JP2000126887A - レーザ加工による製品の集積方法およびレーザ加工による製品の集積装置 - Google Patents

レーザ加工による製品の集積方法およびレーザ加工による製品の集積装置

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JP2000126887A
JP2000126887A JP10302958A JP30295898A JP2000126887A JP 2000126887 A JP2000126887 A JP 2000126887A JP 10302958 A JP10302958 A JP 10302958A JP 30295898 A JP30295898 A JP 30295898A JP 2000126887 A JP2000126887 A JP 2000126887A
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Shinobu Shimoji
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率よく製品とスケルトンを仕分けて集積す
るレーザ加工による製品の集積方法およびレーザ加工に
よる製品の集積装置を提供する。 【解決手段】 製品PはスケルトンSと共にフォーク6
3により取り上げられて第一のローラテーブル61に搬
出され、仕分けクランパ81がスケルトンSの端部のみ
をクランプして第二のローラテーブル67に引き上げ
る。この時、制御装置12は仕分けクランパ81と第一
のローラテーブル61と製品用台車55を同期して移動
させ、第一のローラテーブル61と第二のローラテーブ
ル67の間から製品Pのみが落下して、下に待機してい
る製品用台車55に集積される。その後、制御装置12
は仕分けクランパ81と第二のローラテーブル67とス
ケルトン用台車57を同期して移動させ、仕分けクラン
パ81をアンクランプしてスケルトンSを下方に待機し
ているスケルトン用台車57に集積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ加工機に
より切断加工された製品の集積を行うためのレーザ加工
による製品の集積方法およびレーザ加工による製品の集
積装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5を参照するに、従来より、レーザ加
工機により切断加工された製品Pは、製品Pの切断面の
外周面とスケルトンS側の内周面との間の摩擦によりス
ケルトンSにくっついている。従って、図6に示されて
いるように、レーザ加工機からパイプローラ101によ
り搬出されて、製品PとスケルトンSが一緒に台車10
3の上の集積パレット105に集積されるのが一般的で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の技術にあっては、図7に示されているように、
製品PとスケルトンSが同じ集積パレット105の上に
集積されるため、作業者が製品Pを仕分けなければなら
ず、面倒であるばかりでなく作業効率が悪いという問題
がある。
【0004】また、集積の際に製品PがスケルトンSか
ら分離すると、製品PとスケルトンSが重なって集積高
さが高くなるので、集積できる量が少なくなるという問
題がある。
【0005】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、効率よく製品とスケ
ルトンを仕分けて集積することのできるレーザ加工によ
る製品の集積方法およびレーザ加工による製品の集積装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のレーザ加工による製品の集
積方法は、レーザ加工機により切断加工された製品をス
ケルトンから分離して集積するレーザ加工による製品の
集積方法において、前記切断加工された製品をスケルト
ンと一体的に第一のローラテーブルに搬出し、前記製品
を集積する製品用台車を前記第一のローラテーブルとこ
の第一のローラテーブルから少し離れて高い位置にある
第二のローラテーブルとの間に位置決めすると共に、前
記スケルトンの端部のみを仕分けクランパによりクラン
プして前記第二のローラテーブルに引き上げ、前記第一
のローラテーブルと第二のローラテーブルの間から前記
スケルトンから分離した製品を落下させて前記製品用台
車に集積した後、前記スケルトンを支持している前記第
二のローラテーブルのローラを前記第一のローラテーブ
ル方向へ移動させてから前記仕分けクランパをアンクラ
ンプしてスケルトンをスケルトン用台車に落下させて集
積すること、を特徴とするものである。
【0007】従って、レーザ加工機により切断加工され
た製品は、スケルトンと共に第一のローラテーブルに搬
出され、この第一のローラテーブル上に搬出されたスケ
ルトンの端部を仕分けクランパによりクランプして第二
のローラテーブルに引き上げる。この時、製品用台車を
第一のローラテーブルと第二のローラテーブルの間に移
動させておき、第一のローラテーブルと第二のローラテ
ーブルの間から製品のみが落下して、下に待機している
製品用台車に集積される。その後、仕分けクランパと同
期してスケルトン用台車を移動させ、第二のローラテー
ブルのローラを移動させると共に、仕分けクランパをア
ンクランプして第二のローラテーブルに引き上げられて
いるスケルトンを下方に待機しているスケルトン用台車
に集積する。
【0008】請求項2による発明のレーザ加工による製
品の集積方法は、請求項1の発明のレーザ加工による製
品の集積方法において、前記スケルトンと製品をレーザ
加工機から一体的に搬出する際に、レーザ加工機におい
てスケルトンおよび製品を支持している支持テーブルの
支持部の間にフォークを挿入してすくいあげること、を
特徴とするものである。
【0009】従って、レーザ加工機において切断加工さ
れた製品とスケルトンを一体的に搬出する際に、フォー
クをレーザ加工機の支持テーブルの支持部の間に挿入し
て下からすくい上げて取り上げる。
【0010】請求項3による発明のレーザ加工による製
品の集積装置は、レーザ加工機により切断加工された製
品をスケルトンから分離して集積するレーザ加工による
製品の集積装置であって、前記レーザ加工機において切
断加工された製品およびスケルトンを一体的に取り上げ
て搬出するためのフォークを備えたアンローダと、この
アンローダにより搬出された製品とスケルトンを一旦載
置する第一のローラテーブルと、この第一のローラテー
ブルから若干離れて高い位置で同じ方向に設けられてい
る第二のローラテーブルと、前記第一のローラテーブル
および前記第二のローラテーブルの下側を前記第一のロ
ーラテーブルおよび前記第二のローラテーブルの搬送方
向へ移動自在に設けられている製品用台車およびスケル
トン用台車と、前記スケルトンの端部のみをクランプし
て前記第一のローラテーブルから前記第二のローラテー
ブルに引き上げる仕分けクランパと、前記製第一のロー
ラテーブルと製品用台車と仕分けクランパを同期して作
動させ製品を製品用台車に集積した後に、前記第二のロ
ーラテーブルとスケルトン用台車と仕分けクランパを同
期して作動させべくスケルトンをスケルトン用台車に集
積させるべく制御する制御装置と、を備えてなることを
特徴とするものである。
【0011】従って、レーザ加工機により切断加工され
た製品は、スケルトンと共にフォークにより取り上げら
れてアンローダにより第一のローラテーブルに搬出され
る。この第一のローラテーブル上に搬出されたスケルト
ンの端部のみを仕分けクランパによりクランプして第二
のローラテーブルに引き上げる。この時、制御装置は仕
分けクランパと第一のローラテーブルと製品用台車を同
期して移動させ、第一のローラテーブルと第二のローラ
テーブルの間から製品のみが落下して、下に待機してい
る製品用台車に集積されるように制御する。その後、制
御装置は仕分けクランパと第二のローラテーブルとスケ
ルトン用台車を同期して移動させ、仕分けクランパをア
ンクランプして第二のローラテーブルに引き上げられて
いるスケルトンを下方に待機しているスケルトン用台車
に集積するように制御する。
【0012】請求項4による発明のレーザ加工による製
品の集積装置は、請求項3記載の発明のレーザ加工によ
る製品の集積装置において、前記フォークが、前記レー
ザ加工機においてスケルトンおよび製品を支持している
支持テーブルの支持部の間に挿入可能なものであるこ
と、を特徴とするものである。
【0013】従って、フォークはレーザ加工機の支持テ
ーブルの支持部の間に挿入されるので、製品およびスケ
ルトンを下側から一体的にすくいあげる。
【0014】請求項5による発明のレーザ加工による製
品の集積装置は、請求項3または4の発明のレーザ加工
による製品の集積装置において、前記制御装置が、前記
第一のローラテーブルを回転駆動すると共に前記製品用
台車を第一のローラテーブルと第二のローラテーブルの
間に移動させて、前記第一ローラテーブルに載置されて
いる製品を前記製品用台車に落下させて集積すべく制御
すると共に、前記第二のローラテーブルのローラを前記
第一のローラテーブル方向へ移動させると共に前記スケ
ルトン用台車を第二のローラテーブルの下方へ移動させ
てから前記仕分けクランパをアンクランプしてスケルト
ン用台車に落下させて集積すべく制御するものであるこ
と、を特徴とするものである。
【0015】従って、制御装置は第一のローラテーブル
に載置されたスケルトンと製品のうちスケルトンのみ仕
分けクランパによりクランプされて持ち上げられ、製品
は第一のローラテーブルの駆動により第二のローラテー
ブルとの間から落下して、下方に位置決めされている製
品用台車の上に集積するように制御する。また、第二の
ローラテーブルに引き上げられて支持されているスケル
トンは、第二のローラテーブルのローラを移動させて取
り除くと共に仕分けクランパをアンクランプして、第二
のローラテーブルの下方に位置決めされているスケルト
ン用台車の上に落下して集積するように制御する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1および図2には、レーザ加工装置1の
全体が示されている。このレーザ加工装置1では、被加
工材であるワークWを多段の棚3に収納した自動倉庫
5、この自動倉庫5のワークWを搬入するワーク搬入装
置7、搬入されたワークWをレーザ切断加工するレーザ
加工機9、加工された製品P等を搬出する集積装置11
等を有しており、これらを制御する制御装置12が設け
られている。
【0018】ワーク搬入装置7、レーザ加工機9、集積
装置11の上方には、ガイドレール13が設けられてい
る。
【0019】自動倉庫5では、エレベータ15が自動倉
庫5の側面に沿って上下移動自在に設けられている。こ
のエレベータ15にはトラバーサ17が図1中左右方向
へ往復移動自在に設けられており、トラバーサ17には
自動倉庫5の棚3に収納されているワークパレット19
を引っかけて引き出すためのフック21が設けられてい
る。
【0020】従って、ワークWを取り出す際には、エレ
ベータ15を上下移動して所望のワークWを収納してい
る棚3の前に位置決めし、トラバーサ17を棚3の内部
へ移動させてフック21をワークパレット19に引っか
ける。トラバーサ17をエレベータ15へ移動させてワ
ークパレット19をエレベータ15に載せ、エレベータ
15を最下段棚3Lへ下降させて、ワークパレット19
を最下段棚3Lに収納する。
【0021】ワーク搬入装置7では、自動倉庫5の内部
からレーザ加工機9の前までレール23が敷設されてお
り、このレール23に沿って移動自在の油圧リフタ25
が設けられている。この油圧リフタ25の上面にはフリ
ーベアテーブル27が設けられている。
【0022】ガイドレール13には油圧リフタ25上の
ワークWを一枚づつ吸着して取り出すための多数のバキ
ュームパット29を備えた一枚取りローダ31が移動自
在に設けられている。また、ガイドレール13の支柱3
3には、ワークWの原点決めを行うためのXY軸原点3
5および油圧リフタ25上のワークWをXY軸原点35
に引き寄せるための原点引き寄せパット37が設けられ
ている。
【0023】従って、油圧リフタ25を下げた状態で自
動倉庫5の最下段棚3Lの下へ移動させて最下段棚3L
に収納されているワークパレット19の下へ潜り込み、
油圧リフタ25を上げて、ワークパレット19を油圧リ
フタ25のフリーベアテーブル27の上に載置する。油
圧リフタ25をレール23に沿って図1中右方向へ移動
させ、バキュームパット29によりワークWを一枚取り
上げた後、油圧リフタ25はワークパレット19を自動
倉庫5の最下段3Lへ戻す。油圧リフタ25は空でバキ
ュームパット29の下へ戻り、一枚取りしたワークWを
油圧リフタ25上のフリーベアテーブル25上へ降ろ
し、原点引き寄せパット37によりワークWをXY軸原
点35に突き当てて原点決めをし、一枚取りローダ31
のバキュームパット29によりワークWを取り上げる。
一枚取りローダ31をレーザ加工機9へ移動させてワー
クWをレーザ加工機9へ供給する。
【0024】レーザ加工機9では、ワークWを載置する
支持テーブルとしての例えば剣山テーブル39がX軸モ
ータ41によりX軸方向へ移動自在に設けられており、
供給されたワークWをクランプする一対のワーククラン
パ43が設けられている。また、剣山テーブル39を跨
ぐフレーム45には、先端からレーザ光LBを照射する
レーザ加工ヘッド47がY軸モータ49によりY軸方向
へ移動自在に設けられている。
【0025】従って、供給されたワークWはワーククラ
ンパ43によりクランプされた状態で剣山テーブル39
に載置され、X軸モータ41により剣山テーブル39を
X軸方向へ移動させてワークWを加工位置に位置決めす
る。同時にY軸モータ49によりレーザ加工ヘッド47
をY軸方向へ移動させて、ワークWの所望の位置にレー
ザ加工を行う。
【0026】図3を併せて参照するに、集積装置11で
は、集積台車用レール51が図1中上下方向に敷設され
ており、この集積台車用レール51の上には各々油圧リ
フタ53を備えた製品用台車55およびスケルトン用台
車57が移動自在に設けられている。
【0027】前記集積台車用レール51の上方で、前記
ガイドレール13の下方には、複数のパイプローラ59
を回転自在に備えた第一のローラテーブルとしてのパイ
プローラテーブル61が図1中上下方向に設けられてい
る。
【0028】また、フォーク63を上下移動自在に備え
たアンローダとしてのフォークアンローダ65がガイド
レール13に沿って、レーザ加工機9とパイプローラテ
ーブル61の間で移動自在に設けられている。
【0029】さらに、前記パイプローラテーブル61の
図1中上側に少し離れてパイプローラテーブル61より
若干高い位置に第二のローラテーブルであるサポートロ
ーラ67が設けられており、このサポートローラ67の
下方には前述の集積台車用レール51に沿ってスケルト
ンSを積載するためのスケルトン用台車57が移動自在
に設けられている。
【0030】図4を併せて参照するに、サポートローラ
67は、モータ69により駆動される駆動スプロケット
71および3個のスプロケット73に走行自在に巻回さ
れたチェーン75の一部にスケルトンSを支持するロー
ラ77を回転自在に有している。従って、スケルトンS
を支持する際にはローラ77が上方に位置するように
し、スケルトンSを落下させる際にはモータ69により
チェーン75を移動させてローラ77を退避させるもの
である。
【0031】また、サポートローラ67の上方にはガイ
ドレール79が図3中左右方向に設けられており、この
ガイドレール79には仕分けクランパ81がモータ83
(図1参照)により移動自在に設けられている。
【0032】次に、前述のように自動倉庫5からワーク
搬入装置7によりレーザ加工機9に搬入されて切断加工
された製品Pの集積方法について説明する。
【0033】レーザ加工機9において切断加工された製
品PとスケルトンSは、剣山テーブル39の支持部とし
ての剣山の間に挿入されたフォーク63により下側から
一体的に取り上げられて、フォークアンローダ65によ
りパイプローラテーブル61へ搬出され、フォーク63
をパイプローラ59の間から下降させて製品Pおよびス
ケルトンSをパイプローラテーブル61に載置する。
【0034】次いで、製品Pをクランプしないようにス
ケルトンSの端面のみを仕分けクランパ81がクランプ
する。パイプローラ59の回転駆動、製品用台車55の
移動、仕分けクランパ81の移動が同期して開始され、
仕分けクランパ81によりスケルトンSをサポートロー
ラ67の上に引き上げる。この時、製品Pはスケルトン
Sから分離して、パイプローラテーブル61とサポート
ローラ67の間から落下して製品用台車55の上に集積
される。
【0035】製品Pを集積した製品用台車55は、パイ
プローラテーブル61の下に戻り、スケルトン用台車5
7がサポートローラ67の下に移動する。サポートロー
ラ67を図3中反時針方向に走行させてローラ77を退
避させ、仕分けクランパ81をアンクランプしてスケル
トンSをスケルトン用台車57の上に落下させて集積す
る。
【0036】以上の結果から、製品PとスケルトンSを
自動で別個に集積することができるので、人手による仕
分け作業が無くなって作業効率が改善される。
【0037】また、奇麗に集積することができるので、
一つのパレットに多数の製品PやスケルトンSを集積す
ることができる。
【0038】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるレーザ加工による製品の集積方法では、レーザ加工
機により切断加工された製品は、スケルトンと共に第一
のローラテーブルに搬出され、この第一のローラテーブ
ル上に搬出されたスケルトンの端部を仕分けクランパに
よりクランプして第二のローラテーブルに引き上げる。
この時、製品用台車を第一のローラテーブルと第二のロ
ーラテーブルの間に移動させておき、第一のローラテー
ブルと第二のローラテーブルの間から製品のみが落下し
て、下に待機している製品用台車に集積される。その
後、仕分けクランパと同期してスケルトン用台車を移動
させ、第二のローラテーブルのローラを移動させると共
に、仕分けクランパをアンクランプして第二のローラテ
ーブルに引き上げられているスケルトンを下方に待機し
ているスケルトン用台車に集積するので、製品とスケル
トンを自動で別個に集積することができ、人手による仕
分け作業が無くなって作業効率が改善される。また、奇
麗に集積することができるので、一つのパレットに多数
の製品やスケルトンを集積することができる。
【0040】請求項2の発明によるレーザ加工による製
品の集積方法では、レーザ加工機において切断加工され
た製品とスケルトンを一体的に搬出する際に、フォーク
をレーザ加工機の支持テーブルの支持部の間に挿入して
下からすくい上げるので、切断された製品をスケルトン
と一体的に取り上げることができる。
【0041】請求項3の発明によるレーザ加工による製
品の集積装置では、レーザ加工機により切断加工された
製品は、スケルトンと共にフォークにより取り上げられ
てアンローダにより第一のローラテーブルに搬出され
る。この第一のローラテーブル上に搬出されたスケルト
ンの端部のみを仕分けクランパによりクランプして第二
のローラテーブルに引き上げる。この時、制御装置は仕
分けクランパと第一のローラテーブルと製品用台車を同
期して移動させ、第一のローラテーブルと第二のローラ
テーブルの間から製品のみが落下して、下に待機してい
る製品用台車に集積されるように制御する。その後、制
御装置は仕分けクランパと第二のローラテーブルとスケ
ルトン用台車を同期して移動させ、仕分けクランパをア
ンクランプして第二のローラテーブルに引き上げられて
いるスケルトンを下方に待機しているスケルトン用台車
に集積するように制御するので、製品とスケルトンを自
動で別個に集積することができ、人手による仕分け作業
が無くなって作業効率が改善される。また、奇麗に集積
することができるので、一つのパレットに多数の製品や
スケルトンを集積することができる。
【0042】請求項4の発明によるレーザ加工による製
品の集積装置では、フォークはレーザ加工機の支持テー
ブルの支持部の間に挿入されるので、切断された製品お
よびスケルトンを下側から一体的にすくいあげることが
できる。
【0043】請求項5の発明によるレーザ加工による製
品の集積装置では、制御装置が第一のローラテーブルに
載置されたスケルトンと製品のうちスケルトンのみを仕
分けクランパによりクランプして持ち上げ、製品は第一
のローラテーブルの駆動により第二のローラテーブルと
の間から落下して下方に位置決めされている製品用台車
の上に集積するように制御するので、製品をスケルトン
から自動で選別して別個に集積することができる。ま
た、制御装置が第二のローラテーブルのローラを移動さ
せて取り除くと共に仕分けクランパをアンクランプして
スケルトンを落下させるので、第二のローラテーブルの
下方に位置決めされているスケルトン用台車の上に集積
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るレーザ加工による製品の集積装
置を備えたレーザ加工装置の全体を示す平面図である。
【図2】図1中II方向から見た正面図である。
【図3】図1中III方向から見た拡大図である。
【図4】サポートローラの構造を示す説明図である。
【図5】従来におけるスケルトンと製品がくっついてい
る状態を示す説明図である。
【図6】従来における製品等の搬出状態を示す説明図で
ある。
【図7】従来における製品等の集積を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
9 レーザ加工機 11 集積装置 12 制御装置 55 製品用台車 57 スケルトン用台車 61 パイプローラテーブル(第一のローラテーブル) 63 フォーク 65 フォークアンローダ(アンローダ) 67 サポートローラ(第二のローラテーブル) 81 仕分けクランパ P 製品 S スケルトン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ加工機により切断加工された製品
    をスケルトンから分離して集積するレーザ加工による製
    品の集積方法において、前記切断加工された製品をスケ
    ルトンと一体的に第一のローラテーブルに搬出し、前記
    製品を集積する製品用台車を前記第一のローラテーブル
    とこの第一のローラテーブルから少し離れて高い位置に
    ある第二のローラテーブルとの間に位置決めすると共
    に、前記スケルトンの端部のみを仕分けクランパにより
    クランプして前記第二のローラテーブルに引き上げ、前
    記第一のローラテーブルと第二のローラテーブルの間か
    ら前記スケルトンから分離した製品を落下させて前記製
    品用台車に集積した後、前記スケルトンを支持している
    前記第二のローラテーブルのローラを前記第一のローラ
    テーブル方向へ移動させてから前記仕分けクランパをア
    ンクランプしてスケルトンをスケルトン用台車に落下さ
    せて集積すること、を特徴とするレーザ加工による製品
    の集積方法。
  2. 【請求項2】 前記スケルトンと製品をレーザ加工機か
    ら一体的に搬出する際に、レーザ加工機においてスケル
    トンおよび製品を支持している支持テーブルの支持部の
    間にフォークを挿入してすくいあげること、を特徴とす
    る請求項1記載のレーザ加工による製品の集積方法。
  3. 【請求項3】 レーザ加工機により切断加工された製品
    をスケルトンから分離して集積するレーザ加工による製
    品の集積装置であって、前記レーザ加工機において切断
    加工された製品およびスケルトンを一体的に取り上げて
    搬出するためのフォークを備えたアンローダと、このア
    ンローダにより搬出された製品とスケルトンを一旦載置
    する第一のローラテーブルと、この第一のローラテーブ
    ルから若干離れて高い位置で同じ方向に設けられている
    第二のローラテーブルと、前記第一のローラテーブルお
    よび前記第二のローラテーブルの下側を前記第一のロー
    ラテーブルおよび前記第二のローラテーブルの搬送方向
    へ移動自在に設けられている製品用台車およびスケルト
    ン用台車と、前記スケルトンの端部のみをクランプして
    前記第一のローラテーブルから前記第二のローラテーブ
    ルに引き上げる仕分けクランパと、前記第一のローラテ
    ーブルと製品用台車と仕分けクランパを同期して作動さ
    せ製品を製品用台車に集積した後に、前記第二のローラ
    テーブルとスケルトン用台車と仕分けクランパを同期し
    て作動させべくスケルトンをスケルトン用台車に集積さ
    せるべく制御する制御装置と、を備えてなることを特徴
    とするレーザ加工による製品の集積装置。
  4. 【請求項4】 前記フォークが、前記レーザ加工機にお
    いてスケルトンおよび製品を支持している支持テーブル
    の支持部の間に挿入可能なものであること、を特徴とす
    る請求項3記載のレーザ加工による製品の集積装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置が、前記第一のローラテー
    ブルを回転駆動すると共に前記製品用台車を第一のロー
    ラテーブルと第二のローラテーブルの間に移動させて、
    前記第一ローラテーブルに載置されている製品を前記製
    品用台車に落下させて集積すべく制御すると共に、前記
    第二のローラテーブルのローラを前記第一のローラテー
    ブル方向へ移動させると共に前記スケルトン用台車を第
    二のローラテーブルの下方へ移動させてから前記仕分け
    クランパをアンクランプしてスケルトン用台車に落下さ
    せて集積すべく制御するものであること、を特徴とする
    請求項3または4記載のレーザ加工による製品の集積装
    置。
JP10302958A 1998-10-23 1998-10-23 レーザ加工による製品の集積方法およびレーザ加工による製品の集積装置 Pending JP2000126887A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014083594A (ja) * 2012-10-29 2014-05-12 Koike Sanso Kogyo Co Ltd 切断設備

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JP2014083594A (ja) * 2012-10-29 2014-05-12 Koike Sanso Kogyo Co Ltd 切断設備

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