JP2000305368A - 用紙剥離装置及び用紙剥離方法 - Google Patents

用紙剥離装置及び用紙剥離方法

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JP2000305368A
JP2000305368A JP11111447A JP11144799A JP2000305368A JP 2000305368 A JP2000305368 A JP 2000305368A JP 11111447 A JP11111447 A JP 11111447A JP 11144799 A JP11144799 A JP 11144799A JP 2000305368 A JP2000305368 A JP 2000305368A
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Yoshiyuki Taguchi
義之 田口
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Fujitsu Ltd
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
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    • G03G15/163Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap
    • G03G15/1635Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap the field being produced by laying down an electrostatic charge behind the base or the recording member, e.g. by a corona device
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機構的に複雑とならず、用紙剥離がなされて
オートロード操作を確実に行うことができる用紙剥離装
置を提供せんとするものである。 【解決手段】 用紙剥離爪1と、用紙の送りを支援する
ピンチローラ2及びその下方の駆動ローラ3と、リンク
機構4とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続用紙へ印字・
画像形成を行うプリンタなどの画像形成装置に使用され
る用紙剥離装置及び用紙剥離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、連続用紙高速印刷用のプリンタ
の装置構成の概略を示している。該プリンタに連続用紙
Pがセットされていない場合、或いは何らかの理由で連
続用紙Pが不連続になってしまい、これをセットし直す
ような場合は、用紙バッファ部200の連続用紙Pがオ
ートロード部201にセットされた後、オートロード開
始スイッチ(図示なし)が押されることで、用紙Pが自
動的に転写部202、定着部203、スタッカ部204
に転送される。それによって、該連続用紙Pは印刷待ち
の状態となる。このような一連の用紙装填動作を、オー
トロードという。
【0003】特開平9−90775号や特開平3−13
444号では、オートロード動作時に、転写部202に
おいて、連続用紙Pが転写ドラムからガイドを経て、定
着部203・スタッカ部204に案内される構成が開示
されている。図9は、このようなガイドの構成とピンチ
ローラの構成を用いた、オートロード動作時における転
写部202内での用紙装填動作の一例を示している。オ
ートロードテーブル部(図8のオートロード部201に
備えられたテーブル)より渡された用紙Pは、転写部ト
ラクタ下ピン102にて搬送され、転写ドラム103と
密着しながら上方に搬送される。該転写ドラム103に
密着搬送された用紙Pは、ドラム103との間に微小な
ギャップ(0.8mm程度)を持つガイド104に突き
当たって剥離され、その後ピンチローラ105により、
用紙の孔がトラクタ上ピン106にはまるように、引っ
張られる。
【0004】このピンチローラ105は、図10に示す
ように、通常は用紙P搬送方向の上方に待機しており、
オートロード操作で、用紙P前端が進入してきた時に、
図11に示すように、下方に移動し、該用紙Pを挟み込
んで、トラクタ上ピン106側への送りを支援する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、連続用紙Pと
しては、用紙厚みが薄いものも利用されるようになり、
このような用紙の厚みが薄いものが転写部202へと送
り込まれると、転写ドラム103とガイド104の間を
すり抜けてしまって、オートロードができないといった
問題が発生していた。
【0006】用紙を剥離するという意味では、実開平5
−20072号のように、用紙剥離を行う剥離爪の構成
を用いることも考えられる。しかし同号に示された技術
では、転写ドラム周面から用紙を剥離する構成ではない
ので、上記の問題の解決にはならない。また特開平2−
238480号では、用紙搬送用に用紙を坦持するドラ
ムから、該用紙を剥離する剥離爪の構成が示されている
が、これも転写ドラム周面から用紙を剥離する構成では
ない(中間転写体からの用紙剥離)ので、同様である。
特に転写ドラムという構成の性質上、剥離爪を用いてド
ラム周面から用紙剥離を行う際、該剥離爪がドラム周面
に損傷を与えて、印字・画像に余計なノイズを生ずるこ
とになり、印字品質・画像品質を劣化させることになり
かねない。同号に示された構成では、用紙送り中にドラ
ム周面から用紙剥離爪で用紙の剥離を行っているが、こ
れは、転写ドラム周面からの用紙剥離ではないので、実
行できる構成である。
【0007】他方これらの構成を基に、オートロード時
に転写ドラム103周面に接触して、送られてきた用紙
Pを転写ドラム103から剥離せしめる剥離爪の構成が
仮に考えられるとしても、次のような構成にしなければ
ならない。すなわち、オートロード時のみ、剥離爪を転
写ドラム103周面に接触せしめるようにさせなければ
ならないうえ、ピンチローラ105が上記引っ張り操作
に移行する前に、剥離爪による用紙剥離操作が完了して
いなければならない。ピンチローラ105の操作系の構
成とは別に、このような剥離爪の操作を制御する構成を
設けなければならないとすれば、さらにピンチローラ1
05の操作とも同期のとれる機構を備えなければなら
ず、機構的に複雑になるといった新たな問題を生ずるこ
とになる。
【0008】本発明は、以上のような問題に鑑み創案さ
れたもので、機構的に複雑とならず、用紙剥離がなされ
てオートロード操作を確実に行うことができる用紙剥離
装置及び用紙剥離方法を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため本発明の用紙剥
離装置の構成は、用紙を転写体から剥離せしめる用紙剥
離体と、用紙を挟み込んでその送りを支援する送り支援
体と、オートロード時に、送られてきた用紙を転写体か
ら剥離せしめるように前記用紙剥離体を転写体周面側に
移動させると共に、剥離された用紙を挟み込むよう前記
送り支援体の少なくとも一部を移動させ、これらの両移
動を連動させて行わせるリンク機構とを有することを基
本的特徴としている。
【0010】上記構成では、オートロード操作時に、連
続用紙が転写ドラムなどの転写体側に送られてきたとこ
ろで、リンク機構により、用紙剥離体を転写体周面側に
移動させ(この時、後述する送り支援体の移動が始まっ
ていても良い)、該用紙剥離体により用紙を転写体から
剥離せしめる。そして前記リンク機構により、送り支援
体の少なくとも一部をさらに移動させ、該送り支援体に
より剥離された用紙を挟み込ませる。その後送り支援体
により、用紙の送りを支援する。
【0011】このように、リンク機構によって、用紙剥
離体と送り支援体の作動が連動してなされることにな
り、用紙剥離がなされてオートロード操作を確実に行う
ことができるようになる。
【0012】前記送り支援体は、少なくともピンチロー
ラを含んでいることが望ましいが、連続用紙を挟み込ん
で、その下流側に送ることができるものであれば、特に
限定はない。前記リンク機構により、送り支援体の少な
くとも一部を移動させるとクレームに規定したのは、該
ピンチローラと駆動ローラを用いて送り支援体を構成す
るような場合に、少なくとも一方のローラ(ピンチロー
ラが望ましい)をリンク機構で移動させれば、もう一方
のローラとの間で挟み込むことができるようになるから
である。
【0013】また前記用紙剥離体とは、用紙剥離爪で構
成されることが望ましい。さらに、該用紙剥離爪は、用
紙送り方向に回動可能な構成とすると尚良い。これは、
リンク機構によって、用紙剥離爪が転写体周面側に接触
する際、用紙剥離爪が回動することによって、転写体周
面に損傷などを発生させないためである。
【0014】請求項2の用紙剥離装置の構成は、前記請
求項1の構成と同じ構成を別の観点からとらえ直したも
のであって、その具体的構成は、用紙を挟み込んでその
送りを支援する送り支援体と、オートロード時に、用紙
を挟み込むよう前記送り支援体の少なくとも一部を移動
させるリンク機構とを有すると共に、用紙を転写体から
剥離せしめる用紙剥離体を設け、前記リンク機構に、送
り支援体の移動に連動させて、該送り支援体の用紙挟み
込み直前に、該用紙剥離体を転写体周面側に移動させ、
送られてきた用紙を転写体から剥離せしめるようにする
ことを特徴としている。
【0015】この構成は、送り支援体の移動を司るリン
ク機構に、さらに用紙剥離体の移動を同時に行わせるこ
とを明確にしており、これらの操作は1つのリンク機構
により行われるため、送り支援体と用紙剥離体の両操作
を行う構成を別々に設け、且つそれらの操作の行われる
構成について、さらに同期をとる構成を別途設けるなど
の必要はなくなる。
【0016】さらに請求項6の構成は、上記請求項1或
いは2の装置の構成を、方法の構成としてとらえ直した
ものであり、その具体的構成は、オートロード時に、用
紙剥離体を転写体周面側に移動させて送られてきた用紙
を転写体から剥離せしめると共に、その移動に連動させ
て送り支援体の少なくとも一部を移動させ、剥離された
用紙を挟み込んで、用紙送りを支援させることを特徴と
している。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0018】図1〜図6は本発明に係る用紙剥離装置を
実施する形態の一例である。図1に示すように、本構成
は、メインフレームなどに接続されて使用される高速プ
リンタに適用され、該プリンタでオートロード時に連続
用紙Pの剥離操作を行う構成である。
【0019】図1は、オートロード動作時における転写
部202内での用紙装填動作の概略を示している。用紙
バッファ部200の連続用紙Pを、オートロード部20
1(オートロードテーブル部101)にセットし、オー
トロード開始スイッチ(図示なし)を押し下げると、自
動的に、用紙Pは、転写部202に搬送される。すなわ
ち、転写部トラクタ下ピン102にて搬送され、転写ド
ラム103と密着しながら上方に搬送される。該転写ド
ラム103に密着搬送された用紙Pは、後述する用紙剥
離爪1により剥離され、その後ピンチローラ2とその下
方のゴム製の駆動ローラ3に挟み込まれて、さらに下流
側に送られる。そして、連続用紙Pの孔がトラクタ上ピ
ン106にはまるようになって、さらにその下流側にあ
る定着部203及びスタッカ部204に送られ、用紙P
は印刷待ちの状態となる。
【0020】尚、同図中転写部202は、転写ドラム1
03を中心とした光学系の画像転写構成からなり、該転
写ドラム103の周りにセットされた111はドラム1
03を帯電せしめる前帯電部、112はホスト側から送
られてくる画像データに基づいて像を転写ドラム103
に向けて光学的に照射するLEDアレイで構成される光
学部、113は光学部112で形成された潜像にトナー
などの粒状物を付着せしめて転写ドラム103に印刷画
像を形成する現像器ユニット、114は用紙Pへの印刷
が完了して転写ドラム103の残った余分な前記トナー
を除去するクリーニングブラシ(クリーニングブレイド
を備えていても良い)、115は転写ドラム103の除
電を行う除電LED、116はクリーニングフリースを
各示している。
【0021】図2は、上記転写ドラム103の周面付近
の転写部202にセットされた本発明に係る用紙剥離装
置の構成を示している。同図に示すように、本発明の用
紙剥離体に相当する用紙剥離爪1と、用紙の送りを支援
する送り支援体に相当するピンチローラ2及びその下方
の駆動ローラ3と、リンク機構4とを備えている。尚、
転写部の基本フレーム110には、後述するように、該
リンク機構4の構成のうち、第1リンク41の支点41
aと、第3リンク43の枢支点43bと、第5リンク4
5の回動軸10を枢支するベアリング軸受け11とが設
置されている。
【0022】用紙剥離爪1は、図2及び図3に示すよう
に、上記リンク機構4の第5リンク45の先端側に、こ
れに直交する方向に設けられている回動軸10に設置さ
れている。該回動軸10は、図3に示すように、ベアリ
ング軸受け11によって、転写部の基本フレーム110
に回動自在に枢支されており、そこから突出した先端が
前記第5リンク45に固定されているため、第5リンク
45の後述する回動によって、ベアリング軸受け11を
中心に回動し、後述する図5に示すように、用紙剥離爪
1先端を転写ドラム103周面側に接触させることが可
能となる。
【0023】他方用紙剥離爪1の構成は、図4(a)(b)
に示すように、金具12に取り付けられた軸13に、バ
ネ14を介して取り付けられている。そのためこの用紙
剥離爪1は、通常の状態にあっては、バネ14の弾発力
により、同図(a)に示すような状態に保持されるが、該
軸13を中心に矢印方向に回動可能となっている。この
回動可能な構成は、用紙剥離爪1が転写ドラム103周
面側に接触した際、用紙剥離爪1のこのような回動によ
って、転写ドラム103周面に損傷などを発生させない
ためである。
【0024】ピンチローラ2は、図3に示すように、後
述するリンク機構4の第3リンク43の他端に該第3リ
ンク43に直交する方向に設けられた軸20に、該軸方
向に複数並べて回転自在な状態で設置されている。従っ
て、後述するように、第3リンク43が転写ドラム10
3側に向けて回動することで、該ピンチローラ2は、そ
の下方にあるゴムローラからなる駆動ローラ3側に移動
し、最終的に該駆動ローラ3に押し付けられることにな
る。
【0025】リンク機構4は、図2及び図3に示すよう
に、転写部の基本フレーム110に固定されたピンチロ
ーラ圧着モータ40(DCモータ)と、後述するよう
に、そのスピンドル40aに偏芯した状態で係合し、且
つ基本フレーム110から張り出して設けられた支点4
1aを中心に回動可能な状態に設置された第1リンク4
1と、該第1リンク41の他端で枢支点42aを中心に
同じく回動可能な状態に設けられた第2リンク42と、
この第2リンク42の他端で同じく枢支点43aを中心
に回動可能な状態に設けられ、且つ基本フレーム110
に設けられた枢支点43bに枢支されて、それを中心に
転写ドラム103側に向けて回動可能な状態に設置され
た第3リンク43と、前記第2リンク42の他端側にあ
る前記枢支点43aを中心に同じく回動可能な状態に設
けられた第4リンク44と、該第4リンク44の他端で
枢支点45aを中心に同じく回動可能な状態に設けられ
た第5リンク45とを有している。
【0026】そのうち、ピンチローラ圧着モータ40の
スピンドル40aと第1リンク41とは、該スピンドル
40aに偏芯して偏芯回転体40bを取り付けると共
に、第1リンク41に形成された係合長孔41bに、そ
の長手方向に移動可能な状態で該偏芯回転体40bがは
め込まれることで係合せしめられている。この第1リン
ク41が、基本フレーム110から張り出して設けられ
た支点41aを中心に回動可能な状態に設置されている
ため、前記スピンドル40aの回転で第1リンク41〜
第5リンク45までが、図2、図5及び図6のように、
動くことになる。この動きについては後述する。
【0027】本構成では、さらに前記スピンドル40a
の先端に、切り欠き部46aを有するポジション検出用
の円板46が固定されている。そして、ピンチローラ圧
着モータ40の周りには、図2に示すように3つの箇所
に位置検出用のセンサ47a〜47cが設けられてい
る。該センサ47a〜47cは、図3に示すように、円
板46の両面に跨るように張り出し部48a及び48b
が設けられていて、該張り出し部の一方に発光部(図示
なし)と他方に受光部(図示なし)が設けられ、前記円
板46の切り欠き部46aがその間に移動して、発光部
の発光光を受光部が受けた時に、これらのセンサ47a
〜47cの位置に前記円板46が回動したとして、リン
ク機構4の回動状態を検出するものである。そのうち、
センサ47aは、リンク機構4が、図2のようなホーム
ポジション(ポジションA)にあることを検出する。ま
たセンサ47bは、リンク機構4が、図5のようなポジ
ションBにあることを検出する。さらにセンサ47c
は、リンク機構4が、図6のようなポジションCにある
ことを検出する。
【0028】以上のような構成を有する本実施形態構成
を操作した時の作動状態を、図2、図5及び図6を使用
して説明する。
【0029】まず図2に示すポジションAの状態は、オ
ートロード操作を行っていない通常の状態である(ホー
ムポジション)。ここでは、センサ47aによって、円
板46の切り欠き部46aの検出が行われる。そして、
ピンチローラ2は駆動ローラ3から離れた位置に待避し
ている。また用紙剥離爪1は、転写ドラム103から微
小なギャップを保って離間されている。
【0030】次にオートロード開始スイッチが押し下げ
られて、オートロード操作が実行されると、ピンチロー
ラ圧着モータ40が作動する。それにより、第1リンク
41が支点41aを中心に回動し、その先端が転写ドラ
ム103側に移動する。そして、図5に示すように、第
2リンク42は矢視方向(転写ドラム103に向かう方
向)に移動し、第3リンク43は前記枢支点43bを中
心に矢視方向(第3リンク43の他端が用紙P搬送方向
に向かう方向)に回動し始める。この時点ではピンチロ
ーラ2は駆動ローラ3又は用紙Pに接触せず、これらか
ら離間した位置にある。また第4リンク44も、枢支点
43aを中心に第3リンク43と同じ方向に回動する。
第5リンク45は、前記ベアリング軸受け11を中心
に、矢視方向(枢支点45a側が用紙P搬送方向に向か
う方向)に回動する。この第5リンク45の回動によ
り、用紙剥離爪1は、その先端を転写ドラム103周面
側に接触させることになる。このような図5のポジショ
ンBの状態では、前記センサ47bによって、円板46
の切り欠き部46aの検出が行われることになる。また
この状態の時に、前記連続用紙Pが、図示しない紙送り
モータにより転写ドラム103側に送り込まれてくる
と、その先端が用紙剥離爪1に接触し、転写ドラム10
3から剥離されて、前記ピンチローラ2側に向けて送り
出されることになる。
【0031】さらにピンチローラ圧着モータ40が作動
し続けることで、第1リンク41が支点41aを中心に
さらに回動し、図6に示すように、第2リンク42、第
3リンク43、第4リンク44及び第5リンク45は、
夫々矢視方向への移動を継続する。その間に連続用紙P
は、前記紙送りモータによって送りが継続され、ピンチ
ローラ2と駆動ローラ3との間を抜け、そこで一旦停止
する。そして、第3リンク43は前記枢支点43bを中
心にその先端が用紙P搬送方向に向かって回動し、ピン
チローラ2は駆動ローラ3と間で連続用紙Pを挟み込
む。それにより、駆動ローラ3は、連続用紙Pの送りを
支援し、これを前記トラクタ上ピン106側に向けて送
り出すことになる。その際、第5リンク45がさらに矢
視方向に回動するため、用紙剥離爪1は、図4(b)の矢
印方向に回動すると共に、バネ14の弾発力により、そ
の先端を転写ドラム103の周面に接触させたままの状
態となる。このような図6のポジションCの状態では、
前記センサ47cによって、円板46の切り欠き部46
aの検出が行われることになる。さらに前記紙送りモー
タによる連続用紙Pの送りも再開される。
【0032】以上のような操作で、オートロード時に転
写ドラム103周面から連続用紙Pの剥離が行われ、該
連続用紙Pは、自動的に定着部203、スタッカ部20
4側に転送される。それによって、この連続用紙Pは印
刷待ちの状態となる。このオートロード処理終了後は、
ピンチローラ圧着モータ40は以上と逆に回転し、図2
のホームポジションに復帰する。
【0033】図7は、以上説明したオートロード操作に
伴う、オートロードテーブルモータ(図示なし)、オー
トロードテーブルセットセンサ(図示なし)、転写ドラ
ム103のクリーニングブラシ114、紙送りモータ、
ピンチローラ圧着モータ40及びセンサ47a〜47c
の作動・検出状態の時間的推移を示すタイムチャートで
ある。センサ47a〜47cによるセット位置、分離位
置及びダウン位置の検出は、前記ポジションA、ポジシ
ョンB、ポジションCに、相当する。またこの図で紙送
りスタートは、オートロード操作を開始した時を、また
紙送りストップは、オートロード操作が終了し、印刷待
ちの状態になった時を、各示している。
【0034】同図に示すように、ホームポジションAに
ある時に、用紙吸着がなされ、オートロードテーブルモ
ータが作動する。オートロードテーブルセンサがオート
ロードテーブル上に用紙Pがあることを検出したところ
で、用紙吸着動作を止め、且つオートロードテーブルモ
ータの作動を停止する。ここで紙送り操作がスタートと
なる。この時転写ドラム103のクリーニングブラシ1
14が作動し始める。同時にピンチローラ圧着モータ4
0が回転し、ホームポジションAからポジションBの状
態に移行する。
【0035】ポジションBになったことをセンサ47b
が感知した後、紙送りモータが作動し、転写ドラム10
3に向けて、紙送りを行う。ここで、転写ドラム103
に接触した用紙Pは、さらに該転写ドラム103周面に
接触している用紙剥離爪1に接触し、転写ドラム103
から剥離され、ピンチローラ2側に向けて進む。その間
に再びピンチローラ圧着モータ40が回転し、ポジショ
ンBからポジションCの状態に移行する。
【0036】ポジションCになったことをセンサ47C
が感知した後、紙送りモータの作動を停止する。この際
既に用紙Pはピンチローラ2と駆動ローラ3の間を抜け
ており、該用紙Pの上からピンチローラ2が下降し、駆
動ローラ3との間で、該用紙Pを挟み込む。その後再び
紙送りモータを作動させ、紙送りを行う。この際、ピン
チローラ2と駆動ローラ3は、該紙送りの支援を行うこ
とになる。
【0037】用紙Pの孔がトラクタ上ピン106にはま
ったところで、この紙送り支援操作は必要なくなるの
で、前記ピンチローラ圧着モータ40を、逆方向に回転
させ、ポジションCから前記ホームポジションAに復帰
させる。この間も紙送りモータは用紙Pの紙送りを継続
しているが、途中でその紙送り操作をストップし、オー
トロード操作は終了する。その時点で用紙Pは印刷待ち
の状態となる。
【0038】以上説明したい本実施形態構成では、リン
ク機構4によって、用紙剥離爪1とピンチローラ2の移
動が連動してなされることになり、用紙剥離爪1によっ
て用紙剥離がなされた後、剥離された連続用紙Pをピン
チローラ2と駆動ローラ3との間に挟み込んで、該駆動
ローラ3が紙送りの支援を行うため、オートロード操作
を確実に行うことができるようになる。すなわち、ピン
チローラ2の移動を司るリンク機構4に、さらに用紙剥
離爪1の移動を同時に行わせることにしており、これら
の操作は1つのリンク機構4により行われるため、ピン
チローラ2と用紙剥離爪1の両操作を行う構成を別々に
設け、且つそれらの操作の行われる構成について、さら
に同期をとる構成を別途設ける必要がない。
【0039】尚、本発明の用紙剥離装置及び用紙剥離方
法は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜5記載の用紙剥離装置によれば、1つのリンク機構に
よって、用紙剥離体と送り支援体の操作が連動してなさ
れ、用紙剥離と連続用紙の送りが連続して行われるた
め、オートロード操作を確実に行うことができるという
優れた効果を奏し得る。
【0041】特に請求項2の構成は、送り支援体の移動
を司るリンク機構に、さらに用紙剥離体の移動を同時に
行わせることを明確にしており、これらの操作は1つの
リンク機構により行われるため、送り支援体と用紙剥離
体の両操作を行う構成を別々に設け、且つそれらの操作
の行われる構成について、さらに同期をとる構成を別途
設ける必要はなくなる。
【0042】また請求項6の用紙剥離方法によれば、用
紙剥離と送り支援の操作が連動して行われ、両操作の間
で同期を取らなくても、用紙剥離と連続用紙の送りが連
続して行われ、オートロード操作が完了するという優れ
た効果を奏することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態構成が適用された高速プリ
ンタ内部の概略構成を示す概略図である。
【図2】転写部202にセットされた本用紙剥離装置が
ホームポジションにある状態を示す説明図である。
【図3】上記用紙剥離装置の平面図である。
【図4】用紙剥離爪1の構成を示す説明図である。
【図5】本用紙剥離装置がポジションBの用紙剥離を行
っている状態を示す説明図である。
【図6】本用紙剥離装置がポジションCの用紙送り支援
を行っている状態を示す説明図である。
【図7】オートロード操作に伴うプリンタ各部の作動及
び検出状態の時間的推移を示すタイムチャートである。
【図8】連続用紙高速印刷用のプリンタの装置構成の概
略を示す概略図である。
【図9】オートロード動作時における転写部202内で
の用紙装填動作の概略を示す説明図である。
【図10】ピンチローラ105の待機状態を示す説明図
である。
【図11】ピンチローラ105のオートロード操作時に
おける状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 用紙剥離爪 2 ピンチローラ 3 駆動ローラ 4 リンク機構 10 回動軸 11 ベアリング軸受け 12 金具 13 軸 14 バネ 20 軸 40 ピンチローラ圧着モ
ータ 40a スピンドル 40b 偏芯回転体 41 第1リンク 41a 支点 41b 係合長孔 42 第2リンク 42a、43a、43b、45a 枢支点 43 第3リンク 44 第4リンク 45 第5リンク 46 円板 46a 切り欠き部 47a、47b、47c センサ 48a、48b 張り出し部 101 オートロードテー
ブル部 102 トラクタ下ピン 103 転写ドラム 104 ガイド 105 ピンチローラ 106 トラクタ上ピン 110 基本フレーム 111 前帯電部 112 光学部 113 現像器ユニット 114 クリーニングブラ
シ 115 除電LED 116 クリーニングフリ
ース 200 用紙バッファ部 201 オートロード部 202 転写部 203 定着部 204 スタッカ部 P 連続用紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を転写体から剥離せしめる用紙剥離
    体と、 用紙を挟み込んでその送りを支援する送り支援体と、 オートロード時に、送られてきた用紙を転写体から剥離
    せしめるように前記用紙剥離体を転写体周面側に移動さ
    せると共に、剥離された用紙を挟み込むよう前記送り支
    援体の少なくとも一部を移動させ、これらの両移動を連
    動させて行わせるリンク機構とを有することを特徴とす
    る用紙剥離装置。
  2. 【請求項2】 用紙を挟み込んでその送りを支援する送
    り支援体と、 オートロード時に、用紙を挟み込むよう前記送り支援体
    の少なくとも一部を移動させるリンク機構とを有すると
    共に、 用紙を転写体から剥離せしめる用紙剥離体を設け、前記
    リンク機構に、送り支援体の移動に連動させて、該送り
    支援体の用紙挟み込み直前に、該用紙剥離体を転写体周
    面側に移動させ、送られてきた用紙を転写体から剥離せ
    しめるようにすることを特徴とする用紙剥離装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の用紙剥離装置にお
    いて、前記転写体が、転写ドラムで構成されることを特
    徴とする請求項1又は2記載の用紙剥離装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の用紙剥離装置
    において、前記送り支援体が、少なくともピンチローラ
    を含んでいることを特徴とする請求項1、2又は3記載
    の用紙剥離装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1つに記載の用
    紙剥離装置において、前記用紙剥離体が、剥離爪で構成
    されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに
    記載の用紙剥離装置。
  6. 【請求項6】 オートロード時に、用紙剥離体を転写体
    周面側に移動させて送られてきた用紙を転写体から剥離
    せしめると共に、その移動に連動させて送り支援体の少
    なくとも一部を移動させ、剥離された用紙を挟み込ん
    で、用紙送りを支援させることを特徴とする用紙剥離方
    法。
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