JP2002056226A - 情報提供方法およびそのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報提供方法およびそのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002056226A
JP2002056226A JP2000245969A JP2000245969A JP2002056226A JP 2002056226 A JP2002056226 A JP 2002056226A JP 2000245969 A JP2000245969 A JP 2000245969A JP 2000245969 A JP2000245969 A JP 2000245969A JP 2002056226 A JP2002056226 A JP 2002056226A
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Hirobumi Hayashi
博文 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の売り手および買い手を仲介するサービ
スに適した情報提供方法を提供する。 【解決手段】 複数のサプライヤA社、B社およびC社
のそれぞれによって同一のパソコン385に対してそれ
ぞれに売値が定められているときに、ネットワークを介
してEDIサーバ1に接続されたバイヤの端末に当該パ
ソコン385と各サプライヤと各売値とを関連づけて一
覧表示させることで、バイヤが、複雑な操作などをする
ことなく、複数のサプライヤの売値を比較検討できるよ
うにし、その結果として、購入先の決定が迅速かつ容易
にできるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の売り手およ
び買い手を仲介するサービスに適した情報提供方法およ
びそのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、大手のメーカなどが電子商取引
サイトを運営するときは、通常その企業で生産される商
品だけを販売するので、製造コストと自社の利益率等を
考慮して最適な販売価格が設定される。。
【0003】一方、卸売り業者や小売店が電子商取引サ
イトを運営するときは、複数の仕入先から同一商品を仕
入れることが可能であるので、通常はその中から予め取
引条件(仕入れ値や支払い条件)の良い業者を選択し、
その条件と利益率等を考慮して販売価格を設定する。
【0004】すなわち、電子商取引は旧来の取引業態を
模したものであるので、その商品の価格は、いわゆる一
物一価となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年に
あっては、インターネットの発達に代表されるように、
ネットワークの範囲が広がり、これによって取引形態が
多様化し、様々なビジネス形態が考案されてきている。
【0006】その1つが、買い手と売り手を仲介するサ
ービスである。このサービスは一般の電子商取引とは異
なり、仲介による手数料収入を目的としている。従っ
て、買い手と売り手の数は多い方が良い。買い手は多数
の中から売り手を選択できる利便性を享受でき、一方、
売り手は買い手から受注できる可能性を高めることがで
きるからである。
【0007】そこで本発明は、上記の従来の事情に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、複数
の売り手および買い手を仲介するサービスに適した情報
提供方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明の請求項1に係る情報提供方法は、同
一の取引品目に対して複数の売り手それぞれの売値が定
められているときに、ネットワークを介して接続された
買い手の端末に当該同一の取引品目と各売り手と各売値
とを関連づけて一覧表示させることで、買い手が、複雑
な操作などをすることなく、複数の売り手の売値を比較
検討できるようにし、その結果として、購入先の決定が
迅速かつ容易に行えるようにするものである。
【0009】また、本発明の請求項2に係る情報提供方
法は、請求項1記載の情報提供方法において、前記一覧
表示される情報の少なくともいずれかは記憶装置などに
予め登録されたものとすることで、登録されたものを単
純に読み出して買い手の端末に提供できるようにしてい
る。
【0010】また、本発明の請求項3に係る情報提供方
法は、請求項1または2記載の情報提供方法において、
前記一覧表示される情報の少なくともいずれかの登録を
予め受け付けることによって、予め売り手などが自ら情
報を登録できるようにしている。
【0011】また、本発明の請求項4に係る情報提供方
法は、請求項1乃至3のいずれかに記載の情報提供方法
において、前記表示させた各売値の少なくともいずれか
に対してなされた注文を当該売値に対応する売り手に提
供することで、買い手と売り手との間で直接的に注文を
行わなくとも済むようにしている。
【0012】また、本発明の請求項5に係る情報提供方
法は、請求項1乃至4のいずれかに記載の情報提供方法
において、前記表示させた各売値の少なくともいずれか
に対してなされた注文を当該売値に対応する売り手に提
供し、この提供された注文に対してなされた注文の受領
通知を前記買い手に提供することで、買い手と売り手と
の間で注文を行わなくとも済むようにし、さらに注文が
受領されたかを逐一やり取りしなくとも済むようにして
いる。
【0013】また、本発明の請求項6に係る情報提供方
法は、請求項1乃至5のいずれかに記載の情報提供方法
において、前記表示させた各売値の少なくともいずれか
に対する注文の取引品目が検収された場合に、当該検収
の通知を受け付けて売り手に提供することで、買い手と
売り手との間で検収されたか否かを逐一やり取りしなく
とも済むようにしている。
【0014】また、本発明の請求項7に係る情報提供方
法は、請求項1乃至6のいずれかに記載の情報提供方法
において、前記各売値のいずれかを当該売値に対応する
売り手が予め前記買い手に対して定めたものとすること
で、買い手と売り手との間で価格交渉を直接に行わなく
とも済むようにしている。
【0015】また、本発明の請求項7に係る情報提供プ
ログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、記録されたプログラムによって、同一の取引品
目に対して複数の売り手それぞれの売値が定められてい
るときに、ネットワークを介して接続された買い手の端
末に当該同一の取引品目と各売り手と各売値とを関連づ
けて一覧表示させることで、買い手が、複雑な操作など
をすることなく、複数の売り手の売値を比較検討できる
ようにし、その結果として、購入先の決定を迅速かつ容
易に行えるようにするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報提供方法
および記録媒体の実施の形態を図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の実施の形態を適用するEDIサー
バ1のネットワーク上における配置および構成を示す図
である。EDIサーバ1は、本実施の形態の情報流通方
法を実施することでサービス料収入を得るサービス事業
者等により運営管理されるコンピュータシステムであ
り、大手、中小のバイヤ企業2、コンピュータメーカ、
事務用品系メーカなどのメーカ企業3、統合製品コンテ
ンツベンダ4および商社や小売店などサプライヤ企業5
とインターネット・電話網などの公衆網または専用線網
を介して接続されている。なお、メーカ企業3の販売部
門がサプライヤ企業5を兼ねる場合があるのは勿論であ
る。
【0017】ここで、バイヤ企業2、メーカ企業3、サ
プライヤ企業5には、CRTなどの表示部と、キーボー
ドなどの入力部を備え、ウェブブラウザを搭載した端末
が設けられ、ウェブブラウザを起動し所定のアドレスを
入力することでEDIサーバ1と接続することができ
る。また、バイヤ企業の購買システム22などの基幹シ
ステムからも専用線などを介してダイレクトに接続でき
る。その際、EDIサーバ1は、各種処理メニューを表
示して選択を促す。なお、以下、バイヤ企業2、メーカ
企業3、サプライヤ企業5を端末として説明する。ま
た、適宜「企業」を略す。
【0018】さて、この実施の形態では、バイヤは、希
望すれば会員として登録することができ、サプライヤ
は、登録のないバイヤに対しては共通の販売価格を設定
する一方、会員登録したバイヤ毎に特別な販売価格を設
定することができるようになっている。一方、つまり、
製品毎に2種類の価格設定が可能である。
【0019】次にEDIサーバ1の構成を説明する。E
DIサーバ1は、XML変換部11と、カタログ情報デ
ータベース(以下、データベースを「DB」と略記す
る)12と、製品情報取得・価格登録部13と、検索・
選択部14と、バスケット15と、受発注DB16と、
注文・検収・支払部17と、受注・出荷・請求部18
と、エキスポート部19と、購買分析部1Aを具備す
る。カタログ情報DB12は、製品情報DB12aと販
売情報DB12bとから構成される。カタログ情報DB
12と受発注DB16は外部記憶装置上に、バスケット
15は、RAM上にそれぞれ構成される。これらを除く
各ブロックは、CPUが所定の処理プログラム(情報提
供プログラム)を実行することにより機能する。
【0020】XML変換部11は、統合製品コンテンツ
ベンダ4から送られた「統合製品情報」、すなわち、多
種多様の製品についての仕様(スペック)や外観の画像
データを共通のフォーマット(形式)に正規化して集め
たもの、XML(eXtensibleMarkup Language)形式に変
換して、製品情報DB12aに格納する。
【0021】EDIサーバ1は、製品情報をサプライヤ
企業5からダイレクトに受け取ることもできる。つま
り、製品情報取得・価格登録部13が、サプライヤ企業
5から、製品情報(製品名等)の登録をダイレクトに受
け付けて、製品情報DB12aに格納する。製品情報取
得・価格登録部13はまた、サプライヤ企業5から販売
価格を初めとする販売情報を受け付けて販売情報DB1
2bに格納する。
【0022】検索・選択部14は、バイヤ企業2からの
要求を基にカタログ情報DB12から製品情報を検索し
て表示させ、この中から選択されたものをバスケット1
5を介して受発注DB16に格納する。注文・検収・支
払部17は、大手のバイヤ企業2の端末または購買シス
テム22から、または、中小のバイヤ企業2から、注
文、検収、支払いに関する要求を受け付けて処理を行
う。受注・出荷・請求部18は、サプライヤ企業5か
ら、受注、出荷、請求に関する要求を受け付けて処理を
行う。
【0023】エキスポート部19は、カタログ情報DB
12の複製を大手のバイヤ企業2に提供する。この複製
は、提供されたバイヤ企業2における電子カタログ21
として利用される。つまり、EDIサーバ1と接続しな
いで、つまりオフラインでカタログ情報を参照すること
が可能である。購買分析部1Aは、過去の受発注データ
を蓄積しCSV形式やXML形式に変換して、バイヤ企
業2へダウンロードさせるとともに、週間仕入れデータ
等の帳票を作成する機能を有する。なお、EDIサーバ
1は、標準メッセージに対応することにより、共通の手
順で受発注に必要な機能を備えるとともに、帳票作成・
企業情報管理・メール送信等の機能を併せ持つ。
【0024】図2(a),(b)はそれぞれ、製品情報
DB12aおよび販売情報DB12bの構成を示す図で
ある。製品情報DB12aは、製品毎のレコードから構
成され、各レコードに、(1)基本情報、すなわち、製
品名、製造元社名(メーカ名)、メーカの標準価格(い
わゆる定価)と、(2)製品情報、例えば、パソコンに
使用されるCPUのタイプ、CPUのクロック周波数等
と、(3)画像情報、例えば、製品の外観の画像等がそ
れぞれ格納される。
【0025】一方、販売情報DB12bは、製品情報D
B12aの製品毎に対応したレコードから構成され、各
レコードには以下の販売情報が格納される。すなわち、
各レコードには、(1)その製品を扱う各サプライヤ企
業名(図ではA社、B社、およびC社)と、(2)その
各サプライヤが一般消費者に対して当該製品を販売する
ときの価格(「サプライヤ基本情報」という)と、
(3)そのサプライヤが各バイヤ企業2に対して個別に
設定した各割引価格と、(4)その各割引価格のサプラ
イヤ基本情報に対する割引率(マイナス記号で「割引」
を示す)である。これら割引価格と割引率を総称して
「バイヤ向け基本情報」という。
【0026】次に、図3のシーケンス図を参照して、本
実施の形態の作用を説明するが、その前に、統合製品コ
ンテンツベンダ4を介して製品情報を登録するときの処
理を説明する。
【0027】統合製品コンテンツベンダ4は、統合製品
情報コンテンツ41を生成するために、共通フォーマッ
ト化・正規化部42と製品情報収集部43とを具備す
る。製品情報収集部43は、メーカ企業3から製品情報
を適宜収集し、共通フォーマット化・正規化部42がこ
れらを取りまとめて統合製品情報コンテンツ41を生成
するとともにEDIサーバ1に供給する。なお、各メー
カ企業3は、自身の製品情報を、統合製品コンテンツベ
ンダ4を介さずダイレクトにEDIサーバ1へ供給する
こともできる。
【0028】EDIサーバ1のXML変換部11は、統
合製品コンテンツベンダ4から供給された「統合製品情
報」をXML形式に変換して製品情報DB12aに格納
する。このようにして、統合製品コンテンツベンダ4を
介して、あるいはダイレクトに製品情報を登録すること
ができる。
【0029】さて、図3のステップS1に示すように、
サプライヤ企業5がEDIサーバ1へ接続し、処理メニ
ューの中から製品情報の登録メニューを選択する(以
下、メニュー選択の操作説明は省略する)と、EDIサ
ーバ1の製品情報取得・価格登録部13は、サプライヤ
企業5が扱う製品の製品情報を受信して製品情報DB1
2aに登録する。このとき、提供された製品情報が新製
品の情報か既存製品の情報かを判定し、新製品の情報で
あれば製品情報DB12aにレコードを追加し、既存製
品の情報であれば既存のレコードを更新する。
【0030】また、製品情報取得・価格登録部13は、
販売情報(サプライヤ基本情報とバイヤ向け基本情報)
を販売情報DB12bに登録する(ステップS3)。つ
まり、製品情報DB12aおよび販売情報DB12bを
サプライヤ企業5のウェブブラウザに表示させ、サプラ
イヤ企業5のオペレータは、これを参照しながら、サプ
ライヤ基本情報(価格)及び、バイヤ向け基本情報(割
引価格・割引率)を新規に登録するか、または変更部分
(例えば、割引価格だけ)を入力すると、製品情報取得
・価格登録部13がこれをカタログ情報DB12の販売
情報DB12bに格納する。
【0031】一方、バイヤ企業2からカタログ情報の参
照要求があると、検索・選択部14はカタログ情報DB
12を検索して表示させる(ステップS5)。例えば、
参照要求する製品が「コンピュータ」であった場合は、
図4の画面が表示される。ここで、標準価格289,0
00円のα社製パソコン385がサプライヤA社、B社
およびC社から購入可能であるので、サプライヤA社、
B社およびC社それぞれが設定した販売価格239,2
00円、179,400円、209,300円が、製品
名「パソコン385」、製造元社名「α社」および標準
価格(定価)289,000に対応するように表示され
る。このとき、会員のバイヤに対してはそのバイヤに対
して各サプライヤが設定した割引価格が表示される。勿
論、割引価格が設定されていない場合は、基本価格(サ
プライヤ基本情報)が表示される。一方、会員でないバ
イヤに対しては、表示される全ての価格が基本価格(サ
プライヤ基本情報)となる。
【0032】従って、バイヤはサプライヤごとの販売価
格を一つの画面で一覧することで、価格の比較検討を容
易に行える。つまり、逐一画面を切り替える必要がな
く、価格比較の作業の煩わしさを低減できる。このた
め、購入先の決定を迅速容易に行えるという優れた効果
が得られる。
【0033】図4の画面にはまた、各サプライヤに対応
づけてバスケットボタンBTN1がそれぞれ表示され、
さらに、注文を確定するための注文ボタンBTN2が表
示される。
【0034】いずれかバスケットボタンBTN1が押さ
れると、製品名、製造元社名、サプライヤ名(これらを
「取引データ」という)が、「買い物かご(バスケット
15に対応する)」に見立てた画面下部の一角に表示さ
れるとともに、数量の入力ボックスが表示され、ここに
数量が入力される。そして、同様の操作を繰り返すこと
で、バスケット15に取引データが蓄積される。バイヤ
企業2は、バスケット15に入れた商品の取引に必要な
情報を別の専用画面から受発注DB16に登録すると、
これによって注文が確定し、受注・出荷・請求部18
は、確定した取引データを受発注DB16に登録する
(ステップS7)。この時点で、受発注DB16からサ
プライヤ企業5へのデータの引渡しが可能となる。
【0035】受注・出荷・請求部18は、サプライヤに
対応づけられた企業IDによりサプライヤを識別し、そ
のサプライヤ企業5に注文の電子メールを送信して注文
があったことを通知する。この通知メールを受信したサ
プライヤ企業5は、ウェブブラウザを起動して受発注D
B16へアクセスし、受注受け番号、納期等の、取引に
必要な情報を入力し注文を受ける(ステップS9)。こ
の時点で受発注DB16からバイヤ企業2へのデータ引
渡しが可能になる。
【0036】その後、受注・出荷・請求部18は、企業
IDによりバイヤ企業2を識別し、電子メールを送信し
て注文が受け付けられたことを通知する。この通知メー
ルを受信したバイヤ企業2は、ウェブブラウザを起動し
て受発注DB16へアクセスし、サプライヤ企業5が入
力した情報を確認する(ステップS13)。これと平行
して、サプライヤ企業5から、バイヤ企業2へ注文され
た商品が配送される(ステップS15)ので、バイヤ企
業2は、正しい商品が到着したかを商品明細を見て確認
し、EDIサーバ1の受発注DB16に対し検収を行う
(ステップS17)。つまり、注文・検収・支払部17
は、注文番号毎にすべての明細情報に検収されたことを
確認すると、ウェブブラウザ上に検収済みの表示を行い
サプライヤ企業5からの照会に備える。
【0037】サプライヤ企業5は、商品が検収された時
期をみて、ウェブブラウザを起動しEDIサーバ1にア
クセスし注文番号毎の検収済表示を確認する(ステップ
S19)。続いて、サプライヤ企業5が当該商品の請求
するための請求書情報をEDIサーバ1へ送信する(ス
テップS21)と、注文・検収・支払部17はこれをバ
イヤ企業2に転送する。従って、バイヤ企業2は、金融
機関を通じて代金の支払いを行うことができる。
【0038】なお、本実施の形態では、価格交渉をも兼
ねて、注文を確定する前に見積を依頼することができ
る。見積をする際には、処理メニューから「見積メニュ
ー」を選択すると、図4と同様の画面が表示されるの
で、商品をバスケットに入れ、注文ボタンBTN2の位
置に表示された見積ボタンによって、EDIサーバ1に
通知することができる。EDIサーバ1は、これを電子
メールによってサプライヤに通知し、サプライヤはウェ
ブブラウザでEDIサーバ1に接続して内容を知るとと
もにこの見積依頼に対する回答をEDIサーバ1に行
う。EDIサーバ1はこの見積回答をバイヤに電子メー
ルで通知し、バイヤはウェブブラウザでEDIサーバ1
に接続して見積回答を確認する。このため、一般のバイ
ヤであっても、サプライヤと直接の価格交渉が不要とな
り、購入先の決定を迅速かつ容易に行うことができる。
【0039】また、サプライヤは、EDIサーバ1に接
続して、販売情報を新規に登録または変更する際、図4
と同様の画面を呼び出すことができる。このとき、製品
について設定されたサプライヤ基本情報の内の最安価が
表示される。また、あるバイヤに対してバイヤ向け基本
情報(割引価格)を設定しようとするときは、そのバイ
ヤに対して他のサプライヤが既に設定した割引価格の内
の最安価が表示される。ただし、いずれの場合であって
も、どのサプライヤが設定したかという情報は開示され
ないようになっている。従って、サプライヤは、製品に
対する最安値を知る手間を低減することができる。
【0040】なお、本実施の形態の処理プログラムは、
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に保存しておいて
もよい。この記録媒体をコンピュータシステムによって
読み込ませ、プログラム記憶部に格納し、演算部で実行
して本発明の実施の形態を実現することもできる。ここ
で、記録媒体とは、例えば、半導体メモリ、磁気ディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどの、
プログラムを記録することができるようなコンピュータ
読み取り可能な記録媒体が含まれる。
【0041】以上説明したように、本実施の形態に係る
EDIサーバ1によれば、以下の効果が得られる。
【0042】先ず、カタログ情報DB12および各種処
理機能を設けたことにより、 (1)バイヤは製品の仕様等によるメーカ横断的な比較
検索を行い要求条件にあう最適な商品を選択することが
可能となる。一方、サプライヤは、サイクルの早い商品
情報を個別に収集する手間を大幅に削減することが可能
となる。 (2)製品ごとに販売情報(販社・割引価格)が提供で
き、しかもバイヤ別にプレミアム価格を提供することも
可能となる。一方、サプライヤは、製品に対する他社の
最安値を知る手間を低減することが可能となる。サプラ
イヤは、注文に結びついた製品情報を企画部門等にフィ
ードバッグすることで戦略的な価格設定を容易に行え
る。また、バイヤは、サプライヤとの価格交渉が不要で
あるため、オペレーションコスト削減が可能となる。
【0043】また、受発注DB16および各種処理機能
を設けたことにより、 (1) 社内基幹システム(購買システム等)との連携に
より、メッセージの標準化が図られるとともに、情報の
共有による時間短縮が可能となる。 (2) カタログから選択されたデータは注文・検収へと
引き継がれるため、情報入力が省力化される。
【0044】また、購買分析部1Aを設けたことによ
り、 (1) バイヤは、過去の発注データによりディスカウン
トが容易となり、経費削減が可能となる。 (2) また、バイヤは、過去の発注データにより正常な
取引関係を維持できる。 (3) 一方、サプライヤは、過去の受注データにより需
要予測が容易であるため、納期短縮を実現できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る情報
提供方法および記録媒体によれば、同一の取引品目と各
売り手と各売値とを関連づけて一覧表示させるようにし
たので、買い手が、複雑な操作などをすることなく、複
数の売り手の売値を比較検討できるようになり、その結
果として、購入先の決定が迅速かつ容易に行えるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を適用するEDIサーバ1
のネットワーク上における配置および構成を示す図であ
る。
【図2】図2(a),(b)はそれぞれ、製品情報DB
12aおよび販売情報DB12bの構成を示す図であ
る。
【図3】本実施の形態の作用を説明するためのシーケン
ス図である。
【図4】カタログ情報を表示する画面を示す図である。
【符号の説明】
1 EDIサーバ 2 バイヤ企業 3 メーカ企業 4 統合製品コンテンツベンダ 5 サプライヤ企業 11 XML変換部 12 カタログ情報DB(データベース) 12a 製品情報DB(データベース) 12b 販売情報DB(データベース) 13 製品情報取得・価格登録部 14 検索・選択部 15 バスケット 16 受発注DB(データベース) 17 注文・検収・支払部 18 受注・出荷・請求部 19 エキスポート部と、 1A 購買分析部 21 電子カタログ 22 購買システム 41 統合製品情報コンテンツ 42 共通フォーマット化・正規化部 43 製品情報収集部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の取引品目に対して複数の売り手そ
    れぞれの売値が定められているときに、ネットワークを
    介して接続された買い手の端末に当該同一の取引品目と
    各売り手と各売値とを関連づけて一覧表示させることを
    特徴とする情報提供方法。
  2. 【請求項2】 前記一覧表示される情報の少なくともい
    ずれかは予め登録されたものであることを特徴とする請
    求項1記載の情報提供方法。
  3. 【請求項3】 前記一覧表示される情報の少なくともい
    ずれかの登録を予め受け付けることを特徴とする請求項
    1または2記載の情報提供方法。
  4. 【請求項4】 前記表示させた各売値の少なくともいず
    れかに対してなされた注文を当該売値に対応する売り手
    に提供することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の情報提供方法。
  5. 【請求項5】 前記表示させた各売値の少なくともいず
    れかに対してなされた注文を当該売値に対応する売り手
    に提供し、 この提供された注文に対してなされた注文の受領通知を
    前記買い手に提供することを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載の情報提供方法。
  6. 【請求項6】 前記表示させた各売値の少なくともいず
    れかに対する注文の取引品目が検収された場合に、当該
    検収の通知を受け付けて売り手に提供することを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれかに記載の情報提供方法。
  7. 【請求項7】 前記各売値のいずれかは当該売値に対応
    する売り手が予め前記買い手に対して定めたものである
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の情
    報提供方法。
  8. 【請求項8】 同一の取引品目に対して複数の売り手そ
    れぞれの売値が定められているときに、ネットワークを
    介して接続された買い手の端末に当該同一の取引品目と
    各売り手と各売値とを関連づけて一覧表示させることを
    特徴とする情報提供プログラムが記録されたコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
JP2000245969A 2000-08-14 2000-08-14 情報提供方法およびそのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2002056226A (ja)

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