JP2000101007A - ヒートパイプの吸熱部取り付け構造 - Google Patents

ヒートパイプの吸熱部取り付け構造

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JP2000101007A
JP2000101007A JP28725198A JP28725198A JP2000101007A JP 2000101007 A JP2000101007 A JP 2000101007A JP 28725198 A JP28725198 A JP 28725198A JP 28725198 A JP28725198 A JP 28725198A JP 2000101007 A JP2000101007 A JP 2000101007A
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heat
heat absorbing
heat pipe
wiring board
mounting structure
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JP28725198A
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English (en)
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Satoshi Odanaka
聡 小田中
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付け、解体時の作業効率の向上及び部品
点数の削減が可能なヒートパイプの吸熱部取り付け構造
を提供する。 【解決手段】 ヒートパイプ6は、吸熱部6a、熱輸送
部6b、放熱部6cを有する。吸熱部6aには吸熱プレ
ート8が固定されている。吸熱プレート8の四隅には段
曲げ部10が形成されており、その先端には係止片11
が形成されている。PCB4の対向個所には、係止片1
1が嵌合する係止穴12があり、係止片11は係止穴1
2を介してPCB4の裏面に面接触し、吸熱プレート8
とPCB4が固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板上
に実装されている発熱を伴う電子部品の放熱を行う放熱
部品としてのヒートパイプに関し、特にその吸熱部のプ
リント配線板への取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は使用状態のノート型パソコンの一
部切り欠き斜視図である。ノート型パソコンにおいて
は、表示部1と、キーボード3を備えた本体部2とが折
り畳み可能となるように構成され、本体内部には、機器
性能を実現するためのプリント配線板(以下、PCB
4)上にCPUに代表される発熱を伴う電子部品(以
下、発熱素子5)が数多く実装されている。
【0003】近年、機器の高機能化、高速化を実現する
ために、発熱素子5は、発熱量が増加する傾向にあり、
筐体内の温度上昇により機器性能の信頼性を損なう危険
性を伴っている。従って、何等かの対策を施す必要性が
生じてきた。
【0004】そうしたことから、機器筐体内に放熱部品
として、吸熱部6a、熱輸送部6b、放熱部6cを構成
するヒートパイプ6を用いることにより、発熱素子5に
集中した熱を筐体内外へ拡散放出し、熱による機器性能
の劣化を防いでいる。上記ヒートパイプ6を用いる場
合、発熱素子5の熱を如何にロスなくヒートパイプ6へ
伝熱できるかが放熱効率を大きく左右する。そこで、吸
熱部構造7が重要なものとなってくる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図8は従来のヒートパ
イプの吸熱部構造を示す分解斜視図、図9は従来のヒー
トパイプの吸熱部取り付け構造を示す分解斜視図であ
る。図9に示すように、ヒートパイプ6の吸熱部6a
は、アルミ、若しくは銅等の熱伝導性に優れた材料で構
成される吸熱プレート8にて保持されている。吸熱プレ
ート8は、図8に示すように、上側の吸熱プレート8a
と下側の吸熱プレート8bの2枚から構成されており、
上側の吸熱プレート8aに加工された溝部にヒートパイ
プ6を圧入し、下側の吸熱プレート8bでヒートパイプ
6の露出部を挟み込むように押さえ、発熱素子5と熱的
に接続された吸熱プレート8に伝わった熱をヒートパイ
プ6へロスなく伝える構造をとっている。
【0006】このようにヒートパイプ6の吸熱部6aに
吸熱プレート8を固定した後、図9に示すように、発熱
素子5の四隅部のPCB4に設けた穴9に、吸熱プレー
ト8をねじ止めして、吸熱プレート8をPCB4に固定
するようになっている。
【0007】しかし、従来のこの吸熱部6aの取り付け
構造においては、吸熱プレート8のPCB4に対する取
り付け及び解体時に、ねじを扱う作業を強いられること
になり、作業工数及び部品点数の増加につながるという
問題があった。
【0008】そこで本発明は、組み付け、解体時の作業
効率の向上及び部品点数の削減が可能なヒートパイプの
吸熱部取り付け構造を提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、プリント配線板上に実装さ
れた発熱素子の発熱を吸熱部で吸熱し、熱輸送部を介し
て放熱部へ導いて放熱するヒートパイプにおいて、吸熱
部に取り付けられる吸熱プレートの端部に段曲げ部を形
成し、この段曲げ部先端の係止片を、プリント配線板上
の対向位置に形成された係止穴を介してプリント配線板
に係止することで、吸熱プレートをプリント配線板に取
り付けるようにしたことを特徴とするものである。
【0010】また上記目的を達成するために、請求項2
記載の発明は、請求項1記載において、発熱素子の発熱
面と吸熱プレートの吸熱面の間に、熱伝導性に優れた弾
性を有するラバーシートを挟持したことを特徴とするも
のである。
【0011】また上記目的を達成するために、請求項3
記載の発明は、請求項2記載において、上側の吸熱プレ
ートとラバーシートでヒートパイプの吸熱部を挟持した
ことを特徴とするものである。
【0012】また上記目的を達成するために、請求項4
記載の発明は、請求項1記載において、係止片には、脱
落防止部を設け、対向するプリント配線板には、この脱
落防止部と係合する係合部を設けたことを特徴とするも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら説明する。図1は第1の実施形態の
ヒートパイプの吸熱部取り付け構造を示す分解斜視図で
ある。
【0014】ヒートパイプ6の吸熱部6aに固定される
吸熱プレート8の四隅部に、下方に向けてPCB4、発
熱素子5、吸熱プレート8の重ね合わせ高さで決まる段
差よりも若干寸法の大きい段曲げ部10を形成し、さら
にその先端を水平に折り曲げて係止片11を形成する。
一方、PCB4にあって発熱素子5の四隅部には、この
係止片11が嵌合される係止穴12が形成されている。
【0015】図3は図1に示す取り付け構造の断面図で
ある。係止片11は、係止穴12に垂直に嵌合された
後、図1の矢印で示されるように、水平に移動させられ
る。従って、図3に示すように、係止片11は、PCB
4の裏面(発熱素子5が実装される面と反対側の面)に
面接触し、このことで、吸熱プレート8はPCB4に取
り付け固定されることになる。従って、発熱素子5の発
熱面5aが吸熱プレート8bの吸熱面8cと面接触し、
両者は熱的に接続される。
【0016】図2は第1の実施形態の変形例のヒートパ
イプの吸熱部取り付け構造を示す分解斜視図である。図
1に示す例とは、段曲げ部10及び係止片11の折り曲
げ方向が90度異なっているが、その機能は図1、図3
に示す例と全く同じである。
【0017】図4は第2の実施形態のヒートパイプの吸
熱部取り付け構造を示す断面図である。この図は、図2
の構成を利用したものである。発熱素子5の発熱面5a
と吸熱プレート8の吸熱面8cは、理想的な平面で平行
に配置でき、接触面積を広く確保できる面接触であるこ
とが熱伝達効率上望ましいが、部品の加工及び組み付け
精度上不可能である。そこで第2の実施形態では、両者
の隙間に熱伝導性に優れた弾性を有するラバーシート1
3を配置することにより、発熱素子5と吸熱プレート8
の熱抵抗を低減するものである。
【0018】この場合、段曲げ部10の高さを、PCB
4、発熱素子5、ラバーシート13、吸熱プレート8の
重ね合わせ高さより若干低くし、ラバーシート13を圧
縮させながら、係止片11をPCB4の裏面に係止すれ
ば、より効果的な熱伝達が可能になる。
【0019】図5は第3の実施形態のヒートパイプの吸
熱部取り付け構造を示す断面図である。この実施形態
は、下側の吸熱プレート8bを省略して、ラバーシート
13と上側の吸熱プレート8aでヒートパイプ6を挟持
する。このように、ヒートパイプ6と発熱素子5との間
に、熱伝導性に優れた弾性を有するラバーシート13だ
けを介在させることにより、ヒートパイプ6への伝熱ロ
スが減り、結果として放熱性能の向上が可能となる。
【0020】図6は第4の実施形態のヒートパイプの吸
熱部取り付け構造を示す分解斜視図である。この実施形
態では、段曲げ部10の先端の規制片11に、切り起こ
し、もしくは半抜きによる脱落防止突起14を設け、P
CB4には、該突起14と対応した位置に、該突起14
が嵌まり込む孔15を設けるようにしたものである。こ
のようにすることで、吸熱プレート8がPCB4から脱
落するのを防止することができ、取り付け構造の信頼性
がさらに高まる。なお、突起14と孔15の関係が逆で
あってもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ヒートパ
イプの組み付け工数及び部品点数の削減を図ると共に、
解体性の向上を図ることができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、発熱素子と
吸熱プレートの熱的接続における、接触熱抵抗を低減す
ることができる。
【0023】請求項3記載の発明によれば、ヒートパイ
プへの伝熱ロスがさらに減り、放熱性能の向上を図るこ
とができる。
【0024】請求項4記載の発明によれば、ヒートパイ
プの吸熱部の取り付け信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のヒートパイプの吸熱部取り付
け構造を示す分解斜視図である。
【図2】第1の実施形態の変形例のヒートパイプの吸熱
部取り付け構造を示す分解斜視図である。
【図3】図1に示すヒートパイプの吸熱部取り付け構造
の断面図である。
【図4】第2の実施形態のヒートパイプの吸熱部取り付
け構造を示す断面図である。
【図5】第3の実施形態のヒートパイプの吸熱部取り付
け構造を示す断面図である。
【図6】第4の実施形態のヒートパイプの吸熱部取り付
け構造を示す分解斜視図である。
【図7】使用状態のノート型パソコンの一部切り欠き斜
視図である。
【図8】従来のヒートパイプの吸熱部構造を示す分解斜
視図である。
【図9】従来のヒートパイプの吸熱部取り付け構造を示
す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 表示部 2 本体部 3 キーボード 4 PCB 5 発熱素子 5a 発熱面 6 ヒートパイプ 6a 吸熱部 6b 熱輸送部 6c 放熱部 7 吸熱部構造 8 吸熱プレート 8a 上側の吸熱プレート 8b 下側の吸熱プレート 8c 吸熱面 9 穴 10 段曲げ部 11 係止片 12 係止穴 13 ラバーシート 14 脱落防止突起 15 孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板上に実装された発熱素子
    の発熱を吸熱部で吸熱し、熱輸送部を介して放熱部へ導
    いて放熱するヒートパイプにおいて、 吸熱部に取り付けられる吸熱プレートの端部に段曲げ部
    を形成し、この段曲げ部先端の係止片を、プリント配線
    板上の対向位置に形成された係止穴を介してプリント配
    線板に係止することで、吸熱プレートをプリント配線板
    に取り付けるようにしたことを特徴とするヒートパイプ
    の吸熱部取り付け構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 発熱素子の発熱面と吸熱プレートの吸熱面の間に、熱伝
    導性に優れた弾性を有するラバーシートを挟持したこと
    を特徴とするヒートパイプの吸熱部取り付け構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、 上側の吸熱プレートとラバーシートでヒートパイプの吸
    熱部を挟持したことを特徴とするヒートパイプの吸熱部
    取り付け構造。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、 係止片には、脱落防止部を設け、対向するプリント配線
    板には、この脱落防止部と係合する係合部を設けたこと
    を特徴とするヒートパイプの吸熱部取り付け構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6404627B1 (en) * 1999-08-13 2002-06-11 Fujitsu Limited Radiator mechanism for information processor
JP2011128708A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Toshiba Corp 電子機器
JP2020533796A (ja) * 2017-09-21 2020-11-19 アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド ヒートシンクを備えるプリント回路基板

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