JPWO2018221358A1 - ガラス板梱包体の製造方法、及びガラス板梱包体 - Google Patents

ガラス板梱包体の製造方法、及びガラス板梱包体 Download PDF

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Abstract

ガラス板と合紙とを付着させた状態で、パレットに載置することを特徴とするガラス板梱包体の製造方法。

Description

本発明は、ガラス板梱包体の製造方法、及びガラス板梱包体に関する。
液晶ディスプレイ装置、有機ELディスプレイ装置やプラズマディスプレイ装置等のフラットディスプレイ装置で使用される大寸法のガラス板は、保管時、梱包時、あるいは次の工程への移送時に、ガラス板同士が直接接触しないように、隣り合うガラス板の間に合紙を挟んで、キズ発生、破損やガラス板同士の密着等を防止している。
このようなガラス板梱包体を組立てる際のガラス板面への合紙の積層工程は、例えば、これから斜め縦積みパレットに斜めに立て掛けようとするガラス板の表面、あるいはこれから平積みパレットに平置きしようとするガラス板の表面に、合紙を重ねることによって行われる。
特許文献1では、図8の如く、合紙2の上端両隅部をシリンダー又は保持チャック等の把持部51、51によって把持し、合紙2の上辺2箇所を把持部51、51で吊下げ支持する合紙把持手段50を設けた構成が開示されている。
日本国特開2007−000940号公報
しかしながら、引用文献1のような構成では、使用時にガラス板梱包体を開梱した際に、数枚のガラス板が破損していることがあった。本願発明者らが鋭意検討を重ねた結果、これは、引用文献1のような構成でパレットへガラス板を積載する際に、周辺環境に起因する風などの影響で、合紙が意図した位置からずれて積層される、合紙に皺が発生したまま積層される、合紙が折れ込まれた状態で積層される等の問題が度々発生し、その結果ガラス板に意図しない負荷が発生したためであると分かった。
このような背景を鑑み、本発明は、ガラス板が破損しにくいガラス板梱包体の製造方法及びガラス板梱包体の提供を主な目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、ガラス板と合紙とを付着させた状態で、パレットに載置することを特徴とするガラス板梱包体の製造方法を提供する。
本発明によれば、ガラス板が破損しにくいガラス板梱包体の製造方法及びガラス板梱包体を提供できる。
図1は、本発明の第1実施形態のガラス板梱包体の製造方法を示す図。 図2は、図1をY方向のうち、矢印の先端から根元に向かう方向から見た図。 図3は、本発明の第1実施形態の変形例を示す図であり、(a)ガラス板積層体をパレットの前方に準備する工程を示す図、(b)ガラス板積層体が受け板に接触した状態で、コンベアの一部が作動する工程を示す図、(c)ガラス板積層体をパレットに載置する工程を示す図。 図4は、本発明の第2実施形態をガラス板梱包体の製造方法を示す図。 図5は、本発明の第3実施形態のガラス板梱包体の製造方法を示す図。 図6は、本発明の一実施形態で製造されたガラス板梱包体を示す図。 図7は、本発明の第1実施形態を平積みパレットへ適用した例を示す図。 図8は、従来技術を示す図。
以下、図面を用いて、本発明の一実施形態に係るガラス板について説明する。
本発明の実施形態を説明するための図面において、図内左下に矢印で座標を定義しており、必要があればこの座標を用いて説明する。また、本明細書において「X方向」とは、X座標を示す矢印の根元から先端に向かう方向だけでなく、180度反転した先端から根元に向かう方向も指すものとする。「Y方向」「Z方向」も同様に、それぞれY、Z座標を示す矢印の根元から先端に向かう方向だけでなく、180度反対とした先端から根元に向かう方向も指すものとする。また、本明細書において、Z方向の矢印の先端側を上、矢印の根本側を下、ともいう。
本明細書において、「積層」とは、水平方向のガラス板上に合紙及び/又はガラス板を重ねることだけを指すのではなく、例えば、傾斜又は垂直のガラス板表面に合紙及び/又はガラス板を重ねることも含める概念とする。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態のガラス板梱包体の製造方法を示す図である。図1は、基台部101と、背面部102と、傾斜台座部103と、傾斜背もたれ部104とから構成された斜め縦置きタイプのパレット105に対し、吸着パッド106を先端に有するガラス板ハンドリング装置107により、ガラス板108をパレット105に載置している。
ここで、ガラス板108と合紙109とは、付着された状態でパレット105に載置される。合紙109が意図した位置からずれて積層される、合紙109に皺が発生したまま積層される、合紙109が折れ込まれた状態で積層される等の問題が発生することを抑制でき、ガラス板が破損しにくいガラス板梱包体を製造することができる。
本実施形態において、ガラス板108と合紙109との付着は、ガラス板108と合紙109との間に付着材110を介することで行われる。付着材110を介することで、ガラス板108と合紙109とを強固に付着させることができる。
付着材110は、JIS Z 0237で規定される180°引き剥がし粘着力が、10N/25mm以上20N/25mm以下であることが好ましい。合紙109が自由に動けない程度に付着でき、かつ開梱時に合紙109をガラス板108から容易に引き剥がすことができる。
また、付着材110は、25℃における、水に対するハンセン溶解度パラメータ(HSPともいう)の相互作用距離が、17以下であることが好ましい。付着材110が水に溶解しやすいため、開梱後のガラス板108の洗浄によって、ガラス板108表面に残留した付着材110を除去しやすい。
ここで、ハンセン溶解度パラメータとは、ある溶質のある溶媒への溶解しやすさを示す指標である。また、第1添加物の水に対するハンセン溶解度パラメータの値から求められる、相互作用距離Ra(HSPベクトル距離Raともいう)とは、以下の式(1)によって表される。
Ra=(4×(δD1−18.1)+(δP1−17.1)+(δH1−16.9)0.5・・・(1)
Ra:水に対するハンセン溶解度パラメータの相互作用距離
δD1:添加物のハンセン溶解度パラメータのうち、分散力項
δP1:添加物のハンセン溶解度パラメータのうち、双極子間力項
δH1:添加物のハンセン溶解度パラメータのうち、水素結合力項
ハンセン溶解度パラメータは、ヒルデブランド(Hildebrand)によって導入された溶解度パラメータを、ハンセン(Hansen)が分散項δ、極性項δ、水素結合項δの3成分に分割し、3次元空間に示したものである。分散項δは、分散力による効果を示し、極性項δは、双極子間力による効果を示し、水素結合項δは、水素結合力の効果を示す。3次元空間における特定の物質Xの座標とある溶媒の座標とが近いほど、物質Xは該溶媒に溶解しやすい。ハンセン溶解度パラメータの定義及び計算方法の詳細は、下記の文献に記載されている;Charles M. Hansen著、「Hansen Solubility Parameters: A Users Handbook」、CRCプレス、2007年。
また、コンピュータソフトウエア(Hansen Solubility Parameters in Practice(HSPiP))を用いることによって、その化学構造から簡便にハンセン溶解度パラメータを推算できる。
本発明においては、HSPiPバージョン4.1.07を用い、データベースに登録されている物質についてはその値を、登録されていない物質については推算値を用いる。
図2は、図1の状態において、Y方向のうち、矢印の先端から根元に向かう方向から、ガラス板108、合紙109、付着材110を見た図である(ガラス板ハンドリング装置107は不図示)。
ガラス板108と合紙109とは、図2の如くガラス板108の周縁領域で付着されることが好ましい。具体的には、付着材110がガラス板108の周縁領域に配置され、ガラス板108と合紙109とを付着させる。ガラス板108と合紙109とは、周縁領域のみで、付着されていてよい。周縁領域は、最終製品となる過程で除去される、又は最終製品で視認されにくいため、ガラス板108への付着材110の残留を過度に考慮しなくてよくなる。言い換えれば、付着材110の残留によるガラス面内への影響を最小限にすることができる。
ここで「周縁領域」とは、例えば、ガラス板108の板厚方向からの平面視において、ガラス板108の輪郭線から面内側に20mmの幅を占める領域を指す。図2においてはガラス板108の輪郭線と、破線201とによって囲まれた領域を指す。
なお、図2では付着材110はガラス板108のコーナー部にそれぞれ飛び地として配置されているが、ガラス板108の辺に沿う直線状、又は額縁状として配置されてもよい。
また図2の如く、合紙109のコーナー部202が、ガラス板108に付着された状態であると好ましい。合紙109のコーナー部は特に揺れ動きやすいため、合紙109がめくれ、合紙109が折れ込まれた状態で積層される等の問題が発生することを、より効果的に抑制できる。
ここで、「合紙109のコーナー部202」とは、図2中の一点鎖線で囲まれた領域を指し、例えば、合紙109のコーナーを形成する2つの辺に内接する半径50mmの円の範囲を指す。また、「合紙109のコーナー部202が、ガラス板108に付着された状態」とは、コーナー部202の全領域がガラス板108に付着されていてもよく、図2の如く、コーナー部202の一部の領域がガラス板108に付着されていてもよいものとする。また、合紙109のコーナー部202のみ、ガラス板108に付着されていてよい。少ない付着面積で、効率良く効果を得ることができる。
また、ガラス板108と合紙109との付着は、ガラス板108の採板からパレット105への載置までのいかなるタイミングで行われてもよい。例えば、ガラス板108を主面が地面と平行な状態で準備し、ガラス板108の主面上に付着材110を配置し、その上から合紙109を積層し、ガラス板108−付着材110−合紙109の積層体を形成し、その後ガラス板ハンドリング装置107を用いて、パレット105に積層されてよい。この際、ガラス板ハンドリング装置107は、ガラス板108を直に吸着パッド106で保持してもよく、合紙109の透気度を考慮した上で、合紙109を介してガラス板108を吸着パッド106で保持しても良い。このようにガラス板108と合紙109との付着させた場合、本実施形態においては、斜め縦置きタイプのパレット105であるため、ガラス板108は、主面が地面と平行な状態から主面が地面に対して傾斜した状態に姿勢が変化する。以上のように、本実施形態において、ガラス板108とを合紙109とを付着させた状態から、パレットに載置する過程で、ガラス板108の姿勢を変更する工程を含むことができる。パレットへの載置完了に至るまで、より多彩なガラス板の搬送が可能となる。
本実施形態は、一辺の大きさが800mm以上である矩形の合紙109に対して、好適に用いられる。合紙109の一辺の大きさが800mm以上だと、風などの外力によって、パレットへの載置時に揺れ動きやすくなるが、本実施形態を用いることで抑制できる。合紙109の一辺の大きさは、好ましくは1000mm以上、より好ましくは1200mm以上、さらに好ましくは1500mm以上である。
なお、本実施形態は斜め縦積みパレットの形態を示したが、これに限定されない。平積みパレットでも同様にも用いることができる。その概念図を図7に示す。平積みパレットの場合、例えば、ガラス板108を主面が地面と平行な状態で準備し、ガラス板108の主面上に付着材110を配置し、その上から合紙109を積層し、ガラス板108−付着材110−合紙109の積層体を形成し、その後ガラス板ハンドリング装置107を用いて、合紙109を介してガラス板108を吸着パッド106で保持してパレットに載置する。この場合、吸着パッド106によって合紙109の運動はある程度抑制されているが、ガラス搬送時の風や載置時の振動によって、吸着パッド106の存在しない部分の合紙109が運動する場合があった。本実施形態によれば、そういった合紙109の運動を抑制できる。また特に合紙の周縁部やコーナー部の運動を抑制することができる。
なお、平積みパレットへの適用は、第1実施形態のみに限定されない。第2実施形態及び第3実施形態の変形例としても好適に用いることができる。
なお、図1や図7中、理解しやすくするために付着材110の厚さは意図的に厚く記載しているが、付着材110の厚さはガラス板108及び合紙109と比較して極めて薄くてよい。そのため、図7ではガラス板108は吸着パッド106での吸着により保持される。
(変形例)
図3は、本発明の第1実施形態の変形例を示す図である。まず、(a)において、交互に積層された複数枚のガラス板108と、複数枚の合紙109とによって構成されたガラス板積層体301をパレット105の前方に準備する。この際、あらかじめガラス板108と合紙109とを別の場所で積層させ、ガラス板積層体301をパレット105の前方まで搬送してもよい。あるいはパレット105の前方で、ガラス板108と合紙109とを積層してガラス板積層体301を形成してもよい。また、本変形例の場合は、付着材110を介してガラス板108と合紙109とを接着するのは、ガラス板積層体301の最上位のペアのものだけでもよい。最上位のペアの下側のガラス板108及び合紙109は、最上位のペアの重さによって、載置時に合紙が動きづらいためである。あるいは、全てのガラス板108と合紙109のペアを付着材110によって付着させた状態としてもよい。
次に(b)のように、ガラス板積層体301が受け板302に接触した状態で、コンベア303の一部が可動する。コンベア303の一部は、ガラス板積層体301が水平面(X−Y面)に対して傾斜して立ち上がるように、(b)の矢印の如く作動する。
そして(c)のように、ガラス板積層体301をパレット105に倒れ込ませるように載置し、コンベア303の一部は再び元の場所に戻り、パレット105に十分な量が積載されるまで(a)〜(c)を繰り返す。
変形例の構成であれば、ガラス板108と合紙109とを、1枚ずつパレット105に載置せずに、バッチ毎に処理できるため、効率的な載置が可能である。
また、ガラス板積層体301の最上位のペアのみ付着させた状態ともできるため、全てのペアを付着させた状態とするよりも生産性が向上する。
なお、本変形例は、第1実施形態のみに限定されない。第2実施形態及び第3実施形態の変形例としても好適に用いることができる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態のガラス板梱包体の製造方法を示す図である。なお、第1実施形態と同様の構成を有するものには、同一の符号を付し、説明は省略する。また、付着されている範囲、用語の解釈、変形例等に関する記載についても、特に説明がない場合には第1実施形態と同様とする。
第2実施形態は、ガラス板108と合紙109との付着は、ガラス板108と合紙109との間に、水分を介することで行われる。水分を介することで、ガラス板108と合紙109とを一時的に付着させることができる。
水分とは、例えば液体を噴霧したようなものでよく、合紙109に染み込んでいてもよい。水分として用いられる液体として具体的には、例えば純水、アルコールなどが挙げられる。ガラス板108、合紙109自体に影響を及ぼさない、及び合紙109中に含まれる異物を溶解しないことが好ましい。ガラス板108を最終製品として用いる際に、ガラス面内に欠点が存在しにくくすることができる。
また、水分として用いられる液体は、室温(例えば20度)で揮発性を有することが好ましい。ガラス板積層体をパレット105に載置するまでの間だけガラス板108と合紙109を付着させ、その後は揮発すれば、ガラス板108の全面を付着させたとしても、ガラス板108の表面品質への影響を小さくできる。
また、第2実施形態において、ガラス板108の表面又は合紙109の表面に液滴を噴霧した後、ガラス板108及び合紙109とを接触させ、付着させた状態とすることが好ましい。噴霧させることがで、均一にガラス板108と合紙109とを付着させることができ、また両者が過度に水分を含んでしまうことも防止できる。例えば、ガラス板108を主面が地面と平行な状態で準備し、ガラス板108の上面に向けてスプレー装置で液体を噴霧し、その上から合紙109を積層し、ガラス板108−付着材110−合紙109の積層体を形成し、その後ガラス板ハンドリング装置107を用いて、パレット105に積層されてよい。なお、スプレー装置での液体の噴霧は、合紙109側に行ってもよい。
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態のガラス板梱包体の製造方法を示す図である。なお、第1実施形態と同様の構成を有するものには、同一の符号を付し、説明は省略する。また、付着されている範囲、用語の解釈、変形例等に関する記載についても、特に説明がない場合には第1実施形態と同様とする。
第3実施形態は、ガラス板108と合紙109との付着は、ガラス板108と合紙109との間に、クーロン力を発生させることで行われる。クーロン力を利用することで、ガラス板108と合紙109とを一時的に付着させることができる。また、クーロン力は時間と共に減衰するため、ガラス板108を最終製品として用いる際に、ガラス面内に欠点が存在しにくくすることができる。
クーロン力とは、荷電粒子の間に働く力であり、本実施形態で利用するのは、クーロン力のうち異なる符号の電荷間に働く引力である。
図5では、絶対値が10kV以上の電圧を有する電極501を、ガラス板108及び/又は合紙109に近づけることで、ガラス板108と合紙109との間にクーロン力を発生させる。電極501をガラス板108に近づける場合、ガラス板108と合紙109との帯電性を考慮して、電極501がプラスの電圧を有することが好ましい。これにより、コロナ放電が発生した際に生成されるプラスイオンとマイナスイオンのうち、マイナスイオンは電極側に引き寄せられ、プラスイオンはガラス板108に付与されやすい。その結果、効率的にクーロン力を付与できる。一方、電極501を合紙109に近づける場合、ガラス板108と合紙109との帯電性を考慮して、電極501がマイナスの電圧を有することが好ましい。これにより、コロナ放電が発生した際に生成されるプラスイオンとマイナスイオンのうち、プラスイオンは電極側に引き寄せられ、マイナスイオンは合紙109に付与されやすい。その結果、効率的にクーロン力を付与できる。
また、電極501が有する電圧の絶対値は、好ましくは15kV以上、より好ましくは20kV以上、さらに好ましくは25kV以上、さらに好ましくは30kV以上である。短時間で効率的にクーロン力を付与できる。上限は特に限定されるものではないが、ガラス板108や合紙109への影響を考慮して、50kV以下であることが好ましい。
本実施形態において、クーロン力は、図5の如くガラス板108と合紙109とを接触させた状態で、合紙109に電荷を与えることで発生させられることが好ましい。先述の通り、コロナ放電によって生成されたイオンが合紙109に付与されることでクーロン力が発生する。ガラス板108と合紙109とを積層してガラス板積層体を構成した後に付着力を付与できる。なお、ガラス板積層体を主面が地面と平行な状態で準備し、クーロン力を付与してもよい。また、ガラス板積層体を傾斜させた状態でクーロン力を付与してもよい。傾斜させた状態で付与する場合は、合紙109が落下などする前に充分なクーロン力を付与するか、充分なクーロン力が付与できるまで、支持装置(不図示)などによって合紙109をガラス板108の近傍で支持してよい。
本実施形態において、電極501と合紙109との距離は10mm以上が好ましい。電極501によって合紙へダメージが加わることを抑制できる。また、電極501と合紙109との距離は100mm以下が好ましい。短時間で効率的にクーロン力を付与できる。
本実施形態において、電極501を合紙109に近づける時間、すなわちクーロン力を付与する時間は1秒以上が好ましい。合紙の運動を抑制するほど十分なクーロン力を付与できる。また、電極501を合紙109に近づける時間は30秒以下が好ましい。電極501によって合紙へダメージが加わることを抑制できる。
また、パレット105へのガラス積層体の載置は、クーロン力をガラス板108と合紙109との間に発生させている最中、又は発生させ終わった後から60秒以内に、行われることが好ましい。クーロン力は時間と共に減衰するため、上記の条件内で載置することで、より安定して合紙109の動きを抑制できる。また、60秒以内にガラスの姿勢を例えば水平から斜めに変更させるなど、より多彩なガラス板の搬送が可能となる。
ここで、「クーロン力を発生させている最中」とは、例えばクーロン力の発生源から電荷を供給している最中である。電極501を合紙109に近づけている状態などが挙げられる。また、「発生させ終わった後」とは、例えばクーロン力の発生源から電荷を供給しなくなった時点である。電極501を合紙109から遠ざけた状態などが挙げられる。
パレット105へのガラス積層体の載置は、クーロン力を発生させ終わった後から、好ましくは45秒以内、より好ましくは30秒以内、さらに好ましくは15秒以内、さらに好ましくは10秒以内であることが好ましい。より安定して合紙109の動きを抑制できる。
また、クーロン力は、ガラス板面内に分布を形成することが好ましい。全面を均一に帯電させ過剰帯電となると、反発力が発生して合紙109が折れ曲がるなどの原因となる場合があるため、それを防止できる。ガラス板面内に帯電量の分布を付けることで、ある領域で過剰帯電となった場合でも、帯電量が疎の領域に向けて、面内に減衰できる。
また、クーロン力を発生させる領域は、継時的に変化することが好ましい。同じ領域を帯電させ続けないことで、過剰帯電を防止できる。クーロン力を発生させる領域とは、飛び地であってもよく、連続的に形成されていてもよい。
なお、本実施形態では一例としてコロナ放電を利用したが、クーロン力が付与できればいかなる方法であってもよい。
(ガラス板梱包体の例)
図6は、本発明の一実施形態で製造されたガラス板梱包体を示す図である。ガラス板梱包体は、交互に積層された複数枚のガラス板108と、複数枚の合紙109とを有し、記複数枚の合紙109は、特定合紙109Bを有し、特定合紙109Bは、皺が他の合紙109Aよりも少ない。
特定合紙109Bは、本発明の種々の実施形態で例示した方法等によって、ガラス板108と付着された合紙である。そのため、特定合紙109Bは他の合紙109Aよりも皺が発生しにくく、形成される皺が少ない。これによりガラス板をより破損しにくくすることができる。また、ガラス板積層体301の厚みを薄くでき、パレット105へのガラス板108の積載量を増やすことができる。
形成される皺が少ないとは、例えば、特定合紙109を2枚のガラス板で挟まれた状態で、ガラス板越しに撮影した画像を所定の闘値で二値化(例えば、皺部分を黒、平坦部分を白など)し、白に対する黒の比などで評価できる。本発明の一実施形態で製造された特定合紙109Bであれば、例えば0.01以下にすることができる。
また、特定合紙109Bは、皺の発生箇所が偏っている。例えば、クーロン力によってガラス板108と合紙109とを付着させた箇所は、特に皺が少なくすることができる。このような皺の偏りを制御することで、ガラス板をより破損しにくくすることができる。また、ガラス板積層体301の厚みを薄くでき、パレット105へのガラス板108の積載量を増やすことができる。皺の発生が特に少ない箇所とは、例えば、ガラス板108の周縁部と付着した箇所や、合紙のコーナー部のうち、ガラス板108と付着した箇所などである。
また、特定合紙109Bは、ガラス板積層体301の最外面を形成する合紙から数えて、任意の周期で存在する。これは、変形例のようにバッチ毎にガラス板積層体301をパレットに載置する際に、最上位のガラス板108と合紙109のペアのみを付着させた際に生ずる。このようにすることで、ガラス板梱包体を荷解きする際など、ガラス板108を扱う際の数量の目安とすることができる。
なお、図6では本発明の第1実施形態の変形例によって作成されたガラス板梱包体を例示したが、これに限定されない。第1、第2、第3実施形態のいずれであってもよく、いずれの変形例であってもよく、さらにそれらから想起される別の実施形態によって作成されもよい。
なお、特定合紙109Bと他の合紙109Aの素材は同一であることが好ましい。両者を使い分ける必要がなく、ガラス板梱包体の製造が簡易となる。
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本考案を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
なお、本明細書において、ガラス板と合紙との付着とは、少なくともパレットに載置されるまでの間、合紙とガラス板がずれない程度であればよい。例えば、ガラス板を水平状態でパレットに載置する際に風によるせん断力に耐える程度、またガラス板を水平面に対して傾斜又は垂直にした際に紙が自重によって落下しない程度であればよい。具体的な値としては、特に限定されるものではないが、JIS K6850に準じた引張せん断接着強さをガラス板と合紙とに適用した場合に、0.1N/m以上であると好ましい。
また、ガラス板と合紙との付着は、一時的であってもよい。すなわち、付着されたガラス板と合紙とがパレットに載置された後に付着が解除されてもよい。
また、あるガラス板と合紙とのペア(以下、第1ペアともいう)が付着された状態でパレットに載置され、次のガラス板と合紙とのペア(以下、第2ペアともいう)が、第1ペアの上に積層されるまでの間、第1ペアの付着状態が継続してよい。第2ペアの載置時まで第1ペアの合紙の動きが抑制できるため、ガラス板が破損しにくいガラス板梱包体を製造することができる。
また、第1ペアが付着された状態でパレットに載置された後、第2ペアが第1ペアの上に積層されるまでの間に、第1ペアの付着力が減衰する場合、第1ペアに再度付着力を付与してもよい。実現方法としては、例えば、第3実施形態のような方法が挙げられる。第2ペアの載置時まで第1ペアの合紙の動きが抑制できるため、ガラス板が破損しにくいガラス板梱包体を製造することができる。
本出願は、2017年5月29日に日本国特許庁に出願した特願2017−105585号に基づく優先権を主張するものであり、特願2017−105585号の全内容を本出願に援用する。
本発明は、ガラス板が破損しにくいガラス板梱包体の製造方法及びガラス板梱包体を求める分野に好適に用いられる。特に、ディスプレイ、カバーガラス、建築、自動車用途などに好適に用いられる。
101 基台部
102 背面部
103 傾斜台座部
104 傾斜背もたれ部
105 パレット
106 吸着パッド
107 ガラス板ハンドリング装置
108 ガラス板
109 合紙
109A 他の合紙
109B 特定合紙
110 付着材
201 破線
202 合紙のコーナー部
301 ガラス板積層体
302 受け板
303 コンベア
501 電極

Claims (18)

  1. ガラス板と合紙とを付着させた状態で、パレットに載置することを特徴とするガラス板梱包体の製造方法。
  2. 前記ガラス板と前記合紙とは、前記ガラス板の周縁領域で付着される請求項1に記載のガラス板梱包体の製造方法。
  3. 前記合紙のコーナー部が、前記ガラス板に付着された状態で、パレットに載置する請求項1又は2に記載のガラス板梱包体の製造方法。
  4. 前記ガラス板と前記合紙とを付着させた状態から、パレットに載置する過程で、前記ガラス板の姿勢を変更する請求項1から3のいずれか一項に記載のガラス板梱包体の製造方法。
  5. 前記付着は、前記ガラス板と前記合紙との間に、付着材を介することで行われる請求項1から4のいずれか一項に記載のガラス板梱包体の製造方法。
  6. 前記付着材は、JIS Z 0237で規定される180°引き剥がし粘着力が、10N/25mm以上20N/25mm以下である請求項5に記載のガラス板梱包体の製造方法。
  7. 前記付着材は、下式(1)で表される、25℃における、水に対するハンセン溶解度パラメータの相互作用距離が17以下である請求項5又は6に記載のガラス板梱包体の製造方法。
    Ra=(4×(δD1−18.1)+(δP1−17.1)+(δH1−16.9)0.5・・・(1)
    Ra:付着材の、水に対するハンセン溶解度パラメータの相互作用距離
    δD1:付着材のハンセン溶解度パラメータのうち、分散力項
    δP1:付着材のハンセン溶解度パラメータのうち、双極子間力項
    δH1:付着材のハンセン溶解度パラメータのうち、水素結合力項
  8. 前記付着は、前記ガラス板と前記合紙との間に、水分を介することで行われる請求項1から3のいずれか一項に記載のガラス板梱包体の製造方法。
  9. 前記ガラス板の表面又は前記合紙の表面に液滴を噴霧した後、前記ガラス板及び前記合紙とを接触させ、付着させた状態とする請求項8に記載のガラス板梱包体の製造方法。
  10. 前記付着は、前記ガラス板と前記合紙との間に、クーロン力を発生させることで行われる請求項1から3のいずれか一項に記載のガラス板梱包体の製造方法。
  11. 前記クーロン力は、絶対値が10kV以上の電圧を有する電極を、前記ガラス板又は合紙に近づけることで発生させる請求項10に記載のガラス板梱包体の製造方法。
  12. 前記クーロン力は、前記ガラス板と前記合紙とを接触させた状態で、前記合紙に電荷を与えることで発生させられる請求項10又は11に記載のガラス板梱包体の製造方法。
  13. 前記載置は、前記クーロン力を前記ガラス板と前記合紙との間に発生させている最中、又は発生させ終わった後から60秒以内に、行われる請求項10から12のいずれか一項に記載のガラス板梱包体の製造方法。
  14. 前記クーロン力は、前記ガラス板のガラス板面内に分布を形成する請求項10から13のいずれか一項に記載のガラス板梱包体の製造方法。
  15. 前記クーロン力を発生させる領域は継時的に変化する請求項10から14のいずれか一項に記載のガラス板梱包体の製造方法。
  16. ガラス板梱包体であって、
    前記ガラス板梱包体は、交互に積層された複数枚のガラス板と複数枚の合紙とを有し、
    前記複数枚の合紙は、特定合紙を有し、
    前記特定合紙は、皺が他の合紙よりも少ないことを特徴とするガラス板梱包体。
  17. ガラス板梱包体であって、
    前記ガラス板梱包体は、交互に積層された複数枚のガラス板と複数枚の合紙とを有し、
    前記複数枚の合紙は、特定合紙を有し、
    前記特定合紙は、皺の発生箇所が偏っていることを特徴とするガラス板梱包体。
  18. 前記特定合紙は、前記ガラス板梱包体の最外面を形成する合紙から数えて、任意の周期で存在する請求項16又は17に記載のガラス板梱包体。
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