JP3798104B2 - 複式麺線切出し装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複式麺線切出し装置に関する。さらに詳しくは、製麺装置によって帯状に圧延された麺帯から、麺線を切り出す装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
製麺装置によって得られた帯状の麺帯を、多数本の麺線に切断するための従来装置には、これを大別すると次の2通りの装置がある。
その一つは、例えば特公昭53−41225号公報の第1〜2図または特開昭52−151781号公報の第4〜5図等に示されているような、麺帯の全巾にほぼ等しい長さのロール状の一対の回転刃を回転させて、麺帯をその間に通して麺帯の長さ方向に沿って多数の麺線を同時に切り出す、いわゆる機械切りの切出し装置であり、他の一つは、例えば特開昭52−151781号公報の第1〜3図、特開昭52−14075号公報の第1・2図または実公昭63−45902号公報等に示されているような、包丁を上下動させて麺体の端縁から切っていき麺線を一本ずつ切り出すいわゆる包丁切りの切出し装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前者の機械切り装置は、ロール状の回転刃を回転させて麺体に喰い込ませ、麺線を切り出すようになっているので、回転刃の回転数を上げることにより自在に麺線切出し量を増大させるといった長所をもっている。しかし、このロール状の回転刃による麺線切り出し装置は、多数の切刃が麺帯の巾方向の全巾にわたって一斉に切り込むもので、手打ち風の麺生地の場合のように、麺生地における加水率が高いと、つまり麺が軟らかいと、麺生地が切刃によって押し潰されるため、麺線を一本ずつ包丁切りした手打ち麺のように、角が立った形の麺線を得ることができない、といった問題があった。
【0004】
後者の包丁切り装置では、包丁を上下動あるいは周回運動させて麺線を一本ずつ切り出すようになっているので、上記のような問題は無いが、包丁の動作速度が往復運動であるため、その速度に限界があるので、切出し能力に劣るという問題があり、大量生産には不適であった。
【0005】
そこで、包丁切り装置で麺線切出し能力の向上を図った従来例として、特開平7−313043号公報に記載された装置がある。
この従来例は図12に示すように、麺体切出機101 にバッファーコンベヤ102 を付設し、さらに同方向にエンドレスのチェーンコンベヤ106 を付設している。チェーンコンベヤ106 には複数台のベルトコンベヤ105 が取付けられ、このベルトコンベヤ105 の走行方向は、バッファーコンベヤ102 およびチェーンコンベヤ106 の走行方向に対し直交している。前記ベルトコンベヤ105 から麺体120 を受取る位置に2台の挿入コンベヤ108 が設けられ、各挿入コンベヤ108 の先端に麺線カッター109 が配置されている。
【0006】
この装置では、麺体がバッファーコンベヤ102 からベルトコンベヤ105 に受け渡すと、チェーンコンベヤ106 が作動して、数台のベルトコンベヤ105 のうちの2台のベルトコンベヤ105 を挿入コンベヤ108 に対応する位置に来たとき停止し、ベルトコンベヤ105 と挿入コンベヤ108 を同時に駆動して、麺体を直交方向に送り、そのうえで麺線カッター109 で多数の麺線に切断していく。
【0007】
しかるに、上記従来例ではつぎの欠点がある。第1にベルトコンベヤ105 から挿入コンベヤ108 に麺体を受け渡すときは、チェーンコンベヤ106 は停止しなければならない。この停止時間によって、装置全体としての稼働率は低下するので、麺線カッター9を2台備えたほどには、能力が向上していない。第2に、ベルトコンベヤ105 はその駆動源であるモータやチェーンを含めると、相当部品点数が多く、重量も重いものになっているが、これをエンドレスのチェーンコンベヤ106 に複数個取り付けて循回運動させるのは、力学的に無理が多いので故障が多発しやすく、現実には採用し難いものである。
【0008】
本発明はかかる事情に鑑み、麺線を職人が1本ずつ包丁切りした手打ち麺のように角が立った形の麺線を得ることができる包丁切りタイプでありながら、切出し能力が高く大量生産に適し、故障等が生じにくく、信頼性の高い複式麺線切出し装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の複式麺線切出し装置は、製麺機から送り出された帯状麺帯を一定の長さで切断して板状麺体とする切出機と、前記切出機から送り出された板状麺体を搬送する主搬送コンベヤと、前記主搬送コンベヤから板状麺体を交互に受け取って、同一方向に搬送する第1振分コンベヤおよび反対方向に搬送する第2振分コンベヤと、板状麺体を麺線に切り出すための包丁切りタイプの麺線カッターをそれぞれ備えた2台の切出しコンベヤと、前記第1振分コンベヤおよび第2振分コンベヤがそれぞれ搬送した板状麺体を受取って、前記各切出しコンベヤに板状麺体を積み重ねる2台のシャトルコンベヤと、前記主搬送コンベヤの先端と前記第1振分コンベヤおよび第2振分コンベヤとの間に、板状麺体を主搬送コンベヤから第1振分コンベヤと第2振分コンベヤに交互に受け渡しする麺体ガイド機構を設けたことを特徴とする。
【0010】
請求項2の複式麺線切出し装置は、前記麺体ガイド機構が、前記主搬送コンベヤの先端と、前記第1振分コンベヤおよび第2振分コンベヤの基端との間に配置されたガイド板と、該ガイド板を前記板状麺体を主搬送コンベヤから第1振分コンベヤへ送るよう案内する第1ガイド位置と、板状麺体を主搬送コンベヤから第2振分コンベヤへ送るよう案内する第2ガイド位置とに、交互に切換える切換機構とからなることを特徴とする。
【0011】
請求項3の複式麺線切出し装置は、前記切換機構が、前記主搬送コンベヤの上方に配置されており、該主搬送コンベヤ上の板状麺体の通過を検出するセンサと、該センサの検知信号のONまたはOFFにより起動し一定の遅延時間経過後に駆動信号を出力するタイマー部と、前記駆動信号に基づき作動して、前記ガイド板を第1ガイド位置と第2ガイド位置とに交互に切換えるように動作させるアクチュエータとからなることを特徴とする。
【0012】
請求項1〜3の発明において、板状麺体を主搬送コンベヤや第1・2振分コンベヤの搬送方向に直交する方向に麺線を切り出してもよく、同一方向に麺線を切り出してもよい。前者の場合、各振分コンベヤの先端、あるいは、それに連結した同一搬送方向の切出しコンベヤの先端に包丁切りタイプの麺線カッターを配置すればよいが、後者の場合は請求項4の発明のように構成するのが好ましい。
請求項4の複式麺線切出し装置は、前記各振分コンベヤの搬送方向と直交する方向に板状麺体を送る切出しコンベヤと、各振分コンベヤから板状麺体を受け取って前記切出しコンベヤに受け渡すシャトルコンベヤとを設けたことを特徴とする。
【0013】
請求項5の複式麺線切出し装置は、前記各振分コンベヤの先端の上方に、通過中の板状麺体を押える押えローラと、振分コンベヤの先端と受取り位置にあるシャトルコンベヤの間に板状麺体の受け渡しを案内する案内板からなる受け渡しガイドが設けられていることを特徴とする。
【0014】
請求項6の複式麺線切出し装置は、前記切出機が、帯状麺帯を送り込む送りローラと帯状麺帯を板状麺体に切断する麺体カッターとの間に、帯状麺帯を長手方向に細断して多数の麺線を作る機械切りローラを着脱自在に取付けており、前記主搬送コンベヤが前記包丁切り麺線カッターへ板状麺体を送る方向とは反対方向に搬送可能となっており、前記主搬送コンベヤの基端下方に機械切りされた麺線を取り出す取出しコンベヤが配置されていることを特徴とする。
【0015】
請求項7の複式麺線切出し装置は、製麺機から送り出された帯状麺帯を一定の長さで切断して板状麺体とする切出機と、前記切出機から送り出された板状麺体を搬送する主搬送コンベヤと、前記主搬送コンベヤから板状麺体を交互に受け取って、同一方向に搬送する第1振分コンベヤおよび反対方向に搬送する第2振分コンベヤと、前記第1振分コンベヤおよび(または)第2振分コンベヤから交互に受け取った板状麺体を搬送する第3振分コンベヤおよび第4振分コンベヤと、板状麺体を麺線に切り出すための包丁切りタイプの麺線カッターをそれぞれ備えたており、前記第3振分コンベヤおよび前記第4振分コンベヤに対応させて設けた各切出しコンベヤと、前記各切出しコンベヤに対応させて設けた板状麺体を積み重ねるシャトルコンベヤとからなることを特徴とする。
【0016】
請求項1の発明によれば、主搬送コンベヤで次々と送られてくる板状麺体を2台の振分けコンベヤに交互に供給し、各振分コンベヤに対応付けた2台の麺線カッターで板状麺体を麺線に切り出すので、麺線切出し量を倍増することができる。
【0017】
請求項2の発明によれば、板状麺体の送り方向を変換するガイド板が切換機構により第1振分コンベヤへの第1ガイド位置と、第2振分コンベヤへの第2ガイド位置の間で切換えられるので、次々と主搬送コンベヤで送られてくる板状麺体を円滑に交互に第1・第2振分コンベヤに受け渡すことができる。
【0018】
請求項3の発明によれば、板状麺体の通過を検出するセンサとガイド板の作動タイミングを合わすタイマー部によって、ガイド板をタイムリーに作動させうるので、主搬送コンベヤから第1および第2振分コンベヤのそれぞれに確実かつ正確に位置合せして板状麺体を供給することができる。
【0019】
請求項4の発明によれば、切出しコンベヤによって板状麺体の送り方向を振分コンベヤの搬送方向に対し直交させたので、麺線カッターにおける切出し方向が製麺機で圧延されてできたグルテン組織(繊維)の長手方向に沿うようになる。この結果、麺体中のグルテン繊維が寸断されないので、茹で上ったときにも角が立ったきれいな麺線が得られ、しかも腰の強い麺線が得られる。
【0020】
請求項5の発明によれば、各振分コンベヤから送り出された板状麺体を各シャトルコンベヤの後端部に、案内板によって案内して確実に供給でき、また各振分コンベヤから完全に離れるまで押えローラが板状麺体の後端を押えているので、シャトルコンベヤへの受け渡しの途中から板状麺体の後端部が崩れ落ちることがないので、シャトルコンベヤ上に平坦な状態で載せることができる。
【0021】
請求項6の発明によれば、切出機に機械切りローラを取付ければ、帯状麺体を多数の麺線に切った上で、主搬送コンベヤに供給でき、主搬送コンベヤを反転駆動すれば、取出しコンベヤ上に機械切りの麺線を取り出すことができる。つまり、機械切りと包丁切りの両方を任意に選択することができる。
【0022】
請求項7の発明によれば、第1振分コンベヤおよび第2振分コンベヤのそれぞれに第3振分コンベヤと第4振分コンベヤを配置した場合は4台の麺線カッターで麺線を切り出していくので、従来の4倍の麺線切出し能力が得られ、第1振分コンベヤまたは第2振分コンベヤのいずれか一方に第3振分コンベヤと第4振分コンベヤを接続した場合は、3倍の麺線切出し能力が得られる。
【0023】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る複式麺線切出し装置の側面図、図2は同複式麺線切出し装置の平面図、図3は同複式麺線切出し装置における切出しコンベヤまわりの拡大正面図である。
【0024】
図1〜3において、1は切出機であり、図示しない製麺機で製造された帯状麺帯Aを受け入れ、送りをかける送りローラ2と、帯状麺帯Aを所定長さ(例えば、20〜60cm)に切断して板状麺体Bにする麺体切断刃3を備えている。
【0025】
上記切出機1の下面には主搬送コンベヤ4が配置されている。通常このコンベヤは前後一対のローラと、それに掛け廻わされたベルトから構成されている。この主搬送コンベヤ4の先端付近には板状麺体Bの送り方向を交互に切り替える麺体ガイド機構5が設けられている。このガイド機構5はセンサ6、ガイド板7、エアーシリンダ8等で構成されるが、その詳細は後述する。
【0026】
前記主搬送コンベヤの先端下方には第1振分コンベヤ10と第2振分コンベヤ20の2台のコンベヤが配置されている。また、各振分コンベヤ10、20の基端は、いずれも主搬送コンベヤ4の先端下方に配置され、各振分コンベヤ10、20の先端は互いに反対方向に向けられている。
【0027】
前記各振分コンベヤ10、20の先端には板状麺体Bの受け渡しガイド11が取付けられている。この受け渡しガイド11は、押えローラ12と案内板13から構成されるが、その詳細は後述する。
【0028】
前記各振分コンベヤ10、20の下方には、それぞれシャトルコンベヤ30、30が配置され、さらにその下方に搬送方向が直交した切出し用コンベヤ40、40が配置されている。前記シャトルコンベヤ30、30は前記切出しコンベヤ40、40上に位置する前進位置(受渡し位置)と、そこから避退した後退位置(受取り位置)との間で往復動作するコンベヤであり、振分コンベヤ10、20から受け取った板状麺体Bを切出し用コンベヤ40、40上に積み重ねていく役割をおっている。
【0029】
切出し用コンベヤ40、40は前記振分けコンベヤ10、20やシャトルコンベヤ30、30に対し送り方向が直交し、かつ送り速度が微速である点に特徴があり、各切出し用コンベヤ40、40の先端には2台の麺線カッター50、50がそれぞれ付設されている。この2台の麺線カッター50、50はいずれも包丁切りタイプのカッターであり、図3に示すように受けロール51と包丁52と送りロール53から構成されている。なお、60は取り出しコンベヤで、一対のロール61、62とそれらに巻き掛けられたベルト63から構成されている。麺線カッター50で切り出された麺線Cはこの取り出しコンベヤ60で取り出される。
【0030】
つぎに、各部の詳細を説明する。
図4は麺体ガイド機構5の側面図、図5は麺体ガイド機構5の作動説明図、図6は麺体ガイド機構5の作動説明図である。
【0031】
図4において、6は光センサ等を用いた麺体検出センサで、板状麺体Bがその下方を通過するときON信号を出し、通過してないときOFF信号を出力するものである。ガイド板7は主搬送コンベヤ4とほぼ同じ幅をもつ平板状の部材で、支軸7aに固定され、支軸7aはその両端を図示しないブラケットで回転自在に支持されている。また支軸7aの一端にはリンク7bが取付けられ、そのリンク7bの端部と本体フレームとの間にはエアーシリンダ8(特許請求の範囲にいうアクチュエータに該当する)が連結されている。このためエアーシリンダ8を伸縮させるとガイド板を想像線図示の第1ガイド位置と実線図示の第2ガイド位置との間で切り替えるようになっている。なお、図示の例では、アクチュエータとしてエアーシリンダを用いたが、この代りに油圧シリンダや揺動モータ、ソレノイドなど任意のアクチュエータを用いてもよい。なお、固定の案内板9を設けるか否かは任意である。
【0032】
上記の麺体ガイド機構5において、図5に示すように、ガイド板7が第1ガイド位置にあるときは板状麺体Bが第1振分コンベヤ10に送られる。そして、板状麺体Bの後端がセンサ6の下方を通過したとき、センサ6の検知信号はOFFとなって、その時から図示しないタイマー等によって所定の遅延時間経過後に駆動信号がエアーシリンダ8の駆動部に送られ、エアーシリンダ8は伸長する。この結果、図6に示すようにガイド板7が第2ガイド位置に切り替えられ、次に送られてきた板状麺体Bは第2振分コンベヤ20へ送り込まれる。
【0033】
また、上記板状麺体Bがセンサ6下方を通過し終えるとガイド板7は第1ガイド位置に切り替えられ、以後次々と切換動作が行われるので、主搬送コンベヤ4上を送られてきた板状麺体Bは交互に第1振分コンベヤ10と第2振分コンベヤ20に振り分けて送り込まれることになる。
【0034】
図7は麺体の受け渡しガイド11の側面図である。同図に示す受け渡しガイド11は押えローラ12と案内板13とから構成されている。押えローラ12は、支軸14に揺動自在に軸支されたアーム15に支持されており、振分コンベヤ10の先端側のローラ10aの上方に位置している。そして、押えローラ12はその自重で通過する板状麺体Bを押えるようになっている。案内板13は振分コンベヤ10とほぼ同じ幅を有する板状部材で、その両端部に長孔13aが形成され、ボルト等を通して本体フレームに取付けられている。このため先端側ローラ10aに対する上下高さや垂線に対する角度を調整できるようになっている。
【0035】
第1振分コンベヤ10の先端から送り出された板状麺体Bはまず案内板13に当って下方へ垂れ下がり、シャトルコンベヤ30のコンベヤ31の基端付近に降下する。また、板状麺体Bの受け渡しの終り頃になっても、板状麺体Bの終端部は押えローラ12で押えられているので、板状麺体Bの後端部分が一気に落下してしまって、シャトルコンベヤ30上につづら折り状に落下するといった不都合は避けられる。
【0036】
図8はシャトルコンベヤ30の部分斜視図である。31はコンベヤであって、前後一対のローラ31a、31bとこれに掛け廻したベルト31cとから構成されている。このコンベヤ31のローラ31a、31bの軸端は、左右のシャトルフレーム32(図8では一方のみ図示し、手前側は省略)に軸支している。またシャトルフレーム32の図中左端部には、ローラ31a駆動用のモータ33が取付けられている。ローラ31bとモータ33とは図示しないチェーン等で連結されている。さらに、シャトルフレーム32はチェーン34に連結金具32aを介して連結され、このチェーン34は、前後一対のチェーンホイール35、36にエンドレスに掛け廻わされている。チェーンホイール41、42は図2に示す本体フレーム16に軸支されている。また一方のチェーンホイール41は図示しない駆動モータで正転逆転できるようになっている。このためコンベヤ31は前後進することができる。
【0037】
前記コンベヤ31のやや前方にはローラ37が左右のシャトルフレーム32間に取付けられているが、このローラ37はコンベヤ31で送られてきた板状麺体Bが送り動作的の慣性によって前方へ飛び出さないようにする防止部材である。
【0038】
図9はシャトルコンベヤ30と切出しコンベヤ40の斜視図である。同図において、前記コンベヤ31の1点鎖線図示の位置は前進位置で、その先端が、下方の送りコンベヤ40の外端付近上方に位置しており、実線図示の状態は後退位置に向け移動している途中の位置であり、2点鎖線図示の位置は後退位置である。シャトルコンベヤ30は上記の前進位置と後退位置の間を往復動する。
【0039】
38はコンベヤ31が前進位置に来たことを検知する光センサで、この光センサ38が検知信号を出力すると、前記チェーンホイール41は逆転しコンベヤ31は後退しはじめる。また、後退位置に達すると、リミットスイッチ等で検知して前記チェーンホイール41を正転させコンベヤ31を前進させるようになっている。このため、コンベヤ31は自動的に往復動するようになっている。
【0040】
前記送りコンベヤ40は、前後一対のローラ41、42とそれらに巻き掛けたベルト43からなり、その送り方向はシャトルコンベヤ30の送り方向ならびに前後進方向に対し直交している。
【0041】
図7以降の説明では、一方の第1振分コンベヤ10に付設したシャトルコンベヤ30と切り出しコンベヤ40について説明したが、図1〜2に示すように、もう一方の第2振分コンベヤ20にも、同一機構のシャトルコンベヤ30と切出しコンベヤ40が設けられている。
【0042】
つぎに、第1振分コンベヤ10から切出しコンベヤ40への板状麺体Bの搬送方法を説明する。
図10は第1振分コンベヤ10からシャトルコンベヤ30への板状麺体Bの受渡し動作説明図である。図10(I)は板状麺体Bが第1振分コンベヤ10で搬送されている状態であり、シャトルコンベヤ30のコンベヤ31も同方向に駆動されている。板状麺体Bが第1振分コンベヤ10の先端に来ると、同図(II)に示すように受け渡しガイド11の押えローラ12と案内板13によって、下方に案内されてシャトルコンベヤ30のコンベヤ31の基端部上面に載せられる。その間にもコンベヤ31は駆動されているので、同図(III )に示すように板状麺体Bはコンベヤ31の先端方向に送られていく。そして、コンベヤ31が前進位置へ来たことは前記光センサ38で検出されるので、板状麺体Bの先端がコンベヤ31の先端から降り始めるタイミングに合わせて、同図(IV)に示すようにシャトルコンベヤ30が後退していく。この間もコンベヤ31は駆動しているので、板状麺体Bは同図(V)に示すように、切出しコンベヤ40上に載せられることになる。
【0043】
上記の手順によって、シャトルコンベヤ30から切出しコンベヤ40に板状麺体Bを移載していくとき、切出しコンベヤ40の送り速度を第1振分コンベヤ10やシャトルコンベヤ30の送り速度に対し小さくしておけば、図3に示すように、切出しコンベヤ40上に複数枚の板状麺体Bを積み重ねた状態に載せることができ、その積み重ね状態で送りをかけることができる。
【0044】
このようにして、複数枚の板状麺体Bを送りコンベヤ40の先端に配置した麺線カッター50で切っていくと、包丁の一度の切断動作で複数本の麺線を切り出すことができる。
【0045】
本実施形態によれば、切出機1から主搬送コンベヤ4に送られた板状麺体Bは、第1振分コンベヤ10と第2振分コンベヤ20に、順に振り分けられて、それぞれに付設された麺線カッター50に送られていくので、常時、2台の麺線カッター50で麺線を切り出すことができる。しかも、本実施形態の装置では、各部の装置が停止することなく、連続的に動作していくことによって、板状麺体Bを順に送れるので、通常の1台の麺線カッターを備えた麺線切出し装置の2倍の麺線切出し能力が得られる。
【0046】
つぎに、本発明の他の実施形態を説明する。
切出しコンベヤ40と麺線カッター50の配置は、第1、第2振分コンベヤ10、20に対し右側でも左側でもよい。したがって、図2〜3において、切出しコンベヤ40と麺線カッター50を図示と反対向きに配置してもよい。
【0047】
上記実施形態では、シャトルコンベヤ30と切出しコンベヤ40を用いて、板状麺体Bの送りを90度変換したが、90度変換しない構成も本発明に含まれる。この場合は、第1、第2振分コンベヤ10、20の先端に麺線カッター50を配置するか、あるいは、第1、第2振分コンベヤ10、20に対し同一搬送方向に切出しコンベヤ40、40を配置し、その切出しコンベヤ40、40の先端に麺線カッター50、50を取付ければよい。
【0048】
図11は本発明の他の実施形態に係る麺線切出し装置の側面図である。
この実施形態では、切出機1の送りローラと麺体カッター3の間に機械切りの麺線カッティングローラ70を取付けている。この麺線カッティングローラ70は切出機1に対し着脱自在に取付けられており、機械切りするときにのみ、取付けるようになっている。
主搬送コンベヤ4は正逆両方向への送りが可能となっており、後端側の下方には取出しコンベヤ80が配置されている。
この実施形態によると、切出機10のカッティングローラ70で麺線を切り出しながら主搬送コンベヤ4を逆方向に駆動させると、切り出された大量の麺線Cを取り出しコンベヤ80で取出すことができる。
したがって、本実施形態によると、包丁切りと機械切りの両方を任意に選択することができる。
【0049】
前記実施形態では、第1振分コンベヤ10と第2振分コンベヤ20および2台の麺線カッター50を備え、麺線切出し能力を従来に比べ倍増したが、同様の振分構造を2段階にすれば麺切出し能力を3〜4倍にすることができる。すなわち、第1振分コンベヤ10の下端に第3振分コンベヤと第4振分コンベヤを配置し、麺体ガイド機構5を介して交互に板状麺体を受け渡すようにし、第3振分コンベヤと第4振分コンベヤのそれぞれに対し、受け渡しガイド11、シャトルコンベヤ30、切出しコンベヤ40、麺線カッター50を配置すれば、従来の3倍の麺線切出し量が得られ、第2振分コンベヤ20にも同様にすれば、従来の4倍の麺線切出し能力が得られる。
【0050】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、主搬送コンベヤで次々と送られてくる板状麺体を二つの振分けコンベヤに交互に供給し、各振分コンベヤに対応付けた2台の麺線カッターで板状麺体を麺線に切り出すので、麺線切出し量を倍増することができる。
【0051】
請求項2の発明によれば、板状麺体の送り方向を変換するガイド板が切換機構により第1振分コンベヤへの第1ガイド位置と、第2振分コンベヤへの第2ガイド位置の間で切換えられるので、次々と主搬送コンベヤで送られてくる板状麺体を交互に第1・第2振分コンベヤに受け渡すことができる。
【0052】
請求項3の発明によれば、板状麺体の通過を検出するセンサとガイド板の作動タイミングを合わすタイマー部によって、ガイド板をタイムリーに作動させうるので、主搬送コンベヤから第1および第2振分コンベヤのそれぞれに確実かつ正確に位置合せして板状麺体を供給することができる。
【0053】
請求項4の発明によれば、切出しコンベヤによって板状麺体の送り方向を振分コンベヤの搬送方向に対し直交させたので、麺線カッターにおける切出し方向が製麺機で圧延されてできたグルテン組織(繊維)の長手方向に沿うようになる。この結果、麺体中のグルテン繊維が寸断されないので、茹で上がったときにも角が立ったきれいな麺線が得られ、しかも腰の強い麺線が得られる。
【0054】
請求項5の発明によれば、各振分コンベヤから送り出された板状麺体を各シャトルコンベヤの後端部に、案内板によって案内して確実に供給でき、また各振分コンベヤから完全に離れるまで押えローラが板状麺体の後端を押えているので、シャトルコンベヤへの受け渡しの途中から板状麺体の後端部が崩れ落ちることがないので、シャトルコンベヤ上に平坦な状態で載せることができる。
【0055】
請求項6の発明によれば、切出機に機械切りローラを取付ければ、帯状麺体を多数の麺線に切った上で、主搬送コンベヤに供給でき、主搬送コンベヤを反転駆動すれば、取出しコンベヤ上に機械切りの麺線を取り出すことができる。つまり、機械切りと包丁切りの両方を任意に選択することができる。
【0056】
請求項7の発明によれば、第1振分コンベヤおよび第2振分コンベヤのそれぞれに第3振分コンベヤと第4振分コンベヤを配置した場合は4台の麺線カッターで麺線を切り出していくので、従来の4倍の麺線切出し能力が得られ、第1振分コンベヤまたは第2振分コンベヤのいずれか一方に第3振分コンベヤと第4振分コンベヤを接続した場合は、3倍の麺線切出し能力が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る複式麺線切出し装置の側面図である。
【図2】 図1の複式麺線切出し装置の平面図である。
【図3】 図1の複式麺線切出し装置における切出しコンベヤまわりの拡大正面図である。
【図4】 麺体ガイド機構5の側面図である。
【図5】 麺体ガイド機構5の作動説明図である。
【図6】 麺体ガイド機構5の作動説明図である。
【図7】 受け渡しガイド11の側面図である。
【図8】 シャトルコンベヤ30の部分斜視図である。
【図9】 シャトルコンベヤ30と切出しコンベヤ40の斜視図である。
【図10】 第1振分コンベヤ10からシャトルコンベヤ30への麺体の受渡し動作説明図である。
【図11】 本発明の他の実施形態に係る麺線切出し装置の側面図である。
【図12】 従来の麺線切出し装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 切出機
4 主搬送コンベヤ
5 麺体ガイド機構
10 第1振分コンベヤ
11 受け渡しガイド
20 第2振分コンベヤ
30 シャトルコンベヤ
40 切出しコンベヤ
50 麺線カッター

Claims (7)

  1. 製麺機から送り出された帯状麺帯を一定の長さで切断して板状麺体とする切出機と、
    前記切出機から送り出された板状麺体を搬送する主搬送コンベヤと、
    前記主搬送コンベヤから板状麺体を交互に受け取って、同一方向に搬送する第1振分コンベヤおよび反対方向に搬送する第2振分コンベヤと、
    板状麺体を麺線に切り出すための包丁切りタイプの麺線カッターをそれぞれ備えた2台の切出しコンベヤと、
    前記第1振分コンベヤおよび第2振分コンベヤがそれぞれ搬送した板状麺体を受取って、前記各切出しコンベヤに板状麺体を積み重ねる2台のシャトルコンベヤと、
    前記主搬送コンベヤの先端と前記第1振分コンベヤおよび第2振分コンベヤとの間に、板状麺体を主搬送コンベヤから第1振分コンベヤと第2振分コンベヤに交互に受け渡しする麺体ガイド機構を設けた
    ことを特徴とする複式麺線切出し装置。
  2. 前記麺体ガイド機構が、前記主搬送コンベヤの先端と、前記第1振分コンベヤおよび第2振分コンベヤの基端との間に配置されたガイド板と、
    該ガイド板を前記板状麺体を主搬送コンベヤから第1振分コンベヤへ送るよう案内する第1ガイド位置と、板状麺体を主搬送コンベヤから第2振分コンベヤへ送るよう案内する第2ガイド位置とに、交互に切換える切換機構と
    からなることを特徴とする請求項1記載の複式麺線切出し装置。
  3. 前記切換機構が、
    前記主搬送コンベヤの上方に配置されており、該主搬送コンベヤ上の板状麺体の通過を検出するセンサと、
    該センサの検知信号のONまたはOFFにより起動し一定の遅延時間経過後に駆動信号を出力するタイマー部と、
    前記駆動信号に基づき作動して、前記ガイド板を第1ガイド位置と第2ガイド位置とに交互に切換えるように動作させるアクチュエータと
    からなることを特徴とする請求項1記載の複式麺線切出し装置。
  4. 記各振分コンベヤの搬送方向と直交する方向に板状麺体を送る切出しコンベヤと、各振分コンベヤから板状麺体を受け取って前記切出しコンベヤに受け渡すシャトルコンベヤとを設けたことを特徴とする請求項1記載の複式麺線切出し装置。
  5. 前記各振分コンベヤの先端の上方に、通過中の板状麺体を押える押えローラと、振分コンベヤの先端と受取り位置にあるシャトルコンベヤの間に板状麺体の受け渡しを案内する案内板からなる受け渡しガイドが設けられていることを特徴とする請求項4記載の複式麺線切出し装置。
  6. 前記切出機が、帯状麺帯を送り込む送りローラと帯状麺帯を板状麺体に切断する麺体カッターとの間に、帯状麺帯を長手方向に細断して多数の麺線を作る機械切りローラを着脱自在に取付けており、
    前記主搬送コンベヤが前記包丁切り麺線カッターへ板状麺体を送る方向とは反対方向に搬送可能となっており、
    前記主搬送コンベヤの基端下方に機械切りされた麺線を取り出す取出しコンベヤが配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の複式麺線切出し装置。
  7. 製麺機から送り出された帯状麺帯を一定の長さで切断して板状麺体とする切出機と、
    前記切出機から送り出された板状麺体を搬送する主搬送コンベヤと、
    前記主搬送コンベヤから板状麺体を交互に受け取って、同一方向に搬送する第1振分コンベヤおよび反対方向に搬送する第2振分コンベヤと、
    前記第1振分コンベヤおよび(または)第2振分コンベヤから交互に受け取った板状麺体を搬送する第3振分コンベヤおよび第4振分コンベヤと、
    板状麺体を麺線に切り出すための包丁切りタイプの麺線カッターをそれぞれ備えており、前記第3振分コンベヤおよび前記第4振分コンベヤに対応させて設けた各切出しコンベヤと、前記各切出しコンベヤに対応させて設けた板状麺体を積み重ねるシャトルコンベヤとからなる
    ことを特徴とする複式麺線切出し装置。
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