WO2002091265A1

WO2002091265A1 - Systeme d'etablissement de transfert de devise electronique

Info

Publication number: WO2002091265A1
Application number: PCT/JP2002/004169
Authority: WO
Inventors: Toshiyuki Toda
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 2001-04-27
Filing date: 2002-04-25
Publication date: 2002-11-14
Also published as: US20040068467A1; CA2434706A1; EP1408435A1; JP2002329150A

Description

電子通貨送受信決済システム明細書電子通貨送受信端末装置、電子通貨送受信方法、電子通貨送受信プログラムおよびその記録媒体、代金決済装置、代金決済方法、代金決済プログラムおよびその記録媒体、電子通貨送受信決済システム

<技術分野 >

本発明は電子通貨サーバからの電子通貨の取り込みと代金決済時の電子通貨の送信を行う電子通貨送受信端末装置、電子通貨送受信方法、電子通貨送受信プログラムおよびその記録媒体、電子通貨による代金決済を行う代金決済装置、代金決済方法、代金決済プログラムおよびその記録媒体、電子通貨送受信決済システムに関するものである。ぐ背景技術 >

従来、無線通信手段によって、エレクトロニック · コマースのサービス提供手段から電子チケット、電子プリペイドカード、電子テレホンカードなどのインストールを受けて使用する電子財布を備えたモパイル■ エレクトロニックコマ一ス · システムとして WO 0 9 9 / 0 9 5 0 2号公報に記載されたものが知られている。また、図 2 1に示すように入口機 3 2から駅識別番号を受け、出口機 3 3 に駅識別番号と端末識別番号を送信し、出口機 3 2から運賃額を受信する携帯電話端末 3 4と、携帯電話端末 3 4との間で決済処理を行う決済装置 3 5を備えた携帯電話利用運賃決済システムとして特開 2 0 0 0 - 2 0 7 6 7号公報に記載されたものが知られている。

しかしながら、従来のこれらシステムにおいては、使用者による電子通貨による代金支払い処理毎に発生する使用者の認証手続きが必要であったり、また端末装置の所有者以外の者が端末装置を入手して不正に代金の支払いを行うことが可能であるという問題があった。 <発明の開示 >

本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、取得される電子通貨の金額をあらかじめ定められた上限額以下に制限する取得金額制限手段により、電子通貨による代金支払い処理毎に発生する端末使用者の認証手続きを省略でき、また端末所有者以外の者が不正に代金の支払いを行った場合にその金銭的被害を小さくすることができるという効果を有する電子通貨送受信端末装置、電子通貨送受信方法、電子通貨送受信プログラムおよびその記録媒体、代金決済装置、代金決済方法、代金決済プログラムおよびその記録媒体、電子通貨送受信決済システムを提供することを目的とする。

本発明の電子通貨送受信端末装置は、電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信手段と、前記公衆回線通信手段を通じて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証手段と、前記電子通貨取得認証手段によって認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信手段を通じて前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得手段と、前記電子通貨取得手段により取得する電子通貨の金額をあらかじめ設定された上限額以下に制限する取得金額制限手段と、前記電子通貨取得手段によつて取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶手段と、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によって前記電子通貨記憶手段に記憶された電子通貨を用いて支払い処理を行う決済装置通信手段とを有している。

この構成により、電子通貨による代金支払い処理毎に発生する使用者の認証手続きを省略でき、また使用者以外の者が不正に代金の支払いを行った場合にその金銭的被害を小さくすることができる。

また、本発明の電子通貨送受信方法は、電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信手順と、前記公衆回線通信手順によつて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証手順と、前記電子通貨取得認証手順によつて認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信手順によつて前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得手順と、前記電子通貨取得手順により取得する電子通貨の金額をあらかじめ定められたまたは使用者によって設定された上限額以下に制限する取得金額制限手順と、前記電子通貨取得手順によって取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶手順と、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によつて前記電子通貨記憶手順に記憶された電子通貨を用いて支払い処理を行う決済装置通信手順とを有している。

また、本発明の電子通貨送受信プログラムは、電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信ステツプと、前記公衆回線通信ステツプによって前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証ステップと、前記電子通貨取得認証ステップによつて認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信ステップによつて前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得ステップと、前記電子通貨取得ステップにより取得される電子通貨の金額をあらかじめ設定された上限額以下に制限する取得金額制限ステツプと、前記電子通貨取得ステップによって取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶ステップと、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によって前記電子通貨記憶ステップに記憶された電子通貨を用いて支払い処理を行う決済装置通信ステップとを有している。

また、本発明の電子通貨送受信プログラム記録媒体は、電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信ステップと、前記公衆回線通信ステップによつて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証ステツプと、前記電子通貨取得認証ステツプによつて認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信ステップによって前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得ステツプと、前記電子通貨取得ステツプにより取得する電子通貨の金額をあらかじめ設定された上限額以下に制限する取得金額制限ステツプと、前記電子通貨取得ステツプによって取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶ステツプと、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によつて前記電子通貨記憶ステップに記憶された電子通貨を用いて支払い処理を行う決済装置通信ステツプとを有している。

また、本発明の代金決済装置は、前記決済装置通信手段と通信を行う端末通信手段と、前記電子通貨送受信端末装置に保持され前記決済装置通信手段から送信された識別情報を前記端末通信手段によって受信し前記識別情報の少なくとも一部を表示する端末識別情報表示手段と、前記決済装置通信手段に対して決済に必要な電子通貨の金額情報を前記端末通信手段を通じて送信する代金要求手段と、前記電子通貨送受信端末装置から送信された電子通貨を前記端末通信手段を通じて取得する電子通貨受領手段とを有している。

この構成により、代金を支払うべき電子通貨送受信端末が複数近接して存在した場合に、どの端末との間に通信が確立しているかを表示し、端末の使用者が確認することができ、誤った代金決済の実行を防止することができる。

また、本発明の代金決済方法は、前記決済装置通信手順との通信処理を行う端末通信手順と、前記電子通貨送受信端末装置に保持され前記決済装置通信手順によって送信された識別情報を前記端末通信手順によって受信し前記識別情報の少なくとも一部を表示する端末識別情報表示手順と、前記電子通貨送受信端末装置に対して決済に必要な電子通貨の金額情報を前記端末通信手順によって送信する代金要求手順と、前記決済装置通信手順によつて送信された電子通貨を前記端末通信手順を通じて取得する電子通貨受領手順とを有している。

この構成により、代金を支払うべき電子通貨送受信端末が複数近接して存在した場合に、どの端末との間に通信が確立しているかを表示し、端末の使用者が確認することができ、誤つた代金決済の実行を防止することができる。

また、本発明の代金決済プログラムは、前記決済装置通信ステップとの通信処理を行う端末通信ステップと、前記電子通貨送受信端末装置に保持され前記決済装置通信ステップによって送信された識別情報を前記端末通信ステップによって受信し前記識別情報の少なくとも一部を表示する端末識別情報表示ステップと、前記電子通貨送受信端末装置に対して決済に必要な電子通貨の金額情報を前記端末通信ステップによって送信する代金要求ステップと、前記決済装置通信ステツプによって送信された電子通貨を前記端末通信ステップを通じて取得する電子通貨受領ステップとを有している。

また、本発明の代金決済プログラム記録媒体は、前記決済装置通信ステップとの通信処理を行う端末通信ステップと、前記電子通貨送受信端末装置に保持され前記決済装置通信ステツプによって送信された識別情報を前記端末通信ステップによって受信し前記識別情報の少なくとも一部を表示する端末識別情報表示ステップと、前記電子通貨送受信端末装置に対して決済に必要な電子通貨の金額情報を前記端末通信ステップによつて送信する代金要求ステツプと、前記決済装置通信ステップによって送信された電子通貨を前記端末通信ステップを通じて取得する電子通貨受領ステップとを有している。

また、本発明の電子通貨送受信端末装置は、電子通貨を支払うべき装置に対して送信する電子通貨送受信端末装置の識別情報を使用者によつて設定可能とする端末名称付与保持手段を有している。

この構成により、識別情報を使用者の意図に応じて変更することができ、たとえば電話番号を識別情報とした場合、それが表示されて他人に見られることを防ぐことができる。

また、本発明の電子通貨送受信手順は、電子通貨を支払うべき装置に対して送信する電子通貨送受信端末装置の識別情報を使用者によって設定可能とする端末名称付与保持手順を有している。

また、本発明の電子通貨送受信プログラムは、電子通貨を支払うべき装置に対して送信する電子通貨送受信端末装置の識別情報を使用者によつて設定可能とする端末名称付与保持ステップを有している。

また、本発明の電子通貨送受信プログラム記録媒体は、電子通貨を支払うべき装置に対して送信する電子通貨送受信端末装置の識別情報を使用者によって設定可能とする端末名称付与保持ステップを有している。

また、本発明の電子通貨送受信端末装置は、電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信手段と、前記公衆回線通信手段を通じて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証手段と、前記電子通貨取得認証手段によって認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信手段を通じて前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得手段と、決済処理によつて支払われた電子通貨の金額を累積記憶する決済金額蓄積手段と、前記電子通貨取得手段によつて取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶手段と、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によつて前記電子通貨記憶手段に記憶された電子通貨を用いて支払い処理を行う決済装置通信手段と、使用者の認証処理を行い認証が成功した場合には前記決済装置通信手段によって電子通貨の支払い処理を行う決済認証手段と、あらかじめ設定された支払い金額の上限額と前記決済金額蓄積に記憶された金額との比較を行い支払い金額の累積額が前記上限額を上回る場合には前記決済認証手段による認証処理を行った後に前記決済装置通信手段によつて電子通貨の支払い処理を行い前記上限額を上回らない場合には前記決済認証手段による認証処理を行なわずに前記決済装置通信手段によって電子通貨の支払い処理を行う支払認証要否判定手段とを有している。

この構成により、端末に取得蓄積する電子通貨の金額に制限を設けることなく、ある一定の金額までは電子通貨による代金支払い処理毎に発生する使用者の認証手続きを省略でき、また使用者以外の者が不正に代金の支払いを行つた場合にその金銭的被害を小さくすることができる。

また、本発明の電子通貨送受信方法は、電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信手順と、前記公衆回線通信手順を通じて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証手順と、前記電子通貨取得認証手順によって認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信手順によって前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得手順と、決済処理によつて支払われた電子通貨の金額を累積記憶する決済金額蓄積手順と、前記電子通貨取得手順によって取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶手順と、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によって前記電子通貨記憶手順によって記憶された電子通貨を用いて支払い処理を行う決済装置通信手順と、使用者の認証処理を行い認証が成功した場合には前記決済装置通信手順によって電子通貨の支払い処理を行う決済認証手順と、あらかじめ設定された支払い金額の上限額と前記決済金額手順で記憶された金額との比較を行い支払い金額の累積額が前記上限額を上回る場合には前記決済認証手順による認証処理を行った後に前記決済装置通信手順によつて電子通貨の支払い処理を行い前記上限額を上回らない場合には前記決済認証手順による認証処理を行なわずに前記決済装置通信手順によって電子通貨の支払い処理を行う支払認証要否判定手順とを有している。

この構成により、端末に取得蓄積する電子通貨の金額に制限を設けることなく、ある一定の金額までは電子通貨による代金支払い処理毎に発生する使用者の認証手続きを省略でき、また使用者以外の者が不正に代金の支払いを行った場合にその金銭的被害を小さくすることができる。

また、本発明の電子通貨送受信プログラムは、電子通貨を発行する電子通貨サーパと通信を行う公衆回線通信ステップと、前記公衆回線通信ステップを通じて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証ステップと、前記電子通貨取得認証ステツプによつて認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信ステップによつて前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得ステップと、決済処理によって支払われた電子通貨の金額を累積記憶する決済金額蓄積ステップと、前記電子通貨取得ステツプによって取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶ステップと、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によって前記電子通貨記憶ステップで記憶された電子通貨を用いて支払い処理を行う決済装置通信ステップと、使用者の認証処理を行い認証が成功した場合には前記決済装置通信ステップによつて電子通貨の支払い処理を行う決済認証ステップと、あらかじめ設定された支払い金額の上限額と前記決済金額ステップで記憶された金額との比較を行い支払い金額の累積額が前記上限額を上回る場合には前記決済認証ステップによる認証処理を行った後に前記決済装置通信ステップによって電子通貨の支払い処理を行い前記上限額を上回らない場合には前記決済認証ステップによる認証処理を行なわずに前記決済装置通信ステップによって電子通貨の支払い処理を行う支払認証要否判定ステップとを有している。

また、本発明の電子通貨送受信プログラム記録媒体は、電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信ステップと、前記公衆回線通信ステップを通じて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得^ ·証ステツプと、前記電子通貨取得認証ステツプによつて認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信ステップによつて前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得ステップと、決済処理によつて支払われた電子通貨の金額を累積記憶する決済金額蓄積ステップと、前記電子通貨取得ステツプによって取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶ステップと、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によって前記電子通貨記憶ステップで記憶された電子通貨を用いて支払い処理を行う決済装置通信ステップと、使用者の認証処理を行い認証が成功した場合には前記決済装置通信ステップによって電子通貨の支払い処理を行う決済認証ステツプと、あらかじめ設定された支払い金額の上限額と前記決済金額ステップで記憶された金額との比較を行い支払い金額の累積額が前記上限額を上回る場合には前記決済認証ステップによる認証処理を行った後に前記決済装置通信ステップによつて電子通貨の支払い処理を行い前記上限額を上回らない場合には前記決済認証ステップによる認証処理を行なわずに前記決済装置通信ステップによって電子通貨の支払い処理を行う支払認証要否判定ステップとを有している。この構成により、端末に取得蓄積する電子通貨の金額に制限を設けることなく、ある一定の金額までは電子通貨による代金支払い処理毎に発生する使用者の認証手続きを省略でき、また使用者以外の者が不正に代金の支払いを行った場合にその金銭的被害を小さくすることができる。

また、本発明の電子通貨送受信端末装置は、代金算出の起算に必要な時刻や位置などの入場情報を送信する装置からの前記入場情報を前記決済装置通信手段を通じて受信記憶し電子通貨を支払うべき装置からの要求命令に応じて前記入場情報を前記決済装置通信手段を通じて送信する入場情報記憶手段とを有している。

この構成により、電車やパスなどの交通機関の乗降時の代金精算や利用時間に応じて代金が変わる利用形態のものに利用可能となる。

また、本発明の電子通貨送受信方法は、代金算出の起算に必要な時刻や位置などの入場情報を送信する装置からの前記入場情報を前記決済装置通信手順によつて受信記憶し電子通貨を支払うべき装置からの要求命令に応じて前記入場情報を前記決済装置通信手順によって送信する入場情報記憶手順とを有している。

この構成により、電車やバスなどの交通機関の乗降時の代金精算や利用時間に応じて代金が変わる利用形態のものに利用可能となる。

また、本発明の電子通貨送受信プログラムは、代金算出の起算に必要な時刻や位置などの入場情報を送信する装置からの前記入場情報を前記決済装置通信ステップによつて受信記憶し電子通貨を支払うべき装置からの要求命令に応じて前記入場情報を前記決済装置通信ステップによって送信する入場情報記憶ステップとを有している。

また、本発明の電子通貨送受信プログラム記録媒体は、代金算出の起算に必要な時刻や位置などの入場情報を送信する装置からの前記入場情報を前記決済装置通信ステップによつて受信記憶し電子通貨を支払うべき装置からの要求命令に応じて前記入場情報を前記決済装置通信ステップによって送信する入場情報記憶ステツプを有している。

また、本発明の代金決済装置は、前記入場情報を前記端末通信手段を通じて要求および受信をする入場情報受信手段と、前記入場情報受信手段により得られた入場情報に基づいて代金を算出し前記代金要求手段に出力する代金算出手段とを有している。

また、本発明の代金決済方法は、前記入場情報を前記端末通信手順によって要求および受信をする入場情報受信手順と、前記入場情報受信手順により得られた入場情報に基づいて代金を算出し前記代金要求手順に出力する代金算出手順とを有している。

また、本発明の代金決済プログラムは、前記入場情報を前記端末通信ステップによつて要求および受信をする入場情報受信ステツプと、前記入場情報受信ステップにより得られた入場情報に基づいて代金を算出し前記代金要求ステップに出力する代金算出ステップとを有している。

また、本発明の代金決済プログラム記録媒体は、前記入場情報を前記端末通信ステップによって要求および受信をする入場情報受信ステップと、前記入場情報受信ステップにより得られた入場情報に基づいて代金を算出し前記代金要求ステップに出力する代金算出ステップとを有している。

この構成により、電車やバスなどの交通機関の乗降時の代金精算や利用時間に- 応じて代金が変わる利用形態のものに利用可能となる。

また、本発明の電子通貨送受信決済システムは、前記電子通貨送受信端末装置と前記代金決済装置とを有している。

この構成により、使用者による電子通貨による代金支払い処理毎に発生する使用者の認証手続きを省略でき、また使用者以外の者が不正に代金の支払いを行つた場合にその金銭的被害を小さくすることができ、また、代金を支払うべき端末が複数近接して存在した場合に、どの端末との間に通信が確立しているかを確認することができ、また、誤った代金決済の実行を防止することができ、端末に取得蓄積する電子通貨の金額に制限を設けることなく、ある一定の金額までは使用者による電子通貨による代金支払い処理毎に発生する使用者の認証手続きを省略でき、また使用者以外の者が不正に代金の支払いを行った場合にその金銭的被害を小さくすることができ、また、電車やバスなどの交通機関の乗降時の代金精算や利用時間に応じて代金が変わる利用形態のものに利用可能となる。

<図面の簡単な説明 >

図 1は、本発明の第 1の実施の形態における電子通貨送受信端末装置のプロック構成図である。

図 2は、本発明の第 1の実施の形態における電子通貨送受信端末装置のフローチヤ一トである。

図 3は、本発明の第 1の実施の形態における電子通貨送受信端末装置一代金決済装置間の通信シーケンス図である。

図 4は、本発明の第 1の実施の形態における代金決済装置のブロック構成図である。

図 5は、本発明の第 1の実施の形態における代金決済装置のフローチャートでめる。

図 6は、本発明の第 1の実施の形態における代金決済装置のプロック構成図であ。

図 7は、本発明の第 1の実施の形態における代金決済装置のフローチヤ一トである。

図 8は、本発明の第 1の実施の形態における電子通貨送受信端末装置のプロック構成図である。

図 9は、本発明の第 1の実施の形態における電子通貨送受信端末装置一代金決済装置間の通信シーケンス図である。

図 1 0は、本発明の第 2の実施の形態における電子通貨送受信端末装置のプロック構成図である。

図 1 1は、本発明の第 2の実施の形態における電子通貨送受信端末装置のフロ一チヤ一トである。

図 1 2は、本発明の第 3の実施の形態における電子通貨送受信端末装置のプロック構成図である。

図 1 3は、本発明の第 3の実施の形態における電子通貨送受信端末装置のプロック構成図である。

図 1 4は、本発明の第 3の実施の形態における電子通貨送受信端末装置のフロ一チャートである。

図 1 5は、本発明の第 3の実施の形態における代金決済装匱のプロック構成図である。

図 1 6は、本発明の第 3の実施の形態における代金決済装置のフローチャートである。

図 1 7は、本発明の第 3の実施の形態における電子通貨送受信端末装置のプロック構成図である。

図 1 8は、本発明の第 3の実施の形態における代金決済装置のプロック構成図である。

図 1 9は、本発明の第 3の実施の形態における電子通貨送受信決済システムのプロック構成図である。

図 2 0は、本発明の第 3の実施の形態における電子通貨送受信決済システムのフローチヤ一トである。

図 2 1は、従来の携帯電話利用運賃決済システムである。

なお、図中の符号 1は電子通貨送受信装置本体、 4は公衆回線通信手段、 5は電子通貨取得認証手段、 6は電子通貨取得手段、 7は取得金額制限手段、 8は電子通貨記憶手段、 9は代金決済装置、 1 0は決済装置通信手段、 1 1は端末識別情報保持手段、 1 4は端末通信手段、 1 5は代金要求手段、 1 6は電子通貨受領手段、 2 0は端末識別情報表示手段、 2 1は端末名称付与保持手段、 2 2は決済金額蓄積手段、 2 3は決済認証手段、 2 4は支払認証要否判定手段、 2 5は入場情報記憶手段、 2 7は入場情報受信手段、及び 2 8は代金算出手段である。

<発明を実施するための最良の形態〉

以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。

(第 1の実施の形態）

本発明の第 1の実施の形態のプロック図を図 1に示す。

図 1において、電子通貨送受信端末装置本体 1には電子通貨を発行する電子通貨サーバ 2と電話回線やインターネット回線などの公衆回線 3を通じて通信を行う公衆回線通信手段 4と、公衆回線通信手段 4を通じて電子通貨サーバ 2からの電子通貨の取得に先立って電子通貨の取得者を特定 ·認証するために銀行の口座番号ゃクレジットカードの番号などとともに文字や数字、記号で構成されたパスヮードを用いて取得者本人の認証処理を行う電子通貨取得認証手段 5と、電子通貨取得認証手段 5によって特定された電子通貨の取得者の電子通貨を公衆回線通信手段 4を通じて電子通貨サーバ 2から取得する電子通貨取得手段 6と、電子通貨取得手段 6により取得される電子通貨の金額をあらかじめ定められたまたは使用者によって設定された上限額以下に制限する取得金額制限手段 7と、電子通貨取得手段 6によって取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶手段 8と、電子通貨記憶手段 8に記憶された電子通貨を用いて電子通貨を支払うべき装置である代金決済装置 9との間で通信によって必要な金額の電子通貨の支払い処理を行う決済装置通信手段 1 0とから構成されている。なお、決済装置通信手段 1 0には各電子通貨送受信端末装置を識別するための情報、たとえば電話番号が付されており、それを記憶する端末識別情報保持手段 1 1と、代金決済装置 9から送信されてきた代金の金額が商品名などを表示する決済項目表示手段 1 2や表示を見て金額や商品名が正しければ、電子通貨を代金決済装置 9 へ送信する指示を出す決済指示手段 1 3も接続されている。

なお、端末識別情報保持手段 1 1は電子通貨送受信装置本体 1から着脱可能な S I M (Subscriber Identity Module)カードや U I M (User Identity Module)力ードのような半導体メモリ一などの記録媒体により構成することも可能であり、この記憶媒体には識別情報の他に電話帳機能として種々の電話番号やそれに対応する名前や電子メールァドレスを一緒に記憶させることも可能である。

また、この記録媒体に暗号鍵や電子証明書を公衆回線 3により取得、格納し、電子通貨送受信装置本体 1にクレジットカードカード番号を記憶させて、代金決済装置 9との間で代金決済を行うことも可能である。

以上のように構成された電子通貨送受信端末装置について、図 2を用いてその動作を説明する。

まず、あらかじめ端末装置に電子通貨を取り込む必要があるので、その手順について説明する。公衆回線通信手段 4によって公衆回線 3を通じて電子通貨サーパ 2に接続する（ステップ番号 S l )。なお、この公衆回線は有線または無線の電話回線ゃィンターネット回線でも構成することは可能であり、これを限定するものではない。次に電子通貨取得認証手段 5によってすでに公衆回線 3を通じて接続されている電子通貨サーバ 2での本人認証処理を行う（S 2 )。これは銀行口座の口座番号ゃクレジットカード番号などとそれに対応したパスワードで行う。なお、本人認証にはパスワードの他、指紋や目の虹彩、声紋、顔の画像データ、遺伝子情報などを用いて行うことも可能である。認証が失敗すれば再度、認証のためのパスヮードなどの認証情報の再入力を促し（S 3の N o )、認証が成功すれば (S 3の Y e _S) 電子通貨取得手段 6により電子通貨サーバ 2から引き出す所望の電子通貨の金額を設定する（S 4)。ここで、取得できる金額は取得金額制限手段 7で制限がかけられている。これはあらカ、じめ取得できる金額の上限を設定していてもよいし、使用者が任意に設定する構成でもよい。引き出したい所望の金額が取得金額の制限額を上回っていたら（S 5の N o)、再度取得金額の設定を促し、下回っていたら（S 5の Y e s)、電子通貨を取得し、電子通貨を電子通貨記憶手段 8に記憶させる（S 6)。

次に、取得した電子通貨を用いての代金決済の動作について説明する。

まず、代金決済装置 9と決済装置通信手段 1 0とが通信回線で接続される（S 7)。具体的には微弱電波を用いた通信手段であるブルートゥース（Bluetooth;登録商標）や赤外線光通信である I r D A (Infra-red Data Association) _N I r FM (Infra-red Financial Messaging)、 I r MC (Infra-red Mobil Communication)、 H o m e R Fの SWA P (Shared Wireless Access Protocol)、 I E E E 8 0 2. 1 1や D SRC (Dedicated Short Range Communication)などを用いるのが好ましいが、これに限定されるものではない。また、無線だけでなく有線による通信手段を用いても構成することができる。代金決済装置 9の内部構成と動作については後述する。代金決済装置 9から代金の要求信号（金額のみでなく商品名や数量などの付加的な情報も要求信号に含めて送信することも可能）が決済装置通信手段 1 0で受信されたら（S 8)、決済項目表示手段 1 2にて決済の金額や品物名などを表示する（S 9)。使用者はこの表示された情報を確認して、決済指示手段 1 3にて決済可能かどうか、つまり電子通貨を代金決済装置 9へ送信するか否かを選択する（S 1 0)。決済を実行することが指示されたら（S 1 0の Y e s)、代金決済装置 9から要求された金額の電子通貨を電子通貨記憶手段 8から取り出して決済装置通信手段 1 0を用いて、代金決済装置 9へと送信し（S 1 1)、一連の決済を終了する。なお、決済装置通信手段 1 0で受信された金額のみでなく商品名や数量などの付加的な情報も含めた要求信号を図示しない取引明細記憶手段で保持し、金銭出納の履歴として記憶させておくことも可能であり、公衆回線通信手段 4や決済装置通信手段 1 0を用いてそれらの記憶された情報を外部の装置へ転送することも可能である。

ここで図 3にて電子通貨送受信端末装置 1と代金決済装置 9との通信の例を説明する。まず、代金決済装置 9に対して電子通貨送受信端末装置 1が接近（ァドホック（A d H o c ) 接続を意味する）または接続されて、代金決済装置 9から送信されている（S 1 2 ) 機器検出信号が受信できたら電子通貨送受信端末装置 1からは機器検出信号応答信号を送信する（S 1 3 )。次に代金決済装置 9から機器識別情報要求信号が送信され（S 1 4 )、電子通貨送受信端末装置 1からは端末識別情報保持手段 1 1に保持されている端末識別情報（たとえば電話番号や I P (Internet Protocol)アドレスや機器の製造会社名や機種名、製造番号などこれを限定するものではない）が送信される（S 1 5 )。

代金決済装置 9から代金の要求信号である決済情報が送信されたら（S 1 6 )、電子通貨送受信端末装置 1からは決済情報受信完了を送信する（S 1 7 )。最後に電子通貨送受信端末装置 1に対して決済の実行指示がなされたら、電子通貨送受信端末装置 1からは電子通貨を代金決済装置 9へ送信する（S 1 8 )。また、代金決済装置 9で電子通貨が正常に受信されたら、代金決済装置 9は電子通貨情報受信完了を送信する（S 1 9 )。

次に代金決済装置 9のプロック図を図 4に示す。

図 4において、電子通貨送受信端末装置 1の中の決済装置通信手段 1 0との通信を行う端末通信手段 1 4と、決済装置通信手段 1 0に対して必要な電子通貨の金額情報を端末通信手段 1 4を通じて送信する代金要求手段 1 5と、電子通貨送受信端末装置 1から送信された電子通貨を端末通信手段 1 4を通じて取得する電子通貨受領手段 1 6とから構成されている。なお、本実施の形態は自動販売機であり、使用者によって商品の選択指示が行われる商品選択手段 1 7が代金要求手段 1 5に接続され、商品を格納する商品格納手段 1 8から商品を搬出する商品搬出手段 1 9が商品選択手段 1 7と電子通貨受領手段 1 6とに接続されている。以上のように構成された代金決済装置について、図 5を用いてその動作を説明する。

まず、電子通貨送受信装置 1の決済装置通信手段 1 0と代金決済装置 9の端末通信手段 1 4との間で通信が確立される（S 2 0 )。次に使用者の指示により商品選択手段 1 7によって商品が選択される（S 2 1 )。代金要求手段 1 5は商品の価格や品名などを端末通信手段 1 4を通じて送信する（S 2 2 )。次に、電子通貨受領手段 1 6では電子通貨送受信装置 1から商品の価格と合った電子通貨が受信されたかを確認し（S 2 3 )、正しい金額の電子通貨を受信したならば（S 2 3の Y e _s )、商品格納手段 1 8に格納された商品から、商品選択手段 1 7で選択された商品を商品搬出手段 1 9が搬出する（S 2 4 )。

なお、図 6のプロック図に示すように、端末通信手段 1 4に端末識別情報表示手段 2 0を接続し、図 7に示すように通信確立（S 2 0 ) の後に、電子通貨送受信端末装置 1内の端末識別情報保持手段 1 1に保持されている端末識別情報を端末通信手段 1 4から受信し、その情報を表示するようにしてもよい。表示内容については識別情報が電話番号や I Pアドレスの場合、そのすベてを表示してもよいし、下 4ケタのみを表示するなど識別情報の一部を表示する構成にしてもよい。また、図 8のブロック図に示すように、端末識別情報保持手段 1 1に保持されている識別情報に代えて、使用者の意図する端末の名称を付与可能にするために端末名称付与保持手段 2 1を加えて、図 9に示すように、図 3で示した S 1 5に代えて端末名称付与保持手段 2 1で付けられた名称を応答 ( S 2 6 ) して、端末識別情報表示手段 2 0で表示するように構成することも可能である。なお、この付与される名称は文字、数字、記号に限らず、絵文字や画像、写真、音楽 ·音声データ、楽譜データで構成することも可能である。

なお、上述した代金決済装置の実施の形態は自動販売機を例にしたが、電子式金銭登録機（キャッシュレジスタ）としても構成は可能であり、電子通貨送受信装置本体 1に設けられた記録媒体に暗号鍵や電子証明書を公衆回線 3により取得、格納し、電子通貨送受信装置本体 1にクレジットカードカード番号を記憶させて、代金決済装置 9との間で暗号化されたクレジットカード番号を送信する秘匿通信を行うことによって代金決済を行うことも可能である。図 4に示す商品選択手段 1 7、商品格納手段 1 8、商品搬出手段 1 9を省略し、代金要求手段 1 5において代金明細の入力を可能とする。動作手順しては、代金決済装置の使用者がボタン操作またはバーコード入力などの手段により商品名（商品コード）や数量、単価を順次入力し、代金要求手段 1 5によって端末通信手段 1 4を通じて電子通貨送受信端末装置 1へ商品名（商品コード）や数量、単価や要求する代金の合計金額などのデータを送信し、電子通貨受領手段 1 6にて代金決済を行う。

なお、代金要求手段 1 5によって端末通信手段 1 4を通じて電子通貨送受信端末装置 1へ送信するデータとしては上記の商品名（商品コード）や数量、単価や要求する代金の合計金額の他、受け渡し商品の固有の情報、たとえばチケットの座席指定の情報や有効な日付、時間の情報を送信することも可能である。

このような本発明の第 1の実施の形態によれば、電子通貨による代金支払い処理毎に発生する使用者の認証手続きを省略でき、また端末所有者以外の者が不正に代金の支払いを行った場合にその金銭的被害を小さくすることができる。

また、電子通貨送受信端末と代金決済端末装置との間を無線通信によって行う場合、代金決済端末装置に近接して端末が複数存在した場合に、どの端末との間に通信が確立しているかを端末の使用者が確認することができ、誤った代金決済の実行を防止することができる。

また、この構成により、識別情報を使用者の意図に応じて変更することができ、たとえば電話番号などを識別情報とした場合、それが代金決済端末装置に表示されて他人に見られることを防ぐことができる。

(第 2の実施の形態）

次に、本発明の第 2の実施の形態のブロック図を図 1 0に示す。第 1の実施の形態で説明した同様の動作をするプロックには同様の符号を付し、説明を省略する。

図 1 0において第 1の実施の形態の取得金額制限手段 7に代えて決済毎の決済金額を逐次、蓄積する決済金額蓄積手段 2 2と、使用者の認証処理を行い認証が成功した場合には決済装置通信手段 1 0によつて電子通貨の支払い処理を行う決済認証手段 2 3と、あらかじめ定められた、または使用者によって設定された支払い金額の上限額と決済金額蓄積手段 2 2に記憶された金額との比較を行い支払い金額の累積額が上限額を上回る場合には決済認証手段 2 3による認証処理を行った後に決済装置通信手段 1 0によって電子通貨の支払い処理を行い上限額を上回らない場合には決済認証手段 2 3による認証処理を行なわずに決済装置通信手段 1 0によって電子通貨の支払い処理を行う支払認証要否判定手段 2 4とを備えている。

以上のように構成された電子通貨送受信端末装置について、図 1 1を用いてその動作を説明する。第 1の実施の形態で説明した同様の動作をするステップには同様の符号を付し、説明を省略する。第 1の実施の形態と比較すると、 S 5が無くなり、 S 9以降が変わっている。

まず、支払うべき金額の情報を代金決済装置から受け取った後、その金額を決済金額蓄積手段 2 2に蓄積する（S 2 7 )。その後、支払認証要否判定手段 2 4において、あらかじめ定められたまたは使用者によって設定された支払い金額の上限額と決済金額蓄積手段 2 2に記憶された金額との比較を行い（S 2 8 )、支払い金額の累積額が上限額を上回る場合には（S 2 8の N o )、決済認証手段 2 3による認証処理を行った（S 2 9 ) 後に決済装置通信手段 1 0によって電子通貨の支払い処理を行い（S 1 1 )、上限額を上回らない場合には（S 2 8の Y e s ) 決済認証手段 2 3による認証処理を行なわずに決済装置通信手段 1 0によって電子通貨の支払い処理を行う（S l l )。

このような本発明の第 2の実施の形態によれば、端末に取得蓄積する電子通貨の金額に制限を設けることなく、ある一定の金額までは電子通貨による代金支払い処理毎に発生する使用者の認証手続きを省略でき、また使用者以外の者が不正に代金の支払いを行った場合にその金銭的被害を小さくすることができる。 (第 3の実施の形態）

次に、本発明の第 3の実施の形態のプロック図を図 1 2に示す。第 1の実施の形態および第 2の実施の形態で説明した同様の動作をするプロックには同様の符号を付し、説明を省略する。

図 1 2において、入場情報記憶手段 2 5は代金算出の起算に必要な時刻や位置などの入場情報を送信する装置である、入場情報送信装置 2 6からの入場情報を決済装置通信手段 1 0を通じて受信記憶し電子通貨を支払うべき装置である代金決済装置 9からの要求命令に応じて入場情報を決済装置通信手段 1 0を通じて送信するものである。図 1 3においては、第 2の実施の形態の電子通貨送受信装置に入場情報記憶手段 2 5を適用した場合のプロック図である。

以上のように構成された電子通貨送受信端末装置について、図 1 4を用いてその動作を説明する。第 1の実施の形態または第 2の実施の形態で説明した同様の動作をするステップには同様の符号を付し、説明を省略する。

まず、電車の改札口や駐車場の入口に駅名の情報または時刻の情報を電子通貨送受信端末装置 1に対して送信する入場情報送信装置 2 6を設け、入場情報記憶手段 2 5で受信保持する（S 3 1 )。電車の改札口や駐車場の出口に設けられた代金決済端末 9との通信を確立し（S 7 )、入場情報記憶手段 2 5で保持している電車の改札口や駐車場の入口で得られた駅名の情報または時刻の情報を代金決済装置 9に送信し（S 3 2 )、その情報に基づいて計算された代金の情報である決済情報を受信して（S 8 )、以下は先に説明した手順にて代金決済を行う。

次に代金決算装置 9について図 1 5に示すプロック図にて説明する。

代金決算装置 9には入場情報を端末通信手段 1 4を通じて要求および受信をする入場情報受信手段 2 7と、入場情報受信手段 2 7により得られた入場情報に基づいて代金を算出し代金要求手段 1 5に出力する代金算出手段 2 8を備える。以上のように構成された代金決済装置について、図 1 6を用いてその動作を説明する。第 1の実施の形態または第 2の実施の形態で説明した同様の動作をするステップには同様の符号を付し、説明を省略する。

まず、電子通貨送受信端末装置 1との代金決済装置 9との通信を確立する（S 2 0 )、端末識別情報を得て端末識別情報の表示を行い（S 2 5 )、次に入場情報受信手段 2 7が端末通信手段 1 4を経て、入場情報を電子通貨送受信端末装置 1 に要求し、受信する（S 3 3 )。得られた入場情報に基づいて代金算出手段 2 8が交通機関の場合は乗車区間に基づいて代金を算出し、駐車場のような時間により代金が決まるような場合には時間に基づいて代金を算出して（S 3 4 )、代金要求手段 1 5によって代金を決済情報として送信する（S 2 2 )。

このような本発明の第 3の実施の形態によれば、電車やバスなどの交通機関の乗降時の代金精算や利用時間に応じて代金が変わる利用形態のものに利用可能となる。

なお、第 1〜第 3の実施の形態で説明した各手順をステップとしたプログラムは、インターネットなどの電気通信網で伝送して配布したり、記録媒体に収めて動作をさせることも可能である。図 1 7はプログラムとして記録媒体に収めて動作させるための電子通貨送受信端末装置のプロック図である。先に説明したプロックと同様の動作をするものには同じ符号を付して、その動作の説明は省略する。まず、プログラムを収めた記録媒体 3 1が電子通貨送受信端末装置本体 1に設けられた、記録媒体 3 1と接続し、記録媒体 3 1に記録されたプログラムを読みとる記録媒体インターフェース 3 0に装着され、マイコンなどで構成された電子計算機と必要な記憶素子とからなる制御部 2 9により、記録媒体インターフェース 3 0から読み込まれたプログラムが制御部 2 9で実行され、先に説明した各ステップを実行することにより、本実施の形態で説明した動作を実行することができる。

なお、記録媒体は 1つの種類に限定されるものではなく、磁気記録ディスクや光磁気記録ディスク（D V Dや C D— R O Mなど）、半導体記憶素子などこれを限定するものではない。

また、プログラムを電気通信網により電子通貨送受信端末装置本体 1に取り込む構成の場合には、電子通貨送受信端末装置本体 1内にプログラムの記憶手段を設け、制御部 2 9によりプログラムを実行し、公衆回線通信手段 4を制御して、上述の手順を実行することができる。

図 1 8はプログラムとして記録媒体に収めて動作させるための代金決済装置のブロック図である。プログラムを収めた記録媒体 3 1が電子通貨送受信端末装置本体 1に設けられた、記録媒体 3 1と接続し、記録媒体 3 1に記録されたプログラムを読みとる記録媒体インターフェース 3 0に装着され、マイコンなどで構成された電子計算機と必要な記憶素子とからなる制御部 2 9により、記録媒体ィンターフェース 3 0から読み込まれたプログラムが制御部 2 9で実行され、先に説明した各ステップを実行することにより、本実施の形態で説明した動作を実行することができる。

また、図 1 9は電子通貨送受信端末装置 1と代金決済装置 9とを組み合わせてシステムとして使用する場合のプロック図である。図 1 9では第 1の実施の形態で示した、電子通貨送受信端末装置 1と代金決済装置 9との組み合わせの例を示しているが、第 2〜第 3の実施の形態で説明した電子通貨送受信端末装置 1と代金決済装置 9とを組み合わせたシステムとしても構成可能である。

図 2 0はシステムとしての動作を説明するフローチヤ一トである。先に説明した各手順と同様の手順のものについては同じ符号を付している。本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとつて明らかである。

本出願は、 2001年 4月 27 B出願の日本特許出願（特願 2001— 131446) に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。ぐ産業上の利用可能性 >

以上のように本発明は取得される電子通貨の金額をあらかじめ定められた上限額以下に制限する取得金額制限手段により、電子通貨による代金支払い処理毎に発生する使用者の認証手続きを省略でき、また使用者以外の者が不正に代金の支払いを行った場合にその金銭的被害を小さくすることができるという効果を有する電子通貨送受信端末装置、電子通貨送受信方法、電子通貨送受信プログラムおよびその記録媒体、代金決済装置、代金決済方法、代金決済プログラムおよびその記録媒体、電子通貨送受信決済システムを提供することができるものである。

Claims

請求の範囲

1 . 電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信手段と、前記公衆回線通信手段を通じて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証手段と、前記電子通貨取得認証手段によつて認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信手段を通じて前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得手段と、前記電子通貨取得手段により取得する電子通貨の金額をあらかじめ設定された上限額以下に制限する取得金額制限手段と、前記電子通貨取得手段によって取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶手段と、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によって前記電子通貨記憶手段に記憶された電子通貨を用いて支払い処理を行う決済装置通信手段とを備えた電子通

2 . 電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信手順と、前記公衆回線通信手順によつて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証手順と、前記電子通貨取得認証手順によつて認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信手順によって前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得手順と、前記電子通貨取得手順により取得する電子通貨の金額をあらかじめ設定された上限額以下に制限する取得金額制限手順と、前記電子通貨取得手順によつて取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶手順と、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によって前記電子通貨記憶手順に記憶された電子通貨を用いて支払い処理を行う決済装置通信手順とを備えた電子通貨送受信方法。

3 . コンピュータに電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信ステップと、前記公衆回線通信ステップによつて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証ステツプと、前記電子通貨取得認証ステップによって認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信ステップによって前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得：

前記電子通貨取得ステップにより取得する電子通貨の金額をあらかじめ設定された上限額以下に制限する取得金額制限ステップと、前記電子通貨取得ステップによって取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶ステツプと、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によつて前記電子通貨記憶ステップで記憶された電子通貨を用いて支払い処理を行う決済装置通信ステップとを実行させるための電子通貨送受信プログラム。

4 . コンピュータに電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信ステツプと、前記公衆回線通信ステツプによつて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証ステップと、前記電子通貨取得認証ステツプによつて認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信ステップによって前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得ステップと、前記電子通貨取得ステツプにより取得する電子通貨の金額をあらかじめ設定された上限額以下に制限する取得金額制限ステツプと、前記電子通貨取得ステツプによって取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶ステップと、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によつて前記電子通貨記憶ステップで記憶された電子通貨を用いて支払い処理を行う決済装置通信ステップとを実行させるためのプログラムを記録した電子通貨送受信プログラム記録媒体。

5 . 前記決済装置通信手段と通信を行う端末通信手段と、前記電子通貨送受信端末装置に保持され前記決済装置通信手段から送信された識別情報を前記端末通信手段によって受信し前記識別情報の少なくとも一部を表示する端末識別情報表示手段と、前記決済装置通信手段に対して決済に必要な電子通貨の金額情報を前記端末通信手段によつて送信する代金要求手段と、前記電子通貨送受信端末装置から送信された電子通貨を前記端末通信手段によって取得する電子通貨受領手段とを備えた代金決済装置。

6 . 前記決済装置通信手順との通信処理を行う端末通信手順と、前記電子通貨送受信端末装置に保持され前記決済装置通信手順によって送信された識別情報を前記端末通信手順によって受信し前記識別情報の少なくとも一部を表示する端末識別情報表示手順と、前記電子通貨送受信端末装置に対して決済に必要な電子通貨の金額情報を前記端末通信手順によって送信する代金要求手順と、前記決済装置通信手順によって送信された電子通貨を前記端末通信手順によって取得する電子通貨受領手順とを備えた代金決済方法。

7 . コンピュータに前記決済装置通信ステツプとの通信処理を行う端末通信ステツプと、前記電子通貨送受信端末装置に保持され前記決済装置通信ステップによつて送信された識別情報を前記端末通信ステップによつて受信し前記識別情報の少なくとも一部を表示する端末識別情報表示ステップと、前記電子通貨送受信端末装置に対して決済に必要な電子通貨の金額情報を前記端末通信ステップによつて送信する代金要求ステツプと、前記決済装置通信ステップによって送信された電子通貨を前記端末通信ステップによつて取得する電子通貨受領ステツプとを実行させるための代金決済プログラム。

8 . コンピュータに前記決済装置通信ステツプとの通信処理を行う端末通信ステツプと、前記電子通貨送受信端末装置に保持され前記決済装置通信ステップによつて送信された識別情報を前記端末通信ステップによつて受信し前記識別情報の少なくとも一部を表示する端末識別情報表示ステップと、前記電子通貨送受信端末装置に対して決済に必要な電子通貨の金額情報を前記端末通信ステップによつて送信する代金要求ステツプと、前記決済装置通信ステップによって送信された電子通貨を前記端末通信ステップによつて取得する電子通貨受領ステップとを実行させるためのプログラムを記録した代金決済プログラム記録媒体。

9 . 電子通貨を支払うべき装置に対して送信する電子通貨送受信端末装置の識別情報を使用者によって設定可能とする端末名称付与保持手段を備えた請求項の範囲第 1項に記載の電子通貨送受信端末装置。

1 0 . 電子通貨を支払うべき装置に対して送信する電子通貨送受信端末装置の識別情報を使用者によって設定可能とする端末名称付与保持手順を備えた請求の範囲第 2項に記載の電子通貨送受信方法。

1 1 . コンピュータに電子通貨を支払うべき装置に対して送信する電子通貨送受信端末装置の識別情報を使用者によつて設定可能とする端末名称付与保持ステップを実行させるための請求の範囲第 3項に記載の電子通貨送受信：

1 2 . コンピュータに電子通貨を支払うべき装置に対して送信する電子通貨送受信端末装置の識別情報を使用者によって設定可能とする端末名称付与保持ステップを実行させるためのプログラムを記録した請求の範囲第 4項に記載の電子通貨送受信プログラム記録媒体。

1 3 . 電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信手段と、前記公衆回線通信手段を通じて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証手段と、前記電子通貨取得認証手段によつて認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信手段を通じて前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得手段と、決済処理によつて支払われた電子通貨の金額を累積記憶する決済金額蓄積手段と、前記電子通貨取得手段によつて取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶手段と、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によって前記電子通貨記憶手段に記憶された電子通貨を用いて支払い処理を行う決済装置通信手段と、使用者の認証処理を行い認証が成功した場合には前記決済装置通信手段によつて電子通貨の支払い処理を行う決済認証手段と、あらかじめ設定された支払い金額の上限額と前記決済金額蓄積に記憶された金額との比較を行い支払い金額の累積額が前記上限額を上回る場合には前記決済認証手段による認証処理を行った後に前記決済装置通信手段によって電子通貨の支払い処理を行い前記上限額を上回らない場合には前記決済認証手段による認証処理を行なわずに前記決済装置通信手段によつて電子通貨の支払い処理を行う支払認証要否判定手段とを備えた電子通貨送受信端末装置。

1 4 . 電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信手順と、前記公衆回線通信手順を通じて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証手順と、前記電子通貨取得認証手順によつて認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信手順によって前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得手順と、決済処理によって支払われた電子通貨の金額を累積記憶する決済金額蓄積手順と、前記電子通貨取得手順によつて取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶手順と、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によって前記電子通貨記憶手順で記憶された電子通貨を用いて電子通貨の支払い処理を行う決済装置通信手順と、使用者の認証処理を行い認証が成功した場合には前記決済装置通信手順によって電子通貨の支払い処理を行う決済認証手順と、あらかじめ設定された支払い金額の上限額と前記決済金額手順で記憶された金額との比較を行い支払い金額の累積額が前記上限額を上回る場合には前記決済認証手順による認証処理を行った後に前記決済装置通信手順によって電子通貨の支払い処理を行い前記上限額を上回らない場合には前記決済認証手順による認証処理を行なわずに前記決済装置通信手順によって電子通貨の支払い処理を行う支払認証要否判定手順とを備えた電子通貨送受信方法。

1 5 . コンピュータに電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信ステップと、前記公衆回線通信ステップを通じて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証ステップと、前記電子通貨取得認証ステップによって認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信ステップによつて前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得ステツプと、決済処理によって支払われた電子通貨の金額を累積記憶する決済金額蓄積ステツプと、前記電子通貨取得ステツプによって取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶ステップと、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によって前記電子通貨記憶ステップで記憶された電子通貨を用いて電子通貨の支払い処理を行う決済装置通信ステップと、使用者の認証処理を行い認証が成功した場合には前記決済装置通信ステップによつて電子通貨の支払い処理を行う決済認証ステツプと、あらかじめ設定された支払い金額の上限額と前記決済金額ステップで記憶された金額との比較を行い支払い金額の累積額が前記上限額を上回る場合には前記決済認証ステップによる認証処理を行った後に前記決済装置通信ステップによって電子通貨の支払い処理を行い前記上限額を上回らない場合には前記決済認証ステップによる認証処理を行なわずに前記決済装置通信ステツプによつて電子通貨の支払い処理を行う支払認証要否判定ステツプとを実行させるための電子通貨送受信プ口グラム。

1 6 . コンピュータに電子通貨を発行する電子通貨サーバと通信を行う公衆回線通信ステップと、前記公衆回線通信ステップを通じて前記電子通貨サーバとの間で電子通貨の取得者の認証処理を行う電子通貨取得認証ステップと、前記電子通貨取得認証ステップによって認証された前記取得者の電子通貨を前記公衆回線通信ステップによって前記電子通貨サーバから取得する電子通貨取得ステップと、決済処理によつて支払われた電子通貨の金額を累積記憶する決済金額蓄積ステップと、前記電子通貨取得ステツプによって取得された電子通貨を記憶する電子通貨記憶ステップと、電子通貨を支払うべき装置との間で通信によって電子通貨の前記電子通貨記憶ステップで記憶された電子通貨を用いて支払い処理を行う決済装置通信ステップと、使用者の認証処理を行い認証が成功した場合には前記決済装置通信ステップによって電子通貨の支払い処理を行う決済認証ステップと、あらかじめ設定された支払い金額の上限額と前記決済金額ステップで記憶された金額との比較を行い支払い金額の累積額が前記上限額を上回る場合には前記決済認証ステップによる認証処理を行った後に前記決済装置通信ステップによって電子通貨の支払い処理を行い前記上限額を上回らない場合には前記決済認証ステップによる認証処理を行なわずに前記決済装置通信ステップによって電子通貨の支払い処理を行う支払認証要否判定ステツプとを実行させるためのプログラムを記録した電子通貨送受信プログラム記録媒体。

1 7 . 代金算出の起算に必要な時刻や位置などの入場情報を送信する装置からの前記入場情報を前記決済装置通信手段を通じて受信記憶し電子通貨を支払うベき装置からの要求命令に応じて前記入場情報を前記決済装置通信手段を通じて送信する入場情報記憶手段を備えた請求の範囲第 1、 9または 1 3項に記載の電子

1 8 . 代金算出の起算に必要な時刻や位置などの入場情報を送信する装置からの前記入場情報を前記決済装置通信手順によつて受信記憶し電子通貨を支払うベき装置からの要求命令に応じて前記入場情報を前記決済装置通信手順によって送信する入場情報記憶手順を備えた請求の範囲第 2、 1 0または 1 4項に記载の電子通貨送受信方法。

1 9 . コンピュータに代金算出の起算に必要な時刻や位置などの入場情報を送信する装置からの前記入場情報を前記決済装置通信ステップによつて受信記憶し電子通貨を支払うべき装置からの要求命令に応じて前記入場情報を前記決済装置通信ステップによつて送信する入場情報記憶ステップを実行させるための請求の範囲第 3、 1 1または 1 5項に記載の電子通貨送受信プログラム。

2 0 . コンピュータに代金算出の起算に必要な時刻や位置などの入場情報を送信する装置からの前記入場情報を前記決済装置通信ステップによつて受信記憶し電子通貨を支払うべき装置からの要求命令に応じて前記入場情報を前記決済装置通信ステップによつて送信する入場情報記憶ステツプを実行させるためのプログラムを記録した請求の範囲第 4、 1 2または 1 6項に記載の電子通貨送受信プログラム記録媒体。

2 1 . 前記入場情報を前記端末通信手段を通じて要求および受信をする入場情報受信手段と、前記入場情報受信手段により得られた入場情報に基づいて代金を算出し前記代金要求手段に出力する代金算出手段とを備えた請求の範囲第 5項に記載の代金決済装置。

2 2 . 前記入場情報を前記端末通信手順によって要求および受信をする入場情報受信手順と、前記入場情報受信手順により得られた入場情報に基づいて代金を算出し前記代金要求手順に出力する代金算出手順とを備えた請求の範囲第 6項に記載の代金決済方法。

2 3 . コンピュータに前記入場情報を前記端末通信ステップによって要求および受信をする入場情報受信ステツプと、前記入場情報受信ステツプにより得られた入場情報に基づいて代金を算出し前記代金要求ステップに出力する代金算出ス

'実行させるための請求の範囲第 7項に記載の代金決済プログラム。

2 4 . コンピュータに前記入場情報を前記端末通信ステップによって要求および受信をする入場情報受信ステツプと、前記入場情報受信ステツプにより得られた入場情報に基づいて代金を算出し前記代金要求ステップに出力する代金算出ステツプとを実行させるためのプログラムを記録した請求の範囲第 8項に記載の代金決済プログラム記録媒体。

2 5 . 請求の範囲第 1、 9、 1 3または 1 7項に記載の電子通貨送受信端末装置と、請求の範囲第 5または 2 1項に記載の代金決済装置とを備えた電子通貨送受信決済システム。