JP2000263290A - 熱切断加工機の板材搬入搬出装置 - Google Patents

熱切断加工機の板材搬入搬出装置

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JP2000263290A
JP2000263290A JP11115323A JP11532399A JP2000263290A JP 2000263290 A JP2000263290 A JP 2000263290A JP 11115323 A JP11115323 A JP 11115323A JP 11532399 A JP11532399 A JP 11532399A JP 2000263290 A JP2000263290 A JP 2000263290A
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fork
pallet
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Yasuyuki Moriyama
泰行 森山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置床面積が少なく低コストの熱切断加工機
の板材搬入搬出装置の提供。 【解決手段】 自動倉庫7を熱切断加工装置3に隣接し
て設け、該自動倉庫最下段の製品パレットの上段に素材
パレットPを設け、該素材パレットP上方に一枚取
り手段53を設け、前記素材パレットと製品パレットと
の間に熱切断加工機へ素材搬入または製品を搬出集積す
るフォークを33設けた板材搬入搬出装置1において、
前記フォークが昇降自在の梁部材23と、該梁部材に設
けた複数のガイド部材37と、該複数のガイド部材に係
合するガイドレール35を備えた複数のフォーク歯と、
該フォーク歯の中の最外側列のフォーク歯を駆動する駆
動モータを前記梁部材に設けてなり、前記フォーク上の
製品に係脱自在のストッパ59を前記自動倉庫に設けた
ことを特徴とする熱切断加工機の板材搬入搬出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱切断加工機の板材
搬入搬出装置に関するものである。さらに詳細には、素
材パレット上の素材を熱切断加工機に搬入し、切断後の
製品を熱切断加工機から搬出して製品パレット上に集積
する搬入出手段を自動倉庫内に設けた熱切断加工機の板
材搬入搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16および図17は、従来の一般的な
熱切断加工機の板材搬入搬出装置の例として、レーザ加
工装置の板材搬入搬出装置101を示したものである。
【0003】この板材搬入搬出装置101は、被加工材
である素材Wを多段の棚103に収納した自動倉庫10
5と、自動倉庫105の素材Wを搬入する素材搬入装置
107と、搬入された素材Wをレーザ切断加工するレー
ザ加工機109と、加工後の製品Pを搬出する集積装置
111等を有している。
【0004】上述の素材搬入装置107、レーザ加工機
109および集積装置111の上方には、後述する一枚
取りローダおよびフォークアンローダをガイドするガイ
ドレール115が設けてある。
【0005】自動倉庫105には、エレベータ117が
自動倉庫105の側面に沿って上下移動自在に設けてあ
る。このエレベータ117にはトラバーサ119が左右
方向(図16において)へ往復移動自在に設けてあり、
トラバーサ119には自動倉庫105の棚103に収納
してある素材パレットWPを引っかけて引き出すための
フック121が設けてある。
【0006】従って、素材Wを取り出す際には、エレベ
ータ117を上下移動して所望の素材Wを収納している
棚103の前に位置決めし、次いでトラバーサ119を
棚103の内部へ移動させてフック121を素材パレッ
トWPに引っかける。それから、トラバーサ119をエ
レベータ117へ移動させて、素材パレットWPをエレ
ベータ117に載せ、エレベータ117を最下段棚10
3Lへ下降させて、素材パレットWPを最下段棚103
Lに収納する。
【0007】また、素材搬入装置107においては、自
動倉庫105の内部からレーザ加工機109の前までレ
ール123が敷設されており、このレール123に沿っ
て移動自在の油圧リフタテーブル125が設けられてい
る。この油圧リフタテーブル125の上面にはフリーベ
アテーブル127が設けてある。
【0008】前述のガイドレール115には、油圧リフ
タテーブル125上の素材Wを、一枚づつ吸着して取り
出すための多数のバキュームパッド129を備えた一枚
取りローダ131が移動自在に設けてある。また、ガイ
ドレール115の支柱133には、素材Wの原点決めを
行うためのXY軸原点135および油圧リフタ125上
の素材WをXY軸原点135に引き寄せるための原点引
き寄せパッド137が設けてある。
【0009】上記構成において、油圧リフタテーブル1
25を下降させた状態にして、立体倉庫105の最下段
棚103Lに収納されている素材パレットWPの下へ移
動させた後、油圧リフタテーブル125を上昇させて、
素材パレットWPを油圧リフタテーブル125のフリー
ベアテーブル127の上に載置する。
【0010】次いで、油圧リフタテーブル125をレー
ル123に沿って右方向(図16の右方向)へ移動し、
一枚取りローダ131のバキュームパッド129で素材
パレットWP上の素材を一枚取り、油圧リフタテーブル
125が自動倉庫105の最下段棚103Lへ戻る。そ
して、油圧リフタテーブル125が下降し、素材パレッ
トWPを最下段棚103Lへ置く。
【0011】次いで、油圧リフタテーブル125が空で
一枚取り131の下へ戻る。一枚取りした素材Wを油圧
リフタテーブル125上面のフリーベアテーブル127
上へ降ろす。そして、原点引き寄せパッド137でその
素材WをXY軸原点135に突き当て、一枚取りローダ
131をレーザ加工機109へ移動させて素材Wをレー
ザ加工機109へ供給する。
【0012】前述のレーザ加工機109には、素材Wを
載置する剣山状のワークテーブル139がX軸モータ1
41によりX軸方向へ移動自在に設けてあり、このワー
クテーブル139には、供給された素材Wをクランプす
る一対の素材クランパ143が設けてある。
【0013】また、ワークテーブル139を跨ぐフレー
ム145には、先端からレーザビームLBを照射するレ
ーザ加工ヘッド147がY軸モータ149によりY軸方
向へ移動自在に設けてある。
【0014】従って、供給された素材Wは素材クランパ
143によりクランプされた状態でワークテーブル13
9に載置され、X軸モータ141によりワークテーブル
139をX軸方向へ移動させて素材Wを加工位置に位置
決めすると同時にY軸モータ149によりレーザ加工ヘ
ッド147をY軸方向へ移動させて、素材Wの所望の位
置にレーザ加工を行う。
【0015】また、前述の集積装置111には、集積台
車用レール151が上下方向(図17において)に敷設
されており、この集積台車用レール151の上には集積
台車153が移動自在に設けてある。
【0016】前記集積台車用レール151の上方で前記
ガイドレール115の下方には、複数のパイプローラ1
55を回転自在に備えたパイプローラテーブル157が
上下方向(図17において)に設けてある。
【0017】また、フォーク159を上下移動自在に備
えたフォークアンローダ161が、ガイドレール115
に沿って、レーザ加工機109とパイプローラテーブル
157の間で移動自在に設けてある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来の技術
にあっては、図18に[1]〜[7]で示す如く、2パ
レット分の面積を必要とするレーザ加工機109に対し
て、全体で7パレット分の機械設置面積が必要となると
いう問題がある。
【0019】また、機械装置全体を構成する各要素の数
が多くなり、コストも高くなるという問題がある。
【0020】そこで、特願平10−357003の図1
〜図3に示されるように、レーザ加工機に隣接した多段
収納式の自動倉庫の最下段に製品を集積し、下から2段
目に一枚取り装置を設けることにより、機械設置床面積
を縮小することができた。
【0021】しかし、製品をレーザ加工機から搬出する
際に、製品がレーザ加工機のテーブル上を引きずって擦
り傷が発生するのを防ぐべく、製品の搬出時に製品をフ
ォークで下から支持している。このフォークは製品の幅
分の長さを有するものであり、製品を集積位置へ搬出し
た後、フォークを製品の下から抜き取るためのフォーク
の移動代が問題である。
【0022】本発明は上述の如き問題を解決するために
成されたものであり、本発明の課題は、機械設置床面積
が少なく、かつコストの低い熱切断加工機の板材搬入搬
出装置を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として請求項1に記載の熱切断加工機の板材搬入搬出装
置は、自動倉庫を熱切断加工装置に隣接して設け、該自
動倉庫の最下段に配置した製品パレットの上段に素材パ
レットを配置し、該素材パレットの上方空間に素材を一
枚取りする一枚取り手段を設け、前記素材パレットと製
品パレットとの間の空間に熱切断加工機へ素材を搬入ま
たは熱切断加工機から前記製品パレット上に製品を搬出
集積するフォークを設けた板材搬入搬出装置において、
前記フォークは、X軸方向に延伸する昇降自在の梁部材
と、該梁部材に設けた複数のガイド部材と、該複数のガ
イド部材に係合するガイドレールを備えた複数のフォー
ク歯と、前記複数のフォーク歯の中の最外側列のフォー
ク歯上にラックを設け、該ラックに係合するピニオンを
備えた駆動モータを前記梁部材に設けてなることを要旨
とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。
【0025】図1〜図3は、本発明に係わる熱切断加工
機の板材搬入搬出装置1を示したものである。なお、熱
切断加工機の例としてレーザ加工機3を示してある。
【0026】図1に示すように、レーザ加工機3の左側
に隣接して、複数段のパレット収納棚5(a,b,c,
d…)を備えた自動倉庫7を設置してある。この自動倉
庫7には、製品Sまたは素材Wを積載したパレットPを
任意のパレット収納棚5へ搬入搬出するためのエレベー
タ9が設けてある。なお、前記パレットPには搬入搬出
時の移動を容易にするための車輪11が設けてある。な
お、前記レーザ加工機3は公知であるのでその詳細な説
明は省略する。
【0027】上述のレーザ加工機3の加工テーブル13
には、上部の素材支持部を鋸歯状に形成したスキッド1
5がX軸方向に適宜なピッチで配列してあり、このスキ
ッド15上に載置した素材Wに対してレーザビームLB
を照射すると共に、X軸方向(図2の左右方向)および
Y軸方向(図1の左右方向)へ移動位置決め自在のレー
ザ加工ヘッド17が設けてある。
【0028】前記自動倉庫7の最下段の棚5aには製品
パレットPをセットしてある。この製品パレットP
は、前記棚5aの内にY軸方向(図1の左右方向)に敷
設したガイドレール19aおよびエレベータ11内にY
軸方向に敷設したガイドレール19bを介してエレベー
タ11の内部へ移動自在となっている。
【0029】また、前記製品パレットPを設けた最下
段の棚5aの下方の空間には、この製品パレットP
支持して昇降する周知のリフトテーブル21が設けてあ
る。
【0030】なお、リフトテーブル21の昇降動作に
は、通常は油圧シリンダ(図示省略)を使用するが、そ
の他の昇降機構、例えば、ねじ機構を利用することも可
能である。
【0031】図2に示す如く、前記製品パレットP
上方の空間をX軸方向に水平に跨いだ梁部材23が設け
てある。この梁部材23は前記自動倉庫7のレーザ加工
機側(図1において右端)に位置しており、梁部材23
の両端部は、前記自動倉庫7のレーザ加工機側のフレー
ム25に設けた空圧または油圧駆動の昇降シリンダ27
のピストンロッド29に取付てある。また、梁部材23
の上面には、素材Wまたは製品Sをほぼ水平に支持する
熱切断加工機側へ指向した複数のフォーク歯31を備え
たフォーク33がY軸方向に移動自在に設けてある。
【0032】図4に示す如く、前記フォーク33の複数
のフォーク歯31下面にはY軸方向に延伸するガイドレ
ール35が設けてあり、前記梁部材23には、このガイ
ドレール35に移動自在に係合する直線運動ベアリング
などを用いた複数のガイド部材37が取付てある。
【0033】また、フォーク33のフォーク歯31の基
部(図1において左側)は、連結部材39によって一体
的に固定連結してある。そして、フォーク33の一番外
側(図2において右端)のフォーク歯31’には、図5
に示す様に、上面にラック41を設け、下面には前述の
フォーク歯31と同様にガイドレール35が設けてあ
り、このガイドレール35も前記梁部材23に設けたガ
イド部材37に係合してある。なお、フォーク歯31’
も、フォーク33に連結部材39によって一体的に固定
連結してある。
【0034】前記フォーク歯31’の右側方(図2にお
いて)の梁部材23上には、モータブラケット43が設
けてあり、このモータブラケット43に前記ラック41
に係合するピニオン45を備えた駆動モータ47が取り
付けてある。
【0035】上記構成において、駆動モータ47を図示
省略の制御装置により、適宜な回転数だけ正転または逆
転すれば、フォーク33を梁部材23に対して、適宜な
距離だけY軸方向に前後(図1において左右方向)移動
させることができる。
【0036】実施の形態においては、フォーク33を前
述の自動倉庫7の最下段の棚5aにセットした製品パレ
ットP上方の位置と、レーザ加工機3の加工テーブル
の位置との間を移動できる様に設けてある。また、前記
昇降シリンダ27を昇降作動させることにより、フォー
ク33を適宜ストロークで昇降させることができる。
【0037】したがって、Y軸方向の運動とZ軸方向の
昇降運動とを組み合わせることにより、フォーク33に
トランスファプレスの持ち上げ送りの如き運動を行わせ
ることができる。なお、上述のフォーク33のフォーク
歯31のピッチは、前記スキッド15に干渉しない様に
ピッチを半ピッチほどずらして設けてある。
【0038】また、前記自動倉庫7の下から2段目の棚
5bには、エレベータ9により他の棚から搬送してきた
レーザ加工に使用する素材Wを積載した素材パレットP
が収容してある。この素材パレットPの上方には、
フレーム49に複数のバキュームパッド51を設けた一
枚取り手段53がシリンダ(図示省略)により昇降自在
に設けてある。
【0039】また、前記自動倉庫7の3段目の棚5cお
よびこれより上の棚には、製品パレットPや素材パレ
ットPが適宜載置してある。そして、 前記エレベー
タ9は、図示省略の駆動手段により、パレット収納棚5
に沿って上下移動自在に設けてあり、かつ、エレベータ
9には、製品パレットPや素材パレットPのフック
55に係脱自在のトラバーサ55が設けてある。
【0040】なお、トラバーサ55は、図示省略の駆動
手段によりY軸方向へ移動自在に設けてあり、最下段に
おいて加工後の製品Sを集積した製品パレットPをパ
レット収納棚5に押し込んだり、素材Wを集積した素材
パレットをPパレット収納棚5から引き出して最下段
に搬送したりすることができる。
【0041】また、前記自動倉庫7のレーザ加工機寄り
でかつフォーク33の上方には、フォーク33が上昇位
置にある時、フォーク33の複数のフォーク歯31上に
載置した製品Sの右側(図1において右側)端面に係合
自在なストッパ59が設けてある。
【0042】上述のストッパ59は、自動倉庫7に取り
付けた空圧シリンダの如きアクチュエータ61により昇
降自在に設けてあり、フォーク33の複数のフォーク歯
31上に載置した製品Sに係合が必要な時にのみ係合位
置に下降する様に設けてある。
【0043】また、図2に示す如く、ストッパ59はX
軸方向に水平に延伸した櫛歯状に構成してある。なお、
櫛歯状ストッパ59にフォーク33の複数のフォーク歯
31が干渉しない様に櫛歯のピッチをずらしてある。
【0044】上述の説明から理解されるように、梁部材
23、フォーク33および昇降自在の櫛歯状ストッパ5
9とで搬入出手段60の要部が構成してある。
【0045】次に、図6〜図15に基づいて、素材Wの
レーザ加工機への搬入、レーザ加工、および製品Pの製
品パレット上への搬出集積からパレット棚への収納まで
の動作について説明する。
【0046】まず、これから加工に用いる素材Wを積載
した素材パレットPをエレベータ9によりパレット収
納棚の2段目の棚5bに搬送し、一枚取り手段53を下
降させて、素材パレットPに積載されている一番上の
素材Wをバキュームパッド51に吸着する(図6の
(1))。
【0047】なお、この時レーザ加工機3は素材Wを加
工中であり、フォーク33は製品パレットPの上方に
在り、その複数のフォーク歯31の上面位置は、レーザ
加工機3の加工テーブル13のスキッド15の素材支持
面SLよりも下方の下降位置に在る。また、リフトテー
ブル21も素材パレットPの下方の下降位置に在る。
【0048】次いで、レーザ加工機3の加工テーブル1
3のスキッド15に載置した素材Wの加工が終了したら
(図7の(2))、加工が終了した素材W、すなわち製
品Sを搬出するために、フォーク33をレーザ加工機3
の加工テーブル15側へ前進(図7の(3))させると
同時に、前記一枚取り手段53を上昇させて素材Wを一
枚取り上げる(図7の(4))。
【0049】次いで、昇降シリンダ27によって、フォ
ーク33をスキッド15の上面(素材支持面SL)より
若干上方まで上昇させて製品Sをすくい上げ(図8の
(5))、そのすくい上げた状態を維持したまま自動倉
庫7側へ後退させ、製品Sを製品パレットPの上方空
間に搬入する(図9の(6))。
【0050】次いで、リフトテーブル21を上昇作動さ
せて、製品パレットPを上昇させて、製品パレットP
に積載した製品Sの最上層の製品が、フォーク33直
ぐ下の位置に在る様に設定する(図10(7))。
【0051】その後、アクチュエータ61を下降作動さ
せて、ストッパ59をフォーク33のフォーク歯31の
上面より若干下方の位置まで下降させる(図10
(8))。
【0052】次いで、フォーク33をレーザ加工機3の
加工テーブル13側へ前進させると、製品Sのレーザ加
工機側の端面はストッパ59に係止されるので、フォー
ク33のみが前進し、製品Sは製品パレットP上に左
端から落下する(図11の(9))。
【0053】続いて、エレベータ9を自動倉庫7の下か
ら2段目の棚5bの位置にとどめた状態において、トラ
バーサ57により、素材パレットPをエレベータ9の
上に待避させる(図11の(10))。
【0054】次いで、リフトテーブル21を下降作動さ
せて、製品パレットPを下降させると共にアクチュエ
ータ61を上昇作動させて、ストッパ59を上昇させる
(図12の(11),(12))。
【0055】続いて、フォーク33を製品パレットP
上へ後退させた後(図12の(13))、一枚取り手段
53を下降させ、バキュームパッド51に先に吸着して
おいた素材Wをフォーク33上に載置する(図12の
(14))。
【0056】その後、一枚取り手段53を上昇(図13
の(15))させると共に、フォーク33を加工テーブ
ル13のスキッド15の上方位置まで前進移動(図13
の(16))させる。
【0057】次いで、フォーク33をスキッド15の上
面(素材支持面SL)から若干下方へ下降させることに
よって素材Wをスキッド15上に載置する(図14の
(17))と共に、トラバーサ57により素材パレット
を2段目の棚5bに戻す(図14の(18))。
【0058】続いて、フォーク33を最下段の棚5aの
製品パレットPの上方位置に後退(図15の(1
9))させてから、供給した素材Wにレーザ加工を開始
する(図15の(20))。
【0059】以後、前記素材パレットPの素材が無く
なるまで(1)〜(20)のサイクルを繰り返す。
【0060】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、その他の態様で実施することができ
る。すなわち、実施の形態においては、熱切断加工機と
してレーザ加工機を用いた例について説明したが、本発
明は、プラズマ加工機やガス溶断機等にも同様に適用す
ることができる。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、フォークで製
品を下から支持して搬出するので、製品搬出時に製品裏
面に擦り傷がつかない。また、フォークはレーザ加工機
の加工テーブルと自動倉庫最下段の間だけ移動させれば
よいので、フォーク移動装置がコンパクトになる。
【0062】また、製品搬出後、製品下からフォークを
抜き取る際に、フォークをレーザ加工機の加工テーブル
上へ抜けばよく、フォークをエレベータの下へ移動させ
る必要がないので、エレベータの不慮の事故によりフォ
ーク上にエレベータが落下してフォークがエレベータに
より押し潰されるような事故が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる熱切断加工機の板材搬入搬出装
置を示す正面図。
【図2】図1をII矢視方向から見た側面図。
【図3】図1のIII−III線に沿った平面図。
【図4】図2のIV−IV線に沿った部分断面図。
【図5】図2のV−V線に沿った部分断面図。
【図6】本発明に係わる板材搬入搬出装置の動作説明
図。
【図7】本発明に係わる板材搬入搬出装置の動作説明
図。
【図8】本発明に係わる板材搬入搬出装置の動作説明
図。
【図9】本発明に係わる板材搬入搬出装置の動作説明
図。
【図10】本発明に係わる板材搬入搬出装置の動作説明
図。
【図11】本発明に係わる板材搬入搬出装置の動作説明
図。
【図12】本発明に係わる板材搬入搬出装置の動作説明
図。
【図13】本発明に係わる板材搬入搬出装置の動作説明
図。
【図14】本発明に係わる板材搬入搬出装置の動作説明
図。
【図15】本発明に係わる板材搬入搬出装置の動作説明
図。
【図16】従来の熱切断加工機の板材搬入搬出装置(正
面図)。
【図17】図16の平面図。
【図18】従来の熱切断加工機の板材搬入搬出装置にお
ける設置スペース説明図。
【符号の説明】
1 板材搬入搬出装置 3 レーザ加工機 5(a,b,c,d) パレット収納棚 7 自動倉庫 9 エレベータ 11 車輪 13 加工テーブル 15 スキッド 17 レーザ加工ヘッド 19a,19b ガイドレール 21 リフトテーブル 23 梁部材 25 フレーム 27 昇降シリンダ 29 ピストンロッド 31,31’ フォーク歯 33 フォーク 35 ガイドレール 37 ガイド部材 39 連結部材 41 ラック 43 モータブラケット 45 ピニオン 47 駆動モータ 49 フレーム 51 バキュームパッド 53 一枚取り手段 55 フック 57 トラバーサ 59 ストッパ 60 搬入出手段 61 アクチュエータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動倉庫を熱切断加工装置に隣接して設
    け、該自動倉庫の最下段に配置した製品パレットの上段
    に素材パレットを配置し、該素材パレットの上方空間に
    素材を一枚取りする一枚取り手段を設け、前記素材パレ
    ットと製品パレットとの間の空間に熱切断加工機へ素材
    を搬入または熱切断加工機から前記製品パレット上に製
    品を搬出集積するフォークを設けた板材搬入搬出装置に
    おいて、前記フォークは、X軸方向に延伸する昇降自在
    の梁部材と、該梁部材に設けた複数のガイド部材と、該
    複数のガイド部材に係合するガイドレールを備えた複数
    のフォーク歯と、前記複数のフォーク歯の中の最外側列
    のフォーク歯上にラックを設け、該ラックに係合するピ
    ニオンを備えた駆動モータを前記梁部材に設けてなこと
    特徴とする熱切断加工機の板材搬入搬出装置。
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