JP2000331296A - 隊列走行制御装置 - Google Patents

隊列走行制御装置

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JP2000331296A
JP2000331296A JP14246899A JP14246899A JP2000331296A JP 2000331296 A JP2000331296 A JP 2000331296A JP 14246899 A JP14246899 A JP 14246899A JP 14246899 A JP14246899 A JP 14246899A JP 2000331296 A JP2000331296 A JP 2000331296A
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Hideki Hashimoto
英樹 橋本
Masami Ogura
正己 小椋
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隊列走行中に隊列の分離を行うことができる
隊列走行制御装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも自車位置の情報を他の電動車
両に連絡する送信装置10と受信装置11を備え、前記
情報により先導車A1に自動的に追従して追従車A2,
A3,A4,A5が走行する隊列走行制御装置であっ
て、例えば追従車A3から隊列からの分離の要求を受
け、先導車A1がこれを許可すると追従車A3は自動運
転走行から手動運転走行へと切り替わり、自車以降の追
従車A4,A5を従えて元の隊列から分離して新たな隊
列走行を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、運転者により運
転される先導車と、この先導車に対して自動追従走行す
る複数の追従車とを隊列をなして走行可能とする隊列走
行制御装置に係り、特に、隊列を分離することができる
隊列走行制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高速道路等を走行する場合に先導
車に自動的に追従して走行する隊列走行が研究されてい
る。このような隊列走行により後続している追従車両の
運転者を運転から開放すると共に車間距離を詰めて走行
することが可能となるため、輸送効率の向上を図ること
ができる。ところで、このような隊列走行では走行順に
車両を並べて、走行順の登録等を行う充分なスペースが
必要であり、隊列支援のための環境(管制装置の設置
等)が確保しやすいサービスエリアや専用ポートで形成
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、隊列を形成し
ている全車両の目的地が最後まで同じであり、全ての車
両が隊列を組んだまま最終目的地に向かう場合には問題
ないが、例えば、走行の途中で隊列を形成している特定
の車両、あるいは複数の車両が隊列からの分離を希望す
る場合がある。このように、隊列走行をしている際に隊
列から分離する場合はサービスエリア等で停止しそこで
再度隊列を形成し直して出発する必要がある。
【0004】しかしながら、分岐点がサービスエリアに
近い場合はさほどのロスはないが、分岐点がサービスエ
リア等から離れている場合は隊列を形成し直して(例え
ば、2つの隊列に分離して)から分岐点に至るまでの長
い距離を、2つの隊列で走行する必要があり、輸送効率
が低下してしまうという問題がある。また、各々異なる
分岐点で分離を希望する車両が複数ある場合には、その
都度サービスエリア等において隊列を組み直す必要があ
り、隊列形成の手間がかかりすぎるという問題がある。
そこで、この発明は、隊列走行中に隊列の分離を行うこ
とができる隊列走行制御装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、少なくとも自車位置の
情報を他の車両(例えば、実施形態における電動車両
1)に連絡する通信装置(例えば、実施形態における送
信装置10、受信装置11)を備え、前記情報により先
導車両(例えば、実施形態における先導車A1)に自動
的に追従して追従車両(例えば、実施形態における追従
車A2,A3,A4,A5)が走行する隊列走行制御装
置であって、追従車両には先導車両に対して隊列走行か
ら分離する旨の要求を出す手段(例えば、実施形態にお
けるステップS82,S83)を設け、先導車両には追
従車両からの分離要求に基づきこれを許可あるいは不許
可とする手段(例えば、実施形態におけるステップS5
7,S58、ステップS60,S61)を設け、先導車
両が追従車両の分離要求を許可した場合に、追従車両は
モード切り替え手段(例えば、実施形態におけるステッ
プS96)を介して先導車両に自動的に追従する自動運
転走行から運転者による手動運転走行への切り替えを行
うことを特徴とする。
【0006】このように構成することで、隊列走行時に
おいて隊列を構成する車両が分離する場合には、通信装
置を介して隊列からの分離を要求する手段によりその旨
を通知し、この追従車両からの分離要求に対して先導車
両がこれを許可すると、分離要求を出した追従車両はモ
ード切替手段により自動運転走行から手動運転走行に切
り替わり、隊列からの分離することが可能となる。これ
により分離を行う場合は分離する車両以外の隊列走行は
維持され他車への影響を少なくすることができる。
【0007】請求項2に記載した発明は、上記先導車両
が追従車両の分離要求を許可し、追従車両が自動運転走
行から手動運転走行への切り替えを行う際に、隊列から
分離する自車(例えば、実施形態における追従車A3)
に対して追従走行する追従車両(例えば、実施形態にお
ける追従車A4,A5)がある場合は、当該隊列の通信
装置を元の隊列の通信装置と異なる通信チャンネル(例
えば、実施形態におけるAS帯、あるいはBS帯)に切
り替えるチャンネル切り替え手段(例えば、実施形態に
おける周波数切り替え回路8)を備えていることを特徴
とする。
【0008】このように構成することで、隊列から分離
する車両が複数ある場合に、この分離する車両と元の隊
列の車両との間で通信情報を識別することが可能とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
と共に説明する。図1は隊列走行が可能な電動車両1
(以下車両という)を示している。この車両1はフロン
トバンパの中央に広角走査可能なレーザレーダ2が取り
付けられ、リアバンパの中央には追従車のレーザレーダ
2から発射されるレーダ電波を反射するための鏡面処理
されたプレートであるリフレクタ3が取り付けられてい
る。上記レーザレーダ2とリフレクタ3が設けられてい
ることにより、先行車(自車の前の車両)のリフレクタ
3の位置(レーダ計測点)を追従車のレーザレーダ2に
よりリアルタイムに捕捉することにより、追従車基準の
先行車の位置(先行車との車間距離)と方向をリアルタ
イムに検出することができる。
【0010】車両1のルーフには、車両1間の無線通信
用(車々間通信用)車々アンテナ4と、図2に示すよう
に道路に沿って配置された通信手段TUあるいは管制装
置Kとの無線通信用の路車アンテナ5と、GPS衛星及
びDGPS局からの電波を受信するGPS/DGPSア
ンテナ6が取り付けられている。尚、7はバッテリを示
す。ここで、上記車両1にはカーナビゲーションのディ
スプレイとして機能する表示装置8が設けられている。
また、10は送信装置、11は受信装置を示し(ともに
後述する)、鎖線で囲むようにともに隊列走行制御装置
の一部をなすものである(図2も同様)。
【0011】図2は隊列走行を行っている状態を示して
いる。上記隊列走行は上述した無線LANを使用した車
々間通信にて得られる先行車の位置座標・車速・操舵角
等の車々間通信情報と、上記レーザレーダ2とリフレク
タ3とを用いて得られる情報等を融合して隊列の先導車
または先行車の軌跡に沿って走行することにより、複数
の車両1が隊列を組んで走行するものである。同図にお
いて、隊列Aは、先頭を手動運転で走行する先導車A1
に、自動運転で走行する追従車A2,A3,A4,A5
を追従して走行させている。ここで上記先導車A1及び
追従車A2,A3,A4,A5は全て同一仕様(同一構
造)の車両1を用いている。
【0012】次に、隊列走行の際の車々間通信の通信手
順について説明する。尚、この車々間通信は隊列設定が
済み、総台数と自車順位を各車が認識する(後述する)
と送受信が始まる。 (1)先導車A1が送信(ブロードキャスト)を行う。
送信データ中に次の送信権は追従車A2であることを指
定する。尚、先導車A1の送信データは追従車A2から
A5までの全車両1が受信する。
【0013】(2)次に、追従車A2が送信を行う。送
信データの中に次の送信権は先導車A1であることを指
定する。上記と同様に追従車A2の送信データは先導車
A1及び他の追従車A3からA5が受信する。 (3)再度先導車A1が送信を行う。送信データの中に
次の送信権は追従車A3であることを指定する。 (4)追従車A3が送信を行う。送信データの中に次の
送信権は先導車A1であることを指定する。上記と同様
に追従車A3の送信データは先導車A1及び他の追従車
A2,A4,A5が受信する。 (5)そして、追従車A5まで通信を実施すると先導車
A1に戻り上記手順を繰り返す。 尚、この実施形態では隊列数が5台について説明したが
隊列台数に制限はない。
【0014】ところで、上記のような隊列走行をしてい
る場合に、隊列の一部を分離したい場合がある。つま
り、隊列の目的地が同じであれば問題はないが、目的地
の異なる車両がある場合は、隊列を分離する必要があ
る。図3、図4はこの隊列を分離する態様を示したもの
であり、図3は隊列が2つに分離する場合、図4は隊列
の最後尾から1台が分離する場合を示している。図3、
図4に示すように隊列車群Aは図示しないポートにおい
て隊列形成され、隊列形成当初は総台数7台で走行して
いる。図3に示す態様は追従車A4,A5,A6,A7
は先導車A1,追従車A2,A3とは目的地が異なるた
め、追従車A4には分離後の手動運転のために運転者が
乗車している。したがって、出発当初の隊列車群Aは追
従車A3と追従車A4との間で分離し、分離後は先導車
B1を先頭にして追従車B2,B3を従えた隊列車群B
と、先導車C1を先頭にして追従車C2,C3,C4を
従えた隊列車群Cとに分離される。また、図2では、最
後尾の追従車A7は、他の車両である先導車A1,A
2,A3,A4,A5,A6とは目的地が異なるため、
追従車A7は単独で隊列から分離して、先導車A1は追
従車A2,A3,A4,A5,A6を従えた新たな隊列
Aとなる。尚、当初の隊列から先導車A1が分離する場
合もある。
【0015】次に、図5,図6,図7は表示装置8の入
出力画面を示している。この表示装置8は上述したよう
に通常はカーナビゲーションのディスプレイとして使用
されているが、隊列走行支援のための機能を備えてい
る。具体的に隊列走行支援のための入力機能について説
明すると、ポート以外で隊列を形成する(通常はポート
において管制装置Kから送信されて行われる)ための入
力機能に加えて、後述するように隊列から分離する場合
の入力機能を備えている。
【0016】図5は先導車A1の表示装置8の画面を示
し、図5(a)は隊列設定画面を示している。同図に示
すように総車両台数と自車順位を総台数ボタンDB、自
車順位ボタンJBにより入力できるようになっている。
尚、図5(a)において大きな四角で示すのは、ナビゲ
ーション画面の輪郭であり、ナビゲーション画面の下と
横に描かれた小さな四角と円はNAVI設定スイッチを
示している。また、各ボタンは画面上に表示されたボタ
ンである(以下同様)。
【0017】図5(b)は隊列形成中の画面を示してい
る。先導車に設定された旨の表示と、追従車の通信を待
つ旨の表示がなされる。画面上には隊列解除ボタンTB
が表示される。図5(c)は隊列走行中の画面を示して
いる。隊列台数及び隊列走行中の表示と、走行はDレン
ジで行う旨と、隊列の解除は停止後Pレンジにして隊列
解除ボタンを押す旨の表示がなされる。画面上には隊列
解除ボタンTBが表示される。
【0018】図5(d)は隊列分離要求を受信した画面
を示している。後続の追従車から分離要求があったとき
に要求許可ボタンを押して、分離要求車両が先導車に移
行するか、または最後尾の追従車が隊列から分離するの
を待つ。追従車から分離要求が来ている旨の表示と、要
求を出している車両を示す表示と、許可するか否かを求
める表示がなされる。画面上には許可ボタンYB、不許
可ボタンNBが表示される。尚、図5(d)において許
可が選択されると総台数が変更になるので図5(c)の
表示画面となる。
【0019】次に、図6,図7は追従車の入出力画面を
示している。図6(a)は隊列設定画面を示している。
同図に示すように総車両台数と自車順位を総台数ボタン
DB、自車順位ボタンJBにより入力できるようになっ
ている。図6(b)は隊列形成中及び走行中の画面を示
している。追従車に設定された旨の表示と、先導車の通
信を待つ旨の表示がなされる。画面上には緊急停止ボタ
ンKBと分離要求ボタンBBが表示される。尚、この分
離要求ボタンBBは、その車両以降の車両を新たに別の
隊列にする場合のボタンである。図6(c)は分離要求
した後の画面を示している。許可待ち状態である旨の表
示がなされる。画面上には緊急停止ボタンKBが表示さ
れる。
【0020】図7(a)は図5(d)において先導車が
許可ボタンYBを押した場合の分離要求を出した追従車
の画面を示している。新たな隊列の先導車となった旨の
表示と隊列台数及び隊列走行中の表示と、走行はDレン
ジで行う旨と、隊列の解除はPレンジにして隊列解除ボ
タンを押す旨の表示がなされる。画面上には隊列解除ボ
タンTBが表示される 図7(b)は図6(c)において分離要求を出した車両
が最後尾の追従車である場合に、当該最後尾の追従車の
画面を示している。隊列から分離した旨の表示とDレン
ジで走行する旨の表示がなされる。尚、先導車の次の追
従車が分離要求を出すと、それまでの先導車にはこの図
7(b)の画面表示がなされる。
【0021】図8は隊列走行の制御モードの遷移を示し
ている。大きく分けると手動運転の通常モードと隊列形
成モードに分けられる。通常のモード(手動運転)から
図示しない隊列モード要求ボタンを押すと隊列設定中か
ら隊列形成モードに移行する。隊列形成モードでは先導
車モード(手動運転)と追従車モード(自動運転)とに
移行し、その他に隊列解除ボタンTBにより隊列が解除
され通常モードへも移行できる。そして、先導車モード
と追従車モードは分離モード(隊列再設定)に移行で
き、分離モードからは最後尾の追従車が分離を許可され
た場合に通常モードに移行できる。尚、先導車モードか
ら隊列解除ボタンTBにより通常モードに移行できる。
【0022】ここで、上記通常モードから隊列形成モー
ドに移行すると追従車は手動運転から自動運転となる
が、この移行は図9に示すような機構を切り替えること
で実現される。図9は車両1の自動・手動切り替え機構
を示すものである。この切り替え機構は各車両1が先導
車として手動運転可能で、かつ、追従車として自動運転
可能となるようにトルク発生機構T、ブレーキ圧発生機
構B及び操舵機構Sの3つの機構を自動と手動とで切り
替えられるようにしたものである。尚、図9の鎖線で囲
む部分は隊列走行制御装置の一部を構成している。
【0023】トルク発生機構Tは手動側に切り替えられ
るとアクセルペダルAPに接続され、自動側に切り替え
られると自動運転トルク算出機構TKに接続される。ブ
レーキ圧発生機構Bは手動側に切り替えられるとブレー
キペダルBPに接続され、自動側に切り替えられると自
動運転ブレーキ圧算出機構BKに接続される。操舵機構
Sは手動側に切り替えられるとステアリングSTに接続
され、自動側に切り替えられると自動運転操舵角算出機
構SKに接続される。
【0024】したがって、上記自動・手動切り替え機構
は、図8に示すように通常モード(手動運転)から隊列
設定モードになる場合に使用され、また、隊列走行する
場合に先導車から追従車になる場合、追従車から先導車
になる場合に使用される。上記のような手動・自動の切
換は自車が先導車となる場合は手動運転に、追従車とな
る場合は自動運転に切り替えればよい。
【0025】図10は隊列制御のメインフローチャート
を示すものである。ステップS10において隊列モード
か否かを判別する。ステップS10において隊列モード
ではないと判別された場合はステップS11に進み、表
示装置8に通常のナビゲーション表示がなされステップ
S12に進む。そして、ステップS12において隊列モ
ード要求スイッチがONか否かを判別する。ステップS
12において隊列モード要求スイッチが「OFF」であ
ると判別された場合は制御を終了する。ステップS12
において隊列モード要求スイッチが「ON」であると判
別された場合は、ステップS13に進み隊列モードに移
行し制御を終了する。
【0026】前記ステップS10において隊列モードで
あると判別された場合は、ステップS14に進み、隊列
形成は済んでいるか否かを判別する。判別結果が「YE
S」、つまり隊列形成が済んでいると判別された場合は
ステップS15に進み、分離モードか否かを判別する。
ステップS15において分離モードであると判別された
場合はステップS16において後述する分離処理がなさ
れ制御を終了する。ステップS15において分離モード
ではないと判別された場合はステップS17に進む。ス
テップS17においては自車順位が先導車か否かを判別
する。ステップS17において先導車であると判別され
た場合はステップS19に進み後述する先導車処理を行
う。ステップS17において自車順位が先導車ではない
と判別された場合はステップS18に進み、ここで後述
する追従車処理がなされる。
【0027】ステップS14において隊列形成が済んで
いないと判別された場合は、ステップS20に進み、こ
こで隊列形成モードか否かを判別する。ステップS20
において隊列形成モードであると判別された場合は、ス
テップS21に進み後述する隊列形成処理がなされる。
ステップS20において隊列形成モードではないと判別
された場合は、ステップS22に進み表示装置8に隊列
設定画面表示(図5(a)、図6(a)参照)がなさ
れ、ステップS23における総台数入力(総台数ボタン
DBによる操作(以下同様))、次いでステップS24
における自車順位入力(自車順位ボタンJBによる操作
(以下同様))がなされる。そして、ステップS25に
おいて隊列形成モードに移行し、ステップS26におい
て後述する周波数AS帯を選択して制御を終了する。
尚、このフローチャートは、例えば10msecごとに
起動する。
【0028】次に、図10のステップS21の隊列形成
処理を図11のフローチャートにしたがって説明する。
まず、ステップS30において自車順位が先導車か否か
を判別する。ステップS30において自車順位が先導車
ではないと判別された場合はステップS31に進み自動
運転に切り替え、ステップS32で表示装置8に追従車
走行中の画面表示がなされる。次に、ステップS33に
おいて緊急停止要求スイッチ(緊急停止ボタンKBに対
応する(以下同様))がONか否かを判別する。
【0029】ステップS33において判別結果が「N
O」、つまり緊急停止表示スイッチが「OFF」である
と判別された場合はステップS35に進む。ステップS
33において判別結果が「YES」、つまり緊急停止要
求スイッチが「ON」であると判別された場合はステッ
プS34において先導車に送信するデータに緊急停止要
求を付加してステップS35に進む。ステップS35に
おいては受信データの有無を検出する。ステップS35
において受信データがない場合、つまり判別結果が「N
O」の場合は制御を終了する。ステップS35において
判別結果が「YES」の場合は、ステップS36におい
て受信データは先導車から送信されたか否かが判別され
る。
【0030】ステップS36において受信データが先導
車から送信されたものではないと判別された場合は制御
を終了する。ステップS36において受信データが先導
車から送信されたものであると判別された場合は、ステ
ップS37において先導車から送信されたデータをメモ
リに保管しステップS38に進む。次のステップS38
においては次回は自車が送信番か否かを判別する。判別
結果が「NO」の場合は制御を終了する。判別結果が
「YES」、つまり次回の送信番が自車であると判別さ
れた場合は、ステップS39で送信データを収集し、ス
テップS40でデータを送信し、ステップS41で追従
車モードに移行して制御を終了する。
【0031】前記ステップS30において自車順位が先
導車か否かの判別結果が「YES」、つまり自車が先導
車であると判別された場合は、ステップS42において
表示装置8に隊列形成中の画面表示を行いステップS4
3に進む。次に、ステップS43において隊列解除要求
スイッチ(隊列解除ボタンTBに対応する(以下同
様))がONが否かを判別する。ステップS43におけ
る判別結果が「YES」、つまり隊列解除要求スイッチ
が「ON」であると判別された場合は、ステップS44
に進み隊列モードから通常モードに移行して、さらにス
テップS45において追従車に送信するデータに通常モ
ードへの移行要求を付加する。そして、ステップS46
に進む。
【0032】ステップS43における判別結果が「N
O」、つまり隊列解除要求スイッチが「OFF」である
と判別された場合は、ステップS46に進む。ステップ
S46においては次回は自車の送信番か否かを判別す
る。ステップS46での判別結果が「YES」である場
合は、ステップS51において送信データを収集し、ス
テップS52においてデータを送信し制御を終了する。
ステップS46での判別結果が「NO」である場合は、
ステップS47に進み、追従車から受信データがあるか
否かが判別される。
【0033】ステップS47において追従車から受信デ
ータがないと判別された場合は制御を終了する。ステッ
プS47において追従車から受信データがあると判別さ
れた場合は、ステップS48において追従車データをメ
モリに保管し、ステップS49において全ての追従車デ
ータが揃ったか否かを判別する。ステップS49におい
て全ての追従車データが揃っていないと判別された場合
は制御を終了する。ステップS49において全ての追従
車データが揃ったと判別された場合はステップS50に
進み、ここで隊列形成を終了して先導車モードに移行し
制御を終了する。
【0034】次に、図10のステップS19の先導車処
理を図12,図13に示すフローチャートにしたがって
説明する。尚、図12,図13は1つのフローチャート
ではあるが図示都合上2つに分けている。ステップS5
0において表示装置8に先導車走行中の画面表示を行
い、ステップS51に進む。ステップS51においては
隊列解除要求スイッチがONか否かを判別する。ステッ
プS51における判別結果が「NO」、つまり隊列解除
要求スイッチが「OFF」であると判別された場合はス
テップS56に進む。
【0035】ステップS51における判別結果が「YE
S」、つまり隊列解除要求スイッチが「ON」であると
判別された場合は、次のステップS52において、シフ
トポジションがパーキングロック位置か否かを判別す
る。ステップS52における判別結果が「NO」、つま
りシフトポジションがパーキングロック位置(パーキン
グレンジ)ではないと判別された場合は、ステップS5
3において、表示装置8にP(パーキング)レンジ投入
要求表示がなされ図13のステップS62に進む。ステ
ップS52における判別結果が「YES」、つまりシフ
トポジションがパーキングロック位置であると判別され
た場合は、次のステップS54において表示装置8に隊
列解除中の表示がなされ、ステップS55で追従車に送
信するデータに通常モード移行要求を付加して図13の
ステップS62に進む。
【0036】ステップS56においては隊列の分離要求
の対応待ちか否かを判別する。ステップS56において
分離要求の対応待ちではないと判別された場合は図13
のステップS62に進む。ステップS56において分離
要求の対応待ちであると判別された場合はステップS5
7において隊列分離の許可スイッチがONか否かを判別
する。ステップS57における判別結果が「YES」の
場合は、ステップS58において追従車に送信するデー
タに分離モード移行要求を付加してステップS59に進
み、自車も分離モードに移行する。
【0037】ステップS57における判別結果が「N
O」であると判別された場合はステップS60において
隊列分離の不許可スイッチがONか否かを判別する。ス
テップS60における判別結果が「NO」である場合は
図13のステップS62に進む。ステップS60におけ
る判別結果が「YES」である場合は、ステップS60
において追従車に送信するデータ分離モード移行不許可
を付加して図13のステップS62に進む。
【0038】図13のステップS62では受信データが
あるか否かを判別する。判別結果が「NO」の場合は制
御を終了する。ステップS62の判別結果が「YES」
の場合はステップS63において追従車データをメモリ
に保管してステップS64に進み、追従車から緊急停止
要求があるか否かを判別する。ステップS64の判別結
果が「YES」である場合は、ステップS65において
追従車に送信するデータに緊急停止指示を付加してステ
ップS68に進む。ステップS64における判別結果が
「NO」の場合は、ステップS66において追従車から
分離要求があるか否かを判別する。ステップS66の判
別結果が「NO」である場合はステップS68に進む。
【0039】ステップS66の判別結果が「YES」で
ある場合は、ステップS67において隊列分離要求受信
の画面表示がなされ、ステップS68に進む。ステップ
S68においては隊列解除中か否かを判別する。ステッ
プS68の判別結果が「NO」である場合は、ステップ
S70に進む。ステップS68の判別結果が「YES」
である場合は、ステップS69で追従車隊列解除終了し
たか否かを判別する。ステップS69の判別結果が「N
O」の場合はステップS70に進み、ここで次回は自車
の送信番か否かを判別する。ステップS70の判別結果
が「NO」の場合は制御を終了する。ステップS70の
判別結果が「YES」である場合はステップS71で送
信データを収集し、ステップS72でデータを送信して
制御を終了する。ステップS69の判別結果が「YE
S」の場合は、ステップS73において隊列モードから
通常モードに移行し、ステップS74において隊列設定
(総台数、順位)をクリアして制御を終了する。
【0040】次に、図10のステップS18の追従車処
理を図14,図15に示すフローチャートにしたがって
説明する。尚、図14,図15は1つのフローチャート
ではあるが図示都合上2つに分けている。ステップS8
0において追従車画面表示を行い、ステップS81にお
いて緊急停止要求スイッチがONか否かを判別する。ス
テップS81の判別結果が「NO」の場合はステップS
82に進み、分離要求スイッチがONか否かを判別す
る。ステップS82の判別結果が「NO」の場合はステ
ップS85に進む。ステップS82の判別結果が「YE
S」である場合はステップS83において先導車に送信
するデータに分離要求を付加しステップS85に進む。
ステップS81の判別結果が「YES」である場合はス
テップS84において先導車に送信するデータに緊急停
止要求を付加してステップS85に進む。
【0041】ステップS85においては受信データがあ
るか否かを判別する。ステップS85の判別結果が「N
O」の場合は制御を終了する。ステップS85の判別結
果が「YES」の場合はステップS86において受信デ
ータは先導車からか否かを判別する。ステップS86に
おける判別結果が「NO」の場合はステップS87にお
いて他の追従車のデータをメモリに保管して制御を終了
する。ステップS86における判別結果が「YES」で
ある場合は、ステップS88において先導車データをメ
モリに保管してステップS89に進む。ステップS89
においては先導車から緊急停止要求があるか否かを判別
する。ステップS89における判別結果が「YES」の
場合はステップS90において緊急停止動作を作動し図
15のステップS99に進む。ステップS89の判別結
果が「NO」の場合は図15のステップS91に進む。
【0042】図15のステップS91では通常モードの
移行要求があるか否かを判別する。ステップS91の判
別結果が「NO」の場合はステップS92に進み自車が
分離要求をしたか否かを判別する。ステップS91にお
ける判別結果が「YES」の場合はステップS97にお
いて隊列モードから通常モードに移行し、ステップS9
8において隊列設定(総台数、順位)をクリアしてステ
ップS99に進む。
【0043】ステップS92の判別結果が「NO」の場
合はステップS99に進む。ステップS92の判別結果
が「YES」の場合はステップS93に進み、ステップ
S93で分離要求を許容されたか否かを判別する。ステ
ップS93の判別結果が「YES」の場合はステップS
96において分離モードに移行してステップS99に進
む。ステップS93の判別結果が「NO」の場合はステ
ップS94において分離要求が不許可となったか否かを
判別する。ステップS94における判別結果が「NO」
の場合はステップS99に進む。ステップS94の判別
結果が「YES」の場合はステップS95において追従
車走行中の画面表示を行いステップS99に進む。
【0044】ステップS99においては次回は自車送信
番か否かを判別する。ステップS99における判別結果
が「NO」の場合は制御を終了する。ステップS99に
おける判別結果が「YES」の場合はステップS100
で送信データを収集しステップS101でデータを送信
して制御を終了する。
【0045】次に、図10のステップS16の分離処理
を図16に示すフローチャートにしたがって説明する。
ステップS110において自車が先導車か否かを判別す
る。判別結果が「YES」である場合はステップS11
1に進み、分離要求は次の順位車か否かを判別する。ス
テップS111の判別結果が「YES」である場合は、
ステップS112に進み、ここで表示画面に隊列分離表
示がなされ、ステップS113で隊列モードから通常モ
ードに移行しステップS114で隊列設定(総台数、順
位)がクリアされ制御を終了する。これにより図2の元
の先導車A1が分離する。
【0046】ステップS111における判別結果が「N
O」である場合はステップS115に進む。ステップS
115においては自車が最後尾の追従車か否かを判別す
る。判別結果が「YES」である場合はステップS11
6に進み自車が分離要求したか否かを判別する。ステッ
プS116の判別結果が「YES」の場合はステップS
112に進む。これによって図2の最後尾の追従車A5
が分離する。ステップS116の判別結果が「NO」の
場合はステップS117に進む。これ以降2つの隊列に
分離する手順が進む。
【0047】ステップS117においては新隊列総台
数、順位計算がなされ、ステップS118において隊列
設定(総台数、順位)の再設定がなされる。そして、ス
テップS119において通信順位を変更しステップS1
20に進む。ステップS120においては自車は分離
後、後ろの車群か否かを判別する。ステップS120に
おける判別結果が「NO」である場合はステップS12
4に進む。ステップS120における判別結果が「YE
S」である場合は、ステップS121に進み周波数AS
帯を使用したか否かを判別する。ステップS121にお
ける判別結果が「YES」である場合はステップS12
3において車々間通信に使用する周波数として、周波数
BS帯が選択され、ステップS121における判別結果
が「NO」である場合はステップS122において周波
数AS帯が選択される。
【0048】ステップS122で前の車群と、ステップ
S121で後ろの車群の車々間通信の周波数帯が選択さ
れると、ステップS124に進みここで自車が先導車か
否かを判別する。ステップS124の判別結果が「N
O」である場合はステップS126において追従車モー
ドに移行し制御を終了する。ステップS124の判別結
果が「YES」である場合はステップS125に進み手
動運転に移行しステップS127において先導車モード
に移行して制御を終了する。
【0049】次に、車々間通信で使用される周波数を変
更するための装置について図17に基づいて説明する。
上述したように車群が1つの場合は車々間通信で使用さ
れる周波数は単一でよいが、隊列が分離すると、一の車
群と他の車群との混信を防止するために車々間通信の周
波数を変更しなければならない。具体的に説明すると、
移動体に適用可能な無線LANの周波数帯域である2.
484MHz帯(帯域幅2.471〜2.497MH
z)を2.471〜2.484MHzの範囲のAS帯
と、2.484〜2.497MHzの範囲のBS帯とに
分割して使用する。これによって、分離した2つの車群
に別の周波数帯を割り当てられるようにし両方の車群の
混信を防止できる。
【0050】図17は多チャンネル通信(周波数切り替
え)の通信装置の構成説明図である。図17(a)は車
々間通信送信側を示し、図17(b)は車々間通信受信
側を示している。図17(a)において、路車アンテナ
5から管制装置Kからの指示が周波数切り替え回路8に
入力されるようになっており、所定周波数AS帯の高周
波回路9と所定周波数BS帯の高周波回路12が選択可
能に構成されている。したがって、AS帯あるいはBS
帯の無線周波数によって送信データが送信装置10によ
り車々アンテナ4から送信可能にされている。尚、図1
7(a)(b)において、鎖線で囲む部分(図17
(a)の周波数切り替え回路8、送信装置10、図17
(b)の周波数切り替え回路8、受信装置11)は隊列
走行制御装置の一部を構成している。
【0051】次に、送信されたデータは図17(b)に
示すように、車々アンテナ4から自車群の他の車両1の
受信装置11に取り込まれるが、送信側と同様に管制装
置Kからの指示により周波数切り替え回路8により所定
周波数AS帯の高周波回路9と所定周波数BS帯の高周
波回路12が選択可能に構成されているため、受信され
たデータは受信装置11を経て取り込まれる。したがっ
て、隊列が分離した場合は、2つの隊列での車々間通信
の周波数を一方はAS帯、他方はBS帯の周波数を使用
することで2つの隊列間で混信が生ずることはない。
【0052】次に、このように隊列が分離した場合の通
信手順は図18によって説明する。尚、以下の説明では
説明の簡素化のために図2に示した5台の隊列が前2台
と後ろ3台の隊列に分離する場合で説明する。ここで前
の隊列は先導車B1、追従車B2となり、後ろの隊列は
先導車C1、追従車C2、C3となる。具体的には図2
における追従車A3が分離要求を行い、先導車A1がそ
れに対して許可した場合である。尚、以下の説明でカッ
コ内の符号は前記図2の説明からの連番とする。
【0053】(6)先導車A1が送信を行う。送信デー
タ中に次の送信権は追従車A2であることを指定する。
また、送信データの中には分離モード移行要求が付加さ
れている。尚、先導車A1の送信データは追従車A2か
らA5までの全車両1が受信する。これと同時に先導車
A1は先導車B1に、追従車A2は追従車B2に、追従
車A3は先導車C1に、追従車A4は先導車C2に、追
従車A5は先導車C3に役割変更される。このとき先導
車C1、追従車C2,C3の隊列では車々間通信の通信
チャンネルをBS帯に変更している。
【0054】(7)次に、送信権がある追従車B2が送
信を行う。送信データの中に次の送信権は先導車B1で
あることを指定する。これと平行して先導車C1が送信
をし、送信データ中に次の送信番は追従車C2であるこ
とを指定する。この通信の際には上述した理由から混信
の問題は生じない。 (8)再度先導車B1が送信を行う。送信データの中に
次の送信権は追従車B2であることを指定する。一方、
送信権がある追従車C2が送信を行い、送信データ中次
の送信権は先導車C1であることを指定する。
【0055】(9)送信権がある追従車B3が送信を行
う。送信データの中に次の送信権は先導車B1であるこ
とを指定する。一方、先導車C1が送信を行い、送信デ
ータ中次の送信権は追従車C3であることを指定する。 (10)以下同様に2つの車群で車々間通信が繰り返さ
れる。
【0056】したがって、上記実施形態によれば、隊列
走行時において隊列を構成する車両1が分離する場合に
は、送信装置10、受信装置11により隊列の分離を要
求すると、この要求を先導車A1が受けて許諾信号を出
し、その結果分離の要求を行った車両1が追従走行から
通常走行に切り替わり、隊列からの分離が可能となる。
その結果、目的地の異なる車両で隊列を形成することが
できるため隊列形成の自由度が高まる。また、隊列から
の分離は最後尾の追従車A5の分離や先導車A1の分離
を可能としているため、隊列分離の自由度が高く、隊列
形成に制約が少なくなる。
【0057】また、隊列から分離する車両1が複数ある
場合に、この分離する車両1と元の隊列の車両1との間
では送信装置10、受信装置11に使用される周波数を
異なるようにすることができるため、車々間通信が混信
することはない。尚、この発明は上記実施形態に限られ
るものではなく、例えば、通信装置の周波数の切り替え
により分離された車群間で混信が生じないようにした
が、通信データ事態に識別できるコード等を載せてお
き、互いに混信が生じないようにする等、様々な識別の
ための態様が採用可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載した発明によれば、走行中であっても隊列を停止する
ことなく隊列から分離することができる効果がある。し
たがって、目的地の異なる車両で隊列を形成することが
できるため隊列形成の自由度が高まるという効果があ
る。請求項2に記載した発明によれば、隊列から分離す
る車両が複数ある場合に、この分離する車両と元の隊列
の車両との間で通信情報を識別が可能となるため、通信
装置の混信を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態の電動車両の斜視図であ
る。
【図2】 この発明の実施形態の隊列走行の説明図であ
る。
【図3】 この発明の実施形態の隊列から分離する態様
を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施形態の隊列から分離する態様
を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施形態の先導車の表示装置の入
出力画面を示す説明図であ、(a)は隊列設定画面、
(b)は隊列形成中の画面、(c)は隊列走行中の画
面、(d)は隊列分離要求を受信した画面である。
【図6】 この発明の実施形態の追従車の表示装置の入
出力画面を示す説明図であり、(a)は隊列設定画面、
(b)は隊列形成中及び走行中の画面、(c)はこの車
両以降を新たに別の隊列にする場合の画面である。
【図7】 この発明の実施形態の分離要求後の表示装置
の入出力画面を示す説明図であり、(a)は新たな隊列
の先導車の表示装置の入出力画面、(b)は分離要求を
出した車両が最後尾車である場合の当該車両の表示装置
の入出力画面である。
【図8】 この発明の実施形態の制御モードの推移を示
す説明図である。
【図9】 この発明の実施形態の切り替え機構の説明図
である。
【図10】 この発明の実施形態の隊列制御のメインフ
ローチャート図である。
【図11】 この発明の実施形態の隊列形成処理のフロ
ーチャート図である。
【図12】 この発明の実施形態の先導車処理のフロー
チャート図である。
【図13】 この発明の実施形態の先導車処理のフロー
チャート図である。
【図14】 この発明の実施形態の追従車処理のフロー
チャート図である。
【図15】 この発明の実施形態の追従車処理のフロー
チャート図である。
【図16】 この発明の実施形態の分離処理のフローチ
ャート図である。
【図17】 この発明の実施形態の多チャンネル通信を
使用した車々間通信のブロック図を示し、(a)は送信
側、(b)は受信側を示す。
【図18】 隊列分離後の通信状況を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 電動車両 8 周波数切り替え回路(チャンネル切り替え手段) 10 送信装置(通信装置) 11 受信装置(通信装置) A1 先導車(先導車両) A2,A3,A4,A5 追従車(追従車両) S82,S83 分離する旨の要求を出す手段 S57,S58 分離要求を許可する手段 S60,S61 分離要求を不許可とする手段 S96 モード切り替え手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも自車位置の情報を他の車両に
    連絡する通信装置を備え、前記情報により先導車両に自
    動的に追従して追従車両が走行する隊列走行制御装置で
    あって、追従車両には先導車両に対して隊列走行から分
    離する旨の要求を出す手段を設け、先導車両には追従車
    両からの分離要求に基づきこれを許可あるいは不許可と
    する手段を設け、先導車両が追従車両の分離要求を許可
    した場合に、追従車両はモード切替手段を介して先導車
    両に自動的に追従する自動運転走行から運転者による手
    動運転走行への切り替えを行うことを特徴とする隊列走
    行制御装置。
  2. 【請求項2】 上記先導車両が追従車両の分離要求を許
    可し、追従車両が自動運転走行から手動運転走行への切
    り替えを行う際に、隊列から分離する自車に対して追従
    走行する追従車両がある場合は、当該隊列の通信装置を
    元の隊列の通信装置と異なる通信チャンネルに切り替え
    るチャンネル切り替え手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1に記載の隊列走行制御装置。
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