JP2000133814A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2000133814A
JP2000133814A JP10300794A JP30079498A JP2000133814A JP 2000133814 A JP2000133814 A JP 2000133814A JP 10300794 A JP10300794 A JP 10300794A JP 30079498 A JP30079498 A JP 30079498A JP 2000133814 A JP2000133814 A JP 2000133814A
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vibrator
substrate
semiconductor device
electrode
vibrating
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JP10300794A
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Masahiro Sugimoto
雅裕 杉本
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板上であって同基板に変位可能に接続され
た振動部を有する半導体装置において、簡単な構成によ
り振動部と基板上面との隙間における気体の粘性抵抗を
減少させて、振動部を十分大きな振幅で振動させる。 【解決手段】 半導体装置は、基板10と、同基板10
上ほぼ中央にその上面から小さな所定距離だけ隔てて平
行に配置された振動子20とを備えている。振動子20
は、梁11−1〜11−4及びアンカ12−1〜12−
4を介して基板10上面に変位可能に接続されている。
基板10の振動子20に対向する位置には貫通孔14が
設けられている。これにより、振動子20の下方に十分
広い空間を確保することできるので、振動子20が振動
する場合、振動子20と基板10との間に存在する気体
の粘性抵抗により振動子20部の振動が抑制されること
なく、同振動子20を振動させることできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上にその上面
から所定距離だけ隔てて平行に配置され、同基板上面に
支持部を介して変位可能に接続された振動部を有し、同
振動部の振動により角速度、加速度などの物理量を検出
するための半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体装置は、例えばSE
NSORS AND ACTUATORS Vol.50[1/2]の「マイクロジャイ
ロ A Micromachined Vibrating Gyroscope」と題する論
文に記載されているように、振動部を基板に平行なX軸
方向に振動させた状態で基板に平行かつX軸に直交する
Y軸回りの角速度が振動部に働くと、コリオリ力により
振動部がX,Y両軸に直交するZ軸方向に前記角速度に
比例した大きさで振動する原理を用い、同Z軸方向の振
動の大きさを測定することにより前記角速度の大きさを
検出するようにしていた。また、この論文には、振動部
と基板上面との隙間が狭いために、同隙間における空気
の粘性抵抗によって振動部の振動が抑制されることを回
避する目的で、振動部を真空パッケージすることも提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の真
空パッケージを実施した半導体装置においては、同パッ
ケージのために余分な部品が必要になったり、製造工程
及び製造装置が複雑になったりしていた。また、たとえ
真空パッケージを実施しても、パッケージ内部を完全に
真空にすることはできず、振動部と基板上面との隙間に
おける残存気体の粘性抵抗が問題となる場合もある。
【0004】
【発明の概要】本発明は、上記問題に対処するためにな
されたもので、その目的は、簡単な構成により上記振動
部と基板上面との隙間における気体の粘性抵抗を減少さ
せて、振動部を十分大きな振幅で振動させるようにした
半導体装置を提供することにある。
【0005】上記目的を達成するために、本発明の特徴
は、基板上にその上面から所定距離だけ隔てて平行に配
置され、同基板上面に支持部を介して変位可能に接続さ
れた振動部を有する半導体装置において、基板の振動部
に対向する部分に凹部又は貫通孔を設けたことにある。
【0006】このように構成した本発明においては、振
動部の下方に十分広い空間を確保することができるの
で、振動部を振動させる場合、振動部と基板との間に存
在する気体の粘性抵抗により振動部の振動が抑制される
ことなく、同振動部を振動させることできる。したがっ
て、本発明によれば、大気中においても振動部を十分大
きな振幅で振動させることができる。また、本発明を真
空パッケージする半導体装置に適用してもよく、この場
合、残存気体による粘性抵抗を減少させることができる
ので、振動部の振動が気体の粘性抵抗による影響をほと
んど受けない半導体装置を実現できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明すると、図1は同実施形態に係る半導体装
置の平面図であり、図2は同装置の各部の断面図であ
る。なお、図1及び図2においては、基板10上面との
間に隙間のある部材と隙間のない部材とで模様を異なら
せて示している。
【0008】この半導体装置は、シリコンで方形状に形
成された基板10と、同基板10上ほぼ中央にその上面
から小さな所定距離d1だけ隔てて平行に配置された振
動子20とを備えている。振動子20は、シリコン又は
ポリシリコンで略方形状に形成されており、所定の間隔
にて配置された複数の方形状の貫通孔21を有してい
る。振動子20は、梁11−1〜11−4を介してアン
カ12−1〜12−4に振動可能に固定されている。梁
11−1〜11−4は、略L字状に振動子20と同材料
で形成されるとともに、図2(A)に示すように、振動
子20と同様に前記所定距離d1だけ基板10上面から
浮いている。アンカ12−1〜12−4は、方形状に形
成されるとともに、基板10の上面に固着されており、
酸化シリコンからなる中間層12b−1〜12b−4
と、振動子20と同材料で形成された上層12c−1〜
12c−4とで構成されている。アンカ12−3の上面
には、振動子20の変位にともなう静電容量の変化を表
す静電容量信号を取り出すために、導電金属(例えばア
ルミニウム)で方形状に形成された電極パッド13が設
けられている。
【0009】基板10の上面であって振動子20の左右
両側には、振動子20を左右方向(X軸方向)に振動さ
せるための一対の駆動電極部30−1,30−2が設け
られている。
【0010】駆動電極部30−1は、一体的に形成され
た基部31−1、複数の電極指32−1及びパッド部3
3−1からなり、図2(B)に示すように、基板10の
上面に固着されていて、酸化シリコンからなる中間層3
0b−1と、振動子20と同材料で形成された上層30
c−1とで構成されている。基部31−1はY軸方向に
延設され、同基部31−1の右側部からは、同基部31
−1と共に櫛歯状電極を構成する複数の電極指32−1
がX軸方向に互いに平行かつ等間隔に延設されている。
基部31−1の左側には、同基部31−1に連結された
パッド部33−1が設けられている。このパッド部33
−1の上面には、振動子20を振動させるための駆動用
信号を振動子20に印加するために、導電金属(例えば
アルミニウム)で方形状に形成された電極パッド34−
1が設けられている。
【0011】振動子20の左側部であって駆動電極部3
0−1に対向する位置には、電極指32−1と共に振動
発生部を構成する複数の電極指22−1が、各電極指3
2−1をそれぞれ挟むとともに同電極指32−1に平行
となるように前記左側部からX軸方向に延設されてい
る。なお、電極指22−1は、図2(C)に示すよう
に、基板10の上面から浮くとともに隣り合う両電極指
32−1との間隔が等しくなるように設定されている。
【0012】駆動電極部30−2も、前記駆動電極部3
0−1と同様に一体的に形成された基部31−2、複数
の電極指32−2及びパッド部33−2からなり、駆動
電極部30−1と対称となるように設けられている。な
お、パッド部33−2の上面にも、前記電極パッド34
−1と同様に電極パッド34−2が設けられている。振
動子20の右側部からも、電極指22−1と同様に電極
指32−2と共に振動発生部を構成する複数の電極指2
2−2が、各電極指32−2をそれぞれ挟むとともに同
電極指32−2に平行となるようにX軸方向に延設され
ている。
【0013】基板10の上面であって振動子20の前後
(紙面上下)両位置には、振動子20の前後方向(Y軸
方向)の振動を検出するための一対の検出電極部40−
1,40−2が設けられている。
【0014】検出電極部40−1は、一体的に形成され
た基部41−1、複数の連結部42−1、複数の電極指
43−1及びパッド部44−1からなり、図2(D)に
示すように、基板10の上面に固着されていて、酸化シ
リコンからなる中間層40b−1と、振動子20と同材
料で形成された上層40c−1とで構成されている。基
部41−1の後側部からは、複数の連結部42−1がY
軸方向に互いに平行に延設されている。各連結部42−
1の側部からは、複数の電極指43−1がX軸方向に互
いに平行かつ等間隔に延設されている。基部41−1の
前側位置には、同基部41−1に連結されたパッド部4
4−1が設けられている。このパッド部44−1の上面
には、振動子20に同振動子20のY軸方向の振動を検
出するための検出用信号を印加するために、導電金属
(例えばアルミニウム)で方形状に形成された電極パッ
ド45−1が設けられている。
【0015】振動子20の前側部(図示上方)であって
検出電極部40−1に対向する位置には、複数の連結部
23−1が連結部42−1に平行かつ対向するように振
動子20の前側部からY軸方向に延設されている。各連
結部23−1の左右両側部からは、電極指43−1と共
に振動検出部を構成する複数の電極指22−3が、各電
極指43−1の前側位置にて同電極指43−1と小さな
距離d2だけ隔てて平行に対向するようにX軸方向にそ
れぞれ延設されている。なお、電極指22−3は、振動
子20と同様に基板10上面から距離d1だけ浮いてい
る。
【0016】検出電極部40−2も、前記検出電極部4
0−1と同様に一体的に形成された基部41−2、複数
の連結部42−2、複数の電極指43−2及びパッド部
44−2からなり、検出電極部40−1と対称となるよ
うに設けられている。なお、パッド部44−2の上面に
も、前記電極パッド45−1と同様に電極パッド45−
2が設けられている。振動子20の後側部からも、連結
部23−1と同様に複数の連結部23−2がY軸方向に
延設されるとともに、各連結部23−2の左右両側部か
らは、電極指43−2と共に振動検出部を構成する複数
の電極指22−4が、各電極指43−2の後側位置にて
同電極指43−2と前記小さな距離d2だけ隔てて平行
に対向するようにX軸方向にそれぞれ延設されている。
【0017】そして、基板10の振動子20に対向する
部分には、同振動子20より若干大きい方形状の貫通孔
14が設けられている。
【0018】次に、上記のように構成した半導体装置の
製造方法について図面を用いて説明すると、図3(A)
〜(D)は半導体装置の製造工程を断面図により示して
いる。
【0019】(1)第1工程 基板材料としてミラー指数100を表面の結晶方位とし
てもつ単結晶シリコン層aの上面上に約1μmの厚さの
シリコン酸化膜bを介して約10μmの厚さの単結晶シ
リコン層cを設けたSOI(Silicon−On-Insulator)基
板を用意し(図3(A))、単結晶シリコン層cにリ
ン、ボロン等の不純物をドーピングして同層aを低抵抗
化する。
【0020】(2)第2工程 単結晶シリコン層cの上面であって振動子20(貫通孔
21を除く)、電極指22−1〜22−4、連結部23
−1,23−2、駆動電極部30−1,30−2、検出
電極部40−1,40−2、梁11−1〜11−4、ア
ンカ12−1〜12−4に相当する部分をレジスト膜に
てマスクする。そして、単結晶シリコン層cをRIE
(反応性イオンエッチング)等でエッチングして、シリ
コン酸化膜b上に駆動電極部30−1,30−2、検出
電極部40−1,40−2及びアンカ12−1〜12−
4を形成するとともに、振動子20、電極指22−1〜
22−4、連結部23−1,23−2及び梁11−1〜
11−4に相当する部分を残す(図3(B))。
【0021】(3)第3工程 単結晶シリコン層aの下面であって貫通孔14に相当す
る部分以外を覆うようにレジスト膜にてマスクする。そ
して、単結晶シリコン層aをRIE(反応性イオンエッ
チング)等でエッチングして、シリコン酸化膜bの下に
貫通孔14を形成する(図3(C))。
【0022】(4)第4工程 振動子20、電極指22−1〜22−4、連結部23−
1,23−2及び梁11−1〜11−4(単結晶シリコ
ン層c)と基板10(単結晶シリコン層a)とに挟まれ
るシリコン酸化膜bを、フッ酸水溶液でエッチングする
ことにより除去して、振動子20、電極指22−1〜2
2−4、連結部23−1,23−2及び梁11−1〜1
1−4を基板10上から浮かせて形成する。これは、シ
リコン酸化膜bをフッ酸水溶液でエッチングすると、単
結晶シリコン両層a,cで挟まれていない部分のみなら
ず、両層a,cで挟まれている部分であっても外表面に
近い部分も除去されるからである。(図3(D))。
【0023】次に、上記のように構成した半導体装置の
動作について説明する。図示しない電気回路装置は、駆
動電極部30−1,30−2の電極パッド34−1,3
4−2、検出電極部40−1,40−2の電極パッド4
5−1,45−2及びアンカ12−3の電極パッド13
に接続されている。
【0024】電気回路装置は、駆動電極部30−1,3
0−2の電極パッド34−1,34−2に互いに逆相で
かつ一定振幅でX軸方向に振動子20をその固有振動数
0で振動させる駆動用信号をそれぞれ供給するととも
に、検出電極部40−1,40−2の電極パッド45−
1,45−2に互いに逆相でかつ駆動用信号よりも高周
波であって振動子20のY軸方向の振動を検出するため
の検出用信号を供給している。これによれば、振動子2
0は、電気回路装置からの駆動用信号によって前記振動
発生部(電極指32−1,22−1及び電極指32−
2,22−2)に発生する静電引力により、一定振幅か
つ固有振動数f0でX軸方向に振動する。
【0025】この状態で、振動子20にX,Y両軸に直
交するZ軸回りの角速度が働くと、この角速度に比例し
たコリオリ力により振動子20はY軸方向にも振動す
る。これによれば、前記振動検出部(電極指43−1,
22−3及び電極指43−2,22−4)の前記小さな
距離d2がそれぞれ変化するため、振動子20の静電容
量が変化する。この静電容量の変化を表す信号が、静電
容量信号として電極パッド13を介して電気回路装置に
入力される。電気回路装置は、この静電容量信号を用い
て前記Z軸回りの角速度を導出する。
【0026】上記のように、振動子20が振動している
場合、振動子20の下方に十分広い空間を確保すること
ができるので、振動子20と基板10との間に存在する
空気の粘性抵抗により振動子20の振動が抑制されるこ
となく、同振動子20を振動させることできる。したが
って、本実施形態によれば、大気中においても振動子2
0を十分大きな振幅で振動させることができる。
【0027】a.変形例 上記実施形態においては、基板10の振動子20に対向
する部分に同振動子20より若干大きい方形状の貫通孔
14を設けるようにしたが、図4に示すように、この貫
通孔14の代わりに同孔14と同じ大きさでかつ十分な
深さを有する凹部15を設けるようにしてもよい。この
場合、凹部15以外の構成については上記実施形態と同
様であるので、それらの説明は省略する。
【0028】次に、上記のように構成した変形例に係る
半導体装置の製造方法について図面を用いて説明する
と、図5(A)〜(D)は半導体装置の製造工程を断面
図により示している。
【0029】(1)第1工程 基板材料としてミラー指数100を表面の結晶方位とし
てもつ単結晶シリコン層aであって凹部15に相当する
部分に不純物を拡散して、同部分のみ不純物濃度を高く
した後、単結晶シリコン層aの表面上に約1μmの厚さ
のシリコン酸化膜bを介して約10μmの厚さの単結晶
シリコン層cを設けてSOI(Silicon−On-Insulator)
基板を製造し(図5(A))、単結晶シリコン層cにリ
ン、ボロン等の不純物をドーピングして同層aを低抵抗
化する。
【0030】(2)第2工程 上記実施形態の第2工程と同様なマスク及びエッチング
処理により、シリコン酸化膜b上に駆動電極部30−
1,30−2、検出電極部40−1,40−2及びアン
カ12−1〜12−4を形成するとともに、振動子2
0、電極指22−1〜22−4、連結部23−1,23
−2及び梁11−1〜11−4に相当する部分を残す
(図5(B))。
【0031】(3)第3工程 上記実施形態の第4工程と同様なエッチング処理によ
り、振動子20、電極指22−1〜22−4、連結部2
3−1,23−2及び梁11−1〜11−4を基板10
上面から浮かせて形成する(図5(C))。
【0032】(4)第4工程 単結晶シリコン層aをフッ酸−硝酸−酢酸水溶液でエッ
チングすると、第1工程において形成された不純物濃度
の高い部分のみが選択的に除去されるので、凹部15が
形成される。(図5(D))。
【0033】上記のように構成した変形例に係る半導体
装置も上記実施形態と同様に、振動子20が振動してい
る場合、振動子20の下方に十分広い空間を確保するこ
とができるので、振動子20と基板10との間に存在す
る空気の粘性抵抗により振動子20の振動が抑制される
ことなく、同振動子20を振動させることできる。した
がって、本変形例によっても、大気中においても振動子
20を十分大きな振幅で振動させることができる。
【0034】なお、上記実施形態及び変形例において
は、振動子20を大気中にて振動させるようにしていた
が、本発明を真空パッケージした半導体装置に適用して
もよい。この場合、上記実施形態のように基板の振動子
に対向する位置に貫通孔が設けられている半導体装置に
おいては、基板の上面及び下面を全面に渡ってそれぞれ
覆うようにガラスなどからなる蓋を基板上面及び下面に
それぞれ固着するとよい。また、上記変形例のように基
板の振動子に対向する位置に凹部が設けられている半導
体装置においては、基板の上面を全面に渡って覆うよう
にガラスなどからなる蓋を基板上面に固着するとよい。
【0035】このように構成された変形例においても、
上記実施形態及び変形例と同様に、振動子が振動してい
る場合、振動子の下方に十分広い空間を確保することが
できるため、残存気体による粘性抵抗を減少させること
ができるので、振動子の振動が気体の粘性抵抗による影
響をほとんど受けない半導体装置を実現できる。
【0036】また、上記実施形態及び変形例において
は、本発明を角速度を検出するための半導体装置に適用
していたが、本発明は加速度を検出するための半導体装
置にも適用できる。この場合、基板に働く加速度によっ
て振動子が変位する変位量を検出するようにすればよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る半導体装置の平面図である。
【図2】 (A)は図1の半導体装置のA−A線に沿っ
た断面図であり、(B)は図1の半導体装置のB−B線
に沿った断面図であり、(C)は図1の半導体装置のC
−C線に沿った断面図であり、(D)は図1の半導体装
置のD−D線に沿った断面図である。
【図3】 (A)〜(D)は、図1の半導体装置の製造工程
を示す断面図である。
【図4】 本発明の変形例に係る半導体装置の断面図で
ある。
【図5】 (A)〜(D)は、図4の半導体装置の製造工程
を示す断面図である。
【符号の説明】
10…基板、20…振動子、21…貫通孔、11−1〜
11−4…梁、12−1〜12−4…アンカ、12b−
1〜12b−4,30b−1,40b−1…中間層、1
2c−1〜12c−4,30c−1,40c−1…上
層、13,34−1,34−2,45−1,45−2…
電極パッド、30−1,30−2…駆動電極部、31−
1,31−2,41−1,41−2…基部、22−1〜
22−4,32−1,32−2,43−1,43−2…
電極指、33−1,33−2,44−1,44−2…パ
ッド部、40−1,40−2…検出電極部、23−1,
23−2,42−1,42−2…連結部、14…貫通
孔、15…凹部、a,c…単結晶シリコン層、b…シリ
コン酸化膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にその上面から所定距離だけ隔て
    て平行に配置され、同基板上面に支持部を介して変位可
    能に接続された振動部を有する半導体装置において、前
    記基板の振動部に対向する部分に凹部又は貫通孔を設け
    たことを特徴とする半導体装置。
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