JPH0530144Y2 - - Google Patents

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JPH0530144Y2
JPH0530144Y2 JP1987119534U JP11953487U JPH0530144Y2 JP H0530144 Y2 JPH0530144 Y2 JP H0530144Y2 JP 1987119534 U JP1987119534 U JP 1987119534U JP 11953487 U JP11953487 U JP 11953487U JP H0530144 Y2 JPH0530144 Y2 JP H0530144Y2
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vehicle
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車間距離測定装置に係り、特に送出し
た光パルスの反射光を受光するまでの伝搬遅延時
間に基づいて車間距離を測定する車間距離測定装
置に関する。
[従来の技術] 従来、車間距離を測定する場合、第7図の如
く、測定装置5を備えた車両10から、該車両1
0の前方を走行する車両12に向けて光パルス1
4を送出し、この光パルス14の車両12による
反射光を車両10の測定装置5で受光し、その
送、受パルスの伝搬遅延時間を測定することによ
つて車両10と12間の距離を演算する方法が用
いられている。
なお、この装置に関するものとして、特開昭58
−37576号公報記載の技術がある。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、従来の車間距離測定装置は、第7図に
示すように、送出した光パルスの目標とする車両
以外の物体(例えばガードレール16、対向車両
18等)からの反射光、あるいは車両10と同一
方式の車間距離測定装置を備えた対向車両18が
発する光パルスを受信可能であるため、これによ
つて車間距離測定装置が誤動作する虞れがある。
本考案は、測定対象車両以外の物体からの反射
光等の影響による測定誤差が生じないようにした
車間距離測定装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案は、測定車
両から被測定車両に向けて光を送出し、前記被測
定車両からの反射光を前記測定車両で受光して光
の伝播時間から車間距離を測定する車間距離測定
装置において、前記被測定車両に設けられて前記
測定車両からの光を偏光させると共に再帰反射し
て出力する光トランスポンダと、前記測定車両に
設けられて前記光トランスポンダによつて偏光さ
れた光のみを受光する光学系と、を備えて構成し
てある。
[作用] 本考案によれば、光トランスポンダによつて、
測定車両より送出された光が偏光されると共に再
帰反射して測定車両側へ出力される。また、光学
系は、光トランスポンダによつて偏光された光の
みを受光する。したがつて、偏光されていないガ
ードレール、対向車等よりの反射光は受光部に入
光されることはないため、誤動作の発生が防止さ
れる。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に
説明する。
第1図は本考案による車間距離測定装置の一実
施例を示すものであり、被測定車両12の後部に
は、測定車両10より発せられたレーザビーム2
4の一部を反射して再び測定車両10の受光部方
向へ射出させる光トランスポンダ20が装着され
ている。さらに、測定車両10の前部には光学系
22が設けられている。
第2図は光トランスポンダ20の詳細を示すも
のである。この光トランスポンダ20は、再帰反
射する再帰反射系としてのコーナキユーブプリズ
ム26と、このプリズムの入射面(出射面を兼ね
る)に装着された1/4波長板28とより成る。コ
ーナキユーブプリズム26は、入射光が有効口径
に対していかなる角度で入射しても、その反射光
が入射光に平行で且つ逆向きになる構成を有し
(再帰反射)、有効口径の全域に入射された光線の
反射光32は入射光30に完全に平行になる。
1/4波長28は、相互に垂直な方向に振動する
直線偏光の間に1/4波長の光路差が生ずるように
厚さが決定された複屈曲板で、その材料には雲
母、水晶等が用いられる。
第3図は光学系22の詳細を示すものであり、
レーザ光(送出光)34を発振する半導体レーザ
36のレーザ光射出側には偏光ビームスプリツタ
38および集光レンズ40が順次配設されてい
る。偏光ビームスプリツタ38は、半導体レーザ
36からのレーザ光34をそのまま通過させると
共に、光トランスポンダ20からの反射光42を
レーザ光34に対し直角な方向に反射させる。ま
た、集光レンズ40は半導体レーザ36からのレ
ーザ光34を特定のビーム開き角を持つた射出光
とすると共に、光トランスポンダ20よりの反射
光42を所定位置に収束させる。集光レンズ40
による反射光42の収束位置に受光素子44が配
設されている。
なお、上記の車間距離測定装置では半導体レー
ザ36による光パルスの発生タイミングから受光
素子44による反射光の受光タイミングまでの時
間から車間距離を算出するわけであるが、ここで
はその演算部の構成については説明を省略する。
次に、第4図乃至第6図を参照して上記実施例
の作用について説明する。
光学系22の半導体レーザ36が図示しない駆
動回路によつて駆動されると、第4図に示すよう
に、X方向を偏光面とする直線偏光のレーザ光3
4が発生し、その全量が偏光ビームスプリツタ3
8を通過したのち、集光レンズ40で特定のビー
ム開き角を持つた射出光として被測定車両12に
向けて送出される。この射出光の一部は被測定車
両12の後部に装着された光トランスポンダ20
に入射する。入射光は、1/4波長板28を通過し
て円偏光になり、さらにコーナキューブプリズム
26によつて3回の全反射が行なわれて、入射光
30に対し偏光面が180度回転して反射される。
このコーナキユーブプリズム26による反射光
は、再び1/4波長板28を通過し、その際に円偏
光48から直線偏光50にされ、反射光として光
トランスポンダ20から測定車両10の光学系2
2に向けて反射される。直線偏光50は、Y方向
を偏光面とし、入射光に対し偏光面が90度回転し
ている。
光トランスポンダ20からの反射光は、集光レ
ンズ40で集光され、さらに偏光ビームスプリツ
タ38の接合面によつて受光素子44方向へ全反
射される。この偏光ビームスプリツタ38には光
トランスポンダ20の反射光のほか、ガードレー
ル16や対向車両等からの反射光も入光する。し
かし、これらの光はパワーが小さくかつレーザ光
34と同一の直線偏光であるため、偏光ビームス
プリツタ38の接合面では反射されずに直進する
ため、受光素子44に入光することが無い。した
がつて光トランスポンダ20からの反射光のみが
受光素子44に受光される。このため、従来のよ
うに被測定車両以外からの反射光等による影響が
除去され、誤動作等を招くことがない。
受光素子44の光一電変換出力に対し、半導体
レーザ36のレーザ光の発生時点からの経過時
間、すなわち光パルスの発光から受光までの伝搬
遅延時間tが演算され、この時間tに基づいて下
式から車間距離Lが求められる。
L=Ct/2(但し、Cは光速) エラレタ車間距離情報は、例えば、アクセル、
ブレーキ等を自動的に制御し、安全な車間距離を
保つためのオートドライブシステムに用いること
ができる。
本考案によれば、光トランスポンダの反射光の
みを受光部に入射させることができるため、従来
に比べ発光素子の光出力が小さくて済み、低価格
の半導体レーザを用いることができる。これによ
つて、駆動回路の簡略化が図られ、信頼性及び耐
久性の向上が可能になる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、車間距
離測定用の光を被測定車両に設けた光トランスポ
ンダによつて偏光及び再帰反射させ、この偏光さ
れた光のみを受光するようにしているため、被測
定車両以外の物体からの反射光及び直接光に起因
する誤動作を防止することができる、という優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による車間距離測定装置の一実
施例を示す構成図、第2図は本考案に係る光トラ
ンスポンダの構成を示す断面図、第3図は本考案
に係る光学系の構成を示す断面図、第4図はレー
ザビームの偏光状態を示す説明図、第5図は光ト
ランスポンダにおける偏光状態を示す説明図、第
6図は偏光ビームスプリツタにおける偏光状態を
示す説明図、第7図は従来の車間距離測定装置に
よる距離測定方法を説明する説明図である。 10……測定車両、12……被測定車両、20
……光トランスポンダ、22……光学系、26…
…コーナキユーブプリズム、28……1/4波長板、
36……半導体レーザ、38……偏光ビームスプ
リツタ、44……受光素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 測定車両から被測定車両に向けて光を送出
    し、前記被測定車両からの反射光を前記測定車
    両で受光して光の伝播時間から車間距離を測定
    する車間距離測定装置において、前記被測定車
    両に設けられて前記測定車両からの光を偏光さ
    せると共に再帰反射して出力する光トランスポ
    ンダと、前記測定車両に設けられて前記光トラ
    ンスポンダによつて偏光された光のみを受光す
    る光学系と、を備えた車間距離測定装置。 (2) 前記光トランスポンダは、再帰反射する再帰
    反射系と、該再帰反射系の入出力側に配置され
    た1/4波長板とより成る実用新案登録請求の範
    囲第(1)項に記載の車間距離測定装置。
JP1987119534U 1987-08-04 1987-08-04 Expired - Lifetime JPH0530144Y2 (ja)

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JP1987119534U JPH0530144Y2 (ja) 1987-08-04 1987-08-04

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JP1987119534U JPH0530144Y2 (ja) 1987-08-04 1987-08-04

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Publication Number Publication Date
JPS6425784U JPS6425784U (ja) 1989-02-13
JPH0530144Y2 true JPH0530144Y2 (ja) 1993-08-02

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JP7313346B2 (ja) * 2018-05-30 2023-07-24 富士フイルム株式会社 信号検出システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6168574A (ja) * 1984-09-13 1986-04-08 Fujitsu Ten Ltd 光学式センサシステム

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