JPWO2018073909A1 - インバータ装置及びインバータ装置の停止方法 - Google Patents

インバータ装置及びインバータ装置の停止方法 Download PDF

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Abstract

インバータ装置(10)は、平滑コンデンサ(30)によって平滑化された電圧を受ける装置であって、直列に接続された第1スイッチング素子(11a)と第2スイッチング素子(12a)とを有し、第1スイッチング素子(11a)と第2スイッチング素子(12a)との開閉により、平滑化された電圧から交流電圧を生成するアーム部(11)と、基板に形成されたコイルパターンを有し、第1スイッチング素子(11a)又は第2スイッチング素子(12a)と平滑コンデンサ(30)とを接続する配線に流れる電流を検出する第1検出部(101)と、を備え、アーム部(11)は、アーム部(11)の短絡による電流が第1検出部(101)によって検出されると、交流電圧の生成を停止する。

Description

本発明は、インバータ装置及びインバータ装置の停止方法に関する。
稼働しているインバータの内部で予期しない短絡が生じた場合には、インバータが誤動作をしたり故障したりするおそれがある。このため、インバータを停止させるために、インバータの内部で発生した短絡を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1には、インバータから交流電力の供給を受けるモータが停止しているか駆動されているかに関わらず、短絡を検出する技術について記載されている。
特開2010−016982号公報
特許文献1に記載の技術では、CT(Current Transfer)を用いることで短絡が検出された。しかしながら、CTを用いるとコストが増加するとともにディスクリート部品が多くなってインバータの構成が複雑になる。そこで、インバータで発生した短絡を、CTを用いることなく検出したいという要望があった。
本発明は、インバータで発生した短絡を、CTを用いることなく検出することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のインバータ装置は、平滑コンデンサによって平滑化された電圧を受けるインバータ装置であって、直列に接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とを有し、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との開閉により、前記平滑化された電圧から交流電圧を生成するアーム部と、基板に形成されたコイルパターンを有し、前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子と前記平滑コンデンサとを接続する配線に流れる電流を検出する第1検出部と、を備え、前記アーム部は、前記アーム部の短絡による電流が前記第1検出部によって検出されると、交流電圧の生成を停止する。
本発明によれば、基板に形成されたコイルパターンを有する第1検出部が、アーム部の短絡による電流を検出する。このため、インバータで発生した短絡を、CTを用いることなく検出することができる。
実施の形態1に係るインバータ装置の構成を示す図 第1検出部によって検出される電流を示す図 第1検出部の配置を説明するための図 第1検出部の形状を説明するための図 制御部によって実行される処理を示すフロー図 実施の形態2に係る第1検出部を示す図 コイルパターンの配置を説明するための図 実施の形態3に係る第1検出部を示す図 第1検出部の形状の例を示す第1の図 第1検出部の形状の例を示す第2の図 第1検出部の形状の例を示す第3の図
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
実施の形態1.
図1には、インバータ装置10を含む電力変換装置1000の構成が示されている。インバータ装置10は、直流電力を交流電力に変換する装置であって、基板に形成されたコイル状のパターンを用いて、内蔵のアームに発生した短絡を検出する。
電力変換装置1000は、電源60及び負荷70に接続され、電源60から供給される交流電力を変換して、変換した交流電力を供給することで負荷70を駆動する装置である。本実施の形態において、電源60は、例えば100V又は200Vの三相交流電力を供給する商用電源であって、負荷70は、家電機器を構成するモータである。また、本実施の形態に係る電力変換装置1000は、電源60から供給される交流電力の電圧及び周波数の少なくとも一方を変換する。ただし、図1では、電圧を変換するための構成要素が省略されている。
電力変換装置1000は、上述のインバータ装置10の他に、電源60から供給された交流電力を整流して出力する整流装置20と、整流装置20から出力された電圧を平滑化する平滑コンデンサ30と、を有している。
整流装置20は、ブリッジ整流器である。整流装置20は、全波整流回路であるダイオードブリッジを構成するダイオード21d,22d,24d,25d,27d,28dと、配線21w,22wと、を有している。以下では、ダイオード21d,22d,24d,25d,27d,28dを総称してダイオード21Dと表記する。本実施の形態に係るダイオード21Dは、プリント基板上に配置されたディスクリート部品である。また、配線21w,22wに限らず、本実施の形態において配線は、2点を電気的に接続する基板パターン、リード線、被覆線、又は銅バーである。配線によって接続された2点は、常時導通することとなる。3点が電気的に接続される場合には、少なくとも2本の配線が必要になる。
ダイオード21d,22dは、接続点23pを介して直列に接続され、ダイオード24d,25dは、接続点26pを介して直列に接続され、ダイオード27d,28dは、接続点29pを介して直列に接続される。また、接続点23p,26p,29pはそれぞれ、電源60のR相、S相及びT相の電圧が印加される配線に接続される。そして、ダイオード21d,22dと、ダイオード24d,25dと、ダイオード27d,28dとは、並列に配線21w,22wに接続される。
すなわち、配線21wには、ダイオード21d,24d,27dのカソード端子が接続され、配線22wには、ダイオード22d,25d,28dのアノード端子が接続される。また、接続点23pには、ダイオード21dのアノード端子とダイオード22dのカソード端子とが接続され、接続点26pには、ダイオード24dのアノード端子とダイオード25dのカソード端子とが接続され、接続点29pには、ダイオード27dのアノード端子とダイオード28dのカソード端子とが接続される。
上述のようにダイオード21Dが接続されることにより、配線21w,22wには、脈流電圧が印加されることとなる。そして、この脈流電圧が整流装置20から出力される。
平滑コンデンサ30は、例えば、プリント基板上に搭載されたディスクリート部品、又は、プリント基板の内部に埋め込まれたチップコンデンサである。平滑コンデンサ30を構成するためのプリント基板は、整流装置20のダイオード21Dが配置されたプリント基板と同一であってもよいし、異なっていてもよい。また、本実施の形態に係る平滑コンデンサ30は、インバータ装置10及び整流装置20の外部に配置されたが、インバータ装置10に含まれていてもよいし、整流装置20に含まれていてもよい。
平滑コンデンサ30の一端は、接続点31pを介して配線21wに接続され、平滑コンデンサ30の他端は、接続点32pを介して配線22wに接続される。そして、平滑コンデンサ30は、接続点31p,32pから流れ込む電荷を蓄積し、蓄積した電荷を放電することで、整流装置20から出力された脈流電圧を平滑化する。平滑化された脈流電圧は、直流電圧に等しいものとして扱われる。
インバータ装置10は、いわゆる電圧形インバータである。インバータ装置10は、平滑コンデンサ30によって平滑化された電圧から三相交流電圧を生成して、生成した電圧を印加することで負荷70を駆動する。インバータ装置10は、平滑化された電圧が印加される入力端子10i,10jと、生成した交流電圧が出力される出力端子10r,10s,10tと、交流電圧を生成するアーム部11,14,17と、入力端子10i,10jそれぞれとアーム部11とを接続する配線11w,12wと、アーム部11とアーム部14とを接続する配線14w,15wと、アーム部14とアーム部17とを接続する配線17w,18wと、平滑コンデンサ30とアーム部11,14,17との間に流れる電流を検出する第1検出部101と、出力端子10r,10s,10tそれぞれに流れる電流を検出する第2検出部13x,16x,19xと、交流電力の生成の有無を制御する制御部100と、を有している。本実施の形態に係るインバータ装置10の構成要素は、プリント基板、又は当該プリント基板上に搭載された半導体基板に形成される。インバータ装置10の構成要素が形成されるプリント基板は、平滑コンデンサ30を構成するためのプリント基板と同一であってもよいし、異なっていてもよい。
入力端子10iは、接続点31pに接続され、入力端子10jは、接続点32pに接続される。
アーム部11は、制御部100の制御に従って開閉するスイッチング素子11a,12aと、スイッチング素子11a,12aそれぞれと並列に接続される還流ダイオード11d,12dと、を有している。
スイッチング素子11a,12aは、本実施の形態では、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)である。ただし、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)に代表される他のトランジスタをスイッチング素子11a,12aとしてもよい。
スイッチング素子11a,12aは、接続点13pを介して直列に接続されている。詳細には、スイッチング素子11aのコレクタ端子が、接続点11pを介して配線11wに接続され、スイッチング素子11aのエミッタ端子が、接続点13pに接続されている。また、スイッチング素子12aのコレクタ端子が、接続点13pに接続され、スイッチング素子12aのエミッタ端子が、接続点12pを介して配線12wに接続されている。さらに、接続点13pは、出力端子10rに接続されている。
スイッチング素子11a,12aのゲート端子には、制御部100から送信された制御信号が印加される。スイッチング素子11a,12aが適当なタイミングで開閉することにより、アーム部11は、入力端子10i,10jに印加される直流電圧から交流電圧を生成する。通常、交流電圧が生成される際には、スイッチング素子11a,12aの双方が同時に閉状態になることはない。スイッチング素子11a,12aの双方が同時に閉状態になると、アーム部11が短絡することとなる。
還流ダイオード11dのカソード端子は、スイッチング素子11aのコレクタ端子に接続され、還流ダイオード11dのアノード端子は、スイッチング素子11aのエミッタ端子に接続されている。また、還流ダイオード12dのカソード端子は、スイッチング素子12aのコレクタ端子に接続され、還流ダイオード12dのアノード端子は、スイッチング素子12aのエミッタ端子に接続されている。
アーム部14は、アーム部11と同等に構成される。詳細には、アーム部14は、アーム部11のスイッチング素子11a,12aに対応するスイッチング素子14a,15aと、アーム部11の還流ダイオード11d,12dに対応する還流ダイオード14d,15dと、を有している。
スイッチング素子14a,15aは、接続点16pを介して直列に接続され、接続点16pは、出力端子10sに接続されている。また、スイッチング素子14aのコレクタ端子は、接続点14pを介して配線14wに接続され、スイッチング素子15aのエミッタ端子は、接続点15pを介して配線15wに接続されている。なお、配線14wは、接続点11pに接続され、配線15wは、接続点12pに接続されている。
アーム部17は、アーム部11と同等に構成される。詳細には、アーム部17は、アーム部11のスイッチング素子11a,12aに対応するスイッチング素子17a,18aと、アーム部11の還流ダイオード11d,12dに対応する還流ダイオード17d,18dと、を有している。
スイッチング素子17a,18aは、接続点19pを介して直列に接続され、接続点19pは、出力端子10tに接続されている。また、スイッチング素子17aのコレクタ端子は、配線17wを介して接続点14pに接続され、スイッチング素子18aのエミッタ端子は、配線18wを介して接続点15pに接続されている。
なお、スイッチング素子11a,14a,17aは、いわゆる上アームに対応し、スイッチング素子12a,15a,18aは、いわゆる下アームに対応する。
第1検出部101は、アーム部11,14,17と平滑コンデンサ30とを接続する配線11w,12w,14w,15w,17w,18w,31w,32wのいずれかに流れる電流を検出するセンサである。詳細には、第1検出部101は、プリント基板に形成されたコイル状のパターンを有する。このパターンの近傍に配置された配線に流れる電流が変化して磁界が発生すると、このパターンに誘導起電力が生じる。第1検出部101は、この誘導起電力を、電流の検出結果として制御部100に出力する。
第1検出部101の検出結果は、アーム部11,14,17の短絡を検出するために用いられる。例えば、アーム部11が短絡すると、平滑コンデンサ30及びスイッチング素子11a,12aを通る回路には、図2に示されるような高い周波数成分を含む大電流が流れる。第1検出部101が、スイッチング素子11a,12aと平滑コンデンサ30とを接続する配線11w,12w,31w,32wに流れる電流を検出すれば、アーム部11が短絡したときに、電流の検出結果から短絡の発生を検出することが可能になる。
同様に、第1検出部101が、スイッチング素子14a,15aと平滑コンデンサ30とを接続する配線11w,12w,14w,15w,31w,32wに流れる電流を検出すれば、アーム部14が短絡したときに、電流の検出結果から短絡の発生を検出することが可能になる。また、第1検出部101が、スイッチング素子17a,18aと平滑コンデンサ30とを接続する配線11w,12w,14w,15w,17w,18w,31w,32wに流れる電流を検出すれば、アーム部17が短絡したときに、電流の検出結果から短絡の発生を検出することができる。
図3には、第1検出部101の配置の例が示されている。第1検出部101は、配線11wに近接する位置101a,101b、配線12wに近接する位置101c,101d、配線31wに近接する位置101e、及び配線32wに近接する位置101fのいずれかに配置されれば、アーム部11,14,17の短絡時に生じた電流を検出することができる。ただし、図3に示されるように、配線11wの一部と、配線11wとは逆向きの電流が流れる配線12wの一部とが近接して平行に形成されている場合には、配線11w,12wそれぞれを流れる電流により生じる磁界が相殺されるため、このような配線11w,12wの一部に近接する位置101xには、第1検出部101を配置しない。
図4には、第1検出部101の形状が示されている。図4に示されるように、第1検出部101は、基板に形成されたコイルパターン102と、検出した電流に対応する誘導起電力を制御部100に出力するための配線パターン103と、を有している。なお、図4において、第1検出部101を構成する実線は、基板の第1面に形成されたパターンを示し、破線は、第1面とは反対側の第2面に形成されたパターンを示す。ただし、これには限られず、破線で示されるパターン及び実線で示されるパターンの少なくとも一方が、多層基板の内層に形成されてもよい。
コイルパターン102は、空芯コイルである。本実施の形態に係るコイルパターン102の巻数は2である。また、コイルパターン102は、正方形の形状を有し、その辺の長さD1,D2はいずれも5mm以下である。ただし、コイルパターン102の形状は、正方形に限らず任意であり、長方形でもよいし円形でもよい。
また、図4では、第1検出部101による検出の対象である電流が流れる配線パターンとして、配線31wが示されている。この配線31wと第1検出部101との距離D3は、短い方が望ましく、例えば5cm以下である。
第2検出部13x,16x,19xはそれぞれ、CTであって、出力端子10r,10s,10tに流れる電流を検出する。詳細には、第2検出部13xは、出力端子10rを通る配線の近傍に配置され、この配線にインバータ装置10から流出する方向又はインバータ装置10に流入する方向に流れる電流が変化して磁界が発生すると、第2検出部13xには誘導起電力が生じる。第2検出部13xは、この誘導起電力を、電流の検出結果として出力する。また、第2検出部16xは、出力端子10sを通る配線に流れる電流を、第2検出部13xと同様に検出し、第2検出部19xは、出力端子10tを通る配線に流れる電流を、第2検出部13xと同様に検出する。そして、第2検出部13x,16x,19xの検出結果は、制御部100に出力される。
第2検出部13x,16x,19xは、負荷70を制御するために用いられ、出力端子10r,10s,10tの短絡を検出するために用いられる。例えば、負荷70に短絡が生じることにより、出力端子10rと出力端子10sとが導通する場合が考えられる。この場合、出力端子10r,10sには大電流が流れるため、第2検出部13x,16xの検出結果から出力側の短絡の発生を検出することができる。以下では、第2検出部13x,16x,19xを総称して第2検出部13Xと表記する。
制御部100は、マイクロプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(field-programmable gate array)等の集積回路を含んで構成される。制御部100は、第2検出部13Xの検出結果に基づいてアーム部11,14,17を制御する。また、制御部100は、第1検出部101及び第2検出部13Xの検出結果を取得して、短絡が生じたと判断すると、アーム部11,14,17による交流電圧の生成を停止させる。
制御部100は、その機能として、アーム部11,14,17の短絡を検出するアーム短絡検出モジュール110と、出力側の短絡を検出する出力短絡検出モジュール120と、短絡が発生したときにインバータ装置10を保護する保護モジュール130と、アーム部11,14,17を制御する制御モジュール140と、を有している。
アーム短絡検出モジュール110は、第1検出部101の検出結果を取得して、取得した検出結果に基づいてアーム部11,14,17の短絡の有無を判断する。そして、アーム短絡検出モジュール110は、短絡を検出したと判断すると、短絡検出信号を保護モジュール130に送信する。
詳細には、アーム短絡検出モジュール110は、積分回路111と、比較器112と、を有している。積分回路111は、第1検出部101の検出結果として、誘導起電力により生じた電圧又は電流を取得する。そして、積分回路111は、取得した電圧又は電流を積分することで、検出対象である現在の電流量を計算する。比較器112は、積分回路111によって算出された現在の電流量と、予め定められてアーム短絡検出モジュール110が保持している閾値と、を比較するコンパレータである。比較器112による比較の結果、現在の電流量が閾値を超えると、アーム短絡検出モジュール110は、短絡検出信号を保護モジュール130に送信する。
出力短絡検出モジュール120は、第2検出部13Xの検出結果を取得して、取得した検出結果に基づいて負荷70における短絡の有無を判断する。そして、出力短絡検出モジュール120は、短絡が検出されたと判断すると、短絡検出信号を保護モジュール130に送信する。
詳細には、出力短絡検出モジュール120は、比較器121を有している。比較器121は、第2検出部13Xの検出結果として、誘導起電力により生じた電圧又は電流を取得して、この電圧又は電流と、予め定められて出力短絡検出モジュール120が保持している閾値と、を比較するコンパレータである。比較器121による比較の結果、取得した電圧又は電流が閾値を超えると、出力短絡検出モジュール120は、短絡検出信号を保護モジュール130に送信する。
保護モジュール130は、アーム短絡検出モジュール110又は出力短絡検出モジュール120から短絡検出信号を受信すると、アーム短絡又は出力側の短絡に応じた停止処理を実行するように制御モジュール140に指示する。この停止処理は、通常、アーム部11,14,17による交流電圧の生成を停止する処理である。
制御モジュール140は、アーム部11,14,17を構成するスイッチング素子11a,12a,14a,15a,17a,18aのゲート端子に電圧を印加して、これらの素子を開状態と閉状態とを切り替えることで、アーム部11,14,17を制御する。
制御モジュール140は、インバータ装置10の通常稼働時においては、第2検出部13Xの検出結果を取得して、取得した検出結果に基づいて、アーム部11,14,17によって生成される交流電圧の周波数が目標値に近付くようにフィードバック制御を実行する。このフィードバック制御では、負荷70としてのモータの現在の回転速度を算出し、この回転速度を目標値に近付けてもよい。また、制御モジュール140は、保護モジュール130の指示に従って、停止処理を実行する。この停止処理が実行されると、スイッチング素子11a,12a,14a、15a,17a,18aすべてが開状態となる。
続いて、制御部100によって実行される処理について、図5を用いて説明する。図5に示される一連の処理は、インバータ装置10に電源が投入されることで開始する。
まず、第1検出部101及び第2検出部13Xが、配線に流れる電流を検出する(ステップS1)。次に、アーム短絡検出モジュール110は、第1検出部101によって検出された電流が閾値を超えるか否かを判定する(ステップS2)。
第1検出部101によって検出された電流が閾値を超えると判定した場合(ステップS2;Yes)、アーム短絡検出モジュール110は、アーム短絡を検出したと判断する(ステップS3)。その後、ステップS7に処理が移行する。
一方、第1検出部101によって検出された電流が閾値を超えないと判定された場合(ステップS2;No)、出力短絡検出モジュール120は、第2検出部13Xによって検出された電流のいずれかが閾値を超えるか否かを判定する(ステップS4)。
第2検出部13Xによって検出された電流がいずれも閾値を超えないと判定された場合(ステップS4;No)、制御モジュール140は、アーム部11,14,17による交流電圧の生成を継続する(ステップS5)。そして、ステップS1以降の処理が繰り返される。
一方、第2検出部13Xによって検出された電流のいずれかが閾値を超えたと判定した場合(ステップS4;Yes)、出力短絡検出モジュール120は、出力側の短絡を検出したと判断する(ステップS6)。
次に、アーム短絡検出モジュール110又は出力短絡検出モジュール120は、短絡検出信号を保護モジュール130へ送信する(ステップS7)。具体的には、ステップS3に続くステップS7では、アーム短絡検出モジュール110が短絡検出信号を保護モジュール130へ送信し、ステップS6に続くステップS7では、出力短絡検出モジュール120が短絡検出信号を保護モジュール130へ送信する。
次に、保護モジュール130は、短絡の発生を示す短絡信号を制御モジュール140へ送信して、制御モジュール140に停止処理の実行を指示する(ステップS8)。
次に、制御モジュール140は、保護モジュール130の指示に従って、交流電圧の生成を停止させる(ステップS9)。その後、制御部100による処理が終了する。
以上、説明したように、本実施の形態に係るインバータ装置10では、基板に形成されたコイルパターン102を有する第1検出部101が、アーム部11,14,17の短絡による電流を検出する。このため、インバータ装置10で発生した短絡を、ディスクリート部品であるCTを用いることなく検出することができる。また、アーム部11,14,17の短絡を検出するために基板にリード線を介してCTを接続する必要はない。したがって、インバータ装置10の機械的な構成を簡素なものとするとともに、基板設計の自由度を向上させることができる。さらに、比較的高価なCTを用いる必要がないため、インバータ装置10を安価に製造することができる。
また、インバータ装置10は、通常稼働時においてフィードバック制御に用いられる第2検出部13Xを用いて、出力側の短絡を検出した。これにより、出力側の短絡を検出するための別個の部品を用いる必要がないため、インバータ装置10を簡素に構成することができる。
また、アーム短絡は瞬間的に起こり、高い周波数成分を有する電流が流れるが、出力側の短絡は比較的ゆっくりと起こり、相対的に低い周波数成分を有する電流が流れる。空芯コイルであるコイルパターン102は、高い周波数成分を有する電流の検出に適しているため、出力側の短絡の検出に用いることは適当でない。そこで、CTである第2検出部13Xを用いて出力側の短絡を検出することで、アーム短絡及び出力側の短絡のいずれも検出することができる。さらに、短絡が発生した原因を、アーム短絡と出力側の短絡に切り分けて、短絡発生時の処理を原因に応じたものとすることができる。
また、インバータ装置10は、空芯コイルであるコイルパターン102を用いてアーム短絡を検出し、CTを用いて出力側の短絡を検出した。ここで、アーム短絡では、高い周波数成分を含む瞬間的な大電流が生じる。空芯コイルは、このような電流を比較的検出しやすいことから、アーム短絡用のセンサとしてCTより適している。発明者によって実施されたシミュレーションにより、コイルパターン102の直径が10mm以下で、巻数が10であれば、電圧が100Vで50Aの短絡電流を検知可能であることが確認されている。さらに、シミュレーションにより、コイルパターン102の直径が5mmで、巻数が2であっても、電圧が100Vで50Aの短絡電流を検知可能であることが確認されている。
また、ボビン巻きの空芯コイルを第1検出部101に採用すると、インバータ装置10の製造にあたり、CTを採用する場合よりは軽減されるもののある程度のコストがかかる。これに対して、本実施の形態では、コイルパターンを第1検出部101に採用したため、よりコストを抑えることができる。
また、アーム短絡検出モジュール110は、積分回路111を有している。アーム部11,14,17の短絡を検出する際には、短絡電流のうち低周波成分は不要であるため、積分回路111を用いてアーム短絡検出モジュール110を構成し、比較的低コストのオペアンプを活用することができる。
実施の形態2.
続いて、実施の形態2について、上述の実施の形態1との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態1と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略又は簡略する。本実施の形態に係る第1検出部101は、図6に示されるように、2つのコイルパターン102,104を含んで構成される点で、実施の形態1に係るものと異なっている。
第1検出部101は、基板に形成されたコイルパターン102,104と、検出した電流に対応する誘導起電力を制御部100に出力するための配線パターン103,105と、を有している。コイルパターン102,104の間には、検出対象の電流が流れる配線31wが配置され、コイルパターン102,104は同一の形状を有し、配線31wを挟んで対象に配置される。
以上、説明したように、本実施の形態に係る第1検出部101は、配線を間に挟む2つのコイルパターン102,104を有している。アーム短絡検出モジュール110は、コイルパターン102,104それぞれに生じた誘導起電力の差分を算出することで外部ノイズを除去し、正確な電流量を得ることができる。ひいては、アーム短絡の検出精度が向上する。
なお、コイルパターン102,104の間の距離が短いほど外来ノイズがコイルパターン102,104に均一に生じるため、ノイズ耐性が増す。そのため、コイルパターン102,104の間の距離は、検出対称の短絡電流に含まれる最大周波数成分の波長の1/4とすることが考えられる。例えば、最大周波数成分が1GHzの成分であれば、波長が30cmとなるため、コイルパターン102,104間の距離は7.5cm以下とすることが望ましい。ただし、コイルパターン102,104間の距離が10cm以下であれば、コイルパターン102,104同士が十分に近接し、短絡電流を検出することができる。
発明者によって実施されたシミュレーションでは、コイルパターン102,104の直径が5mm、巻数が2であれば、電圧が200Vで、電流が100Aで周波数が1MHzの成分を有する短絡電流を十分に検出可能であることが確認されている。
また、コイルパターン102,104は、図7に示されるように、U字型の配線31の近傍に配置されてもよい。このような配置であっても、アーム短絡検出モジュール110は、外部ノイズを除去して正確な電流量を得ることができる。
また、配線パターン103,105は、検出精度の観点から、検出対象の電流が流れる配線31wを挟んで対称に配置されることが望ましい。しかしながら、配線パターン103,105は、非対称に配置されてもよい。
実施の形態3.
続いて、実施の形態3について、上述の実施の形態1との相違点を中心に説明する。なお、上記実施の形態1と同一又は同等の構成については、同等の符号を用いるとともに、その説明を省略又は簡略する。本実施の形態に係る第1検出部101は、図8に示されるように、コイルパターン102が、基板に形成された第1コイルパターン102aと、第1コイルパターン102aの表面側又は裏面側に形成された第2コイルパターン102bと、を有している点で、実施の形態1に係るものと異なっている。
図8に示される第1コイルパターン102a及び第2コイルパターン102bの巻数はいずれも、4である。また、第2コイルパターン102bは、第1コイルパターン102aの直上に形成される。すなわち、基板上のパターンが形成される面に垂直な方向に第1コイルパターン102aを投影すると、第2コイルパターン102bと少なくとも一部が重なる。
以上、説明したように、第1検出部101のコイルの巻数は、実施の形態1に比較して多い。これにより、電流の検出精度が向上する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態によって限定されるものではない。
例えば、制御部100の機能は、任意に変更可能である。例えば、保護モジュール130の機能を制御モジュール140が有していてもよいし、アーム短絡検出モジュール110及び出力短絡検出モジュール120の機能を保護モジュール130が有していてもよい。
また、第1検出部101は、図9に示されるように、巻数を4以上として、基板の裏面に配線を通す形状を有していてもよい。
また、想定される短絡電流の周波数と電流量により、短絡の検知が可能となるコイルパターン102の大きさ及び巻数を決定することが望ましい。巻数を3と決定した場合には、図10に示されるように、基板の表面に形成される第1コイルパターン102aの巻数を2として、裏面に形成される第2コイルパターン102bの巻数を1とし、コイルパターン102の最大径から順に巻き始めることが望ましい。また、表面での巻数を2として、裏面での巻数を2とした例を図11に示す。
また、コイルパターン102の一端と他端は、基板の同一の面上に配置してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、電力の変換に適している。
1000 電力変換装置、 10 インバータ装置、 10i,10j 入力端子、 10r,10s,10t 出力端子、 11,14,17 アーム部、 11a,12a,14a,15a,17a,18a スイッチング素子、 11d,12d,14d,15d,17d,18d 還流ダイオード、 11p,12p,13p,14p,15p,16p,19p 接続点、 11w,12w,14w,15w,17w,18w 配線、 13x,16x,19x 第2検出部、 100 制御部、 101 第1検出部、 101a,101b,101c,101d,101e,101f,101x 位置、 102,104 コイルパターン、 102a 第1コイルパターン、 102b 第2コイルパターン、 103,105 配線パターン、 110 アーム短絡検出モジュール、 111 積分回路、 112,121 比較器、 120 出力短絡検出モジュール、 130 保護モジュール、 140 制御モジュール、 20 整流装置、 21d,22d,24d,25d,27d,28d ダイオード、 21w,22w 配線、 23p,26p,29p 接続点、 30 平滑コンデンサ、 31p,32p 接続点、 31w,32w 配線、 60 電源、 70 負荷。
上記目的を達成するため、本発明のインバータ装置は、平滑コンデンサによって平滑化された電圧を受けるインバータ装置であって、直列に接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とを有し、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との開閉により、前記平滑化された電圧から交流電圧を生成するアーム部と、基板に形成された空芯コイルであるコイルパターンを有し、前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子と前記平滑コンデンサとを接続する配線に流れる電流を検出する第1検出部と、を備え、前記アーム部は、前記アーム部の短絡による電流が前記第1検出部によって検出されると、交流電圧の生成を停止する。

Claims (7)

  1. 平滑コンデンサによって平滑化された電圧を受けるインバータ装置であって、
    直列に接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とを有し、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との開閉により、前記平滑化された電圧から交流電圧を生成するアーム部と、
    基板に形成されたコイルパターンを有し、前記第1スイッチング素子又は前記第2スイッチング素子と前記平滑コンデンサとを接続する配線に流れる電流を検出する第1検出部と、を備え、
    前記アーム部は、前記アーム部の短絡による電流が前記第1検出部によって検出されると、交流電圧の生成を停止する、インバータ装置。
  2. 前記第1検出部は、2つのコイルパターンを有し、
    前記配線は、前記2つのコイルパターンの間に配置される、
    請求項1に記載のインバータ装置。
  3. 前記2つのコイルパターンの間の距離は、10cm以下である、
    請求項2に記載のインバータ装置。
  4. 前記基板は、第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有し、
    前記第1検出部は、前記基板に形成された第1コイルパターンと、前記第1コイルパターンの前記第1面側又は前記第2面側に形成された第2コイルパターンと、を有する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のインバータ装置。
  5. 前記アーム部によって生成された交流電圧が出力される2つの出力端子と、
    前記2つの出力端子の少なくとも一方に流れる電流を検出する第2検出部と、をさらに備え、
    前記アーム部は、前記2つの出力端子を介してインバータ装置に接続された負荷で生じた短絡による電流が前記第2検出部によって検出されると、交流電圧の生成を停止する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のインバータ装置。
  6. 前記第1検出部によって検出された電流が閾値を超えたときに、前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子の少なくとも一方を制御して、前記アーム部による交流電圧の生成を停止させる制御部をさらに備える、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のインバータ装置。
  7. 平滑コンデンサによって平滑化された電圧から交流電圧を生成するインバータ装置の停止方法であって、
    直列に接続されてアーム部を構成する第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子のいずれか一方と前記平滑コンデンサとを接続する配線に流れる電流を、基板に形成されたコイルパターンで検出し、
    前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子の短絡による電流が検出されると、交流電圧の生成を停止する、
    インバータ装置の停止方法。
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