JP2000172957A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP2000172957A
JP2000172957A JP34550498A JP34550498A JP2000172957A JP 2000172957 A JP2000172957 A JP 2000172957A JP 34550498 A JP34550498 A JP 34550498A JP 34550498 A JP34550498 A JP 34550498A JP 2000172957 A JP2000172957 A JP 2000172957A
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JP
Japan
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service
product
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price
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JP34550498A
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English (en)
Inventor
Takashi Sugimoto
杉本  隆
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会員客が購入する商品の割引率や値引額など
の価格サービス内容を会員毎にかつ商品単位で自動的に
決定して売上処理できるようにする。 【解決手段】 各商品固有の商品コードに割引番号を記
憶する商品データテーブルと、割引番号別でかつ各会員
種別コード別に割引率を予め記憶する割引率テーブルと
を設ける。会員カードに記録された会員種別コードが入
力された状態で商品登録が行われると、商品データテー
ブルからその商品に対応する割引番号を読出し、割引率
テーブルからその割引番号でかつ会員種別コードに対応
する割引率を取得する。そして、その割引率で登録商品
の価格を割引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流通小売業などで
用いられる電子式キャッシュレジスタやPOS(Point
Of Sales:販売時点情報管理)ターミナルなどの商品販
売登録データ処理装置に関わり、特に、会員に対しては
非会員よりも安い価格で商品を販売する会員サービス制
度を導入した流通小売業向けの商品販売登録データ処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】百貨店や専門店等の流通小売業のなかに
は、会員を募り、会員となった買物客に対しては非会員
よりも安い価格で商品を販売する制度、いわゆる会員サ
ービス制度を導入して、顧客の安定化を図っているとこ
ろがある。従来、このような会員サービス制度を導入し
た流通小売業向けの商品販売登録データ処理装置として
は、各会員にそれぞれ配付される会員カードに記録され
た会員コードなどのカード情報を読取るためのカードリ
ーダを備えるとともに、各商品の商品コードに対応して
通常価格と会員価格とを記憶した商品価格ファイルを設
ける。そして、1買物客に対して販売する商品の登録開
始に先立ちカードリーダで会員カードのカード情報が読
取られると、買物客が会員であることを示すフラグ情報
を記憶する。また、買物客に対して販売する商品の登録
が行なわれると、前記フラグ情報から買物客が会員か非
会員を判断し、会員であれば商品価格ファイルから該当
商品の会員価格を読出して売上処理し、非会員であれば
商品価格ファイルから該当商品の通常価格を読出して売
上処理するようにしたものが知られていた。
【0003】また、特開平6−68105号公報には、
商品コードに対応して会員サービスとしての値引,割引
の有無と種類とを識別する会員値割引フラグを格納した
商品情報ファイルと、各会員値割引フラグに対する値引
か割引かの区別と値引額または割引額を格納した会員値
割引情報ファイルとを具備し、会員取引の際には、入力
された商品コードにより商品情報ファイルを検索して得
られた会員値割引フラグで会員値割引情報ファイルを検
索し、得られた情報を基に会員サービス販売価格を算出
して売上処理する商品販売登録データ処理装置が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の商品販売登録データ処理装置においては、商品
毎に割引率や値引額を設定できるものの、会員であれば
皆同じ率や額で割引または値引がなされ、顧客の優待
度,年齢,職業等に応じて各商品毎の割引率や値引額を
変えることはできなかった。このため、例えば優待度の
高い特別会員に対しては特定の商品のみ割引率を変更す
るような顧客サービス制度を実施しようとする場合、店
員は、常に買物客が特別会員か否かを判断し、特別会員
の場合には購入商品の中に特定商品が含まれるか否かを
判断して、特定商品が含まれる場合は割引率や値引額を
手入力しなければならず、店員の負担となっていた。
【0005】そこで本発明は、会員客が購入する商品の
割引率や値引額などの価格サービス内容を会員毎にかつ
商品単位で自動的に決定して売上処理でき、会員サービ
ス制度の運用拡大を店員の負担になることなく容易に実
施できる商品販売登録データ処理装置を提供しようとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、商品登録手段により登録された商品の販売データを
記憶部に売上処理する商品販売登録データ処理装置にお
いて、複数種類の会員種別コードのいずれかを記録する
記録媒体の記録データを入力するデータ入力手段と、各
商品固有の商品コードまたは商品分類コード別に値引ま
たは割引等の価格サービス内容を特定するサービス番号
を記憶する商品別サービス番号記憶手段と、サービス番
号別でかつ各会員種別コード別に価格サービス内容に関
する情報を予め記憶するサービス情報テーブルと、商品
登録手段により商品登録が行われると、商品別サービス
番号記憶手段からその商品に対応するサービス番号を読
出すサービス番号読出し手段と、データ入力手段により
記録媒体に記録された会員種別コードが入力された状態
でサービス番号読出し手段によりサービス番号が読出さ
れると、サービス情報テーブルからその読出されたサー
ビス番号でかつ記録媒体に記録された会員種別コードに
対応する価格サービス内容に関する情報を取得するサー
ビス情報取得手段と、この取得手段により得た情報で商
品登録手段により登録された商品の値引,割引等の価格
サービスを実行するサービス処理手段とを備えたもので
ある。本願請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の
発明において、サービス番号読出し手段により商品別サ
ービス番号記憶手段から読出したサービス番号が所定の
番号であるときには、サービス処理手段による価格サー
ビスを実行しないようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、複数
種類の会員種別コードのいずれかを記録する記録媒体し
て、優待度が低い通常会員に配付される通常会員カード
(会員種別コード=C1)と、優待度の高い優良会員に
配付される優良会員カード(会員種別コード=C2)
と,店員の家族に配付される家族会員カード(会員種別
コード=C3)の3種類の会員カードを採用する。そし
て、これら3種類の会員カード別に、会員が購入した商
品の割引率を商品単位に自動的に決定して売上処理する
ようにしたPOSターミナルについて説明する。
【0008】図1は本実施の形態におけるPOSターミ
ナルの要部構成を示すブロック図であって、このPOS
ターミナルは、制御部本体としてCPU(Central Proc
essing Unit )1を搭載している。また、プログラムな
どの固定的データを格納したROM(Read Only Memor
y)2、可変的なデータを一時記憶する各種メモリエリ
アが形成されるRAM(Random Access Memory)3、日
付及び時刻を計時する時計部4、通信回線を介してホス
ト機器(ストアコンピュータ)と接続する通信インタフ
ェース5、モードスイッチ6からの信号を入力するとと
もにドロワ(不図示)を自動開放するドロワ開放装置7
に駆動信号を出力するI/Oポート8、置数キー,乗算
キー,締めキーなどを配設したキーボード9からキー操
作に対応するキー信号を取込むキーボードコントローラ
10、バーコードを光学的に読取るスキャナ11から読
取りコード信号を取込むスキャナコントローラ12、オ
ペレータに対して登録商品データ等を表示するオペレー
タ用表示器13及び買物客に対して登録商品データ等を
表示する客用表示器14の表示動作を制御する表示コン
トローラ15、レシート印字及びジャーナル印字を行う
プリンタ16の印字動作を制御するプリンタコントロー
ラ17、会員カードに磁気記録されたデータを読取るカ
ードリーダ18からカード読取りデータを取込むカード
リーダコントローラ19等を搭載している。そして、前
記CPU1と、ROM2,RAM3,時計部4,通信イ
ンタフェース5,I/Oポート8,キーボードコントロ
ーラ10,スキャナコントローラ12,表示コントロー
ラ15,プリンタコントローラ17及びカードリーダコ
ントローラ19とを、アドレスバス,データバス等のバ
スライン20で接続している。
【0009】前記モードスイッチ6は、「登録」,「点
検」,「精算」,「設定」などの各種業務モードを選択
しその実行を前記CPU1に指令するためのスイッチで
ある。ここで「登録」とは、商品登録手段により販売商
品の登録が行われるとその登録商品の販売データを記憶
部に売上処理し、締め登録手段により1買物客との商取
引の締め登録が行われるとその商取引で買物客が購入し
た商品の明細を記録したレシートをプリンタ16により
印字し発行する業務のモードである。「点検」とは、登
録業務によって各商品の販売データが登録処理された記
憶部の内容を出力する業務である。「精算」とは、登録
業務によって各商品の販売データが登録処理された記憶
部の内容を出力した後、その記憶部の内容をクリアする
業務のモードである。「設定」とは、登録業務等を実行
するのに必要なデータを記憶部に設定する業務のモード
である。
【0010】かかる構成のPOSターミナルにおいて、
前記RAM3には、特に、図2に示すエリア構成の商品
データテーブル31と、図3に示すエリア構成の割引率
テーブル32とを形成している。商品データテーブル3
1は、店舗で販売する各商品にそれぞれ付される商品固
有の商品コードに対応して、その商品の名称及び単価と
ともに、値引または割引等の価格サービス内容を特定す
るサービス番号としての割引番号を記憶するテーブルメ
モリであって、商品別サービス番号記憶手段を構成す
る。
【0011】割引率テーブル32は、前記割引番号別で
かつ前記各会員カードの会員種別コードC1,C2,C
3別に、価格サービス内容に関する情報としての割引率
を予め記憶するテーブルメモリであって、サービス情報
テーブルを構成する。なお、前記商品データテーブル3
1と割引率テーブル32には、通信インタフェース5を
介して接続されるホストコンピュータにより、適時、最
新のデータがダウンロードされている。
【0012】しかして、前記CPU1は、モードスイッ
チ6により「登録」モードが選択されている状態で、特
に図4乃至図6の流れ図に示す各処理を実行するものと
なっている。図4はカードリーダ18により磁気カード
のカードデータが読取られたときに実行するカード読取
り処理の流れ図である。すなわちCPU1は、カードリ
ーダコントローラ19からの情報入力により磁気カード
データの読取り有りを確認すると、このカード読取り処
理を開始し、ST(ステップ)1としてカードリーダ1
8から取込んだカード読取りデータにより、磁気カード
が予め設定されている3種類の会員カード(通常会員カ
ード,優良会員カード,家族会員カード)のいずれかか
否かを判断する。そして、磁気カードが上記3種類の会
員カードのいずれかである場合には、ST2としてRA
M3上のフラグメモリ(不図示)にカード処理フラグF
がセットされているか否かを判断する。ここで、カード
フラグFが“0”にリセットされている場合には、ST
3として前記カードリーダ18から取込んだカード読取
りデータより会員種別コードを取得して、RAM3上の
会員種別メモリ(不図示)に格納する。しかる後、ST
4として上記カードフラグFを“1”にセットしたなら
ば、このカード読取り処理を終了する。
【0013】なお、ST2にてカードフラグFがすでに
“1”にセットされていた場合には、1客との商取引に
おいて会員カードが重複して読取られたので、エラーと
する。また、ST1にて会員カード以外の磁気カードが
読取られたと判断した場合には、図示しない他の処理を
実行するものとなっている。
【0014】図5は商品登録手段としてのスキャナ11
によりバーコードが読取られたときに実行するスキャニ
ング処理の流れ図である。すなわちCPU1は、スキャ
ナコントローラ12からの情報入力によりバーコードデ
ータの読取り有りを確認すると、このスキャニング処理
を開始し、ST1としてスキャナ11から取込んだバー
コード読取りデータにより、商品コードのバーコードデ
ータを読取ったのか否かを判断する。そして、商品コー
ドのバーコードデータを読取った場合には、ST2とし
てその商品コードを検索キーとして前記商品データファ
イル31を検索する。その結果、商品データファイル3
1に検索キーと一致する商品コードが設定されている場
合には(ST3のYES)、ST4として前記フラグメ
モリにカードフラグFがセットされているか否かを判断
する。
【0015】ST4にてカードフラグFが“1”にセッ
トされている場合には、会員との商取引なので、ST5
として前記商品データファイル31の検索キーと一致す
る商品コードのレコードを読出し、そのレコード中の割
引番号を取得する(サービス番号読出し手段)。ここ
で、ST6としてその割引番号が「0」か否かを判断す
る。そして、割引番号が「0」以外のときには、ST7
として会員種別メモリに格納されている会員種別コード
を取得する。
【0016】次に、ST8としてST5で取得した割引
番号とST7で取得した会員種別コードとを検索キーと
して前記割引率テーブル32を検索し、割引番号と会員
種別コードの両方が一致する割引率データを取得する
(サービス情報取得手段)。しかる後、ST9としてS
T5にて商品データテーブル31から読出したレコード
中の単価をST8にて取得した割引率で割引計算して、
登録商品の会員サービス価格及び値引額(=単価−会員
サービス価格)を算出する(サービス処理手段)。そし
て、ST10としてオペレータ用表示器13及び客用表
示器14に、登録商品の品名,単価とともに割引計算後
の会員サービス価格と値引額とをそれぞれ表示させる。
その後、ST11として登録商品の販売点数及び販売金
額(=会員サービス価格×販売点数)の商品販売データ
をRAM3の売上メモリ(不図示)に売上処理したなら
ば、このスキャニング処理を終了する。
【0017】なお、ST6にて商品データファイル31
から読出した検索キーと一致する商品コードのレコード
中の割引番号が「0」であった場合には、割引対象外の
商品なのでST7乃至ST10の処理を行わずにST1
1に進む。そして、登録商品の販売点数及び販売金額
(=同レコード中の単価×販売点数)の商品販売データ
を売上メモリに売上処理したならば、このスキャニング
処理を終了する。
【0018】また、ST4にてフラグメモリのカードフ
ラグFが“0”にリセットされていた場合には、非会員
との商取引なので、ST5乃至ST10の処理を行わず
にST11に進む。そして、登録商品の販売点数及び販
売金額(=同レコード中の単価×販売点数)の商品販売
データを売上メモリに売上処理したならば、このスキャ
ニング処理を終了する。
【0019】また、ST2にて商品データファイル31
を検索した結果、検索キーと一致する商品コードが設定
されていない場合には、商品データファイル31に設定
されていない商品コードが読取られたので、エラーとす
る。また、ST1にて商品コード以外のバーコードデー
タが読取られたと判断した場合には、図示しない他の処
理を実行するものとなっている。
【0020】図6は締め登録手段としての締めキーが操
作入力されたときに実行する締め登録処理の流れ図であ
る。すなわちCPU1は、キーボードコントローラ10
からの情報入力により締めキーの操作入力有りを確認す
ると、ST1として1客との商取引での商品登録済か否
かを判断する。そして、例えば1客との商取引での最初
の商品登録に応動してセットされる登録中フラグの状態
により商品登録済であることを確認すると、ST2とし
てこの1客との商取引で登録された各商品の明細や合計
等を印字したレシートをプリンタ16より発行する。ま
た、ST3としてドロワ開放装置7に駆動信号を送出し
て、ドロワ(不図示)自動開放させる。
【0021】しかる後、ST4としてフラグメモリのカ
ードフラグFを調べる。ここで、カードフラグFが
“1”にセットされている場合には、会員客との商取引
における締め登録処理なので、ST5として会員種別メ
モリに格納されていた会員種別コードをクリアする。ま
た、ST6として上記カードフラグFを“0”にリセッ
トしたならば、この締め登録処理を終了する。
【0022】なお、ST4にてカードフラグFが“0”
にリセットされていた場合には、非会員客との商取引に
おける締め登録処理なので、ST5,ST6の処理を行
わずに、この締め登録処理を終了する。また、ST1に
て商品登録済でないと判断した場合には、締めキーの操
作エラーとする。
【0023】このように構成された本実施の形態のPO
Sターミナルを使用する店舗においては、通常会員には
会員種別コードC1が記録された通常会員カードを配付
し、優良会員には会員種別コードC2が記録された優良
会員カードを配付し、店員の家族には会員種別コードC
3が記録された家族会員カードを配付する。また、商品
データテーブル31及び割引率テーブル32をホストコ
ンピュータ上で作成したならば、POSターミナルのR
AM3にダウンロードする。
【0024】今、POSターミナルのRAM3に図2に
示すデータ内容の商品データテーブル31と、図3に示
すデータ内容の割引率テーブル32が設定されていると
する。すなわち、通常会員には5%割引きで販売し、優
良会員には7%割引きで販売し、店員の家族には10%
割引きで販売する商品「キャンディ」や「チョコレー
ト」などには割引番号「1」を設定し、通常会員,優良
会員,店員の家族のいずれにも10%割引きで販売する
商品「ティッシュ」や「ノート」などには割引番号
「2」を設定する。同様に、店員の家族のみ10%割引
きで販売する商品「キャベツ」や「ダイコン」などには
割引番号「3」を設定し、通常会員には5%割引きで販
売し、優良会員には10%割引きで販売し、店員の家族
には20%割引きで販売する商品「スイカ」などには割
引番号「4」を設定する。また、通常会員,優良会員,
店員の家族のいずれにも割引をしない商品「タバコ」や
「ビール」には割引番号「0」を設定する。
【0025】この状態で、例えば通常会員が商品「タバ
コ」,「ティッシュ」,「キャンディ」,「キャベツ」
の4品を購入したとする。そうすると、POSターミナ
ルを操作する店員であるキャッシャは、先ず、客から提
示された通常会員カードのカードデータをカードリーダ
18に読みとられる。そうすると、カードフラグFが
“1”にセットされるとともに、会員種別メモリに当該
通常会員カードに記録されている会員種別コードC2が
格納される。
【0026】次に、キャッシャが商品「タバコ」に付さ
れているバーコードをスキャナ11で読取り操作する
と、カードフラグFがセットされているものの、商品
「タバコ」の割引番号が「0」なので割引サービス処理
は実行されず、商品「タバコ」は単価230円で売上処
理される。次に、キャッシャが商品「ティッシュ」に付
されているバーコードをスキャナ11で読取り操作する
と、カードフラグFがセットされており、かつ商品「テ
ィッシュ」の割引番号が「2」なので、割引率テーブル
32から割引番号が「2」でかつ会員種別コードが「C
1」に対応する割引率「10%」が読出される。そし
て、商品「タバコ」は単価500円から10%割引され
た会員サービス価格450円で売上処理される。
【0027】次に、キャッシャが商品「キャンディ」に
付されているバーコードをスキャナ11で読取り操作す
ると、カードフラグFがセットされており、かつ商品
「キャンディ」の割引番号が「1」なので、割引率テー
ブル32から割引番号が「1」でかつ会員種別コードが
「C1」に対応する割引率「5%」が読出される。そし
て、商品「キャンディ」は単価100円から5%割引さ
れた会員サービス価格95円で売上処理される。
【0028】最後に、キャッシャが商品「キャベツ」に
付されているバーコードをスキャナ11で読取り操作す
ると、カードフラグFがセットされており、かつ商品
「キャベツ」の割引番号が「3」なので、割引率テーブ
ル32から割引番号が「3」でかつ会員種別コードが
「C1」に対応する割引率「0%」が読出される。した
がって、商品「キャベツ」は単価100円のまま売上処
理される。その結果、この通常会員が購入した4品の合
計金額は875円となる。
【0029】一方、優良会員が上記と同様に商品「タバ
コ」,「ティッシュ」,「キャンディ」,「キャベツ」
の4品を購入したとすると、商品「タバコ」は割引番号
が「0」なので単価230円で売上処理され、商品「テ
ィッシュ」は割引番号が「2」であり会員種別コードが
「C2」なので10%割引の会員サービス価格450円
で売上処理され、商品「キャンディ」は割引番号が
「1」であり会員種別コードが「C2」なので7%割引
の会員サービス価格93円で売上処理され、商品「キャ
ベツ」は割引番号が「3」であり会員種別コードが「C
2」なので割引率が0%,つまり単価100円で売上処
理される。その結果、この優良会員が購入した4品の合
計金額は873円となる。
【0030】また、店員の家族が上記と同様に商品「タ
バコ」,「ティッシュ」,「キャンディ」,「キャベ
ツ」の4品を購入したとすると、商品「タバコ」は割引
番号が「0」なので単価230円で売上処理され、商品
「ティッシュ」は割引番号が「2」であり会員種別コー
ドが「C3」なので10%割引の会員サービス価格45
0円で売上処理され、商品「キャンディ」は割引番号が
「1」であり会員種別コードが「C3」なので10%割
引の会員サービス価格90円で売上処理され、商品「キ
ャベツ」は割引番号が「3」であり会員種別コードが
「C3」なので10%割引の会員サービス価格90円で
売上処理される。その結果、この店員の家族が購入した
4品の合計金額は860円となる。
【0031】このように本実施の形態によれば、会員の
種類,つまりは通常会員なのか優良会員なのか家族会員
なのかによって、各商品の割引率を商品単位に異ならせ
ることができる。この場合において、POSターミナル
を操作して顧客が購入する商品の登録を行う店員は、会
員が提示した会員カードの記録情報をカードリーダ18
に読取らせた後に購入商品のバーコードをスキャニング
するなどの通常の商品登録操作を行えばよく、その会員
がどの種類の会員なのか、またその種類に対する購入商
品の割引率はいくつなのかを全く意識する必要がないの
で、店員の負担が増加することはない。
【0032】また、本実施の形態では、商品データテー
ブル31に設定される商品毎のレコードに割引番号を付
し、この割引番号が「0」の商品は、たとえ会員客との
商取引であっても図5のST7〜ST10の割引サービ
ス処理を行わないようにしている。したがって、会員客
に対して割引サービスのない商品については割引番号
「0」を設定しさえすれば上記割引サービス処理を省略
できるので、処理効率を向上できる。
【0033】なお、本発明は前記一実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば前記一実施の形態では、複数
種類の会員種別コードのいずれかを記録する記録媒体と
して磁気カードを示したが、磁気カード以外の記録媒
体,例えばICカードや無線タグ等であってもよい。な
お、ICカードを用いる場合はPOSターミナルにIC
カードリーダを装備し、無線タグを用いる場合には無線
タグリーダを装備するのはいうまでもないことである。
また、会員種別コードを読取り入力するのでなく、キー
ボードから手入力してもよい。
【0034】また前記一実施の形態では、価格サービス
として商品の単価を所定の率で割引するサービスを行う
場合を示したが、商品の単価を所定の金額で値引するサ
ービスを行う場合にも、割引率テーブル32の代わりに
サービス番号別でかつ会員種別コード別に値引額を記憶
した値引額テーブルを設けることによって、本発明を同
様に適用できるものである。また、商品を分類する部門
やグループなどの分類単位にサービス番号を設定するこ
とによって、商品単位でなく商品分類単位に値引や割引
の価格サービスを行えるようになる。また前記一実施の
形態では、サービス対象外の商品に対するサービス番号
として「0」を採用したが、「0」以外の数値をサービ
ス対象外の商品に対するサービス番号としてもよいのは
勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1記載の
発明によれば、会員客が購入する商品の割引率や値引額
などの価格サービス内容を会員毎にかつ商品単位で自動
的に決定して売上処理でき、会員サービス制度の運用拡
大を店員の負担になることなく容易に実施できる商品販
売登録データ処理装置を提供できる。また、本願請求項
2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明と同等
の効果を奏することはもとより、サービス対象外の商品
については所定のサービス番号を設定することでサービ
ス価格を求める演算処理を省略できるので、処理効率の
向上を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるPOSターミナ
ルの要部構成を示すブロック図。
【図2】 同POSターミナルのRAMに記憶する商品
データテーブルの構成図。
【図3】 同POSターミナルのRAMに記憶する割引
率テーブルの構成図。
【図4】 同POSターミナルのCPUが実行するカー
ド読取り処理の要部を示す流れ図。
【図5】 同POSターミナルのCPUが実行するスキ
ャニング処理の要部を示す流れ図。
【図6】 同POSターミナルのCPUが実行する締め
登録処理の要部を示す流れ図。
【符号の説明】
1…CPU 2…ROM 3…RAM 5…通信インタフェース 6…モードスイッチ 9…キーボード 11…スキャナ 18…カードリーダ 31…商品データテーブル 32…割引率テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品登録手段により登録された商品の販
    売データを記憶部に売上処理する商品販売登録データ処
    理装置において、 複数種類の会員種別コードのいずれかを記録する記録媒
    体の記録データを入力するデータ入力手段と、 各商品固有の商品コードまたは商品分類コード別に値引
    または割引等の価格サービス内容を特定するサービス番
    号を記憶する商品別サービス番号記憶手段と、 前記サービス番号別でかつ前記各会員種別コード別に前
    記価格サービス内容に関する情報を予め記憶するサービ
    ス情報テーブルと、 前記商品登録手段により商品登録が行われると、前記商
    品別サービス番号記憶手段からその商品に対応するサー
    ビス番号を読出すサービス番号読出し手段と、 前記データ入力手段により前記記録媒体に記録された会
    員種別コードが入力された状態で前記サービス番号読出
    し手段によりサービス番号が読出されると、前記サービ
    ス情報テーブルからその読出されたサービス番号でかつ
    前記記録媒体に記録された会員種別コードに対応する価
    格サービス内容に関する情報を取得するサービス情報取
    得手段と、 この取得手段により得た情報で前記商品登録手段により
    登録された商品の値引,割引等の価格サービスを実行す
    るサービス処理手段と、を具備したことを特徴とする商
    品販売登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記サービス番号読出し手段により前記
    商品別サービス番号記憶手段から読出したサービス番号
    が所定の番号であるとき、前記サービス処理手段による
    価格サービスを実行しないことを特徴とする請求項1記
    載の商品販売登録データ処理装置。
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