JP2000287606A - 食品生地の搬送成形システム - Google Patents

食品生地の搬送成形システム

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JP2000287606A
JP2000287606A JP11101677A JP10167799A JP2000287606A JP 2000287606 A JP2000287606 A JP 2000287606A JP 11101677 A JP11101677 A JP 11101677A JP 10167799 A JP10167799 A JP 10167799A JP 2000287606 A JP2000287606 A JP 2000287606A
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道男 森川
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孝一 平林
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太郎 福上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割成形された食品生地Wの端部の形状に係
わらず、分割成形された食品生地Wの前端部を搬送中の
食品生地Wの後端部に上方向から十分にオーバーラップ
させる。 【解決手段】 食品生地Wを収容する分割用ホッパ9を
設け、分割用ホッパ9の下側開口部に分割カッタ装置1
1を設け、分割カッタ装置11の下方にベルトコンベア
13を設け、食品生地Wの重量によってベルトコンベア
13におけるリア支持部分55に働く荷重を検出する荷
重検出器67を設け、この荷重検出器により所定の荷重
値が検出されると分割カッタ装置11を作動させるよう
に制御可能に構成してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着性の強い食品
生地(例えばパン生地)を分割成形し、分割成形された
食品生地を前方向へ搬送する食品生地の搬送成形システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の食品生地の搬送成形システムにつ
いて簡単に説明すると、以下のようになる。
【0003】すなわち、上記搬送成形システムは本体フ
レームをベースにしており、この本体フレームの上部に
は食品生地を収容する分割用ホッパが設けてあって、こ
の分割用ホッパの下側開口部には食品生地を分割成形せ
しめる分割カッタ装置が設けてある。上記本体フレーム
における分割カッタ装置の下方には分割成形された食品
生地を前方向へ搬送するベルトコンベアが設けてあり、
このベルトコンベアは循環走行可能なベルトを備えてい
る。そして、分割カッタ装置の前端側の垂直下方(真
下)には搬送中の食品生地の後端を検出する光学系のセ
ンサーが設けてあり、このセンサーにより搬送中の食品
生地の後端を検出すると分割カッタ装置を作動するよう
に制御可能に構成してある。
【0004】したがって、ベルトコンベアの作動によっ
て分割成形された食品生地を前方向へ搬送でき、光学系
のセンサーにより食品生地の後端を検出すると、分割カ
ッタ装置の作動により、食品生地を分割成形する。これ
によって、分割成形された食品生地の前端部を搬送中の
食品生地(直前に分割成形された食品生地)の後端部に
上方向からオーバーラップさせることができ、分割成形
された食品生地の前端部が先行する食品生地(直前に分
割成形された食品生地)の後端部にオーバーラップした
状態のもとで、食品生地を前方向へ搬送することができ
る。
【0005】上記の作用を多数回繰り返すことにより、
分割成形された食品生地の前端部が先行する食品生地の
後端部にオーバーラップした状態のもとで、多数の食品
生地を前方向へ順次搬送することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光学系のセン
サーにより、搬送中の食品生地の後端を検出すると、分
割カッタ装置を作動させるようにしているため、多数の
食品生地を順次搬送する過程において、食品生地のオー
バーラップ部分の長さはほぼ一定であるが、分割成形さ
れた食品生地の端部が細長い場合にあっては十分にオー
バーラップすることができない。そのため、例えば搬送
後の次工程で食品生地を帯状に押圧成形するとオーバー
ラップ部分の幅が極端に小さくなり、食品生地の成形精
度が悪くなるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載にあって
は、粘着性の強い食品生地を分割成形し、分割成形され
た食品生地を前方向へ搬送する食品生地の搬送成形シス
テムにおいて、食品生地を収容する分割用ホッパを設
け、この分割用ホッパの下側開口部に食品生地を分割成
形せしめる分割カッタ装置を設け、この分割カッタ装置
の下方に分割成形された食品生地を前方向へ搬送するベ
ルトコンベアを設け、このベルトコンベアに、食品生地
を支持する部分であって前記分割カッタ装置の垂直下方
の基準位置よりも後側に位置するリア支持部分を備え、
食品生地の重量によってベルトコンベアにおけるリア支
持部分に働く荷重を検出する荷重検出器を設け、この荷
重検出器により所定の荷重値が検出されると前記分割カ
ッタ装置を作動させるように制御可能に構成してなるこ
とを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の発明特定事項によると、
分割成形された食品生地のベルトコンベアによる搬送中
において、荷重検出器により食品生地の重量によってリ
ア支持部分に働く荷重を検出する。ここで、食品生地が
前方向へ搬送されるにしたがってリア支持部分に働く荷
重が小さくなる。そして、荷重検出器により所定の荷重
値が検出されると、換言すれば食品生地における基準位
置よりも後側に位置する部分の重量値が所定の荷重値に
対応する重量値になると、分割カッタ装置の作動を制御
して食品生地を分割成形する。これによって、分割成形
された食品生地の前端部が搬送中の食品生地(直前に分
割成形された食品生地)の後端部に上方向からオーバー
ラップさせることができ、分割された食品生地の前端部
が先行する食品生地(直前に分割成形された食品生地)
の後端部にオーバーラップした状態のもとで、食品生地
を前方向へ搬送することができる。
【0009】上述の作用を多数回繰り返すことにより、
分割成形された食品生地の前端部が先行する食品生地の
後端部にオーバーラップした状態のもとで、多数の食品
生地を前方向へ順次搬送することができる。
【0010】請求項2に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の発明特定事項の他に、前記ベルトコンベアの
前端部の下方の食品生地を収容する押圧用ホッパを設
け、この押圧用ホッパの下側開口部に食品生地を帯状に
押圧成形して下方向へ送る押圧送り装置を設け、上記押
圧送り装置による食品生地の連続送り中に上記押圧用ホ
ッパ内に所定の範囲内の容量の食品生地が収容されるよ
うに前記ベルトコンベアの作動を制御可能に構成してな
ることを特徴とする。
【0011】ここで、「押圧用ホッパを設ける」とは、
押圧送り装置に食品生地を十分に収容する機能、換言す
ればホッパとしての機能をもたせることも含む意であ
る。
【0012】請求項2に記載の発明特定事項によると、
分割成形された食品生地の前端部が先行する食品生地の
後端部にオーバーラップした状態のもとで、食品生地を
前方向へ搬送すると、ベルトコンベアの前端から押圧用
ホッパ内へ食品生地が投入される。そして、押圧送り装
置の作動によって食品生地を帯状に押圧成形して下方向
へ送る。
【0013】上述の作用を多数回繰り返すことにより、
食品生地を帯状に成形して下方向へ連続送りを行うこと
ができる。この時、ベルトコンベアの作動を制御するこ
とにより、押圧用ホッパ内に所定の範囲内の容量の食品
生地が収容されるようにすることができる。
【0014】請求項3に記載の発明にあっては、請求項
2に記載の発明特定事項の他に、前記ベルトコンベアの
前部に下方向へ傾斜したフロント傾斜支持部分を備え、
このフロント傾斜支持部分の後端位置が前記基準位置に
なるようにし、このフロント傾斜支持部分の上方に食品
生地を上方向から押圧する押圧ローラを回転可能に設け
てなることを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の発明特定事項によると、
請求項2に記載の発明特定事項による作用の他に、フロ
ント傾斜支持部分において、自重作用によって食品生地
のオーバーラップ部分(食品生地の前端部と先行する食
品生地の後端部)の接合状態が安定する。また、フロン
ト傾斜支持部分において回転する押圧ローラによって食
品生地のオーバーラップ部分が薄くなるように変形する
と共にオーバーラップ部分の接合状態が強固になる。
【0016】請求項4に記載の発明にあっては、請求項
2又は請求項3に記載の発明特定事項の他に、この押圧
送り装置の吐出間隙の大きさを調節する間隙調節装置を
設け、上記押圧送り装置による食品生地の連続送り中に
前記荷重検出器により検出された荷重値に基づいて単位
時間当たりの食品生地の送り重量を演算する演算手段を
設け、単位時間当たりの食品生地の送り重量が目標設定
値よりも小さい場合には上記吐出間隙を拡大しかつ単位
時間当たりの食品生地の送り重量が目標設定値よりも大
きい場合には上記吐出間隙を縮小するように上記間隙調
節装置の作動を制御可能に構成してなることを特徴とす
る。
【0017】請求項4に記載の発明特定事項によると、
請求項2又は請求項3に記載の発明特定事項による作用
の他に、押圧送り装置による食品生地の連続送り中に、
演算手段により荷重検出器により検出された荷重値に基
づいて単位時間当たりの食品生地の送り重量を演算す
る。そして、単位時間当たりの食品生地の送り重量が目
標設定値よりも小さい場合は間隙調整装置の作動を制御
して成形送り装置の吐出間隙を拡大する。一方、単位時
間当たりの食品生地の送り重量が目標設定値よりも大き
い場合には間隙調節作動装置の作動を制御して成形送り
装置の吐出間隙を縮小する。
【0018】請求項5に記載の発明にあっては、請求項
1〜請求項4のうちのいずれかの請求項に記載の発明特
定事項の他に、前記ベルトコンベアにおける前記リア支
持部分を上下方向へ移動(揺動も含む)させる上下動作
動装置を設け、前記分割カッタ装置を作動させている途
中或いは分割カッタ装置を作動させる前に上記リア支持
部分を上方向へ移動させると共に、分割カッタ装置によ
り食品生地を分割成形した後あるいは分割成形する直前
に上記リア支持部分を下方向へ移動させるように、上記
上下動作動装置の作動を制御可能に構成してなることを
特徴とする。
【0019】請求項5に記載の発明特定事項によると、
分割カッタ装置により食品生地の分割成形を行っている
途中或いは分割成形を行う前に、上下動作動装置の作動
によりリア支持部分を上方向へ移動させて食品生地を下
方向から保持する。また、分割カッタ装置により食品生
地を分割成形した後或いは分割成形する直前に上記リア
支持部分を下方向へ移動させる。
【0020】請求項6に記載の発明にあっては、請求項
5に記載の発明特定事項の他に、前記ベルトコンベア
は、前記基準位置に位置した基準ローラと、この基準ロ
ーラの後方に位置したリアローラと、基準ローラとリア
ローラの間に位置した中間ローラとを備え、上記リアロ
ーラと上記基準ローラの間を循環走行するベルトを前記
リア支持部分とし、上記中間ローラを前記上下動作動装
置の作動によって上下方向へ移動させるとリア支持部分
が上下方向へ移動するように構成してなることを特徴と
する。
【0021】請求項6に記載の発明特定事項によると、
請求項5に記載の発明特定事項による作用の他に、上下
動作動装置の作動によって中間ローラを上方向へ移動さ
せるとリア支持部分を上方向へ移動させることができ
る。また、上下動作動装置の作動によって中間ローラを
下方向へ移動させるとリア支持部分を下方向へ移動させ
ることができる。
【0022】請求項7に記載の発明にあっては、請求項
6に記載の発明特定事項の他に、前記リア支持部分を前
記荷重検出器により検出可能な位置に位置せしめると、
前記基準ローラの上側支持部と前記リアローラの上側支
持部と中間ローラの上側支持部がほぼ同一直線上に位置
するように構成してなることを特徴とする。
【0023】請求項7に記載の発明特定事項によると、
請求項6に記載の発明特定事項による作用の他に、基準
ローラとリアローラの間を循環走行するベルト(リア支
持部分)が同一平面状になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0025】図1及び図2を参照するに、本発明の実施
の形態に係る食品生地の搬送成形システム1は、粘着性
の強い食品生地(例えばパン生地)Wを分割成形し、分
割成形された食品生地Wを前方向(図1において左方
向、図2において紙面に向って裏方向)へ搬送等するシ
ステムである。食品生地の搬送成形システム1は本体フ
レーム3をベースにしてあって、この本体フレーム3は
上部フレーム5と下部フレーム7を上下(図1及び図2
において上下)に備えている。
【0026】食品生地の搬送成形システム1を概略的に
説明すると、以下のようになる。
【0027】すなわち、上部フレーム5には食品生地W
を収容する分割用ホッパ9が設けてあり、分割用ホッパ
9の下側開口部には食品生地Wを分割成形せしめる分割
カッタ装置11が設けてある。上部フレーム5における
分割カッタ装置11の下方にはベルトコンベア13が設
けてあり、このベルトコンベア13は、分割成形された
食品生地Wを前方向へ搬送するものである。下部フレー
ム7におけるベルトコンベア13の前端部の下方には食
品生地Wを収容する押圧用ホッパ15が設けてあり、こ
の押圧用ホッパ15の下側開口部付近には食品生地Wを
帯状に押圧成形して下方向へ送る押圧送り装置17が設
けてある。なお、押圧送り装置17によって下方向へ送
られた食品生地Wは連絡ベルトコンベア19によって他
の工程へ移送される。
【0028】上記分割カッタ装置11について詳細に説
明すると、以下のようになる。
【0029】分割用ホッパ9の下側開口部付近には一対
の回転軸21が送り方向(図2においてa方向)回転可
能に設けてあり、各回転軸21には複数のカッタ23が
それぞれ設けてある。一対の回転軸21を同期回転させ
るため、適宜位置には分割モータ25が設けてあると共
に、この分割モータ25の出力軸が同期機構27を介し
て一対の回転軸21に連動連結してある。上記分割用モ
ータ25は制御手段29に接続してあって(図7参
照)、後述の如く分割モータ25は制御される。また、
上記同期機構27は特公平9−220048号公報に示
すように複数のギアを備えた公知の機構である。
【0030】ここで、一対の回転軸21を送り方向へ同
期回転させて対応する一対のカッタ23の先端部が接触
して(一対のカッタ23の先端部の間に微小間隙を有す
る場合も、「一対のカッタ23の先端部が接触」に含ま
れる)分割用ホッパ9の下側開口部を封鎖することによ
り、食品生地Wを分割成形できるように構成してある。
【0031】上記ベルトコンベア13について詳細に説
明すると、以下のようになる。
【0032】すなわち、図1及び図3〜図5を参照する
に、上部フレーム5における分割カッタ装置11の前端
側(図1及び図3〜図5において左端側)の垂直下方に
は基準ローラ31が回転可能に設けてあり、上部フレー
ム5における基準ローラ31の後方には左右(図1,図
4,図5において紙面に向って裏表、図3において上
下)に離隔した一対の揺動アーム33が揺動軸35を介
して上下方向(図1,図4,図5において上下方向、図
3において紙面に向って表裏方向)へ揺動可能に設けて
あり、一対の揺動アーム33の上端部の間にはリアロー
ラ37が回転可能に設けてある。また、上部フレーム5
における基準ローラ31とリアローラ37の間には左右
に離隔した一対の揺動アーム39が揺動軸41を介して
上下方向へ揺動可能に設けてあって、一対の揺動アーム
39の先端部の間には中間ローラ43が回転可能に設け
てあり、上部フレーム5における基準ローラ31の前方
にはフロントローラ45が回転可能に設けてある。さら
に、上部フレーム5における中間ローラ43の下方には
一対の下部ローラ47が回転可能に設けてあり、上部フ
レーム5における下部ローラ47の下方には駆動ローラ
49が回転可能に設けてある。この駆動ローラ49は、
適宜位置に設けた搬送モータ51に連動連結してあっ
て、この搬送モータ51は前記制御手段29に接続して
ある(図7参照)。
【0033】複数のローラ31,37,43,45,4
7,49にはエンドレス状のベルト53が掛け回すよう
に設けてある。そして、リアローラ37と基準ローラ3
1の間を循環走行するベルト53がリア支持部分55と
なり、基準ローラ31とフロントローラ45の間を循環
走行するベルト53がフロント傾斜支持部分57にな
る。
【0034】上記中間ローラ43を揺動軸41を中心と
して上下方向へ揺動させるため、上部フレーム5の右部
適宜位置には前後方向へ移動可能なピストンロッド59
を備えたエアシリンダ61が設けてあり、一方の揺動ア
ーム39の基部にはピストンロッド59の先端部が突き
当たり可能な突当てレバー63が一体的に設けてあっ
て、各揺動アーム33の下端部と上部フレーム5の適宜
位置の間にはリアローラ37を後方向へ付勢してベルト
53のたるみを防止するスプリング65がそれぞれ設け
てある。ここで、エアシリンダ61の作動によりピスト
ンロッド59を後方向へ移動させると、図4(a)に示
すように中間ローラ43が上方向へ揺動してリア支持部
分55を上方向へ移動し、エアシリンダ61の作動によ
りピストンロッド59を前方向へ移動させると、図4
(b)に示すように中間ローラ43が下方向へ揺動して
リア支持部分55が下方向へ移動するように構成してあ
る。
【0035】上記エアシリンダ61は前記制御手段29
に接続してあって(図7参照)、分割カッタ装置11を
作動させている途中或いは分割カッタ装置11を作動さ
せる前にピストンロッド59を後方向へ移動させると共
に分割カッタ装置11により食品生地Wを分割成形した
後或いは分割成形する直前にピストンロッド59を前方
向へ移動させるように、エアシリンダ61の作動を制御
可能に構成してある。
【0036】上部フレーム5の左部適宜位置にはロード
セルのごとき荷重検出器67が設けてあり、この荷重検
出器67は、食品生地Wの重量によってベルトコンベア
13におけるリア支持部分55に働く荷重を検出するも
のである。また、荷重検出器67によりリア支持部分5
5に働く荷重を検出するため、他方の揺動アーム39の
基部には被検知体69を備えた取付アーム71が一体的
に設けてあり被検体69が荷重検出器67の検出部に接
触可能に構成してある。ここで、被検知体69が荷重検
出器67の検出部に接触する位置に位置、換言すればリ
ア支持部分55を荷重検出器67により検出可能な位置
に位置せしめると、図4(b)及び図5(b)に示すよ
うに、基準ローラ31の上側支持部とリアローラ37の
上側支持部と中間ローラ43の上側支持部とがほぼ同一
直線上に位置するように構成してある。また、前記制御
手段29は、荷重検出器67により所定の荷重値が検出
されると分割モータ25を作動させるように制御可能に
構成してある。
【0037】上部フレーム5におけるフロント傾斜支持
部分57の上方には食品生地Wを上方向から押圧する押
圧ローラ73がブラケット75を介して回転可能に設け
てあり、この押圧ローラ73は駆動モータ(図示省略)
の駆動により回転するものである。ここで、押圧ローラ
73の下部の周速の方向がベルトコンベア13の搬送方
向と同じ前方向になるように構成してある。
【0038】前記押圧用ホッパ15について簡単に説明
すると、以下のようになる。
【0039】すなわち、図6を参照するに、押圧用ホッ
パ15は、下部フレーム7に設けられた筒状のホッパ本
体77と、このホッパ本体77の前後(図6において左
右)に対向して設けられた前側ホッパローラ群79F、
後側ホッパローラ群79Rとを備えている。ここで、前
側ホッパローラ群79Fは上下(図6において上下)に
並設した回転可能な複数の前側ホッパローラ81Fを備
えており、同様に、後側ホッパローラ群79Rは上下に
並設した回転可能な複数の後側ホッパローラ81Rを備
えている。なお、ホッパ本体77に前側,後側ホッパロ
ーラ群79F,Rと同様の構成の左側,右側ホッパロー
ラ群(図示省略)を設けても差し支えない。
【0040】前記押圧送り装置17による食品生地Wの
連続送り中に押圧用ホッパ15内に所定の範囲内の容量
の食品生地Wが収容されるようにするため、上部フレー
ム5における押圧用ホッパ15の上方には押圧用ホッパ
15内の所定のレベルに食品生地Wの上限レベルが達し
たことを検出するレベルセンサ83がブラケット85を
介して設けてあり、前記制御手段29は、食品生地Wの
上限レベルが上記所定のレベル未満になると搬送モータ
51を作動させるように制御可能に構成してある。な
お、レベルセンサ83の代わりに押圧用ホッパ15内の
食品生地Wまでの距離を検出する距離センサを設け、制
御手段29により距離センサにより所定の範囲内の検出
値が検出されるように搬送モータ51による搬送速度を
制御するように構成しても差し支えない。
【0041】前記押圧送り装置17について説明する
と、以下のようになる。
【0042】すなわち、図6を参照するに、押圧送り装
置17は一対の前側,後側押圧送りローラ群87F,8
7Rを備えている。前側押圧送りローラ群87Fは、押
圧用ホッパ15の下側開口部の前側に設けられた前側ロ
ーラ支持部材89Fと、この前側ローラ支持部材89F
に上下に並設された回転可能な複数の押圧送りローラ9
1Fとを備えている。同様に、後側成形送りローラ群8
7Rは、押圧用ホッパ15の下側開口部の後側に設けら
れた後側ローラ支持部材89Rと、この後側ローラ支持
部材89Rに上下に並設された回転可能な複数の後側押
圧送りローラ91Rとを備えている。ここで、複数の前
側押圧送りローラ91F及び複数の後側押圧送りローラ
91Rは押圧送りモータ93F,93Rの駆動により送
り方向(図6においてb方向)へ同期回転するものであ
る。
【0043】一対の前側,後側押圧送りローラ群87
F,87Rの吐出間隙からの帯状の食品生地Wの吐出作
用を促進するため、後側ローラ支持部材89Rは上端側
の揺動軸95Rを中心として前側ローラ支持部材89F
に対して接近離反する方向へ揺動可能に構成してある。
後側ローラ支持部材89Rを揺動させるため、下部フレ
ーム7の適宜位置には円板状の駆動リンク97を回転さ
せる吐出促進モータ99が設けてあり、この駆動リンク
97と後側ローラ支持部材89Rが連結リンク101を
介して連結してある。
【0044】一対の前側,後側押圧送りローラ群87
F,87Rの平均吐出間隙(或いは最小吐出間隙)の大
きさを調節するため、前側ローラ支持部材89Fは上端
側の揺動軸95Fを中心として後側のローラ支持部材8
9Rに対して接近離反する方向へ揺動可能に構成してあ
る。前側のローラ支持部材89Fを揺動調節するため、
下部フレーム7の適宜位置には円板状の駆動リンク10
3を回転させるサーボモータのごとき間隙調節用モータ
105が設けてあり、この駆動リンク103と前側ロー
ラ支持部材89Fは連結リンク107を介して連結して
ある。さらに、下部フレーム7の適宜位置には前側,後
側押圧送りローラ群87F,87Rの平均吐出間隙(或
いは最小吐出間隙)を検出する間隙検出センサ(例えば
ポテンションメータ)109が設けてある。図7に示す
ように、前記制御手段29には演算手段111及びタイ
マ113が接続してあって、この演算手段111は、押
圧送り装置17による食品生地Wの連続送り中に荷重検
出器67により検出された荷重値(例えば分割直後毎に
荷重検出器67により検出された荷重値)に基づいて単
位時間当たりの食品生地Wの送り重量を演算するもので
ある。そして、制御手段29は、単位時間当たりの食品
生地Wの送り重量が目標達成値よりも小さい場合には平
均吐出間隙(或いは最小吐出間隙)を拡大しかつ単位時
間当たりの食品生地Wの送り重量が目標設定値よりも大
きい場合には平均吐出間隙(或いは最小吐出間隙)を縮
小するように間隙調節用モータ105の作動を制御可能
に構成してある。
【0045】なお、押圧送り装置17に食品生地Wを十
分に収容する機能、換言すればホッパとしての機能をも
たせることにより、押圧用ホッパ15を省略することが
できる。
【0046】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。
【0047】分割モータ25の作動により一対の回転軸
21を送り方向(図2においてa方向)へ同期回転させ
ることにより、対応する一対のカッタ23により食品生
地Wの切断を開始する。次に、エアシリンダ61の作動
によりベルト53におけるリア支持部分55を上方向へ
移動させて食品生地Wを下方向から保持する。さらに、
一対の回転軸21を送り方向へ同期回転させて対応する
一対のカッタ23の先端部を接触させて、分割用ホッパ
9の下側開口部を封鎖する。これによって、対応する一
対のカッタ23により食品生地Wを分割成形せしめるこ
とができる。
【0048】食品生地Wを分割成形せしめた後に、エア
シリンダ61の作動により、ベルト53におけるリア支
持部分55を下方向へ移動させて、荷重検出器67によ
り検出可能な位置に位置せしめ、ベルトコンベア13に
より分割成形された食品生地Wを前方向へ搬送する。こ
の時、荷重検出器67により食品生地Wによってリア支
持部分55に働く荷重を検出する。そして、食品生地W
が前方向へ搬送されるにしたがって、リア支持部分55
に働く荷重が小さくなり、荷重検出器67により所定の
荷重が検出されると、換言すれば、食品生地Wにおける
基準位置(中間ローラ43)よりも後側に位置する部分
の重量が所定の荷重値に対応した重量値になると、制御
手段29により分割モータ25を作動させて食品生地W
の分割成形を行う。これによって、分割成形された食品
生地Wの前端部が搬送中の食品生地(直前に分割成形さ
れた食品生地)Wの後端部に上方向からオーバーラップ
することができ、この状態のもとで、ベルトコンベア1
3により食品生地Wを前方向へ搬送することができる。
【0049】ここで,フロント傾斜支持部分57におい
て、自重作用によって食品生地Wのオーバーラップ部分
(分割成形された食品生地Wの前端部と先行する食品生
地Wの後端部)の接合状態が安定する。また、フロント
傾斜支持部分57において、回転する押圧ローラ73に
よって、食品生地Wのオーバーラップ部分が薄くなるよ
うに変形すると共にオーバーラップ部分の接合状態が強
固になる。
【0050】分割成形された食品生地Wの前端部が先行
する食品生地Wの後端部にオーバーラップした状態のも
とで、ベルトコンベア13により食品生地Wを前方向へ
搬送すると、ベルトコンベア13の前端から押圧用ホッ
パ15内へ食品生地が投入される。そして、押圧送りモ
ータ93F,93Rの作動により複数の前側押圧送りロ
ーラ91F及び複数の後側押圧送りローラ91Rを送り
方向(図6においてb方向)へ回転させることにより、
一対の前側、後側押圧送りローラ群87F,87Rによ
り帯状に押圧成形して下方向へ送り出すことができる。
【0051】上記の作用を多数回繰り返すことにより、
分割成形された食品生地Wの前端部が先行する食品生地
Wの後端部にオーバーラップした状態のもとで、ベルト
コンベア13により多数の食品生地Wを前方向へ順次搬
送することができ、押圧送り装置17により食品生地W
を帯状の押圧成形して下方向へ連続送りを行うことがで
きる。
【0052】押圧送り装置17による連続送りを行って
いる時に、演算手段111により荷重検出器67により
検出された荷重値に基づいて単位時間当たりの食品生地
Wの送り重量を演算する。そして、単位時間当たりの食
品生地Wの送り重量が目標設定値よりも小さい場合は前
側,後側押圧送りローラ群87F,87Rの吐出間隙を
拡大するように制御手段29によって間隙調節用モータ
105を制御する。一方、単位時間当たりの食品生地W
の送り重量が目標設定値よりも大きい場合には、前側,
後側押圧送りローラ群87F,87Rの吐出間隙を縮小
するように、制御手段25により間隙調節用モータ10
5の作動を制御する。
【0053】また、押圧送り装置17により食品生地W
の連続送りを行っている時に、吐出促進モータ99の作
動により後側ローラ支持部材89Rを前側ローラ支持部
材89Rに対して離反する方向へ揺動させることによ
り、上記吐出間隙の上側において食品生地Wの上向きの
圧力が減少し、食品生地Wは自重により吐出間隙へ流れ
る。また、吐出促進モータ99の作動により後側ローラ
支持部材89Rを前側ローラ支持部材89Fに対して接
近する方向へ揺動させることにより、食品生地Wの押圧
成形作用が促進される。
【0054】以上のごとき、本発明の実施の形態によれ
ば、搬送中の食品生地Wにおける基準位置(基準ローラ
31)よりも後側に位置するリア支持部分55の重量が
所定の荷重値に対応した重量値になると、分割カッタ装
置11により食品生地Wを分割成形せしめることができ
るため、分割成形された食品生地Wの端部の形状に拘ら
ず、食品生地Wのオーバーラップ部分の重量をほぼ一定
に保つことができ、食品生地Wを帯状に押圧成形した場
合に、オーバーラップ部分の幅が小さくなることを抑制
して食品生地Wの成形精度の向上を図ることができる。
さらに、ベルトコンベア13におけるベルト53のリア
支持部分55により食品生地Wを下方向から保持した状
態のもとで、分割カッタ装置11により食品生地Wを分
割成形することができるため、分割成形された食品生地
Wのベルト53上の位置が左右にばらつくことを抑制し
て、分割成形された食品生地Wの前端部が先行する食品
生地Wの後端部に確実にオーバーラップすることがで
き、上記効果はより一層向上する。
【0055】また、フロント傾斜支持部分57におい
て、食品生地Wの自重作用によって食品生地Wのオーバ
ーラップ部分の接合状態が安定し、押圧ローラ73の押
圧作用によって食品生地Wのオーバーラップ部分が薄く
なるように変形すると共にオーバーラップ部分の接合状
態が強固になるため、押圧送り装置17により食品生地
の連続送りを行っている途中に、作業者が補助しなくて
も、食品生地Wが押圧用ホッパ15の上側開口部付近に
停滞すること又は食品生地Wのオーバーラップ部分がず
れたりすることがなくなる。
【0056】さらに、単位時間当たりの食品生地Wの送
り重量が目標設定値よりも小さい場合は前側,後側押圧
送りローラ群87F,87Rの吐出間隙を拡大しかつ単
位時間当たりの食品生地Wの送り重量が目標設定値より
も大きい場合は上記吐出間隙を縮小しているため、単位
時間当たりの食品生地Wの送り重量を目標設定値に近付
けることができ、使用者の種々のニーズに応えることが
できる。
【0057】また、リア支持部分55を荷重検出器67
により検出可能な位置に位置せしめると、基準ローラ3
1の中心とリアローラ37の中心を結ぶ線上に中間ロー
ラ43の中心がほぼ位置するように構成してあり、リア
支持部分55が同一平面上になるため、荷重検出器67
による検出精度が向上する。
【0058】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、搬送中
の食品生地における基準位置よりも後側に位置する部分
の重量が所定の荷重値に対応した重量値になると、分割
カッタ装置の作動により食品生地を分割成形せしめるこ
とができるため、分割成形され割成形された食品生地の
端部の形状に拘らず、食品生地のオーバーラップ部分の
重量をほぼ一定に保つことができ、例えば食品生地を帯
状に押圧成形する場合であっても、オーバーラップ部分
の幅が小さくなることを抑制して、食品生地の成形精度
の向上を図ることができる。
【0059】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果と同様の効果を奏する。
【0060】請求項3に記載の発明によれば、フロント
傾斜支持部分において、食品生地の自重作用によって食
品生地のオーバーラップ部分の接合状態が安定し、押圧
ローラの押圧作用によって食品生地のオーバーラップ部
分が薄くなるように変形すると共に、オーバーラップ部
分の接合状態が強固になるため、押圧送り装置により食
品生地の連続送りを行っている途中に、作業者が補助し
なくても、食品生地が押圧用ホッパの上側開口部付近に
停滞したりすること又は食品生地のオーバーラップ部分
がずれたりすることがなくなる。
【0061】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項3に記載の発明のうちいずれかの請求項に記載
の発明の効果の他に、単位時間当たりの食品生地の送り
重量が目標設定値よりも小さい場合には吐出間隙を拡大
し、単位時間当たりの食品生地Wの送り重量が目標設定
値よりも大きい場合には吐出間隙を縮小することができ
るため、単位時間当たりの食品生地の送り重量を目標設
定値に近付けることができ、使用者の種々のニーズに応
えることができる。
【0062】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項4のうちのいずれかの請求項に記載の発明の効
果の他に、リア支持部分により食品生地を下方向から保
持した状態のもとで、分割カッタ装置荷より食品生地を
分割成形することができるため、分割成形された食品生
地のベルト上の位置が左右にばらつくことを抑制して、
分割された食品生地の前端部が先行する食品生地の後端
部に確実にオーバーラップさせることができ、請求項1
に記載の発明の効果を向上させることができる。
【0063】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明の効果と同様の効果を奏する。
【0064】請求項7に記載の発明によれば、請求項6
に記載の発明の効果の他に、リア支持部分を荷重検出器
により検出可能な位置に位置せしめるとリア支持部分が
同一平面上になるため、荷重検出器による検出精度が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】食品生地の搬送成形システムの右側面図であ
る。
【図2】図1におけるII−II線に沿った図である。
【図3】図2におけるIII−III線に沿った図である。
【図4】要部の右側面であって、(a)はリア支持部分
が上方向へ移動した態様図であって、(b)はリア支持
部分が下方向へ移動した態様図である。
【図5】要部の左側面図であって、(a)はリア支持部
分が上方向へ移動した態様図であって、(b)はリア支
持部分が下方向へ移動した態様図である。
【図6】図1における矢印部VIの拡大図である。
【図7】制御ブロック図である。
【符号の説明】
1 食品生地の搬送成形システム 9 分割用ホッパ 11 分割カッタ装置 13 ベルトコンベア 15 押圧用ホッパ 17 押圧送り装置 29 制御手段 31 基準ローラ 37 リアローラ 43 中間ローラ 53 ベルト 55 リア支持部分 57 フロント傾斜支持部分 61 エアシリンダ 67 荷重検出器 73 押圧ローラ 111 演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福上 太郎 栃木県宇都宮市野沢町2番地3 レオン自 動機株式会社内 Fターム(参考) 4B031 CA09 CH05 CM05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着性の強い食品生地を分割成形し、分
    割成形された食品生地を前方向へ搬送する食品生地の搬
    送成形システムにおいて、 食品生地を収容する分割用ホッパを設け、この分割用ホ
    ッパの下側開口部に食品生地を分割成形せしめる分割カ
    ッタ装置を設け、この分割カッタ装置の下方に分割成形
    された食品生地を前方向へ搬送するベルトコンベアを設
    け、このベルトコンベアに、食品生地を支持する部分で
    あって前記分割カッタ装置の垂直下方の基準位置よりも
    後側に位置するリア支持部分を備え、食品生地の重量に
    よってベルトコンベアにおけるリア支持部分に働く荷重
    を検出する荷重検出器を設け、この荷重検出器により所
    定の荷重値が検出されると前記分割カッタ装置を作動さ
    せるように制御可能に構成してなることを特徴とする食
    品生地の搬送成形システム。
  2. 【請求項2】 前記ベルトコンベアの前端部の下方の食
    品生地を収容する押圧用ホッパを設け、この押圧用ホッ
    パの下側開口部に食品生地を帯状に押圧成形して下方向
    へ送る押圧送り装置を設け、上記押圧送り装置による食
    品生地の連続送り中に上記押圧用ホッパ内に所定の範囲
    内の容量の食品生地が収容されるように前記ベルトコン
    ベアの作動を制御可能に構成してなることを特徴とする
    請求項1に記載の食品生地の搬送成形システム。
  3. 【請求項3】 前記ベルトコンベアの前部に下方向へ傾
    斜したフロント傾斜支持部分を備え、このフロント傾斜
    支持部分の後端位置が前記基準位置になるようにし、こ
    のフロント傾斜支持部分の上方に食品生地を上方向から
    押圧する押圧ローラを回転可能に設けてなることを特徴
    とする請求項2に記載の食品生地の搬送成形システム。
  4. 【請求項4】 この押圧送り装置の吐出間隙の大きさを
    調節する間隙調節装置を設け、上記押圧送り装置による
    食品生地の連続送り中に前記荷重検出器により検出され
    た荷重値に基づいて単位時間当たりの食品生地の送り重
    量を演算する演算手段を設け、単位時間当たりの食品生
    地の送り重量が目標設定値よりも小さい場合には上記吐
    出間隙を拡大しかつ単位時間当たりの食品生地の送り重
    量が目標設定値よりも大きい場合には上記吐出間隙を縮
    小するように上記間隙調節装置の作動を制御可能に構成
    してなることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載
    の食品生地の搬送成形システム。
  5. 【請求項5】 前記ベルトコンベアにおける前記リア支
    持部分を上下方向へ移動させる上下動作動装置を設け、
    前記分割カッタ装置を作動させている途中或いは分割カ
    ッタ装置を作動させる前に上記リア支持部分を上方向へ
    移動させると共に、分割カッタ装置により食品生地を分
    割成形した後或いは分割成形する直前に上記リア支持部
    分を下方向へ移動させるように、上記上下動作動装置の
    作動を制御可能に構成してなることを特徴とする請求項
    1〜請求項4のうちいずれかの請求項に記載の食品生地
    の搬送成形システム。
  6. 【請求項6】 前記ベルトコンベアは、前記基準位置に
    位置した基準ローラと、この基準ローラの後方に位置し
    たリアローラと、基準ローラとリアローラの間に位置し
    た中間ローラとを備え、上記リアローラと上記基準ロー
    ラの間を循環走行するベルトを前記リア支持部分とし、
    上記中間ローラを前記上下動作動装置の作動によって上
    下方向へ移動させるとリア支持部分が上下方向へ移動す
    るように構成してなることを特徴とする請求項5に記載
    の食品生地の搬送成形システム。
  7. 【請求項7】 前記リア支持部分を前記荷重検出器によ
    り検出可能な位置に位置せしめると、前記基準ローラの
    上側支持部と前記リアローラの上側支持部と中間ローラ
    の上側支持部がほぼ同一直線上に位置するように構成し
    てなることを特徴とする請求項6に記載の食品生地の搬
    送成形システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ITUB20159666A1 (it) * 2015-12-16 2017-06-16 Sancassiano Spa Metodo per alimentare e dosare un impasto alimentare in una linea di formatura di tale impasto
EP3180985A1 (en) * 2015-12-16 2017-06-21 SANCASSIANO S.p.A. Method for feeding and dispensing a foodstuff mixture to a line for forming products from the mixture

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