JP2000311496A - 冗長アドレス設定回路及びこれを内蔵した半導体記憶装置 - Google Patents

冗長アドレス設定回路及びこれを内蔵した半導体記憶装置

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JP2000311496A
JP2000311496A JP11122015A JP12201599A JP2000311496A JP 2000311496 A JP2000311496 A JP 2000311496A JP 11122015 A JP11122015 A JP 11122015A JP 12201599 A JP12201599 A JP 12201599A JP 2000311496 A JP2000311496 A JP 2000311496A
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fuse
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redundant
reset signal
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Yasuki Yamamoto
康樹 山本
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体記憶装置に設けられた冗長アドレス設
定回路の初期設定時において生じる貫通電流のピークを
低減する。 【解決手段】 不良アドレスがプログラムされた各プロ
グラム回路40−0〜40−2nのうち、プログラム回
路40−0〜40−nにはヒューズリセット信号FRS
Tを直接供給し、プログラム回路40−n+1〜40−
2nには遅延回路36にて生成した遅延ヒューズリセッ
ト信号FRST1を供給する。これにより、各プログラ
ム回路40−0〜40−2nにおける貫通電流の発生タ
イミングがずれるので、その電流ピークは低く抑えられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冗長アドレス設定回
路及びこれを内蔵した半導体記憶装置に関し、特に、初
期設定において保持回路に冗長アドレスを設定する冗長
アドレス設定回路及びこれを内蔵した半導体記憶装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM(ダイナミック・ランダム・ア
クセス・メモリ)に代表される半導体記憶装置の記憶容
量は、年々飛躍的に増大している。これは、微細加工技
術の進歩に負うところが大きく、半導体記憶装置を構成
する配線、トランジスタ、キャパシタ等のサイズは年々
微細化している。
【0003】このため、全ての記憶素子に全く不良のな
い半導体記憶装置を作製することは極めて困難となって
いるが、1個でも正常に動作しない記憶素子が存在すれ
ば、その半導体記憶装置は不良品となってしまうため、
何らの対策も施さなければ製品の歩留まりは極めて低い
ものとなってしまう。かかる問題を解決する手段とし
て、半導体記憶装置内に冗長回路を設けることが一般に
行われている。
【0004】冗長回路とは、半導体記憶装置内に正常動
作をしない記憶素子(不良セル)が存在する場合、これ
を予備の記憶素子(冗長セル)に置き換える回路であ
り、不良セルに対応するアドレスが入力されると、これ
を検出して当該不良セルへのアクセスを禁止し、その代
わりに冗長セルをアクセスすることによって、外部から
はあたかも不良セルが存在しないかのように見せる回路
である。このように、冗長回路を用いれば、製造ばらつ
き等に起因して不良セルがある程度発生しても、これを
救済し、良品として半導体記憶装置を出荷することが可
能となるので、製品の歩留まりは飛躍的に向上する。
【0005】ところで、上述のとおり、冗長回路は不良
セルを冗長セルに置き換えるものであるから、半導体記
憶装置の外部より供給されるアドレスを常時監視し、不
良セルに対応するアドレスが入力された場合、これを検
出する機能を備える必要がある。このような検出機能を
実現する手段としては、ヒューズによるプログラム回路
を用いるのが一般的である。
【0006】かかるプログラム回路としては、例えば特
開平8−96594号公報に開示された回路を使用する
のが一般的である。特開平8−96594号公報に開示
されたプログラム回路では、アドレス信号を構成する各
ビットについてそれぞれ2個のヒューズ素子が割り当て
られ、プログラムされる場合はこれらのうちの一方が切
断される。これにより、アドレス信号を構成する各ビッ
ト毎に、それがハイレベルである場合に非導通とする
か、ローレベルである場合に非導通とするかを設定でき
るので、特定のアドレス、すなわちアドレス信号を構成
する全てのビットに対応したヒューズ素子が非導通状態
となるアドレスが供給されたことを検出できるのであ
る。したがって、当該特定のアドレスとして不良アドレ
スをプログラムすることにより、これを監視することが
可能となる。
【0007】しかし、特開平8−96594号公報に開
示された方式は、アドレス信号を構成する各ビットにつ
いてそれぞれ2個のヒューズ素子が必要であるという欠
点がある。例えば、アドレス信号が10ビットで構成さ
れる場合、1つの不良アドレスをプログラムするのに2
0個のヒューズ素子が必要となる。したがって、例えば
1024個の不良アドレスをプログラムできる半導体記
憶装置においては、2048個ものヒューズ素子が必要
である。一般に、ヒューズ素子は、チップ上における占
有面積がかなり大きいため、このような多数のヒューズ
素子を設けることはチップ面積の増大に直結し、好まし
くない。
【0008】これを解決すべく、アドレス信号を構成す
る各ビットについてそれぞれ1個のヒューズ素子にてプ
ログラム可能な方式が提案されている。この方式は、1
個のヒューズを切断するか否かによってプログラムすべ
き不良アドレスの各ビットが「1」であるか「0」であ
るかを記憶し、電源投入後の初期設定によってその記憶
内容を揮発性の保持回路に設定するものである。この方
式によれば、アドレス信号を構成する各ビットについて
それぞれ1個のヒューズ素子にて不良アドレスをプログ
ラムすることができるので、前述の方式に比べて必要な
ヒューズ素子数を実質的に半分とすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式は、
ヒューズ素子数を大幅に削減できる一方、電源投入後の
初期設定という前述の方式では必要なかった設定動作が
不可欠となる。この設定動作は、リセット信号に応答し
て各ヒューズ素子に対して電流経路を形成し、その結果
ヒューズ素子に電流が流れるか否かを検出してこれをフ
リップフロップ回路等の揮発性の保持回路に記憶させる
ものであり、かかる設定動作時においてヒューズを介し
た多くの貫通電流が流れることとなる。この貫通電流の
電流量は、実質的にヒューズ素子数に比例するため、多
くの不良アドレスをプログラムできる半導体記憶装置ほ
ど、多くの貫通電流が流れることとなる。
【0010】冒頭でも述べたように、半導体記憶装置の
記憶容量は増加の一途をたどっていおり、したがって、
製造工程において半導体記憶装置内に発生する不良セル
の数も年々増加している。その数は今後も増大するもの
と予想される。したがって、冗長回路が救済すべき不良
アドレス数、すなわち冗長回路に含まれるプログラム回
路数もまた年々増大し、近年ではかなりの数のヒューズ
素子が必要となってきている。
【0011】このため、冗長回路の初期設定時に発生す
る貫通電流は、年々増大する傾向にある一方で、半導体
記憶装置が通常動作時において消費する電力は、その記
憶容量が増大してもメモリセルのブロック分割技術等に
よりさほど増大しないことから、かかる貫通電流の影響
は相対的に年々大きくなってきており、徐々に無視でき
ないレベルに達しつつある。
【0012】また、実使用時においてこの貫通電流が問
題とならない場合であっても、製品の出荷前に行う加速
試験時においてこれが問題となる場合もある。すなわ
ち、加速試験では、多数の半導体記憶装置が一つのテス
トボードに搭載され、これら半導体記憶装置が同時に試
験されるのであるが、テストボードの性能上、加速試験
時には通常の動作サイクルよりも遅い動作サイクルでこ
れら半導体記憶装置を動作させることが一般的であり、
そのため各半導体記憶装置が消費する電力は実使用時よ
りもかなり少ない。そのため、テストボードが各半導体
記憶装置に供給できる電流量は実使用時において必要な
電流量よりも少ない場合が多いが、上記の貫通電流が各
半導体記憶装置において一斉に流れた場合、これが実使
用時において流れる電流の範囲内であっても、テストボ
ードにはこれを供給する能力がないため、結果としてこ
のようなテストボードでは加速試験をすることができな
くなってしまうのである。したがって、冗長回路の初期
設定時においてのみ流れる貫通電流に対応するためだけ
に高価なテストボードが要求されることとなる。
【0013】本発明は、このような問題を解決すること
を目的とするものであり、初期設定時に発生する貫通電
流を抑えた冗長アドレス設定回路及びこれを内蔵した半
導体記憶装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による冗長アドレ
ス設定回路は、第1の不良アドレス情報がプログラムさ
れた第1のヒューズ素子群と、第2不良アドレス情報が
プログラムされた第2のヒューズ素子群と、前記第1及
び第2のヒューズ素子群に対し電流経路の形成を許可す
る電流経路形成手段とを備え、前記電流経路形成手段が
前記第1のヒューズ素子群に対して電流経路の形成を許
可するタイミングと前記第2のヒューズ素子群に対して
電流経路の形成を許可するタイミングとは実質的に異な
ることを特徴とする。
【0015】また、本発明による冗長アドレス設定回路
は、所定の不良アドレスを構成する各ビットに対応して
設けられたヒューズ素子群と、前記ヒューズ素子群に対
し電流経路の形成を許可する電流経路形成手段とを備
え、前記電流経路形成手段は、前記ヒューズ素子群のう
ち、一部のヒューズ素子に対する電流経路の形成許可
を、他のヒューズ素子に対する電流経路の形成許可のタ
イミングとは実質的に異なるタイミングで行うことを特
徴とする。
【0016】さらに、本発明による冗長アドレス設定回
路は、第1のフリップフロップ回路、第1の不良アドレ
ス情報を記憶する第1の不揮発性記憶手段、及び前記第
1の不揮発性記憶手段に記憶された前記第1の不良アド
レス情報を第1の制御信号の活性化に応答して前記第1
のフリップフロップ回路に転送する第1の設定手段を含
む第1のプログラム回路と、第2のフリップフロップ回
路、第2の不良アドレス情報を記憶する第2の不揮発性
記憶手段、及び前記第2の不揮発性記憶手段に記憶され
た前記第2の不良アドレス情報を第2の制御信号の活性
化に応答して前記第2のフリップフロップ回路に転送す
る第2の設定手段を含む第2のプログラム回路と、前記
第1の制御信号を活性化した後前記第2の制御信号を活
性化する制御信号発生手段とを備える。
【0017】さらに、本発明の半導体記憶装置は、複数
のメモリセルを有するメモリセルアレイと、複数の冗長
メモリセルを有する冗長メモリセルアレイと、外部より
供給されるアドレス信号に基づき前記メモリセルアレイ
中の所定のメモリセルを選択する選択手段と、前記メモ
リセルアレイ中の不良メモリセルに対応するアドレスが
供給されたことに応答して前記選択手段の動作を禁止す
るとともに前記冗長メモリセルアレイ中の所定の冗長メ
モリセルを選択する冗長デコーダとを備える半導体記憶
装置であって、前記冗長デコーダは、前記不良メモリセ
ルに対応する複数のアドレスがプログラムされた複数の
不揮発性記憶素子と、前記複数の不揮発性記憶素子それ
ぞれに対応して設けられた複数の揮発性記憶素子と、ヒ
ューズリセット信号に応答して前記不揮発性記憶素子に
プログラムされた情報を対応する前記揮発性記憶素子に
転送する設定手段とを含み、前記ヒューズリセット信号
は、第1の期間において前記複数の不揮発性記憶素子の
うちの一部を対応する揮発性記憶素子に転送すべく前記
設定手段に指示し、前記第1の期間とは異なる第2の期
間において前記複数の不揮発性記憶素子のうちの他の部
分を対応する揮発性記憶素子に転送すべく前記設定手段
に指示するものであることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態よる冗
長アドレス設定回路及びこれを内蔵した半導体記憶装置
について図面を参照しながら説明する。
【0019】図1は、冗長機能を有する半導体記憶装置
10の全体を概略的に示すブロック図であり、簡単のた
め、行(ロウ)側のみ冗長回路を示している。実際に
は、列(カラム)側にも冗長回路が設けられる。
【0020】半導体記憶装置10は、メモリセルアレイ
12及び冗長メモリセルアレイ26を備え、メモリセル
アレイ12は行デコーダ/ワードドライバ18により選
択/駆動されるワード線Wによってアクセスされ、冗長
メモリセルアレイ26は冗長デコーダ28及び冗長ワー
ドドライバ30により選択/駆動される冗長ワード線R
Wによってアクセスされる。行デコーダ/ワードドライ
バ18及び冗長デコーダ28には、内部行アドレスXA
Dが共通に供給されており、この内部行アドレスXAD
は、行アドレスバッファ14が外部アドレスADDを受
けて生成する内部アドレスである。また、外部アドレス
ADDは、列アドレスバッファ16にも供給され、列ア
ドレスバッファ16はこれを受けて内部列アドレスYA
Dを生成する。
【0021】行デコーダ/ワードドライバ18は、内部
行アドレスXADを受けてこれをデコードし、デコード
結果に基づいて複数のワード線Wのうち特定のワード線
を駆動する回路である。冗長デコーダ28は、内部行ア
ドレスXADを受けて、そのアドレスが不良アドレスと
して既にプログラムされているアドレスであるか否かを
検出する回路であり、その回路構成は図4に示すとおり
である。尚、対比のため、本発明による対策が施されて
いない冗長デコーダ28を図2に示す。
【0022】図4に示すとおり、本発明による対策の施
された冗長デコーダ28−1は、それぞれ内部行アドレ
スXADを共通に受ける複数のプログラム回路40−0
〜40−2nと、これらプログラム回路40−0〜40
−2nのうち、半分に相当するプログラム回路40−0
〜40−nにヒューズリセット信号FRSTを共通に供
給するヒューズリセット信号発生回路38と、残りの半
分に相当するプログラム回路40−n+1〜40−2n
に遅延ヒューズリセット信号FRST1を共通に供給す
る遅延回路36とからなる。尚、図2に示すとおり、本
発明による対策の施されていない冗長デコーダ28−0
には遅延回路36が設けられておらず、全てのプログラ
ム回路40−0〜40−2nにヒューズリセット信号F
RSTが共通に供給されている。ヒューズリセット信号
発生回路38の具体的な回路構成は図9に示すとおりで
ある。図9に示すとおり、ヒューズリセット信号発生回
路38は、半導体記憶装置10の外部より供給されるリ
セット信号RST及びこれを奇数段の遅延インバータ列
94により遅延した遅延リセット信号RST1を受ける
ナンドゲート90と、ナンドゲート90の出力である遅
延リセット信号RST2及びこれを偶数段の遅延インバ
ータ列96により遅延した遅延リセット信号RST3を
受けるナンドゲート92と、ナンドゲート92の出力を
反転してヒューズリセット信号FRSTとする奇数段の
インバータ列98とを有しており、その動作波形は図1
9に示すとおりである。
【0023】図19に示すように、ヒューズリセット信
号発生回路38は、リセット信号RSTがローレベルか
らハイレベルに遷移したことに応答してローパルスであ
るヒューズリセット信号FRSTを生成する回路であ
る。ヒューズリセット信号FRSTがローレベルを維持
する期間は、遅延インバータ列94及び遅延インバータ
列96の遅延量により決まる。
【0024】尚、本実施の形態においては、リセット信
号RSTとしては半導体記憶装置10の外部より供給さ
れる信号を使用しているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、半導体記憶装置10の内部で生成する信
号を用いてもよい。
【0025】また、遅延回路36の具体的な回路構成は
図10に示すとおりである。図10に示すとおり、遅延
回路36は、ヒューズリセット信号FRST及びこれを
奇数段の遅延インバータ列102により遅延した遅延ヒ
ューズリセット信号FRSTdを受けるナンドゲート1
00と、ナンドゲート100の出力をバッファリングし
て遅延ヒューズリセット信号FRST1とする偶数段の
インバータ列104とを有しており、その動作波形もや
はり図19に示している。
【0026】図19に示すように、遅延回路36は、ヒ
ューズリセット信号FRSTがローレベルからハイレベ
ルに遷移したことに応答してワンショットのローパルス
である遅延ヒューズリセット信号FRST1を生成する
回路であり、遅延ヒューズリセット信号FRST1がロ
ーレベルを維持する期間は、遅延インバータ列102の
遅延量により決まる。
【0027】尚、遅延回路36としては、図11に示す
回路を用いてもよい。図11に示す遅延回路36は、複
数段の遅延インバータ列106からなる回路であり、ヒ
ューズリセット信号FRSTをその遅延量だけ遅延させ
て遅延ヒューズリセット信号FRST1とするものであ
る。図11に示す遅延回路36を用いた場合、遅延ヒュ
ーズリセット信号FRST1がローレベルを維持する期
間は、ヒューズリセット信号FRSTのそれと実質的に
同一となる。
【0028】図4に示すように、これらヒューズリセッ
ト信号発生回路38により生成されたヒューズリセット
信号FRSTは、プログラム回路40−0〜40−nに
供給され、遅延回路36により生成された遅延ヒューズ
リセット信号FRST1はプログラム回路40−n+1
〜40−2nに供給される。これらプログラム回路40
−0〜40−2nは互いに同一の回路構成を有してお
り、プログラム回路40−0を代表としてその具体的回
路構成を図3に示す。
【0029】図3に示すように、プログラム回路40−
0は、複数のラッチ回路42−0〜42−mと、これら
ラッチ回路42−0〜42−mより生成される信号B0
〜Bmを受ける一致検出回路46とからなる。各ラッチ
回路42−0〜42−mにはヒューズリセット信号FR
STが共通に供給されており、また各ラッチ回路42−
0〜42−mには内部行アドレスXADのうち対応する
ビットがそれぞれ供給されている。尚、図3ではプログ
ラム回路40−0を代表として示しているが、プログラ
ム回路40−n+1〜40−2nであれば、これらに含
まれる各ラッチ回路42−0〜42−mには遅延ヒュー
ズリセット信号FRST1が供給されることとなる。
【0030】次に、ラッチ回路42の具体的な回路構成
について説明する。ラッチ回路42は大きく分けて3つ
の部分からなり、一つはヒューズ50が切断されている
か否かを検出する部分、もう一つはヒューズ50が切断
されているか否かの情報を保持する部分、そして残り
は、その情報に基づいて内部行アドレスXADのうち対
応するビット信号をそのまま通過させるか又は反転させ
て出力させる部分である。
【0031】まず、ヒューズ50が切断されているか否
かを検出する部分は、ヒューズ50と、これを電源に接
続するためのPチャンネルMOSトランジスタ58と、
かかるトランジスタ58の導通/非導通を制御するイン
バータ60及び62からなり、ヒューズ50が切断され
ていれば、トランジスタ58が導通したときにヒューズ
50とトランジスタ58との節点Aはローレベルとな
り、ヒューズ50が切断されていなければ、トランジス
タ58が導通したときにヒューズ50とトランジスタ5
8との節点Aはハイレベルとなる。尚、ヒューズ50を
切断の方法については特に限定されないが、大電流によ
る溶断、レーザー照射による溶断等の方法がある。
【0032】次に、ヒューズ50が切断されているか否
かの情報を保持する部分は、インバータ64及び66か
らなるフリップフロップ52と、フリップフロップ52
と節点Aとの接続を制御するトランスファゲート56
と、インバータ64と66との間の接続を制御するトラ
ンスファゲート54とから構成される。トランスファゲ
ート54とトランスファゲート56とは相互に排他的な
動作をし、一方が導通状態である場合には他方が非導通
状態となる。
【0033】残りの部分は、電源と接地間に直列接続さ
れたPチャンネルMOSトランジスタ68及び70並び
にNチャンネルMOSトランジスタ72及び74と、ト
ランスファゲート76とからなる。このうち、トランジ
スタ68及び74とトランスファゲート76は、フリッ
プフロップ52に保持された情報に基づきその導通状態
が制御される。これにより、フリップフロップ52に保
持された情報によって、トランジスタ70と72との節
点上の信号Bが、内部行アドレスXADのうち対応する
ビット信号そのままとなるか、その反転信号となるかが
決まる。
【0034】図3に示すように、このようにして各ラッ
チ回路42−0〜42−mより生成される信号B0〜B
mは、全て一致検出回路46に供給される。一致検出回
路46の具体的な回路構成は、図16に示すように、信
号B0〜Bmを入力とするオアゲート170である。こ
れにより一致検出回路46は、これら信号B0〜Bmが
全てローレベルとなっていることを検出できる。尚、一
致検出回路46は、信号B0〜Bmが全てハイレベルと
なっていることを検出するものであってもよい。この場
合は、一致検出回路46の具体的な回路構成は、図17
に示すようなナンドゲート172となる。また、一致検
出回路46は、図18に示すように信号B0〜Bmをグ
ループ分けし、各グループ毎にそれぞれノアゲート17
6、178、180を設けてこれらの出力信号をナンド
ゲート174でまとめる構成であってもよい。尚、図1
8に示す一致検出回路46は、信号B0〜Bmが全てロ
ーレベルであることを検出できる。
【0035】そして一致検出回路46は、信号B0〜B
mが全てローレベル(全てハイレベル)であることを検
出すると、一致検出信号Rをローレベルに活性化する。
【0036】かかる一致検出信号Rは、図1に示すよう
に冗長ワードドライバ30に供給され、冗長ワードドラ
イバ30は一致検出信号Rが活性化している場合、対応
する冗長ワード線RWを駆動する。尚、図には記載され
ていないが、冗長ワード線RWが駆動される場合は、行
デコーダ/ワードドライバ18の動作は禁止され、ワー
ド線Wの駆動は行われない。
【0037】すなわち、冗長デコーダ28内の各プログ
ラム回路40−0〜40−2nには、内部行アドレスX
ADを構成するビット数(m+1ビット)分のヒューズ
50−0〜50−mがそれぞれ設けられており、これに
よってそれぞれ1個の不良アドレスを記憶していること
となる。したがって、冗長デコーダ28は、2n+1個
の不良アドレスを記憶できる訳である。但し、図示しな
いが、各プログラム回路40−0〜40−2nにおいて
それが使用されているか否か、すなわちプログラム状態
にあるか否かを示すヒューズは別途必要である。これが
なければ、各プログラム回路40に保持されてる情報
が、不良アドレスを示すものであるのか否かが分からな
いからである。
【0038】次に、本発明に実施の形態による冗長アド
レス設定回路及びこれを内蔵した半導体記憶装置の動作
について説明する。
【0039】まず、メモリセルアレイ12に含まれる全
てのメモリセルに対して読出し/書込みを行って不良セ
ルがあるか否かを検査し、不良セルがある場合には、ヒ
ューズ50の溶断によりこれに対応する不良アドレスを
いずれかのプログラム回路40に書き込む。上述のとお
り、ヒューズ50の溶断方法については、大電流による
溶断やレーザー照射による溶断等の方法がある。
【0040】ここで、不良アドレスの書込みには2通り
の方法があり、一つは不良アドレスを構成する各ビット
のうち「0」レベルであるビットに対応するヒューズを
溶断する方法であり、もう一つは「1」レベルであるビ
ットに対応するヒューズを溶断する方法である。これら
のうち、いずれを採用しても構わないが、いずれの方法
を採用するかによって、プログラム回路40内の一致検
出回路46の構成を変える必要がある。すなわち、前者
の方法を採用した場合には一致検出回路46としては図
16に示すようなオアゲート機能を有するものを用いる
必要があり、後者の方法を採用した場合には一致検出回
路46としては図17に示すようなアンドゲート機能を
有するものを用いる必要がある。尚、本実施の形態にお
いては、前者の方法、すなわち、不良アドレスを構成す
る各ビットのうち「0」レベルであるビットに対応する
ヒューズが溶断されるものとして説明する。
【0041】さて、このようにヒューズ50に書き込ま
れた不良アドレス情報は、電源投入の度に対応するフリ
ップフロップ52に転送し、これに設定する必要があ
る。この動作がいわゆる初期設定である。
【0042】初期設定動作は、半導体記憶装置10の外
部よりリセット信号RSTが印加されることにより開始
する。図19に示すように、リセット信号RSTがロー
レベルからハイレベルに変化すると、これに応答してヒ
ューズリセット信号FRSTが一定期間ローレベルとな
り、これに遅れて遅延ヒューズリセット信号FRST1
も一定期間ローレベルとなる。図4に示すように、これ
らのうちヒューズリセット信号FRSTはプログラム回
路40−0〜40−nに供給され、遅延ヒューズリセッ
ト信号FRST1はプログラム回路40−n+1〜40
−2nに供給されて、それぞれヒューズ50への電流経
路形成を許可する。
【0043】プログラム回路40−0を例として説明す
ると、ヒューズリセット信号FRSTは、プログラム回
路40−0内に含まれる全てのラッチ回路42−0〜4
2−mに共通に印加されて、これらラッチ回路42−0
〜42−m内の各PチャンネルMOSトランジスタ58
−0〜58−mを一定期間導通させる。この時、トラン
スファゲート56−0〜56−mは全て導通状態であ
り、トランスファゲート54−0〜54−mは全て非導
通状態である。尚、これらラッチ回路42−0〜42−
mは互いに同じ動作をするので、以下は、ラッチ回路4
2−0を代表としてその動作を説明する。
【0044】ヒューズリセット信号FRSTの一定期間
のローレベルにより、PチャンネルMOSトランジスタ
58−0が導通状態となると、節点A0の電位はヒュー
ズ50−0が溶断されているか否かによって決まる。す
なわち、ヒューズ50−0が溶断されていれば節点A0
の電位は高くなり、逆にヒューズ50−0が溶断されて
いなければ節点A0の電位は低くなる。かかる節点A0
の電位は、トランスファゲート56−0を介してフリッ
プフロップ52−0に供給され、ヒューズリセット信号
FRSTがハイレベルに復帰したことに応答して保持さ
れる。これにより、ヒューズ50−0が溶断されている
か否かの情報がフリップフロップ52−0に設定される
こととなる。
【0045】尚、ヒューズ50−0が溶断されていない
場合、その抵抗値は例えば150Ωと低抵抗であるが、
ヒューズ部の構成上、節点Aから接地電源線に至る全体
の抵抗値は例えば2〜3KΩと比較的高くなることが多
いので、ヒューズリセット信号FRSTがローレベルと
なる期間は、節点Aの電位が安定するに十分な期間を確
保する必要がある。例えば、節点Aから接地電源線に至
る全体の抵抗値が2〜3KΩである場合には、当該期間
としては、約10〜15n秒必要である。上述のとお
り、かかる期間は、ヒューズリセット信号発生回路38
に含まれる遅延インバータ列94及び遅延インバータ列
96の遅延量により決まるので、この遅延量を節点Aの
電位が安定するに十分な期間、例えば約10〜15n秒
以上に設定する必要がある。
【0046】ここで、ヒューズ50−0が溶断されてい
る場合、ヒューズリセット信号FRSTがローレベルと
なっている期間中、トランジスタ58−0及びヒューズ
50−0を介した貫通電流が流れ続ける。
【0047】このようにフリップフロップ52−0に設
定された情報は、トランジスタ68−0、74−0及び
トランスファゲート76−0に供給され、信号B0を内
部行アドレスXAD0の反転信号とするか否かを決定す
る。すなわち、ヒューズ50−0が溶断されており節点
Aがローレベルとなった場合は、これを保持するフリッ
プフロップ52−0の情報によりトランスファゲート7
6−0は導通状態となり、信号B0は内部行アドレスX
AD0そのものとなる。この時、トランジスタ68−
0、74−0はいずれも非導通となっている。逆に、ヒ
ューズ50−0が溶断されておらず節点Aがハイレベル
となった場合は、これを保持するフリップフロップ52
−0の情報によりトランスファゲート76−0は非導通
状態となり、その代わりにトランジスタ68−0、74
−0が導通状態となる。これにより、トランジスタ70
−0、72−0からなるインバータが構成されるので、
信号B0は内部行アドレスXAD0の反転信号となる。
したがって、不良アドレスを構成する各ビットのうち、
内部行アドレスXAD0に対応するビットが「0」レベ
ルであればビットに対応するヒューズは溶断されて、信
号B0は内部行アドレスXAD0と同一レベルとなり、
内部行アドレスXAD0に対応するビットが「1」レベ
ルであればビットに対応するヒューズは溶断されず、信
号B0は内部行アドレスXAD0の反転レベルとなる。
【0048】このようにして、プログラム回路40−0
における初期設定がされるのであるが、上述のとおり、
ヒューズが溶断されているラッチ回路に関しては、ヒュ
ーズリセット信号FRSTがローレベルとなっている期
間中、トランジスタ58及びヒューズ50を介した貫通
電流が流れ続ける。
【0049】また、初期設定前においては、フリップフ
ロップ52にいずれの情報が保持されているかは不明な
ので、初期設定によりその情報が反転した場合にはフリ
ップフロップ52を構成するトランジスタ64、66が
スイッチングするので、この部分においても貫通電流が
流れる。
【0050】さて、これと同じ初期設定がプログラム回
路40−1〜40−nにおいても同様に行われる一方、
プログラム回路40−n+1〜40−2nにおいては遅
延ヒューズリセット信号FRST1に応答して初期設定
が行われる。その設定動作は、既に説明したプログラム
回路40−0の動作と同様であるが、初期設定がされる
タイミングが遅延回路36によってズラされている点に
注目されたい。すなわち、図19に示すように、プログ
ラム回路40−n+1〜40−2nの初期設定を指示す
る遅延ヒューズリセット信号FRST1は、ヒューズリ
セット信号FRSTがハイレベルに復帰してからローレ
ベルに変化している。このため、プログラム回路40−
0〜40−nにおいて貫通電流が流れるタイミングと、
プログラム回路40−n+1〜40−2nにおいて貫通
電流が流れるタイミングとは完全にずれることとなる。
また、フリップフロップ52の反転により発生する貫通
電流も、両者において時間的にずれて発生することとな
る。
【0051】尚、遅延ヒューズリセット信号FRST1
のローレベル期間は、上述のとおり、遅延インバータ列
102の遅延量によって決まるので、この遅延量も節点
Aの電位が安定するに十分な期間(例えば約10〜15
n秒以上)に設定する必要があることは言うまでもな
い。
【0052】このように本実施の形態による冗長デコー
ダ28−0では、貫通電流の発生を時間的に分割するこ
とにより、初期設定時における貫通電流のピークは低く
抑えられるので、救済可能な不良アドレス数の増加に比
例して初期設定時の貫通電流のピークが大きくなるのを
防ぐことができる。
【0053】これに対し、本発明による対策が施されて
いない図2に示す冗長デコーダ28−0では、全てのプ
ログラム回路40−0〜40−2nに対してヒューズリ
セット信号FRSTが共通に印加され、その初期設定が
同時に行われるため、初期設定時に発生する貫通電流の
ピークは大きく、しかも、救済可能な不良アドレス数の
増加に比例して貫通電流のピークは大きくなる。
【0054】本実施の形態による効果を、図21及び図
22を参照して説明する。図21及び図22は、それぞ
れ本発明による対策が施されていない図2に示す冗長デ
コーダ28−0を用いた場合、及び本発明による対策が
施された図4に示す冗長デコーダ28−1を用いた場合
の貫通電流量を示すグラフである。これらから明らかな
ように、冗長デコーダ28−0を用いた場合は貫通電流
のピークが54.6mAであるのに対し、冗長デコーダ
28−1を用いた場合は貫通電流のピークが23.7m
Aに抑えられている。
【0055】尚、図2に示す冗長デコーダ28−0にお
いても、ヒューズリセット信号発生回路38から各プロ
グラム回路40−0〜40−2nの配線遅延はそれぞれ
異なるので、厳密には、各プログラム回路40−0〜4
0−2nにヒューズリセット信号FRSTが全く同時に
印加される訳ではない。しかし、その配線遅延の差はせ
いぜい1n秒であり、上述のとおり、ヒューズリセット
信号FRSTのローレベル期間として安定して初期設定
されるに十分な期間(例えば10〜15n秒以上)が必
要であることを考えれば、かかる配線遅延の差によって
貫通電流のピークが抑えられることはほとんど期待でき
ない。
【0056】そして、以上説明した初期設定動作により
冗長デコーダ28内の各プログラム回路40に不良アド
レスが設定されると、その後の読出し/書込み動作にお
いて設定された不良アドレスと同じアドレスが供給され
ると、冗長デコーダ28は対応する一致検出信号Rを活
性化させてこれを冗長ワードドライバ30に印加し、冗
長ワードドライバ30はこれに対応する冗長ワード線R
Wを選択する。この時、図示しないが、行デコーダ/ワ
ードドライバ18の動作は停止され、不良セルへのアク
セスを禁止する。これにより、冗長メモリセルアレイ2
6内の冗長セルは、列選択線YSLに基づき制御される
列スイッチ22を介して入出力回路24に接続され、入
出力端子DQを介して半導体記憶装置10と接続される
こととなる。
【0057】尚、遅延回路36によるヒューズリセット
信号FRSTの遅延は図4に示す方法に限られず、図5
に示すように遅延回路36を分散配置してもよい。この
方法は、レイアウト的に各プログラム回路40が分散し
て配置されていて、1個の遅延回路36から延びる遅延
ヒューズリセット信号FRST1の配線を引き回すこと
が困難な場合に特に有効である。
【0058】さらに、遅延回路36によって遅延する回
数は図4に示すような1回に限られず、図6に示すよう
にこれを直列に複数個を接続することによって、貫通電
流の発生タイミングをさらに分散させることも好まし
い。図6に示す冗長デコーダ28−2では、各プログラ
ム回路40−0〜40−2n毎に貫通電流の発生タイミ
ングが異なるので、そのピーク電流は極めて小さいもの
となる。尚、多数の遅延回路36を用いて貫通電流の発
生タイミングを分散させる場合、必ずしも各プログラム
回路40−0〜40−2nにおける貫通電流の発生タイ
ミングを完全にずらす必要はなく、プログラム回路40
−0〜40−2nを複数グループにグループ分けし、こ
れら各グループにおける貫通電流の発生タイミングを分
散させてもよい。
【0059】また、その分散のさせ方も、各貫通電流の
発生タイミング同士を完全にずらす必要は必ずしもな
く、一部重複する時間帯があっても構わない。図23
は、遅延ヒューズリセット信号FRST1〜FRST2
nを少しずつずらした場合の貫通電流量を示すグラフで
あり、貫通電流のピークは40.8mAに抑えられてい
る。図23では、グラフを見やすくするため、最初に発
生するヒューズリセット信号FRSTと最後に発生する
遅延ヒューズリセット信号FRST2nのみが示されて
いるが、当然ながら、電流量についてはヒューズリセッ
ト信号FRST及び遅延ヒューズリセット信号FRST
2nに対応して発生するもののみならず、全てのプログ
ラム回路にて流れる電流量の総和が示されている。この
例では、各プログラム回路40−0〜40−2nにおい
て貫通電流が発生する時間帯が少しずつ重なっている関
係で、図4に示す冗長デコーダ28−1のようにこれら
を完全に分離した場合よりも貫通電流のピークは少し高
くなっているが、初期設定はより短時間で終了してい
る。したがって、初期設定を高速に行う必要がある場合
には有効である。
【0060】さらに、各プログラム回路毎に貫通電流の
発生タイミングをずらすのではなく、プログラム回路内
に含まれる各ラッチ回路毎に貫通電流の発生タイミング
をずらすことによって貫通電流のピークを抑えてもよ
い。図7は、かかるプログラム回路80を示す回路図で
あり、ラッチ回路42−0〜42−mを2つのグループ
に分け、一方のグループにヒューズリセット信号FRS
Tを直接供給し、他方のグループに遅延ヒューズリセッ
ト信号FRST1を供給する構成を採用している。この
方法によっても、冗長デコーダ28の初期設定時に発生
する貫通電流は時間的に分散されるので、そのピーク電
流はやはり低く抑えられる。この場合、図7に示すよう
に、遅延回路36をプログラム回路80毎に設けてもよ
いし、また複数のプログラム回路80に共通の遅延回路
36を設けてもよい。
【0061】さらに、ラッチ回路毎に貫通電流の発生タ
イミングをずらす場合でも、図8に示すように、複数の
遅延回路36を設けて貫通電流の発生タイミングをさら
に分散させてもよい。この場合も、各ラッチ回路42に
おける貫通電流の発生タイミングを完全にずらしてもよ
く、また一部時間的に重複するようなずれせ方をしても
よい。また、ラッチ回路42−0〜42−mを複数グル
ープにグループ分けし、これら各グループにおける貫通
電流の発生タイミングを分散させてもよい。
【0062】さらに、ラッチ回路としても、図3に示す
ラッチ回路42には限定されず、図12に示すラッチ回
路110を用いてもよいし、図13に示すラッチ回路1
30を用いてもよいし、図14に示すラッチ回路140
を用いてもよい。
【0063】また、ヒューズリセット信号FRSTから
遅延ヒューズリセット信号FRST1等を生成する回路
としても、図10及び図11に示す遅延回路36に限ら
れず、図15に示すようにカウンタ回路によって遅延ヒ
ューズリセット信号FRST1等を生成してもよい。
【0064】図15に示す冗長デコーダは、ヒューズリ
セット信号FRSTの供給に応答して遅延ヒューズリセ
ット信号FRST1、FRST2、FRST3を順次活
性化するリセット信号発生回路150を備え、リセット
信号発生回路150はクロック発生部152、カウンタ
ー回路154、デコーダ回路156からなる。クロック
発生部152はヒューズリセット信号FRSTがハイレ
ベルとなるとクロック信号CLKの生成を開始する回路
であり、カウンター回路154はヒューズリセット信号
FRSTがローレベルからハイレベルに変化したことに
応答してリセットされ、その後クロック信号CLKをカ
ウントしそのカウント値をカウント信号C0〜C2とし
てデコーダ回路156に供給する回路である。その動作
波形は図20に示すとおりであり、カウンター回路15
4のカウント動作の進行にしたがって遅延ヒューズリセ
ット信号FRST1、FRST2、FRST3が順次活
性化する。図15に示すように、これら遅延ヒューズリ
セット信号FRST1〜FRST3はそれぞれ異なるプ
ログラム回路40に供給されているので、上述のとお
り、これらプログラム回路40における貫通電流の発生
タイミングは互いにずれ、その電流ピークは低く抑えら
れる。
【0065】尚、リセット信号発生回路150は、連続
する3つの遅延ヒューズリセット信号FRST1〜FR
ST3を順次発生するものであるが、もちろんそれ以上
の遅延ヒューズリセット信号を順次発生するものであっ
てもよい。以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、冗長アドレスの初期設定時において溶断されていな
いヒューズに流れる貫通電流の発生タイミングがずれて
いるため、その電流ピークは低くなり、したがって、救
済可能な不良アドレス数に比例して貫通電流のピークが
大きくなるのを防ぐことができる。
【0066】尚、各ラッチ回路42について見れば、初
期設定において生じる貫通電流はヒューズが溶断されて
いない場合に発生するものであり、既にヒューズが溶断
されている場合においては発生しないので、各プログラ
ム回路40にどのようなアドレスが不良アドレスとして
プログラムされているかによって、発生する貫通電流量
は変化する。上述の例で言えば、不良アドレスを構成す
るビットに「1」が多いほど溶断されないヒューズが増
える。一方、上述のように、各ラッチ回路42において
発生する貫通電流は、ヒューズを介して流れるものだけ
でなく、フリップフロップ52の反転によっても生じる
が、初期設定前におけるフリップフロップ52の状態は
不明なので、これが反転するか否かは不良アドレスを構
成するビットが「1」なのか「0」なのかとは無関係で
ある。そこで、これを積極的に利用し、フリップフロッ
プ52のインバータ64及び66を構成するPチャンネ
ルMOSトランジスタとNチャンネルMOSトランジス
タとのサイズに差をもたせて、電源投入後における安定
状態が、必ず若しくは高い確率で一方の状態となるよう
にすれば、不良アドレス値に「1」が多いか「0」が多
いかによる貫通電流量のばらつきを低減することができ
る。
【0067】すなわち、上述のように、不良アドレスを
構成するビットが「1」であるラッチ回路においてはヒ
ューズは溶断されず、初期設定時において貫通電流が流
れるのであるから、逆に、不良アドレスを構成するビッ
トが「0」であればフリップフロップ52が反転し、不
良アドレスを構成するビットが「1」であればフリップ
フロップ52が反転しないような初期状態を作ればよ
い。この場合、インバータ64を構成するNチャンネル
MOSトランジスタのサイズをPチャンネルMOSトラ
ンジスタのサイズよりも大きくし、インバータ66を構
成するPチャンネルMOSトランジスタのサイズをNチ
ャンネルMOSトランジスタのサイズよりも大きくすれ
ばよい。
【0068】これにより、各ラッチ回路42において、
内部行アドレスXADの対応するビットが「1」であれ
ば、ヒューズ50において貫通電流が発生する一方フリ
ップフロップ52においては貫通電流は発生せず、逆に
内部行アドレスXADの対応するビットが「0」であれ
ば、フリップフロップ52において貫通電流が発生する
一方ヒューズ50においては貫通電流が発生しないの
で、不良アドレスの値によって生じる貫通電流量のばら
つきを低減することができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
冗長デコーダの初期設定時において生じる貫通電流のピ
ークを抑えることができるので、救済可能な不良アドレ
ス数が増えるに従いこれに比例して貫通電流のピークが
大きくなるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による半導体記憶装置1
0の全体を示すブロック図である。
【図2】 冗長デコーダ28−0を示すブロック図であ
る。
【図3】 プログラム回路40−0の回路図である。
【図4】 本発明の実施の形態による冗長デコーダ28
−1を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態による冗長デコーダの変
形例を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施の形態による冗長デコーダ28
−2を示すブロック図である。
【図7】 本発明の実施の形態によるプログラム回路8
0の回路図である。
【図8】 本発明の実施の形態によるプログラム回路8
2の回路図である。
【図9】 ヒューズリセット信号発生回路38の回路図
である。
【図10】 遅延回路36の回路図の一例である。
【図11】 遅延回路36の回路図の他の例である。
【図12】 ラッチ回路110の回路図である。
【図13】 ラッチ回路130の回路図である。
【図14】 ラッチ回路140の回路図である。
【図15】 リセット信号発生回路150により遅延ヒ
ューズリセット信号FRST1・・を生成する例を示す
図である。
【図16】 一致検出回路46をオアゲート170によ
り構成した例を示す図である。
【図17】 一致検出回路46をナンドゲート172に
より構成した例を示す図である。
【図18】 一致検出回路46をノアゲート176等と
ナンドゲート174により構成した例を示す図である。
【図19】 図9に示すヒューズリセット信号発生回路
38及び図10・図11に示す遅延回路36の動作を示
すタイミングチャートである。
【図20】 図15に示すリセット信号発生回路150
の動作を示すタイミングチャートである。
【図21】 本発明による対策を施さない場合における
半導体記憶装置10のピーク電流を示すグラフである。
【図22】 本発明による対策を施した場合における半
導体記憶装置10のピーク電流を示すグラフである。
【図23】 本発明による対策を施した場合における半
導体記憶装置10のピーク電流を示すグラフである。
【符号の説明】
10 半導体記憶装置 12 メモリセルアレイ 18 行デコーダ/ワードドライバ 26 冗長メモリセルアレイ 28 冗長デコーダ 30 冗長ワードドライバ 36 遅延回路 38 ヒューズリセット信号発生回路 40,80,82 プログラム回路 42,110,130,140 ラッチ回路 46 一致検出回路 50,120,132 ヒューズ 52,112 フリップフロップ 54,56,76,122 トランスファゲート 58,68,70,136,144,146 Pチャン
ネルMOSトランジスタ 72,74,118,134,148 NチャンネルM
OSトランジスタ 60,62,64,66,114,116 インバータ 150 リセット信号発生回路 152 クロック発生部 154 カウンター回路 156 デコーダ回路 170 オアゲート 176,178,180 ノアゲート 172,174 ナンドゲート 182 抵抗 A 節点 B 信号 ADD 外部アドレス FRST ヒューズリセット信号 FRST1,FRST2・・ 遅延ヒューズリセット信
号 XAD 内部行アドレス RST リセット信号 R 一致検出信号 W ワード線 RW 冗長ワード線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の不良アドレス情報がプログラムさ
    れた第1のヒューズ素子群と、第2不良アドレス情報が
    プログラムされた第2のヒューズ素子群と、前記第1及
    び第2のヒューズ素子群に対し電流経路の形成を許可す
    る電流経路形成手段とを備え、前記電流経路形成手段が
    前記第1のヒューズ素子群に対して電流経路の形成を許
    可するタイミングと前記第2のヒューズ素子群に対して
    電流経路の形成を許可するタイミングとは実質的に異な
    ることを特徴とする冗長アドレス設定回路。
  2. 【請求項2】 所定の不良アドレスを構成する各ビット
    に対応して設けられたヒューズ素子群と、前記ヒューズ
    素子群に対し電流経路の形成を許可する電流経路形成手
    段とを備え、前記電流経路形成手段は、前記ヒューズ素
    子群のうち、一部のヒューズ素子に対する電流経路の形
    成許可を、他のヒューズ素子に対する電流経路の形成許
    可のタイミングとは実質的に異なるタイミングで行うこ
    とを特徴とする冗長アドレス設定回路。
  3. 【請求項3】 第1のフリップフロップ回路、第1の不
    良アドレス情報を記憶する第1の不揮発性記憶手段、及
    び前記第1の不揮発性記憶手段に記憶された前記第1の
    不良アドレス情報を第1の制御信号の活性化に応答して
    前記第1のフリップフロップ回路に転送する第1の設定
    手段を含む第1のプログラム回路と、第2のフリップフ
    ロップ回路、第2の不良アドレス情報を記憶する第2の
    不揮発性記憶手段、及び前記第2の不揮発性記憶手段に
    記憶された前記第2の不良アドレス情報を第2の制御信
    号の活性化に応答して前記第2のフリップフロップ回路
    に転送する第2の設定手段を含む第2のプログラム回路
    と、前記第1の制御信号を活性化した後前記第2の制御
    信号を活性化する制御信号発生手段とを備える冗長アド
    レス設定回路。
  4. 【請求項4】 前記制御信号発生手段は、リセット信号
    に応答して前記第1の制御信号を一定期間活性化する手
    段と、前記第1の制御信号に応答して前記第2の制御信
    号を一定期間活性化する手段とを含むことを特徴とする
    請求項3記載の冗長アドレス設定回路。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の不揮発性記憶手段は
    いずれもヒューズであり、前記第1の設定手段は、前記
    第1の制御信号の活性化に応答して前記第1の不揮発性
    記憶手段を電源に接続する第1のトランジスタと、前記
    第1の不揮発性記憶手段と前記第1のトランジスタとの
    節点の電位を前記第1のフリップフロップ回路に供給す
    る手段とを備え、前記第2の設定手段は、前記第2の制
    御信号の活性化に応答して前記第2の不揮発性記憶手段
    を電源に接続する第2のトランジスタと、前記第2の不
    揮発性記憶手段と前記第2のトランジスタとの節点の電
    位を前記第2のフリップフロップ回路に供給する手段と
    を備えることを特徴とする請求項3又は4記載の冗長ア
    ドレス設定回路。
  6. 【請求項6】 複数のメモリセルを有するメモリセルア
    レイと、複数の冗長メモリセルを有する冗長メモリセル
    アレイと、外部より供給されるアドレス信号に基づき前
    記メモリセルアレイ中の所定のメモリセルを選択する選
    択手段と、前記メモリセルアレイ中の不良メモリセルに
    対応するアドレスが供給されたことに応答して前記選択
    手段の動作を禁止するとともに前記冗長メモリセルアレ
    イ中の所定の冗長メモリセルを選択する冗長デコーダと
    を備える半導体記憶装置であって、前記冗長デコーダ
    は、前記不良メモリセルに対応する複数のアドレスがプ
    ログラムされた複数の不揮発性記憶素子と、前記複数の
    不揮発性記憶素子それぞれに対応して設けられた複数の
    揮発性記憶素子と、ヒューズリセット信号に応答して前
    記不揮発性記憶素子にプログラムされた情報を対応する
    前記揮発性記憶素子に転送する設定手段とを含み、前記
    ヒューズリセット信号は、第1の期間において前記複数
    の不揮発性記憶素子のうちの一部を対応する揮発性記憶
    素子に転送すべく前記設定手段に指示し、前記第1の期
    間とは異なる第2の期間において前記複数の不揮発性記
    憶素子のうちの他の部分を対応する揮発性記憶素子に転
    送すべく前記設定手段に指示するものであることを特徴
    とする半導体記憶装置。
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