JP2000327111A - 自動冷凍冷蔵倉庫 - Google Patents

自動冷凍冷蔵倉庫

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JP2000327111A
JP2000327111A JP11135932A JP13593299A JP2000327111A JP 2000327111 A JP2000327111 A JP 2000327111A JP 11135932 A JP11135932 A JP 11135932A JP 13593299 A JP13593299 A JP 13593299A JP 2000327111 A JP2000327111 A JP 2000327111A
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cooling air
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cooler
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JP11135932A
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Norio Kojima
法雄 小島
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KYORITSU REINETSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷の出し入れに伴う扉の開閉による侵入熱を
できる限り少なくすることにより省エネルギーを図ると
共に、冷凍冷蔵倉庫内での冷却方法を転換し冷却効率を
向上させることができる自動冷凍冷蔵倉庫を提供するこ
と。 【解決手段】 内部が外部から遮断された倉庫本体10
と、倉庫本体10内に冷却風を吹き込む冷却器を具備し、
該倉庫本体10内に上下方向に多数の荷収容部14を有する
棚15を水平方向に多数配列し、該棚15の荷収容部14に天
井走行クレーン16、スタッカクレーン17で荷Mの搬入及
び搬出を自動的に行う自動冷凍冷蔵倉庫において、倉庫
本体10の上部に開閉扉20を有する倉庫本体搬出入口21を
設け、倉庫本体10の下部に冷却空気吹き込み口を設ける
と共に、上部に冷却空気吸込み口を設け、倉庫本体搬出
入口21を通して倉庫本体10の上部から荷Mの搬出入をす
ると共に、冷却器からの冷却空気を冷却空気吹き込み口
を通して倉庫本体10の下部に吹き込み昇温して上昇した
冷却空気を冷却空気吸込み口を通して倉庫本体10の上部
から冷却器に吸込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生鮮食料品のように
冷凍冷蔵保存を必要とする荷を貯蔵し、荷の搬入搬出を
自動的に行う自動冷凍冷蔵倉庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の自動倉庫は、内部が外部か
ら遮断された倉庫本体と、倉庫本体内に冷却風を吹き込
む冷却器を具備し、該倉庫本体内に上下方向に多数の荷
収容部を有する棚を水平方向に多数配列し、該棚の荷収
容部に移動クレーンで荷を搬入して収納し、該荷収容部
に収容された荷を移動クレーンで搬出するようになって
いる。
【0003】上記構成の自動冷凍冷蔵倉庫において、倉
庫本体内の温度を維持するために消費される熱エネルギ
ーは、主に外部からの侵入熱である。該侵入熱の第一番
目は倉庫本体の天井、壁、床を形成する断熱材を通して
侵入するものである。また、第二番目は荷の出し入れに
伴う扉の開閉により、冷却された空気が外部に放出さ
れ、その放出量だけ開放された扉から侵入してくる外気
による。
【0004】また、第三番目は外気が侵入してきたこと
により、冷却器に霜付きが発生し、これを除去するとき
に発生する熱量のために消費される。これは外部から侵
入してくる空気に含まれる水分が外部の熱を冷凍冷蔵庫
内に運び入れ、この水分が冷却器で急激に冷却されるこ
とにより熱交換器の表面に凝固し霜として付着成長す
る。この霜の付着成長は熱交換器の伝熱効率を低下させ
るので、定期的にこの付着した霜を除去する必要があ
る。また、倉庫本体内の温度を維持するために消費され
る熱エネルギーとしては、上記以外に冷凍冷蔵庫内の照
明及びモーター類等の発生熱などがある。
【0005】現在使用されている冷凍冷蔵倉庫の全て
は、出入口の扉は冷凍冷蔵倉庫の床面と同レベルに近い
位置にあり、倉庫内の冷却された比重の重い空気は水が
排出されるように外部に排出され、排出されたのと同じ
量の比較的、比重の軽い外部空気が侵入してくる。
【0006】上記従来の冷凍冷蔵倉庫では、一般的に冷
却された空気を天井面に沿って吹き出すことによって、
冷凍冷蔵倉庫内の温度をむらなく冷却するように図って
いる。従って、結果的に吹き出された空気が冷凍冷蔵倉
庫内の底部の空気を押し上げこの空気を冷却することに
なる。この空気は倉庫内でも比較的低温の空気であり、
これは冷凍機の蒸発温度を下げる結果となり、冷凍効率
を下げることにつながる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたもので、荷の出し入れに伴う扉の開閉によ
る侵入熱をできる限り少なくすることにより省エネルギ
ーを図ると共に、冷凍冷蔵倉庫内での冷却方法を転換し
冷却効率を向上させることができる自動冷凍冷蔵倉庫を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、内部が外部から遮断された倉
庫本体と、該倉庫本体内に冷却風を吹き込む冷却器を具
備し、該倉庫本体内に上下方向に多数の荷収容部を有す
る棚を水平方向に多数配列し、該棚の荷収容部に移動ク
レーンで荷の搬入及び搬出を自動的に行う自動冷凍冷蔵
倉庫において、倉庫本体の上部側部に荷の搬出入を行う
開閉扉を有する倉庫本体搬出入口を設け、倉庫本体搬出
入口を通して倉庫本体の上部から荷の搬出入をすること
を特徴とする。
【0009】上記のように、倉庫本体の上部側部に設け
た倉庫本体搬出入口を通して倉庫本体の上部から荷の搬
出入をするので、倉庫本体の上部側部に設けた倉庫本体
搬出入口から荷の搬出入に伴い排出される空気は倉庫本
体の下部より、温度が高く、比重の軽い空気であり、従
来のように温度の低い比重の重い空気が倉庫本体の下部
に設けられた荷の搬出入する搬出入口から多量に流出す
ることがなく、少ない消費エネルギーで倉庫本体内温度
を所定の温度に維持することができる。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の自動冷凍冷蔵倉庫において、倉庫本体の側部に
上部が倉庫本体搬出入口に連通する前室を設けると共に
該前室の下部側部に荷搬出入室を設け、該前室の下部と
該荷搬出入室を開閉扉を有する前室搬出入口で連通し、
該荷搬出入室に開閉扉を有する荷搬出入口を設け、前室
には荷を昇降させる昇降機構を設けたことを特徴とす
る。
【0011】上記構成とすることにより、荷搬出入口を
通して荷搬出入室に搬入された前室に設けた昇降機構を
介して倉庫本体搬出入口まで上昇し、倉庫本体搬出入口
から倉庫本体内に搬入され、倉庫本体内から搬出される
荷は倉庫本体搬出入口を通って、前室内を昇降機構で下
降し、荷搬出入室を通って搬出されることになり、荷搬
出入口、前室搬出入口、倉庫本体搬出入口のそれぞれに
設けられた開閉扉の開閉に伴って流出される冷却空気量
を最小にすることができる。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、内部が外
部から遮断された倉庫本体と、該倉庫本体内に冷却風を
吹き込む冷却器を具備し、該倉庫本体内に上下方向に多
数の荷収容部を有する棚を水平方向に多数配列し、該棚
の荷収容部に移動クレーンで荷の搬入及び搬出を自動的
に行う自動冷凍冷蔵倉庫において、倉庫本体の下部に冷
却空気吹き込み口を設けると共に、上部に冷却空気吸込
み口を設け、冷却器からの冷却空気を冷却空気吹き込み
口を通して倉庫本体の下部に吹き込み、昇温して上昇し
た冷却空気を冷却空気吸込み口を通して倉庫本体の上部
から冷却器に吸込むことを特徴とする。
【0013】上記のように冷却器からの冷却空気を冷却
空気吹き込み口を通して倉庫本体の下部に吹き込み、昇
温して上昇した冷却空気を冷却空気吸込み口を通して倉
庫本体の上部から冷却器に吸込むことにより、温度の低
い空気を下から積み上げる状態となるので、冷却器の冷
却効率が大幅に向上する。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、内部が外
部から遮断された倉庫本体と、該倉庫本体内に冷却風を
吹き込む冷却器を具備し、該倉庫本体内に上下方向に多
数の荷収容部を有する棚を水平方向に多数配列し、該棚
の荷収容部に移動クレーンで荷の搬入及び搬出を自動的
に行う自動冷凍冷蔵倉庫において、倉庫本体の上部に開
閉扉を有し荷の搬出入を行う倉庫本体搬出入口を設け、
倉庫本体の下部に冷却空気吹き込み口を設けると共に、
上部に冷却空気吸込み口を設け、倉庫本体搬出入口を通
して倉庫本体の上部から荷の搬出入をすると共に、冷却
器からの冷却空気を冷却空気吹き込み口を通して倉庫本
体の下部に吹き込み、昇温して上昇した冷却空気を冷却
空気吸込み口を通して倉庫本体の上部から冷却器に吸込
むことを特徴とする。
【0015】上記のように、倉庫本体搬出入口を通して
倉庫本体の上部から荷の搬出入をすると共に、冷却器か
らの冷却空気を冷却空気吹き込み口を通して倉庫本体の
下部に吹き込み、昇温して上昇した冷却空気を冷却空気
吸込み口を通して倉庫本体の上部から冷却器に吸込むの
で、請求項1に記載の発明の作用に請求項2に記載の発
明の作用が加えられ、荷の搬出入に伴い冷却空気の流出
量が少なく、且つ冷却効率が向上するから、結果的に大
幅に省エネルギーを図ることのできる自動冷凍冷蔵倉庫
となる。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
乃至4のいずれか1つに記載の自動冷凍冷蔵倉庫におい
て、移動クレーンは天井走行クレーンであり、多数の棚
の少なくとも一部は水平方向に移動する移動棚であるこ
とを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図1乃至図3は本発明に係る自
動冷凍冷蔵倉庫の構成例を示す図で、図1は平面図、図
2は図1のA−A矢視断面図、図3は図1のB−B矢視
断面図である。
【0018】図1乃至図3において、10は倉庫本体で
あり、該倉庫本体10は内部が断熱材からなる天井1
1、側壁12、床13で外部から遮断された構造であ
る。該倉庫本体10の内部には上下方向に多数個(図で
は8個)の荷収容部14を有する棚15を水平方向に多
数配列(図では6列)している。多数の棚15のうち、
両側が固定された棚15は固定棚15−1、15−1と
なっており、該固定棚15−1、15−1の間にある棚
15は水平方向に移動できる移動棚15−2、15−2
となっている。
【0019】倉庫本体10内の上部には天井走行クレー
ン16が配置され、該天井走行クレーン16は荷Mを収
容して上下し目的とする棚15の荷収容部14に該荷M
を搬入したり搬出したりするための天吊型のスタッカー
クレーン17を具備する。該スタッカークレーン17は
天井走行クレーン16の走行レール16−1上を前後方
向(X方向)に走行できると共に、該天井走行クレーン
16の走行レール16−1が走行レール18に沿って左
右方向(Y方向)に走行できるようになっている。これ
により、キャリッジ30は目的の棚15の荷収容部14
に移動できるようになっている。
【0020】倉庫本体10の上部側部には荷Mの搬出入
を行う開閉扉20を有する倉庫本体搬出入口21が設け
られている。また、倉庫本体10の側部中央には上部が
倉庫本体搬出入口21に連通する前室22を設けると共
に、該前室22の下部側部に荷搬出入室23を設けてい
る。前室22の下部と荷搬出入室23の側部は開閉扉2
4を有する前室搬出入口25で連通し、荷搬出入室23
には開閉扉26を有する荷搬出入口27が設けられてい
る。
【0021】荷搬出入口27には搬出入コンベア28が
配置され、荷搬出入室23には該搬出入コンベア28の
間で荷Mを受け渡すコンベア29が配置され、前室22
には該コンベア29の間で荷Mを受け渡すキャリッジ3
0が設けられている。また、前室22には該キャリッジ
30に荷Mを載置し、昇降させる昇降機構(図示せず)
が設けられている。
【0022】荷Mの搬入は、搬出入コンベア28上に荷
を載置し、開閉扉26を開けて荷Mを荷搬出入室23内
に搬入し、開閉扉26を閉じる。次に開閉扉24を開け
荷Mをキャリッジ30上に搬入し、開閉扉24を閉じ
る。キャリッジ30を昇降機構(図示せず)で倉庫本体
搬出入口21まで上昇させる。次に開閉扉20を開き荷
Mをスタッカークレーン17に搬入する。天井走行クレ
ーン16のX・Y方向の走行とスタッカークレーン17
の昇降移動により、荷Mを目的とする棚15の荷収容部
14に収容する。荷収容部14からの荷Mの搬出は上記
と逆の順次で搬出する。
【0023】上記のように荷の搬出入を倉庫本体10の
上部に設けた倉庫本体搬出入口21を通して行うことに
より、荷Mの搬出入に際して、倉庫本体10内の冷却空
気の放出量と倉庫本体10内への外気の流入量を最小限
にすることが可能となる。なお、前室22の上部には冷
却器31が設けられ、前室22の内部を冷却できるよう
になっている。
【0024】倉庫本体10の下部に冷却空気吹き込み口
32を設け、上部に冷却空気吸込み口33を設けてい
る。また、倉庫本体10の側部に冷却器34を収容する
冷却器収容室36を設けている。該冷却器収容室36は
冷却空気吹き込み口32を介して倉庫本体10の下部に
連通すると共に、吸込みダクト35及び冷却空気吸込み
口33を介して倉庫本体10の上部に連通している。
【0025】冷却器34からの冷却空気は冷却空気吹き
込み口32を通して倉庫本体10の下部に吹き込まれ
る。吹き込まれた冷却空気は次第に昇温しつつ上昇し、
冷却空気吸込み口33から吸込みダクト35を通って冷
却器34に吸込まれる。そして冷却され、冷却空気吹き
込み口32を通して倉庫本体10の下部に吹き込まれ
る。
【0026】上記のように冷却器34からの冷却空気を
冷却空気吹き込み口32を通して倉庫本体10の下部に
吹き込み昇温した冷却空気を冷却空気吸込み口33を通
して倉庫本体10の上部から冷却器に吸込むことによ
り、温度の低い空気を下から積み上げる状態となるの
で、冷却器の冷却効率が大幅に向上する。
【0027】〔デフロスト回数の検討〕上記のように荷
Mの搬出搬入を倉庫本体10の上側部に設けられた倉庫
本体搬出入口21を通して行うことにより、即ち荷Mの
出入れを上入上出方式としたことにより、倉庫本体10
内の冷却空気の流出、つまりは外気の倉庫本体10内へ
の流入が少なくなる。そのため、外気の湿分による冷却
器34への霜付きが少なくなり、デフロスト回数が少な
くなる。次の(A)乃至(C)の3方式の場合における
デフロストの違いを検討する。
【0028】(A)荷Mをフォークリフトで冷凍冷蔵倉
庫へ出し入れする場合(フォークリフト方式) (B)荷Mを冷凍冷蔵倉庫の下部から搬入し、下部から
搬出する場合(下入下出方式) (C)荷Mを冷凍冷蔵倉庫の上部から搬入し、上部から
搬出する場合(本発明の方式)
【0029】 条件 冷凍冷蔵倉庫の大きさ :公称能力1247トン 冷凍冷蔵倉庫内温度 :−30℃ 冷凍冷蔵倉庫外温度 :+33℃(60wt%) 1日の入庫量 :1247トン×0.03=37トン 荷Mを積載するパレットの形状:1400L×1100W×1200H (正味積載量:750kg) 入出庫回数 :37トン÷0.75×2(入出庫)=100 回 フォークリフト式の場合、入室、退室があるため、2倍(200回)
【0030】冷却器への着霜量と許容外気量 冷却器 冷却能力:18Rt(冷凍手帳より) 伝熱面積:18Rt×35m2/RT=630m2
【0031】着霜量Gkg 平均着霜厚さ1.0mm、着霜重量150kg/m3とする
と冷却器への着霜量Gkgは G=630m2×1.0mm×1/1000×150kg/
3=94.5kg
【0032】外気侵入量Vm3 冷却器への着霜のほとんどが外気侵入によるものとする
と、外気侵入量Vm3は、 Vm3=Ykg/m3×Δx=94.5kg 外気比重量Y=1.136kg/m3 絶対湿度差Δx=0.016kg−0.00022kg=
0.01578kg ∴V=94.5kg÷1.136kg/m3÷0.0157
8kg=5272m3 従って、5272m3の外気が侵入した時点で、デフロ
ストを開始する。
【0033】外気が5272m3侵入するまでの時間を
上記(A)、(B)、(C)の3方式で比較する。 (A)フォークリフト式 1回の扉開閉時間を7秒とする。扉サイズ2.5m×
2.5m,庫内天井高6mとする。単位扉面積より1秒
間に換気する量は、図4に示す「開放された防熱扉より
流出する冷気量m3/m2sec」より、0.75m3/sec
3、よって1回の開閉による換気量vm3/回は、 v=0.75m3/secm2×2.5m×2.5m×7秒
=32.8m3/回 1日の扉開閉回数を200回とするとデフロスト間隔N
は N=5272m3÷(32.8m3×200回/日)=
0.8 従って、0.8日に1回(19時間に1回)のデフロス
トが必要となる。
【0034】(B)下入下出方式(一般的な自動冷凍冷
蔵倉庫) 1回の扉開閉時間を15秒 扉サイズ1.7m×1.6mH、庫内天井高15mHと
する。単位扉面積より1秒間に換気する量は、1.28
3/secm2 ∴v=1.28m3/secm2×1.7m×1.6m×1
5秒=52.2m3/回 1日に扉開閉回数100回とするとデフロスト間隔N
は、 N=5272m3÷(52.2m3×100回/日)=
1.0 従って、1日に1回のデフロストが必要となる。
【0035】(C)上入上出方式(本発明に係る自動冷
凍冷蔵倉庫) 1回の扉開閉時間を15秒 扉サイズ1.7m×1.6mH、庫内天井高15mHと
する。単位扉面積より1秒間に換気する量は、0.46
8m3/secm2 ∴v=0.468m3/secm2×1.7m×1.6m×
15秒=19.9m3/回 1日に扉開閉回数100回とするとデフロスト間隔N
は、 N=5272m3÷(19.9m3×100回/日)=
2.6 従って、2.6日に1回のデフロストが必要となる。
【0036】以上の結果より、本発明に係る上入上出方
式の自動冷凍冷蔵倉庫の場合、他の方式に比べてデフロ
スト回数が少なくて済むことになる。なお、図4は庫内
天井面より扉中心までの高さと庫内温度の違いによる単
位時間当り、単位面積当りの冷気流出量を示す図であ
る。
【0037】〔換気による熱負荷の検討〕上記デフロス
ト回数の検討に示すように、各方式における防熱扉より
の冷気の流出は、デフロスト回数に大きく影響した。更
に冷気の流出、つまり外気の侵入は熱負荷にもかかわっ
てくる。上記デフロスト回数の検討における条件と同じ
条件で(A)、(B)、(C)の各方式の熱負荷を計算
する。
【0038】(A)フォークリフト式 外気侵入量 V=32.8m3/回×200回/日×1
/24=273.3m3/H 庫内温度−30℃、庫外温度+30℃(相対湿度60
%)とすると、外気侵入による熱負荷Qkal/Hは、 Q=V×1/Ya×(Δikal/kg)=273.3m3
H×(1÷0.881m3/kg)×{17kal/kg−(−
7.1kal/kg)}=7476kal/H
【0039】(B)下入下出方式(一般的な自動冷凍冷
蔵倉庫) 外気侵入量 V=52.2m3/回×100回/日×1
/24=217.5m3/H Q=217.5m3/H×(1÷0.881m3/kg)×
{17kal/kg−(−7.1kal/kg)}=5950kal
/H
【0040】(C)上入上出方式(本発明に係る自動冷
凍冷蔵倉庫) 外気侵入量 V=19.9m3/回×100回/日×1
/24=82.9m3/H Q=82.9m3/H×(1÷0.881m3/kg)×
{17kal/kg−(−7.1kal/kg)}=2268kal
/H
【0041】以上の結果により、防熱扉からの換気によ
る熱負荷は(C)の上入上出方式(本発明に係る自動冷
凍冷蔵倉庫)が(A)のフォークリフト式、(B)の下
入下出方式(一般的な自動冷凍冷蔵倉庫)に対して、そ
れぞれ30%、38%で納まることがわかる。図5は各
方式の場合の庫内温度による比較例を示す図である。
【0042】冷凍冷蔵倉庫内は、少なからず庫内温度む
らが生じる。この温度むらは、発熱部(照明、ヒータ、
モーター)まわり、扉まわり、製品まわり等の局部的に
生じる場合と、庫内高低差で生じる場合とがある。この
温度むらを少なくするために、庫内空気をファン等で循
環させ、ダクト等を介して均一になるように工夫してい
る。
【0043】冷気循環は、一般的に冷却器ファンを兼用
しており、その時の風量は40m3/minRTとされてい
る。これを温度差に換算すると 40m3/min×60×Ykg/m3×(i1−i2)=3
320kcal/H 仮に庫内温度を−30℃とすると、 比重量Y=1.45kg/m3 吸込空気エンタルピi1=−7.073kcal/kg よって、i2=−8.027kcal/kg これは、−34℃の空気に相当する。その時の温度差
は、−30−(−34)=4℃となり、最小でも4℃程
度の温度むらは起こってしまう。
【0044】大型の冷凍冷蔵庫の場合は、冷却器は床置
式、「冷気の循環は下吸込み・上吹出し式」で吹出し側
にダクトを設け、全体均一になるように構成するのが一
般的である。この方式では上下の高低差によって生じる
温度むらでいちばん温度の低い方の冷気を吸込んで、冷
却器で冷却する。この場合の冷却器の蒸発温度TEは、
吸込み温度−30℃、蒸発温度との差ΔT=10℃を例
にとると、 TE=−30℃−10℃=−40℃ である。
【0045】これに対して、本発明に係る上吸込み・下
吹出しの場合は、温度むらで生じているいちばん高い方
の冷気を吸込んで冷却器で冷却する。この場合の冷却器
の蒸発温度TEは、温度むら4℃とすると、 TE=(−30℃+4℃)−10℃=−36℃ である。この蒸発温度差は、冷凍機の成績係数に大きく
影響してくる。
【0046】図6は冷凍機の蒸発温度と成績係数との関
係を示す図である。同図より、 TE=−40℃ 成績係数=1.66 TE=−36℃ 成績係数=1.80 その比率は、1.8/1.66=1.084となる。つ
まり、本発明の上吸込み・下吹出し方式の方が一般的な
下吸込み・上吹出方式に比べ、8.4%冷凍効率が高く
なる。このことは本発明の冷凍冷蔵倉庫ではランニング
コストを低くすることができることを意味する。この比
率は、庫内高さが高くなると温度むらが大きくなること
により、更に上がって行く。
【0047】冷凍冷蔵倉庫を上記のように上吸込み・下
吹出しとすることにより、上記以外に下記の事にも影響
してくる。 (a)強制的な冷気の循環が不要となる。 上記の比較的温度の高い冷気を吸って、冷却した空気を
下部から流すため、温度のむらを無くするための空気の
流れが自然と起きる。そのため強制循環が不要となる。
【0048】(b)吹出ダクトが不要になる。 上記のように空気の流れが自然と起きるため、吹出ダク
トが不要になる。そのため庫内上部に設けていた吹出ダ
クトの設置スペースが不要となり、庫内スペースを有効
に利用できる。
【0049】(c)冷却器ファンの容量を小さくでき
る。 上記のように吹込ダクトが不要のため、ダクトによる抵
抗分の静圧を見込む必要がない。そのため冷却器ファン
は、冷却器に必要な分だけのファン容量で足り、ファン
の小型化が可能となる。
【0050】なお、上記例では倉庫本体10の上部側部
に設けた冷却空気吸込み口33、下側部に冷却空気吹き
込み口32を設けたが、冷却空気吸込み口33は倉庫本
体10の上部であれば側部に限定されるものではない。
また、冷却空気吹き込み口32も倉庫本体10の下部で
あれば側部に限定されるものではない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように各請求項に記載の発
明によれば下記のような優れた効果が得られる。
【0052】請求項1に記載の発明によれば、倉庫本体
の上部側部に設けた倉庫本体搬出入口を通して倉庫本体
の上部から荷の搬出入をするので、倉庫本体の上部側部
に設けた倉庫本体搬出入口から荷の搬出入に伴い排出さ
れる空気は倉庫本体の下部より、温度が高く、比重の軽
い空気であり、従来のように温度の低い比重の重い空気
が倉庫本体の下部に設けられた荷の搬出入する搬出入口
から多量に流出することがなく、少ない消費エネルギー
で倉庫本体内温度を所定の温度に維持することができ
る。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、荷搬出入
口を通して荷搬出入室に搬入された前室に設けた昇降機
構を介して倉庫本体搬出入口まで上昇し、倉庫本体搬出
入口から倉庫本体内に搬入され、倉庫本体内から搬出さ
れる荷は倉庫本体搬出入口を通って、前室内を昇降機構
で下降し、荷搬出入室を通って搬出されることになり、
荷搬出入口、前室搬出入口、倉庫本体搬出入口のそれぞ
れに設けられた開閉扉の開閉に伴って流出される冷却空
気量を最小にすることができる。
【0054】請求項3に記載の発明によれば、上記のよ
うに冷却器からの冷却空気を冷却空気吹き込み口を通し
て倉庫本体の下部に吹き込み、昇温した冷却空気を冷却
空気吸込み口を通して倉庫本体の上部から冷却器に吸込
むことにより、温度の低い空気を下から積み上げる状態
となるので、冷却器の冷却効率が大幅に向上する。
【0055】請求項4に記載の発明によれば、倉庫本体
搬出入口を通して倉庫本体の上部から荷の搬出入をする
と共に、冷却器からの冷却空気を冷却空気吹き込み口を
通して倉庫本体の下部に吹き込み、昇温して上昇した冷
却空気を冷却空気吸込み口を通して倉庫本体の上部から
冷却器に吸込むので、請求項1に記載の発明の効果に請
求項2に記載の発明の効果が加えられ、荷の搬出入に伴
い冷却空気の流出量が少なく、且つ冷却効率が向上する
から、結果的に大幅に省エネルギーを図ることのできる
自動冷凍冷蔵倉庫を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動冷凍冷蔵倉庫の構成例を示す
平面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図1のB−B矢視断面図である。
【図4】庫内天井面より扉中心までの高さと庫内温度の
違いによる単位時間当り、単位面積当りの冷気流出量を
示す図である。
【図5】各方式の場合の庫内温度による熱負荷の比較例
を示す図である。
【図6】冷凍機の蒸発温度と成績係数との関係を示す図
である。
【符号の説明】
10 倉庫本体 11 天井 12 側壁 13 床 14 荷収容部 15 棚 16 天井走行クレール 17 スタッカークレーン 18 走行レール 20 開閉扉 21 倉庫本体搬出入口 22 前室 23 荷搬出入室 24 開閉扉 25 前室搬出入口 26 開閉扉 27 荷搬出入口 28 搬出入コンベア 29 コンベア 30 キャリッジ 31 冷却器 32 冷却空気吹き込み口 33 冷却空気吸込み口 34 冷却器 35 吸込みダクト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月13日(2000.3.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、内部が外部から遮断された倉
庫本体と、該倉庫本体内に冷却空気を吹き込む冷却器を
具備し、該倉庫本体内に上下方向に多数の荷収容部を有
する棚を水平方向に多数配列すると共に、該棚の荷収容
への荷の搬入及び搬出を行う移動クレーンを設け、該
倉庫本体内の温度を0℃以下に維持し、荷を冷凍冷蔵保
存する自動冷凍冷蔵倉庫において、倉庫本体の下部に冷
却空気吹き込み口を設けると共に、上部に冷却空気吸込
み口を設け、冷却器からの0℃以下に冷却した空気を冷
却空気吹き込み口を通して倉庫本体の下部に吹き込み、
昇温して上昇する冷気の自然流を発生させ、上昇した冷
却空気を冷却空気吸込み口を通して倉庫本体の上部から
冷却器に吸込むことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】上記のように冷却器からの0℃以下に冷却
した空気を冷却空気吹き込み口を通して倉庫本体の下部
に吹き込み、昇温して上昇した冷却空気を冷却空気吸込
み口を通して倉庫本体の上部から冷却器に吸込むことに
より、0℃以下の温度の低い空気を下から積み上げる状
態となるので、後に発明の実施の形態例で詳述するよう
に、冷却器の冷却効率が大幅に向上する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の自動冷凍冷蔵倉庫において、倉庫本体の上部
部に荷の搬出入を行う開閉扉を有する倉庫本体搬出入口
を設け、倉庫本体搬出入口を通して前記倉庫本体の上部
から荷の搬出入をすることを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】上記のように、0℃以下に冷却した空気を
冷却空気吹き込み口を通して倉庫本体の下部に吹き込
み、昇温して上昇した冷却空気を冷却空気吸込み口を通
して倉庫本体の上部から冷却器に吸込むと共に、倉庫本
体の上部側部に設けた倉庫本体搬出入口を通して倉庫本
体の上部から荷の搬出入をするので、倉庫本体の上部側
部に設けた倉庫本体搬出入口からの荷の搬出入に伴い排
出される空気は倉庫本体の下部より、温度が高く、比重
の軽い空気であり、従来のように温度の低い比重の重い
空気が倉庫本体の下部に設けられた荷を搬出入する搬出
入口から多量に流出することがなく、冷却器の冷却効率
が大幅に向上すると共に、少ない消費エネルギーで倉庫
本体内温度を0℃以下の所定の温度に維持することがで
きる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の自動冷凍冷蔵倉庫において、倉庫本体の側部に
上部が倉庫本体搬出入口に連通する前室を設けると共に
該前室の下部側部に荷搬出入室を設け、該前室の下部と
該荷搬出入室を開閉扉を有する前室搬出入口で連通し、
該荷搬出入室に開閉扉を有する荷搬出入口を設け、前室
には荷を昇降させる昇降機構を設けたことを特徴とす
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】上記構成とすることにより、荷搬出入口を
通して荷搬出入室に搬入された前室に設けた昇降機構を
介して倉庫本体搬出入口まで上昇し、倉庫本体搬出入口
から倉庫本体内に搬入され、倉庫本体内から搬出される
荷は倉庫本体搬出入口を通って、前室内を昇降機構で下
降し、荷搬出入室を通って搬出されることになり、荷搬
出入口、前室搬出入口、倉庫本体搬出入口のそれぞれに
設けられた開閉扉の開閉に伴って流出される冷却空気量
を最小限にすることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】請求項1に記載の発明によれば、冷却器か
らの0℃以下に冷却した空気を冷却空気吹き込み口を通
して倉庫本体の下部に吹き込み、昇温して上昇する冷気
の自然流を発生させ、上昇した冷却空気を冷却空気吸込
み口を通して倉庫本体の上部から冷却器に吸込むことに
より、0℃以下の温度の低い空気を下から積み上げる状
態となるので、上述のように冷却器の冷却効率が大幅に
向上する。また、昇温した空気を倉庫本体上部から冷却
器に吸込み、0℃以下に冷却した空気を倉庫本体下部か
ら吹き込むため、温度のむらを無くするための空気の流
れが自然に起きるから、倉庫本体内の冷気の強制的循環
が不要になる。また、このように空気の自然流れが起き
るため、従来の庫内上部に設けていた吹出ダクトが不要
となり、その分倉庫本体内スペースを有効利用できる。
また、このように吹出ダクトが不要のため、ダクトによ
る抵抗分の静圧を見込む必要がなく、冷却器ファンの小
型化が可能となる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】請求項2に記載の発明によれば、倉庫本体
の上部側部に設けた倉庫本体搬出入口を通して倉庫本体
の上部から荷の搬出入をするので、倉庫本体の上部側部
に設けた倉庫本体搬出入口からの荷の搬出入に伴い排出
される空気は倉庫本体の下部より、温度が高く、比重の
軽い空気であり、従来のように温度の低い比重の重い空
気が倉庫本体の下部に設けられた荷を搬出入する搬出入
口から多量に流出することがなく、上記請求項1に記載
の発明の効果に加え、少ない消費エネルギーで倉庫本体
内温度を0℃以下の所定の温度に維持することができ
る。また、搬出入口から多量に空気が流出することがな
いから、従来の荷を下から搬入し、下から搬出する方式
に比較しデフロスト回数が少なくて済む。更に外気侵入
による熱負荷が少なくできる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】請求項3に記載の発明によれば、荷搬出入
口を通して荷搬出入室に搬入された前室に設けた昇降機
構を介して倉庫本体搬出入口まで上昇し、倉庫本体搬出
入口から倉庫本体内に搬入され、倉庫本体内から搬出さ
れる荷は倉庫本体搬出入口を通って、前室内を昇降機構
で下降し、荷搬出入室を通って搬出されることになり、
上記請求項2に記載の発明の効果に加え、荷搬出入口、
前室搬出入口、倉庫本体搬出入口のそれぞれに設けられ
た開閉扉の開閉に伴って流出される冷却空気量を最小限
にすることができる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】削除

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が外部から遮断された倉庫本体と、
    該倉庫本体内に冷却風を吹き込む冷却器を具備し、該倉
    庫本体内に上下方向に多数の荷収容部を有する棚を水平
    方向に多数配列し、該棚の荷収容部に移動クレーンで荷
    の搬入及び搬出を自動的に行う自動冷凍冷蔵倉庫におい
    て、 前記倉庫本体の上部側部に荷の搬出入を行う開閉扉を有
    する倉庫本体搬出入口を設け、 前記倉庫本体搬出入口を通して前記倉庫本体の上部から
    荷の搬出入をすることを特徴とする自動冷凍冷蔵倉庫。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動冷凍冷蔵倉庫にお
    いて、 前記倉庫本体の側部に上部が前記倉庫本体搬出入口に連
    通する前室を設けると共に該前室の下部側部に荷搬出入
    室を設け、該前室の下部と該荷搬出入室を開閉扉を有す
    る前室搬出入口で連通し、該荷搬出入室に開閉扉を有す
    る荷搬出入口を設け、前記前室には荷を昇降させる昇降
    機構を設けたことを特徴とする自動冷凍冷蔵倉庫。
  3. 【請求項3】 内部が外部から遮断された倉庫本体と、
    該倉庫本体内に冷却風を吹き込む冷却器を具備し、該倉
    庫本体内に上下方向に多数の荷収容部を有する棚を水平
    方向に多数配列し、該棚の荷収容部に移動クレーンで荷
    の搬入及び搬出を自動的に行う自動冷凍冷蔵倉庫におい
    て、 前記倉庫本体の下部に冷却空気吹き込み口を設けると共
    に、上部に冷却空気吸込み口を設け、 前記冷却器からの冷却空気を前記冷却空気吹き込み口を
    通して倉庫本体の下部に吹き込み、昇温して上昇した冷
    却空気を前記冷却空気吸込み口を通して倉庫本体の上部
    から前記冷却器に吸込むことを特徴とする自動冷凍冷蔵
    倉庫。
  4. 【請求項4】 内部が外部から遮断された倉庫本体と、
    該倉庫本体内に冷却風を吹き込む冷却器を具備し、該倉
    庫本体内に上下方向に多数の荷収容部を有する棚を水平
    方向に多数配列し、該棚の荷収容部に移動クレーンで荷
    の搬入及び搬出を自動的に行う自動冷凍冷蔵倉庫におい
    て、 前記倉庫本体の上部に開閉扉を有し荷の搬出入を行う倉
    庫本体搬出入口を設け、 前記倉庫本体の下部に冷却空気吹き込み口を設けると共
    に、上部に冷却空気吸込み口を設け、 前記倉庫本体搬出入口を通して前記倉庫本体の上部から
    荷の搬出入をすると共に、前記冷却器からの冷却空気を
    前記冷却空気吹き込み口を通して倉庫本体の下部に吹き
    込み、昇温して上昇した冷却空気を前記冷却空気吸込み
    口を通して倉庫本体の上部から前記冷却器に吸込むこと
    を特徴とする自動冷凍冷蔵倉庫。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    自動冷凍冷蔵倉庫において、 前記移動クレーンは天井
    走行クレーンであり、前記多数の棚の少なくとも一部は
    水平方向に移動する移動棚であることを特徴とする自動
    冷凍冷蔵倉庫。
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