JP2000076560A - 侵入監視装置 - Google Patents
侵入監視装置Info
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- JP2000076560A JP2000076560A JP10246587A JP24658798A JP2000076560A JP 2000076560 A JP2000076560 A JP 2000076560A JP 10246587 A JP10246587 A JP 10246587A JP 24658798 A JP24658798 A JP 24658798A JP 2000076560 A JP2000076560 A JP 2000076560A
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Abstract
の検出をコスト増を生起することなく実現する。 【解決手段】 所定間隔L毎に、光磁気センサ32と反
射ミラー33を設けた光ファイバ31を複数i本を並設
し、各光ファイバ31-1、……、31-iの隣接同士の光
磁気センサ32はL0 ずらして配置し、光ファイバ31
-1、……、31-iに対応して、複数の光源21-1、…
…、21-iを備え、光源21-1、……、21 -iから発せ
られた光が、各磁気センサ32-11 、……、32-in か
ら反射ミラー33-11 、……、33-in で反射してくる
光信号が侵入物の有無による磁気力の相違により、変化
するのを演算部27で演算し、侵入物の存在及び位置を
検知する。
Description
火力発電所、大型プラント施設などの冷却水取水口のセ
キュリティーで必要とする侵入監視装置に関する。
の有無を検出する方法として、図1に示す遮光検出方法
がある。この遮光検出方法は、陸上の監視室1にモニタ
管制器2及びドライバ3を設けるとともに、監視室1の
近傍の岸壁5に投受光部4を設け、さらに対岸6にミラ
ー7を設けてある。投受光部4から発せられた光は、侵
入物がない場合は、ミラー7で反射してくる光を投受光
部4で受光する。しかし、侵入物が存在すると、その侵
入物によって遮光され、光が全く通らないか、あるいは
反射して戻る時間に相違が生じるので、侵入物を検出す
ることができる。
に示すように、水底9に音響センサあるいは磁気センサ
8-1、……、8-nを配置し、侵入物の到来によって、音
響的あるいは磁気的特性の変化が生じるのを陸上の監視
室1のモニタ・管制器2で監視する方法も考えられる。
出方法では、天候により動作が不安定であり、比較的距
離の短い範囲でしか検出できないし、また海上で遮光す
る侵入船のみ検出でき、海中からの侵入に対しては検出
できないという問題がある。また、音響・磁気による検
出方法では、海中からの侵入も検出できるというメリッ
トがあるが、感度的に広い範囲を検出するとなると、高
感度化、ドライブ・センサの回路数増が必要となり、コ
スト増となるという問題があった。
ものであって、海中侵入の場合でも検出可能であり、広
範囲の検出をさほどのコスト増を生起することなく実現
し得る侵入監視装置を提供することを目的としている。
は、それぞれが距離を保って並設され、それぞれが所定
間隔毎に光磁気センサと反射ミラーを設け、かつそれぞ
れの光磁気センサ及び反射ミラーが順次にずらした位置
に配置した複数本の光ファイバと、前記光ファイバの数
に対応した複数の光源と、これら光源からの光をそれぞ
れ各光ファイバに導き、かつ反射ミラーで反射してきた
光を出力する光学系と、光学系より出力される各光ファ
イバに対応する光を受け、監視領域への侵入物体の有無
を判別する演算手段と、を備えている。
せられ、各光ファイバに送り込まれる。各光ファイバで
は、光が光磁気センサ、反射ミラーに達する毎に、光を
反射させて光学系を経て、演算手段に反射に応じた信号
を入力する。侵入物が存在しない場合は、いずれの光磁
気センサの特性も変化がないので、演算手段に入力され
る各光磁気センサ、反射ミラーからの信号に変わりがな
い。侵入物が存在すると、その位置の光磁気センサへの
磁界が変化するので、光偏波の位相が変化し、反射ミラ
ーで反射して光学系に戻され、演算手段に入力される信
号が他の位置の光磁気センサ、反射センサからのものと
異なるものとなる。したがって、侵入物の存在及び位置
を検知できる。
明をさらに詳細に説明する。図3は、この発明の一実施
形態侵入監視装置の構成を示す概略図である。この実施
形態侵入監視装置は、陸上20側に設けられる部分と、
海中30に設置される部分から構成される。
定の間隔をおいて、光磁気センサ32-1、……、32-n
が設けられ、さらにこれら光磁気センサ32-1、……、
32 -nのすぐ後方に、反射ミラー33-1、……、33-n
が設けられている。陸上20の監視室には、光源21
と、この光源21と光ファイバ31との間に設けられる
ビームスプリッタ22及びレンズ23と、複ビームスプ
リッタ24と、ホトダイオード25、26と、演算部2
7とを備えている。
る。光磁気センサ32-1、32-2、……、32-nには、
λ/4板とYIG素子からなるファラデー効果型を使用
しているが、磁歪型を使用してもよい。光源21より発
せられた直線偏光の光は、ビームスプリッタ22、レン
ズ23を経て、光ファイバ31、光磁気センサ32-1、
……に入り、λ/4板で円偏光に変換され、反射ミラー
33-1、……で反射されて、光磁気センサ32-1、……
より光ファイバ31、……を経て、陸上部20に戻る。
その過程で、円偏光から直線偏光に戻るが、光ファイバ
31にはPMFすなわち偏波面保持型のものを使用して
おり、直交二方向の偏波面を持つ光がビームスプリッタ
22を経て、PBS24に入る。PBS24は2つの偏
波面の光を分離して、それぞれホトダイオード25、2
6で電気信号に変換し、演算部27に入力する。
気センサ32-1、……、32-nも磁気変化による円偏光
の位相の変化を受けず、演算部27における演算信号に
変化がない。しかし、物体が侵入すると、その地点の光
磁気センサは、その物体による磁気力により、円偏光の
位相に変化を生じ、したがって光ファイバ31を戻る直
線偏光の二方向の偏波面の光の強さも変化を生じ、PB
S24を経て、ホトダイオード25と26より出力され
る信号の大きさに侵入物が存在しない場合とは差が生じ
る。演算部27でホトダイオード25、26の出力を、
例えば加算あるいは減算して侵入物の存在を、そしてい
ずれの光磁気センサからの反射信号であるかにより、位
置を知ることができる。
32-nへの光は、反射ミラー33-1、……を半透明とし
て、一部光を透過させるものを使用する。光源を図4に
示すように、21-1、……、21-iと複数個設け、これ
に応じて光ファイバも31-1、……、31-iとして、マ
ルチチャンネルのシステムとすることもできる。一般に
光ファイバ内を伝搬する光信号の速度は、ファイバの屈
折率から光速の0.7倍程度(2×108 m/sec)
と考えられる。一方、光磁気センサの感度は、1nT以下
となることが予想され、ほぼフラックスゲート型磁力計
に匹敵する感度となる。仮に、20Kmの港湾の入口を
センサ間隔100mでフォローすることを考えると、2
0Kmを監視するのに必要なセンサ数は200個とな
る。また、1個毎のセンサ間隔=伝搬路の反射時間は、
100m/2×108 m/sec=0.5μsecとな
る。
グ周波数は、8ビットの分解能でサブミクロンsecに
入るか、16〜18ビットで2μsec程度の能力であ
る。そこで、仮に、信号処理のために8ビット、サンプ
リング周波数1μsecのA/D変換器を考えると、光
ファイバ内を信号が伝搬した時のパルス波形の歪み、A
/D変換精度を考えた際に、最低サンプリング周波数の
10倍のパルス幅と、センサ毎のディレイタイムが必要
となる。つまり、10μsec程度のパルス幅、ディレ
イタイムが必要となる。
ec/0.5μsec=20倍(100mの20倍で2
000m)の距離、あるいは遅延する方式が必要とな
る。光ファイバ1本では、センサ間隔が2Kmとなり、
検出能力の不足を招く。この不具合を解決するために、
図4のシステムを創出した。図4に示すシステムの光フ
ァイバ部のみを図5に示す。光ファイバ31-1、3
1-2、……、31-iは並設されるが、互いの光磁気セン
サは隣接する光ファイバに対し、L0 ずつずらして配置
している。また、1本の光ファイバの光磁気センサと次
の光磁気センサの配置間隔は、L=2000mである。
i=20とし、20個の光源によってL0 を100mと
するような侵入監視装置である。光源1個当たりに光磁
気センサが10個であり、200個の光磁気センサを2
0個の光源でカバーできる。そのため、これに匹敵する
システムを他の音響・磁気センサで組むより、大幅にコ
ストダウンすることが期待できる。さらに、検出範囲が
拡がるにつれて、コストパフォーマンスは大きくなる。
も、広範囲に検出可能であり、それでいて検出範囲が拡
がるほど、音響・磁気検出方式よりもコストパフォーマ
ンスが上昇する。
ある。
ある。
図である。
略図である。
示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】それぞれが距離を保って並設され、それぞ
れが所定間隔毎に光磁気センサと反射ミラーを設け、か
つそれぞれの光磁気センサ及び反射ミラーが順次にずら
した位置に配置した複数本の光ファイバと、 前記光ファイバの数に対応した複数の光源と、 これら光源からの光をそれぞれ各光ファイバに導き、か
つ反射ミラーで反射してきた光を出力する光学系と、 光学系より出力される各光ファイバに対応する光を受
け、監視領域への侵入物体の有無を判別する演算手段
と、 を備えたことを特徴とする侵入監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24658798A JP3900704B2 (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 侵入監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24658798A JP3900704B2 (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 侵入監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000076560A true JP2000076560A (ja) | 2000-03-14 |
JP3900704B2 JP3900704B2 (ja) | 2007-04-04 |
Family
ID=17150644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24658798A Expired - Lifetime JP3900704B2 (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 侵入監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3900704B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100490909B1 (ko) * | 2002-07-29 | 2005-05-24 | 한국전기연구원 | 광섬유를 이용한 침입감지 및 침입물체 구별방법 |
JP2006277623A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Sekisui Jushi Co Ltd | 港湾管理システム |
KR100717646B1 (ko) * | 2005-08-29 | 2007-05-14 | 노바옵틱스 (주) | 에프티티에이치시스템을 이용한 댁내감시시스템 |
WO2022059322A1 (ja) * | 2020-09-17 | 2022-03-24 | 日本電気株式会社 | 水域監視装置、水域監視システム、水域監視方法及び記録媒体 |
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-
1998
- 1998-09-01 JP JP24658798A patent/JP3900704B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3900704B2 (ja) | 2007-04-04 |
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