た上記フライトプランに基づき、上記飛行体の飛行経路
を表示して撮影対象を撮影し、上記静止画マーク付加位
置で撮影した映像信号に静止画マークを付加した静止画
マーク付映像信号と、撮影したときの付帯データを送信
し、上記情報表示装置は、上記撮影装置から送信された
静止画マーク付映像信号と付帯データを受信し、静止画
マーク付映像信号から静止画を抽出して、上記付帯デー
タと共に表示するものである。
【0010】この発明に係る遠隔撮影システムは、撮影
指示装置が、複数の撮影パターンを記憶している撮影パ
ターン記憶部と、地図データを記憶している第1の地図
データ部と、上記撮影パターン記憶部に記憶されている
複数の撮影パターンの中から、オペレータの指示により
撮影パターンを選択すると共に、選択した撮影パターン
に対応して、上記第1の地図データ部の地図データを使
用して、オペレータの指示により撮影条件を入力し、選
択した撮影パターンによる撮影指示、又は上記選択した
撮影パターンと上記入力した撮影条件による撮影指示を
出力する撮影指示入力部と、この撮影指示入力部が出力
した撮影指示を無線チャネルを使用して送信する撮影指
示送信部とを備えたものである。
【0011】この発明に係る遠隔撮影システムは、撮影
パターン記憶部が、複数の撮影パターンとして、基本的
な撮影パターンである複数の基本撮影パターンと、この
基本撮影パターンを組み合わせた複数のモデル撮影パタ
ーンを記憶しているものである。
【0012】この発明に係る遠隔撮影システムは、撮影
パターン記憶部が、基本撮影パターンとして、撮影した
映像の中から、ある座標で指定されたポイントの1枚の
静止画を抽出する単一ポイント撮影を記憶しているもの
である。
【0013】この発明に係る遠隔撮影システムは、撮影
パターン記憶部が、基本撮影パターンとして、撮影した
映像の中から、ある座標で指定されたポイントの複数の
静止画を一定時間間隔で抽出する数次ポイント撮影を記
憶しているものである。
【0014】この発明に係る遠隔撮影システムは、撮影
パターン記憶部が、基本撮影パターンとして、連続した
つながりを持つ撮影対象の映像を撮影して、複数の静止
画を抽出するライン撮影を記憶しているものである。
【0015】この発明に係る遠隔撮影システムは、撮影
パターン記憶部が、基本撮影パターンとして、広がりを
持つ対象のエリアを撮影して、複数の静止画を抽出する
エリア撮影を記憶しているものである。
【0016】この発明に係る遠隔撮影システムは、撮影
パターン記憶部が、基本撮影パターンとして、地図上で
指定した地点を中心軸として周回して撮影し、異なる方
位からの静止画を複数抽出するスポットライト撮影を記
憶しているものである。
【0017】この発明に係る遠隔撮影システムは、撮影
パターン記憶部が、基本撮影パターンとして、撮影対象
位置の中心で、飛行体をホバリングさせてカメラを回転
させて撮影し、複数の静止画を抽出するパノラマ撮影を
記憶しているものである。
【0018】この発明に係る遠隔撮影システムは、撮影
装置が、撮影指示装置からの撮影指示を受信する撮影指
示受信部と、3次元を含めた地図データを記憶している
第2の地図データ部と、飛行体の位置/姿勢情報を検出
する位置/姿勢検出部と、上記第2の地図データ部の地
図データと、上記位置/姿勢検出部が検出した飛行体の
位置/姿勢情報を参照して、上記撮影指示受信部が受信
した撮影指示に基づき、静止画として抽出するための静
止画マーク付加位置を算出して、上記撮影指示を満足す
るフライトプランを作成する撮影計画部と、上記第2の
地図データ部の地図データと、上記位置/姿勢検出部が
検出した飛行体の位置/姿勢情報を参照し、上記撮影計
画部が作成したフライトプランに基づき、上記飛行体の
経路表示情報を作成する経路表示制御部と、上記経路表
示情報に基づき上記飛行体の飛行経路を表示する経路表
示部と、上記位置/姿勢検出部が検出した飛行体の位置
/姿勢情報を参照し、上記撮影計画部が作成したフライ
トプランに基づき、カメラ条件を設定してカメラ制御情
報を出力すると共に、上記静止画マーク付加位置で、撮
影した映像信号に静止画マークの付加を指示する静止画
マーク指示を出力する撮影制御部と、上記カメラ制御情
報に基づき撮影対象を撮影し、映像信号と撮影したとき
の撮影条件を出力するカメラ部と、上記撮影計画部が作
成したフライトプランに対応して、上記撮影制御部から
の静止画マーク指示に基づき、上記カメラ部から出力さ
れた映像信号に静止画マークを付加して静止画マーク付
映像信号を出力すると共に、静止画マークを付加したと
きの上記位置/姿勢検出部が検出した飛行体の位置/姿
勢情報と上記カメラ部からの撮影条件を付帯データとし
て出力する撮影情報作成部と、この撮影情報作成部が出
力した静止画マーク付映像信号と付帯データを、無線チ
ャネルを使用して送信する撮影結果送信部とを備えたも
のである。
【0019】この発明に係る遠隔撮影システムは、撮影
計画部が、基本的な撮影パターンである基本撮影パター
ンを組み合わせたモデル撮影パターンとその撮影条件を
記憶しているモデル撮影パターン記憶部と、撮影指示を
入力して撮影指示装置から指示された撮影パターンを判
定し、基本撮影パターンである場合には、入力した撮影
指示をそのまま出力し、モデル撮影パターンである場合
には、上記モデル撮影パターン記憶部に記憶されている
モデル撮影パターンに含まれる各基本撮影パターンと各
撮影条件を読み出して撮影指示として出力する撮影指示
判定部と、この撮影指示判定部が出力した撮影指示を記
憶する撮影指示記憶部と、この撮影指示記憶部に記憶さ
れている撮影指示を読み出し、第2の地図データ部の地
図データと、位置/姿勢検出部が検出した飛行体の位置
/姿勢情報を参照して、静止画として抽出するための静
止画マーク付加位置を算出して、上記撮影指示を満足す
るフライトプランを作成するフライトプラン作成部と、
このフライトプラン作成部が作成したフライトプランを
記憶するフライトプラン記憶部と、このフライトプラン
記憶部に記憶されているフライトプランを読み出して出
力するフライトプラン管理部とを備えたものである。
【0020】この発明に係る遠隔撮影システムは、フラ
イトプラン作成部が、撮影パターンとして単一ポイント
撮影の撮影指示、撮影条件として撮影対象位置と静止画
サイズの撮影指示を受けた場合には、第2の地図データ
部の地図データから、上記撮影対象位置の標高データを
得て、上記静止画サイズになる上記撮影対象位置からの
撮影タイミング距離を求め、位置/姿勢検出部が検出し
た飛行体の位置/姿勢情報により、上記飛行体の現在位
置を得て、上記現在位置と上記撮影対象位置から上記飛
行体の進入経路を求め、上記第2の地図データ部の地図
データから、上記進入経路上の上記撮影対象位置から上
記撮影タイミング距離までの標高データを得て、上記撮
影対象位置を直接見通せる最低高度と上記進入経路上の
上記撮影タイミング距離との交点を求めることにより、
静止画マーク付加位置を算出するものである。
【0021】この発明に係る遠隔撮影システムは、フラ
イトプラン作成部が、撮影パターンとしてライン撮影の
撮影指示、撮影条件として複数の通過ポイントと静止画
サイズの撮影指示を受けた場合には、上記通過ポイント
間で、上記静止画サイズを抽出したときに撮影対象が重
複するように各静止画マーク付加位置を算出し、第2の
地図データ部の地図データから、算出した上記各静止画
マーク付加位置の標高データを得て、その最大標高によ
り飛行体の飛行高度を求めるものである。
【0022】この発明に係る遠隔撮影システムは、撮影
情報作成部が、カメラ部から出力された映像信号に静止
画マークを付加するときに、上記映像信号における垂直
同期信号に上記静止画マークを重畳するものである。
【0023】この発明に係る遠隔撮影システムは、情報
表示装置が、撮影装置から送信された静止画マーク付映
像信号と付帯データを受信する撮影結果受信部と、この
撮影結果受信部が受信した静止画マーク付映像信号から
静止画を抽出して上記付帯データと共に出力する静止画
抽出部と、この静止画抽出部が出力した上記静止画と上
記付帯データを記憶するデータベース記憶部と、地図デ
ータを記憶する第3の地図データ部と、上記データベー
ス記憶部に記憶されている上記静止画と上記付帯データ
を読み出し、上記第3の地図データ部から読み出した地
図データ上に表示する撮影情報表示部とを備えたもので
ある。
【0024】この発明に係る遠隔撮影システムは、静止
画抽出部が、撮影指示装置から伝送された撮影指示に基
づき、抽出した静止画に対して、静止画貼り合わせ又は
火災エリア推定等の静止画処理を行うものである。
【0025】この発明に係る撮影装置は、飛行体に搭載
され、外部からの撮影指示により撮影対象を撮影するも
のにおいて、上記撮影指示を無線チャネルを使用して受
信する撮影指示受信部と、3次元を含めた地図データを
記憶している地図データ部と、上記飛行体の位置/姿勢
情報を検出する位置/姿勢検出部と、上記地図データ部
の地図データと、上記位置/姿勢検出部が検出した飛行
体の位置/姿勢情報を参照して、上記撮影指示受信部が
受信した撮影指示に基づき、静止画として抽出するため
の静止画マーク付加位置を算出して、上記撮影指示を満
足するフライトプランを作成する撮影計画部と、上記地
図データ部の地図データと、上記位置/姿勢検出部が検
出した飛行体の位置/姿勢情報を参照し、上記撮影計画
部が作成したフライトプランに基づき、上記飛行体の経
路表示情報を作成する経路表示制御部と、上記経路表示
情報に基づき上記飛行体の飛行経路を表示する経路表示
部と、上記位置/姿勢検出部が検出した飛行体の位置/
姿勢情報を参照し、上記撮影計画部が作成したフライト
プランに基づき、カメラ条件を設定してカメラ制御情報
を出力すると共に、撮影した映像信号に静止画マークの
付加を指示する静止画マーク指示を出力する撮影制御部
と、上記カメラ制御情報に基づき撮影対象を撮影し、映
像信号と撮影したときの撮影条件を出力するカメラ部
と、上記撮影計画部が作成したフライトプランに対応し
て、上記撮影制御部からの静止画マーク指示に基づき、
上記カメラ部から出力された映像信号に静止画マークを
付加して静止画マーク付映像信号を出力すると共に、静
止画マークを付加したときの上記位置/姿勢検出部が検
出した飛行体の位置/姿勢情報と上記カメラ部からの撮
影条件を付帯データとして出力する撮影情報作成部と、
この撮影情報作成部が出力した静止画マーク付映像信号
と付帯データを、無線チャネルを使用して外部に送信す
る撮影結果送信部とを備えたものである。
【0026】この発明に係る撮影装置は、撮影計画部
が、基本的な撮影パターンである基本撮影パターンを組
み合わせたモデル撮影パターンとその撮影条件を記憶し
ているモデル撮影パターン記憶部と、撮影指示を入力し
て指示された撮影パターンを判定し、基本撮影パターン
である場合には、入力した撮影指示をそのまま出力し、
モデル撮影パターンである場合には、上記モデル撮影パ
ターン記憶部に記憶されているモデル撮影パターンに含
まれる各基本撮影パターンと各撮影条件を読み出して撮
影指示として出力する撮影指示判定部と、この撮影指示
判定部が出力した撮影指示を記憶する撮影指示記憶部
と、この撮影指示記憶部に記憶されている撮影指示を読
み出し、地図データ部の地図データと、位置/姿勢検出
部が検出した飛行体の位置/姿勢情報を参照して、静止
画として抽出するための静止画マーク付加位置を算出し
て、上記撮影指示を満足するフライトプランを作成する
フライトプラン作成部と、このフライトプラン作成部が
作成したフライトプランを記憶するフライトプラン記憶
部と、このフライトプラン記憶部に記憶されているフラ
イトプランを読み出して出力するフライトプラン管理部
とを備えたものである。
【0027】この発明に係る撮影装置は、フライトプラ
ン作成部が、撮影パターンとして単一ポイント撮影の撮
影指示、撮影条件として撮影対象位置と静止画サイズの
撮影指示を受けた場合には、地図データ部の地図データ
から、上記撮影対象位置の標高データを得て、上記静止
画サイズになる上記撮影対象位置からの撮影タイミング
距離を求め、位置/姿勢検出部が検出した飛行体の位置
/姿勢情報により、上記飛行体の現在位置を得て、上記
現在位置と上記撮影対象位置から上記飛行体の進入経路
を求め、上記地図データ部の地図データから、上記進入
経路上の上記撮影対象位置から上記撮影タイミング距離
までの標高データを得て、上記撮影対象位置を直接見通
せる最低高度と上記進入経路上の上記撮影タイミング距
離との交点を求めることにより、静止画マーク付加位置
を算出するものである。
【0028】この発明に係る撮影装置は、フライトプラ
ン作成部が、撮影パターンとしてライン撮影の撮影指
示、撮影条件として複数の通過ポイントと静止画サイズ
の撮影指示を受けた場合には、上記通過ポイント間で、
上記静止画サイズを抽出したときに撮影対象が重複する
ように各静止画マーク付加位置を算出し、地図データ部
の地図データから、算出した上記各静止画マーク付加位
置の標高データを得て、その最大標高により飛行体の飛
行高度を求めるものである。
【0029】この発明に係る撮影装置は、撮影情報作成
部が、カメラ部から出力された映像信号に静止画マーク
を付加するときに、上記映像信号における垂直同期信号
に上記静止画マークを重畳するものである。
【0030】この発明に係る遠隔撮影方法は、予め記憶
されている複数の撮影パターンの中から、オペレータの
指示により所望の撮影パターンを選択する第1のステッ
プと、オペレータの指示により、選択した撮影パターン
に対応して撮影条件を入力する第2のステップと、上記
第1のステップで選択した撮影パターンによる撮影指
示、又は上記第1のステップで選択した撮影パターンと
上記第2のステップで入力した撮影条件による撮影指示
を出力する第3のステップと、上記撮影指示を無線チャ
ネルを使用して飛行体に送信する第4のステップと、上
記撮影指示を受信する第5のステップと、地図データと
上記飛行体の位置/姿勢情報を参照して、受信した撮影
指示に基づき、静止画として抽出するための静止画マー
ク付加位置を算出して、上記撮影指示を満足するフライ
トプランを作成する第6のステップと、上記フライトプ
ランに基づき、上記飛行体の飛行経路を表示する第7の
ステップと、撮影対象を撮影する第8のステップと、撮
影した映像信号に静止画として抽出するための静止画マ
ークを付加する第9のステップと、上記静止画マークを
付加した静止画マーク付映像信号と撮影したときの付帯
データを、無線チャネルを使用して送信する第10のス
テップと、送信された上記静止画マーク付映像信号と上
記付帯データを受信する第11のステップと、上記静止
画マーク付映像信号から静止画を抽出する第12のステ
ップと、抽出した上記静止画と上記付帯データを表示す
る第13のステップとを備えたものである。
【0031】この発明に係る遠隔撮影方法は、第1のス
テップにおいて、予め記憶している複数の撮影パターン
として、基本的な撮影パターンである複数の基本撮影パ
ターンと、この基本撮影パターンを組み合わせた複数の
モデル撮影パターンを記憶しているものである。
【0032】この発明に係る遠隔撮影方法は、第9のス
テップにおいて、撮影した映像信号に静止画マークを付
加するときに、上記映像信号における垂直同期信号に上
記静止画マークを重畳するものである。
【0033】この発明に係る遠隔撮影方法は、第12の
ステップにおいて、伝送された撮影指示に基づき、抽出
した静止画に対して、静止画貼り合わせ又は火災エリア
推定等の静止画処理を行うものである。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による遠
隔撮影システムの概要構成を示す図であり、図におい
て、1は、例えば地上に設置され、予め設定してある撮
影パターンから災害に応じた撮影パターンを選択し、選
択した撮影パターンに対応して撮影条件を入力し、選択
した撮影パターンによる撮影指示を、又は選択した撮影
パターンと入力した撮影条件による撮影指示を、無線チ
ャネルを使用して送信する撮影指示装置である。
【0035】また、図1において、2は、例えばヘリコ
プター(飛行体)3に搭載され、撮影指示装置1からの
撮影指示に基づきフライトプランを作成し、撮影対象を
撮影し、撮影した映像信号に静止画マークを付加して、
無線チャネルを使用して、静止画マーク付映像信号と付
帯データを送信する撮影装置であり、4は、例えば地上
に設置され、撮影装置2より送信された静止画マーク付
映像信号から静止画を抽出して、付帯データと共に表示
する情報表示装置である。
【0036】図2は実施の形態1による遠隔撮影システ
ムの構成を示すブロック図であり、図において、撮影指
示装置1,撮影装置2,情報表示装置4は、図1に示す
ものと同じである。図2の撮影指示装置1において、1
1は発生した災害の内容や規模に応じて撮影するための
撮影パターン101を予め設定し記憶している撮影パタ
ーン記憶部であり、12は2次元の地図データ102を
格納している地図データ部(第1の地図データ部)であ
る。
【0037】また、図2の撮影指示装置1において、1
3は、オペレータの指示により、発生した災害の内容や
規模に応じて、撮影パターン記憶部11に記憶されてい
る撮影パターン101を選択すると共に、選択した撮影
パターン101に対応して、地図データ部12が格納し
ている2次元の地図データ102を使用し、撮影対象位
置、撮影範囲、撮影方位、カメラ選択、静止画サイズを
含んだカメラの各種の撮影パラメータ等の撮影条件を入
力して、選択した撮影パターン101による撮影指示1
03を、又は撮影パターン101と入力した撮影条件に
よる撮影指示103を出力する撮影指示入力部である。
【0038】さらに、図2の撮影指示装置1において、
14は、撮影指示入力部13から出力された撮影指示1
03を、アナログ又はデジタルの無線チャネルを使用し
て、ヘリコプター3に搭載されている撮影装置2に送信
する撮影指示送信部である。
【0039】また、図2の撮影装置2において、21は
撮影指示装置1から送信された撮影指示103を受信す
る撮影指示受信部であり、22は3次元を含む地図デー
タ104を格納している地図データ部(第2の地図デー
タ部)であり、23は、ヘリコプター3の現在の位置や
高度、姿勢角、飛行速度等の位置/姿勢情報105を、
GPS(Global Positioning Sy
stem)やジャイロ等により検出する位置/姿勢検出
部である。
【0040】さらに、図2の撮影装置2において、24
は、地図データ部22から読み出した3次元の地図デー
タ104の標高データと、位置/姿勢検出部23が検出
したヘリコプター3の位置/姿勢情報105を参照し
て、撮影指示受信部21が受信した撮影指示103に基
づき、飛行経路、飛行高度、飛行速度、撮影対象位置
(静止画の中心の緯度、経度)、撮影対象高度(静止画
の中心の高度)、撮影している映像の中から静止画とし
て抽出するための静止画マーク付加位置、静止画サイズ
に対応したカメラ画角を含んだ各種のカメラ条件等を算
出して、受信した撮影指示103を満足するフライトプ
ラン106を作成する撮影計画部である。
【0041】さらに、図2の撮影装置2において、25
は、撮影計画部24から出力されるフライトプラン10
6に対応する地図データ104を地図データ部22から
取得し、位置/姿勢検出部23が検出したヘリコプター
3の位置/姿勢情報105を参照して、ヘリコプター3
の飛行経路と現在位置を示す経路表示情報107を作成
する経路表示制御部であり、26は、経路表示制御部2
5が作成した経路表示情報107に基づき、ヘリコプタ
ー3の飛行経路と現在位置を表示する経路表示部であ
る。
【0042】さらに、図2の撮影装置2において、27
は、位置/姿勢検出部23からの現在のヘリコプター3
の位置/姿勢情報105により、撮影計画部24から出
力されるフライトプラン106を実現するためのカメラ
条件を設定し、カメラ制御情報108として出力すると
共に、フライトプラン106により規定された静止画マ
ーク付加位置で静止画マークの付加を指示する静止画マ
ーク指示109を出力する撮影制御部である。また、撮
影制御部27は、1つのフライトプラン106の実施終
了ごとに、撮影進捗情報110を撮影計画部24に出力
する。
【0043】さらに、図2の撮影装置2において、28
は、撮影制御部27からのカメラ制御情報108に基づ
き撮影対象を撮影し、撮影した映像信号111と、撮影
したときの撮影条件112を出力するカメラ部であり、
可視光線カメラや赤外線カメラ等を備えている。
【0044】さらに、図2の撮影装置2において、29
は、撮影計画部24からのフライトプラン106に対応
して、撮影制御部27からの静止画マーク指示109に
基づき、映像信号111に静止画マークを付加して、静
止画マーク付映像信号113を出力すると共に、静止画
マークを付加したときの位置/姿勢検出部23からの位
置/姿勢情報105とカメラ部28からの撮影条件11
2を、付帯データ114として出力する撮影情報作成部
である。
【0045】さらに、図2の撮影装置2において、30
は、撮影情報作成部29からの静止画マーク付映像信号
113を、アナログの無線チャネルを使用して情報表示
装置4に送信すると共に、撮影情報作成部29からの付
帯データ114を、デジタルの無線チャネルを使用して
情報表示装置4に送信する撮影結果送信部である。
【0046】また、図2の情報表示装置4において、4
1は撮影装置2の撮影結果送信部30から送信された静
止画マーク付映像信号113と付帯データ114を受信
する撮影結果受信部で、42は、撮影結果受信部41が
受信した静止画マーク付映像信号113から静止画11
5を抽出して、必要であれば、撮影指示入力部13から
伝送された撮影指示103の静止画の処理方法に基づき
処理を行い、付帯データ114と共に出力する静止画抽
出部であり、43は静止画抽出部42から出力される静
止画115と付帯データ114を記憶するデータベース
記憶部である。
【0047】さらに、図2の情報表示装置4において、
44は2次元の地図データ116を格納している地図デ
ータ部(第3の地図データ部)で、45は、データベー
ス記憶部43に記憶されている静止画115と付帯デー
タ114を、撮影指示装置1の撮影指示入力部13から
通知された撮影指示103の、例えば撮影指示ID番号
をキーとして読み出して、地図データ部44から読み出
した地図データ116上に表示する撮影情報表示部であ
る。
【0048】図3は撮影指示装置1の撮影パターン記憶
部11に記憶されている撮影パターン101の種類を示
す図である。図に示すように、災害の内容や規模に応じ
て適切な撮影をするために、基本的な撮影パターンであ
る複数種類の基本撮影パターン(P)と、基本撮影パタ
ーン(P)を組み合わせた複数種類のモデル撮影パター
ン(Q)が予め設定され記憶されている。
【0049】図4は単一ポイント撮影(P1)のイメー
ジを示す図である。単一ポイント撮影(P1)は、撮影
した映像の中から、ある座標で指定されたポイントの1
枚の静止画を抽出して、短時間で災害状況を把握するた
めに使用する。図において、スタンバイエリアEは、ヘ
リコプター3が撮影対象位置Aに向かう飛行経路におい
て、撮影対象位置Aの中心にロックオン開始する等の撮
影準備を行い、撮影を開始する位置であり、撮影タイミ
ング距離Bは、撮影している映像の中から静止画を抽出
するための静止画マーク付加位置である。
【0050】図5は数次ポイント撮影(P2)のイメー
ジを示す図である。数次ポイント撮影(P2)は、撮影
した映像の中から、ある座標で指定されたポイントの複
数の静止画を一定時間間隔で抽出して、時間経過による
災害の広がり方を監視するために使用する。図におい
て、A,B,Eは図4に示すものと同一である。
【0051】図6はライン撮影(P3)のイメージを示
す図である。このライン撮影(P3)は、河や高速道路
等のように、連続したつながりを持つ対象に対して、ヘ
リコプター3の直下から撮影対象を撮影し、撮影した映
像から複数の静止画を抽出して、連続したつながりを持
つ対象の災害状況を把握するために使用するものであ
る。図において、WPT(1),WPT(2),WPT
(3),WPT(4)は指示されたヘリコプター3の通
過ポイント、D(1),D(2),・・・,D(4)は
静止画マーク付加位置である。Eはスタンバイエリアで
ある。
【0052】図7はエリア撮影(P4)のイメージを示
す図である。このエリア撮影(P4)は、広がりを持つ
対象のエリアを撮影して複数の静止画を抽出し、つなぎ
合わせて1枚の静止画を作成し、広域エリアでの災害状
況を把握するため、又は狭いエリアでの詳細な災害状況
を把握するために使用するものである。飛行経路は各静
止画どうしの重ね合わせを考慮して往復回数が少なくな
るように決定する。図において、WPT(1),WPT
(2),WPT(3),・・・,WPT(12)は指示
された通過ポイントで、D(1),D(2),D
(3),・・・,D(36)は静止画マーク付加位置で
ある。
【0053】図8はスポットライト撮影(P5)のイメ
ージを示す図である。スポットライト撮影(P5)は、
小規模なエリアやビル等の撮影対象位置Aを、地図上で
指定した地点を中心軸として周回して撮影し、例えば1
6方位からの静止画を抽出して、災害状況を把握するた
めに使用するものである。図において、D(1),D
(2),D(3),・・・,D(16)は静止画マーク
付加位置である。
【0054】図9はパノラマ撮影(P6)のイメージを
示す図である。パノラマ撮影(P6)は、災害発生直後
等で、直ちに広域の災害状況を把握するために使用する
もので、撮影対象位置Aの中心で、ヘリコプター3をホ
バリングさせ、カメラ部28を回転させ、もしくはヘリ
コプター3の機体自身を回転させ、あるいはカメラ部2
8とヘリコプター3の機体の両方を回転させて撮影し、
複数の静止画を抽出するものである。
【0055】図10はフリー撮影(P7)のイメージを
示す図である。フリー撮影(P7)は、災害地点が不明
確なときに、機上カメラマンの判断で任意の災害地点を
撮影し、災害状況を把握するために使用するもので、撮
影するエリアのみ指定し、そのエリア内で、ヘリコプタ
ー3のカメラマンが、撮影対象位置Aを選択して撮影
し、静止画マーク付加指示を行うものである。
【0056】モデル撮影パターン(Q)は、上記の基本
撮影パターン(P)の中から適当に組み合わせて撮影す
るもので、各基本撮影パターン(P)の組み合わせと、
各基本撮影パターン(P)の撮影条件を予め設定したも
のを、複数種類用意しておくことにより、災害発生時の
オペレータの負担を軽くして、災害対策本部の作業をマ
ニュアルにそって処理できるようにするものである。
【0057】図11は撮影装置2の撮影計画部24の内
部構成を示すブロック図であり、図において、51は複
数のモデル撮影パターン(Q)と、モデル撮影パターン
(Q)に含まれている各基本撮影パターン(P)の撮影
対象位置、撮影範囲、撮影方位、カメラ選択、静止画サ
イズを含んだカメラの各種の撮影パラメータ等の撮影条
件を記憶しているモデル撮影パターン記憶部である。
【0058】また、図11において、52は、撮影指示
受信部21が受信した撮影指示103を受け取り、撮影
パターン101の種類を判定して、基本撮影パターン
(P)の場合は、受け取った基本撮影パターン(P)と
その撮影条件による撮影指示103をそのまま出力する
と共に、モデル撮影パターン(Q)の場合は、受け取っ
たモデル撮影パターン(Q)による撮影指示103によ
り、モデル撮影パターン記憶部51に記憶されている、
モデル撮影パターン(Q)に含まれている各基本撮影パ
ターン(P)と各撮影条件を読み出して撮影指示103
として出力する撮影指示判定部である。
【0059】また、図11において、53は、撮影指示
判定部52から出力される撮影指示103を記憶する撮
影指示記憶部であり、54は、撮影指示記憶部53に記
憶されている撮影指示103を読み出し、地図データ部
22からの3次元の地図データ104の標高データと、
位置/姿勢検出部23が検出したヘリコプター3の位置
/姿勢情報105を参照して、読み出した撮影指示10
3に基づいて、飛行経路、飛行高度、飛行速度、撮影対
象位置、撮影している映像の中から静止画を抽出すると
きの静止画マーク付加位置、静止画サイズに対応したカ
メラ画角を含んだ各種のカメラ条件等を算出し、撮影指
示103を満足するフライトプラン106を作成するフ
ライトプラン作成部である。
【0060】この場合、フライトプラン作成部54は、
指示された基本撮影パターン(P)毎に1つのフライト
プラン106作成する。すなわち、モデル撮影パターン
(Q)の場合には、そのモデル撮影パターン(Q)に含
まれている基本撮影パターン(P)毎に1つのフライト
プラン106を作成する。
【0061】さらに、図11において、55はフライト
プラン作成部54が作成したフライトプラン106を記
憶するフライトプラン記憶部であり、56はフライトプ
ラン記憶部55に記憶されている1つのフライトプラン
106を読み出して出力するフライトプラン管理部であ
る。モデル撮影パターン(Q)の場合には、複数個のフ
ライトプラン106が記憶されているので、フライトプ
ラン管理部56は、撮影制御部27から出力される、1
つのフライトプラン106の実施終了を示す撮影進捗情
報110を入力する度に、フライトプラン記憶部55か
ら1つのフライトプラン106を読み出して出力する。
【0062】次に動作について説明する。図12は撮影
指示装置1の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップST1において、撮影指示入力部13は、オペ
レータの指示に基づき、撮影指示ID番号、撮影指示の
発信日付、発信時刻を入力し、撮影パターン記憶部11
に記憶されている撮影パターン101の中から、発生し
た災害の内容や規模に適した撮影パターン101を選択
する。
【0063】図12のステップST2において、撮影指
示入力部13は、オペレータの指示に基づき、選択した
撮影パターン101に対応して、地図データ部12が格
納している2次元の地図データ102を使用して、撮影
対象位置、撮影範囲、カメラ選択、静止画サイズを含ん
だカメラの各種の撮影パラメータ等の撮影条件を入力す
る。必要であれば、撮影装置2の経路表示部26で表示
するパイロットへのメッセージや、情報表示装置4の静
止画抽出部42で行う静止画の処理方法等についても入
力する。
【0064】なお、上記ステップST1で選択した撮影
パターンがモデル撮影パターン(Q)である場合には、
モデル撮影パターン(Q)に含まれる各基本撮影パター
ン(P)の撮影条件が、撮影装置2の撮影計画部24に
おけるモデル撮影パターン記憶部51に記憶されている
ので、ステップST2の撮影条件の入力を省略する。こ
れは、モデル撮影パターン(Q)の全体の撮影条件が膨
大なデータ量になるので、この膨大なデータ量を入力す
る手間を省くと共に、膨大なデータ量の撮影装置2への
送信量を削減するためである。
【0065】図13はエリア撮影(P4)における撮影
範囲の指定の例を示す図であり、図に示すように、撮影
指示入力部13は、地図データ102により表示された
地図上の矩形で囲まれた領域を撮影範囲として入力す
る。
【0066】入力する撮影条件は、図3に示す撮影パタ
ーンにより異なり、数次ポイント撮影(P2)の場合に
は、静止画を抽出するときの所定の時間間隔、ライン撮
影(P3)、エリア撮影(P4)の場合には、ヘリコプ
ター3の通過ポイントWPT(n),スポットライト撮
影(P5)の場合には、静止画を抽出するときの所定の
方位、パノラマ撮影(P6)やフリー撮影(P7)の場
合には、撮影するエリアの半径等を、さらに追加して入
力する。
【0067】図12のステップST3において、撮影指
示入力部13は、モデル撮影パターン(Q)を選択した
場合には、選択した撮影パターン101による撮影指示
103を撮影指示送信部14と情報表示装置4に出力
し、基本撮影パターン(P)を選択した場合には、選択
した撮影パターン101と入力した撮影条件による撮影
指示103を撮影指示送信部14と情報表示装置4に出
力する。
【0068】図14は撮影指示入力部13により出力さ
れた撮影指示103の内容の例を示す図であり、撮影指
示ID番号、撮影指示の発信日付、発信時刻と、選択し
た撮影パターンと、緯度・経度で示される撮影対象位
置、撮影高度、可視光線カメラ又は赤外線カメラのパラ
メータや静止画幅の実距離で示される静止画サイズ等の
撮影パラメータ等の撮影条件と、経路表示部26で表示
するメッセージ、静止画の処理方法とが指示されてい
る。
【0069】図12のステップST4において、撮影指
示送信部14は、撮影指示入力部13が出力した、発生
した災害対応の撮影指示103を、アナログ無線チャネ
ル又はデジタル無線チャネルを使用して、ヘリコプター
3に搭載されている撮影装置2に送信する。
【0070】図15は撮影装置2の処理の流れを示すフ
ローチャートである。ステップST11において、撮影
指示受信部21は、アナログ無線チャネル又はデジタル
無線チャネルを使用して、撮影指示装置1の撮影指示送
信部14から送信された撮影指示103を受信する。
【0071】ステップST12において、撮影計画部2
4は、撮影指示受信部21が受信した撮影指示103に
基づき、地図データ部22からの3次元の地図データ1
04の標高データと、位置/姿勢検出部23が検出した
ヘリコプター3の位置/姿勢情報105を参照して、撮
影指示受信部21が受信した撮影指示103を満足する
飛行経路、飛行高度、飛行速度、撮影対象位置、撮影対
象高度、撮影している映像の中から静止画として抽出す
るときの静止画マーク付加位置、指示された静止画サイ
ズに対応したカメラ画角を含んだ各種のカメラ条件等を
算出し、撮影指示ID番号を含んだフライトプラン10
6を作成する。このとき、位置/姿勢検出部23は、現
在のヘリコプター3の位置や高度、姿勢角、飛行速度等
の位置/姿勢情報105を、GPSやジャイロ等により
常時検出している。
【0072】図16は撮影計画部24が作成したエリア
撮影(P4)のフライトプラン106を説明する図であ
り、図に示すように、指示された撮影範囲、ヘリコプタ
ー3の通過ポイントWPT(1),WPT(2),・・
・に対して、静止画マーク付加位置D(1),D
(2),・・・、カメラ方向、カメラ画角等を計算す
る。
【0073】また、図15の上記ステップST12で、
撮影指示受信部21が受信した撮影指示103がモデル
撮影パターン(Q)である場合には、撮影対象位置、撮
影範囲、カメラ選択、静止画サイズを含んだカメラの各
種の撮影パラメータ等の撮影条件が含まれていないの
で、撮影計画部24は予め設定され記憶している所定の
撮影条件により、撮影指示ID番号を含んだフライトプ
ラン106を作成する。
【0074】図15のステップST13において、経路
表示制御部25は、撮影計画部24から出力されるフラ
イトプラン106に対応する地図データ104を地図デ
ータ部22から取得し、ヘリコプター3の飛行経路と現
在位置を示す経路表示情報107を作成し、経路表示部
26は、経路表示制御部25が作成した経路表示情報1
07に基づいて、ヘリコプター3の飛行経路と現在位置
を表示する。ヘリコプター3のパイロットは、表示され
た飛行経路に従ってヘリコプター3を飛行させる。
【0075】図17はエリア撮影(P4)の場合におけ
る経路表示部26の表示例を示す図であり、地図データ
104による地図上に、ヘリコプター3の飛行経路と現
在位置が表示されている。また、飛行高度や飛行速度を
表示しても良く、図14に示す撮影指示103にメッセ
ージが含まれている場合には、その文字情報を表示して
も良い。
【0076】図15のステップST14において、撮影
制御部27は、位置/姿勢検出部23からの現在のヘリ
コプター3の位置/姿勢情報105により、撮影計画部
24から出力されるフライトプラン106を実現するた
めの各種のカメラ条件を設定し、カメラ制御情報108
としてカメラ部28に出力する。
【0077】ステップST15において、カメラ部28
は、撮影制御部27からのカメラ制御情報108に基づ
き、可視光線カメラ又は赤外線カメラを使用して撮影対
象を撮影し、撮影した映像信号111と、撮影したとき
の撮影条件112を撮影情報作成部29に出力する。
【0078】ステップST16において、撮影制御部2
7は、位置/姿勢検出部23からの位置/姿勢情報10
5に基づき、フライトプラン106により規定された静
止画マーク付加位置で、映像信号111の中から静止画
として抽出するための静止画マークの付加を指示する静
止画マーク指示109を撮影情報作成部29に出力す
る。
【0079】ステップST17において、撮影情報作成
部29は、撮影計画部24からの撮影指示ID番号を含
んだフライトプラン106に対応して、撮影制御部27
からの静止画マーク指示109に基づき、カメラ部28
からの映像信号111に静止画マークを付加して、静止
画マーク付映像信号113を撮影結果送信部30に出力
すると共に、静止画マークを付加したときの位置/姿勢
検出部23からの位置/姿勢情報105とカメラ部28
からの撮影条件112を、付帯データ114として撮影
結果送信部30に出力する。このとき、付帯データ11
4に撮影指示ID番号を含ませる。
【0080】図18は静止画マークの付加を説明する図
であり、F1,F2,・・・,F60は、映像信号11
1におけるNTSC(National Televi
sion System Committee)フィー
ルドであり、G1,G2,・・・,G60は、その垂直
同期信号である。1秒間に60枚のNTSCフィールド
により映像信号111が構成されるが、撮影情報作成部
29は、各NTSCフィールドの垂直同期信号部分に静
止画マークを重畳する。
【0081】例えば、垂直同期信号G3,G4に静止画
マークが重畳された場合は、NTSCフィールドF3,
F4が静止画として抽出される。なお、NTSCフィー
ルドF3,F4を静止画として抽出するときに、静止画
マークを垂直同期信号G3,G4の両方に重畳せずに、
垂直同期信号G3又はG4の一方に重畳しても良い。
【0082】図19は付帯データ114の内容の例を示
す図である。図に示すように、撮影指示ID番号、撮影
日付・時刻、撮影パターン、撮影時のヘリコプター3の
撮影位置、撮影高度、静止画サイズ、静止画の総枚数、
静止画番号、静止画の中心が位置する緯度・経度で示さ
れる撮影対象位置、静止画の中心の高度を示す撮影対象
高度、カメラ方位、可視光線カメラと赤外線カメラのパ
ラメータ等が含まれている。
【0083】図15のステップST18において、撮影
結果送信部30は、撮影情報作成部29からの静止画マ
ーク付映像信号113を、アナログ無線チャネルを使用
して情報表示装置4に送信すると共に、撮影情報作成部
29からの付帯データ114を、デジタル無線チャネル
を使用して情報表示装置4に送信する。なお、付帯デー
タ114の送信には、デジタル無線チャネルを使用せず
に、静止画マーク付映像信号113を送信するアナログ
無線チャネルに多重しても良い。
【0084】ステップST19において、撮影制御部2
7は1つのフライトプラン106が終了したかをチェッ
クし、終了していない場合には、上記ステップST14
からST18を繰り返す。すなわち、モデル撮影パター
ン(Q)の場合には、モデル撮影パターン(Q)に含ま
れている各基本撮影パターン(P)毎に、上記ステップ
ST14からST18までの処理を複数回繰り返す。
【0085】撮影制御部27は、上記ステップST19
で、1つのフライトプラン106の終了を確認すると、
ステップST20において、撮影進捗情報110を撮影
計画部24に出力する。
【0086】図20は図11に示す撮影計画部24の処
理の流れを示すフローチャートである。撮影指示判定部
52は、ステップST21において、撮影指示受信部2
1が受信した撮影指示103を受け取り、ステップST
22において、受け取った撮影指示103の撮影パター
ンが、モデル撮影パターン(Q)であるかをチェックす
る。
【0087】上記ステップST22で、受け取った撮影
指示103の撮影パターンが、モデル撮影パターン
(Q)である場合には、撮影指示判定部52は、ステッ
プST23において、モデル撮影パターン記憶部51か
ら、モデル撮影パターン(Q)に含まれている各基本撮
影パターン(P)とその撮影条件を、撮影指示103と
して読み出して、ステップST24において、その撮影
指示103を撮影指示記憶部53に記憶する。
【0088】また、上記ステップST22で、基本撮影
パターン(P)である場合は、その撮影条件も撮影指示
装置1から送信されているので、撮影指示判定部52
は、受け取った撮影指示103をそのまま出力して、ス
テップST24において、その撮影指示103を撮影指
示記憶部53に記憶する。
【0089】ステップST25において、フライトプラ
ン作成部54は、撮影指示記憶部53に記憶されている
撮影指示103を読み出し、地図データ部22からの3
次元の地図データ104の標高データと、位置/姿勢検
出部23が検出したヘリコプター3の位置/姿勢情報1
05を参照して、読み出した撮影指示103を満足する
飛行経路、飛行高度、飛行速度、撮影対象位置、撮影対
象高度、撮影している映像の中から静止画として抽出す
るための静止画マーク付加位置、静止画サイズに対応し
たカメラ画角を含んだ各種のカメラ条件等を算出し、フ
ライトプラン106を作成する。
【0090】ステップST26において、フライトプラ
ン作成部54が、作成したフライトプラン106をフラ
イトプラン記憶部55に記憶する。なお、モデル撮影パ
ターン(Q)の場合には、上記ステップST25,ST
26を、モデル撮影パターン(Q)に含まれている基本
撮影パターンの数だけ繰り返すことにより、複数個のフ
ライトプラン106を作成し、フライトプラン記憶部5
5に記憶する。
【0091】ステップST27において、フライトプラ
ン管理部56は、フライトプラン記憶部55に記憶され
ている1つのフライトプラン106を読み出して出力す
る。モデル撮影パターン(Q)の場合には、複数個のフ
ライトプラン106が記憶されているので、フライトプ
ラン管理部56は、撮影制御部27から出力される、1
つのフライトプラン106の実施終了を示す撮影進捗情
報110を入力する度に、フライトプラン記憶部55に
記憶されている次の1つのフライトプラン106を、順
次読み出して出力する。
【0092】図21は情報表示装置4の処理の流れを示
すフローチャートである。ステップST31において、
撮影結果受信部41は、撮影装置2の撮影結果送信部3
0から送信された静止画マーク付映像信号113を、ア
ナログ無線チャネルを使用して受信すると共に、デジタ
ル無線チャネルを使用して付帯データ114を受信す
る。
【0093】ステップST32において、静止画抽出部
42は、撮影結果受信部41が受信した静止画マーク付
映像信号113から、静止画マークを検出することによ
り静止画115を抽出し、付帯データ114と共に出力
して、付帯データ114に含まれている撮影指示ID番
号をキーとしてデータベース記憶部43に記憶する。
【0094】このとき、静止画抽出部42は、撮影指示
入力部13から伝送された撮影指示103に、静止画貼
り合わせや火災エリア推定等の静止画処理の指示が含ま
れている場合には、抽出した静止画に対してその処理を
行う。図22は火災エリア推定の静止画処理を説明する
図であり、抽出した静止画に対して火災エリアを推定し
ている。なお、この火災エリアの推定を行うには、可視
光線カメラの他に赤外線カメラからの静止画も利用す
る。
【0095】図21のステップST33において、撮影
情報表示部45は、オペレータの指示に基づき、データ
ベース記憶部43に記憶されている静止画115と付帯
データ114を、撮影指示入力部13から伝送された撮
影指示103の、例えば撮影指示ID番号をキーとして
読み出す。
【0096】ステップST34において、撮影情報表示
部45は、読み出した静止画115と付帯データ114
を、地図データ部44から読み出した地図データ116
上に表示する。
【0097】次に図4に示す単一ポイント撮影(P1)
につき詳細に説明する。撮影指示装置1で単一ポイント
撮影(P1)の指示を行うときには、図12のステップ
ST1において、撮影指示入力部13が、オペレータの
指示により撮影パターン記憶部11から単一ポイント撮
影(P1)を選択し、撮影指示入力部13が、オペレー
タの指示により、ステップST2において、撮影対象位
置、カメラ選択、静止画サイズを含んだカメラの各種の
撮影パラメータ等の撮影条件を入力する。そして、図1
2のステップST3,ST4により、撮影指示103が
撮影装置2に送信される。
【0098】撮影装置2において、送信された撮影指示
103は、図20のステップST21〜ST24で、撮
影計画部24の撮影指示記憶部53に記憶される。
【0099】図23は撮影計画部24のフライトプラン
作成部54の処理を説明する図であり、図において、A
は撮影対象位置、Bは指示された静止画サイズになる撮
影対象位置Aからの撮影タイミング距離、Cはヘリコプ
ター3の進入経路、Dは静止画マーク付加位置、Eはス
タンバイエリアを示している。
【0100】図24はフライトプラン作成部54がスタ
ンバイエリアEと静止画マーク付加位置Dを求める処理
の流れを示すフローチャートである。ステップST41
において、フライトプラン作成部54は、地図データ部
22の地図データ104から撮影対象位置Aの標高デー
タを得る。ステップST42において、フライトプラン
作成部54は、指示された静止画サイズになる撮影対象
位置Aからの撮影タイミング距離Bを求める。
【0101】フライトプラン作成部54は、ステップS
T43において、位置/姿勢制御部23の位置/姿勢情
報105からヘリコプター3の現在位置を得て、ステッ
プST44において、ヘリコプター3の現在位置と撮影
対象位置Aを結びヘリコプター3の進入経路Cとし、ス
テップST45において、地図データ部22の地図デー
タ104から、進入経路C上の撮影対象位置Aから撮影
タイミング距離Bまでの標高データを得る。
【0102】フライトプラン作成部54は、ステップS
T46において、撮影対象位置Aから撮影タイミング距
離Bまでの標高データから、直接見通せる最低高度と進
入経路C上の撮影タイミング距離Bとの交点を静止画マ
ーク付加位置Dとし、ステップST47において、指示
された静止画サイズから画素ぶれのないヘリコプター3
の飛行速度Vを計算し、ステップST48において、撮
影対象位置Aから、(撮影タイミング距離B+飛行速度
V×30秒)の位置をスタンバイエリアEとする。
【0103】フライトプラン作成部54は、上記のよう
にして求めたスタンバイエリアE,静止画マーク付加位
置Dに基づき、フライトプラン106を作成し、フライ
トプラン記憶部55に記憶する。図25はフライトプラ
ン作成部54が作成したフライトプラン106を示す図
であり、ヘリコプター3の位置に対応して、経路表示制
御部25,撮影制御部27,撮影情報作成部29が行う
処理を示している。
【0104】例えば、ヘリコプター3の位置がスタンバ
イエリアE以前の場合には、経路表示制御部25が、経
路表示情報107により、ヘリコプター3の飛行経路と
現在位置の表示制御を行い、撮影制御部27は、カメラ
制御情報108により、カメラ部28をデフォルト状
態、例えば直下に向くように設定する。
【0105】ヘリコプター3の位置がスタンバイエリア
Eのときには、経路表示制御部25が、経路表示情報1
07により、ヘリコプター3の飛行経路と現在位置の表
示制御を行うと共に、飛行高度、飛行速度の表示制御を
行う。また、撮影制御部27は、カメラ制御情報108
により、カメラ部28を撮影対象位置Aにロックオンす
るための座標設定を行うと共に、指示された静止画サイ
ズを満足する画角を含めた各種のカメラ条件を設定し、
カメラ部28の撮影を開始させる。
【0106】ヘリコプター3の位置が静止画マーク付加
位置Dのときには、経路表示制御部25が、経路表示情
報107によりスタンバイエリアEと同じ表示制御を行
う。撮影制御部27は、カメラ制御情報108により、
スタンバイエリアEと同じ設定を行うと共に、撮影情報
作成部29に静止画マーク指示109を出力した後、撮
影計画部24に撮影進捗情報110を出力する。さら
に、撮影情報作成部29は、カメラ部28から出力され
ている映像信号111に静止画マークを付加すると共
に、静止画マークを付加したときの位置/姿勢検出部2
3からの位置/姿勢情報105とカメラ部28からの撮
影条件112から、付帯データ114を作成する。
【0107】ヘリコプター3の位置が撮影対象位置Aの
ときには、経路表示制御部25がスタンバイエリアEと
同じ表示制御を行い、撮影制御部27がスタンバイエリ
アEと同じ設定を行う。
【0108】撮影計画部24のフライトプラン管理部5
6は、フライトプラン記憶部55に記憶されているフラ
イトプラン106を読み出し、経路表示制御部25,撮
影制御部27,撮影情報作成部29に出力することによ
り、図25に示すフライトプラン106、すなわち、指
示された単一ポイント撮影(P1)が実施され、情報表
示装置4で所望の静止画を抽出することができる。
【0109】次に図6に示すライン撮影(P3)につき
詳細に説明する。撮影指示装置1でライン撮影(P3)
の指示を行うときには、図12のステップST1におい
て、撮影指示入力部13が、オペレータの指示により撮
影パターン記憶部11からライン撮影(P3)を選択
し、ステップST2において、撮影指示入力部13が、
オペレータの指示により、通過ポイントWPT(n),
カメラ選択、静止画サイズを含んだカメラの各種の撮影
パラメータ等の撮影条件を入力する。そして、図12の
ステップST3,ST4により、撮影指示103が撮影
装置2に送信される。
【0110】撮影装置2において、送信された撮影指示
103は、図20のステップST21〜ST24で、撮
影計画部24の撮影指示記憶部53に記憶される。
【0111】図26は撮影計画部24のフライトプラン
作成部54の処理を説明する図であり、図において、W
PT(1),WPT(2),WPT(3),WPT
(4)は指示された通過ポイント、D(1),D
(2),・・・,D(4)は静止画マーク付加位置、E
はスタンバイエリア、WPT(0)は現在位置と通過ポ
イントWPT(1)を結ぶ線とスタンバイエリアEとの
交点の通過ポイントである。
【0112】図27はフライトプラン作成部54がスタ
ンバイエリアEと通過ポイントWPT(0)と静止画マ
ーク付加位置D(n)とを求める処理の流れを示すフロ
ーチャートである。ステップST51において、フライ
トプラン作成部54は、指示された複数の通過ポイント
WPT(n)を通過順に1からナンバリングを行う。
【0113】フライトプラン作成部54は、ステップS
T52において、指示された静止画サイズから画素ぶれ
のないヘリコプター3の飛行速度Vを計算し、ステップ
ST53において、(通過ポイントWPT(1)+飛行
速度V×30秒)の位置をスタンバイエリアEとし、ス
テップST54において、ヘリコプター3の現在位置と
通過ポイントWPT(1)を結ぶ線とスタンバイエリア
Eとの交点を通過ポイントWPT(0)する。
【0114】ステップST55において、フライトプラ
ン作成部54は、通過ポイントWPT(1)と通過ポイ
ントWPT(2)間で、抽出した静止画が20%程度重
なるように、静止画マーク付加位置D(n)を決定す
る。ここで、20%程度重ねているのは、位置/姿勢検
出部23やカメラ部28による撮影位置精度のバラツキ
を吸収すると共に、各静止画を合成するときに、その合
成を容易にするために行われる。
【0115】フライトプラン作成部54は、ステップS
T56において、地図データ部22の地図データ104
から、決定した静止画マーク付加位置D(n)の標高デ
ータを得て、ステップST57において、フライトプラ
ン作成部54は、通過ポイントWPT(1)と通過ポイ
ントWPT(2)間の最大標高により、ヘリコプター3
の飛行高度を決定する。ここで、飛行高度を求めるの
は、山や建物等により指示された撮影高度では撮影でき
ないときに行われる。
【0116】フライトプラン作成部54は、ステップS
T58において、指示された最終通過ポイントまでの静
止画マーク付加位置D(n)とヘリコプター3の飛行高
度の決定を行うために、上記ステップST55からST
57を繰り返す。
【0117】フライトプラン作成部54は、上記のよう
にして求めた静止画マーク付加位置D(n)とヘリコプ
ター3の飛行高度に基づき、フライトプラン106を作
成して、フライトプラン記憶部55に記憶する。図28
はフライトプラン作成部54が作成したフライトプラン
106を示す図であり、ヘリコプター3の位置に対応し
て、経路表示制御部25,撮影制御部27,撮影情報作
成部29が行う処理を示している。
【0118】例えば、ヘリコプター3の位置がスタンバ
イエリアE以前の場合には、経路表示制御部25が、経
路表示情報107により、ヘリコプター3の飛行経路と
現在位置の表示制御を行い、撮影制御部27は、カメラ
制御情報108により、カメラ部28をデフォルト状
態、例えば直下に向くように設定する。
【0119】ヘリコプター3の位置がスタンバイエリア
E[WPT(0)]のときには、経路表示制御部25
が、経路表示情報107により、ヘリコプター3の飛行
経路と現在位置の表示制御を行うと共に、飛行高度、飛
行速度の表示制御を行う。また、撮影制御部27は、カ
メラ制御情報108により、カメラ部28を静止画マー
ク付加位置D(1)にロックオンするための座標設定を
行うと共に、指示された静止画サイズを満足する画角を
含めた各種のカメラ条件を設定して、カメラ部28の撮
影を開始させる。
【0120】ヘリコプター3の位置が静止画マーク付加
位置D(1)のときには、経路表示制御部25が、経路
表示情報107により、スタンバイエリアE[WPT
(0)]と同じ表示制御を行う。撮影制御部27は、カ
メラ制御情報108により、撮影情報作成部29に静止
画マーク指示109を出力した後、静止画マーク付加位
置D(2)にロックオンするための座標設定を行うと共
に、指示された静止画サイズを満足する画角を含めた各
種のカメラ条件を設定する。さらに、撮影情報作成部2
9は、カメラ部28から出力されている映像信号111
に静止画マークを付加すると共に、静止画マークを付加
したときの位置/姿勢検出部23からの位置/姿勢情報
105とカメラ部28からの撮影条件112から、付帯
データ114を作成する。
【0121】ヘリコプター3の位置が、通過ポイントW
PT(1),ポイントWPT(2)間の最終の静止画マ
ーク付加位置D(4)のときには、経路表示制御部25
が、経路表示情報107により、スタンバイエリアEと
同じ表示制御を行い、撮影制御部27が、カメラ制御情
報108により、撮影情報作成部29に静止画マーク指
示109を出力した後、次の通過ポイントWPT
(2),ポイントWPT(3)間の静止画マーク付加位
置D(5)にロックオンするための座標設定を行うと共
に、指示された静止画サイズを満足する画角を含めた各
種のカメラ条件を設定する。さらに、撮影情報作成部2
9は、カメラ部28から出力されている映像信号111
に静止画マークを付加すると共に、静止画マークを付加
したときの位置/姿勢検出部23からの位置/姿勢情報
105とカメラ部28からの撮影条件112から、付帯
データ114を作成する。
【0122】ヘリコプター3の位置が通過ポイントWP
T(3),ポイントWPT(4)間の静止画マーク付加
位置D(8)のときには、経路表示制御部25が、経路
表示情報107により、スタンバイエリアEと同じ表示
制御を行い、撮影制御部27は、カメラ制御情報108
により、撮影情報作成部29に静止画マーク指示109
を出力する。さらに、撮影情報作成部29は、カメラ部
28から出力されている映像信号111に静止画マーク
を付加すると共に、静止画マークを付加したときの位置
/姿勢検出部23からの位置/姿勢情報105とカメラ
部28からの撮影条件112から、付帯データ114を
作成する。さらに、撮影制御部27は、フライトプラン
106の終了を確認して、撮影進捗情報110を撮影計
画部24に出力する。
【0123】このようにして作成されたフライトプラン
106は、フライトプラン記憶部55に記憶される。フ
ライトプラン管理部56は、フライトプラン記憶部55
に記憶されているフライトプラン106を読み出し、経
路表示制御部25,撮影制御部27,撮影情報作成部2
9に出力することにより、図28に示すフライトプラン
106、すなわち、指示されたライン撮影(P3)が実
施され、情報表示装置4で所望の静止画を抽出すること
ができる。
【0124】この実施の形態では、撮影指示装置1,情
報表示装置4を地上に設置しているが、地上に限らず船
舶、航空機、人工衛星等に搭載しても良く、また、撮影
装置2をヘリコプター3に搭載しているが、ヘリコプタ
ー3に限らず、災害地域を飛行できる他の飛行体であっ
ても良い。
【0125】この実施の形態では、撮影計画部24がモ
デル撮影パターン記憶部51を備えて、モデル撮影パタ
ーン(Q)に含まれている各基本撮影パターン(P)と
その撮影条件を記憶しておくことにより、モデル撮影パ
ターン(Q)の撮影指示103の場合の撮影指示装置1
と撮影装置2間の通信量を削減しているが、撮影計画部
24が、基本撮影パターン(P)の場合でも、その撮影
条件を記憶しておき、撮影指示装置1で、撮影パターン
の種類を、撮影指示103として送信しても良い。この
場合は、撮影指示装置1での撮影条件等の入力の手間を
簡略化できると共に、さらに撮影指示装置1と撮影装置
2間のデータ量を削減することができ、より迅速な対応
が可能となる。
【0126】また、逆に撮影計画部24がモデル撮影パ
ターン記憶部51を備えずに、モデル撮影パターン
(Q)の撮影指示103の場合でも、撮影指示装置1
で、撮影条件を入力しても良い。この場合、撮影指示装
置1での撮影条件の入力の手間がかかると共に、撮影指
示装置1から撮影装置2への通信量が多くなるが、撮影
計画部24がモデル撮影パターン記憶部51のような大
きなメモリ容量を必要としないので、飛行体に搭載する
装置として簡略化することができる。
【0127】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、撮影指示装置1が、発生した災害の内容や規模やそ
の時間的変化に対応して、予め設定している撮影パター
ンの中から適切な撮影パターンを選択し、選択した撮影
パターンと選択した撮影パターンに対応した撮影条件に
よる撮影指示103、又は選択した撮影パターンによる
撮影指示103を、ヘリコプター3に搭載された撮影装
置2に送信し、撮影装置2が指示された撮影指示103
に基づきフライトプラン106を作成し、上空で撮影し
た映像信号111に静止画マークを付加して、付帯デー
タ114と共に情報表示装置4に送信し、情報表示装置
4が静止画マーク付映像信号113から静止画115を
抽出して、付帯データ114と共に表示することによ
り、災害状況を迅速かつ正確に把握すると共に、撮影指
示装置1や情報表示装置4のオペレータの負荷が小さ
く、オペレータの個人差に影響されないという効果が得
られる。
【0128】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、撮影
指示装置が、予め記憶されている複数の撮影パターンの
中から所望の撮影パターンを選択し、選択した撮影パタ
ーンに対応して撮影条件を入力し、選択した撮影パター
ンによる撮影指示、又は選択した撮影パターンと入力し
た撮影条件による撮影指示を撮影装置に送信し、撮影装
置が、撮影指示装置からの撮影指示を受信し、地図デー
タと上記飛行体の位置/姿勢情報を参照して、受信した
上記撮影指示に基づき静止画として抽出するための静止
画マーク付加位置を算出して、撮影指示を満足するフラ
イトプランを作成し、作成した上記フライトプランに基
づき、飛行体の飛行経路を表示して撮影対象を撮影し、
静止画マーク付加位置で撮影した映像信号に静止画マー
クを付加した静止画マーク付映像信号と、撮影したとき
の付帯データを送信し、情報表示装置が、上記撮影装置
から送信された静止画マーク付映像信号と付帯データを
受信し、静止画マーク付映像信号から静止画を抽出し
て、上記付帯データと共に表示することにより、撮影対
象の状況を迅速かつ正確に把握すると共に、オペレータ
の負荷が小さく、オペレータの個人差に影響されないと
いう効果がある。
【0129】この発明によれば、撮影装置が、外部から
の撮影指示を無線チャネルを使用して受信する撮影指示
受信部と、3次元を含めた地図データを記憶している地
図データ部と、飛行体の位置/姿勢情報を検出する位置
/姿勢検出部と、地図データ部の地図データと、位置/
姿勢検出部が検出した飛行体の位置/姿勢情報を参照し
て、撮影指示受信部が受信した撮影指示に基づき、静止
画として抽出するための静止画マーク付加位置を算出し
て、撮影指示を満足するフライトプランを作成する撮影
計画部と、地図データ部の地図データと、位置/姿勢検
出部が検出した飛行体の位置/姿勢情報を参照し、撮影
計画部が作成したフライトプランに基づき、飛行体の経
路表示情報を作成する経路表示制御部と、経路表示情報
に基づき飛行体の飛行経路を表示する経路表示部と、位
置/姿勢検出部が検出した飛行体の位置/姿勢情報を参
照し、撮影計画部が作成したフライトプランに基づき、
カメラ条件を設定してカメラ制御情報を出力すると共
に、撮影した映像信号に静止画マークの付加を指示する
静止画マーク指示を出力する撮影制御部と、カメラ制御
情報に基づき撮影対象を撮影し、映像信号と撮影したと
きの撮影条件を出力するカメラ部と、撮影計画部が作成
したフライトプランに対応して、撮影制御部からの静止
画マーク指示に基づき、上記カメラ部から出力された映
像信号に静止画マークを付加して静止画マーク付映像信
号を出力すると共に、静止画マークを付加したときの上
記位置/姿勢検出部が検出した飛行体の位置/姿勢情報
と上記カメラ部からの撮影条件を付帯データとして出力
する撮影情報作成部と、この撮影情報作成部が出力した
静止画マーク付映像信号と付帯データを、無線チャネル
を使用して外部に送信する撮影結果送信部とを備えるこ
とにより、指示された撮影対象の状況を迅速かつ正確に
撮影して送信できると共に、外部のオペレータの負荷が
小さく、オペレータの個人差に影響されないという効果
がある。
【0130】この発明によれば、予め記憶されている複
数の撮影パターンの中から、オペレータの指示により所
望の撮影パターンを選択する第1のステップと、オペレ
ータの指示により、選択した撮影パターンに対応して撮
影条件を入力する第2のステップと、第1のステップで
選択した撮影パターンによる撮影指示、又は第1のステ
ップで選択した撮影パターンと第2のステップで入力し
た撮影条件による撮影指示を出力する第3のステップ
と、撮影指示を無線チャネルを使用して飛行体に送信す
る第4のステップと、撮影指示を受信する第5のステッ
プと、地図データと上記飛行体の位置/姿勢情報を参照
して、受信した撮影指示に基づき、静止画として抽出す
るための静止画マーク付加位置を算出して、撮影指示を
満足するフライトプランを作成する第6のステップと、
フライトプランに基づき、飛行体の飛行経路を表示する
第7のステップと、撮影対象を撮影する第8のステップ
と、撮影した映像信号に静止画として抽出するための静
止画マークを付加する第9のステップと、静止画マーク
を付加した静止画マーク付映像信号と撮影したときの付
帯データを、無線チャネルを使用して送信する第10の
ステップと、送信された静止画マーク付映像信号と付帯
データを受信する第11のステップと、静止画マーク付
映像信号から静止画を抽出する第12のステップと、抽
出した静止画と付帯データを地図上に表示する第13の
ステップとを備えることにより、撮影対象の状況を迅速
かつ正確に把握すると共に、指示するオペレータの負荷
が小さく、オペレータの個人差に影響されないという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による遠隔撮影シス
テムの概要構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による遠隔撮影シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による撮影パターン
記憶部に記憶されている撮影パターンの種類を示す図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態1による単一ポイント
撮影のイメージを示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による数次ポイント
撮影のイメージを示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1によるライン撮影の
イメージを示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態1によるエリア撮影の
イメージを示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態1によるスポットライ
ト撮影のイメージを示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態1によるパノラマ撮影
のイメージを示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態1によるフリー撮影
のイメージを示す図である。
【図11】 この発明の実施の形態1による撮影装置の
撮影計画部の内部構成を示すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態1による撮影指示装
置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態1によるエリア撮影
における撮影範囲の指定の例を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態1による撮影指示入
力部により出力された撮影指示の内容の例を示す図であ
る。
【図15】 この発明の実施の形態1による撮影装置の
処理の流れを示すフローチャートである。
【図16】 この発明の実施の形態1による撮影計画部
が作成したエリア撮影のフライトプランを説明する図で
ある。
【図17】 この発明の実施の形態1によるエリア撮影
における経路表示部の表示例を示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態1による静止画マー
クの付加を説明する図である。
【図19】 この発明の実施の形態1による付帯データ
の内容の例を示す図である。
【図20】 この発明の実施の形態1による撮影計画部
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図21】 この発明の実施の形態1による情報表示装
置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図22】 この発明の実施の形態1による火災エリア
推定の静止画処理を説明する図である。
【図23】 この発明の実施の形態1による単一ポイン
ト撮影の場合のフライトプラン作成部の処理を説明する
図である。
【図24】 この発明の実施の形態1による単一ポイン
ト撮影の場合のフライトプラン作成部がスタンバイエリ
アと静止画マーク付加位置を求める処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図25】 この発明の実施の形態1によるフライトプ
ラン作成部が作成した単一ポイント撮影の場合のフライ
トプランを示す図である。
【図26】 この発明の実施の形態1によるライン撮影
の場合の撮影計画部のフライトプラン作成部の処理を説
明する図である。
【図27】 この発明の実施の形態1によるライン撮影
の場合のフライトプラン作成部がスタンバイエリアと通
過ポイントと静止画マーク付加位置とを求める処理の流
れを示すフローチャートである。
【図28】 この発明の実施の形態1によるフライトプ
ラン作成部が作成したライン撮影の場合のフライトプラ
ンを示す図である。
【図29】 従来の遠隔撮影システムの概要構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 撮影指示装置、2 撮影装置、3 ヘリコプター
(飛行体)、4 情報表示装置、11 撮影パターン記
憶部、12 地図データ部(第1の地図データ部)、1
3 撮影指示入力部、14 撮影指示送信部、21 撮
影指示受信部、22 地図データ部(第2の地図データ
部)、23 位置/姿勢検出部、24 撮影計画部、2
5 経路表示制御部、26 経路表示部、27 撮影制
御部、28カメラ部、29 撮影情報作成部、30 撮
影結果送信部、41 撮影結果受信部、42 静止画抽
出部、43 データベース記憶部、44 地図データ部
(第3の地図データ部)、45 撮影情報表示部、51
モデル撮影パターン記憶部、52 撮影指示判定部、
53 撮影指示記憶部、54 フライトプラン作成部、
55 フライトプラン記憶部、56 フライトプラン管
理部、101 撮影パターン、102,104,116
地図データ、103 撮影指示、105位置/姿勢情
報、106 フライトプラン、107 経路表示情報、
108 カメラ制御情報、109 静止画マーク指示、
111 映像信号、112 撮影条件、113 静止画
マーク付映像信号、114 付帯データ、115 静止
画。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 直井 哲二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 井上 潮 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 宮島 耕治 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 木村 初夫 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 勝又 敏次 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 西山 智 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 田中 行男 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 小迫 明徳 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 納本 良和 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 植野 広義 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内 (72)発明者 小宮 章夫 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 株式会 社エヌ・ティ・ティ・データ内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛行体に搭載された撮影装置と、この撮
    影装置に無線チャネルを使用して撮影指示を送信する撮
    影指示装置と、上記撮影装置が撮影した撮影結果を無線
    チャネルを使用して受信して表示する情報表示装置とを
    備えた遠隔撮影システムにおいて、 上記撮影指示装置は、オペレータの指示により、予め記
    憶されている複数の撮影パターンの中から所望の撮影パ
    ターンを選択し、選択した撮影パターンに対応して撮影
    条件を入力し、上記選択した撮影パターンによる撮影指
    示、又は上記選択した撮影パターンと上記入力した撮影
    条件による撮影指示を上記撮影装置に送信し、 上記撮影装置は、上記撮影指示装置からの撮影指示を受
    信し、地図データと上記飛行体の位置/姿勢情報を参照
    して、受信した上記撮影指示に基づき静止画として抽出
    するための静止画マーク付加位置を算出して、上記撮影
    指示を満足するフライトプランを作成し、作成した上記
    フライトプランに基づき、上記飛行体の飛行経路を表示
    して撮影対象を撮影し、上記静止画マーク付加位置で撮
    影した映像信号に静止画マークを付加した静止画マーク
    付映像信号と、撮影したときの付帯データを送信し、 上記情報表示装置は、上記撮影装置から送信された静止
    画マーク付映像信号と付帯データを受信し、静止画マー
    ク付映像信号から静止画を抽出して、上記付帯データと
    共に表示することを特徴とする遠隔撮影システム。
  2. 【請求項2】 撮影指示装置が、 複数の撮影パターンを記憶している撮影パターン記憶部
    と、 地図データを記憶している第1の地図データ部と、 上記撮影パターン記憶部に記憶されている複数の撮影パ
    ターンの中から、オペレータの指示により撮影パターン
    を選択すると共に、選択した撮影パターンに対応して、
    上記第1の地図データ部の地図データを使用して、オペ
    レータの指示により撮影条件を入力し、上記選択した撮
    影パターンによる撮影指示、又は上記選択した撮影パタ
    ーンと上記入力した撮影条件による撮影指示を出力する
    撮影指示入力部と、 この撮影指示入力部が出力した撮影指示を無線チャネル
    を使用して送信する撮影指示送信部とを備えたことを特
    徴とする請求項1記載の遠隔撮影システム。
  3. 【請求項3】 撮影パターン記憶部が、複数の撮影パタ
    ーンとして、基本的な撮影パターンである複数の基本撮
    影パターンと、この基本撮影パターンを組み合わせた複
    数のモデル撮影パターンを記憶していることを特徴とす
    る請求項2記載の遠隔撮影システム。
  4. 【請求項4】 撮影パターン記憶部が、基本撮影パター
    ンとして、撮影した映像の中から、ある座標で指定され
    たポイントの1枚の静止画を抽出する単一ポイント撮影
    を記憶していることを特徴とする請求項3記載の遠隔撮
    影システム。
  5. 【請求項5】 撮影パターン記憶部が、基本撮影パター
    ンとして、撮影した映像の中から、ある座標で指定され
    たポイントの複数の静止画を一定時間間隔で抽出する数
    次ポイント撮影を記憶していることを特徴とする請求項
    3記載の遠隔撮影システム。
  6. 【請求項6】 撮影パターン記憶部が、基本撮影パター
    ンとして、連続したつながりを持つ撮影対象の映像を撮
    影して、複数の静止画を抽出するライン撮影を記憶して
    いることを特徴とする請求項3記載の遠隔撮影システ
    ム。
  7. 【請求項7】 撮影パターン記憶部が、基本撮影パター
    ンとして、広がりを持つ対象のエリアを撮影して、複数
    の静止画を抽出するエリア撮影を記憶していることを特
    徴とする請求項3記載の遠隔撮影システム。
  8. 【請求項8】 撮影パターン記憶部が、基本撮影パター
    ンとして、地図上で指定した地点を中心軸として周回し
    て撮影し、異なる方位からの静止画を複数抽出するスポ
    ットライト撮影を記憶していることを特徴とする請求項
    3記載の遠隔撮影システム。
  9. 【請求項9】 撮影パターン記憶部が、基本撮影パター
    ンとして、撮影対象位置の中心で、飛行体をホバリング
    させてカメラを回転させて撮影し、複数の静止画を抽出
    するパノラマ撮影を記憶していることを特徴とする請求
    項3記載の遠隔撮影システム。
  10. 【請求項10】 撮影装置が、 撮影指示装置からの撮影指示を受信する撮影指示受信部
    と、 3次元を含めた地図データを記憶している第2の地図デ
    ータ部と、 飛行体の位置/姿勢情報を検出する位置/姿勢検出部
    と、 上記第2の地図データ部の地図データと、上記位置/姿
    勢検出部が検出した飛行体の位置/姿勢情報を参照し
    て、上記撮影指示受信部が受信した撮影指示に基づき、
    静止画として抽出するための静止画マーク付加位置を算
    出して、上記撮影指示を満足するフライトプランを作成
    する撮影計画部と、 上記第2の地図データ部の地図データと、上記位置/姿
    勢検出部が検出した飛行体の位置/姿勢情報を参照し、
    上記撮影計画部が作成したフライトプランに基づき、上
    記飛行体の経路表示情報を作成する経路表示制御部と、 上記経路表示情報に基づき上記飛行体の飛行経路を表示
    する経路表示部と、 上記位置/姿勢検出部が検出した飛行体の位置/姿勢情
    報を参照し、上記撮影計画部が作成したフライトプラン
    に基づき、カメラ条件を設定してカメラ制御情報を出力
    すると共に、上記静止画マーク付加位置で、撮影した映
    像信号に静止画マークの付加を指示する静止画マーク指
    示を出力する撮影制御部と、 上記カメラ制御情報に基づき撮影対象を撮影し、映像信
    号と撮影したときの撮影条件を出力するカメラ部と、 上記撮影計画部が作成したフライトプランに対応して、
    上記撮影制御部からの静止画マーク指示に基づき、上記
    カメラ部から出力された映像信号に静止画マークを付加
    して静止画マーク付映像信号を出力すると共に、静止画
    マークを付加したときの上記位置/姿勢検出部が検出し
    た飛行体の位置/姿勢情報と上記カメラ部からの撮影条
    件を付帯データとして出力する撮影情報作成部と、 この撮影情報作成部が出力した静止画マーク付映像信号
    と付帯データを、無線チャネルを使用して送信する撮影
    結果送信部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    遠隔撮影システム。
  11. 【請求項11】 撮影計画部が、 基本的な撮影パターンである基本撮影パターンを組み合
    わせたモデル撮影パターンとその撮影条件を記憶してい
    るモデル撮影パターン記憶部と、 撮影指示を入力して撮影指示装置から指示された撮影パ
    ターンを判定し、基本撮影パターンである場合には、入
    力した撮影指示をそのまま出力し、モデル撮影パターン
    である場合には、上記モデル撮影パターン記憶部に記憶
    されているモデル撮影パターンに含まれる各基本撮影パ
    ターンと各撮影条件を読み出して撮影指示として出力す
    る撮影指示判定部と、 この撮影指示判定部が出力した撮影指示を記憶する撮影
    指示記憶部と、 この撮影指示記憶部に記憶されている撮影指示を読み出
    し、第2の地図データ部の地図データと、位置/姿勢検
    出部が検出した飛行体の位置/姿勢情報を参照して、静
    止画として抽出するための静止画マーク付加位置を算出
    して、上記撮影指示を満足するフライトプランを作成す
    るフライトプラン作成部と、 このフライトプラン作成部が作成したフライトプランを
    記憶するフライトプラン記憶部と、 このフライトプラン記憶部に記憶されているフライトプ
    ランを読み出して出力するフライトプラン管理部とを備
    えたことを特徴とする請求項10記載の遠隔撮影システ
    ム。
  12. 【請求項12】 フライトプラン作成部が、撮影パター
    ンとして単一ポイント撮影の撮影指示、撮影条件として
    撮影対象位置と静止画サイズの撮影指示を受けた場合に
    は、第2の地図データ部の地図データから、上記撮影対
    象位置の標高データを得て、上記静止画サイズになる上
    記撮影対象位置からの撮影タイミング距離を求め、位置
    /姿勢検出部が検出した飛行体の位置/姿勢情報によ
    り、上記飛行体の現在位置を得て、上記現在位置と上記
    撮影対象位置から上記飛行体の進入経路を求め、上記第
    2の地図データ部の地図データから、上記進入経路上の
    上記撮影対象位置から上記撮影タイミング距離までの標
    高データを得て、上記撮影対象位置を直接見通せる最低
    高度と上記進入経路上の上記撮影タイミング距離との交
    点を求めることにより、静止画マーク付加位置を算出す
    ることを特徴とする請求項11記載の遠隔撮影システ
    ム。
  13. 【請求項13】 フライトプラン作成部が、撮影パター
    ンとしてライン撮影の撮影指示、撮影条件として複数の
    通過ポイントと静止画サイズの撮影指示を受けた場合に
    は、上記通過ポイント間で、上記静止画サイズを抽出し
    たときに撮影対象が重複するように各静止画マーク付加
    位置を算出し、第2の地図データ部の地図データから、
    算出した上記各静止画マーク付加位置の標高データを得
    て、その最大標高により飛行体の飛行高度を求めること
    を特徴とする請求項11記載の遠隔撮影システム。
  14. 【請求項14】 撮影情報作成部が、カメラ部から出力
    された映像信号に静止画マークを付加するときに、上記
    映像信号における垂直同期信号に上記静止画マークを重
    畳することを特徴とする請求項10記載の遠隔撮影シス
    テム。
  15. 【請求項15】 情報表示装置が、 撮影装置から送信された静止画マーク付映像信号と付帯
    データを受信する撮影結果受信部と、 この撮影結果受信部が受信した静止画マーク付映像信号
    から静止画を抽出して上記付帯データと共に出力する静
    止画抽出部と、 この静止画抽出部が出力した上記静止画と上記付帯デー
    タを記憶するデータベース記憶部と、 地図データを記憶する第3の地図データ部と、 上記データベース記憶部に記憶されている上記静止画と
    上記付帯データを読み出し、上記第3の地図データから
    読み出した地図データ上に表示する撮影情報表示部とを
    備えたことを特徴とする請求項1記載の遠隔撮影システ
    ム。
  16. 【請求項16】 静止画抽出部が、撮影指示装置から伝
    送された撮影指示に基づき、抽出した静止画に対して、
    静止画貼り合わせ又は火災エリア推定等の静止画処理を
    行うことを特徴とする請求項15記載の遠隔撮影システ
    ム。
  17. 【請求項17】 飛行体に搭載され、外部からの撮影指
    示により撮影対象を撮影する撮影装置において、 上記撮影指示を無線チャネルを使用して受信する撮影指
    示受信部と、 3次元を含めた地図データを記憶している地図データ部
    と、 上記飛行体の位置/姿勢情報を検出する位置/姿勢検出
    部と、 上記地図データ部の地図データと、上記位置/姿勢検出
    部が検出した飛行体の位置/姿勢情報を参照して、上記
    撮影指示受信部が受信した撮影指示に基づき、静止画と
    して抽出するための静止画マーク付加位置を算出して、
    上記撮影指示を満足するフライトプランを作成する撮影
    計画部と、 上記地図データ部の地図データと、上記位置/姿勢検出
    部が検出した飛行体の位置/姿勢情報を参照し、上記撮
    影計画部が作成したフライトプランに基づき、上記飛行
    体の経路表示情報を作成する経路表示制御部と、 上記経路表示情報に基づき上記飛行体の飛行経路を表示
    する経路表示部と、 上記位置/姿勢検出部が検出した飛行体の位置/姿勢情
    報を参照し、上記撮影計画部が作成したフライトプラン
    に基づき、カメラ条件を設定してカメラ制御情報を出力
    すると共に、撮影した映像信号に静止画マークの付加を
    指示する静止画マーク指示を出力する撮影制御部と、 上記カメラ制御情報に基づき撮影対象を撮影し、映像信
    号と撮影したときの撮影条件を出力するカメラ部と、 上記撮影計画部が作成したフライトプランに対応して、
    上記撮影制御部からの静止画マーク指示に基づき、上記
    カメラ部から出力された映像信号に静止画マークを付加
    して静止画マーク付映像信号を出力すると共に、静止画
    マークを付加したときの上記位置/姿勢検出部が検出し
    た飛行体の位置/姿勢情報と上記カメラ部からの撮影条
    件を付帯データとして出力する撮影情報作成部と、 この撮影情報作成部が出力した静止画マーク付映像信号
    と付帯データを、無線チャネルを使用して外部に送信す
    る撮影結果送信部とを備えたことを特徴とする撮影装
    置。
  18. 【請求項18】 撮影計画部が、 基本的な撮影パターンである基本撮影パターンを組み合
    わせたモデル撮影パターンとその撮影条件を記憶してい
    るモデル撮影パターン記憶部と、 撮影指示を入力して指示された撮影パターンを判定し、
    基本撮影パターンである場合には、入力した撮影指示を
    そのまま出力し、モデル撮影パターンである場合には、
    上記モデル撮影パターン記憶部に記憶されているモデル
    撮影パターンに含まれる各基本撮影パターンと各撮影条
    件を読み出して撮影指示として出力する撮影指示判定部
    と、 この撮影指示判定部が出力した撮影指示を記憶する撮影
    指示記憶部と、 この撮影指示記憶部に記憶されている撮影指示を読み出
    し、地図データ部の地図データと、位置/姿勢検出部が
    検出した飛行体の位置/姿勢情報を参照して、静止画と
    して抽出するための静止画マーク付加位置を算出して、
    上記撮影指示を満足するフライトプランを作成するフラ
    イトプラン作成部と、 このフライトプラン作成部が作成したフライトプランを
    記憶するフライトプラン記憶部と、 このフライトプラン記憶部に記憶されているフライトプ
    ランを読み出して出力するフライトプラン管理部とを備
    えたことを特徴とする請求項17記載の撮影装置。
  19. 【請求項19】 フライトプラン作成部が、撮影パター
    ンとして単一ポイント撮影の撮影指示、撮影条件として
    撮影対象位置と静止画サイズの撮影指示を受けた場合に
    は、地図データ部の地図データから、上記撮影対象位置
    の標高データを得て、上記静止画サイズになる上記撮影
    対象位置からの撮影タイミング距離を求め、位置/姿勢
    検出部が検出した飛行体の位置/姿勢情報により、上記
    飛行体の現在位置を得て、上記現在位置と上記撮影対象
    位置から上記飛行体の進入経路を求め、上記地図データ
    部の地図データから、上記進入経路上の上記撮影対象位
    置から上記撮影タイミング距離までの標高データを得
    て、上記撮影対象位置を直接見通せる最低高度と上記進
    入経路上の上記撮影タイミング距離との交点を求めるこ
    とにより、静止画マーク付加位置を算出することを特徴
    とする請求項18記載の撮影装置。
  20. 【請求項20】 フライトプラン作成部が、撮影パター
    ンとしてライン撮影の撮影指示、撮影条件として複数の
    通過ポイントと静止画サイズの撮影指示を受けた場合に
    は、上記通過ポイント間で、上記静止画サイズを抽出し
    たときに撮影対象が重複するように各静止画マーク付加
    位置を算出し、地図データ部の地図データから、算出し
    た上記各静止画マーク付加位置の標高データを得て、そ
    の最大標高により飛行体の飛行高度を求めることを特徴
    とする請求項18記載の撮影装置。
  21. 【請求項21】 撮影情報作成部が、カメラ部から出力
    された映像信号に静止画マークを付加するときに、上記
    映像信号における垂直同期信号に上記静止画マークを重
    畳することを特徴とする請求項17記載の撮影装置。
  22. 【請求項22】 予め記憶されている複数の撮影パター
    ンの中から、オペレータの指示により所望の撮影パター
    ンを選択する第1のステップと、 オペレータの指示により、選択した撮影パターンに対応
    して撮影条件を入力する第2のステップと、 上記第1のステップで選択した撮影パターンによる撮影
    指示、又は上記第1のステップで選択した撮影パターン
    と上記第2のステップで入力した撮影条件による撮影指
    示を出力する第3のステップと、 上記撮影指示を無線チャネルを使用して飛行体に送信す
    る第4のステップと、上記撮影指示を受信する第5のス
    テップと、 地図データと上記飛行体の位置/姿勢情報を参照して、
    受信した撮影指示に基づき、静止画として抽出するため
    の静止画マーク付加位置を算出して、上記撮影指示を満
    足するフライトプランを作成する第6のステップと、 上記フライトプランに基づき、上記飛行体の飛行経路を
    表示する第7のステップと、 撮影対象を撮影する第8のステップと、 撮影した映像信号に静止画として抽出するための静止画
    マークを付加する第9のステップと、 上記静止画マークを付加した静止画マーク付映像信号と
    撮影したときの付帯データを、無線チャネルを使用して
    送信する第10のステップと、 送信された上記静止画マーク付映像信号と上記付帯デー
    タを受信する第11のステップと、 上記静止画マーク付映像信号から静止画を抽出する第1
    2のステップと、 抽出した上記静止画と上記付帯データを表示する第13
    のステップと を備えたことを特徴とする遠隔撮影方法。
  23. 【請求項23】 第1のステップにおいて、予め記憶し
    ている複数の撮影パターンとして、基本的な撮影パター
    ンである複数の基本撮影パターンと、この基本撮影パタ
    ーンを組み合わせた複数のモデル撮影パターンを記憶し
    ていることを特徴とする請求項22記載の遠隔撮影方
    法。
  24. 【請求項24】 第9のステップにおいて、撮影した映
    像信号に静止画マークを付加するときに、上記映像信号
    における垂直同期信号に上記静止画マークを重畳するこ
    とを特徴とする請求項22記載の遠隔撮影方法。
  25. 【請求項25】 第12のステップにおいて、伝送され
    た撮影指示に基づき、抽出した静止画に対して、静止画
    貼り合わせ又は火災エリア推定等の静止画処理を行うこ
    とを特徴とする請求項22記載の遠隔撮影方法。
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